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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=183.177.161.218&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-08T11:45:13Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 雄略天皇 2018-08-08T09:55:42Z <p>183.177.161.218: </p> <hr /> <div>{{基礎情報 天皇<br /> | 名 = 雄略天皇<br /> | 代数= 第21<br /> | 画像=Tennō Yūryaku detail.jpg<br /> | 説明=<br /> | 在位= 安康天皇3年[[11月13日 (旧暦)|11月13日]] - 雄略天皇23年8月7日<br /> | 時代= [[古墳時代]]<br /> | 年号=<br /> | 首都=<br /> | 皇居=<br /> | 諱 =<br /> | 幼称=<br /> | 別名= 大泊瀬幼武尊&lt;br/&gt;大長谷若建命&lt;br/&gt;大長谷王<br /> | 印 =<br /> | 生年= <br /> | 生地=<br /> | 没年= <br /> | 没地=<br /> | 陵墓= 丹比高鷲原陵<br /> | 先代= [[安康天皇]]<br /> | 次代= [[清寧天皇]]<br /> | 子 = [[清寧天皇|白髪皇子]]&lt;br/&gt;栲幡姫皇女&lt;br/&gt;[[磐城皇子]]&lt;br/&gt;[[星川稚宮皇子]]&lt;br/&gt;[[春日大娘皇女]]<br /> | 皇后= [[草香幡梭姫皇女]]<br /> | 中宮=<br /> | 女御=<br /> | 更衣=<br /> | 夫人=<br /> | 夫 =<br /> | 父親= [[允恭天皇]]<br /> | 母親= [[忍坂大中姫]]<br /> | 注釈=<br /> |}}<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;雄略天皇&#039;&#039;&#039;(ゆうりゃくてんのう、[[允恭天皇]]7年[[12月 (旧暦)|12月]] - 雄略天皇23年[[8月7日 (旧暦)|8月7日]])は、第21代[[天皇]](在位:安康天皇3年[[11月13日 (旧暦)|11月13日]] - 雄略天皇23年8月7日)。&#039;&#039;&#039;大泊瀬幼武&#039;&#039;&#039;(おおはつせわかたけ、大泊瀬幼武尊 おおはつせわかたけるのみこと とも)、&#039;&#039;&#039;大長谷若建命&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;大長谷王&#039;&#039;&#039;([[古事記]])、&#039;&#039;&#039;大悪天皇&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;有徳天皇&#039;&#039;&#039;とも。<br /> <br /> また『[[宋書]]』、『[[梁書]]』に記される「[[倭の五王]]」中の倭王&#039;&#039;&#039;[[武 (倭王)|武]]&#039;&#039;&#039;に比定される。その倭王武の上表文には周辺諸国を攻略して勢力を拡張した様子が表現されており、[[埼玉県]][[行田市]]の[[稲荷山古墳 (行田市)|稲荷山古墳]]出土の[[稲荷山古墳出土鉄剣|金錯銘鉄剣]]銘や[[熊本県]][[玉名郡]][[和水町]]の[[江田船山古墳]]出土の[[江田船山古墳#鉄刀銘文|銀象嵌鉄刀銘]]を「&#039;&#039;&#039;獲加多支鹵&#039;&#039;&#039;[[大王 (ヤマト王権)|大王]]」、すなわちワカタケル大王と解して、その証とする説が有力である。<br /> <br /> 『[[日本書紀]]』の暦法が雄略紀以降とそれ以前で異なること、『[[万葉集]]』や『[[日本現報善悪霊異記|日本霊異記]]』の冒頭に雄略天皇が掲げられていることから、まだ朝廷としての組織は未熟ではあったものの、雄略朝を[[ヤマト王権]]の勢力が拡大強化された歴史的な画期であったと古代の人々が捉えていたとみられる。<br /> <br /> == 系譜 ==<br /> [[允恭天皇]]の第5皇子。母は[[忍坂大中姫]](おしさかのおおなかつひめ)。[[木梨軽皇子]]・[[安康天皇]]の同母弟。<br /> <br /> * [[皇后]]:[[草香幡梭姫皇女]](くさかのはたびひめのひめみこ。[[仁徳天皇]]の皇女)<br /> * [[妃]]:[[葛城韓媛]](かつらぎのからひめ。[[葛城円|葛城円大臣]]の女)<br /> ** 白髪皇子(しらかのみこ、[[清寧天皇]])<br /> ** [[栲幡姫皇女]](たくはたひめのひめみこ、稚足姫皇女とも) [[斎宮]]<br /> * 妃:[[吉備稚媛]](きびのわかひめ。吉備上道臣の女。もと吉備上道臣田狭の妻。吉備兄君・吉備弟君の母)<br /> ** [[磐城皇子]](いわきのみこ) [[難波小野王]]([[顕宗天皇]]の皇后)の祖父<br /> ** [[星川稚宮皇子]](ほしかわのわかみやのみこ)<br /> * 妃:[[和珥童女君]](わにのわらわきみ。春日和珥臣深目の女)<br /> ** [[春日大娘皇女]](かすがのおおいらつめのひめみこ、高橋皇女) [[仁賢天皇]]の皇后、[[武烈天皇]]・[[手白香皇女]]([[継体天皇]]の皇后、[[欽明天皇]]の母)・[[橘仲皇女]]([[宣化天皇]]の皇后)の母<br /> <br /> === 系図 ===<br /> {{皇室古墳時代}}<br /> <br /> == 皇居 ==<br /> 都は、近畿の[[初瀬|泊瀬]]朝倉宮(はつせのあさくらのみや)。[[稲荷山古墳 (行田市)|稲荷山古墳]]出土金象嵌鉄剣銘に見える「斯鬼宮(しきのみや ・磯城宮)」も朝倉宮を指すと言われる(別に河内の志紀([[大阪府]][[八尾市]])とする説もある)。伝承地は[[奈良県]][[桜井市]]黒崎(一説に岩坂)だが、[[1984年]]、同市脇本にある脇本遺跡から、5世紀後半のものと推定される掘立柱穴が発見され、朝倉宮の跡とされ話題を呼んだ。これ以降一定期間、初瀬に皇居があったと唱える人もいる。なお、『[[日本現報善悪霊異記|日本霊異記]]』によれば、磐余宮(いわれのみや)にもいたという。<br /> <br /> == 略歴 ==<br /> 記紀によれば、安康天皇3年8月9日、[[安康天皇]]が幼年の[[眉輪王]](『古事記』では7歳とある)により[[暗殺]]されたとする。安康天皇が、[[仁徳天皇]]の子である[[大草香皇子]]に、妹の[[草香幡梭姫皇女]]を同母弟である即位前の雄略天皇の妃に差し出すよう命令した(大草香皇子と草香幡梭姫皇女は父系の叔父と叔母)際に、仲介役の[[坂本臣]]等の祖である根臣が、大草香皇子の「お受けする」との返答に付けた押木[[玉鬘]](おしきのたまかつら:金銅冠とも)を横取りするために、天皇に「大草香皇子は拒否した」と偽りの讒言をする。安康天皇は大草香皇子を殺害し、その妃である[[中磯皇女|中蒂姫命]](長田大郎女)を奪って自分の皇后とした。中蒂姫は大草香皇子との子である[[眉輪王]]を連れており、これが眉輪王に安康天皇が殺害される直接の原因となった。<br /> <br /> 暗殺の事実を知った大泊瀬皇子は兄たちを疑い、まず[[八釣白彦皇子]]を斬り殺し、次いで[[境黒彦皇子|坂合黒彦皇子]]と眉輪王をも殺そうとした。この2人は[[葛城氏]]の[[葛城円]]宅に逃げ込んだが、大泊瀬皇子は3人共に焼き殺してしまう。さらに、従兄弟にあたる[[市辺押磐皇子]]([[仁賢天皇]] ・[[顕宗天皇]]の父)とその弟の御馬皇子(みまのみこ)をも謀殺し、政敵を一掃して、[[11月 (旧暦)|11月]]に[[ヤマト王権]]の大王の座に就いた。即位後、草香幡梭姫皇女に求婚する道の途中で、[[志貴県主]](参考:[[志貴県主神社]])の館が[[鰹木]]を上げて皇居に似ていると難癖をつけ、布を掛けた白犬を手に入れる。それを婚礼のみやげ物にして、草香幡梭姫皇女を皇后にする。<br /> <br /> [[平群真鳥]]を大臣に、[[大伴室屋]]と[[物部目]]を[[大連_(古代日本)|大連]]に任じて、軍事力で専制王権を確立した大泊瀬幼武大王(雄略天皇)の次の狙いは、連合的に結び付いていた地域国家群を[[ヤマト王権]]に臣従させることであった。 特に最大の地域政権[[吉備国|吉備]]に対して反乱鎮圧の名目で屈服を迫った(&#039;&#039;[[吉備氏の乱]]&#039;&#039;)。<br /> <br /> 具体的には、吉備下道臣前津屋(きびのしもつみちのおみさきつや)や[[吉備田狭|吉備上道臣田狭]](きびのかみつみちのおみたさ)の「反乱」を討伐して吉備政権の弱体化を進め、さらに雄略天皇の死後には[[星川稚宮皇子|星川皇子]](母が吉備稚媛)の乱を大伴室屋らが鎮圧して、[[ヤマト王権]]の優位を決定的にした。 『日本書紀』には他に、[[播磨国|播磨]]の[[文石小麻呂]]や[[伊勢国|伊勢]]の[[朝日郎]]を討伐した記事がある。<br /> <br /> 対外的には、雄略天皇8年2月に[[任那日本府|日本府]]軍が[[高句麗]]を破り9年5月には新羅に攻め込んだが、将軍の[[紀小弓]]が戦死してしまい敗走したと言う(雄略天皇8年を機械的に西暦に換算すると[[464年]]となるが、『[[三国史記]]』新羅本紀によれば[[倭|倭人]]が[[462年]]([[慈悲麻立干]]5年)5月に新羅の活開城を攻め落とし、[[463年]]([[慈悲麻立干]]6年)2月にも侵入したが、最終的に新羅が打ち破ったと記載されている&lt;ref&gt;古代史獺祭三国史記新羅本紀メニュー - So-net http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sangokushiki/shiragi/030320gen.htm&lt;/ref&gt;)。<br /> <br /> 20年に高句麗が[[百済]]を攻め滅ぼしたが、翌21年、雄略大王は[[任那]]から久麻那利の地を百済に与えて復興させたという(雄略天皇20年を機械的に西暦に換算すると[[476年]]となるが、『三国史記』高句麗本紀・百済本紀によれば、[[475年]](高句麗[[長壽王]]63年・百済[[蓋鹵王]]21年)9月に高句麗に都を攻め落とされ王は殺され、同年熊津に遷都している&lt;ref&gt;古代史獺祭三国史記百済本紀メニュー - So-net http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sangokushiki/kudara/250321gen.htm&lt;/ref&gt;)。<br /> <br /> この他、呉国([[宋 (南朝)|宋]])から手工業者・[[漢織]](あやはとり)・[[呉織]](くれはとり)らを招き、また、分散していた秦民([[秦氏]]の民)の統率を強化して[[養蚕業]]を奨励したことも知られる。[[479年]]4月、百済の[[三斤王]]が亡くなると、入質していた[[昆支王]]の次子未多王に筑紫の兵500をつけて帰国させ、[[東城王]]として即位させた。兵を率いた安致臣・馬飼臣らは水軍を率いて高句麗を討った。<br /> <br /> 雄略22年1月1日、白髪皇子(後の清寧天皇)を[[皇太子]]とし、翌23年8月、大王は病気のため崩御した。雄略天皇23年を機械的に西暦に換算すると[[479年]]となる。しかし梁書によると、梁の武帝は502年、雄略天皇に比定される倭王武を征東将軍に進号している。この解釈としては、実際の雄略天皇の没年は記紀による年代よりも後であったとする見解と、雄略帝=倭王武の比定が誤っているとする見解がある。<br /> <br /> 雄略天皇の血筋は男系では途切れたものの、皇女の[[春日大娘皇女]]が[[仁賢天皇]]の皇后となり、その娘の[[手白香皇女]]が[[継体天皇]]の皇后となり[[欽明天皇]]を産んでいることから、雄略天皇の血筋は女系を通じて現在の[[皇室]]まで続いている。<br /> <br /> === 大悪天皇の記述 ===<br /> [[ファイル:Tennō Yūryaku.jpg|thumb|280px|猪狩りをする雄略天皇([[安達吟光]]画)]]<br /> 即位後も人を処刑することが多かったため、後に&#039;&#039;&#039;大悪天皇&#039;&#039;&#039;と誹謗される原因となっているが、大悪天皇の記述は[[武烈天皇]]にも見られることから、両者は同一人物ではないかとの説もある。『日本書紀』には、次のようなエピソードがある。<br /> {{Quote|天皇は狩に出かけた際、猪を射殺せない気弱な舎人を殺そうとするが、「陛下、今猪を食したいからといって舎人を斬られますのは、豺狼と何も違いません」と、皇后にいさめられた。}}<br /> 豺狼を残忍な例えとするのは『後漢書』などに書かれており、話自体が後世の創作とも考えられるが、雄略天皇の性格を表した一節といえる。<br /> <br /> さらに、前述の草香幡梭姫皇女を始めとして、雄略天皇の皇后、妃は実家が誅された後に決められたものが多い。王権の強化のため、有力皇族や豪族を征伐したのち、その残党を納得させてヤマト王権に統合するために妃を取るということであろう。兄である安康天皇のやり方を見習っただけではなく、雄略天皇の治世では、皇族だけでなく有力豪族にも拡大適用してヤマト王権の強化を強行し、征伐された皇族・豪族からの恨みを買って雄略天皇暴君の記述が残されていると思われる。<br /> <br /> == 陵・霊廟 ==<br /> [[File:Shimaizumi Maruyama Kofun, haisho.jpg|thumb|200px|right|{{center|雄略天皇 [[島泉丸山古墳|丹比高鷲原陵]]&lt;br&gt;([[大阪府]][[羽曳野市]])}}]]<br /> [[天皇陵|陵]](みささぎ)は、[[宮内庁]]により[[大阪府]][[羽曳野市]]島泉8丁目にある&#039;&#039;&#039;丹比高鷲原陵&#039;&#039;&#039;(たじひのたかわしのはらのみささぎ)に治定されている。宮内庁上の形式は[[円墳|円丘]]。遺跡名は「[[島泉丸山古墳|島泉丸山古墳(高鷲丸山古墳)]]」・「[[島泉平塚古墳|島泉平塚古墳(高鷲平塚古墳)]]」で、直径75メートルの[[円墳]]・一辺50メートルの[[方墳]]の2基からなる(古墳2基を合わせて治定)。<br /> <br /> 『古事記』には、[[顕宗天皇]]の父(市辺押磐皇子)の仇討ちをすべく、意祁命(後の[[仁賢天皇]])が自ら雄略天皇陵の墳丘の一部を破壊したとある。また『日本書紀』にも、顕宗が陵の破壊を提案したが皇太子億計がこれを諌めて思い止まらせたとする。<br /> <br /> 上記とは別に、大阪府松原市西大塚にある宮内庁の&#039;&#039;&#039;大塚陵墓参考地&#039;&#039;&#039;(おおつかりょうぼさんこうち)では、雄略天皇が被葬候補者に想定されている&lt;ref&gt;外池昇『事典陵墓参考地 もうひとつの天皇陵』(吉川弘文館、2005年)pp. 49-52。&lt;/ref&gt;。遺跡名は「[[河内大塚山古墳]]」で、墳丘長335メートルの[[前方後円墳]]である。ただし埴輪が無い等の特徴から前方後円墳終末期のものである可能性が高く、そうであれば雄略の崩年と築造年代に数十年の開きがある。<br /> <br /> また[[皇居]]では、[[皇霊殿]]([[宮中三殿]]の1つ)において他の歴代天皇・皇族とともに天皇の霊が祀られている。<br /> <br /> == その他 ==<br /> [[伊勢神宮]]外宮を建立した。元々、[[豊受大神]]は[[葛城氏]]が代表して奉祀しており、葛城氏没落後、あまり省みられなかったが、崇敬の声が大きくなり、丹波国にも祀られていたものを、雄略天皇22年([[崩御]]前年)に外宮を設立することで収拾を図ったのではないかとする説がある。豊受大神と名が似ている[[飯豊天皇]]は、その揺り返しの中で政務を執った可能性もある。また、雄略天皇の皇女で、[[斎宮]]である[[栲幡姫]]皇女(稚足姫皇女)が、湯人(ゆえ:皇子女の沐浴等に仕える役職)の[[盧城部連武彦]]の子供を妊娠したと、[[阿閇氏|阿閇臣]]国見に讒言され、無実を訴えるため自殺した事件が雄略天皇紀3年4月条に載っている。皇女の母である葛城韓媛が父の[[葛城円]][[大臣]]から即位前の雄略天皇に、妃として献ぜられたとする記事より約3年後のこととなり、献ぜられる前に韓媛が皇女を産んでいないと年代が合わない。むしろ、上記讒言事件は、外宮の設立と年代が近かったのではないかと推測される。尚、阿閇臣国見は、讒言が誤りだと判明した後、[[伊勢神宮]]では無く、[[石上神宮]]に逃げ込んでいる。<br /> <br /> 雄略天皇9年2月には凡河内直香賜と[[采女]]を[[宗像大社]]へ神を祀るため遣わしている。香賜が神域の壇所に至り祭祀を行おうとする際に采女に淫らな行為を働く。それを聞いた天皇は「神を祀り福を祈ることに際しては、慎しみ潔[[斎]]すべきである」と言い激怒し、難波日鷹[[吉士]]を遣わして香賜に日本における[[日本における死刑#平安時代以前|死刑]]にしている。<br /> <br /> さらに、雄略13年9月には当時決して刃先を誤らない工匠の木工にして黒縄職人であった[[猪名部真根]]が「決して誤らない」と答えると[[采女]]を呼び集めてその衣服を脱ぎ褌にさせ人前で[[女相撲|相撲]]を取らせた。その様子を見た猪名部真根は思わず刃先を誤ってしまう。それを理由に雄略天皇は猪名部を[[物部氏|物部]]に付けて死刑にしようとするが、黒縄の匠の技が失われることを惜しんだ仲間が詠んだ和歌を聞き、悔い改め、「むやみに人を失ってはならない」と言い、使いを刑場に遣わし恩赦を与え解放した。<br /> <br /> 『古事記』では、即位前の雄略天皇に対し、大長谷王(おおはつせのみこ)という表記が度々見られる。通常、即位前の天皇に命(みこと)の称号を用いる『古事記』に於いて、王(みこ)の称号が用いられているのは、異例である。<br /> <br /> === 御製歌 ===<br /> ; 『[[万葉集]]』巻第一より&lt;ref&gt;{{Cite web|year=1999|url=http://etext.lib.virginia.edu/japanese/manyoshu/Man1Yos.html|title=Manyoshu [Book 1]|publisher=[[バージニア大学]]|language=日本語/英語|accessdate=2010-01-08}}&lt;/ref&gt;<br /> : 籠毛與 美籠母乳 布久思毛與 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告紗根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曽居 師吉名倍手 吾己曽座 我許背齒 告目 家呼毛名雄母<br /> : 籠(こ)もよ み籠持(こも)ち 掘串(ふくし)もよ み掘串持(ぶくしも)ち この岳(おか)に 菜摘(なつ)ます兒(こ) 家聞(いえき)かな 告(の)らさね そらみつ大和(やまと)の国(くに)は おしなべて我(われ)こそ居(お)れ しきなべて 我(われ)こそ座(ま)せ 我(われ)にこそは告(の)らめ 家(いえ)をも名(な)をも<br /> ; 現代語訳<br /> : &#039;&#039;美しい籠やヘラを持って、この丘で菜をお摘みのお嬢さん、君はどこの家のお嬢さんなのか教えてくれないか。大和の全てを私が治めているのだ。私こそ教えよう、家柄も名も。&#039;&#039;<br /> ; 『万葉集』巻第九より&lt;ref&gt;{{Cite web|year=1999|url=http://etext.lib.virginia.edu/japanese/manyoshu/Man9Yos.html|title=Manyoshu [Book 9]|publisher=[[バージニア大学]]|language=日本語/英語|accessdate=2010-01-08}}&lt;/ref&gt;<br /> : 夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は こよひは鳴かず 寝ねにけらしも<br /> ; 現代語訳<br /> : &#039;&#039;夕になるといつもは小倉山で鳴く鹿が、今夜は鳴かない。寝てしまったようだ。&#039;&#039;<br /> : [[舒明天皇]]作とも言われている。<br /> <br /> == 在位年と西暦との対照 ==<br /> 当天皇の在位について、実態は明らかでない。『日本書紀』に記述される在位を機械的に西暦に置き換えた年代については「[[上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧]]」を参照。<br /> <br /> なお、雄略天皇元年は、日本書紀の記述([[安康天皇]]元年が[[甲午]]&lt;ref&gt;国立国会図書館デジタルコレクション 日本書紀 30巻.[6] コマ番号50/52 {{NDLDC|2544345}}&lt;/ref&gt;、[[清寧天皇]]元年が[[庚申]]&lt;ref&gt;国立国会図書館デジタルコレクション 日本書紀 30巻.[7] コマ番号34~35/53 {{NDLDC|2544346}}&lt;/ref&gt;等)を基に西暦に換算すると[[457年]]となる。また、雄略天皇8年2月に新羅に攻め込んだという記事が日本書紀にあるが、これは『三国史記』新羅本紀の[[463年]](慈悲麻立干6年)2月の記事と対応していると考えられる。また、雄略天皇20年に高句麗が百済を攻め滅ぼしたという記事が日本書紀にあるが、これは『三国史記』高句麗本紀・百済本紀の[[475年]](高句麗長壽王63年・百済蓋鹵王21年)9月の記事と対応している。これらの記事をもとにすると雄略天皇元年は西暦[[456年]]と考えられる。また、武寧王陵から発掘された墓誌から武寧王は[[462年]]に生まれたことがわかった(&#039;&#039;詳しくは[[武寧王]]参照&#039;&#039;)が、これは日本書紀の雄略天皇5年に武寧王が生まれたという記事と対応している。これをもとにすると、雄略天皇元年は西暦[[458年]]と考えられる。<br /> == 脚注 ==<br /> &lt;references /&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Commonscat|Emperor Yūryaku}}<br /> * [[稲荷山古墳 (行田市)|稲荷山古墳]]<br /> * [[江田船山古墳]]<br /> * [[長谷部氏]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/021/index.html 丹比高鷲原陵] - 宮内庁<br /> <br /> {{歴代天皇一覧}}<br /> {{Normdaten}}<br /> {{DEFAULTSORT:ゆうりやくてんのう}}<br /> [[Category:日本の天皇]]<br /> [[Category:万葉歌人]]</div> 183.177.161.218 都心 2018-07-20T02:27:49Z <p>183.177.161.218: /* 圏内の政令指定都市 */ 既存の記述を適切な位置に移動。</p> <hr /> <div>{{redirect|新都心|埼玉県さいたま市中央区の地名(新都心)|さいたま新都心}}<br /> {{独自研究|date=2012年6月}}<br /> &#039;&#039;&#039;都心&#039;&#039;&#039;(としん)とは、[[中心業務地区]]の日本における呼称、および[[都市]]の活動において拠点とされる中心部である。都心にはその都市の富の中心を成し、都市内交通が集中する。<br /> {{main2|国際的な観点からみた都心|中心業務地区}}<br /> <br /> == 概要 ==<br /> === 都心と中心部 ===<br /> 都市は、[[行政]]機能・業務機能(企業の本社が置かれる)・[[商業]]機能([[卸売]]・[[小売]])・飲食機能([[外食]])・[[宿泊]]機能など、いくつもの機能を持ち合わせているが、「都心」という場合は、業務機能が集中する[[中心業務地区|中央業務地区]](英国では CBD : central business district、米国では : Downtown)を指すことが多い。それは、大都市では単位床面積あたり売上額が業務部門で最も高く、都市における富の中心を成すためである。<br /> <br /> ただし、高級[[百貨店|デパート]]や高級[[ブランド]]店など、高額商品を扱う小売店も単位床面積あたりの売上額が大きいため、それらが集中する地区も富の中心として都心と見なされることもある。[[地価]]または賃料に見合う売り上げがなければビジネスは成り立たないが、地価の変動や建築物の高層化などにより単位床面積あたりの賃料が変化し、都心の機能が変化することもある。<br /> <br /> [[東京]]・[[大阪]]・[[名古屋]]の[[三大都市圏]]では、地区による機能分担が進み、広大な中心業務地区を有している。中心業務地区には日本を代表する大企業の本社が集まり、日本全国のみならず、全世界から売り上げ(富)が集まってくるため、「都心」という言葉が使用される。東京大都市圏([[首都圏 (日本)|首都圏]]、[[関東地方]])においては東京の中心部を指した「&#039;&#039;&#039;東京都心&#039;&#039;&#039;」または「東京都心部」の略として、単に「都心」という言葉が頻繁に使用される。また、広大な商圏を持ち、売上高が大きい中心商業地も富の中心として都心に含まれている。<br /> <br /> 三大都市圏以外の大都市のうち、[[福岡都市圏]]・[[札幌都市圏]]・[[仙台都市圏]]は大企業の本社は少なく、地域子会社や支社・支店、および地元企業が集まる「[[支店経済都市|支店経済]]」型の中心業務地区が形成されている。[[広島都市圏]]や[[北九州都市圏]]では[[製造業]]が発展し、業務機能が工業地に分散されるため都心の規模はその[[人口]]と比べ小さい。業務対象地域の人口規模によっては業務よりも商業(物販・サービス)における富の方が大きい場合もあり、中心地域は業務地と商業地([[繁華街]]・[[歓楽街]])が混在している。そのため「都心」という言葉を使わずに「中心部」や「中心地」と言うことが多い。ただし、周辺の中小規模都市の商機能低下を受けて中心部商業地の商圏が拡大し、[[ブランド]]街が形成されて都心化している都市も出てきている。<br /> <br /> さらに小規模な都市においては、工業の発達や交通の要衝(卸売)として、あるいは地方を管轄する機能の存在([[金沢市]]・[[高松市]]など)により人口増が見られたが、業務対象地域の人口が決定的に少ないため、中心部は業務機能よりも商業が富の中心となり、明確な「都心」は形成されず、主に人口規模に応じた「中心部商業地」のみが存在していた。このような業務による求心力がない中心部は、近年の郊外[[ロードサイドショップ]]や郊外大規模小売店([[総合スーパー|GMS]] など)の登場、大[[病院]]の郊外移転などにより、急速に空洞化が進行している。ただし、郊外店は主に、[[日用品|最寄品]]から[[買回品]]のみ扱うため、高級な買回品から[[専門品]]を求め大都市中心部の商業地へ向かう購買行動が見られる。<br /> <br /> === 副都心 ===<br /> 東京では都心への業務集中によって「&#039;&#039;&#039;通勤地獄&#039;&#039;&#039;」とまで言われる[[ラッシュ時|通勤ラッシュ]]が常態化してしまい、道路も[[渋滞]]が深刻化して経済損失が大きくなった。また[[地震]]や地盤強度の問題などから[[超高層ビル]]を建てづらく、都心部のみで中心業務地を賄えなかったため、[[東京都]]内に新たな業務指定地区を設定して「副都心」とした。さらに、[[バブル経済]]期には[[地価]]が暴騰したため、都内に「副々都心」、周辺県には「新都心」と呼ばれる業務指定地区を設け、中心業務地の分散を図った。<br /> <br /> === 新都心 ===<br /> 副都心以外でも、郊外に新規開発をして都心を形成したところや、都市の中心部を[[再開発]]して都心の機能を高めたところを&#039;&#039;&#039;新都心&#039;&#039;&#039;と称することがある。東京近郊の新都心については、後節「[[#東京隣県の拠点地区|東京隣県の拠点地区]]」を参照。<br /> <br /> == 関東大都市圏 ==<br /> 東京は世界最大の都市圏人口を有する、有数の[[世界都市]]である。また日本の富が一極集中し、他の都市と比べて格段に大きな中心業務地区を形成している。<br /> <br /> 中心業務地区は広大なため地域ごとに機能分担が進んでおり、「都心」「副都心」の範囲は用いる指標により変化し、定義によっては無数の副都心を持つことになる。また都心・副都心以外にも商業中心をいくつも持ち、他都市の何倍もの商機能集積を見せる。ただし、安価な高速鉄道網が高密度に張り巡らされ、都市圏内が時間的に近接するため空間的な広大さは感じにくくなっている。<br /> <br /> 前述のように、関東地方において単に「都心」と言った場合は東京23区の中心部を示すことが大半であり、マスメディア報道などで[[横浜市]]・[[千葉市]]・[[さいたま市]]・[[川崎市]]・[[相模原市]]の中心部のことを「都心(部)」と呼ぶことは皆無に近い&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;例:三省堂『新コンサイス和英辞典』(机上版)第1版(1976)においては、「都心」の訳語にthe center 〔heart〕of Tokyo.のみが挙げられている。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.sanseido.net/User/Dic/Index.aspx?TWords=%e9%83%bd%e5%bf%83&amp;st=0&amp;DailyJJ=checkbox 三省堂・Web_Dictionary]&lt;/ref&gt;。特に、東京都の都心3区([[千代田区]]・[[中央区 (東京都)|中央区]]・[[港区 (東京都)|港区]])に、大衆的な認知度の高い[[新宿区]]・[[渋谷区]]を加えた5区を指して都心と云うケースが多い。また、報道用語としては[[東京都区部|東京23区]]のことを「東京都心」と呼ぶこともある。<br /> <br /> === 東京における都心 ===<br /> ==== 主な範囲 ====<br /> [[明治|明治時代]]に[[江戸]]から[[東京]]に改められ定められた区制、市制などの大都市制度を基とする。<br /> [[1878年]]([[明治]]11年)、[[郡区町村編制法]]が制定され、[[皇居|宮城(皇居)]]周辺の都心部に、[[麹町区]]、[[神田区]]、[[日本橋区]]など[[東京15区|15区]]が定められた。[[1889年]](明治22年)には、この都心15区に[[市制]]が施行され、&#039;&#039;&#039;[[東京市]]&#039;&#039;&#039;となる。<br /> [[1932年]]([[昭和]]7年)、周辺82町村が編入され、既存の都心15区に加えて、郊外20区が定められ、35区となり、[[1958年]](昭和33年)までは、[[千代田区]]、[[中央区 (東京都)|中央区]]、[[港区 (東京都)|港区]]、[[新宿区]]、[[文京区]]、[[台東区]]を『都心6区』と呼んだ。<br /> [[千代田区]]、[[中央区 (東京都)|中央区]]、[[港区 (東京都)|港区]]を 『都心3区』&lt;ref name=&quot;tokyoto&quot;&gt;[http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2010/05/60k5b100.htm] 東京都による使用例&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20061218202743/http://www.mof.go.jp/singikai/shukusya_iten/siryou/20060613/20060613a_03.pdf]}} 財務省による使用例《2014年1月14日閲覧→現在は[[インターネットアーカイブ]]に残存》&lt;/ref&gt;、さらに、[[新宿区]]と[[渋谷区]]を含めて『都心5区』などと呼ぶ&lt;ref&gt;例えば{{Cite web|url=http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/09/21/01.html |title=平成28年 東京都基準地価格の概要 |date=2016-09-21 |publisher=東京都財務局 |accessdate=2017-05-19}}&lt;/ref&gt;&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;特に不動産関連の統計や指標などとして頻用される&lt;/ref&gt;ケースもある。<br /> <br /> === 東京の副都心 ===<br /> ==== 副都心 ====<br /> [[ファイル:Skyscrapers of Shinjuku 2009 January.jpg|right|200px|thumb|西新宿]]<br /> 都心への業務機能の分散の観点から、東京都が策定した副都心は7ヶ所存在する。<br /> *[[新宿]]副都心<br /> *[[渋谷]]副都心<br /> *[[池袋]]副都心<br /> *[[上野・浅草副都心]]<br /> *[[錦糸町・亀戸副都心]]<br /> *[[大崎副都心]]<br /> *[[東京臨海副都心|臨海副都心]]<br /> <br /> 新宿、渋谷、池袋の3地区は[[1958年]]([[昭和]]33年)に東京都心の機能分散を目的に指定され、副都心の中でも最も重要な地域であるため「3大副都心」と言い、指定からちょうど半世紀を経た[[2008年]]([[平成]]20年)にはこの3地区を結ぶ[[地下鉄]]路線がそのまま「[[東京メトロ副都心線|副都心線]]」の名称で開業した。上野・浅草、錦糸町・亀戸、大崎は[[1982年]](昭和57年)にバランスの取れた東京の育成を目的として副都心に追加された。そして、[[1995年]](平成7年)に臨海副都心が追加された。<br /> <br /> 鉄道が電化されるまでは皇居付近への乗り入れが認められていなかったため、北は上野、南は新橋、東は両国橋(現[[両国駅|両国]])&lt;!--東武鉄道浅草駅が開業したのは1931年、それまでは東武亀戸線を経由して総武鉄道(現JR総武線)に乗り入れて両国橋駅を都心側ターミナルとしていた時期もあった。--&gt;、西は[[万世橋駅|万世橋]](後の[[交通博物館]]前)が端点となっており、品川・渋谷・新宿・池袋・赤羽が他の鉄道路線との接続駅となった。3大副都心及び上野・浅草は、[[東京市]]が[[戦前]]に[[私鉄]]の都心([[山手線]]内と15区内の大部分)乗り入れを認めなかったことから、郊外への[[ターミナル駅]]として発達した。&lt;!--そのような事から自動車にも、[[フローニンゲン]]のように[[ガソリンカー|ガソリン車]]から[[電気自動車]]になる迄は、山手線内または明治通り内は乗り入れの規制が検討されており、[[歩行者天国]]や[[内堀通り]]の[[自転車天国]]などが各地域で行われている。--&gt;上野は[[東北地方|東北]]・[[北陸地方|北陸]]方面への「北の玄関口」として発達し、[[京成電鉄]]の拠点ともなった。古くから繁華街であった浅草は[[東武伊勢崎線|東武鉄道]]の拠点ともなった。また、池袋は[[東武東上線|東武]]及び[[西武鉄道|西武]]、新宿は[[京王電鉄|京王]]、[[小田急電鉄|小田急]]、西武、渋谷は京王、[[東京急行電鉄|東急]]、品川は[[京浜急行|京急]]の拠点として発展を遂げた。<br /> <br /> 臨海副都心以外の6副都心は「副都心整備指針」で、臨海副都心は「臨海副都心まちづくり推進計画」などで定められている。そのため、東京都の都市計画では、6副都心と臨海副都心は別扱いになることがある。たとえば、6副都心には定められている業務商業市街地ゾーンや複合市街地ゾーンが臨海副都心にはないなどである。<br /> <br /> [[新宿]]副都心の内、都庁がある[[新宿区]][[西新宿]]を特に[[新都心]]という場合もある(新宿副都心全体を指す場合もある)。<br /> &lt;!--<br /> <br /> ==== 新拠点 ====<br /> [[2001年]](平成13年)の「東京の新しい都市づくりビジョン」で東京都が定めた、副都心に準ずる地域。交通の要衝であり、多様な機能を備えた複合拠点として再開発が進められている。<br /> * [[品川 (東京都)|品川]]<br /> * [[秋葉原]]<br /> <br /> === 東京都のその他の拠点地区 ===<br /> ==== 旧来の定義 ====<br /> [[1980年代]]の鈴木都政時代に4地域が副々都心と呼ばれた。<br /> <br /> * [[八王子]]<br /> * [[立川]]<br /> * [[吉祥寺]]<br /> * [[町田]]<br /> <br /> ==== 現在の定義 ====<br /> 都心等拠点地区として、&#039;&#039;&#039;都心&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;副都心&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;新拠点&#039;&#039;&#039;の業務商業市街地ゾーン・&#039;&#039;&#039;核都市&#039;&#039;&#039;の業務商業地域が策定されている。交通結節点である大規模ターミナルを中心に、都市基盤施設が整備され、オフィス、商業施設等の集積も大きく、利便性も高いため、都市開発諸制度を活用して大規模な都市整備を進めるには、最も適した地域である&lt;ref name=katuyou_housin02 &gt;{{PDFlink|http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/seisaku/new_ctiy/pdf/katuyou_housin02.pdf}}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> また、上記より小規模の地域中心地で、「業務商業施設マスタープラン」で定めていた&#039;&#039;&#039;一般重点地区&#039;&#039;&#039;及び多摩の&#039;&#039;&#039;業務施設集積地区&#039;&#039;&#039;を&#039;&#039;&#039;一般拠点地区&#039;&#039;&#039;とする&lt;ref name=katuyou_housin02 /&gt;。<br /> <br /> また、これらの都心とその周辺部を統合した区部の中心部と東京湾に沿ったウォーターフロントが&#039;&#039;&#039;[[センター・コア・エリア]]&#039;&#039;&#039;とされ、その区域で、上記のどの地域にも指定されていない範囲は、&#039;&#039;&#039;職住近接ゾーン&#039;&#039;&#039;と定義される&lt;ref name=katuyou_housin02 /&gt;。<br /> * {{PDFlink|[http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/seisaku/new_ctiy/pdf/katuyou_housin02-04.pdf センター・コア・エリア地図]}}<br /> --&gt;<br /> <br /> === 東京隣県の拠点地区 ===<br /> ==== 新都心 ====<br /> 東京近郊の新都心(新副都心)として、以下の3ヶ所がある(北からの順で表記)。<br /> * [[さいたま新都心]]([[さいたま市]])<br /> * [[幕張新都心]]([[千葉市]])<br /> * [[横浜みなとみらい21]]([[横浜市]])<br /> これらは、東京都心に集中したオフィスを分散するために計画された。旧[[日本国有鉄道|国鉄]][[操車場]]跡や工場跡、または埋め立てなどによる未開発地域などの広い土地が用意され、ある程度分散はしたが、集積とまでは行かなかった。そのため現在でもこれらの地区には空き地が多く残り、開発に伴う負債が各自治体の財政を圧迫しているが、官公庁庁舎の移転や企業誘致活動などにより徐々に改善しつつある。さいたま新都心は東京から関東地方などを管轄する一部の政府機関が移転している。幕張新都心は国内外の約450社の企業が活動するオフィスビル街となっており、業務機能や研究開発機能が集積している。みなとみらいは[[横浜高速鉄道みなとみらい線|みなとみらい線]]の開通や大企業の本社誘致に成功している。<br /> &lt;gallery widths=&quot;200px&quot; heights=&quot;140px&quot;&gt;<br /> ファイル:Japanese Saitama Shintoshin west building.jpg|[[さいたま市]]&lt;br /&gt;[[さいたま新都心]]<br /> ファイル:View of Makuhari-New-City, Business area.jpg|[[千葉市]]&lt;br /&gt;[[幕張新都心]]<br /> ファイル:MinatoMirai21.jpg|[[横浜市]]&lt;br /&gt;[[横浜みなとみらい21]]<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> <br /> ==== 圏内の政令指定都市 ====<br /> 以上の東京を中心とした関東大都市圏の視点での機能分担の他に、各自治体ごとでも都心·副都心の指定がある。以下は圏内の政令指定都市の例。<br /> <br /> ; [[さいたま市]]<br /> :*{{PDFlink|[http://www.city.saitama.jp/www/contents/1193720320201/files/1-3.pdf さいたま市都市景観形成基本計画]}}<br /> : 都心景観拠点 - [[浦和駅]]周辺地区、[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]周辺・[[さいたま新都心]]周辺地区<br /> : 副都心景観拠点 - [[武蔵浦和駅|武蔵浦和]]地区、[[浦和美園駅|美園]]地区、[[日進駅 (埼玉県)|日進]]·[[宮原駅|宮原]]地区、[[岩槻駅]]周辺地区<br /> ; [[千葉市]]<br /> :*{{PDFlink|[http://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/keikaku/masterplan/download/gaiyo.pdf 千葉市都市計画マスタープラン]}}<br /> : 都心 - 千葉都心([[千葉駅]]周辺)<br /> : 新都心 - [[幕張新都心]]([[海浜幕張駅]]周辺)<br /> : 副都心 - 蘇我副都心([[蘇我駅]]周辺)<br /> ::千葉市には、都心・新都心・副都心と異なる名称を与えられた地区があるが、3者とも機能的には「都心」としている。<br /> ; [[横浜市]]<br /> :*{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)]}}&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)]}}平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。&lt;/ref&gt;<br /> : 都心(ツインコア) - 横浜都心([[関内]]・関外地区、[[横浜みなとみらい21]](MM21)地区、[[横浜駅]]周辺地区&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tosai/daikaizou/kaigi/keikaku/pdf/guidelines2.pdf エキサイトよこはま22 横浜駅周辺大改造計画 概要版(改訂版)]}}平成25年6月。発行・編集、横浜市都市整備局都心再生部都心再生課。&lt;/ref&gt;)&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tosai/kasseika/pdf/pamphlet2.pdf 関内・関外地区活性化推進計画(概要版)]}}平成22年3月。横浜市都市整備局都市再生推進課。&lt;/ref&gt;及び[[新横浜]]都心(城郷地区([[小机駅]]周辺地区)、[[羽沢町|羽沢地区]]([[羽沢横浜国大駅]]周辺地区)、新羽地区([[新羽駅|新羽]]・[[北新横浜駅|北新横浜]]駅周辺地区)、新横浜地区([[新横浜駅]]周辺地区))&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/tosai/seibi/pdf/sinyoko.pdf 新横浜都市整備基本構想パンフレット(1999年)]}} 平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。&lt;/ref&gt;<br /> : 主要な生活拠点(旧:副都心)&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/kikaku/cityplan/master/kaitei/kaitei/pdf/kaiteiplan.pdf 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)]}}平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&amp;story_id=1279 上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?](はまれぽ.com 2012年8月19日)&lt;/ref&gt; - [[鶴見駅]]周辺、[[港北ニュータウン|港北NT(港北ニュータウン)センター]]、[[二俣川駅|二俣川]]・[[鶴ヶ峰駅|鶴ヶ峰]]駅周辺、[[戸塚駅]]周辺、[[上大岡駅]]周辺<br /> ; [[川崎市]]<br /> :*{{PDFlink|[http://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000008/8759/toshimasugaiyouban.pdf 川崎市都市計画マスタープラン 概要パンフレット]}}<br /> : 広域拠点 - [[川崎駅]]周辺地区、[[武蔵小杉|武蔵小杉駅周辺地区]]、[[新百合ヶ丘|新百合ヶ丘駅周辺地区]]<br /> ::川崎市には「広域拠点」が3つあるが、都心・副都心などに分類されていない。<br /> ;[[相模原市]]<br /> :*[http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/mati_kei/tosikei/masterp/masterplan.html 相模原市都市計画マスタープラン]<br /> : 都市の核 - [[橋本駅 (神奈川県)|橋本駅]]、[[相模大野駅]]、[[相模原駅]]の周辺 <br /> ::相模原市はベッドタウン的要素が強く、小規模な都心が複数存在する。なお、中心市街地法では橋本駅周辺と相模大野駅周辺が都市核と認定され、神奈川県の地域計画では橋本駅周辺が広域拠点とされている。<br /> &lt;!--相模原市を地方の中核市と同じ項目に入れるのは無理があると判断。2010年に政令市移行が確実な状況でもあるので、この項に入れてあります--&gt;<br /> <br /> {{東京の範囲}}<br /> <br /> == 京阪神大都市圏 ==<br /> [[京阪神|近畿圏]]は、主に[[大阪]]、[[京都]]、[[神戸市|神戸]]を中心に都市圏を形成しており、日本で二番目に大きな都市圏である。西日本の中心地でもある。また、世界でも有数の都市圏でもあり、人口規模は[[ロサンゼルス]]に匹敵する。その中でも、特に大阪に中心業務が集中し、近畿圏におけるビジネスセンターとなっている。<br /> <br /> === 大阪市および大阪都市圏 ===<br /> 大阪市および[[大阪都市圏]]の都心部は平地で[[大阪市内の筋・通一覧|格子状の道路]]が整備され、地下鉄各路線が縦横に走っている。地形の制約がないため、東京よりも都心が一体的で、面積も広い。都心は[[下町]]と工業地帯で周囲が囲まれ、その外側に山の手や郊外住宅地が広がる都市構造を持ち、都心と[[ホワイトカラー]]住宅地([[ベッドタウン]])が隔絶されている。<br /> ==== 大阪の都心 ====<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Skyline in Osaka.JPG<br /> |説明1=[[梅田]]方面を望む<br /> |画像2=OsakaFromOsakaCastleM0742.jpg<br /> |説明2=[[大阪ビジネスパーク]](OBP)<br /> }}<br /> *中心業務地区:&#039;&#039;&#039;[[梅田]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[堂島]]・[[中之島 (大阪府)|中之島]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[船場 (大阪市)|船場]]&#039;&#039;&#039;(&#039;&#039;&#039;淀屋橋&#039;&#039;&#039;、[[肥後橋駅|肥後橋]]、&#039;&#039;&#039;[[北浜]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;本町&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;西本町&#039;&#039;&#039;)、[[南森町]]、[[天満橋]]、[[谷町]]、&#039;&#039;&#039;[[難波]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[心斎橋]]&#039;&#039;&#039;<br /> *周辺業務地区:野田・福島、[[阿波座]]・西長堀、[[天王寺|天王寺・阿倍野]]、[[十三 (大阪府)|十三]]、新大阪、京橋<br /> *繁華街:[[キタ]](梅田)、[[ミナミ]](心斎橋、難波)、天王寺・阿倍野<br /> *歓楽街:[[北新地]](キタ)、十三、京橋<br /> <br /> [[北区 (大阪市)|北区]]、[[中央区 (大阪市)|中央区]]、[[西区 (大阪市)|西区]]、[[福島区]]、[[浪速区]]、[[天王寺区]]の6区が「大阪都心6区」と呼ばれる。<br /> <br /> [[大阪市]]の都心は、現在は[[御堂筋]]を背骨として[[大阪環状線]]内(西側は[[新なにわ筋]]まで)に面的に広がる。旧来の都心は[[堺筋]]を中心として堂島川以南・道頓堀川以北・東西はそれぞれ横堀川に囲まれたエリアであったが、大正期の御堂筋拡幅や地下鉄整備、戦後復興期の[[梅田]]エリアの整備(闇市を整理し再開発ビル<大阪駅前第一~第四ビル>の建設)もあり、御堂筋を中心として北は梅田まで、南は難波までの地域を中心として形成されるようになった。<br /> <br /> 関西圏では[[神戸市]]や[[京都市]]に本社を持つ企業も多く、両市はそれぞれ都市圏を形成し、昼間人口比率も1を越えている。そのため、[[京阪神]]の三都それぞれの都心を結び郊外住宅地との交通網が密な[[梅田駅|梅田]]や[[淀屋橋駅|淀屋橋]]の駅前にオフィス需要が大きく、[[超高層ビル]]は梅田・[[大阪ビジネスパーク|OBP]]に集中している。<br /> <br /> また、[[大阪市営地下鉄御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]と高速道路のような高架道路の[[新御堂筋]](国道423号線)をインフラとした[[新大阪]]・[[江坂]]・[[千里中央]]でも業務機能が集中し、副都心としての再開発が進んでいる。<br /> <br /> ==== 大阪の副都心 ====<br /> 大阪市の場合は都心と副都心をはっきり区別するということが一般的でないものの、[[高等学校|高校]]地理では、都心は梅田・[[堂島]]・[[中之島 (大阪府)|中之島]]・淀屋橋・本町・心斎橋・難波(なんば)・[[堀江 (大阪市)|堀江]]、副都心は[[京橋 (大阪市)|京橋]]・OBPと[[天王寺]]・新大阪・福島としている。<br /> *副都心(大阪市)<br /> **京橋・[[大阪ビジネスパーク]] (OBP)<br /> **[[九条駅 (大阪府)|九条]]・[[大阪ドーム]]周辺<br /> **天王寺・阿倍野<br /> **[[野田阪神]](海老江)<br /> **[[新大阪]]<br /> *副都心([[北摂]])<br /> **江坂([[吹田市]])<br /> **千里中央([[豊中市]])<br /> **[[宇野辺駅|宇野辺]]([[茨木市]])<br /> **[[高槻駅]]周辺([[高槻市]])<br /> *副都心([[北河内 (大阪府)|北河内]])<br /> **[[大日駅|大日]]([[守口市]])<br /> **[[枚方市駅]]周辺([[枚方市]])<br /> *副都心([[中河内 (大阪府)|中河内]])<br /> **[[荒本駅|荒本]]・[[長田駅_(大阪府)|長田]]([[東大阪市]])<br /> *副都心([[泉州]]、堺市を除く)<br /> **[[和泉中央駅]]周辺([[和泉市]])<br /> **[[りんくうタウン]]([[泉佐野市]]、[[田尻町]]、[[泉南市]])<br /> *副都心([[兵庫県]][[阪神間モダニズム|阪神]]東部3市1町)<br /> **[[尼崎市]]・[[伊丹市]]・[[川西能勢口駅]]周辺&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;[[埼玉県]][[川口市]]や[[千葉県]][[浦安市]]が[[特別区|東京23特別区]]と結びつきが強いのと同様に、兵庫県阪神東部3市1町は[[大阪府]]との結びつきが強いため、大阪の項で扱う&lt;/ref&gt;<br /> <br /> ==== 大阪周辺の拠点地区 ====<br /> 大阪都市圏の範囲は大阪府だけでなく、[[三重県]]西部、兵庫県、[[奈良県]]、[[和歌山県]]にも拡がっているため、各地にも拠点となる地区が見られる。<br /> *拠点(兵庫県阪神西部)<br /> **[[西宮北口駅]]周辺<br /> <br /> *拠点(奈良県[[北和]]・[[西和]])<br /> **[[近鉄奈良駅]]、[[奈良駅|JR奈良駅]]周辺<br /> **[[新大宮駅|新大宮]]<br /> **[[学園前駅 (奈良県)|学園前]]<br /> **[[大和西大寺駅|西大寺]]<br /> <br /> *拠点(奈良県[[中和 (奈良県)|中和]]・[[南和]])<br /> **[[大和八木駅|八木]]<br /> **[[大和高田市|大和高田]]<br /> <br /> 他に新都心として、[[関西文化学術研究都市]]も挙げられるが、発展途上の段階と言える。<br /> <br /> === 圏内の政令指定都市 ===<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Shijo Karasuma East Side.jpg<br /> |説明1=[[京都市]]・[[四条烏丸]]<br /> }}<br /> [[File:Sakaihigashi.png|thumb|200px|[[堺市]]・[[堺東駅|堺東]]]]<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Kobe chuoku kaigandori.jpg<br /> |説明1=[[神戸市]]・[[三宮]]・[[海岸通]]<br /> }}<br /> 日本全国でビジネスを展開する企業は多くが大阪に近畿地方の拠点を置き、京都・堺・神戸に拠点を置く例は稀である。そのため人口と比べ都心は中枢都市に比べると小規模である。<br /> <br /> ただし、神戸・京都には本社を置く企業も多いため、大規模なビル開発がされたり、格式の高いオフィスビルが置かれたりすることがある。京都では本社が中心業務地区や副都心に置かれることは稀で、住宅地密集地や郊外に独立して置かれることが多い。また神戸では都心の土地が狭いため、三宮以外にも業務地開発がされている。ターミナル性のない駅前の開発であるため副都心としての求心力はそれほど高くないが、観光地的な商業集積が見られる(東京の[[お台場]]に類似する)。<br /> <br /> 堺は、大阪市の都市化の膨張に呑み込まれる形で発展したため、自ら都市の中心を持たない拠点性のない衛星都市型の町として今日に至っている。戦前戦後を通じ、周辺部の農村を合併し市域を拡張したが、大阪市への依存度が大きく堺全体の統合拠点がないため、結果的に無秩序な都市化が進んでしまった。<br /> ;[[京都市]]<br /> *[http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000002564.html 京都市都市計画マスタープラン]<br /> **都心<br /> ***中心業務地区 : [[四条烏丸]]、[[烏丸丸太町]]、[[河原町御池]]<br /> ***周辺業務地区 : [[京都駅]]周辺<br /> ***繁華街:[[四条河原町]]<br /> ***歓楽街:[[祇園]]<br /> **副都心 : [[桂駅|桂]]、[[二条駅]]周辺<br /> **主な副次拠点 : [[北大路駅|北大路]]、[[伏見桃山駅|伏見桃山]]・[[丹波橋駅|丹波橋]]周辺、[[山科駅|山科]]、[[六地蔵駅|六地蔵]]<br /> *その他の呼称<br /> **田の字地区:南北には御池通と五条通、東西には烏丸通と河原町通に囲まれた範囲。<br /> **洛中:上京、中京、下京の各区のあたりの呼び方。ただし中京区西部(朱雀地区)、下京区西部(七条地区)は含まれないことも多い。上京、中京、下京を都心3区、あるいは東山を加えて都心4区ということもある。<br /> ;[[堺市]]<br /> *[http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_toseibu/tosei/tosimp/kuukankousei.html 堺市都市計画マスタープラン]<br /> **都心<br /> ***中心業務地区 : [[堺駅]]・[[堺東駅]]周辺<br /> **主な副次拠点:[[新金岡駅]]周辺、[[中百舌鳥駅]]周辺、[[泉ヶ丘駅]]周辺<br /> ;[[神戸市]]<br /> *[http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/vision/ 神戸市 新たなビジョン]<br /> **都心<br /> ***中心業務地区 : [[三宮]]、[[元町 (神戸市)|元町]]<br /> ***周辺業務地区 : 西部新都心([[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]周辺)、東部新都心([[HAT神戸]])、[[新神戸駅]]周辺、[[新開地]]周辺、[[ポートアイランド]]<br /> ***繁華街:[[三宮]]、[[元町 (神戸市)|元町]]、[[南京町 (神戸)|南京町]]<br /> ***歓楽街:[[福原 (神戸市)|福原]]、[[新開地]]<br /> **副都心 : [[新長田駅]]周辺、[[六甲道駅]]周辺<br /> **主な副次拠点:[[六甲アイランド]]、[[住吉駅 (JR西日本・神戸新交通)|住吉]]、[[御影駅 (阪神)|御影]]、[[板宿駅|板宿]]、[[垂水駅|垂水]]、[[名谷駅|名谷]]、[[西神中央駅|西神中央]]、[[鈴蘭台駅|鈴蘭台]]、[[岡場駅|岡場]]<br /> <br /> == 中京大都市圏 ==<br /> === 名古屋市 ===<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Oasis 21 and NHK Nagoya Broadcasting Center Building from Nagoya TV Tower.JPG<br /> |説明1=[[名古屋テレビ塔]]スカイデッキから見た[[オアシス21]]<br /> |画像2=Nagoya (2015-11-03).JPG<br /> |説明2=[[ミッドランドスクエア]]から[[栄 (名古屋市)|栄]]方面を遠望<br /> |画像3=Skyscrapers of Meieki (2016-07-07).jpg<br /> |説明3=[[ささしまライブ24地区]]から見た名駅超高層ビル群<br /> |画像4=Street view of Hirokoji-dori Street from Hirokoji-Fushimi Crossroads (east).JPG<br /> |説明4=[[広小路通 (名古屋市)|広小路通]]から望む[[伏見 (名古屋市)|伏見]]の[[金融街]]<br /> }}<br /> *[http://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000004405.html 都市空間将来構想]<br /> [[名古屋市]]の都心は[[栄 (名古屋市)|栄]]・[[名駅]]・[[伏見 (名古屋市)|伏見]]一帯であり、規模は東京、大阪に次ぐ。都心は平地で道路は整然として幅員が広く、鉄道・高速道路・一般道ともによく整備されている。地下鉄などの公共交通機関もよく発達していたため、都心の一極的な高度利用への投資よりも、周辺業務地区が際限なく広がる傾向が強い。また周辺には[[中京工業地帯]]の工業都市が無数にあり、周辺の衛星都市や幹線道路沿いなどにも業務集中地区がある。しかし、[[中京大都市圏]]全体では名古屋市一極集中の傾向が強い。&lt;br /&gt;<br /> また、自動車・航空宇宙・工作機械・電子機器などの多岐にわたる産業集積が国内で最も高い地域であり、日本の貿易黒字の大部分を稼ぎ出す地域でもある。[[グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ]]&#039;&#039;&#039;(GNI)&#039;&#039;&#039;などの先進的な経済活動が国内のみならず世界へ向けて行われている。<br /> <br /> 近年は鉄道の一大拠点で[[中部国際空港]]へのアクセスもよい[[名古屋駅]]周辺に超高層ビルが林立し、業務集積が進んでいる。[[愛・地球博]]に合わせて交通網が格段に発達し、周辺都市では商業機能の[[ロードサイド]]化が著しく、[[中部地方]]最大の[[商都]]である名古屋市への物販の集積が著しい。[[繁華街]]である[[栄 (名古屋市)|栄]]エリアには[[ブランド]]直営路面店が軒を連ね、名駅エリアの高級デパートも拡充している。<br /> <br /> ====名古屋の都心====<br /> *中心業務地区 : &#039;&#039;&#039;[[栄 (名古屋市)|栄]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[伏見駅 (愛知県)|伏見]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[名駅]]&#039;&#039;&#039;(名古屋駅東口)、&#039;&#039;&#039;[[丸の内 (名古屋市)|丸の内]]&#039;&#039;&#039;<br /> *周辺業務地区 : [[新栄]]、[[千種駅|千種]]、名古屋駅西口、その他の[[中区 (名古屋市)|中区]]<br /> *繁華街 : 栄、名駅、[[納屋橋]]、[[大須]]、[[金山 (名古屋市)|金山]]<br /> *歓楽街 : [[錦三丁目|錦三]] 、[[女子大小路]]、[[住吉町 (名古屋市)|住吉町]]、[[今池 (名古屋市)|今池]]、[[金山 (名古屋市)|金山]]<br /> ====名古屋の副都心====<br /> 名古屋の副都心は、古くからターミナルとなる拠点駅のある[[大曽根]]と[[金山 (名古屋市)|金山]]があり、地下鉄とJR・名鉄線との乗り換え客などの需要から地下鉄開通後は特に発達した。[[大曽根]]地区は[[1997年]](平成9年)に[[ナゴヤドーム]]が開場したことにより商業施設が建設され商圏として伸びを見せている。[[金山 (名古屋市)|金山地区]]は[[1999年]](平成11年)に[[金山南ビル]]が[[2005年]](平成17年)に[[アスナル金山]]が開業し[[中部国際空港]]へ直通列車への乗り換え需要もあり、商業施設面積は大きく伸びた。<br /> *副都心<br /> **東部副都心:[[今池 (名古屋市)|今池]]([[千種区]])<br /> **西部副都心:[[ささしまライブ24地区|笹島]]([[中村区]])<br /> **南部副都心:[[金山 (名古屋市)|金山]]([[中区 (名古屋市)|中区]]・[[熱田区]])<br /> **北部副都心:[[大曽根]]([[北区 (名古屋市)|北区]]・[[東区 (名古屋市)|東区]])<br /> *主な副次拠点 : [[上小田井駅|上小田井]]、[[八田駅|八田]]、[[八事駅|八事]]、[[堀田駅|堀田]]、[[新瑞橋駅|新瑞橋]]、[[本山駅 (愛知県)|本山]]、[[星ヶ丘 (名古屋市)|星ヶ丘]]、[[藤が丘 (名古屋市)|藤ヶ丘]]、[[御器所駅|御器所]]、[[鳴海駅|鳴海]]、[[築地口駅|築地口]]、[[名古屋港|名港]]<br /> &lt;gallery&gt;<br /> File:Nagoya Imaike night view 2016.JPG|[[今池 (名古屋市)|今池]]<br /> File:JICA Chubu.jpg|[[ささしまライブ24地区|笹島]]<br /> File:ASNAL Kanayama Bus Terminal 20150909.JPG|[[金山 (名古屋市)|金山]]<br /> File:名古屋ドームから - panoramio.jpg|[[大曽根]]<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> <br /> ==== 名古屋周辺の拠点地区 ====<br /> *拠点(愛知県[[尾張|西部]])<br /> **[[尾張一宮駅]]周辺(一宮市)<br /> **[[勝川駅]]周辺(春日井市)<br /> *拠点(愛知県[[西三河|中部]])<br /> **[[豊田市駅]]、[[新豊田駅]]周辺(豊田市)<br /> **[[東岡崎駅]]、[[岡崎駅]]周辺(岡崎市)<br /> *拠点(愛知県[[東三河|東部]])<br /> **[[豊橋駅]]周辺(豊橋市)<br /> &lt;gallery&gt;<br /> File:尾張一宮駅 - panoramio (4).jpg|[[一宮市]]([[特例市]])&lt;br /&gt;<br /> File:Clinic Mall Kachigawa.JPG|[[春日井市]](特例市)&lt;br /&gt;<br /> File:COMO Square WEST ac (1).jpg|[[豊田市]]([[中核市]])&lt;br /&gt;<br /> File:Okazaki-Myodaibashi-5659.jpg|[[岡崎市]](中核市)&lt;br /&gt;<br /> File:Seibunkan Shoten Head Office.jpg|[[豊橋市]](中核市)&lt;br /&gt;<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> ===愛知隣県の拠点地区===<br /> *拠点([[岐阜県]][[美濃国|美濃]])<br /> **[[岐阜駅]]、[[名鉄岐阜駅]]周辺、[[大垣駅]]周辺<br /> *拠点([[三重県]][[北勢|北部]])<br /> **[[近鉄四日市駅]]周辺、[[近鉄富田駅]]周辺、日永地区周辺、[[桑名駅]]周辺<br /> *拠点(三重県[[中勢|中部]])<br /> **[[津駅]]周辺、[[津新町駅]]周辺<br /> *拠点([[静岡県]][[遠州|西部]])<br /> **[[浜松駅]]周辺、[[新浜松駅]]周辺、[[鍛冶町]]<br /> *拠点([[長野県]][[南信|南部]])<br /> **[[飯田駅]]周辺、[[伊那市駅]]周辺<br /> &lt;gallery widths=&quot;200px&quot; heights=&quot;140px&quot;&gt;<br /> File:Orchid Park Gifu01.jpg|[[岐阜市]](中核市・[[都道府県庁所在地|県庁所在地]])&lt;br /&gt;<br /> File:四日市ふれあいモール.jpg|[[四日市市]](施行時特例市)&lt;br /&gt;<br /> File:Mie prefectural road No.19 start.jpg|[[津市]](県庁所在地)&lt;br /&gt;<br /> File:Part of Hamamatsu Skyline.jpg|[[浜松市]]([[政令指定都市]])&lt;br /&gt;<br /> File:Nagano pref road 15 in Tōwa-chō.jpg|[[飯田市]] &lt;br /&gt;<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> ====圏内の政令指定都市====<br /> [[File:Hamamatsu near city hall.JPG|thumb|200px|[[浜松市]]・[[大手筋|大手通]]]]<br /> ;[[浜松市]]<br /> [http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/toshikei/city/tosike/masterplan/index.html 浜松市都市計画マスタープラン]<br /> *都心<br /> **中心業務地区 : [[鍛冶町]]、[[田町 (浜松市)|田町]]、[[板屋町]]、[[大手筋 (曖昧さ回避)|大手通]]<br /> **周辺業務地区 : [[浜松駅]]・[[新浜松駅]]周辺<br /> **繁華街:[[鍛冶町]]<br /> **歓楽街:[[肴町 (浜松市)|肴町]]、[[千歳町 (浜松市)|千歳町]]<br /> *副都心<br /> **北部副都心:[[浜北駅]]周辺<br /> **西部副都心:[[志都呂]]<br /> *主な副次拠点:[[舞阪駅]]周辺、[[天竜川駅]]周辺<br /> <br /> == 地方中枢都市圏 ==<br /> {{seealso|札仙広福}}<br /> 地方中枢都市圏では、[[三大都市圏]]と比べて都心がそもそも狭く、業務機能が集積する[[中心業務地区]] (CBD) で占められることはない。都心はCBDに加え、中心駅やその都市を代表する[[繁華街]]([[商店街]]や商業施設)、[[歓楽街]](飲食店街)、宿泊施設、[[観光]]スポットなども一まとめに包含するエリアとなっている。ただし、かつて都心にあった[[卸売]]企業に関しては、[[トラック]]による都心の交通[[渋滞]]が問題になった[[高度経済成長]]期に、[[流通]]地区を郊外に新設して移転させている。近年は[[都心回帰]]により、[[マンション]]建設も活発である。<br /> ;オフィス用の貸室面積([[坪]])の変遷&lt;ref&gt;[https://www.e-miki.com/market/office.html オフィスデータ]([[三鬼商事]])&lt;/ref&gt;<br /> :※ 仙台のみ小型のビルが調査対象に含まれない。広島のみ都心以外の市内全域も調査対象。<br /> {{legend-line|magenta solid 4px|[[ファイル:Flag of Fukuoka City.svg|26px|border]] [[福岡市]] 都心部(調査対象ビル延床面積:100坪以上)}}<br /> {{legend-line|skyblue solid 4px|[[ファイル:Flag of Sapporo, Hokkaido.svg|26px|border]] [[札幌市]] 都心部(調査対象ビル延床面積:100坪以上)}}<br /> {{legend-line|blue solid 4px|[[ファイル:Flag of Sendai, Miyagi.svg|26px|border]] [[仙台市]] [[仙台市都心部|都心部]](調査対象ビル延床面積:300坪以上)}}<br /> {{legend-line|green solid 4px|[[ファイル:Flag_of_Hiroshima_City.svg|26px|border]] [[広島市]] 市内全域(調査対象ビル延床面積:100坪以上)}} <br /> {{Line chart<br /> | color_background = white<br /> | color_secondary_scale = white <br /> | color_series_1 = magenta<br /> | thickness_series1 = 1.0<br /> | color_series_2 = skyblue<br /> | thickness_series2 = 1.0<br /> | color_series_3 = blue<br /> | thickness_series3 = 1.0<br /> | color_series_4 = green<br /> | thickness_series4 = 1.0 <br /> | width = 450<br /> | height = 400<br /> | padding_left = 50<br /> | padding_right = 20<br /> | padding_top = 20<br /> | padding_bottom = 20<br /> | number_of_series = 4<br /> | number_of_x-values = 25<br /> |label_x1=|label_x2=|label_x3=|label_x4=|label_x5=1995|label_x6=|label_x7=|label_x8=|label_x9=|label_x10=2000|label_x11=|label_x12=|label_x13=|label_x14=|label_x15=2005|label_x16=|label_x17=|label_x18=|label_x19=|label_x20=2010|label_x21=|label_x22=|label_x23=|label_x24=|label_x25=2015|<br /> | y_max = 700000<br /> | y_min = 200000<br /> | scale = yes<br /> | interval_primary_scale = 100000<br /> | interval_secondary_scale = 50000<br /> |S01V01=467922|S01V02=492300|S01V03=525431|S01V04=537034|S01V05=551016|S01V06=551012|S01V07=559701|S01V08=548492|S01V09=558448|S01V10=568218|S01V11=582160|S01V12=593103|S01V13=612526|S01V14=618839|S01V15=623944|S01V16=626668|S01V17=635633|S01V18=666006|S01V19=687297|S01V20=688570|S01V21=689859|S01V22=694865|S01V23=691406|S01V24=689993|S01V25=692139|<br /> |S02V01=|S02V02=|S02V03=|S02V04=|S02V05=424605|S02V06=433628|S02V07=435466|S02V08=444362|S02V09=445812|S02V10=454089|S02V11=452341|S02V12=453745|S02V13=471165|S02V14=476824|S02V15=479619|S02V16=500821|S02V17=494366|S02V18=493487|S02V19=493487|S02V20=493837|S02V21=496974|S02V22=501814|S02V23=500367|S02V24=506483|S02V25=507965|<br /> |S03V01=|S03V02=312662|S03V03=337321|S03V04=338895|S03V05=349025|S03V06=363077|S03V07=364868|S03V08=382983|S03V09=406582|S03V10=406261|S03V11=407523|S03V12=411280|S03V13=412286|S03V14=414190|S03V15=419262|S03V16=411182|S03V17=417134|S03V18=436893|S03V19=449716|S03V20=464131|S03V21=463475|S03V22=469265|S03V23=467463|S03V24=466847|S03V25=464798|<br /> |S04V01=|S04V02=|S04V03=|S04V04=|S04V05=|S04V06=|S04V07=|S04V08=|S04V09=|S04V10=|S04V11=|S04V12=|S04V13=|S04V14=|S04V15=234921|S04V16=236815|S04V17=242294|S04V18=240023|S04V19=248683|S04V20=249276|S04V21=248788|S04V22=251558|S04V23=248426|S04V24=247472|S04V25=244016|<br /> | points = yes<br /> }}<br /> [[札幌都市圏]]・[[仙台都市圏]]・[[福岡都市圏]]は工業基盤が薄いものの、それぞれの地方全体を管轄する支店・支社が進出しているため「[[支店経済都市]]」と呼ばれ、人口規模に比べて都心 (CBD) の規模が大きい。本社との交通の利便性が高い地区、すなわち中心駅(3都市とも[[空港連絡鉄道]]が発着する)に近い都心のオフィス需要が高く、オフィス用の貸室が多く供給されている。しかし、市域内のバランスのとれた発展や、[[バブル景気]]期前後には地価暴騰の抑制を目的とし、市当局が都心から離れた地区に副都心を複数設定し、それぞれ大区画の土地を供給した。しかし、ほとんどの副都心では大区画でも採算性のある[[ショッピングセンター|ショッピングモール]]や[[複合商業施設]]、マンション、[[病院]]、[[スポーツ施設]]などによって占められ、札幌や福岡では大型[[ホテル]]の進出も見られるものの、業務機能の集中が出来た例はまれである。基本的には[[営業所]]需要、すなわち中小規模ビル需要がほとんどで、東京・名古屋・大阪の副都心とは異なりかなり小規模である。ただし福岡市では、[[福岡空港]]の[[制限表面]]により高層ビルが建てられない都心に対し、同空港から離れた副都心では高層化が可能であるため、[[シーサイドももち]]や[[千早 (福岡市)|千早]]では業務用大型ビルも見られる。<br /> <br /> 一方、工業が発展している[[広島都市圏]]や[[北九州都市圏]]では、工場敷地内にオフィスが設けられたり、その周囲に関連会社が集中したりする例が多く、人口規模や都市内[[国内総生産|GDP]]に比べて都心部のオフィス需要はさほど大きくならない(両都市とも空港連絡鉄道はない)。そのため、都心部は小規模になる。副都心は形成されないか、若しくは商業(物販・サービス)のみの集積地となる。<br /> <br /> {| class=&quot;wikitable sortable&quot; style=&quot;text-align: center; font-size: 80%&quot;<br /> !rowspan=&quot;2&quot;|[[市]]<br /> !rowspan=&quot;2&quot;|都&lt;br /&gt;心&lt;br /&gt;の&lt;br /&gt;面&lt;br /&gt;積&lt;br /&gt;([[ヘクタール|ha]])<br /> !colspan=&quot;2&quot;|[[超高層建築物|100m超]]&lt;br /&gt;業務ビル<br /> !colspan=&quot;6&quot;|都心内の[[軌道 (鉄道)|軌道]]の[[鉄道駅|駅]]・[[路面電車停留場|電停]]等<br /> !colspan=&quot;2&quot;|都心内[[二次交通]]事業<br /> !rowspan=&quot;2&quot;|(都心を含む)&lt;br /&gt;観光循環バス<br /> |-<br /> !都&lt;br /&gt;心<br /> !副&lt;br /&gt;都&lt;br /&gt;心<br /> ![[地上駅|地&lt;br /&gt;上&lt;br /&gt;駅]]<br /> ![[地下駅|地&lt;br /&gt;下&lt;br /&gt;駅]]<br /> ![[モノレール|モノ&lt;br /&gt;レー&lt;br /&gt;ル]]駅<br /> !電&lt;br /&gt;停<br /> ![[新幹線|新幹&lt;br /&gt;線]]駅<br /> ![[空港連絡鉄道|空港&lt;br /&gt;連絡&lt;br /&gt;鉄道]]<br /> ![[100円バス]]<br /> !nowrap|[[レンタサイクル|コミュニティ&lt;br /&gt;サイクル]]<br /> |-<br /> ![[札幌市]]<br /> |nowrap|445&lt;ref&gt;[http://www.city.sapporo.jp/kikaku/downtown/siryouko/tyukatu.html 札幌都心地区中心市街地活性化基本計画](札幌市)&lt;/ref&gt;<br /> |[[北海道の超高層建築物の一覧|2棟]]<br /> |-<br /> |1&lt;!--JR札幌駅--&gt;<br /> |10&lt;!--(東西線)西11丁目、大通、バスセンター前、(南北線)さっぽろ、大通、すすきの、中島公園、(東豊線)さっぽろ、大通、豊水すすきの--&gt;<br /> |-<br /> |{{0}}8&lt;!--西4丁目、西8丁目、中央区役所前、山鼻9条、東本願寺前、資生館小学校前、すすきの、狸小路--&gt;<br /> |-<br /> |[[エアポート (列車)|エアポート]]<br /> |align=&quot;left&quot;|都心内100円バス&lt;ref&gt;[https://ekibus.city.sapporo.jp/100yen/ 都心内100円バス](札幌市「さっぽろえきバスnavi」)&lt;/ref&gt;<br /> |align=&quot;left&quot;|ポロクル&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;降雪期以外の半年間営業。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://porocle.jp/ ポロクル](特定非営利活動法人ポロクル)&lt;/ref&gt;<br /> |align=&quot;left&quot; nowrap|さっぽろうぉーく&lt;ref&gt;[http://www.4894.city.sapporo.jp/cgi-bin/isDetail2.asp?sURL=file://FAQ/Daily/159210.xml 「さっぽろうぉ~く」や「さっぽろ散策バス」について知りたい](札幌市コールセンター)&lt;/ref&gt;&lt;br /&gt;さっぽろ散策バス&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;夏季運行。&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> ![[仙台市]]<br /> |297&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/toshiseibi/__icsFiles/afieldfile/2011/01/26/toshin_kuiki.pdf 都市再生整備計画の区域(仙台都心地区)]}}(宮城県)&lt;/ref&gt;<br /> |[[仙台市の高層ビルの一覧|6棟]]<br /> |-<br /> |1&lt;!--JR仙台駅--&gt;<br /> |10&lt;!--(仙石線)あおば通、仙台、榴ヶ岡、(南北線)勾当台公園、広瀬通、仙台、五橋、(東西線)青葉通一番町、仙台、宮城野通--&gt;<br /> |-<br /> |-<br /> |[[仙台駅]]<br /> |nowrap|[[仙台空港アクセス線|仙台空港&lt;br /&gt;アクセス線]]<br /> |align=&quot;left&quot;|[[100円パッ区]]<br /> |align=&quot;left&quot;|[[DATE BIKE]]<br /> |align=&quot;left&quot;|[[るーぷる仙台]]<br /> |-<br /> ![[広島市]]<br /> |395&lt;ref&gt;[http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1315204659605/index.html まちづくり交付金事後評価〔広島都心地区〕事後評価シート](広島市)&lt;/ref&gt;<br /> |[[中国地方の超高層建築物の一覧#広島県|2棟]]<br /> |-<br /> |1&lt;!--JR広島駅--&gt;<br /> |{{0}}2&lt;!--県庁前、本通--&gt;<br /> |-<br /> |16&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;[[広島電鉄|広電]][[広島電鉄#駅前大橋線・環状線|駅前大橋線・環状線]]計画で電停が改廃予定。&lt;/ref&gt;<br /> |[[広島駅]]<br /> |-<br /> |-<br /> |align=&quot;left&quot;|ぴーすくる&lt;ref&gt;[http://docomo-cycle.jp/hiroshima/ 広島市観光レンタサイクル「ぴーすくる」]([[NTTドコモ]])&lt;/ref&gt;<br /> |align=&quot;left&quot;|[[めいぷるーぷ|めいぷる〜ぷ]]&lt;br /&gt;[[めいぷるスカイ]]<br /> |-<br /> !nowrap|[[北九州市]]<br /> |380&lt;ref name=&quot;KitaQ109720&quot;&gt;{{PDFlink|[http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000069277.pdf 北九州市小倉都心地区都市再生整備計画]}}(北九州市)&lt;/ref&gt;<br /> |[[九州地方の超高層建築物の一覧#福岡県|-]]<br /> |-<br /> |2&lt;!--JR小倉駅、JR西小倉駅--&gt;<br /> |-<br /> |4&lt;!--小倉、平和通、旦過、香春口三萩野--&gt;<br /> |-<br /> |[[小倉駅 (福岡県)|小倉駅]]<br /> |-<br /> |align=&quot;left&quot;|100円バス&lt;ref&gt;[http://nishitetsu-ktq.jp/rosen/ 北九州100円バス](西鉄バス北九州「にしてつバスっちゃ!北九州」)&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.call-center.city.kitakyushu.jp/ttlfaq/faq/faq_detail.asp?baID=3&amp;FAQID=1633 市営バスの100円バスの運行について](北九州市)&lt;/ref&gt;<br /> |align=&quot;left&quot;|シティバイク&lt;ref&gt;[http://citybike-tmn.com/ シティバイク]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |-<br /> ![[福岡市]]<br /> |988&lt;ref&gt;[http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/k-taisin/machi/matikou/matikou.html 都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金)について](福岡市)&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |[[九州地方の超高層建築物の一覧#福岡県|2棟]]<br /> |3&lt;!--JR博多駅、西鉄福岡駅、西鉄薬院駅--&gt;<br /> |11&lt;!--(空港線)赤坂、天神、中洲川端、祇園、博多、(箱崎線)中洲川端、呉服町、(七隈線)薬院大通、薬院、渡辺通、天神南--&gt;&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;一体的な福岡都心エリアから離れている[[東比恵駅]]および[[福岡空港駅]]が、都市再生整備計画事業の範囲に飛び地的に組み込まれた形になっているので、両駅は統計から外した。2020年度の[[福岡市地下鉄]][[福岡市地下鉄七隈線|七隈線]]延伸で地下駅が2駅新設予定。&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |-<br /> |[[博多駅]]<br /> |[[福岡市地下鉄空港線|地下鉄&lt;br /&gt;空港線]]<br /> |align=&quot;left&quot;|福岡都心100円バス&lt;ref&gt;[http://www.nishitetsu.jp/bus/rosen/100.html 福岡都心100円バス]([[西日本鉄道]]「西鉄くらしネット」)&lt;/ref&gt;<br /> |-&lt;ref group=&quot;†&quot;&gt;複数事業者が旧来型のレンタサイクルを営業。&lt;/ref&gt;<br /> |align=&quot;left&quot;|[[FUKUOKA OPEN TOP BUS|福岡オープントップバス]]<br /> |}<br /> *「都心」の範囲は、札幌市以外は都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金)の対象区域。札幌市のみ中心市街地活性化基本計画の対象区域。<br /> === 支店経済都市 ===<br /> ==== 札幌市 ====<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Spectaculars of Susukino-Sapporo.jpg<br /> |説明1=都心:[[すすきの]]<br /> |画像2=In front of Sapporo Station01s3.jpg<br /> |説明2=都心:[[札幌駅]]南口[[札幌駅前通|駅前大通]]<br /> |画像3=Sheraton sapporo.JPG<br /> |説明3=副都心:[[新札幌副都心]]<br /> }}<br /> *[http://www.city.sapporo.jp/shisei/kaihatsu/toshi/ 都市計画]<br /> [[札幌市]]は、市域全体に[[タウンシップ制]]をベースとする整然とした区画が施され、[[除雪]]した雪を一時的に置くための広い路肩を設定した大きな道路が縦横に走っている。都心は、地下鉄[[札幌市営地下鉄南北線|南北線]]と[[札幌市営地下鉄東豊線|東豊線]]の並走区間の[[札幌駅]]より南側部分、および[[大通公園]]沿いを中心に広がっている。市街地拡大に地形的制約も少ないため、地下鉄沿いや幹線道路沿いに業務地区が分散しており、高層オフィスビル建設の動機も少なく、副都心への移転需要もない。<br /> <br /> しかし、札幌駅は[[新千歳空港]]へと鉄道が直通し、道外の本社・支社との行き来が頻繁な大企業の需要がある。また道内主要都市とを結ぶ[[高速バス|都市間バス]]が集約する[[札幌駅バスターミナル]]も立地し、道内にドミナンスがある企業の需要も高い。こうした背景から、高層オフィスビルの[[JRタワー]]([[駅ビル]])が建設されて成功をみており、他にも都心での高層オフィスビル建設が始まっている。なお、都心には札幌駅前以外にも都市間バスの発着する大型バスターミナルとして、大通公園の東端付近に[[札幌市交通局]]が[[バスセンター前駅#大通バスセンター|大通バスセンター]]、[[北海道中央バス]]が[[北海道中央バス札幌ターミナル|札幌ターミナル]]を設置し、道内の鉄道インフラの弱さを補完している。<br /> <br /> 空港への快速電車が停まる[[新札幌副都心]]は、地元企業の本社の移転や空港利用者向け高層ホテルの進出がみられたが、大区画のために中小規模ビルの進出が進んでおらず、物販・サービスなどの小規模な商業中心に留まっている。市当局が地域中心核(琴似・大谷地など)と設定している地区との違いはそれほどない。<br /> <br /> ;都心<br /> *中心業務地区:&#039;&#039;&#039;[[札幌駅前通]]り&#039;&#039;&#039;、札幌駅北口、&#039;&#039;&#039;大通西&#039;&#039;&#039;、大通東<br /> *周辺業務地区:札幌駅以北、円山など<br /> *繁華街:大通周辺、[[狸小路]]<br /> *歓楽街:[[すすきの]]<br /> ;副都心<br /> *[[新札幌副都心]](厚別副都心)<br /> ;流通<br /> *流通地区:[[流通センター (札幌市)|流通センター]]<br /> ;広域交流拠点(他都市生活圏)<br /> *[[手稲駅|手稲]]、[[麻生 (札幌市)|麻生]]・[[新琴似]]、新札幌副都心、琴似<br /> ;地域中心核<br /> *[[北24条]]、[[白石中央|白石]]、[[大谷地]]、[[平岸 (札幌市)|平岸]]、[[月寒]]、[[宮の沢]]、[[真駒内]]、[[栄町 (札幌市)|栄町]]、[[澄川]]、[[篠路]]、[[清田]]、[[光星]]<br /> &lt;small&gt;※広域交流拠点は、地域中心核の機能も併せ持つ。&lt;/small&gt;<br /> <br /> ==== 仙台市 ====<br /> {{main|仙台市都心部}}<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Night view from Mukaiyama.JPG<br /> |説明1=都心:[[愛宕神社 (仙台市)|愛宕神社]]から見た都心の夜景<br /> |画像2=Higashi-Ni-banchō-dōri avenue 01.JPG<br /> |説明2=都心:[[勾当台公園]]付近から見た[[東二番丁通り]]<br /> |画像3=Night view of Izumi-chuo seen from the multi-story parking garage of Izumi-chuo Sta..JPG<br /> |説明3=副都心:[[泉中央副都心]]<br /> }}<br /> [[File:SendaiSubwayMap2015.jpg|thumb|200px|left|[[仙台市地下鉄]]の[[運賃制度#ゾーン制|ゾーン運賃制]]エリア(200円均一運賃エリア)の範囲]]<br /> *{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/vision/pdf01/09.pdf 都心部]}}、{{PDFlink|[http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/vision/pdf01/07.pdf 都市基盤(概況)]}}<br /> [[仙台市]]は、江戸時代の[[城下町]]部分に都心が形成されているが、オフィスビルは戦災復興時につくられた大きな通り沿い、中心商業地は大通りに囲まれたブロック内の拡幅されなかった道沿い、という構造を基本とした業務・商業混在型都心部となっている。[[宮城県沖地震]]の避難経路の問題や、東京に近いこと(新幹線で2時間弱)によるオフィス需要の限界から20-30階建て程度の高層化に留まるものの、[[仙台駅]]周辺は東京との行き来が多い大企業や東北地方を管轄する支店が多く、オフィスビルの高層化と[[ビジネスホテル]]の進出傾向が強い。[[2007年]](平成19年)[[3月]]に仙台駅と[[仙台空港]]を結ぶ[[仙台空港アクセス線]]が開通したが、仙台に支店を設けている企業の本社のほとんどが東京にあるため、羽田便のない仙台空港への[[空港連絡鉄道]]が与えるビジネスへのインパクトは小さかった。なお、[[2010年]]に[[東北新幹線]]が[[新青森駅]]まで延伸し、東北地方全ての[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]に新幹線が通ることになった。これにより、東北地方の業務に、東京集約、仙台集約、[[北東北]]は[[盛岡市|盛岡]]集約などの選択肢が生まれることが予想されている(仙台市と[[山形市]]との間に新幹線はないが、[[仙台 - 山形線]]や[[仙山線]]などで繋がれている)。<br /> <br /> [[2000年]](平成12年)前後から始まった東北地方の陸上交通の再編の動きなどにより[[仙台経済圏]]が形成され、[[仙台・宮城デスティネーションキャンペーン]]に向けて、都心の物販では仙台駅西口が国内ブランド、[[一番町 (仙台市)|一番町]]三丁目が海外ブランドの集積地となっている。<br /> <br /> 市当局の設定する副都心は、泉中央(北)・長町(南)・愛子(西)があったが、業務機能が集まったのは泉中央と長町のみで、現在、[[青葉区 (仙台市)#愛子副都心構想|愛子]]にはついては副都心の指定も曖昧になっている。[[泉中央副都心]]は、地下鉄のターミナル駅周辺の大区画部分の未開発地区が駐車場として残るが、周囲に中小区画が多かったため、開発初期は[[ロードサイドショップ]]が集中し、その後は中小規模オフィスビルやマンションに置き換わった。また、都心から離れたターミナルであり、[[ベガルタ仙台]]のホームスタジアムがあることも手伝って、飲み屋街が形成されつつある。もう一方の[[長町副都心]]は、都心に近いために業務機能の集中は見られず、商業中心、およびマンション街となっている。なお、[[長町駅]]前が[[都市再生機構]]などにより再開発中である。<br /> ;都心<br /> *中心業務地区 : &#039;&#039;&#039;[[中央 (仙台市)|仙台駅前]]&#039;&#039;&#039;(商業施設が多い)、&#039;&#039;&#039;[[一番町 (仙台市)|一番町]]&#039;&#039;&#039;(路面店が多い)、県庁・市役所周辺(官庁街)<br /> *周辺業務地区 : 仙台駅東口(IT関連企業が多い)<br /> *繁華街 : 一番町、仙台駅前<br /> *歓楽街 : [[国分町 (仙台市)|国分町]]<br /> ;副都心<br /> *北部副都心:&#039;&#039;&#039;[[泉中央副都心]]&#039;&#039;&#039;<br /> *南部副都心:&#039;&#039;&#039;[[長町副都心]]&#039;&#039;&#039;<br /> *東部副都心:[[仙台港|仙台港副都心]]<br /> *西部副都心:[[青葉区 (仙台市)#愛子副都心構想|愛子副都心]]<br /> ;流通<br /> *流通地区 : 卸町・扇町・六丁の目<br /> <br /> ==== 福岡市 ====<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Fukuoka City - Watanabe-dori Avenue - 01.JPG<br /> |説明1=都心:[[天神 (福岡市)|天神]]<br /> |画像2=Hakata station square and taxi pool.jpg<br /> |説明2=都心:[[博多駅]]西側北部<br /> |画像3=Fukuoka Seaside Momochi Aerial Shoot.jpg<br /> |説明3=副都心:[[シーサイドももち]]<br /> }}<br /> * [http://www.toshikeikaku-city-fukuoka.jp/mplan/section2/s2-010.html 都市計画図]、[http://www.toshikeikaku-city-fukuoka.jp/ 都市計画]<br /> [[福岡空港]]からの直線距離が[[博多駅]]で約3km、[[西鉄福岡(天神)駅]]で約5kmと近接しているため、[[福岡市]]では同空港の[[制限表面]]&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.ocab.mlit.go.jp/news/limit/pdf/08_09_05_07_fukuoka.pdf 福岡空港事務所からのお知らせ]}}(国土交通省大阪航空局)… 福岡空港の制限表面区域図あり。&lt;/ref&gt;の規制から都心における高層ビルの建設は不可能であり、結果として60m~70mの中低層ビルが密集する広大な都心が形成されている。都心は[[中洲]]地区を挟んで大きく[[博多]]エリアと[[天神 (福岡市)|天神]]エリアとに分かれる。博多エリアは[[博多駅]]([[新幹線]]・在来線)、バス(博多バスターミナル)、福岡空港の利用に至便であるため業務機能が集積している。一方、天神エリアは[[私鉄]]、[[地下鉄]]のターミナルが形成されているほか、昭和初期より西日本鉄道の主導で商業機能を集積させた経緯もあり、商業機能の需要が高く[[百貨店]]などの商業施設が高度に集積している。これらの地区は博多駅および福岡空港とを[[福岡市地下鉄空港線|地下鉄空港線]]が結んでおり、国内でも屈指の利便性を有する都心を形成している。なお、[[九州新幹線]]全通によって[[ストロー現象]]によって九州各地から業務機能が移転されたり空港との近接性により全国の支社が集まるなど[[オフィス]]の需要が高まっており、都心部のビル高さ制限を115mまで規制緩和させ、[[2024年]]までに[[天神 (福岡市)|天神]]・[[博多]]両地区合わせて30棟以上の老朽化したビルの建替え計画が予定されている。また、[[博多港]]周辺の[[ウォーターフロント]]地区に第3の都心を形成する計画を策定するなど、今後の都心の再開発の動向に注目が集まっている。<br /> <br /> 福岡市では都心に高層ビルが建てられないため、[[超高層ビル]]、[[高層マンション]]といえば郊外、とりわけ[[副都心]]と呼ばれるエリアに集中している。副都心の1つである[[シーサイドももち]]では、ビルの高さは概ね80m~140m程度に留まっているが、業務機能が集積する副都心の規模としては地方都市の中でも稀な大きさである。現状では地下鉄とバスと自家用車にアクセスを頼っている状態であり、アクセスの向上が求められている。また[[1989年]](平成元年)になると[[西区 (福岡市)|西区]]の[[姪浜駅]]南側の姪浜地区で[[土地区画整理事業]]が始まり、15年の事業期間を経て現在は[[姪浜]]が西の副都心として進展しつつある。<br /> 他の副都心として、[[早良区]]の[[西新]]、[[東区 (福岡市)|東区]]の[[香椎]]、[[千早 (福岡市)|千早]]、[[南区 (福岡市)|南区]]の[[大橋 (福岡市)|大橋]]がある。いずれも業務の集積は少なく商業中心としての発達程度に留まっている。<br /> 物販面においては、超広域商圏を抱える天神地区への一極集中状態が続いているが、天神の中心部の再開発が停滞しているために商業エリアが西南方へと拡大する傾向にある。<br /> <br /> ;都心<br /> *中心業務地区 : &#039;&#039;&#039;博多エリア(博多駅中央街、博多駅前、博多駅東)&#039;&#039;&#039;、祇園・呉服町エリア、&#039;&#039;&#039;天神エリア(天神、[[赤坂 (福岡市)|赤坂]]、[[大名 (福岡市)|大名]]、渡辺通)&#039;&#039;&#039;、[[薬院]]<br /> *周辺業務地区 : 大手門、舞鶴、千代・東公園エリア(県庁や県警察本部などが集積する)、住吉<br /> *繁華街 : 天神、大名、[[中洲]]、[[川端 (福岡市)|川端]]、博多駅周辺<br /> *歓楽街 : 中洲、西中州、[[南新地]]、[[住吉 (福岡市)|住吉]]、[[春吉]]<br /> &lt;!--*流通地区--&gt;<br /> ;副都心<br /> *西部副都心([[姪浜]]、[[シーサイドももち]]、[[西新]]・[[藤崎駅 (福岡県)|藤崎]])<br /> *南部副都心 [[大橋 (福岡市)|大橋]]<br /> *東部副都心(香椎・[[千早 (福岡市)|千早]])<br /> ;地域拠点<br /> *姪浜、[[箱崎 (福岡市)|箱崎]]、若宮、[[雑餉隈]]、野芥、[[六本松]]<br /> <br /> === 工業都市 ===<br /> ==== 広島市 ====<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=アリスガーデン全景.jpg<br /> |説明1=都心:[[アリスガーデン]]<br /> |画像2=廣島市區 Downtown Hiroshima - panoramio.jpg<br /> |説明2=都心:[[鯉城通り]]<br /> |画像3=Yokogawa-eki Station 20170311.jpg<br /> |説明3=副都心:[[横川町 (広島市)|横川]]<br /> }}<br /> *[http://www10.city.hiroshima.jp/toshikei/toshika/tvision/1-3taishou.html 広島市 都心ビジョン]、[http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1122872584027/html/common/47fb21f8006.html 広島市都市計画マスタープラン] <br /> [[広島市]]の都市機能は、[[太田川]][[三角州|デルタ]]内に集中している。都心部はデルタの中北部にあり、北端が[[広島駅]]北口周辺および[[広島県道84号東海田広島線|県道84号]]、西端が[[天満川 (広島県)|天満川]]、南端が[[国道2号]]、東端が[[段原|段原再開発事業区域]]および[[広島貨物ターミナル駅|東広島貨物駅]][[操車場 (鉄道)|貨物ヤード]]跡地で囲まれた地域である。<br /> &lt;br /&gt;<br /> 広島市は、[[中国地方]]または[[中国・四国地方]]最大都市であり、この地方を管轄する機能を持つ都市である。広域交通を担っている[[広島駅]]は1日14万人が乗降する中国地方最大の駅である。近年では、広島駅前再開発によって業務機能が広島駅周辺へ集積されつつある。[[広島空港]]移転によってビルの高層化が可能になったため、超高層ビルが[[広島駅]]前や[[平和大通り]]沿いなどに建ち並んでいる。しかし、主に本社ビル・ホテル・マンションが中心となっている。鉄道では[[2002年]](平成14年)から[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]が[[広島シティネットワーク]]を構築している。また、広島電鉄においては[[1999年]](平成11年)からは超低床車両の導入が始まった。これに加えて[[2001年]](平成13年)に[[広電西広島駅]]の改良がなされ、[[2003年]](平成15年)には[[横川駅 (広島県)|横川駅]]において広電の[[電停]]が駅前広場に移設の上に駅前広場の改良整備が実施され、[[広島港]]でも[[広島港停留場]]が移設されるなど都心への玄関口の整備が進んだ(広島港は、[[広島湾]]内や[[松山港]]からの船が発着し、通勤・通学客が多い)。さらに、[[広島高速道路]]も放射状の路線が整備され、郊外から都心へのアクセス向上が進んだ。一方で、[[1994年アジア競技大会|1994年広島アジア大会]]を機に太田川デルタ内から広島空港を移転し、[[西風新都]]や[[東広島市]]に大学等を多数移転させ、近年では[[広島市民球場 (初代)|広島市民球場]]を都心から広島駅ヤード跡地に移転させるなど、デルタ内の機能転換が進められている&lt;ref&gt;[http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/toshin/index.html ひろしま都心のあした](中国新聞)&lt;/ref&gt;<br /> 。<br /> &lt;br /&gt;<br /> なお、[[広島西飛行場]]は直線距離で[[紙屋町交差点]]から約5kmと都心と近接しているものの、同空港では円錐表面および外側水平表面が設定されておらず、水平表面が半径3,000mと小さく設定されているため、都心の高層ビル等の高さは同空港の[[制限表面]]&lt;ref&gt;[http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1272591147259/index.html 航空法による手続きについて](広島市。広島西飛行場の[[制限表面]]について記載あり)&lt;/ref&gt;による規制を受けない。<br /> ;都心<br /> *中心業務地区 : [[紙屋町・八丁堀]]、[[広島本通商店街|本通]]、&#039;&#039;&#039;[[広島駅]]南口周辺&#039;&#039;&#039;<br /> *周辺業務地区 : [[広島港]]、[[加古町・住吉町 (広島市)|住吉]]、[[基町]]<br /> *繁華街 : [[紙屋町・八丁堀]]、[[新天地 (広島市)|新天地]]<br /> *歓楽街 : [[流川 (広島市)|流川]]、[[薬研堀]]<br /> ;副都心<br /> *東部副都心:&#039;&#039;&#039;[[広島駅]]北口周辺&#039;&#039;&#039;、[[府中町]](他の自治体)<br /> *西部副都心:[[横川町 (広島市)|横川]]、[[広電西広島駅|西広島]]<br /> *北部副都心:[[緑井駅]]周辺<br /> *南部副都心:[[広島港停留場|宇品]]<br /> ;流通<br /> *[[商工センター]]<br /> ;広域拠点<br /> *[[西風新都]]、[[広島インターチェンジ|広島IC]]周辺、[[宇品]]<br /> ;地域拠点<br /> *[[可部町|可部]]、[[高陽町|高陽]]、[[大町東・大町西 (広島市安佐南区)|大町]]・[[古市 (広島市)|古市]]、[[西広島駅|西広島]]、[[段原]]、[[五日市町 (広島県)|五日市]]、[[海田町]](他の自治体)<br /> <br /> ==== 北九州市 ====<br /> {{Vertical_images_list|幅=200px<br /> |画像1=Kokura from Mount Sarakura 33022463 org.v1370742112.jpg<br /> |説明1=都心:[[小倉駅 (福岡県)|小倉駅]]周辺<br /> |画像2=北九州市八幡西区.jpg<br /> |説明2=副都心:[[黒崎駅]]周辺<br /> }}<br /> * {{PDFlink|[http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000028057.pdf 都市計画図]}}、[http://www.city.kitakyushu.lg.jp/business/menu03_0089.html 北九州市都市計画マスタープラン]<br /> *都心 - &#039;&#039;&#039;[[小倉北区|小倉]]都心&#039;&#039;&#039;<br /> *副都心 - &#039;&#039;&#039;[[黒崎_(北九州市)|黒崎]]副都心&#039;&#039;&#039;<br /> *地域拠点 - [[門司港 (地区名)|門司港]]、[[大里 (北九州市)|門司]]、[[城野駅 (JR九州)|城野]]、[[下曽根]]、[[戸畑駅|戸畑]]、[[若松駅|若松]]、[[八幡駅 (福岡県)|八幡]]、[[東田 (北九州市)|東田]]、[[折尾]]<br /> [[北九州市]]は、[[高度経済成長]]期の[[1963年]](昭和38年)に[[門司市]]、[[小倉市]]、[[若松市]]、[[八幡市 (福岡県)|八幡市]]、[[戸畑市]]([[市制]]施行順)の5市対等合併で発足した市であり、「多核都市論」に基いて旧5市の均衡発展を目指してきたが、市制施行および政令指定都市移行25周年を迎えた[[1988年]](昭和63年)に[[北九州市ルネッサンス構想]]を策定し、小倉都心と黒崎副都心を中心とした「集中型都市」へと政策転換した。同構想において都市軸の外に位置する地域では、[[門司港レトロ]]、[[北九州学術研究都市]]など、業務以外の都市機能集積が図られた。<br /> <br /> 市が指定する小倉都心は、[[小倉駅 (福岡県)|小倉駅]]を中心におおよそ[[国道3号]]、市道原田金田1号線、市道堅町大門1号線、そして[[小倉港]]の海岸線により囲まれるエリアで、面積は380[[ヘクタール|ha]]&lt;ref name=&quot;KitaQ109720&quot;/&gt;&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000111222.pdf 社会資本総合整備計画 北九州市小倉都心地区都市再整備計画]}}(北九州市 2012年3月29日)&lt;/ref&gt;。小倉駅およびその周辺は、同駅に接続する[[JR]]各線と[[北九州高速鉄道|北九州モノレール]]、関東・関西方面のフェリーが発着する[[新門司]]フェリーターミナルとの間の無料送迎バス、そして[[高速バス]]が発着するバスターミナルにより陸・海の交通の要衝となっており、かつて[[門司港]]地区が担っていた[[九州]]の玄関口の地位を受け継いでいる。また、おおよそX字形になっている当市の都市軸の交点に小倉都心は位置し、[[北九州高速道路|北九州都市高速]]、国道、県道などが集積する&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000028022.pdf 第1部 まちづくりの背景と基本姿勢]}}(北九州市)&lt;/ref&gt;。小倉駅新幹線口(北口)は国際[[コンベンション]]地区として[[再開発]]され、ホテルや展示場が集積している&lt;ref name=&quot;MLITKitaQ&quot;&gt;{{PDFlink|[http://www.mlit.go.jp/crd/index/case/pdf/0905kitakyusyucity.pdf 北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区・黒崎地区)について]}}(国土交通省)&lt;/ref&gt;。小倉駅小倉城口(南口)、かつ、[[紫川]]右岸(東岸)は当市の[[中心業務地区]]となっており、小区画に中低層のオフィスビルが密集して建ち並ぶ&lt;ref name=&quot;MLITKitaQ&quot;/&gt;。また、[[魚町銀天街]]や[[旦過市場]]をはじめとする25の商店街・市場がひしめき合う中心商業地区ともなっている&lt;ref name=&quot;MLITKitaQ&quot;/&gt;。[[西小倉駅]]南口、かつ、紫川左岸(西岸)には、[[リバーウォーク北九州]]、[[勝山公園 (北九州市)|勝山公園]]([[小倉城]])、[[北九州市役所]]といった[[動線]]が集まる施設が集積する。これらの南側は[[小倉陸軍造兵廠]]跡地であり、[[土地区画整理事業]]によって大区画の土地が供給された。そのため、密集度の高い右岸とは対照的な景観となっている。<br /> <br /> == 集積度 ==<br /> ある地域において、規模の異なる都市が集まることで都市圏を形成するが、その都市が集積している程度を指す言葉を都市集積度(とししゅうせきど)と表現する。<br /> <br /> 例えば、近畿圏には100万人を超える3都市(大阪.京都、神戸)を中心に、さらに中小規模の都市が付随的に集積しており、地域における都市集積度が高いといえる。<br /> 都市における都市機能(商業、業務、行政、余暇)の集積度合いを指し、拡散型の都市では、これらの集積度が低く、集約型の都市ではこれらの集積度が高いといえる。<br /> <br /> 大阪で[[新幹線]]駅である新大阪駅の集積度がそれほど高くないのは、大阪の都心部である[[淀屋橋]]や[[本町 (大阪市)|本町]]等から遠く、移転需要も大きくなかったためと考えられる。また神戸や京都では関西圏でのビジネスの比率が高く、やはり新幹線駅である新神戸駅や京都駅へのオフィス移転・集中は進んでいない。<br /> <br /> 広島市は、[[広島電鉄]]([[路面電車]])、[[広島バスセンター]]、[[広島高速交通広島新交通1号線|アストラムライン]]などが集まり、[[広島都市圏]]交通の要衝となっている紙屋町・八丁堀地区が業務・物販ともに中心となっており、中層ビルの集積度が極めて高い。<br /> <br /> 北九州市は、合併後の市の中心部である小倉への集積度は人口に比して小さい。ただし、隣接する下関市からの最大の通勤目的地は、合併直後は[[門司区]]であったが、現在は[[小倉北区]]となっており、小倉への集積が進んでいる。[[関門都市圏]]の人口が大きいため、物販機能は小倉への集積が見られるものの、福岡市・天神への依存傾向も強い。<br /> <br /> == 統計 ==<br /> === 日本13大都市圏の事業所数 ===<br /> 2004年13大都市圏の[[法人]]事業所数(括弧内は全事業所数)&lt;ref&gt;[http://www.stat.go.jp/data/jigyou/2004/zenkoku/ 平成16年事業所・企業統計調査全国結果 事業所に関する集計]第1表および第2表(総務省統計局)&lt;/ref&gt;<br /> * [[関東大都市圏]] 809,648 (1,491,522)<br /> * [[京阪神大都市圏]] 380,463 (862,607)<br /> * [[中京大都市圏]] 205,418 (425,317)<br /> * &lt;small&gt;[[北九州・福岡大都市圏]]&lt;/small&gt; 118,078 (245,561)<br /> * [[札幌都市圏|札幌大都市圏]] 57,531 (96,737)<br /> * [[仙台都市圏|仙台大都市圏]] 50,304 (98,478)<br /> * [[広島都市圏|広島大都市圏]] 48,889 (91,881)<br /> * [[岡山都市圏]] 35,364 (69,068)<br /> * [[静岡都市圏]] 33,640 (75,670)<br /> * [[新潟都市圏]] 31,980 (68,705)<br /> * [[熊本都市圏]] 30,855 (62,598)<br /> * [[浜松都市圏]] 27,624 (57,486)<br /> * [[鹿児島都市圏]] 24,406 (49,466)<br /> <br /> === オフィス市場規模 ===<br /> オフィス市場規模=貸室面積×(1-空室率)×賃料単価×12ヶ月 とすると、[[2004年]]([[平成]]16年)末時点の主要都市では、[[東京都区部|東京23区]]が抜きん出て大きく、次いで、[[大阪市]]、[[名古屋市]]、[[横浜市]]、[[福岡市]]、[[札幌市]]、[[神戸市]]、[[仙台市]]、[[京都市]]、[[さいたま市]]、[[広島市]]、[[川崎市]]、[[千葉市]]、[[立川市]]、[[静岡市]]という順だった&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.nli-research.co.jp/report/misc/2006/fudo0607-a.pdf 地方賃貸オフィス市場と投資市場]}}(ニッセイ基礎研究所)&lt;/ref&gt;。オフィス市場規模のシェアでは、東京23区が61%で最も大きく、次いで、大阪・神戸・京都の3市で16%、横浜・川崎などの東京圏が6%、名古屋市が4%、福岡市と札幌市が2%、仙台市が1%だった。<br /> <br /> [[2009年]](平成21年)[[12月]]末時点でのオフィスビルの延床面積(三大都市は5,000[[平方メートル|m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;]]以上、主要都市は3,000m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;以上対象)の各都市毎の合計は、東京23区4946万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、大阪市1348万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、名古屋市519万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、横浜市444万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、福岡市347万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、札幌市243万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、仙台市212万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、千葉市193万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、神戸市185万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、広島市166万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、京都市109万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;、さいたま市102万m&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;だった&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.reinet.or.jp/pdf/report/1_officebld100909.pdf 発表資料(2009年12月末現在)]}}(財団法人日本不動産研究所 2010年9月9日)&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.reinet.or.jp/pdf/report/2_officebld-kekka.pdf 全国オフィスビル調査(2009年12月末時点)の結果]}}(財団法人日本不動産研究所)&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 路線価 ===<br /> {{main|路線価}}<br /> {{See also|相続税路線価}}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|group=&quot;†&quot;}}<br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist|2}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> *[[中心市街地]]<br /> *[[日本の地域]]<br /> *[[繁華街]]<br /> *[[インナーシティ]]<br /> *[[スラム]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> *全国の都市(都心・副都心)のオフィス賃料の相場<br /> **[http://www.websanko.com/marketdata/index.html 三幸エステートのデータ]<br /> **[http://www.e-miki.com/shikyou.html 三鬼商事のデータ]<br /> *国の政策<br /> **[http://www.mlit.go.jp/crd/daisei/index.html 国土交通省 大都市圏整備課]<br /> **[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S63/S63HO083.html 多極分散型国土形成促進法]([[1988年]][[6月14日]]施行)→業務核都市および*新都心の形成<br /> **[http://www.kantei.go.jp/jp/singi/chukatu/index.html 中心市街地活性化本部](首相官邸)<br /> *[http://www.oj-net.co.jp/report/archives/99430/index.html 全国主要都市ビジネスゾーンガイド](オフィスジャパン-ネット)<br /> <br /> {{人口順位表}}<br /> {{デフォルトソート:としん}}<br /> [[Category:都市]]<br /> [[Category:都市地理学]]<br /> [[Category:経済地理学]]<br /> [[Category:街]]<br /> [[Category:日本の都心等|*]]</div> 183.177.161.218
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