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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=58.95.225.79&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-15T23:42:17Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 Microsoft Windows 95 2019-03-08T10:42:14Z <p>58.95.225.79: /* 関連項目 */</p> <hr /> <div>{{Pathnav|マイクロソフト|Microsoft Windows|Windows 9x系|frame=1}}<br /> {{Infobox OS version<br /> | name = Windows 95<br /> | logo = Windows 95 logo.svg<br /> | family = Microsoft Windows<br /> | developer = [[マイクロソフト]]<br /> | source_model = [[クローズドソース]]<br /> | license = Microsoft [[ライセンス|EULA]]<br /> | kernel_type = [[モノリシックカーネル]]<br /> | preceded_by = [[Microsoft Windows 3.1|Windows 3.1]]<br /> | first_release_date = [[1995年]][[8月24日]](英語版)&lt;br /&gt;1995年[[11月23日]](日本語版)<br /> | first_release_url = http://www.microsoft.com/japan/windows/20th/history.mspx<br /> | release_version = 4.00.950C (OSR 2.5)<br /> | release_date = [[1997年]]<br /> | release_url = http://support.microsoft.com/kb/158238/ja<br /> | support_status = 全サポート終了[[2001年]][[12月31日]](米国日時)<br /> | other_articles =<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;Windows 95&#039;&#039;&#039;(ウィンドウズ きゅうじゅうご)は、[[Microsoft Windows 3.x|Microsoft Windows 3.1]]の後継として、[[マイクロソフト]]が[[1995年]]に出した[[オペレーティングシステム]] (OS) である。正式名称は&#039;&#039;&#039;Microsoft Windows 95 Operating System&#039;&#039;&#039;である。<br /> <br /> [[Microsoft Windows]] (Windows) ファミリーの1つであり、[[コードネーム]]は[[シカゴ|Chicago]]。Windowsの内部バージョンは4.0(初期版)である。<br /> <br /> == 概説 ==<br /> 別製品であった[[MS-DOS]]とWindowsが同一製品となった(同一になったとさかんに強調されがちだが、製品パッケージやインストールメディアとしての話であって、システムとして統合されたわけではない)。「使いやすさと性能を向上させたコンシューマ向けOS」というのが宣伝文句であった&lt;ref&gt;実際のところ、Windows NTのような非コンシューマ向けには必須な機能や堅牢性は無い、ということの裏返しである。&lt;/ref&gt;。次のような機能が(Windows3.1時代などと比べた&lt;ref&gt;本来なら比較対象のはずのUnixなどと比較したわけではない、という意味で。&lt;/ref&gt;)特徴である。<br /> * [[グラフィカルユーザインタフェース]] (GUI) の改善<br /> * [[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]機能の充実<br /> * [[Windows API#Win32|Win32 API]]<br /> * ファイル[[入出力|I/O]]の改善<br /> * 長いファイル名<br /> * [[プラグアンドプレイ]]<br /> * &#039;&#039;&#039;MS-DOSや以前のバージョンのWindowsとの互換性&#039;&#039;&#039;<br /> ただし、上記の機能の中にはWindows for Workgroup 3.11や[[Microsoft Windows NT|Windows NT]] 3.51で既に実装されていたものもある。一方で、最後に挙げられている項目である互換性は、Win95はその宣伝とは裏腹に、直接の親がWin3.1系であって、Windows NT系ではないということの単なる当然な帰結に過ぎない。Micorosoftの主力製品としてのWindowsが本当にWindows NT系に移行した後のバージョンでは消えたような互換性も多い。また「長いファイル名」(long file name)も、NTFSのようにきちんと対応したファイルシステムが導入されたわけではなく、VFATという、MS-DOSとの互換性のあるシステムに言わば無理矢理に立て増しした方式で実現されており、MS-DOSを介さず直接ディスクを操作することで一部の機能&lt;ref&gt;MS-DOSをバイパスして実現されていたのだからMicrosoftの責ではないのだが、ディレクトリ中のディレクトリエントリの並び順の編集はそうする以外に実装は不可能で、また当時はよく行われていたことでもあった。&lt;/ref&gt;を実現していた[[FD (ファイル管理ソフト)|ファイル管理ソフト「FD」]]などで、非互換性が発生した例など、広く信じられているイメージと実際とは異なっている。<br /> <br /> === グラフィカルユーザインタフェースの改善 ===<br /> [[NEXTSTEP]]風の[[ウィジェット (GUI)|ウィジェット]]を採用し、[[ユーザインタフェース]] (UI) デザインの大幅な刷新が図られた。特に、[[アップル (企業)|アップルコンピュータ]]とのGUI絡みの裁判が決着したことを背景に、[[タスクバー]]や[[スタートメニュー]]、マウスの右ボタンのクリックで表示される内容の一覧から希望する処理を選択するといったUIなど、従来のWindowsではアプリケーションランチャ、タスクマネージャとしてしか機能していなかった[[デスクトップ環境|デスクトップ]]を一般的な[[ディレクトリ]](フォルダ)のひとつとしたことで、他のディレクトリとシームレスにファイルを移動できるようになった点が革新的であった。<br /> <br /> 完成度の高かったこのGUIは、その後[[Windows NT系]]でも[[Windows NT系#Windows NT 4.0(1996年)|Windows NT 4.0]]で採用され、[[Windows 9x系]]においては、[[Microsoft Windows Millennium Edition|Microsoft Windows Me]]、Windows NT系においては、[[Microsoft Windows 2000|Windows 2000]]までほとんど変更を加えられずに引き継がれた。Windows 9x系の消滅後も[[Microsoft Windows XP|Windows XP]]や[[Microsoft Windows Vista|Windows Vista]]、[[Microsoft Windows 7|Windows 7]]のクラシックモードにおいてもWindows 95とほとんど同一のデザインが採用されていた。<br /> <br /> === ネットワーク機能の充実 ===<br /> ビジネス分野での[[Local Area Network|LAN]]の普及に対応し、ネットワーク設定の容易化を進めた。特に日本では、ネットワーク機能付きの[[Microsoft Windows 3.x#ネットワーク / インターネット|Windows for Workgroup 3.11]]が販売されず、代替として[[Microsoft Windows NT#Windows NT 3.5(1994年)|Windows NT Workstation 3.5]]が他国の販売価格と比較して安価に提供されていたが、ごく一部の先進的なユーザが導入するに留まっていた。そういった背景もあり、Windows 95は大きな期待を集めた。当初の戦略としては、LANは[[NetBEUI]]または[[IPX/SPX]]、WANは[[パソコン通信]](ホストとしては[[MSN]]の利用を想定)を利用すると位置付けていたが、前年の[[1994年]]頃より[[インターネット]]で[[World Wide Web|WWW]]の普及に弾みが付き始めたことに対応して、インターネットに必要な[[通信]][[プロトコル]]の[[インターネット・プロトコル・スイート|TCP/IP]]を選択することもできた。<br /> <br /> もっとも、[[ビル・ゲイツ]]はインターネットの普及はまだ先であるとして、パソコン通信を前提としたネットワークを考えていた。それ故、Windows 95の初期バージョンには、インターネット関連の機能は搭載されておらず、「Microsoft Plus!」による拡張機能として、[[Internet Explorer]]を提供していた。しかし、ビル・ゲイツはWindows 95発売後すぐに、自分の判断の誤りに気づき、OSR2以降ではインターネット関連機能が標準搭載されるようになった。すなわち、OSR2ではTCP/IPが初期状態で選択されており、Windows 95を使えばインターネットに接続できるというイメージ戦略も成功し人気に拍車をかけることになった。<br /> <br /> === Win32 API ===<br /> [[Windows API#Win32|Win32 API]]が提供され、高速な[[32ビット]]コードによるプログラムをWindows上で使用可能になった。ただし、Windows 95で実装されたWin32 API(かつてはWin32cと呼ばれていた)はWindows NTで実装されていたものと完全な互換性はなく、Windows 3.1で実装されていたもの (Win32s) とも異なるものであった。<br /> <br /> === ファイルI/Oの改善 ===<br /> ファイル[[入出力|I/O]]を32ビット[[プロテクトモード]]で行い、MS-DOSのファイルI/O機能を使用せずにファイルI/Oを行えるようになった。これにより、MS-DOSのファイルI/O機能を使用していた以前のバージョンのWindowsよりファイルI/Oの性能が向上した。<br /> <br /> なお、[[ファイルシステム#スワップファイルシステム|スワップファイル]]へのアクセスに限っては、Windows 3.1の段階で既に32ビットI/Oを実現していた。<br /> <br /> === その他 ===<br /> ファイルシステムである[[File Allocation Table|FAT]]を拡張し、[[File Allocation Table#VFAT|VFAT]]としてWindows 3.1では不可能であった長いファイル名(最大255バイト)が利用可能になった。<br /> <br /> [[プラグアンドプレイ]]による周辺機器の容易な増設など、分かりやすさを狙った設計となっていた。そのため、それまで専門的な知識を必要としたパソコンは誰でも手軽に使えるものになったと謳われた。<br /> <br /> インターネットを使ってソフトの修正モジュールが配布されるようになったのも大きな特徴であった(初期版は特に修正モジュールが多かった)。<br /> <br /> ゲームはWindows 3.1にもあった[[ソリティア]]・[[マインスイーパ]]のほか、新たに[[Win32s]]の付属サンプルでもあった[[フリーセル]]のほか[[ハーツ (トランプゲーム)|ハーツ]]と[[Hover!]](その後のWindowsには付属していない)が付属する。また、[[マルチメディア]]機能が強化され、後に[[DirectX]]が提供された。<br /> <br /> 「[[DOSプロンプト]]」から複数のMS-DOSアプリケーションを同時に実行できるだけでなく、Windows 95を終了せずに[[リアルモード]]のMS-DOSを実行できた。Win16アプリケーションも実行でき、その場合は以前のバージョンのWindowsと同様の動作であった。[[File Allocation Table#VFAT|VFAT]]による長いファイル名とファイルの拡張子によるアプリケーションの関連付けは不完全ながら下方互換性があり、Windows 95のファイルシステムをMS-DOSからアクセスできた。また、プロテクトモードのドライバを持たないデバイスをリアルモードのドライバを使用してWindows 95からアクセスできた。<br /> <br /> Windows 95のパッケージ内容はMS-DOS 7.0/7.1とWindows 4.0のセットであり、MS-DOS 7.xを単独で起動したりWindows 3.1以前と同様MS-DOS用のメニューソフト([[ランチャー]]ソフト)や[[コマンドラインインタプリタ|コマンドライン]]からWindows 4.0を起動することも可能である。また、[[PC-9800シリーズ]]においては[[光磁気ディスク|MO]]ディスクへのインストールおよびMOディスクからの起動が可能であり、[[ハードディスク]]を持たないWindowsマシンを構築することが可能である([[PC/AT互換機]]および、[[Microsoft Windows 98|Windows 98]]以降では不可能である)。<br /> <br /> == リリース ==<br /> 1995年[[8月25日]]に英語版が12か国で先行して発売され、日本語の[[ベータ版]]もリリースされていたことから、日本でもある程度の情報が広まっていた。販売開始と前後して大量の[[テレビコマーシャル]]が流されていたこともあり、日本語版の発売された1995年[[11月23日]]([[勤労感謝の日]])の[[秋葉原]]などでは、11月23日になった瞬間に深夜販売を始める店が多く、業界関係者や報道陣を中心に一種のお祭り騒ぎの様相を呈した。この様子はテレビなどで報道され売り上げに貢献した。<br /> <br /> Windows 95は先行してリリースされていた[[Microsoft Windows NT|Windows NT]]に比べると安定性や信頼性に劣り、技術的には不完全なものであった。しかし、従来のWindows 3.1よりも使い勝手が改良され、Windows 95はユーザー・市場のニーズをよく読んでそれに応えるという現実的な解を提供し、[[マーケティング]]の成功といえた。これにより、Windows 95はデスクトップOSの[[デファクトスタンダード|事実上の標準]]となり、PC-9800シリーズ、[[FM TOWNS]]などの[[x86]]ベースの独自[[プラットフォーム (コンピューティング)|プラットフォーム]]のパソコンは[[PC/AT互換機]]に吸収されていった。<br /> <br /> [[CD-ROM]]と[[フロッピーディスク]]の2種類の[[電子媒体|メディア]]でリリースされた。希望小売価格は新規インストール用の通常版で29,800円、Windows 3.1、MS-DOS 5.0が対象のアップグレード版で13,800円であった。<br /> <br /> 直接的な後継OSとしては、以下のものが存在する。<br /> * [[Microsoft Windows 98|Windows 98]]<br /> * [[Microsoft Windows 98|Windows 98 Second Edition]](98SE)<br /> * [[Microsoft Windows Millennium Edition|Windows Millennium Edition]]<br /> <br /> 現在では、さまざまな問題点を解決するために、まったく新しく設計されたWindows NT系のOSが主流となっている。<br /> <br /> == 構造 ==<br /> Windows 95は、[[カーネル]]モードのモジュールとユーザーモードのモジュールから構成されている。x86アーキテクチャの[[リングプロテクション]]を利用することによって、前者はリング0、後者はリング3で実行される。<br /> <br /> [[カーネル]]モードのモジュールには以下のものがある。<br /> * [[仮想DOSマシン|Virtual Machine Manager]] (VMM)<br /> * [[仮想デバイスドライバ|Virtual Device Driver]]<br /> * [[Installable File System]]<br /> <br /> これらのモジュールは、32ビットプロテクトモードで実行され、Windows 95の動作中にはリアルモードのMS-DOSと置き換わる形となる。このような構造の基本は以前のバージョンのWindowsより引き継いだものであり、Windows 95でにわかに実現したものではない。<br /> <br /> Windows 95の構造を「リアルモードのMS-DOS上でプロテクトモードのWindowsが動作している」と説明するのは誤りである。<br /> <br /> ユーザーモードのモジュールには以下のものがある。<br /> * Kernel<br /> * User<br /> * [[Graphics Device Interface|GDI]]<br /> <br /> これらのモジュールの一部(特にUserと[[Graphics Device Interface|GDI]])は以前のバージョンのWindowsより引き継いだ[[16ビット]]コードで記述されており、Win32 APIが使用された時も16ビットコードが実行されることがある。これにより以前のバージョンのWindowsとの互換性を高め[[メモリ]]の使用量を減少させているが、16ビットコードの問題がWin32アプリケーションに影響を与え、性能を低下させることもあった。<br /> <br /> Windows 95のVMMは、Win32アプリケーション、MS-DOSアプリケーションに対して各[[プロセス]]に固有のアドレス空間を与え、[[プリエンプティブ・マルチタスク]]として実行する。このため、特定のアプリケーションの問題により[[CPU]]が占有されるトラブルはなくなった。<br /> <br /> 一方、Win16アプリケーションに対しては、以前のバージョンのWindowsと同様にすべてのプロセスに共有アドレス空間を与え、ノンプリエンプティブ・マルチタスクとして実行する。これにより、以前のバージョンのWindowsと互換性を保っているが、Win16アプリケーションを使用した場合、以前のバージョンのWindowsと同様に[[リソース (Windows)|システムリソース]]の制限やCPUの占有によるトラブルが発生する。ただし、Win16アプリケーション同士の[[プリエンプション]]に制限はあるが、Win16アプリケーションとWin32アプリケーションとのプリエンプションは可能であるため、Win16アプリケーションの問題によりWin32アプリケーションにCPUが与えられなくなることはない。<br /> <br /> なお、[[ダイナミックリンクライブラリ|DLL]]は上記のKernel、User、GDIも含め、Win16アプリケーションと同じアドレス空間を共有する。<br /> <br /> == マイナーバージョン ==<br /> マイナーバージョンは次の6つに分かれる。<br /> * 初期版 - 内部バージョンは4.0。<br /> * SP ([[サービスパック|Service Pack]]) 1 - 内部バージョンは4.0a。初期版にSP1を適用したもの。※初期版と、このSP1適用のみ単体パッケージとしても販売された。<br /> * OSR ([[OEM]] Service Release) 1 - 内部バージョンは4.0a。SP1を適用のOEM専用版。<br /> * OSR2およびOSR2.1 - 内部バージョンは4.0b。初期版発売から1年あまり経った[[1996年]]末頃、[[ハードウェア]]とのセットを条件とするOEM専用版(単体パッケージでは発売されず)としてリリース。多数のバグ修正と[[ハードディスクドライブ|HDD]]の[[Direct Memory Access|DMA]]転送のサポート、[[File Allocation Table#FAT32|FAT32]](非公式)などの新機能が盛り込まれ、大きな変化が生じた。OSR2.1では[[Accelerated Graphics Port|AGP]]や[[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]]への対応がされた。ただし、Windows 95で利用可能なUSB機器はほとんど存在せず、正式には[[Microsoft Windows 98|Windows 98]](安定版はSE)まで待たねばならなかった。<br /> * OSR2.5 - 内部バージョンは4.0c。[[1997年]]頃、ハードウェアセットのOEM専用版としてリリース。[[Internet Explorer]] 4.0や[[Active Desktop]]が統合され機能的にはWindows 98に近くなっているが、処理が重くなっている。誤って「OSR3」と呼ばれることがあった。<br /> 初期版およびOSR1と、OSR2系では、ハードウェア増設時の手順や画面に違いがあり、OSR2.0リリース以降の各周辺機器メーカーの取り扱い説明書では、操作方法をWindowsのバージョンによって場合分けして説明しているものがある。<br /> <br /> また、機能拡張パックである「[[Microsoft Plus!]] for Windows 95」が別売されていた。これを利用すると、アイコンに使用できる色数が16色から多色に増えたり、フォントのスムーズ表示機能が拡張されたりする。他に、[[ディスク圧縮]]ツール、[[Internet Explorer 2|Internet Explorer 2.0]](英語版は[[Internet Explorer 1|1.0]])などインターネット用のツール、アイコン・サウンド・壁紙のデータ「デスクトップテーマ」、3D[[ピンボール]]ゲームが付属する。なお、この3Dピンボールは後の[[Microsoft Windows NT 4.0|Windows NT 4.0]]から[[Microsoft Windows XP|Windows XP]]までにおいて、標準添付となる。<br /> <br /> == システム要件 ==<br /> {| class=&quot;wikitable&quot;<br /> |+ &#039;&#039;&#039;Windows 95 最小ハードウェア仕様要求&#039;&#039;&#039;<br /> ! !! 32 ビット<br /> |-<br /> ! [[CPU|プロセッサー]]<br /> | [[Intel 486|486SX]] 以上&lt;br&gt;(2.2GHz以上の[[CPU]]には対応しない&lt;ref&gt;{{Cite web |date=2007-01-31|url=http://support.microsoft.com/kb/312108/en-us|title=Windows protection error in NDIS with a CPU that is faster than 2.1 GHz|work=サポート技術情報|publisher=マイクロソフト|language=英語|accessdate=2008-12-15}}&lt;/ref&gt;)<br /> |-<br /> ! [[主記憶装置|物理メモリー]]<br /> | 8 MB以上&lt;br&gt;(12 MB以上を推奨)<br /> |-<br /> ! ストレージ<br /> | 75 MB以上&lt;br&gt;(インストールする機能によっては、さらに容量が必要となる場合がある)<br /> |-<br /> ! リムーバブルドライブ<br /> | CD-ROMドライブ、FDDドライブのいずれか<br /> |-<br /> ! 画面解像度<br /> | 640 x 480<br /> |}<br /> アップグレード版では、コンピュータにMS-DOS 5.0以上またはWindows 3.1がインストールされている必要がある。インストールされていない場合、セットアップ中にアップグレード元のWindowsのフロッピーディスクが要求される&lt;ref&gt;{{Cite web<br /> |date=2006-11-15<br /> |url=http://support.microsoft.com/kb/151062/en-us<br /> |title=Upgrading Existing Operating Systems to Windows 95<br /> |work=サポート技術情報<br /> |publisher=マイクロソフト<br /> |language=英語<br /> |accessdate=2010-12-19<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 旧バージョンからのアップグレード / アンインストール ==<br /> Windows 95には、[[Microsoft Windows 3.x|Windows 3.1]]からのみアップグレード可能。[[Microsoft Windows NT|Windows NT]]からはアップグレードできない。また、アップグレード時にシステムファイルを保存していれば、旧バージョンに戻す事([[アンインストール]])ができる。<br /> <br /> == 新しいバージョンへのアップグレード / アンインストール ==<br /> Windows 95からはマイナーバージョン (OSR) の有無に関わらず、[[Microsoft Windows 98|Windows 98]](Second Editionも含む)、[[Microsoft Windows Millennium Edition|Windows Me]]、[[Microsoft Windows 2000|Windows 2000 Professional]]のいずれかにアップグレードする事ができる。ただし、Windows Meの「&#039;&#039;&#039;Windows 98ユーザー限定期間限定特別パッケージ&#039;&#039;&#039;」(Windows 98/98SEからのアップグレードを前提にした低価格の専用アップグレードパッケージ)を使用してWindows Meにアップグレードする場合、事前にWindows 98のインストールCDを手元に用意しておく必要がある。Windows 95からいきなり[[Microsoft Windows XP|Windows XP]]にはアップグレードできず、その後継OSである[[Microsoft Windows Vista|Windows Vista]]/[[Microsoft Windows 7|7]]/[[Microsoft Windows 8|8]]にする事も当然できない(Windows 95からではセットアッププログラム自体が起動しない)。また、上記のWindowsの内、Windows 2000以外のバージョンにアップグレードした場合は、後でそのバージョンを[[アンインストール]]して、Windows 95に戻す事ができる。<br /> <br /> == 対応機種 ==<br /> *[[PC/AT互換機]]<br /> *[[PC-9800シリーズ]](NECからもOEM版を発売)<br /> *[[EPSON PCシリーズ]](OSR2はリリースされず。メーカー直販のみで店頭販売なし)<br /> *[[FM TOWNS]]&lt;ref&gt;{{Cite web |date=1996-6-10 |url=http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960610/towns.htm |title=FM TOWNSにも、Windows 95が登場 |publisher=PC Watch |accessdate=2012-05-06}}&lt;/ref&gt;(OSR2はリリースされず。メーカー直販のみで店頭販売なし)<br /> *[[FMRシリーズ|FMR280]](OSR2はリリースされず。メーカー直販のみで店頭販売なし)<br /> <br /> == 出荷・販売本数の推移 ==<br /> * [[1995年]]<br /> ** [[8月24日]] - 初日出荷40万本&lt;ref&gt;脇英世『Windows入門』[[岩波書店]]、[[1995年]][[12月20日]]第1刷、[[1996年]][[1月6日]]第3刷、ISBN 4-00-430420-2、v頁。&lt;/ref&gt;<br /> ** [[8月27日]] - 発売から4日で、北米でのパッケージのみで100万本販売&lt;ref&gt;『[[日本経済新聞]]』[[1995年]][[8月30日]]付夕刊&lt;/ref&gt;。また、全世界では400万本販売&lt;ref&gt;『[[日経産業新聞]]』[[1995年]][[10月3日]]付&lt;/ref&gt;。<br /> ** [[10月17日]] - 700万本販売&lt;ref&gt;『[[日経産業新聞]]』[[1995年]][[11月22日]]付&lt;/ref&gt;<br /> ** [[11月]]末 - 1000万本<br /> ** [[12月]]末 - 1853.4万本(データクエスト調べ、1996年8月発表。出荷ベース)<br /> *[[1999年]][[3月]]末 - 1億9300万本<br /> <br /> 日本語版については以下の通り。<br /> * [[1995年]]<br /> ** [[11月20日]] - 受注本数75万本&lt;ref&gt;『[[日経産業新聞]]』[[1995年]][[11月21日]]付&lt;/ref&gt;、初回出荷50万本&lt;ref&gt;『[[日本経済新聞]]』[[1995年]][[11月25日]]付朝刊&lt;/ref&gt;<br /> ** [[11月26日]] - 4日で20万本販売([[1995年]][[11月30日]]、[[マイクロソフト]]発表)&lt;ref&gt;『[[日経産業新聞]]』[[1995年]][[12月1日]]付&lt;/ref&gt;&lt;ref name=x951205&gt;『[[日経流通新聞]]』[[1995年]][[12月5日]]付&lt;/ref&gt;<br /> ** [[11月28日]] - 6日で[[PC-9800]]シリーズ版(マイクロソフトと[[日本電気]]が販売)27万本出荷&lt;ref name=x951205/&gt;<br /> ** [[12月]] - [[マイクロソフト]]版と[[日本電気]]版の合計でパッケージ86万本を出荷&lt;ref&gt;『[[日本経済新聞]]』[[1995年]][[12月22日]]付朝刊&lt;/ref&gt;<br /> <br /> == その他 ==<br /> *標準の[[システム]]起動音である「The Microsoft Sound」は[[ブライアン・イーノ]]の作曲。また終了時のサウンドは、Windows 3.1以前の起動音と同じものが使用されている。<br /> *インストールCDの「Fun Stuff」というフォルダには、&quot;goodtime.avi&quot;と&quot;weezer.avi&quot;の2つの[[ミュージック・ビデオ]]が収録されている。前者は[[エディ・ブリケル]]の&quot;Good Times&quot;、後者は[[ウィーザー]]の&quot;Buddy Holly&quot;である。<br /> *ネットワーク系処理の一部には、[[BSD]]由来のものが含まれている。代表例としては、FTP.EXEの中に[[BSDライセンス]]文字列が含まれている&lt;ref&gt;[http://www.linuxtoday.com/news_story.php3?ltsn=2001-05-03-014-20-OP-MS Linux Day - Community Column: Why is Microsoft afraid of the GPL?]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{reflist}}<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> * &#039;&#039;Unauthorized Windows 95&#039;&#039;, Andrew Schulman, IDG Books, 1994, ISBN 1-56884-305-4<br /> ** 邦訳: 『Windows 95 内部解析』 Andrew Schulman 著, 太田純 監訳, ソフトバンク・パブリッシング, 1995年, ISBN 4-89052-768-0<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[Windows 9x系]]<br /> * [[インターネット・バブル]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [https://cgi2.nhk.or.jp/archives/tab/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030271_00000 パソコンブーム(1995年)] - [[NHKアーカイブス]]([[日本放送協会]])<br /> <br /> {{Windows}}<br /> {{DEFAULTSORT:Microsoft Windows 95}}<br /> [[Category:MS-DOS・Windows3.x・9x系|Windows 95]]<br /> [[Category:1995年のソフトウェア]]</div> 58.95.225.79
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