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香蘭女学校中等科・高等科(こうらんじょがっこうちゅうとうか・こうとうか、英:St.Hilda's School)は、東京都品川区旗の台六丁目にある中高一貫の女子校。学校法人香蘭女学校が設置する、日本聖公会系のキリスト教主義学校(ミッション・スクール)である。
香蘭女学校中等科・高等科 | |
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過去の名称 |
香蘭女学校 香蘭高等女学校 香蘭中学校・高等学校 香蘭女学校中学校・高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人香蘭女学校 |
設立年月日 | 1888年4月 |
創立記念日 | 9月19日 |
創立者 | エドワード・ビカステス |
共学・別学 | 男女別学(女子校) |
中高一貫教育 | 完全一貫制 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 13611F |
所在地 | 〒142-0064 |
東京都品川区旗の台六丁目22番21号 | |
外部リンク | 公式サイト |
香蘭女学校中等科・高等科の位置
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沿革
- 1887年(明治20年) - 香蘭女学校設置願いを提出し認可される。
- 1888年(明治21年) - イギリス国教会の宣教師で日本主教のエドワード・ビカステスにより創立。初代校長今井寿道が就任する。
- 1910年(明治43年) - 火災によって校舎を焼失
- 1912年(大正1年) - 芝区白金三光町360番地に新校舎を建設する。
- 1920年(大正9年) - 日本女子補導団東京第一組が創設される(日本におけるガールスカウト発祥)。
- 1929年(昭和4年) - イギリス王族のグロスター公ヘンリーが訪問。
- 1941年(昭和16年) - 現在地に移転。
- 1945年(昭和20年) - 5月24日、空襲により校舎を焼失、九品仏浄真寺にて授業を行う
- 1948年(昭和23年) - 焼失した校舎を再建
- 1949年(昭和24年) - 校名を香蘭中学校・高等学校として中等部と高等部にわかれる
- 1959年(昭和34年) - 北軽井沢の山荘「清香寮」が完成する。
- 1963年(昭和38年) - 制服が制定される
- 1965年(昭和40年) - 校名を香蘭女学校中学校・香蘭女学校高等学校とする
- 2004年(平成16年) - クライスト・チャーチ・エピスコパル・スクール(Christ Church Episcopal School)との交換留学などの国際交流プログラムを開始する
- 2008年(平成20年) - 校名呼称を「香蘭女学校中等科」「香蘭女学校高等科」に変更。
特徴
- 現在では珍しく、学校名に「女学校」という名前を使っている数少ない学校でもある。
- 高等学校からの生徒募集はしていない、完全中高一貫校である。
- 立教大学と同じ聖公会(イギリス国教会)によるミッション・スクールである。立教大学への推薦制度があり、大学進学者のうち半数程度が立教大学に進学している。
- 日本におけるガールスカウト発足の地である。現在でも部活で「ガールスカウト東京1団」として、スカウト活動ができる。
- 北軽井沢に山荘「清香寮」を所有しており、そこで校外活動が行われる。1959年につくられたもので2011年の東日本大震災後、耐震工事がおこなわれた。
制服
- イギリスの学生服を参考に1963年、明紺色のブレザーと、明灰色のセミタイトシルエットの吊りスカートが一貫して制服として採用。しかし近年、その吊りスカートを目的とした変質者によるストーカー行為、制服の吊りスカートの盗難などが相次いだため、2003年4月の制服更新時から吊りスカートは廃止になり、一般的な吊りの無い箱襞スカートに変更された。その際、上着のポケットがフタ付きになったり、ブラウスも開衿を廃止したりする等、若干変更されている。また、同時期に明紺色のベストやピー・コートも追加採用されている。2011年からベストの素材が新しくなった。
- この学校の制服は、他校にさきがけて、最初から[ブレザー]の胸にエンブレムの[ワッペン]を取り付けたのが特徴的で、これはブレザーのデザインを変更した現在も健在である。
- フライフロントのブラウスの前立て部分には、SHSの縫い取りがある。また靴下はハイソックスで、夏は白、冬は灰色でやはりSHSの縫い取りがある。ハイソックス以外に白のソックスも指定されている。
この他鉄紺色の指定鞄、SHSの紺のセーターも使用される。 中高共通で冬服、夏服は特にないが11月~4月までは通学、礼拝時にブレザーを必ず着なければならない。
校則
芸能活動、アルバイトは禁止。 携帯電話の持込は禁止であるが、東日本大震災以降、許可をとれば持込が許される。 尚、校内や通学中での無断使用が発覚した際には没収され、保護者が学校まで取りに来る必要がある。
校歌
1910年の火災で校舎が全焼し、一時なくなったが、卒業生の協力により復活した。 戦前は4番まであったが、国の考え方がかわったために3番の歌詞がなくなり、代わりに4番として歌われていた歌詞を現在の3番にした。 2011年、創立記念日に歌うお祝いの歌の歌詞が見つかったが、曲が見つからないため作曲を生徒から募集。
学校行事
- 4月 学年別研修(遠足)
- 5月 運動会(学年対抗、非公開)
- 9月 創立記念礼拝
- 10月初め ヒルダ祭(2日間、男子禁制)
- 11月23日 バザー
入学式は中学だけでなく高校もある。 学年別研修は2010年までは遠足であったが、2011年から学年別研修に名前(不詳)がかわった。
その他
- 2月1日の一度だけ行われる。面接は2009年入試からグループ面接にかわった。面接は合否に影響しない。2科受験もできる。発表は2日の9時から。ネット発表あり。
- 以前に7時間授業にして土曜日を休みにしたが生徒からの評判が悪かったため今まで通り、6時間授業土曜日ありにもどした。2011年の創立記念礼拝の演奏会に卒業生の五味田恵理子が来訪した。
交通
主な出身者
- 細川ちか子(女優)
- 宇知川朝子(元宝塚歌劇団男役)
- 吉野トヨ子(元陸上競技選手)
- 兼高かおる(ジャーナリスト)
- 黒柳徹子(女優、司会者、タレント、ユニセフ親善大使)
- 青山京子(元女優、小林旭夫人) ※中等科のみ
- カルメンマキ(歌手) ※中退
- 和由布子(元女優、五木ひろし夫人)
- 片桐はいり(女優)
- 上橋菜穂子(作家)
- 荒多惠子(写真家)
- 大塚寧々(女優)
- 渡辺麻紀(料理研究家)
- 五味田恵理子(ピアニスト)
- 華雅りりか(宝塚歌劇団・花組)
- 夏江麻岐(女優)