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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-04-28T22:55:23Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
制服
2018-08-01T13:49:47Z
<p>210.199.238.238: /* 制服を悪用した犯罪 */</p>
<hr />
<div>'''制服'''（せいふく）とは、[[会社]]、[[学校]]あるいは[[軍隊]]・[[警察]]など、ある一定の[[集団]]や[[組織 (社会科学)|組織]]の所属者が着用することを目的に規定された[[服]]のことである。同じ集団内でも、[[男性]]と[[女性]]、軍隊などの[[階級]]によって制服の[[デザイン]]が異なる場合も多い。また、普段の着用[[義務]]がない服は、'''標準服'''（ひょうじゅんふく）や'''奨励服'''（しょうれいふく）と呼ばれることもある。なお、制服を[[英語]]でいうと、uniform（ユニフォーム）となるが、日本語で'''[[ユニフォーム]]'''と言う場合、[[スポーツ]]のチームメンバーの統一された服装に限定して使用されることがある。<!--←「ユニフォーム」の項目参照--><br />
<br />
== 制服の意義・機能 ==<br />
[[ファイル:Russian honor guard at Tomb of the Unknown Soldier, Alexander Garden welcomes Michael G. Mullen 2009-06-26 2.jpg|thumb|[[ロシア]]の儀仗兵の制服]]<br />
制服を設けるもっとも重要な目的は、[[組織 (社会科学)|組織]]内部の[[人間]]と組織外部の人間、組織内の序列・職能・所属などを明確に区別できるようにすることである。また、同じ制服を着ている者同士の連帯感を強めたり、[[自尊心]]や規律あるいは忠誠心を高めたりする効果が期待される場合もある。格好良い制服やかわいい制服は、あこがれを抱かせ、その制服を着たい、すなわち、その[[職種]]に就きたい、その組織に入りたい）という願望をもたせ、[[人材]]確保に一役買うこともある。<br />
<br />
また[[戦時体制]]や[[独裁政治|独裁国家]]などにおいては、物資の節約や意識の共有などを目的とした服装の統制が行われることがある。[[大日本帝国]]で[[太平洋戦争]]中に用いられた[[国民服]]、[[中華人民共和国|中国]]や[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の[[人民服]]などがその例である。<br />
<br />
制服にはその職務にあった機能性が求められる。特定の作業用に機能性を重視して規定された服は作業服と呼ばれ、制服と区別されることもある。企業によっては作業服を業務において常に着用する服装であるとし、作業服を制服と位置づけるところもある。但し、この場合でも[[営業職]]など接客を伴う場合に限り[[背広|スーツ]]着用を基本としている。<br />
<br />
現在の[[日本]]の[[公務員]]では[[自衛官]]、[[日本の警察官|警察官]]、[[消防吏員]]、[[海上保安官]]など、また[[民間企業]]では[[鉄道員]]・[[駅員]]、[[警備員]]などは業務上の観点から制服の着用が重要視されている<ref>たとえば制服を着用した駅員は一般客との区別がつきやすく、これにより乗り換えについての質問や緊急事態発生時の連絡などをスムーズに受けられる。なお警察官や警備員などでも、[[捜査]]中で身分の露見を防がねばならない、[[労働争議]]中で制服着用が争議関係者を刺激するなどの場合は私服勤務が許される。</ref>。<br />
<br />
[[軍人]][[軍属]]や[[警察官]]等の制服には[[階級章]]、所属章、[[部隊]]章、[[資格]]章等の[[記章]]が付けられており、制式（[[デザイン]]、色彩、材質等）も厳格に定められているので、これらの機関等における制服の意味は命令系統の統制や上下関係の明示等の役割を果たしている。階級ごとの制服を廃止し、最高司令官から[[兵|兵卒]]までほぼ同じ制服を着用したことがあったが、組織統制上の混乱をもたらしたため階級ごとの制服が復活したかつての[[中国人民解放軍]]のような例もある。[[自衛隊]]においては、[[陸上自衛隊]]と[[航空自衛隊]]が幹部（[[士官]]）と曹士（[[下士官]][[兵]]）の制服に若干の差異をもうけているのに対して、[[海上自衛隊]]では幹部と曹の制服は殆ど同じであるが、曹と士の制服は完全にデザインが異なる（男性海士に限る、女性海士は海曹とほぼ同様）。<br />
<br />
一般社会においては制服がない[[業種]]や職種も少なくない。が、社会人の場合はある程度あらたまった[[服装]]で勤務することが求められることもある。例えば、男性の[[サラリーマン|会社員]]の場合は、[[背広|背広（スーツ）]]、[[ワイシャツ]]、[[ネクタイ]]姿で勤務する人が多く、この背広やワイシャツは実質的に制服とされているとの見方もある。<br />
<br />
日本の企業ではこれまで、女性社員にのみ制服を採用している企業が多く見られたが、[[バブル崩壊]]後の企業業績悪化に伴うコスト削減、女性が多くを占める派遣社員の増加（その一方での制服着用の[[一般職]]女性社員の削減）に伴う企業の雇用形態の変化に合わせて、近年女性社員の制服を廃止する企業が増えている。[[フェミニズム]]の立場から、女性にのみ制服を適用するのは[[女性差別]]という理由は副次的である。一方、地球環境保全、盛夏における快適性の観点から、男性社員の服装の自由化を求める声も高まり、[[大企業]]を中心としてカジュアルな服装でも勤務可という職場が多くなっている。[[公務員]]においても国策としての温暖化対策のため[[クールビズ]]、[[ネクタイ]]不着用が標準となりつつある。<br />
<br />
なお、グループ企業において独自の制服がある場合、子会社が親会社の制服に準じたデザインのものを採用することが多い。<br />
<br />
== 制服・標準服がある職業・業種など（日本） ==<br />
=== 公務員等 ===<br />
* [[自衛官]]<br />
* [[防衛省]]職員（[[事務官]]や[[技官]]は通常私服<ref>但し外出着のようなラフな格好が許されているわけではなく、基本的に背広若しくはそれに準じた服装で勤務するよう定められている。事務官に関しては最低でもジャケットを着用するように指導される。また技官に関しては専用の作業服での勤務を命ぜられており、創立記念行事等でも姿を確認出来る</ref> であるが、職務内容によっては制服着用者も存在する。詳細は[[軍属]]の項目を参照）<br />
* [[裁判官]]（いわゆる[[法服]]）<br />
* [[裁判所書記官]]（職服、いわゆる法服）<br />
* [[廷吏]]<br />
* [[宮内庁]]職員（儀礼式典時に着用する[[礼装]]のみで普段は私服）<br />
* [[日本の警察官|警察官]]<br />
* 警察事務官・警察技官（制服そのものの有無やデザイン等は警察本部や職務内容により異なる）<br />
* [[交通巡視員]]<br />
* [[皇宮護衛官]]（[[天皇]]・[[皇族]]の身辺警護や[[皇居]]等の施設警備を行なう[[特別司法警察職員]]）<br />
* [[海上保安官]]（海上における警察と消防的業務を兼任している[[特別司法警察職員]]）<br />
* [[入国警備官]]（「入国審査官」と胸章（[[階級章]]）以外は同一の制服なので混同されやすいが、別の官職）<br />
* [[入国審査官]]（「入国警備官」と[[胸章]]（入国審査官章）以外は同一の制服なので混同されやすいが、別の官職）<br />
* [[検疫官]]<br />
* [[家畜防疫官]]<br />
* [[植物防疫官]]<br />
* [[船員労務官]]<br />
* [[駐車監視員]]（身分は民間の法人・団体の職員であるが、職務中は「みなし公務員」とされる。制服は[[警察庁]]により全国規模で統一されたデザインの物が存在する）<br />
* [[交番相談員]]（警察官OBが任命される非常勤（嘱託）公務員。いわゆる「[[交番|空き交番]]」の問題解消の一助となると期待されている。都道府県により、制服のある警察本部、ない警察本部が混在）<br />
* 車両検査員<br />
* [[林野庁]]森林管理局署職員（特に指定を受けた者は「国有林野・部分林・公有林野官行造林、その林野の産物に関する罪又はその林野・国営猟区における狩猟に関する罪」について[[特別司法警察職員]]としての権限を有する） <br />
* [[刑務官]]（[[刑務所]]・[[拘置所]]等の職員で「[[看守]]」と俗称される）<br />
* [[法務教官]]（[[少年院]]・[[少年鑑別所]]等の職員）<br />
* [[税関職員]]<br />
* [[衆議院]][[衛視]]（[[衆議院事務局]]所属の警備職員。議長の[[議院警察権]]を補助執行する）<br />
* [[参議院]]衛視（[[参議院事務局]]所属の警備職員。議長の議院警察権を補助執行する）<br />
* [[日本郵便株式会社]]従業員（旧[[郵政]]事務・郵政外務職員。郵政民営化のため民間企業の社員となるが、[[郵便認証司]]は信書を取り扱うなどの関係上「みなし公務員」とされる、かつては[[郵便事業株式会社]]・[[郵便局株式会社]]）<br />
* [[消防庁]]職員（私服勤務の場合が多いが、[[式典]]や[[訓練]]、[[災害]]などの際には消防吏員の物に準じたデザインの制服または活動服と[[職名章]]を着用することがある）<!--一例として、平成21年1月26日に三重県津市一身田の専修寺で行われた防災訓練の写真を参照してください。岡本保消防庁長官が消防吏員とほぼ同じ制服に消防庁長官の職名章を着用しているのがはっきりと確認できます。また出典は失念しましたが、防災訓練で消防庁職員が消防吏員と類似した活動服を着用している写真も見た記憶があります。--><ref>{{Cite web |url=http://www.fdma.go.jp/ugoki/h1701/16.pdf |title=消防庁職員活動服と職名章のご紹介 |accessdate=2018-05-20 |author=総務省消防庁 |authorlink=消防庁 |date=2005 |format=PDF |publisher=[[総務省]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180520193824/http://www.fdma.go.jp/ugoki/h1701/16.pdf |archivedate=2018-05-20 |deadlinkdate= |doi= |ref=}}</ref>。<br />
* [[消防吏員]]<br />
* [[消防団員]]（火災や風水害等の際に動員される非常勤公務員であり、専任の職業ではない）（[[法被]]、[[半長靴]]、[[ヘルメット]]、[[飾緒]]、[[階級章]]、[[肩章]]、[[帽章]]）<br />
* [[水防団員]]（水害の危険性がある際に動員される非常勤公務員であり、専任の職業ではない）<!--平成14年服制を廃止←水防団の設置主体は自治体であり、団ごとに異なる。一概に全てが廃止されたわけではない。--><br />
* [[海防団員]]（[[香川県]][[観音寺市]]の設置する[[海防団]]の団員・海難救助等の際に動員される非常勤公務員であり、専任の職業ではない）<br />
* 漁業監督官（[[漁業取締船]]に乗務する[[水産庁]]職員のため、外国入港時の式典の際等に着用する礼服が支給されている。通常時は一般に市販されている作業服と同等の被服で勤務。なお漁業監督吏員は[[都道府県]]職員のため、都道府県によって服制が異なる。）<br />
* [[地方公共団体]]（都道府県または[[市町村]]）の消防・防災関係部署職員（平時はほとんど私服勤務だが、[[式典]]や[[訓練]]、[[災害]]などの際には消防吏員の物に準じたデザインの制服または活動服と[[職名章]]を着用することがある）<!--詳細はわかりませんが確かに見たことがあります。おそらくは消防庁職員に準じていると思われます。--><ref>例：「三重県消防関係職員の服制及び被服貸与規則（昭和四十三年二月二十七日三重県規則第八号・最終改正平成一九年三月九日）」。他の地方公共団体にも同様の規則が存在すると思われる。</ref><br />
* 地方公共団体（主に市町村）の一般職員（平時の「事務服」、作業時の作業服、[[災害]]時の防災服または活動服）<br />
**作業服・防災服・活動服は地方公共団体名が入ったものを着用することが多い。大規模な自然災害の発生時には、[[首長]]・議員など特別職も防災服または活動服を着用する。「事務服」は定めていないところ、女性職員のみに定めているところもある。<br />
<!--* [[宇宙飛行士]]（[[宇宙服]]）←これは用途的にも技術的にも「制服」というよりも「宇宙空間で活動するための生命維持装置」。宇宙船内限定の普段着を「宇宙服」とはまず呼ばない--><br />
<br />
=== 法令で定められたもののうち現在は廃止されたもの ===<br />
* 旧[[日本軍|陸海軍]]の軍人（[[敗戦]]に伴う軍の解体・消滅により廃止）<br />
* 旧陸海軍の軍属（同上）<br />
* [[華族]]（宮中に於ける指定された式典時に着用する[[大礼服]]が制定されていた・戦後「皇室令及附属法令廃止ノ件」(昭和22年5月2日皇室令第12号)により廃止）<ref>明治十七年十月二十五日宮内省達乙八号「有爵者大礼服制」参照</ref><br />
* 戦前の[[文官]]官僚<br />
**文官[[大礼服]]・「内閣及び総理府関係法令の整理に関する法律」により廃止<br />
**南洋群島に在勤する文官のために大礼服及び小礼服（[[燕尾服]]）に代わる制服が制定されていた、実効性喪失<br />
* 戦前の[[外交官]]（熱帯地域又は炎暑酷烈なる地方に勤務する外交官のために大礼服に代わる制服が制定されていた、実効性喪失）<br />
* [[宮内省]]職員（「皇室令及附属法令廃止ノ件」(昭和22年5月2日[[皇室令]]第12号)により廃止）<br />
* [[国民服]]（[[太平洋戦争]]中の日本人男子の標準服、「日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律」（昭和22年4月18日法律第72号）により失効）<br />
* [[消防組]]組員（[[警防団]]へ改組移行）<br />
* [[警防団]]団員（敗戦に伴い存在意義を喪失・解体。[[消防団]]へと移行）<br />
* [[韓国統監府]]職員（[[朝鮮総督府]]へ移行）<br />
* [[朝鮮総督府]]職員（敗戦に伴う当該区域の統治権喪失で廃止）<br />
* [[台湾総督府]]職員（同上）<br />
* [[南洋庁]]職員（同上）<br />
* [[樺太庁]]職員（同上）<br />
* [[関東都督府]]・[[関東庁]]職員（同上）<br />
* [[青島市|青島]]守備軍民政部職員（青島統治権の中国への返還に伴い廃止）<br />
* [[禁衛府]]衛士隊員（禁衛府の消滅に伴い廃止）<br />
* [[南満州鉄道]]職員（終戦に伴う活動停止・閉鎖により廃止、半官半民の特殊企業であった）<br />
* [[天皇]][[服]]（第二次世界大戦後の僅かな期間、天皇の制服「天皇御服」として定められていたもの）<br />
* [[警察予備隊]]の警察官（[[保安庁]]へ移行、後の[[自衛隊]]の母体となる）<br />
* [[海上警備隊|海上警備官]]（[[海上自衛隊]]へ移行）<br />
* [[刑務所]]・[[拘置所]]・その他の[[矯正施設]]に勤務する[[刑務官]]以外の[[法務事務官]]および法務[[技官]]（かつては制服・制帽が制定されていたが、現在は廃止され私服勤務となっている）<ref>昭和二十七年三月二十二日法務府訓令第一号「刑務官服制」の別表および形状図参照</ref><br />
* [[日本国有鉄道]]（国鉄）職員（[[1987年]]の国鉄分割民営化により廃止）<br />
* [[鉄道公安職員]]（同上）<br />
* [[帝都高速度交通営団]]（[[東京地下鉄|東京メトロ]]への民営化により廃止）<br />
* [[郵政]]事務・外務職員（[[郵政民営化]]により民間企業の社員となったため、旧[[郵政省]]時代および旧[[郵政公社]]時代の制服は廃止された）<br />
*[[天皇]]、[[皇族]]、[[神職]]などの「礼（禮）服」「朝服」「制服」などの儀式装束様式が定められていた。しかし、今もその伝統の一部は継承されている<ref>神社本庁『装束と衣装』1952年8月1日発行全89頁中2頁<br />
</ref>。<br />
<br />
=== 民間の企業並びに法人・団体等の従業員及び公営企業職員 ===<br />
* [[公共交通機関]]の[[職員]]<br />
** [[鉄道]]：[[鉄道員]]（旅客と接する鉄道係員は、[[鉄道営業法]]第22条で着用が定められている）<br />
** [[船舶]]：[[船員]]等<br />
** [[航空]]：[[パイロット (航空)|パイロット]]、[[客室乗務員]]、[[グランドスタッフ]]、[[航空整備士]]等<br />
** [[バス (交通機関)|バス]]：[[運転手]]、[[バスガイド|ガイド]]等<br />
** [[タクシー]]：[[運転士]]、[[乗務員]]等（[[制帽]]、手袋）<br />
* [[医療従事者]]：[[医師]]、[[歯科医師]]、[[薬剤師]]、[[助産師]]、[[看護師]]、[[保健師]]等（[[白衣]]）<br />
* [[福祉従事者]]：[[訪問介護員]]、[[介護福祉士]]（[[ポロシャツ]]、[[エプロン]]）等<br />
* 工場勤務など（[[作業着]]、[[つなぎ]]、作業靴、[[ヘルメット]]、[[手袋]]、[[命綱]]、[[安全帯]]）<br />
* [[交通管理隊|高速道路交通管理隊]]<br />
* [[電力会社]]<br />
* [[警備員]]<br />
* [[調理師]]：[[コック (職業)|コック]]、[[板前]]等<br />
* [[ウェイター]]、[[ウェイトレス]]（[[背広]]、[[ワイシャツ]]、[[蝶ネクタイ]]、[[革靴]]、黒い[[スニーカー]]）<br />
* [[ソムリエ]]（[[タキシード]]、背広、ワイシャツ、蝶ネクタイ、革靴）<br />
* [[家政婦]]（[[メイド]]）（[[三角巾]]、エプロン）<br />
* [[ホテル]]従業員（[[フロント]]係、[[コンシエルジュ]]、ドアマン、[[ベルボーイ]]等）（[[ケピ帽]]）<br />
* [[銀行]]、[[信用金庫]]ほか[[金融機関]]の女性従業員<br />
* 宗教関係者（[[僧]]、[[神職]]、[[神父]]、[[牧師]]、[[救世軍]]の士官・下士官・兵士、[[神宮衛士]]等）<br />
** [[教衆]]（[[ステハリ]]）、[[主教]]、[[司祭]]、[[輔祭]]、[[修道士]]（[[リヤサ]]、[[ストラ]]、[[エピタラヒリ]]、[[ポドリャスニク]]）、[[神父]]（[[キャソック]]）、[[助祭]] （[[ダルマティカ]]・[[アルバ (衣服)|アルバ]]）、[[巫女]]（[[袙]]・[[小忌衣]]・[[汗衫]]・[[千早]]・[[緋袴]]）、[[神職]]（[[女性神職装束]]）、[[僧侶]] （[[白衣 (巡礼用品)|白衣]]、[[袈裟]]、[[作務衣]]、[[輪袈裟]]、[[略肩衣]]）など<br />
* [[エレベーターガール]]、[[ショッピングセンター]]や[[百貨店]]の総合案内担当社員（いわゆる“受付嬢” 目立つように明るい色の、帽子付き[[レディーススーツ]]風つまり略[[礼装]]であることが多い）<br />
* [[テーマパーク]]で園内業務に直接携わるスタッフ<br />
* 一般企業の女性事務系従業員（定めていない企業もある）<br />
* [[スポーツ選手]]<br />
* [[力士]]（外出の際は[[和服]]着用とまげを結うことを義務付けられている、[[廻し]]）<br />
* [[武道家]]（[[道着]]、[[帯 (柔道)|帯]]、弓道着、[[防具 (剣道)|防具]]、[[ゆがけ]]）<br />
* [[交通指導員]]<br />
* [[審判員]]（ブレザー、ブルゾン）<br />
* [[ポロ]]、[[テニス]]、[[ゴルフ]]選手 （ポロシャツ、[[オープンフィンガーグローブ]]）<br />
* [[乗馬]]、[[馬術]]選手（[[燕尾服]]、[[シルクハット]]、[[山高帽]]、[[ヘルメット]]、[[ブーツ]]、[[ジョッパーブーツ]]、[[拍車]]、乗馬ズボン、[[チャップス]]、[[鞭]]）<br />
<br />
=== 教育を受けている者 ===<br />
{{main|学校制服|日本の学校制服}}<br />
<br />
* [[在学生]]<br />
** [[在学生#幼児|幼児]] （[[幼稚園|幼稚園児]]など）：国立や私立の幼稚園では制服を定めているところが多い。<br />
** [[在学生#児童|児童]] （[[小学校|小学生]]など）：[[公立学校|公立]]（特に東日本）では定められていないことが多く、また制服ではなく標準服であることも多い。いわゆる「[[体操着|体操服]]」を、制服に相当するものとして校内では常時着用させるところもある。[[国立学校|国立]]・[[私立学校|私立]]の小学校では大抵、制服を定めている。<br />
** [[在学生#生徒|生徒]] （[[中学校|中学生]]、[[高等学校|高校生]]、[[中等教育学校|中等教育学校生]]、[[専修学校|専修学校生]]〔[[専門学校|専門学校生]]、[[専修学校#高等課程|高等専修学校生]]等〕、[[各種学校|各種学校生]]など）：中学校・高校では国・公・私立を問わず多くの学校で制服を定めている。中学校の場合、地域によっては[[ジャージー (衣類)|ジャージ]]（夏季は体操服）を制服に相当するものとして常時着用させ、制服は登下校時や式典時のみ着用というところもある。<br />
** [[在学生#学生|学生]] （[[大学|大学生]]、[[大学院|大学院生]]、[[短期大学|短大生]]、[[高等専門学校|高等専門学校生]]など）：定められていない、あるいは定められていても着用義務がなく在学生にも存在が知られていないことが多いが、[[応援団]]・[[クラブ活動|体育会]][[サークル]]で制服を定めているところもある。また、商船系や水産系の大学では主に乗船時に着用する制服がある。[[女子大学]]、女子短期大学の中には制服の着用が義務付けられているところが存在する。群馬医療福祉大学は男子学生の制服も定められており式典や就職活動時には着用することとなっている [http://www.shoken-gakuen.ac.jp/junior/about/features04.html]。<br />
<br />
[[経済学者]]のロバート・H・フランクは「制服着用の義務化は、生徒たちが自分自身を表現する能力を制限することになるが、着る服を競い合うという金銭的・感情的な負担を減らすことができる」と指摘している<ref>ロバート・H・フランク 『日常の疑問を経済学で考える』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2013年、171頁。</ref>。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
[[ファイル:Woman agent wearing the winning NPB Baseball team's cap and uniform at the reception desk of the Department store.jpg|thumb|地元チームの優勝にともない、通常の制服でなく一時的に[[日本プロ野球|プロ野球]]の帽子とユニフォームを着用する例（[[2009年の日本プロ野球#10月|2009年]]10月25日、[[大丸]]札幌店）]]<br />
* [[日本赤十字社]]職員（通常は私服勤務であるが、勤務部署等によっては胸部・上腕部あるいは背面に[[赤十字]]のマークが入った[[ブレザー]]、[[ジャンパー (衣服)|ジャンパー]]、[[ポロシャツ]]等を着用することがあり、これが実質上の制服と言える。また災害時等の際には「救護服」と呼ばれる作業服・防災服的な衣服を着用して救護活動に従事することがある）<br />
* [[ボーイスカウト]]<br />
* [[ガールスカウト]]<br />
* [[海洋少年団]]<br />
* [[鉄道少年団]]<br />
<br />
== 制服を悪用した犯罪 ==<br />
制服が職業・職務を表すという機能を悪用し、警察官などを装った犯罪は後を絶たない（[[警察手帳]]を貸与され携行しているにもかかわらず、提示を要求されても「制服が身分証明だ」と強弁し拒否する警察官もいる為。[[1968年]]に[[三億円事件]]、[[1978年]]に[[制服警官女子大生殺人事件]]、[[1988年]]には[[警察官ネコババ事件]]が発生）。このため、[[2002年]]には階級章一体で個人コードが刻まれた[[名札]]「識別章」が導入された。<br />
<br />
制服以外の身分証明を求めたり、[[電話]]で確認したりすることで防げる事もあるが、通常はそこまで確認は困難である。[[宅配便]]業者では訪問先・地域ごとに専従の担当者を置く対策法を取るところもある（別の人間が配達に訪れる事は代理の際に限られる）。[[消防吏員]]・[[消防団]]員を装った[[消火器]]販売（灰色の作業服姿で来る）や電力会社・ガス会社の集金・点検を装った詐欺事件、宅配便業者を装い鍵を開けさせる強盗事件なども起きている（このため電力・ガス・水道各社では使用量通知書に「本票を使って集金する事はありません」と注意書きをしている）。<br />
<br />
[[ノルウェー連続テロ事件]]のウトヤ島銃乱射では、[[犯人]]は警察官の制服を着用してテロ対象者を安心させた上で犯行に及んでおり、[[被害者]]は[[テロリズム|テロリスト]]を警察官と信じて整列した。その影響で69人が死亡した。<br />
<br />
[[ハーグ陸戦条約]]では交戦相手国の[[軍服]]を着用し偽装して武力行使する事は禁止されている。[[1944年]]の[[バルジの戦い]]の際には、[[オットー・スコルツェニー]]率いる[[武装親衛隊|SS特殊部隊]]が[[アメリカ軍]]兵士が遺棄して行った軍服を着用し連合軍勢力圏に潜入、通信網や交通網に混乱を与えたこともあったが、もし連合軍兵士によって素性が明かされたら銃殺は免れなかった（実際に数名が、発見されたその場で銃殺されている）。逆に、自軍の軍服の上に敵軍の軍服を着込み、戦闘時には敵軍の軍服をパッと脱ぎ捨てるという方法も両軍の一部特殊部隊では行われており、この戦法を採ったおかげで処刑を免れた兵士も多かったという。<br />
<br />
== 制服の管理 ==<br />
制服はそれ自体が[[身分]]・[[職業]]を示す意味が大きく、盗難や模造・偽造により悪用されると、上記のように犯罪を容易にする虞がある。[[司法]]官権職員や[[治安]]・[[保安]]・[[防災]]関係機関、[[ライフライン]]関係機関の職員は特に厳正に制服が管理される必要性および傾向がある。一例として、[[ジェイアール東日本商事|JR東日本商事]]は、鉄道会社向け制服を一着ごとに個別管理するシステムを開発した<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00447184 |title=JR・私鉄の制服、外部流出防止 JR東日本商事が個別管理システム |accessdate=2018-05-20 |date=2017-10-19 |publisher=[[日刊工業新聞]][商社・流通・サービス] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180520194600/https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00447184 |archivedate=2018-05-20 |deadlinkdate= |doi= |ref=}}</ref>。<br />
<br />
またイベント「[[コミックマーケット]]」においては、警官・消防官・警備員の制服に見える[[コスプレ]]時は、移動する際には上着で隠す、本職になりすましたような言動の禁止といった規制が科されている<ref>{{Cite web |url=http://www.comiket.co.jp/info-p/C84/C84cosplay.html |title=コスプレの注意事項 |accessdate=2018-05-20 |author=コミックマーケット準備会 |date=n.d. |publisher=コミックマーケット公式サイト |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180518055117/http://www.comiket.co.jp/info-p/C84/C84cosplay.html |archivedate=2018-05-20 |deadlinkdate= |doi= |ref=}}</ref>。<br />
<br />
また、制服を着用するだけで無条件に信頼するのでは無く、[[身分証明書]]自体も制服の装備品の一つとして考えられ、当然通常は着用（携帯）しなくてはならない（例えば、[[日本の警察官|警察官]]の[[警察手帳]]は、“勤務中は勤務先本部長から認められた場合を除き常に携帯し、公務執行で市民から求められた場合は'''身分証を'''提示すること”と法律で定められている）。<br />
<br />
警備会社は社員である[[警備員]]に制服を貸与しているが、制服を紛失した場合は速やかに管轄の[[警察署]]に届け出る事になっている。これは、制服を悪用されないためであり、制服の着用による社会的立場を悪用した[[犯罪]]を防止する観点から必要な措置なのである。<br />
<br />
犯罪に悪用されないまでも制服自体に興味を持つ愛好家も多数おり、盗難などにより紛失する可能性は極めて高い。制服を管理する上で留意する事は、洗濯し制服を干す場合は外に干さない（特に低階層住宅）事や、制服を運搬する場合には、中身を秘匿するなどが考えられる。<br />
<br />
[[警察博物館]]では警察官の制服、[[徽章]]の展示がされているが、このコーナーはコピーを防止するために常に職員が[[写真]]撮影されないように見張っている。<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* 太田臨一郎『日本服制史』上・中・下巻 （文化出版局、1989年）<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{Col-begin}}<br />
{{Col-2}}<br />
* [[軍服]]<br />
* [[制服 (自衛隊)]]<br />
* [[階級章]]<br />
* [[職名章]]<br />
* [[名札]]<br />
* [[人民服]]<br />
* [[国民服]]<br />
* [[軍隊における階級呼称一覧]]<br />
* [[アメリカ合衆国の警察]]<br />
* [[コスプレ]]（一般用語）<br />
* [[コスプレ (性風俗用語)|コスプレ]]（性風俗用語）<br />
{{Col-2}}<br />
* [[学校制服]]<br />
* [[学生服]] <br />
* [[セーラー服]]<br />
* [[自由服]] - [[私服]]<br />
* [[ルーズソックス]] - [[紺ハイ]]<br />
* [[服装の乱れ]]<br />
* [[制帽]]<br />
* [[通学帽]]<br />
* [[学生帽]]<br />
* [[制服向上委員会]]<br />
* [[事務服]]<br />
<br />
{{Col-end}}<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
{{commonscat|Uniforms}}<br />
* [http://www.nuc.or.jp/ 日本ユニフォームセンター]（制服についての啓発・調査を行う[[公益財団法人]]）<br />
* [http://www.police.pref.hyogo.jp/variety/kodomo/tenjisitu/seihuku/ 警察官の制服] （こどもけいさつ図鑑、[[兵庫県]][[警察本部]]）<br />
* [http://www.police.pref.miyagi.jp/keimu/kaikyuusyou/kaikyuusyou11.htm 宮城県の警察官のエンブレム・階級章・記章] （[[宮城県]]警察本部）<br />
*[http://www.fdma.go.jp/concern/law/kokuji/hen51/51020004010.htm 消防吏員服制基準（総務省消防庁）]<br />
*[http://www.fdma.go.jp/concern/law/kokuji/hen51/51020004020.htm 消防団員服制基準（総務省消防庁）]<br />
*[http://rule2.lifelong.city.gifu.gifu.jp/reiki_honbun/ai70005751.html 岐阜市水防団員服制規則（水防団員の制服・作業服・階級章等の一例）]<br />
*[http://www.jrc.or.jp/plaza/l3/Vcms3_00001770.html 日本赤十字社赤十字情報プラザ（「救護服」の画像が掲載されている）]<br />
*[http://blog.livedoor.jp/kuroneko_studio/archives/51503078.html 明治時代の日本赤十字社の男性職員と看護婦の制服の画像]<br />
*[http://be.cias.osakafu-u.ac.jp/~nakamura/a3-5.html 『卒業写真で見る暮らしと風俗の変化』の概略]<br />
<!-- *[http://www.tugakufuku.org/06matubara.html 松原論文 公立学校に標準服は必要か？] --><br />
*[http://y30.net/sci/uniform/ 制服廃止委員会]<br />
*[http://zukansha.com/index.shtm 制服図鑑通信局]（『[[東京女子高制服図鑑]]』の著者・森伸之のサイト）<br />
<br />
{{被服}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:せいふく}}<br />
[[Category:衣類]]<br />
[[Category:シンボル]]</div>
210.199.238.238
テンプレート:TOC2
2018-08-01T13:14:16Z
<p>210.199.238.238: </p>
<hr />
<div><div class="toc" style="width:15em; text-align:center;"><br />
'''{{int:toc}}'''<br />
<br />
[[#あ|あ]] [[#か|か]] [[#さ|さ]] [[#た|た]] [[#な|な]] [[#は|は]] [[#ま|ま]] [[#や|や]] [[#ら|ら]] [[#わ|わ]]<br />
</div><noinclude><br />
[[Category:目次テンプレート|TOC2]]<br />
</noinclude></div>
210.199.238.238
東海道新幹線
2018-08-01T12:49:30Z
<p>210.199.238.238: /* 駅名標 */</p>
<hr />
<div>{{複数の問題<br />
|内容過剰=2010-5<br />
|独自研究=2010-5<br />
}}<br />
{{Infobox 鉄道路線<br />
|路線名=[[File:JR logo (central).svg|35px|link=東海旅客鉄道]] 東海道新幹線<br />
|路線色=#f77321<br />
|ロゴ= [[File:Shinkansen jrc.svg|48px|■]]<br />
|ロゴサイズ=<br />
|画像=Shinkansen N700 z15.jpg<br />
|画像サイズ=300px<br />
|画像説明=小田原駅を通過する[[新幹線N700系電車|N700系]] <!-- 東海道新幹線内（東京駅 - 新大阪駅間）での画像をお願いします。--><br />
|国={{JPN}}<br />
|所在地=[[東京都]]、[[神奈川県]]、[[静岡県]]、[[愛知県]]、[[岐阜県]]、[[滋賀県]]、[[京都府]]、[[大阪府]]<br />
|種類=[[高速鉄道]]（[[新幹線]]）<br />
|起点=[[東京駅]]<br />
|終点=[[新大阪駅]]<br />
|駅数=17駅<br />
|開業=[[1964年]][[10月1日]]<br />
|所有者={{Nowrap|[[東海旅客鉄道]]（JR東海）}}<br />
|運営者=東海旅客鉄道（JR東海）<br />
|使用車両=[[#車両]]の節を参照<br />
|路線距離=515.4 [[キロメートル|km]]<br />
|営業キロ=552.6 km<br />
|軌間=1,435 [[ミリメートル|mm]]（[[標準軌]]）<br />
|線路数=[[複線]]<br />
|電化方式=[[交流電化|交流]]25,000 [[ボルト (単位)|V]]・60 [[ヘルツ|Hz]]<br />[[架空電車線方式]]<br />
|最大勾配=20 [[パーミル|‰]]<br />
|最小曲線半径=2,500 [[メートル|m]]<br />
|閉塞方式=車内信号式<br />
|保安装置=[[自動列車制御装置#ATC-NS|ATC-NS]]<br />
|最高速度=285 [[キロメートル毎時|km/h]]<br />
}}<br />
<br />
[[File:Mount_Ibuki_and_N700_Series_Shinkansen.jpg|thumb|250px|[[伊吹山]]麓を走るN700系（岐阜羽島駅 - 米原駅間）]]<br />
'''東海道新幹線'''（とうかいどうしんかんせん）は、[[東京駅]]から[[新大阪駅]]までを結ぶ[[東海旅客鉄道]]（JR東海）の[[高速鉄道]]路線（[[新幹線]]）およびその列車である。<br />
<br />
多くの列車が[[山陽新幹線]]に直通する運行体系がとられていることから、総称して「'''[[東海道・山陽新幹線]]'''（とうかいどう・さんようしんかんせん）」とも呼ばれる。<br />
<div class="toclimit-3">__TOC__</div><br />
<br />
== 概要 ==<br />
世界初の[[高速鉄道]]であり、日本国内の新幹線としては最古の歴史を持ち、2014年10月1日に開業から50周年を迎えた。<br />
<br />
東海道新幹線の開業前、東西の大動脈である[[東海道本線]]は[[高度経済成長]]下で線路容量が逼迫しており、抜本的な輸送力増強を迫られていた。これに対し[[日本国有鉄道]]（国鉄）は、[[十河信二]]国鉄総裁と技師長の[[島秀雄]]の下、高速運転が可能な[[標準軌]]新線を建設することを決定。[[1959年]]（昭和34年）[[4月20日]]、[[丹那トンネル|新丹那トンネル]]熱海口で起工式を行って着工し、[[1964年東京オリンピック|東京オリンピック]]開会直前の[[1964年]]（昭和39年）[[10月1日]]に開業した。計画段階では「[[東海道新線]]」と呼ばれていたが、開業時には「東海道新幹線」と命名された。「新幹線」という呼称は戦前に東京駅 - 下関駅間で計画された「[[弾丸列車]]」の内部呼称に由来するといわれている。<br />
<br />
[[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]]の[[国鉄分割民営化]]により、JR東海が運営を継承した。[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）が継承した山陽新幹線とは相互乗り入れが行われており、東海道新幹線区間のみを走る列車にJR西日本所有の車両が使われることもある。<br />
<br />
新幹線開発および実現、そして開業に至るまでの詳細は「[[新幹線#歴史]]」を参照。<br />
<br />
2018年（平成30年）3月現在、東京駅 - 新大阪駅間の所要時間は最速2時間22分、最高速度285km/hで運行されている。<br />
<br />
[[東京]]、[[名古屋市|名古屋]]、[[大阪]]という[[日本三大都市|日本の三大都市]]間を高速移動するための交通手段の一つであり、1日当り列車本数:365本、1日当り輸送人員:約45.2万人（年間輸送人員:約16,500万人）、年間収入:約12,119億円など、世界有数の輸送サービスを提供している鉄道路線である（数字はいずれも2016年度）<ref name="about_2017">{{PDFlink|[http://company.jr-central.co.jp/ir/annualreport/_pdf/annualreport2017.pdf アニュアルレポート2017]}} - JR東海 （2018年2月7日閲覧）</ref>。<!--年（度）を更新する際は列車本数・収益・利用者数などの数値を確認すること。最新値（あるいは他の年度の値）に書き換えた場合は出典（何を見て書いたか）もそれに応じて更新すること。--><br />
<br />
[[大都市近郊区間 (JR)|大都市近郊区間]]について、東海道新幹線の東京駅 - 熱海駅間は[[大都市近郊区間 (JR)|東京近郊区間]]に含まれていない（在来線の東海道本線の同区間は含まれている）のに対し、米原駅 - 新大阪駅間は[[大都市近郊区間 (JR)|大阪近郊区間]]に含まれている。歴史的には、新幹線と在来線の同一区間は大都市近郊区間に含まれていたが、[[東日本旅客鉄道]]（JR東日本）が1999年（平成11年）に東京近郊区間を東海道本線（在来線）熱海までに拡大した際にJR東海は東海道新幹線東京駅 - 熱海駅間を東京近郊区間に含めなかった<ref group="注">『JTB時刻表』1998年7月号p.967、1999年6月号p.967で確認。1999年6月号には「※6/1からの近郊区間図です。」という注釈とともに1998年7月号にはなかった「※東海道新幹線（東京-熱海間）は含まれません。」の注釈が加わっている。</ref>。<br />
<br />
また、東海道新幹線は国鉄時代からの「[[国鉄・JR線路名称一覧|線路名称]]」上では並行在来線である東海道本線の無名枝線（1982年までは無名枝線としての「線増」）という扱いであったが、国鉄分割民営化時に当時の[[運輸省]]に提出された事業基本計画や[[国土交通省]]監修『[[鉄道要覧]]』では東海道本線とは別の路線として掲載されている。<!-- 「線路名称」自体は国鉄からの告示であって法律でありません。--><br />
<br />
東海道本線が東京駅 - [[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]間の路線であるのに対し、東海道新幹線は[[山陽新幹線]]開通後も東京駅 - 新大阪駅間である。なお時刻表上では、山陽新幹線開通後は「新幹線」と表記されていたが、[[東北新幹線]]開通後は「東海道・山陽新幹線」と線名表記に戻っている。<br />
<br />
{{#tag:imagemap|File:LineMap_TokaidoS_jp.png{{!}}512px<br />
circle 814 55 16 {{sta|東京}}<br />
circle 807 75 16 {{sta|品川}}<br />
circle 783 95 16 {{sta|新横浜}}<br />
circle 701 153 16 {{sta|小田原}}<br />
circle 685 189 16 {{sta|熱海}}<br />
circle 664 180 16 {{sta|三島}}<br />
circle 623 181 16 {{sta|新富士駅 (静岡県)}}<br />
circle 560 218 16 {{sta|静岡}}<br />
circle 501 262 16 {{sta|掛川}}<br />
circle 446 278 16 {{sta|浜松}}<br />
circle 380 263 16 {{sta|豊橋}}<br />
circle 321 217 16 {{sta|三河安城}}<br />
circle 287 175 16 {{sta|名古屋}}<br />
circle 250 136 16 {{sta|岐阜羽島}}<br />
circle 183 140 16 {{sta|米原}}<br />
circle 84 216 16 {{sta|京都}}<br />
circle 41 268 16 {{sta|新大阪}}<br />
desc bottom-right<br />
}}<br />
◯は「のぞみ」の停車駅<br />
<br />
== 路線データ ==<br />
* 距離（実キロ）：515.4 [[キロメートル|km]]（[[営業キロ]]は552.6 km）。<br />
** 東海道新幹線は東海道本線（在来線）の線増（複々線）として建設された経緯があるため、実キロと営業キロとの間に大きな差がある。<br />
* [[軌間]]：1,435 [[ミリメートル|mm]]（[[標準軌]]）<br />
* 駅数：17（起終点駅含む）<br />
** このうち、東海道新幹線単独駅は2駅（在来線が他社管理となる駅も計上すると10駅）である。<br />
* 信号場数：2<br />
* [[複線]]区間：全線<br />
* [[鉄道の電化|電化]]区間：全線（[[交流電化|交流]]25,000 [[ボルト (単位)|V]]・60 [[ヘルツ|Hz]]、[[架空電車線方式]]）<br />
* 運転方式：車内信号による[[閉塞 (鉄道)#列車間の間隔を確保する装置による方法|ATC方式]]<br />
* 保安装置：車上主体型によるデジタル式の[[自動列車制御装置#ATC-NS|ATC-NS]]<br />
** 信複個所の機器室数にタンス・サーバーラック状の処理装置を分散配置<br />
** 2006年3月までは、地上主体型によるアナログ式の[[自動列車制御装置#ATC-1型（東海道・山陽型）|ATC-1形]]<br />
* 道床：[[バラスト軌道]]<br />
* [[運転指令所]]：[[新幹線総合指令所]]<br />
** 非常時に備え、[[新幹線第二総合指令所]]が設置されている。<br />
* [[列車運行管理システム]]：[[新幹線運行管理システム|新幹線運行管理システム（通称 COMTRAC〈コムトラック〉：Computer aided Traffic Control System）]]<br />
* 構造種別延長割合：路盤 53%、橋梁 11%、高架橋 22%、トンネル 13%<ref>鉄道図書刊行会「[[鉄道ピクトリアル]]」2008年2月号 (Vol.800) p.145「日本の高速鉄道 - その軌跡と今後の展望 -」高津 俊司、土井 充</ref><br />
<br />
東京駅 - 岐阜羽島駅は[[東海旅客鉄道新幹線鉄道事業本部|新幹線鉄道事業本部]]の直轄、米原駅 - 新大阪駅はその下部組織にあたる[[東海旅客鉄道関西支社|関西支社]]の管轄である。<br />
<br />
== 駅一覧 ==<br />
{{Main2|「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」の詳しい停車パターン|のぞみ (列車)#停車駅|「[[ひかり (列車)|ひかり]]」の詳しい停車パターン|ひかり (列車)#停車駅}}<br />
* キロ程は東京駅からの累計距離。<br />
* 乗り換え路線名は、JR東海の規定に従い、一部は正式路線名を示す。カッコ内のアルファベットと数字は[[駅ナンバリング|駅番号]]。<br />
* 各列車の東海道新幹線内の停車駅については[[#現行のダイヤパターンと停車駅|停車駅表]]を参照<br />
<!-- 停車駅については「ダイヤパターンと停車駅」章および列車の記事で列車ごとの詳細な停車駅が示されていますので、ここでは簡単に示すにとどめてください。また、各駅の情報も各駅の記事で詳細な説明がありますので、ここでの説明は不要です。 --><br />
{| class="wikitable" rules="all"<br />
|+ 東海道新幹線における駅一覧表<br />
!style="width:6em;"|駅名<br />
!style="width:3em;"|営業キロ<br />
!style="width:3.5em;"|実キロ<br />
!style="width:1em;"|停車駅<br />
!接続路線<br />
!colspan="2"|所在地<br />
|-<br />
|[[東京駅]] {{JR特定都区市内|山}}{{JR特定都区市内|区}}<br />
|style="text-align:right;"|0.0<br />
|style="text-align:right;"|0.0<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|[[東日本旅客鉄道]]：[[file:Shinkansen-E.png|17px|■]] [[東北新幹線]]・[[上越新幹線]]・[[北陸新幹線]]<br />[[file:JR_JC_line_symbol.svg|20x20px|JC]] [[中央線快速|中央線]]（JC01）・[[file:JR_JY_line_symbol.svg|20x20px|JY]] [[山手線]]（JY01）・[[file:JR_JK_line_symbol.svg|20x20px|JK]] [[京浜東北線]]（JK26）<br />[[file:JR_JT_line_symbol.svg|20x20px|JT]] [[東海道線 (JR東日本)|東海道本線]]（JT01）・[[file:JR_JU_line_symbol.svg|20x20px|JU]] [[東北本線]]・[[高崎線]]・[[常磐線]]（JU01）<br />[[file:JR_JO_line_symbol.svg|20x20px|JO]] [[横須賀線]]・[[総武本線]]（JO19）・[[file:JR_JE_line_symbol.svg|20x20px|JE]] [[京葉線]]（JE01）<br />[[東京地下鉄]]：[[File:Subway TokyoMarunouchi.png|15px|M]] [[東京メトロ丸ノ内線|丸ノ内線]]（M17）<br />
|rowspan="2" style="text-align:center; width:1em;"|[[東京都]]<br />
|[[千代田区]]<br />
|-<br />
|[[品川駅]] {{JR特定都区市内|山}}{{JR特定都区市内|区}}<br />
|style="text-align:right;"|6.8<br />
|style="text-align:right;"|6.8<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|東日本旅客鉄道：[[file:JR_JY_line_symbol.svg|20x20px|JY]] 山手線（JY25）・[[file:JR_JK_line_symbol.svg|20x20px|JK]] 京浜東北線（JK20）<br />[[file:JR_JT_line_symbol.svg|20x20px|JT]] 東海道本線・東北本線・高崎線・常磐線（JT03）・[[file:JR_JO_line_symbol.svg|20x20px|JO]] [[横須賀線]]（JO17）<br />[[京浜急行電鉄]]：[[file:Number prefix Keikyū.PNG|15px|KK]] [[京急本線|本線]]（KK01）<br />
|[[港区 (東京都)|港区]]<br />
|-<br />
|[[新横浜駅]] {{JR特定都区市内|浜}}<br />
|style="text-align:right;"|28.8<br />
|style="text-align:right;"|25.5<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|東日本旅客鉄道：[[file:JR_JH_line_symbol.svg|20x20px|JH]] [[横浜線]]（JH16）<br />[[横浜市営地下鉄]]：[[File:Yokohama Municipal Subway Blue Line symbol.svg|15px|B]] [[横浜市営地下鉄ブルーライン|ブルーライン]]（B25）<br />
|rowspan="2" style="text-align:center; width:1em;"|[[神奈川県]]<br />
|[[横浜市]][[港北区]]<br />
|-<br />
|[[小田原駅]]<br />
|style="text-align:right;"|83.9<br />
|style="text-align:right;"|76.7<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東日本旅客鉄道：{{Color|#f68b1e|■}} 東海道本線<br />[[小田急電鉄]]：[[File:Odakyu odawara.svg|15px|OH]] [[小田急小田原線|小田原線]]（OH47）<br />[[伊豆箱根鉄道]]：{{Color|blue|●ID}} [[伊豆箱根鉄道大雄山線|大雄山線]]（ID01）<br />[[箱根登山鉄道]]：[[File:Odakyu Hakone StaNo.svg|15px|OH]] [[箱根登山鉄道鉄道線|箱根登山鉄道線]]（OH47、小田急と共通）<br />
|[[小田原市]]<br />
|-<br />
|[[熱海駅]]<br />
|style="text-align:right;"|104.6<br />
|style="text-align:right;"|95.4<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東日本旅客鉄道：{{Color|#f68b1e|■}} 東海道本線・{{Color|#f68b1e|■}} [[伊東線]]<br />[[東海旅客鉄道]]：{{JR海駅番号|CA}} [[東海道線 (静岡地区)|東海道本線]]（CA00）<br />
|rowspan="6" style="text-align:center; width:1em;"|[[静岡県]]<br />
|[[熱海市]]<br />
|-<br />
|[[三島駅]]<br />
|style="text-align:right;"|120.7<br />
|style="text-align:right;"|111.3<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA02）<br />伊豆箱根鉄道：{{Color|blue|●IS}} [[伊豆箱根鉄道駿豆線|駿豆線]]（IS01）<br />
|[[三島市]]<br />
|-<br />
|[[新富士駅 (静岡県)|新富士駅]]<br />
|style="text-align:right;"|146.2<br />
|style="text-align:right;"|135.0<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|&nbsp;<br />
|[[富士市]]<br />
|-<br />
|[[静岡駅]]<br />
|style="text-align:right;"|180.2<br />
|style="text-align:right;"|167.4<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA17）<br />[[静岡鉄道]]：{{駅番号b|#009|white|S|}} [[静岡鉄道静岡清水線|静岡清水線]]（[[新静岡駅]]、S01）<br />
|[[静岡市]][[葵区]]<br />
|-<br />
|[[掛川駅]]<br />
|style="text-align:right;"|229.3<br />
|style="text-align:right;"|211.3<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA27）<br />[[天竜浜名湖鉄道]]：{{Color|#4D7F54|■}} [[天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線|天竜浜名湖線]]<br />
|[[掛川市]]<br />
|-<br />
|[[浜松駅]]<br />
|style="text-align:right;"|257.1<br />
|style="text-align:right;"|238.9<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA34）<br />[[遠州鉄道]]：{{Color|red|■}} [[遠州鉄道鉄道線|遠州鉄道線]]（[[新浜松駅]]、01）<br />
|[[浜松市]][[中区 (浜松市)|中区]]<br />
|-<br />
|[[豊橋駅]]<br />
|style="text-align:right;"|293.6<br />
|style="text-align:right;"|274.2<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA42、静岡地区・[[東海道線 (名古屋地区)|名古屋地区]]共通）・{{JR海駅番号|CD}} [[飯田線]]（CD00）<br />[[名古屋鉄道]]：{{名鉄駅番号|NH}} [[名鉄名古屋本線|名古屋本線]]（NH01）<br />[[豊橋鉄道]]：{{Color|#006666|■}} [[豊橋鉄道東田本線|東田本線]]（[[駅前停留場]]、1）・{{Color|#006666|■}} [[豊橋鉄道渥美線|渥美線]]（[[新豊橋駅]]、1）<br />
|rowspan="3" style="text-align:center; width:1em;"|[[愛知県]]<br />
|[[豊橋市]]<br />
|-<br />
|[[三河安城駅]]<br />
|style="text-align:right;"|336.3<br />
|style="text-align:right;"|312.8<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA55）<br />
|[[安城市]]<br />
|-<br />
|[[名古屋駅]] {{JR特定都区市内|名}}<br />
|style="text-align:right;"|366.0<br />
|style="text-align:right;"|342.0<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA68）・{{JR海駅番号|CF}} [[中央本線]]（[[中央線 (名古屋地区)|名古屋地区]]、CF00）・{{JR海駅番号|CJ}} [[関西本線]]（CJ00）<br />[[名古屋臨海高速鉄道]]：{{Color|#334fa0|●AN}} [[名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線|あおなみ線]]（AN01）<br />[[名古屋市営地下鉄]]：[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Higashiyama Line).svg|15px]] [[名古屋市営地下鉄東山線|東山線]]（H08）・[[File:Nagoya Subway Logo V2 (Sakura-dori Line).svg|15px]] [[名古屋市営地下鉄桜通線|桜通線]]（S02）<br />名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|NH}} 名古屋本線（[[名鉄名古屋駅]]、NH36）<br />[[近畿日本鉄道]]：{{近鉄駅番号|E}} [[近鉄名古屋線|名古屋線]]（[[近鉄名古屋駅]]、E01）<br />
|style="white-space:nowrap;"|[[名古屋市]][[中村区]]<br />
|-<br />
|[[岐阜羽島駅]]<br />
|style="text-align:right;"|396.3<br />
|style="text-align:right;"|367.1<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|名古屋鉄道：{{名鉄駅番号|TH}} [[名鉄羽島線|羽島線]]（[[新羽島駅]]、TH09）<br />
|colspan="2"|[[岐阜県]] <br /> [[羽島市]]<br />
|-<br />
|[[米原駅]]<br />
|style="text-align:right;"|445.9<br />
|style="text-align:right;"|408.2<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|東海旅客鉄道：{{JR海駅番号|CA}} 東海道本線（CA83）<br />[[西日本旅客鉄道]]：{{JR西路線記号|K|A}} [[琵琶湖線|東海道本線]]（JR-A12）・{{JR西路線記号|K|A}} [[北陸本線]]（JR-A12、東海道本線と共通）<br />[[近江鉄道]]：{{Color|#ff0000|■}} [[近江鉄道本線|本線]]<br />
|rowspan="2" style="text-align:center; width:1em;"|[[滋賀県]]<br />
|[[米原市]]<br />
|-<br />
|[[栗東信号場]]<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:right;"|(452.6)<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|（この位置に[[南びわ湖駅]]の設置が予定されていたが[[#滋賀県|中止]]となった）<br />
|[[栗東市]]<br />
|-<br />
|[[京都駅]] {{JR特定都区市内|京}}<br />
|style="text-align:right;"|513.6<br />
|style="text-align:right;"|476.3<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|西日本旅客鉄道：{{JR西路線記号|K|A}} [[JR京都線|東海道本線]]（JR-A31）・{{JR西路線記号|K|B}} [[湖西線]]（JR-B31）・{{JR西路線記号|K|E}} [[山陰本線]]（JR-E01）・{{JR西路線記号|K|D}} [[奈良線]]（JR-D01）<br />近畿日本鉄道：{{近鉄駅番号|B}} [[近鉄京都線|京都線]]（B01）<br />[[京都市営地下鉄]]：[[File:Subway_KyotoKarasuma.png|15px|K]] [[京都市営地下鉄烏丸線|烏丸線]]（K11）<br />
|colspan="2"|[[京都府]]<br />[[京都市]][[下京区]]<br />
|-<br />
|[[鳥飼信号場]]<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:right;"|(506.4)<br />
|style="text-align:center;"|&nbsp;<br />
|&nbsp;<br />
|rowspan="2" style="text-align:center; width:1em;"|[[大阪府]]<br />
|[[摂津市]]<br />
|-<br />
|[[新大阪駅]] {{JR特定都区市内|阪}}<br />
|style="text-align:right;"|552.6<br />
|style="text-align:right;"|515.4<br />
|style="text-align:center;"|全<br />
|西日本旅客鉄道：[[ファイル:Shinkansen jrw.svg|13px|■]] [[山陽新幹線]]・{{JR西路線記号|K|A}} 東海道本線（JR-A46）<br />[[大阪市高速電気軌道]]：[[ファイル:1M.png|15px|M]] [[大阪市高速電気軌道御堂筋線|御堂筋線]]（M13）<br />
|[[大阪市]][[淀川区]]<br />
|-<br />
|colspan="7"|<br />
* 停車駅…全：すべての列車が停車する駅（2008年3月改正時）<br />
* 長距離乗車券の[[特定都区市内]]<br />
** {{JR特定都区市内|山}}{{JR特定都区市内|区}}：[[東京山手線内]]ならびに東京都区内、{{JR特定都区市内|浜}}：横浜市内、{{JR特定都区市内|名}}：名古屋市内、{{JR特定都区市内|京}}：京都市内、{{JR特定都区市内|阪}}：大阪市内<br />
|}<br />
<br />
=== 各駅の構造 ===<br />
各駅の構内配線および[[プラットホーム|ホーム]]の形式を表に示す。<br />
<br />
原則すべての列車が停車し、通過列車のない駅では「2面4線」の構内配線が基本となる。すなわち、島式のホームを2面配置し、のりばは上下線にそれぞれ2箇所、計4箇所を設ける構造である。上下線ともそれぞれ2本の列車の同時停車ができ、相互の乗り換えが可能な配線である。<br />
<br />
一方、通過列車のある駅では[[本線]]（通過線）に直接ホームを設けず、本線とは別に待避線を設置したうえでホームを設ける構造が基本である。これは、ホームでの利用客と高速で通過する列車の距離を確保し、風圧などによる事故を防ぐことを目的としている。この形式の大半は本線の外側に待避線とホームを設置し、のりばが2箇所となる「2面2線+通過線」を採用しているほか、上下線のいずれかにもう1線を追加する「2面3線+通過線」も米原駅と豊橋駅に、上下線ともに1線ずつ追加する「2面4線+通過線」も岐阜羽島駅に見られる。三島駅は本線の内側に待避線を設置したうえで島式のホームを設ける「1面2線+通過線」を採用。熱海駅は土地の制約条件などにより本線に直接ホームを設ける「2面2線」構造が採用されている。このうち、本線にホームが存在して通過列車が設定されている熱海駅と、[[2008年]]（平成20年）[[3月14日]]まで通過列車が設定されていた品川駅と新横浜駅は、通過列車による事故を防ぐ目的でホーム上に[[ホームドア|ハーフハイト式ホームドア（可動式安全柵）]]を設けている。<br />
<br />
{|class="wikitable" style="font-size:90%; text-align: center;" border="1"<br />
|+ 各駅の構内配線とホームの形式<br />
|- <br />
!配線分類<br />
|2面4線<br />
|2面2線+通過線<br />
|2面3線+通過線<br />
|2面4線+通過線<br />
|2面2線<br />
|1面2線+通過線<br />
|-<br />
!構内図<br />
|[[File:Station Track layout-1.png|100px]]<br />
|[[File:Station Track layout-2.png|100px]]<br />
|[[File:Station Track layout-3.png|100px]]<br />
|[[File:Station Track layout-6.png|100px]]<br />
|[[File:Station Track layout-4.png|100px]]<br />
|[[File:Station Track layout-A10.png|100px]]<br />
|-<br />
!該当駅<br />
|[[品川駅]]・[[新横浜駅]]<br />[[名古屋駅]]・[[京都駅]]<br />
|[[小田原駅]]・[[新富士駅 (静岡県)|新富士駅]]<br />[[静岡駅]]・[[掛川駅]]<br />[[浜松駅]]・[[三河安城駅]]<br />
|[[豊橋駅]]・[[米原駅]]<br />
|[[岐阜羽島駅]]<br />
|[[熱海駅]]<br />
|[[三島駅]]<br />
|}<br />
<br />
=== 全列車停車駅 ===<br />
2015年4月現在、すべての定期旅客列車が停車する駅の概要を記す。この内、東京駅（起点）と新大阪駅（終点）は東海道新幹線開業以来の全列車停車駅である。また、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅は過去に通過列車が存在したが現在は全列車停車駅である。<br />
<br />
; [[東京駅]]<br />
: [[File:Station Track layout-9.png|thumb|180px|東京駅新幹線ホーム]]<br />
: [[1914年]]（大正3年）、[[汐留駅 (国鉄)|新橋駅]]に代わる首都東京の中央駅として[[丸の内]]に開業。以来、[[東海道本線]]をはじめとする主要幹線の起点駅となり、[[上野駅]]とともに東京の玄関口としての機能を果たしてきた。在来線・新幹線を合わせた1日の列車発着本数は日本一の3,000本。特徴ある赤煉瓦造りの駅舎は国の[[重要文化財]]に指定されている。<br />
: [[1964年]]（昭和39年）の東海道新幹線開業時に起点駅となる。開業時の新幹線ホームは2面3線であったが、現在は3面6線である（右図）。東北・上越・北陸新幹線とレールはつながっていないが、国鉄時代には乗り入れ計画があったことから14・15番線ホームは上野方向にカーブしている<ref>{{Cite web |date=2014-01-31 |url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2903Y_Z20C14A1000000/ |title=新幹線、目前で消えた「東北-東海道」直通計画 |publisher=日本経済新聞社 |accessdate=2014-10-04}}</ref>。<br />
: JR東日本の[[上野東京ライン]]各線（[[宇都宮線]]・[[高崎線]]・[[常磐線]]）や[[総武快速線]]・[[横須賀線]]も発着している。上野東京ラインや宇都宮線はJR東日本が制定した愛称であるが、JR東海は東海道新幹線での案内等においてこの愛称を使わず、各線ともに正式名称の[[東北本線]]・高崎線・常磐線・総武本線と案内している。[[東海道線 (JR東日本)|東海道本線]]・横須賀線に関しては当路線沿線からは品川駅で乗り換えが一般的であるため、案内からは省略されている。また上野東京ラインは、運行見合わせ（[[上野駅]]折り返し運転）時のみ使用する。<br />
; [[品川駅]]<br />
: [[1872年]]（明治5年）に開業した、日本で最も古い鉄道駅の一つである。駅名は品川であるが、[[品川区]]ではなく[[港区 (東京都)|港区]]高輪に所在する。<br />
: 東海道新幹線に駅が開業したのは[[2003年]]（平成15年）10月で、現時点ではもっとも新しい。当駅で折り返すことで[[大井車両基地]]に出入りする回送列車との競合を回避し、線路容量を最大限活用することができるようになった<ref group="注">運転本数を1時間あたり11本から15本まで増発することが可能となった[http://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/heisei08/topi/topi07.html 東海道新幹線品川新駅設置へ（8.3.25・）] 1996年度運輸白書（国土交通省）。</ref>ほか、東海道新幹線から[[渋谷]]・[[新宿]]・[[池袋]]方面や、当線の隣にホームがある横須賀・[[総武快速線|総武快速]]各線、さらには[[京浜急行電鉄|京急]]・[[都営地下鉄浅草線|都営浅草線]]・[[京成電鉄|京成]]沿線や、[[東京国際空港|羽田空港]]（京急）・[[成田国際空港|成田空港]]（JR特急「[[成田エクスプレス]]」および、都営浅草線・京成線・[[京成成田空港線|成田スカイアクセス線]]直通列車）へのアクセスが改善された。当初は「のぞみ」・「ひかり」に通過列車があったが、2008年（平成20年）3月15日のダイヤ改正ですべての列車が停車するようになった。2015年（平成27年）3月14日からは東京駅を経由して特急[[ひたち (列車)|「ひたち」・「ときわ」]]などの常磐線直通列車の始発駅となり、また東北本線・高崎線にも東海道新幹線から直接の乗り換えが可能となった。<br />
; [[新横浜駅]]<br />
: 在来線の[[横浜駅]]とは直線距離にして約4.5km離れた場所に作られた。JR東日本の[[横浜線]]、および[[横浜市営地下鉄ブルーライン]]と連絡しており、両路線を介して横浜駅をはじめとした横浜市の中心部などへのアクセスが可能となっているほか、[[町田市]]や[[八王子市]]などの東京都[[三多摩|多摩地区]]へのアクセスにも利用される。新横浜駅周辺地区は、横浜市における[[都心]]（ツインコア）の一つである「新横浜都心」に指定されており<ref>{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン（全体構想）]}}平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tosai/seibi/pdf/sinyoko.pdf 新横浜都市整備基本構想パンフレット（1999年）]}} 平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。</ref>、多くの[[オフィスビル]]・[[ホテル]]が建ち並ぶほか、[[横浜アリーナ]]や[[横浜国際総合競技場]]からも近い。以前は「ひかり」・「のぞみ」に通過列車があったが、2008年（平成20年）3月のダイヤ改正ですべての列車が停車するようになった。なお、1964年の開業時から[[1976年]]6月までは「こだま」のみが停車していた。<br />
: また、2019年には[[神奈川東部方面線]]（仮称）として、[[相模鉄道|相鉄線]]（[[相鉄本線|本線]]・[[相鉄いずみ野線|いずみ野線]]）および[[東京急行電鉄|東急線]]（[[東急東横線|東横線]]・[[東急目黒線|目黒線]]）が同駅に乗り入れる予定であり、両路線の沿線はじめとする各地からもアクセスが容易になる。<br />
; [[名古屋駅]]<br />
: [[東海道線 (名古屋地区)|東海道本線（名古屋地区）]]・[[中央本線]]（中央西線）・[[関西本線]][[関西線 (名古屋地区)|名古屋地区]]の各路線と接続する。中央本線経由で長野、松本方面や東海道本線経由で[[北陸本線]]（福井、金沢方面）、[[高山本線]]（[[下呂駅|下呂]]、[[高山駅|高山]]・[[富山駅|富山]]方面）へ、関西本線経由で[[参宮線]]や[[紀勢本線]]（伊勢、鳥羽、紀伊半島方面）へ乗り入れる特急・快速列車も発着している。<br />
: 開業当初からの全列車停車駅である（ただし、一時期下り「のぞみ」1本のみ通過列車が存在した）。<br />
: また名古屋市内各地へ向かう[[名古屋市営地下鉄東山線]]・[[名古屋市営地下鉄桜通線|桜通線]]や、もと貨物線であった[[名古屋臨海高速鉄道あおなみ線|あおなみ線]]が乗り入れており、私鉄では[[中部国際空港]]や[[愛知県]]・[[岐阜県]]各地へ向かう[[名鉄名古屋本線]]の[[名鉄名古屋駅]]、[[三重県]][[北勢]]・[[伊勢志摩]]地方、大阪方面などへ向かう[[近鉄名古屋線]]の[[近鉄名古屋駅]]とほぼ同一駅となっている。<br />
; [[京都駅]]<br />
: 在来線は[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）の管轄となっており、各路線とも京阪神都市圏の[[アーバンネットワーク]]として位置づけられている。東海道本線・[[山陰本線]]・[[奈良線]]が接続しており、東海道本線の京都駅 - 米原駅間には[[琵琶湖線]]、京都駅 - [[大阪駅]]間には[[JR京都線]]、山陰本線京都駅 - [[園部駅]]間には[[嵯峨野線]]とJR西日本が制定した愛称が付けられているが、JR東海管轄である東海道新幹線においては、東京駅と同様にこれらの愛称を使わず、各線ともに正式名称で呼んでいる（新大阪駅構内および下り列車の到着アナウンスでも同様）。[[湖西線]]の列車も東海道本線を介してこの駅に乗り入れている。また[[北陸地方|北陸]]方面（湖西線経由。[[敦賀駅|敦賀]]・[[福井駅 (福井県)|福井]]・[[金沢駅|金沢]]方面）や[[北近畿]]（[[東舞鶴駅|舞鶴]]・[[天橋立駅|天橋立]]・[[城崎温泉駅|城崎]]）方面などへ向かう特急列車が発着している。<br />
: 開業当初からの全列車停車駅である（ただし、一時期下り「のぞみ」1本のみ通過列車が存在した）。<br />
: JR以外では、嵯峨野線とともに京都市内各地へのアクセス路線となっている[[京都市営地下鉄烏丸線]]や、[[奈良市|奈良]]へ向かう[[近鉄京都線]]との乗換駅となっている。近鉄京都駅は奈良・[[橿原神宮前駅|橿原神宮前]]・伊勢志摩方面へ向かう[[近鉄特急]]の発着駅にもなっている。<br />
; [[新大阪駅]]<br />
: [[File:Station_Track_layout-Shinkansen_Shin-Osaka_Station_2013.png|thumb|新大阪駅新幹線ホーム<br />（図の左が[[新神戸駅|新神戸]]方面、右が[[京都駅|京都]]方面 <br />直通列車は青線を通る）]]<br />
: [[大阪市]]の北部に位置し、1964年（昭和39年）の東海道新幹線の終点駅として、東海道本線（JR京都線）との交差位置に設けられた。[[1972年]]（昭和47年）より[[山陽新幹線]]の起点駅となり、[[1987年]]（昭和62年）の国鉄民営化によってJR西日本との共同使用駅となった。当駅では東海道・山陽・[[九州新幹線 (鹿児島ルート)|九州新幹線]]の列車がそれぞれ折り返すほか、東海道・山陽新幹線の直通列車も運転されることから、5面8線の広い構内を持つ。<br />
: 東海道本線のほか[[大阪市高速電気軌道御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]とも連絡しており、ともに大阪市内や大阪府北部地域へアクセスしている。在来線長距離列車は、[[山陰地方|山陰]]方面（[[智頭急行線]]経由・[[鳥取駅|鳥取]]方面。列車自体は京都駅から発着）などへの特急列車が発着しているほか（2008年3月までは[[九州]]方面に向かう夜行寝台特急も発着していた）、[[1989年]]（平成元年）からは[[和歌山市|和歌山]]・[[南紀]]方面の特急列車も当駅への乗り入れを実施。さらに、[[1994年]]（平成6年）には[[関西国際空港|関西空港]]の開港に合わせ同空港へのアクセス特急「[[はるか (列車)|はるか]]」が設定（列車自体は京都駅から発着）されるなど、各方面に対し新幹線との接続が図られている。<br />
<br />
=== 駅名標 ===<br />
東海道新幹線では開業当時より1970年代中頃までは、[[駅名標]]は同線専用の独自様式のものが使用されていた。これは当時の在来線の駅名標と比較して横長となり、平仮名表記と前駅・次駅の表記を一切省略し、漢字と全大文字のローマ字の表記のみのものであった<ref>[http://showa.mainichi.jp/photo/2008/11/post-8e35-39.html 昭和毎日「さよなら０系新幹線：東海道新幹線が開通 新しい鉄道時代の幕開け」内にある岐阜羽島駅の写真内] - 毎日新聞社。2018年6月20日閲覧（わずかではあるが「岐阜羽島 GIFU-HASHIMA」と書かれているその当時の東海道新幹線専用の独自仕様の駅名標が映っているのが確認できる）。</ref><ref>[[須田寛]]「東海道新幹線II 改定新版」 JTBパブリッシング 2010年4月20日発行（pp.145に掲載の東京駅ホームの写真に「東京 TOKYO」と書かれているその当時の東海道新幹線専用の独自仕様の駅名標が映っている）</ref>。<br />
<br />
しかし、この独自仕様の駅名標は東北・上越新幹線以降の新幹線では採用されず（山陽新幹線で採用された同線の独自仕様の駅名標では平仮名表記こそ採用しなかったものの、東海道新幹線とは異なり、前駅・次駅の表記も自駅と同様に漢字+ローマ字で書かれていた）、東海道新幹線でも1970年代中頃に急速に在来線および在来線の仕様とほぼ同じ仕様の駅名標を採用した東北・上越新幹線以降のものと同じ駅名標、つまり国鉄標準のものに交換され、漢字+ローマ字表記の独自仕様の駅名標は短期間で消滅した。その国鉄標準の駅名標も、1990年代前半以降に全駅がJR東海の新幹線用の仕様のものに再び取り替えられている。また、開業当時は在来線とは異なり、東海道新幹線の駅構内および列車内に広告を掲出することを一切制限していたが、これも駅名標交換と相前後した1977年頃より緩和されて駅への広告掲出が可能となった。<br />
<br />
=== 新駅誘致の動き ===<br />
==== 神奈川県 ====<br />
[[神奈川県]]では、新横浜駅と小田原駅の駅間距離が51.2kmと長いため、[[高座郡]][[寒川町]]倉見付近に新駅（[[相模新駅]]）を誘致している。しかし、JR東海では列車本数や駅の位置、ダイヤ上の観点、[[葛西敬之]]会長が定例会見で「びわこ栗東（[[南びわ湖駅|南びわ湖]]）を東海道新幹線最後の新駅とする」と発言したことから実現が難しいとしていたが、[[2010年]]（平成22年）[[6月2日]]JR東海は[[中央リニア新幹線]]の開業後、寒川町に新駅開設を検討していると明らかにした<ref>{{Cite news |url=http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060201000276.html |title=神奈川に新幹線の新駅検討 JR東海、リニア開業後 |newspaper=47NEWS |agency=共同通信 |publisher=全国新聞ネット |date=2010-06-02 |archiveurl=https://archive.is/20120719040539/http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060201000276.html |archivedate=2012年7月19日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。<br />
{{-}}<br />
==== 静岡県 ====<br />
[[File:Shizuoka airport shinkansen station.JPG|thumb|150px|静岡空港の新幹線新駅を求める看板（2011年1月）]]<br />
[[静岡県]]では、2009年（平成21年）6月4日に開港した[[静岡空港]]の[[空港連絡鉄道]]として直下を通る東海道新幹線を利用できるよう、同空港への新幹線新駅の建設を要望している。JR東海は、掛川駅との駅間距離が短すぎるほか、空港直下に駅を作るのは技術的に困難としている。しかし2013年（平成25年）9月23日、[[太田昭宏]][[国土交通大臣]]は駅の設置について「本格的な検討をする」と発言している<ref>{{Cite news |url=http://www.at-s.com/news/detail/775165823.html |title=新幹線静岡空港駅「本格検討」 国交相、知事に返答 |newspaper=@S |agency=静岡新聞 |publisher=全国新聞ネット |date=2013-09-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130927081805/http://www.at-s.com/news/detail/775165823.html |archivedate=2013-09-27}}</ref>。また、同年12月にはリニア[[中央新幹線]]が開通するまでは、[[2020年夏季オリンピック|東京オリンピック]]と緊急時のみ営業する「臨時駅構想」を明らかにしている<ref>{{Cite news |url=http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131203/CK2013120302000085.html |title=「臨時駅構想」提案へ 静岡空港・新幹線新駅 |agency=中日新聞 |date=2013-12-03 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131206130545/http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131203/CK2013120302000085.html |archivedate=2013-12-06}}</ref>。<br />
{{-}}<br />
<br />
==== 滋賀県 ====<br />
[[File:Shinkansen Minami-Biwako Station Planned Construction Site.jpg|thumb|150px|南びわ湖駅建設予定地だった場所（2007年10月）]]<br />
[[滋賀県]]では、駅間距離が最長である米原駅 - 京都駅間に[[南びわ湖駅]]が[[2006年]]（平成18年）6月に着工されたが、着工後、開業後の採算見込みが下方修正されたことや、同年に計画の凍結を唱える[[嘉田由紀子]]が[[滋賀県知事]]に就任したこと、また地方債の起債が差し止められたなどの要因で資金調達は困難を極め、[[2007年]]（平成19年）10月24日の新駅設置促進協議会の正副会長会議で滋賀県知事と栗東市長の協議が決裂したことから同月28日の同協議会総会で建設中止が正式に決定した。本線の盛り土構造を高架橋にする工事の必要性などにより建設コストが高く、工費圧縮のために地元から掛川方式<ref group="注">本線を高架橋とせず盛り土構造のままとし、新駅の関連部分を高架橋で現行の本線に沿わせる工法。掛川駅がこの方式で建設されたため、一部では掛川方式と言われる。</ref>による建設も提案されたが、JR東海により拒絶された経緯もある。<br />
<br />
2014年7月10日、JR東海の[[柘植康英]]社長は大阪市内で開いた定例会見で「滋賀県内の新幹線新駅は整理が済んだ話。もう終わった」と述べ、新駅設置の可能性に極めて否定的な見解を示した。「栗東新駅（南びわ湖駅）の話があって工事を始めた後、滋賀県から建設のお断りがあり、やむなく整理した」と強調し、この新駅拒絶で滋賀県に不信感を持ったJR東海は、栗東以外の立地を含め、県側から今後、設置の打診があった場合でも原則応じる考えがないことを示唆した<ref>{{Cite news |date=2014-07-10 |url=http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140710/wlf14071018510022-n1.htm |title=滋賀の新幹線新駅「終わった話」とJR東海社長が一蹴 「もったいない」と中止にしたが今になって… |publisher=[[産業経済新聞社|産経新聞社]] |newspaper=[[産経新聞]]（MSN産経west） |accessdate=2016-06-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141001044449/http://www.sankei.com/west/news/140710/wst1407100027-n1.html |archivedate=2014-10-01}}</ref>。<br />
{{-}}<br />
<br />
== 車両 ==<br />
=== 車両の概要とその変遷 ===<br />
<!-- [[山陽新幹線]]にも同様の表があります。変更する場合はそちらも確認・変更を。--><br />
東海道新幹線における運行車両の変遷を以下に示す。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; table-layout: fixed; width:68em;"<br />
|+ style="font-size:120%;"| 表 - 東海道新幹線における歴代車両の変遷<br />
|-<br />
!style="width:4em;"|形式<br />
!style="width:7em;"|営業最高速度<br />
|style="width:5em;"|1960年代<br />
|style="width:8em;"|1970年代<br />
|colspan="3" style="width:8em;"|1980年代<br />
|colspan="4" style="width:8em;"|1990年代<br />
|colspan="3" style="width:8em;"|2000年代<br />
|colspan="2" style="width:5em;"|2010年代<br />
!備考<br />
|-<br />
|0系<br />
|220 km/h*<br />
|colspan="8" style="background: #ccf; width: 28em;"|1964年 - 1999年<br />
|colspan="6"|<br />
|*1986年まで210km/h<br />
|-<br />
|100系<br />
|220 km/h<br />
|colspan="3" style="width: 17em;"|<br />
|colspan="7" style="background: #ccf;"|1985年 - 2003年<br />
|colspan="4"|<br />
|<br />
|-<br />
|300系<br />
|270 km/h<br />
|colspan="6" style="width:23em;"|<br />
|colspan="7" style="background: #ccf;"|1992年 - 2012年<br />
|<br />
|<br />
|-<br />
|500系<br />
|270 km/h<br />
|colspan="7" style="width:27em;"|<br />
|colspan="5" style="background: #ccf;"|1997年 - 2010年<br />
|colspan="2"|<br />
|<br />
|-<br />
|700系<br />
|270 km/h<br />
|colspan="8"|<br />
|colspan="6" style="background: #ccf; width: 11em;"|1999年 - 2020年<br />
|<br />
|-<br />
|N700系<br />
|285 km/h*<br />
|colspan="11"|<br />
|colspan="3" style="background: #ccf;"|2007年 -<br />
|*2015年まで270km/h<br />
|-<br />
!colspan="2"|運行事業者<br />
|colspan="4" style="background: #888; color: #fff;"|国鉄（1964年 - 1987年）<br />
|colspan="10" style="background: #FFDF9F;"|JR東海（1987年 - ）<br />
|<br />
|}<br />
<br />
=== 各形式概説 ===<br />
東海道新幹線開業以来使用されてきた営業車両について概説する。詳細については各車両記事を参照のこと。<br />
<br />
==== 0系 ====<br />
[[File:Shinkansen 0-series.jpg|thumb|150px|0系]]<br />
{{Main|新幹線0系電車}}<br />
[[1964年]]（昭和39年）の開業時に国鉄が投入した車両である。1986年（昭和61年）までの20年以上にわたって3,000両余りが製造された。このため、製造年度によって様々な仕様がある。登場時の最高速度は210km/hであった。1986年（昭和61年）[[11月1日]]のダイヤ改正から100系に合わせ220km/hに引き上げられた。<br />
<br />
[[MT比|全電動車方式]]を採用し、[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]・[[グリーン車]]のほか、ビュフェと称する軽食サービスを行う車両を組み込み、12両編成で登場した。その後、[[1970年]]（昭和45年）の[[日本万国博覧会|大阪万博]]輸送に対応するため16両編成が登場。[[1975年]]（昭和50年）には、[[山陽新幹線]]全線開業に合わせ、[[食堂車]]が組み込まれた。<br />
<br />
晩年はもっぱら「こだま」に用いられ、指定席を一列4人掛けとするなどの車内改良が実施された。[[1999年]]（平成11年）に後継車両への置き換えに伴い東海道新幹線での営業運転を終了。<br />
<br />
==== 100系 ====<br />
[[File:Shinkansen100.jpg|thumb|150px|100系]]<br />
{{Main|新幹線100系電車}}<br />
[[1985年]]（昭和60年）、長期にわたり製造され陳腐化した0系の置き換えを目的に、新幹線初のモデルチェンジ車両として登場した。国鉄および民営化で誕生したJR東海とJR西日本によって、[[1992年]]（平成4年）までに約1,000両が製造された。<br />
<br />
営業運転速度はこれまでより10km/h速い220km/hにとどまったものの、モーターの出力増強・[[渦電流式ディスクブレーキ|新しいブレーキ]]の採用により、16両編成のうち4両を[[付随車]]（モーターを持たない車両）として製造コスト削減。車内もアコモデーションアップが図られ、座席間隔の拡大により3人掛け座席をはじめて回転可能としたほか、個室も設けられた<ref>木俣政孝「100系New新幹線─設計上の狙い─」『鉄道ファン』285号、1985年。</ref>。また、グリーン車や食堂車などに[[2階建車両]]を2両組み込んだことが大きな特徴であり、JR西日本では編成中4両を2階建車両とし、さらに230km/hへ高速化を図った「グランドひかり」編成も製造された。一方、JR東海では食堂車をやめて2階部分をグリーン席とし、階下をカフェテリア方式の売店とした車両に設計変更されて製造された。<br />
<br />
1999年（平成11年）に700系が営業運転を開始した直後から廃車が始まり、東海道新幹線での営業運転終了は[[2003年]]（平成15年）。「のぞみ」の大増発に伴い、全列車の最高速度を270km/hに引き上げたための措置であった。<br />
<br />
==== 300系 ====<br />
[[File:JRW Shinkansen Series 300 F6.jpg|thumb|150px|300系]]<br />
{{Main|新幹線300系電車}}<br />
東海道新幹線の高速化を図るため、JR東海が開発した車両。最高速度は270km/hに引き上げられ、この車両とともに「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」が登場。東京駅 - 新大阪駅間を従来より約30分速い2時間30分で結び、大幅な時間短縮を達成した。JR東海のほかJR西日本でも製造され、[[1998年]]（平成10年）までにその数を約1,000両とした。<br />
<br />
車体はこれまでの鋼製に代わり[[アルミニウム合金]]が採用されたほか、車内にも樹脂製部品が積極的に用いられ、徹底した軽量化が行われた。また、[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]を用いた[[かご形三相誘導電動機|交流モーター]]を採用し、旧来の[[直巻整流子電動機|直流モーター]]に比べ小型化・高出力化が図られた。一方、利用の減少が続いていた食堂車や、軽量化・低重心化の障害となる2階建車両は組み込まず、普通車・グリーン車のみによる16両編成とした。この編成構成が、以後の東海道新幹線用車両の基本となった。<br />
<br />
最高速度の向上により大幅な所要時間短縮を達成した300系であったが、後継車両の投入が相次いだことにより[[2001年]]（平成13年）には「のぞみ」の定期運用を外れた。その後は、「ひかり」「こだま」の運用が主となり、[[2007年]]（平成19年）にN700系の投入が始まると一部編成の廃車も始まった。そして、[[2012年]]（平成24年）3月には東海道・山陽新幹線での運用を終了し、全廃となった<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws000874.html 【社長会見】東海道・山陽新幹線から来春300系が引退します] - 東海旅客鉄道プレスリリース 2011年10月20日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20111023215158/http://www.westjr.co.jp/press/article/2011/10/page_921.html 東海道・山陽新幹線から来春300系が引退します] - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年10月20日（2011年10月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]）</ref>。<br />
<br />
==== 500系 ====<br />
[[File:JRW-500-nozomi.jpg|thumb|150px|500系]]<br />
{{Main|新幹線500系電車}}<br />
山陽新幹線のさらなる高速化を目的としてJR西日本が開発した車両であり、新幹線初の300km/h運転を達成した。[[1997年]]（平成9年）東京駅 - 博多駅間を直通する「のぞみ」として運用を開始し、新大阪駅 - 博多駅間の所要時間を300系より15分短い2時間17分とした。<br />
<br />
300km/hという高速運転を実現するため、0系以来の全電動車編成とし出力を増強。空気抵抗や騒音の低減、高速運転に伴って生じるトンネルの爆音（[[トンネル微気圧波]]）への対策のため、車体は角を落とした円形断面として断面積を縮小したほか、先頭車は15mに及ぶロングノーズにキャノピー型の運転室を設けるなど、他の新幹線車両とは外観上も異なっているのが特徴である。16両編成9本、全144両が製造された。<br />
<br />
東京駅 - 博多駅間を結ぶ「のぞみ」を中心に運用されてきたが、[[2007年]]（平成19年）より後継のN700系に徐々にその運用を譲り、[[2010年]]（平成22年）に300系より早く東海道新幹線での営業運転を終了し、8両に短縮の上で山陽新幹線の「こだま」主体の運用に転じた。<br />
<br />
==== 700系 ====<br />
[[File:JR tokai shinkansen 700 C1.jpg|thumb|150px|700系]]<br />
{{Main|新幹線700系電車}}<br />
JR東海とJR西日本の共同開発により、[[1999年]]（平成11年）に営業運転を開始した車両。最高速度の低い0系や100系の置き換えを目的として製造された。<br />
<br />
500系は山陽新幹線での300km/h運行を可能としたが、製造コストが高い、空力性能の重視によって車内空間に制約があるなどの課題を抱えていた。また、[[線形 (路線)|線形条件]]の劣る東海道新幹線においては300系と同等の270km/hに留まり、コストに見合った性能が発揮できなかった。そこで700系では費用対効果を重視し、東海道・山陽新幹線全体の底上げを図るとともに、乗り心地・快適性の改善に主眼が置かれた。最高速度は500系より若干抑えた285km/hとし、先頭形状は[[カモノハシ]]に似た独特の形状が採用された。この形状は、車内空間への影響を最小限に留めつつトンネル微気圧波を抑制するものである。<br />
<br />
「のぞみ」「ひかり」「こだま」用16両編成としてJR東海・JR西日本により1,200両が製造された。当初は「のぞみ」をメインに使われてきたが、[[2007年]]（平成19年）より後継のN700系に徐々にその運用を譲り、[[2010年]]（平成22年）に新大阪駅をまたぐ「のぞみ」の定期運用が終了、[[2017年]]には東海道新幹線内16両編成で運転される「ひかり」からも撤退（山陽新幹線内完結列車の1往復はそのまま）、現在では300系に代わり「こだま」での運用がメインとなっている。N700系の改良型であるN700Aが代替車として導入され、2013年（平成25年、C4編成はJR西日本へ譲渡する際の部品取り車として2011年に廃車）以降は初期編成から順に廃車が始まっている。東海道新幹線では2019年（平成31年）度末までにN700（A）系に置き換えられて全廃される予定である<ref name="all_n700a">{{Cite press release |title=Ｎ７００Ａの追加投入について ～全ての東海道新幹線が「N700Aタイプ」になります～ |publisher=東海旅客鉄道 |date=2015-10-22 |url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028233.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2017-01-26}}</ref>。<br />
<br />
==== N700系 ====<br />
[[File:JR_Central_N700_021.JPG|thumb|150px|N700系]]<br />
{{Main|新幹線N700系電車}}<br />
700系を基本に「最速・快適・環境への適合」<ref>「[http://n700.jp/ 新幹線N700系]」東海旅客鉄道。</ref>をキーワードとして、さらなる性能向上を目指した車両。JR東海・JR西日本の共同開発により、[[2007年]]（平成19年）に営業運転を開始した。<br />
<br />
軽量化、空力性能の改善およびモーター出力の増強により、500系以来となる山陽新幹線での300km/h運行を可能とした。東海道新幹線での最高速度は従来と同じ270km/hに留まるものの、加速性能の向上、新幹線初となる車体傾斜装置の導入により減速回数を少なくしたことで、所要時間の短縮を達成している。外観は700系に準じるが、エアロダブルウィングと称する先頭形状、空気抵抗を低減する連結部の[[幌|全周ほろ]]、小さな窓、大型の[[発光ダイオード|フルカラーLED]]による行先表示などが特徴となっている。また、車内は全席禁煙とされた代わりに、喫煙者向けに喫煙ルームが設けられた。<br />
<br />
500系・700系に代わり「のぞみ」への投入が続いており、2011年（平成23年）までに総数を約1,500両とする予定である。2011年5月、JR東海は改良型となるN700系1000番台（通称「'''N700A'''」、「A」は Advanced の略）を投入することを発表した（[[#今後の予定|後述]]）<ref name="n700a">{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000011465.pdf 東海道・山陽新幹線車両 N700Aの概要及び投入計画について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2011年5月30日</ref>。その後、JR東海・JR西日本両社により、N700Aの増備と初期車両のN700A相当への改造工事が進められており、2019年（平成31年）度末までにN700（A）系に統一される予定である<ref name="all_n700a" />。<br />
<br />
==== N700S ====<br />
[[2016年]]（平成28年）6月24日、N700系のさらなる進化を遂げた「'''N700S'''」（「S」は Supreme の略で「最高の」の意味）を発表。乗車定員の1323席すべてに電源コンセントが設置されるほか、地震発生時の停止距離が5%短縮され、異常時には車内防犯カメラの映像を総合指令所でも確認できるようにするなどの安全対策を強化している。また、先頭形状では空気抵抗やトンネルに入る際の騒音を減らすように改良されており、N700A系と比較して総重量の15トン軽量化や使用電力量の7%削減に努めている。[[2018年]]（平成30年）3月に試験車を登場させ、[[2020年夏季オリンピック|東京五輪]]が開催される[[2020年]]度を目途に量産車を投入して、営業運転を開始する予定<ref>{{Cite news |url=http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160624-OYT1T50147.html |title=東海道新幹線に「６代目」投入へ…安全対策強化 |newspaper=YOMIURI ONLINE |publisher=読売新聞社 |date=2016-06-24 |accessdate=2016-06-25 |archiveurl=https://archive.is/20160625121213/http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160624-OYT1T50147.html |archivedate=2016年6月25日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/west/news/160624/wst1606240067-n1.html|title=東海道新幹線、平成３２年度に新型 ０系から７車種目「Ｎ７００Ｓ」 全席に電源|newspaper=[[産経新聞]]（産経WEST）|publisher=[[産業経済新聞社|産経新聞社]]|date=2016-06-24|accessdate=2016-06-25}}</ref><ref name="n700s">{{Cite press release |title=東海道・山陽新幹線 次期新幹線車両Ｎ７００Ｓ確認試験車の製作について |publisher=東海旅客鉄道 |date=2016-06-24 |url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030982.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2016-06-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160625210147/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000030982.pdf |archivedate=2016-06-25}}</ref>。<br />
<br />
以上の新幹線営業車両の諸元をまとめ、下表に示す。形式によって複数の仕様を持つものは、断りのない限り代表的な値を示した。増備中の形式の製造両数は括弧書きで記述。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center;font-size:80%;" border="1"<br />
|+表：東海道新幹線営業車両の諸元<br />
!colspan="2"|形式!!0系!!100系!!300系!!500系!!700系!!N700系<br />
|-<br />
!colspan="2"|新製時の編成<br />
|12両・16両||16両||16両||16両||16両||16両<br />
|-<br />
!rowspan="2"|最高速度<br />(km/h) <br />
!東海道<br />
|rowspan="2"|220 (210<ref group="#" name="ex01">0系の最高速度は1986年10月31日まで210km/h。[[#所要時間と最高速度]]も参照。</ref>) <br />
|220<br />
|colspan="3"|270<br />
|285<ref group="#" name="ex02">N700A・N700A改造車のみ。2015年3月13日までは全編成が270km/h。[[#所要時間と最高速度]]も参照。</ref><br />
|-<br />
!山陽<br />
|220・230<ref group="#" name="ex03">[[新幹線100系電車#V編成|100N系（グランドひかり編成）]]を示す。</ref><br />
|270<br />
|300<br />
|285<br />
|300<br />
|-<br />
!colspan="2"|編成質量（16両）<br />
|967 t<br />
|839 t・852 t<ref group="#" name="ex03"/><br />
|711 t<br />
|688 t<br />
|708 t<br />
|700 t<br />
|-<br />
!colspan="2"|車体材質<br />
|colspan="2"|[[普通鋼]]<br />
|colspan="4"|[[アルミニウム合金]]<br />
|-<br />
!colspan="2"|編成出力<br />（16両編成時）<ref group="#" name="ex04">編成出力における[[MT比|M・T]]は、それぞれ編成中における電動車（モーター付車両）・付随車（モーターなし車両）の両数を示す。</ref><br />
|11,840 kW<br />(16M)<br />
|11,040 kW<br />(12M4T)<br />
|12,000 kW<br />(10M6T)<br />
|17,600 kW<br />(16M)<br />
|13,200 kW<br />(12M4T)<br />
|17,080 kW<br />(14M2T)<br />
|-<br />
!colspan="2"|電動機<br />
|colspan="2"|[[直巻整流子電動機]]<br />
|colspan="4"|[[かご形三相誘導電動機]]<br />
|-<br />
!colspan="2"|製造初年<br />
|1964年||1985年||1992年||1997年||1999年||2007年<br />
|-<br />
!colspan="2"|製造両数<br />
|3,216両<br />
|1,056両<br />
|1,120両<br />
|144両<br />
|1,200両<ref group="#" name="ex05">700系の製造両数には、東海道新幹線に乗り入れない車両を除く。</ref><br />
|（1,760両<ref group="#" name="ex06"> 2014年4月1日時点。N700A、N700A改造車含む。東海道新幹線に乗り入れない車両を除く。</ref>）<br />
|}<br />
{{Reflist|group="#"}}<br />
<br />
<!-- [[山陽新幹線]]にも同様の表があります。変更する場合はそちらも確認・変更を。--><br />
<br />
==== 業務用車両 ====<br />
* '''現在の車両'''<br />
** [[ドクターイエロー#923形|923形]]（JR東海T4編成、JR西日本のT5編成と共通運用。東海・西日本共同による試験走行で使用。[[ドクターイエロー|新幹線電気軌道総合試験車]]参照）<br />
* '''過去の車両'''<br />
** [[ドクターイエロー#10番台|922形]]<br />
<br />
=== 編成両数と座席数の統一 ===<br />
JR東海は、[[1989年]]（平成元年）の「こだま」の再16両編成化以来、すべての旅客列車を16両編成で運行している。また、300系以降に製造した車両については、'''1編成1323席'''（[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]1123席・[[グリーン車]]200席）に座席数および座席配置を統一している。これは、何らかの事情で本来の使用車両を手配できない場合でも同じ座席を提供できるよう、JR東海が貫いている方針である。[[2010年]]（平成22年）、JR西日本が開発した500系（1324席）が東海道新幹線での運行を終了したことにより、全列車の座席数および座席配置が完全に統一された。<br />
<br />
ただし、N700系は全席禁煙であるため、700系の代走にN700系が充てられた場合には、[[喫煙席]]の指定席券所持者は喫煙の際、3号車・7号車・10号車（グリーン車）・15号車デッキにある喫煙コーナーに移動する必要がある。逆に、N700系の代走に700系が充てられた場合には、車内で喫煙することはできない<ref>[http://expy.jp/member/service/n700/index.html 車両設備のご案内（東海道・山陽新幹線）]{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。<br />
<br />
=== 車内チャイム ===<br />
{{Sound|JR west 0 hikari No.169 26-915 odawara.ogg|JR西日本編成 0系新幹線電車 4打点チャイム|6169A ひかり169号 東京駅 - 小田原駅間付近 4号車 26-915にて （1987年8月20日収録）}}<br />
東海道新幹線車両の[[車内放送#車内チャイム|チャイム]]は[[1964年]]（昭和39年）の開業当初は在来線用の国鉄特急形電車と同様、[[鉄道唱歌]]が使われていた。その後、[[黛敏郎]]作曲のチャイムに変更され、[[1972年]]（昭和47年）からは4打点チャイムに変更された<ref>日本交通公社「新幹線100%ガイド」より。</ref>。<br />
<br />
2003年（平成15年）[[11月24日]]からは、列車に関わらず、編成によって以下のチャイムが流れている<ref>{{Cite web |date=2014-08-01 |url=http://shinkansen50.jp/trivia/trivia_27.html |title=どこが違う？JR東海とJR西日本の車両の見分け方 |publisher=東海旅客鉄道 |accessdate=2015-05-18}}</ref>。<br />
* JR東海所有の編成では、始発駅発車後と終点到着前に、[[筒美京平]]が作曲し、[[TOKIO]]が歌う「'''[[AMBITIOUS JAPAN!]]'''」。なお、2018年にTOKIOのメンバー[[山口達也 (ジャニーズ)|山口達也]]が不祥事を起こした際、JR東海は「チャイム変更の予定はございません」とコメントした<ref>{{Cite web |date=2018-05-03 |url=http://hicbc.com/news/detail.asp?id=00046A7E |title=ＴＯＫＩＯの新幹線車内チャイム‥「変更の予定なし」 |website=CBC NEWS（CBCニュース） |publisher=中部日本放送 |accessdate=2018-05-05}}</ref>。<br />
* JR西日本所有の編成では、始発駅発車後と終点到着前に、[[谷村新司]]が作曲し、[[山口百恵]]が歌った「[[いい日旅立ち]]」を[[鬼束ちひろ]]がカヴァーした「'''[[いい日旅立ち・西へ]]'''」<br />
<br />
=== 列車無線 ===<br />
車内で乗務員らが使用している[[列車無線]]を、アナログ方式からデジタル方式に変更した上でネットワークを構築し、高速走行時でも安定した接続を提供できるようにする。またデジタル化に伴い、運行状況など乗務員と指令員の間でやり取りしている情報のコンテンツや量を増やせるようになり、より安全で安定的な輸送が実現するという。さらに、車内の連絡手段に[[PHS]]を導入する。<br />
<br />
乗務員同士の連絡、車内放送は300系、700系を含むすべての編成で、N700系が営業運転を開始した2007年（平成19年）夏から順次行えるようにしていく。3者間など車外との通話に使えるようになるのは2009年（平成21年）春以降。すべての体制を整えるのに概算で、車上関係が170億円、地上関係が180億円の計350億円の費用を見込む。<br />
<br />
== 乗務員 ==<br />
=== 運輸所 ===<br />
東海道新幹線を担当する運輸所は下記の5つの運輸所である。<br />
* [[東京第一運輸所]]<br />
* [[東京第二運輸所]]<br />
* [[名古屋運輸所]]：1996年（平成8年）3月に開設<br />
* [[大阪第一運輸所]]<br />
* [[大阪第二運輸所]]<br />
<br />
== 運行形態 ==<br />
開業以来規則的な[[ダイヤグラム#パターンダイヤ|パターンダイヤ]]を導入しており、早朝・夜間・臨時列車を除き基本的に停車駅および運転区間は1時間前・後の同じ分の列車も同じ列車種別・停車駅・運転区間である。また発着駅を周期的に変更している場合もある。<br />
<br />
2014年（平成26年）3月15日のダイヤ改正以来、1時間あたり最大で「のぞみ」10本・「ひかり」2本・「こだま」2本の計14本の列車が設定されているが、このうち「のぞみ」6本分のダイヤは主に臨時列車用である。<br />
<br />
2016年度（平成28年度）現在、1日あたり365本もの列車を走らせるほどの過密ダイヤで、[[年末年始]]や[[お盆]]などの繁忙期には、1日430本近い列車を走らせている<ref name="about_2017" />。また、[[2016年]]（平成28年）[[8月10日]]には定期列車と臨時列車合わせて過去最高の432本（座席数に換算して57.15万席）が運行された<ref name="about_2017" />。<br />
<br />
列車運行時間は、住民への騒音などの配慮や、保守工事を安全のため夜間に集中的に行うことから、6時から24時までとしていて、0時から6時までの間は営業運転を行わない。ただし、事故や気象状況（大雨・強風）などによるダイヤの乱れが発生した時は、運行時間延長の処置が取られることもあり、延長時間分は徐行による減速運転をする。また、2002年（平成14年）の[[2002 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ日韓大会]]では、例外的に臨時列車による深夜運行が行われた{{Refnest|group="注"|[[横浜国際総合競技場]]で開催された6月9日（日本vsロシア）、11日（アイルランドvsサウジアラビア）、13日（エクアドルvsクロアチア）、30日（[[2002 FIFAワールドカップ・決勝|決勝]]・ブラジルvsドイツ）に新横浜 - 東京間で、[[静岡県小笠山総合運動公園スタジアム|静岡スタジアム エコパ]]で開催された11日（ドイツvsカメルーン）に掛川 - 東京・名古屋間で、共に試合終了後のサポーター向けに運転された<ref>{{Cite journal|和書 |title=鉄道記録帳 |journal = RAIL FAN |date = 2002年9月号 |issue = 9 |volume = 49 |publisher = 鉄道友の会 |page = 22 }}</ref>。}}が、それに関しても徐行による減速運転となった。<br />
<br />
「のぞみ」のうち1時間あたり2 - 3本は東京駅から博多駅までの東海道・山陽新幹線全線を走破する。かつては[[新幹線500系電車|500系]]「のぞみ」が同区間を最速4時間49分で結んでいた（[[品川駅]]・[[新神戸駅]]は通過）。その後、品川駅と新神戸駅が全列車停車駅となってからは、博多発東京行き最終の[[新幹線N700系電車|N700系]]「のぞみ64号」が博多駅 - 東京駅間を4時間50分で結んでいたが、東海道新幹線の最高速度が285km/hに引き上げられた[[2015年]]（平成27年）[[3月14日]]のダイヤ改正からは4時間47分、[[2017年]]（平成29年）[[3月4日]]のダイヤ改正以降は4時間46分で結んでいる。<br />
<br />
=== 列車 ===<br />
==== 「のぞみ」 ====<br />
「'''[[のぞみ (列車)|のぞみ]]'''」は、1992年（平成4年）3月14日の[[新幹線300系電車|300系]]登場と同時に新しく設定された最速達タイプの列車で、本数は全体の約5割。種別色は[[黄色]]（{{color|#FFFF00|■}}）（電光掲示板ではオレンジ色（{{color|#ffA500|■}}）で表示される場合あり）。当初は東海道新幹線のみで始発と終発の1日2往復であったが、翌1993年3月18日に山陽新幹線へ1時間に1本乗り入れを開始し、その後もダイヤ改正のたびに少しずつ増発された。2003年（平成15年）10月の[[2000年代のJRダイヤ改正#東海道・山陽新幹線|ダイヤ改正]]以降、「ひかり」に代わる東海道・山陽新幹線の主軸列車として位置付けられ、大幅に増発された。<br />
<br />
[[品川駅]]・[[新横浜駅]]・[[名古屋駅]]・[[京都駅]]・[[新大阪駅]]には全列車が停車し、それ以外の駅には停車しない。また、当初は朝の下り列車で名古屋駅・京都駅に停車しない「'''のぞみ301号'''」が運行されていたが（「[[名古屋飛ばし]]」も参照）、1997年（平成9年）11月29日のダイヤ改正時に廃止された。他の列車は東京駅 - 名古屋駅間ノンストップだったが、その後新横浜駅に停車する列車も設定され、2003年（平成15年）10月1日の品川駅開業時のダイヤ改正ですべての列車が新横浜駅・品川駅のいずれかに、2008年（平成20年）3月15日のダイヤ改正で両駅ともに停車するようになった。<br />
<br />
2010年（平成22年）3月13日のダイヤ改正以降、山陽新幹線に直通する定期列車はすべてN700系での運行となった。また2012年（平成24年）3月17日のダイヤ改正以降は、東海道新幹線内のみの列車も含めてすべての定期列車がN700系での運行となった（臨時列車には700系も使われる）。かつては300系・500系も使用されていた。<br />
<br />
==== 「ひかり」 ====<br />
「'''[[ひかり (列車)|ひかり]]'''」は、東海道新幹線開業時から存在する速達タイプの列車。新幹線の代名詞であり、「のぞみ」登場後も、東海道・山陽新幹線の主軸列車に位置付けられていたが、2003年（平成15年）10月の品川駅開業に伴うダイヤ改正以降、「のぞみ」の大増発と引き換えに本数が全体の約2割に削減され、「のぞみ」の補完的な存在となった。種別色は[[赤色]]（{{color|#FF0000|■}}）。<br />
<br />
のぞみ停車駅には必ず停車し、これに加えて熱海駅または三島駅・静岡駅・浜松駅に停車する列車と、小田原駅または豊橋駅・岐阜羽島駅・米原駅に停車（すなわち、名古屋駅 - 新大阪駅間は各駅停車）の列車がそれぞれ1時間あたり1本運行されており、前者が山陽新幹線 新大阪駅 - 岡山駅間に各駅停車で乗り入れており（早朝・夜間は一部変則停車あり）、後者は東海道新幹線内で完結する。2008年（平成20年）3月15日改正で行き先が入れ替わり、全列車が品川駅・新横浜駅の両駅に停車するようになった。<br />
<br />
このほか、東京駅 - 名古屋駅間1日2往復、東京駅 - 広島駅間で1日1往復、新横浜発広島行き下り1本、名古屋発博多行き下り1本、名古屋発広島行き下り1本が運転されている。<br />
<br />
1996年（平成8年）3月改正より一部列車が、2003年（平成15年）10月改正で全列車が270km/h運転となった。さらに2015年（平成27年）3月改正より下り列車1本が285km/h運転となっている。<br />
<br />
車両は静岡駅・浜松駅に停車する列車は基本的に700系、両駅を通過する列車は全列車N700系が使用されていたが、2017年（平成29年）3月改正で全列車N700系に統一された。現在のところ臨時列車の設定が下り1本の「ひかり535号」（主に金曜日と休前日に運転）以外になく、その「ひかり535号」もN700系が使用されており、東海道新幹線で最初にN700系に統一された種別となっている。<br />
<br />
==== 「こだま」 ====<br />
「'''[[こだま (列車)|こだま]]'''」は、東海道新幹線開業時から存在する各駅停車タイプの列車。本数は全体の約3割。種別色は[[青色]]（{{color|#3050FF|■}}）。<br />
<br />
基本的に新大阪駅発着の列車と名古屋駅発着の列車がそれぞれ1時間あたり1本ずつ運転される。岐阜羽島駅・米原駅に停車する「ひかり」と合わせて、東京駅 - 新大阪駅間の全駅で1時間あたり2本が確保されている。朝晩は通勤・通学輸送や[[夜間滞泊]]のために、区間列車も運転されている。2003年（平成15年）10月改正で全列車の最高速度が220km/hから270km/hに引き上げられた。<br />
<br />
車両は基本的に700系を使用するが、N700系を使う列車もある。平日のみ普通車が全車自由席の列車もある。[[車内販売]]は、2012年（平成24年）3月17日のダイヤ改正をもって全廃された<ref group="注" name="700_and_N700_16cars_vending_machine_and_tokaido_drink_buy">2012年3月17日のダイヤ改正では300系の運用が終了したのと700系・N700系16両編成全編成に飲料の自動販売機が設置（700系初期車の16両編成はマスコットグッズの自動販売機も設置）されたために「こだま」での車内販売は全廃となり、16両編成の「こだま」の車内では自動販売機のみで飲料のみの購入（700系初期車の16両編成で運転する「こだま」では自動販売機のみでマスコットグッズも購入可）となっていたが、2014年3月15日に700系・N700系16両編成の車内の自動販売機が全廃されたために、同日からは「こだま」の車内では飲料・マスコットグッズの購入もできない。「のぞみ」・「ひかり」の車内での飲料購入は自動販売機全廃後も車内販売で購入できる。</ref>。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
東京・横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・大阪という[[太平洋ベルト地帯]]の大都市を結ぶ路線のため、各種[[団体専用列車]]も多く運行される。<br />
<br />
; 修学旅行<br />
: 東海道新幹線は、[[東京ディズニーリゾート]]や、東京と新大阪の間に日本屈指の観光地である[[京都市|京都]]があるために、よく[[小学校]]や[[中学校]]などの[[修学旅行]]のための「[[修学旅行列車]]」が運行される。この列車は一般客は乗車できない（ただし、国鉄時代末期から民営化初期のバブル期にはグリーン車需要に応えるため、グリーン車に限り一般客に開放していた。時刻表には車内販売・ビュフェ・電話サービスは中止の上での利用との断りが記されていた。現在はグリーン車も含めて修学旅行団体に販売されるが、この場合グリーン料金は徴収しない）。[[方向幕]]の「修学旅行」表示は字幕式の場合は白地に黒文字で、N700系のフルカラーLEDの場合は黒地に白文字で、いずれも英語表記はないが、700系B編成などに見られるJR西日本所属車の3色LED式表示ではオレンジ色1色で表示され「RESERVED TRAIN」と英語が併記される。車内放送は[[車掌]]の肉声で放送される。過密なダイヤの合間を縫って運転されるため、通常列車とほぼ同じスピードで運行される。停車駅は乗車駅、待機駅、目的駅のみとなる。待機駅では、後続列車を先に行かせるために待機が行われるが扉は開かない（いわゆる[[停車 (鉄道)|運転停車]]である）。かつては臨時の「こだま」の時刻で運転されていた（基本的に全駅待機駅扱い）。<br />
; 専用列車・貸切列車<br />
: [[天皇]]・[[皇后]]の行幸（[[お召し列車]]）、[[国賓]]クラスの[[要人]]の関東 - 関西方面相互間の移動、映画「[[ミッション:インポッシブル3|M:i:III]]」PRイベントでの貸切<ref>[http://www.cinemacafe.net/article/2006/07/05/157.html 『M:i:III』トム・クルーズが新幹線をジャック！] - cinemacafe.net、2006年7月5日</ref>などの例がある。<br />
<br />
=== 所要時間と最高速度 ===<br />
東京駅 - 新大阪駅間最速列車の所要時間の推移を示す。後述の「[[#歴史|歴史]]」の節もあわせて参照されたい。<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 日付 !! 所要時間 !! 最高速度 !! 列車愛称 !! 車両形式<br />
|-<br />
| 1964年10月1日 - 1965年10月31日 || 4時間 || 210km/h || ひかり || 0系<br />
|-<br />
| 1965年11月1日 - 1985年3月13日 || 3時間10分 || 210km/h || ひかり || 0系<br />
|-<br />
| 1985年3月14日 - 1986年10月31日 || 3時間8分 || 210km/h || ひかり || 0系・100系<br />
|-<br />
| 1986年11月1日 - 1988年3月12日 || 2時間56分 || 220km/h || ひかり || 0系・100系<br />
|-<br />
| 1988年3月13日 - 1992年3月13日 || 2時間49分 || 220km/h || ひかり || 100系<br />
|-<br />
| 1992年3月14日 - 2007年6月30日 || 2時間30分 || 270km/h || のぞみ || 300系・500系・700系<br />
|-<br />
| 2007年7月1日 - 2015年3月13日 || 2時間25分 || 270km/h || のぞみ || N700系<br />
|-<br />
| 2015年3月14日 - || 2時間22分 || 285km/h || のぞみ || N700系（G・X・F・K編成）<br />
|}<br />
{{Vertical_images_list<br />
|幅= 250px<br />
| 1=JRC-TEC-N700.jpg<br />
| 2=半径2500mのカーブを走るN700系（新横浜駅 - 小田原駅間）<br />
}}<br />
東海道新幹線は短い工期で何とか開業にこぎつけたという経緯から路盤の安定を配慮し、開業後1年間は馴らし運転の意味合いで、東京駅と新大阪駅の間を「ひかり」では4時間、「こだま」では5時間で運転した。<br />
<br />
開業翌年以降は「ひかり」が予定通りの3時間10分で運転。しばらくはこの状況が続いたが、[[1985年]]（昭和60年）以降は徐々に速度向上が図られていった。同年3月14日のダイヤ改正では「ひかり」の余裕時間見直しにより、[[1986年]]（昭和61年）11月には最高速度引き上げにより所要時間が短縮された。[[1988年]]（昭和63年）3月には東京21時00分発の新大阪行き最終列車「ひかり」、通称「[[シンデレラ・エクスプレス (CM)|シンデレラ・エクスプレス]]」が最速所要時間を塗り替えた。<br />
<br />
[[1992年]]（平成4年）[[3月14日]]から最高速度270km/hの300系「のぞみ」が運転を開始し、東京駅 - 新大阪駅間を2時間30分で結んだ。その後も停車駅に品川駅・新横浜駅が増やされたが最速所要時間は変わらなかった。<br />
<br />
[[2007年]]（平成19年）[[7月1日]]から[[#N700系|N700系]]が運転開始。最高速度は変わらないが、高加速度・[[車体傾斜式車両|車体傾斜制御]]・新ATCなどを駆使し、東京駅 - 新大阪駅間を5分短縮した。<br />
<br />
東京駅 - 名古屋駅間の歴代最短所要時間は2015年（平成27年）3月14日からの名古屋22時12分発上り東京行き最終「のぞみ」の1時間33分である。<br />
<br />
車両の最高速度はより向上しているが、当区間での営業運転での最高速度が270km/h（山陽新幹線は300km/h）に抑えられているのは、その後に建設された新幹線各路線に比し、曲率半径の小さなカーブ（半径2500m、山陽以降は半径4000m）が多く、これ以上最高速度のみを上げても到達時間短縮に大きな寄与がないためである。ただし、米原駅 - 京都駅間は高速走行が可能であり、試験では[[新幹線955形電車|955形]] (300X) が鉄軌道では日本国内最速の443.0km/hを樹立している。この区間は一部列車について330km/hでの営業運転の検討が始まっている<ref>『日経新聞』2009年12月8日付け {{要ページ番号|date=2013年6月}}</ref>。<br />
<br />
[[2015年]]（平成27年）3月14日から、23年ぶりに最高速度を三島駅 - 新大阪駅間の一部区間で285km/hに引き上げた。これにより東京駅 - 新大阪駅間が2分から3分短縮された。対象は、[[#N700系|N700A]]とN700系の改造車両を使った列車である<ref name="jr-central20141219" /><ref>{{Cite news |url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140227/k10015581091000.html |title=東海道新幹線 23年ぶり最高速度アップ |newspaper=NHK NEWS WEB |publisher=日本放送協会 |date=2014-02-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20140303184255/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140227/k10015581091000.html |archivedate=2014-03-03}}</ref>。<br />
<br />
=== 関ヶ原付近の積雪 ===<br />
{{Vertical_images_list<br />
|幅= 250px<br />
| 1=JR central N700series Z0 gifu-hashima.jpg<br />
| 2=雪中の岐阜羽島駅を通過する列車<!--関ヶ原付近の積雪の影響で岐阜羽島駅の通過線で停車している列車 --><!-- 2014年6月に ファイル:JRW 300 F8 in Gifu-Hashima.JPG から JR central N700series Z0 gihu-hashima.jpgに差し替えられたが、（どちらも）果たして「通過線で停車している列車」なのか？ --><br />
}}<br />
積雪した線路を高速で走行すると、床下機器に付着した雪が固まって氷塊となり、これが剥がれ落ちる際にバラストを巻き上げることで車体や周辺の建築物などを壊すことがある。かといって融雪のために大量に水を撒くと、今度は土盛りの路盤が崩壊する恐れがある。建設時点ではこの問題が大きな障害となることは想定されておらず<ref group="注">運輸省の官僚として東海道新幹線の建設計画に関わった[[角本良平]]も、新幹線開業の半年前にあたる[[1964年]]（昭和39年）4月に刊行した著書『東海道新幹線』（[[中公新書]]）で、降雪は関ヶ原で付近で見られるが大きな問題ではないと簡略に記述している。</ref>、積雪の多い関ヶ原付近でも一般的な土盛り構造・バラスト軌道を採用したため、十分な融雪を行うことができず、しばしば徐行や運転見合わせを強いられることとなった。<br />
<br />
この教訓をもとに、山陽新幹線以降の各新幹線ではバラストを用いない[[スラブ軌道]]が主体となり、またバラスト軌道であっても[[上越新幹線]][[越後湯沢駅]]構内のように、散水に対応した高架橋構造で建設している。<br />
{{-}}<br />
<br />
=== ダイヤ維持と過去の遅延発生 ===<br />
東海道新幹線は世界的に見てもダイヤに非常に正確な路線として知られる。毎日の各列車の遅延時分の統計をとっているが、1列車当たりの平均遅延時分は約0.6 - 1.5分（年間平均）である。ただし、季節ごとなどに見れば、前述のように冬は[[関ケ原町|関ヶ原]]の積雪、夏は[[台風]]や豪雨などが遅延の原因となる。<br />
<br />
基本的に単一路線であり、ダイヤが乱れやすい在来線との直通運転（[[山形新幹線]]・[[秋田新幹線]]の[[ミニ新幹線]]）がなく、使用車両の差異が少ないことが大きく貢献している。在来線からの接続列車が遅れた場合も、新幹線側が発車を遅らせて乗り換え客を待つのは最終を除き最大5分程度を上限としており、列車本数の多い新幹線の定時運行を優先している（特に「のぞみ」は数分おきに運転されているため、次の列車がすぐ来る。逆に新幹線が遅れた場合、在来線の接続列車は15分程度までは待つことが多く、JR各社線以外の鉄道路線もその接続待ちを取ることも珍しくない）。<br />
<br />
開業以来最悪の遅延記録は、[[2000年]]（平成12年）[[9月11日]]に名古屋を中心に起きた[[東海豪雨]]が原因のもの。[[名古屋市]]周辺では一部河川の警戒水位を越えるような降雨にもかかわらず「新幹線を運休させるわけにはいかない」と東京駅・新大阪駅から次々に発車させた。各列車は徐行と停止を繰り返し、東京駅 - 米原駅間だけで70本近くの列車を団子状態にしてしまい、5万人を超える乗客が長時間車内に閉じ込められ、[[列車ホテル]]状態で夜を明かす事態となった。翌12日昼過ぎになってもダイヤの混乱は収拾せず、博多発東京行き「のぞみ20号」は“22時間21分遅れ”で終点到着という新幹線史上最悪の遅延記録を作った。「もっと早く運転を中止すべきだった」と運行管理の不手際を各方面から問われ、[[運輸省]]（現在の[[国土交通省]]）がJR東海に事情説明を求める事態にも発展したが、当時の[[社長]]の[[葛西敬之]]は「あれは正常で適切な運行だった」と発言し、さらに非難を受けた（後日撤回し謝罪）。この件でJR東海は自社の[[ウェブサイト]]に謝罪文を掲載しなかった。この時、新幹線で移動中であった[[プロ野球]]・[[読売ジャイアンツ]]選手団の一部も巻き込まれ、翌日の[[阪神甲子園球場]]での[[阪神タイガース]]戦が中止された。<br />
<br />
原因としては、前述のように新幹線の運休を嫌ったことが一因である。発車前に運休を決定すると、当該列車の特急券・乗車券などの払い戻しが発生すること、また駅で足止めを食らった客により構内が混乱すること、これらによって乗客からの苦情が殺到することなどを恐れたため、そのような事態を極力回避しようと指令所の判断が後手に回ったがために、さらに悪い事態を引き起こしてしまったことから、災害発生時における運行管理の在り方が問われる事件となった。<br />
<br />
近年では沿線上で運行障害が発生した場合、始発駅（山陽新幹線からの直通列車は新大阪駅）から列車の運転を見合わせる措置を取っているため、列車の大幅な遅延は見られなくなった。<br />
<br />
=== 現行のダイヤパターンと停車駅 ===<br />
{{出典の明記|section=1|date=2010年5月}}<br />
<!-- ダイヤ改正のため記述を書き換える場合は、書き換える前（古いダイヤ）の記述を本記事後方の「過去のダイヤパターンと停車駅」の節に移してください。--><br />
'''10-2-2ダイヤ'''。2018年3月17日ダイヤ改正から現在までのダイヤパターンである。<br />
<br />
この改正での大きな特徴は以下の通りである<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000035934.pdf 平成30年3月ダイヤ改正について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2017年12月15日</ref>。<br />
* 285km/h運転を行う列車を増やし、一部の「のぞみ」の所要時間を短縮。<br />
* 土休日朝に名古屋始発の東京行き臨時「のぞみ」を1本新設。<br />
<br />
以下に示す時刻・運転区間などは'''昼間時間帯の平均的なパターン'''で、早朝・深夜は若干異なる。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:14em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|岡山（※広島）<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|46分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;font-style:italic;"|※56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:14em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多・広島<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|岡山（※広島）<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|46分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆ ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系（これ以外の全ての列車でN700系が使用される場合がある）。<br />
* ※：朝夕など（ ）内の駅まで（から）の運行となる場合がある。<br />
* ※(N) ：N700系（700系が使用される場合あり）。<br />
* ※56分：東京下り毎時20分発「のぞみ」が運行されない場合、N700系を使用した一部列車が53分着となる。<ref name="jr-central20151218" /><br />
<br />
=== 現行の号数の振り方 ===<br />
2018年3月17日からのもの。<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間<br />
*** 定期列車は200 - 265号台<br />
*** 臨時列車は290号台・300 - 390号台・400 - 420号台で列車番号に9000台が冠される<br />
** 東京駅 - 岡山駅・広島駅間：100 - 140号台（135号・102号は東京駅 - 姫路駅間、早朝の100号は西明石発東京行き）<br />
** 東京駅 - 博多駅間<br />
*** 定期列車は1 - 64号台<br />
*** 臨時列車は150 - 190号台で列車番号に6000台および7000台が冠される<br />
** 品川駅・名古屋駅 - 博多駅間：80・90号台（早朝の品川発博多行きは99号・名古屋発博多行きは95号・97号、夜の博多発名古屋行きは96号・98号）<br />
** 名古屋駅 - 東京駅間：90号台（早朝の名古屋発東京行きは90号・92号）<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：500 - 530号台<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：460 - 480号台（460号・481号は東京駅 - 広島駅間）<br />
** 新横浜駅・名古屋駅 - 広島駅・博多駅間：490号台（491号は名古屋発博多行き、493号は新横浜発広島行き、495号は名古屋発広島行き）<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：630 - 680号台<br />
** 三島駅・静岡駅・名古屋駅 - 新大阪駅間：690号台<br />
** 東京駅 - 静岡駅・浜松駅間： 700 - 710号台<br />
** 東京駅 - 三島駅間：800 - 810号台<br />
<br />
[[列車番号]]は定期列車が基本的に'''号数+A'''、季節臨時列車が'''3000+号数+A'''、予定臨時列車および設定臨時列車が'''6000+号数+A'''・'''7000+号数+A'''・'''9000+号数+A'''である。<br />
<br />
東京 - 新大阪間の臨時「のぞみ」に割り当てられている号数のうち、320号以降は九州新幹線内完結列車（[[新下関駅]]発着列車を含む）と重複している。また、「こだま」の810号台（2011年3月ダイヤでは810・812号のみ）も[[博多南線]]内完結列車と重複している。ただし九州新幹線内完結列車の列車番号には「5000+号数+A」、博多南線区間列車には「2000+号数+A」がそれぞれ与えられているため、列車番号の重複はない。<br />
<br />
== 営業 ==<br />
=== 方針 ===<br />
JR東海は、「安全」・「正確」・「高頻度」・「高速」の4つのイメージに加え、さらなる東海道新幹線ブランドにふさわしい接客サービスをめざし、[[2005年]]度より「ブランドクオリティーサービス運動」を展開している。<br />
<br />
2006年（平成18年）6月23日付けの組織改正において、長期的な観点から東海道新幹線の抜本的強化策を本格的に検討するため、「東海道新幹線21世紀対策本部」を新設した。[[松本正之]]社長（当時）は、同本部を新設することになった経緯について、「当社の発足時に比べ、東海道新幹線の輸送人員や輸送力は約4割増加しており、その社会的な役割や機能は飛躍的に高まっている。それを恒久的に維持・発展させていくためには、長期的視野に立った抜本的な強化策を検討していく必要がある」と説明。さらに、「品川駅開業や全列車の270km/h化など、これまでも効果的な機能アップに成功してきた。今後も、次のステップへ向けて予断を持たずあらゆるものを検討し、自己の経営体力の範囲内で、できるだけのことをやっていく必要がある。利便性、サービス、輸送力の向上など、いろいろな角度からあらゆる可能性について検討していく」と述べている。<br />
<br />
2007年（平成19年）4月26日、同年3月期決算発表の記者会見で松本社長は、同社が実現を目指している東海道新幹線のバイパスについて、「まずは2025年に首都圏 - 中京圏の間で営業運転を開始することを目標に検討していく」と表明した。山梨リニア実験線で実用化試験を進めている超電導磁気浮上式鉄道の導入を前提に、バイパス実現を図っていく方針でいる。東海道新幹線が、首都、中京、近畿の3大都市圏を結ぶ大動脈を担うということを大きな使命としており、その役割を果たしているその能力が限界に近付いていることから、東海道新幹線の役割を代替するバイパスの実現を目指している。そのバイパスの実現や運営については、「自らイニシアチブをとって実現を推進し、東海道新幹線と一元的に運営する」との立場を取っている。<br />
<br />
=== 経営 ===<br />
現在、日本の重要[[インフラストラクチャー|インフラ]]としての役割を担っているこの新幹線は、JR東海の全収入の約85%を占め、会社そのものの根幹となっている。一方で、1987年の分割民営化時に国鉄から引き受けた3,191億円の債務、[[1991年]]（平成3年）に[[新幹線鉄道保有機構]]から引き受けた5兆900億円の債務は同社の経営を圧迫している。<br />
<br />
2006年度の運輸収入は1兆430億円で、「[[2005年日本国際博覧会|愛・地球博]]」の開催された2005年度の1兆304億円を上回り、過去最高となった。また、旅客輸送人キロも444億8千7百万人キロに達し最高記録を更新した。この数字はJR発足直後の1987年度の1.39倍である。<br />
<br />
=== 安全対策 ===<br />
JR東海は老朽施設の更新や[[東海地震]]への対策に向け、大規模補修費用を積み立てている。補修総額は1兆円近くになると試算されている。<br />
# 実施すべき大規模改修に要する期間および費用の総額<br />
## 実施すべき大規模改修に要する期間 2018年4月 - 2028年3月<br />
## 実施すべき大規模改修に要する費用の総額 1兆1,070億円<br />
# 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修[[引当金]]の積立期間および総額<br />
## 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修引当金の積立期間 承認日から15年を経過する日までの期間<br />
## 積み立てるべき新幹線鉄道大規模改修引当金の総額 5,000億円<br />
<br />
2006年（平成18年）11月より、線路に[[脱線防止ガード]]を順次設置している。また、脱線防止ガード・逸脱防止ストッパ・土木構造物対策をそれぞれ工事費約380億円、2009年（平成21年）10月から2013年（平成25年）3月までの工期で行う<ref>「[http://jr-central.co.jp/news/release/nws000404.html 東海道新幹線における地震対策について]」東海旅客鉄道、2009年10月21日。</ref>。<br />
<br />
2007年（平成19年）3月24日、「のぞみ155号」が静岡駅 - 掛川駅間の「[[牧の原トンネル]]」を走行中に、乗客の男性が非常用[[ドアコック]]を使用して扉を開け飛び降り自殺する事件が起き、列車上下25本が最大4時間41分遅れた。これを受けJR東海は6月27日、走行中に非常用ドアコックを使用できないように改良することを決定した。2007年（平成19年）6月から[[2010年]]（平成22年）3月に掛けて、約8.7億円を投じ、N700系10編成 (Z1 - Z10) と700系全60編成のドアコックを、5km/h以上ではロックされ扉が開けられないように改良した（N700系Z11編成以降は製造時から採用）。JR西日本所有車両についても500系以降に製造された車両（東海道区間に乗り入れないE編成・V編成を含む）から全検時に順次改良とし、その結果予定より約6か月前倒しして2009年（平成21年）9月末をもって終了した（N700系と700系の70編成分）。<br />
<br />
=== サービス ===<br />
利用者層は、[[出張]]や仕事で使う人の割合が多く全体の7割に上る。それゆえ各種サービスはビジネスマンを対象としたものが多い。日常利用としては三島駅から東京方面への通勤が多く、平日朝は上りの「こだま」を同駅より約10分おきに走らせている。<br />
<br />
==== エクスプレス予約 ====<br />
{{Main|エクスプレス予約}}<br />
東海道・山陽新幹線には「'''エクスプレス予約'''」という年会費有料制のサービスがあり、これを使うと新幹線の指定席特急券を同じ区間の自由席特急券よりも安く買うことができる。携帯電話やパソコンなどを使って、指定席の予約や変更、取消を発車間際まで何度でも無料で行うことができる。こうして予約した特急券は「'''e特急券'''」と呼ばれていて、駅にある機械でエクスプレス予約に使用したカードを入れ、パスワードを入力するだけで簡単に発券できる（発車6分前まで）。サービスを受けるには[[JR東海エクスプレス・カード]]または[[J-WESTカード|J-WESTカード（エクスプレス）]]への入会（年会費1080円が別途必要）が必要である。<br />
<br />
2008年（平成20年）3月からは、専用のICカードを用いて新幹線に乗車できる、「EX-ICサービス」が東海道新幹線区間に先行導入された（当時は個人会員専用）。その後2009年（平成21年）8月29日には、山陽新幹線区間への拡大導入、および法人会員向けのサービスが開始された。「JR東海エクスプレス・カード」については、JR東日本の[[モバイルSuica]]に追加登録（またはモバイルSuica会員が、エクスプレス予約専用会員として事前に追加登録）することで、携帯電話一つで東海道・山陽新幹線の利用が可能となっている。<br />
<br />
==== インターネット接続 ====<br />
[[File:JR Central Tokaido Shinkansen Station Wi-Fi service.jpg|thumb|待合室のフリーWi-Fi表示]]<br />
2007年（平成19年）7月から投入されたN700系車両では、席の下にコンセントが設けられて、移動中もパソコンを使うことができるようになったが、2009年（平成21年）3月から[[インターネット]]接続サービスを開始した<ref>「[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/31/11463.html 東海道・山陽新幹線の新型車両「N700系」にインターネット環境]」 INTERNET Watch 2006年3月31日</ref><ref>「[https://web.archive.org/web/20080118131319/http://jr-central.co.jp/co.nsf/news/nws2006628-1890 東海道新幹線の新しいサービスについて 〜N700系 インターネット環境の充実などについて〜]」東海旅客鉄道 2006年6月28日（2008年1月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]）</ref>。乗客は[[NTTドコモ]]の[[docomo Wi-Fi]]、[[ソフトバンクテレコム]]の[[BBモバイルポイント]]、[[UQコミュニケーションズ]]のUQ Wi-Fi、[[東日本電信電話|NTT東日本]]の[[フレッツ・スポット#フレッツ・スポット|フレッツ・スポット]]（2010年6月より、[[エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム|NTT-BP]]とのローミング対応。2013年8月からは[[西日本電信電話|NTT西日本]]契約でのフレッツ・スポット加入者も利用可<ref name="rel20130612" />）の4つの[[公衆無線LAN]]サービスが利用できる（提携事業者のサービスも含むが、[[KDDI]]の[[au Wi-Fi SPOT]]加入者は利用不可。また、利用にはそれぞれの利用契約が必要）。2013年7月31日までは[[NTTコミュニケーションズ]]の[[ホットスポット (NTT)|ホットスポット]]も使用可能だった<ref name="rel20130612">{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000018709.pdf 駅における公衆無線ＬＡＮサービスご利用可能エリアの拡大等について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2013年6月12日</ref>。[[同軸ケーブル#漏洩同軸ケーブル|漏洩同軸ケーブル]]（LCX）による通信で、通信速度は1編成あたり最大約2[[ビット毎秒|Mbps]]（理論値）を、複数の利用者でシェアする形となる。<br />
<br />
2014年6月1日からN700Aの一部編成で、車内無線LANサービスを使った無料動画・ニュース・電子書籍配信サービス「N700コンテンツラウンジ」の実証実験を始めた。車内に設置した[[サーバ|サーバー]]から[[コンテンツ]]を配信する仕組みである<ref>「[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140529/560285/ 東海道新幹線で無料コンテンツ配信実験、車内サーバーから無線LANで]」 ITpro 2014年5月29日</ref>。2018年夏からはN700A系に順次無料の公衆無線LANサービスを導入する予定で、現在LCXで提供しているサービスと異なり、携帯電話の電波を使用して接続する形となる<ref>[https://trafficnews.jp/post/79539 東海道新幹線に無料Wi-Fi導入へ N700A全車両が対象、2018年夏から順次 JR東海],乗りものニュース,2018年1月25日</ref>。<br />
<br />
このほか、従来はのぞみ停車駅に限られていたコンコース待合室の無線LANアクセスポイントを東京駅 - 新大阪駅間の全駅に拡大している。<br />
<br />
==== ラジオ放送再送信 ====<br />
「のぞみ」・「ひかり」の普通車では[[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第一]]の[[ラジオ]]放送を[[周波数変調|FM]]に変換して再送信するサービスを実施している。[[パナソニック]]や[[ソニー]]製のデジタル選局式通勤ラジオにはエリアモードに「JR新幹線」の項目があり、それに合わせると新幹線内で放送されているFMラジオを聴取可能になっている。また、グリーン車では座席にオーディオ操作パネルを搭載し、そこに市販のイヤホンを接続して聴取できるようになっていたが、2013年3月16日のダイヤ改正でオーディオサービスを廃止した以降はオーディオ操作パネルを撤去したため、普通車と同じ方法で聴取するようになっている。なお、走行中の地域によって放送局が異なる<!--（どこで切り替わるかは不明）-->。<br />
<br />
前記のダイヤ改正前は、このほかオリジナル番組が4チャンネル放送され、番組は約2か月ごとにプログラムが更新されていた。JR東海所属車かJR西日本所属車でチャンネルごとの内容は異なっていた。同改正でオリジナル番組が廃止されて、NHKラジオ第一放送の再送信のみになっている<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000017068.pdf 平成25年3月ダイヤ改正について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2012年12月21日</ref>。<br />
<br />
=== 他の交通機関との競合 ===<br />
{{Main2|新神戸以西の山陽新幹線が絡む競合区間に関しては「[[山陽新幹線#利用状況]]」を}}<br />
<br />
==== 東京 - 京阪神間 ====<br />
国土交通省の2005年発表の統計資料<ref>{{PDFlink|[http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei05/geturei/07/geturei05_075.pdf 最近10年間の公共交通機関の旅客輸送の動向]}} - 国土交通省2005年7月5日、p.4-9</ref>では、「最近10年間の公共交通機関の旅客輸送の動向」として中長距離の輸送の具体例として東京 - 大阪間の旅客輸送人数等の推移についての分析を行っている。<br />
<br />
これによると、鉄道（≒東海道新幹線）・航空・高速バスのシェアの推移を調べたところ、1994年度（平成6年度）には鉄道：航空：高速バスの比率が82.9% : 15.6% : 1.4% だったものが、2003年度（平成15年度）にはその比率が64.6% : 32.3% : 3.0% に変化し、航空機が大きくシェアを伸ばしていることがわかる。この要因として、国土交通省の資料では1994年の[[関西国際空港]]開港に伴う便数の増加や1998年の[[京急羽田線]]の[[東京国際空港]]乗り入れなどによる所要時間の短縮などの利便性の向上、さらには規制緩和に伴う事前購入運賃やシャトル便往復割引などの運賃の多様化による航空運賃水準の低下を指摘している。また、高速バスについてはその低廉性が他の輸送機関からのシフトだけでなく、従来の航空、新幹線の運賃では利用しなかった新たな旅客の掘り起こしにつながって利用者数を増やしているとしている。一方で、東海道新幹線も2003年の品川駅開業・のぞみ増発などによる利便性向上策により乗車人数そのものは増えており、結果として東京 - 大阪間を含めた中長距離帯の公共交通機関の輸送人数そのものの増加につながっていると指摘している。<br />
<br />
* '''JRと航空機の旅客シェア'''<br />
** 東京都 - 大阪府間<ref>{{Cite web|format=pdf|date=201609|title=データで見るJR西日本|url=https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2016.pdf|publisher=[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]|accessdate=2017-05-23}}</ref><br />
*** 2005年度 '''65:35'''<br />
*** 2006年度 '''67:33'''<br />
*** 2007年度 '''69:31'''<br />
*** 2008年度 '''69:31'''<br />
*** 2009年度 '''70:30'''<br />
*** 2010年度 '''71:29'''<br />
*** 2011年度 '''73:27'''<br />
*** 2012年度 '''73:27'''<br />
*** 2013年度 '''73:27'''<br />
*** 2014年度 '''74:26'''<br />
<br />
==== 首都圏 - 東海地方間 ====<br />
{{要出典範囲|東京や横浜などから静岡・浜松・名古屋などへは昼行・夜行の高速バスが多数運行されている。料金面では高速バスが、時間面と本数面では新幹線が優位に立っている。[[ジェイアール東海バス|JR東海バス]]の「[[ドリームなごや号]]」や[[東名ハイウェイバス]]とは競合関係にある一方で、一部の旅行会社では往路または復路のいずれかに東海道新幹線、他方に同線と競合する交通機関を利用する旅行商品を販売しており、たとえば、前記高速バスと「ぷらっとこだま」を片道ずつ利用する「ぷらっとこだま&高速バスプラン」という旅行商品がJR東海の子会社の旅行会社である[[ジェイアール東海ツアーズ]]によって販売されている<ref group="注">販売当初は「ぷらっとこだま&高速バスプラン」の名称で東京 - 名古屋間の夜行便のみが対象であったが、2014年4月販売分から静岡・浜松地区発着や昼行便の利用も可能となった。なお、国鉄時代から長らく発売されていた往路に夜行高速バス「[[ドリーム号 (東京 - 京阪神)|ドリーム号]]」、復路に東海道新幹線を利用する往復割引乗車券「ドリーム&ひかり」は2014年3月で発売が終了している。</ref>。また、東京 - 名古屋間に限り、平成エンタープライズが運行する高速バス「VIPライナー」のオプションとして組み込まれている（VIPラウンジ・VIPスタンドでも購入可能）。<!--細かい運賃や時間は書かないこと-->|date=2016年11月}}<br />
<br />
{{要出典範囲|[[中部国際空港]] - 羽田・成田間には航空便も1日数往復運行されているが、空港アクセスも含めた全体の所要時間や新幹線との本数差などから両地間相互内の利用よりも他の航空路線との乗り継ぎを主目的とすることで新幹線とは棲み分けがなされているといえる。しかしながらも搭乗日の何日前に購入という条件があるが、各航空会社の各種割引運賃を利用すれば普通席には最大半値に近い運賃で搭乗することが出来る為に（空港間の）時間面と料金面では航空便が、本数面では新幹線が優位に立っている。|date=2016年11月}}<br />
<br />
==== 名古屋 - 大阪間 ====<br />
{{要出典範囲|この区間では主に東海道新幹線と[[近鉄特急]]、高速バス（[[名神ハイウェイバス]]）が競合している。時間面と本数面では新幹線が優位、料金面や大阪都心・東部・南部への利便性では近鉄特急が優位に立っている。「[[近鉄特急史#東海道新幹線]]」の項も参照のこと。|date=2016年11月}}<br />
<br />
== 運賃と特急料金 ==<br />
[[運賃]]は営業キロに基づいて算出する。東京 - 新大阪間の[[営業キロ]]は、並行する[[東海道本線]]のそれと同一になっている<ref group="注">この点に関し国鉄時代に、実際の距離で計算しないのは不当であるとして、実際の距離で計算した場合との差額の返還を求める[[民事訴訟]]が起こされた。詳細は「[[新幹線運賃差額返還訴訟]]」を参照。</ref>。<br />
<br />
[[特別急行券|特急料金]]は、「三角表」と称するものにより各駅間個別に定められている。一方、この各駅間の特急料金は当該区間の営業キロに基づいて算出されたものである。営業キロに対応する特急料金およびその他の特定の区間の特急料金は以下の通り。<br />
<br />
{| class="wikitable" rules="all" style="text-align:center;"<br />
|+ （参考）「ひかり」「こだま」利用時の東海道新幹線普通車特急料金表<br />（2014年4月1日現在。通常期・大人料金）<br />
!colspan="2" rowspan="2"|営業キロ・区間!!colspan="2"|特急料金（円）<br />
|-<br />
!自由席!!指定席<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|rowspan="3" style="text-align:left;"|100キロ以下<br />
|style="text-align:left;"|隣接駅間<ref name="next">[[特別急行券#特定特急券|特定特急券区間]]</ref>（50キロ以下）、<br />東京 - 新横浜間<br />
|860<br />
|rowspan="4"|2,250<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|style="text-align:left;"|隣接駅間<ref name="next" />（51 - 100キロ）、<br />三島 - 静岡間、静岡 - 浜松間、豊橋 - 名古屋間<br />
|980<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|style="text-align:left;"|上記以外<br />
|rowspan="2"|1,730<br />
|- style="text-align:right; text-align:left;"<br />
|rowspan="2" style="text-align:left;"|101 - 200キロ<br />
|style="text-align:left;"|東京 - 熱海間、東京 - 三島間、品川 - 三島間<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|style="text-align:left;"|上記以外<br />
|2,480<br />
|3,000<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|201 - 300キロ<br />
|3,340<br />
|3,860<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|301 - 400キロ<br />
|4,100<br />
|4,620<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|401 - 500キロ<br />
|4,540<br />
|5,060<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|501 - 600キロ<br />
|4,870<br />
|5,390<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|601 - 700キロ<br />
|5,290<br />
|5,810<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|701 - 800キロ<br />
|5,820<br />
|6,340<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|801 - 900キロ<br />
|6,380<br />
|6,900<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|901 - 1000キロ<br />
|6,910<br />
|7,430<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|1001 - 1100キロ<br />
|7,460<br />
|7,980<br />
|- style="text-align:right;"<br />
|colspan="2" style="text-align:left;"|1101キロ以上<br />
|7,990<br />
|8,510<br />
|}<br />
* 上表は東海道新幹線のみを利用する場合または東海道新幹線と山陽新幹線とにまたがって利用する場合の特急料金である。山陽新幹線のみを利用する場合の特急料金は「[[山陽新幹線#運賃と特急料金|山陽新幹線の特急料金]]」を参照<br />
* 指定席特急料金は、閑散期は一律200円引き、繁忙期は一律200円増し。自由席は通年で同額。<br />
* グリーン車を利用する場合には、自由席特急料金と同額（ただし特定特急券区間も1,730円）の特急料金に利用区間に応じたグリーン料金を加算した金額となる。「[[グリーン券#JR各社のグリーン料金表|グリーン料金]]」を参照。<br />
* 「のぞみ」の指定席を利用する場合の特急料金は、上表の金額に「のぞみ」指定席利用区間ののぞみ加算額を加算した金額となる（自由席利用時は上表と同額）。「[[のぞみ (列車)#特急料金について|のぞみの特急料金]]」を参照<br />
<br />
=== 特別企画乗車券 ===<br />
当路線の区間には様々な[[特別企画乗車券]]（トクトクきっぷ）が発売されている。<br />
<br />
{{Main2|[[のぞみ (列車)#のぞみ早特往復きっぷ|のぞみ早特往復きっぷ]]、[[ひかり (列車)#ひかり早特きっぷ|ひかり早特きっぷ]]、[[ひかり (列車)#スーパー早特往復きっぷ|スーパー早特往復きっぷ]]、[[新幹線回数券]]のほか、特別企画乗車券ではないが[[新幹線こだま号に特化した旅行商品と乗車券類#ぷらっとこだまエコノミープラン（東海道新幹線）|ぷらっとこだま]]や[[ジェイアール東海ツアーズ#「1dayプラン」について|1dayプラン]]も}}<br />
<br />
==== 新幹線回数券20 ====<br />
「のぞみ」を含む全列車の普通車指定席が利用できる20枚綴りの回数券である。2003年9月いっぱいで廃止（利用停止）された「[[#新幹線エコノミーきっぷ|新幹線エコノミーきっぷ]]」を代替する形で、2003年の夏から発売開始された。多客期の利用・利用区間の変更・途中下車・乗継割引は不可。片道あたりの値段は13,620円、普通車自由席を利用した場合と同じで「エクスプレス予約」の方が安い。<br />
; 設定区間と値段（通常期に「のぞみ」普通車指定席を利用した場合の片道の値段 割引率）<br />
: 東京都区内⇔新大阪市内 13,620円（14,450円 5.7%）<br />
<br />
2014年10月1日より「のぞみ指定席回数券」と統合する形で、「新幹線回数券」に改訂された<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001505.html 新幹線回数券のリニューアルについて] - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2014年9月2日</ref>。<br />
<br />
==== 新幹線自由席用早特往復きっぷ ====<br />
名古屋駅 - 新大阪駅間で「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車自由席が利用できる往復タイプの割引きっぷ。乗車日の1か月前 - 1週間前に発売。3日間有効。「新幹線エコノミーきっぷ」の廃止に伴い2003年から登場した枚数限定の片道割引きっぷ「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」に代わって2013年10月から発売開始された。<br />
<br />
; 値段（通常期に普通車自由席を往復利用した場合の値段 割引率）<br />
: 名古屋市内⇔新大阪市内 9,150円（12,200円 25%）<br />
<br />
==== 新幹線名古屋・豊橋往復きっぷ/新幹線新城・本長篠往復きっぷ ====<br />
{{See also|名古屋往復きっぷ}}<br />
名古屋駅 - 豊橋駅間で「ひかり」「こだま」の普通車自由席が利用できる往復割引きっぷである。乗車日当日のみ発売され、有効期限は1日間。在来線用の割引往復きっぷとあわせて、併走する[[名鉄特急]]に対抗するための切り札な料金サービスとなっている。割引率は東海道新幹線のトクトクきっぷとしては非常に高く、特に豊橋駅 - 名古屋駅間で土休日用を利用した場合、片道あたり1,160円で、在来線片道運賃（1,320円）よりも安い。また土休日に本長篠駅 - 新守山駅間（通常往復5,840円）でこのきっぷを使った場合、割引率は58.6%にも達する。ただし、設定された区間からの乗り越しは出来ない（その場合、発駅からの正規運賃が請求される）。<br />
<br />
; 設定区間と値段（通常「こだま」普通車自由席で往復した際の値段 割引率）<br />
: 豊橋 - 豊川・二川⇔名古屋（市内）：平日用2,880円 土休日用2,320円（豊橋 - 名古屋間4,600円 平日37.4% 土休日49.6%）<br />
: 本長篠 - 三河一宮⇔名古屋（市内）：平日用2,980円 土休日用2,420円（新城 - 名古屋間5,280円 平日43.6% 土休日54.2%）<br />
<br />
==== のぞみJ回数券 ====<br />
'''のぞみJ回数券'''（のぞみJかいすうけん）は、2013年10月31日まで発売されていた東京（都区内）⇔三河安城・安城間を利用できる[[特別企画乗車券]]（回数券）である。東京駅 - 名古屋駅間は「のぞみ」の普通車指定席・グリーン車と、名古屋駅 - 三河安城駅間の「こだま」普通車自由席もしくは、名古屋駅 - 安城駅・三河安城間の普通・快速列車が利用可能。名古屋駅でアルファベットの「J」のように折り返すことができるのが、この回数券の特徴である。多客期の利用、途中下車は不可。6枚綴り。<br />
<br />
'''1枚当たりの値段'''（発売終了時点）<br />
* 普通車用：10,860円（通常12,280円 割引率11.6%）<br />
* グリーン車用：14,550円（通常15,570円 割引率6.6%）<br />
<br />
==== 岐阜新幹線スーパー回数券 ====<br />
'''岐阜新幹線スーパー回数券'''（ぎふしんかんせんスーパーかいすうけん）は、東京（都区内）⇔岐阜・岐阜羽島間を利用できる[[特別企画乗車券]]である。東京駅・品川駅 - 名古屋駅・岐阜羽島駅間の普通車指定席と名古屋駅 - 岐阜駅間の普通・快速列車が利用可能。名古屋で「のぞみ」と「ひかり」「こだま」を乗り継ぐこともできる。6枚綴りで多客期は利用できない。有効期限は3か月。<br />
<br />
'''片道1人当たりの値段と通常料金との比較'''<br />
* 東京（都区内）⇔岐阜・岐阜羽島 10,670円<br />
** 通常 東京駅 - 岐阜羽島駅間 11,100円（ひかり普通車指定席）<br />
** 通常 東京駅 - 名古屋駅 - 岐阜駅間 11,310円（のぞみ普通車指定席+快速）<br />
<br />
==== 東京往復割引きっぷ ====<br />
'''東京往復割引きっぷ'''（とうきょうおうふくわりびききっぷ）には、[[北陸地方]]向けと[[山陰地方]]向けの2種類がある。<br />
<br />
北陸地区発は、[[北陸本線]]の[[敦賀駅]] - [[金沢駅]]間の主要駅⇔東京（都区内）間の往復に利用できる[[特別企画乗車券]]である。[[米原駅|米原]]経由の場合、北陸線の特急列車と「のぞみ」以外の新幹線列車のグリーン車・普通車指定席を利用でき、主に特急「[[しらさぎ (列車)|しらさぎ]]」と「ひかり」の組み合わせに焦点を当てたものである。有効期間は7日間。多客期の利用はできない。<br />
*'''片道1人当たりの値段の例（[[福井駅 (福井県)|福井]]発）'''<br />
** 普通車用 12,795円（「しらさぎ」と「ひかり」をともに指定席で乗り継いだ場合の通常 14,660円に対し割引率12.7%）<br />
** グリーン車用 15,945円（上記と同じ乗り継ぎ方で通常 20,460円に対し割引率22.1%）<br />
<br />
山陰地区発は、[[山陰本線]]の[[鳥取駅]] - [[出雲市駅]]間の主要駅⇔東京（都区内）間の往復に利用できる。特急「[[スーパーはくと]]」または「[[やくも (列車)|やくも]]」+「のぞみ」を含む新幹線の組み合わせに焦点を当てているが、寝台特急「[[出雲 (列車)|サンライズ出雲]]・[[瀬戸 (列車)|瀬戸]]」など他にも選択可能な乗車方法がある。有効期間は出発駅によって異なる。グリーン車用の設定はなく、多客期は利用できない。<br />
* '''片道1人当たりの値段の例（[[米子駅|米子]]発）'''…17,590円<br />
** 「やくも」と「のぞみ」をともに普通車指定席で乗り継いだ場合の通常の値段は19,860円であり、割引率は11.4%である。<br />
<br />
==== 東京新幹線回数券 ====<br />
'''東京新幹線回数券'''（とうきょうしんかんせんかいすうけん）は、和歌山 - 東京（都区内）間を利用できる[[特別企画乗車券]]である。和歌山駅 - 新大阪駅間は特急列車の普通車自由席、新大阪駅 - 東京駅間は新幹線全列車のグリーン車・普通車指定席を利用できる。6枚綴りで有効期限は3か月、多客期の利用は不可。和歌山からは新大阪駅よりも[[関西国際空港]]の方が近いこともあり、若干高めの割引率になっている。<br />
<br />
'''片道1人当たりの値段'''<br />
* 普通車用 14,320円<br />
** 通常 16,050円（割引率 10.8%）<br />
* グリーン車用 19,090円<br />
** 通常 21,850円（割引率 12.6%）<br />
※通常の値段は通常期にのぞみ指定席を利用した場合。乗継割引を使用<br />
<br />
==== 新幹線エコノミーきっぷ ====<br />
'''過去に発売されていた回数券'''で、「ひかり」「こだま」を利用することができた。2003年10月のダイヤ改正で「のぞみ」が大増発されたことにより廃止（利用停止）された。多客期は利用不可で、有効期限は3か月。ヘビーユーザーを中心に人気があり、金券ショップでもバラ売りされていた。また、追加料金を払うことにより「のぞみ」にも乗車できる設定区間もあった。<br />
* '''主な設定区間と枚数、1枚あたりの値段'''（通常期に「ひかり」普通車を利用した場合の値段）2003年3月時点<br />
** 東京都（区内）⇔新大阪（市内） 12,160円（指定席13,750円 11.6%）<br />
*** 「のぞみ」に変更する場合の追加額 2,350円<br />
** 名古屋（市内）⇔新大阪（市内） 4,290円（自由席5,670円 24.3%）<br />
<br />
==== FREX・FREXパル ====<br />
[[新幹線通勤]]のために発行される普通車自由席用の定期券として、特別企画乗車券の一つとして「[[定期乗車券#新幹線定期乗車券|FREX]]」（フレックス）が発行されている。また、通学用の「[[定期乗車券#新幹線定期乗車券|FREXパル]]」も発行されている<ref group="注">JRの通学定期は大学生（各種学校生を含む）・高校生・中学生・小学生の4種類向けの運賃設定があるが、FREXパルではいずれも同額となっている。</ref>。どちらも有効期間が1か月と3か月の2種類が販売されている。基本的には新幹線利用区間が営業キロで200km以内の区間で設定されているが（静岡駅 - 名古屋駅、名古屋駅 - 新大阪駅など）、東京駅・品川駅・新横浜駅の各駅では例外的に浜松駅までのFREX・FREXパルが設定されている。東海道新幹線では東京駅 - 浜松駅間の定期券が最も高額で、1か月有効のFREXで184,980円となっている。また、FREX区間の前後に在来線利用区間を挟んだ設定も可能であり（例：新橋駅 - 品川駅 - 熱海駅 - 伊東駅（新幹線区間は品川駅 - 熱海駅間のみ）、FREX区間に平行する在来線（東海道本線）区間も利用できる。<br />
<br />
FREXは国鉄末期の1983年（昭和58年）1月31日に発売が開始され、1986年（昭和61年）にはFREXパルも発売された。当初は高額のため利用が低迷していたが、1980年代後半の[[バブル景気]]に伴う地価の高騰、およびそれを背景として1989年（平成元年）の税制改正（[[消費税]]導入時）で実施された企業による従業員通勤手当支給の上限額引き上げ<ref name="kyodai">出典は「[http://kurc2.at.infoseek.co.jp/aoi/2004/nf/genkou9.htm 京都大学鉄道研究部2004年度研究発表]」{{リンク切れ|date=2010年3月}}。</ref>により、地価の安い神奈川県西部や静岡県内で購入した自宅から東京都心部へ通勤する乗客が増え、FREXの利用は急増した。その後、景気の低迷により地価が下落し、企業が従業員の遠距離通勤を再び制限する傾向が生まれたともされるが、三島駅（「こだま」利用）や静岡駅（「ひかり」利用）で東京駅まで約1時間で通勤可能で、在来線の列車と異なり300系や700系での着席による通勤の快適性が高い<ref group="注">ただし、小田原駅から東京方面への通勤では、普通車全席自由席となっている「こだま」でも着席できない場合があるとされている。出典は{{Cite news|author=黒瀧應司|date=2008-02-01|url=http://www.kanaloco.jp/railroad/entry/railroad279/|title=新幹線通勤|newspaper=カナロコ|publisher=神奈川新聞|archiveurl=https://archive.is/20070811050807/http://www.kanaloco.jp/railroad/entry/railroad279/|archivedate=2007年8月11日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>ことなどから、新幹線通勤の需要は増している。それに合わせ、JR東海は特に朝の通勤時間帯（7 - 8時台）に東京駅へ到着する上り列車の増発を進めた<ref group="注">三島駅に停車し（同駅始発列車を含む）、朝の7時台から9時10分までに東京駅へ到着する「こだま」は1969年（昭和44年）に2本、1989年（平成元年）に5本、1993年（平成5年）に7本、2004年（平成16年）以降現在までは10本（うち4本は土曜・休日運休）。このほか、三島駅は通過するが、浜松・静岡両駅に停車して同時間帯に東京駅へ到着する「ひかり」が現在3本設定されている。</ref>。東海道新幹線では1980年代から「ひかり」や「のぞみ」への転換により「こだま」の本数削減が続いているが、この時間帯では例外的に増発されている。<br />
<br />
一方、この他の区間や方向では、新幹線通勤者の絶対数が東京に比べて少ないこともあり、東京ほどの明確な通勤輸送体制は取られていない。名古屋駅や京都駅・新大阪駅などへの下り方面では、8時台には新大阪駅に品川・東京始発の「のぞみ」が到着する制約もあり、静岡・名古屋始発の新大阪行き「こだま」3本を普通車全車自由席（土曜・休日は普通車の一部が指定席化）に設定するなどの対応は行っているものの、本数自体は他の時間帯との違いはない。また、新大阪駅から名古屋駅への上りでは、通勤時間帯の列車がそのまま東京駅まで運転されるため、「ひかり」1本を米原駅と岐阜羽島駅に停車させて名古屋駅8時台到着の両駅停車列車を3本に増強する程度の対応にとどまっている。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
'''y-zダイヤ'''とは、片道1時間当たり最大「ひかり」y本・「こだま」z本、'''x-y-zダイヤ'''とは同様に、「のぞみ」x本・「ひかり」y本・「こだま」z本運行することを意味する。<br />
<br />
=== 国鉄時代 開業前 ===<br />
* [[1956年]]（[[昭和]]31年）[[5月10日]]：[[日本国有鉄道]]（国鉄）が東海道新幹線の実現可能性調査のため調査チームを設置。<br />
* [[1957年]]（昭和32年）[[5月30日]]：[[鉄道技術研究所]]の50周年記念講演「[[東京 - 大阪間3時間への可能性]]」が東京銀座の[[ヤマハホール|山葉ホール]]で開催される。これにより高速鉄道構想が広く知られることとなった。<br />
* [[1958年]]（昭和33年）[[12月19日]]：東海道新幹線建設計画が承認される。<br />
* [[1959年]]（昭和34年）[[4月20日]]：東海道新幹線着工（起工式）。<br />
* [[1961年]]（昭和36年）<br />
** [[5月1日]]：[[国際復興開発銀行|世界銀行]]が東海道新幹線の建設プロジェクトに対して、年利5.75%・工事期間の3年半は据え置き、20年間で償還する条件で、8千万ドルの貸し付けを承認される。<br />
** 月日不詳：[[東海旅客鉄道浜松工場|浜松工場]]にて新幹線用試作鋼体各種試験実施。<br />
* [[1962年]]（昭和37年）<br />
** 3月15日：軌道起工式。<br />
** 5月：[[モデル線|鴨宮モデル線]]完成、6月下旬、テスト走行開始。<br />
** 6月21日：浜松工場が新幹線車両検修工場に指定される<ref>新幹線50年史 p.732</ref>。<br />
* [[1964年]]（昭和39年）<br />
** [[4月21日]]：現在の[[品川駅]]付近に東京運転所発足。<br />
** 月日不詳：東海道新幹線支社大阪運転所発足。<br />
** [[7月1日]]：東海道新幹線 東京 - 新大阪間が全通、川崎市でレール締結式。<br />
** [[7月25日]]：全線試運転が開始。<br />
<br />
=== 国鉄時代 開業以後 ===<br />
* 1964年（昭和39年）<br />
** [[10月1日]]：東海道新幹線 東京 - 新大阪間開業。'''1-1ダイヤ''' 0系12両編成で最高速度210km/h。東京 - 新大阪間を「ひかり」4時間、「こだま」5時間で運行。当時は東京駅・新横浜駅・小田原駅・熱海駅・静岡駅・浜松駅・豊橋駅・名古屋駅・岐阜羽島駅・米原駅・京都駅・新大阪駅の12駅。<br />
** [[11月23日]]：静岡県磐田市で「こだま」が保線作業員をはねる。5名が死亡、5名が重軽傷を負う。<br />
* [[1965年]]（昭和40年）<br />
** 4月20日：静岡県を震源とする[[マグニチュード|M]]6.1の地震が発生。静岡市周辺の盛土が崩れた。<br />
** 10月1日：'''暫定2-2ダイヤ''' 増発、「ひかり」・「こだま」30分間隔に。<br />
** [[11月1日]]：'''2-2ダイヤ''' 路盤安定を受け、東京 - 新大阪間は「ひかり」3時間10分、「こだま」4時間運転に。<br />
* [[1966年]]（昭和41年）<br />
** [[4月25日]]：新大阪発東京行き「ひかり42号」が、豊橋駅手前で異常振動により緊急停車した。乗員乗客に怪我はなく、車軸折れ事故を起こした最後尾車両は車両基地まで運ばれて検査の結果、製造時の問題と金属疲労により走行中に折れたことが判明した<ref group="注">車軸折れ事故を起こした「ひかり42号」最後尾車両の車軸の不具合は、製造時に研磨加工途中で停電により、表面硬度のための高周波焼入れ時の残留応力が戻ったためとされ、その後、製造時にはX線による[[非破壊検査]]が行われることになった。</ref><ref>谷村康行『非破壊検査 基礎のきそ』 日刊工業新聞社、2011年4月26日初版第1刷発行、117頁、ISBN 9784526066757。</ref>。<br />
** 9月：[[静岡電留線]]設置。<br />
* [[1967年]]（昭和42年）10月1日：'''3-3ダイヤ''' 増発、「ひかり」・「こだま」20分間隔（毎時6本）に。<br />
* [[1969年]]（昭和44年）<br />
** 4月25日：[[三島駅]]開業<ref>新幹線50年史 p.735</ref>。これにより「こだま」は東京駅 - 新大阪駅間4時間10分に<ref>新幹線50年史 p.201</ref>。<br />
** 10月1日：翌年の[[日本万国博覧会|大阪万博]]を控え、臨時「こだま」をダイヤに組み込んだ'''3-3（変則3-6）ダイヤ'''（通常は3-3ダイヤ、多客期は「こだま」を増発し3-6ダイヤ）とする。<br />
** [[12月8日]]：「ひかり」16両編成運転開始。<br />
* [[1970年]]（昭和45年）[[8月15日]]：大阪運転所が東海道新幹線支社から新幹線総局の管轄に移行。<br />
* [[19xx年]]：大阪運転所が大阪第一運転所に改称し、乗務員部門が大阪第二運転所として分離。<br />
* [[1972年]]（昭和47年）<br />
** [[3月15日]]：[[山陽新幹線]] 新大阪 - [[岡山駅|岡山]]間開業。'''4-4ダイヤ''' 「ひかり」・「こだま」15分間隔（毎時8本）、「ひかり」毎時3本が岡山駅へ直通。<br />
** [[6月29日]]：「こだま」、16両編成運転開始。<br />
** [[10月2日]]：「ひかり」、3往復が米原に新規停車。<br />
* [[1973年]] （昭和48年）<br />
** [[2月21日]]：[[鳥飼車両基地|大阪運転所（鳥飼基地）]]からの回送列車が脱線事故。[[自動列車制御装置|ATC]]管理下の事故として問題に（[[東海道新幹線大阪運転所脱線事故]]を参照）。<br />
** [[9月1日]]：東京運転所大井支所発足。<br />
* [[1974年]]（昭和49年）<br />
** [[9月12日]]：[[東京仕業検査車両所|東京運転所（品川基地）]]入出庫線合流地点でATCに異常信号が発生。翌13日終日まで混乱。<br />
** [[11月12日]]：新大阪駅構内でATCに異常信号が発生。14日終日まで混乱。<br />
** [[12月11日]]：新幹線臨時総点検のため東京 - 新大阪間が午前中運休。翌年2月までに4回実施<ref name="refresh">{{Cite web | title=50周年パーフェクトヒストリー 【13】新幹線のリフレッシュ工事（1976年）| author=東海道新幹線 開業50周年記念サイト 東海旅客鉄道株式会社 | url=http://shinkansen50.jp/history/history_13.html | accessdate=2015-01-16}}</ref>。<br />
* [[1975年]]（昭和50年）<br />
** [[1月20日]]：東京運転所が東京第一運転所・東京第二運転所に分割。<br />
** [[3月10日]]：山陽新幹線 岡山 - [[博多駅|博多]]間開業。東京駅ホーム増強工事が間に合わず'''変則4-4ダイヤ'''（5-5ダイヤから「ひかり」・「こだま」各1本を間引き）。<br />
** 7月：東京駅3ホーム体制完成を受け'''5-5ダイヤ'''に移行、「ひかり」・「こだま」12分間隔（毎時10本）、「ひかり」毎時4本が山陽新幹線へ直通、「ひかり」1往復が新横浜・静岡に新規停車。<br />
* [[1976年]]（昭和51年）<br />
** [[2月25日]]：1974年（昭和49年）の臨時総点検の結果を受け、若返り工事のため東京 - 新大阪間が午前中運休。1981年（昭和56年）1月27日まで計44回実施。<ref name="refresh" /><br />
** 7月1日：「ひかり」1往復が新横浜駅・静岡駅に新規停車。<br />
** [[7月9日]]：「こだま210号」が新丹那トンネル内を運転手不在の「無人走行」。当初の発表は三島駅で交替の運転士が腹痛により乗り遅れ、運転台に便乗の運転士がCTC指令の指示により代替を勤めたとしていたが、実際は運転手が出発直前、走行可能な状態にしたまま客ドアの異常点検を行なって結果電車から閉め出されたことと、無人走行に気づいた車両検査掛が「客席に便乗していた」運転士に代替を頼むまで13kmも走行していたことが三か月後の新聞スクープにより発覚した。<br />
* [[1978年]]（昭和53年）[[7月4日]]：豊橋 - 名古屋間で架線切断。約5時間不通。51本運休。 <br />
* [[1980年]]（昭和55年）<br />
** [[4月6日]]：名古屋 - 岐阜羽島間で架線が切れ、東京 - 博多間が夜まで約7時間全面不通となり、上下83本立往生、33本運休。皇太子夫妻（現今上天皇・皇后両陛下）が「ひかり113号」に乗り合わせておりこの障害の影響を受けた。 <br />
** 10月1日：「ひかり」を小田原駅・浜松駅・豊橋駅・岐阜羽島駅に新規停車。<br />
* [[1981年]]（昭和56年）[[5月15日]] - 世界銀行からの借入金を完済。元利払いは一度も滞ることはなかった。<br />
* [[1983年]]（昭和58年）[[3月20日]]：三島 - 静岡間の蒲原トンネルで架線切断。30本運休。最大約5時間遅れ。 <br />
* [[1984年]]（昭和59年）[[4月11日]]：「こだま」は利用者減少で12両に減車を始める。<br />
* [[1985年]]（昭和60年）<br />
** [[3月14日]]：'''6-4ダイヤ'''<ref>[[#JR10th|『特急10年』 194頁]]</ref> 「ひかり」が新横浜駅に毎時2本・静岡駅に毎時1本・小田原駅・熱海駅・三島駅・浜松駅・豊橋駅のうち2駅に毎時1本停車。また、「ひかり」を熱海駅・三島駅に新規停車。更に[[余裕時分]]の見直しなどにより東京 - 新大阪間「ひかり」3時間8分、「こだま」毎時1本を東京 - 三島間に短縮。<br />
** 10月1日：[[新幹線100系電車|100系]]が営業運転開始。2階建て車両登場。<br />
* [[1986年]]（昭和61年）11月1日：国鉄最後のダイヤ改正。最高速度を220km/hに引き上げ、東京駅 - 新大阪駅間「ひかり」2時間56分運転とする<ref>[[#JR10th|『特急10年』 16<br />
頁]]</ref>。<br />
* [[1987年]]（昭和62年）[[3月1日]]：大阪第一運転所・大阪車掌所の山陽新幹線担当が[[大阪新幹線運転所]]として分離。<br />
<br />
=== JR東海発足以後 ===<br />
* 1987年（昭和62年）<br />
** [[4月1日]]：[[国鉄分割民営化]]に伴い、[[JR|JR各社]]および[[新幹線鉄道保有機構]]発足。東海道新幹線は全線が[[東海旅客鉄道]]（JR東海）に移管。大阪第一運転所がJR東海新幹線鉄道事業本部の管轄に移行し、JR東海新幹線運行本部東京第一運転所再発足。<br />
** 6月：東京駅において「JR東海バースデーフェスタ」を開催。<br />
* [[1988年]]（昭和63年）<br />
** [[2月1日]]：新幹線運行本部が[[東海旅客鉄道新幹線鉄道事業本部|新幹線鉄道事業本部]]に改組。<br />
** [[3月13日]]：[[新富士駅 (静岡県)|新富士駅]]・[[掛川駅]]・[[三河安城駅]]開業<ref name="交通2001">{{Cite news |title=JR7社14年のあゆみ |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=2001-04-02 |page=9 }}</ref>。JR移行後初のダイヤ改正を実施<ref name="交通2001" />。東京 - 新大阪間最終の「ひかり」2時間49分で運転。カフェテリア営業開始。<br />
** 4月1日：東京第一運転所が東京第一車両所、東京第一運転所大井支所が東京第二車両所、東京第二運転所が東京運転所に改称。大阪第一運転所が大阪第一車両所に改称。同時に、乗務員部門は大阪運転所、交番検査部門と車両配置は大阪第二車両所、台車検査部門は大阪第三車両所として分割。<br />
* [[1989年]]（[[平成]]元年）<br />
** [[3月11日]]：'''7-4ダイヤ''' 「ひかり」増発<ref name="10th 40">[[#JR10th|『特急10年』 40-41頁]]</ref>。2階建て車両4両の「[[グランドひかり]]」（100系3000番台／JR西日本所属）登場<ref name="10th 40" />。<br />
** [[4月29日]]：「こだま」は再び16両に<ref>[[#JR10th|『特急10年』 46頁]]</ref>。「こだま」指定席車両を「2&2シート」改造実施（1990年度中に完了）。<br />
** [[7月17日]]：[[第15回参議院議員通常選挙]]の候補者であった[[櫻井規順]]（[[日本社会党]]）関係者の要請で「ひかり」を三島駅で臨時停車させる（[[櫻井規順#新幹線停車騒動]]を参照）。<br />
* [[1991年]]（平成3年）10月1日：JR東海が新幹線鉄道保有機構から新幹線施設を買い取り。<br />
* [[1992年]]（平成4年）<br />
** 2月：100系の投入を終了し、300系の投入が始まる。<br />
** 3月14日：[[新幹線300系電車|300系]]が営業運転開始<ref name="交通2001" />。「のぞみ」1日2往復登場。最高速度270km/h、東京 - 新大阪間2時間30分運転。朝の下り301号は新横浜駅停車、名古屋駅・京都駅通過<ref>[[#JR10th|『特急10年』 67-68頁]]</ref>。'''8-3ダイヤ''' 日中の「ひかり」増発、日中の東京 - 三島間「こだま」廃止。[[ユレダス]]全面供用<ref name="交通2001" />。<br />
** [[8月1日]]：東京第一車両所が品川駅構内から品川区八潮に移転。<br />
* [[1993年]]（平成5年）[[3月18日]]：'''1-7-3ダイヤ''' 「のぞみ」毎時1本、博多へ直通運転開始<ref name="交通2001" />。「ひかり」1本を「のぞみ」に置き換え。<br />
* [[1994年]]（平成6年）[[12月3日]]：この日より東京駅22:00発名古屋駅行きの臨時「ひかり」（途中無停車）を臨時「のぞみ」（同）に変更し、名古屋駅の到着を約15分早めた<ref>[[#JR10th|『特急10年』 98-99頁]]</ref>。<br />
* [[1995年]]（平成7年）<br />
** [[1月17日]]：[[兵庫県南部地震]]（[[阪神・淡路大震災]]）により京都駅 - 新大阪駅（ - 山陽新幹線姫路駅）間が被災し不通となる。山陽新幹線との直通運転を中止。<ref>「JR、私鉄動き出す――阪神間なお運行ストップ」『毎日新聞』大阪本社1995年1月18日付夕刊、4版、1面。</ref><br />
** [[1月20日]]：12時30分より京都駅 - 新大阪駅間の運転を再開。<ref>「京都―新大阪 新幹線が復旧」『毎日新聞』大阪本社1995年1月21日付朝刊、14版、1面。</ref><br />
** [[1月21日]]：[[新幹線955形電車|300X]]による走行試験開始<ref name="交通2001" />。<br />
** [[4月8日]]：山陽新幹線新大阪駅 - 姫路駅間が復旧、直通運転を再開。<br />
** [[12月27日]]：[[三島駅乗客転落事故]]が発生。<br />
* [[1996年]]（平成8年）[[3月16日]]：'''2-7-3ダイヤ''' 300系の増備に伴い、「のぞみ」東京 - 新大阪間で混雑の激しい金曜日の夜を中心に続行列車を設定、これにより東京駅毎時00分発の定期列車は一部時間帯を除いて消滅<ref name="10th 123">[[#JR10th|『特急10年』 123-125頁]]</ref>。夜間帯の「のぞみ」上下各1本が[[新横浜駅]]にも停車<ref name="10th 123" />。米原駅停車の「ひかり」を岐阜羽島駅にも停車、東京 - 新大阪間「こだま」の一部を名古屋駅止まりとする<ref name="10th 123" />。同「ひかり」には300系を限定使用し、その性能を活かし所要時間の増加を抑える。これにより「ひかり」でも300系使用列車では270km/h運転を開始。また、この頃から昼間の「こだま」に100系が使われるようになる。<br />
* [[1997年]]（平成9年）[[11月29日]]：500系「のぞみ」東海道新幹線に乗り入れ開始<ref name="交通2001" />。米原駅・岐阜羽島駅停車の「ひかり」に加えて、静岡駅停車の「ひかり」にも300系を使用。名古屋駅・京都駅を通過する「のぞみ301号」が廃止。朝夕の「のぞみ」を新横浜駅にも停車、同駅停車の「のぞみ」は3本から16本に増加。<br />
* [[1998年]]（平成10年）10月：300系の投入を終了。<br />
* [[1999年]]（平成11年）<br />
** [[2月26日]]：[[新幹線第二総合指令所]]が完成<ref name="交通2001" />。<br />
** 3月13日：[[新幹線700系電車|700系]]が「のぞみ」として営業運転開始<ref name="交通2001" />（当初は同社所有のC編成のみで東京 - 博多間直通の3往復に充当）。このころから山陽直通「ひかり」にも300系を投入。<br />
** [[9月18日]]：0系さよなら運転が行われ、東海道新幹線での営業運転終了<ref>{{Cite news|title=さよなら“団子鼻”新幹線|newspaper=[[日本経済新聞]]（朝刊）|publisher=[[日本経済新聞社]]|page=39|date=1999-09-19}}</ref>。<br />
** 10月2日：700系の増備に伴い、東京 - 博多間直通の定期「のぞみ」が500系・700系に統一。前日限りで2階建て車両2両食堂車付きの100系X編成が定期運用を終了。新大阪駅を介して山陽区間に直通する「こだま」（改正前は静岡 - 岡山間に1往復）が消滅。<br />
* [[2000年]]（平成12年）<br />
** 3月11日：東京 - 博多間、東京 - 広島間直通の「ひかり」の一部列車をそれぞれ、東京 - 広島間、東京 - 岡山間の運転に短縮（ただし臨時延長運転あり）。前日限りで食堂車・ビュッフェの営業が終了。<br />
** 10月1日：早朝に東京 - 新大阪間に「のぞみ」1往復を増発。新横浜駅停車の「のぞみ」を16本から32本に拡大し、山陽区間直通の「のぞみ」は夜間の東京駅発岡山駅行き1本を除いて新横浜駅停車に。700系の増備に伴い、東京駅発着の定期「のぞみ」は前述の増発1往復を除いて500系・700系に統一。<br />
* [[2001年]]（平成13年）<br />
** 2月：昼間の「こだま」に300系が使われるようになる。<br />
** 10月1日：東京 - 新大阪間の「ひかり」1本を「のぞみ」に置き換えることで「のぞみ」30分間隔に、'''3-6-3ダイヤ'''移行。この改正で100系が東京発着の「ひかり」から撤退。なお、同年夏にはJR西日本にも700系16両編成（3000番台／B編成）が登場した。東京車掌所と東京運転所の一部が統合し、[[東京第一運輸所]]・[[東京第二運輸所]]発足。大阪車掌所と大阪運転所を統廃合し、[[大阪第一運輸所]]と[[大阪第二運輸所]]が発足。<br />
* [[2002年]]（平成14年）<br />
** [[5月7日]]：博多駅から名古屋駅へ向けて営業運転中の「ひかり」に[[散弾銃]]が撃ち込まれる。<br />
** [[6月11日]]：FIFA（[[国際サッカー連盟]]）主催[[2002 FIFAワールドカップ|サッカーワールドカップ]] グループE [[サッカーカメルーン代表|カメルーン]]vs[[サッカードイツ代表|ドイツ]]戦（[[静岡県小笠山総合運動公園スタジアム|静岡スタジアム エコパ]]、試合開始20:30）開催に伴い、試合終了後の観客輸送のため、掛川駅始発で夜行臨時列車「特別号」を運転（東京行6本〈途中停車駅：熱海〉と、名古屋行2本〈途中停車駅：浜松〉）<ref>[http://shinkansen50.jp/history/history_25.html 【25】日韓W杯を支えた新幹線（2002年）] - 東海道新幹線50周年記念サイト 新幹線パーフェクトヒストリー</ref>。ワールドカップ関係ではこのほか、[[横浜国際総合競技場]]開催試合（特に[[6月30日]]の[[2002 FIFAワールドカップ・決勝|決勝]] ドイツvs[[サッカーブラジル代表|ブラジル]]戦）に関係した、新横浜始発東京行「こだま」も設定。<br />
* [[2003年]]（平成15年）<br />
** [[5月16日]]：JR東海・西日本が4月24日に申請した品川駅の開業等に係る特別急行料金の上限設定を、国土交通省が認可<ref name="mlit kisha 20080514">{{Cite press release|url=http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/08/080514_.html|title=鉄道の特別急行料金の上限設定について|publisher=[[国土交通省]]|date=2003-05-14|accessdate=2014-12-18|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。<br />
** [[5月20日]]：品川駅の開業等に係る特別急行料金の引き下げの届出が、JR東海・JR西日本から国土交通省中部・近畿運輸局に提出される<ref>{{Cite press release|url=http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/08/080520_.html|title=鉄道の特別急行料金の届出について|publisher=国土交通省|date=2003-05-20|accessdate=2014-12-18|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。<br />
** [[9月16日]]：100系さよなら運転が行われ、東海道新幹線での営業運転終了。カフェテリアも廃止。<br />
<br />
=== 品川駅開業以後 ===<br />
* 2003年（平成15年）10月1日：'''7-2-3ダイヤ''' [[品川駅]]開業。それに伴う[[2000年代のJRダイヤ改正#東海道・山陽新幹線|大規模なダイヤ改正]]を実施し、「のぞみ」を主体とするダイヤに。この改正で東京発着列車は品川駅と新横浜駅のいずれかに必ず停車することになり、開業以来設定されていた東京 - 名古屋間ノンストップの列車はなくなった。「のぞみ」は指定席特急料金が最大で1240円（東京 - 博多間）値下げされると共に自由席（1 - 3号車／自由席特急料金は「ひかり」「こだま」と同額）が設置された。のぞみ・ひかりで営業していたサービスコーナーが営業中止になり、新幹線車内での供食営業は車内販売のみとなった。また、小田原駅・三島駅・浜松駅・豊橋駅の「ひかり」停車本数が増加。なお、この改正で「こだま」も270km/h運転を開始し、東海道新幹線では全列車が270km/h運転に統一された。<br />
* [[2004年]]（平成16年）[[6月21日]]：米原 - 京都間で沿線のホテルの屋根が[[平成16年台風第6号|台風6号]]の強風で飛ばされ架線を切断<ref name="asahi040622">{{Cite news |title=屋根50メートル飛び線路直撃 東海道新幹線上下94本運休 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2004-06-22 |location=[[東京都]] |publisher=[[朝日新聞社]] |page=1}}</ref>。約7時間不通となる<ref name="asahi040622" />。 <br />
* [[2005年]]（平成17年）[[3月1日]]：'''8-2-2 (3) ダイヤ''' 同年に開催された『[[2005年日本国際博覧会|愛・地球博]]』の輸送対応として運用実績の少なかった予定臨時「こだま」ダイヤを廃止し「のぞみ」に置き換え、「のぞみ」の品川駅への停車列車を増加。朝の上りと夜の下りは1時間あたり最大13本運転に。<br />
* [[2006年]]（平成18年）3月18日：保安装置をアナログATC（[[自動列車制御装置#ATC-1型（東海道・山陽型）|ATC-1型]]）からデジタルATC（[[自動列車制御装置#ATC-NS|ATC-NS]]）へ切り替え。[[神戸空港]]および[[北九州空港|新北九州空港]]（当時）の開港を受けて、東京 - 博多間直通の「のぞみ」が毎時2本に増発される。<br />
* [[2007年]]（平成19年）<br />
** 7月1日：[[新幹線N700系電車|N700系]]営業運転開始。東京 - 新大阪間が最短2時間25分に短縮。この改正で初めて品川駅始発列車が設定される。朝の新横浜駅停車の「のぞみ」と「ひかり」が増加。<br />
** [[12月21日]]：JR東海・JR西日本が12月3日に申請した「のぞみ」の山陽新幹線・[[西明石駅]]への新規停車に係る特別急行料金の上限設定を、国土交通省が認可<ref name="mlit kisha 20081220">{{Cite press release|url=http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/08/081220_.html|title=鉄道の特別急行料金の上限設定について|publisher=国土交通省|date=2007-12-20|accessdate=2014-12-18|archiveurl= |archivedate= }}</ref>。<br />
* [[2008年]]（平成20年）3月15日：毎時2本の博多直通の「のぞみ」のうち1本がN700系での運転に。すべての東海道新幹線の列車が品川駅・新横浜駅停車となる。この改正で初めて新横浜始発列車が設定される。「ひかり」の停車駅パターン変更、小田原駅・静岡駅・浜松駅・豊橋駅の「ひかり」の停車本数が増加した。また、昼間の「こだま」に700系が使われるようになる。<br />
* [[2009年]]（平成21年）<br />
** 3月14日：'''9-2-2ダイヤ''' 「のぞみ」がラッシュ時で最大9本、昼間の定期列車毎時4本運転に増発。新たに広島発着の「のぞみ」がN700系での運転となり、毎時2本の「のぞみ」がN700系での運転となる。下り新大阪行きは毎時00分に発車となる（東京駅から昼間の定期列車が毎時ジャストタイムに発車するのは1996年3月15日まで運行された「ひかり」以来13年ぶり）。早朝に名古屋駅始発の東京駅行き「のぞみ」が初めて設定される。また、「こだま」が増発される。<br />
*** ダイヤ改正と同時にN700系車内でのインターネット接続サービス開始。<br />
** [[7月1日]]：車両所組織改編に伴い、東京第一車両所が[[東京仕業検査車両所]]に改称。東京第二車両所が[[東京修繕車両所]]と[[東京交番検査車両所]]に分割・分離。大阪第一車両所を[[大阪仕業検査車両所]]・[[大阪修繕車両所]]に分割。大阪第二車両所が[[大阪交番検査車両所]]、大阪第三車両所が[[大阪台車検査車両所]]に改称。<br />
* [[2010年]]（平成22年）<br />
** [[1月29日]]：新横浜 - 小田原間で「こだま659号」（300系）通過後に架線が切れて停電し、全線で運休。運転を再開するまで約3時間を要する。この事故の影響で56本の列車が運休し、約14万8000人の足に影響が出る。原因は「こだま659号」に使用した編成が1月27日の仕業検査で12号車パンタグラフ舟板取替実施の際に上枠のボルト4本を閉め忘れたことと判明。 <br />
** [[2月28日]]：500系の東海道新幹線乗り入れ運用が終了する。<br />
** 3月13日：ダイヤ改正実施。山陽新幹線に直通する定期の「のぞみ」すべてがN700系で運用。<br />
* [[2012年]]（平成24年）[[3月17日]]：ダイヤ改正実施。東海道区間における定期の「のぞみ」すべてがN700系で運用。東京駅発18時・19時台に臨時「のぞみ」を1本ずつ追加設定し、各時間帯の「のぞみ」は最大10本（「ひかり」「こだま」と合わせると最大15本）の設定となった。なお、前日の3月16日にて300系が運用を終了、また「こだま」における車内販売が全廃となった<ref group="注" name="700_and_N700_16cars_vending_machine_and_tokaido_drink_buy"/>。<br />
* [[2013年]]（平成25年）<br />
** [[2月8日]]：N700系1000番台（通称「'''N700A'''」、「A」は Advanced の略）6編成の営業運転開始（東海道区間のみ）<ref name="2012winter">[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001078.html 冬の臨時列車運転のお知らせ] - 東海旅客鉄道ニュースリリース、2012年10月19日</ref><ref name="n700a" />。<br />
** 3月16日：ダイヤ改正実施。山陽新幹線直通列車に「N700A」を投入。新大阪駅27番線供用開始。東京駅発7時・8時・17時台に臨時「のぞみ」を1本ずつ追加設定。オーディオサービス中止（NHKラジオ第1放送は継続）。<br />
* [[2014年]]（平成26年）<br />
** [[1月3日]]：東京 - 品川間（有楽町駅）での沿線火災により、朝6時35分ごろから5時間ほど全線で運休（運転再開は11時55分）。この火災の影響で部分運休を含め106本が運休し、約31万人に影響が出る<ref>{{Cite news |url=http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0103/jj_140103_1133219909.html |title=JR有楽町駅前で火災＝東海道新幹線、100本超運休—Uターンに影響・東京 |newspaper=BIGLOBEニュース |agency=時事通信 |publisher=NEC |date=2014-01-03 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20140104154049/http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0103/jj_140103_1133219909.html |archivedate=2014-01-04}}</ref><ref>{{Cite news |url=http://mainichi.jp/select/news/20140104k0000m040056000c.html |title=有楽町火災:JR線路隣接地 東海道新幹線が全線で大混乱 |newspaper=毎日新聞 |publisher=毎日新聞社 |date=2014-01-03 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20140103182234/http://mainichi.jp/select/news/20140104k0000m040056000c.html |archivedate=2014-01-03}}</ref>。<br />
** [[3月15日]]：ダイヤ改正実施。新大阪駅西側の引上線が2線から4線に増強され、「のぞみ」の1時間あたり最大10本運転が可能な時間帯が東京駅発7時台 - 20時台に拡大されると共に上りについても新大阪駅発6時台 - 19時台に導入。新幹線車内の[[自動販売機]]を全廃<ref>{{PDFlink|[http://company.jr-central.co.jp/company/others/_pdf/shinkansen_service.pdf 東海道・山陽新幹線 車内サービスの変更について]}} - 東海旅客鉄道、2014年8月26日閲覧</ref><ref group="注" name="700_and_N700_16cars_vending_machine_and_tokaido_drink_buy"/>。N700系車両については、自動販売機の撤去された箇所で新たに無線LAN設備を活用した実験を行う。なお、自動販売機を搭載していない一部のN700Aの新製車両がダイヤ改正より前に走行を開始していた。<br />
** 10月1日：開業50周年を迎え、東京駅・静岡駅・名古屋駅・新大阪駅で記念の出発式開催<ref>{{Cite news |url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141001/k10015015851000.html |title=東海道新幹線開業50年 始発にあわせ記念式典 |newspaper=NHK NEWS WEB |publisher=日本放送協会 |date=2014-10-01 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20141001144302/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141001/k10015015851000.html |archivedate=2014-10-01}}</ref><ref>{{Cite news |url=http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H01_R01C14A0MM0000/ |title=列島の大動脈、日本経済支え半世紀 東海道新幹線50年 |newspaper=日本経済新聞 電子版 |publisher=日本経済新聞社 |date=2014-10-01 |accessdate=2016-09-23}}</ref>。<br />
* [[2015年]]（平成27年）<br />
** [[3月1日]]：東京駅を午前中に発車する下りの「こだま」（平日の631・633・635号を除く）の13号車を自由席から指定席に変更<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001592.html 一部「こだま」号の指定席の拡大について] - 東海旅客鉄道、2015年1月23日</ref>。<br />
** [[3月14日]]：ダイヤ改正実施。「のぞみ」の一部列車で285km/h運転開始、東京 - 新大阪間が最速2時間22分に短縮<ref name="jr-central20141219">{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000025159.pdf 平成27年3月ダイヤ改正について]}} - 東海旅客鉄道、2014年12月19日閲覧</ref>。<br />
** [[6月30日]]：午前11時半ごろ、東京発新大阪行き「のぞみ225号」（N700系X59編成）が[[新横浜駅]] - [[小田原駅]]間を走行中、先頭車両の1号車で乗客の男が油のようなものをかぶって火をつけ、火災が発生。この火災で火をつけた男は死亡し、乗客の女性1人の死亡が確認された<ref>{{Cite news |url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150630/k10010132651000.html |title=東海道新幹線の車内で火災 男女2人死亡 |newspaper=NHK NEWS WEB |publisher=日本放送協会 |date=2015-06-30 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150630031015/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150630/k10010132651000.html |archivedate=2015-06-30}}</ref>。[[東海道新幹線火災事件]]を参照。<br />
* [[2017年]]（平成29年）<br />
** [[3月3日]] : 静岡駅 - 掛川駅間（静岡県菊川市吉沢）で、地震時の脱線防止用として設置されている[[脱線防止ガード]]<ref>{{cite web|title=東海道新幹線における脱線・逸脱防止対策|publisher=[[内閣官房]]|date=更新日不明|url=https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/minkan_torikumi/pdf/2021.pdf|format=PDF|accessdate=2018-06-27}}</ref>が外れて線路内に落下し、高速で通過した営業列車の台車歯車箱の下部に接触する事故が発生<ref>{{cite press release|title=東海道新幹線 静岡駅～掛川駅間で発生した脱線防止ガード外れの原因と対策について|publisher=東海旅客鉄道株式会社|date=2017-03-31|url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000033571.pdf|format=PDF|accessdate=2018-06-27}}</ref>。再発防止のため、取り付けボルトの点検間隔を3か月ごとから毎週に変更し、設置済み区間の約70万本のボルトを全て締め直し、さらにガードの固定方法も、挟み込みからボルト貫通構造に改めた<ref>{{cite news|title=「東海道新幹線"想定外"の重大トラブル」（時論公論）|newspaper=[[日本放送協会]]|date=2017-06-16|url=http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/273605.html?utm_int=detail_contents_news-link_002|accessdate=2018-06-27}}</ref>。<br />
** [[6月21日]]：大阪府[[高槻市]]で東海道新幹線下りの架線が切れて京都駅 - 新神戸駅間で停電が発生し、5時間以上にわたって運転が見合わせとなった<ref>{{Cite news |title=新幹線停電、深夜に復旧 原因は異例の架線切れ |newspaper=朝日新聞 |date=2017-06-22 |url=http://www.asahi.com/articles/ASK6P7HXGK6PPTIL026.html |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2017-06-25}}</ref><ref>{{Cite web |date=2017-06-22 |url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000034269.pdf |format=PDF |title=東海道新幹線 京都駅～新大阪駅間下り線における架線の断線について |publisher=東海旅客鉄道 |accessdate=2017-06-25}}</ref>。<br />
** [[9月30日]]：東海道新幹線にて[[Suica]]や[[PASMO]]などが利用可能となるサービス「[[エクスプレス予約#スマートEXサービス|スマートEX]]」を開始。<br />
** [[12月11日]]：博多発東京行き「のぞみ34号」（JR西日本・[[博多総合車両所]]所属N700系5000番台K5編成）が、名古屋駅到着後の緊急点検で、台車周辺に油漏れを発見<ref>{{Cite news |title=のぞみの台車、走行中に亀裂か 異臭後も3時間停車せず |newspaper=朝日新聞 |date=2017-12-13 |url=http://www.asahi.com/articles/ASKDF5SQBKDFPTIL02G.html |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2017-12-26 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20171215071203/http://www.asahi.com/articles/ASKDF5SQBKDFPTIL02G.html |archivedate=2017-12-15}}</ref>。運転を中止させて再度点検したところ、13号車東京寄りの台車に亀裂が入っているのを発見<ref>{{Cite news |title=新幹線のぞみ、台車に亀裂 初の重大インシデント認定 |newspaper=朝日新聞 |date=2017-12-12 |url=http://www.asahi.com/articles/ASKDD6FCWKDDUTIL06B.html |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2017-12-26 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20171215071609/http://www.asahi.com/articles/ASKDD6FCWKDDUTIL06B.html |archivedate=2017-12-15}}</ref><ref>{{Cite news |title=新幹線台車亀裂 製造の川重「調査に全面協力」 |newspaper=神戸新聞 |date=2017-12-20 |url=https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010832675.shtml |publisher=神戸新聞社 |accessdate=2017-12-26}}</ref>。[[運輸安全委員会]]は、脱線事故に繋がる危険性があると判断し、新幹線初の「[[インシデント|重大インシデント]]」に認定。「[[新幹線N700系電車#重大インシデント]]」を参照。この重大インシデントの影響で、「のぞみ34号」が停車した名古屋駅14番線ホームが17日まで閉鎖されたため、最大10分程度の遅延が生じた<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASKDG574DKDGOIPE01F.html 台車亀裂の新幹線、クレーンで修理 16日以降に復旧か] - 朝日新聞、2017年12月14日</ref><ref>[https://www.asahi.com/articles/ASKDL2DV4KDLOIPE001.html 名古屋駅上りホーム１週間ぶり復旧 台車亀裂のぞみ撤去] - 朝日新聞、2017年12月18日</ref>。<br />
* [[2018年]]（平成30年）<br />
** [[6月9日]]：午後9時50分頃、東京発新大阪行き「のぞみ265号」が新横浜 - 小田原間を走行中、12号車で20代の男が刃物で乗客3人を切りつけた。うち30代の男性1人が死亡、20代女性2人が負傷した<ref>{{Cite news |title=死亡男性、凶行を止めに入り犠牲になった可能性も 目撃者ら証言 |newspaper=産経WEST |date=2018-06-10 |url=https://www.sankei.com/west/news/180610/wst1806100014-n1.html |accessdate=2018-06-10}}</ref>。<br />
<br />
== 今後の予定 ==<br />
インフラ面においては、新大阪駅の引き上げ線増設（2014年3月15日ダイヤ改正以降使用開始）などの改良工事が計画・実施されており、輸送基盤を強化している。新大阪駅の改良工事の完了後は、東海道新幹線で1時間あたり最大10本の「のぞみ」が運転可能となった。<br />
<br />
車両運用面においては、2010年（平成22年）の春のダイヤ改正で山陽新幹線直通の「のぞみ」がすべてN700系で運転されるようになったが、これに加え、JR東海の[[葛西敬之]]会長が東京都内で行われた講演において、その他の車両の置き換えも逐次進めて使用車両をN700系と700系に統一させる考えを示すとともに、N700系で運転される列車については当時270km/hであった最高速度を京都駅 - 米原駅間は330km/hに、半径2500mの曲線区間では280km/hに、そのほかの区間は山陽新幹線と同じ300km/hにそれぞれ引き上げる目標があることを明らかにした<ref>[http://www.nikkei.co.jp/chubu/news/arc3267.html リニア中央新幹線、用地買収がネック――直線ルートが合理的 JR東海会長] - 日本経済新聞中部経済面2009年8月6日付{{リンク切れ|date=2010年3月}}</ref>。米原駅 - 京都駅間の直線が長い一部区間を対象に、N700系の「のぞみ」を330km/hで営業運転することを検討している<ref>{{Cite news |url=http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091208AT1D0705D07122009.html |title=東海道新幹線、時速330キロ運転を検討 ＪＲ東海、11年後半にも |newspaper=NIKKEI NET |publisher=日本経済新聞社 |date=2009-12-08 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20091213044228/http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091208AT1D0705D07122009.html |archivedate=2009年12月13日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。2009年（平成21年）[[11月16日]]には、JR東海主催の「高速鉄道シンポジウム」に参加した各国の政府関係者が乗車した試験列車の米原駅 - 京都駅間で、330km/h運転が行われた<ref>{{Cite news |url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/NGY200911160010.html |title=東海道新幹線、３３２キロで試験運転 各国関係者にＰＲ |newspaper=asahi.com |publisher=朝日新聞社 |date=2009-11-17}}</ref>。<br />
2014年2月27日、JR東海の[[山田佳臣]]社長が本社で開催した定例記者会見において、2015年春にも「のぞみ」の一部列車で最高速度を285km/hに向上することを発表した<ref name="jr-central20140217">[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001382.html 【社長会見】東海道新幹線の速度向上について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース、2014年2月27日</ref><ref name="tetsudocom20140227">[http://www.tetsudo.com/news/1018/ 東海道新幹線、時速285キロ運転に] - [[朝日インタラクティブ]]「鉄道コム」ニュース、2014年2月27日</ref>。<br />
<br />
2011年（平成23年）5月、JR東海は700系の老朽取り換え用として、N700系の改良型となるN700系1000番台（通称「'''N700A'''」、「A」は Advanced の略）を投入することを発表した<ref name="n700a" />。車軸のブレーキディスクのボルトを内周締結式から中央締結式に変更し、台車振動検知システム、定速走行装置を搭載する<ref name="n700a" />。2012年（平成24年）度に6編成、2013年（平成25年）度に7編成の計13編成を投入して700系を置き換える計画で、概算費用は約660億円<ref name="n700a" />。2013年2月8日から6編成が運用を開始している<ref name="n700a" /><ref name="2012winter" />。なお、2013年2月には約880億円を投じて「N700A」を2014年（平成26年）度から2016年（平成28年）度にかけてさらに18編成追加投入することを発表している<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001159.html N700Aの追加投入について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2013年2月21日</ref>。編成記号は「'''G'''」。<br />
<br />
2012年（平成24年）4月には、JR東海が保有するN700系（Z編成）の80編成すべてを改造すると発表した。改造内容はブレーキディスクボルトの中央締結式への変更および定速走行装置の搭載で、N700Aに採用する機能の一部を反映させて東海道新幹線の更なる安定輸送を実現させる計画である。2013年（平成25年）度から2015年（平成27年）度にかけて各編成の全般検査時に浜松工場で行う計画で、概算費用は約230億円<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000014829.pdf N700系の改造について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2012年4月23日</ref>。2013年（平成25年）4月の発表では、2013年（平成25年）度に32編成、2014年（平成26年）度に37編成、2015年（平成27年）度に11編成の改造が行われる予定<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000018366.pdf N700系改造の進捗および計画について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2013年4月24日</ref>。なお改造車については、製造番号が2000番台（改造前の製造番号 + 2000）に、編成記号が「'''Z'''」から「'''X'''」にそれぞれ変更され、車体側面の「N700」ロゴに「'''A'''」の文字が付け加えられている<ref name="dj2013-09">『鉄道ダイヤ情報』（交通新聞社）2013年9月号内「シリーズ 車両基地 2013 Vol.6（特別編）JR東海 浜松工場『新幹線なるほど発見デー2013』に見る車両基地公開の魅力」より<br />
</ref><ref>『鉄道ファン』（交友社）2013年12月号「特集：続報・新幹線最前線2013』より</ref>。<br />
<br />
またJR西日本でも、「N700A」（N700系4000番台）を2013年（平成25年）12月頃に1編成投入するほか、同社が保有するN700系3000番台（N編成）の16編成すべてに対して上記と同様の改造を2013年（平成25年）度から2015年（平成27年）度にかけて博多総合車両所で行うことを2012年（平成24年）12月21日に発表した<ref>[http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_3053.html 東海道・山陽新幹線用車両 N700Aの投入およびN700系改造について] - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2012年12月21日</ref>。新造「N700A」の編成記号は「'''F'''」の予定で<ref>[http://railf.jp/news/2013/11/03/193000.html JR西日本N700系4000番台「N700A」が陸送される] - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2013年11月3日</ref>、2013年10月より登場している改造車については、製造番号が5000番台（改造前の製造番号 + 2000）に、編成記号が「'''N'''」から「'''K'''」にそれぞれ変更され、車体側面の「N700」ロゴに「'''A'''」の文字が付け加えられている<ref>『鉄道ファン』（交友社）2014年1月号より</ref>。<br />
<br />
2012年（平成24年）12月6日には、JR東海が「のぞみ」停車駅を対象に[[ホームドア]]を増設することを発表した。従来より簡素化したパイプ柵のものが導入される予定である<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000016903.pdf 東海道新幹線 駅ホームへの可動柵設置について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2012年12月6日{{リンク切れ|date=2013年6月}}</ref><ref>{{Cite news |url=http://news.mynavi.jp/news/2012/12/07/013/ |title=JR東海、新幹線「のぞみ」停車駅を対象にホームドア - 300系引退で"加速" |newspaper=マイナビニュース |publisher=マイナビ |date=2012-12-07}}</ref>。<br />
<br />
2014年（平成26年）2月28日には、2015年（平成27年）春を予定時期とした、N700系およびN700Aにて最高速度285km/hでの営業運転の認可申請を国土交通省に行ったと発表した。<br />
<br />
2015年10月22日に、JR東海は2019年（平成31年）度末までに東海道新幹線の全編成を[[新幹線N700系電車|N700（A）系]]に置き換える計画を発表した<ref name="all_n700a" />（JR西日本が保有し東海道新幹線にも運用する700系C・B編成の2017年度以降の置き換えについては、この時点では未発表であったが、その後、2016年12月21日にJR西日本が2017 - 2019年度にかけ、N700（A）系への統一のため、N700系4000番台15編成の導入を発表した<ref>[https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/12/page_9719.html 東海道・山陽新幹線車両 N700Aを3年間で15編成投入（安全安定輸送の実現、快適性の向上を図ります] - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2016年12月21日</ref>）。<br />
さらに、JR東海は2020年度を目処に、N700A系の後継車両を投入する事を発表している。その大きな特徴は「低発熱の次世代半導体を利用しての冷却機構の簡素化と、それに伴う駆動系の軽量化による更なる省エネ化」である<ref>{{Cite news |url=http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016010502000110.html |title=東海道新幹線、新型車両を２０年度に投入 ７代目、軽量・省エネ |newspaper=[[中日新聞]] |publisher=中日新聞社 |date=2016-01-05 |accessdate=2016-01-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160104232531/http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016010502000110.html |archivedate=2016-01-04}}</ref>。<br />
<br />
また、2010年12月8日、[[中央新幹線]]のルート計画から外れる[[横浜市]]、[[京都市]]、そして中央新幹線自体が通る計画すら無い[[神戸市]]の各周辺の利用者に考慮し、JR東海[[山田佳臣]]社長（現・会長）が、前年の[[葛西敬之]]会長（当時）の発言とは一転して、中央新幹線全線開業後も東海道新幹線の「のぞみ」を残す考えを示した<ref>{{Cite news |url=http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20101208000178 |title=リニア京都経由、あらためて否定 ＪＲ東海社長 |newspaper=[[京都新聞]] |publisher=京都新聞社 |date=2010-12-08 |accessdate=2015-04-07 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101221215332/http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20101208000178 |archivedate=2010-12-21}}</ref>。<br />
<br />
2018年5月30日には乗り心地向上のために「次期軌道状態監視システム」を開発することが発表された。2018年6月から[[JR東海の車両形式#導入予定車両|N700S系確認試験車]]で走行試験をする計画である<ref>{{Cite press release |title=東海道新幹線 次期軌道状態監視システムの開発について |publisher=東海旅客鉄道 |date=2018年5月30日 |url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037346.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2018年6月2日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180531214314/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000037346.pdf |archivedate=2018年5月31日}}</ref>。<br />
<br />
== エピソード ==<br />
=== 初列車 ===<br />
[[1964年]]（昭和39年）[[10月1日]]の開業初日に、上り初列車のひかり2号（新大阪午前6時発）では、乗客がビュッフェ車にあった速度計の周辺に集まったり、車掌に200km/h運転はいつするのかとの問い合わせが相次いだ。このため、担当運転士<!---当時の運転士は存命中の一般の方であるため実名は伏せる--->は乗客や建設・開発の携わった人々の期待に応えようと、直線区間では最高速度210km/hで連続運転した。しかし開業当時は相当に余裕のあるダイヤだったため（所定の最高速度は160km/h。210km/hは運転士の裁量で許される上限）、新横浜駅を所定より5分も早く通過してしまった。終点の東京には定刻通りの到着を命じられていたため、現在の品川駅付近 - 東京駅間では山手線に抜かされてしまうほど速度を低くしなければならなかったという逸話が残っている。<br />
<br />
また初日に起きたアクシデントとしては、ひかり6号が名古屋駅についた際ドアが閉まらず10分遅れになったり、ひかり14号が鳥飼の車両基地を出た際にパンタグラフの不具合が発生し新大阪駅の出発が20分遅れたなどがある<ref>『朝日新聞』1964年10月1日付夕刊</ref>。<br />
<br />
=== 開業記念歌 ===<br />
開業にあわせて、各レコード会社から東海道新幹線を歌った楽曲が発表された。『朝日新聞』の記事<ref>「新幹線記念の“歌のレース”」『朝日新聞』1964年8月28日付東京夕刊、7面。</ref>で紹介されている曲目を以下に記す（レコード会社5社の計8曲）。<br />
*飛ばせ!夢の超特急（作詞：[[小林潤]]、作曲：[[カンノ・トオル]]、歌：[[山口伸]]、[[テイチクエンタテインメント|テイチク]]）<br />
*新幹線で逢った人（作詞：[[藤間哲郎]]、作曲：[[川上英一]]、歌：[[二宮ゆき子]]、[[キングレコード|キング]]）<br />
*恋の新幹線（作詞：藤間哲郎、作曲：川上英一、歌：[[新川二朗|新川二郎]]、キング）<br />
*夢の超特急“ひかり”の歌（作詞：[[谷川俊太郎]]、作曲：[[服部公一]]、歌：[[立川清登|立川澄人]]、[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクター]]）<!--朝日新聞の記事では曲名が「夢の超特急・ひかり号」と誤っている--><br />
*ヒューヒュー行こう超特急（作詞：[[山上路夫]]、作曲：[[いずみ・たく]]、歌：[[ミッチー・サハラ]]、ビクター）<br />
*夢の超特急（作詞：[[岩瀬ひろし]]、作曲：[[伊部晴美]]、歌：[[青山ミチ]]、[[ポリドール・レコード|グラモフォン]]）<br />
*ロマンス超特急（作詞：[[水木かおる]]、作曲：伊部晴美、歌：青山ミチ、グラモフォン）<br />
*東京・大阪・三時間（作詞：[[丘灯至夫]]、作曲：[[市川昭介]]、歌：[[水島正和]]、[[日本コロムビア|コロムビア]]）<br />
<br />
=== 地名 ===<br />
静岡県[[田方郡]][[函南町]]には「新幹線」という地名が存在する。これは戦後の新幹線計画からの地名でなく、戦前の弾丸列車計画時代に[[丹那トンネル|新丹那トンネル]]の工事を行うための従業員宿舎が置かれた場所である。工事終了後、従業員宿舎は撤去されたが、その後同地に住宅団地が作られ「新幹線」という地区が生まれることとなった。同地区には新幹線公民館や「幹線上」「幹線下」という名の[[バス (交通機関)|バス]]停も存在する。<br />
<br />
東京都[[国分寺市]]の[[鉄道総合技術研究所]]のある場所の地名は「[[光町 (国分寺市)|光町]]」である。新幹線開発を記念し、東海道新幹線の列車愛称「ひかり」から付けられたという。<br />
<br />
=== 岐阜羽島駅 ===<br />
{{Main|鉄道と政治#中山道ルートと岐阜羽島駅（東海道新幹線）}}<br />
一般には[[大野伴睦]]による政治駅であり、この位置に駅を作るためにルートを曲げたとまで言われるが、実際は地元自治体から要請されていた[[岐阜県]]の県都・[[岐阜市]]を通ると大きく迂回することとなるため、国鉄側は難色を示し、妥協案として大野の仲介で岐阜羽島駅を作ることが決まったというのが真相である。<br />
<br />
=== 京都駅 ===<br />
{{Main|鉄道と政治#京都駅 (新幹線・リニア)}}<br />
当初は[[京都駅]]を経由せず、[[京都府]]南部を通過して大阪へ向かうルート、および京都府内に設置する新駅には「超特急（後の「ひかり」）」は停車しないことが計画されていたが、[[京都市]]議会や地元[[財界]]などの猛烈な巻き返しにより、現在のルートへ計画を変更し、京都駅を「ひかり」停車駅に追加した経緯があった。<br />
<br />
=== 新幹線の線路を先に走った阪急電車 ===<br />
[[File:阪急水無瀬駅.jpg|thumb|200px|阪急京都線・水無瀬駅<br>（北口）]]<br />
京都駅 - 新大阪駅間の一部で、東海道新幹線は[[阪急電鉄]]（新幹線開業当時は京阪神急行電鉄）[[阪急京都本線|京都本線]] [[大山崎駅]] - [[水無瀬駅]] - [[上牧駅 (大阪府)|上牧駅]]間と高架で並行している。新幹線の建設に際し、元は地上区間だった阪急線の東側にほぼ並行して新幹線の高架を建設することになったが、[[淀川]]沿いで脆弱な地盤ということもあり、工事の影響で阪急線が地盤沈下する可能性があった（高速運転を行っていた阪急側が、高架側から踏切に進入する人や車の見通しが悪くなることを嫌ったという理由を示した本もある）。そのため、阪急線の高架化工事も同時に施工し、並行させることになった。<br />
<br />
その過程で、東海道新幹線の開業前の[[1963年]]（昭和38年）4月から12月の間（大阪[[梅田駅 (阪急)|梅田]]方面は4月24日から<ref name="rf19630757">永島道弘『私鉄電車 新幹線をゆく』交友社『鉄道ファン』1963年7月号（通巻25号）p.57</ref>12月14日まで<ref name="rf19640466">山下勝久『阪急電鉄（京都線）新幹線借用終る』交友社『鉄道ファン』1964年4月号（通巻34号）p.66</ref>、京都[[河原町駅 (京都府)|河原町]]方面は5月10日から<ref name="rf19630757" />12月19日まで<ref name="rf19640466" />）、先に完成していた東海道新幹線の高架線路を阪急線工事中の仮線として用いて、仮設の駅ホームも設置して暫定的に阪急の車両を走らせていた。これは阪急電鉄の路線が、新幹線と同様の[[標準軌]]だからこそ成し得たことであった。<br />
<br />
よって新幹線の「線路」を走った初の営業列車は、阪急京都本線の列車ということになる<ref>[http://news.mynavi.jp/series/trivia/099/ 鉄道トリビア (99) 東海道新幹線の線路で最初の営業運転をした電車は阪急電車だった] - マイナビニュース、2011年5月21日</ref>。参考までに当時この区間を走行した車両のうち、[[阪急2300系電車]]は[[2015年]]3月下旬に全車引退するまで、最後まで残った「新幹線の線路を走った阪急電車」であった。<br />
<br />
この時期に同線に乗車した[[川島令三]]の証言によれば、初期のうちは地盤が固まっていないため減速運転を行っていたものの、後期になると京都本線の最高速度である110km/hで走行するようになったとされている。<br />
<br />
その後、阪急線用の高架線路も完成したことから、それぞれの線路は本来の目的に使われるようになった。<br />
<br />
=== 食堂車と富士山 ===<br />
山陽新幹線の博多開業時には、それまでの[[食堂車|ビュフェ車]]に加えて[[食堂車]]が導入されることとなった。食堂利用客と車内通過客との分離を図る観点から仕切り壁によって山側に通路を設けることとなったが、当初は仕切り壁に窓が設置されていなかった。このため、[[1974年]]（昭和49年）[[9月5日]]に行われた導入発表時の記者会見でも記者から「食堂車からは[[富士山]]が見えないのでは？」との質問が出たが、これに対して「多分、少しは見えるはずです」と回答したため、「見える・見えない」と論争となった。<br />
<br />
その後、博多開業直前の[[1975年]]（昭和50年）[[1月20日]] - [[1月23日]]に行われた直通運転試運転で同乗した記者陣が[[安倍川鉄橋]]付近で視認するという一幕があり、わずかながらでも海側から富士山が見られる（車窓に張り付いて東京寄り先頭車の先に見るというかなり苦しい状態で、在来線の東海道本線のように左右に移り変わるというものではない。見られるのは2分間ほどであるうえ、東京に向かって座っていないとかなり見づらい）ことが確認されたが、開業後には利用者から「車窓から富士山が見えない」というクレームが相次いだため、[[1979年]]（昭和54年）から仕切り壁に窓を設置する改造（通称「マウント富士」）が行われた。しかしながら、実際には富士山より食堂車で食事をするために並ぶ人々の列のほうが目立ってしまったという。<br />
<br />
=== 発車メロディ ===<br />
2008年（平成20年）9月18日より、東京駅の14・15番線ホームにおいて、2003年（平成15年）11月まで使われていた「のぞみ」の始発駅・終着駅到着前の[[車内放送|車内チャイム]]を[[発車メロディ]]として試験導入した<ref name=asahi081215>{{Cite news |url=http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200812130136.html |title=鉄道ニュース 「駆け込み止めて」癒やしの駅メロ 東海道新幹線 |newspaper=asahi.com |publisher=朝日新聞社 |date=2008-12-15 |accessdate=2015-05-18}}</ref>。[[JR東海313系電車|313系電車]]・[[JR東海キハ25系気動車|キハ25系気動車]]及び[[東海道線 (静岡地区)|東海道本線静岡地区]]においてJR東日本（東京経由東北本線・高崎線）から乗り入れる[[JR東日本E233系電車#3000番台|E233系3000番台]]の車外メロディを除けば、JR東海管轄駅では初にして唯一の発車メロディ導入となる<ref group="注">発車メロディが導入されている東海道本線[[熱海駅]]（在来線）・御殿場線[[国府津駅]]はJR東日本の管轄駅。</ref>。<br />
<br />
これは[[駆け込み乗車]]の防止を狙ったものであり、従来の電子ベル使用時と比較し一定の効果を上げた<ref name=asahi081215 />。2008年中に、東京駅東海道新幹線のすべてのホームの発車ベルが、この発車メロディに切り替えられている<ref name=asahi081215 />。<br />
<br />
ただし、東京駅以外の駅には在来線も含めて導入されておらず、JR西日本が山陽新幹線全列車停車駅に導入した発車メロディも、JR東海管轄の新大阪駅のみ導入が除外されている。<br />
<br />
=== 貨物新幹線計画 ===<br />
{{See also|新幹線#東海道新幹線建設時における「貨物新幹線」計画}}<br />
[[File:Sinkansen-ikou PICT0005.JPG|thumb|right|[[大阪貨物ターミナル駅]]付近にある未完成の構築物]]<br />
東海道新幹線の建設費を捻出するため、国鉄は[[世界銀行]]から8000万ドル（当時は1ドル=360円の固定相場制）の融資を受けているが、これと平行して、東京 - 大阪間を5時間半で結ぶ「貨物新幹線」の運行構想が計画当初から存在した<ref>{{Cite web |author=波床正敏・田村信弥 |date=2005-04 |url=http://www.osaka-sandai.ac.jp/ce/rt/19xx/05/05JSCE-SNKCARGO.pdf |title=新幹線利用高速貨物輸送の可能性について |format=PDF |publisher=[[大阪産業大学]] |accessdate=2016-09-23 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20051109124715/http://www.osaka-sandai.ac.jp/ce/rt/19xx/05/05JSCE-SNKCARGO.pdf |archivedate=2005-11-09}}</ref>。しかし[[インフレーション]]の影響で、費用が当初の二倍近くに膨れ上がったことを理由に、国鉄は用地の買収と一部の工事を実施した後、計画自体を断念した<ref name="tokyo20130729">{{Cite news |url=http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072990070009.html |title=幻の貨物新幹線 本気だった |newspaper=[[東京新聞]] |date=2013-07-29 |accessdate=2013-07-29 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130801092524/http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072990070009.html |archivedate=2013-08-01}}</ref><ref>[https://trafficnews.jp/post/55996/ 「幻の貨物新幹線」半世紀残った遺構、来年にも見納めに 東京〜大阪5時間半] - 乗りものニュース、2016年8月14日</ref>。<br />
<br />
== メディアへの露出 ==<br />
=== 広告 ===<br />
国鉄の分割民営化後、東海道新幹線がJR東海の重要な収益源となったこともあり、JR東海は全国向けに『[[シンデレラ・エクスプレス (CM)|シンデレラ・エクスプレス]]』をはじめとする「エクスプレス」シリーズとして東海道新幹線のイメージ広告を展開した。1987年から1992年までの間に以下のシリーズが作成されている。各CMの詳細はそれぞれの項目を参照。<br />
* [[シンデレラ・エクスプレス (CM)|シンデレラ・エクスプレス]]（1987年）<br />
* [[プレイバック・エクスプレス]]（1988年）<br />
* [[クリスマス・エクスプレス]]（1989年 - 1992年。2000年にリバイバル作品を制作）<br />
* [[アリスのエクスプレス]]（1988年）<br />
* [[ハックルベリー・エクスプレス]]（1988年 - 1990年）<br />
* ファイト・エクスプレス<br />
* リニア・エクスプレス<br />
また、[[2003年]]（平成15年）の品川駅開業時には『[[AMBITIOUS JAPAN!]]』と銘打って久々に全国的キャンペーンを展開。[[#車内チャイム|車内チャイムの変更]]やJR東海所有の700系の先頭車にキャンペーンロゴを掲出するなど、メディアにとどまらない広告戦略がとられた。<br />
<br />
=== 映画・テレビドラマ ===<br />
東海道新幹線が主な舞台となった作品も複数制作・放送されている。<br />
* [[新幹線大爆破]]：1975年に公開された[[東映]]製作の映画。<br />
* [[新幹線公安官]]：[[1977年]]、1978年に[[テレビ朝日]]で放映された東海道・山陽新幹線の鉄道公安官が主役のドラマで、主演は[[西郷輝彦]]。<br />
* 新幹線物語シリーズ：[[TBSテレビ|TBS]]で放送された東海道新幹線の乗務員が主役のドラマ。JR東海も制作に協力。以下の2作が制作されている。<br />
** [[新幹線物語'93夏]]（[[1993年]]、主演：[[小林稔侍]]）<br />
** [[新幹線'97恋物語]]（[[1997年]]、主演：[[高嶋政伸]]）<br />
* [[新幹線ガール|夏ドラ!スペシャル・新幹線ガール]]：[[2007年]][[7月4日]]に[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]で放送された東海道新幹線のパーサー（[[車内販売]]員）による小説のドラマ化。主演 : [[ベッキー]]。JR東海と[[ジェイアール東海パッセンジャーズ]]が制作に協力。<br />
<br />
== 発行物 ==<br />
* [[1964年]]（昭和39年）[[10月1日]]、東海道新幹線開通記念の額面10円の切手が発行された。<br />
<br />
== 付記 ==<br />
=== 路線形態詳細 ===<br />
{| {{Railway line header|align=left|collapse=yes}}<br />
{{UKrail-header2|停車場・主要構造物・接続路線|#f77321}}<!-- JR東海（単独）の路線はコーポレートカラーのオレンジにしています。--><br />
{{BS-table}}<br />
*JR線（貨物線を除く）のみ掲載。<br />
*キロ数は東京からの実キロを掲載。<br />
----<br />
{{BS5|STR|STR||||||↑[[東日本旅客鉄道|JR東]]：[[東北本線]] / [[東北新幹線]]}}<br />
{{BS7|tSTR+l|KRZt|KRZt|tSTRq|tSTRq|||||JR東：[[総武本線]] →}}<br />
{{BS7|tBHF|O1=HUBaq|BHF|O2=HUBq|KBHFe|O3=HUBq|KBHFa|O4=HUBq|tKBHFaq|O5=HUBeq|tSTRq||0.0|[[東京駅]]|JR東：[[京葉線]]→}}<br />
{{BS7|tSTRl|KRZt|tSTRq|KRZt|tSTR+r|||||↓JR東：[[東海道本線]] }}<br />
{{BS5|STR|tSTR+l|KRZt|tSTRr||||}}<br />
{{BS5|STR|tSTRe|ABZgl|STRq|STR+r||}}<br />
{{BS5|STRl|ABZg+r|eABZgl|exSTR+r|KDSTe||[[大井車両基地]]}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|exKDSTe||6.8|[[品川駅]]/''品川車両基地''||}}<br />
{{BS5|STRq|ABZglr|hKRZ|STRq|STR+r|||←JR東：[[山手線]]}}<br />
{{BS5||STRl|hKRZ|STR+r|STR|||↓JR東：[[品鶴線]]}}<br />
{{BS5|||WBRÜCKE|WBRÜCKE|WBRÜCKE|||[[多摩川]]}}<br />
{{BS5|||STR|STR|HST|||[[川崎駅]]}}<br />
{{BS5||STRq|hKRZ|hKRZ|KRZur|||←JR東：[[南武線]]→}}<br />
{{BS5|||STR|STRl|ABZg+r|||←JR東：[[品鶴線]]}}<br />
{{BS5|||WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||[[鶴見川]]}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[鶴見駅]]}}<br />
{{BS5|||STR||ABZgl|||→JR東：[[鶴見線]]}}<br />
{{BS5||STRq|TBHFo|STRq|ABZg+r|25.5|[[新横浜駅]]|←JR東：[[横浜線]]|}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[東神奈川駅]]}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[横浜駅]]}}<br />
{{BS5|||STR||ABZgl|||→JR東：[[根岸線]]}}<br />
{{BS5|||STR||ABZg+l|||→JR東：根岸線}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[大船駅]]}}<br />
{{BS5|||STR||ABZgl|||→JR東：[[横須賀線]]}}<br />
{{BS5||STRq|hKRZ|STRq|ABZg+r|||←JR東：[[相模線]]}}<br />
{{BS5|||SKRZ-Au||HST|||左:[[首都圏中央連絡自動車道]] 右:[[茅ケ崎駅]]}}<br />
{{BS5|||WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||[[相模川]]}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[国府津駅]]}}<br />
{{BS5||STRq|hKRZ|STRq|ABZgr|||←[[東海旅客鉄道|JR東海]]：[[御殿場線]]}}<br />
{{BS5|||STR|STR+l|STRr|||}}<br />
{{BS5|||BHF|O3=HUBaq|BHF|O4=HUBeq||76.7|[[小田原駅]]}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||南郷山トンネル|5,170m|}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||城堀トンネル|1,415m|}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||泉越トンネル|3,193m|}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||BHF|O3=HUBaq|BHF|O4=HUBeq||95.4|[[熱海駅]]}}<br />
{{BS5|||STR|ABZgl|STRq|||→JR東：[[伊東線]]}}<br />
{{BS5|||STR|STR||||↑JR東日本 / ↓JR東海}}<br />
{{BS5|||tSTRa|TUNNEL1||||右：[[丹那トンネル]]}}<br />
{{BS5|||tSTRe|STR|||左：[[新丹那トンネル]]|7,958m|}}<br />
{{BS5|||BHF|O3=HUBaq|BHF|O4=HUBeq||111.3|[[三島駅]]}}<br />
{{BS5|||ABZgl|STRl+r|STR+r|||}}<br />
{{BS5|||STR|KDSTe|STR||[[三島車両所]]}}<br />
{{BS5||STRq|hKRZ|STRq|ABZg+r|||←JR東海：[[御殿場線]]||}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[沼津駅]]}}<br />
{{BS5||STR+l|hKRZ|STRq|STRr||||}}<br />
{{BS5||STR|BHF|||135.0|[[新富士駅 (静岡県)|新富士駅]]||}}<br />
{{BS5||HST|STR|||||[[富士駅]]||}}<br />
{{BS5||ABZgr|STR|||||←JR東海：[[身延線]]}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|||||[[富士川]]}}<br />
{{BS5||STRl|hKRZ|STRq|STR+r|||}}<br />
{{BS5|RAl|RAq|SKRZ-Au|RA+r|STR|||[[東名高速道路]]|}}<br />
{{BS7||||TUNNEL1|RAl|SKRZ-Au|RA+r||蒲原トンネル|4,934m|}}<br />
{{BS7||||TUNNEL1||STR|RA||由比トンネル|3,993m|}}<br />
{{BS7||||TUNNEL1|RA+l|SKRZ-Au|RAr||興津トンネル|2,205m|}}<br />
{{BS5||RA+l|SKRZ-Au|RAr|STR|||}}<br />
{{BS5||RA|STR|STR+l|STRr|||}}<br />
{{BS5||RAl|SKRZ-Au|SKRZ-Au|RA+r|||}}<br />
{{BS5||STR+l|hKRZ|STRr|RA|||}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq||RA|167.4|[[静岡駅]]}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|WASSERq|RAoW|||[[安倍川]]}}<br />
{{BS5||STRl|hKRZ|STR+r|RA||}}<br />
{{BS5||RA+l|SKRZ-Au|SKRZ-Au|RAr||||}}<br />
{{BS5||RAu|TUNNEL1|TUNNEL1|||左･中:[[日本坂トンネル]]|2,173m}}<br />
{{BS5|STR+l|SKRZ-Auq|hKRZ|STRr||||右:[[石部トンネル]]|}}<br />
{{BS5|STR|RAl|SKRZ-Au|RAq|RA+r|||東名高速道路}}<br />
{{BS5|LSTR|WASSER+l|WBRÜCKE|||||[[大井川]]}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERr|TUNNEL1||||}}<br />
{{BS5|LSTR||TUNNEL1||||}}<br />
{{BS5|STR||TUNNEL1||||牧之原トンネル|2,917m}}<br />
{{BS5|STRl|STRq|hKRZ|STR+r||}}<br />
{{BS5|||WBRÜCKE|WBRÜCKE||||[[菊川]]}}<br />
{{BS5||STR+l|hKRZ|STRr||}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|||211.3|[[掛川駅]]||}}<br />
{{BS5||SKRZ-Au|SKRZ-Au|||||東名高速道路|}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|||||[[天竜川]]}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|||238.9|[[浜松駅]]||}}<br />
{{BS5||STRl|hKRZ|STR+r||||}}<br />
{{BS5||KDSTaq|ABZg+r|STR|||[[東海旅客鉄道浜松工場|浜松工場]]||}}<br />
{{BS5||WDOCKSeq|WBRÜCKE|WBRÜCKE|WDOCKSaq|||[[浜名湖]]}}<br />
{{BS5||STR+l|hKRZ|STRr||||}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|||274.2|[[豊橋駅]]||}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|||||[[豊川]]}}<br />
{{BS5||ABZgr|STR|||||←JR東海：[[飯田線]]}}<br />
{{BS5||STRl|hKRZ|STR+r||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL2|TUNNEL2|||||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||||}}<br />
{{BS5|STR+l|STRq|hKRZ|STRr||}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||||[[矢作川]]}}<br />
{{BS5|STRl|STRq|TBHFo|STRq|STR+r|312.8|[[三河安城駅]]||}}<br />
{{BS5|||STR||ABZg+l|||→JR東海：[[武豊線]]||}}<br />
{{BS5|||STR||HST|||[[大府駅]]||}}<br />
{{BS5|||SKRZ-Au|RAq|SKRZ-Au|||[[伊勢湾岸自動車道]]|}}<br />
{{BS5||STR+l|hKRZ|STRq|STRr|||}}<br />
{{BS5|STRq|ABZg+r|STR|||||←JR東海：[[中央本線]]}}<br />
{{BS5||ABZg+l|hKRZ|STRq||||→JR東海：[[関西本線]]}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|||342.0|[[名古屋駅]]||}}<br />
{{BS5||STR|ABZgl|KDSTeq|||[[名古屋車両所]]}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|||||[[庄内川]]}}<br />
{{BS5|STR+l|STRr|STR|||}}<br />
{{BS5|SKRZ-Au|RA+r|STR|||||[[名神高速道路]]||}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|RAoW|WBRÜCKE|||||[[木曽川]]}}<br />
{{BS5|STR|RAl|SKRZ-Ao|||||名神高速道路||}}<br />
{{BS5|STR||BHF|||367.1|[[岐阜羽島駅]]||}}<br />
{{BS5|ABZg+r||STR|||||←JR東海：[[高山本線]]}}<br />
{{BS5|HST||STR|||||[[岐阜駅]]}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||||[[長良川]]}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||||[[揖斐川]]}}<br />
{{BS5|STRl|STRq|hKRZ|STR+r|||||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||TUNNEL1|STR|||}}<br />
{{BS5|||SKRZ-Au|SKRZ-Au||||[[北陸自動車道]]||}}<br />
{{BS5||STRq|hKRZ|ABZg+r||||←[[西日本旅客鉄道|JR西]]：[[北陸本線]] JR西日本↓ / JR東海↑|}}<br />
{{BS5|||BHF|O3=HUBaq|BHF|O4=HUBeq||408.2|[[米原駅]]||}}<br />
{{BS5|STR+l|STRq|hKRZ|STRr||||}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||||[[愛知川]]}}<br />
{{BS5|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE|||||[[野洲川]]}}<br />
{{BS5|STR||DST|||452.6|[[栗東信号場]]||}}<br />
{{BS5|ABZg+l|STRq|hKRZ|STRq||||→JR西：[[草津線]]}}<br />
{{BS5|HST||STR|||||[[草津駅 (滋賀県)|草津駅]]}}<br />
{{BS7|WDOCKSeq|WBRÜCKE|WASSERq|WBRÜCKE||||||[[琵琶湖]]･[[淀川|瀬田川]]}}<br />
{{BS5|STR|RA+l|SKRZ-Au|||||名神高速道路}}<br />
{{BS5|TUNNEL1|RA|tSTRa||||音羽山トンネル|5,044m}}<br />
{{BS5|ABZg+r|RA|tSTRe|||||←JR西：[[湖西線]]}}<br />
{{BS5|STR|RAl|SKRZ-Au|||||名神高速道路}}<br />
{{BS5|HST||STR|||||[[山科駅]]}}<br />
{{BS5|STRl|STR+r|STR||}}<br />
{{BS5||TUNNEL1|TUNNEL1||||東山トンネル|2,094m}}<br />
{{BS5||ABZg+l|hKRZ|STRq||||→JR西：[[奈良線]]}}<br />
{{BS5||BHF|O2=HUBaq|BHF|O3=HUBeq|||476.3|[[京都駅]]||}}<br />
{{BS5||ABZgr|STR|||||←JR西：[[山陰本線]]}}<br />
{{BS5||WBRÜCKE|WBRÜCKE|||||[[桂川 (淀川水系)|桂川]]}}<br />
{{BS5||SKRZ-Au|SKRZ-Ao|||||名神高速道路}}<br />
{{BS5|STR+l|STRr|STR|||||}}<br />
{{BS5|STR|KDSTaq|ABZg+r||||[[鳥飼車両基地]]}}<br />
{{BS5|SKRZ-Au|RAq|SKRZ-Ao|||||[[近畿自動車道]]}}<br />
{{BS5|STRl|STRq|TBHFo|STRq||515.4|[[新大阪駅]]||}}<br />
{{BS5|||STR|||||↓JR西：[[山陽新幹線]]|}}<br />
|}<br />
|}<br />
{{-}}<br />
<br />
=== 過去のダイヤパターンと停車駅 ===<br />
{{出典の明記|section=1|date=2010年7月}}<br />
==== 1964年10月1日 ====<br />
東海道新幹線が開業した当初のダイヤで、'''1-1ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|pp=50-54}}、'''1-1[[パターンダイヤ]]'''{{Sfn|星川|2005|p=74}}と呼ぶ。当時、長距離を走る特急列車へのパターンダイヤ導入は、日本はもとより、世界でもほとんど例がなかった{{Sfn|星川|2005|p=74}}。<br />
<br />
上下とも浜松駅で「こだま」が「ひかり」を待避するダイヤとなっている{{Sfn|星川|2005|p=74}}。1日の総列車本数は60本（30往復）で、その内訳は以下のとおりである{{Sfn|星川|2005|p=73,74}}。<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：28本<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：24本<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：2本<br />
** 東京駅 - 静岡駅間：2本<br />
** 静岡駅 - 新大阪駅間：2本<br />
** 名古屋駅 - 新大阪駅間：2本<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|}<br />
* ● : 停車、→ : 通過<br />
<br />
==== 1965年10月1日 ====<br />
'''暫定2-2ダイヤ'''。「ひかり」・「こだま」とも毎時2本に増発される。こだまの待避回数が暫定的に静岡駅と米原駅の2回となる。ただし、東京駅、新大阪駅発車の時刻は同年11月1日からの正式な2-2ダイヤと同じである<ref>鉄道ピクトリアル 2014年10月号「東海道新幹線50年」掲載の1965年10月1日実施ダイヤの一部分より。</ref>。1日の総列車本数は86本（43往復）で、ひかりが12本、こだまが14本増発された{{Sfn|星川|2005|p=78}}。<br />
<br />
この暫定2-2ダイヤはわずか31日間のみ使用された、新幹線史上最短の正式なダイヤグラムであった。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|05分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|05分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|35分<br />
|}<br />
* ● : 停車、→ : 通過<br />
<br />
==== 1965年11月1日 ====<br />
'''2-2ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=54,55}}。毎時4本に増発。暫定2-2ダイヤをさらに強化させ、ひかりの所要時間を4時間から3時間10分に短縮。こだまの待避回数を1回（静岡駅のみ）に戻し<ref>鉄道ピクトリアル 2014年10月号「東海道新幹線50年」掲載の1965年11月1日実施ダイヤの一部分より。</ref>、所要時間を5時間から4時間に短縮。1日の総列車本数は110本（55往復）{{Sfn|星川|2005|p=79}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|05分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|05分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|35分<br />
|}<br />
* ● : 停車、→ : 通過<br />
<br />
==== 1967年10月1日 ====<br />
'''3-3ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=56,57}}。7 - 8時台と17 - 18時台は「ひかり」・「こだま」がともに20分間隔{{Sfn|星川|2005|p=81}}。それ以外は従来の2-2ダイヤ（30分間隔）で運転。同改正より、ダイヤを平日用と休日用の二本立てとする{{Sfn|星川|2005|p=81}}。<br />
<br />
静岡駅と岐阜羽島駅で「こだま」が「ひかり」を待避。<br />
<br />
1969年4月の三島駅開業により、こだまの東京駅 - 新大阪駅間の所要時間が10分延び、4時間10分になる{{Sfn|星川|2005|p=81}}。「こだま」の東京駅の発車時刻を10分早め（05, 25, 45分→55, 15, 35分）新横浜駅で後続の「ひかり」を待避する様に変更。三島駅以西のダイヤは変更なし。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|05分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|05分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|25分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|25分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|45分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|45分<br />
|}<br />
* ● : 停車、→ : 通過<br />
<br />
==== 1969年10月1日 ====<br />
'''3-6ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=57}}。こだまが1時間あたり3本から6本に倍増。<br />
<br />
東京駅を10,30,50分に発車する「こだま」は小田原駅、静岡駅、岐阜羽島駅で、15,35,55分に発車する「こだま」は新横浜駅、三島駅、豊橋駅で「ひかり」を待避する。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|15分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|25分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|45分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|55分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|05分<br />
|}<br />
* ●：停車、→：通過、◆：臨時列車（時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
<br />
==== 1972年3月15日 ====<br />
'''4-4ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|pp=59-62}}。「ひかり」・「こだま」とも15分間隔となる{{Sfn|星川|2005|p=82}}。山陽新幹線が岡山まで開業し、1時間当たり「ひかり」3本が山陽新幹線へ直通する{{Sfn|星川|2005|p=82}}。<br />
<br />
「こだま」は最大毎時6本から毎時4本に本数が減ったが、16両編成化で輸送需要に対処した{{Sfn|星川|2005|p=82}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:9em;"|終着<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|05分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|15分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|15分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|25分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪（一部岡山）<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|45分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|45分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|55分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
* ● : 停車 → : 通過<br />
<br />
* 00分発のひかりは山陽新幹線内は速達（新大阪駅 - 岡山駅間ノンストップ、あるいは新神戸駅・姫路駅のみ停車）、30分発のひかりは山陽新幹線内は各駅に停車。45分発のひかりは大半が臨時列車として運転。<br />
* こだまは小田原駅・静岡駅・豊橋駅・米原駅の各駅でひかりを待避。<br />
* 同年10月10日から、[[米原駅]]に一部の「ひかり」が停車。<br />
<br />
==== 1975年3月10日 ====<br />
'''変則4-4ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=62}}。東京駅の15番線増設工事が完成していなかったため、5-5ダイヤから1本ずつの「ひかり」と「こだま」を間引いた形とした{{Sfn|星川|2005|p=84}}。「こだま」の待避回数が5回に増え、所要時間が4時間14分に延びる{{Sfn|星川|2005|p=84}}。<br />
<br />
山陽新幹線が博多まで開業し、1時間当たり「ひかり」2 - 3本が山陽新幹線へ直通。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|04分<br />
|●||●||●||●||●|| || || || || || || || <br />
|style="text-align:left;"|（三島06分）<br />
|style="text-align:left;"|三島<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|12分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|22分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪（一部岡山）<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|24分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|34分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|28分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|42分<br />
|style="text-align:left;"|三島・名古屋・新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|54分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|48分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|58分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|52分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
* ●：停車、→：通過、◆：臨時列車（時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
<br />
* 00分発の「ひかり」は山陽新幹線内は速達型（岡山駅・広島駅・小倉駅のみ停車）であり、12分発の「ひかり」は新神戸駅・姫路駅に停車、24分発の「ひかり」は山陽新幹線内は各駅に停車、48分発の「ひかり」は岡山駅までノンストップもしくは新神戸駅・姫路駅に停車し、岡山駅以西各駅に停車。<br />
* 「ひかり190号」から「ひかり195号」までの計6本が米原駅に停車。<br />
<br />
==== 1976年7月1日 ====<br />
'''5-5ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=62,63}}。ただし、「ひかり」が毎時5本運転されるのは朝夕のみで、「こだま」は混雑する時間であっても毎時4本の設定となっている{{Sfn|星川|2005|p=85}}。<br />
<br />
新横浜と静岡に「ひかり」が1往復が停車。1時間当たり「ひかり」3 - 4本が山陽新幹線へ直通。総列車本数は275本で、その後10年間の最大記録を記録する{{Sfn|星川|2005|p=85}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|04分<br />
|●||●||●||●||●|| || || || || || || || <br />
|style="text-align:left;"|（三島06分）<br />
|style="text-align:left;"|三島<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|12分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|22分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|24分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|34分<br />
|style="text-align:left;"|広島<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|28分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|42分<br />
|style="text-align:left;"|三島・名古屋・新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|36分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|48分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|54分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|48分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|58分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|52分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|名古屋・新大阪<br />
|}<br />
* ●：停車、→：通過、◆：臨時列車（時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
<br />
* 00分発の「ひかり」は山陽新幹線内は速達型（岡山駅・広島駅・小倉駅のみ停車）であり、12分発の「ひかり」は新神戸駅・姫路駅・岡山駅・福山駅・広島駅からの各駅に停車、24分発の「ひかり」は山陽新幹線内は各駅に停車、36分発の「ひかり」は新神戸駅・姫路駅に停車、48分発の「ひかり」は新大阪止まり、岡山駅までノンストップもしくは広島駅まで各駅に停車。<br />
* 「ひかり180号」から「ひかり183号」と「ひかり190号」「ひかり191号」の計6本が米原駅に停車。<br />
* 「ひかり190号」と「ひかり191号」の計2本が新横浜駅と静岡駅に停車。<br />
<br />
==== 1980年10月1日 ====<br />
「こだま」が利用率の低下から12本削減される{{Sfn|星川|2005|p=86}}。この削減によりダイヤに余裕ができたため、「ひかり」の[[小田原駅]]、[[浜松駅]]、[[豊橋駅]]、[[岐阜羽島駅]]停車が実現する{{Sfn|星川|2005|p=86}}。<br />
<br />
==== 1985年3月14日 ====<br />
'''6-4ダイヤ'''{{Sfn|星川|2005|p=90}}。「ひかり」の停車駅見直しが行われ、選択停車ではあるもののすべての駅に「ひかり」が停車するようになる{{Sfn|星川|2005|p=90}}。<br />
<br />
==== 1989年3月11日 ====<br />
'''7-4ダイヤ'''{{Sfn|星川|2005|p=92}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|04分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|04分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|12分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|12分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||●||●|| || || || || || || || || || || <br />
|style="text-align:left;"|（三島18分）<br />
|style="text-align:left;"|三島<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|24分<br />
|●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|28分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|32分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●|| || || || <br />
|style="text-align:left;"|（名古屋32分）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|36分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|32分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|44分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|48分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|08分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|52分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|48分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち1駅に停車 →：通過、、◆：臨時列車（時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
<br />
==== 1992年3月14日 ====<br />
'''8-3ダイヤ'''{{Sfn|星川|2005|p=93}}。「のぞみ」が東京駅 - 新大阪駅において運転を開始したが、早朝・深夜の4本（2往復）で、規格ダイヤ帯の前後を走る列車に留まった{{Sfn|星川|2005|p=93}}。<br />
<br />
==== 1993年3月18日 ====<br />
'''1-7-3ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=70,71}}。この日の[[1980年代・1990年代のJRダイヤ改正#1993年（平成5年）|ダイヤ改正]]で、「ひかり」を1時間に1本置き換える形で「のぞみ」が東京駅 - 博多駅間において運転を開始した。「のぞみ」は静岡駅と[[米原駅]]で「ひかり」を追い抜く{{Sfn|星川|2005|p=94}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|07分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|04分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|14分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|07分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|21分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|24・28分<br />
|●||▲||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪*1<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|31分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|42分<br />
|●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||▲||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|岡山・広島<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|45分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="7" style="text-align:left;"|名古屋（43分着）<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|}<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過<br />
* <nowiki>*</nowiki>1：[[新横浜駅]]に停車する場合は[[東京駅|東京]]24分発、通過する場合なら28分発。<br />
<br />
==== 1996年3月16日 ====<br />
'''続行1-7-3ダイヤ'''{{Sfn|須田|2000|p=71}}。この日の[[1980年代・1990年代のJRダイヤ改正#1996年（平成8年）|ダイヤ改正]]で「のぞみ」の運転本数が1時間に1本から最大2本へと増加した。東京駅00分発の定期列車が一部時間帯を除いて消滅。米原駅停車の「ひかり」を岐阜羽島駅にも停車させ、「こだま」の毎時1本が東京駅 - 名古屋駅間の運転となった。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|57分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|07分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|04分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|14分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|21分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|24・28分<br />
|●||▲||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪*1<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|31・35分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="7" style="text-align:left;"|名古屋*2（24分着 「ひかり※」に接続）<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり※<br />
|style="text-align:right;"|35・31分<br />
|●||●||▲||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|39分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|42分<br />
|●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||▲||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|54分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|45分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="7" style="text-align:left;"|名古屋（46分着）<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|}<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過 ◆：臨時列車（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* <nowiki>*</nowiki>1：新横浜駅に停車する場合、東京駅は24分発、停車しない場合は28分発。<br />
* <nowiki>*</nowiki>2：「ひかり※」が小田原駅に停車しない場合、東京駅は31分発、停車する場合は35分発。<br />
* ひかり※：[[新幹線300系電車]]（のぞみ型車両）で運転。最高速度270km/h。小田原駅に停車しない場合は東京駅は35分発、停車する場合は31分発。<br />
<br />
==== 2001年10月1日 ====<br />
'''3-6-3ダイヤ'''。この日の[[2000年代のJRダイヤ改正#2001年（平成13年）|ダイヤ改正]]で東京駅 - 新大阪駅間の「ひかり」1本を「のぞみ」に置き換え「のぞみ」は約30分間隔になった。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下りのみ<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|広島（博多）<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||→||→||●||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|19分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|16分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり◆<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|33・37分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="7" style="text-align:left;"|名古屋*（24分着 「ひかり※」に接続）<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり※<br />
|style="text-align:right;"|37・33分<br />
|●||●||▲||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="7" style="text-align:left;"|名古屋（45分着）<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|46分<br />
|●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||▲||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|46分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|}<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過 ◆：臨時列車（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* <nowiki>*</nowiki>：「ひかり※」が小田原駅に停車しない場合は東京駅は33分発、停車する場合は37分発。<br />
* ひかり※：小田原駅に停車しない場合は東京駅は37分発、停車する場合は33分発。<br />
<br />
==== 2003年10月1日 ====<br />
'''7-2-3ダイヤ'''{{Sfn|星川|2005|p=94}}。この日の[[2000年代のJRダイヤ改正#東海道・山陽新幹線|ダイヤ改正]]で品川駅が開業し、「のぞみ」主体のダイヤとなり全列車の最高速度が270km/hに統一された。<br />
<br />
また同改正より、全列車に自由席が設けられた{{Sfn|星川|2005|p=94}}。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|06・10分<br />
|●||●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|59・56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪*1<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|10・06分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|style="text-align:left;"|名古屋・新大阪<br />
|- style=" background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|49分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・博多※<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（岡山行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|02分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|09分<br />
|style="text-align:left;"|広島◆博多<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|36・40分<br />
|●||→||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|岡山*2<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|46分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|27分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56・59分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪*3<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em" | 上り<br />
|-<br />
! style="width:5em" | 種別<br />
! style="width:12em" | 始発<br />
! style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
! style="width:1em" | 新大阪<br />
! style="width:1em" | 京都<br />
! style="width:1em" | 米原<br />
! style="width:1em" | 岐阜羽島<br />
! style="width:1em" | 名古屋<br />
! style="width:1em" | 三河安城<br />
! style="width:1em" | 豊橋<br />
! style="width:1em" | 浜松<br />
! style="width:1em" | 掛川<br />
! style="width:1em" | 静岡<br />
! style="width:1em" | 新富士<br />
! style="width:1em" | 三島<br />
! style="width:1em" | 熱海<br />
! style="width:1em" | 小田原<br />
! style="width:1em" | 新横浜<br />
! style="width:1em" | 品川<br />
! style="width:1em" | 東京<br />
|- style="background:#cff"<br />
| style="font-weight:bold" | こだま◆<br />
| style="text-align:right" | 新大阪・名古屋<br />
| style="text-align:right" | 05分<br />
| ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ<br />
| style="text-align:right" | 博多◆・広島<br />
| style="text-align:right" | 10分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || → || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ◆<br />
| style="text-align:right" | 新大阪<br />
| style="text-align:right" | 17分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || ●<br />
|- style="background:#fcc"<br />
| style="font-weight:bold" | ひかり<br />
| style="text-align:right" | 新大阪<br />
| style="text-align:right" | 20・23分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || ▲ || → || ● || → || ▲ || ▲ || → || → || ● || ●<br />
|- style="background:#cff"<br />
| style="font-weight:bold" | こだま<br />
| style="text-align:right" | 新大阪<br />
| style="text-align:right" | 23・20分<br />
| ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ<br />
| style="text-align:right" | 博多・岡山・新大阪※<br />
| style="text-align:right" | 30分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ◆<br />
| style="text-align:right" | 新大阪<br />
| style="text-align:right" | 40分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || → || ●<br />
|- style="background:#fcc"<br />
| style="font-weight:bold" | ひかり<br />
| style="text-align:right" | 岡山<br />
| style="text-align:right" | 43分<br />
| ● || ● || ● || ● || ● || → || ▲ || → || → || → || → || → || → || ▲ || ● || → || ●<br />
|- style="background:#cff"<br />
| style="font-weight:bold" | こだま<br />
| style="text-align:right" | 名古屋<br />
| colspan="5" style="text-align:right" | （岡山発「ひかり」接続）<br />
| ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ◆<br />
| style="text-align:right" | 博多・新大阪<br />
| style="text-align:right" | 49分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ<br />
| style="text-align:right" | 博多<br />
| style="text-align:right" | 53分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || ● || ●<br />
|- style="background:#ff9"<br />
| style="font-weight:bold" | のぞみ◆<br />
| style="text-align:right" | 新大阪<br />
| style="text-align:right" | 59分<br />
| ● || ● || → || → || ● || → || → || → || → || → || → || → || → || → || → || ● || ●<br />
|}<br />
<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過 ◆：臨時列車、または臨時延長（臨時列車は、時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* ※：4時間周期で、新大阪発着→岡山発着→新大阪発着→博多発着→…と発着駅が変わる。<br />
* <nowiki>*</nowiki>1：熱海・三島のうち両方とも通過の場合、東京駅は10分発、どちらか1駅停車なら06分発。浜松に停車する場合、新大阪駅は59分着、そうでないなら56分発。<br />
* <nowiki>*</nowiki>2：▲のどちらかの駅に停車する場合は36分発、どちらにも停車しない場合は40分発。<br />
* <nowiki>*</nowiki>3：*1の「ひかり」が浜松駅に停車する場合、新大阪駅は56分着、停車しない場合は59分着。<br />
<br />
==== 2005年3月1日 ====<br />
'''8-2-2(3)ダイヤ'''。<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|06分<br />
|●||●||→||→||▲||▲||→||●||→||▲||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|59分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま◆<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="12" style="text-align:left;"|東京発 18時台（毎日）・19時台（金曜）のみ運転<br />
|style="text-align:left;"|三島<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|49分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（岡山行「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|02分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|09分<br />
|style="text-align:left;"|岡山（※広島）<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|36・40分<br />
|●||→||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|岡山*1<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|46分<br />
|●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|19分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|27分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・博多<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:12em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|（※広島）岡山<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||●<br />
|style="text-align:left;"|46分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|新大阪（※岡山）<br />
|style="text-align:right;"|19分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||▲||→||●||→||▲||▲||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|27分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||●<br />
|style="text-align:left;"|16分<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|岡山（※新大阪）<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||→||●<br />
|style="text-align:left;"|39・43分*2<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（岡山発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|49分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|59分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|}<br />
<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過 ◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* ※：朝夕など（ ）内の駅まで（から）の運行となる場合がある。<br />
* <nowiki>*</nowiki>1：▲のどちらかの駅に停車する場合、東京駅は36分発、どちらにも停車しない場合は40分発。<br />
* <nowiki>*</nowiki>2：▲のどちらかの駅に停車する場合、東京駅は39分着、どちらにも停車しない場合は43分着。<br />
<br />
==== 2008年3月15日 ====<br />
'''8-2-2ダイヤ'''。朝の上りと夜の下りには、1時間あたり「のぞみ」8本・「ひかり」2本・「こだま」2本の最大12本が運転される日もある。このダイヤ改正では、全列車が品川駅・新横浜駅に停車するようになり、「ひかり」の停車パターンが見直され、岡山発着列車と新大阪発着列車の停車パターンが入れ替えられた。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|岡山（※姫路）<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||colspan="5" style="text-align:center;font-weight:bold"|N700系||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|16分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|広島<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller" rules="all"<br />
|+style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:1em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:5em;"|種別<br />
!style="width:12em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||colspan="5" style="text-align:center;font-weight:bold"|N700系||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|07分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|新大阪（※三原・岡山）<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|広島<br />
|style="text-align:right;"|17分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|27分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|37分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|岡山（※新大阪）<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
<br />
|}<br />
<br />
* ●：停車 ▲：この駅のうち0 - 2駅に停車 →：通過 ◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* ※：朝夕など（ ）内の駅まで（から）の運行となる場合がある。<br />
<br />
==== 2009年3月14日 ====<br />
'''9-2-2ダイヤ'''。朝の上りと夜の下りには、1時間あたり「のぞみ」9本・「ひかり」2本・「こだま」2本の最大13本が運転される日もある。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:12em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|36分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|岡山（※姫路）<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|16分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|広島<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:12em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|07分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|新大阪（※三原・岡山）<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|広島<br />
|style="text-align:right;"|17分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|27分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|37分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|岡山（※新大阪）<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系<br />
* ※：朝夕など（ ）内の駅まで（から）の運行となる場合がある。<br />
<br />
==== 2012年3月17日 ====<br />
'''9(10)-2-2ダイヤ'''。2012年3月17日ダイヤ改正から2014年3月14日までのダイヤパターンである。<br />
<br />
この改正での大きな特徴は以下の通りである<ref name="jrc_20111216">[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000013606.pdf 平成24年3月ダイヤ改正について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2011年12月16日</ref>。<br />
* 臨時「のぞみ」新大阪行きを東京18時53分発、19時53分発の2本新設。これにより、同時間帯では1時間あたりの「のぞみ」の設定可能本数が最大10本となった。<br />
* 日中時間帯の一部の「のぞみ」の東京 - 新大阪間の所要時間を約3分短縮。<br />
<br />
以下に示す時刻・運転区間などは'''昼間時間帯の平均的なパターン'''で、早朝・深夜は若干異なる。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:14em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|16分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:14em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多・広島<br />
|style="text-align:right;"|17分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|27分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|37分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり<br />
|style="text-align:right;"|岡山<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系<br />
<br />
==== 2014年3月15日 ====<br />
'''10-2-2ダイヤ'''。2014年3月15日ダイヤ改正から2015年3月13日までのダイヤパターンである。<br />
<br />
この改正での大きな特徴は以下の通りである<ref name="jrc_20131220">[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000020442.pdf 平成26年3月ダイヤ改正について] - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2013年12月20日</ref>。<br />
* 「のぞみ」が最大10本設定可能な時間帯を下りの一部時間のみから、上りおよび日中の広い時間帯へ拡大。<br />
* 東京新大阪間の「ひかり」をN700化することで後続の「のぞみ」の東京 - 新大阪間の所要時間を約3分短縮。<br />
<br />
以下に示す時刻・運転区間などは'''昼間時間帯の平均的なパターン'''で、早朝・深夜は若干異なる。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:14em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:14em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多・広島<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|37分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|岡山<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|57分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系<br />
* ※(N)：N700系の場合あり<br />
<br />
==== 2015年3月14日 ====<br />
'''10-2-2ダイヤ'''。2015年3月14日ダイヤ改正から2017年3月3日までのダイヤパターンである。<br />
<br />
この改正での大きな特徴は以下の通りである<ref name="jr-central20141219" />。<br />
* 早朝・深夜の「のぞみ」8本、日中時間帯の上下毎時1本の「のぞみ」29本の計37本の最高速度を三島駅 - 新大阪駅間の一部区間で285km/hに引き上げ、所要時間を3分短縮。<br />
* 早朝・深夜の「のぞみ」4本を東京駅 - 新大阪駅間において最速2時間22分で運行。<br />
<br />
以下に示す時刻・運転区間などは'''昼間時間帯の平均的なパターン'''で、早朝・深夜は若干異なる。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:14em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|46分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;font-style:italic;"|※56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|06分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:8em;"|種別<br />
!style="width:14em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多・広島<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|37分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;"|ひかり ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|岡山<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;"|こだま ※(N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;"|のぞみ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|57分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系<br />
* ※(N)：N700系の場合あり<br />
* ※56分：2016年3月26日ダイヤ改正より、東京下り毎時20分発「のぞみ」が運行されない場合、N700系を使用した一部列車が53分着となる。<ref name="jr-central20151218">{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf 平成28年3月ダイヤ改正について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2015年12月18日</ref><br />
<br />
==== 2017年3月4日 ====<br />
'''10-2-2ダイヤ'''。2017年3月4日ダイヤ改正から2018年3月16日までのダイヤパターンである。<br />
<br />
この改正での大きな特徴は以下の通りである<ref>{{PDFlink|[http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032473.pdf 平成29年3月ダイヤ改正について]}} - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2016年12月16日</ref>。<br />
* 全ての定期「のぞみ」「ひかり」をN700系に統一したことにより、「のぞみ」28本、「ひかり」23本が東京駅 - 新大阪駅間において3分短縮。<br />
* 早朝の「のぞみ」2本を東京駅 - 新大阪駅間において3分短縮。<br />
<br />
以下に示す時刻・運転区間などは'''昼間時間帯の平均的なパターン'''で、早朝・深夜は若干異なる。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|下り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />到着時刻<br />
!style="width:14em;"|終着<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|00分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||●||→||▲||▲||→||●||→||●||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|00分<br />
|style="text-align:left;"|岡山<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|46分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・岡山・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;font-style:italic;"|※56分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|26分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|colspan="5" style="text-align:left;"|（新大阪行き「ひかり」接続）<br />
|style="text-align:left;"|名古屋<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
|style="text-align:left;"|博多<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|33分<br />
|●||●||●||▲||→||→||→||→||→||→||▲||→||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|26分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪・広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
|style="text-align:left;"|広島・博多<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||→||→||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|56分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
|style="text-align:left;"|新大阪<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%;"<br />
|+ style="text-align:left; font-weight:bold; padding-top:0.5em;"|上り<br />
|-<br />
!style="width:6em;"|種別<br />
!style="width:14em;"|始発<br />
!style="width:8em;"|新大阪駅<br />発車時刻<br />
!style="width:1em;"|新大阪<br />
!style="width:1em;"|京都<br />
!style="width:1em;"|米原<br />
!style="width:1em;"|岐阜羽島<br />
!style="width:1em;"|名古屋<br />
!style="width:1em;"|三河安城<br />
!style="width:1em;"|豊橋<br />
!style="width:1em;"|浜松<br />
!style="width:1em;"|掛川<br />
!style="width:1em;"|静岡<br />
!style="width:1em;"|新富士<br />
!style="width:1em;"|三島<br />
!style="width:1em;"|熱海<br />
!style="width:1em;"|小田原<br />
!style="width:1em;"|新横浜<br />
!style="width:1em;"|品川<br />
!style="width:1em;"|東京<br />
!style="width:8em;"|東京駅<br />到着時刻<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|03分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|33分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|10分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|43分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|13分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|50分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|16分<br />
|●||●||●||●||●||→||▲||→||→||→||→||→||→||▲||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|10分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|名古屋<br />
|colspan="5" style="text-align:right;"|（新大阪発「ひかり」接続）<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|17分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N) <br />
|style="text-align:right;"|博多・広島<br />
|style="text-align:right;"|20分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|53分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|23分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|56分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|30分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|03分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|博多<br />
|style="text-align:right;"|40分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|13分<br />
<br />
|- style="background:#fcc"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|ひかり (N)<br />
|style="text-align:right;"|岡山<br />
|style="text-align:right;"|43分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||●||→||●||→||▲||▲||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|40分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|47分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|20分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ (N)<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|50分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|23分<br />
<br />
|- style="background:#cff"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|こだま<br />
|style="text-align:right;"|新大阪<br />
|style="text-align:right;"|53分<br />
|●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|47分<br />
<br />
|- style="background:#ff9"<br />
|style="font-weight:bold;text-align:left;"|のぞみ ◆<br />
|style="text-align:right;"|博多・広島・岡山・新大阪<br />
|style="text-align:right;"|57分<br />
|●||●||→||→||●||→||→||→||→||→||→||→||→||→||●||●||●<br />
|style="text-align:left;"|30分<br />
|}<br />
<br />
凡例<br />
* ●：停車、▲：この駅のうち0 - 2駅に停車、→：通過、◆：臨時列車または臨時延長（臨時列車は時間帯によっては定期列車となる場合がある）<br />
* (N) ：全列車N700系(これ以外の全ての列車でN700系が使用される場合がある)。<br />
* ※56分：東京下り毎時20分発「のぞみ」が運行されない場合、N700系を使用した一部列車が53分着となる。<ref name="jr-central20151218" /><br />
<br />
=== 過去の号数の振り方 ===<br />
==== 1964年10月1日 ====<br />
* '''ひかり'''（全列車東京駅 - 新大阪駅間運転）<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：1 - 28号<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：101 - 124号<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：201, 204号<br />
** 東京駅 - 静岡駅間：202, 203号（定期）、372号（臨時、静岡発）<br />
** 静岡駅 - 新大阪駅間：206, 207号<br />
** 名古屋駅 - 新大阪駅間：205, 208号<br />
<br />
==== 1967年10月1日 ====<br />
※以降は臨時列車<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：1 - 50号、※301 - 312・331・332号<br />
*** 8・9号は休日運休、42・43号は土曜・休日運休<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：61・62号<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：101 - 142号、※191 - 195・351 - 356・382・391 - 394・422号<br />
*** 391 - 394号は団体輸送優先<br />
** 東京駅 - 京都駅間：※424号（上りのみ）<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：201 - 208号、※361・362号<br />
** 東京駅 - 静岡駅間：221 - 224号<br />
** 東京駅 - 熱海駅間：※241 - 246・483号<br />
** 静岡駅 - 新大阪駅間：291 - 294号<br />
** 名古屋駅 - 新大阪駅間：271・272号<br />
<br />
==== 1972年3月15日 ====<br />
下記は定期列車のみ。<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：山陽新幹線（新大阪駅 - 岡山駅間）の停車駅で分類<br />
*** ノンストップ：1 - 8号<br />
*** 新神戸駅・姫路駅停車：23 - 44号<br />
*** 全駅停車：51 - 78号<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：301 - 345号<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：101 - 186号<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：201 - 204号<br />
** 東京駅 - 静岡駅間：221 - 224・226号<br />
** 東京駅 - 三島駅間：231 - 233号<br />
** 三島駅 - 新大阪駅間：262・263号<br />
** 静岡駅 - 岡山駅間：261・264号<br />
** 名古屋駅 - 岡山駅間：271・272号<br />
** 新大阪駅 - 岡山駅間：281 - 284号<br />
臨時列車はひかり・こだまともに400番台（一部は500番台）。<br />
ただし、東京駅 - 名古屋駅間のこだまは211 - 220号（219号は新大阪行き）、東京駅 - 三島駅間のこだまは241 - 250号。<br />
<br />
==== 1994年12月3日 ====<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京駅 - 博多駅間：1 - 29号（2号・29号のみ東京駅 - 広島駅間）<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：定期列車は301 - 306号（305号のみ東京駅 - 名古屋駅間）、臨時列車は308号<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 博多駅間：定期列車は30 - 57号、臨時列車は64・66 - 77・79号<br />
** 名古屋駅 - 博多駅間：59 - 63号<br />
** 東京駅 - 広島駅間：80 - 96号<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：100 - 127号（126・127号のみ東京駅 - 姫路駅間）<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：定期列車は200 - 281・283号、臨時列車は310 - 337・339号<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：350 - 353号<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：400号台<br />
** 静岡駅 - 岡山駅間：492・493号<br />
** 名古屋駅 - 広島駅間：494号<br />
** 静岡駅 - 新大阪駅間：495号<br />
** 三島駅 - 新大阪駅間：490・497号<br />
** 東京駅 - 三島駅・静岡駅・浜松駅間：510 - 524・526号<br />
<br />
==== 1997年11月29日 ====<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京 - 博多間 : 1 - 29号（2号・29号のみ東京 - 広島間）<br />
** 東京 - 新大阪間 : 40 - 69・71号<br />
** 東京 - 名古屋間 : 73号（土休日運休 東名間を94分で結ぶ同区間の歴代最速列車）<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 博多駅間：定期（一部臨時）列車は100 - 129号、臨時列車は189 - 199号<br />
** 東京駅 - 広島駅間：130 - 144号<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：150 - 175・177号（150・177号のみ東京駅 - 姫路駅間）<br />
** 名古屋駅 - 博多駅間：180 - 185号（181・182号のみ名古屋駅 - 広島駅間）<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：定期列車は200 - 273・275号、臨時列車は300・302 - 337・339号<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：340 - 343号<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：400 - 430号台（東京駅 - 名古屋駅間不定期列車を含む）<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：440 - 480号台（東京駅 - 静岡駅・浜松駅間を除く）<br />
** 東京駅 - 浜松駅間：440・444・483・487号<br />
** 東京駅 - 静岡駅間：442・446・489号<br />
** 三島駅 - 新大阪駅間：490・495号<br />
** 静岡駅 - 岡山駅間：491・492号<br />
** 静岡駅 - 新大阪駅間：493号<br />
** 東京駅 - 三島駅間：520 - 528号<br />
<br />
==== 2003年10月1日 ====<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：定期列車は100 - 160号台・臨時列車は170 - 250号台<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：70号台（一部100号台）<br />
** 東京駅 - 広島駅間：40 - 60号台（一部70号台）<br />
** 東京駅 - 博多駅間：定期列車は1 - 33号・臨時列車は34号と80 - 90号台<br />
** 名古屋駅 - 博多駅間：名古屋発は39号、博多発は38号<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：260 - 290号台<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：300 - 330号台<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：400 - 430号台<br />
** 東京駅 - 名古屋駅間：440 - 480号台<br />
** 三島駅・静岡駅・名古屋駅 - 新大阪駅間：490号台<br />
** 東京駅 - 静岡駅・浜松駅間：530号台<br />
** 東京駅 - 三島駅間：600号台<br />
<br />
==== 2010年3月13日 ====<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間：定期列車は200 - 280号台・臨時列車は300 - 390号台および400 - 430号台で列車番号に9000台が冠される<br />
** 東京駅 - 岡山駅・広島駅間：100 - 140号台（135号・102号は東京駅 - 姫路駅間、100号は西明石駅→東京駅間）<br />
** 東京駅 - 博多駅間：定期列車は1 - 70号台・臨時列車は150 - 190号台で列車番号に6000台および7000台が冠される<br />
** 品川駅・名古屋駅 - 博多駅間：80・90号台（早朝の品川発博多行きは99号・名古屋発は95・97号、博多発は96・98号）<br />
** 名古屋駅 - 東京駅間：290号台（早朝の名古屋発東京行きは298号）<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：500 - 530号台<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：460 - 480号台（462号は三原駅→東京駅間、487号は東京駅→姫路駅間）<br />
** 新横浜駅・名古屋駅 - 広島駅・博多駅間：490号台（493号は新横浜駅→広島駅間、491・495号は名古屋→広島駅間、490号は広島駅→名古屋駅）<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：630 - 680号台<br />
** 三島駅・静岡駅・名古屋駅 - 新大阪駅間：690号台<br />
** 東京駅 - 静岡駅・浜松駅間： 700 - 710号台<br />
** 東京駅 - 三島駅間：800 - 810号台<br />
<br />
==== 2014年3月15日 ====<br />
* '''のぞみ'''<br />
** 東京駅 - 新大阪駅間<br />
*** 定期列車は200 - 265号台<br />
*** 臨時列車は290号台・300 - 390号台・400 - 420号台で列車番号に9000台が冠される<br />
** 東京駅 - 岡山駅・広島駅間：100 - 140号台（135号・102号は東京 - 姫路間、早朝の100号は西明石発東京行き）<br />
** 東京駅 - 博多駅間<br />
*** 定期列車は1 - 70号台<br />
*** 臨時列車は150 - 190号台で列車番号に6000台および7000台が冠される<br />
** 品川駅・名古屋駅 - 博多駅間：80・90号台（早朝の品川発博多行きは99号・名古屋発博多行きは95・97号、夜の博多発名古屋行きは96・98号）<br />
** 名古屋駅 - 東京駅間：280号台（早朝の名古屋発東京行きは288号）<br />
* '''ひかり'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：500 - 530号台<br />
** 東京駅 - 岡山駅間：460 - 480号台<br />
** 新横浜駅・名古屋駅 - 広島駅・博多駅間：490号台（491号は名古屋発博多行き、493号は新横浜発広島行き、495号は名古屋発広島行き）<br />
* '''こだま'''<br />
** 東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅間：630 - 680号台<br />
** 三島駅・静岡駅・名古屋駅 - 新大阪駅間：690号台<br />
** 東京駅 - 静岡駅・浜松駅間： 700 - 710号台<br />
** 東京駅 - 三島駅間：800 - 810号台<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group="注"}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist|2}}<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* {{Cite book|和書|editor=須田寛 |title=東海道新幹線 写真・時刻表で見る新幹線の昨日・今日・明日|year=2000|publisher=[[JTBパブリッシング]]|ISBN=4-533-03563-9|ref={{SfnRef|須田|2000}} }}<br />
* {{Cite book|和書|editor=葛西敬之 |title=未完の「国鉄改革」- 巨大組織の崩壊と再生|year=2001|publisher=[[東洋経済新報社]]|ISBN=4-492-06122-3|ref={{SfnRef|葛西|2001}} }}<br />
* {{Cite book|和書|editor=星川武 |title=「図説」新幹線全史 2|year=2005|publisher=[[学研ホールディングス|学習研究社]]|ISBN=4-05-603976-3|ref={{SfnRef|星川|2005}} }}<br />
* {{Cite book |和書 |title=JR特急10年の歩み |publisher=[[弘済出版社]] |date=1997-05-15 |isbn=4-330-45697-4 |ref=JR10th}}<br />
* 『新幹線50年史』財団法人交通協力会 ISBN 978-4330567150<br />
* 交通新聞社『JR時刻表』各号<br />
* 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』各号<br />
* 交友社『鉄道ファン』各号<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{Commonscat|Tōkaidō Shinkansen}}<br />
* [[日本の鉄道路線一覧]]<br />
* [[新幹線運行管理システム]]<br />
* [[弾丸列車]]<br />
* [[新幹線不在仮定]]（東海道新幹線が開業しなかった場合の仮定について）<br />
* [[南びわ湖駅]]<br />
* [[東海道本線]]<br />
* [[東海道本線優等列車沿革]]<br />
* [[中央新幹線]]<br />
<br />
<!--<br />
== 外部リンク ==<br />
--><br />
{{東海旅客鉄道の鉄道路線}}<br />
{{日本の新幹線}} <!-- ←他の新幹線へのリンクはこのテンプレ内にあります。--><br />
{{Normdaten}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:とうかいとうしんかんせん}}<br />
[[Category:新幹線の路線]]<br />
[[Category:東海旅客鉄道の鉄道路線]]<br />
[[Category:日本国有鉄道の鉄道路線]]<br />
[[Category:関東地方の鉄道路線]]<br />
[[Category:中部地方の鉄道路線]]<br />
[[Category:近畿地方の鉄道路線]]<br />
[[Category:東京都の交通]]<br />
[[Category:神奈川県の交通]]<br />
[[Category:静岡県の交通]]<br />
[[Category:愛知県の交通]]<br />
[[Category:岐阜県の交通]]<br />
[[Category:滋賀県の交通]]<br />
[[Category:京都府の交通]]<br />
[[Category:大阪府の交通]]<br />
[[Category:東海道新幹線|*]]<br />
[[Category:東海地方]]</div>
210.199.238.238
駅名標
2018-08-01T12:48:34Z
<p>210.199.238.238: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{出典の明記|date=2012年8月|ソートキー=鉄}}<br />
{{Notice|style=important|text=ウィキペディアはインターネット百科事典であり、駅名標の画像投稿サイトではありません（[[Wikipedia:画像利用の方針|画像利用の方針]]・[[Wikipedia:百科事典向け写真撮影のガイド|百科事典向け写真撮影のガイド]]を参照）。}}<br />
'''駅名標'''（えきめいひょう）とは、[[鉄道駅]]において、自駅名を記した識別系案内[[標識]]である。「駅名板」とも呼ばれる。<br />
[[ファイル:JR Tokyo Keihintouhoku Line.jpg|300px|right|thumb|「東京」が自駅名。端の「神田」「有楽町」は隣駅名、線の切れ込みは進行方向（次駅は神田）、緑線は[[コーポレートカラー|社色]]、中央の水色は[[ラインカラー|路線色]]（[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]在来線）]]<br />
<br />
== 日本の駅名標 ==<br />
=== 概要 ===<br />
日本の駅名標は、自駅名を中央に大きく配し、左右に両隣の駅名を小さく表記したデザインを基本とする。<br />
<br />
鳥居状に組んだ木製の支柱に板をはめ込み、白地に黒で平仮名の駅名を毛筆体で記して建植したものが原型。<br />
<br />
国鉄時代に「スミ丸ゴシック体」と呼ばれる統一[[書体]]が制定された。この書体は、JR化後に[[東海旅客鉄道|JR東海]]が版権を所有{{refnest|group="注"|分社化当時のJR東海社長 [[須田寛]]がスミ丸ゴシックの制作に携わっており、思い入れがあったからだという<ref>{{Cite book|和書|author=渡部千春 |authorlink=渡部千春 |title=これ、誰がデザインしたの？ |accessdate =2009-06-23 |publisher=美術出版社 |isbn=4-568-50269-1}}</ref>。}}しており、[[北海道旅客鉄道|JR北海道]]の柱用駅名標で使われているほか、デザインを一部修正したものがJR東海でも用いられている。<br />
<br />
[[1964年]]に開業した[[東海道新幹線]]では、[[在来線]]とは、異なり独自仕様の駅名標を採用した。在来線の駅名標と比較して横長（現在のJR各社で採用している駅名標の大半も横長のものが基本となっている）となり、また漢字とローマ字表記のみとして平仮名表記を省略し、前駅と次駅の表示も廃止した<ref>[http://showa.mainichi.jp/photo/2008/11/post-8e35-39.html 昭和毎日「さよなら０系新幹線：東海道新幹線が開通 新しい鉄道時代の幕開け」内にある岐阜羽島駅の写真内] - 毎日新聞社。2018年6月20日閲覧（わずかではあるが「岐阜羽島 GIFU-HASHIMA」と書かれているその当時の東海道新幹線専用の独自仕様の駅名標が映っているのが確認できる）。</ref><ref>[[須田寛]]「東海道新幹線II 改定新版」 JTBパブリッシング 2010年4月20日発行（pp.145に掲載の東京駅ホームの写真に「東京 TOKYO」と書かれているその当時の東海道新幹線専用の独自仕様の駅名標が映っている）</ref>。[[1972年]]に開業した[[山陽新幹線]]での駅名標はそれを発展させ、漢字とローマ字のみ使用であることには変わりがなかったものの、前の駅と次の駅とが併記されるようになり、大きさも在来線の国鉄標準のものとほぼ同じとなった。しかし、[[東北新幹線|東北]]・[[上越新幹線]]以降の新幹線では新幹線独自の駅名標は採用されず（東北・上越新幹線では在来線と同じ国鉄標準様式を採用<ref>[http://mainichi.jp/graph/2012/06/18/20120618org00m040012000c/006.html 写真特集：東北新幹線ヒストリー みちのくの夢乗せ、全線開通への四半世紀] - 毎日新聞社。2012年6月18日発信、2018年6月20日閲覧（この写真内にある盛岡駅の駅名標が国鉄標準様式であることが検証できる）。</ref>）、東海道新幹線も1970年代中頃から、山陽新幹線では1980年代中頃の国鉄末期より在来線や東北・上越新幹線以降で採用された様式（前駅と次駅入りの国鉄標準）に順次交換された。<br />
<br />
JR化後はJR各社が独自の様式の駅名標を採用した。JR東海では基本は国鉄時代のデザインのまま、[[1987年]]11月から在来線では自駅のローマ字部分のみ[[コーポレートカラー]]のオレンジ色の帯を入れ始めた<ref>鉄道ピクトリアル1988年3月号(通巻492号)P92</ref>。その他のJR各社では、1990年代半ばにかけて色帯を配した独自の駅名標デザイン制定が相次いだ。<br />
<br />
<gallery><br />
ファイル:Toei-Keisei-Oshiage-sta-signboard.JPG|[[私鉄]]間の[[境界駅]]にある[[駅ナンバリング]]導入後の駅名標（[[東京都]][[押上駅]]）<br />
ファイル:JRE Shinjo Station name board Y-shape.JPG|隣駅が3つある場合にJR東日本で採用されているY字型の駅名標（[[山形県]][[新庄駅]]）<br />
ファイル:Niitsu stn eqm.jpg|隣駅が4つある場合にJR東日本で採用されているX字型の駅名標（[[新潟県]][[新津駅]]）<br />
ファイル:Nirasaki Station in Pre-war Showa era.JPG|戦前の国鉄時代の[[縦書きと横書き|右横書き]]の駅名標（[[山梨県]][[韮崎駅]]）<br />
ファイル:JRK-Kumamoto-station-board01.jpg|right|thumb|250px|戦後の国鉄時代の[[縦書きと横書き|左横書き]]の駅名標（[[熊本県]][[熊本駅]]）<br />
</gallery><br />
<br />
=== 形態 ===<br />
[[ファイル:Hoshimi-Station02.JPG|right|thumb|80px|第3種駅名標の例（写真は[[ほしみ駅]]）]]<br />
{{出典の明記|date=2018年1月|section=1}}<br />
国鉄は「鉄道掲示規程」（のち「鉄道掲示基準規程」）で駅名標の種類および大きさなどについて、一時期のみ大きく以下の4種類に分けて規定していた{{いつ|date=2017年7月}}。<br />
*'''第1種''' 屋外用（駅本屋入口上部に掲出）<br />
*'''第2種''' つり下げ用（ホーム上屋に掲出） - 1号型（天地900mm、左右1200mm）または2号型（天地800mm、左右1100mm）。電気掲示器の場合は431号型（天地750mm、左右1330mm）<br />
*'''第3種''' 柱用（ホーム上屋柱・電柱などに掲出） - 9号型（天地750mm、左右150mm）。電気掲示器の場合は210号型（天地700mm、左右150mm）<br />
*'''第4種''' 建植用（ホーム上、または第1種から第3種までの駅名標が設置できない場所に設置） - 1号型。電気掲示器の場合は431号型<br />
前面をガラス板またはプラスチック板として内部から蛍光灯などで照明する「電気掲示器」も古くからあり、電照式、内照式などと呼ばれている。主に第2・4種駅名標に用いられている。<br />
<br />
{{要出典範囲|date=2018年2月|第3種駅名標は平仮名縦書きで、長く紺地に白字を基本とした。国鉄の首都圏本部管内、静岡鉄道管理局管内および北海道内では、1970年代後半から[[ラインカラー]]などの色枠を周囲に配して9号掲示板より一回り大型化し、下部に広告板をねじ止めで取り付る「枠付き」タイプの柱用駅名標が登場した。平仮名の書体は時期に応じて新旧の違いがある。このうち首都圏3局と静岡局では数度にわたり広告スポンサーが入れ替わった末、民営化から数年後にスポンサー募集をやめ新デザインのものに取り替えた。}}JR北海道は一貫して[[サッポロビール]]がスポンサーであり、北海道新幹線の柱用駅名標でも同社の広告が掲載されている他、現在も在来線では国鉄の新スミ丸ゴシック書体を用いて使用されている。一部の事業者ではこれのすぐ下に新聞社などの広告が入る（[[東武鉄道]]など）。<br />
<br />
=== 現状 ===<br />
JRおよび私鉄の駅名標の多くは、会社や線区などを象徴する色帯に、列車の進行方向を示す矢印などを組み合わせたり、帯を枝分かれさせて分岐駅を示すなどのデザインを採用している。JR東海の在来線、[[四国旅客鉄道|JR四国]]、[[九州旅客鉄道|JR九州]]、東武鉄道などでは、国鉄後期の規程に合わせ、自駅の所在地（[[都道府県]]・[[市区町村]]名<ref group="注">国鉄やJR東海は政令指定都市の駅では県名を省略し、区名を表記している。例：[[静岡駅]]では「[[静岡県]][[静岡市]]」→「静岡市[[葵区]]」に変更されている。国鉄時代には「北海道」は乗客にとっては当たり前の事なので省略されていた。</ref>）の表記を続けている。<br />
<br />
自駅名の表記は明治期以降、長らく平仮名表記が主だったが、一部の駅名標では可読性の高さを理由に漢字を大きく表記するケースが現れた。さらにJR西日本、JR四国が漢字中心のデザインとしたほか、当初平仮名を主としたデザインを制定したJR東日本でも、首都圏や地方都市圏で、漢字を大きくした新デザイン駅名標への切り替えを進めている。また駅名標に[[中国語]]や[[朝鮮語]]を併記するケースも現れている。<br />
<br />
JR東日本の一部支社や、JR西日本境港線、JR九州、第3セクター各社では、観光客にアピールするために、駅名標に名所のイラストや写真などの装飾を施すオリジナルデザインも見られる。<br />
<br />
=== JR各社のデザイン ===<br />
* JR東日本では、駅名表記を漢字中心とした新デザインへの置き換えを進めている。2009年からはつり下げ用の電気掲示器を「エコ薄型電気掲示器」として、光源を蛍光灯からLEDに変更した新型への置換えを順次進めている<ref>{{Cite press release |title=環境にやさしい駅をめざして |publisher=東日本旅客鉄道 |date=2010-02-02 |url=http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100202.pdf |format=PDF |accessdate= }}</ref>。<br />
* [[九州旅客鉄道|JR九州]]では、つり下げ用、建植用について帯を使わずに赤矢印を用い、地元のシンボルイラストを配したデザインを制定している。<br />
* 新幹線の駅名標は、JR東日本・JR西日本では在来線と同じ様式を採用しているのに対し、JR北海道・JR東海・JR九州では在来線とは異なる様式のものを採用している。<br />
<br />
=== 駅名標のグッズ化 ===<br />
* 多くの鉄道会社が駅名標キーホルダーや駅名標ストラップを販売している<ref>[http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/info_box/20080827000069 駅名標キーホルダー「ご長寿セット」発売] 四国新聞</ref><ref>[http://www1.saga-s.co.jp/news/machi-wadai.0.2181480.article.html 武雄温泉駅で発足25周年ストラップを配布 JR九州 ] 佐賀新聞</ref>。<br />
* 2009年1月には東急ステーションリテールサービス（東京都目黒区）が、東急東横線や田園都市線など東急線7線全駅の駅名標をプリントした「東急線駅名メモ帳」を限定発売した<ref>[http://www.shibukei.com/headline/5861/ 東急線全駅の「駅名標」がメモ帳に－パラパラ電車イラストも] シブヤ経済新聞</ref>。<br />
<br />
== 中国の駅名標 ==<br />
{{multiple image<br />
|image1 = Hongqiao Station.JPG<br />
|width1 = 200<br />
|caption1 = <div style="text-align:left">[[中華人民共和国鉄道部|中国国鉄]][[上海虹橋駅]]の駅名標</div><br />
|image2 = Platform of Wuhan Station at night.JPG<br />
|width2 = 177<br />
|caption2 = <div style="text-align:left">[[中華人民共和国鉄道部|中国国鉄]][[武漢駅]]の駅名標</div><br />
}}<br />
{{multiple image<br />
|image1= Xiaonanhai Station, Chengdu-Chongqing Railway.jpg<br />
|width1 = 200<br />
|caption1 = <div style="text-align:left">[[中華人民共和国鉄道部|中国国鉄]][[小南海駅]]の駅名標</div><br />
|image2= Machuri - panoramio.jpg<br />
|width2 = 177<br />
|caption2 = <div style="text-align:left">[[中華人民共和国鉄道部|中国国鉄]][[満州里駅]]の駅名標</div><br />
}}<br />
<br />
[[中華人民共和国鉄道部|中国国鉄]]の高速鉄道駅の駅名標では中国語と英語で駅名が表記されている。ただし、ドイツの駅名標と同じ、その駅名のみ記載し、両隣の駅名もキロメートルもない。一方、在来線の駅では中国語と[[ピンイン]]で駅名が表記されて、両隣の駅名も記されている。また、各[[民族区域自治|民族自治区]]にある駅名標は当該自治区の自治民族の言語による表記も入る。<br />
{{節stub}}<br />
<br />
{{-}}<br />
<br />
== 台湾の駅名標 ==<br />
{{multiple image<br />
|image1 = 八堵車站燈箱.jpg<br />
|width1 = 200<br />
|caption1 = <div style="text-align:left">台鉄の今日の駅名標（[[八堵駅]]）</div><br />
|image2 = Beitou-Station.JPG<br />
|width2 = 200<br />
|caption2 = <div style="text-align:left">[[台北捷運]][[北投駅]]の駅名標。駅名と隣駅ではなく行き先が表記されている。</div><br />
|image3 = Payphones of Taiwan Fixed Network at THSR Taichung Station 20070105.jpg<br />
|width3 = 200<br />
|caption3 = <div style="text-align:left">[[台湾高速鉄道]][[新烏日駅|台中駅]]の駅名標。駅名のみが表記されている。</div><br />
|align = right<br />
}}<br />
{{clearleft}}<br />
[[台湾鉄路管理局]]の駅名標は、基本的なフォーマットは、自駅の名前が中央に大きく、さらに左右の下に両隣の駅名及び[[キロメートル]]が小さく書かれている。<br />
<br />
交通部台湾鉄路管理局の所属ではなく[[阿里山森林鉄路]]の駅名標、[[高さ|海抜]]もある。<br />
<br />
[[捷運]]と台湾高鐵は両隣の駅名のある駅名標がなく、路線図だけある。<br />
<br />
{{-}}<br />
<br />
== 韓国の駅名標 ==<br />
{{multiple image<br />
|image1 = Korail dorasan station name plate.jpg<br />
|width1 = 200<br />
|caption1 = <div style="text-align:left">一般的な韓国鉄道公社の駅名標（[[都羅山駅]]）</div><br />
|image2 = Jagalchi station 2010.JPG<br />
|width2 = 200<br />
|caption2 = <div style="text-align:left">[[釜山交通公社]][[チャガルチ駅]]の駅名標。韓国語、英語、日本語、中国語で駅名が表記されている。</div><br />
|image3 = Q490545 Dongdaemun A01.JPG<br />
|width3 = 200<br />
|caption3 = <div style="text-align:left">[[ソウル交通公社1号線]][[東大門駅]]の駅名標。韓国語・英語・中国語（簡体字）・日本語（カタカナ）で表記されている。</div><br />
|align = right<br />
}}<br />
{{clearleft}}<br />
韓国の駅名標は、一般的にハングルや英語表記とともに[[朝鮮における漢字|韓国の漢字]]が併記されている。ただし、駅名に固有語や外来語など漢字で表記できない部分が含まれる場合、省略されるか、[[韓国における漢字|ハングル漢字交じり文]]で表記する（例：[[加山デジタル団地駅]]→「{{lang|ko|加山디지털團地}}」）か、固有語・外来語部分を漢字に翻訳する（例：[[西大田ネゴリ駅]]→「{{lang|ko|西大田四街}}」）ことで対応している。<br />
<br />
近年、急増する外国人観光客への対応として、日本語や中国語を併記する駅名標が地下鉄を中心に増えている。[[釜山交通公社]]では、[[釜山都市鉄道1号線|1号線]]・[[釜山都市鉄道4号線|4号線]]の全駅と[[釜山都市鉄道2号線|2号線]]・[[釜山都市鉄道3号線|3号線]]の一部の駅において、朝鮮語・英語・日本語（新字体、漢字表記がない場合はカタカナ）、中国語（簡体字、日本語とほぼ同一の場合は省略。漢字表記がない場合は当て字）で表記された駅名標が設置されている（代わりに韓国漢字の表示はなくなっている）。<br />
<br />
[[ソウル地下鉄]]や[[首都圏電鉄]]の各路線、広域電鉄[[東海線]]においても、[[2014年]]以降に設置・更新された駅名標では、朝鮮語・英語・中国語（簡体字）・日本語（カタカナ）での表記が行われている。また、[[2015年]]以降は既存の駅名標にステッカーを貼る形で中国語・日本語対応とする駅もみられる。<br />
<br />
また、[[ソウル特別市]]が管轄するソウル地下鉄の各路線においては、[[サインシステム]]と共にソウル市が制定したフォントの「[[ソウル南山体]]」が使われた駅名標への置き換えが進んでいる。<br />
<br />
首都圏電鉄や都市鉄道においては[[駅ナンバリング]]も行われており、駅名標にも表記されているが、隣駅表示については日本と異なり前駅にも表記されているものが多い。<br />
<br />
{{-}}<br />
<br />
== ヨーロッパの駅名標 ==<br />
{{multiple image<br />
|image1 = Augsburg Hauptbahnhof.JPG<br />
|width1 = 200<br />
|caption1 = <div style="text-align:left">[[ドイツ国鉄]]の駅名標（[[アウクスブルク中央駅]]）</div><br />
|image2 = West Runton sign.jpg<br />
|width2 = 200<br />
|caption2 = <div style="text-align:left">[[英国鉄道]][[ウェストラントン駅]]の駅名標</div><br />
|align = right<br />
}}<br />
ヨーロッパの駅名標は駅舎として屋根を有する建物がある場合には天井から吊るされている場合が多い<ref name="culture">海外鉄道サロン編『ヨーロッパおもしろ鉄道文化』交通新聞社、2011年</ref>。駅名標の文字は大きいものの両隣の駅名が表示されていることはほとんどない<ref name="culture" />。<br />
<br />
[[ドイツ]]・[[イギリス]]などでは両隣の駅名及びキロメートルは載っておらず、駅名のみ記載されている。<br />
{{節stub}}<br />
<br />
{{-}}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group="注"}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{commonscat|Train station signs}}<br />
* [[発車標]]<br />
* [[番線標]] - 駅に設置している算用数字の「1」や「2」などの番線表示。方面が書かれている場合もある。<br />
* [[行先標]]<br />
* [[方向幕]]<br />
* [[路線図]]<br />
* [[道路標識]]<br />
* [[サインシステム]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:えきめいひよう}}<br />
[[Category:鉄道駅の構内設備]]</div>
210.199.238.238
阪神神戸高速線
2018-08-01T12:46:57Z
<p>210.199.238.238: /* 快速急行 */</p>
<hr />
<div>{{Infobox 鉄道路線<br />
|路線名 = [[File:Hanshin-logo-black.png|35px|baseline|link=阪神電気鉄道]] 神戸高速線<br />
|路線色 = orangered<br />
|路線色2 = blue<br />
|画像 = Kosoku-Kobe sta01s3000.jpg<br />
|画像サイズ = 300px<br />
|画像説明 = [[阪神電気鉄道|阪神]][[阪神5500系電車|5500系]]（左）と[[山陽電気鉄道|山陽]][[山陽電気鉄道3000系電車|3000系]]（右）<br/>（2008年2月9日 [[高速神戸駅]]）<br />
|国 = {{JPN}}<br />
|所在地 = [[兵庫県]][[神戸市]][[長田区]]・[[兵庫区]]・[[中央区 (神戸市)|中央区]]<br />
|起点 = [[西代駅]]<br />
|終点 = [[元町駅 (兵庫県)|元町駅]]<br />
|路線記号 = [[ファイル:Number prefix Hanshin Railway.png|21px|HS]] HS<br />
|駅数 = 7駅<br />
|開業 = 1968年4月7日<br />
|廃止 = <br />
|所有者 = [[神戸高速鉄道]]<br />（第3種鉄道事業者）<br />
|運営者 = [[阪神電気鉄道]] <br />（第2種鉄道事業者）<br />
|使用車両 = <!-- 使用車両が多岐にわたり非常に煩雑となるため新たな節の作成が必要かと --><br />
|路線距離 = 5.0 [[キロメートル|km]]<br />
|軌間 = 1,435 [[ミリメートル|mm]]<br />
|線路数 = [[複線]]<br />
|電化方式 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]] [[架空電車線方式]]<br />
|最高速度 = 65 [[キロメートル毎時|km/h]]<br />
|路線図 = ファイル: Kobe Kosoku Line.png<br />
}}<br />
<br />
<!-- 凡例に則りHUBを接続範囲とします --><br />
<!-- 煩雑となるため、地下鉄・高架は記述していません --><br />
{{BS-map<br />
|title=停車場・施設・接続路線<br />
|title-bg=orangered<br />
|title-color=white<br />
|map=<br />
* 下段のキロ程は[[梅田駅 (阪神)|梅田駅]]起点<br />
{{BS|STR|||[[山陽電気鉄道|山電]]：{{rint|kobe|sym}} [[山陽電気鉄道本線|本線]]||}}<br />
{{BS3|exSTRc2|eABZg3||||}}<br />
{{BS3|exSTR+1|exSTRc4|O2=tSTRa|||||}}<br />
{{BS3|exBHF|O1=GRZq|tBHF+GRZq||{{BSkm|0.0|37.1}}|HS 39/SY 01 [[西代駅]]||}}<br />
{{BS3|extSTR2a|extSTRc3|O2=tSTR|||'''阪神：神戸高速線'''|}}<br />
{{BS3|extSTRc1|O1=POINTERg@g|etABZg+4|||''旧線''|-1995|}}<br />
{{BS|tKRZW|||[[湊川 (兵庫県)|新湊川]]||}}<br />
{{BS3|tSTRq|tKRZt|tBHFq|O3=HUBa|||[[長田駅 (神戸市営地下鉄)|長田駅]] [[神戸市営地下鉄西神・山手線|西神・山手線]] {{rint|kobe|s}}|}}<br />
{{BS5|||tBHF|O3=HUBaq|HUBrf||{{BSkm|0.9|36.2}}|HS 38 [[高速長田駅]]|}}<br />
{{BS|tBHF|{{BSkm|1.9|35.2}}|HS 37 [[大開駅]]}}<br />
{{BS3||tBHF|O2=HUBaq|tKBHFaq|O3=HUBeq|{{BSkm|2.9|34.2}}|HS 36 [[新開地駅]]|[[神戸電鉄|神鉄]]：{{rint|kobe|kbk}} [[神戸電鉄神戸高速線|神戸高速線]]|}}<br />
{{BS3|STR+4|tSTR||||}}<br />
{{BS5|tSTR+4|STR|O2=POINTERg@fq|tSTR|||||[[西日本旅客鉄道|JR西]]：[[山陽本線]]（{{JR西路線記号|K|A}} [[JR神戸線]]）|}}<br />
{{BS5|tBHF|O1=HUBaq|STR|O2=HUBlg|tSTR|||||[[ハーバーランド駅]]|}}<br />
{{BS5|tSTR|BHF+GRZq|O2=HUB|tSTR|||||[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]|}}<br />
{{BS5|tSTR|STR|O2=HUBlf|tBHF|O3=HUBeq|||{{BSkm|3.5|33.6}}|HS 35 [[高速神戸駅]]|}}<br />
{{BS5|tSTR|O1=POINTERg@fq|STR2|tABZ23|O3=STRc3|||||[[神戸市営地下鉄海岸線|海岸線]] {{rint|kobe|k}}|}}{{BS3|tSTR+1u|tSTRc1|O2=STR+4|tSTR+4|O3=POINTERg@fq|||[[阪急電鉄|阪急]]：{{rint|osaka|hkk}} [[阪急神戸高速線|神戸高速線]]|}}<br />
{{BS3|tSTR|STR|O2=POINTERg@fq|tSTR|||JR西：[[東海道本線]]（{{JR西路線記号|K|A}} JR神戸線）|}}<br />
{{BS3|tBHF|STR|tSTR|{{BSkm|4.2|32.9}}|HS 34 [[西元町駅]]||}}<br />
{{BS3|tSTR|STR|tHST|||[[花隈駅]]}}<br />
{{BS3|tSTR|O1=POINTERg@fq|STR|tSTR||'''阪神：神戸高速線'''||}}<br />
{{BS3|tBHF+GRZq|O1=HUBaq|BHF|O2=HUBeq|tSTRe|{{BSkm|5.0|32.1}}|HS 33 [[元町駅 (兵庫県)|元町駅]]||}}<br />
{{BS3|tSTR|||||[[阪神電気鉄道|阪神]]：{{rint|osaka|hsm}} [[阪神本線|本線]]|}}<br />
}}<br />
[[ファイル:Kosoku-Nagata station south gate.jpg|right|thumb|240px|「阪神」の語が入っている第二種重複解消以降の駅名標識（[[高速長田駅]]）]]<br />
[[ファイル:Hanshin Nishi-motomachi west exit.JPG|right|thumb|240px|「阪神」の語が入っている第二種重複解消以降の駅名標識（[[西元町駅]]）]]<br />
[[ファイル:Sanden Local Hanshin-Sannomiya mq.jpg|right|thumb|240px|山陽からの阪神本線直通普通の方向幕]]<br />
'''神戸高速線'''（こうべこうそくせん）は、[[兵庫県]][[神戸市]]の[[西代駅]]から[[元町駅 (兵庫県)|元町駅]]に至る[[阪神電気鉄道]]（阪神）の[[鉄道路線]]である。この路線は、[[神戸高速鉄道]]が[[鉄道事業者#第三種鉄道事業|第三種鉄道事業者]]として線路を保有し、阪神が[[鉄道事業者#第二種鉄道事業|第二種鉄道事業者]]として運送（列車の運行）を行っている。神戸高速鉄道での路線名は[[阪急電鉄]]（阪急）の[[阪急神戸高速線|神戸高速線]]区間（阪急神戸三宮方面）もあわせて'''東西線'''である。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
神戸市中心部の阪神[[阪神本線|本線]]・山陽電気鉄道[[山陽電気鉄道本線|本線]]の各ターミナルを結ぶ[[地下線]]である。また、[[新開地駅]] - [[高速神戸駅]]間 (0.6km) は阪急も[[阪急神戸高速線|神戸高速線]]として同じ線路で旅客運送を行っており、第二種鉄道事業における重複区間となっている。[[阪神・淡路大震災]]被災を挟んで工事の進められていた西代駅 - [[高速長田駅]]間の一部も地下線に切り替えられた。正式な起点は西代駅であるが、列車運行上は元町駅から西代駅へ向かう列車が「下り」、逆方向が「上り」となっている。<br />
<br />
[[鉄道事業法]]施行以前は神戸高速鉄道が阪神・阪急・山陽から車両を借用して自社路線として運営していた。その経緯から、同法施行後は、阪神、阪急、山陽の3社が当路線の（旅客運送を行う）第二種鉄道事業者となったが、駅務及び運行管理を当路線の（線路等を保有する）第三種鉄道事業者となった神戸高速鉄道に委託し、運賃については神戸高速鉄道線独自の設定を継承した。<br />
<br />
その後、第二種各社の運行形態の変更や[[阪急・阪神経営統合]]、出資比率の変更に伴い、阪急の西代駅 - 新開地駅間と山陽の第二種鉄道事業は[[2010年]]10月1日に廃止され<ref name="hhhd20100716">{{PDFlink|[http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/K1201007161N2.pdf 神戸高速線における鉄道事業許可変更日の決定について]}} - 阪急阪神ホールディングス、2010年7月16日。</ref>、西代駅 - 新開地駅間の第二種鉄道事業は阪神の単独に変わった（事業区間重複の大幅解消）。よって、山陽は単に乗り入れてくる形（他社線からの[[直通運転]]）となった。<br />
<br />
同日に、（阪神）元町駅 - 西代駅間の列車運行管理業務・駅運営管理が阪神に移管され、[[駅名標]]も阪神のデザインと同一のものになった<ref>{{PDFlink|[http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20100913.pdf 2010年10月1日(金)、神戸高速線が新たに生まれ変わります!]}}- 阪神電気鉄道 2010年9月13日</ref>。それにあわせて、神戸高速鉄道の駅務などの従業員のほとんどは、阪急および阪神が神戸高速線の業務を新たに委託した[[阪急レールウェイサービス]]に転籍して業務にあたることになった（制服は阪神社員仕様のものを採用）。<br />
<br />
営業に際して表記する路線名称についても、第三種鉄道事業者の定める「（神戸高速鉄道）東西線」に代わり、第二種鉄道事業者の定める「（阪神）神戸高速線」とされている。駅の案内標識や時刻表（2012年3月20日のダイヤ改正から）に関しては阪神のフォーマットになった。<br />
<br />
一方、運賃は神戸高速鉄道独自の設定を継承しており、第二種重複区間の境目である高速神戸駅（対阪急）、新開地駅（対神戸電鉄）に運賃計算上の境界はなく、当路線から神戸電鉄線湊川駅や阪急線各駅までは合算ではなく通し運賃となる。企画乗車券に関してもこの設定が基本となっている。<br />
<br />
駅の場内アナウンスや発車ベルについては、2016年3月18日まで神戸高速鉄道独自仕様の放送が用いられていた。2016年3月19日のダイヤ改正以降、西元町駅 - 高速長田駅間の各駅で阪神仕様のものに変更されている。ただし、阪神線の始発駅である元町駅では阪神仕様、山陽線の始発駅である西代駅では山陽仕様、阪急神戸高速線および神鉄神戸高速線の各駅では神戸高速鉄道独自仕様の放送が、それぞれ従来通り用いられている。<br />
<br />
=== 路線データ ===<br />
*管轄・路線距離（[[営業キロ]]）：<br />
**阪神電気鉄道（第二種鉄道事業者）：<br />
***西代駅 - 元町駅間 (5.0km)<br />
**神戸高速鉄道（[[鉄道事業者#第三種鉄道事業|第三種鉄道事業者]]）：<br />
***西代駅 - 元町駅間（5.0km）<br />
*[[軌間]]：1435mm<br />
*駅数：7駅（起終点駅含む）<br />
*複線区間：全線<br />
*電化区間：全線電化（直流1500V）<br />
*最高速度：65km/h<br />
<br />
== 運行形態 ==<br />
{{See also|阪神本線#運行形態|山陽電気鉄道本線#運行形態}}<br />
<br />
神戸高速鉄道は車籍を持った自社の車両を保有しておらず<ref>ただし保線用に車籍のない機械として[[モーターカー]]を所有していた。保線用モーターカーは現在阪神電気鉄道が所有している。</ref>、すべて阪神・山陽の各社所属の旅客用車両で運転される。<br />
<br />
各種別の概況を以下に記す。<br />
<br />
=== 直通特急 ===<br />
{{Main|直通特急 (阪神・山陽)}}<br />
<br />
阪神電鉄・山陽電鉄の車両で元町駅 - 西代駅間を経由して阪神[[梅田駅 (阪神)|梅田駅]] - [[山陽姫路駅]]間に運転されている。直通特急には神戸高速線において西元町駅・大開駅・西代駅を通過する列車とこれら3駅含め各駅に停車する列車がある。<br />
<br />
=== 特急（阪神特急）===<br />
平日朝ラッシュ時以外の時間帯で運転されている。神戸高速線内は各駅に停車する。基本的には阪神梅田駅 - 須磨浦公園駅間で運転されているが、一部列車は阪神梅田駅 - 東須磨駅で運転されている。また一部列車は当線内折り返しとして、阪神梅田駅 - 高速神戸駅・新開地駅間で運転されている。なお、深夜に山陽電鉄の車両で運転されている阪神梅田発山陽須磨行きの列車は高速神戸駅で普通に変更して運転されている。基本的には阪神電鉄の車両で運転されるがごく一部の列車は山陽電鉄の車両で運転されている。<br />
<br />
=== S特急 ===<br />
東行は朝に、西行は深夜に運転される。神戸高速線内は西元町駅のみ通過する。下りは阪神神戸三宮（土休日1本は高速神戸）発山陽姫路行きが、上りは高砂発阪神神戸三宮行きとして運転されている。基本的に山陽電鉄の車両4両編成で運転されている。2016年3月19日のダイヤ改正で平日朝にあった山陽姫路発は消滅した。<br />
<br />
=== 快速急行 ===<br />
土休日朝に新開地発近鉄奈良行きが3本設定されている。神戸高速線内は各駅に停車する。阪神の車両で運転されている。<br />
<br />
=== 普通（阪神普通） ===<br />
終日、阪神梅田駅 - 高速神戸駅間で運転されているが、始発列車は尼崎および石屋川発新開地行きで運転されている。またその折り返しとして、新開地発阪神梅田行きとして運転されている。その他にも尼崎駅・石屋川駅 - 高速神戸駅間の列車も設定されている。阪神電鉄の加速度が高い車両（[[ジェットカー]]）で運転されている。<br />
一方、土休日を中心に阪神神戸三宮駅 - 高速神戸駅・新開地駅・東須磨駅・須磨浦公園駅間で区間運転される列車があり、各駅停車ながら永らく「特急」として運転されてきたが、2016年3月19日のダイヤ改正以降、「普通」として運転されている。<br />
<br />
=== 普通（山陽普通）===<br />
ほぼ終日において山陽姫路駅 - 阪急神戸三宮駅間で運転されており、朝・夕や土休日日中には山陽姫路駅 - 阪神神戸三宮駅間にも運転されている。なお阪神神戸三宮発着の列車は一部列車を除いて大石駅まで回送されて折り返している。1998年までは阪急六甲駅まで、2001年までは大石駅まで直通運転を行っていた。また神戸高速線内折り返しとして、新開地駅・高速神戸駅発着列車が設定されており、夜間は東行は新開地行きとして、西行は高速神戸発が基本として運転されている。また東須磨駅・山陽須磨駅・山陽明石駅・霞ヶ丘駅・東二見駅・飾磨駅発着の列車が設定されている。<br />
<br />
各社のダイヤパターンにあわせるため、ダイヤの作成には非常に苦労するという。この影響で高速神戸駅や新開地駅で時間調整を行う列車もある。かつては日中で阪急神戸線が10分間隔、阪神本線が12分間隔、山陽電気鉄道本線が15分間隔の各ダイヤを採用していた上に、阪急車も新開地以西への乗り入れがあった（1998年まで西代駅 - 須磨浦公園駅間は各駅停車だけで1時間あたり10本あった）ため、非常に複雑なダイヤであった。現在は日中で阪急と阪神が10分間隔、山陽が15分間隔である。<br />
<br />
日中の各区間の1時間あたりの運行本数は下表のとおりである。<br />
{| class="wikitable" style="font-size:85%;"<br />
|+日中の運行パターン<br />
|-<br />
!colspan="2" |種別＼駅名<br />
!直通先<br />
!style="width:1em;"|西代<br />
!…<br />
!colspan="2" style="width:1em;"|新開地<br />
!colspan="2" style="width:1em;"|高速神戸<br />
!…<br />
!style="width:1em;"|元町<br />
!直通先!!本数<br />
|- style="text-align:center;"<br />
!rowspan="6" style="width:1em;"|運行範囲<br />
|rowspan="2" |直通特急<br />
|山陽姫路||style=" background:#f96" colspan="8"|（線内も通過運転）<br />
|阪神梅田||2本<br />
|- style="text-align:center;"<br />
|山陽姫路||style=" background:#ff9" colspan="8"|（線内は各駅停車）<br />
|阪神梅田||2本<br />
|- style="text-align:center;"<br />
|style=" background:#fcc"|阪神特急||須磨浦公園<br />
|style=" background:#fcc" colspan="8"|<br />
|阪神梅田||2本<br />
|- style="text-align:center;"<br />
|style=" background:#adf"|阪神普通<br />
|colspan="6"|<br />
|style=" background:#adf" colspan="3"|<br />
|阪神梅田||6本<br />
|- style="text-align:center;"<br />
|style=" background:#daa"|阪急特急<br />
|colspan="4"|<br />
|style=" background:#daa" colspan="2"|<br />
|colspan="3"|<br />
|阪急梅田||6本<br />
|- style="text-align:center;"<br />
|style=" background:#fda"|山陽普通<br />
|山陽姫路<br />
|style=" background:#fda" colspan="5"|<br />
|colspan="3"|<br />
|阪急神戸三宮||2本<br />
|}<br />
<br />
== 乗務員 ==<br />
;西代駅 - 高速神戸駅間<br />
:新開地駅発着の阪神車（阪神特急充当の山陽車も含む）は阪神の乗務員が乗務する。<br />
:上記以外は山陽の乗務員が乗務する。<br />
;高速神戸駅 - 阪神元町駅間<br />
:阪神神戸三宮発着の山陽車は山陽の乗務員が乗務する。阪神神戸三宮駅 - 大石駅間の回送運転も山陽の乗務員により行われている。<br />
:上記以外は阪神の乗務員が乗務する。<br />
:直通特急と山陽線発着の阪神特急は高速神戸駅で阪神と山陽の乗務員交代を行う。<br />
<br />
神戸高速鉄道は、開業以来車両･乗務員を持たず、乗り入れ各社から車両と乗務員を借りるという考え方で、これを乗り入れ各社間でも踏襲し、山陽電鉄線に乗り入れる阪急･阪神車や阪急･阪神線に乗り入れる山陽電鉄車にはそれぞれ車両の所属社の乗務員がそのまま乗務していた。1998年2月に運行を開始した阪神･山陽の直通特急についてはこの方法を採らず、高速神戸駅を乗務交代駅とし、以東を阪神、以西を山陽の乗務員が担当することとなった。さらに、2009年3月の阪神なんば線開通に伴うダイヤ改正以降は、須磨浦公園（または東須磨）発着の阪神特急についても高速神戸駅での乗務員交代を行う体制に移行した。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
*[[1968年]]（昭和43年）[[4月7日]]：西代駅 - 元町駅間が開業。当路線を介して阪急・阪神・山陽が相互直通運転開始。<br />
**[[毎日新聞]]によれば開業当日は桜の見頃の日曜日であったため多くの乗客が押し寄せダイヤが大混乱。桜の名所である[[須磨浦公園駅]]には30万人の乗降客を記録し一時乗車券の発売を停止する事態となった。<br />
*[[1988年]]（昭和63年）[[4月1日]]：鉄道事業法施行にともない神戸高速鉄道が第三種鉄道事業営業開始。阪急が西代駅 - 高速神戸駅（ -（阪急）三宮駅）間、阪神が西代駅 - （阪神）元町駅間、山陽が全線で「神戸高速線」として第二種鉄道事業営業開始。<br />
*[[1995年]]（平成7年）[[1月17日]]：[[兵庫県南部地震]]（[[阪神・淡路大震災]]）により全線不通<ref name="RF428">{{Cite journal|和書 |date = 1996-12 |title = 阪神大震災 被災と復旧の記録(５)神戸高速鉄道 |journal = [[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]] |volume = 36 |issue = 12 |pages = 71-75 |publisher = [[交友社]] }}</ref>。<br />
**[[2月1日]]：元町駅 - 高速神戸駅間の運転再開<ref name="RF428"/>。<br />
**[[2月6日]]：高速神戸駅 - 新開地駅間の運転再開<ref name="RF428"/>。<br />
**[[6月18日]]：高速長田駅 - 西代駅間の地下線完成とともに同区間の運転再開<ref name="RF428"/>。<br />
**[[8月13日]]：新開地駅 - 高速長田駅間の運転を再開し全通<ref name="RF428"/>。ただし[[大開駅]]は通過<ref name="RF428"/>。<br />
*[[1996年]]（平成8年）1月17日：大開駅の営業再開により全駅復旧<ref name="RF428"/>。<br />
*[[1998年]]（平成10年）[[2月15日]]：阪神・山陽が阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間に直通特急を運転開始。一方、阪急による乗り入れは新開地駅までとなる。<br />
*[[2010年]]（平成22年）[[10月1日]]：阪急の新開地駅 - 西代駅間、山陽の全線の第二種鉄道事業廃止。同時に運営体制を変更し、神戸高速鉄道が担ってきた列車運行や駅舎、付随する施設の管理業務を第二種鉄道事業許可の区分に従って各社に移管。<br />
*[[2012年]]（平成24年）[[3月20日]]：ダイヤ改正より、土休日の朝に新開地駅始発の[[阪神本線#快速急行|快速急行]][[近鉄奈良駅|近鉄奈良]]行きが3本設定され運行開始<ref>{{PDFlink|[http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20120120-11.pdf 3月20日（火・祝）全線のダイヤ改正を実施!]}} - 阪神電気鉄道ニュースリリース 2012年1月20日</ref>。<br />
*[[2014年]]（平成26年）4月：元町駅 - 西代駅の各駅に駅ナンバリング導入<ref name="hhhd20130430">{{PDFlink|[http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/SR201304304N1.pdf 阪神「三宮」を「神戸三宮」に駅名変更のうえ、駅ナンバリングを導入し、全てのお客さまに分かりやすい駅を目指します]}} - 阪急阪急ホールディングス2013年4月30日</ref><ref name="sanyo-railway20140207">{{PDFlink|[http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1391749594.pdf 全駅に駅ナンバリングを導入します]}} - 山陽電気鉄道、2014年2月7日</ref>。<br />
*[[2016年]]（平成28年）[[3月19日]]：ダイヤ改正より、種別案内が各社局のものに統一<ref>2016年3月18日までは、神戸高速鉄道線内の停車駅に準じた案内がなされており、全駅に停車する特急（阪神特急・阪急特急）は普通列車として扱われていた。</ref>。あわせて、西元町駅 - 高速長田駅間の各駅の自動案内放送は阪神仕様に変更。<br />
<br />
== 駅一覧 ==<br />
*全駅[[兵庫県]][[神戸市]]に所在。<br />
*停車駅は線内に通過駅を持つ種別のみ記載する。<br />
*神戸高速線以外における直通特急の停車駅は「[[直通特急 (阪神・山陽)]]」も参照のこと。<br />
*阪神電気鉄道の特急（阪神特急）は神戸高速線内および山陽電鉄本線内は各駅に停車。阪神本線内の停車駅は「[[阪神本線]]」を参照のこと。<br />
*阪急電鉄からの乗り入れ列車については「[[阪急神戸高速線]]」を参照のこと。<br />
*[[駅ナンバリング|駅番号]]は2014年4月より導入<ref name="hhhd20130430" />。阪神本線からの続き番号となっている。西代駅は山陽のSY 01と阪神のHS 39の両方のナンバーが付くこととなった<ref name="sanyo-railway20140207" />。<br />
<br />
;凡例<br />
:●：停車、▲：一部の列車が停車、｜：通過<br />
:普通列車、阪神特急、阪神快速急行（土休日の初発から3本近鉄奈良行きのみ運転）は省略：神戸高速線内各駅に停車<br />
{| class="wikitable" rules="all"<br />
|-<br />
!rowspan="2" style="width:4em;"|駅番号<br />
!rowspan="2" style="width:7em;"|駅名<br />
!rowspan="2" style="width:2.5em;"|駅間キロ<br />
!colspan="2"|営業キロ<br />
!rowspan="2" style="width:1em; background:#cf9;"|S特急<br />
!rowspan="2" style="width:1em; background:#f96;"|直通特急<br />
!rowspan="2"|接続路線<br />
!rowspan="2"|所在地<br />
|-<br />
!style="width:2.5em;"|西代から<br />
!style="width:2.5em;"|梅田から<br />
|-<br />
!colspan="5"|直通運転区間<br />
|colspan="4"|'''西代駅から'''<br />○山陽普通・S特急・直通特急…[[山陽姫路駅]]まで<br />○阪神特急…[[須磨浦公園駅]]まで（一部[[東須磨駅]]まで）<br />
|-<br />
!HS 39<br />SY 01<br />
|（山陽）[[西代駅]]<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:right;"|0.0<br />
|style="text-align:right;"|37.1<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|▲<br />
|[[山陽電気鉄道]]：[[ファイル:Number prefix San-yo Railway line.png|15px|SY]] [[山陽電気鉄道本線|本線]]（直通運転）<br />
|rowspan="2"|[[長田区]]<br />
|-<br />
!HS 38<br />
|[[高速長田駅]]<br />
|style="text-align:right;"|0.9<br />
|style="text-align:right;"|0.9<br />
|style="text-align:right;"|36.2<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|●<br />
|[[神戸市営地下鉄]]：[[ファイル:Subway KobeSeishin.svg|13px]] [[神戸市営地下鉄西神・山手線|西神・山手線]]（[[長田駅 (神戸市営地下鉄)|長田（長田神社前）駅]]）(S08)<br />
|-<br />
!HS 37<br />
|[[大開駅]]<br />
|style="text-align:right;"|1.0<br />
|style="text-align:right;"|1.9<br />
|style="text-align:right;"|35.2<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|▲<br />
|&nbsp;<br />
|rowspan="2"|[[兵庫区]]<br />
|-<br />
!HS 36<br />
|[[新開地駅]]<br />
|style="text-align:right;"|1.0<br />
|style="text-align:right;"|2.9<br />
|style="text-align:right;"|34.2<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|●<br />
|[[神戸電鉄]]：[[ファイル:Number_prefix_Kobe_Railway_line.png|15px|KB]] [[神戸電鉄神戸高速線|神戸高速線]] (KB01)<br />
|-<br />
!HS 35<br />
|[[高速神戸駅]]<br />
|style="text-align:right;"|0.6<br />
|style="text-align:right;"|3.5<br />
|style="text-align:right;"|33.6<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|●<br />
|[[阪急電鉄]]：[[ファイル:Number prefix Hankyu Kobe line.png|15px|HK]] [[阪急神戸高速線|神戸高速線]]（阪急神戸三宮方面）<br />[[西日本旅客鉄道]]：{{JR西路線記号|K|A}} [[東海道本線]]・[[山陽本線]]（[[JR神戸線]]）（[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]）<br />神戸市営地下鉄：[[ファイル:Subway KobeKaigan.svg|13px]] [[神戸市営地下鉄海岸線|海岸線]]（[[ハーバーランド駅]]）(K04)<br />
|rowspan="3"|[[中央区 (神戸市)|中央区]]<br />
|-<br />
!HS 34<br />
|[[西元町駅]]<br />
|style="text-align:right;"|0.7<br />
|style="text-align:right;"|4.2<br />
|style="text-align:right;"|32.9<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|｜<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|▲<br />
|&nbsp;<br />
|-<br />
!HS 33<br />
|（阪神）[[元町駅 (兵庫県)|元町駅]]<br />
|style="text-align:right;"|0.8<br />
|style="text-align:right;"|5.0<br />
|style="text-align:right;"|32.1<br />
|style="width:1em; background:#cf9;"|●<br />
|style="width:1em; background:#f96;"|●<br />
|[[阪神電気鉄道]]：[[ファイル:Number prefix Hanshin Railway.png|15px|HS]] [[阪神本線|本線]]（直通運転）<br />西日本旅客鉄道：{{JR西路線記号|K|A}} 東海道本線（JR神戸線）<br />神戸市営地下鉄：[[ファイル:Subway KobeKaigan.svg|13px]] 海岸線（[[旧居留地・大丸前駅]]）(K02)<br />
|-<br />
!colspan="5"|直通運転区間<br />
|colspan="4"|'''元町駅から'''<br />○阪神普通・阪神特急・直通特急…[[梅田駅 (阪神)|梅田駅]]まで<br />○阪神快速急行…[[近鉄奈良駅]]まで<br />○山陽普通・S特急…[[三宮駅|神戸三宮駅]]まで<br />
|}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* {{Cite book | 和書 | author = 今尾恵介（監修） | title = [[日本鉄道旅行地図帳]] - 全線・全駅・全廃線 | publisher = [[新潮社]] | volume = 9 関西2 | year = 2009 | id = ISBN 978-4-10-790027-2 | ref = imao }}<!-- 距離のみ --><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
*[[日本の鉄道路線一覧]]<br />
<br />
{{阪神電気鉄道の路線}}<br />
{{デフォルトソート:はんしんこうへこうそくせん}}<br />
[[Category:近畿地方の鉄道路線|こうへこうそくせん]]<br />
[[Category:阪神電気鉄道|路こうへこうそくせん]]<br />
[[Category:兵庫県の交通]]</div>
210.199.238.238
渡辺美智雄
2018-07-10T15:08:11Z
<p>210.199.238.238: Oginomeyyoko (会話) による ID:69185392 の版を取り消し 噂は百科事典に必要ありません</p>
<hr />
<div>{{混同|渡辺みちお|x1=日本の漫画家}}<br />
{{画像提供依頼|自然な表情の顔写真|date=2011年5月|cat=人物}}<br />
{{政治家<br />
|人名 = 渡辺 美智雄<br />
|各国語表記 = わたなべ みちお<br />
|画像 = Michio Watanabe 1993.jpg<br />
|画像説明 = 1993年2月、[[ペンタゴン]]にて<br />
|国略称 = {{JPN}}<br />
|生年月日 = [[1923年]][[7月28日]]<br />
|出生地 = {{JPN}} [[千葉県]][[習志野市]]<br />
|没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1923|7|28|1995|9|15}}<br />
|死没地 =<br />
|出身校 = [[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]附属商学専門部<!--「ノート:渡辺美智雄#出身校の表記について」を参照してください--> <br />
|前職 = [[読売新聞|読売新聞東京本社]]記者<br />
|現職 =<br />
|所属政党 = （[[自由党_(日本_1950-1955)|自由党]]→）<br/>[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]<br />
|称号・勲章 = [[従二位]]<br/>[[勲一等旭日桐花大綬章]]<br/>衆議院永年在職議員<br />
|世襲の有無 = 1世<br />
|親族（政治家） = 長男・[[渡辺喜美]]<br>孫・[[渡辺美知太郎]]<br />
|配偶者 = 長山すみ子<br />
|サイン =<br />
|ウェブサイト =<br />
|サイトタイトル =<br />
|国旗 = JPN<br />
|職名 = [[副総理]]<br/>第119代 [[外務大臣 (日本)|外務大臣]]<br />
|内閣 = [[宮澤内閣|宮沢内閣]]<br/>[[宮澤内閣_(改造)|宮沢改造内閣]]<br />
|選挙区 =<br />
|当選回数 =<br />
|就任日 = [[1991年]][[11月5日]]<br />
|退任日 = [[1993年]][[4月7日]]<br />
|退任理由 = すい臓ガンによる体調不良<br />
|元首職 =<br />
|国旗2 = JPN<br />
|職名2 = 第44代 [[経済産業大臣|通商産業大臣]]<br />
|内閣2 = [[第2次中曽根内閣 (第2次改造)|第2次中曽根第2次改造内閣]]<br />
|選挙区2 =<br />
|当選回数2 =<br />
|就任日2 = [[1985年]][[12月28日]]<br />
|退任日2 = [[1986年]][[7月22日]]<br />
|退任理由2 =<br />
|元首職2 =<br />
|元首2 =<br />
|国旗3 = JPN<br />
|職名3 = 第81代 [[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]<br />
|内閣3 = [[鈴木善幸内閣|鈴木内閣]]<br/>[[鈴木善幸内閣_(改造)|鈴木善幸改造内閣]]<br />
|選挙区3 =<br />
|当選回数3 =<br />
|就任日3 = [[1980年]][[7月17日]]<br />
|退任日3 = [[1982年]][[11月17日]]<br />
|退任理由3 =<br />
|元首職3 =<br />
|元首3 =<br />
|国旗4 = JPN<br />
|職名4 = 第2代 [[農林水産大臣]]<br />
|内閣4 = [[第1次大平内閣]]<br />
|選挙区4 =<br />
|当選回数4 =<br />
|就任日4 = [[1978年]][[12月7日]]<br />
|退任日4 = [[1979年]][[11月9日]]<br />
|退任理由4 =<br />
|元首職4 =<br />
|元首4 =<br />
|国旗5 = JPN<br />
|職名5 = 第55代 [[厚生省#歴代の厚生大臣|厚生大臣]]<br />
|内閣5 = [[福田赳夫内閣]]<br />
|選挙区5 =<br />
|当選回数5 =<br />
|就任日5 = [[1976年]][[12月24日]]<br />
|退任日5 = [[1977年]][[11月28日]]<br />
|退任理由5 =<br />
|元首職5 =<br />
|元首5 =<br />
|国旗6 = JPN<br />
|その他職歴1 = [[日本の国会議員|衆議院議員]]<br />'''（11期）''' '' ''<br />
|就任日6 = [[1963年]][[11月22日]]<br />
|退任日6 = [[1995年]][[9月15日]]<br />
}}<br />
'''渡辺 美智雄'''（'''渡邉'''、わたなべ みちお、[[1923年]]（大正12年）[[7月28日]] - [[1995年]]（平成7年）[[9月15日]]）は、[[日本]]の[[政治家]]。元[[日本の国会議員|衆議院議員]]、[[自由民主党政務調査会|自由民主党政務調査会長]]（第33代）。[[厚生省#歴代の厚生大臣|厚生相]]、[[農林水産大臣|農水相]]、[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|蔵相]]、[[経済産業大臣|通産相]]、[[副総理]]兼[[外務大臣 (日本)|外相]]と[[国務大臣|閣僚]]を歴任。[[政策科学研究所 (派閥)|中曽根派]]を継承して派閥の領袖。[[衆議院議員]]。[[税理士]]。[[千葉県]][[習志野市]]生まれの、[[栃木県]][[那須郡]][[川西町 (栃木県)|川西町]]（[[黒羽町]]を経て2005年以降[[大田原市]]）育ち。[[従二位]][[勲一等旭日桐花大綬章]]<ref>[http://www8.cao.go.jp/shokun/shiryoshu.html 栄典に関する資料集]内閣府 桐花大綬章受章者一覧（戦後） 2017年10月閲覧</ref>。<br />
「[[ミッチー]]」の愛称で親しまれた。<br />
<br />
息子は、[[内閣府特命担当大臣]]や、[[みんなの党]]代表を務めた[[日本の国会議員|参議院議員]]の[[渡辺喜美]]。長女は、医師、公認会計士、税理士で[[第48回衆議院議員総選挙]]に出馬した渡辺美由紀<ref>[https://www.sankei.com/politics/news/171002/plt1710020014-n1.html 渡辺喜美氏の妹・美由紀氏が出馬へ 栃木3区、希望の党公認目指す]産経新聞 2017年10月2日</ref><ref>[http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/kaihyou/ya09.html]読売新聞 開票結果 【小選挙区】栃木県 2017年10月26日閲覧</ref>。[[参議院議員]]の[[渡辺美知太郎]]は孫<ref>[https://mainichi.jp/articles/20161018/ddl/k09/010/163000c 渡辺美知太郎参院議員 自民会派に入会]毎日新聞 2017年10月18日</ref>。<br />
<br />
== 来歴・人物 ==<br />
{{出典の明記|date=2008年3月|ソートキー=人1995年没}}<br />
[[1923年]][[7月]]千葉県習志野市にて職業軍人の[[渡辺喜助]]、母マツの間に生まれた。川西町寒井小学校、旧制大田原中学校（現・[[栃木県立大田原高等学校]]）を卒業、[[陸軍士官学校_(日本)|陸軍士官学校]]を受験するが果たせず、[[1942年]]に[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]附属商学専門部<!--「ノート:渡辺美智雄#出身校の表記について」を参照してください--> （[[高等商業学校]]に相当する課程）に入学。翌年秋に[[学徒出陣]]のため繰り上げ卒業し、出陣。復員後の渡辺は、進駐軍相手の通訳、[[讀賣新聞]]記者、[[行商]]の会社「マルムツ」の設立や[[税理士]]事務所開設を経て、[[1955年]]2月に[[自由党 (日本 1950-1955)|自由党]]公認で[[栃木県議会]]議員選挙に立候補し当選。行商生活の[[昭和27年|1952年]]、後に元[[衆議院議員]]、[[みんなの党]]代表を務める長男[[渡辺喜美|喜美]]が誕生している。<br />
<br />
何とか2回目の県議会議員選挙を当選した直後の[[1960年]]、突如として県議を辞職し、[[藤山愛一郎]]派の支援を受け、[[第29回衆議院議員総選挙]]に[[保守]]系無所属で立候補するが、次々点で落選。その後[[河野一郎]]の下に身を寄せる。[[1963年]]11月[[第30回衆議院議員総選挙]]に[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]公認で立候補し、初当選（当選同期に[[小渕恵三]]・[[橋本龍太郎]]・[[小宮山重四郎]]・[[伊東正義]]・[[田中六助]]・[[佐藤孝行]]・[[藤尾正行]]・[[三原朝雄]]・[[鯨岡兵輔]]・[[西岡武夫]]・[[奥野誠亮]]など）。[[1965年]]に河野一郎が急死し、河野派（[[春秋会]]）で後継者争いが起こると、当時1年生議員だった渡辺は[[中曽根康弘]]への派閥継承を主張。翌年、河野派は[[重政誠之]]、[[森清 (千葉県の政治家)|森清]]派と中曽根派に分裂し、渡辺は[[政策科学研究所 (派閥)|中曽根派]]に所属した。<br />
<br />
[[第3次佐藤内閣]]で[[農林水産省|農林]][[政務次官]]を経験するなど農林族議員として頭角を現し、「ベトコン議員」が多く参集する「米価問題懇談会」では斬り込み隊長となって、同期の[[中川一郎]]、[[湊徹郎]]と共に「（イッチャン、ミッチャン、テッチャンの）3チャン艦隊」と呼ばれた。米価引き上げに頼らない農政改革を主張する、いわゆる「総合農政派」として知られた。[[1973年]]には[[田中内閣|田中角栄内閣]]の[[日中国交正常化]]や金権政治に反対する[[親台派]]の保守系若手議員によって結成された[[青嵐会]]に参加し、渡辺は中川、湊らと共に代表世話人となった。<br />
<br />
[[1974年]]、[[税理士]]という立場もあり、大蔵小委員会において[[飯塚事件 (TKC)|飯塚事件]]に関する質問を行い、[[国税庁]]の権力乱用を追及する。この国会質問が契機となり国税庁が自らの過ちを認め、事件の幕が引かれることになる。<br />
<br />
[[1976年]]、[[福田赳夫内閣]]で[[厚生省#歴代の厚生大臣|厚生大臣]]として初入閣。[[日本医師会]]の[[武見太郎]]会長との間で[[健康保険法]]改正・医療費値上げ・医師優遇課税をめぐり激しく争い、天皇とも呼ばれた武見に敢然として戦いを挑んだ。<br />
<br />
[[第1次大平内閣]]で[[農林水産大臣]]として再入閣。[[大平正芳]]と渡辺は同じ東京商大の同窓と言うこともあり、[[如水会]]人脈を通じて深い結びつきを持つようになっていった。衆議院総選挙敗北の責任をめぐり大平と[[福田赳夫]]の間にいわゆる「[[四十日抗争]]」が起きた際、渡辺は総裁予備選挙で一般党員が選出した大平総裁を引きずり下ろすのは大義名分が無いとして反大平を標榜していた中曽根派から離反する形で首班指名で大平に投票した。<br />
<br />
中曽根派から離脱した渡辺は、派閥横断の政策集団「温知会」を結成し、党内、特に中曽根派の若手議員を取り込むと共に、全国で新人議員の発掘・育成を始める。その一方で中曽根別働隊としても活動し、大平首相の急逝を受けた総裁選びでは、田中角栄を訪ねて中曽根のために動いた。大平内閣を引き継いだ[[鈴木善幸内閣]]では[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]に就任し、財政再建に取り組んだ。また82年入省組は[[片山さつき]]（自民党参議院議員）、[[迫田英典]]（元[[国税庁]]長官）、[[佐川宣寿]]（元国税庁長官）、[[福田淳一]]（財務次官）らがいるが[[森友学園問題]]で佐川が国税庁長官を辞任、福田が[[週刊新潮]]に女性記者にセクハラ発言を繰り返した事が報道された。息子の喜美は「57年組といえば、その採用をしたときの大蔵大臣はうちのおやじ。本当に悲しい話だ」と嘆いた<ref>{{Cite news|title=財務省不祥事に渡辺喜美氏「おやじが墓場から出てくる」|newspaper=asahi.com|date=2018-04-12|url=https://www.asahi.com/articles/ASL4D5CY0L4DULFA01D.html|accessdate=2018-04-12|publisher=[[朝日新聞]]社|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180412135011/https://www.asahi.com/articles/ASL4D5CY0L4DULFA01D.html|archivedate=2018-4-12}}</ref>。[[1983年]]の総選挙後、中曽根派に復帰。[[第2次中曽根内閣 (第2次改造)|第2次中曽根第2次改造内閣]]で[[経済産業大臣|通産大臣]]、[[1987年]]には[[自由民主党政務調査会|自民党政調会長]]に就任。税理士経験からミクロ経済に強く、自民党有数の経済通として知られるようになった。中曽根後の派後継者と目された渡辺は「[[安倍晋太郎|安]][[竹下登|竹]][[宮澤喜一|宮]]渡」として「[[ニューリーダー]]」の一角に数えられた。<br />
<br />
ポスト竹下を目指し、幹事長の[[安倍晋太郎]]を脅かす存在感を発揮したが、[[リクルート事件]]に関与していた事が発覚、他の実力者とともに逼塞を余儀なくされ、竹下首相退陣後は、同じ中曽根派の幹部であり、日頃から反渡辺を公言していた[[宇野宗佑]]に首相の座を奪われる。<br />
<br />
[[ファイル:Bust_of_Michio_Watanabe_at_Shiobara_Onsen_20090523a.jpg|thumb|[[塩原温泉郷]]にある渡辺美智雄の胸像。1989年10月建立。]]<br />
[[1990年]]の総選挙直後に中曽根派会長の[[櫻内義雄]]から派閥禅譲を受け同派会長に就任し、同派を「渡辺派」とする。しかし、前述の四十日抗争時に中曽根派を離脱（[[1982年]]の中曽根政権発足後に同派に復帰）し、またリクルート事件にも関与した渡辺への世間の風当たりは強く、また派閥オーナーである中曽根の意見を取り入れた派閥運営を余儀なくされた。[[1991年]]、[[自由民主党総裁選挙|自民党総裁選]]に初出馬し次点に終わるも、直後発足した[[宮澤内閣|宮沢内閣]]で[[副総理]]兼[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]に就任。しかし激務が重なった上、同年には[[膵癌|膵臓癌]]の手術を受け、この頃から病気がちとなり入退院を繰り返すようになる。翌年の[[宮澤内閣 (改造)|宮沢改造内閣]]でも留任したが、[[1993年]]4月に辞任。同年7月の総選挙で[[野党]]に転落した自民党の総裁選に再度出馬するが、健康不安などもあって[[河野洋平]]に敗れた。<br />
<br />
[[1994年]]4月、[[細川内閣]]退陣の際、[[新生党]]の[[小沢一郎]]より自民党からの離党を条件に首相就任を打診される。離党を示唆するなど、一時は本気でその姿勢を見せるが、同調者が[[中山正暉]]、[[伊吹文明]]、[[武部勤]]、[[柿澤弘治]]ら10数名に留まり（渡辺側近の柿澤弘治、[[太田誠一]]、[[新井将敬]]、[[佐藤静雄_(衆議院議員)|佐藤静雄]]、[[山本拓 (政治家)|山本拓]]、[[米田建三]]の6人が渡辺に先立って実際に離党した）、河野総裁の慰留を受け入れる形で離党を断念。さらに、[[村山富市]]への[[内閣総理大臣指名選挙|首班指名選挙]]でも「[[日本社会党|社会党]]の委員長を首相なんかに推せるか」と派閥オーナーの中曽根と共に造反し、[[連立政権]]の統一候補となった[[海部俊樹]]に投票した。これらの造反行為により派閥内部における渡辺の求心力は著しく低下し、派閥幹部の[[江藤隆美]]は「小沢の誘いに乗るとは何事か」と中曽根・渡辺を公然と批判するなど、渡辺派の結束もゆるんでいった。こうした渡辺の言動の裏には、年齢・体力面でももう時間がなく、自分より10歳以上若い河野に差をあけられていることへの焦りがあったと言われている。<br />
<br />
河野総裁の不出馬を受けた1995年の自民党総裁選では自身と同じ衆院選当選同期の橋本龍太郎を支持した。総理への道をあきらめきれないまま、1995年9月15日、膵臓癌のため死去した。72歳だった。渡辺の死後、秘書を務めていた息子の[[渡辺喜美|喜美]]が地盤を引き継いだ。<br />
<br />
墓所は[[栃木県]][[大田原市]]の[[光真寺]]にある<ref>{{Cite news<br />
|date=2010年7月17日<br />
|title=「まだオヤジ越えていない」墓前で渡辺代表<br />
|url=http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100717-OYT1T00703.htm<br />
|work=[[読売新聞|YOMIURI ONLINE]]<br />
|publisher=[[読売新聞社]]<br />
|accessdate=2010-07-30<br />
}}{{リンク切れ|date=2013年10月}}</ref>。<br />
<br />
== 問題となった発言 ==<br />
渡辺の言動は「ミッチー節」と呼ばれ、いわれる[[栃木弁]]丸出しの歯に衣着せぬ話術で[[マスメディア|マスコミ]]に積極的に登場しお茶の間の人気を得た。一方で、度々舌禍事件を起こした。<br />
<br />
*高福祉・低負担ともとれる当時の野党の政策論への支持を「[[フライ (釣り)|毛針]]にかかるようなもの」と揶揄した<br />
*「[[中華人民共和国]]は政治が悪いから、穴を掘って住んでいる人がいる」と述べた（[[窯洞]]（ヤオトン）を指すとみられる）<br />
といったものが知られるが、以下の一件は時の総理大臣への抗議とその釈明書が出る事態となった。<br />
<br />
=== アメリカ人の経済観念に関する発言 ===<br />
[[1988年]]7月に開催された自由民主党軽井沢セミナーの講演においてアメリカ人の経済観念に触れ、「[[日本人]]は破産というと夜逃げとか一家心中とか、重大と考えるが、[[クレジットカード]]が盛んなむこうの連中は[[黒人]]だとかいっぱいいて、『うちはもう破産だ。明日から何も払わなくていい』それだけなんだ。ケロケロケロ、アッケラカーのカーだよ」と述べた<ref name="anp880724">朝日新聞1988年7月24日朝刊2頁</ref>。朝日新聞ではこの報道は小さな囲み記事で「事務局をハラハラさせた」と記述があり、渡辺自身もその直後に「こういうとまた（マスコミに）捕まるか…」と自虐的に話していたと触れられており、重大なものとは受け止められていなかった。報道翌日の7月25日に渡辺は国会内で「[[人種差別]]の意図は全くなかったが、誤解を与える不用意な発言があった。米国民の感情を傷つけていたとすれば遺憾であり、おわびし、陳謝する」と述べた<ref>朝日新聞1988年7月26日朝刊</ref>。しかし、[[駐日アメリカ合衆国大使館]]のスポークスマンは26日に「米国人をさげすむような発言は遺憾」と評し（渡辺から大使館に陳謝があったとも述べた）<ref>朝日新聞1988年7月27日朝刊</ref>、これが[[アメリカ合衆国]]で伝えられると[[在アメリカ合衆国日本国大使館]]に50件の抗議が寄せられた<ref>朝日新聞1988年7月28日夕刊</ref>。8月2日にはアメリカ合衆国の黒人議員協会や全米黒人実業家協会の関係者が[[アメリカ合衆国議会]]で会見し、中曽根康弘前首相の発言（[[知的水準発言]]）に続けて（また、中曽根発言のあと日本から陳謝や善処の約束があったにもかかわらず）この出来事が起きたことで、日本の差別観念が変わっておらずむしろ悪化しているとして、首相の[[竹下登]]への抗議文を発表した<ref>朝日新聞1988年8月3日夕刊</ref><ref>毎日新聞1988年8月3日夕刊1頁</ref><ref>このとき、渡辺の発言とともに、[[サンリオ]]が黒人をモチーフとしたキャラクターが問題視されたことも取り上げられている。</ref>。竹下は8月13日に黒人議員協会に釈明の文書を送ることとなった<ref>朝日新聞1988年8月13日夕刊</ref>。<br />
<br />
== エピソード ==<br />
* 個性的なキャラクターで[[国民]]に広く知られ、[[テレビ朝日]]系[[ニュース]][[番組]]「[[ニュースステーション]]」などニュース番組を中心に[[マスメディア|マスコミ]]に積極的に露出した。<br />
* [[雑誌]]「[[SPA!]]」誌上で[[漫画家]][[小林よしのり]]との対談に応じ、小林の[[漫画]]「[[ゴーマニズム宣言]]」にも登場している。<br />
* [[細川内閣]]時代、[[衆議院]][[予算委員会]]で野党議員として質問に立ち、[[細川護煕]][[内閣総理大臣|首相]]と[[武村正義]][[内閣官房長官]]の意見対立を追及したこともある。<br />
* 病床で[[遺言]]を録音して[[カセットテープ]]に残し、マスコミに公表するように指示。テープは青嵐会以来の友人で当時政界を離れていた[[石原慎太郎]]に託された。テープは[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系ニュース番組「[[きょうの出来事]]」において放送され、石原が解説を加えた。言葉にならない箇所もあったが、総理の座に手が届かず非常に心残りであった様子が窺える内容であった。<br />
* [[浜田幸一]]は「好きな政治家」としてたびたび渡辺の名を挙げている。実際、浜田は息子の[[浜田靖一]]を渡辺の家に預け育てさせた。さらに靖一は渡辺の秘書として政治活動をスタートさせている。<br />
*テレビに出演した際に、[[杉山治夫]]と対面。いつものように札束を投げた杉山を、渡辺は「投げるほどいらない金ならそれ全部[[アフリカ]]にでも寄付しろ!!」と一喝した。<br />
<br />
===芸能界との関係===<br />
* [[桂小金治]]をはじめ、[[芸能人]]や[[芸能界]]関係者と交友があり、[[テレビ]]のバラエティ番組やトーク番組にも出演した。<br />
* [[1988年]]3月15日夜、当時自民党[[政調会長]]だった渡辺は、[[帝国ホテル]]の孔雀の間で開催された「[[林家正蔵 (9代目)|林家こぶ平]]（当時）[[真打]]昇進披露パーティー」に出席。約650人の客を前に[[スピーチ]]し、こぶ平の母[[海老名香葉子]]を絶賛した。渡辺は[[1985年]]に海老名と[[西舘代志子|西舘好子]]（当時は[[井上ひさし]]夫人）の三人で出演した[[テレビ]]番組「いい人・E話」（[[テレビ東京]]系）の中で、海老名が夫の[[林家三平 (初代)|林家三平]]（当時既に故人）を賞賛していたエピソードを披露。「この奥さんにして立派なご主人」と海老名を評した。渡辺は続けて西舘について「ある有名な[[劇作家]]（井上）の奥さんはテレビ番組で話した時に、やはり旦那のことを天才だとか言って褒めちぎっていたが、こんな女房では旦那は大変だと思った。そうしたら後に離婚してしまった。あの対談のときすでに別の男を作っていたようだ」と発言した。渡辺は笑いを取ったつもりであったが、実はその西舘もパーティーに出席していたため、西舘は激怒してその場で渡辺に詰め寄り、パーティーは混乱におちいり、渡辺は這う這うの体で会場を後にした。この一件の顛末は翌日以降の[[ワイドショー]]や[[女性週刊誌]]等で大々的に取り上げられ、西舘が渡辺を[[告訴・告発|告訴]]する構えを見せるなどの騒動となった。しかし渡辺が西舘に電話をかけて「前に会って話したさい、あなたに悪い印象をもってしまったが、離婚の話を揶揄するべきではないと娘に叱られてしまったよ」と言って謝罪の意を表したため、これを西舘も了承した。渡辺の娘も離婚している。<br />
<br />
===野菜スープ健康法===<br />
[[1993年]]から[[1994年]]にかけて[[民間療法]]として「野菜スープ健康法」がブームとなり、当時既に体調がすぐれなかった渡辺もこれを実践。同健康法の提唱者[[立石和]]の著書『「元祖」野菜スープ強健法 [[悪性腫瘍|ガン]]細胞も3日で消えた!? 』（[[徳間書店]] 1994年3月 ISBN 4198600856）に評論家[[草柳大蔵]]・漫画家[[赤塚不二夫]]・プロ野球監督[[星野仙一]]夫人星野扶沙子らとともに登場し、「効果があった」「体調がよくなった」と語った。ところが[[1994年]]6月16日、立石和が[[医師]]の免許を持たずに[[診療]]行為を行い、また許可なく[[医薬品]]を販売したとして、[[医師法]]違反（無免許医業）と[[医薬品医療機器等法|薬事法]]違反（無許可薬品販売）の疑いで[[逮捕 (日本法)|逮捕]]されるという事件が発生した。立石は渡辺・草柳らを勝手に広告塔にし違法行為を行なっていたことが明らかとなった。立石の「野菜スープ健康法」はテレビ番組でも取り上げられていたほか、立石の著書も18万5千部を超える売上があり影響が大きく、被害者も全国に広がり、数千人に及んだ。立石が考案した[[野菜]][[スープ]]自体は[[健康]]にマイナスの影響はなく、健康被害はなかったが、立石が宣伝していた「[[リウマチ]]に効く」「末期ガンが治る」等の薬効は全く根拠のないものであった。<br />
<br />
渡辺も被害者となったわけであるが、「[[国会議員]]が怪しげな人物に関わるとは軽率」との批判も受けた。しかし翌年渡辺は死去。ブームに踊らされ、根拠のない民間療法にすがるという大物政治家らしからぬ行動もまた、渡辺の焦りの表れだったのではないかと言われた。<br />
<br />
== 著書 ==<br />
* 『新保守革命』（[[柿澤弘治]]・[[伊吹文明]]との共著） [[文藝春秋]]/出版 ネスコ/発売 1994年4月 ISBN 4890368701 - 自民党解党の覚悟を秘めた[[保守]]二党論などに言及した政策本だが、出版の翌年死去し、遺著となる。同書で示された内容は実現せずに終わった。<br />
<br />
==演じた俳優==<br />
*[[樋渡紀雄]]（『[[小説吉田学校]]』、[[1983年]]）※栃木県に演説で訪れた河野を当時栃木県議だった渡辺が出迎えるシーンがある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{Reflist}}<br />
{{-}}<br />
{{start box}}<br />
{{s-par}}<br />
{{succession box <br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[内閣委員会|衆議院内閣委員長]]<br />
| before = [[坂村吉正]]<br />
| years = 1976年<br />
| after = [[正示啓次郎]]<br />
}}<br />
{{s-off}}<br />
{{succession box<br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[国務大臣]]（[[副総理]]）<br />
| before = [[宮澤喜一]]<br />
| years = 1991年 - 1993年<br />
| after = [[後藤田正晴]]<br />
}}<br />
{{succession box<br />
|title = {{Flagicon|JPN}} [[外務大臣 (日本)|外務大臣]] <br />
|before = [[中山太郎]]<br />
|years = 第119代：1991年 - 1993年<br />
|after = [[武藤嘉文]]<br />
}}<br />
{{succession box<br />
|title = {{Flagicon|JPN}} [[経済産業大臣|通商産業大臣]]<br />
|before = [[村田敬次郎]]<br />
|years = 第47代：1985年 - 1986年<br />
|after = [[田村元]]<br />
}}<br />
{{succession box<br />
|title = {{Flagicon|JPN}} [[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]<br />
|before = [[竹下登]]<br />
|years = 第85代：1980年 - 1982年 <br />
|after = [[竹下登]]<br />
}}<br />
{{succession box<br />
|title = {{Flagicon|JPN}} [[農林水産大臣]]<br />
|before = [[中川一郎]]<br />
|years = 第2代：1978年 - 1979年 <br />
|after = [[武藤嘉文]]<br />
}}<br />
{{succession box<br />
|title = {{Flagicon|JPN}} [[厚生省#歴代の厚生大臣|厚生大臣]]<br />
|before = [[早川崇]]<br />
|years = 第55代：1976年 - 1977年 <br />
|after = [[小沢辰男]]<br />
}}<br />
{{s-ppo}}<br />
{{succession box <br />
| title = [[政策科学研究所 (派閥)|政策科学研究所会長]]<br />
| before = [[櫻内義雄]]<br />
| years = 第5代：1990年 - 1995年<br />
| after = [[中曽根康弘]] (代行)<br />
}}<br />
{{succession box <br />
| title = [[自由民主党政務調査会|自由民主党政務調査会長]]<br />
| before = [[伊東正義]]<br />
| years = 第33代：1987年 - 1989年<br />
| after = [[村田敬次郎]]<br />
}}<br />
{{end box}}<br />
{{衆議院内閣委員長}}<br />
{{外務大臣}}<br />
{{経済産業大臣||通商産業大臣}}<br />
{{財務大臣||大蔵大臣}}<br />
{{農林水産大臣}}<br />
{{厚生労働大臣||[[厚生省#歴代の厚生大臣|厚生大臣]]}}<br />
{{政策科学研究所会長}}<br />
{{自由民主党政調会長}}<br />
{{Normdaten}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:わたなへ みちお}}<br />
[[Category:勲一等旭日桐花大綬章受章者]]<br />
[[Category:日本の外務大臣]]<br />
[[Category:日本の大蔵大臣]]<br />
[[Category:日本の通商産業大臣]]<br />
[[Category:日本の厚生大臣]]<br />
[[Category:日本の閣僚経験者]]<br />
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]<br />
[[Category:栃木県選出の衆議院議員]]<br />
[[Category:栃木県の地方議会議員]]<br />
[[Category:日本の税理士]]<br />
[[Category:読売新聞グループの人物]]<br />
[[Category:リクルート事件の人物]]<br />
[[Category:一橋大学出身の人物]]<br />
[[Category:栃木県出身の人物]]<br />
[[Category:1923年生]]<br />
[[Category:1995年没]]</div>
210.199.238.238
大阪シティバス
2018-07-10T14:46:04Z
<p>210.199.238.238: /* 現行営業所 */</p>
<hr />
<div><!--削除についての議論が終了するまで、下記のメッセージ部分は除去しないでください。もしあなたがこのテンプレートを除去した場合、差し戻されます。またページが保護されることもあります。--><br />
{{Sakujo/本体|2018年4月2日|大阪シティバス 履歴不継承}}<br />
<!-- 削除についての議論が終了するまで、上記部分は削除しないでください。 --><br />
{{基礎情報 会社<br />
|社名 = 大阪シティバス株式会社<br />
|英文社名 = Osaka City Bus CO.,LTD.<br />
|ロゴ = <!-- [[ファイル:***|250px|###]] --><br />
|画像 = <!-- [[ファイル:***|250px|###]] --><br />
|画像説明 = <br />
|種類 = [[株式会社]]<br />
|市場情報 = <!-- {{上場情報|取引市場|コード|上場日|上場廃止日}} --><br />
|略称 = <br />
|国籍 = {{JPN}}<br />
|本社郵便番号 = 550-8552<br />
|本社所在地 = [[大阪府]][[大阪市]][[西区 (大阪市)|西区]]九条南1丁目12番62号<br />
|本店郵便番号 = <br />
|本店所在地 = <br />
|設立 = [[1988年]][[6月20日]]<br />
|業種 = 5050<br />
|統一金融機関コード = <br />
|SWIFTコード = <br />
|事業内容 = 自動車運送管理業務<br />バス路線施設維持管理業務<br />
|代表者 = 代表取締役社長 木田俊郎<br />
|資本金 = <br />
|発行済株式総数 = <br />
|売上高 = <br />
|営業利益 = <br />
|経常利益 = <br />
|純利益 = <br />
|純資産 = <br />
|総資産 = <br />
|従業員数 = <br />
|支店舗数 = <br />
|決算期 = <br />
|主要株主 = [[大阪市高速電気軌道]] 100％<br />
|主要子会社 = <br />
|関係する人物 = <br />
|外部リンク = http://citybus-osaka.co.jp/<br />
|特記事項 = <br />
}}<br />
'''大阪シティバス株式会社'''（おおさかシティバス、英：Osaka City Bus CO.,LTD.）は、[[大阪府]][[大阪市]][[西区 (大阪市)|西区]]に本社を置く、[[路線バス]]・[[貸切バス]]を運行する事業者。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
元々は1988年に、[[大阪市交通局]]とその労働組合（大阪交通労働組合）が共同出資し、大阪市交通局のバス事業（[[大阪市営バス]]）の[[管理の受委託 (バス)|運行受託]]を請負うために設立された企業で、末期は3営業所の運行受託などを行っていた。[[2017年]][[3月28日]]に大阪市交通局の廃止議案が可決され、そのまま大阪市交通局のバス事業を譲受する受け皿企業となったものである<ref name="nhknews0328">[http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170328/4313381.html 地下鉄民営化 条例案を可決] - NHKニュース（2017年3月28日）</ref><ref name="kotsu0108"/>。なお、大阪市交通局が保有していた大阪シティバスの株式は、大阪市交通局の鉄道事業を引き継ぐために設立された[[大阪市高速電気軌道]]株式会社に譲渡され、現在は同社が100%出資する[[子会社]]となっている。<br />
<br />
大阪市営バスからの移管路線以外に、自社運行路線として「USJ直行バス」・「IKEA⇔梅田・大正 Express」・「IKEA ⇔ なんばExpress」の3路線がある。<br />
<br />
== 沿革 ==<br />
* [[1988年]]（[[昭和]]63年）[[6月20日]]：大阪市交通局と大阪交通労働組合の共同出資で「'''大阪運輸振興株式会社'''」設立（旧所在地は大阪市西区千代崎三丁目北2-30（[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]内）にあった）。<br />
* [[2002年]]（[[平成]]14年）[[4月1日]]：大阪市交通局より、USJ直行バスの運行業務が移管される。同時に、大阪市営バス[[大阪市営バス古市営業所|古市営業所]]・[[大阪市営バス住之江営業所|住之江営業所]]の業務委託を受ける。<br />
* [[2005年]]（平成17年）4月1日：大阪市営バス[[大阪市営バス長吉営業所|長吉営業所]]の業務委託を受ける。<br />
* [[2006年]]（平成18年）4月1日：大阪市営バス[[大阪市営バス酉島営業所|酉島営業所]]の業務委託を受ける。また、大交労組の保有株式を交通局が買いあげ、実質100%子会社化を行う。<br />
* [[2007年]]（平成19年）4月1日：同じ大阪市交通局の外郭団体である[[大阪メトロサービス|交通サービス]]へ[[大阪市交通局南港ポートタウン線|ニュートラム]]や[[大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線|長堀鶴見緑地線]]などの駅業務受託部門を譲渡する代わりに、交通サービスの保有していた自動車整備部門を譲り受ける。<br />
* [[2009年]]（平成21年）[[9月28日]]：[[大阪市会|大阪市議会]]決算特別委員会にて2010年3月末日で古市営業所を廃止することが表面化する。<br />
* [[2010年]]（平成22年）[[3月28日]]：古市営業所廃止に伴い、代替として大阪市営バス[[大阪市営バス鶴町営業所|鶴町営業所]]の業務委託を受ける。<br />
* [[2013年]]（平成25年）4月1日：長吉営業所が廃止となり、受け持ちが3営業所となる。<br />
* [[2014年]]（平成26年）<br />
** 1月：新社名を一般公募する。<br />
** 4月1日：社名を「大阪運輸振興株式会社」から「'''大阪シティバス株式会社'''」に改名。<br />
** [[11月1日]]：[[イケア|IKEA]]鶴浜⇔大正Expressバスの運行を開始。<br />
* [[2016年]]（平成28年）[[2月1日]]：IKEA鶴浜⇔大正Expressバスを[[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば|大阪駅前]]まで延伸し、IKEA⇔梅田・大正Expressとして運行開始。<br />
* [[2018年]]（平成30年）4月1日： 大阪市交通局のバス事業を譲受<ref name="nhknews0328"/><ref name="kotsu0108">[http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/mineika_message/tikatetu_busga_kawarimasu.html 2018.4.1 大阪市営地下鉄・バスが変わります！]（大阪市交通局・2018年1月8日閲覧）</ref>、[[PiTaPa]]など[[交通系ICカード全国相互利用サービス]]も継承。同日からIKEA ⇔ なんばExpressの運行を開始。<br />
<br />
== 本社および営業所 ==<br />
*本社所在地<br />
**[[大阪市]][[西区 (大阪市)|西区]]九条南一丁目12番62号 大阪市交通局本局庁舎6階<br />
<br />
=== 担当系統 ===<br />
* 営業所ごとの担当系統は、出入庫等本数の少ないもの、区間便等は除いた。<br />
* 営業所名の後に記した括弧内の文字は、配置車両の側面および後面窓ガラスに貼られる所属営業所を示すシールの表記である<ref>これは[[西鉄バス]]と同じ方法である。</ref>。<br />
<br />
=== 現行営業所 ===<br />
担当系統は2018年4月1日現在<br />
* [[大阪シティバス井高野営業所|井高野営業所]]（井）南海バス(株)に管理委託。委託期間満了後に直営に変更予定。<br />
** 所在地…大阪市東淀川区井高野四丁目3番59号<br />
** 開設年月日…1964年4月1日<br />
** 担当系統…11・11A・27・34・37・50・78・83・86・93・95<br />
* [[大阪市営バス中津営業所|中津営業所]]（中）<br />
** 所在地…大阪市北区中津六丁目9番32号<br />
** 開設年月日…1961年4月1日<br />
** 担当系統…8・36・41・42・53・57・58・69・75・92・97<br />
* [[大阪シティバス守口営業所|守口営業所]]（守）<br />
** 所在地…大阪府守口市京阪本通一丁目10番23号<br />
** 開設年月日…1935年9月4日（1946年3月6日閉鎖、1947年11月16日再開）<br />
** 担当系統…10・21・31・34・35・45・46<br />
* [[大阪シティバス住吉営業所|住吉営業所]]（住）<br />
** 所在地…大阪市住吉区万代東三丁目5番22号<br />
** 開設年月日…1939年6月1日<br />
** 担当系統…1・5・6・12・13・18・19・22・24・30・35・54A・54B・62・63・64・65・67・85<br />
* [[大阪シティバス住之江営業所|住之江営業所]]（ス）<br />
** 所在地…大阪市住之江区新北島一丁目2番50号<br />
** 開設年月日…1962年9月15日<br />
** 担当系統…2・3・4・9・14・15・16・17・25・29・33・48・49・54D・61A・61B・73・76・89<br />
* [[大阪シティバス鶴町営業所|鶴町営業所]]（ツ）<br />
** 所在地…大阪市大正区鶴町四丁目11番55号<br />
** 開設年月日…1967年9月30日<br />
** 担当系統…51・55・60・70・70急・71・72・80・87・88・90・91・91急・94・98<br />
* [[大阪シティバス酉島営業所|酉島営業所]]（酉）<br />
** 所在地…大阪市此花区酉島四丁目1番11号<br />
** 開設年月日…1994年12月17日（春日出営業所から移転）<br />
** 担当系統…36・38・39・41・43・51・52・53・56・58・59・60・75・79・81・82・84・88・97・98<br />
<br />
=== 廃止営業所 ===<br />
*[[大阪市営バス古市営業所|古市営業所]]（2010年3月28日廃止）<br />
*[[大阪市営バス長吉営業所|長吉営業所]]（2013年4月1日廃止）<br />
<br />
== 移管路線以外の路線 ==<br />
いずれの路線も担当は酉島営業所（USJ直行バスは大阪市営バスの路線移管時に住之江営業所より移管）。<br />
*USJ直行バス<br />
:[[オスカードリーム|地下鉄住之江公園]]と[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]（USJ）を・[[アジア太平洋トレードセンター|ATC]]経由で結ぶ[[シャトルバス]]である。担当は事前予約可能で、全区間一般道経由だが座席定員制のため立席での乗車はできない。料金は現金でしか支払うことができず、[[PiTaPa]]などのICカードは利用できない。なお、途中停留所ではUSJ行きは乗車のみ、地下鉄住之江公園行きでは降車のみ可能である。2014年10月4日から2017年2月28日まで[[堺駅]]西口から出発していた<ref name="citybus140929">[http://citybus-osaka.co.jp/news/路線の新設及び延伸について発表いたしました%E3%80%82 バス路線の新設及び延伸を実施いたします。] - 大阪シティバス2014年9月29日</ref>。<br />
*IKEA⇔梅田・大正 Express<br />
:2016年2月1日から運行を開始した。[[イケア|IKEA]]鶴浜と[[大阪駅|大阪駅前]]を[[ドーム前千代崎駅|ドーム前千代崎]]・[[大正駅 (大阪府)|大正橋]]経由で結ぶ[[路線バス]]である。2014年11月1日から2016年1月31日まで IKEA鶴浜⇔大正 Expressバス としてIKEA鶴浜とドーム前千代崎を大正橋経由で結んでいた路線を大阪駅前まで延伸して運行している。料金は現金でしか支払うことができず、ICカードの利用はできない<ref>[http://citybus-osaka.co.jp/usj IKEA鶴浜/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行運行事業] - 大阪シティバス2015年1月11日閲覧</ref>。<br />
*IKEA⇔なんば Express<br />
:2018年4月1日から運行を開始した。IKEA鶴浜となんば（[[湊町リバープレイス]]前）を結ぶ路線バスである。本路線は前日の3月31日までIKEA鶴浜と[[JR難波駅]]（[[大阪シティエアターミナル|OCAT]]前、運行開始当初は高島屋大阪店北西の国道25号上に停留所があった）を結ぶ無料シャトルバスとして運行されていたもので<ref>[[北港観光バス]]→[[両備ホールディングス#両備バス関西カンパニー|両備バス]]が運行。</ref>、同日から一般路線バス化された。<br />
<br />
== 車両 ==<br />
自社の保有車両は、USJ直行バスおよびIKEA⇔梅田・大正Express及びなんばExpressの運行に供する車両と教習車のみであったが、2018年4月1日より大阪市交通局のバス事業引き継ぎにより、元市営バス車両全てが移籍し、大阪シティバスの所属となった。大阪シティバスが以前より所有している車両は、大阪市交通局や[[東京都交通局]]（[[都営バス]]）で一般の路線バスとして使われたのを転用改造したもので、USJ直行バス用については前扉のみを使用し立席乗車はできなくなっている。<br />
<br />
[[赤バス]]その他の車両は交通局の保有であったが、赤バスは2013年3月31日の運行を最後に廃止されている。<br />
<br />
== 関連項目 == <br />
*[[大阪市交通局]]<br />
*[[大阪市交通局協力会]] - 地下鉄部門の[[外郭団体]]（現・[[大阪メトロサービス]]）<br />
*[[大阪市交通事業振興公社]]<br />
*[[尼崎交通事業振興]]<br />
*[[神戸交通振興]]<br />
*[[赤バス]]<br />
<br />
== 注釈 ==<br />
{{Reflist}}<br />
== 外部リンク ==<br />
*[http://citybus-osaka.co.jp/ 大阪シティバス株式会社]<br />
*[http://www.osakametro.co.jp/ Osaka Metro]<br />
<br />
{{bus-stub}}<br />
{{company-stub}}<br />
{{スルッとKANSAI}}<br />
{{DEFAULTSORT:おおさかしていはす}}<br />
[[Category:大阪市の交通]]<br />
[[Category:大阪シティバス|*]]<br />
[[Category:近畿地方の乗合バス事業者]]<br />
[[Category:大阪府の交通]]<br />
[[Category:大阪市西区の企業]]<br />
[[Category:1988年設立の企業]]</div>
210.199.238.238
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