Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3
Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297
Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660
Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834
Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126
Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127
Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133
Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140
Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=27.114.108.111&feedformat=atom
miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-08T02:35:13Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
韓国系カナダ人
2018-03-17T17:15:38Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>{{Infobox 民族<br />
|民族 = 韓国系カナダ人<br />
|民族語名称 = {{Lang|Ko|한국계 캐나다인}}<br>Korean Canadian<br>{{flagicon|South Korea}}{{flagicon|Canada}}<br />
|画像 = [[ファイル:Gail Kim.jpg|100x150px]][[ファイル:Grace Park 18113317.jpg|100x200px]]<br>[[ファイル:Sandra Oh WGA.JPG|100x99px]]<br />
|画像の説明 = 上段左から時計回りに<br>[[ゲイル・キム]]、[[グレース・パク]]、[[サンドラ・オー]]、[[デニス・カーン]]<br />
|人口 = 216,628<ref>{{citation|url=http://www.korean.net/morgue/status_4.jsp?tCode=status&dCode=0105|title=재외동포 다수거주 국가|periodical=연도별 재외동포현황 자료입니|year=2007|publisher=Overseas Korean Foundation|publication-place=South Korea|accessdate=2009-02-24}}</ref><br />
|居住地 = [[トロント]]、[[バンクーバー (ブリティッシュコロンビア州)|バンクーバー]]<br />
|言語 = [[カナダ英語]]、[[フランス語]]、[[朝鮮語]]<br />
|宗教 = [[キリスト教]]([[プロテスタント]])、[[仏教]]<br />
|関連 = <br />
|註 =<br />
|footnotes = {{notelist}}<br />
}}<br />
『'''韓国系カナダ人'''』(かんこくけいカナダじん、Korean Canadian、{{Lang|Ko|한국계 캐나다인}})は、[[朝鮮半島]]に血統的由来を有する[[カナダ]]の住民。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
[[韓国人]]のカナダへの[[移民]]は、[[1960年代]]後半の[[朴正煕]]政権下で行われた産業化政策の一環として、[[西ドイツ]]に鉱員や看護師として派遣された技術移民者や、[[ブラジル]]など[[南アメリカ|南米]]地域に農業技術者として渡った者達が、契約期間を終えて本国へ帰還することを延期して、当時韓国人の主な移民先であった[[アメリカ合衆国]]より易しい基準で[[査証|ビザ]]が発給されるカナダへ渡ることを選択したことが始まりとされている。留学の後の就労を目的とする移民は少数だった。<br />
<br />
[[1970年代]]中期になると維新体制が強化され、これに反発する僑民社会の膨張を阻むため、政府単位で移民を抑制する政策がとられた。移民の抑制は約10年間続いたが、[[1980年代]]後半の民主化宣言などによって政情が変化したことに伴い、再びカナダへの移民政策も好転した。<br />
<br />
[[大韓民国外交通商部|韓国外交通商部]]によると、韓国人のカナダへの移民者数は、[[1999年]]に初めてアメリカを抜いてトップの割合を占める様になった。<br />
<br />
== 著名な韓国系カナダ人 ==<br />
* [[デニス・カーン]]([[総合格闘家]])<br />
* [[ゲイル・キム]](女子[[プロレスラー]])<br />
* [[サンドラ・オー]]([[俳優|女優]])<br />
* [[グレース・パク]](女優)<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[コリア・タウン]]<br />
* [[朝鮮民族]]<br />
* [[在日韓国・朝鮮人]]<br />
* [[韓国系アメリカ人]]<br />
* [[韓国系オーストラリア人]]<br />
* [[朝鮮族]]<br />
* [[アジア系カナダ人]]<br />
* [[フランス系カナダ人]]<br />
* [[日系カナダ人]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
{{朝鮮民族のディアスポラ}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かんこくけいかなたしん}}<br />
[[Category:韓国系カナダ人|*]]<br />
[[Category:カナダの民族]]<br />
<br />
<br />
{{CND-stub}}</div>
27.114.108.111
ラサ
2018-03-17T11:10:57Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[チベット]]の古都ラサ|中華人民共和国における「地区」級の地方自治体「拉薩市」|ラサ市|その他}}<br />
[[File:Bichurin Lhassa.jpg|thumb|right|280px|[[イアキンフ・ビチュリン]]が[[19世紀]]に作成したラサの地図]]<br />
'''ラサ'''({{bo-textonly|ལྷ་ས་}},lha sa)は[[吐蕃]]時代の7世紀に成立した[[チベット]]の古都。吐蕃時代(7世紀 - 842年)や[[ダライ・ラマ]]政権時代([[1642年]] - [[1959年]])に政権の本拠地がおかれて政治的中枢となり、また政権の変遷をこえて文化的中枢でありつづけた。チベット、モンゴル、満州などの諸民族から構成される[[チベット仏教文化圏]]の中枢でもある。<br />
<br />
[[トゥルナン寺]]のチョカン(本殿)をとりまくナンコル、トゥルナン寺の境内をとりまくパルコル、パルコルを東の中心、ポタラ宮があるマルポリの丘・薬王山チャクポリを西の中心とする楕円状をなすリンコルの、三重の環状巡礼路をメインストリートとし、[[ダライ・ラマ政権]]の末期には、古都ラサの市長「[[ミプン]]」はリンコルの内部を管轄していた。<br />
<br />
1960年、中国政府により、古都ラサと郊外、ウー地方北部諸県を領域とする[[地級市]]'''[[ラサ市|拉薩市(ラサ市)]]'''が設置された。<br />
中国の統治下で、リンコルの西縁をはさんでマルポリ・チャクポリの周辺に新市街が開発された。<br />
<br />
表記は[[チベット語]]:ལྷ་ས་ [[ワイリー方式]]:lha sa/[[蔵文ピンイン]]:Lhasa、[[中国語]][[簡体字]]:{{lang|zh|拉萨}}/[[繁体字]]:拉薩、[[英語]]:Lhasa。<br />
<br />
== 名称 ==<br />
チベット語「ラ(lha)」は神([[デーヴァ]]または[[仏]]、または[[王]])を、「サ(sa)」は土地を意味し、すなわち「神の地」を意味する。[[吐蕃]]時代の[[唐|中国]]の文献には'''邏娑'''あるい'''邏些'''の名で記される。<br />
<br />
一年を通じ晴天が多い事から「太陽のラサ (nyi ma lha sa)」とも呼ばれる。<br />
<br />
古い日本語資料では「ラッサ」という表記も見られた。<br />
<br />
== 建国当初のチベットの都とラサの伝説 ==<br />
『[[旧唐書]]』の「[[吐蕃伝]]」には、首都がラサ(羅些)であること、ラサに城郭や家屋があるが、貴人たちはフェルト製のテント(プル)に居住した。『[[新唐書]]』は、チベット国の君主(ツェンポ)がキチュ川のほとり(=ラサ)と「ペルボ川」のほとりを季節移動し、ツェンポが住まうテントを「大プル」と称し、厳重に警備され、数百人を収容可能であったとのべる<ref>佐藤長『古代チベット史研究』下巻、pp.742-743</ref>。<br />
<br />
=== 羅刹女を調伏する12箇寺 ===<br />
チベットの国土はうつぶせた[[羅刹女]]とかんがえられ、チベットが開化し、仏教が定着するためにはこの羅刹女は調伏される必要があった。ラサが建設されるオータンタプリ湖は、羅刹女の心臓に位置していた。<br />
<br />
=== ラサ建設と2王妃将来の本尊についての伝説 ===<br />
7世紀初頭までは「ラサ(lha sa)」(神(lha)の地)のほか、「ラサ(ra sa)」(ヤギ(ra)の地)とも書かれた。<ref>Kolmaš, Josef. (1967) Tibet and Imperial China: A Survey of Sino-Tibetan Relations up to the end of the Manchu Dynasty in 1912, p. 7. Occassional paper 7. The Australian National University - Centre of Oriental Studies, Canberra.</ref>。<br />
<br />
後代に成立したラサの建設に関する伝説では、ラサの建設は[[吐番]]王朝の[[ソンツェン・ガンポ|ソンツェンガムポ]]王による。<br />
<br />
ソンツェン王は中国からギャサ(文成公主)、ネパールからペルサ(ブリクティ)という二人の妃を迎えた。<br />
二人の妃はそれぞれ、自国から携えてきた仏像を祀る寺院を建立させた。<br />
ギャサがもたらした仏像を祀る寺として建立されたのが[[ラモチェ寺]]、ペルサがもたらした仏像をまつるのが[[トゥルナン寺]]である。<br />
<br />
<br />
7世紀初頭までは「ラサ(ra sa)」(ヤギ(ra)の地)とも書かれ<ref>Kolmaš, Josef. (1967) Tibet and Imperial China: A Survey of Sino-Tibetan Relations up to the end of the Manchu Dynasty in 1912, p. 7. Occassional paper 7. The Australian National University - Centre of Oriental Studies, Canberra. <br />
</ref>、従って後代に成立したラサの建都伝説では、<br />
''トゥルナン寺は小さな湖上を土や丸太で埋め立てて建立された。土や丸太の運搬には多数のヤギ(ra)が用いられ、トゥルナン寺の落慶ののち、ヤギの栄誉をたたえ、一頭のヤギ像が寺の傍らに建造され、「ヤギの地」という呼称が生じた。''<br />
という物語が付加されている。<br />
<br />
のちにトゥルナン寺とラモチェ寺の間で本尊の入れ替えが生じたとされ、現在ではギャサがもたらしたとされる仏像([[チョウォ・リンポチェ]])がトゥルナン寺に、ペルサがもたらしたとされる仏像がラモチェ寺にある。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
[[7世紀]]前半にチベットを統一した[[吐蕃]]第33代[[ソンツェン・ガンポ]]により[[チベット]]の都と定められ、[[641年]]には[[文成公主]](「公主」は[[中国]]の王室の女性に対する称号)がチベットのツェンポ(王)の妃として迎えられた。<br />
<br />
[[9世紀]]の吐蕃の崩壊以後、チベットの政治的中心は、[[サキャパ政権]]の[[サキャ県|サキャ]]、[[パクモドゥパ政権]]の[[ツェタン]]、[[リンプンパ政権]]・[[ツァント王|デシー・ツァンパ政権]]の[[サムドゥプツェ区|シカ・サムドゥプツェ]]など、時期ごとの覇者たちの所在地を転々としたが、宗教的中心地としての地位は不動であった。[[1414年]]には[[ラサ三大寺]]の筆頭[[ガンデン寺]]の建立をかわぎりに[[ゲルク派]]の本拠地となり、17世紀中期には熱心な[[ダライ・ラマ]]の信者であった[[オイラト]]族[[ホシュート]]部の[[グーシ・ハーン]]がチベットの大部分を征服したことをきっかけとして、[[ダライ・ラマ]]の宗派を超えた宗教上の最高権威としての地位が確立され、諸宗派に対する[[ゲルク派]]の優位、とりわけ[[モンゴル]]におけるゲルク派の優勢が決定的となった。<br />
<br />
[[1642年]]に成立したダライ・ラマ政権は、当初歴代ダライ・ラマの居館があった[[デプン寺]]の[[ガンデンポタン]]に置かれ、行政府の呼称はこれにちなんで「ガンテンポタン」とされた。政権の拠点として[[ポタラ宮殿]]の建設が[[1645年]]より開始され、[[1660年]]に完成したが、ポタラ宮殿への移転後も、行政府の「ガンデンポタン」という呼称は継承された。<br />
<br />
ダライ・ラマ政権の発足により、ラサは再びチベット全域の政治的、経済的、文化的中枢の地位を獲得しただけでなく、チベット人、[[モンゴル人]]、[[満州人]]などから構成される[[チベット仏教文化圏]]の中心ともなった。<br />
<br />
== 古都ラサの構造と行政 ==<br />
古都ラサは、ナンコル・パルコル・リンコルの三重の環状道路から構成されている。<br />
'''古都ラサ'''の領域はリンコルの内部で、'''ミプン'''(mi dpon)という行政官がおかれていた。<br />
[[モンラム大祭]]の期間のみ、[[ラサ三大寺]]の''[['シェゴ]]'''がミプンにかわり街の行政を担った。<br />
<br />
ナンコルとは、トゥルナン寺の本尊[[チョウォ・リンポチェ]]像の周囲をめぐる環状の回廊である。<br />
パルコルは、トゥルナンの門前広場を起点として、境内の外側を一周する道路で、古都ラサのメインストリートである。<br />
リンコルは、古都ラサの外縁を一周する道路である。<br />
<br />
【ナンコル】<br />
:「ナンコル」は「内側の環状巡礼路」の意。<br />
:トゥルナン寺の構造は、本殿(チョカン)内の中心に千手観音像,弥勒像,パドマサンババ像などが置かれたキンコル・ティル(中庭)があり、それを取り巻く形で本尊チョウォ・リンポチェ像を祀る釈迦堂をはじめとする17のお堂が配置されている。トゥルナン寺の正門を入ってすぐ手前に広がるキャムラ・チェンモ(大中庭)を起点として、本殿をとりまき、マニ車が配置された巡回路がナンコルである。<br />
【パルコル】<br />
:「パルコル」は「まんなかの環状巡礼路」の意。<br />
:西方にむかって開いた[[トゥルナン寺]]正門前広場を起点とし、同寺境内の外周を取り巻いている環状道路。古都ラサのメインストリートである。中国名「八角街」の「八角」とは、清末の[[1910年]]にチベットに侵攻してラサを占領した[[四川]][[総督]][[趙爾豊]]靡下の四川兵が中国語の四川方言によって「パルコル」を音写することによって成立した表記。中華民国の「国語」、中華人民共和国の「普通話」では「パージュェ」と発音されるが、中華民国の歴代政権や中華人民共和国はこの漢字表記を改めることなく、パルコルにたいする中国語の正式表記として用い続けている。<br />
:中華人民共和国は古都ラサに対する直接統治を開始すると、中国の諸都市に施行した制度にならい、いくつかの「居民委員会」を設置したが、パルコルを管轄する居民委員会の呼称については、「八角」という表記ではなく、チベット語の発音をより忠実に音写した「八廓」という表記が採用され、「八廓居民委員会」と呼ばれている<ref>[[ツェリン・オーセル]]『殺劫』より。</ref>。「八角」と「八廓」は、ひとつの「パルコル」というチベット語が異なる時代の異なる方言で音写されることによって成立した表記である。<br />
<br />
【リンコル】<br />
:ラサの旧市街の東方、北方、南方をめぐり、ポタラ宮殿のあるマルポリ、薬王山(チャクポリ)の西側をとおる、もっとも外縁に位置する環状巡礼路。<br />
:現在、リンコル・ロラム(林廓南路)はラサ旧市街の下町をとおり、リンコル・シャルラム(林廓南路)、リンコル・チャンラム(林廓北路)、リンコル・ヌプラム(林廓西路)は路幅が拡張されて[[ラサ市]]のメインストリートとなっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{commonscat|Lhasa}}<br />
* [[ラサ市]]<br />
* [[ラサ条約]]<br />
<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:らさ}}<br />
[[Category:チベットの歴史]]<br />
[[Category:チベット仏教]]<br />
[[Category:ラサ市]]<br />
[[Category:ラサの歴史]]<br />
[[Category:城関区 (ラサ市)]]</div>
27.114.108.111
PDF/A
2018-03-16T07:40:40Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>'''PDF/A'''は、[[国際標準化機構]](ISO)が制定している国際標準であり、ISO 19005仕様ファミリーの同義語である。<br />
<br />
目標は、[[Portable Document Format|PDF]]を長期保存することなど、次の3点である。<br />
* [[電子文書]]の見かけを、作成・蓄積・可視化ツールから独立にし、時間が経過しても維持できる。<br />
* 電子文書の文脈と履歴をメタデータとして記録するフレームワークを提供する。<br />
* 電子文書の論理的な構造と意味に関する情報を記録するフレームワークを提供する。<br />
<br />
2005年9月にAdobe PDF 1.4をベースとするPDF/A-1 (ISO 19005-1) が策定され、2011年7月にISO 32000-1 (PDF 1.7) をベースとするPDF/A-2 (ISO 19005-2)、2012年10月にはPDF/A-3 (ISO 19005-3) が策定された。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== PDF/A-1 ===<br />
PDF/A-1は、Adobe PDF 1.4をベースとし、Adobe PDF 1.4で定義されているPDFの各種オブジェクトの中で、必須とする機能、使用を制限する機能、使用を禁止する機能などを決めている。<br />
<br />
なお、Adobe PDF 1.4に規定されていて、PDF/A-1で言及されていない機能は使用可能である。例えば、電子署名機能は使用することができる。一方、Adobe PDF 1.3以前で規定されていてもAdobe PDF 1.4で廃止した機能は使うことができないし、Adobe PDF 1.5以降で新規に規定された機能も使うことができない。<br />
<br />
また、メタデータについては、XMP仕様を基にして、PDF/A-1用に拡張している。<br />
<br />
PDF/A-1には、2つの準拠レベルがある。<br />
* PDF/A-1a (レベルA) は、ISO 19005-1完全準拠<br />
* PDF/A-1b (レベルB) は、ISO 19005-1の一部準拠<br />
<br />
PDF/A-1bは、PDFを表示するときの見栄えがデバイス(機器)や表示ソフトに独立で常に同じになるように作成することと、メタデータの埋め込みを要求している。PDF/A-1aは、さらにPDF内にドキュメントの論理構造を示すタグがついていること、すなわち、タグ付きPDFであることを要求している。aはAccesibility、bはBasicの意味である。<br />
<br />
=== PDF/A-2 ===<br />
PDF/A-1 が Adobe PDF 1.4 をベースにしていたのに対し、PDF/A-2 は国際標準規格 ISO 32000-1 (PDF 1.7) をベースとしている。ベンダー規格ではなく国際標準規格をベースとして再設計されたことで長期保存の信頼性を確保しつつ、PDF 1.4 から PDF 1.7に至る間の機能強化を反映している。具体的には<br />
* JPEG2000 形式の画像<br />
* 別のPDF/Aファイルの埋込<br />
* 透明グラフィックス<br />
* レイヤー機能<br />
が利用可能になった。<br />
<br />
=== PDF/A-3 ===<br />
PDF/A-2 をもとに拡張したものであり、PDF/A形式のファイルに限り埋込可能だった PDF/A-2 とは異なり、CAD図面データ、Microsoft Word 文書ファイルなど、あらゆるファイルを埋込可能になった。しかしこの拡張は、埋め込まれたファイルを開くには特定のアプリケーションソフトウェアが必要になる可能性を PDF/A ファイルに残すものであり、当該アプリケーションソフトが将来にわたって利用可能であることを保証できない以上、長期保存を目的とした PDF/A 規格にはそぐわない、という意見もある。<br />
<br />
===主な要求項目===<br />
* デバイス独立カラーまたはPDF/A-1 OutputIntent指定でカラーの再現性を保証する<br />
* 基本14フォントを含む全てのフォントの埋め込み<br />
* PDF/Aリーダは、システムのフォントでなく埋め込みフォントで表示すること<br />
* XMPメタデータの埋め込み <br />
* タグ付きPDFとする(PDF/A-1aのみ)<br />
<br />
===主な禁止項目===<br />
* [[暗号化]]。このため、パスワードによるアクセス許可・制限はできない<br />
* [[LZW圧縮]]<br />
* 文書の代替可視化(解像度の異なる画像の使い分けなど)<br />
* 埋め込みファイル(ファイルを添付する操作)、添付ファイル注釈<br />
* [[PostScript]]コード<br />
* 外部コンテンツへの参照など外部依存性を排除<br />
* 透明<br />
<br />
== 参照 ==<br />
*[[Portable Document Format|PDF]]<br />
*[[PDF/X]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
<br />
いずれも英語。<br />
<br />
* {{cite web<br />
|url=https://www.iso.org/standard/38920.html<br />
|title=ISO 19005-1:2005 - Document management -- Electronic document file format for long-term preservation -- Part 1: Use of PDF 1.4 (PDF/A-1)<br />
|publisher=[https://www.iso.org/home.html ISO]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
* [http://partners.adobe.com/public/developer/en/pdf/PDFReference.pdf Adobe Systems Incorporated. PDF Reference, Third Edition, Version 1.4. Addison-Wesley, 2001.] ISBN 0-201-75839-3. {{リンク切れ|date=2017-11-16}}<br />
* {{cite web<br />
|url=http://www.adobe.com/products/xmp.html<br />
|title=File management, metadata integration | Adobe Extensible Metadata Platform (XMP)<br />
|publisher=[http://www.adobe.com Adobe]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
* {{cite web<br />
|url=https://www.pdfa.org/category/pdfa/<br />
|title=PDF/A – PDF Association<br />
|publisher=[https://www.pdfa.org PDF Association]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
<br />
PDF/Aについての日本語の解説<br />
<br />
* {{cite web<br />
|url=http://www.antenna.co.jp/PDF/reference/PDFA.htm<br />
|title=PDF/Aとはなにか | アンテナハウス PDF資料室<br />
|publisher=[http://www.antenna.co.jp アンテナハウス]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
* {{cite web<br />
|url=http://www.antenna.co.jp/PDF/reference/PDFAOutline.pdf<br />
|title=PDF/Aの概要<br />
|format=PDF<br />
|publisher=[http://www.antenna.co.jp アンテナハウス]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
* {{cite web<br />
|url=http://www.pdf-tools.trustss.co.jp/pdf-a.html<br />
|title=PDF/A 概要<br />
|publisher=[http://www.trustss.co.jp トラスト・ソフトウェア・システム]<br />
|accessdate=2017-11-16}}<br />
<br />
{{Computer-stub}}<br />
<br />
[[Category:ISO標準|19005]]<br />
[[Category:PDF|A]]</div>
27.114.108.111
過去
2018-03-14T19:23:55Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>'''過去'''(かこ)とは、[[時間]]の流れを3つに分けて理解する場合の、既に過ぎ去った部分のこと<ref>広辞苑</ref>。[[現在]]より以前の時のこと<ref>デジタル大辞泉</ref>。あるいは、すでに終わったできごとのこと。昔。対義語は[[未来]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アウグスティヌス]](354-430)は、著書『告白』第11巻において、過去・現在・未来という時があるのではないと述べ、実際には過去の現在(過去が現にあること、過去を現に心に描いていること)、現在の現在、未来の現在があるのだとした。つまり、我々が過去と思っているのは結局、すでに起きたことの想起([[記憶]])なのだと述べたのである。<br />
<br />
[[大森荘蔵]](1921 - 1997)は『時間と自我』において、過去は「想起という様式」で振り返られる中にのみ存在する、と述べ、人々が“想起とは過去経験の再現または再生である”と思っているのは間違いだ、と指摘する。想起という様式が過去なのであって、他に過去があるわけではない、とする。<br />
<br />
{{Quotation|想起とは、知覚の想起であって知覚の再生ではない。海の青さを眼前に知覚することもできるが、それを灰色の都会の真中で想起することもできる。つまり、想起とは海の青さにかかわる今一つの経験の仕方として知覚と並ぶのである。一般的に言えば、一つの経験にかかわる様式には二つあって、その一つが知覚と行動の様式、今一つが想起なのである。|『時間と自我』 41頁}}<br />
<br />
大森は、過去というのは言語の[[過去形]]を用いた知覚であるとする。<br />
<br />
過去は、[[歴史]]・[[考古学]]・[[古天文学]]・[[歴史言語学]]・[[歴史地質学]]・<br />
[[古生物学]]・[[古植物学]]・[[古民族植物学]]・[[古地理学]]・[[古気候学]]・[[古環境学]]・[[古海洋学]]・[[古宇宙論]]などの分野の研究の対象となっている。<br />
<br />
アメリカの原住民インディアン達は、過去に対して、「永遠に過ぎ去ったものではなく、なおどこかに現存するもの」という解釈をしていた<ref>マヤ・アステカの神話 76頁</ref>。インディアン達は、その精神世界において、過去と未来を極度に混同したものとして解釈していた<ref>マヤ・アステカの神話 76頁</ref>。<br />
<br />
==出典==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
<references/><br />
<br />
==関連する格言==<br />
{{wikiquote|過去}}<br />
<br />
*過去を学ばない者は過ちを繰り返す--[[ジョージ・サンタヤーナ]]([[19世紀]]の[[スペイン]]の[[哲学者]])<br />
**引用元:[http://www.eskimo.com/~hottub/software/programming_quotes.html Programming Pages]<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
*[[アイリーン・ニコルソン]]著・[[松田幸雄]]翻訳『マヤ・アステカの神話』([[青土社]]) ISBN 4-7917-5227-9<br />
<br />
==関連項目==<br />
{{Wiktionary|過去}}<br />
*[[時間]]<br />
*[[レトロ]]<br />
*[[古文書]]<br />
*[[化石]]<br />
*[[歴史]]<br />
*[[記憶]]<br />
*[[時間の比較]]<br />
*[[時計]](計測器具)<br />
*[[時刻]]<br />
*[[時空の哲学]]<br />
*[[科学哲学]]<br />
*[[世界五分前仮説]](過去の存在を疑う思考実験)<br />
*[[過去時制]](過去形)<br />
*[[前世]]・[[過去世]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かこ}}<br />
<br />
{{Philos-stub}}<br />
{{Time topics}}<br />
[[Category:哲学の主題]]<br />
[[Category:科学哲学の主題]]<br />
[[Category:科学哲学の概念]]<br />
[[Category:過去|*]]</div>
27.114.108.111
ピエール・レヴィ
2018-03-12T09:52:29Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>{{BLP unsourced|date=2018年2月}}<br />
<br />
{{Infobox 哲学者<br />
| region = <!-- 哲学的地域 --><br />
| era = <!-- 哲学的時代 --><br />
| image_name = Pierre Lévy.jpg<br />
| image_size = 200px<br />
| image_alt = ピエール・レヴィ<br />
| image_caption = ピエール・レヴィ<br />
| name = ピエール・レヴィ<br />{{Lang|fr|Pierre Lévy}}<br />
| other_names = <!-- 別名 --><br />
| birth_date ={{Birth date and age|1956||}} <br />
| birth_place = [[チュニジア]]<br />
| death_date = <!-- 死没日{{Death date and age|YYYY|MM|DD|YYYY|MM|DD}} --><br />
| death_place = <!--死没地 --><br />
| school_tradition = <!--学派 --><br />
| main_interests = [[情報化社会|情報社会論]]・[[集団的知性]]<br />
| notable_ideas = [[ジル・ドゥルーズ|ドゥルーズ]]=[[フェリックス・ガタリ|ガタリ]]の理論<br />
| influences = [[ミシェル・セール]]<br />
| influenced = <!-- 哲学者自身が影響を与えた人物 --><br />
| signature = <!-- 署名画像ファイル名 --><br />
| signature_alt = <!-- 署名画像代替テキスト --><br />
| website = <!--公式サイト {{URL|example.com}} --><br />
}}<br />
'''ピエール・レヴィ'''({{Lang|fr|Pierre Lévy}}, [[1956年]] - )は、[[チュニジア]]生まれの[[フランス]]の[[哲学者]]。[[ケベック大学トロワ=リヴィエール校]]、[[パリ大学|パリ第8大学]]で教鞭を執った後、現在{{いつ|date=2018年2月}}[[オタワ大学 (カナダ)|オタワ大学]]で[[集団的知性]]を教授している。[[ミシェル・セール]]の[[高弟]]であり、[[情報化社会|情報社会論]]を主たる活動領野とする。セールのみならず、[[ジル・ドゥルーズ|ドゥルーズ]]=[[フェリックス・ガタリ|ガタリ]]の理論をも巧みに吸収したその理論はきわめて明快であり、かつ広い射程を持つ。<br />
<br />
== 著書 ==<br />
*{{Cite book|和書|last=Lévy |first=Pierre |title=ヴァーチャルとは何か?―デジタル時代におけるリアリティ |translator=[[米山優]]監|publisher=[[昭和堂]] |date=2006-03 |origdate=1998 |isbn=4812206073 }}<br />
*{{Cite book|和書|last=Lévy |first=Pierre |title=ポストメディア人類学に向けて : 集合的知性 |series=批評の小径 |translator=[[米山優]]・ほか |publisher=[[水声社]] |date=2015-03 |origdate=1997| isbn=9784801000902 }}<br />
<br />
==外部リンク==<br />
*{{Twitter|2=Pierre Levy}}<br />
<br />
{{Normdaten|BIBSYS=90884262}}<br />
<br />
{{デフォルトソート:れうい ひええる}}<br />
[[Category:20世紀フランスの哲学者]]<br />
[[Category:21世紀フランスの哲学者]]<br />
[[Category:ポストモダン哲学]]<br />
[[Category:オタワ大学 (カナダ)の教員]]<br />
[[Category:パリ大学の教員]]<br />
[[Category:チュニジア出身の人物]]<br />
[[Category:1956年生]]<br />
[[Category:存命人物]]<br />
{{Philos-stub}}<br />
{{Academic-bio-stub}}</div>
27.114.108.111
SBS (韓国)
2018-03-10T16:33:47Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>{{韓国の事物|<br />
title=SBS(ソウル放送)|<br />
alphabet-type=[[英語]]表記|<br />
alphabet=SBS (Seoul Broadcasting System)|<br />
hangeul= 에스비에스|<br />
hanja=- |<br />
katakana=エスビーエス|<br />
}}<br />
{{基礎情報 会社<br />
|社名= {{lang|ko|주식회사 에스비에스}}<br />株式会社SBS<br />
|英文社名= SBS (Seoul Broadcasting System)<br />
|ロゴ=[[Image:Seoul_Broadcasting_System_logo.svg|120px]]<br />
|種類= 株式会社<br />
|市場情報= [[韓国証券取引所|KSE]]&nbsp;034120<br />
|略称= SBS<br />
|国籍= {{KOR}}<br />
|郵便番号= 158-725(07996)<br />
|本社所在地= [[ソウル特別市]][[陽川区]]木洞西路161(木1洞920)<br />
|設立= [[1990年]][[11月14日]]<br />
|業種= 放送業<br />
|統一金融機関コード=<br />
|SWIFTコード=<br />
|事業内容= <br />
|代表者= 代表理事社長 ハ・グミョル ({{lang|ko|하금열}})<br />
|資本金= 912億6300万ウォン(2010年)<br />
|発行済株式総数=<br />
|売上高=6,821億3800万ウォン(2010年)<br />
|営業利益=<br />
|純利益=3,752,000,000円(2010年)<br />
|純資産= <br />
|総資産=659,738,000,000円(2010年)<br />
|従業員数= 単独 935人(2010年)<br />
|決算期= [[12月31日|12月末日]]<br />
|主要株主= SBSメディアホールディングス 30.31%、国民年金管理公団 6.98%、韓国投資証券 8.11%、大韓製粉 5.56%、ミレアセット資産運用投資諮問 5.55%<br />
|主要子会社= SBSニューステック、SBSアートテック<br />
|関係する人物= ユン・セヨン({{lang|ko|윤세영}}、会長、初代社長)<br />
|外部リンク= http://www.sbs.co.kr/<br />
|特記事項=<br />
}}<br />
{{基礎情報 会社<br />
|社名= {{lang|ko|에스비에스미디어홀딩스 주식회사}} <br />SBSメディアホールディングス株式会社<br />
|英文社名= SBS Media Holdings Co., Ltd.<br />
|ロゴ=<br />
|種類= 株式会社<br />
|市場情報= [[韓国証券取引所|KSE]]&nbsp;101060<br />
|略称=<br />
|国籍= {{KOR}}<br />
|郵便番号=<br />
|本社所在地= [[ソウル特別市]][[陽川区]]木洞西路161(木1洞920)<br />SBS放送センター19階<br />
|設立= [[2008年]][[3月4日]]<sup>※1</sup><br />
|業種= サービス業(放送持株会社)<br />
|統一金融機関コード=<br />
|SWIFTコード=<br />
|事業内容= <br />
|代表者= 代表理事副会長 ユン・ソクミン ({{lang|ko|윤석민}})<br />代表理事社長 ウ・ウォンギル ({{lang|ko|우원길}})<br />
|資本金= 699億ウォン(2008年9月30日時点)<br />
|発行済株式総数=<br />
|売上高=<br />
|営業利益=<br />
|純利益=<br />
|純資産= <br />
|総資産=<br />
|従業員数= 単独 12人(2008年12月)<br />
|決算期= [[12月31日|12月末日]]<br />
|主要株主= テヨン建設(泰榮建設)60.86%、キトラミ 5.72%<sup>※2</sup><br />
|主要子会社= SBS、SBSプロダクション、SBSコンテンツハブ、SBSドラマプラス<br />
|関係する人物=<br />
|外部リンク= http://www.sbsmedia.co.kr/<br />
|特記事項= <sup>※1</sup>SBSの投資事業部門を分割し「SBSホールディングス」として設立。2009年2月27日の定期株主総会で現名称への商号変更を議決。<sup>※2</sup>キトラミグループ合計で10.97%保有。<br />
}}<br />
'''株式会社SBS'''(エスビーエス)は、[[大韓民国|韓国]]の[[首都圏 (韓国)|ソウル首都圏]]を放送エリアとする[[テレビ]]・[[ラジオ]][[ラテ兼営|兼営]]の[[放送局]]である。純粋な[[民間放送]]局「'''ソウル放送'''」として[[1990年]]に設立、2000年に現社名に変更した。本社を[[ソウル特別市]][[陽川区]]に置く。<br />
<br />
ソウル特別市、[[仁川広域市]]、[[京畿道]]を放送エリアとするが、その後開局した他地区の地域民放局と協定を結んだ。<br />
<br />
コーポレート[[標語|スローガン]]は「'''{{lang|ko|함께 만드는 기쁨}}'''(一緒に作る喜び)」。また、現在使用している二重丸のようなCIは制作当時([[2000年]])、「生命と文化の種子」をイメージ化したものであったが、現在は「知恵の目」というイメージに変えた。<br />
<br />
サイトにあるキャッチコピーは「'''私が作る新しいメディアの世の中''':'''{{lang|ko|내가 만드는 새 미디어 세상}}'''」。<br />
<br />
== 概説 ==<br />
本社はソウル特別市陽川区木洞(ヤンチョンく モクトン)にあり、[[韓国放送公社]](KBS)や[[文化放送 (韓国)|韓国文化放送]](MBC)のように独自で地方局は持たず、韓国の地方民放局9社との提携でネットワークを形成している。日本側から見れば、純民間放送局の全国ネットワークの[[キー局]]と見られているが、法律上はソウル首都圏を放送エリアとする「地域民間放送局」である。MBCのような、その他の[[#系列局(地方民放局)|地方民放局]]との直接の資本関係はない。ただし、SBS筆頭株主の泰栄は[[KNN (放送局)|KNN]]株式の10.9%や[[G1 (放送局)|G1 (江原民放)]] 株式の4.9%を保有し、SBS第2位株主のガス機器メーカー・キトラミ({{lang|ko|귀뚜라미}})は[[大邱放送]] (TBC) 株式の24.2%(系列のキトラミ精密工業、キトラミボイラー持ち分との合計で)を保有する筆頭株主である。<br />
<br />
[[株式]]を[[韓国証券取引所]](現:韓国取引所株式市場部)に上場している(証券コード:034120)。[[筆頭株主]]は建設会社の泰栄(テヨン, {{lang|ko|태영}})。泰栄はSBSの設立発起人的立場にあり、ユン・セヨン({{lang|ko|윤세영}}) が両社の会長を務めるなど、資本・人事上の関係が深い。<br />
<br />
プロ[[バスケットボール]]チーム、安養SBSスターズを保有し、[[韓国バスケットボールリーグ]] (KBL) に創設時から参加させてきたが、元[[国営企業|国営]]の[[タバコ]]会社 [[KT&G]]に譲渡、[[安養KT&Gカイツ]]となった。また[[アメリカ合衆国]]の[[PGAツアー]]、[[LPGAツアー]]ともかかわりが深く、2005-2009年には女子の[[SBSオープン]]、2011年と2017年には男子の[[ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ|SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズ大会]]の協賛スポンサーにも就任している。<br />
<br />
ケーブルテレビや衛星デジタル放送(Skylife)を通じて、SBSドラマ、SBS ESPN(※アメリカ[[ESPN]]と提携、旧SBSスポーツ)、SBSゴルフ、SBS CNBCの各チャンネルを放送している。そのうちSBS ESPNでは、SBSスポーツ時代の2006年から2010年まで、[[日本プロ野球]]・[[読売ジャイアンツ]]のホーム試合の生中継を[[日テレG+]]からの映像提供を受ける形で行なっていた。これは[[李承ヨプ (野球)|イ・スンヨプ]]のジャイアンツ入団によるもので、試合終了まで音声はSBS側で付ける「[[カラ出張]]」形式を取っていた。[[2011年]]からはイ・スンヨプと[[朴賛浩|パク・チャンホ]]が加入した[[オリックス・バファローズ]]の主催ゲームの放映権を獲得している。<br />
<br />
=== 日本との関係 ===<br />
日本の放送局とは[[日本テレビ放送網|日本テレビ]] (NTV) と開局以来提携関係にあり、日本テレビや系列の[[福岡放送]] (FBS) などから[[特派員]]を受け入れている。また[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[NBC]]や[[ロシア連邦|ロシア]]の[[ロシア1|RTR]]、[[中華人民共和国|中国]]の[[北京電視台]]などとも友好関係にある。なお、SBS東京支局は[[汐留]]の日テレタワー内にあり、東京発のニュースでは[[新橋駅]]付近を走る[[新幹線|東海道新幹線]]などを背景に特派員がリポートを伝えている。<br />
<br />
2004年11月からは「[[モバHO!]]」へ、ドラマ・バラエティ・ラジオ番組の供給を開始したがその後、停波したことに伴ってサービスを終了した。<br />
<br />
== 会社概要 ==<br />
* 正式社名:株式会社SBS ({{lang|ko|주식회사SBS}})<br />
* 所在地:<br />
** 本社(SBS放送センター):ソウル特別市陽川区木洞920<br />
** SBS公開ホール:ソウル特別市[[江西区 (ソウル特別市)|江西区]]登村洞58-1<br />
** 一山(イルサン、{{lang|ko|일산}})制作センター:京畿道[[高陽市]]一山西区炭峴洞140<br />
* 代表者:代表理事社長 アン・グクジョン({{lang|ko|대표이사 사장 안국정}})<br />
* 資本金:1,304億[[大韓民国ウォン|ウォン]](泰栄 30.0%、キトラミ 13.2%、大韓投資信託運用 9.5%、国民年金管理公団 6.5%、大韓製粉 5.6%、個人 9.5%、その他 25.7%、2004年12月31日現在)<br />
* 株式上場:[[韓国取引所]]株式市場部(旧 [[韓国証券取引所]])証券コード:034120<br />
* 国内支局:[[釜山広域市|釜山]]、[[大邱広域市|大邱]]、[[大田広域市|大田]]、[[晋州市 (韓国)|晋州]]、[[江陵市|江陵]]<br />
* 海外支局:[[ワシントンD.C.|ワシントン]]、[[ニューヨーク]]、[[パリ]]、[[東京]]、[[北京市|北京]]<br />
* 海外提携局:[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、NBC(アメリカ)、[[ロシア1|ロシアテレビ]] (RTR)、[[北京電視台]] (BTV)、[[無綫電視|電視廣播有限公司]](香港無線テレビ、TVB)、[[八大電視]](GTV、台湾)、ホーチミンテレビ(HTV、ベトナム)<br />
* 関連会社・団体:SBSコンテンツハブ、SBSニューステック、SBSアートテック、SBSスポーツチャンネル、SBSゴルフチャンネル、SBSドラマプラス、SBS文化財団、ソアム学術奨学財団<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
*[[1990年]]11月14日 - 「株式会社ソウル放送 ({{lang|ko|주식회사 서울 방송}})」設立<br />
*[[1991年]]3月20日 - KBSラジオソウル(旧:[[東亜放送]])を移管する形でAMラジオ局を開局 792[[キロヘルツ|kHz]]、[[識別信号|コールサイン]]:HLSQ<br />
*1991年12月9日 - [[テレビ]]開局、[[識別信号|呼出符号]](コールサイン):HLSQ-TV<br />
*[[1993年]]7月1日 - AMラジオ、[[ステレオ放送]]開始<br />
*[[1995年]]5月14日 - この日の4社開局を皮切りにネットワーク開始<br />
*1995年11月14日 - 一山制作センター(イルサン - )竣工<br />
*[[1996年]]11月14日 - SBS POWER FM開局 107.7[[メガヘルツ|MHz]]、呼出符号:HLSQ-FM<br />
*[[1997年]]1月28日 - 安養SBSスターズ創立<br />
*[[1999年]]1月1日 - SBS LOVE FM([[標準FM放送]]=AMと同一内容)開局 103.5MHz、呼出符号:HLSQ-SFM<br />
*1999年5月12日 - [[コスダック]](韓国店頭市場)に登録、[[言論統廃合]]以来初のマスコミの上場<br />
*[[2000年]]3月17日 - 「株式会社SBS」に社名変更<br />
*2000年10月19日 - [[平壌]]からニュースの[[生放送]]を実施<br />
*[[2001年]]10月26日 - [[地上デジタルテレビジョン放送]]本放送開始(韓国初、[[リモコンキーID]]は全国の民放局含め11で統一。)<br />
*[[2002年]]5月30日 - [[済州国際自由都市放送]]の開局を以って民間放送全国ネットワーク完成<br />
*[[2003年]]6月25日 - 韓国証券取引所に上場<br />
*2003年10月7日 - [[鄭周永]]体育館開館記念、統一バスケットボール試合を平壌から生中継(韓国のテレビ中継車が初めて平壌入り)<br />
*[[2004年]]3月1日 - 開局以来[[汝矣島]]に構えていた本社を木洞へ移転<br />
*[[2005年]]2月25日-27日 - 米[[全米女子プロゴルフ協会|LPGA]]ツアー、SBSオープンを[[オアフ島]]で主催<br />
*2005年3月28日 - 地上波デジタルマルチメディア放送 (地上波[[DMB]]) 事業者として放送委員会から選定(申請10社から6社選定)<br />
*2005年6月10日 - 日本語サイト開設(提携先の日本テレビも韓国向けサイトを開設)<br />
*2005年7月29日 - [[KT&amp;G]]に安養SBSスターズの経営権を譲渡することで同意<br />
*2005年12月1日 - 平日昼(12時-16時)のテレビ放送開始。地上波DMB「SBSu」開局<br />
*2006年8月2日 - [[国際オリンピック委員会|IOC]]と[[バンクーバーオリンピック|2010年]]から[[リオデジャネイロオリンピック|2016年]]までの[[近代オリンピック|オリンピック]][[放映権]]を単独で獲得する契約に調印。契約総額、7,250万ドル。朝鮮半島全域の放映権となっており、北朝鮮への映像提供権も含まれる。[[北京オリンピック|2008年]]までは日本([[ジャパンコンソーシアム]])同様、3大放送局が合同で契約するプール制を取る。<br />
*2012年12月31日 - 韓国時間午前4時(日本時間でも午前4時)をもってアナログテレビジョン放送を停波。但しSBSはテレビの24時間放送をしていないため、前日分の放送終了を以って実質的に終わっていた。<br />
<br />
==シンボルマーク== <br />
<gallery><br />
ファイル:SBS CI 1991 - 1994.png|[[1991年]][[12月9日]] - [[1994年]][[8月7日]] <br />
ファイル:SBS 1994 - 2000.png|1994年[[8月8日]] - [[2000年]][[11月13日]] <br />
ファイル:Seoul_Broadcasting_System_logo.svg|2000年[[11月14日]] - 現在<br />
</gallery><br />
<br />
==送信所・中継局一覧==<br />
===デジタルテレビ===<br />
* リモコンキーID6-1<br />
* [[識別信号|呼出符号]](コールサイン):HLSQ-DTV<br />
{| class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center"<br />
|-<br />
! 送信所 !! 物理チャンネル !! 空中線電力<br />
|-<br />
| 冠岳山 || K-16ch || 2.5kW<br />
|-<br />
| 南山 || K-44ch || 5kW<br />
|-<br />
| 坡平 || K-29ch || 90W<br />
|-<br />
| 東豆川 || K-37ch || 20W<br />
|-<br />
| 龍門山 || K-29ch || 1kW<br />
|-<br />
| 桂楊山 || K-35ch || 100W<br />
|-<br />
| 仁川 || K-51ch || 90W<br />
|-<br />
| 仏光 || K-29ch || 90W<br />
|-<br />
| 白蓮 || K-34ch || 90W<br />
|-<br />
| 長位 || K-39ch || 90W<br />
|-<br />
| 光明 || K-31ch || 20W<br />
|-<br />
| 光教山 || K-31ch || 200W<br />
|-<br />
| 城南 || K-29ch || 20W<br />
|}<br />
<br />
===アナログテレビ===<br />
'''2012年12月31日4時で停波。'''<br />
* 呼出符号:HLSQ-TV<br />
{| class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center"<br />
|-<br />
! 送信所 !! 物理チャンネル !! 空中線電力<br />
|-<br />
| 南山 ||K-6ch|| 50kW<br />
|-<br />
| 冠岳山 ||K-43ch|| 10kW<br />
|-<br />
| 東豆天 || K-21ch || 100W<br />
|-<br />
| 龍門山 || K-55ch || 10kW<br />
|-<br />
| 仁川 || K-47ch || 500W<br />
|-<br />
| 仏光 || K-57ch || 500W<br />
|-<br />
| 杏堂 || K-60ch || 10W<br />
|-<br />
| 長位 || K-51ch || 500W<br />
|-<br />
| 始興 || K-39ch || 10W<br />
|-<br />
| 光明 || K-44ch || 10W<br />
|-<br />
| 城南 || K-46ch || 100W<br />
|}<br />
<br />
===ラジオ===<br />
;SBS LoveFM<br />
{| class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center"<br />
|-<br />
! 送信所 !! 周波数 !! 空中線電力 !! 呼出符号<br />
|-<br />
| 一山 || AM 792kHz || 50kW || HLSQ<br />
|-<br />
| 冠岳山 || FM 103.5MHz || 10kW || HLSQ-SFM<br />
|-<br />
| 利川 || FM 98.3MHz || 不明 || 無し<br />
|}<br />
<br />
;SBS PowerFM<br />
{| class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center"<br />
|-<br />
! 送信所 !! 周波数 !! 空中線電力 !! 呼出符号<br />
|-<br />
| 冠岳山 || FM 107.7MHz || 10kW || HLSQ-FM<br />
|-<br />
| 東豆川 || FM 100.3MHz || 100W || 無し<br />
|}<br />
<br />
===地上波DMB===<br />
;SBS(u)<br />
* 呼出符号:HLSQ-TDMB<br />
{| class="wikitable" style="font-size:90%;text-align:center"<br />
|-<br />
! 送信所 !! 物理チャンネル(周波数) !! 空中線電力<br />
|-<br />
| 冠岳山 || rowspan="16"| K-12Cch (208.736MHz) || 2kW<br />
|-<br />
| 南山 || 2kW<br />
|-<br />
| 坡平 || 20W<br />
|-<br />
| 抱川 || 20W<br />
|-<br />
| 龍門山 || 1kW<br />
|-<br />
| 河岾 || 100W<br />
|-<br />
| 仏光 || 90W<br />
|-<br />
| 桂陽山 || 1kW<br />
|-<br />
| 満月 || 90W<br />
|-<br />
| 安山 || 20W<br />
|-<br />
| 光敎山 || 1kW<br />
|-<br />
| 雲中 || 20W<br />
|-<br />
| 広州 || 20W<br />
|-<br />
| 龍仁 || 90W<br />
|-<br />
| 二東 || 90W<br />
|-<br />
| 安城 || 90W<br />
|}<br />
<br />
== 主な番組 ==<br />
(特別番組の放送や系列局によっては、番組差し替えがあるので事前に確認することをお勧めする)<br />
<br />
=== ドラマ ===<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
*地上デジタル放送(韓国国内)ではハイビジョン放送を実施している(SBS系列のHD番組の大半がドラマ)<br />
<br />
==== 朝ドラマ({{lang|ko|아침드라마}}、月〜金 08:30-09:10) ====<br />
{{Main|ko:SBS 아침연속극}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<br />
==== 連続ドラマ{{lang|ko|일일드라마}}、月〜金 19:20-19:55)====<br />
{{Main|ko:SBS 일일드라마}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<br />
==== 月火ドラマ({{lang|ko|월화드라마}}、月・火 21:55-23:10) ====<br />
{{Main|ko:SBS 월화드라마}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<br />
==== ドラマスペシャル({{lang|ko|드라마스페셜}}、水・木 21:55-23:10) ====<br />
{{Main|ko:SBS 드라마 스페셜}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<br />
==== 金曜ドラマ({{lang|ko|금요드라마}}、金 21:55-23:55) ====<br />
{{Main|ko:SBS 금요드라마}}<br />
<!--<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
* [[愛・共感]]({{lang|ko|사랑공감}}、2005.1-4)<br />
* 花より女({{lang|ko|꽃보다 여자}}、2005.4-)<br />
* 愛してる、敵よ({{lang|ko|사랑한다 웬수야}}、2005.7-)<br />
* [[ダイアモンドの涙]]({{lang|ko|다이아몬드의 눈물}}、2005.9.23-12.2)<br />
* [[その女 (2005年のテレビドラマ)|その女]]({{lang|ko|그 여자}}、2005.12.9-2006.2.17)<br />
* [[ある日、突然…]]({{lang|ko|어느 날 갑자기}}、2006.2.24-5.12)<br />
* [[マイ・ウェイ (テレビドラマ)|マイ・ウェイ]]({{lang|ko|나도야 간다}}、2006.5.19-8.)<br />
* [[愛しのおバカちゃん]]({{lang|ko|내 사랑 못난이}}、2006.8.11-10.13)<br />
* [[マイラブ]]({{lang|ko|마이러브}}, 2006.10.20-<br />
* [[塩人形]]({{lang|ko|소금인형}}, 2007.1-3)<br />
* [[恋人よ (2007年のテレビドラマ)|恋人よ]]({{lang|ko|연인이여}}, 2007.4-6)<br />
* [[8月に降る雪]]({{lang|ko|8월에 내리는 눈}}, 2007.6-8)<br />
* [[ママはシンデレラ]]({{lang|ko|날아오르다}}, 2007.8-2007.10)<br />
* [[愛をたずねて三千里]]({{lang|ko|아들 찾아 삼만리}}、2007.11.2-2008.1.5)<br />
* [[飛天舞]]({{lang|ko|비천무}}、2008.2.1-3.21)<!-- 漫画が原作なので、作成時は漫画メインの記事の体裁で--><br />
* [[なんでウチに来たの?]]({{lang|ko|우리집에 왜왔니}}、2008.3.28-5.30)<br />
* [[マイスウィートソウル]]({{lang|ko|}}、2008.6.6-8.1)<br />
* [[神の天秤]]({{lang|ko|}}、2008.8.29-10.24)<br />
* [[ザ・ミュージカル]]({{lang|ko|더 뮤지컬}}、2011.9-2011.12.23)<br />
</div></div>--><br />
<br />
==== 週末劇場({{lang|ko|토요드라마}})ほか(土 20:45-23:05) ====<br />
{{Main|ko:SBS 주말극장}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<!--<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
<!-- * [[]]({{lang|ko|}}、)--><br />
* それでも愛してる({{lang|ko|그래도 사랑해}}、2001.1.6 - 2001.7.15)<br />
* 父と息子({{lang|ko|아버지와 아들}}、2001.7.21 - 2001.10.28)<br />
* [[華麗なる時代]]({{lang|ko|화려한 시절}}、2001.11.3 - 2002.4.21)<br />
* その女にみんな虜({{lang|ko|그 여자 사람잡네}}、2002.4.27 - 2002.10.27)<br />
* 流れる川のように({{lang|ko|흐르는 강물처럼}}、2002.11.2 - 2003.4.20)<br />
* [[ぷー太郎脱出!]]({{lang|ko|백수탈출}}、2003.4.26 - 2003.8.24)<br />
* [[太陽の南]]({{lang|ko|태양의 남쪽}}、2003.8.30 - 2003.10.19)<br />
* 愛情万歳({{lang|ko|애정만세}}、2003.10.25 - 2004.4.18)<br />
* [[新・若草物語]]({{lang|ko|작은 아씨들}}、2004.4.24 - 2004.11.21)<br />
* [[土地 (小説)|名家の娘ソヒ]]({{lang|ko|토지}}、2004.11.27 - 2005.5.22)<br />
* [[その夏の台風]]({{lang|ko|그여름의 태풍}}、2005.5.28 - 2005.9.4)<br />
* [[神様、お願い]]({{lang|ko|하늘이시여}}、2005.9.10 - 2006.7.2)<br />
* [[淵蓋蘇文 (テレビドラマ)|淵蓋蘇文 ヨンゲソムン]]({{lang|ko|연개소문}}、2006.7.8 - 2007.6.17)<br />
* [[黄金の新婦]]({{lang|ko|황금신부}}、2007.6.23 - 2008.2.3)<br />
* [[幸せです]]({{lang|ko|행복합니다}}、2008.2.8 - 2008.8.31)<br />
* [[ガラスの城 (テレビドラマ)|ガラスの城]]({{lang|ko|유리의 성}}、2008.9.6 - 2009.3.1)<br />
* [[愛は簡単じゃない]]({{lang|ko|사랑은 아무나 하나}}、2009.3.7 - 2009.8.23)<br />
* [[千万回愛してます]]({{lang|ko|천만번 사랑해}}、2009.8.29 - 2010.3.7)<br />
* [[お隣さんは元ダンナ]]({{lang|ko|이웃집 웬수}}、2010.3.13 - 2010.10.31)<br />
* [[運命の誘惑]]({{lang|ko|웃어요 엄마}}、2010.11.6 - 2011.4.24)<br />
* [[恋せよ、シングルママ]]({{lang|ko|내 사랑 내 곁에}}、2011.5.7 - 2011.10.23)<br />
* [[明日が来れば]]({{lang|ko|내일이 오면}}、2011.10.29 - 2012.4.22)<br />
* [[おいしい人生]]({{lang|ko|맛있는 인생}}、2012.4.28 - 2012.9.23)<br />
* 我が愛しの蝶々夫人({{lang|ko|}}、2012.10.6 - 2013.4.7)<br />
* ワンダフルママ({{lang|ko|}}、2013.4.13 - 2013.9.22)<br />
</div></div>--><br />
<br />
==== 週末特別企画ドラマ({{lang|ko|특별기획}})(土・日 21:55-23:10) ====<br />
{{Main|ko:SBS 주말 특별기획}}<br />
テンプレートを参照。<br />
<br />
==== 日曜朝ドラマ({{lang|ko|일요아침드라마}}、日 08:50-10:00)====<br />
{{Main|ko:SBS 일요아침드라마}}<br />
<br />
==== SBS Sitcom({{lang|ko|SBS 시트콤}}, SBS Sitcom) ====<br />
{{Main|ko:SBS 시트콤}}<br />
<br />
==== その他ドラマ ====<br />
*[[オープンドラマ]]({{lang|ko|오픈 드라마}}, 2002-2004)<br />
*[[ゴースト・パンパン]]({{lang|ko|고스트 팡팡}}, 2007.2-9, 児童ドラマ)<br />
</div></div><br />
<br />
=== ニュース ===<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
<small>(2011年6月14日現在)</small><br />
*[[SBS 8 ニュース]] ({{lang|ko|SBS 8 뉴스}}) <br />
**平日19:55〜20:55、週末19:55〜20:45。ローカル枠の放送開始時間は地域によるが、基本的には20:35頃〜。<br />
**SBSの看板ニュース番組。テレビ欄上の表記は「SBS 8 ニュース ({{lang|ko|SBS 8 뉴스}})」だが、実際の放送では「SBS 8時のニュース ({{lang|ko|SBS 여덟시 뉴스}})」と言っている。<br />
*出発! モーニングワイド ({{lang|ko|출발! 모닝와이드}}) <br />
**月〜金6:00〜8:30、土曜6:00〜8:45。<br />
***ニュースは平日6:00〜7:30、土曜6:00〜7:40。ローカル枠は各局で放送開始時間が異なっている。基本的には7時台に放送されるが、一部地域では8時台にかけて放送される。<br />
**土曜日は「土曜特集 出発! モーニングワイド ({{lang|ko|토요특집 출발! 모닝와이드}})」というタイトルで放送している。<br />
*SBS生活経済 ({{lang|ko|SBS 생활경제}})<br />
**平日11:00〜12:00。一部地域で11:40頃〜ローカル枠。また、ローカル編成の為に放送しない地域もある。<br />
*SBS 5 ニュース ({{lang|ko|SBS 5 뉴스}})<br />
**平日5:00〜5:10。土日は編成上、放送する週と放送しない週がある。<br />
*SBS 12 ニュース ({{lang|ko|SBS 12 뉴스}})<br />
**平日12:00〜12:30。一部地域でローカル枠がある他、放送時間全てをローカルニュースに差し替える局もある。<br />
*SBSニュースパレード ({{lang|ko|SBS 뉴스 퍼레이드}})<br />
**平日17:00〜17:30。一部地域で17:15頃〜ローカル枠。<br />
*SBSナイトライン ({{lang|ko|SBS 나이트라인}})<br />
**平日24時台、編成によっては1時台に放送する場合もあり。日によって放送開始時刻や放送時間が異なる。[[大邱放送|TBC]]のみローカルニュースを放送する。また、SBS以外の地方局では放送しない日が存在する。<br />
*SBSニュース ({{lang|ko|SBS 뉴스}})<br />
**平日10:30〜11:00(一部地域でローカル枠あり)、14:00〜14:10(一部地域ではローカルニュースに差し替え)。週末11:50〜12:00。土曜日16:55〜17:05。日曜日6:00〜6:10、7:00〜7:10、15:30〜15:40。<br />
*天気と生活 ({{lang|ko|날씨와 생활}})<br />
**平日17:30〜17:35。5分間の天気予報。一部地域ではローカルニュースに差し替え。<br />
</div></div><br />
<br />
=== 情報・教養番組 ===<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
*良い朝 ({{lang|ko|좋은아침}}) (月曜〜金曜9:30〜) 朝のトークショー<br />
*生放送トゥディ ({{lang|ko|생방송 투데이}}) (月曜〜木曜18:50〜)<br />
*瞬間捕捉 こんなことが! ({{lang|ko|순간포착 세상에 이런일이}}) (木曜20:55〜)(+82-2-2113-3333)<br />
* 物語Y({{lang|ko|궁금한 이야기 Y}}) (金曜20:55〜)(+82-2-2113-5555)<br />
*英才發掘團 ({{lang|ko|영재발굴단}}) (水曜20:55〜)<br />
*それが知りたい ({{lang|ko|그것이 알고싶다}}) (土曜22:55〜)(+82-2-2113-5500)<br />
*TV動物農場 ({{lang|ko|TV동물농장}}) (日曜9:40〜) (+82-2-2113-3456)<br />
*生活之 達人({{lang|ko|생활의 달인}})(月曜8:50〜)(+82-2-6673-4600)<br />
</div></div><br />
<br />
=== 音楽・バラエティ ===<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
*[[SBS人気歌謡]] ({{lang|ko|SBS인기가요}}) (1991年12月15日 - 1993年10月17日 [第1期]) (1998年2月1日 - [第2期])(日曜16:10〜)<br />
*日曜日は楽しい ({{lang|ko|일요일이 좋다([[Runnigman|런닝맨]],[[K-POP STAR]])}}) (日曜17:00〜)<br />
*[[韓流ネタバラエティ ウッチャッサ!]] ({{lang|ko|웃음을찾는사람들}}) 日曜日 20時45分<br />
*百年之客({{lang|ko|백년손님}})<br />
*同床異夢 大丈夫 大丈夫 ({{lang|ko|동상이몽 괜찮아 괜찮아}})<br />
*3大天王({{lang|ko|3대천왕}})<br />
</div></div><br />
<br />
=== アニメ・映画・海外ドラマ ===<br />
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;"><br />
<div class="NavHead" style="text-align: left;">一覧を表示する</div><br />
<div class="NavContent" style="text-align: left;"><br />
*[[天使たちの合唱]](韓国名:{{lang|ko|천사들의 합창}}, 2005.11-2006.3)(月曜〜木曜 16:20)<br />
*[[NUMBERS 天才数学者の事件ファイル|ナンバーズ]](韓国名:{{lang|ko|넘버스}}, English:Numb3rs, 2007.2-5)<br />
*[[プリズン・ブレイク]](韓国名:{{lang|ko|프리즌 브레이크}}, English:Prison Break, 2007.5-9)<br />
*[[Dr.HOUSE|ドクター・ハウス]](韓国名:{{lang|ko|닥터하우스}}, English:Dr. House, 2007.10-)<br />
*[[ワーストウイッチ (ドラマ)|ワーストウイッチ]](韓国名:{{lang|ko|말괄량이 마법학교}}, English:The Worst Witch, 2006.3-2006.5 1次/2006.5-2006.7 2次)<br />
*[[わがまま☆フェアリー ミルモでポン!]](韓国名:{{lang|ko|미르모 퐁퐁퐁}}(ミルモ ポンポンポン!), English:Mirmo!, 2005.7-2006.1)<br />
*[[ふたりはプリキュア]](韓国名:{{lang|ko|빛의 전사 프리큐어}}, English:Futari wa Pretty Cure, 2005.12-2007.1)<br />
*[[折紙戦士]](韓国名:{{lang|ko|접지전사}}, English:Origami Warriors, 日本・台湾・韓国 共同作品, 主題歌:[[東方神起]](TVXQ), 2006.1-2007.5)<br />
*[[ハロンイの英語の国]](韓国名:{{lang|ko|하롱이의 영어나라}}, 2006.1-2006.3)<br />
*[[デュエル・マスターズ (アニメ)|デュエル・マスターズ]](韓国名:{{lang|ko|듀얼 마스터즈}}, 2006.2-)<br />
*[[童謡の国]](韓国名:{{lang|ko|동요나라}}, 2006.3-)<br />
*[[こども三国遺事]](韓国名:{{lang|ko|아이 삼국유사}}, 2006.4-2007.5)<br />
*[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]](韓国名:{{lang|ko|짱구는 못말려}}, 1999.6-2007.2)<br />
*[[オリンポスガーディアン]](韓国名:{{lang|ko|올림포스 가디언}}, English:Olympus Guardian, 2002-2005)<br />
*[[コミの漫画好奇心天国]](韓国名:{{lang|ko|고미의 만화 호기심 천국}}, 2005.4-2006.4)<br />
*[[ウィッチ -W.I.T.C.H.-]](韓国名:{{lang|ko|마법소녀 위치}}, 2005.10-2006.3)<br />
*[[海賊マテオ]](韓国名:{{lang|ko|해적 마테오}}, 2005.11)<br />
*[[バンパキングジャパー]](韓国名:{{lang|ko|범퍼킹 재퍼}}, English:Bumperking Zapper, 2004)<br />
*[[トムとジェリー]](韓国名:{{lang|ko|톰과 제리}}, English:Tom and Jerry, 2005)<br />
*[[パワーパフガールズ]](韓国名:{{lang|ko|파워퍼프걸}}, English:The Powerpuff Girls, 2002)<br />
*[[ティーン・タイタンズ (アニメ)|ティーン・タイタンズ]](韓国名:{{lang|ko|틴 타이탄}}, English:Teen Titans, 2005)<br />
*[[パタパタ飛行船の冒険]](韓国名:{{lang|ko|파닥파닥 비행선}}, 2005)<br />
*[[爆転シュート ベイブレード (アニメ)|トップブレイド]](韓国名:{{lang|ko|탑블레이드}}, English:Beyblade, 2001-2002)<br />
*[[爆転シュート ベイブレード (アニメ)|トップブレイドV]](韓国名:{{lang|ko|탑블레이드V}}, English:Beyblade2, 2002-2003)<br />
*[[あっちゃん・じゅり]](韓国名:{{lang|ko|아짱쥬리}}, 2004-2005)<br />
*[[ポトリス]](韓国名:{{lang|ko|포트리스}}, English:Portress, 2004-2005)<br />
*[[ユニミニペッ]](韓国名:{{lang|ko|유니미니펫}}, English:Uniminipet, 2001-2003)<br />
*[[ポケットモンスター (1997-2002年のアニメ)|ポケットモンスター]](韓国名:{{lang|ko|포켓몬스터}}, English:Pocket Monsters, 1999-2003)<br />
*[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|ポケットモンスターAG]](韓国名:{{lang|ko|포켓몬스터AG}}, English:Pocket Monsters: Advanced Generation, 2003-2005)<br />
*[[ポケットモンスター ダイヤモンド&パール|ポケットモンスターDP]](韓国名:{{lang|ko|포켓몬스터DP}}, English:Pocket Monsters: Diamond & Pearl, 2007.9-)<br />
*[[東京ミュウミュウ]](韓国名:{{lang|ko|베리베리 뮤우뮤우}}, English:Mew Mew Power(Tokyo Mew Mew), 2004-2005)<br />
*[[アクアキッズ]](韓国名:{{lang|ko|아쿠아 키즈}}, English:Aqua Kids, 2004-2005, 現在[[テレビ東京]]から放送中)<br />
*[[レジェンズ|竜の伝説レジェンド]](韓国名:{{lang|ko|용의전설 레전더}}, English:Legend Z, 2004.11-2005.9)<br />
*[[遊☆戯☆王]](韓国名:{{lang|ko|유희왕}}, English:Yugioh, 2003.12-2005.6)<br />
*[[魔法神話ラグナロク]](韓国名:{{lang|ko|마법신화 라그나로크}}(ラグナロク), English:Ragnarok The Animation, 2005.1-2006.2)<br />
*[[白い心ペック]](韓国名:{{lang|ko|하얀마음 백구}}, 2000)<br />
*[[超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説|銀河英雄サイバトロン]](韓国名:{{lang|ko|은하영웅 사이버트론}}, English:Transformers, 2004.12-2005.5)<br />
*[[とっとこハム太郎 (アニメ)|とっとこハム太郎]](韓国名:{{lang|ko|방가방가 햄토리}}, English:Hamtato (Banga Banga Hamtori), 2002-2003)<br />
*[[カードキャプターさくら]](韓国名:{{lang|ko|카드캡터 체리}}, English:Cardcaptors (Cardcaptor Cherry), 1999-2000)<br />
*[[あるっそんたるっそん びくた]](韓国名:{{lang|ko|알쏭달쏭 빅터}}, English:Victor, 2004-2005)<br />
*[[アニマル横町]](韓国名:{{lang|ko|두근두근 비밀친구}}, English:Animal Yokocho, 2005.12-2006.9, 現在[[テレビ東京]]と共同放送中。と言っても韓国製アニメとして放送)<br />
*[[クリスタル妖精 ジースクアド]](韓国名:{{lang|ko|크리스탈요정 지스쿼드}}, English:Z-Sqard (Crystral Fairy Z-Sqard), 2006.11-2007.9)<br />
*[[ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ|亀特攻隊Z(タートルズ)]](韓国名:{{lang|ko|거북이특공대Z}}, English:Ninja Turtles Z, 2006.9.21-2007.5.31)<br />
*[[マシュマロ通信]](韓国名:{{lang|ko|라즈베리 타임즈}}, English:The Raspberry Times, 2006.11-2007.9)<br />
*[[おねがいマイメロディ]](韓国名:{{lang|ko|부탁해 마이멜로디}}, English:My Melody, 2007.2-9)<br />
*[[Winx Club|ウイングスフレンズ]](韓国名:{{lang|ko|윙스프렌즈}}, English:Wings Friends, 2007.6-)<br />
*[[スーパーコリアン]](韓国名:{{lang|ko|슈퍼코리안}}, English:Super Korean, 2007.6-10, 韓国人物の歴史アニメ)<br />
*[[ジャングル王 サロ]](韓国名:{{lang|ko|정글왕 사로}}, English:Jungle King Saro, 2007.9-, [[ジャングルブック]]の再構成アニメ)<br />
*[[像想さま ゆうぎよ]](韓国名:{{lang|ko|상상아 놀자}}, 2007.10-)<br />
*[[赤ちゃん恐竜 ドゥーリー]](2009年版)(韓国名:{{lang|ko|아기공룡 둘리}}, English:Dooly the little dino, 2009.1-11)<br />
*[[おはよう ジャドゥちゃん]] (韓国名:{{lang|ko|안녕자두야}}, English:Hello Jadoo, 2011.7-2016.2, 全3シーズン)<br />
</div></div><br />
<br />
== 放送事故・不祥事 ==<br />
SBSでは、過去にも放送事故や不祥事が起きている。<br />
*2006年8月20日に放送された『SBS人気歌謡』におけるステージ中、バックダンサーの1人が突然発作を起こして倒れるという事故が起きた。(詳しくは[[SeeYa]]を参照する事。)<br />
*[[フィギュアスケート]]選手の[[金妍兒|キム・ヨナ]]が2009年3月14日に韓国SBSで放送されたインタビューにおいて「競争相手の選手に試合直前の練習を妨害された」と述べた。この時、ヨナは具体的な選手名を挙げていなかったが、SBSはヨナの練習を妨げたのが「いつも日本人選手だった」というナレーションを挿入し、他の韓国メディアもそれに追随したため、韓国では日本選手に対するバッシングが起こり、日韓のスケート連盟を巻き込んでの大騒動(詳細は[[金妍兒による練習妨害発言]]を参照)となった。ヨナに上記のインタビューをしたSBSのリポーターは、[[東京スポーツ]]の取材に対し「『日本人に〜』というのはSBS側が付け加えたもの」と答え、今回の報道は「(マスメディアが)韓国ファンの反日感情を煽り、対決ムードを盛り上げようとしただけ」と述べた<ref>[http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/1.htm 捏造・改変なんでもあり! やっぱり変わらない韓国メディアの「反日無罪」]副題「キム・ヨナ発言、日の丸映像、日本製アニメ……どんどん変えちゃう」[[西村幸祐]]『[[SAPIO]]』2009年5月27日・6月3日号掲載、2009年6月8日(月)配信、同日閲覧</ref>。<br />
*2009年7月22日、バラエティー番組の『驚くべき大会スターキング』内で放送された「3分出勤法」が日本の番組の[[盗作]]だったことを認め謝罪した<ref>[http://www.chosunonline.com/news/20090723000013 SBS、日本の番組のパクリ認め正式謝罪]『朝鮮日報』2009年7月23日更新、同日閲覧 元ネタは3月にTBSが放送した『時短生活ガイドSHOW』の「5分出勤法」</ref>。<br />
*2011年11月17日、ニュース番組の『SBSナイトライン』で、同局のチョン・ソングンアナウンサーが[[朴元淳]][[ソウル特別市]]長がインターネットを利用したオンライン就任式を行ったことに対して、「趣のある就任式を期待していた市民も明らかに少なくなかったのではないでしょうか。そのような点では市民の権利を奪ったので、これが進歩でないことを望む。」と発言し顰蹙を買った。<ref>[http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201111171058051&code=940705 SBS앵커“서울시장 취임식, 시민권리 뺏어” “오늘의 유머…”]([[京郷新聞]]、2011年11月17日)</ref><br />
*2014年3月5日、集団お見合い番組の「[[チャク (韓国のテレビ番組)|チャク]]」で番組収録中に出演していた29歳の女性が首つり自殺した。同番組は振られた出演者には外で食事を取らせるなどして、出演者を心身共に傷つけていると批判された。なお、この事件を受けて同番組は打ち切りとなった。<br />
*[[2017年]][[5月17日]]、時事風刺番組において[[盧武鉉]]元大統領が[[TIME]]誌で表紙を飾った際の画像を放送したが、表紙の文字が[[日刊ベストストア]]利用者の手により「Hello,Mr.Roh」から「Go to Hell,Mr.Roh」へ書き換えられたパロディ画像であった。SBSが日刊ベストストアの画像を使って生じた[[放送事故]]は10回目とされ、局側は遺族らに陳謝したうえで幹部社員を処分している<ref>[http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/927997/1 SBSプラス、盧武鉉氏中傷のネット写真を放送で流し波紋] 東亜日報(2017年5月19日)2017年5月19日閲覧</ref>。<br />
<br />
== 民放ネットワーク ==<br />
{| class="sortable wikitable"<br />
! 略称 !! class="unsortable"|放送局名 !! class="unsortable"|放送対象区域 !! 開局日<br />
|-<br />
| '''SBS''' || '''SBS''' || [[ソウル特別市]]·[[仁川広域市]]·[[京畿道]] || [[1991年]][[3月20日|{{0}}3月20日]]<br />
|-<br />
| '''G1''' || '''[[G1 (放送局)|G1]]''' ||[[江原道 (南)|江原道]]|| [[2001年]][[12月15日]]<br />
|-<br />
| '''TJB''' || '''[[大田放送]]''' || [[大田広域市]]·[[世宗特別自治市]]・[[忠清南道]]|| [[1995年]][[5月14日|{{0}}5月14日]]<br />
|-<br />
| '''CJB''' || '''[[清州放送]]''' ||[[忠清北道]]|| [[1997年]][[10月18日]]<br />
|-<br />
| '''JTV''' || '''[[全州放送]]''' ||[[全羅北道]]|| [[1997年]][[9月27日|{{0}}9月27日]]<br />
|-<br />
| '''kbc''' || '''[[光州放送]]''' || [[光州広域市]]·[[全羅南道]]|| [[1995年]][[5月14日|{{0}}5月14日]]<br />
|-<br />
| '''TBC''' || '''[[大邱放送]]''' || [[大邱広域市]]·[[慶尚北道]] || [[1995年]][[5月14日|{{0}}5月14日]]<br />
|-<br />
| '''KNN''' || '''[[KNN (放送局)|KNN]]''' || [[釜山広域市]]·[[慶尚南道]] || [[1995年]][[5月14日|{{0}}5月14日]]<br />
|-<br />
| '''ubc''' || '''[[蔚山放送]]''' ||[[蔚山広域市]]|| [[1997年]][[9月1日|{{0}}9月{{0}}1日]]<br />
|-<br />
| '''JIBS''' || '''[[済州国際自由都市放送]]''' ||[[済州特別自治道]]|| [[2002年]][[5月31日|{{0}}5月31日]]<br />
|}<br />
SBS以外のネットワーク局は地上波テレビ放送とFMラジオ放送を展開している。各局のFMラジオ放送は日本の地方ラジオ局と同じように自主制作番組とSBS POWERFMからのネット番組の混成編成となっている。中波(AM)ラジオ放送は行われていない。<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[SBS演技大賞]]<br />
* [[SBSオープン]]<br />
* [[ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ|SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズ]]<br />
* [[辛文善]]<br />
* [[韓国ドラマ]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
*[http://www.sbs.co.kr/ 公式サイト](朝鮮語)<br />
**[http://ntv.sbs.co.kr/ 日本語サイト(ドラマ紹介のみ)]<br />
<br />
{{Navboxes|title = SBSのテレビ番組|titlestyle <br />
</font>|titlestyle =background:#ccccff; color:black;<br />
|list1= <br />
{{SBS月火ドラマ}}<br />
{{SBSドラマスペシャル}}<br />
{{SBS週末特別企画ドラマ}}<br />
}}<br />
{{日本テレビ放送網}}<br />
{{Normdaten}}<br />
{{DEFAULTSORT:えすひいえす}}<br />
<br />
[[Category:SBS (韓国)|*]]<br />
[[Category:韓国のテレビ局]]<br />
[[Category:ソウル特別市の企業]]<br />
[[Category:韓国取引所上場企業]]</div>
27.114.108.111
ロレンソ了斎
2018-03-07T03:14:58Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>'''ロレンソ了斎'''(ロレンソりょうさい [[大永]]6年([[1526年]])- [[文禄]]元年[[12月20日 (旧暦)|12月20日]]([[1592年]][[2月3日]]))は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]から[[安土桃山時代]]にかけての日本人[[イエズス会|イエズス会員]]。名説教家として知られ、精力的な布教活動を行い、当時の日本における[[キリスト教]]の拡大に大きな役割を果たした。ロレンソ<ref group="注">日本人名大辞典・日本国語大辞典・世界大百科事典はいずれもロレンソとして立項。日本国語大辞典には「日本名未詳」、日本人名大辞典には「本名は不詳」とある。</ref>、ロレンソ了西と表記されることも。<br />
<br />
== 生涯 ==<br />
[[大永]]6年([[1526年]])、[[肥前国]]白石(現在の佐賀県[[白石町]])に生まれる<ref>日本大百科全書</ref>。目が不自由であったため、[[琵琶法師]]として生計を立てていたが、[[天文 (元号)|天文]]20年([[1551年]])に山口の街角で[[フランシスコ・ザビエル]]の話を聞きキリスト教に魅力を感じ、ザビエルの手によって[[洗礼]]を授かり、ロレンソという[[洗礼名]]を受けた。<br />
<br />
ロレンソはザビエルが[[日本]]を離れた後もイエズス会の宣教師たちを助け、キリスト教の布教活動に従事した。[[永禄]]2年([[1559年]])、[[コスメ・デ・トーレス]]の命を受け[[ガスパル・ヴィレラ]]と共に京へ上り、苦労の末に将軍・[[足利義輝]]に謁見し、キリスト教布教許可の制札を受けた。また、当時の[[京都]]の実質的な支配者だった[[三好長慶]]にも会い布教許可を得た。さらにキリスト教に対し好意的でなかった[[松永久秀]]が、宗論のためにヴィレラを自らの領地である[[奈良]]に招いた時には、ヴィレラ自身が赴くのは危険すぎるということでロレンソが派遣された。ここでロレンソは理路整然と仏僧を論破し、その疑問にことごとく答えた。論議の審査のため、その場に居合わせた[[高山友照]]はこれに感心し、自らの城にロレンソを招き教えを請い、友照は子の[[高山右近]]や家臣などと共にヴィレラから洗礼を受けた。<br />
<br />
永禄6年([[1563年]])に正式にイエズス会に入会、[[修道士]](イルマン)となった。<br />
<br />
永禄8年([[1565年]])には九州に赴いて宣教活動を行い、同12年([[1569年]])に再び畿内へ戻った。ここで[[織田信長]]から布教の許可を得ることができ、[[ルイス・フロイス]]とともに信長の面前で反キリシタンの論客であった[[日蓮宗]]の僧・[[朝山日乗]]と議論を行った。<br />
<br />
[[天正]]15年([[1587年]])、[[豊臣秀吉]]による[[バテレン追放令]]を受けて九州へと移り、[[文禄]]元年([[1592年]])に[[長崎市|長崎]]で死去した。<br />
<br />
琵琶法師として日本の伝統文化や仏教・神道の知識が深かったロレンソは、その知識を生かしてキリスト教を布教し、戦乱の世にあって救いを求め、キリスト教の教えを知ろうとした多くの人々の疑問に答えた。当時の畿内や九州で多くの洗礼者が出たことはロレンソの布教活動に負うところが大きい。<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* [[結城了悟]]『ロレンソ了斎―平戸の琵琶法師』[[長崎文献社]]、 2005年 ISBN 4-88851-086-5<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group=注}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist}}<br />
== 登場する作品 ==<br />
* [[山田風太郎]]『盲僧秘帳』<br />
* [[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[信長 KING OF ZIPANGU]]』(演:[[稲川淳二]])<br />
* 『[[信長のシェフ]]』(テレビドラマ版では[[川鶴晃裕]]が演じた)<br />
* 『[[軍師官兵衛]]』(2014年、NHK大河ドラマ、演:[[秋間登]])<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[日本のキリシタン一覧]]<br />
* [[白井河原の戦い]]<br />
* [[内藤如安]]<br />
* [[八木城 (丹波国)]]<br />
<br />
{{イエズス会}}<br />
{{DEFAULTSORT:ろれんそりようさい}}<br />
[[Category:戦国時代の人物 (日本)]]<br />
[[Category:イエズス会士]]<br />
[[Category:視覚障害を持つ人物]]<br />
[[Category:1526年生]]<br />
[[Category:1592年没]]</div>
27.114.108.111
大沼 (赤城山)
2018-03-05T15:41:22Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>{{Infobox 湖<br />
|名称 = 大沼<br />
|画像 = [[ファイル:大沼に浮かぶ赤城神社, Island of the Akagi shrine - panoramio.jpg|300px|大沼と赤城神社]]<br />大沼と[[赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)|赤城神社]]<br />
<center>{{Location map|Japan Gunma Prefecture|width=300|float=center<br />
|caption=|mark=Cyan pog.svg|marksize=8<br />
|label=大沼|position=right|background=|relief=1<br />
|lat_deg=36|lat_min=33|lat_sec=15|lat_dir=N<br />
|lon_deg=139|lon_min=10|lon_sec=45|lon_dir=E<br />
}}大沼の位置</center><br />
|所在地 = {{JPN}}<br />[[群馬県]][[前橋市]][[富士見町赤城山]]<br />
|coords = {{coord|36|33|15|N|139|10|45|E|region:JP-10_type:waterbody|display=inline,title}}<br />
|面積 = 0.88<ref name="PREF_赤城公園"/><br />
|周囲長 = 4.0<ref name="PREF_赤城公園"/><br />
|最大水深 = 16.5<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/> - 19.0<ref name="PREF_赤城公園"/><br />
|平均水深 = <br />
|貯水量 = <br />
|標高 = 1,310<ref name="赤城学_VII"/><br />
|成因 = [[火口原湖]]<ref name="旧百科_赤城大沼"/><br />
|淡汽 = [[淡水]]<br />
|湖沼型 = 富栄養湖<ref name="角川地名_赤城大沼"/><br />
|透明度 = 4.0<ref name="角川地名_赤城大沼"/><br />
|frozen = 12-4月<br />
|outflow = [[沼尾川 (赤城山)|沼尾川]]<br />
}}<br />
[[ファイル:大沼拡大図.jpg|thumb|right|300px|大沼周辺拡大図]]<br />
{{Vertical_images_list<br />
|幅=300px<br />
|1=Akagiyama ono.jpg<br />
|3=Akagiyama05.JPG<br />
|4=赤城大沼の夏と冬。写真右の山が地蔵岳、左は小地蔵<ref name="分県登山_27"/><br />
}}<br />
'''大沼'''(おの<ref name="平凡地名_赤城山"/><ref name="大辞泉_おの"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/>、おおぬま<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/>、'''赤城大沼'''<ref name="旧百科_赤城大沼"/>)は[[群馬県]]の[[赤城山]]の山頂カルデラにある[[火口原湖]]で<ref name="旧百科_赤城大沼"/>、赤城山のカルデラ湖としては最大のもの<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
水系としては[[利根川]]に属し、湖水は北西の火口瀬から[[沼尾川 (赤城山)|沼尾川]]として流出、赤城山の西麓を流れ下って直接利根川に注ぐ<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。半島部の小鳥ヶ島には[[赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)|赤城神社]]が鎮座する。冬期のワカサギ釣りやスキー・スケート地として知られ、1970年代には関東地方のスキー場として多くのレジャー客を集めた。<br />
<br />
==呼称==<br />
[[ファイル:Mount Akagi Mountaintop Relief Map, SRTM-1, Japanese.jpg|thumb|right|大沼周辺概略図]]<br />
大沼の「正しい」読み方は「'''おの'''<ref name="大辞泉_おの"/><ref name="Portal_おの"/>」、小沼は「この」であるとされている<ref name="平凡地名_赤城山"/><ref name="赤城学_おの"/>。しかし近年は「おおぬま」「こぬま」の読み方をする者が増えている<ref name="赤城学_おの"/>。'''赤城湖'''という異称もある<ref name="大辞泉_おの"/>。<br />
<br />
古い呼び名としては、「石垣沼」、「葛葉湖{{refnest|group="注"|『[[万葉集]]』では[[赤城山]]は「くろほ(の嶺)」と呼ばれている。[[万葉仮名]]では「久路保乃祢呂」(久路保の嶺ろ)と表す。これを詠みこんだ東歌として「上野の 久路保の嶺ろの 葛葉がた かなしけ児らに いや離り来も」(3431)がある。この「葛葉がた」は、「クズの葉」(植物)と解釈するものと、水域としての大沼(固有名詞)と解釈するものがある。}}」といったものもある<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
==地形==<br />
赤城大沼は[[赤城山]]の山頂[[カルデラ]]内にあり、周囲を赤城山の[[中央火口丘]]である地蔵岳や[[外輪山]]の[[黒檜山]]に囲まれている<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。山頂カルデラの大きさは南北約4キロメートル、東西約2.3キロメートル<ref name="新百科_赤城山"/>。湖面の標高は1310メートル<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="赤城学_VII"/>ないし1345メートル<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。成因として[[火口原湖]]である<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。<br />
<br />
形状は「長い曲玉状<ref name="旧百科_赤城大沼"/>」「楕円形<ref name="角川地名_赤城大沼"/>」とされている。湖の東岸には「'''小鳥ヶ島'''」と呼ばれる半島状の岬があり、島全域を[[神域]]とする'''[[赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)|赤城神社]]'''が鎮座する<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。<br />
<br />
周囲は約4.0キロメートル{{refnest|group="注"|資料によりばらつきがあり、4.0km<ref name="大辞泉_おの"/><ref name="PREF_赤城公園"/>、4.2km<ref name="ブリタニカ_おの"/>、4.5km<ref name="角川地名_赤城大沼"/>など。}}。面積は0.8<ref name="旧百科_赤城大沼"/>ないし0.9<ref name="大辞泉_おの"/>平方キロメートル{{refnest|group="注"|資料によりばらつきがあり、0.8平方km<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="ブリタニカ_おの"/>、0.88平方km<ref name="講談社_おの"/><ref name="PREF_赤城公園"/>、0.9平方km<ref name="大辞泉_おの"/>など。}}。赤城山山頂カルデラの湖のなかでは最も大きい<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
水深は、最深部で16.5メートル<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/>{{refnest|group="注"|資料によりばらつきがあり、19m<ref name="PREF_赤城公園"/>など。}}。小鳥ヶ島の周辺は最も浅く、水深0.2メートル<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。透明度は4メートル程度<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
夏季には、表層の水温は摂氏22度から25度、底部で5度。冬季は12月下旬ごろから4月上旬まで結氷し、氷の厚さは40センチメートル以上<ref name="角川地名_赤城大沼"/>、年によっては50センチ以上に達する<ref name="赤城学_氷"/>。厳冬期には氷が昼夜に伸縮して湖面に小規模な「[[御神渡]]」ができる。大沼は南北方向に長いため、氷の伸縮によって生じる「御神渡」は東西方向に発達し、高さ20センチメートルほどとなる<ref name="赤城学_氷"/>。<br />
<br />
流入河川は[[覚満淵]]からくる覚満川のほかは小河川のみで、湖水の水源のほとんどは雨水と湖底の湧水である。そのために季節による水位の変動は少ない<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
湖水は大沼の北西端である「沼尻(湖尻)」でカルデラの外輪を破って火口瀬をつくり、'''[[沼尾川 (赤城山)|沼尾川]]'''として西方へ流出している<ref name="平凡地名_赤城山"/><ref name="角川地名_富士見村赤城山"/>。沼尾川は旧[[赤城村]](現[[渋川市]]赤城町深山)を貫流して津久田([[渋川市]])で[[利根川]]に注いでいる<ref name="平凡地名_沼尾川"/><ref name="河川大事典_沼尾川"/>。<br />
<br />
東南岸の大洞(だいどう)地区には土産物店や旅館などが集まり、観光の拠点となっている<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="ブリタニカ_おの"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/><ref name="新百科_赤城山"/>。地蔵岳山麓にはスキー場が整備されている<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。北岸の沼尻地区には企業・学校の寮や厚生施設、山荘が散在する<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/><ref name="新百科_赤城山"/>。<br />
<br />
==形成史==<br />
[[ファイル:赤城山の古大沼.jpg|thumb|right|200px|3万2000年前頃の赤城山山頂付近]]<br />
赤城山は約50万年前<ref name="大地_赤城山I"/>から約40万年前<ref name="赤城学_II"/>に[[柏崎千葉構造線]](利根川構造線)で始まった火山活動で、数万年かけて標高2500メートルほどの[[成層火山]]へと成長した<ref name="赤城学_I"/>。その後、約20万年前の大爆発と山体崩壊<ref name="赤城学_II"/>、その後の休止期をはさんで、15万年前に再び火山活動を活発化させ、現在の赤城山外輪山の最高峰である黒檜山(1828m)と駒ケ岳(1695m)などを形成<ref name="赤城学_III"/>。次いで12万年前に西方で大爆発と陥没が起き、深山カルデラができた<ref name="赤城学_IIII"/>。<br />
<br />
いまの赤城山の山頂カルデラの生成が始まったのは約4万5000年前と推定されている。このときは山頂で起きた噴火によって膨大な量の噴出物を関東一円に堆積させ、軽石は[[栃木県]][[鹿沼市]]付近で[[鹿沼土]]となり、火山灰は[[関東ローム層]]を形成した。この噴火によって山頂部は陥没してカルデラとなり、現在の外輪山とカルデラの原型ができた<ref name="赤城学_V"/><ref name="赤城学_VI"/>。ここにできたカルデラ湖は現在の大沼の7倍ほどの大きさがあり<ref name="大地_赤城山I"/>、現存する湖の母体となった<ref name="赤城学_VII"/>。<br />
<br />
約3万2000年前ごろから、この山頂カルデラ内で新たな火山活動が始まった。これにより地蔵岳、見晴山、長七郎山などの中央火口丘が出現し、山頂カルデラにあった湖が分断され、大小2つの湖となった。このうち北側は、現在の大沼と覚満淵や、現在の坂平方面にあった入江(新坂平湖)をあわせた広がりを持ち、「'''古大沼'''」と呼ばれている。古大沼は現在の覚満淵の東側に火口瀬があり、落差200メートルの滝をつくって[[渡良瀬川]]方面へ流出していた<ref name="赤城学_VII"/>。南側の湖は「オトギの森湖{{refnest|group="注"|「オトギの森」は山頂カルデラの南の辺縁部の森林の呼称<ref name="大地_赤城山I"/>。}}」と呼ばれている。この湖は今の[[小沼 (赤城山)|小沼]]と同じように粕川から南斜面へ流出していた<ref name="赤城学_VII"/>。<br />
<br />
その後、古大沼の西側の入江(新坂平湖)は土砂の流入で埋め立てられた。また、外輪山の侵食によって西側に新たな火口瀬ができて、沼尾川として湖水が流出し、現在のように覚満淵と大沼に分断された<ref name="赤城学_VII"/>。<br />
<br />
一方、南にあったオトギの森湖は埋め立てられて消失した<ref name="赤城学_VII"/>。その後、2万7000年前に新たな火口が出現し、これが直径約1kmの火口湖となった。これが現在の[[小沼 (赤城山)|小沼]]である。小沼はその後に侵食によって湖水がガラン沢(粕川)へ流出し、いまは直径300メートルほどに縮小している<ref name="赤城学_VIII"/>。これらよりさらに後に小規模な噴火があり、血の池という小さな火口湖も生まれた<ref name="赤城学_VIII"/>。<br />
<br />
==自然環境==<br />
[[ファイル:Lake Ono 02.jpg|thumb|right|湖岸の植生]]<br />
===植物===<br />
赤城山では標高1000メートル以上の地域では[[ミズナラ]]が代表的である。ただし山頂付近では、[[安山岩|角閃石安山岩]]が風化した酸性土壌のためミズナラが成長できず、[[シラカバ]]の純林が形成されている<ref name="赤城学_植物"/>。<br />
<br />
大沼の周囲では針葉樹のコメツガがみられる。これは、大沼が数千年前まで今よりも大きく、湖面が高かった頃に形成された湖底堆積物の土壌に生育しているもので、現在の湖面から概ね30メートル高い位置まで分布している。これはミズナラ林に遷移する途中の段階の植生である<ref name="赤城学_植物"/>。<br />
<br />
大沼の南東に位置する覚満淵の周辺は[[ミズゴケ]]や[[モウセンゴケ]]、[[ニッコウキスゲ]]などを中心とした湿原になっている。湿原の北側には[[泥炭]]が2メートルから3メートルの層を形成しており、[[高層湿原]]へと遷移する途上にある<ref name="赤城学_植物"/>。<br />
<br />
かつて湖の一部だった新坂平は標高が1400メートルから1480メートルに位置している。ここは開拓されて乳牛を飼育する牧場(赤城白樺牧場)となった。この一体には[[レンゲツツジ]]が生育している。毒性があるレンゲツツジを乳牛は食べないので、結果としてレンゲツツジだけが牧場の敷地内に群落状に残ることになり、これが春の名物になっている<ref name="赤城学_植物"/>。<br />
<br />
===動物===<br />
貝類では[[マルタニシ]]<ref name="新百科_動物"/>、魚類では[[ワカサギ]]、[[ヘラブナ]]、[[コイ]]、[[ウグイ]]、[[ギンブナ]]、[[モツゴ]]、[[ドジョウ]]などが分布している<ref name="PREF_赤城公園"/><ref name="角川地名_赤城大沼"/><ref name="新百科_動物"/>。ウグイは繁殖期に覚満川を遡上する<ref name="新百科_動物"/>。両生類では[[ヒキガエル]]、[[ヤマアカガエル]]、[[ツチガエル]]が生息<ref name="新百科_動物"/>。鳥類では[[コガモ]]がつがいをつくる<ref name="赤城学_鳥"/>。<br />
<br />
覚満川では[[ナミウズムシ]]、上流にあたる[[覚満淵]]には[[マメシジミ]]が生息<ref name="新百科_動物"/>。<br />
<br />
===水質===<br />
観光客の増加に伴って水質の劣化がみられ、宿泊施設からの排水の流入の影響が大きい。[[栄養塩]]に基づく分類では中栄養湖から富栄養湖へ遷移した<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
赤城大沼は群馬県によって環境基準の類型が指定が行われている。これは利水を行う水域について[[化学的酸素要求量]]( COD )に基づく分類を行ったもので、水質環境基準類型は1973年(昭和48年)に「湖沼A」を「5年以内で可及的速やかに達成」すべきものと指定を受けた。その後、1986年(昭和61年)に「累計II」を「5年以内で可及的速やかに達成」すべきとされた<ref name="PREF-水質"/>。2014年(平成26年)の調査でも環境基準を達成していない。なお、群馬県で指定を受けている湖沼は12水域あり、環境基準を達成していないのは自然湖沼である赤城大沼と[[尾瀬沼]]の2箇所となっている<ref name="PREF-水環境"/>。<br />
<br />
水生生物保全水質環境基準としては、2010年(平成22年)に「湖沼生物A」を「直ちに達成」となった<ref name="PREF-水質"/>。2011年には、[[東日本大震災]]に伴う[[福島第一原子力発電所事故|原発事故]]の影響で赤城大沼で釣り上げたワカサギから放射性セシウムを検出、釣りは可能だが持ち出しは「自粛」となり、事実上の禁漁となった。その後、セシウム量が安定的に基準値を下回るようになり、2015年に「解禁」となった<ref name="産経20150829"/>。<br />
<br />
==人文史==<br />
[[ファイル:氷結した赤城大沼と地蔵岳.jpg|right|thumb|氷結した赤城大沼と地蔵岳]]<br />
[[ファイル:赤城大沼の啄木鳥橋.jpg|right|thumb|小鳥ヶ島の赤城神社境内へと渡る啄木鳥橋]]<br />
[[ファイル:Akagi-jinja (Fujimi) shoumen.JPG|right|thumb|赤城神社(拝殿)]]<br />
[[ファイル:Akagi-jinja (Fujimi) motomiya bentengu.JPG|right|thumb|赤城神社の旧遷座地(元宮)の弁天宮]]<br />
===伝承と信仰===<br />
====赤城大沼と中禅寺湖====<br />
赤城山の神と[[日光#栃木県の日光|日光]](栃木県)の神([[二荒山神社|二荒山]])が、赤城大沼や[[中禅寺湖]]をめぐって争ったとする伝承がある。この伝承にはさまざまな亜種があり、[[北関東|北関東地方]]の各地にこれにまつわる伝承の地がある。両神はかねてから仲が悪く、武力をもって衝突したり、ムカデや大蛇に化身して戦ったりした。[[戦場ヶ原]]がその戦地であるといった伝承や、[[坂上田村麻呂]]や[[鹿島神宮|鹿島神]]、[[猿丸大夫|猿丸]]が加勢したというエピソードもあるが、大筋では赤城山の神が敗れる物が多い<ref name="赤城学_伝説"/>。<br />
<br />
これらの伝承は古代における[[上毛野国造]]と[[下毛野国造]]との領地争いや利水権をめぐる争いを反映したものであるとみなす者もある<ref name="赤城学_伝説"/>。<br />
====赤城姫の伝承====<br />
『[[神道集]]』(室町時代に成立)には、赤城大沼と[[榛名湖]]をめぐる伝承が採譜されている<ref name="平凡地名-榛名湖"/>。<br />
<br />
[[上野国]]に「[[赤城神社|高野辺家成]]」(高野辺大将)という公卿が配流された。高野辺大将には美しい娘が3人いて、それぞれ「淵名姫<ref group="注">[[淵名荘]]も参照。</ref>」「赤城姫」「伊香保姫<ref group="注">「伊香保」は[[榛名山]]一帯の旧称。[[榛名湖#伝説]]も参照。</ref>」といった。娘たちの母はやがて亡くなり、高野辺大将は[[信濃国]]から後添いを迎えた。その後、高野辺大将は罪を免じられて上野国国司に任じられ、娘達を継母に委ねて出仕した<ref name="赤城学_伝説"/>。<br />
<br />
ところがこの継母は3人の娘を疎んじ、弟の更科次郎兼光に命じ、3人の娘を殺害させた。長女の淵名姫が[[利根川]]に沈められて殺されると、次女の赤城姫は赤城山へ、末娘の伊香保姫は[[榛名山]](古名:伊香保山)へ逃げた。赤城姫は赤城大沼の竜神(または「晻佐羅魔女」)によって赤城明神に転生し、伊香保姫は榛名湖の竜神によって榛名明神となった<ref name="赤城学_伝説"/>。<br />
<br />
3人の娘には都に出仕していた実弟がおり、事態を知って上野へ引き返すと更科次郎兼光を討ち、継母を捕らえて信濃に追放した。継母はその後[[冠着山]](姥捨山)で死んだという<ref name="赤城学_伝説"/><ref name="榛名学_伊香保姫"/>。<br />
<br />
この弟は、赤城大沼の畔で、神となった淵名姫と赤城姫(赤城大明神)に再会を果たした。このとき淵名姫を乗せていた[[シギ|鴫]]は大沼に降り立って小鳥ヶ島へ姿を変えたという。弟はその後、庵を結んで3昼夜にわたり姉を祀った。その地を「三夜沢」と称したという<ref name="赤城学_伝説"/>。<br />
<br />
====小鳥ヶ島の赤城神社====<br />
[[平安時代]]に成立した『[[延喜式神名帳]]』([[延長 (元号)|延長]]5年・西暦[[927年]])には、[[上野国]]の[[名神大社]]として「[[赤城神社]]」が記載されている([[式内社]])。赤城山の周辺には「赤城神社」と称する主要な神社が3社あり、いずれを『延喜式神名帳』の赤城神社とするかは見解が分かれている。赤城山山頂の[[赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)|赤城神社]]はその一つである。<br />
<br />
旧来は湖畔に湖を背にして祀られていた神社だが、1968年(昭和43年)に現在地の小鳥ヶ島に遷座した<ref name="角川地名_赤城神社"/><ref name="平凡地名_赤城山"/>{{refnest|group="注"|この地にはかつて厳島神社があった<ref name="神社_由緒"/>。}}。<br />
<br />
この赤城神社がいつ創建されたものであるかは不詳<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。境内の[[安山岩|安山岩製]]の[[宝塔]](赤城塔)には[[応安]]5年(1376年)の銘がある<ref name="角川地名_富士見村中世"/>。社伝では[[崇神天皇]]の時代{{refnest|group="注"|[[崇神天皇]]の実在性や年代については議論がある。『日本書紀』の記述にしたがえば紀元前1世紀となる。[[上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧]]参照。}}に[[豊城入彦命]]が創建したとする<ref name="角川地名_赤城神社"/>。また、神社では[[大同 (日本)|大同]]元年(806年)に地蔵岳中腹から大沼の湖畔へ遷宮したという記録を有するとしており<ref name="平凡地名_赤城山"/><ref name="神社_由緒"/>、湖畔の地名「大洞」はこの年号に由来するという<ref name="神社_由緒"/>。近世には[[前橋城]](厩橋城)の歴代の城主の崇敬を受けており<ref name="旧百科_赤城大沼"/>、[[酒井家]]の時代には社殿造営を5回行っている<ref name="角川地名_赤城神社"/>。<br />
<br />
もともとは赤城大沼と赤城山を祭祀していたもので<ref name="角川地名_赤城神社"/>、明治時代には赤城山周辺の小社を合祀<ref name="神社_由緒"/>、現在は[[豊城入彦命]]、[[大国主|大国主命]]、[[徳川家康|徳川家康公]]など6柱を祭神としている<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_赤城神社"/>。<br />
<br />
===観光地として===<br />
[[ファイル:Ice fishing on Ōnuma 001.jpg|right|thumb|氷上ワカサギ釣り(2月)]]<br />
明治時代から観光地として知られており、大正時代になると冬季スポーツの開催地として知られるようになった<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。ただしもっぱら登山客が訪れる山だった<ref name="角川地名_山"/>。昭和初期には本格的な観光開発が始まり、公共交通機関や道路が整備され手軽な観光地となった。春の新緑、秋の紅葉など、四季を通じて観光客が集まる<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="角川地名_山"/>。<br />
<br />
関東近郊では、自然に結氷する湖としてはもっとも早い時期から氷が張ることで知られている<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。このため昭和初期までは採氷・製氷が行われていたほか<ref name="角川地名_赤城大沼"/><ref name="角川地名_山"/>、湖水を取水して天然水として利用されていた。[[スケート]]地としても早くから知られていた<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。<br />
<br />
一年を通じて釣りを楽しむことができ、とりわけ冬季の氷上[[ワカサギ]]釣りは赤城大沼の名物とされている<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。このほか夏季にはボート遊びなどが行われる<ref name="旧百科_赤城大沼"/>。<br />
<br />
湖周辺はミズナラ、シラカバ、ブナなどの[[落葉広葉樹林]]となっており、春の新緑、秋の紅葉が楽しめる<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。6月中旬のレンゲツツジの見ごろにあわせてツツジ祭りも行われる<ref name="赤城学_行事"/>。 毎年8月初旬には、赤城神社の例夏大祭(8月8日)にあわせて「赤城山夏祭り」が開かれ、沼の神に神饌を献じ、緋鯉を供える。例祭のある週末には湖上で[[花火大会]]などが行われる<ref name="赤城学_行事"/>。このほか8月下旬にはマラソン大会、冬季にはワカサギ釣りの祭りが催されている<ref name="赤城学_行事"/>。<br />
<br />
====文芸====<br />
[[ファイル:赤城大沼の志賀直哉碑.jpg|thumb|right|湖畔の志賀直哉の石碑]]<br />
赤城山では、[[明治元年]]に湖畔に定住をはじめたという「猪谷旅館」と「青木旅館」が知られている<ref name="角川地名_赤城山"/>。<br />
<br />
南湖畔の大洞にあった猪谷旅館は、関東の文人が赤城山を訪れる際の宿所として知られており、1904年(明治37年)には[[与謝野鉄幹]]、[[高村光太郎]]、1915年(大正5年)には[[志賀直哉]]が投宿している<ref name="赤城学_人物"/>。<br />
<br />
志賀直哉はこのとき湖畔に山小屋を欲し、旅館の[[猪谷六合雄]](1890 - 1986)がその建設を請け負った。志賀直哉はここで5月から9月まで夫妻で滞在し、小説『[[焚火 (小説)|焚火]]』の構想を練ったという<ref name="赤城学_人物"/>。<br />
{{Quotation|Kさんは氷蔵から楢の厚い板を抱えて来た。四人は大きい樅の木に被われた神社の暗い境内を抜けて行く。神楽堂の前を通る時、Kさんはお札を売る人に、<br>「お湯にお入りなさい」と声をかけた。樅の太い幹と幹の間に湖水の面が銀色に光って見えた。<br>小舟は岸の砂地へ半分曳き上げてあった。昼の雨で溜まった水をKさんが掻き出す間、三人は黒く濡れた砂の上に立っていた。<br>Kさんは抱えて来た厚い板を船縁のいい位置に渡して、「お乗り下さい」と云った。妻から先へ乗せた。小舟は押し出された。<ref name="焚火"/>|[[志賀直哉]]|『[[焚火 (小説)|焚火]]』}}<br />
作品には、黒檜山と鳥居峠に虹が架かる情景や、月あかりの下で小鳥ヶ島へ舟で渡る様子、岸辺の白樺の植生、周辺の牧場開発の様子などが織り込まれている<ref group="注">『焚火』が著された大正9年には、赤城神社はまだ小鳥ヶ島ではなく湖畔にあった。作中でも神社は湖畔に位置しており、夫妻は小屋を出て神社の境内をぬけ、岸辺の砂浜から小鳥ヶ島を目指して舟を出す。</ref>。夫妻のために湖畔に小屋を作る「Kさん」や画家の「Sさん」も登場する。湖中の赤城神社には『焚火』の石碑も置かれ、『焚火』の一節が刻まれている<ref name="赤城学_人物"/>。<br />
<br />
一方、北西岸の沼尻にあった青木旅館も文人の宿として知られており、志賀直哉は高村光太郎のほか、与謝野鉄幹・[[与謝野晶子]]夫妻が訪れている<ref name="Portal_青木"/>。とくに与謝野晶子は赤城山を詠んだ作品を残している<ref name="赤城学_人物"/>。<br />
<br />
====ウィンタースポーツ====<br />
[[ファイル:Chiharu Igaya and Kunio Igaya 1950 Scan10015.JPG|thumb|right|[[猪谷六合雄]]・[[猪谷千春]]父子]]<br />
[[ファイル:View from Akagi-sancho Station 2016-10.jpg|thumb|right|[[赤城登山鉄道]]廃線跡]]<br />
[[猪谷六合雄]]はのちに[[スキー]]のプロとなり、とくに[[アルペンスキー|山スキー]]を得意とした。1929年(昭和4年)には、猪谷の設計で地蔵岳に建設された「地蔵岳大ジャンプ台」で、ノルウェーのスキー選手3名を招いて日本初の国際[[スキージャンプ]]競技大会が開催されている<ref name="Portal_雪まつり"/><ref name="角川地名_富士見村公園"/><ref name="Portal_スキー場"/>。<br />
<br />
この大会のあと、赤城山には日本全国からスキーヤーが集まるようになった。翌1930年(昭和5年)からは[[明治大学]]のスケート部の合宿地となり、スケートの地としても知られるようになった<ref name="角川地名_富士見村公園"/>。関東近郊では自然に結氷する湖としてはもっとも早い時期から結氷することでも知られている<ref name="角川地名_赤城大沼"/>。<br />
<br />
六合雄の長男[[猪谷千春]](1931 - )は幼少期より父からスキーの英才教育を受けて育ち、[[1956年コルチナ・ダンペッツオオリンピック]]で日本人初の冬季オリンピックのメダリストとなった<ref name="Portal_雪まつり"/>。<br />
<br />
厳冬季の赤城山山頂付近は降水量が少ないものの、平均気温が氷点下になるため、ウィンタースポーツにとって上質とされる[[アスピリンスノー]]となる。東京からは比較的アクセスもよいため、1970年代にはスキーリゾート地として賑わった。スキー場は3箇所整備され、とくに地蔵岳の山頂から大沼・黒檜山を観望しながら滑降する3キロメートルのコースは人気を博した<ref name="角川地名_富士見村公園"/>。<br />
<br />
しかし時代が変わると利用客も減り、ゲレンデは閉鎖、ロープウェイは1998年(平成10年)に廃止となった。その後、スキー場はゲレンデ1箇所が再開され、「自称日本一小さいスキー場」と称して営業している<ref name="角川地名_富士見村公園"/>。<br />
<br />
====群馬県立赤城公園====<br />
[[ファイル:Akagi Visitors Center.jpg|thumb|right|赤城公園ビジターセンター(大洞)]]<br />
1935年(昭和10年)、群馬県は大沼一帯の[[御料地]]を皇室から払い下げを受け、県有地とあわせて'''群馬県立赤城公園'''とした。1955年からは自動車用道路として有料道路[[赤城南面道路|赤城白樺ライン]](のちに無料化、現在の[[群馬県道4号前橋赤城線]]の一部)を整備、バスの運行がはじまった。さらに[[赤城登山鉄道]]([[ケーブルカー]]。1957年開業、1968年廃止)、地蔵岳山頂へは[[赤城山ロープウェイ]]やリフトも建設され<ref name="角川地名_富士見村公園"/><ref name="角川地名_山"/>、山麓から湖畔、山頂を経て山麓への周回コースができた<ref name="角川地名_山"/>。<br />
<br />
1970年(昭和45年)には県営の国民宿舎が開設、1983年(昭和58年)には[[第38回国民体育大会|あかぎ国体]]が開催され、馬術や自転車競技の開催地にもなった<ref name="角川地名_富士見村公園"/>。<br />
<br />
自動車が通行可能な道路が湖畔を一周できるように整備されている。一周は約5kmで平坦で、徒歩でも1時間半ほどで一周できる<ref name="赤城学_一周"/>。また、湖畔には散策路が整備されており、湖水が少ない時期には水辺を歩くこともできる<ref name="旧百科_赤城大沼"/><ref name="赤城学_一周"/>。<br />
<br />
===赤城大沼用水===<br />
[[ファイル:赤城大沼用水トンネル出口.jpg|thumb|right|赤城大沼用水の隧道出口]]<br />
赤城大沼から自然に流出する川は北西端の沼尾川だけだが、赤城山の外輪山の下を穿って南斜面の白川(赤城白川)へ導水する灌漑用水路がある。これを'''赤城大沼用水'''という<ref name="旧百科_赤城大沼用水"/>。<br />
<br />
広大な火山性の裾野をもつ赤城山の山麓では、河川は[[伏流水]]となってしまい、常に水不足に悩まされてきた。江戸時代には水を巡って村と村の争議が絶えなかった<ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>。反面、常態的に[[水無川|枯れ川]]の白川は大雨の際の流下能力は小さく、集中豪雨などでは容易に氾濫した。1910年(明治43年)にも白川扇状地に洪水被害をもたらしていた<ref name="角川地名_富士見村用水"/>。<br />
<br />
赤城大沼から水を引水するという構想は江戸時代末期からあり、赤城山南西山麓の[[富士見町原之郷|原之郷]](旧[[富士見村 (群馬県)|富士見村]])の名主、[[船津伝次平]]{{refnest|group="注"|[[船津伝次平]]は安政年間に赤城山に植林を行った人物<ref name="角川地名_富士見村用水"/>。}}に遡るという。その構想は大正時代に具現化し、1915年(大正4年)に木村與作(木村与作)によって用水建設の申請が行われた。しかし当時は県知事による許可が得られなかった<ref name="旧百科_赤城大沼用水"/><ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>。その後、1935年(昭和10年)にも白川の洪水が発生している<ref name="角川地名_富士見村用水"/>。<br />
<br />
この事業はのちに樺沢政吉(椛沢政吉)によって継承され、1941年(昭和16年)に着工にこぎつけた<ref name="旧百科_赤城大沼用水"/>。しかし[[太平洋戦争]]の時局下のため建設資材の調達が滞り、また山の下を通る全長約2200メートル{{refnest|group="注"|うち、トンネル部分は約1700メートル<ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>。}}の隧道の工事も軟弱な地盤や湧水などにより技術的に困難だった<ref name="PREF-水"/><ref name="PREF-用水概要"/><ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>。トンネルが完成したのは1956年(昭和31年)<ref name="PREF-用水概要"/>、用水路の竣工・通水は1957年(昭和32年)となった<ref name="旧百科_赤城大沼用水"/><ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>{{refnest|group="注"|この間、1947年(昭和22年)の[[カスリーン台風]]では白川で土石流が発生、下流部の小沢地区・原東地区で死者104人、家屋の流失50戸などの大被害を出した<ref name="角川地名_富士見村用水"/>。}}。<br />
<br />
この用水のため、赤城大沼の湖水面は約2メートル水位をあげられた。そして北西の沼尻(湖尻)に設けられた[[頭首工]]から毎秒0.81トンの割合で取水し、地蔵岳の北西の丘陵(新坂平)を隧道で通り抜け、白川に導かれる<ref name="旧百科_赤城大沼用水"/><ref name="角川地名_富士見村赤城山"/>。その後、白川に建設された取水口から用水路を通って南西麓へ導かれ{{refnest|group="注"|白川自体の水は、中流部で[[伏流水]]となってしまうため、自然の状態では白川は「[[水無川]]」と化す。大沼から引いた水と白川の水はいったん合流するが、そのあと伏流してしまわないように、取水口で人工用水路に導かれて下流へ流れる<ref name="赤城大沼用水土地改良区"/><ref name="旧百科_赤城白川"/>。}}、標高499メートル地点と標高450メートル地点に設けられた[[円筒分水工]]で4水系に分かれ、約360ヘクタール{{refnest|group="注"|『群馬県百科事典』(1979年)では375ヘクタール<ref name="旧百科_赤城白川"/>、群馬県庁農政部農村整備課の県営水利施設整備事業概要(2015年更新)では358ヘクタール<ref name="PREF-用水概要"/>、同2017年の資料では386ヘクタール<ref name="PREF-H28"/>、赤城大沼用水土地改良区の資料では355ヘクタール<ref name="赤城大沼用水土地改良区"/>など。}}の土地で灌漑に供されている<ref name="PREF-用水概要"/><ref name="旧百科_赤城大沼用水"/>。この用水整備によって耕作地は大幅に増え、水田が増加したほか、一帯は従来の[[養蚕]]からウシ・ブタを飼育する酪農やホウレンソウ、キャベツ、サトイモ、ダイコンなどの野菜栽培にシフトした<ref name="角川地名_富士見村用水"/>。<br />
<br />
用水は完成から半世紀あまりが経過し、老朽化が懸念されている。部分的には石積の崩落や漏水もあるため、群馬県の事業として修繕や補修が行われている<ref name="PREF-用水概要"/><ref name="PREF-水"/><ref name="PREF-H28"/>。<br />
<br />
取水口である火口瀬付近には、1978年(昭和53年)に樺沢政吉の顕彰碑が設置された<ref name="角川地名_富士見村赤城山"/>。<br />
<br />
== 交通 ==<br />
===道路===<br />
*[[群馬県道4号前橋赤城線]] - [[前橋市]]中心部から西斜面を登り山頂カルデラに至る県道。山岳部は有料道路の旧[[赤城南面道路]](通称:赤城白樺ライン)として建設された。[[上毛三山パノラマ街道]]の一部を成す。1995年に無料化。<br />
*[[群馬県道16号大胡赤城線]] - 旧[[大胡町]]中心部から[[三夜沢町]]・[[赤城温泉郷]]・[[牛石峠]]を経て南斜面を登り山頂カルデラに至る県道。<br />
*[[群馬県道70号大間々上白井線]] - 大沼南岸を走る県道。路線としては赤城山西麓の渋川市から赤城山を横断、山頂を経由して東麓の[[桐生市]]・[[みどり市]]へ至るが、山岳部は未通(車両通行不能)。<br />
*[[群馬県道157号赤城山敷島停車場線]] - 北西岸を通る県道。路線としては渋川市の[[敷島駅]]付近までだが、山岳部は未通(車両通行不能)で登山道があるのみ。<br />
*[[群馬県道251号沼田赤城線]] - 東岸を通る県道。大洞から湖岸を通り、北麓へ下る。[[上毛三山パノラマ街道]]の一部を成す。<br />
<br />
===鉄道・索道===<br />
*[[赤城登山鉄道]] - 1957年開業、1968年廃止。赤城山南東麓の旧[[黒保根村]]から鳥居峠を経て山頂カルデラを結んでいた。<br />
*[[赤城山ロープウェイ]] - 1957年開業、1998年廃止。地蔵岳の麓と山頂を結んでいた。<br />
<br />
===アクセス===<br />
JR[[前橋駅]]からバス。[[富士見温泉]]で乗り換えて、赤城ビジターセンター下車。<br />
<br />
== ギャラリー ==<br />
<gallery><br />
File:Lake Ono 01.jpg|春(5月初旬)<br />
File:Fujimimachi Akagisan, Maebashi, Gunma Prefecture 371-0101, Japan - panoramio.jpg|湖畔の遊覧ボート(10月)<br />
File:赤城山大沼 20141103 - panoramio.jpg|湖畔の遊覧ボート(11月初旬)<br />
File:地蔵岳から見た黒檜山.JPG|地蔵岳から見た黒檜山<br />
File:Jizō-dake (Q31701320).jpg|湖畔から見た地蔵岳<br />
File:Akagiyama07.JPG|啄木鳥橋(1月)<br />
File:結氷した赤城大沼と赤城神社.JPG|結氷した赤城大沼と赤城神社(1月)<br />
</gallery><br />
{{Clearright}}<br />
==脚注==<br />
===注釈===<br />
{{Reflist|group="注"}}<br />
===出典===<br />
{{Reflist|colwidth=30em |refs= <br />
<!--概要--><br />
*<ref name="旧百科_赤城大沼">『群馬県百科事典』p6-7、「赤城大沼」</ref><br />
*<ref name="旧百科_赤城大沼用水">『群馬県百科事典』p7、「赤城大沼用水」</ref><br />
*<ref name="旧百科_赤城白川">『群馬県百科事典』p9、「赤城白川」</ref><br />
*<ref name="新百科_赤城山">『群馬新百科事典』p10、「赤城山」</ref><br />
<br />
*<ref name="平凡地名_赤城山">『日本歴史地名大系10群馬県の地名』p476-477、「赤城山」</ref><br />
*<ref name="平凡地名_沼尾川">『日本歴史地名大系10群馬県の地名』p478、「沼尾川」</ref><br />
*<ref name="平凡地名-榛名湖">『日本歴史地名大系10群馬県の地名』p349-350「榛名湖」</ref><br />
<br />
*<ref name="角川地名_赤城大沼">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p64、「赤城大沼」</ref><br />
*<ref name="角川地名_赤城神社">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p65、「赤城神社」</ref><br />
*<ref name="角川地名_赤城山">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p65、「赤城山(富士見村)」</ref><br />
*<ref name="角川地名_山">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p67、「赤城山」</ref><br />
<br />
*<ref name="角川地名_富士見村中世">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p1287、「富士見村 中世」</ref><br />
*<ref name="角川地名_富士見村用水">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p1288、「富士見村 赤城大沼用水」</ref><br />
*<ref name="角川地名_富士見村公園">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p1288、「富士見村 県立赤城公園」</ref><br />
*<ref name="角川地名_富士見村赤城山">『角川日本地名大辞典10 群馬県』p1289、「富士見村 赤城山」</ref><br />
<br />
*<ref name="河川大事典_沼尾川">『河川大事典』p766、「沼尾川」</ref><br />
<br />
<!--おの--><br />
*<ref name="赤城学_おの">『なるほど赤城学』p118、「大沼、小沼の正しい読み方」</ref><br />
*<ref name="大辞泉_おの">[[小学館]],[[大辞泉|デジタル大辞泉]],コトバンク版,[https://kotobank.jp/word/大沼-218284 大沼] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="講談社_おの">[[講談社]],日本の地名がわかる事典,コトバンク版,[https://kotobank.jp/word/大沼-218284 大沼] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="ブリタニカ_おの">[[ブリタニカ百科事典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典]],コトバンク版,[https://kotobank.jp/word/大沼-218284 大沼] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="PREF_赤城公園">群馬県庁,環境森林部自然環境課,[http://www.pref.gunma.jp/01/e2310243.html 県立赤城公園] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="Portal_おの">群馬県・赤城山広域振興協議会,赤城山ポータルサイト,[http://akagi-yama.jp/archives/4677 大沼(おの)] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
<br />
<!--成因--><br />
*<ref name="赤城学_I">『なるほど赤城学』p29、「噴火の開始」</ref><br />
*<ref name="赤城学_II">『なるほど赤城学』p30-32、「山頂部の大爆発と山体崩壊」</ref><br />
*<ref name="赤城学_III">『なるほど赤城学』p32-33、「マグマの噴出」</ref><br />
*<ref name="赤城学_IIII">『なるほど赤城学』p33-35、「深山カルデラの形成と棚下火砕流・古沼田湖」</ref><br />
*<ref name="赤城学_V">『なるほど赤城学』p35、「寄生火山の形成」</ref><br />
*<ref name="赤城学_VI">『なるほど赤城学』p36-37、「山頂カルデラの形成と大胡火砕流」</ref><br />
*<ref name="赤城学_VII">『なるほど赤城学』p37-39、「中央火口丘の出現」</ref><br />
*<ref name="赤城学_VIII">『なるほど赤城学』p40-41、「火山活動の末期」</ref><br />
*<ref name="大地_赤城山I">『ぐんまの大地 生いたちをたずねて』p24-25、「赤城山(1)」</ref><br />
<br />
<!--自然--><br />
*<ref name="赤城学_植物">『なるほど赤城学』p51-66、「赤城山の植物」</ref><br />
*<ref name="赤城学_鳥">『なるほど赤城学』p74、「コガモ」</ref><br />
*<ref name="赤城学_氷">『なるほど赤城学』p77、「大沼、小沼の全面結氷」</ref><br />
*<ref name="新百科_動物">『群馬新百科事典』p11、「赤城山の動物」</ref><br />
<br />
<!--水質--><br />
*<ref name="PREF-水質">群馬県庁、{{PDFlink|[https://www.pref.gunma.jp/contents/000234243.pdf 環境基準設定水域]}} 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="PREF-水環境">群馬県庁、環境森林部環境政策課、2015年10月8日更新、[https://www.pref.gunma.jp/04/e0100582.html 水環境、土壌環境、地盤環境の保全] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="産経20150829">産経ニュース,2015年8月29日付,[http://www.sankei.com/region/news/150829/rgn1508290029-n1.html 赤城大沼、榛名湖のワカサギ、出荷自粛要請を解除 4年ぶり持ち帰り可能に 群馬] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
<br />
<!--人文--><br />
*<ref name="赤城学_伝説">『なるほど赤城学』p83-104、「赤城山をめぐる伝説」</ref><br />
*<ref name="榛名学_伊香保姫">『なるほど榛名学』p121-122「伊香保姫」</ref><br />
<br />
*<ref name="赤城学_人物">『なるほど赤城学』p111-116、「赤城山ゆかりの人物」</ref><br />
*<ref name="Portal_青木">群馬県・赤城山広域振興協議会,赤城山ポータルサイト,[http://akagi-yama.jp/archives/24241 青木旅館] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="Portal_雪まつり">群馬県・赤城山広域振興協議会,赤城山ポータルサイト,[http://akagi-yama.jp/archives/31050 冬の赤城山を楽しもう!! 赤城山雪まつり情報] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
<br />
*<ref name="神社_由緒">[[赤城神社 (前橋市富士見町赤城山)|赤城神社]]公式HP、[http://akagijinja.jp/yuisyo/yuisyo.html 由緒] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="焚火">[[志賀直哉]]『焚火』([[新潮文庫]]『小僧の神様・城の崎にて』(2017(84刷)、ISBN 9784101030050)収録、p163)</ref><br />
<br />
<!--スキー--><br />
*<ref name="Portal_スキー場">群馬県・赤城山広域振興協議会,赤城山ポータルサイト,[http://akagi-yama.jp/archives/8650 赤城山第1スキー場] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
<br />
<!--赤城大沼用水--><br />
*<ref name="PREF-用水概要">[[群馬県庁]],農政部農村整備課,[http://www.pref.gunma.jp/06/f3600149.html 赤城大沼用水地区の概要] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="PREF-水">[[群馬県庁]],農政部農村整備課,[http://www.pref.gunma.jp/06/f3600148.html 私たちの水、地域の水] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="PREF-H28">[[群馬県庁]],農政部農村整備課,[http://www.pref.gunma.jp/06/f3600200.html 水の保全整備 平成28年度実施地区] 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
*<ref name="赤城大沼用水土地改良区">赤城大沼用水土地改良区 {{PDFlink|[http://www.inakajin.or.jp/Portals/0/resource/01katsudou/kakutiinfo/news2010/nn/100715_01.pdf 赤城大沼用水土地改良区の花いっぱい活動]}} 2018年1月5日閲覧。</ref><br />
<br />
<!--観光--><br />
*<ref name="赤城学_一周">『なるほど赤城学』p143-145、「赤城山のハイキングコース」</ref><br />
*<ref name="赤城学_行事">『なるほど赤城学』p105-109、「赤城山の行事」</ref><br />
<br />
<!--登山--><br />
*<ref name="分県登山_27">『分県登山ガイド09群馬県の山』p78-79、「長七郎山・地蔵岳」</ref><br />
<br />
}}<br />
<br />
===参考文献===<br />
*『河川大事典』,[[日外アソシエーツ|日外アソシエーツ(株)]]・編,1991年,ISBN 9784816910173<br />
*『[[都道府県別百科事典|群馬県百科事典]]』,[[上毛新聞|上毛新聞社]],1979年<br />
*『[[都道府県別百科事典|群馬新百科事典]]』,[[上毛新聞社]],2008年,ISBN 9784880589886<br />
*『[[角川日本地名大辞典]]10 群馬県』,角川日本地名大辞典編纂委員会・[[竹内理三]]・編,[[角川書店]],1988,ISBN 4040011007<br />
*『[[日本歴史地名大系|日本歴史地名大系10群馬県の地名]]』,[[平凡社]],1987<br />
*『なるほど赤城学』,栗原久/著,[[上毛新聞社]],2007,ISBN 978-4-88058-973-2<br />
*『なるほど榛名学』,栗原久/著,[[上毛新聞社]],2009,ISBN 9784863520042<br />
*『分県登山ガイド09群馬県の山』,太田ハイキングクラブ/著,[[山と渓谷社]],2016,ISBN 9784635020398<br />
*『ぐんまの大地 生いたちをたずねて』,「ぐんまの大地」編集委員会,[[上毛新聞社]],2009,2010(初版第2刷),ISBN 9784863520158<br />
*『[[山と高原地図]] 2017年版 40 赤城・皇海・筑波・榛名山』,2017年9版1刷,[[昭文社]],ISBN 978-4-398-76340-2<br />
*『群馬の川』,斎藤叶吉・山内秀夫<!--宝石職人の[[山内秀夫]]ではない-->/監,[[上毛新聞社]],1978<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{Commonscat|Ōnuma (Mount Akagi)}}<br />
* [[日本の湖沼一覧]]<br />
* [[覚満淵]]<br />
* [[小沼 (赤城山)]](こぬま)<br />
<br />
{{日本の湖沼}}<br />
{{Good article}}<br />
{{DEFAULTSORT:おの}}<br />
[[Category:日本の沼]]<br />
[[Category:関東地方の湖]]<br />
[[Category:群馬県の地形]]<br />
[[Category:前橋市の地理]]</div>
27.114.108.111
ちわきまゆみ
2018-03-05T09:44:08Z
<p>27.114.108.111: </p>
<hr />
<div>'''ちわき まゆみ'''([[1963年]][[2月2日]] - )は、[[日本]]の[[ミュージシャン]]、[[ラジオパーソナリティ]]。本名、'''地脇 真由美'''(読みは同じ)。[[東京都]][[渋谷区]]出身。[[跡見学園女子大学]]文学科卒業<ref name=radipara8612>月刊[[ラジオパラダイス]] 1986年12月号 63 - 67ページ「Radio People Interview ちわきまゆみ」より。</ref>。<br />
<br />
==来歴・人物==<br />
*大学在学中からバンドの[[ボーカル]]として活動、[[1984年]]にバンド『'''Menu'''』でアルバムデビュー<ref name=radipara8612/>。<br />
*[[1985年]]、[[富士フイルム]]の[[富士フイルムのカメラ製品一覧#フォトラマFPシリーズ|フォトラマ]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]で[[コマーシャルフィルム|CF]]出演。同年、バンド解散後ソロデビュー<ref name=radipara8612/>。<br />
*自ら「昔からミーハー」と言っている。最初にミーハーを感じたというのが3歳の時、[[ザ・タイガース]]を好きになったことで、後に[[モンキーズ]]が好きになり、4歳で[[ビートルズ]]の映画『ア・ハード・デイズ・ナイト([[ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (映画)|ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!]])』を見て感銘を受けビートルズファンになるに至る<ref name=radipara8612/>。<br />
*雑誌『[[ミュージック・ライフ]]』のグラビアを見て[[マーク・ボラン]]のファンになり、10歳の時に東京ヒルトンホテル(現・[[キャピトル東急ホテル]])の前で来日したマークを待ち、マークに頭を撫でてもらったということがあった<ref name=radipara8612/>。<br />
*6歳下の妹が居たが、ちわきが12歳の時に交通事故で亡くなっている。その時を境に「この家族を盛り上げなくちゃいけない」と発起して、本格的に歌手を目指すようになったという。アルバム『Angel-We Are Beautiful』は、その妹のために作った作品だと語っている<ref name=radipara8612/>。<br />
*『[[オールナイトニッポン]]』([[ニッポン放送]])は[[1986年]][[10月]]から[[1987年]][[9月]]まで1年間、水曜2部(毎週[[水曜日]]深夜3時)のレギュラーパーソナリティを務め、『インディーズベスト10』など[[インディーズ]]バンドを特集した企画・コーナーなどを行っていた。また、オールナイトニッポンの第一部をスペシャルウィークに1回だけ担当した経験を持つ。その際に、定番のオープニングテーマ「[[BITTERSWEET SAMBA]]」を「うるさいから」という理由で止めさせた。同曲を放送中の自己都合で強制停止させたパーソナリティは彼女のみである<ref name=radipara8612/>(現時点で)。<br />
*20代の頃は[[SM (性風俗)|SM]]風の衣装が特徴的だった<ref name=radipara8612/>。コンサートなどで纏うビザールな衣装は、本人がSM店への取材を参考にして取り入れた衣装。<br />
*デビュー当時、「[[喝采 (曲)|喝采]]」のヒットで知られる[[ちあきなおみ]]によく間違えられていた。実際、音楽雑誌などでも誤植が相次ぎ、『[[VOW]]』([[宝島社]])に取り上げられた。<br />
*2012年1月21日、[[J-WAVE]]の番組「[http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/guest/356.htm OTOAJITO]」でクリス・ペプラーを相手にアメリカン・ハード・ロック・バンド[[キッス|KISS]]の長年の大ファンであることを語った。<br />
<br />
== ディスコグラフィ ==<br />
=== シングル ===<br />
#GOOD MORNING I LOVE YOU (1985年10月19日)<br />
#エンジェル・ブルー(1986年3月20日) - [[ファミリーコンピュータ]]用ゲームソフト『[[ハイドライド・スペシャル]]』([[EMIミュージック・ジャパン#ゲームソフト|東芝EMI]])イメージソング<br />
#よごれたいのに(1986年7月23日)<br />
#CiNIMACHiNEBURA (1986年11月21日)<br />
#オーロラ・ガール(1987年1月22日)<br />
#SAVE ME (1987年10月5日)<br />
#Be My Angel (1988年9月4日) <br />
#THE LOOK! (1989年6月21日)<br />
#エスケープ/むかし私が愛した人(1994年5月25日)<br />
<br />
=== アルバム ===<br />
#Jewels (1985年11月21日)<br />
#Angel-We Are Beautiful (1986年6月4日)<br />
#ATTACK TREATMENT (1987年2月4日)<br />
#Dangerous Is My Middle Name (1987年10月26日)<br />
#Gloria (1988年9月23日)<br />
#EROTIC&PAIN (1992年1月29日)<br />
#Singles (1994年9月25日)<br />
#POPPERMOST '85〜'88 BEST/remastering (1999年7月16日)<br />
<br />
== 出演 ==<br />
=== ラジオ番組 ===<br />
*[[オールナイトニッポン]](1986年10月 - 1987年9月、[[ニッポン放送]]、水曜2部担当)<br />
*[[ABC東京発 アーチストNOW]] (1987年10月 - 1988年9月、[[ABCラジオ]]、月曜日担当、[[パッパラー河合]]、[[サンプラザ中野くん|サンプラザ中野]]と共演)<br />
*[[ABCラジオシティ]](1989年10月 - 1990年9月、ABCラジオ、水曜日担当、[[竹内義和]]と共演)<br />
*[[ABCラジオパラダイス]](1990年10月 - 1992年12月、ABCラジオ)<br />
*Canon FMワンダーランド(現在の『[[桑田佳祐のやさしい夜遊び]]』の枠)<br />
*[[OH! MY RADIO#ミニ番組|DoCoMo M-stage music presents "COMMUNE"]] (2001年4月 - 2003年9月頃、[[J-WAVE]])<br />
*[[REAL-EYES]] (2005年4月 - 2008年3月、ちわきは[[FM802]]の『REAL-EYES 802』を担当)<br />
*[[Pop'n'Nuggets]] (2008年4月 - 2010年3月、FM802)<br />
*[[誠のサイキック青年団]](ABCラジオ、不定期出演、実質最終回となった2009年3月8日放送分にも出演)<br />
*[[THE MAJESTIC SATURDAY]] (2010年4月 - 、[[FM COCOLO]])<br />
<br />
=== テレビ番組 ===<br />
* [[青春プレーバック]]([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]])- 1986年4月から、インタビュアーとしてレギュラー出演<br />
* [[パコ2CH あ・きすとぜねこ|パコ<sup>2</sup>CH あ・きすとぜねこ]](1990年4月 - 降板時期不明、[[東海テレビ放送|東海テレビ]])<br />
* '''free beat'''([[関西テレビ放送|関西テレビ]]、1999年10月 - 2000年9月)<br />
* [[スペースシャワーTV]]<br />
<br />
=== テレビドラマ ===<br />
*[[あいつがトラブル]] 第2話「おまえなんか刑事やめちまえ」(1989年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])<br />
<br />
=== 映画 ===<br />
*[[火星のわが家]](2000年、TAC)<br />
<br />
=== PV ===<br />
*[[キャプテンストライダム]]「[[ブギーナイト・フィーバー]]」(2009年)<br />
<br />
==関連項目==<br />
*[[Mean Machine]] - [[CHARA]]、[[YUKI (歌手)|YUKI]]、[[伊藤歩]]、ちわき等が参加した期間限定ユニット。<br />
*[[ハイドライドシリーズ#ハイドライド|ハイドライド・スペシャル]] - ファミリーコンピュータ用ソフト『ハイドライド・スペシャル』のイメージソングを作詞・作曲。<br />
<br />
==外部リンク==<br />
*[http://www.hipland.co.jp/chiwaki/ ちわきまゆみ OFFICIAL WEB SITE | RIP SCREAM]<br />
*{{Twitter|chiwakimayumi|ちわき まゆみ}}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
<references/><br />
<br />
{{Singer-stub}}<br />
{{DEFAULTSORT:ちわき まゆみ}}<br />
[[Category:日本のミュージシャン]]<br />
[[Category:ラジオ番組のパーソナリティ・DJ]]<br />
[[Category:FM802のDJ]]<br />
[[Category:FM COCOLO]]<br />
[[Category:跡見学園女子大学出身の人物]]<br />
[[Category:東京都区部出身の人物]]<br />
[[Category:1963年生]]<br />
[[Category:存命人物]]</div>
27.114.108.111
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46