Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297 Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660 Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127 Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133 Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=61.44.144.222&feedformat=atom
miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-05T11:40:56Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
中道政治
2018-08-29T12:14:25Z
<p>61.44.144.222: 出典追加・脚注ヘルプ等</p>
<hr />
<div>{{政党政治}}<br />
'''中道政治'''（ちゅうどうせいじ）は、右派や左派（あるいは[[保守]]や[[革新]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E4%B8%AD%E9%81%93%E6%94%BF%E6%B2%BB-97413#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 大辞泉 第三版] [[コトバンク]]. 2018年8月29日閲覧。</ref>）のどちらにも偏らず<ref>[https://kotobank.jp/word/%E4%B8%AD%E9%81%93%E6%94%BF%E6%B2%BB-97413#E3.83.96.E3.83.AA.E3.82.BF.E3.83.8B.E3.82.AB.E5.9B.BD.E9.9A.9B.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E4.BA.8B.E5.85.B8.20.E5.B0.8F.E9.A0.85.E7.9B.AE.E4.BA.8B.E5.85.B8 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典] [[コトバンク]]. 2018年8月29日閲覧。</ref>に中正の政策を行う[[政治]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E4%B8%AD%E9%81%93%E6%94%BF%E6%B2%BB-97413#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 デジタル大辞泉] [[コトバンク]]. 2018年8月29日閲覧。</ref>。このような政治勢力は{{要出典範囲|date=2018年8月|一般的に'''中道派'''と呼ばれ}}、その考えを'''中道主義'''ともいう<ref>[http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%C6%BB%BC%E7%B5%C1 中道主義とは - はてなキーワード] [[はてなキーワード]]. 2018年8月29日閲覧。</ref>。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
中道政治の「中道」は[[仏教用語]]の[[中道]]とは意味を違え、[[左翼・右翼]]の[[政治的スペクトル]]の視点で、右派（保守）や左派（革新）のいずれにも偏らないことをいい、中道政治はそれに立脚した思想、運動、集団を指す。<br />
<br />
類似の概念との比較では、「中間派」は単にある時点での左右両派の中間派を指し、「[[中立]]」はどちらにも味方しないことを指すが、「中道」は通常、[[急進主義]]または[[反動]]ではなく穏健で、[[イデオロギー]]中心ではなく[[現実主義]]的で、[[議会制民主主義]]や少数意見の尊重など公正な思想・姿勢を指す場合が多い。<br />
<br />
ただし現実には中道政治や中道思想の明確な定義は無いため、その時代や場所に応じて「右派」や「左派」の思想や主張が変わるに応じて、中道の思想や主張も変化する場合が多い。しかし左右両派に失望が広がった場合などに勢力を拡張する場合や、[[二大政党制]]でも左右勢力が均衡している場合には第三極として[[キャスティング・ボート]]を握る場合もある。<br />
<br />
== 中道の例 ==<br />
=== マルクス主義運動 ===<br />
[[マルクス主義]]的な政治運動の文脈において中道主義とは、[[革命]]主義と[[社会改良主義]]との中間に位置する、イデオロギーを帯びた立場を表す。例えば[[1893年]]に[[イギリス]]で結成された[[独立労働党]] (ILP) は、社会改良を通じて社会主義政権を樹立するか、または革命の遂行を通じて政権を執るかで揺れ動いていたため「中道主義」と見なされる。<br />
<br />
また、[[民主社会主義]]的な[[第二インターナショナル]]にも[[共産主義]]的な第三インターナショナル（[[コミンテルン]]）にも入れなかった、いわゆる[[第二半インターナショナル]]や{{仮リンク|第三半インターナショナル|en|International Revolutionary Marxist Centre}}のメンバーも、この文脈においては「中道主義」と言える。<br />
<br />
[[1920年代]]、[[ボリシェヴィキ|ボリシェビキ]]では「中道主義」が[[ネップ]]や[[資本主義]]諸国との友好関係を支持する右派と、[[計画経済]]や[[世界革命論|世界革命]]を志向する左派との中間に位置する立場を指した。なお、1920年代末までには、この2つの対立する派閥が[[ヨシフ・スターリン]]によって打倒された。<br />
<br />
=== フランス ===<br />
[[フランス]]には古くから中道政党が存在するが、このうち最も著名なのが[[1978年]]に設立された[[フランス民主連合]]である。なお、フランス民主連合は[[2007年]]に解散し、その後継政党としては[[フランソワ・バイル]]率いる[[民主運動 (フランス)|民主運動]]などがある。[[フランス革命]]では、議席の下段に座ったので、平原派（プレーヌ派）あるいは蔑視の意味を込めて沼沢派（マレ派）などと呼ばれた。<br />
<br />
=== ドイツ ===<br />
[[File:Parliamentary_Groups_of_the_Bundestag.svg|thumb|ドイツ議会における各政党の配置（左から[[左翼党 (ドイツ)|左翼党]]、社会民主党、同盟90/緑の党、キリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟、自由民主党）]]<br />
[[ドイツ]]においては、[[1870年]]に結成された[[カトリック教会|カトリック]]系の[[中央党 (ドイツ)|中央党]]がある。中央党は左右両派のカトリック教徒を糾合した、ドイツ初の「[[国民政党]]」（[[包括政党]]）とされるものの、[[宗教]]問題に関して中立的でなかったほか、[[教育]]政策については右派路線を打ち出していた（''詳細は[[中央党 (ドイツ)|中央党]]を参照''）。<br />
<br />
中央党の後継政党としては[[ドイツキリスト教民主同盟|キリスト教民主同盟]] (CDU) や[[自由民主党 (ドイツ)|自由民主党]] (FDP) があるが、いずれの政党も右派寄りであることから、[[ドイツ社会民主党|社会民主党]]などはこれらの政党を「中道」と呼ばない。また、「急進左派」やリベラルな「[[現実主義]]者」から構成される[[同盟90/緑の党]]も「左派」と呼ぶには躊躇われ、議会では社会民主党とキリスト教民主（社会）同盟との中間を占め、自由民主党はキリスト教民主・キリスト教社会同盟の右側に座っている。<br />
<br />
こうした経緯から、歴史的に見てドイツの全政党のうち最も中道的な政党は、[[ヴァイマル共和政|ヴァイマル共和国]]期に存在した[[ドイツ民主党]]（[[1918年]] - [[1933年]]）である。<br />
<br />
なお[[ドイツ語]]では、中道主義を意味する "Zentrismus" が専門家の間でもあまり使われないほか、[[中央集権]]を指す "Zentralismus" と間違われやすいため、「中道政治」の訳語としては "politische Mitte" が当てられる。<br />
<br />
=== ベルギー ===<br />
ベルギーは[[フラマン語]]または[[フランス語]]使用地域毎に政党が存在する。<br />
<br />
[[フランドル]]で最も中道主義的な政党は[[人民連合 (チリ)|人民連合]]であったが、この政党は[[社会自由主義]]を標榜したのみならず、国内のフランス語話者に[[文化]]的劣等感を抱いている[[オランダ語]]話者の民族的感情を鼓吹した所に特徴があった。なお、同党は左右の路線対立から[[2001年]]に解党し、[[2009年]]以降は[[新フラームス同盟]]がその唯一の後継政党となっている。<br />
<br />
一方フランス語圏では、キリスト教民主主義を掲げる[[民主人道主義中道派]]が中道右派ないしは中道政党とされるほか、[[改革運動]]も政治的スペクトラムでは中道に位置づけられている。<br />
<br />
=== オランダ ===<br />
[[民主66]]が中道または中道左派とされる<ref>{{Cite web |url=http://www.politiekebarometer.nl/pdf/pb-2009-wk21extra.pdf |title=D66 middenpartij bij uitstek |format=PDF |accessdate=2010-03-12 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304032100/http://www.politiekebarometer.nl/pdf/pb-2009-wk21extra.pdf |archivedate=2016-03-04}}</ref>ものの、党自体はあくまで社会自由主義政党を名乗り、左右の色分けを避けている。また、プロテスタント系の{{仮リンク|キリスト教同盟|en|Christian Union (Netherlands)}}も移民や環境、その他社会問題に関しては左寄りであるが、[[同性愛]]や[[薬物]]、[[安楽死]]といった文化的問題になると保守的な傾向が強いため、中道政党とされることがある。<br />
<br />
=== 北欧諸国 ===<br />
[[北欧]]のほとんどの国においては、中道政党があり、いずれも社会経済的な左右の枠組みに対する中道主義的な立場に加え、明確で他とは区別されるイデオロギーを共有する。その立場とは、[[地方分権]]を軸として[[中小企業]]対策や環境保護に関わることである。こうした中道政党は、[[自由主義インターナショナル]]や[[欧州自由民主改革党]]に参画している。[[デンマーク]]の[[中道民主党]]や[[自由同盟 (デンマーク)|自由同盟]]など一部を除き、歴史的には[[村落|農村]]生活の維持に取り組む農民党を前身としており、[[1960年代]]には非農村部における諸問題の解決を図るべく[[中央党]]へと改名している。<br />
<br />
=== アイルランド共和国 ===<br />
[[アイルランド]]では、[[フィアナ・フォイル]]と[[フィナ・ゲール]]という2大政党がともに、中道主義かつ[[ポピュリズム|ポピュリスト]]政党である。ただし、フィナ・ゲールがヨーロッパで[[キリスト教民主主義]]グループに与する一方で、フィアナ・フォイルは[[リベラル保守]]政党と位置づけられている。両党とも中道左派や中道右派のメンバーから成っているため、「左派」あるいは「右派」というイデオロギー上のレッテル張りを好まない。<br />
<br />
なお、最大の非中道政党は[[労働党 (アイルランド)|労働党]]であり、同党は自ら民主社会主義と位置づけ国内の多くの[[労働組合]]とつながりがある。<br />
<br />
=== イギリス ===<br />
イギリスの政界では通常、左右両派の中間に位置する中道的な立場と言えば[[リベラル]]ないしは[[進歩主義 (政治)|進歩主義]]と関連があり、政界再編を引き起こしつつも穏健な見解をリードしていた。[[1978年]]には、[[エドワード・ヒース]]元[[首相]]（[[保守党 (イギリス)|保守党]]）が、[[自由党 (イギリス)|自由党]]の[[シリル・スミス]]院内幹事と中道政党を立ち上げるべく[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]からの離反を画策するも、不成功に終わる。しかしながら[[1980年代]]から[[1990年代]]初頭にかけて、[[労働党 (イギリス)|労働党]]が速やかに中道へと軸足を移した。ニューレイバー路線は中道政権として名声を博し、爾来労働党は、政界において中道的な立場を保持するとともに、これを左寄りに移行させる政党として知られるようになった。なお、[[自由民主党 (イギリス)|自由民主党]]や保守党にも中道派は存在することに注意が必要である。<br />
<br />
=== ニュージーランド ===<br />
[[ニュージーランド]]には{{仮リンク|統一未来党|en|United Future}}という中道政党があり、2017年5月15日現在、議会に1議席を持つ<ref>{{Cite web |url=http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nz/data.html |title=ニュージーランド基礎データ |date=2017-05-15 |publisher=[[外務省]] (日本) |accessdate=2017-05-22}}</ref>。<br />
<br />
<!--中道かどうかは世論調査で決まることか？政治学の観点から分析するものでは？この調査はあくまでCIS（Centro de Investigaciones Sociológicas 社会学研究センター）が一般人に行った調査で、一般人がどう思っているかということで、政治学的な調査研究とは言えないので保留。そして集中と統一やバスク民族主義党は革新か保守というくくりでは中道だが、どちらかといえば保守的と考えられている。<br />
=== スペイン ===<br />
複数の世論調査によると、中道に最も近いとされる国政政党は[[進歩民主連合]]である。また、[[カタルーニャ州]]の[[集中と統一]]や[[バスク地方]]の[[バスク民族主義党]]といった[[民族主義]]政党も、政治的には中道と言われている<ref>[http://www.cis.es/cis/opencms/-Archivos/Marginales/2900_2919/2909/e290900.html Question number 27]</ref>。--><br />
=== 日本 ===<br />
[[第二次世界大戦]]後の日本では[[1955年]]の[[保守合同]]と[[社会党再統一]]により[[55年体制]]が成立したが、[[1960年代]]には[[公明党]]や[[民社党]]、[[社会民主連合]]などが中道主義または[[中道左派]]を標榜して勢力を拡大した。[[1970年代]]半ばには[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]と[[民社党]]の「[[中道新党構想]]」、[[新自由クラブ]]・民社党・社民連による中道政党構想などが存在した。また、[[1980年代]]前半には社民連と新自由クラブの国会内統一会派「新自由クラブ民主連合」、1980年代後半から[[1990年代]]前半にかけては[[進歩党 (日本 1987-1993)|進歩党]]との「進歩民主連合」、各種の[[自公民路線]]や[[社公民路線]]などが存在した。<br />
<br />
[[1993年]]の[[非自民・非共産連立政権]]により[[与党]]となったが、[[新進党]]への合流・解散を経て、綱領で「人間主義＝中道主義」を掲げる公明党<ref>[http://www.komei.or.jp/komei/platform/ 公明党・綱領]</ref>、[[民主中道]]を掲げる[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]へと受け継がれた。しかし、[[1990年代]]後半以降は[[小選挙区制]]の導入に伴って、[[二大政党制|二大政党]]の政策が接近し、自民党と民主党では大きな相違は減少した。このため、公明党が中道主義を標榜し続けたのに対し、[[2000年代]]以降の民主党は「中道」の語をほとんど使用していなかったが、[[2012年]]、[[保守]]色を強める自民党や[[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]]などに対抗して再び「中道」を掲げる方向に舵を切った<ref>{{Cite news|author=横田愛|url=http://mainichi.jp/select/news/20121101k0000m010132000c.html|title=民主党:次期衆院選 「中道」路線を打ち出す方針固める|newspaper=毎日jp|publisher=毎日新聞社|date=2012-11-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20121101064350/http://mainichi.jp/select/news/20121101k0000m010132000c.html|archivedate=2012年11月1日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。だが、[[民主党代表]]の[[野田佳彦]]は保守を自認し、方針転換に難色を示した<ref>「民主新公約は『中道』模索」『読売新聞』2012年11月7日付朝刊、第14版、第4面。</ref>。<br />
<br />
[[2017年]]から[[2018年]]にかけて[[民進党]]が解体され、[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]と[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]に分裂した。国民民主党は民進党に引き続き中道政治を掲げている<ref>[https://www.dpfp.or.jp/article/200003/%E7%B6%B1%E9%A0%98 綱領 - 国民民主党] (2018年5月7日) 2018年8月29日閲覧。</ref>。<br />
<br />
一方、[[沖縄県]]では様相が異なる。保守・[[革新]]の政治勢力が未だに拮抗しているため、[[沖縄タイムス]]と[[琉球新報]]は民主党や[[国民新党]]（現存せず）、[[政党そうぞう]]などを「中道」<ref>{{Cite news |url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192414-storytopic-116.html |title=県議選 野党・中道が過半数、仲井真県政に打撃 |newspaper=琉球新報 |publisher=琉球新報社 |date=2012-06-11}}</ref>または「中立」<ref>{{Cite news|url=http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-11_34920/|title=県議選：野党が過半数を維持|newspaper=沖縄タイムス|publisher=沖縄タイムス社|date=2012-06-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120615175419/http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-11_34920|archivedate=2012年6月15日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>と呼んで区別している。<br />
<br />
この他、地方政治では消費者運動を基盤とした[[生活者ネットワーク]]や、環境保護運動を基盤とした「[[虹と緑]]」、「市民[[オンブズマン]]」を基盤とした政党（[[行革110番]]など）などが結成され、議席を獲得している。[[みどりの未来]]・[[緑の党グリーンズジャパン]]など、[[新左翼]]から一部[[保守本流]]的潮流を取り込み中道主義的路線に移行したグループもある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
<references /><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[極左]] - [[左翼]] - [[中道左派]] - '''中道''' - [[中道右派]] - [[右翼]] - [[極右]]<br />
* [[民主中道]]<br />
* [[ポピュリズム]]<br />
* [[ロックフェラー・リパブリカン]]<br />
* [[第三の道]]<br />
* [[コーポラティズム]]<br />
* [[公民連合政権構想]]<br />
<br />
{{政治的スペクトル}}<br />
{{政治思想}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:ちゆうとうせいし}}<br />
[[Category:政治的スペクトル]]</div>
61.44.144.222
自由民主主義
2018-08-29T10:16:00Z
<p>61.44.144.222: 不要</p>
<hr />
<div>{{出典の明記|date=2012年4月}}{{otheruses|政治思想または政治体制|政党の名称|自由民主党 (曖昧さ回避)}}<br />
{{民主主義}}<br />
{{統治体制}}<br />
{{Liberalism sidebar}}<br />
[[File:2016 Freedom House world map.png|thumb|330px|[[:en:Freedom in the World (report)|フリーダム・ハウスの2015年の調査]]に基づく地図。[[フリーダム・ハウス]]は緑の国または地域を自由（民主）制としている<ref name="Casper">http://polisci.la.psu.edu/faculty/Casper/caspertufisPAweb.pdf</ref>。この評価には異論もある<ref name=Bollen>Bollen, K.A. (1992) Political Rights and Political Liberties in Nations: An Evaluation of Human Rights Measures, 1950 to 1984. In: Jabine, T.B. and Pierre Claude, R. "Human Rights and Statistics". University of Pennsylvania Press. ISBN 0812231082</ref>。{{legend|#179C86|自由（86か国・地域）}} {{legend|#F6DD4F|部分的に自由（59か国・地域）}} {{legend|#706EA4|不自由（50か国・地域）}}]]<br />
'''自由民主主義'''（じゆうみんしゅしゅぎ、{{lang-en-short|liberal democracy}}）または'''自由民主制'''（じゆうみんしゅせい）とは、[[自由主義]]の立場による[[民主主義]]の思想または体制である。[[自由権]]は[[憲法]]により保障されるとの立場から'''[[立憲主義|立憲民主主義]]'''（{{lang-en-short|constitutional democracy}}）<ref>[[芦部信喜]]『憲法学』(有斐閣、1992年)</ref>、あるいは[[マルクス主義]]の立場から'''[[ブルジョア民主主義]]'''（{{lang-en-short|bourgeois democracy}}）とも呼ばれる<ref>ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典</ref><ref>百科事典マイペディア</ref><ref>大辞林 第三版</ref>。<br />
<br />
自由民主主義の原則には、[[立憲主義]]による[[公権力]]の制限、構成員の[[言論の自由]]、[[参政権]]、[[自由選挙]]などを前提とした[[間接民主制|議会制民主主義]]などがあり、構成員の多様な意見や政策が自由な議論と選択によって集団の[[意思決定]]に反映される。現代では多くの国では[[複数政党制]]を採用している。自由民主主義は政治における[[市場原理主義|市場主義]]や[[多元論|多元主義]]でもある。<br />
<br />
自由民主制は、[[アメリカ合衆国]]、[[インド]]、[[ドイツ]]などの[[:en:federal republic|連邦共和国]]や、[[イギリス]]、[[スペイン]]などの[[立憲君主制]]のような、複数の形態がある。さらにはアメリカ合衆国などの[[大統領制]]、イギリスや[[イギリス連邦]]諸国などの[[議院内閣制]]、その組み合わせである[[フランス]]などの[[半大統領制]]などの形態も含む場合がある。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
=== 起源 ===<br />
自由民主主義の思想や名称の起源は、[[啓蒙時代]]とも呼ばれた18世紀のヨーロッパである。当時は、ヨーロッパ国家の大多数は[[君主制]]で、政治権力は君主または貴族が握っていた。古典古代からの政治的理念により[[民主主義]]の重要性は低いと考えられ、民主主義は本来的に民衆の変化する気まぐれによって政治が不安定で混沌となると広く信じられていた。さらに民主主義は、本来的に悪性や暴力性を持つ人間の本性とも対立し、民衆の持つ破壊的な衝動を抑えるためには強い指導者が必要であるとも信じられていた。多くのヨーロッパの君主の権力維持は[[王権神授説]]となり、その統治権への疑問は冒涜とされた。<br />
<br />
これらの保守的な視点は、最初に啓蒙主義知識人の比較的小さなグループによって挑戦を受けた。彼らは人間の出来事は[[理性]]と、[[自由主義|自由]]と[[平等主義|平等]]の原則によって制御されるべきと信じた。彼らは「[[:en:all people are created equal|全ての人間は平等に作られた]]」のであり、そのため政治的な権威は「高貴な血」によっては正当化されない、と主張した。この「高貴な血」は、神との特別な関係や、あるいは人が他の人よりも優越すると主張する他の属性などである。彼らはさらに、政府は民衆に仕えるために存在し、逆ではなく、支配する者を法が支配すべきと主張した（[[法の支配]]）。<br />
<br />
=== 市民革命 ===<br />
18世紀末の近くには、これらの概念は[[フランス革命]]や[[アメリカ合衆国の独立]]に影響し、[[自由主義]]の思想の誕生となり、[[啓蒙思想]]の原理を実践に適用した政治体制が創立された。これらの政治体制のいずれも、正確には今日呼ばれる「自由民主主義」ではなく、最大の相違として投票の権利はまだ少数の人間に制限されていた。フランスでの試みは短命で終わったが、これらは後に成長した自由民主主義の原型となった。これらの政治体制の支持者が「自由主義者」（liberals、[[リベラル|リベラルズ]]）と呼ばれたため、これらの政治思想や体制は「自由民主主義、自由民主制」(liberal democracy)と呼ばれるようになった。<br />
<br />
=== 普及 ===<br />
最初の原型的な自由民主制が創立された時は、自由主義は極論で、国際的な平和や安定を脅かす危険で過激な思想とみなされていた。保守的な王党派は自由主義や民主主義に反対し、自分自身を伝統的な価値や物事の自然な秩序を守るものと考えた。若き[[フランス第一共和政]]の実権を[[ナポレオン・ボナパルト]]が握り、[[フランス第一帝政]]に再編成してヨーロッパの大半を征服し続けると、保守派の民主主義への批判は高まった。ナポレオンが最終的に敗北すると、自由主義や民主主義のこれ以上の広がりを防ぐためにヨーロッパで[[神聖同盟]]が形成された。しかし自由民主主義の思想はすぐに一般民衆に幅広く広がり、19世紀の間には伝統的な王党派は継続的に守勢となり消滅していった。<br />
<br />
改革や革命は、多くのヨーロッパ諸国での自由民主主義への移行を促進した。自由主義は過激な思想として生まれたが、政治的な主流の一部となった。同時に、自由民主主義の概念を採用した多数の非自由主義思想も開発され、伝統的な王党派はより過激な思想とみなされるようになり、自由民主主義はより主流となった。19世紀の末には、自由民主主義はもはや単なる「自由主義の」思想ではなくなり、多数の異なった思想によって構成される概念の1つとなった。<br />
<br />
[[第一次世界大戦]]後や、特に[[第二次世界大戦]]後には、自由民主主義は政府理論の中で支配的な地位を占めるようになり、現在では大多数の政治的立場から支持されている。<br />
<br />
=== 現在 ===<br />
自由民主主義は啓蒙主義的な自由主義の主張から生まれたが、当初より民主主義と自由主義の間の対立が存在する。特に[[古典的自由主義]]体制における自由主義思想は[[個人主義]]が強く、国家の個人に対する権力を制限しようとする。反対に、民主主義の一部では経済的な平等を目指して[[集産主義]]など政府や集団の力を強化しようとする。「自由民主主義は、自由主義的な個人主義と、民主主義的な集産主義の間の妥協である」という立場もあり、この立場からは、[[非自由主義的民主主義]]や[[自由主義的専制]]などの視点の存在が、その証明として挙げられる場合がある。他方では、伝統的な自由主義と民主主義的な政府は、単なる組み合わせではなく、政治的平等の概念を底流として発生した相互に必須の存在であるという立場もある。<br />
<br />
調査組織の[[:en:Freedom House|Freedom House]]は現在、自由民主主義の簡潔な定義を「[[自由権]]を保護した選挙による民主主義」としている。<br />
<br />
==党名==<br />
{{see|自由民主党 (曖昧さ回避)}}<br />
「自由民主党」という党名の政党は多数あるが、「自由民主主義」を掲げている場合と、必ずしもそうでは無い場合がある。<br />
<br />
当初より自由民主主義を掲げている政党の例には、[[自由民主党 (イギリス)|イギリスの自由民主党]]や[[自由民主党 (ドイツ)|ドイツの自由民主党(FDP)]]などがある。<br />
<br />
[[自由民主党 (日本)|日本の自由民主党]]は、[[自由党 (日本 1950-1955)|自由党]]と[[日本民主党]]が合併して結党された。結党時の「党の政綱」には「外交の基調を自由民主主義諸国との協力提携に置いて」との記載がある<ref>[https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/ 立党宣言・綱領 - 自由民主党]</ref>。また、党名を公募した際に最多となったのは「日本保守党」であったが、「選挙に不利」という理由で最も自由民主主義を端的に現す「自由民主党」を党名として採用した経緯がある<ref>『「毎日」の3世紀—新聞が見つめた激流130年』、毎日新聞社130年史刊行委員会、2002年、125頁</ref>。<br />
<br />
[[ロシア自由民主党]]は、[[ソ連崩壊]]を受けて[[アラスカ州|アラスカ]]等の[[ロシア帝国]]の領土の回復や[[反ユダヤ主義]]を標榜しており、通常は[[極右]]政党と呼ばれている。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[啓蒙思想]]<br />
* [[自由主義]]<br />
* [[複数政党制]]<br />
* [[ブルジョア民主主義]]<br />
* [[自由主義的専制]]<br />
* [[非自由主義的民主主義]]<br />
* [[人民民主主義]]<br />
* [[全体主義]]<br />
<br />
{{政治思想}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しゆうみんしゆしゆき}}<br />
[[Category:自由主義]]<br />
[[Category:民主主義]]</div>
61.44.144.222
草の根民主主義
2018-08-29T07:20:00Z
<p>61.44.144.222: セクション新設・脚注ヘルプ、なお電子的直接民主主義と草の根は違うため関連の内部リンクを除去</p>
<hr />
<div>{{民主主義}}<br />
'''草の根民主主義'''（くさのねみんしゅしゅぎ、{{lang-en|Grassroots democracy}}）とは、「草の根{{refnest|group="注"|[[アメリカ合衆国]]で普通民衆・投票者一般を意味する<ref>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=草の根民主主義 |editor=[[コトバンク]] |accessdate=2017-04-01}}のうち、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説</ref>。}}」の一般[[市民]]一人一人が積極的に政治に参加すること、またはそのような政治形態<ref>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=草の根民主主義 |editor=[[コトバンク]] |accessdate=2017-04-01}}</ref><ref name=en1>{{Cite web|url=http://www.yourdictionary.com/grassroots-democracy |title=Grassroots-democracy dictionary difinition |accessdate=2017-04-03}}</ref>。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
{{要出典範囲|'''草の根運動''' ({{lang-en-short|Grassroots}}) を語源とする|date=2017-04-03}}。[[政治]]プロセス<!-- 日本語では「手法」か -->の一形態として捉えられるが<ref name=en1 /><ref name=mypedia-daijirin>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=草の根民主主義 |editor=[[コトバンク]] |accessdate=2017-04-01}}のうち、百科事典マイペディア、大辞林第三版の解説。</ref>、一般市民の意見を反映させるべきとする思想を指すこともある<ref name=Britannica>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典|accessdate=2017-04-01}}</ref>。既存の特定の政策<!--particular policies-->に傾倒した大組織や富裕層によるものと対概念をなす<ref name=en1 />。[[ジェファーソン流民主主義]]に淵源を持ち、[[フランクリン・ルーズベルト]]が用語を作ったとされる<ref name=Britannica />。[[市民活動]]や[[住民運動]]といった手法がとられる<ref name=mypedia-daijirin />。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]中西部で根付いたとされ<ref>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=百科事典マイペディア |accessdate=2017-04-01}}</ref>、米国の地域政治のあり方などに用いられる<ref>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9-55129 |title=アメリカ合衆国『世界大百科事典』|accessdate=2017-04-01}}</ref>。<!--（コメントアウト 定義とほぼ同義。「民主主義'''を達成していく'''」ということが主眼なら要出典。date=2017-04-03） [[市民]]レベルで民主主義を達成していこうというものである。-->{{要出典範囲|[[近代]]の民主主義として[[間接民主制]]を導入した[[国家]]が成熟するにつれ、民主主義国家の最小単位である国民（市民）の意思が政府の施策に届きにくくなったことに危機感を覚える市民らに対して、草の根民主主義を標榜する[[政党]]が現れたのが始まり。[[地方選挙]]でもよく使用されている[[スローガン]]である。|date=2017-04-03}}<br />
<br />
== 主な政党 ==<br />
*{{JPN}} - [[公明党]]<ref>[https://www.komei.or.jp/about/platform/ 綱領 党概要 公明党] 2018年8月29日閲覧。</ref>、[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%29-1823531#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 日本大百科全書(ニッポニカ)] [[コトバンク]]. 2018年8月29日閲覧。</ref><ref>[https://cdp-japan.jp/files/download/w1lF/kaPV/6Byw/wsm7/w1lFkaPV6Bywwsm7bI9wSuJR.pdf 立憲民主党綱領、2017年12月26日]</ref><ref>[http://satlaws.web.fc2.com/edano1003.html 立憲民主党枝野幸男代表演説全文（10月3日有楽町）、「民主主義」の節を参照。] 2018年8月29日閲覧。</ref><ref>{{Twitter status|CDP2017|914777927006396416}}</ref><br />
* {{ROC}} - [[台湾緑党]]<ref>[http://www.greenparty.org.tw/about/governance 綠黨黨章與黨綱 綠黨] （台灣綠黨的黨綱を参照） 2018年8月29日閲覧。</ref><ref>[http://www.greenparty.org.tw/corevalues/participatory-democracy 參與式民主-Participatory Democracy 綠黨] 2018年8月29日閲覧。</ref><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group="注"}}<br />
<br />
=== 出典 ===<br />
<references /><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[勝手連]]<br />
* [[草の根保守]]<br />
* [[区長]]選挙 - 東京都の[[特別区]]でのみ行われている。<br />
* [[日本国憲法の改正手続に関する法律|国民投票法（日本国憲法の改正手続に関する法律）]]、[[タウンミーティング]]<br />
* [[直接民主制]] ([[スイス]])<br />
* [[電子投票]]<br />
* [[クリストファー・パッテン#香港総督|パッテンの政治改革]]、[[香港特別行政区行政長官]]直接普通選挙構想、[[香港特別行政区立法会#立法会選挙と民選化の可能性]]<br />
* [[目安箱]]<br />
* [[ヨシップ・ブロズ・チトー]]、[[自主管理社会主義]]<br />
<br />
{{デフォルトソート:くさのねみんしゆしゆき}}<br />
[[Category:政治運動]]<br />
[[Category:民主主義]]</div>
61.44.144.222
民主党 (日本 1996-1998)
2018-08-23T09:06:18Z
<p>61.44.144.222: 民主中道は1998年以降の理念</p>
<hr />
<div>{{政党<br />
|国名 = {{JPN}}<br />
|党名 = 民主党<br />
|公用語名 = {{lang|en|Democratic Party of Japan}}<br />
|色相 = {{Democratic Party of Japan/meta/color}}<br />
|画像 =<br />
|画像サイズ = 200px<br />
|画像説明 = 旧民主党機関紙「CLUB-D」創刊号表紙<br />
|成立年月日 = [[1996年]][[9月29日]]<br />
|前身政党 = [[新党さきがけ]]（一部）<br/>[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]（一部）<br/>[[市民リーグ]]<br />
|解散年月日 = [[1998年]][[4月27日]]<br />
|解散理由 = [[民政党]]・[[新党友愛]]・[[民主改革連合]]との合流<br />
|後継政党 = [[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]<sup>※</sup><br />
|郵便番号 = 100-0014<br />
|本部所在地 = [[東京都]][[千代田区]][[永田町]]<br />一丁目11番1号三宅坂ビル<br /><small>{{coord|35|40|44.2|N|139|44|34.7|E|region:JP|display=inline}}</small><br />
|政治的思想・立場 = {{要出典範囲|date=2018年8月|[[中道左派]]}}<br />
|機関紙 = CLUB-D<br />
|シンボル = <br />
|国際組織 = <br />
|その他 = ※ [[デ・ジュリ|法規上]]は[[1998年]][[4月27日]]成立の[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]、[[2016年]][[3月27日]]成立の[[民進党]]および[[2018年]][[5月7日]]成立の[[国民民主党_(日本_2018-)|国民民主党]]と同一政党<br />
}}<br />
'''民主党'''（みんしゅとう、{{Lang-en|Democratic Party of Japan}}）は、かつて存在した[[日本]]の[[政党]]。略称は'''民主'''、'''DPJ'''。<br />
<br />
1998年に発足した後継政党の[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]と区別して「旧民主党」という場合もあったが、法規上は同一政党である。本項では1998年の合併前までの民主党について扱う。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
1994年12月の[[新進党]]の結党以降、[[自由民主党 (日本)|自民党]]と[[新進党]]の[[二大政党制]]が待望される一方、小政党は埋没の危機に瀕していた。次期総選挙に向け、危機感を強めた[[新党さきがけ]][[代表幹事]]の[[鳩山由紀夫]]らは、[[日本社会党|社会党]]（のち[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]）との「'''社さ新党'''」を模索していた。当初は[[船田元]]（新進）との「'''鳩船新党'''」を検討していたが、船田は[[保守]]政党であるべきとの原則を堅持したため断念した。その後鳩山は、[[薬害エイズ]]問題の対応で世論の支持を集めた[[厚生大臣]]の[[菅直人]]（さきがけ）や前[[北海道知事]]の[[横路孝弘]]と接触を重ね、新党結成で合意。鳩山と実弟である[[鳩山邦夫]]（新進）、菅直人、[[岡崎トミ子]]（横路の代理、社民）の4名が「'''民主党設立委員会'''」結成の呼びかけ人となった。<br />
<br />
社民・さきがけ全体の新党移行を想定していたが、鳩山邦夫は自社さ政権の中心人物である元首相の[[村山富市]]、さきがけ代表の[[武村正義]]の参加拒否を主張、鳩山由紀夫も同調した。しかし、鳩山由紀夫は自社さ政権成立後、さきがけの代表幹事となって政権を支えた経緯があり、この主張は矛盾したものであった。このときの対応は「排除の論理」と言われ物議を醸した（その年の[[流行語大賞]]にも選ばれる）。とはいえ、さきがけのほとんどの議員（15人）と、社民党の約半数の議員（35人）が参加。新党に移行せず存続した母体の社さ両党は[[第41回衆議院議員総選挙|1996年衆院選]]で惨敗を喫したため、実体としてはこの時結成された民主党が「社さ新党」に近い。他に[[山花貞夫]]、[[海江田万里]]が所属した[[市民リーグ]]は解散して参加、新進党からは[[鳩山邦夫]]が参加した。数の上では社民党が圧倒的多数だったが、長老議員が多く、党運営はさきがけの議員を中心に、社民党出身の中堅・若手議員が加わって担われた。<br />
<br />
排除の論理のしこりが残った上に[[中曽根康弘]]に「きれいごとだらけで中身がなく[[ソフトクリーム]]のようにすぐ解ける。」と酷評されるなど船出は必ずしも順調なものではなかった。また、結成当初は[[第2次橋本内閣]]への対応が定まっておらず、『与党（'''よ党'''）でも野党（'''や党'''）でもない「'''[[ゆ党]]'''」』と評された。菅は[[第1次橋本内閣]]で閣僚であったため内閣への協力姿勢を示していた。なお、結成から15年（[[2011年]]）までに政策を実現して解散する『時限政党』を標榜していた。<br />
<br />
当時鳩山邦夫の[[秘書]]であった[[上杉隆]]によると、結党時に25億円の費用が掛かり、うち15億円を鳩山家からの、残りの10億円を[[日本労働組合総連合会|連合]]からの借り入れで賄ったという（現在は返済済み）。<br />
<br />
当時のキャッチコピーは「市'''民'''が'''主'''役の民主党」。<br />
<br />
== 排除の論理 ==<br />
1996年9月に鳩山由紀夫、'''菅直人'''両氏が民主党を設立する際、[[新党さきがけ]]前代表[[武村正義]]元蔵相や旧[[日本社会党]]（[[1996年]]1月から[[社会民主党]]）の[[村山富市]]元首相や[[土井たか子]]らの旧所属政党の負のイメージが強い幹部らの入党を拒否した。『新党さきがけ』のほぼ全員と社民党からは『民主党』結党に参加した[[岡崎トミ子]]らに続き、党所属していた半数以上から入党希望が発生して、当時の両院現職国会議員57名と旧社会党の支持母体の労組で『民主党』は結党された。武村は『新党さきがけ』として丸ごと合流を希望したが、『新党さきがけ』代表幹事だった鳩山由紀夫は幅広い勢力の結集を目指す「個人参加」の新党を主張して、自身の所属していた『新党さきがけ』の負のイメージを長い間代表だった武村ひとりに押し付けた。後の10月の解散で排除された社民党と『さきがけ』は弱小政党に転落するが、旧社会党など左派的な議員を多数含んでいた民主党はほぼ横ばいの52議席を獲得して第三極の政党になる。排除された武村は一度落選後に旧社会党幹部とは違って、2001年には民主党への入党を認められる。1996年の一連の鳩山由紀夫・菅直人の手法を指す言葉として'''排除の論理'''は使われ、年末の「日本新語・流行語大賞」では、鳩山由紀夫が唱える「[[友愛]]」と共に1996年の流行語大賞に選ばれた。社民党は村山から土井に党首を変えたが、第一野党だった時代の日本社会党に所属していた横路や[[赤松広隆]]・[[輿石東]]・[[鉢呂吉雄]]らや社民党での新人当選者を含めた半数以上の35名が党から移籍をした。[[第18回参議院議員通常選挙|1998年の参院選]]で社民党からは[[福島みずほ]]らが立候補・当選するが党は野党第一党としての自民党批判票と支持母体の多数を失って低迷した。<br />
<br />
[[2017年]]には民主党の後続である民進党は事実上解体されて、[[小池百合子]]代表による[[希望の党]]への移籍に民進党の元である『民主党』結党時のように『排除の論理』が民進党自身に適応された。旧社会党など幹部議員に適応した側の菅直人にも適応されるため、「皮肉な歴史の巡り合わせ」と報道された<ref>{{Cite news |title=民主党設立時、武村正義氏らの入党拒否／排除の論理 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |date=2017-09-30 |url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201709300000125.html |accessdate=2017-10-19}}</ref>。同年10月2日には民進党内のリベラル系議員を中心に[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]が結成され、1998年の[[民主党 (日本 1998-2016)|第2次民主党]]結成以来続いた旧社会党系と旧民社党系の同居状態は解消された。<br />
<br />
== 党史 ==<br />
* [[1996年]]（[[平成]]8年）<br />
** [[9月11日]] - 「民主党設立委員会」結成の呼びかけ。<br />
** [[9月17日]] - 民主党設立委員会結成。<br />
** [[9月29日]] - '''民主党'''結成（[[日本教育会館]]で結成大会）、党代表は[[菅直人]]（政務）・[[鳩山由紀夫]]（党務）。<br />
** [[10月20日]] - [[第41回衆議院議員総選挙]]では選挙前と同じ52議席（小選挙区17議席／比例代表区35議席）の確保に留まる。<br />
* [[1997年]]（平成9年）<br />
** [[7月6日]] - [[1997年東京都議会議員選挙]]では選挙前より1議席少ない12議席の確保に留まる。<br />
** [[9月18日]] - 共同代表制を廃止。党代表に菅、新設の党[[幹事長]]に鳩山が就任。<br />
* [[1998年]]（平成10年）<br />
** [[1月8日]] - [[国民の声]]・[[新党友愛]]・[[太陽党]]・[[フロムファイブ]]・[[民主改革連合]]と院内会派「[[民主友愛太陽国民連合]]」（民友連）結成。<br />
** [[4月27日]] - 新しく'''[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]'''を結成。手続上はほかの政党が解散し、民主党に合流する形となった。<br />
== 役職 ==<br />
=== 歴代代表 ===<br />
{{See|国民民主党代表}}<br />
<br />
=== 歴代の執行部役員表 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!style="width: 20%;"|代表<br />
!style="width: 20%;"|幹事長<br />
!style="width: 20%;"|政策調査会長<br />
!style="width: 20%;"|国会対策委員長<br />
!style="width: 20%;"|参議院議員会長<br />
|-<br />
| style="white-space:nowrap;" |[[菅直人]]（政務）<br />[[鳩山由紀夫]]（党務）<br />
|<br />
|[[簗瀬進]]<br />
|[[赤松広隆]]<br />
|[[菅野久光]]<br />
|-<br />
| 〃<br /> 〃<br />
|<br />
|[[仙谷由人]]<br />
| 〃<br />
| 〃<br />
|-<br />
|菅直人<br />
|鳩山由紀夫<br />
|[[枝野幸男]]<br />
|[[岩田順介]]<br />
| 〃<br />
|}<br />
<br />
== 党勢の推移 ==<br />
=== 衆議院 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 選挙 !! 当選/候補者 !! 定数 !! 備考<br />
|-<br />
| （結党時） || 50/- || style="text-align: right;" | 511 || 第41回総選挙前には52<br />
|-<br />
| [[第41回衆議院議員総選挙|第41回総選挙]] || ○52/161 || style="text-align: right;" | 500 ||<br />
|}<br />
<br />
=== 参議院 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 選挙 !! 当選/候補者 !! 非改選 !! 定数 !! 備考<br />
|-<br />
|（結党時） || 5/- || style="text-align: right;" | - || style="text-align: right;" | 252 || 選挙を経ないまま新・民主党へ移行<br />
|}<br />
（参考文献：[[石川真澄]]（一部[[山口二郎]]による加筆）『戦後政治史』2004年8月、[[岩波書店]]・[[岩波新書]]、ISBN 4-00-430904-2）<br />
* 当選者に[[追加公認]]は含まず。追加公認には会派に加わった無所属を含む。<br />
<br />
=== 民主党国会議員一覧 ===<br />
{|class="wikitable" style="text-align:center;"<br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:center; background-color: #b9c42f;"|'''結成時（57 - 衆52・参5）<ref>設立委員会結成時は37名。</ref>'''<br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:left;"|'''○ 社会民主党（35 - 衆31・参4）'''<br />
|-<br />
!rowspan="7" width="10%"|衆<br />
|width="18%"|[[佐藤観樹]]<br />
|width="18%"|[[石橋大吉]]<br />
|width="18%"|[[森井忠良]]<br />
|width="18%"|[[池端清一]]<br />
|width="18%"|[[日野市朗]]<br />
|-<br />
|[[辻一彦]]<br />
|[[中村正男]]<br />
|[[井上一成]]<br />
|[[網岡雄]]<br />
|[[田口健二]]<br />
|-<br />
|[[早川勝 (政治家)|早川勝]]<br />
|[[渡辺嘉蔵]]<br />
|[[赤松広隆]]<br />
|[[岩田順介]]<br />
|[[大畠章宏]]<br />
|-<br />
|[[岡崎トミ子]]<br />
|[[小林守]]<br />
|[[輿石東]]<br />
|[[五島正規]]<br />
|[[坂上富男]]<br />
|-<br />
|[[佐々木秀典]]<br />
|[[佐藤泰介]]<br />
|[[田中昭一 (熊本県の政治家)|田中昭一]]<br />
|[[鉢呂吉雄]]<br />
|[[細川律夫]]<br />
|-<br />
|[[細谷治通]]<br />
|[[松本龍 (政治家)|松本龍]]<br />
|[[山元勉]]<br />
|[[池田隆一]]<br />
|[[永井哲男]]<br />
|-<br />
|[[山崎泉]]<br />
|colspan="4"|<br />
|-<br />
!参<br />
|[[朝日俊弘]]<br />
|[[伊藤基隆]]<br />
|[[川橋幸子]]<br />
|[[峰崎直樹]]<br />
|<br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:left;"|'''○ 新党さきがけ（15 - 衆14・参1）'''<br />
|-<br />
!rowspan="3"|衆<br />
|[[菅直人]]<br />
|[[鳩山由紀夫]]<br />
|[[小平忠正]]<br />
|[[簗瀬進]]<br />
|[[荒井聰]]<br />
|-<br />
|[[五十嵐文彦]]<br />
|[[石井紘基]]<br />
|[[枝野幸男]]<br />
|[[小沢鋭仁]]<br />
|[[金田誠一]]<br />
|-<br />
|[[玄葉光一郎]]<br />
|[[田中甲]]<br />
|[[中島章夫]]<br />
|[[前原誠司]]<br />
|<br />
|-<br />
!参<br />
|[[中尾則幸]]<br />
|colspan="4"| <br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:left;"|'''○ 市民リーグ（5 - 衆5）'''<br />
|-<br />
!衆<br />
|[[嶋崎譲]]<br />
|[[山花貞夫]]<br />
|[[後藤茂]]<br />
|[[海江田万里]]<br />
|[[牧野聖修]]<br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:left;"|'''○ 新進党（1 - 衆1）'''<br />
|-<br />
!衆<br />
|[[鳩山邦夫]]<br />
|colspan="4"|<br />
|-<br />
|colspan="6" style="text-align:left;"|'''○ 無所属（1 - 衆1）'''<br />
|-<br />
!衆<br />
|[[佐藤謙一郎]]<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
<br />
=== 注釈・出典 ===<br />
{{reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[日本の政党一覧]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* {{wayback |url=http://dpj.or.jp/ |title=DPJ-index |date=19971221155603 }}<br />
<br />
{{民主党}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:みんしゆとう19961998}}<br />
[[Category:かつて存在した日本の政党]]<br />
[[Category:1996年設立]]<br />
[[Category:1998年廃止]]<br />
[[Category:民主党 (日本 1998-2016)|前みんしゆとう19961998]]<br />
[[Category:民進党|前みんしゆとう19961998]]</div>
61.44.144.222
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46