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{{otheruses|グローブや手袋全体|そのほかのグローブ|グローブ}}
 
[[File:Glove.png|thumb|right|工事作業用の手袋]]
 
[[File:Gloves1.jpg|thumb|right|パーティー仕様の女性用長手袋 ([[オペラ・グローブ]])]]
 
[[File:Gloves2.jpg|thumb|right|防寒用皮手袋]]
 
[[File:Dress Glove.JPG|thumb|right|白の布製のドレスグローブ、ピンタックが背面にある]]
 
[[File:Leather Glove.JPG|thumb|right|革製の黒の手袋]]
 
[[File:Leather fingerless gloves.JPG|thumb|right|指抜きグローブ]]
 
'''手袋'''(てぶくろ)は、保護や装飾のために[[手]](形態によっては[[腕]]やその一部を含む)を覆う[[衣服]]<ref name="jpo-card-B2">[https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/pdf/card/B2.pdf 意匠分類定義カード(B2)] 特許庁</ref>。
 
  
[[親指]]用と、他の指をまとめて入れるスペースが二つに分かれている手袋は[[ミトン]]と呼ぶ<ref name="jpo-card-B2"/>。また、指を解放しているタイプのものもあり<ref name="jpo-card-B2"/>、「[[オープンフィンガーグローブ]]」と呼ばれる。
+
'''手袋'''(てぶくろ)
  
手袋の[[素材]]は多様で、[[木綿|綿]]や[[羅紗]]、[[ポリエステル]]、[[ナイロン]]、[[アクリル繊維]]の[[布]]、[[毛糸]]、[[フェルト]]、牛や羊の[[革]]・[[人造皮革]]、[[ゴム]]、[[ラテックス]]、[[金属]]、[[耐熱]]手袋には[[アラミド繊維]]や[[シリコン樹脂]]も使われている。柔らかい布地で作られたウォッシンググローブ ({{lang-en-short|washing glove}}) というものがあり、体を洗うのに使う。
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手の保護,保温または装飾用に手にはめる袋の総称。5本指に分れたグラブ gloveと,親指だけが分離した[[ミトン]] mittenとの2種がある。起源は古代ペルシアで,多くはミトン形式の労働や武装用であり,貴族の装身具に加えられたのは7世紀以降である。 12世紀にグラブが出現し,次第に装飾性を増し,16世紀には式服の一部にまでなり,さらに 18世紀には婦人用として肘まで届く長手袋が流行した。材料は,古くは上質の[[キッド]]が主であったが,16世紀以降はサテン,ベルベットなどの絹地,レース,ニットなども用いられるようになった。現在は,一般の防寒にはウールや革の縫い手袋,毛糸の編み手袋が用いられる。作業用には軍手や,ゴム,ビニル手袋があり,スポーツ用も各種ある。
 
 
数量単位は双。10双を[[デカ]]、12双を[[ダース]]として取引に用いられる。
 
 
 
なお、日本では「革又は合成皮革を製品の全部又は一部に使用して製造した手袋」について[[家庭用品品質表示法]]の適用対象となっており雑貨工業品品質表示規程に定めがある<ref name="caa">{{Cite web|url=http://www.caa.go.jp/hinpyo/law/law_07.html|title=雑貨工業品品質表示規程|publisher=消費者庁|accessdate=2013-05-23}}</ref>。
 
 
 
== 目的 ==
 
手袋を着用する主な目的は手の保護である。冬の防寒具としては一般的であるほか、季節を問わず[[火傷]]や擦り傷、切り傷の防止、さらに汚れや素手で触ることが危険な[[化学物質]]、[[病原体]]からも手を保護する。[[ラテックス]]や[[ポリ塩化ビニル|ビニル]]製の使い捨て手袋は、医療従事者の間で[[感染症]]を防ぐ有効な手段として使われている。逆に直接手に触れることで価値や有効性が減る対象物を、人間の皮脂などから保護するためにも手袋は装着される。例として各種製造過程での製品接触、[[美術品]]や[[骨董品]]の取り扱い、警察の捜査等がある。
 
 
 
フィンガーレスグローブは寒さから手を守る必要があり、なおかつ指先を自由に使えることが必要な状況で用いられる。手袋の中には、[[手首]]までではなく[[肘]]近くまで保護するものもあり、これらをガントレット([[籠手]])と呼んで区別することもある。
 
 
 
手を保護する必要がない場合でも、装身具として用いられることも多い。
 
 
 
== 生産地 ==
 
世界中で手袋は生産されており、日本の「[[かあさんの歌]]」(1956年発表)の歌詞で描かれたように各家庭で編まれることも多い。
 
 
 
[[フランス]]、[[イタリア]]、[[デンマーク]]、[[ハンガリー]]や[[カナダ]]では高価な女性用の[[ブランド]]物手袋が作られている。[[アメリカ合衆国]][[ニューヨーク州]]、特に[[グラバーズヴィル]]は手袋の産地であったことが知られているが、近年では多くの手袋が[[東アジア]]で作られている。[[日本]]では、国内製手袋の約90%が[[香川県]][[東かがわ市]]周辺で作られている。
 
 
 
== 歴史 ==
 
手袋の歴史は少なくとも[[古代ギリシア]]時代に遡る。[[ホメロス]]の『[[オデュッセイア]]』のいくつかの[[翻訳]]によると、オデュッセウスの父[[ラーエルテース]]は庭を歩く時に手袋をしていたとしている。しかし、他の翻訳によると、ただ[[袖]]で手を覆っただけである。[[紀元前5世紀|紀元前440年]]に書かれた[[ヘロドトス]]の著書『[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]』の中に[[レオテュキデス (スパルタ王)|レオテュキデス]]という人物が手袋、あるいはガントレット一杯の[[銀貨]]を[[賄賂]]として受け取った罪に問われていることが記述されている。古代ローマ人の記述の中にも、度々手袋が登場する。西暦[[100年]]前後に活躍した[[ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス|小プリニウス]]によると、[[ガイウス・プリニウス・セクンドゥス|大プリニウス]]は馬車に乗車中に口述筆記させていた[[速記者]]に[[冬]]の間は手袋を着用させ寒さの中でも文章を書けるようにしていたという。
 
 
 
[[ファッション]]、[[儀式]]、それに[[宗教]]のために手袋は用いられる。[[13世紀]]頃から[[ヨーロッパ]]では女性の間でファッションとして手袋を着用するようになった。[[リネン]]や[[絹]]でできており、時には肘まである手袋が広まっていた。[[16世紀]]に[[イギリス]]の女王[[エリザベス1世]]が[[宝石]]や[[刺繍]]、[[レース (手芸)|レース]]で豪華に装飾されたものを着用した時に、手袋の流行は頂点に達した。[[オペラ・グローブ]]と呼ばれるパーティー用長手袋の場合、食事や握手の時にいちいち外さずに済むよう、手首内側に手を出す為の穴が空けられている。
 
 
 
刺繍と宝石で装飾された手袋は[[皇帝]]や[[王]]の[[徽章]]の一部となっている。[[1189年]]に[[ヘンリー2世 (イングランド王)|ヘンリー2世]]が埋葬された時には、[[戴冠式]]のときに着用した[[ローブ]]と[[西洋の冠|王冠]]、それに手袋とも共に埋められたと、[[マシュー・ペリー]]は記録している。[[1797年]]に[[ジョン (イングランド王)|イングランド王のジョン]]の墓を開いた時、それに[[1774年]]に[[エドワード1世 (イングランド王)|エドワード1世]]の墓を開いた時にも、手袋が発見されている。
 
 
 
祭服としての手袋は、主に[[カトリック教会]]の[[教皇]]や[[枢機卿]]、僧侶たちが着用している。教義により[[ミサ]]を祝う時にのみ着用を許されている。手袋はこの習慣は[[10世紀]]に遡り、儀式の際に手をきれいにしておきたいという単純な欲求が始まりかも知れないが、[[特権階級]]として豊かになった聖職者たちが己の身を飾るためにつけたものが始まりかも知れない。[[フランク王国]]から[[ローマ]]にこの習慣は広まり、[[11世紀]]の前半にはローマでも一般的になった。
 
 
 
日本では、[[鎌倉時代]]に武士が身につける[[籠手]]として発達した。当時は「手覆」(ておおい)とも呼ばれた。15~16世紀に[[南蛮貿易]]によって西洋式の手袋が輸入され、珍重された。やがて国内生産も始まり、手袋づくりは貧乏武士の内職として盛んになっていく。手袋は[[俳句]]における冬の[[季語]]でもある。
 
 
 
女性[[皇族]]は常に白の手袋を携帯しているが、これは[[帽子]]と共にその[[貴族]]性を象徴する為の物である。
 
 
 
== 用途 ==
 
=== 医療用手袋 ===
 
[[File:Disposable_nitrile_glove.jpg|thumb|right|医療用ゴム手袋]]
 
[[手術]]や[[鑑識]]の際に着用される医療用手袋の基礎となるゴム手袋は、「レジデント制度の父」と呼ばれる[[ジョンズ・ホプキンス大学]]の[[ウィリアム・スチュワート・ハルステッド]]が[[1890年]]に自身の恋人であった[[看護婦]]のキャロラインの為に発案した。当時は消毒のために強力な[[消毒薬|消毒液]]に手を漬けて手術に挑まなければならず、手の皮膚が弱いキャロラインが消毒液による手荒れを防げるよう、ゴム手袋を発案した。殺菌性についても今まで行っていたとされる消毒液に手を漬けて行うものよりも強力であったために注文が殺到し、全世界の手術の現場で普及することになる<ref>{{Cite web |date= 2005-11-15|url= http://www.shin-toku.com/others/column/vol009.html|title= 院長コラム Vol.09 外科医の恋心から生まれた手術用手袋|publisher= 医療法人徳洲会 新庄徳洲会病院|accessdate=2016-8-27}}</ref>。ちなみにその後、二人はこのことがきっかけで結婚することになったが、当のキャロラインはハルステッドと結婚して看護婦を引退したため、このゴム手袋を使うことは無かった。ラテックス製の手袋は、[[1964年]]に[[オーストラリア]]の[[アンセル]]社が開発した。一般用は食品産業や精密作業などで使用されるのに対し、手術用は管理のため一双ずつ梱包してあり、価格も10倍以上違う。
 
 
 
=== スポーツ用手袋 ===
 
[[サッカー]]の[[ゴールキーパーグローブ]]や[[野球]]の{{仮リンク|バッティンググローブ|en|Batting glove}}、[[ゴルフ]]用、ドライブ用などのものは通常の手袋の目的の一つである手の保護以外にも、掴んだものを滑りにくくする[[滑り止め|グリップ性]]を重視している。
 
 
 
野球用[[グラブ (野球)|グラブ]]・[[ミット]]、[[ボクシンググローブ]]など競技ごとに特化した手袋も存在する。
 
 
 
=== 作業・運転用手袋 ===
 
[[工場]]や[[農作業]]、[[工事]]現場での作業時には[[軍手]]をはめる場合が多い。軍手は防水性がない又は乏しいことが多いため、水仕事など液体を扱う時には[[ゴム]]製や[[合成樹脂]]製の手袋を、油や[[電動工具]]の[[研磨]]などを取り扱う場合は怪我防止や[[粉塵]]に触れないために[[皮革#豚|豚革]]や[[皮革#牛|牛革]]の手袋を使うこともある(軍手は繊維を巻き込むので危険のため使えない)。[[シンナー]]や[[トルエン]]などを扱う時は[[溶剤]]専用のゴム手袋を使う。
 
 
 
また[[自動車]]や[[オートバイ]]、[[自転車]]などを運転する時に、滑り止めや防寒のために手袋を付けることもある。
 
 
 
=== スマホ用手袋 ===
 
[[スマートフォン]]の操作に必要な指が発する[[静電気]]や[[指紋]]認証を妨げないように、導電性素材の使用や形状が工夫されている<ref>[https://time-space.kddi.com/digicul-column/digicul-joho/20171122/2168 手袋でも指紋認証可能!この冬おすすめの最新スマホ手袋3選&Androidの便利ワザ]KDDI「TIME&SPACE」(2017年11月22日)2018年2月11日閲覧</ref>。
 
 
 
=== 礼装用手袋(ドレスグローブ) ===
 
[[モーニングコート]]等の[[礼服]]に用いられたり、[[警備員]]が[[手旗]]の代わりに用いたり、タクシー等の[[運転手]]が礼装をアピールしたり手やハンドルを汚さない為に用いる。なお、礼服ではドレスグローブという言い方をし、[[ボタン (服飾)|ボタン]]かスナップで留めるのが特徴。材質は革か布、色は白か灰色である。礼装は白・灰共に用いられ、ピンタックという三ツ山の装飾が外側に付いている。女性向けの礼装用ドレスグローブには、二の腕あたりまですっぽりと覆うロンググローブタイプのもの([[オペラ・グローブ]])もある。
 
 
 
=== 神事用手袋 ===
 
[[神社]]で[[神職]]が[[御霊代]]奉戴などを行う時、手が触れないように専用の手袋を用いる。白布製で拇指と四指とに分けた仕立てで、手元の紐で手首を括るようになっている<ref>神社本庁『神社有職故実』1951年7月15日発行全129頁中70頁</ref>。
 
 
 
== 色 ==
 
作業用は白が多い。一部の警備会社では略して「白手」(しろて)と呼ぶ。本来は[[燕尾服]]や[[タキシード]]など夜の正装に用いて、モーニングコートなど昼には用いなかったが現在は関係なく用いられている。色は白が幅広く用いられているが厳密には燕尾服には白、モーニングコート・[[フロックコート]]には灰色、タキシードは黒となっている([[背広]]で代用した場合も同じ)が現在は気にせず白や灰色を用いることも多い。[[弔事]]には服装を問わず灰色や黒を用いる。
 
 
 
== 種類 ==
 
* [[アームカバー]]
 
* [[グラブ (野球)]]・[[ミット]]
 
* [[ゴールキーパーグローブ]]
 
* [[スキー用手袋]]
 
** 米国の輸入カテゴリーとして次の項目を満たすものと定義されている: ナスカンがついていること、掌側に補強層があること、甲側関節部に補強層があること、手首に伸縮処理があること。
 
* [[ボクシンググローブ]]
 
* [[フィンガーレスグローブ]]
 
* ミトン
 
** 親指と他の指を入れるところが二股に分かれている手袋。
 
* [[ゆがけ]]
 
* [[籠手]]
 
 
 
== 製造方法 ==
 
手袋製造のポイントは、親指の位置に起因する3次元性と、着脱時手幅と装着時手首幅の両方を受け入れる手首部分の柔軟性にある。
 
* [[ラテックス]]を含む[[ゴム]]手袋は、手の形をした立体型に層を形成して製造する。素材の伸縮性により手首の柔軟性に問題はない。
 
* [[裁断]]方法:革手袋や繊維生地手袋(縫い手袋)は、立体性を持たせるため主な裁断方法に「手型」と「ガンカット型」がある。前者は指4本を含む本体(掌と甲)をマチ(手の厚みである指側面)を中間に置いて縫い合わせ、後者は人差指と小指のマチを一体で裁断し 中指と薬指部分をマチ一体で別途裁断して縫い合わせる(中指と薬指の「付け根」を本体に縫い合わせる)。革の作業手袋など素材価格より縫製コストを抑えたい場合や躍動的感覚を持たせたい場合は後者となる。手首は、手が入りやすいように型に広がり([[フレア]])をつけておくか、[[ベンツ]](開き)をつけておくか、伸縮性のあるマチまたは手首部分の材料を使うかのいずれかを施す。高級皮革手袋では、皮革を事前に湿らせて引き伸ばした状態で粗裁ちし、型抜きするテーブルカットという手法で、皮革自体に伸縮性を持たせる。[[園芸]]用や[[ムートン]]手袋は、生地費用を節約するため、端材を利用できるような裁断・縫製を施すことがある。
 
* 縫製方法:素材の表面同士を縫い合わせて裏返す「内縫い」、素材の裏面同士を[[ミシン]]や手で縫う「ゲージ縫い」、素材の裏面同士まつり縫いする「まつり縫い」、素材の表面と裏面をあわせる「ピケ縫い」がある。
 
* 工程:裁断後、マチを介し掌と甲を縫い合わせ、親指をつける。裏地も同様に縫製したあと本体に挿入し指先を本体に止める。手首を縫い合せる(折り返しやパイピングなど)。手の型をした金属片または[[アイロン]]にかぶせ熱で[[アイロン]]がけする。検品後、タグ付けし袋詰めする。
 
* [[毛糸]]手袋や[[軍手]]は縫製ではなく編み([[ニット]])手袋で、軍手は右手・左手に関係なく親指を広げた平面に全体を編む。対して毛糸手袋は本体を円筒形に編み、親指は後付する。ニットの伸縮性により手首の柔軟性に問題はない。手を入れると手の大きさにあわせて全体が拡張する「のびる手袋」は、弾力性のある糸で編んだあと洗濯して縮ませ、アイロンをかける。
 
 
 
== 用語 ==
 
*ラテックス (語源:{{lang-en-short|latex}})
 
*編み手袋
 
*掌
 
*甲
 
*マチ
 
*手首
 
*手首広がり
 
*ベンツ (語源:{{lang-en-short|vents}})
 
*ゲージ (語源:{{lang-en-short|gauge}}、{{lang|en|gage}})
 
*内縫い
 
*まつり
 
*ピケ (語源:{{lang-en-short|pique}})
 
*半ピケ
 
*ガンカット (語源:{{lang-en-short|guncut}})
 
*指下(親指最下部から手首までの長さ:一般に日本で売られる物は短い)
 
*裏地
 
*三本飾り
 
 
 
== 「片手袋」にまつわる文化  ==
 
通常は2つで1セットとして扱われる手袋が、不注意などで片方だけ[[遺失物|落とし物]]となり、路上などに放置されることがある。こうした「片手袋」に注目する人もおり、[[ドイツ]]の[[版画]]家[[マックス・クリンガー]]は1880年代、こうした片手袋を女性が拾ったことから始まる連作『手袋』を制作した。
 
 
 
アメリカの俳優[[トム・ハンクス]]は街などで見掛けた落とし物を[[Twitter]]で発信しており、その中には片手袋も多い<ref>[https://www.buzzfeed.com/jp/juliareinstein/tom-saving-gloves?utm_term=.irAKWnEmw#.bgdlw0Yex トム・ハンクスが、なぜが「街の落し物」をツイートし続けている]BuzzFeed(2016年3月22日)2018年2月11日閲覧</ref>。
 
 
 
日本でも石井公二が片手袋の写真を数千枚撮影し、場所や状況などを記録・分類する研究を行っている<ref>[http://katatebukuro.com/index.html 片手袋大全](2018年2月11日閲覧)</ref><ref>「ワンダフルライフ:“片手袋”のある風景を撮り続けて13年。東京という大都市で人生が交差する――石井 公二さん」[https://www.bigissue.jp/backnumber/326/ 『ビッグイシュー日本版』326号]</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
 
 
==関連項目==
 
*[[決闘]]:欧米では、白手袋を相手に投げる、又はそれで相手を叩いて決闘の挑戦とする伝統があった。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commons|Glove}}
 
* [http://www.nihon-glove.com/index.html 日本グローブ工業会]
 
* [http://www.tebukurokumiai.jp/index.html 日本手袋工業組合]
 
* [http://leocorporation.web.fc2.com/parisai12.html 昭和30年代の手袋産業]
 
 
 
{{工具の種類}}
 
  
 +
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[[Category:手袋|*]]
 
[[Category:手袋|*]]

2019/4/30/ (火) 00:21時点における最新版

手袋(てぶくろ)

手の保護,保温または装飾用に手にはめる袋の総称。5本指に分れたグラブ gloveと,親指だけが分離したミトン mittenとの2種がある。起源は古代ペルシアで,多くはミトン形式の労働や武装用であり,貴族の装身具に加えられたのは7世紀以降である。 12世紀にグラブが出現し,次第に装飾性を増し,16世紀には式服の一部にまでなり,さらに 18世紀には婦人用として肘まで届く長手袋が流行した。材料は,古くは上質のキッドが主であったが,16世紀以降はサテン,ベルベットなどの絹地,レース,ニットなども用いられるようになった。現在は,一般の防寒にはウールや革の縫い手袋,毛糸の編み手袋が用いられる。作業用には軍手や,ゴム,ビニル手袋があり,スポーツ用も各種ある。



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