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三井情報株式会社(みついじょうほう)は、三井物産を親会社に持ちコンサルティングからアプリケーション開発、サービスインテグレーション、インフラソリューション、運用・保守サービスなどITインフラ環境構築や関連システム開発に強いシステムインテグレータ。
主な業務は、コンピュータ及び情報通信システムに関する各種ソフトウェア、ハードウェア、システム等の調査、研究、コンサルティング、企画、設計、開発、製造、販売、運用、保守、並びにデータセンターサービスの提供、付加価値通信サービスの提供、その他である。
2017年4月には「デジタルトランスフォーメーションセンター」を新設し、デジタルテクノロジーの研究・開発を軸に、コンサルティングサービスやワークショップ・ビジネスモデル/テクノロジートライアルを通じ、顧客の新たなビジネス創出に貢献している。
三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合・月曜会の会員会社であり三井文庫本館と三井記念美術館からなる公益財団法人・三井文庫の賛助会社でもある[1]。
沿革
- 1967年 - 三井物産株式会社の情報システム部門が株式会社コンピュータシステムズサービスとして独立。
- 1970年 - 株式会社コンピュータシステムズサービスが三井情報開発株式会社に社名変更、三井グループ19社出資。
- 1991年06月 - 米国3Com社との合弁でスリーコム株式会社を設立。
- 1994年06月 - スリーコム株式会社をネクストコム株式会社に改称。
- 2000年09月 - ネクストコム株式会社が大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現・ジャスダック)に上場。
- 2004年04月 - ネクストコム株式会社が東京証券取引所第二部に上場。
- 2004年12月 - ネクストコム株式会社が三井物産グループのアダムネット株式会社、株式会社ビーエスアイを吸収合併。
- 2007年04月 - ネクストコム株式会社が三井情報開発株式会社を吸収合併、商号を三井情報株式会社に変更。同時に本社を東京都中央区に移転。
- 2007年10月 - 子会社MKIテクノサービス株式会社とエムケイアイソフトウェアサービス株式会社を統合し、MKIテクノロジーズ株式会社を設立
- 2008年10月 - 東京都港区に愛宕グリーンヒルズに本社を移転。
- 2010年10月 - 子会社MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社を吸収合併
- 2011年02月 - 『SAP AWARD OF EXCELLENCE 2011』 を受賞
- 2011年05月 - Amazon Web Services パートナーに認定
- 2011年09月 - Microsoft Partner of the Year 2011を受賞
- 2011年10月 - 子会社MKI (U.K.) , LTDを新設、シンガポール支店を開設、MKI (U.S.A.) , Inc. シアトル支店を開設
- 2014年10月 - 親会社である三井物産株式会社が株式公開買付けを実施し94.33%の株式を取得[2]
- 2015年01月 - 東京証券取引所上場廃止、三井物産株式会社の完全子会社となる[3]
- 2017年03月 - MKI (U.S.A.), Inc. ヒューストン支店を開設
- 2017年04月 - デジタルトランスフォーメーションセンター設立