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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=202.219.233.70&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-03T15:32:37Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 男どアホウ甲子園 2018-06-02T04:55:50Z <p>202.219.233.70: /* エピソード */</p> <hr /> <div>{{Infobox animanga/Header<br /> | タイトル = 男どアホウ甲子園<br /> | ジャンル = [[野球漫画]]<br /> }}<br /> {{Infobox animanga/Manga<br /> | 作者 = [[佐々木守]]<br /> | 作画 = [[水島新司]]<br /> | 出版社 = [[小学館]]<br /> | 他出版社 = [[秋田書店]]<br /> | 掲載誌 = [[週刊少年サンデー]]<br /> | レーベル = 単行本:[[サンデーコミックス]]&lt;br&gt;文庫本:秋田文庫<br /> | 開始 = [[1970年]]8号<br /> | 終了 = [[1975年]]9号<br /> | 巻数 = 単行本:全28巻&lt;br&gt;文庫本:全18巻<br /> }}<br /> {{Infobox animanga/Footer}}<br /> 『&#039;&#039;&#039;男どアホウ甲子園&#039;&#039;&#039;』(おとこどアホウこうしえん)は、原作・[[佐々木守]]、漫画・[[水島新司]]による[[野球漫画]]。[[1970年]]から[[1975年]]まで『[[週刊少年サンデー]]』で連載された。1970年から1971年にテレビアニメが放送された。第19回(昭和48年度)[[小学館漫画賞]]受賞。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> ストレートしか投げない豪腕投手、「剛球一直線」&#039;&#039;&#039;藤村甲子園&#039;&#039;&#039;(ふじむら こうしえん)。[[阪神甲子園球場|甲子園球場]]の申し子である彼が、持ち前の超剛速球を武器として、[[捕手|女房役]]・豆タンらと共に甲子園大会優勝を、そして[[阪神タイガース]]を目指す。<br /> <br /> 続編として『[[一球さん]]』、およびクロスオーバー作品『[[大甲子園]]』がある。<br /> <br /> [[1999年]]36・37合併号に「[[20世紀最大の読み切りシリーズ]]」の1作として読み切り版が復活掲載された。<br /> <br /> 『[[ドカベン ドリームトーナメント編]]』において、藤村甲子園・岩風五郎・東海の竜・小野田信長が阪神の選手として登場した。<br /> <br /> 原作を担当した佐々木守は野球についての知識がなく、水島から「こんなに野球のことを知らない人は初めて」と言われたという&lt;ref&gt;{{Cite book|和書|date=2001-08-10|editor=岩佐陽一 編|title=[[シルバー仮面]]・[[アイアンキング]]・[[スーパーロボット レッドバロン|レッドバロン]]大全―[[宣弘社]]ヒーローの世界|publisher=[[双葉社]]|pages=pp.114-121|chapter=RESPECT [[佐々木守]] |ISBN=978-4575292626}}&lt;/ref&gt;。タイトル及び主人公の名前にもなっている甲子園球場は水島に指摘されるまで大阪にあるものだと思っていた&lt;ref&gt;{{Cite book|和書 |date = 2007-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2007 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=86 |chapter=追悼 [[佐々木守]] |isbn = 978-4-257-13096-3 }}&lt;/ref&gt;。<br /> &lt;!--<br /> === 水島と佐々木の確執 ===<br /> {{要出典範囲|少年サンデーは野球物の連載をやりたいという水島新司の企画を通したが、少年マガジンの「[[巨人の星]]」といった熱血ドラマを想定していたのか、また水島も初めての野球漫画連載で体を壊してしまったため、編集部は二回目から佐々木守を原作者としてつける。プライドの高い水島が鬱屈したのに対し、野球漫画であるのにも関わらず原作者の佐々木は細かい野球のルールについては無知であり、かつ、他の仕事と掛け持ちだったことで打合せもしなかった。このため、水島が連載途中で「何であの人が原作者でギャラが発生するんだ」と怒りを爆発したとされる説がある。|~~~~}}<br /> <br /> {{要出典範囲|なお別の説では、金にうるさい水島が佐々木の原稿料をしつこく周囲に聞いてまわったため、喧嘩別れしたという説もある。ちなみに同作者には『銭っ子』、『[[野球狂の詩]] スチール100円』等、銭にまつわる名作があることも特筆しておく。いずれにしろ途中の巻より佐々木は手を引き、完全に水島のマンガとなった。これは個人の才能に立脚するマンガと、複数の作業分担のアニメ畑との違いを明らかにする逸話として名高い。|~~~~}}<br /> --&gt;<br /> <br /> == 登場人物 ==<br /> === 主要人物 ===<br /> ; {{Anchor|藤村甲子園|藤村 甲子園(ふじむら こうしえん)}}<br /> : 声 - [[井上真樹夫]](アニメ版) / [[中井和哉]](ゲーム「[[激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球]]」)<br /> : 主人公。[[投手]]。左投左打、背番号1(高校・大学時代)→背番号111(プロ時代)。[[1954年]][[5月5日]]生まれ。口癖は「行くでぇ、豆タン!」<br /> : 球威のある超速球「剛球」の持ち主で、変化球を毛嫌いする。高校時代、水泳にヒントを得た「クロール投法」と呼ばれる新しい剛球を会得する。高校時代はまともな変化球を投げることができなかったが、最終回直前になって数々の変化球を投げられる事を実演した。<br /> : 本人が豪語するとおり投打にかけての天才で、打撃面でも強打ぶりを披露した。特にストレートにはめっぽう強い。一方試合中に怪我をすることが多く、高校時代に3回、大学時代に1回大怪我をしている。いずれもボール、またはバット直撃が原因だった。<br /> : 性格は短気でお調子ものだが、不思議と人を惹きつける魅力があり、また器も大きい。投球が一直線なら恋愛感も一直線で、千曲ちあきの献身ぶりに心がグラついた事もあるものの、初恋の人のあゆみに最後まで惚れ抜いていた。<br /> : 高校2年時、失明した岩風をめぐり南波ナインと対立し、岩風と共に南波野球部を退部。自称「高校野球ブローカー」の鮫島に誘われるまま、青辰高校→桜ヶ丘高校→青城高校に転校して各校野球部の練習に加わり、青城高では南波との練習試合にも参加したが、試合中に誤解が解けて南波野球部に復帰した。この年の夏の甲子園大会に初出場するも、学校側の陰謀で出場停止に追い込まれる。ナインとの野球武者修行を経て、3年春・夏の甲子園大会連覇を成し遂げる。<br /> : 高校3年のドラフトで、意中の阪神ではなく巨人に1位指名されたため、これを拒否。父と仲間の協力を得て、[[カンニング]]を駆使して[[東京大学]]に入学した。六大学でも熱戦を繰り広げたが、無断で祖父に退学届けを出され、1年で中退して阪神に入団。最終回で幼い頃からの約束通り長嶋茂雄と対戦する。<br /> : 『一球さん』終盤に姿を表すが、彼の現況に関しては触れられていない。『大甲子園』では、祖父と共に甲子園球場のグラウンド整備担当(現実に当てはめれば[[阪神園芸]]所属)の職員となっていた。阪神で1年目32勝、2年目33勝をあげるが、3年目の開幕戦の初球に165kmの超速球を投げ、これを最後に選手生命を終えたと語られている。<br /> ; 岩風 五郎(いわかぜ ごろう)<br /> : 声 - [[森功至]]→[[小宮山清]]<br /> : 通称・&#039;&#039;&#039;豆タン&#039;&#039;&#039;(「豆タンク」の略)。[[捕手]]。右投右打、背番号2(高校時代)→100(大学時代)→222(プロ時代)。<br /> : 甲子園の恋女房。高校・大学・阪神と、甲子園のボールを受け続ける。口癖は「はいな、あんさん!」「うちの人」。自動車事故で失明しても、かすかな球音を頼りに捕手を続ける努力家。のちに剛球仮面の剛球に当たった拍子に視力が回復する。<br /> : 後に『一球さん』で、巨人学園高校の体育教師兼野球部監督としての姿が描かれる。<br /> <br /> === 藤村家 ===<br /> ; 藤村 球之進(ふじむら きゅうのしん)<br /> : 声 - [[雨森雅司]]<br /> : 甲子園の祖父。甲子園球場職員で、グラウンド整備の達人。名前は「球乃進」と表記されることもある。<br /> : 甲子園球場の建設に日雇いとして加わり、以降職員として甲子園球場と共に生きている。熱狂的な阪神ファン。孫の名前を「甲子園」にすると決めており、反対した秀人から妥協案として「甲子国」(きねくに)にして欲しいと言われ、本人も渋々了承したものの、出生届を出す際に勝手に書き換え「甲子園」にしてしまった。<br /> ; 藤村 秀人(ふじむら ひでと)<br /> : 甲子園の父。婿養子のサラリーマン。影が薄いが、[[東京大学|東大]]卒業の秀才。趣味は入試問題予想。<br /> : アニメでは球二と球三が生まれる前に失踪している。後に甲子園の前に名乗り出るが、「爺ちゃん(球之進)が俺のお父ちゃんや」と甲子園に一蹴され、身を引く。<br /> ; 藤村 虎子(ふじむら とらこ)<br /> : 甲子園の母。家族に惜しみなく愛情を注ぐ母性愛の塊のような人。アニメでは球二・球三を産んだ際に死亡している。<br /> ; 藤村 球子(ふじむら たまこ)<br /> : 甲子園の妹で中学生。三つ編み姿の美少女だが出番はごくわずか。アニメには登場しない。<br /> ; 藤村 球二(ふじむら きゅうじ)<br /> : 声 - [[沢田和子]]<br /> : 甲子園の弟で双子の兄。楽天的な性格。<br /> : 『一球さん』および『大甲子園』では、南波高校の投手として球三と共に夏の甲子園に出場する。左投左打。<br /> ; 藤村 球三(ふじむら きゅうぞう)<br /> : 声 - [[堀絢子]]<br /> : 甲子園の弟で双子の弟。皮肉屋の秀才。<br /> : 後に南波高校の捕手として球二と双子バッテリーを組み、夏の甲子園に出場する。右投右打。<br /> <br /> === 南波高校 ===<br /> ; 鬼頭 哲(きとう てつ)<br /> : 元プロ野球投手のサウスポーで、本物の剛球の持ち主。八百長事件に関与したことで、プロ野球を永久追放されている。<br /> : 南波の八百長試合が引き金となった暴動で、巻き込まれた甲子園と岩風を投石で助けた。以来その剛球に惚れた甲子園の師匠となり、次から次へと試練を与え鍛え上げた。<br /> : 初代監督として南波野球部の基礎を作るが失踪。後に「名無しの権兵衛」としてプロ入りした甲子園に助言を与える。<br /> ; 早乙女 静(さおとめ しずか)<br /> : 南波高校の新任女性教師で、野球部部長。気が弱く、神島に無理矢理部長にさせられた。しかし、出場停止処分を受けた野球部を支えた陰の功労者。神島に惚れている。アニメ版には登場しない。<br /> ; 丹波 左文字(たんば さもんじ)<br /> : 声 - [[小林清志]]<br /> : [[一塁手]]。左投左打。[[極道]]・丹波組三代目。名前は[[丹下左膳]]から取ったもので、その名の通り、幼少時の抗争で右目・右腕を失っている。<br /> : 一時[[右翼]]同盟を率いて南波高校支配を狙い、東海の竜率いる番長連合と抗争を起こすが、甲子園や結城が結成した南波高校[[全学共闘会議|全共闘]]との三者で野球対決になり、甲子園に負けて和解する。<br /> : 隻腕のハンデを感じさせない「[[居合い抜き]]打法」や、ミットを持ち変えての守備で野球部を引っ張る。<br /> : 能力的にも性格的にも、チームで最もリーダー向きの人物なのだが、主将を務めたことは無い。<br /> : 野球部引退後は南波野球部監督となり、夏の甲子園全国制覇に導く。<br /> : 後に『一球さん』で、真田一球の義父(育ての親)としての後世が描かれる。<br /> : アニメ版の設定に大きな相違はないが、右目と右腕を失った経緯は「友人の裏切りで落下する鉄材の直撃を受けた」とされていて、それゆえに甲子園への友情が厚いことを父親が語っている。<br /> ; 神島 竜矢(かみしま りゅうや)<br /> : 声 - [[原田一夫]]<br /> : 通称「東海の竜」。[[遊撃手]]。右投右打。長身痩躯でとびきりの美男子だが、いかにもクールなカミソリ的風貌。<br /> : 番長連合を率いて南波高校支配を狙い、丹波の右翼連合と抗争、同様に甲子園に負けて和解する。かつては東海一帯を仕切っていた番長であり、そのことから異名がついた。空手の達人で、それを攻守に活かした。<br /> : 野球部引退後はしばらく姿を消していたが、元プロ野球の大物監督である謎の人物の片腕として、甲子園球場をフランチャイズとした新球団設立を画策していた(しかしこれは、結局うやむやになった)。<br /> : 『[[大甲子園]]』では南波野球部監督を務め、球二・球三兄弟を夏の甲子園出場に導く。<br /> : アニメ版では、最終回近くで、抗争に明け暮れた転校生活を終えて最初の高校に戻ることを決意し、全国大会決勝戦でのホームランを置き土産に南波高校を去った。<br /> ; 結城 翼(ゆうき つばさ)<br /> : 声 - [[西川幾雄]]<br /> : [[二塁手]]・[[遊撃手]]。右投右打。南波野球部の中では一番の知性派で、ピアノも嗜む。非力ではあるがミートが上手い。<br /> : 右翼同盟と番長連合の抗争で荒れる南波高校を憂い、南波高校全共闘を結成して校門を封鎖、三者の野球対決に持ち込み、見事に抗争を解決する。以後は野球部主将としてチームを春の選抜制覇に導く。<br /> : アニメ版では理事長の甥という設定で、甲子園の野球部再建活動支援を理事長から頼まれ、南波高校に転入してきた。最終回では、全国大会決勝戦でのファインプレーを置き土産に、元の高校へ戻っていった。<br /> ; 大熊 牛吉(おおくま うしきち)<br /> : [[投手]]、[[三塁手]]。右投右打。甲子園入学時の野球部主将。甲子園との野球勝負に負けて補欠になるが、神島の番長連合に参加。抗争終了後に美少女こと千曲の引退を受けて三塁手になる。卒業後に丹波組に入る。ランニングの掛け声は「わっせ、わっせ、ドバッドバッ!」。<br /> : 後に『[[一球さん]]』で京玉高校野球部監督として登場。巨人学園と戦うが3回コールド負けを喫した。<br /> : 「[[野球どアホウ伝]]」に掲載された「酔いどれ90番」にも商店街の服屋として登場。<br /> ; 千曲 ちあき(ちくま ちあき)<br /> : 声 - [[喜多道枝]]<br /> : 通称「美少女」。三塁手・[[左翼手]]。右投右打。甲子園を心から愛している。初登場時は男装をしており、そのため男子学生と間違えられ南波野球部に入部させられた。抗争が和解し野球部員が増えた後に引退し、甲子園を見守る。甲子園が東大2年秋に鬼塚のバットを胸に受けて入院した際、自分の肋骨を提供した。<br /> ; 松葉 月夫(まつば つきお)<br /> : [[右翼手]]。左投右打。生まれつき足が不自由で、松葉杖姿でプレーする。初期の名前は「松井」だった。<br /> : 最初はイヤイヤ入部したものの、野球部が自分を常人と同じように扱ってくれることに感激し、野球にのめりこむようになった。<br /> : アニメ版では、神島の陰謀で南波校野球部が一度崩壊したときに、丹波のグループに引き抜かれて退部し、以後登場しなかった。<br /> ; 知覧 太郎(ちらん たろう)<br /> : [[中堅手]]。右投右打。丹波の率いる右翼同盟の一員として[[九州]]から南波に転向してくる。死球を恐れない特攻精神が持ち味。<br /> : アニメ版では、丹波とは無関係に転校してきて、甲子園・丹波グループと神島グループの野球勝負に割って入り、全員が和解して野球部にまとまったときそのままチーム入りした。<br /> ; ジャック 時田(ジャック ときた)<br /> : 投手、三塁手。右投両打。[[アメリカ軍]]兵士を父に持つ[[ハーフ]]。<br /> : 東城大武蔵から南波に転校し、エースの座を狙うが三塁手に転向。実は東城大武蔵のスパイだったが、春の選抜で甲子園の器の大きさにうたれ、東城大武蔵を裏切る。以後は南波ナインと和解して南波の春・夏連覇に貢献する。<br /> : 投手の時はホップボールを決め球としていた。前述の春の選抜の武蔵戦で肩を負傷したため、その後長いイニングは投げられなくなった。<br /> : アニメ版には登場しない。<br /> ; 松下 講平(まつした こうへい)<br /> : 一塁手。右投右打。一時は主将も務める。南波野球部再建の際に、他校からスカウトされてきた選手のひとり。目立つ事は少ないが野球センスは野球部随一。<br /> : アニメ版には登場しない。<br /> ; 大山 風太郎(おおやま ふうたろう)<br /> : [[二塁手]]、[[左翼手]]。右投右打。松下と同じく、他校からスカウトされてきたと思われる。長身と無精ひげがトレードマーク。投手としても甲子園をリリーフしたことがある。<br /> : アニメ版には登場しない。<br /> ; 福本(ふくもと)<br /> : [[遊撃手]]。右投右打。3年夏の甲子園大会決勝戦で突如出現した選手で、それまで南波は9人のメンバーが固定されていたのかどうかも不明だった。同じ大会で甲子園が負傷してスタメン落ちした際に、福本とは違う名称不明の選手が2人存在するが、別の場面では南波は9人しか選手がいないとも言われている。<br /> : アニメ版には登場しない。<br /> ; 長井 高松(ながい たかまつ)<br /> : 甲子園の1年次に数合わせとして入部させられた遊撃手。ボール恐怖症。その後はほとんど登場しない。<br /> : アニメ版では、松井と共に野球部を離れ、以後登場しなかった。<br /> ; 日の本 一(ひのもと はじめ)、国尾 守(くにお まもる)<br /> : 左文字の手下。左翼手と中堅手。甲子園の1年次に数合わせとして入部させられたが、その後はほとんど登場しない。<br /> ; 理事長<br /> : アニメ版のみのキャラクターで、南波高校の責任者。飄々とした和服の老人で、普段は屋上の天文ドームから街を眺めている。甲子園に対しては冷たい態度を取ることがあるが、本心では不良集団である南波高校の生徒たちを心から可愛がっていて、南波高校再建のために甲子園の野球部活動を影ながら支援している。<br /> <br /> === 東京大学 ===<br /> ; 日の本 政治(ひのもと まさはる)<br /> : 野球部主将。右投右打、[[三塁手]]。背番号10。4番打者。<br /> ; 野呂間 鹿之助(のろま しかのすけ)<br /> : 右投右打、背番号30。[[捕手]]→[[左翼手]]。「まさかり打法」が得意。大柄な肥満体で、パワーある打力が持ち味だが鈍足。明るい性格で野球部のムードメーカーで、古風な言葉遣いが特徴。妻・小春と一子・菊乃介がいる妻帯者。<br /> ; 堀田(ほった)<br /> : 甲子園と岩風入学前の東大野球部のエース。右投右打、背番号18。<br /> ; 村野天才、小町秀才、山里鬼才、螢野光、井戸中神童、窓外雪夫 <br /> : それぞれ一塁手、二塁手、遊撃手、右翼手、左翼手、中堅手。全員メガネ使用者。<br /> <br /> === ライバルたち ===<br /> ; 池畑 三四郎(いけはた さんしろう)(北城中→明和高校→東城大武蔵高校→[[早稲田大学]])<br /> : 投手。右投右打。中学・高校・大学を通じた甲子園の永遠のライバル。<br /> : 甲子園の剛球と対照的な[[アンダースロー]]の軟投派で、「七色の変化球」と呼ばれる程多くの変化球を持つ。<br /> : 3年春のセンバツで敗退した後、その試合で敗れた東城大武蔵に転校。素性を隠し「&#039;&#039;&#039;剛球仮面&#039;&#039;&#039;」と名乗り、甲子園と互角の剛速球を「大回転投法」で投げる。3年夏の甲子園大会決勝で南波と対戦、延長18回引き分けの翌日、再試合も延長18回まで持ち込む激闘を繰り広げる。試合途中で足にケガを負い、負担のかかる大回転投法で甲子園と投げ合うのは無理と判断して仮面を取り、再び七色の変化球の池畑三四郎に戻るも、結局サヨナラ負けを喫した。<br /> : その後早大に入学、1年生で早くもベンチ入りを果たす。対東大戦ではスタミナ切れで打ち込まれ敗戦投手となったが、その敗戦がきっかけで、鬼塚の球を受けるための捕手へと転向した。<br /> ; 川島(かわしま)(阿倍野西高校)<br /> : 右翼手。右投右打。通称「大阪の[[ベーブ・ルース]]」。天王寺登場後に捕手に転向。<br /> : 人格者の主将として、阿倍野西高を引っ張ってゆく。<br /> ; 天王寺 三郎(てんのうじ さぶろう)(阿倍野西高校)<br /> : 投手。左投左打。秘密兵器として育てられていた、阿倍野西高校のエース。剛球・巧打で知られる「大阪の手長ザル」。<br /> : 血液型が岩風の珍しい血液型と同じであり、岩風が事故で手術を受けた時に献血した。憎まれ口を叩く事が多いが、実は情に厚い人物。<br /> ; 土方 玄(ひじかた げん)(東城大武蔵高校)<br /> : 捕手、投手。右投右打。東城大武蔵の主砲。抜群の野球センスと怪力を誇る。<br /> : 2年夏・3年春の大会ではエース。3年夏の大会では、剛球仮面球を受ける捕手として戦う。<br /> ; 三原 武司(みはら たけし)(松山南海高校)<br /> : 松山南海高校の主将。「策士」と呼ばれる捕手。<br /> : 3年春のセンバツで準決勝で南波と対戦し、盲目の岩風の弱点をつく作戦を決行し南波を苦しめるが、敗退。東城大武蔵の土方と共に、夏の甲子園で南波にリベンジすることを誓ったが、その後の登場は無かった。<br /> ; 岐阜六商の山猿(本名不明)<br /> : 投手。右投右打。小柄ながらも手元で伸びる速球が武器。<br /> : 藤村たち南波野球部が全国武者修行をしていたときに、関ヶ原古戦場のグランドにて対決。試合途中からの登板だったが、リリーフ後は南波を無得点に抑えた。実は中学生のころから、[[中日ドラゴンズ]]にて英才教育を受けていた練習生。<br /> ; 伊賀 蘭丸(いが らんまる)(明和高校)<br /> : 投手。右投右打。転校した池畑に代わり明和のエースとなった新1年生。同じフォームから快速球と超スローボールを投げ分けることが出来る。この緩急を駆使して南波打線を翻弄、一度は敗北寸前まで追い込んだ。<br /> : なお「岐阜六商の山猿」とは、顔は似ていないが全体のイメージが瓜二つ。ゆえに終盤でのライバルチーム結成時には、作者ですら混同していたようである。<br /> ; 神宮 響(じんぐう ひびき)([[慶應義塾大学]])<br /> : 右翼手。右投右打、背番号5。1年生ながら慶大野球部の主砲。「[[明治神宮野球場|神宮球場]]の申し子」と呼ばれる。<br /> : ヤクルトに秘密兵器として育てられていたが阪神に1位指名され、それを不服として慶大へ入学した。丸太を自分で削って作った「丸太ん棒バット」に甲子園の剛球を当ててから、フォロースルーだけでホームランにする腕力の持ち主。<br /> ; 鬼塚 幽次郎(おにづか ゆうじろう)([[早稲田大学]])<br /> : 投手。両投右打、背番号1。早大野球部の切り札。不気味かつ自分勝手な性格。極道・鬼塚組の跡取りで、丹波組とは因縁がある。<br /> : 左手&lt;ref&gt;登場初期は、中指と薬指が無いのは右手だった。&lt;/ref&gt;の中指と薬指が無いハンデを逆手に取った変化球と、右手の剛球の「陰陽球」を持つ両投げ投手。連盟の特別許可を得てグローブを持たないので、どちらで投げるか判らない。<br /> ; 小野田 信長(おのだ のぶなが)([[阪神タイガース]])<br /> : 投手。右投右打、背番号87。独特の「剛球変化球」の使い手。<br /> : 岩風と共に阪神にテスト入団し、阪神のエース「虎の座」を狙う。貧しい家に育ち、実力を持ちながらも今まで日の目を見ることが無かったため、大物スターとして入団した藤村を敵視する。<br /> ; 風見 天神丸(かざみ てんじんまる)([[中日ドラゴンズ]])<br /> : 外野手。左投左打、背番号90。「バック打法」という回転力を利用した打法でホームランを放つ。<br /> : 二軍落ちしていた甲子園と小野田の前に現れ、以後ライバルとして対決する。<br /> ; [[景浦安武|景浦 安武]](かげうら やすたけ)([[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]])<br /> : 南海の代打の切り札。右投右打、背番号90。水島の漫画「[[あぶさん]]」の主人公で本作にはゲスト出演。<br /> : 阪神とのオープン戦で、ルーキーの甲子園から代打逆転サヨナラホームランを放ち、プロの洗礼を浴びせる。<br /> <br /> === ヒロインたち ===<br /> ; 朝野 あゆみ(あさの あゆみ)(北城中→明和高校)<br /> : 甲子園の永遠の憧れの女性。甲子園は「あゆみ殿」と呼ぶ。一時、実家の没落により金貸しの権藤金次郎と政略結婚するが、死別して朝野姓に戻る。<br /> ; 千代子<br /> : 岩風の東京での下宿先の娘。岩風を追って引っ越ししてきた甲子園を受け入れた。<br /> <br /> === 実在人物 ===<br /> 連載当時のプロ野球選手、コーチ、スタッフが多数実名で登場する。<br /> ==== 阪神タイガース ====<br /> ; [[村山実]]<br /> : 投手。ただし藤村入団前に登場し、入団時には解説者として登場する。<br /> ; [[金田正泰]]<br /> : 一軍監督。<br /> ; [[小山正明]]<br /> : 一軍投手コーチ。ことあるごとに藤村を挑発し、小野田とのライバル意識を掻き立てる。<br /> ; [[江夏豊]]<br /> : 阪神のエース。巨人戦を前に、ブルペンで「思い切り行け、ぶっ倒れたらわしが行くで!」と藤村に無言で声援を送る。<br /> ; [[田淵幸一]]<br /> : 捕手。4番打者。徹底した[[二枚目]]で、『[[がんばれ!!タブチくん!!]]』とは正反対のキャラクター。<br /> ; [[梅本正之]]<br /> : トレーニングコーチ。合宿所『[[虎風荘]]』での場面で登場。<br /> <br /> ==== 読売ジャイアンツ ====<br /> ; [[王貞治]]<br /> : 一塁手。藤村の前にファーストゴロとセンターフライ(センターのエラーで三塁に進塁)に討ち取られる。<br /> ; [[長嶋茂雄|長島茂雄]]<br /> : 三塁手。ルーキーの年(1958年)、甲子園球場への遠征の時に4歳の藤村甲子園に出会い、「お兄ちゃんをキリキリ舞いさせたんねん!!」と言われて発奮する。その後超一流の打者に成長したが、引退が近づいていた。<br /> : 最終話において、成長して阪神に入団した藤村と甲子園球場で対決。1点勝負を予想して、長嶋は切り札としてベンチに待機する。そして1-0で阪神リードの9回表、2アウト3塁の場面で代打で登場。藤村の剛球を完璧にとらえるが、結果はバットを粉々に折られての三球三振。現役を引退する自分の代わりに「あとは頼むぞワンちゃん」と残し、笑顔で球場を去る。<br /> <br /> == テレビアニメ ==<br /> 『&#039;&#039;&#039;男どアホウ!甲子園&#039;&#039;&#039;』(原作と違い、「!」が入る)のタイトルで、[[1970年]][[9月28日]]から[[1971年]][[3月27日]]まで[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]で放映。放送時間は毎週月曜 - 土曜、18時35分 - 18時45分、全156回(全26話)。<br /> <br /> === スタッフ ===<br /> * 企画 - [[藤井賢祐]]<br /> * プロデューサー - 高橋修之、朝香正則<br /> * 脚本 - [[佐々木守]]、井上知士、[[山崎忠昭]]、[[吉田喜昭]]、[[雪室俊一]]、[[山崎晴哉]]<br /> * 演出 - 野々あきら、[[堺武夫]]<br /> * 制作担当 - 梶原英典<br /> * 作画監修 - 西村宏<br /> * 原動画 - 村田四郎<br /> * 美術設定 - 鈴木森繁<br /> * 撮影 - 黒川進一<br /> * 編集 - 西出栄子<br /> * オーディオ演出 - 中野寛次<br /> * 調整 - 寺下武<br /> * 効果 - 大平隆義<br /> * 選曲 - 宮下滋<br /> * 現像 - [[東京現像所]]<br /> * 録音 - 番町スタジオ<br /> * 制作 - 日本テレビ、[[日本テレビ動画|東京テレビ動画]]<br /> <br /> === 主題歌 ===<br /> ;オープニングテーマ「男どアホウ!甲子園」<br /> :作詞 - [[佐々木守]] / 作曲・編曲 - [[土持城夫]] / 歌 - フォー・スラッガーズ<br /> ;イメージソング「どアホウ賛歌」<br /> :作詞 - 佐々木守 / 作曲・編曲 - 土持城夫 / 歌 - フォー・スラッガーズ<br /> <br /> === エピソード ===<br /> * 各週、月曜日から土曜日の10分枠で各話の第1回から第6回を放映。<br /> * 26週終了後、同枠で1971年9月まで再放送をし、同時に[[1966年]][[1月3日]]開始の『&#039;&#039;&#039;まんがホームラン&#039;&#039;&#039;』以来5年9ヶ月続いた[[日本テレビ系列夕方6時35分枠の帯アニメ|18:35枠帯アニメ路線]]は、事実上終了した。<br /> * 本来は近畿を舞台とした物語であるが、第1話放送後に日本テレビの近畿出身の上層部が「声優の関西弁が下手で聞くに堪えない」とコメントしたため、第3話は標準語の台詞で収録・放映された&lt;ref name=&quot;yukimuro&quot;&gt;[http://www.style.fm/log/05_column/yukimuro05.html アニメやぶにらみ 雪室俊一 第5回 業界のきらわれ者]&lt;/ref&gt;。それに反対した脚本の[[雪室俊一]]は「それならタイトルをいっそ『男大バカ後楽園』とでもしろ!」と怒り、脚本を降板したほどである&lt;ref name=&quot;yukimuro&quot;&gt;&lt;/ref&gt;。しかし、やはり違和感が大きかったため第4話から関西弁の台詞に戻された&lt;ref name=&quot;yukimuro&quot;&gt;&lt;/ref&gt;。<br /> * ドラマは概ね原作の高校編に準じるが、南波野球部を襲う数々の危機は、丹波グループと神島グループの対立に巻き込まれる形に整理され、全共闘の結成や学校側の八百長陰謀などは割愛されている。甲子園が丹波や神島と和解し南波ナインが結成された後は、全国大会優勝で最終回を迎えている。<br /> * 第1話~第4話を収録したVHSビデオ全2巻がVAPビデオからリリースされている。<br /> <br /> {{前後番組|<br /> 放送局=[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系|<br /> 放送枠=月-土帯18:35-18:45枠|<br /> 番組名=男どアホウ!甲子園&lt;br /&gt;↓&lt;br /&gt;(本作の再放送)&lt;br /&gt;【ここまで[[日本テレビ系列夕方6時35分枠の帯アニメ|帯アニメ]]】|<br /> 前番組=[[男一匹ガキ大将]]&lt;br /&gt;↓&lt;br /&gt;(上記の再放送)|<br /> 次番組=[[まんがジョッキー]]<br /> }}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> {{ドカベン}}<br /> {{小学館漫画賞}}<br /> {{DEFAULTSORT:おとことあほうこうしえん}}<br /> [[Category:佐々木守]]<br /> [[Category:水島新司]]<br /> [[Category:漫画作品 お|とことあほうこうしえん]]<br /> [[Category:週刊少年サンデーの漫画作品]]<br /> [[Category:甲子園球場を舞台とした作品]]<br /> [[Category:大阪府を舞台とした作品]]<br /> [[Category:東京都を舞台とした作品]]<br /> [[Category:小学館漫画賞]]<br /> [[Category:アニメ作品 お|とことあほうこうしえん]]<br /> [[Category:1970年のテレビアニメ]]<br /> [[Category:日本テレビ系アニメ]]<br /> [[Category:日本テレビ動画]]<br /> [[Category:野球アニメ]]<br /> [[Category:阪神タイガース関連作品]]<br /> [[Category:日本テレビの帯番組の歴史]]</div> 202.219.233.70 ブロック紙 2018-05-20T06:33:49Z <p>202.219.233.70: </p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;ブロック紙&#039;&#039;&#039;(ブロックし)とは、販売地域が複数の都府県にまたがる[[地方紙]]を指す。<br /> <br /> 一般的な地方紙よりも規模が大きいが、[[全国紙]]のように日本中を網羅していない新聞。広範囲の地方圏で、全国紙を上回る部数と影響力を持つ新聞である場合が多い。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> [[太平洋戦争]]時の[[計画経済|統制経済]]体制において、全国を販売地域とした「[[全国紙]]」(現在の全国紙五紙と同一)&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[読売新聞]]は[[1952年]]の大阪進出以前、[[関東地方|関東]]を中心とした[[東日本]]のブロック紙の位置付けだった。[[1959年]]に北海道、[[1961年]]に[[北陸地方|北陸]]、[[1964年]]に九州、[[1975年]]に中京にも発行拠点を置いてから、日本を代表する全国紙に発展した。なお、中京では読売本体とは別組織・別法人の会社から『&#039;&#039;&#039;中部読売新聞&#039;&#039;&#039;』として創刊し、当初は読売本体とは提携関係にあった。[[1988年]]に発行元の会社が[[読売ジャイアンツ|読売巨人軍]]や[[読売新聞西部本社]]の運営会社であった[[よみうり|読売興業株式会社(後の株式会社よみうり)]]に吸収合併されて「読売新聞中部本社」となるが、[[2002年]]の読売新聞グループの再編で分割合併により[[読売新聞東京本社]]の[[読売新聞中部支社|中部支社]]に格下げされた。&lt;/ref&gt;&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[産経新聞]]は[[1950年]]の東京進出以前、関西を中心にした[[西日本]]のブロック紙的位置付けだった。現在もブロック紙的な性質を持つ全国紙であり、北海道・中京では発行拠点がなく、ブロック紙の販売店に委託販売を行っている。[[愛知県]]・[[三重県]]一部では産経の直売所あり。なお、長らく発行拠点がなかった九州に於いては2009年10月1日付から、[[毎日新聞社]]との提携で、[[産経新聞西部本部|九州・山口特別版]]の現地印刷が開始された。&lt;/ref&gt;と、単一の[[都道府県|都府県]]のみを販売地域とした「[[地方紙|県紙]]」のほかに、複数の都府県での販売が認められた地方紙があり、それらを「ブロック紙」と称した。すなわち、[[東京新聞]]、中部日本新聞(現在の[[中日新聞]])、[[大阪新聞]]&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;産経系列の大阪府の[[夕刊]]地方紙であるが、[[近畿地方]]の多くで発売され、準ブロック紙的な体裁だった。2002年3月に廃刊し、[[産経新聞大阪本社]]版の夕刊に統合された。&lt;/ref&gt;、[[西日本新聞]]の4紙である。<br /> <br /> 戦後になり、県紙の中から前述の4紙と同程度の発行部数や社会的影響力を持つものが現われ、それらがブロック紙を自称し、又は他称されるようになった。詳しくは後述する。<br /> <br /> なお、東京新聞は[[1963年]]に[[中日新聞社]]の傘下に入り、さらに[[1967年]]からは[[中日新聞東京本社]]が編集と発行を行うようになったため、単独のブロック紙としては扱われない場合がある。<br /> <br /> また、大阪新聞は戦後、大阪府内を主な販売エリアとする地方紙となり、事実上ブロック紙ではなくなった後も大阪ローカルの夕刊紙(ただし、京阪神など近畿圏の大半では販売していたので「準ブロック紙」ではあった)として存続したが、[[2002年]]に[[産経新聞]]と紙面統合して休刊し、[[2004年]]には発行元である大阪新聞社が[[産業経済新聞社]](産経新聞社)に吸収合併されるに至った。<br /> <br /> よって、戦中から引き続いてブロック紙であり続けているのは、中日新聞(東京新聞)と西日本新聞ということになる。<br /> <br /> == 日本のブロック紙 ==<br /> 全国紙以外の新聞において、<br /> * 広域的な影響力<br /> * 発行部数の多さ<br /> の2つの指標から「ブロック紙」とされる新聞がいくつかある。<br /> <br /> 両方の条件を満たすブロック紙として、[[ブロック紙3社連合]]を構成する&#039;&#039;&#039;[[北海道新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[中日新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[西日本新聞]]&#039;&#039;&#039;の3紙がある。国立国会図書館もこれらの3紙をブロック紙の例としている&lt;ref&gt;[https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-763.php 地方の新聞を調べるには 調べ方案内] 国立国会図書館&lt;/ref&gt;([[中日新聞東京本社]]発行の&#039;&#039;&#039;[[東京新聞]]&#039;&#039;&#039;を中日新聞から分離して4紙とする場合もある)。これらの新聞は発行部数が多く、一般購読者も広い地域に分布している。<br /> <br /> 北海道は1つの[[地方]](九州の約2倍の面積)で1つの[[地方公共団体|地方自治体]]となっているため「県紙」と「ブロック紙」の2つの性質を有しているとされる。<br /> <br /> また、発行部数は北海道・中日・西日本の3紙より少ないが、広域的な影響力がある&#039;&#039;&#039;[[河北新報]]&#039;&#039;&#039;と&#039;&#039;&#039;[[中国新聞]]&#039;&#039;&#039;の2紙をブロック紙に加える場合が多い&lt;ref&gt;{{Cite book|和書|title= 大辞泉|publisher=小学館|year= 1998}}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&amp;p=%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%99&amp;dtype=0&amp;dname=0na&amp;stype=0&amp;pagenum=1&amp;index=16400850 Yahoo!辞書]&lt;/ref&gt;。これら2紙の実態は河北新報が[[仙台都市圏]]、中国新聞が[[広島都市圏]]のローカル紙もしくは各々の県の県紙という性格が強く&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;ただし、河北新報のウェブサイトでは、宮城県以外の東北各県のニュースがトップニュース扱いになることもしばしばであり、ニュースランキングでも日常的に上位に来ている。&lt;/ref&gt;、上記の3紙のような一般購読者が広域に多数存在するブロック紙とは異なる。河北新報は[[岩手県]]内における[[仙台藩]]と[[一関藩]]の領域にあたる同県南部、中国新聞は広島都市圏に隣接する[[岩国市]]など[[山口県]]東部にそれぞれ県境を越えてある程度まとまった部数を配布しているが、それでもそれぞれの発行地([[宮城県]]、[[広島県]])における普及率よりかなり低い水準にとどまっている。しかし、それぞれ&#039;&#039;&#039;[[東北地方]]&#039;&#039;&#039;および&#039;&#039;&#039;[[中国地方]]&#039;&#039;&#039;という地域ブロックを取材ならびに販売の対象地域としているため、それらのブロック内の政治・経済を広く俯瞰することが必要な地方自治体や地方企業にとっては重要な[[情報源]]となっている。すなわち、メインエリアの県外では家庭での購読よりも職場での購読を主としており、発行部数よりも地方ブロックでの影響力から見たブロック紙と言える。西日本新聞も九州全域において取材や影響力の面で一定の機能を果たしてはいるものの、福岡県以外の九州各県での普及率は低水準であることを踏まえれば、河北新報と中国新聞は西日本新聞に準ずる存在としてブロック紙扱いされているものと理解できる。<br /> <br /> この他、広域的な影響力はあまりないが、発行部数が一般的な県紙より多い(中日・河北・中国の3紙に匹敵)という理由で、&#039;&#039;&#039;[[静岡新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[新潟日報]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[信濃毎日新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[京都新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[神戸新聞]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[山陽新聞]]&#039;&#039;&#039;など有力な地方紙のいくつかをブロック紙に準ずる新聞として扱うことがある。これらの新聞が拠点とする県には、日本経済を支える国内有力企業が一定数存在し、情報ソースとなるこれらの新聞の影響力が他のブロック紙に準ずると見なすことも出来るため、広域的な影響力はなくともブロック紙と同列視される場合もある。なお、京都新聞をブロック紙に準じて扱う立場は、同紙が滋賀県にかつて存在した県紙[[滋賀日日新聞]]を統合し、現在の配布圏が2府県にまたがっていることを根拠の一つとしている。<br /> <br /> さらに、歴史的経過から隣県の一部地域でも配布を行なっている[[北國新聞]](配布対象は[[石川県]]。発行元の北國新聞社は[[富山県]]で[[富山新聞]]を発行)や[[日本海新聞]](配布対象は[[鳥取県]]と[[兵庫県]][[但馬国|但馬地方]]。発行元の[[新日本海新聞社]]は[[大阪府]]で[[大阪日日新聞]]を発行)、[[山陰中央新報]](配布対象は[[島根県]]と[[鳥取県]])、[[南日本新聞]](配布対象は[[鹿児島県]]と[[宮崎県]][[諸県郡|諸県地方]]及び[[熊本県]][[水俣市]])などをブロック紙と捉える記述も散見されるが、いずれも拠点とする都道府県以外での発行部数・普及率は微々たるものであり、一般的な理解ではない。<br /> <br /> また、通常は[[全国紙]]として扱われる&#039;&#039;&#039;[[産経新聞]]&#039;&#039;&#039;について、発行部数の多くが関東・関西の両都市部で占められていること、全国の地方新聞社が加盟している[[よんななクラブ|47CLUB]]に発祥の地である[[産経新聞大阪本社|大阪府の新聞社]]として参加していることなどから、まれにブロック紙として扱われる。<br /> <br /> [[経済紙]]としては、[[愛知県]]を中心とした[[東海地方|東海4県]]の経済情報を扱う&#039;&#039;&#039;[[中部経済新聞]]&#039;&#039;&#039;があり、同紙のホームページでは「全国唯一のブロック経済紙」を称している&lt;ref&gt;[http://www.chukei-news.co.jp/index.php 中部経済新聞 全国唯一のブロック経済紙 愛知 岐阜 三重 静岡の経済情報]&lt;/ref&gt;。ただし、発行部数は東海4県の全てを合計しても約10万部程度にとどまっている。<br /> <br /> == ブロック紙一覧 ==<br /> === ブロック紙3社連合加盟紙 ===<br /> * [[北海道新聞]](&#039;&#039;&#039;北海道地方&#039;&#039;&#039;:全域)<br /> * [[中日新聞]](&#039;&#039;&#039;中部地方&#039;&#039;&#039;:[[愛知県]]、[[岐阜県]]、[[三重県]]、[[長野県]][[中信地方|中信]]・[[南信地方|南信]]、[[静岡県]][[静岡県の地域|西部・中部]]、[[福井県]]の一部、&#039;&#039;&#039;近畿地方&#039;&#039;&#039;:[[滋賀県]]の一部、[[和歌山県]]の一部)<br /> ** [[東京新聞]]([[中日新聞東京本社]]発行、&#039;&#039;&#039;関東地方&#039;&#039;&#039;:[[東京都]]、[[神奈川県]]、[[千葉県]]、[[埼玉県]]、[[茨城県]]、[[栃木県]]、[[群馬県]]、&#039;&#039;&#039;中部地方&#039;&#039;&#039;:[[静岡県]][[静岡県の地域|中部・東部]])<br /> ** [[北陸中日新聞]]([[中日新聞北陸本社]]発行、&#039;&#039;&#039;北陸地方&#039;&#039;&#039;:[[富山県]]、[[石川県]])<br /> ** [[日刊県民福井]]([[中日新聞福井支社]]発行、&#039;&#039;&#039;北陸地方&#039;&#039;&#039;:[[福井県]])<br /> * [[西日本新聞]](&#039;&#039;&#039;九州地方&#039;&#039;&#039;:[[福岡県]]、[[佐賀県]]、[[長崎県]]、[[熊本県]]、[[大分県]])<br /> <br /> === ブロック紙3社連合非加盟紙 ===<br /> * [[河北新報]](&#039;&#039;&#039;東北地方&#039;&#039;&#039;:[[宮城県]]、[[山形県]]、[[福島県]]、[[岩手県]]、[[秋田県]]、[[青森県]])<br /> * [[中国新聞]](&#039;&#039;&#039;中国地方&#039;&#039;&#039;:[[広島県]]、[[山口県]]、[[岡山県]]、[[島根県]]、[[鳥取県]]の一部)<br /> <br /> === ブロック経済紙 ===<br /> * [[中部経済新聞]](&#039;&#039;&#039;東海地方&#039;&#039;&#039;:[[愛知県]]、[[岐阜県]]、[[三重県]]、[[静岡県]]&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;ただし、静岡県の配布地域は県西部の浜松市周辺という、愛知県に隣接した地域に限定されるため、実質的には[[東海3県]]と[[遠州|静岡県西部]]をエリアとした新聞と捉えるのが正しいと思われる。&lt;/ref&gt;)<br /> <br /> === ブロック紙に準ずる規模の地方紙 ===<br /> * [[静岡新聞]]([[静岡市]])の配布対象は[[静岡県]]と[[愛知県]][[豊橋市]]周辺で、中日新聞および東京新聞と重複する。ただし、限られた配布対象でありながら、発行部数はブロック紙の東京新聞・河北新報・中国新聞を上回っており、地方紙では国内トップである。<br /> * [[新潟日報]]([[新潟市]])は河北新報や中国新聞と共にブロック紙3社連合と近い関係にある。配布対象の[[新潟県]]は、東京新聞、北陸中日新聞、河北新報とも取材および配布の対象外となっている。<br /> * [[信濃毎日新聞]]([[長野市]])の販売対象は[[長野県]]に限られているが、発行部数はブロック紙に比肩する。なお、[[中信地方|中信]]・[[南信地方]]は中日新聞と販売エリアが重複する。<br /> * [[京都新聞]]([[京都市]])は配布対象が[[京都府]]と[[滋賀県]]の2府県である([[大阪府]]の一部でも購入可能)。なお、滋賀県は中日新聞と販売エリアが重複する。神戸新聞とは[[三都合同新聞]]の後身同士でもあり、[[阪神・淡路大震災|阪神大震災]]時には[[京都新聞|京都新聞社]]が神戸新聞の紙面製作を代理するなど両紙は友好的な関係である。<br /> * [[神戸新聞]]([[神戸市]])は河北新報や中国新聞と共にブロック紙3社紙連合と近い関係にあり、[[デイリースポーツ]]の発行元でもあることからブロック紙と同列に見なされることもある。ただし、同紙の取材ならびに配布対象はほぼ[[兵庫県]]に限定されており、[[大阪市]]内の一部地域で購入可能ではあるものの、実質的には県紙である。なお、発行元の神戸新聞社が戦前に大阪と京都でもそれぞれ新聞を発行していた(三都合同新聞)ため、名実ともにブロック紙だった時期がある。<br /> * [[山陽新聞]]([[岡山市]])は配布対象が[[岡山県]]と[[香川県]][[直島町]]、及び[[広島県]][[備後国|備後地方]]と[[広島市]]の一部であり、販売エリアが中国新聞と重複する。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|group=&quot;注&quot;|}}<br /> <br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[ブロック紙3社連合]]<br /> * [[全国地方新聞社連合会]]<br /> * [[全国新聞ニュース網]]<br /> * [[全国紙]]<br /> * [[地方紙]]<br /> * [[フジテレビ系列]]([[フジニュースネットワーク|FNN]]・[[フジネットワーク|FNS]]。[[フジテレビジョン]]を[[キー局]]とするネットワーク。ブロック紙との結びつきが深い)<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.jwn.ne.jp/index.html 全国新聞ニュース網(JWN)]<br /> ; 発行部数<br /> * [http://adv.hokkaido-np.co.jp/index.html 北海道新聞]<br /> * [http://www.kahoku.co.jp/pub/media/hakkou/index.html 河北新報]<br /> * [http://www.edi-s.co.jp/hakkou.html 静岡新聞]<br /> * {{PDFlink|[http://www.niigata-nippo.com/shiryo/binran/pdf/1_02.pdf 新潟日報]}}<br /> * [http://www.chunichi.co.jp/approach/index.html 中日新聞・東京新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井]<br /> * [http://www.chukei-news.co.jp/mediadata/data/index.php 中部経済新聞]<br /> * [http://ad.shinmai.co.jp/circulation-area/index.html 信濃毎日新聞]<br /> * [https://web.archive.org/web/20131126203823/http://kyoto-np.co.jp/ad/profile/busuu_01.htm 京都新聞]<br /> * [http://www.kobe-np.co.jp/ad-data/index.html 神戸新聞]<br /> * [http://www.sanyo.oni.co.jp/koukoku/koukoku.htm 山陽新聞]<br /> * [http://www.chugoku-np.co.jp/Ad/inet_ad/info/index2.html 中国新聞]<br /> * [http://www.nishinippon.co.jp/koukoku/index.shtml 西日本新聞]<br /> <br /> {{日本のブロック紙}}<br /> {{FNN・FNS}}<br /> {{北海道新聞社}}<br /> {{河北新報社}}<br /> {{中日新聞社}}<br /> {{中国新聞社}}<br /> {{西日本新聞社}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:ふろつくし}}<br /> [[Category:日本の新聞|*ふろつくし]]<br /> [[Category:日本の地域ブロック]]</div> 202.219.233.70
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