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'''エルゴステロール''' (ergosterol) は分子式 C<sub>28</sub>H<sub>44</sub>O、分子量 396.65 の[[ステロイド|ステロール]]の一種。[[エルゴスタン]]骨格を持つ脂溶性物質である。[[カビ]]などの[[菌類]]において[[ラノステロール]]から生合成される。[[紫外線]]を受けて[[ビオステロール]]となり、これを経て[[エルゴカルシフェロール]]([[ビタミンD|ビタミンD<sub>2</sub>]])となる。
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'''エルゴステロール''' (ergosterol)  
  
菌類の[[細胞膜]]を構成する物質であり、動物の細胞における[[コレステロール]]と同様な働きをする。菌類には存在するが動物には見られないという性質は[[抗真菌薬]]の開発に応用されている。[[トリパノソーマ]]のような[[原生生物]]の細胞膜の流動化剤 (fluidizer) としても作用し、これは東アフリカでみられる[[アフリカ睡眠病]]に対して用いられる。
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エルゴステリンともいう。化学式 C<sub>28</sub>H<sub>44</sub>O 。ステロールの一種。麦角,酵母,シイタケなどに存在する。無色結晶,融点 166~147℃。紫外線によりビタミン D<sub>2</sub> に変るので,プロトビタミン D<sub>2</sub>  (ビタミン D<sub>2</sub> の前駆体の意) ともいう。
 
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2019/4/26/ (金) 09:07時点における最新版

エルゴステロール (ergosterol)

エルゴステリンともいう。化学式 C28H44O 。ステロールの一種。麦角,酵母,シイタケなどに存在する。無色結晶,融点 166~147℃。紫外線によりビタミン D2 に変るので,プロトビタミン D2 (ビタミン D2 の前駆体の意) ともいう。




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