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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=2400%3A7800%3A4975%3A9200%3A2188%3AAEB4%3AFC18%3A65DB&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-06T04:31:59Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 リージョンコード 2018-03-30T16:33:01Z <p>2400:7800:4975:9200:2188:AEB4:FC18:65DB: /* テレビゲーム */</p> <hr /> <div>{{複数の問題<br /> | 独自研究 = 2012年2月<br /> | 出典の明記 = 2012年2月<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;リージョンコード&#039;&#039;&#039; ({{en|region codes}}) は、[[DVD]]・[[Blu-ray Disc]]や[[ゲームソフト]]などが[[販売]]および利用される[[地域]](リージョン)の[[情報]]を記載した情報(コード)である。<br /> <br /> リージョンコードを採用している規格では、商用パッケージソフトのリージョンと利用する機器のリージョンが一致しないと再生できないよう[[アクセス制御]]される場合が多い。理論的にはこの[[制限|規制]]によって販売者が地域ごとに内容、発売日、[[価格]]を調整できることになる。<br /> <br /> なお、ゲーム業界の場合、[[英語圏]]では「[[:en:Regional lockout|regional lockout]]」とも呼ばれる。<br /> <br /> == DVD-Video ==<br /> {{出典の明記|section=1|date=2012年2月}}<br /> [[File:DVD-Regions with key-2.svg|thumb|400px|right|DVDのリージョンコード]]<br /> [[DVD-Video]]の規格を策定する際に[[映画]]業界の要望によって導入された&lt;ref&gt;[http://support.sharp.co.jp/mebius/detail/PC-MJ740C/answer.asp?AnswerID=002161 シャープ Q&amp;A DVD-ROMドライブの出荷時のリージョンコードを変更したい]&lt;/ref&gt;。例えば[[ハリウッド]]の大手映画会社が制作した映画作品は世界中で上映されるが、[[日本]]では[[北米]]に比べて数ヶ月遅れて上映開始となることが多い。日本での公開時には既に北米版のDVDが発売されていることがあり、消費者が輸入版DVD購入に流れて映画の興行収入が落ちることを防ぐ目的がある。<br /> <br /> {{独自研究範囲|date=2012年8月|ただし北米版のDVD-Videoに[[日本語字幕]]や日本語[[吹き替え]]が収録されることはほとんど無い。日本では吹き替えや字幕への需要が高いため、一般映画の北米版を積極的に購入しようとする日本のユーザーはかなり少ない。しかし音楽やアダルトのDVDに関しては輸入盤の需要が高いことと日本版の価格が北米より非常に高いことが多いため、日米でリージョンを分けることは特に日本のメーカーにとって商業上意味があるものとなっている。}}<br /> <br /> 輸入盤の方が安価に購入できることや日本国内で販売されないリージョン1のDVD-Videoソフトも数多く存在することにより、輸入盤DVD-Videoを視聴したい消費者にとってリージョン制限が悩みの種となることがあり、消費者にはメリットの無いものと言える。<br /> <br /> どのリージョンのDVDでも[[再生]]することが可能な&#039;&#039;&#039;リージョンフリー&#039;&#039;&#039;のものや、またはそのように改変することができる[[DVDプレーヤー]]が一部のメーカーから正規販売されている。<br /> <br /> === コード一覧 ===<br /> {| border=&quot;1&quot; cellpadding=&quot;4&quot; cellspacing=&quot;0&quot; style=&quot;border: 1px solid #aaaaaa; border-collapse: collapse;&quot;<br /> !style=&quot;background: #f0f0f0;&quot; nowrap| リージョン コード !! style=&quot;background: #f0f0f0;&quot; | 地域<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | ALL(0) || [[世界]]。どのリージョンでも利用可能で、実際には下記の1~8すべてが許可された設定を指す。リージョンを表す正規のロゴは「ALL」。「0」は便宜上一般的に呼ばれているもので、DVD規格上のコードではない。<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 1 || [[バミューダ諸島]]、[[カナダ]]、[[アメリカ合衆国]] およびその[[保護]]下にある地域<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 2 || [[中東]]諸国、[[西ヨーロッパ]]、[[中央ヨーロッパ]]、[[エジプト]]、[[フランス]]保護領、[[グリーンランド]]、[[日本]]、[[レソト]]、[[南アフリカ共和国|南アフリカ]] および [[スワジランド]]<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 3 || [[東南アジア]]、[[香港]]、[[マカオ]]、[[大韓民国|韓国]] および [[中華民国|台湾]]<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 4 || [[中央アメリカ]]、[[西インド諸島|カリブ海諸国]]、[[メキシコ]]、[[オセアニア]]、[[南アメリカ]]<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 5 || [[アフリカ]]、旧[[ソビエト連邦]]諸国、[[インド亜大陸]]、[[アフガニスタン]]、[[モンゴル国|モンゴル]]、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 6 || [[中華人民共和国|中国本土]]<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 7 || 予備<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | 8 || [[航空機]]および[[旅客船]]などの[[国際]]領域での利用など<br /> |}<br /> <br /> ヨーロッパではリージョン2に加えてサブコードのD1~D4が存在する。D1は[[イギリス]]のみで販売されているDVD、D2とD3はイギリスと[[アイルランド]]以外で販売されているDVD、D4はヨーロッパ全土で販売されているDVDに付されている。<br /> <br /> 1枚のDVDに複数のリージョンコードを付すこともできる。例えばリージョン2と4が付されたDVDはリージョン2・4両方の地域で[[流通]]・利用が可能。「リージョンオール」という、リージョン1~8の8種類のコードが付されたDVDもある。<br /> <br /> 日本とヨーロッパが同じリージョンに含まれているが、映像規格が異なる([[NTSC]]と[[PAL]])ため、日本でヨーロッパ向けの作品を再生できない場合もある。ただし、一部のパソコンでは再生できることもある。<br /> <br /> [[Content Scramble System]](CSS)を解除できる[[DVD Decrypter]]、[[DVD Shrink]]などの[[ソフトウェア]]であれば、特定のリージョンコードが付されたDVDをリージョンフリーにして[[コピー|複製]]することもできる。<br /> <br /> {{独自研究範囲|date=2012年8月|ヨーロッパではNTSCも再生できるプレイヤーが普及しているため、「リージョンオール」のNTSCの輸入盤DVDも普通に売られている。}}<br /> <br /> また、[[台湾]]や[[香港]]などでも、DVDの複数リージョンに対応し、NTSCとPALの切り替えスイッチ付で、さらに[[ビデオCD|VCD]]や[[CD-RW]]なども再生できるほぼ万能のプレーヤーが販売されているため、さまざまなフォーマットの映像ディスクが混在して販売されている。<br /> <br /> === DVDプレーヤー ===<br /> DVDプレーヤーにもリージョンコードが付されている。DVDメディアとプレーヤーの両方のコードが一致した場合に、そのDVDは再生可能となる。<br /> <br /> リージョン0のDVDプレーヤーも存在しており、リージョン1~6全てのDVDが再生可能である。これに対しDVDメディア制作側は&#039;&#039;&#039;Regional Coding Enhancement&#039;&#039;&#039;(RCE)という制御技術を開発している。通常はプレーヤーがDVDのリージョンコードを認識して再生の可否を判断するが、RCEではDVDがプレーヤーのリージョンコードを照合し、DVD側のコードと一致した場合にのみ再生を許可する。プレーヤーがリージョン0である場合は不一致とされ再生されない。<br /> <br /> === 法的問題 ===<br /> [[オーストラリア]]公正取引委員会({{en|The Australian Competition and Consumer Commission, ACCC}})は、リージョン制限をするDVDプレーヤーについて取引慣行法に違反する恐れがあると警告している&lt;ref&gt;[http://www.consensus.com.au/ITWritersAwards/ITWarchive/ITWentries02/C1CaitlinFitzsimmons.htm Restricting DVD&#039;s illegal: ACCC](The Australian IT、[[2001年]][[3月27日]])&lt;/ref&gt;。[[ニュージーランド]][[政府]]も同様の判断をしている&lt;ref&gt;[http://forum.videohelp.com/viewtopic.php?p=1435483#1435483 DVD-ROM drives]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == BD ==<br /> {{注意|&#039;&#039;&#039;この節に[[Wikipedia:検証可能性|検証可能]]な[[Wikipedia:信頼できる情報源|参考文献や出典]]が全く示されていない部分が存在します。|無出典箇所:コード分類の出典の明記&#039;&#039;&#039;|date=2012年2月}}<br /> [[Blu-ray Disc]]では、{{要出典範囲|date=2012年8月|映画企業の要望により}}DVD-Videoに引き続きリージョンコードを導入した。下記3地域に分類される。<br /> <br /> [[File:Blu-ray regions with key.png|thumb|300px|right|Blu-rayのリージョン]]<br /> {| border=&quot;1&quot; cellpadding=&quot;4&quot; cellspacing=&quot;0&quot; style=&quot;border: 1px solid #aaaaaa; border-collapse: collapse;&quot;<br /> !style=&quot;background: #f0f0f0;&quot; | リージョン コード !! style=&quot;background: #f0f0f0;&quot; | 地域<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | リージョンフリー || どのリージョンでも利用可能<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | リージョンA || [[アメリカ大陸]]、[[東南アジア]]、[[日本]]、[[大韓民国]]、[[台湾]]およびそれら海外領土<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | リージョンB || [[ヨーロッパ]]、[[中近東]]、[[アフリカ]]、[[オセアニア]]およびそれら海外領土<br /> |-<br /> |align=&quot;center&quot; | リージョンC || [[中央アジア|中央]]・[[南アジア]]、[[中国大陸]]、[[ロシア]]、[[モンゴル]]<br /> |-<br /> |}<br /> <br /> {{独自研究範囲|date=2012年8月|日本は米国と同地域となったため、輸入盤の利用がDVD-Videoに比べて容易になった。そのため、日本製のアニメーションも含めて米国製のBlu-ray Discには日本語の字幕が入っているものはDVDと同様、ほとんど存在しない。中国語やタイ語など、十数ヶ国語の字幕が入っているものでも日本語だけ抜けている場合がある。}}<br /> <br /> [[Amazon.co.jp]]など、[[ECサイト]]が発達している現在においては、外国版を輸入することはさほど難しくなく、日本国内の業者がこれを販売することも増えてきている。{{要出典範囲|date=2015年8月|そのため北米で販売されている日本アニメーションのBDでは、再生機器の国設定を検知し、設定が日本であれば再生が不可能になるものも登場している。一部の再生機器では設定により、この制限を回避できるが、設定変更が不可能な場合もあるため、リージョンが同一だからという理由で購入しても再生が不可能な場合もある。また、再生できたとしても画面に強制的に字幕が表示されるなどの制限がつくこともある。これは販売元が北米に限って販売権を持つ関係上、日本国内に安価な北米版が流入することを防止するための措置である。}}<br /> <br /> == D-VHS ==<br /> D-VHSでは、パッケージ規格“D-Theater”でリージョンコードが導入されている。パッケージとデッキのリージョン番号が一致しないと再生できない。<br /> <br /> == テレビゲーム ==<br /> [[ゲーム機]]でも、地域別再生制限がかけられているものがある。<br /> <br /> [[ロムカセット]]が主流だった時代には、例えば[[任天堂]]の[[スーパーファミコン]]と[[SNES]]、セガ(後の[[セガゲームス]])の[[メガドライブ]]とSEGA GENESISなど、販売地域ごとに形状を変えて本体への挿入を物理的に難しくすることにより、他地域で発売されたソフトのプレイを制限する例もある。これは本体とカートリッジの間にアダプタを介する事で制限の回避が可能だった。[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]と[[Nintendo Entertainment System|NES]]の場合、初期型NESでは[[:en:Regional converter|コンバータ]]を本体とゲームカセットの間に差し込むだけで、NESの蓋が閉まらなくなるもののファミコンのゲームもプレイできた。スーパーファミコンとSNES、メガドライブとSEGA GENESISの場合、相互互換を可能にするコンバータがあった。なお、後期型NES(外見上は初期型と同じ)では対策が打たれ起動しなくなった。また、後発のSNESソフトには、コンバータの機能をブロックするための金具が付けられているものがあった。<br /> <br /> 光ディスクが採用されてからはソフトウェア側でリージョンを設定することが一般的となった。例えば[[メガCD]]・[[セガサターン]]・[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]・[[ドリームキャスト]]・[[PlayStation 2|プレイステーション2]]・[[ニンテンドーゲームキューブ]]・[[Wii]]・[[Xbox]]・[[Xbox 360]]などはソフトウェアとハードウェアの両方にリージョンが設定されている。ソフトのリージョンとゲーム機本体のリージョンが一致しないと起動することができない。なお、本体を改造して強制的にリージョンを突破しようとした場合は、[[メーカー保証]]は無効となる。<br /> <br /> 一方で、リージョンが設定されていない、あるいは設定自体はあっても制限されないゲームソフトやゲームハードも存在する。[[ゲームボーイ]]・[[ゲームギア]]・[[ゲームボーイアドバンス]]・[[ニンテンドーDS|ニンテンドーDS/DS Lite]]・[[Nintendo Switch]]は、例えばアメリカで発売されているほとんど全てのゲームソフトを、日本仕様機でもプレイできる。[[PlayStation Portable]]・[[PlayStation 3]]・[[PlayStation Vita]]・[[PlayStation 4]]でも、PlayStation Minisが日本仕様機でプレイできないのを除けば同様である。<br /> <br /> しかし、その逆の、日本版のソフトと他地域のハードの組み合わせでは起動できない場合や不都合が生じる場合もある。なお、リージョンが設定されていない場合でも、ゲーム機本体に設定のない言語のソフトを使用すると、不都合が生じる場合がある。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> &lt;references /&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[世界の放送方式]]<br /> <br /> {{DEFAULTSORT: りいしよんこおと}}<br /> [[Category:著作権管理技術]]&lt;!--上映権の行使であり著作権管理に当てはまります--&gt;<br /> [[Category:ビデオディスク]]<br /> [[Category:コンピュータゲーム]]<br /> [[Category:流通]]<br /> [[Category:貿易]]<br /> [[Category:経済地理学]]<br /> [[Category:文化地理学]]<br /> [[Category:自己検閲]]<br /> <br /> [[de:DVD-Video#Regionalcode]]<br /> [[fi:DVD#Aluekoodit]]<br /> [[nl:Dvd#Regiocode]]</div> 2400:7800:4975:9200:2188:AEB4:FC18:65DB ソニーBMG製CD XCP問題 2018-03-30T16:06:24Z <p>2400:7800:4975:9200:2188:AEB4:FC18:65DB: /* 問題になっている点 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;ソニーBMG製CD XCP問題&#039;&#039;&#039;(-ビーエムジーせいコンパクトディスク エックスシーピーもんだい)とは、[[アメリカ合衆国]]のソニーBMGミュージックエンターテインメント(現:[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)]])の[[コンパクトディスク|音楽CD]]に採用された米[[SunnComm Technologies]]製[[ソフトウェア]]に、[[マルウェア]]である[[rootkit]]が含まれていた問題。ユーザーのPCの[[セキュリティ]]を脆弱にするソフトウェアが、ユーザの同意を得ずに隠密にインストールされることなどが問題視された。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> [[2005年]][[10月]]に、[[コピーコントロールCD]] (CCCD,[[セキュアCD]]) の米[[SunnComm Technologies]]製[[セキュリティ]]技術に[[脆弱性]]が発見された。このCCCDを[[Microsoft Windows|Windows]]パソコンに入れて、ソフトウェア『[[Extended Copy Protection|XCP]]』の[[インストール]]に同意すると、[[ルートキット|rootkit]]プログラムをインストールすることになり、更にXCPの[[アンインストール]]が不可能だという指摘がなされ、世界中から非難を浴び、アメリカ合衆国では訴訟へと発展した。このソフトの問題が発覚した後に[[マイクロソフト]]は、XCPを悪質なソフトウェアとして認定している。ちなみにソニーBMG側は、このソフトを完全に削除するツールを、[[マイクロソフト]]と協力して提供した。<br /> <br /> なお[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]](SMEJ)や[[BMGジャパン]]から発売される日本盤は、CCCDは採用していない(海外版・輸入盤で後述のリスト内のCDには注意が必要)。だが、ある調査によると&lt;ref&gt;Dan Kaminsky「[http://www.doxpara.com/?q=sony Welcome To Planet Sony]」。2005年11月15日、 [http://www.doxpara.com/ DoxPara Research]。&lt;/ref&gt;、少なくとも568,200のネットワークにこのソニーの[[マルウェア]]に感染したコンピュータがあり、日本が21万7000台以上とアメリカの13万台以上を圧倒しているため、一部日本人ユーザーの間でそれ以外のCCCDにも同様の問題がないかと心配する声が盛り上がった{{要出典|date=2008年1月}}。<br /> <br /> また、この事件を期にハッカー達が米SonyBMG製を含む各種製品を[[リバースエンジニアリング]]した結果、同様の米SunnComm Technologies製コピープロテクト「[[MediaMax]]」が見つかった。このMediaMaxは、[[Microsoft Windows]]のみならず、[[MacOS X]]にも感染する能力を持ち、XCPよりも遙かに深刻な問題を含むという結果が報告された。<br /> <br /> [[Amazon.co.jp]]や[[タワーレコード]]などでは「XCP」入りのCD購入者に対し、購入代金の返金を行った。<br /> <br /> 2005年12月8日には、インストールされたXCPを悪用し『[[Antinny]]』を投下する[[コンピュータウイルス]]も報告された。<br /> <br /> 「XCP」について、株式会社[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME Japan)]]が見解を出している。<br /> <br /> == 問題になっている点 ==<br /> * [[Microsoft Windows]]搭載コンピュータで使うとき、インストールされるプログラムの利用規約に &#039;&#039;&#039;『rootkitをインストールします』&#039;&#039;&#039;と明示されていない。つまりユーザーの同意を得ていないコンピュータプログラムもインストールしている点。<br /> * SunnComm Technologies製のプログラムだけではなく、$sys$ が先頭についているファイルやプロセス等が隠蔽される。これにより視覚的に隠蔽されるだけでなく、[[アンチウイルスソフトウェア]]にも検知出来ない点。<br /> * プログラムをシステム上でアンインストールせず、単に手動で削除しようとすると、[[光学ドライブ]]が認識されなくなる点。<br /> * 隠蔽行為を解除するためにリリースした、最初期のSunnComm Technologies製プログラム([[ActiveX]]版)に、どの[[ウェブサイト]]からも任意のコードを実行できるという「重大な[[セキュリティーホール]]」が含まれていた点。<br /> * 上記プログラムを入手するには、ソニーBMGに[[個人情報]]を提供する必要があった点。<br /> &lt;!--ソースがない限り噂を書くべきではない<br /> * ユーザーの同意なしにpingに類する何らかの情報をconnected.sonymusic.comなどに送信するという噂。(ソニーBMG側は否定)<br /> * [[コピーレフト]]のソースを流用し、ソースを公開していないという疑惑が拭えない。(流用が事実であれば、LGPLのライセンス違反である)<br /> * 他のCCCDではないCDのリッピングも妨害(ランダムノイズの挿入)しているという噂。<br /> --&gt;<br /> * [[アップル (企業)|Apple]]の[[iTunes]]に採用されている[[デジタル著作権管理]]「[[FairPlay]]」を回避するため、ツールの[[ソースコード]]を流用したという疑惑&lt;ref&gt;Sebastian Porst「[http://www.the-interweb.com/serendipity/index.php?/archives/20051117.html Two new F4I license infringements found]」。2005年11月17日、[http://www.the-interweb.com/ Programming stuff]&lt;/ref&gt;。<br /> * [[著作権]]という[[知的財産権]]の保護の名の下に、許諾したユーザーの財産であるパソコンの内容を改竄し、ユーザーの所有[[財産権]]を侵害している点。<br /> <br /> == 事件の経緯 ==<br /> * [[2005年]][[10月31日]] - Winternals社[[マーク・ルシノビッチ]]が、ソニーBMGのXCP Technologyを採用した米国国内向けCCCDにrootkitが入っていて、容易に削除できないなどの問題があることを[[ブログ]]で指摘&lt;ref&gt;Mark Russinovich「[http://blogs.technet.com/markrussinovich/archive/2005/10/31/sony-rootkits-and-digital-rights-management-gone-too-far.aspx Sony, Rootkits and Digital Rights Management Gone Too Far]」。2005年10月31日、[http://blogs.technet.com/markrussinovich/ Mark&#039;s Blog]。&lt;/ref&gt;。<br /> * 2005年[[11月1日]] - 米国[[カリフォルニア州]]で、消費者団体が問題のCDの販売差し止めと、[[損害賠償]]を求める民事訴訟を起こす。<br /> * 2005年[[11月2日]] - ソニーBMGがこれを受けて、パッチツールをリリースする。当初は、プログラムのアンインストールツールとされていたが、実際はプロセスなどの隠蔽を停止するツールだったことが明らかになる。<br /> * 2005年[[11月4日]] - ソニーBMGがリリースした修正パッチをインストールすると、コンピュータが破壊される可能性があることを専門家が指摘する。また、XCPが勝手に[[パケット通信]]しているとも指摘する&lt;ref&gt;Mark Russinovich「[http://blogs.technet.com/markrussinovich/archive/2005/11/04/more-on-sony-dangerous-decloaking-patch-eulas-and-phoning-home.aspx More on Sony: Dangerous Decloaking Patch, EULAs and Phoning Home]」。2005年11月4日、Mark&#039;s Blog。&lt;/ref&gt;。<br /> * 2005年[[11月10日]] - ソニーBMGのCDに、[[LAME]]のソースを流用した形跡があることが報じられる&lt;ref&gt;「[http://slashdot.jp/articles/05/11/12/1129225.shtml SONY BMG製CCCDにLAMEのソースコードを盗用した疑い]」。2005年11月12日、[[スラッシュドット|スラッシュドット ジャパン]]。&lt;/ref&gt;。これが事実なら[[LGPL]]に違反する。<br /> * 2005年[[11月11日]] - ソニーBMGが、問題の技術の使われたCDの生産を一時停止すると発表。<br /> * 2005年[[11月15日]] - [[プリンストン大学]]のEd Felten教授が、ソニーBMGがリリースした、この問題に関するWebベース版のアンインストールツールに、重大な[[セキュリティーホール]]があることを、自らの[[ブログ]]で明らかにする&lt;ref&gt;Ed Felten「[http://www.freedom-to-tinker.com/?p=927 Sony’s Web-Based Uninstaller Opens a Big Security Hole; Sony to Recall Discs]」。2005年11月15日、Freedom to Tinker。&lt;/ref&gt;。<br /> * 2005年[[11月16日]] - ソニーBMGが、問題の技術の使われたCDを[[リコール (一般製品)|リコール]]すると発表。<br /> * 2005年[[11月17日]] - さらに2件のGPL違反(FAACとmpg123のソース流用)を指摘される&lt;ref&gt;Sebastian Porst「[http://www.the-interweb.com/serendipity/index.php?/archives/20051117.html Two new F4I license infringements found]」。2005年11月17日、Programming stuff。&lt;/ref&gt;。<br /> * 同日 - ソニーBMGのXCPとは別の技術を使った、MediaMaxのアンインストーラーにも、重大なセキュリティーホールがあることを指摘される&lt;ref&gt;Ed Felten「[http://www.freedom-to-tinker.com/?p=931 Not Again! Uninstaller for Other Sony DRM Also Opens Huge Security Hole]」。2005年11月17日、Freedom to Tinker。&lt;/ref&gt;。<br /> * 2005年[[11月21日]] - LAMEプロジェクトが、LAMEプロジェクト管理人名義でソニーBMGに対して公開質問状を出す&lt;ref&gt;The LAME maintainers「[http://lame.sourceforge.net/open_letter_sony_bmg.html Open letter to Sony BMG (and its owners, Sony and Bertelsmann), First4Internet, and the LAME community.]」。2005年11月21日、LAMEプロジェクト。&lt;/ref&gt;。<br /> * 同日 [[テキサス州]]が、ソニーBMGの一部CDに「[[スパイウェア]]」が入っていて、州法に違反しているとして、ソニーBMGを提訴&lt;ref&gt;「[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/22/news006.html テキサス州、スパイウェア規制法違反でSONY BMGを提訴]」。2005年11月22日、ITmediaニュース。&lt;/ref&gt;。認められれば、最大で違反1件当たり罰金10万ドル。また、市民団体「[[電子フロンティア財団]](EFF)」が、XCPだけでなく、MediaMaxを使用したCDも合わせた、2400万枚についての損害賠償を請求した。<br /> * 2005年[[11月28日]] - プリンストン大学のEd Felten教授が、MediaMaxプロテクトに関しても、問題があることを指摘する&lt;ref&gt;Ed Felten「[http://www.freedom-to-tinker.com/?p=936 MediaMax Permanently Installs and Runs Unwanted Software, Even If User Declines EULA]」2005年11月28日、Freedom to Tinker&lt;/ref&gt;。教授は、MediaMaxには旧式のCD-3と新方式のMM-5の2種類があるが、CD-3を入れた後、MM-5を入れるか、MM-5を入れてから、CD-3を入れるか、MM-5を2回入れると、ソフトの利用規約の同意の有無にかかわらず、ドライバがインストールされると主張している。<br /> * [[2006年]][[5月22日]] - 米連邦裁判所判事が、和解案を最終承認する&lt;ref&gt;「[https://web.archive.org/web/20060524091650/http://www.eff.org/news/archives/2006_05.php#004693 Judge Grants Final Approval for Sony BMG CD Settlement]」。2006年5月22日、Electronic Frontier Foundation。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;<br /> 「[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/23/news017.html SONY BMGのrootkit CD訴訟、和解を最終承認]」。2006年5月23日、ITmediaニュース。&lt;/ref&gt;。<br /> * 2006年[[12月20日]] - 米カリフォルニア州の損害賠償訴訟で、75万ドルを消費者団体などに支払うことで和解。<br /> * 2006年[[12月22日]] - 米[[マサチューセッツ州]]など、40州と425万ドルを支払うことで和解。<br /> <br /> == 出典 ==<br /> &lt;div class=&quot;references-small&quot;&gt;&lt;references /&gt;&lt;/div&gt;<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> {{Wikinews|米SONY BMGの音楽CD、パソコンの安全を脅かす}}<br /> * [http://www.f-secure.com/weblog/#00000691 F-Secure blog](ソニーBMG CCCD問題を一番早くに見つけたセキュリティ会社){{en icon}}<br /> * [https://web.archive.org/web/20081224153240/http://cp.sonybmg.com/xcp/english/titles.html 「XCP」入りCDタイトル一覧SONY BMG]{{en icon}}<br /> * [http://www.sonymusic.co.jp/xcp/list.html 「XCP」収録CDタイトル一覧 ] ((株)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル 輸入分のみ ){{ja icon}}<br /> * [http://www.sonymusic.co.jp/xcp/ 米国SONY BMG発売商品における対応に関するお知らせ]{{ja icon}}<br /> <br /> {{ソニー}}<br /> {{Computer-stub}}<br /> {{music-stub}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:そにいBMGせいCD XCPもんたい}}<br /> [[Category:ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)|CD XCPもんたい]]<br /> [[Category:ソニーの歴史|CD XCPもんたい]]<br /> [[Category:2005年のアメリカ合衆国]]<br /> [[Category:コンピュータウイルス]]<br /> [[Category:コンピュータ・ネットワーク・セキュリティ]]<br /> [[Category:マルウェア]]<br /> [[Category:2005年10月]]</div> 2400:7800:4975:9200:2188:AEB4:FC18:65DB
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