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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-04-30T17:08:46Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
宇宙兄弟
2018-08-11T13:25:06Z
<p>180.0.226.191: /* 登場人物 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruses|漫画・テレビアニメ・映画|お笑いコンビ|宇宙兄弟 (お笑いコンビ)}}<br />
{{Infobox animanga/Header<br />
|タイトル= 宇宙兄弟<br />
|ジャンル= [[ストーリー漫画]]<br />
}}<br />
{{Infobox animanga/Manga<br />
|作者= [[小山宙哉]]<br />
|出版社= [[講談社]]<br />
|他出版社=<br />
|掲載誌= [[モーニング (漫画雑誌)|モーニング]]<br />
|レーベル= [[モーニングKC]]<br />
|開始号= [[2008年]]1号<br />
|終了号= <br />
|開始日=2007年12月6日<br />
|終了日=<br />
|巻数= 既刊33巻(2018年4月現在)<br />
|話数=<br />
}}<br />
{{Infobox animanga/TVAnime<br />
|原作= [[小山宙哉]]<br />
|監督= [[渡辺歩]]<br />
|シリーズ構成= [[上江洲誠]](第1話 - 第20話)<br />[[加藤陽一 (脚本家)|加藤陽一]](第21話 - 第99話)<br />
|脚本= 上江洲誠、[[森田繁]]<br />根元歳三、[[待田堂子]]<br />[[柿原優子]]、加藤陽一<br />小山宙哉、[[山下憲一]]<br />
|キャラクターデザイン= 薮野浩二<br />
|メカニックデザイン= [[渡辺浩二]]<br />
|音楽= [[渡辺俊幸]]<br />
|アニメーション制作= [[A-1 Pictures]]<br />
|製作= [[讀賣テレビ放送|ytv]]、A-1 Pictures<br />
|放送局= 読売テレビ・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]<br />
|放送開始= [[2012年]][[4月1日]]<br />
|放送終了= [[2014年]][[3月22日]]<br />
|話数= 全99話<br />
|その他= <br />
}}<br />
{{Infobox animanga/Footer<br />
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]<br />
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]<br />
}}<br />
『'''宇宙兄弟'''』(うちゅうきょうだい)は、[[小山宙哉]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。[[講談社]]の[[漫画雑誌]]『[[モーニング (漫画雑誌)|モーニング]]』にて2008年1号(2007年12月6日発売)から連載中。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
本作の作者・小山宙哉は影響を受けた漫画家の一人に[[井上雄彦]]を挙げており、本作においても井上からの影響が見受けられる。本作は主題である宇宙に関することのみではなく、人生における[[挫折]]や[[困難]]、[[筋萎縮性側索硬化症|ALS]]や[[パニック障害]]などの病患、[[引きこもり]]、[[リストラ]]といった様々な問題についても取り上げられており、それらの問題については井上の『[[リアル (漫画)|リアル]]』においても取り上げられている。本作と『リアル』は共に、主人公たちが困難に立ち向かう物語性、現実性、登場人物の[[人生観]]などが強い作風であり、また『リアル』の主人公である戸川清春のチームユニフォームの背番号は6番であり、宇宙兄弟の主人公・南波六太のイメージナンバーも6であるなど、2作間での共通性が所々で見受けられる。しかし、同時に2作間での対照的な面もあり、『宇宙兄弟』は『リアル』よりもサクセスストーリー感が強く出ており、『宇宙兄弟』は主に宇宙飛行士を目指すことなど理想的なサクセスストーリー感が強く描かれていることに対し、『リアル』は障害を抱えた未来ある少年や青年が現実の苦難や絶望から這い上がろうとすることなどシリアスな特徴が強く出ている。<br />
<br />
2012年4月1日より2014年3月22日まで[[テレビアニメ]]が放送され、主題歌には[[スキマスイッチ]]や作者がファンである[[ユニコーン (バンド)|ユニコーン]]などが起用された<ref>ナタリー[http://natalie.mu/music/pp/Uc_bros 作者とユニコーンメンバーとの対談]</ref>。特に主題歌となったスキマスイッチの「[[ユリーカ (スキマスイッチの曲)|ユリーカ]]」はオリコン週間16位を記録、2012 USEN アニメ年間総合ランキングでは11位を記録した。同年5月5日より実写映画が公開された。<br />
<br />
[[宝島社]]「[[このマンガがすごい!]]2009」オトコ編にて2位、[[マンガ大賞]]においても2009年度、2010年度の2年連続で2位を受賞し、第34回[[講談社漫画賞]]選考会でも次点に選出された。これを受け、作者や出版社自身がこれを自虐のネタとし『宇宙兄弟』の新刊販売時、コミックスの帯に『'''2位獲得回数第1位''' いつも「お・し・い」けど、最高に「おもしろい」!!』と印字して出版したことがある。その後、2011年には第56回[[小学館漫画賞]]一般向け部門、第35回[[講談社漫画賞]]一般部門をそれぞれ受賞した。<br />
<br />
== ストーリー ==<br />
<!--1巻--><br />
2006年7月9日<ref group="注">作中のモノローグでは、ワールドカップでジダンの頭突きが炸裂した有名な日として印象づけられている。</ref>、謎のUFOを目撃した'''南波六太'''とその弟の'''日々人'''は、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合う。それから19年後の2025年、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、第1次月面長期滞在クルーの一員として、間もなく日本人初となる月面歩行者として歴史に名を残そうとしていた。一方兄の六太は、勤めていた会社をクビになってしまい、鬱屈した日々を送っていた。そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものであった。いつの頃からか、宇宙飛行士になることを諦めていた六太は、再び宇宙を目指すことを決意する。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
「声 - ○○」は、テレビアニメ版の声優。「演 - ○○」は実写映画版の俳優。<br />
=== 主要人物 ===<br />
; 南波 六太(なんば むった)<br />
: [[声優|声]] - [[平田広明]]、子供時代 - [[沢城みゆき]] / 演 - [[小栗旬]] 子供時代 - [[中野澪]]<br />
: 本作の[[主人公]]。初登場時31歳。モジャモジャの[[天然パーマ]]が特徴。工学博士<ref>コミックス第10巻37頁に、a Docter of Engineering とある。</ref>。[[1993年]][[10月28日]]生まれ。[[東京都]]出身。身長181cm<ref>TVアニメ 宇宙兄弟オフィシャルファンブック、93頁。</ref>。誕生日に[[ドーハの悲劇]]が起きていることから「自分は不運に縁がある」と思い込んでいる<ref group="注">日々人が失踪してからは、そのような描写はない。</ref>。<br />
: 性格は弟の日々人とは違い、几帳面で細かいことを気にするなど神経質で繊細である。作中においてヒューストンで久々に再会した日々人が六太を「相変わらず細かい」と思っている。几帳面な性格のため、目標に向かい一直線に進んでいく日々人のようにはなれず、大学院に進学し、修了後は大手企業に就職するなど無難で堅実な人生を送り、宇宙飛行士になる夢を叶えられずにいた。また学生時代には日々人が仲間と群れずに1人で目標に向かっていることに対し、六太は仲間と群れて遊ぶことが多いことが見受けられる場面がある。幼少期に日々人に暴力を振った相手に思いきり向かっていき、成年後に日々人を侮辱した上司に頭突きをしたり、弟思いであり、自身を本気で怒らせた相手には形振り構わず向かっていく一面もある。ヒューストンのNASAにおいてISSのバックアップクルーに選抜されたのにも関わらず辞退し、ISSの搭乗を熱望していたせりかを代わりに推薦し、サバイバル訓練時において仲間である新田が蛇に襲われそうになった時に新田を守るなど、仲間思いでもある。<br />
: 幼少期の約束通りに宇宙飛行士となった日々人に対するコンプレックスから自己評価が低いが、テレビ・新聞・雑誌・ラジオ等の複数の情報を同時に見聞きする能力を持ち、優れた観察力と記憶力を有している。また抜群の発想力と創造力を持っており、NASAにおいても多くの機転を見せ、斬新なアイデアによって周囲を驚かせている。その他にサッカーの経験があり、トランペットとピアノを演奏できるほか、料理の腕も立つなど様々な特技を持つ。<br />
: 大学卒業後に就職した自動車設計会社「ミラクルカー社」では、設計を手がけた車での受賞歴もあったものの、前述の通り日々人を侮辱した上司へ頭突きをしたことが原因で退職。しまいには、この事件が有名になったことで転職にも失敗して、無職になってしまうが、紆余曲折を経た末に恩人のシャロン(後述)や弟の日々人からのメッセージを受けて、宇宙飛行士を目指し始める。JAXAに入ってからは、月面にシャロンの夢である月面望遠鏡建設を果たせるよう、情熱を注ぐようになる。<br />
: 前述の同期で入社した医師せりかに漠然とした好意を寄せており、作中では度々アプローチを試みている。<br />
; 南波 日々人(なんば ひびと)<br />
: 声 - [[KENN]]、子供時代 - [[三瓶由布子]] / 演 - [[岡田将生]] 子供時代 - [[中島凱斗]]<br />
: 六太の弟。初登場時28歳。JAXAの宇宙飛行士。[[野茂英雄]]がメジャーリーグでノーヒットノーランを達成した[[1996年]][[9月17日]]生まれ。東京都出身。身長182cm<ref>TVアニメ 宇宙兄弟オフィシャルファンブック、93頁。</ref>。<br />
: 月面に立った最初の日本人宇宙飛行士。世界最年少で月面探査のクルーとして選ばれるなど、宇宙飛行士の中でも一際目立っている。30代であるが、アメリカでは「サムライ・ボーイ」と呼ばれるなど[[ヒーロー]]気質である。六太の弟思いと同様、兄思いであり、六太が宇宙飛行士になることを心待ちにしている。<br />
: 性格は兄の六太とは違い、細かいことを煩わしがる性格であり、肝心の何かが抜けていると六太は指摘している。目標に向かい一直線にまっすぐ進むなど、挑戦する向上心や気概に溢れている。そのため学生時代は前述の通り、六太と違い仲間と群れず、1人で目標に向かっていることが見受けられる場面がある。幼少時は勉強ができず、六太に教わっていた。自らの先輩であり自らがバックアップクルーを務め、殉職した宇宙飛行士であるブライアン・ジェイと、同じく先輩である宇宙飛行士の吾妻滝生を尊敬している。自転車が好きで、トランペットとピアノを演奏できる六太同様、ギターも演奏することができる。<br />
: 月に行くことを20年間夢見続け、2026年にその夢を叶える。月面での探査中に峡谷に落下し、酸素ボンベが故障し仲間のダミアンも倒れ、孤立無援になり自らも負傷、絶体絶命の絶望的な窮地に陥いるが、負傷したダミアンを連れて帰ろうとし、脱出するために機械の修理を行う。酸素切れで致死直前になるが、宇宙・月面共に初任務であることにも関わらず、最後まで希望を捨てず決して諦めないファイティングスピリットを持っており、六太同様に逆境に強く仲間思いである。この時の事故の影響で、閉鎖空間において著しい動悸などを伴う[[パニック障害]]を発症してしまう。<br />
: 月面任務後は休養し、EVA(船外活動)を控えていた。2027年後半にロシアでソユーズの訓練を受けるためにロシアへ渡り、オリガやイヴァンに支えられながら訓練を受ける。イヴァンの娘であるオリガとは年齢が15歳差(日々人31歳・オリガ16歳)であるが、デートをするなど良い仲となっている。NASAに戻るが、前述のパニック障害のため、名誉職に追いやられる。ロシアやNASAの仲間たちの協力によりパニック障害を克服したが、NASAでは宇宙に行くことができないため、全てを捨て心機一転、ロシアへ旅立つ。その後しばらく登場していなかったが、久々に再登場し、ロシアにおいて月へ行くための訓練を受け、マクシムやフランツなど新たな仲間に巡り会い、ソユーズの月面探査バックアップクルー「トルストイ4」に選ばれる。<br />
; 真壁 ケンジ(まかべ ケンジ)<br />
: 声 - [[加藤将之]] / 演 - [[井上芳雄]]<br />
: 六太と試験中に知り合って友人となった男性。大学時代からの交際の末結婚した妻と二人の子供がいる。妻の名前は'''ユキ'''(声 - [[川瀬晶子 (声優)|川瀬晶子]])、長女は'''風佳'''(声 - 沢城みゆき)、次女は'''安'''で、名前は風佳が名付けるきっかけを与えた。前職は研究員だが、安定しすぎる故に何一つ変哲のない生活に嫌気が差し、妻の勧めで宇宙飛行士を目指すようになる。身長170cm<ref group="注">第81話、バトラー室長が観覧彼の資料、上は書いた5.58ft、変換では170cm。</ref>。<br />
: 人の年齢を当てるのが得意。南波六太曰く「[[レトロ]]」な髪型をしており、爽やかな性格だが、自らに対する評価は、ひねくれ者を通り越した「ねじれ者」。<br />
: 宇宙飛行士の資格を得た後、月面訓練を受ける事になる。2028年から無重力訓練を中心に訓練をしていたが、2028年末に小惑星「314225AN41」への探査ミッションに新田とともに選抜される。<br />
; 伊東 せりか(いとう せりか)<br />
: 声 - [[沢城みゆき]] / 演 - [[麻生久美子]]<br />
: 才色兼備な女医。同じく医者だった父の'''凛平'''(声 - [[高階俊嗣|髙階俊嗣]])を子供の頃に[[筋萎縮性側索硬化症|難病]]で亡くしており、[[国際宇宙ステーション|ISS]]の[[きぼう]]モジュールでの[[新薬]]発見と、病気の原因解明のために宇宙飛行士を目指す。出身は横浜。<br />
: 周囲が唖然とするほどの[[大食い|健啖家]]で、日記(父親の墓前に供えるため)にも食べ物のことを度々綴っている。シャロン(後述)の大ファンでもある一方、彼女に潜むALSを診断した張本人である。<br />
: 恋愛に関しては相当鈍い。だが、南波六太のことを意識している描写は度々見られ、登場時に亡き父親と姿を重ねたり、ISS廃棄を繞っての署名運動では、自分の人生をISSに賭けていることを一番解ってくれている人と受け止めており、陰ながら彼の真意を知ってからは一層絆と信頼を深めるようになっている。<br />
: 宇宙飛行士の資格を得たすぐ後に、ISSのバックアップクルーの指名を受け訓練に入る。2029年に北村絵名と一緒にアサインを受ける。この頃から美人宇宙飛行士コンビ「せりえな」と呼ばれ人気を博す。<br />
<br />
=== JAXA宇宙飛行士 ===<br />
; 吾妻 滝生(あずま たきお)<br />
: 声 - [[乃村健次]]<br />
: 宇宙飛行士。月の周回軌道を回った最初の日本人。家族以外には笑顔を見せないなど心情を表しにくい性格をしている。地球へ帰還する日々人と交代する形で日本人で2番目の月面着陸体験者となる。尤も、月面着陸でもおそらく最初の日本人になるであろうと周囲からは思われていたが、日々人が先に月面着陸要員に抜擢されたことで、周囲からは日々人に対して選抜結果に起因する嫉妬を抱いているのではないかと誤解されていた。実情は、常に重度の重圧と対峙してきた過去を背負っており、その辛さを痛感していた吾妻に対し、「日本人初」というプレッシャーから守るというブライアン・ジェイの計らいを酌み、月面着陸要員には重圧を気に留めない日々人を推輓した彼に同意したという背景がある。そして、彼自身も日々人の能力を認めており、彼からも尊敬されている。高校野球で甲子園に出場した実績があり、キャッチボールが日課となっている。妻と二人の子供がいる。妻の名前は'''香代子'''(声 - [[小日向みわ]])、息子は'''悌次郎'''(声 - 長田美雪)。<br />
: 実写映画では登場しなかったが、彼の代わりに星加が「死ぬ覚悟はあるか」と六太に問うた。<br />
; 紫 三世(むらさき さんせい) <br />
: 声 - [[勝杏里]]<br />
: 宇宙飛行士。目立ちたがりで、何かと騒がしい男性。大の悪戯好きでもあり、NASAでのあだ名は「ニンジャ」。六太には心の中で「[[サザエさんの登場人物|カツオ]]君」(アニメ版では「いたずラッコ」)と呼ばれている。[[モヒカン刈り|モヒカン]]のような特徴的な髪型をしている。JAXAの宇宙飛行士選抜の最終審査において吾妻、宮田アツシらと共に六太たちの面接官を務めた。いたずら好きは各所で発揮され、月面基地でも蜘蛛のおもちゃを使って、他の宇宙飛行士を怖がらせていた。宇宙飛行士としての実力は確かで、2027年に月面に立った三人目の日本人宇宙飛行士となる。<br />
; 宮田 アツシ(みやた アツシ)<br />
: 声 - [[大羽武士]]<br />
: 宇宙飛行士。淡々としており、あまり感情を表に出さない。JAXAの宇宙飛行士選抜の最終審査において吾妻、紫らと共に六太たちの面接官を務めた。<br />
; 野淵(原作)/[[野口聡一]](アニメ)<br />
: 声 - 野口聡一(本人) / 演 - <br />
: 六太と日々人が少年時代に講演を聴きに行ったJAXAの宇宙飛行士。後述のように、アニメ版では野口自身がアフレコを行っている。<br />
: 実写映画では、六太と日々人とのスリーショット写真でのみ登場。<br />
<br />
=== NASA宇宙飛行士 ===<br />
; ブライアン・ジェイ<br />
: 声 - [[大塚明夫]]、少年時代 - [[長田美雪]]<br />
: 宇宙飛行士。故人。[[1969年]][[7月21日]]生まれ、[[2023年]][[11月23日]]事故死、54歳没。CES-43の月面での任務を終えて地球へ帰還する際に、同乗していたマイケル・エアロフ(声 - [[烏丸祐一]])、タック・ラベル(声 - [[志賀麻登佳]])と共に墜落事故で死亡した。日本人初の月面着陸要員として日々人を推薦した。死してなお、多くの宇宙飛行士とその候補生、志願者たちの尊敬を集める人物。月で使用されている酸素生成装置には彼の名前が使われている。<br />
; エディ・ジェイ<br />
: 声 - [[有本欽隆]]、少年時代 - [[小日向みわ]]<br />
: 宇宙飛行士。ブライアン・ジェイの兄。ISSでは優れたキャリアを持つ宇宙飛行士。兄弟で月面に立つという夢を抱いていたが、前宇宙飛行士室長の理解が得られず月面の訓練を受けられずにいた。2023年に弟のブライアン・ジェイが事故死したためにその夢を失った。そのため、2028年の時点では月面のサブクルー経験どころか訓練すら受けておらず引退を考えている。バイオリンをたしなみ、現、室長のジェーソン・バトラーとの「ピアノのセッション」を楽しみにしている。<br />
: バトラー室長からCES-62のサブクルー船長を打診された。また、結婚していて、妻(声 - [[宮沢きよこ]])とトミー(声 - [[布施川一寛]]、少年時代は長崎瞳)という息子がいる。<br />
: 後に彼の率いるCES-62バックアップクルー(通称「ジョーカーズ」)はCES-66プライムクルーに選出される。<br />
; ビンセント・ボールド<br />
: 声 - [[津田健次郎]]<br />
: NASAの宇宙飛行士。通称「ビンス」。六太たち23期生が宇宙飛行士候補者(アスキャン)だった頃(2026年から2027年後半まで)の訓練教官(スポンサー)を務めている。出身はミネソタの鉱山町ポットヒル(架空の地名)。<br />
: 非常にせっかちな性格であり、気も早い。パートナーに効率的な思考と度胸を求めている。ピコ(後述)とは幼いころからの親友で、共に夢半ばで夭逝した親友リック(後述)との約束を果たすために宇宙飛行士になることを決意し、鉱山町を飛び出した。少年時代にはクローゼットに籠もってSF小説の朗読テープに耽り、宇宙飛行を夢に描いていた。六太にも似た経験があった事を知り、彼の姿を亡き親友リックに重ね、親睦を深めていった。<br />
: 子供時代の約束であり、自身の希望でもある月面探査をCES-62クルーとして果たす。<br />
; ラリー・バイソン<br />
: 声 - [[川原慶久]]<br />
: NASAの宇宙飛行士。愛煙家。23期生が宇宙飛行士候補者(アスキャン)だった頃(2026年から2027年後半まで)の訓練教官(スポンサー)を務めている。ビンスとは全く正反対で大らかな性格だが、食わせ物の一面も持つ。<br />
: ビンスと共にCES-62クルーに選ばれた。<br />
; ローリー・クオモ<br />
: 声 - [[坂巻亮侑|坂巻亮祐]]<br />
: 宇宙飛行士。CES-51クルーだったヒビトのバックアップ。日本好きであり、日本語を書きこんだオリジナルTシャツを着るのが趣味だが、珍妙なセンスである(「COOL!(カッコいい)」のつもりで「涼しい!」と書いたり、「PRIDE(誇り)」を「ホコリ」と書くなど)。<br />
; マイク・デイビス<br />
: 声 - [[石狩勇気]]<br />
: 宇宙飛行士。蟹座。五つ年下の妻がいる。<br />
; フレディ・サターン<br />
: 声 - [[西凜太朗]] / 演 - <br />
: 口ひげを生やした男性。CES-51では船長を務める。後に小惑星探査ミッションチーム「スウェッツ」のキャプテンにアサインされる。<br />
: 実写映画の終盤ではバディと共に、バギーで日々人とダミアンを助けに向かう。<br />
; バディ・ウォーターズ<br />
: 声 - [[東地宏樹]] / 演 - <br />
: CES-51のクルー。筋肉自慢の黒人。後に小惑星探査ミッションチーム「スウェッツ」のクルーにケンジ・新田共々アサインされる。<br />
: 実写映画の終盤ではフレディと共に、バギーで日々人とダミアンを助けに向かう。<br />
; ダミアン・クウェラー<br />
: 声 - [[土田大]] / 演 - <br />
: CES-51のクルー。家族は息子のアラン(声 - [[行成とあ]])と妻(声 - 長田美雪)の3人家族。日々人と共にバギーで月面を走行中に遭難する。宇宙服の体温維持装置が故障して凍死を覚悟するが、日々人の意地に助けられ、フレディ、バディに救出される。日々人がパニック障害に陥ってからは、復帰を賭けた試験にバディらと共に応援に駆け付け、パニック障害を克服させた。<br />
: 実写映画の中盤で原作同様に遭難するが、頭を打って気絶していた。意識を回復する描写はなく、その後も登場しなかったため生死不明である。<br />
; カレン・ジョーンズ<br />
: 声 - [[小日向みわ]]<br />
: CES-51のクルー。女医。月面で事故にあったダミアンの凍傷についてその後の治療方針を嬉々として語るところをフレディからは「[[サディスト|S]]」と認識される。<br />
; リンダ・クリフ<br />
: 声 - [[行成とあ]]<br />
: CES-51のクルー。金髪ショートの女性。<br />
; アマンティ・パテル<br />
: 声 - [[恒松あゆみ]]<ref group="注">第47話のスタッフロールの誤植は「垣松あゆみ」。</ref><br />
: インドから選出された女性で、六太たちと同じ23期の宇宙飛行士候補者。計算能力に長け、プログラミングを得意とする。占いや未来予知に似た能力を持ち、他人の家族構成や未来の出来事などをかなり的確に言い当てた。訓練中では六太たち日本人5人と同じ班に割り当てられる。<br />
: 六太やせりか達がバックアップクルーとして訓練する頃には結婚しており、後に夫との間に一子をもうける。夫とは初対面の時点で子供をもうけるところまで視えたらしい。<br />
; アンディ・タイラー<br />
: 声 - [[藤原貴弘]]<br />
: 宇宙飛行士。体格が大きいばかりか表情も乏しいため、自然と他人を威圧してしまう。22期宇宙飛行士の呼び名がモンスターになったのは所属する彼の体格からという噂がある。六太の同組としてNEEMO訓練に参加。出世していく同期の日々人たちに引け目を感じていたが、2028年にCES-62のサブクルーの指名を受ける。また、ジョーカーズとしてCES-66プライムクルーにも選ばれる。<br />
; ベティ・レイン<br />
: 声 - [[杉本ゆう]]<br />
: 女性宇宙飛行士。CES-43で死亡したタック・ラベルの妻。2028年時点で8歳の男児一人を抱えるシングルマザー。非常に気が強く、人を寄せ付けないようにしているため、他の人から避けられていたが、次第に心を許していき、ジョーカーズの一員として六太らと邂逅する。夫の死後、息子、クリスの激励など期することがあって現役復帰し、2028年にCES-62のサブクルーの指名を受ける。後にジョーカーズとしてCES-66プライムクルーにも選ばれる。<br />
; カルロ・グレコ<br />
: 声 - [[新垣樽助]]<br />
: 長身、眉目秀麗のナルシスト。マイペースな行動とキザな発言が多く、他の人から避けられている。しかし知性は非常に高く、上層部からも頭脳は桁外れだと評価されている。2028年にCES-62のサブクルーの指名を受け、後にCES-66、通称ジョーカーズのプライムクルーとして選ばれた。イタリア生まれで出生名はルチアーノ。マフィアに属していた父リベリオ・ゴッティとその父を取り巻く暴力を嫌悪した末、単身アメリカに移住して国籍を取得し、現在の名を名乗る。自らの出自を嘆いて一時的にCES-66クルーを辞退しイタリアに戻るが、父に対する誤解が解けたため、再びNASAに帰還、紆余曲折を経てジョーカーズに復帰する。それからは自身と父の出生名のイニシャルを掛け合わせたミドルネーム「L.」を加えて名乗るようになった。<br />
; フィリップ・ルイス<br />
: 声 - [[楠大典]]<br />
: ジャマイカ人の父とアメリカ人の母を持つ、アルゼンチン生まれ。アルゼンチンとブラジル育ち。常にラテン系のノリでテンションが高すぎるため、他の人から避けられている。「ヤァマン!」が口癖。耳の形をしたイヤホンをしており、初対面の相手には「よくイヤホンしてるって分かったね!」と言う。2028年にCES-62のサブクルーの指名を受ける。後にCES-66、通称ジョーカーズのプライムクルーとして選ばれた。宇宙飛行士になった理由はけっこう重いもので、出で立ちのせいで、不当な差別を受け落ち込んでいたところ、エディの「我々は孤独だ、だが一人ではない」という発言に励まされたからである。<br />
; モッシュ・ベルマー<br />
: CES-66バックアップクルーで、「パーフェクツ」と呼ばれるクルーの一員。カルロが私用で長期間NASAを離れていた間に、一時的にプライムクルーに昇格する。愚直過ぎて表情の変化が非常に乏しく、特にフィリップとベティからの評価は良くなかった。他クルーの思いを汲んでか汲まずか、CES-66プライムクルー発表の直前に甥の前でドロップキックの真似をして右手を強打、全治三ヶ月の骨折でプライムクルーから外される。モデルはロックバンド[[MUSE]]の[[マシュー・ベラミー]]{{要出典|date=2017年6月}}。<br />
; ジョージ・ラブ<br />
: 声 - [[大羽武士]]<br />
: NEEMO訓練で六太・ケンジ・アンディと同じチーム2に属する先輩宇宙飛行士。今次NEEMO訓練で月へ行けるのは六太かケンジのいずれか一人であると告げて新人二人に揺さぶりをかける。ビンス同様、試験では競争させた方が能力が伸びるという信条を持つ。<br />
; マルコム・エルキン<br />
: 声 - [[永田昌康]]<br />
: チーム「ボルツ」に属する宇宙飛行士。日々人の復帰試験直前・日々人の失踪・ISS存続問題・カルロの失踪等事あるごとに南波兄弟の周辺に絡んでくる。<br />
<br />
=== JAXA職員 ===<br />
; 茄子田 シゲオ(なすだ シゲオ) <br />
: 声 - [[青山穣]]<br />
: [[宇宙航空研究開発機構|JAXA]]理事長。飄々とした性格をしている。モデルは[[向井万起男]]<ref>{{Cite web|url=http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/column/c0911_1_b.html|title=三菱電機 DSPACE/2009年11月コラムVol.1[向井万起男さん絶賛 漫画「宇宙兄弟」:林公代] |accessdate=2010年8月12日 }}</ref>。名前の由来はJAXAの前身の一つである[[宇宙開発事業団|NASDA]]<ref name="interview">[http://www.mangazenkan.com/special/55.html 『宇宙兄弟』小山宙哉インタビュー 3/6 漫画全巻ドットコム]</ref>。<br />
; 星加 正(ほしか ただし)<br />
: 声 - [[流山児祥]] / 演 - [[堤真一]]<br />
: JAXA職員。若い頃はふさふさとした頭髪に因んで「JAXAのライオン」と呼ばれていた。JAXAへ頻繁に訪れていた幼い頃の南波兄弟をモジャ君(六太)、ツン君(日々人)と呼んでいたことを憶えており、六太のことを応援している。<br />
: 実写映画では、出番が省略されたキーパーソン達の役回りを一身に引き受ける形となっている。<br />
; 鶴見 徹太郎(つるみ てつたろう)<br />
: 声 - [[伊藤栄次]] / 演 - [[吹越満]]<br />
: JAXA職員。スキンヘッドで強面。同僚などからは「ツルミー」とあだ名されている。星加とは信頼関係があり、会話のときは珍しく表情が緩むこともある。茄子田いわく「晴れ男」である。<br />
: 実写映画ではスキンヘッドではない。<br />
; 原田 俊彦(はらだ としひこ)<br />
: 声 - [[布施川一寛]]<br />
: JAXA職員。スタッフに飲み物を配ったり荷物を運んだりと雑務が多い。またグリーンカードの存在や最終面接の秘密も知らなかった。茄子田からも「新人君」と呼ばれているため、まだ入社してからの日が浅いとみられる。星加の側近の部下として運転手なども務める。<br />
; 小町 ミチコ(こまち みちこ)<br />
: 声 - [[綾戸智恵]]<br />
: JAXAで六太たちの身の回りの世話をするマネージャー。通称「JAXAのオカン」。流暢な関西弁を喋るが、カリフォルニア在住歴があり、英語も達者である。<br />
: モデルはジャズシンガーの[[綾戸智恵]]で声も綾戸本人が演じている。<br />
<br />
=== NASA職員・関係者 ===<br />
; ジェーソン・バトラー<br />
: 声 - [[立木文彦]]<br />
: NASAの宇宙飛行士で、宇宙飛行士室長。NASAでの宇宙飛行士の配属決定権は彼にある。ただ、宇宙飛行士の配属決定には、マネージャー(演出家)側の意向が強く反映されるため、実質的には彼の独断で決める事はできない。<br />
: 米空軍士官学校を卒業後パイロットとなり、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得後に宇宙飛行士となる。<br />
: ジェイ兄弟に特別な思い入れがあるらしく、兄エディの月面行きを望んでいる。南波兄弟にもチャンスを与えたがっているが、やたら高いハードルを設定しようとする。<br />
: 六太に対して当初は良く評価していなかったが、六太の行動からかつての友人を思い出し、六太に強く思い入れるようになった。<br />
; デニール・ヤング<br />
: 声 - [[石田太郎]]<br />
: NASA職員でアスキャンの飛行訓練の老教官。日々人にジェット機の操縦を教授した人物。専用訓練機と破天荒な指導スタイルが個性的過ぎて、NASAの飛行教官としては最低ランクに位置づけられており、実技訓練前の筆記試験で最低点を採った宇宙飛行士候補者に彼が押し付けられる。ノリがよく車の運転も荒い。本人曰く、車の運転は丁寧だが、飛行機の操縦はちょっと手荒いらしい。[[1958年]][[11月1日]]生まれ(コミックス13巻より)。[[:w:Ice Breakers (candy)|アイスブレーカーズ・サワーズ]]好み。<br />
<!-- :専用機のT-38A(N)は「推進力は1.5倍」と作中で語られており、T-38のエンジンであるGE J85のアフターバーナー込みでのエンジン出力を上回っているため、おそらくだが同サイズの別エンジンへと換装が成されたT-38ベースの実験機を継続運用しているものと思われる。--> <br />
: 実写映画では登場しなかったが、彼に相当するキャラクターとして[[バズ・オルドリン]]が本人役で出演している。<br />
; ピコ・ノートン<br />
: 声 - [[大塚芳忠]]、少年時代 - [[鈴木貴征]]<br />
: デンバー社の技術者。気が乗らない仕事には全くやる気を見せず、酒に溺れるか子ども向けの玩具で遊ぶかしているが、実は優秀な技術の持ち主。<br />
: 宇宙飛行士のビンスとは幼なじみで親友。ブライアンに憧れた少年時代から、宇宙開発に携わる技術者になる事を夢見ており、自分が設計した船でビンスを打ち上げる事を約束していた。<br />
: ブライアンが死亡した2023年のCES-43に搭載される予定だった帰還船のパラシュート開発・製造のサブプロジェクトの総合責任者を務めていたが、後に価格面で差があった他社のものが採用され、ブライアンたちが死亡したことに負い目を感じている。<br />
: アスキャン訓練メニューのキャンサット大会で六太たちの班のサポート技術者となった際も当初は何もしなかったが、やがて六太が優れた技術者魂を持っていることに気付き、また、六太の言葉に亡き親友・リックの面影を感じたこともあって、彼を評価し、助言を与えていく立場となる。<br />
: CES-62では彼が設計した、月面上を帰還船や発射台を移動させる運搬用の機械が採用されている。<br />
; ウォルター・ゲイツ<br />
: 声 - [[上別府仁資]]<br />
: NASAのマネージャー。2023年のパラシュート未展開によって宇宙飛行士が死亡した事件で前任者のマネージャーが引責辞任し、繰り上がりで今の地位に就く。極端に安全志向で絵に描いたような合理主義だった。月面着陸のクルーに六太を指名する見返りとしてISSを廃止するよう六太に使嗾したが、本人から予想だにしない大勢の存続署名を受けたことと、旧友との邂逅によって徐々に宇宙開発に対する情熱を取り戻すようになる。<br />
; ジェニファー<br />
: 声 - [[橘U子]]<br />
: NASAの職員。トーク好きな恰幅のいい黒人女性。常にサングラスを掛けており、作中では度々狂言回しの役目を務める。小町とは親友。<br />
; アレクサンダー・ニコラス・フィリッポス・メディナカロス<br />
: 声 - [[徳本英一郎]]<br />
: 飛行教官。モジャモジャ頭で、どことなく六太に似た風貌(そのため、デニールと初めて会った時、六太は彼から「アレクサンダー」と呼び間違われていた)。フルネームがあまりに長いので最終的には六太から「アレックス」と略して呼ばれる。<br />
; ピーター/ハロルド/ダン/ウィンストン<br />
: 声 - [[後藤哲夫]]/[[小柳良寛]]/[[宮本崇弘]]/[[志賀麻登佳]]<br />
: ISS搭乗を蹴った六太が送り込まれた資材開発部署のメンバー。ローバー改良について最初はやる気がなかったものの六太の言葉に引き込まれて協力。後にISS予算削減案のプランニングの際にも六太に協力する。<br />
; ハミルトン<br />
: 声 - [[川原慶久]]<br />
: NEEMO訓練時に六太やケンジ等チーム2のサポートを行う海洋生物をこよなく愛する心優しき男。チーム2の課題の作業に彼も加えようとする六太に対しケンジが反対しようとするもラブからルール違反ではないことから六太の意見に同意を得られたため乗り気で作業に協力する。<br />
; ジョージ・マグワイア<br />
: 声 - [[世古陽丸]]<br />
: CES-62サブクルーの訓練教官をつとめた、サングラスに[[カウボーイハット]]の男。地質学者で月のレゴリスの専門らしく3Dプリンターを用いた部品製作におけるレゴリスの有用性について六太から電話で質問を受けている。<br />
; タリー<br />
: 声 - [[山端零]]<br />
: 月クルーにビートルの操作を指導する。<br />
<br />
=== ロシア宇宙飛行士 ===<br />
; イヴァン・トルストイ<br />
: 声 - [[辻親八]]<br />
: ロシアの宇宙飛行士。ISS長期滞在848日の最長記録を持ち、ロシアの英雄と呼ばれる。冗談好きで良く笑うが、根は真面目であり厳格な一面も見せる。日々人が月から帰還した後ロシアでリハビリを行った時に面倒を見て、度々自宅に招く。<br />
: 娘にバレリーナのオリガ・トルスタヤをもつ。オリガの[[バレエ]]の練習を幼いころから録画しており、パニック障害に悩む日々人を勇気づけるためにオリガ本人に内緒で見せた。その後もリハビリに協力し、身体各部を覆う様々なコスプレ衣装を日々人に送った。<br />
; オレグ・ボルシュマン<br />
: スターシティにあるロスコスモスの宇宙飛行士室長。厳格な性格であり、当初は余所者の日々人に対し「君は客でもなく、家族でもない」と突き放したが、しっかりと日々人の適性を見極め、後に日々人に対し、ロシア人の一員として認めたことを告げた。<br />
; マクシム・ウルマノフ<br />
: 日々人がロシアの[[スターシティ (ロシア)|スターシティ]]で邂逅した月探査クルー志望の元軍人。ISS滞在歴は70日。NASAへの対抗意識が強い。日々人より4ヶ月年下の、1997年1月生まれ。一見、口は悪くぶっきらぼうな物言いだが、義理堅く情に厚い性格であり、また常に周囲に対する観察力と的確な行動力に長けている。とりわけ、日々人のNASAを去った事情を知ってからは、周囲に対し、日々人の誤解を解く働きをした。トルストイ4バックアップクルーに選ばれる。<br />
; ユル・マイゼール<br />
: 日々人が出会った宇宙飛行士志望の青年。様々な知識を持っているが、行動や言動が謎に満ちており、マクシムからミステリアスと呼ばれている。祖母が日本人。トルストイ4バックアップクルーに選ばれる。<br />
; フランツ・クラーキン<br />
: 日々人が出会った宇宙飛行士志望の青年。ユーモアに満ちた性格で、ジョークを飛ばすのが好き(ただし、マクシム曰く滑り芸)。トルストイ4バックアップクルーに選ばれる。<br />
<br />
=== 2025年宇宙飛行士選抜試験受験者 ===<br />
; 古谷 やすし(ふるや やすし)<br />
: 声 - [[内藤玲]] 、少年時代 - [[長田美雪]] / 演 - [[濱田岳]]<br />
: 通称「'''やっさん'''」。閉鎖環境試験で六太・せりか・新田・福田らと同じA班に所属。[[京都大学霊長類研究所|京都大学で霊長類の研究]]をしている[[京都]]出身の男。[[京都]]弁のきつい関西訛が特徴で、歯に衣着せぬ物言いをするが、あくまで正直なだけであり、性格は悪くない。非常に小柄で、「小さい」という言葉に敏感な反応を示す。<br />
: 小学生の頃に福引きで当てた宇宙服の下敷きからすっかり宇宙飛行士に魅入られ、小学校の卒業文集にも将来の職業は宇宙飛行士という夢を描き続けた。身長制限から宇宙飛行士の夢が絶たれそうになったが、過去に同じ悔しさを味わい、それをバネに低身長用の宇宙服を開発した馬場広人教授を慕うようになり、彼と交流することになった。<br />
: 2025年JAXA宇宙飛行士選抜試験を受け、選抜2次試験(閉鎖環境試験)の終わり頃から六太と友達になる。選抜には落選したが、京大霊長類研究所を辞職し、敬愛するJAXAの馬場教授の下で働く。2028年、スイングバイの民間宇宙飛行士選抜試験に応募し入社、民間宇宙飛行士として再び宇宙を目指すこととなるが、工業系の経験は全く無い。寿限無の一席を小三で覚えるほどの記憶力の持ち主で、頭の中で将棋対局もこなせるほど空間把握能力にも長けている。カルピス牛乳割りが好物。<br />
: 実写映画では閉鎖環境試験で登場。他の班が描写されず、六太・ケンジ・せりか・福田・溝口と同じ班となる。溝口と性格が合わず、激しく衝突した。<br />
; 手島 有利(てしま ゆうり)<br />
: 声 - [[永田昌康]]<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。閉鎖環境試験でB班に所属。大学講師。父・'''手島勇吉'''(声 - [[枝折努]])の意に沿うため宇宙飛行士選抜試験を受けるが、本来は宇宙に存在するであろう未確認生物の研究に強い興味があり、同試験で好成績を収めながらも最終試験を辞退。名は[[ユーリ・ガガーリン]]に因む。<br />
; 福田 直人(ふくだ なおと)<br />
: 声 - [[坂東尚樹]] / 演 - [[塩見三省]]<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。閉鎖環境試験でA班に所属。ロケット開発に携わってきた男。受験生中最年長(54歳)で[[2008年]]には星加正と共に試験を受けていた。妻子持ちであったが、ロケット開発の成果が上がらないことで妻子から見放された過去がある。宇宙飛行士選抜試験後、ロケット開発に関する高い見識を買われスイングバイ社に再就職。笑川・門村・来栖と並んでスイングバイ社の重要な屋台骨的存在となる。<br />
: 実写映画では閉鎖環境試験で登場。<br />
; 新田 零次(にった れいじ)<br />
: 声 - [[星野貴紀]]<br />
: [[筑波大学]]でスポーツ医学を専攻してきた長身の男性。[[剣道]]や[[ヨガ]]を嗜んでおり、集中力や冷静さに長ける一方で、細かい事項を気にかけ続けるなど神経質な性格もある。また、若い頃はけっこう短気で粗暴であったが、現在では冷静になり自分をコントロールできるようになっている。携帯電話の待ち受け画面が猫という一面もある。<br />
:姉と弟がおり、25歳の弟・'''カズヤ'''(声 - [[徳本英一郎]]、少年時代 - [[恒松あゆみ]])が大学中退後に二年間引きこもっている現状を人知れず気にかけている。そんな経緯からか、優秀な弟(日々人)を持った六太のことを羨み、お兄ちゃんと呼んでいたこともある。<br />
: 宇宙飛行士の資格を得た後、月面訓練を受ける事になる。2028年から無重力訓練を中心に訓練をしていたが2028年末に小惑星「314225AN41」への探査ミッションにケンジとともに選抜される。<br />
; 北村 絵名(きたむら えな)<br />
: 声 - [[三瓶由布子]]<br />
: 五人兄弟の長女であり一番上で、下に3人の弟('''直樹'''(声 - [[大羽武士]])、'''キクオ'''(声 - [[川原慶久]])、'''オースケ'''(声 - [[布施川一寛]]))と1人の妹('''ケイ'''(声 - [[岡本ナミ]]))がいる。出身はさいたま市。<br />
: 宇宙飛行士候補者になった頃から伊東せりかと仲が良い。幼少時より四人の弟・妹の面倒を見ており家事を手伝っていたためしっかり者である。茄子田理事長に「元気がある」と評された。選抜試験の閉鎖棟にいた時はケンジと同じB班に所属していたが、他の同棟の四人(ケンジ、辞退した手島、落選した溝口・富井)の方が目立っており、最も存在感を見せていなかったが、合格後に一段と活躍が増えた。初期は頭脳明晰な女性という設定であったが、合格後以降は元気な印象のあるキャラクターへと変わっていく。<br />
: 宇宙飛行士の資格を得た後、ISSの訓練を受けていた。ロボットアームの操作を集中的に訓練しており、飛び抜けて精度の高い操作技術を身につける。ロボットアームの腕前を認められ、2027年にISSのサブクルーの指名を受ける。後に前述の伊東せりかと共に「セリエナ」と呼ばれ人気を博すが、本編での彼女の描写はあまり多くはない。<br />
; 溝口 大和(みぞぐち やまと)<br />
: 声 - [[浅沼晋太郎]] / 演 - [[新井浩文]]<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。学生時代から学業・行動力ともに優秀で、何事も自分で陣頭指揮を執り、物事を解決してきた。それゆえに唯我独尊な性格で対抗心が強くチームワークの能力に欠ける。協調性があり日々人を弟に持つ六太やリーダーシップに優れる真壁ケンジを疎ましく思っていた。アメリカの食事を嫌いワインを好む。<br />
: 宇宙飛行士選抜の閉鎖環境試験で、ケンジ・絵名・手島・富井らと同じB班に所属。他メンバーを競争相手としか見ておらず、協調を訴えるケンジに対して「ならば協調のために試験を辞退しろ」と言い放つなど、他のメンバーと過剰なまでに衝突した。仲間に頼ろうとしない姿勢をJAXAに見咎められ、宇宙飛行士選抜試験に落選してしまう。その後は六太の挨拶に訪れただけで、本編に絡まなくなった。<br />
: 実写映画では閉鎖環境試験で登場。原作ほど露骨ではないものの他メンバーとの仲は険悪であった。最終日に六太の話にほだされ、[[ジョン・ハーシェル・グレン]]を例に福田を励ます言葉をかけた。<br />
; 富井 竜之介(とみい りゅうのすけ)<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。閉鎖環境試験でB班に所属。普段から寡黙で[[ルービックキューブ]]を常にいじっているが、一度口を開くと、宇宙への想いを、哲学的思想を兼ねて朗々と語り出す一面も持つ。第三次選考で落選。<br />
; 森嶋 茂雄(もりしま しげお)<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。閉鎖環境試験で清水・増田らと同じC班に所属。お喋りで、身のない会話を唐突に繰り出す癖がある。実力はあるようで、C班の推薦メンバーに選ばれており、最終選考まで進んでいる。<br />
; 清水 早苗(しみず さなえ) / 増田 大貴(ますだ だいき) / 丸宮 純(まるみや じゅん)/ 山下 剛(やました つよし)<br />
: 宇宙飛行士選抜試験受験生。閉鎖環境試験で森嶋と同じC班に所属。<br />
: 清水は最終選考まで進んでおり、溝口・森嶋とともに合格者の記者会見場で六太に挨拶に来ている。<br />
<br />
=== 月面天測望遠鏡プロジェクト ===<br />
; 金子 シャロン<br />
: 声 - [[池田昌子]]<br />
: 天体観測所の女性職員で、宇宙関係者の間ではよく知られている天文学者。夫の金子進一(声 - [[竹本和正]])も著名な天文学者だが、結婚後まもなく病没し、夫婦生活は4年間に留まった。観測所を頻繁に訪れた幼い頃の南波兄弟に、宇宙や楽器などに関する様々な知識を授け、大きな影響を与えた。しかし、伊東による診断から[[筋萎縮性側索硬化症|ALS]]と判明し、症状の進行が深刻化する。その後はピアノを弾けなくなっただけでなく、声も脚力も奪われてしまい、自宅療養、電動車椅子での生活を余儀なくされるが、同じ病に冒されながらも、頑張って生きている仲間に出会ってから勇気ももらっている。また、この事実が六太の月面望遠鏡を建設するという夢を強く後押ししている。<br />
; ダニエル・モリソン<br />
: 声 - [[魚建]]<br />
: 天体観測で世界的に有名な博士。シャロン博士の月面天測望遠鏡プロジェクトをサポートしている。<br />
; 五月蝿 静(さつきばえ しずか)<br />
: JAXAの宇宙赤外線望遠鏡「SPICA」のプロジェクトマネージャ。シャロン博士やモリソン博士とともに「月面シャロン天文台」の建設マニュアルを作成した。見た目で判断されることを嫌い、いつもジャージを着ている天文学者。<br />
<br />
=== (株)スイングバイ ===<br />
; 笑川 堅太郎(えみかわ けんたろう)<br />
:(株)スイングバイ及び親会社(株)BYP代表取締役。日本の民間有人ロケット一番乗りを目指して協力してくれる企業・個人を探す途上でJAXA宇宙飛行士選抜試験に落選した福田と出会い部長待遇で採用。<br />
; 門村 忍(かどむら しのぶ)<br />
: 同「FUJI」プロジェクトチーム部長。自身が強面であることを気にしている。<br />
; 来栖 質文(くるす ただふみ)<br />
: 同・緊急脱出システム開発部部長。年下の笑川のことを「笑(えみ)君」と呼ぶ。<br />
; 福田 直人(ふくだ なおと)<br />
: [[#2025年宇宙飛行士選抜試験受験者]]<br />
; 「海人」(うみんちゅ)<br />
: 声 - [[槇瀬さとる]]<br />
: 海人Tシャツを着た福田の部下。2026年のカムバックコンペティションに部長(福田)命令でチーム参戦、優勝を果たす。<br />
<br />
=== コムノーツ(商業宇宙飛行士、COMMercial AstroNAUTS)===<br />
; ジョン・アーチャー<br />
: 日本在住の元NASA宇宙飛行士。ISS搭乗経験がある。「ヤヴァイ」などを喋る。<br />
; 菅原 五郎(すがわら ごろう)<br />
: ISS「きぼう」モジュールの電気系プロジェクトに関わっていた技術者。<br />
; 対馬 新(つしま あらた)<br />
: 大学の航空宇宙工学科准教授。選考委員曰く「イケメン」。<br />
; 五十嵐 寿(いがらし ことぶき)<br />
: 航空機整備士。事あるごとに「自分が優れてるのかもしれない」と思うポジティブ思考の持ち主。<br />
; 古谷 やすし(ふるや やすし)<br />
:[[#2025年宇宙飛行士選抜試験受験者]] <br />
; 馬場 奈々美(ばば ななみ)<br />
: 身長156cmの成人女性。あだ名は「バナナちゃん」。関西人。小学校の卒業文集に書いた将来の夢は宇宙飛行士。サイズ変更が可能な宇宙服を開発した馬場広人の娘で、前職はJAXA職員で、ISSのメンテナンスロボット製作に携わっていた実績を持つ。コムノーツ試験までは彼女と古谷の間に直接の面識は無かった(父づてに古谷の噂を聞いていた程度。一方の古谷も馬場に娘がいたのを聞いたことがあるという程度の認識だった)が、彼とは親しくなっている。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
; 南波 真弓(なんば まゆみ)<br />
: 声 - [[田中真弓]] / 演 - [[森下愛子]]<br />
: 六太、日々人の母。六太と同様、モジャモジャの天然パーマ。大らかで、大抵のことには動じない性格。<br />
: アニメ化により声優の名前から取って名前が決定。<br />
; 南波 長介(なんば ちょうすけ)<br />
: 声 - [[チョー (俳優)|チョー]] / 演 - [[益岡徹]]<br />
: 六太、日々人の父。外見は無愛想だがモノマネが得意で、時折そのレパートリーを披露する。うどん好き。<br />
: アニメ化により声優の名前から取って名前が決定。<br />
; オジー・スミス<br />
: 声 - [[中村正 (声優)|中村正]]<br />
: 日々人の米国・ヒューストンでの隣人。六太の記憶力に感心してカジノに誘ったり、彼が受けたJAXAの選抜試験の結果で知人と賭けをするなどかなりのギャンブル好き。芝刈り歴4年の自称「芝刈リスト」。<br />
: 妻の名前は「'''オバー・スミス'''(声 - [[田浦環]])」。<br />
; アポ<br />
: 声 - 沢城みゆき<br />
: 日々人がヒューストンで飼っている[[パグ]]。名前の由来は「アポロ」から。DOG-YOUのホットドッグが大好物。母親はブライアンの家の飼い犬・ジェミニで、ブライアンの事故死の後に産まれ、日々人に譲られた。左前脚の付け根付近にハート型のぶちがあるのが特徴。六太がヒューストンの日々人を訪ねたときは、日々人よりも早く六太に駆け寄るなど、六太にも懐いている。<br />
: 実写映画では、打ち上げのどさくさに紛れて犬籠から出てしまうが、それが結果的に六太をバズのもとへ導く事となった。<br />
; 間寺(まてら)<br />
: 声 - 増山浩一 / 演 - [[西村雅彦]]<br />
: 六太が勤務していた大手自動車開発会社、ミラクルカー社の役員。日々人を侮辱したことに起因して六太から頭突きをされた。その話を自動車関連の業界に広く流布して六太の再就職を妨害するなど、執念深い。社員の家族の悪口を平然と口にするような人物であり、部下の評判は芳しくない。名前の由来はサッカー選手の[[マルコ・マテラッツィ|マテラッツィ]]<ref name="interview" />。後に、宇宙飛行士となった六太を認めるようになり和解。交換条件(間寺の娘に新田のサインを贈ること)付きで、JAXAに対し、月面探査車ローバーの技術開発を全面サポートするようになる。<br />
: 実写映画では序盤のみの出番だった。<br />
; 馬場 広人(ばば ひろひと)<br />
: 声 - [[広瀬正志]]<br />
: JAXA職員で、古谷が慕う人物。サイズを変える事のできる宇宙服を開発。それにより宇宙飛行士募集要項の身長制限が下限158センチから150センチに引き下げられたので、古谷にも宇宙飛行士選抜試験受験の門戸が開かれる。<br />
; 新田 カズヤ(にった カズヤ)<br />
: 声 - [[徳本英一郎]]<br />
: 零次の弟。25歳。宇宙に絶大な関心を抱き、兄、零次が宇宙飛行士になるきっかけを与えた人物でもある。しかし、彼は学生時代からずっと部屋に引き籠もる毎日を繰り返しており、零次のコンプレックスになっていた。零次のメッセージに勇気づけられて引きこもりを辞め、アルバイトから始めて宇宙関連企業の就職にあと一歩まで漕ぎ着けたが、引き籠もった過去が原因で不採用。ヒューストンに渡米し、職を探すために英会話を勉強している。<br />
; 田村(たむら)<br />
: 声 - [[林摩理子]]<br />
: シャロンの天体観測所の女性職員。長年勤めており、幼い頃の六太と日々人とも面識があり「田村のねえさん」と呼ばれていた。[[普通自動車免許]]の取得に2年掛かった。<br />
; リック・ターナー<br />
: 声 - [[興津和幸]]<br />
: 故人。ピコとビンスの青年時代の親友。1984年4月1日生まれ。NASAの管制官を志望していたが、父親や学友、先生から反対されていた。ピコ、ビンスまで夢をあきらめかけた事に激怒して二人と仲たがいするが、その直後の2002年2月2日に事故死する(享年17)。その死が将来の進路に迷っていたピコとビンスに初志貫徹をさせる原動力となった。<br />
; オリガ・トルスタヤ<br />
: 声 - [[伊瀬茉莉也]]<br />
: イヴァン・トルストイの娘で日々人のファン。15歳。バレリーナの卵でもあり、父が作った成長DVDが日々人のパニック障害克服に大きな影響を与えた。父が無断でDVDを日々人に見せた時は激怒したものの、日々人の再起を願って自らDVDの続きを手渡した。日々人に対し、積極的に好意をアピール、彼と再び逢えることを心待ちにしている。<br />
; エミーリア・トルスタヤ<br />
: 声 - [[増岡裕子]]<br />
: イヴァンの妻、オリガの母。でっぷりと太っているが、イヴァンの「昔は美人だった」のセリフに対し「今は"超"美人」と切り返すなど、夫に負けず冗談好き。<br />
; クリス<br />
: 声 - 長崎瞳<br />
: ベティ・レインの息子。2028年の時点で8歳。CES-43の帰還船オリオンのパラシュート未展開により死亡した宇宙飛行士のタック・ラベルとの間の子供。彼が再び宇宙について語り出したことが、宇宙飛行士復帰の契機となった。<br />
; ベリンダ<br />
: ビンスの妻。訓練でミスを犯していた六太がビンスに自宅に招かれて出会う。六太にビンスと接するうえでの極意を伝授する。<br />
; アンソニー<br />
: ビンスの息子。父に生き写しながら父の居ないところでは歳相応なところも見せる。<br />
; オーウェン・パーカー<br />
: NASAの飛行士や職員の集う酒場「アウトプット・タヴァーン」の現店主。元NASA職員でゲイツの一年先輩。前店舗が焼失後NASAを辞した彼が店を再建。<br />
: 宇宙を志す人を後押しするのが夢であると語る。現在のゲイツの合理的過ぎる仕事ぶりを指摘し、その考えを変える決定打となった。<br />
; 宍戸 空(ししど ソラ)/宍戸 レミ(ししど レミ)<br />
: 日本ALS協会に所属し、患者のサポートを行っている。<br />
; 田井(たい)/幸田(こうだ)<br />
: ALS患者としてのシャロンの仲間。日本に一時帰国した六太と対面。物事をポジティブに考える二人に出会ったことでシャロンも精神的に救われている面がある。<br />
<br />
== 用語 ==<br />
; グリーンカード<br />
: 嫌がらせのような命令や不測の事態や困難を作為的に作り出すよう指示が書いてあるカード。作中ではJAXAの宇宙飛行士選抜2次試験の一環として出された。<br />
:個別にJAXAの指令室に報告をする際に指示書が紙面によって提示され、その内容は速やかに実行しなければならない。誰がいつどのような指示を受けたのか他言無用である。「時計を壊す」「夜中にアラームを鳴らす」「トイレを詰まらせる」「備蓄された米を床にぶちまける」の4つが出され、あとの1つは班ごとに違うもの(B班の場合は「採点データを消す」であった。六太に出されたのは、自分が変人扱いされるだけで終わってしまいそうな命令(「1日2回、突然叫ぶ」)であった)。 <br />
:無論これは不測の事態に対するクルーの反応や行動力、精神力などを観察する意図である。宇宙ステーションを模した閉鎖空間施設でストレスが蓄積された状態に、悪意を感じざるを得ない意図的な備品の破損などを目の当たりにしたクルー同士が互いに疑心暗鬼になるのが通例である。それらをどのように打破し、クルー同士の協力・連帯、解決策を講じるのかが本試験のポイントである。<br />
::実写映画では、「(トレーニングの一環として作った)基地の模型を壊す」という命令が六太と別の誰かに1回ずつ出された。<br />
; 宇宙飛行士候補者(アスキャン、'''AS'''tronaut '''CAN'''didate)<br />
: NASAで宇宙飛行士基礎訓練を受けている人達の名称。宇宙飛行士選抜試験に合格しても正式な宇宙飛行士にはなれず、2年間の宇宙飛行士の基礎訓練を受けて、はじめて宇宙飛行士の資格が得られる。2025年組(訓練開始は2026年はじめから)は訓練教官の方針で1年半(2027年後半)で宇宙飛行士の基礎訓練終了を目指している。<br />
; 宇宙飛行士<br />
: NASAでの宇宙飛行士基礎訓練で得られる宇宙飛行士の資格はアメリカでの資格であり、他国での資格の有効性及び範囲は、その国での判断にゆだねられる。<br />
: 作中で宇宙開発目的で頻繁に有人ロケットを打ち上げていると表現があった国はアメリカとロシアである。※スイングバイ(日本の民間修理会社)については保留。NASAに所属している宇宙飛行士がロシアのソユーズで宇宙に行く場合、ソユーズ用の訓練が必要になる。NASAで宇宙飛行士の資格を得たがNASAを退職し、ロシアに所属する場合の取り扱いは決まっていない。<br />
; バックアップクルー(サブクルー)<br />
: 実際に宇宙に行く予定の宇宙飛行士(正規クルー・プライムクルー)が、体調不良などで宇宙に行けなくなった場合の予備クルー。実際に宇宙に行く、宇宙飛行士と同じ訓練を受ける。正規クルーが宇宙へ行っている間、地上の管制センターでキャプコムなどの仕事を行う。作中ではサブクルーと呼ぶ方が一般的に使われている。<br />
: 宇宙飛行士が宇宙へ行くためには宇宙飛行士資格を得た後、バックアップクルーとしての指名を受け、バックアップクルーを経験した後、正規の宇宙飛行士として指名されて、はじめて宇宙にいけるようになる。バックアップクルーは新人宇宙飛行士に経験を積ませる場と、出世コースという側面がある。<br />
: バックアップクルーの席が少ないため、何年もバックアップクルーになれない宇宙飛行士も多い。通常は成績優秀で安定した人物を優先してバックアップクルーにする。ブライアン・ジェイはヒビトをバックアップクルーとして指名しており、成績があまり良くなかったヒビトが異例のスピードで月面に行けたのはブライアン・ジェイの指名があったからである。<br />
: 作中では、宇宙飛行士の資格を得た後の道はISSと月面の二つに分かれている。ISSは船内活動がメインであり、月面は月という特殊環境への対策が必要になる。そのため、宇宙飛行士の資格を得た後、ISSか月面どちらかの訓練をしつつ、バックアップクルーに指名されるのを待つ。ただし成績優秀者や推薦が多い場合は、資格を得た後いきなりバックアップクルーに指名される者もいる。作中では月面訓練施設が小規模なため、月面の訓練を受けるだけでも狭き門になっている。ISSの正規クルーとして宇宙へ行った経験があっても、月面に行く場合バックアップクルーからやり直す必要がある。その場合、5年ほどかかる。<br />
; ISS(国際宇宙ステーション)<br />
: 作中では老朽化が進んだ事と、月面基地計画が本格化した事で、近い将来に廃棄される予定。現在は医療関係の研究施設として使用されている。伊東せりかが目指している。2029年の段階で、老朽化がかなり深刻な段階まで進んでおり、分かっている箇所の修理だけで、次のISSミッションの全てを費やさないといけないレベルになっている。この修理費が予算を圧迫することが見えているため、ISSの廃棄の流れが本格化している。<br />
; 月面基地<br />
: 月面で生活するには(月は重力が弱いため)天井が低い。日々人達がジャンプしたときに思わず頭をぶつけ、絆創膏を貼ることとなった。<br />
; CES<br />
: Crew Exploration Systemの略称。月面に宇宙基地を作るための一連のミッション名<br />
;; CES-43<br />
:: 2023年11月、帰還船オリオンのパラシュート未展開により正規クルー全員が死亡する。<br />
:: 正規クルーは、ブライアン・ジェイ、タック・ラベル、マイケル・エアロフ。サブクルーは南波日々人<br />
;; CES-51<br />
:: 2026年。月面基地を宇宙線や太陽風から守るため、月面基地をレゴリス(月の砂)で覆う事が主目的のプロジェクト。<br />
:: 正規クルーは、南波日々人、フレディ・サターン、バディ・ウォーターズ、ダミアン・クウェラー、カレン・ジョーンズ、リンダ・クリフ。サブクルーはローリー・クオモ。<br />
;; CES-62<br />
::ミッション時期は2029年夏。宇宙飛行士が地球へ帰還する際に使用される発射台が使い捨てのため、基地周辺に発射台の残骸が大量に放置されることとなり、月面の着陸ポイントがどんどん基地より遠くなってしまうという問題を抱えていた。そのため、発射台の残骸を一カ所に集めて、今後の月面着陸ポイントを確保するのが主目的のプロジェクト。<br />
:: 正規クルーは、アンガス・ロイド、ビンセント・ボールド、ラリー・バイソン、ターラを含む6名。サブクルーは南波六太、エディ・ジェイ、アンディ・タイラー、ベティ・レイン、カルロ・グレコ、フィリップ・ルイス。<br />
;; CES-66<br />
:: シャロン月面天文台の田植えが主任務のプロジェクト。通称は『ジョーカーズ』であり、由来は六太とエディ以外のメンバーが性格や態度などに問題を抱えており、他の宇宙飛行士たちから本心から共に宇宙に行こうと思われていないのを、バトラーが(半ばやけっぱちで)組んだことによる。正規クルーは、南波六太、エディ・ジェイ、アンディ・タイラー、ベティ・レイン、カルロ・グレコ、フィリップ・ルイス。サブクルーはモッシュ・ベルマー<br />
<br />
; [[レゴリス|レゴリス(月の砂)]]<br />
: 一般的には表層を覆う柔らかい堆積層を指す言葉。作中では月の砂を指す。隕石などが月に衝突したり、宇宙線や太陽風などによる侵食で形成される。月には風や水の循環がないため、地球の様に風雨にさらされて砂が丸くなっていく事がないために尖っており、人間の肺を傷つけたり、機械の隙間に入り込んで動作異常を起こしたりする。そのため月の地上から月面基地に戻るときは、必ず落とさなければならないこととなっている。作中では太陽から出る放射線を防いだり、部品になったり、水素を発生させるために利用されているほか、結果的にクッションとなり宇宙飛行士を救ったこともあった。<br />
; 月面天測望遠鏡計画(月面望遠鏡・シャロン月面天文台計画)<br />
: 月面に望遠鏡を設置する計画。2025年にこの計画の予算が回るようになった。2026年の時点では全く中身が決まっておらず、どういった望遠鏡にするのかも決まっていない。シャロンを中心する天文チームは、自分達が長年練ってきた衛星軌道上を回る望遠鏡では無理な、超巨大な電波望遠鏡を宇宙飛行士を使って建造する案を提案しており、その案が優勢になっているが、宇宙飛行士を使うと予算がかかりすぎるという問題を抱えている。2028年シャロンを中心とする天文チームが具体的な計画案を提出したが、いろいろな問題点があり白紙に戻されている。2029年に大型の施設を作るのではなく、小型アンテナを地面に広範囲かつ規則的に打ち込み、それらのアンテナをリンクさせる事で、擬似的な大型アンテナを作る方法でNASAの協力を得られる事になった。人工衛星から機械制御で投下する杭状のアンテナと、宇宙飛行士が車を使って地面に刺す、パラソルアンテナがある。ムッタは子供の時シャロンに、月面に宇宙飛行士として行って「シャロン望遠鏡」を建てるという約束をしている。<br />
; 酸素生成装置(愛称・BRIAN〈ブライアン〉)<br />
: 月面に酸素を供給する装置。2025年の時点で月面に3台ある。2025年の日々人が参加したミッションから、宇宙開発で大きな功績を残したブライアン・ジェイに因んで、「ブライアン」の愛称で呼ばれるようになった。レゴリス(月面の砂)を熱すると水素が発生し、その水素を使って、酸素を精製することができる。また、地上からの遠隔操作で月面を移動することが可能であり、前述の日々人の遭難時には、六太からの進言に基づいて、吾妻の指揮で現場に移動し、酸素の切れかけた日々人に酸素を供給して救助した。<br />
; CTV-28<br />
: チーム「クローバー」の通称で呼ばれる4名のISS搭乗クルー。コマンダー:ロビン・ブラウン、サブコマンダー:ダグ・ホワイト、クルー:伊東せりか、北村絵名。<br />
; [[オリオン (宇宙船)|オリオン]]<br />
: 作中で現在使用されている、アメリカの帰還船。<br />
; [[アレス (ロケット)|アレス]]<br />
: 原作中で使用されているアメリカのロケット。IとVの2種類がある。<br />
: アレスIは、人員輸送を目的としたロケットで、スペースシャトルの左右についている固体ロケットブースタを4段から5段目に延長したものを使用している。<br />
: アレスVは、資材や着陸船の輸送を目的とした超大型ロケットである。<br />
: アニメ放送開始時点では、既にアメリカのアレス計画が白紙となっていたため、アニメでは「マルス」というオリジナルのロケットになっている。<br />
; Mr.ヒビット<br />
: 日々人をモデルにウサギのような姿した主人公の名前及び作中内での架空のアニメ作品名。色々な国で放送している。<br />
:; アニメミニコーナー版<br />
:: アニメでは、本編でMr.ヒビットの初回放送を扱った回から、ミニコーナーとして放送されている(#69「日々人に並ぶ」から#79「オリガとヒビトとガガーリン」、#90「小っちゃいメモとでっかいお守り」から#98「最強の宇宙飛行士」まで)。<br />
:: 宇宙飛行士を目指すヒビット(KENN)は、考えるより先に体が動く性格で、彼の頭を使わない前のめりのボケに、強制的にツッコミ役に回された動物達が、唖然としながらも絞り出すように冷静なツッコミを入れる。<br />
:: ヒビット以外の雄キャラクターは全員平田広明が、雌キャラクターは全員沢城みゆきが声を担当している。<br />
; 月面バギー<br />
: NASAが独自に開発した月面移動用のバギー。2025年の段階で月面を最も速く移動できる乗り物。月面の穴は目視では発見し難いため、スピードの出るバギーでは穴に落ちやすいという欠点があり、2026年に穴に落ち大破している。また、車体重量が軽いのと月の重力が小さいため走っていると車体が浮きバウンドしやすい上、ブレーキをかけると横滑りしやすいという問題がある。<br />
; ビートル<br />
: 大型の月面車。室内は1気圧に保たれていて、ハッチを月基地に接続することで基地内から直接乗り込めるなど高機能だが、充電に時間がかかり、速度も遅いため機動性ではバギーより劣る。<br />
; かぐやII<br />
: 作中で、月を回るJAXAの人工衛星。作中上現役なのかは不明(この手の観測衛星は使用目的上、低高度を飛んでいるため、月の歪みの影響を受けやすく、簡単に衛星軌道から逸れてしまうために、頻繁な軌道変更を余儀なくされる。そのために推進用の燃料が早く尽きるため、寿命が短い)。より高精度の月面3Dマップ製作を目的としている。2026年の日々人の救出作戦時に、この月面3Dマップが役にたっている。2026年の段階ではあまり解析が進んでおらず公表されていない。2027年の年末に月面基地周辺の解析済みの3Dマップの存在が明らかになっている。<br />
; ペンギン14号<br />
: ブライアン・ジェイを英雄視している、リック・ピコ・ビンスという少年3人が作った自作ロケット。ペンギン14号は失敗し大破している。リックがその破片を拾い、それを三つに切断した。3人は大人になったら、リックは管制官・ピコは宇宙船の設計・ビンスは宇宙飛行士で、ビンスが宇宙飛行士として月面に行く時に3人が携わっている事を誓い合っていたが、ピコとビンスは夢では食えないと、採掘場に就職することを考え始める。<br />
; NEEMO([[NASA極限環境ミッション運用]])訓練<br />
: 海抜-20m程の位置の海底に作られた海底基地で2週間ほど、他の宇宙飛行士達と生活する訓練。<br />
: 基地内は水の浸入を防ぐために気圧を高くしており、堅い容器のお菓子が潰れる程。高気圧のために常に耳鳴りが続いている状態になり、会話が聞き取り難い。英語が基本のNASAの訓練では日本人は会話を聞き取るのにも苦労する。※注 作中にこの様な説明や表現は無く、掲載雑誌でNEEMOを取り扱っていた同時期に、NEEMO訓練を受けていた日本人宇宙飛行士のインタビューがTV(NHK正午のニュース)で公開された内容を記述。<br />
; [[CanSat|キャンサット]]<br />
: 空き缶サイズの模擬衛星。宇宙飛行士候補生は訓練の一環として[[ARLISS|キャンサットの競技会]]に出場し、キャンサットの製作・運用を通じて宇宙開発の技術者が行っている仕事を体験する。<br />
; 有人小惑星探査計画<br />
: 2028年頃からNASAで、それなりの準備に入っているが、本格的な始動には至っておらず、秘密裏に準備を進めている状態。小惑星「14225AN41」へ向けて4名の宇宙飛行士を送り込む予定。後に「スウェッツ」のニックネームで呼ばれる4名のクルーが正式発表される。キャプテン:フレディ・サターン、クルー:バディ・ウォーターズ、真壁ケンジ、新田零次。<br />
; [[スイングバイ]]<br />
:#大型天体の重力を利用して、対象物を加速または減速させる宇宙航法の一つ<br />
:#日本の民間修理会社。<br />
<br />
== 書誌情報 ==<br />
*小山宙哉 『宇宙兄弟』 講談社 〈[[モーニングKC]](限定版のレーベルは「講談社キャラクターズA」)〉 既刊33巻(2018年4月23日現在)<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
!巻数<br />
!発行日<br />
!通常版ISBN<br />
!限定版ISBN<br />
|-<br />
|1<br />
|2008年3月21日<br />
|ISBN 978-4-06-372674-9<br />
|<br />
|-<br />
|2<br />
|2008年6月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372711-1<br />
|<br />
|-<br />
|3<br />
|2008年9月22日<br />
|ISBN 978-4-06-372732-6<br />
|<br />
|-<br />
|4<br />
|2008年12月22日<br />
|ISBN 978-4-06-372763-0<br />
|<br />
|-<br />
|5<br />
|2009年3月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372782-1<br />
|<br />
|-<br />
|6<br />
|2009年6月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372802-6<br />
|<br />
|-<br />
|7<br />
|2009年9月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372832-3<br />
|<br />
|-<br />
|8<br />
|2009年12月22日<br />
|ISBN 978-4-06-372858-3<br />
|<br />
|-<br />
|9<br />
|2010年3月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372883-5<br />
|<br />
|-<br />
|10<br />
|2010年6月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372909-2<br />
|<br />
|-<br />
|11<br />
|2010年9月22日<br />
|ISBN 978-4-06-372939-9<br />
|ISBN 978-4-06-362174-7<br />
|-<br />
|12<br />
|2010年12月22日<br />
|ISBN 978-4-06-372961-0<br />
|ISBN 978-4-06-358341-0<br />
|-<br />
|13<br />
|2011年3月23日<br />
|ISBN 978-4-06-372981-8<br />
|ISBN 978-4-06-358345-8<br />
|-<br />
|14<br />
|2011年6月23日<br />
|ISBN 978-4-06-387006-0<br />
|ISBN 978-4-06-358350-2<br />
|-<br />
|15<br />
|2011年9月23日<br />
|ISBN 978-4-06-387038-1<br />
|ISBN 978-4-06-358360-1<br />
|-<br />
|16<br />
|2011年12月22日<br />
|ISBN 978-4-06-387065-7<br />
|ISBN 978-4-06-358373-1<br />
|-<br />
|17<br />
|2012年3月23日<br />
|ISBN 978-4-06-387090-9<br />
|ISBN 978-4-06-358381-6<br />
|-<br />
|18<br />
|2012年6月22日<br />
|ISBN 978-4-06-387118-0<br />
|ISBN 978-4-06-362224-9<br />
|-<br />
|19<br />
|2012年10月23日<br />
|ISBN 978-4-06-387149-4<br />
|ISBN 978-4-06-358400-4<br />
|-<br />
|20<br />
|2013年2月22日<br />
|ISBN 978-4-06-387169-2<br />
|ISBN 978-4-06-358427-1<br />
|-<br />
|21<br />
|2013年6月21日<br />
|ISBN 978-4-06-387223-1<br />
|ISBN 978-4-06-358456-1<br />
|-<br />
|22<br />
|2013年10月23日<br />
|ISBN 978-4-06-387263-7<br />
|ISBN 978-4-06-358466-0<br />
|-<br />
|23<br />
|2014年3月20日<br />
|ISBN 978-4-06-387294-1<br />
|ISBN 978-4-06-358700-5<br />
|-<br />
|24<br />
|2014年9月22日<br />
|ISBN 978-4-06-388351-0<br />
|ISBN 978-4-06-358743-2<br />
|-<br />
|25<br />
|2015年2月23日<br />
|ISBN 978-4-06-388425-8<br />
|ISBN 978-4-06-358761-6<br />
|-<br />
|26<br />
|2015年7月23日<br />
|ISBN 978-4-06-388475-3<br />
|ISBN 978-4-06-358778-4<br />
|-<br />
|27<br />
|2015年11月20日<br />
|ISBN 978-4-06-388523-1<br />
|ISBN 978-4-06-358780-7<br />
|-<br />
|28<br />
|2016年4月22日<br />
|ISBN 978-4-06-388592-7<br />
|ISBN 978-4-06-362326-0<br />
|-<br />
|29<br />
|2016年9月23日<br />
|ISBN 978-4-06-388638-2<br />
|ISBN 978-4-06-358819-4<br />
|-<br />
|30<br />
|2017年1月23日<br />
|ISBN 978-4-06-388680-1<br />
|ISBN 978-4-06-397023-4<br />
|-<br />
|31<br />
|2017年6月23日<br />
|ISBN 978-4-06-388734-1<br />
|ISBN 978-4-06-397039-5<br />
|-<br />
|32<br />
|2017年11月22日<br />
|ISBN 978-4-06-510508-5<br />
|ISBN 978-4-06-397044-9<br />
|-<br />
|33<br />
|2018年4月23日<br />
|ISBN 978-4-06-511349-3<br />
|ISBN 978-4-06-511494-0<br />
|}<br />
<br />
*『We are 宇宙兄弟』 〈講談社Mook〉<br />
** VOL.01 2010年12月22日発行、ISBN 978-4-06-389515-5<br />
** VOL.02 2011年3月23日発行、ISBN 978-4-06-389539-1<br />
** VOL.03 2011年6月23日発行、ISBN 978-4-06-389579-7<br />
** VOL.04 2011年9月23日発行、ISBN 978-4-06-389605-3<br />
** VOL.05 2011年12月22日発行、ISBN 978-4-06-389625-1<br />
** VOL.06 2012年3月23日発行、ISBN 978-4-06-389649-7<br />
** アニメSPECIAL 2012年6月22日発行、ISBN 978-4-06-389673-2<br />
<br />
*『We are 宇宙兄弟』 〈講談社+α新書〉 門倉紫麻 著<br />
** 宇宙飛行士の底力 2012年3月20日発行、ISBN 978-4-06-272752-5<br />
** 宇宙を舞台に活躍する人たち 2012年3月20日発行、ISBN 978-4-06-272753-2<br />
<br />
*『宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」』 〈講談社〉 <br />
** 2012年3月23日発行、ISBN 978-4-06-364886-7<br />
<br />
*『宇宙兄弟 コミックガイド』 〈講談社〉<br />
** 2012年6月22日発行、ISBN 978-4-06-376634-9<br />
<br />
*『TVアニメ 宇宙兄弟オフィシャルファンブック』 〈学研パブリッシング〉<br />
** 2013年10月22日発行、ISBN 978-4-05-405841-5<br />
<br />
== テレビアニメ ==<br />
=== 概要 ===<br />
[[2012年]][[4月1日]]から[[2014年]][[3月22日]]まで[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]](NNS加盟29局)にて放送された。全99話。同局で青年誌の漫画を原作としたアニメが全国ネットで放送されるのは、『[[バケツでごはん]]』以来約16年振りである。開始から1年間は早朝に、その後も夕方に放送されているため、原作にある大人向けの表現は抑えられている。<br />
<br />
原作では実在の日本人宇宙飛行士に相当する人物がよく似た名前(例:[[毛利衛]]→毛莉、[[野口聡一]]→野淵)に変更され登場していたが、アニメ版ではJAXAが協力しているため実名が使われている<ref group="注">番組音声字幕で確認できる。</ref>。第13話、第26話では、[[野口聡一]]が本人役のゲスト声優として出演し、第26話では野口聡一の他、[[若田光一]]と[[星出彰彦]]が声は無いが面接官として登場している。また、2012年9月には史上初の試みとして、星出が[[国際宇宙ステーション]]滞在中に本人役の声優としてアフレコを行い<ref>{{Cite news |date=2012-07-13 |url=http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120713-OYT1T01065.htm |title=星出さん、ISSから「宇宙兄弟」声優に挑戦へ |publisher=読売新聞社 |work=YOMIURI ONLINE |accessdate=2012-07-13}}</ref>、第31話で放送された。第37話では、[[ロンドンオリンピック (2012年) 日本選手団|ロンドンオリンピック柔道女子48kg級日本代表]]の[[福見友子]]が溝口の同級生役で出演した。その後第45話ではジャズシンガーの[[綾戸智恵]]が小町ミチコ役で3週続けて出演し、また、本作の原作者の漫画家小山宙哉も第45話で劇中のテレビ番組の芸人役でゲスト出演している{{Refnest|group="注"|アフレコを見学していた小山が、声優に芸人の一発ギャグの演技指導をしたところ、監督の判断で小山がそのまま実際に演じることが決まった<ref>{{Cite news |date=2013-02-08 |url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130208-1082502.html |title=「宇宙兄弟」作者小山宙哉さんが声優挑戦 |publisher=日刊スポーツ |work=nikkansports.com |accessdate=2013-03-17}}</ref>。}}。<br />
それとは逆に、[[版権]]が関わりそうな固有名詞([[アジアの純真|原作第1話で出たPUFFYの曲]]、「[[セガール]]映画」など)は、ほとんどが別のものに置き換えられるか出番を省略されるかしている。<br />
<br />
番組開始から1年間、次回予告の直後には、少年時代のムッタとヒビトがJAXAの提供した宇宙開発に関係する写真を発表する「今週の宇宙写真」のコーナーが存在し、番組ホームページでその写真、およびその説明が公開されていた<ref group="注">コーナー終了後もコンテンツのひとつとして残され、閲覧は可能となっている。</ref>。<br />
<br />
2013年4月6日からは、放送時間が土曜17:30 - 18:00に変更された。その後18:00からの『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』と合わせ、読売テレビ制作のアニメ作品が1時間枠での放送となった<ref>{{Cite news|url=http://mantan-web.jp/2013/01/31/20130130dog00m200028000c.html|title=宇宙兄弟:テレビアニメ好評で土曜夕方枠に昇格|publisher=毎日新聞デジタル|date=2013-01-31|accessdate=2013-01-31}}</ref><ref group="注">元々このアニメ枠は『ヤッターマン』時間移動前の2009年3月までコナンの前に放送されていたため、コナンの前の時間帯になったのは4年ぶりとなった。</ref>が、『コナン』は[[週刊少年サンデー]]([[小学館]])連載作品であるため、キャラクターの共演は行われず、開始前の[[クロスプログラム|ジャンクション]]で南波兄弟が「'''『名探偵コナン』の前に『宇宙兄弟』'''」と告知したり、[[江戸川コナン|コナン]]の高山みなみが毎回アバンで「これまでのあらすじ」を語る程度にとどめられている<ref group="注">高山はあくまでもアバンナレーションとしての出演である。キャストとしても「ナレーション」とクレジットされ、声のトーンも地声に近いものとなっている。</ref>。<br />
ただし[[フジニュースネットワーク|フジテレビ系列]]とのクロスネット局である[[テレビ大分]]では、2013年4月以降も従前と放送時間は変わらないため、13時間30分遅れネットとなる<ref>{{Cite web |url=http://www.tostv.jp/weekly/0401-0407.html |title=週間番組表 |work=TOSテレビ大分 |publisher=[[テレビ大分]] |accessdate=2013-03-25}}</ref>。その結果、NNS加盟29局全局同時ネットアニメが消滅する。<br />
<br />
=== スタッフ(アニメ) ===<br />
* 原作・監修(第37話 - 第99話) - 小山宙哉([[講談社]]「[[モーニング (漫画雑誌)|モーニング]]」連載中)<br />
* 監督 - [[渡辺歩]]<br />
* シリーズ構成 - [[上江洲誠]](第1話 - 第20話)→[[加藤陽一 (脚本家)|加藤陽一]](第21話 - 第99話)<br />
* キャラクターデザイン - 薮野浩二<br />
* 総作画監督 - 薮野浩二(第1話 - 第59話)、奥野治男(第4話 - 第59話)<br />
* 美術監督 - [[加藤浩]]、保木いずみ、山根佐帆(第1話 - 第11話)→根本邦明(第12話 - 第99話)<br />
* メカニックデザイン・メカ作画監督 - [[渡辺浩二]]<br />
* 色彩設定 - 吉村智恵<br />
* 撮影監督 - 岡崎正春(第1話 - 第75話)→清水彩香(第76話 - 第99話)<br />
* CG監督 - 雲藤隆太<br />
* 編集 - 後藤正浩<br />
* 音響監督 - [[小林克良]]<br />
* 音楽 - [[渡辺俊幸]]<br />
* 企画・プロデューサー - 永井幸治<br />
* 制作統括 - 小石川伸哉、[[植田益朗]]<br />
* チーフプロデューサー - 伊藤憲浩、落越友則<br />
* アニメーションプロデューサー - [[外崎真|外﨑真]]<br />
* アニメーション制作 - [[A-1 Pictures]]<br />
* 広告代理店 - [[電通]]<br />
* 制作 - [[讀賣テレビ放送|ytv]]、A-1 Pictures<br />
<br />
=== 主題歌(アニメ) ===<br />
; オープニングテーマ<br />
:; 「[[Feel So Moon]]」(第1話 - 第13話): 作詞 - [[奥田民生]] / 作曲 - [[阿部義晴]] / 編曲・歌 - [[ユニコーン (バンド)|ユニコーン]]<br />
:: 作者からの願いによりユニコーンが起用、初回限定盤のみで発売されたCDジャケットのイラスト、同封しているユニコーンと宇宙兄弟のコラボ漫画「Uc兄弟」を書き下ろした。<br />
:: 第1話のみ冒頭の歌詞に誤りがあり、正しくは「わあ」であるが「ああ」になっていた。第2話で歌詞を正しく修正している。<br />
:: 第99話では挿入歌として使用。<br />
:; 「[[ユリーカ (スキマスイッチの曲)|ユリーカ]]」(第14話 - 第26話): 作詞・作曲・編曲 - [[大橋卓弥]]、[[常田真太郎]] / 歌 - [[スキマスイッチ]]<br />
:: 第22話からオープニング映像にスキマスイッチが登場している。<br />
:; 「[[夢見る世界]]」(第27話 - 第38話): 作詞・作曲 - [[氏原ワタル]] / 編曲・歌 - [[DOES]]<br />
:: 第27話から第29話の車のメーターの文字に誤りがあり、正しくは「FUEL」だが「FEUL」になっていた。第30話で正しく修正している。<br />またロケット船体に書かれた「THE UNITED STATES」が「THE UNITED STAES」となっており、放送中修正はされていない。<br />
:; 「[[Small World]]」(第39話 - 第51話): 作詞 - 加藤慎一 / 作曲 - 山内総一郎 / 編曲・歌 - [[フジファブリック]]<br />
:; 「消えない絵」(第52話 - 第64話): 作詞・作曲・歌 - [[真心ブラザーズ]] / 編曲 - [[桜井秀俊]]<br />
:; 「クレーター」(第65話 - 第75話): 作詞・作曲 - クボケンジ / 編曲・歌 - [[メレンゲ (バンド)|メレンゲ]]<br />
:; 「[[HALO (tacicaの曲)|HALO]]」(第76話 - 第87話): 作詞・作曲 - 猪狩翔一 / 編曲・歌 - [[tacica]]<br />
:; 「B.B.」(第88話 - 第99話): 作詞 - [[SHOCK EYE]] / 作曲・編曲 - THE 810 / 歌 - [[THE 野党]]<br />
:<br />
; エンディングテーマ<br />
:; 「素晴らしき世界」(第1話 - 第13話): 作詞・作曲・歌 - [[Rake (シンガーソングライター)|Rake]] / 編曲 - GIRA MUNDO<br />
:; 「[[告白 (アンジェラ・アキの曲)|告白]]」(第14話 - 第26話): 作詞・作曲・歌 - [[アンジェラ・アキ]] / 編曲 - アンジェラ・アキ、[[阿部尚徳]]、牧野“Q”英司<br />
:; 「テテ」(第27話 - 第38話): 作詞・作曲・歌 - [[近藤晃央]] / 編曲 - [[江口亮]]<br />
:; 「[[初恋/グッバイ・アイザック|グッバイ・アイザック]]」(第39話 - 第51話): 作詞・作曲・歌 - [[秦基博]] / 編曲 - [[島田昌典]]<br />
:; 「BEYOND」(第52話 - 第64話): 作詞 - カミカオル / 作曲 - 福原美穂、SKY BEATZ、EAST LANE、MATS SKARE / 編曲 - SKY BEATZ / 歌 - [[福原美穂]]<br />
:; 「[[夜空の太陽]]」(第65話 - 第75話): 作詞・作曲 - 鈴木圭介 / 編曲・歌 - [[フラワーカンパニーズ]]<br />
:; 「New World」(第76話 - 第87話): 作詞・作曲 - 村山辰浩、朝光介 / 編曲 - [[カサリンチュ]]、錦糸町昇 / 歌 - カサリンチュ<br />
:; 「あなたがいればOK!」(第88話 - 第99話): 作詞 - 坂田麻美 / 作曲・編曲 - [[Carlos K.]] / 歌 - [[Serena]]<br />
<br />
=== 各話リスト ===<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small"<br />
|-<br />
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!放送日!!原作<br />
|-<br />
|#01||弟ヒビトと兄ムッタ||rowspan="3"|[[上江洲誠]]||[[渡辺歩]]||釘宮洋||薮野浩二||'''2012年'''<br />4月1日||第1話<br />
|-<br />
|#02||俺の金ピカ||誌村宏明||清水久敏||奥野治男||4月8日||第2話 - 第3話<br />
|-<br />
|#03||有利な男と走る女医||[[望月智充]]||鈴木大司||松井啓一郎||4月15日||第4話 - 第5話<br />
|-<br />
|#04||日々人の隣||[[森田繁]]||青空晴夫||[[京極尚彦]]||ワタナベケンイチ<br />森本由布希||4月22日||第6話 - 第7話<br />
|-<br />
|#05||足りない日々||根元歳三||[[紅優]]||筑紫大介||清水裕輔||4月29日||第8話 - 第9話<br />
|-<br />
|#06||頭にまつわるエトセトラ||森田繁||鈴木大司||鈴木吉男||[[小林利充]]||5月6日||第10話 - 第11話<br />
|-<br />
|#07||拝啓日々人||根元歳三||岡佳広||原田孝宏||海老原雅夫||5月13日||第12話 - 第13話<br />
|-<br />
|#08||白煙天国||上江洲誠||colspan="2" style="text-align:center"|柴山智隆||[[渡辺浩二]]||5月20日||第14話 - 第16話<br />
|-<br />
|#09||それぞれの覚悟||[[待田堂子]]||望月智充||上原秀明||澤田美香||5月27日||第17話 - 第18話<br />
|-<br />
|#10||バスバス走る||根元歳三||釘宮洋||鈴木大司||清水裕輔、松井啓一郎||6月3日||第19話 - 第20話<br />
|-<br />
|#11||閉じ込められたライバル達||森田繁||京極尚彦||徳本善信||森本由布希||6月10日||第21話 - 第22話半<br />
|-<br />
|#12||わたしの名前は伊東せりかです||待田堂子||紅優||筑紫大介||佐藤貴浩、鎌田祐輔<br />柴山智隆||6月17日||第22話半 - 第24話<br />
|-<br />
|#13||3次元アリ||根元歳三||岡佳広||鈴木吉男||小林利充、君野敏||6月24日||第25話 - 第26話<br />
|-<br />
|#14||壊れたメガネと足の裏||森田繁||望月智充||江崎慎平||北村晋哉、松井啓一郎<br />清水裕輔||7月1日||第27話 - 第28話<br />
|-<br />
|#15||宇宙の話をしよう||待田堂子||青空晴夫||有冨興二||渡辺浩二、茂木琢次||7月8日||第29話 - 第30話<br />
|-<br />
|#16||アラームアリ時計ナシ||根元歳三||釘宮洋||上原秀明||澤田美香、村田涼一||7月15日||第31話 - 第32話<br />
|-<br />
|#17||犯人はこの中にいる||[[柿原優子]]||誌村宏明||浅見松雄||朴旲烈||7月22日||第33話 - 第34話<br />
|-<br />
|#18||かぺ!けんじ!||上江洲誠||岡佳広||鎌田祐輔||海老原雅夫、清水裕輔<br />松井啓一郎||7月29日||第35話 - 第36話<br />
|-<br />
|#19||さらばの前の日||森田繁||望月智充||土屋康郎||[[なかじまちゅうじ]]<br />重国勇二||8月5日||第37話<br />
|-<br />
|#20||一番酷い仕打ち||待田堂子||紅優||有冨興二||北村晋哉、松井啓一郎<br />清水裕輔||8月12日||第38話 - 第39話<br />
|-<br />
|#21||久しぶりの空||rowspan="31"|[[加藤陽一 (脚本家)|加藤陽一]]||誌村宏明||鈴木吉男||茂木琢次、渡辺浩二||8月19日||第40話 - 第41話<br />
|-<br />
|#22||夢の途中||colspan="2" style="text-align:center"|鈴木大司||海老原雅夫、北村晋也<br />薗部あい子、藤巻裕一<br />山本篤||9月2日||第42話 - 第43話<br />
|-<br />
|#23||親父と息子とムッタクロース||釘宮洋||上田繁||清水裕輔、鎌田祐輔<br />松井啓一郎||9月9日||第44話 - 第45話<br />
|-<br />
|#24||最悪の審査員||望月智充||上原秀明||清山滋崇||9月16日||第46話 - 第47話<br />
|-<br />
|#25||マッハの弟 筋トレ兄||紅優||筑紫大介||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人||9月23日||第48話 - 第49話<br />
|-<br />
|#26||痛みを伴う面接||木村哲||[[宍戸淳]]||山田あゆみ||9月30日||第50話 - 第51話<br />
|-<br />
|#27||一つの質問||colspan="2" style="text-align:center"|中智仁||平野勇一、島千蔵<br />片岡育、齋藤雅和<br />土屋智義||10月7日||第52話 - 第53話<br />
|-<br />
|#28||ドーハのきせき||colspan="2" style="text-align:center"|柴山智隆||海老原雅夫、茂木琢次<br />松井啓一郎、徳田夢之介||10月14日||第54話<br />
|-<br />
|#29||打ち上げ前夜||釘宮洋||浅見松雄||南伸一郎||10月21日||第55話 - 第56話<br />
|-<br />
|#30||犬とじじいとアレクサンダー||colspan="2" style="text-align:center"|江崎慎平||清水裕輔、北村晋哉||10月28日||第57話 - 第58話<br />
|-<br />
|#31||ロケットロード||rowspan="2"|誌村宏明||土屋康郎||菊地巧一、重国勇二||11月4日||第59話 - 第61話半<br />
|-<br />
|#32||入ってはいけない場所||有冨興二||渡辺浩二、海老原雅夫<br />松井啓一郎||11月11日||第61話半 - 第63話<br />
|-<br />
|#33||月のウサギ||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||澤田美香||11月18日||第64話 - 第65話<br />
|-<br />
|#34||月夜の晩にパグとハグ||colspan="2" style="text-align:center"|原田孝宏||徳田夢之介、加藤万由子||11月25日||第66話 - 第67話<br />
|-<br />
|#35||だだっ広い施設のほんの一角から||吉田光春||根岸宏樹||[[関根昌之]]||12月2日||第68話<br />
|-<br />
|#36||踊る宇宙飛行士||誌村宏明||中智仁||平野勇一、島千蔵<br />齋藤雅和、小松桃花||12月9日||第69話<br />
|-<br />
|#37||公園におっさん2人||釘宮洋||筑紫大介||清水裕輔、北村晋哉||12月16日||第70話 - 第71話<br />
|-<br />
|#38||11件目のメール||colspan="2" style="text-align:center"|上田繁||薗部あい子、海老原雅夫||12月23日||第72話 - 第73話<br />
|-<br />
|#39||月の錯覚||岡佳広||徳本善信||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人||'''2013年'''<br />1月6日||第74話 - 第75話<br />
|-<br />
|#40||天国で地獄||colspan="2" style="text-align:center"|江崎慎平||渡辺浩二、徳田夢之介||1月13日||第76話 - 第78話<br />
|-<br />
|#41||あと80分の命||望月智充||浅見松雄||朴旲烈、南伸一郎||1月20日||第79話 - 第80話<br />
|-<br />
|#42||日々人の選択||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||清山滋崇||1月27日||第81話 - 第82話<br />
|-<br />
|#43||ブライアン||colspan="2" style="text-align:center"|有冨興二||北村晋哉、清水裕輔||2月3日||第83話 - 第84話<br />
|-<br />
|#44||3人の宇宙飛行士||岡佳広||土屋康郎||重国勇二、菊地功一||2月10日||第85話 - 第86話<br />
|-<br />
|#45||5人の青レンジャー||colspan="2" style="text-align:center"|原田孝宏||海老原雅夫、徳田夢之介||2月17日||第87話 - 第88話<br />
|-<br />
|#46||せっかちやろうナンバーワン||釘宮洋||朝木幸彦||渋谷一彦||2月24日||第89話 - 第90話<br />
|-<br />
|#47||最初の約束||colspan="2" style="text-align:center"|上田繁||加藤万由子、渡辺浩二||3月3日||第91話 - 第92話<br />
|-<br />
|#48||心にいつも万歩計を||望月智充||前園文夫||徳田夢之介||3月10日||第93話 - 第94話<br />
|-<br />
|#49||リーダー新田||釘宮洋||江崎慎平||清水裕輔、北村晋也||3月17日||第95話 - 第96話<br />
|-<br />
|#50||ニッタとムッタ||岡佳広||徳本善信||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人||3月24日||第97話 - 第98話<br />
|-<br />
|#51||生きた石コロ||colspan="2" style="text-align:center"|有冨興二||薗部あい子、海老原雅夫||3月31日||第99話 - 第100話<br />
|-<br />
|#52||兄とは常に||rowspan="3" style="text-align:center;"|-||rowspan="3"|渡辺歩||rowspan="3"|上田繁||薮野浩二||4月6日||第1話 - 第2話(総集編)<br />
|-<br />
|#53||生きて二人で月に立とう||奥野治男||4月13日||第74話半 - 第84話(総集編)<br />
|-<br />
|#54||俺には運がある?||薮野浩二||4月20日||第55話半 - 第60話<br />第21話半 - 第37話<br />第71話半 - 第88話<br />第92話半 - 第94話(総集編)<br />
|-<br />
|#55||遠すぎるゴール||rowspan="13"|加藤陽一||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||清山滋崇||4月27日||第101話 - 第102話<br />
|-<br />
|#56||酒の約束||誌村宏明||浅見松雄||南伸一郎||5月4日||第103話 - 第104話<br />
|-<br />
|#57||技術者のスイッチ||rowspan="2"|釘宮洋||筑紫大介||渡辺浩二||5月11日||第105話 - 第106話<br />
|-<br />
|#58||本気の失敗||土屋康郎||重国勇二、[[興村忠美]]||5月18日||第107話 - 第108話<br />
|-<br />
|#59||誓いのサイン||colspan="2" style="text-align:center"|上田繁||加藤万由子||5月25日||第109話 - 第110話<br />
|-<br />
|#60||海人と宇宙人||岡佳広||徳本善信||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人||6月1日||第111話 - 第112話<br />
|-<br />
|#61||日々人を待つ人々||colspan="2" style="text-align:center"|江崎慎平||海老原雅夫、板垣彰子||6月8日||第113話 - 第114話<br />
|-<br />
|#62||遥か遠くを望む人||釘宮洋||山崎茂||[[かわむらあきお]]||6月15日||第115話 - 第116話<br />
|-<br />
|#63||若き日のドキドキ||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||清山滋崇||6月22日||第117話 - 第118話<br />
|-<br />
|#64||一切れのケーキ||colspan="2" style="text-align:center"|有冨興二||北村晋哉||6月29日||第119話 - 第120話<br />
|-<br />
|#65||車イスのパイロット||釘宮洋||[[島崎奈々子]]||渋谷一彦||7月13日||第121話 - 第122話<br />
|-<br />
|#66||二つのノート||岡佳広||浅見松雄||南伸一郎、森川侑紀<br />福山貴人、板垣彰子||7月20日||第123話 - 第124話<br />
|-<br />
|#67||デニール化||釘宮洋||富田浩章||渡辺浩二||7月27日||第125話 - 第126話<br />
|-<br />
|#68||二つの鍵盤||加藤陽一<br />[[小山宙哉]]||誌村宏明||有冨興二||海老原雅夫||8月3日||第127話<br />
|-<br />
|#69||日々人に並ぶ||rowspan="4"|加藤陽一||colspan="2" style="text-align:center"|上田繁||北村晋哉、清水裕輔<br />渡辺浩二||8月10日||第128話 - 第129話<br />
|-<br />
|#70||諦めのような覚悟||釘宮洋||徳本善信||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人、渡辺浩二||8月17日||第130話 - 第131話<br />
|-<br />
|#71||リハーサル||colspan="2" style="text-align:center"|原田孝宏||加藤万由子、渡辺浩二||8月31日||第132話<br />
|-<br />
|#72||日々人の障害||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||清山滋崇、渡辺浩二||9月7日||第133話 - 第134話<br />
|-<br />
|#73||道なき月に道を||[[山下憲一]]<br />小山宙哉||rowspan="2"|釘宮洋||島崎奈々子||渋谷一彦、渡辺浩二||9月14日||第135話<br />
|-<br />
|#74||魔法の裏技||rowspan="2"|加藤陽一<br />小山宙哉||山﨑茂||かわむらあきお、渡辺浩二||9月21日||第136話 - 第137話<br />
|-<br />
|#75||わたしの両手||colspan="2" style="text-align:center"|富田浩章||藤巻裕一、渡辺浩二||9月28日||第138話 - 第139話<br />
|-<br />
|#76||オリガ||rowspan="4"|山下憲一<br />小山宙哉||釘宮洋||松村やすひろ||栗原学、渡辺浩二||10月5日||第140話 - 第141話<br />
|-<br />
|#77||宇宙飛行士の娘||colspan="2" style="text-align:center"|筑紫大介||海老原雅夫、渡辺浩二||10月12日||第142話 - 第143話<br />
|-<br />
|#78||時間切れ||誌村宏明||関暁子||池内直子、森亜弥子<br />渡辺浩二||10月19日||第144話 - 第145話<br />
|-<br />
|#79||オリガとヒビトとガガーリン||colspan="2" style="text-align:center"|上田繁||北村晋哉、小山知洋<br />渡辺浩二||10月26日||第146話 - 第147話<br />
|-<br />
|#80||秘密||rowspan="2"|加藤陽一||岡佳広||徳本善信||石井ゆみこ||11月2日||第148話 - 第149話<br />
|-<br />
|#81||一番の敵||colspan="2" style="text-align:center"|原田孝宏||加藤万由子||11月9日||第150話 - 第151話<br />
|-<br />
|#82||宇宙家族||rowspan="2"|山下憲一||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||南伸一郎、出野喜則||11月16日||第152話 - 第153話<br />
|-<br />
|#83||俺とケンジ||釘宮洋||島崎奈々子||渋谷一彦||11月23日||第154話 - 第155話<br />
|-<br />
|#84||スーパンダマン||加藤陽一||光枝愛治||山崎茂||かわむらあきお||11月30日||第156話 - 第157話<br />
|-<br />
|#85||月面にいた||山下憲一||colspan="2" style="text-align:center"|江崎甚平||渡辺浩二||12月7日||第158話 - 第159話<br />
|-<br />
|#86||明日のために||加藤陽一||岡佳広||関暁子||池内直子、森亜弥子||12月14日||第160話 - 第161話<br />
|-<br />
|#87||自分の場所へ||山下憲一||colspan="2" style="text-align:center"|富田浩章||藤巻裕一||12月21日||第162話 - 第163話<br />
|-<br />
|#88||プリティ・ドッグ||加藤陽一||狩田豪也||徳本善信||石井ゆみこ、本多みゆき<br />萩原正人||'''2014年'''<br />1月4日||第164話 - 第165話<br />
|-<br />
|#89||最後の言葉||rowspan="4"|山下憲一||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||南伸一郎||1月11日||第166話 - 第167話<br />
|-<br />
|#90||小っちゃいメモとでっかいお守り||岡佳広||筑紫大介<br />石井俊匡||加藤万由子、北村晋哉||1月18日||第168話 - 第169話<br />
|-<br />
|#91||ヒビトの救い方||島崎奈々子<br />越田知明||島崎奈々子||渋谷一彦||1月25日||第170話 - 第171話<br />
|-<br />
|#92||孤独な彼ら||狩田豪也||松村やすひろ||栗原学、[[酒井啓史|酒井Kei]]||2月1日||第172話 - 第173話<br />
|-<br />
|#93||心の片隅に||加藤陽一<br />小山宙哉||原田孝宏||原田孝宏<br />石井俊匡||海老原雅夫、石川準||2月8日||第174話 - 第175話<br />
|-<br />
|#94||ワクワクチームワーク||加藤陽一||誌村宏明||山崎茂||南伸一郎、かわむらあきお||2月15日||第176話 - 第177話<br />
|-<br />
|#95||俺らの将来||山下憲一||釘宮洋||富田浩章||藤巻裕一||2月22日||第178話 - 第179話<br />
|-<br />
|#96||宇宙飛行士であり父であり||rowspan="2"|加藤陽一||colspan="2" style="text-align:center"|上原秀明||南伸一郎、澤田美香||3月1日||第180話 - 第181話<br />
|-<br />
|#97||消えないんだ||釘宮洋||岡佳広||冨沢和雄、雨宮英雄||3月8日||第182話 - 第183話<br />
|-<br />
|#98||最強の宇宙飛行士||加藤陽一<br />小山宙哉||岡佳広<br />釘宮洋<br />石井俊匡||筑紫大介<br />石井俊匡||渡辺浩二||3月15日||第184話 - 第185話<br />
|-<br />
|#99||人生可変、約束不変||加藤陽一||鈴木大司||上原秀明||北村晋哉、海老原雅夫<br />石川準||3月22日||第186話 - 第187話<br />
|}<br />
*[[2012年]][[8月26日]]は大型[[特別番組]]『[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」]]』のため休止。<br />
*2012年[[12月30日]]は『[[ズームイン!!サタデー]]』特別版「[[妖怪人間ベム (テレビドラマ)#映画|映画 妖怪人間ベム]] 早く人間を知りた〜いSP」(7:00 - 8:00)のため休止。<br />
*[[2013年]][[7月6日]]は大型[[音楽番組|音楽]]特別番組『[[THE MUSIC DAY|THE MUSIC DAY 音楽のちから]]』のため休止(土曜夕方時代では初)。<br />
*2013年[[8月24日]]は『24時間テレビ』編成のため『名探偵コナン』がこの枠に繰り上がるが、17:00の『[[news every.|NNN news every. サタデー]]』は不変のため休止。<br />
*2013年[[12月28日]]は18:30に大型スポーツ系番組『[[中居正広の7番勝負!超一流アスリートVS芸能人どっちが勝つの?SP|中居正広の8番勝負 なでしこ&プロ野球&メダリストと厄年中居が真剣勝負]]』が編成されたため『コナン』が繰り上がるが、『every. サタデー』は年末年始特別体制により、『[[NNNニュース]]』として17:20放送となったため休止。<br />
*2014年[[1月6日]]放送分の第88話は、18:30に『[[有吉ゼミ]]』SPが編成されたため『コナン』が繰り上がり、『every. サタデー』は『NNNニュース』で放送するも16:50開始になったため、17:00開始に繰り上げて放送(唯一の枠変更)。なおこの日は、『NNNニュース』からのジャンクションは抜き、そして本作のアバンは通常時の高山(コナン)による「あらすじ」に代わり、南波兄弟による「新年のご挨拶」であった。<br />
<br />
=== 放送局 ===<br />
{{放送期間 | media=テレビ<br />
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考<br />
| [[2012年]][[4月1日]] - [[2013年]][[3月31日]]<br />2013年[[4月6日]] - [[2014年]][[3月22日]] | 日曜 7:00 - 7:30<br />土曜 17:30 - 18:00 | [[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]('''製作局''')ほか<br />[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列(NNS)]]フルネット局28局<ref group ="注">うち[[福井放送]]はNNS/[[All-nippon News Network|ANN]]のクロスネット局だが、大半の時間帯が[[Nippon News Network|NNN]]/NNS系列主体の番組編成である。</ref> | [[全国放送|日本全国]]<ref group ="注">シリーズ途中より遅れネットの大分県および、NNS系列局が所在しない[[佐賀県]]・[[宮崎県]]・[[沖縄県]]を除く。</ref> |<br />
| 2012年4月1日 - 2013年3月31日<br />2013年[[4月7日]] - 2014年[[3月23日]] | 日曜 7:00 - 7:30 | [[テレビ大分]] | [[大分県]] | NNS/[[フジネットワーク|FNS]]クロスネット局<br />
| 2012年[[8月24日]] - 2014年[[4月25日]]<br />2014年[[5月9日]] - [[8月8日]] | 金曜 19:30 - 20:00<br />金曜 19:00 - 19:30 | [[アニマックス]] | 日本全域 | [[アニメ専門チャンネル一覧|アニメ専門チャンネル]]<br />[[日本における衛星放送|BS/CS放送]]<br />
| ref=[http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0401&f=national_0401_015.shtml TVアニメ「宇宙兄弟」放送開始] [[サーチナ]] 2012年4月1日、2015年1月8日閲覧。[http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/info/index_4.html - 放送時間引越し記念ファン感謝イベント -“イエーッ!土曜の夕方へ、ムーンジャンプ!”(バックナンバー内)] アニメ公式サイト 2015年1月8日閲覧。<br />
}}<br />
{{放送期間 | media=インターネット<br />
| 第一話放送年月日 - 最終話放送年月日 | 放送曜日 放送開始時間 - 放送終了時間 | 放送局名 | 放送対象地域など<br />
| 2012年[[4月2日]] - 2014年[[3月24日]] | 月曜 12:00 更新 | [[バンダイチャンネル]] | 日本全域 <br />
| 2013年[[9月2日]] - 2014年3月24日 | 月曜 12:00 更新 | [[ドコモ・アニメストア|dアニメストア]] | 日本全域/見放題サービス利用者は全話見放題<ref group="注">2013年9月2日に一挙に第71話まで配信された。第72話以降は2013年[[9月9日]]より毎週月曜に1話ずつ配信されている。</ref><br />
}}<br />
<br />
;日本国外<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small"<br />
|-<br />
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列!!備考<br />
|-<br />
|[[大韓民国|韓国全域]]||ANIBOX||2012年[[6月15日]] - ||金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜)||CS放送||[[朝鮮語|韓国語]]字幕あり<ref group="注">2012年6月15日から[[7月6日]]までは2話ずつ放送。</ref><br />
|}<br />
<br />
=== Blu-ray / DVD ===<br />
'''Blu-ray BOX'''<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1"<br />
! 巻 !! 発売日 !! 収録話 !! 規格品番<br />
|-<br />
| 1 || 2012年9月26日 || 第1話 - 第13話 || ANZX-3851<br />
|-<br />
| 2 || 2012年12月26日 || 第14話 - 第26話 || ANZX-3855<br />
|-<br />
| 3 || 2013年3月27日 || 第27話 - 第38話 || ANZX-3859<br />
|-<br />
| 4 || 2013年6月26日 || 第39話 - 第51話 || ANZX-3863<br />
|-<br />
| 5 || 2013年9月25日 || 第52話 - 第64話 || ANZX-3867<br />
|-<br />
| 6 || 2013年12月25日 || 第65話 - 第75話 || ANZX-3871<br />
|-<br />
| 7 || 2014年3月26日 || 第76話 - 第87話 || ANZX-3875<br />
|-<br />
| 8 || 2014年6月25日 || 第88話 - 第99話 || ANZX-3879<br />
|}<br />
'''DVD'''<br />
{{Col-begin}}<br />
{{Col-2}}<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1"<br />
! 巻 !! 発売日 !! 収録話 !! 規格品番<br />
|-<br />
| 1 || 2012年9月26日 || 第1話 - 第3話 || ANSB-9301<br />
|-<br />
| 2 || 2012年10月24日 || 第4話 - 第6話 || ANSB-9302<br />
|-<br />
| 3 || 2012年11月21日 || 第7話 - 第9話 || ANSB-9303<br />
|-<br />
| 4 || 2012年12月26日 || 第10話 - 第13話 || ANSB-9304<br />
|-<br />
| 5 || 2013年1月23日 || 第14話 - 第16話 || ANSB-9305<br />
|-<br />
| 6 || 2013年2月27日 || 第17話 - 第19話 || ANSB-9306<br />
|-<br />
| 7 || 2013年3月27日 || 第20話 - 第22話 || ANSB-9307<br />
|-<br />
| 8 || 2013年4月24日 || 第23話 - 第26話 || ANSB-9308<br />
|-<br />
| 9 || 2013年5月22日 || 第27話 - 第29話 || ANSB-9309<br />
|-<br />
| 10 || 2013年6月26日 || 第30話 - 第32話 || ANSB-9310<br />
|-<br />
| 11 || 2013年7月24日 || 第33話 - 第35話 || ANSB-9311<br />
|-<br />
| 12 || 2013年8月21日 || 第36話 - 第38話 || ANSB-9312<br />
|-<br />
| 13 || 2013年9月25日 || 第39話 - 第41話 || ANSB-9313<br />
|-<br />
| 14 || 2013年10月23日 || 第42話 - 第44話 || ANSB-9314<br />
|-<br />
| 15 || 2013年11月27日 || 第45話 - 第47話 || ANSB-9315<br />
|}<br />
{{Col-2}}<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1"<br />
! 巻 !! 発売日 !! 収録話 !! 規格品番<br />
|-<br />
| 16 || 2013年12月25日 || 第48話 - 第51話 || ANSB-9316<br />
|-<br />
| 17 || 2014年1月22日 || 第52話 - 第54話 || ANSB-9317<br />
|-<br />
| 18 || 2014年2月26日 || 第55話 - 第57話 || ANSB-9318<br />
|-<br />
| 19 || 2014年3月26日 || 第58話 - 第60話 || ANSB-9319<br />
|-<br />
| 20 || 2014年4月23日 || 第61話 - 第64話 || ANSB-9320<br />
|-<br />
| 21 || 2014年5月28日 || 第65話 - 第67話 || ANSB-9321<br />
|-<br />
| 22 || 2014年6月25日 || 第68話 - 第71話 || ANSB-9322<br />
|-<br />
| 23 || 2014年7月23日 || 第72話 - 第75話 || ANSB-9323<br />
|-<br />
| 24 || 2014年8月27日 || 第76話 - 第78話 || ANSB-9324<br />
|-<br />
| 25 || 2014年9月24日 || 第79話 - 第81話 || ANSB-9325<br />
|-<br />
| 26 || 2014年10月22日 || 第82話 - 第84話 || ANSB-9326<br />
|-<br />
| 27 || 2014年11月26日 || 第85話 - 第87話 || ANSB-9327<br />
|-<br />
| 28 || 2014年12月24日 || 第88話 - 第90話 || ANSB-9328<br />
|-<br />
| 29 || 2015年1月28日 || 第91話 - 第93話 || ANSB-9329<br />
|-<br />
| 30 || 2015年2月25日 || 第94話 - 第96話 || ANSB-9330<br />
|-<br />
| 31 || 2015年3月25日 || 第97話 - 第99話 || ANSB-9331<br />
|}<br />
{{Col-end}}<br />
<br />
=== 特別番組 ===<br />
読売テレビでは放送枠移動を控えた2013年[[3月30日]]の土曜 15:05 - 15:30枠にて『'''宇宙兄弟お引越しスペシャル!'''』が放送された<ref name="kimoto">{{Cite web |author=木本武宏 |date=2013-03-30 |url=http://ameblo.jp/tko-kimoto/entry-11500899030.html |title=宇宙兄弟 |work=TKO木本オフィシャルブログ KIMOLOG |publisher=[[サイバーエージェント]] |accessdate=2013-03-31}}</ref>。出演は[[TKO (お笑いコンビ)|TKO]]、[[優香]]、[[小島よしお]]、[[小島瑠璃子]]<ref name="kimoto" />。日本テレビでも[[4月2日]] 火曜 25:59 - 26:29に放送された<ref name="kimoto" />。<br />
<br />
=== ラジオ ===<br />
; We are 宇宙兄弟<br />
: [[エフエムナックファイブ|FM NACK5]]にて毎週日曜日放送のラジオ番組『[[VIRTUAL ADVENTURE|VIRTUAL ADVENTURE 2 We are A-1 Pictures]]』内にて2012年4月1日から2014年3月23日まで放送された。[[アニプレックス]]『宇宙兄弟』特設サイト内にてアーカイブ配信<ref>{{Cite web|publisher=アニプレックス|title=WEBラジオ We are 宇宙兄弟 ON AIR|url=http://www.aniplex.co.jp/uchukyodai/webradio.html|accessdate=2014-06-07}}</ref>。パーソナリティは、[[KENN]](南波日々人 役)、[[三重野瞳]]。<br />
; 宇宙兄弟#0<br />
: 『We are 宇宙兄弟』の後番組。FM NACK5にて毎週日曜日放送のラジオ番組『VIRTUAL ADVENTURE 2 We are A-1 Pictures』内にて2014年4月6日から9月28日まで放送された。アニメ映画『宇宙兄弟#0』公式サイト内にてアーカイブ配信<ref>{{Cite web|publisher=|title=MOVIE&WEB RADIO|url=http://wwws.warnerbros.co.jp/uchukyodai-movie/movie-radio/|accessdate=2014-06-07}}</ref>。パーソナリティは、KENN、三重野瞳。<br />
<br />
== アニメ映画 ==<br />
{{Infobox Film<br />
|作品名= 宇宙兄弟#0<br />
|原題=<br />
|画像=<br />
|画像サイズ=<br />
|画像解説=<br />
|監督= [[渡辺歩]]<br />
|脚本= [[小山宙哉]]<br />
|原案=<br />
|原作= 小山宙哉<br />
|製作=<br />
|製作総指揮=<br />
|ナレーター=<br />
|出演者= [[平田広明]]<br />[[KENN]]<br />
|音楽= <br />
|主題歌= ユニコーン<BR />「[[イーガジャケジョロ|早口カレー]]」<BR />「Feel So Moon」<br />
|撮影=<br />
|編集=<br />
|製作会社= [[A-1 Pictures]]<br />
|配給= [[ワーナー ブラザース ジャパン|ワーナー・ブラザース映画]]<br />
|公開= {{Flagicon|JPN}} [[2014年]][[8月9日]]<br />
|上映時間=90分<br />
|製作国= {{JPN}}<br />
|言語= [[日本語]]<br />
|製作費=<br />
|興行収入= 3.5億円<ref>『キネマ旬報』2015年3月下旬号、96P。</ref><br />
|前作=<br />
|次作=<br />
}}<br />
『'''宇宙兄弟#0'''』(うちゅうきょうだいナンバー・ゼロ)のタイトルで2014年8月9日に公開。脚本を原作者の小山自身が手掛ける。原作では描かれていない、本作の前日譚となっている。入場者プレゼントは本作の脚本の一部を収録した「#0巻」。<br />
<br />
キャッチコピーは「'''あの日、夢が、落ちた。'''」「'''勇気を、もう一度、打ち上げろ。'''」「'''『さよなら』と『勇気』の物語'''」「'''勇気をもって、飛んでいけ。'''」。<br />
<br />
全国210スクリーンで公開され、2014年8月9、10日の初日2日間で興収7,861万5,500円、動員5万8834人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第8位を記録。<br />
また、[[ぴあ]]の調査による初日満足ランキングでは満足度92.0となり第2位となっている。<br />
<br />
公開から2年以上ソフト化がされていなかったが、2016年9月23日に原作単行本29巻の限定版特典として「宇宙兄弟#0 小山宙哉 Special Edition」のDVDが、セルソフトとして「宇宙兄弟#0劇場公開版 」ブルーレイディスク版が発売となった<ref>[http://morning.moae.jp/news/2895 【宇宙兄弟特報】 アニメ映画『宇宙兄弟#0』待望のパッケージは9/23発売決定!]</ref>。<br />
<br />
=== スタッフ(アニメ映画) ===<br />
* 原作・脚本 - 小山宙哉(講談社「モーニング」連載)<br />
* 監督 - 渡辺歩<br />
* 副監督 - 江崎慎平<br />
* 製作 - 小石川伸哉、植田益朗、鈴木伸育、福田太一、[[北川直樹]]、夏目公一朗、石川豊、佐渡島庸平、[[中山良夫]]、柴垣邦夫、大田憲男、五十嵐広美、菊地秀逸、[[桜田和之]]、望月公正、宮田謙一<br />
* キャラクターデザイン - 薮野浩二<br />
* 美術監督 - 加藤浩<br />
* 色彩設計 - 吉村智恵<br />
* 撮影監督 - 岡崎正春<br />
* CG監督 - 門間和哉<br />
* 編集 - 後藤正浩<br />
* 音響監督 - 小林克良<br />
* 音楽 - 渡辺俊幸<br />
* 企画・プロデューサー - 永井幸治、植田益朗<br />
* アニメーションプロデューサー - 外﨑真<br />
* 特別協力 - [[大塚製薬]]・[[花王]]<br />
* 企画協力 - [[講談社]]・コルク<br />
* 協力 - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)<br />
* 広報協力 - 文部科学省<br />
* アニメーション制作 - [[A-1 Pictures]]<br />
* 配給 - [[ワーナー ブラザース ジャパン|ワーナー・ブラザース映画]]<br />
* 製作 - 宇宙兄弟CES2014([[讀賣テレビ放送]]、A-1 Pictures、講談社、ワーナー・ブラザース映画、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]、[[アニプレックス]]、[[電通]]、コルク、[[日本テレビ放送網]]、[[中京テレビ放送]]、[[福岡放送]]、[[札幌テレビ放送]]、[[宮城テレビ放送]]、[[静岡第一テレビ]]、[[広島テレビ放送]]、[[朝日新聞社]])<br />
<br />
=== 主題歌(アニメ映画) ===<br />
; 「[[イーガジャケジョロ|早口カレー]]」: 作詞・作曲 - [[奥田民生]] / 編曲 - ユニコーン<br />
; 「[[Feel So Moon]]」: 作詞 - 奥田民生 / 作曲 - [[阿部義晴|ABEDON]] / 編曲・歌 - ユニコーン<br />
<br />
== プラネタリウム映画 ==<br />
; 『宇宙兄弟 一点のひかり』<br />
: 2012年7月21日より池袋サンシャインシティ内[[コニカミノルタプラネタリウム|コニカミノルタプラネタリウム”満天”]]他上映の全天周CG+フルアニメーション、プラネタリウム映画。上映時間28分。オリジナルシナリオによるテレビアニメ第1話のスピンオフ作品。第3回国際科学映像際ドームフェスタ人気投票第1位を受賞。本作オリジナルキャラである、ひかり(声 - [[折笠富美子]])が登場する。<br />
: キャッチコピーは「あの夏、あの高台は、俺と日々人と、あのコの場所になった。そんな気がした。」<br />
: ストーリーとしては上述のとおりテレビアニメ第1話のスピンオフでUFOと遭遇した南波兄弟が後日UFOを撮影するために再訪した高台で出会った少女・ひかりとの出会いとひと夏の交流を主体に、南波兄弟とシャロンとの出会い、及びシャロンの勧めで訪れた野口聡一宇宙飛行士の講演(テレビアニメ#13『三次元アリ』での内容を野口のアフレコを軸に再映像化)を織り交ぜて構成されている。<br />
: 原作20巻初回限定版特典として本作のDVDが付属しているが本来ドーム状のプラネタリウムで上映される映像をDVD化したために一般家庭の視聴環境では一部画像が丸く見えたり画面自体が四角ではない場面がある。<br />
: 企画・製作・配給としてコニカミノルタプラネタリウム株式会社及び株式会社デジタル・メディア・ラボがEDでクレジットされており、テレビアニメ版のスタッフについては「Special thanks to TVアニメーションスタッフ」という形でクレジットされている。<br />
<br />
;『Space Dreamers 〜宇宙兄弟 南波六太がやってきた!〜』<br />
: 2017年7月15日より日立シビックセンター科学館ほかで上映のプラネタリウム映画第2弾。原作者自身が脚本を手掛けたオリジナルストーリー。<br />
* 原作 - 小山宙哉<br />
* 企画 - 日立市民科学文化財団(日立シビックセンター科学館)<br />
* 配給 - コニカミノルタプラネタリウム<br />
; テーマ曲「Space Dreamers WIND」<br />
: 音楽 - 徳田雄一郎 / 演奏 - RALYZZDIG<br />
<br />
== CD ==<br />
;宇宙兄弟 ORIGINAL SOUNDTRACK (2013年12月4日)<br />
;宇宙兄弟 COMPLETE BEST (2014年7月23日)<br />
:全オープニング、エンディング曲+映画版「早口カレー」。<br />
<br />
== 実写映画 ==<br />
{{Infobox Film<br />
| 作品名 = 宇宙兄弟<br />
| 原題 = <br />
| 画像 = <br />
| 画像サイズ = <br />
| 画像解説 = <br />
| 監督 = [[森義隆]]<br />
| 脚本 = [[大森美香]]<br />
| 原作 = [[小山宙哉]]<br />
| 製作 = <br />
| 製作総指揮 = <br />
| 出演者 = [[小栗旬]]<br />[[岡田将生]]<br />[[麻生久美子]]<br />[[濱田岳]]<br />[[新井浩文]]<br />[[井上芳雄]]<br />[[塩見三省]]<br />[[堤真一]]<br />
| 音楽 = [[服部隆之]]<br />
| 主題歌 = [[コールドプレイ]]「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」<br />
| 撮影 = [[栢野直樹]]<br />
| 編集 = [[宮島竜治]]<br />
| 製作会社 = 「宇宙兄弟」製作委員会<br />
| 配給 = [[東宝]]<br />
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2012年]][[5月5日]]<br />
| 上映時間 = 129分<br />
| 製作国 = {{JPN}}<br />
| 言語 = [[日本語]]<br />
| 製作費 = <br />
| 興行収入 = 15.7億円<ref>{{映連興行収入|2012}}</ref><br />
| 前作= <br />
| 次作= <br />
}}<br />
2012年5月5日より全国[[東宝]]系にて公開の同名漫画を原作とした[[実写映画]]。監督は『[[ひゃくはち]]』の森義隆。主演は小栗旬と岡田将生。イギリスロックバンドのコールドプレイはこれが日本映画史上初の楽曲提供となる。<br />
<br />
[[JAXA]]全面協力の元に[[筑波宇宙センター]]でのロケや、[[NASA]][[ケネディ宇宙センター]]での実際の宇宙管制室やロケット・ガーデンを使用しての大型ロケも行っている。また、日本人宇宙飛行士の[[野口聡一]]と、伝説的な宇宙飛行士である[[バズ・オルドリン]]が本人役として特別出演している。<br />
<br />
キャッチコピーは「'''夢の続きを、始めよう。'''」。<br />
<br />
ストーリーは六太のJAXA宇宙飛行士試験と日々人の日本人初月着陸がメインであり、原作とは違いそれが同時期の出来事として並行して描かれている。エピローグは南波兄弟が同じロケットに乗り込み月へ打ち上げられるシーンで締めくくられる。<br />
<br />
全国322スクリーンで公開され、2012年5月5、6日の初日2日間で興収3億8,232万6,100円、動員28万5,341人となり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0041876 V2の『テルマエ・ロマエ』早くも20億円突破でGW制す!『宇宙兄弟』もロケットスタート!]シネマトゥデイ 2012年5月8日</ref>。幅広い層から支持を集め[[ぴあ]]初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)でも第1位となっている。<br />
<br />
=== スタッフ(実写映画) ===<br />
* 監督 - [[森義隆]]<br />
* 原作 - 小山宙哉「宇宙兄弟」([[講談社]]「[[モーニング (漫画雑誌)|モーニング]]」連載)<br />
* 脚本 - [[大森美香]]<br />
* 音楽 - [[服部隆之]]<br />
* 製作者 - [[市川南 (映画プロデューサー)|市川南]]、吉岡富夫、佐藤政治、冨木田道臣、広田勝己、吉川英作、喜多埜裕明、市川透<br />
* エグゼクティブプロデューサー - 塚田泰浩、山内章弘<br />
* 企画・プロデュース - [[川村元気]]、臼井央<br />
* プロデューサー - 阿部謙三<br />
*キャスティング・プロデューサー - [[藤村恵子]]<br />
* ラインプロデューサー - 森徹<br />
* プロダクション統括 - 金澤清美<br />
* USAユニットプロデューサー - 細谷佳史<br />
* 撮影 - [[栢野直樹]]<br />
* 美術 - 都築雄二<br />
* 録音 - 白取貢<br />
* 照明 - 蒔苗友一郎<br />
* 編集 - [[宮島竜治]]<br />
* 助監督 - 足立公良<br />
* 製作担当 - 木村利明<br />
* VFXディレクター - 古賀庸郎<br />
* VFX - [[オムニバス・ジャパン]]<br />
* 音楽プロデューサー - 北原京子<br />
* 音響効果 - 北田雅也<br />
* スクリプター - 河島順子<br />
* スペシャルエフェクトスーパーバイザー - [[尾上克郎]]<br />
* 装飾 - 西尾共未<br />
* キャスティングプロデューサー - [[藤村恵子]]<br />
* アクションコーディネーター - [[諸鍛冶裕太]]<br />
* 劇用車 - スーパードライバーズ<br />
* USA撮影協力 - Elephant Studio、Communications Concepts, Inc.<br />
* 特別協力 - [[JAXA]]、[[NASA]]、[[ケネディ宇宙センター]]<br />
* 製作 - 「宇宙兄弟」製作委員会([[東宝]]、講談社、[[電通]]、[[トライストーン・エンタテイメント]]、[[エフエム東京|TOKYO FM]]、[[毎日新聞社]]、[[日本出版販売]]、[[Yahoo! JAPAN]]、[[ファミマ・ドット・コム]])<br />
* 製作プロダクション - [[東宝映画 (企業)|東宝映画]]<br />
* 配給 - [[東宝]]<br />
<br />
=== 主題歌(実写映画) ===<br />
; 「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」<br />
: 歌 - [[コールドプレイ]]<br />
<br />
=== ソフト化(実写映画)===<br />
2012年12月21日発売。発売元は講談社、販売元は東宝。<br />
* 宇宙兄弟 スタンダード・エディション(1枚組、Blu-rayとDVDでリリース)<br />
** 映像特典<br />
*** 特報・劇場予告編・プロモーション映像<br />
* 宇宙兄弟 スペシャル・エディション(2枚組、Blu-rayのみのリリース)<br />
** ディスク1:本編Blu-ray(スタンダード・エディションと同様)<br />
** ディスク2:特典Blu-ray<br />
*** 森義隆監督によるショートフィルム「もうひとつの宇宙兄弟」<br />
*** ムーンサイド(キャスト・ドキュメンタリー)<br />
*** アースサイド(メイキング・ドキュメンタリー)<br />
*** 小栗旬・岡田将生インタビュー<br />
*** 完成披露舞台挨拶・初日舞台挨拶・大ヒット御礼舞台挨拶<br />
*** CM集<br />
*** アニメ 宇宙兄弟 第1話「弟ヒビトと兄ムッタ」<br />
** 封入特典<br />
*** ブックレット「宇宙兄弟 THE PERFECT COLLECTION OF ART」(60P)<br />
** 特製アウターケース付きデジパック仕様<br />
<br />
== ソーシャルゲーム ==<br />
『'''宇宙兄弟 CARD MISSION'''』(うちゅうきょうだい カードミッション)が、[[GREE]]にて配信中。六太たちとミッションをこなしていくソーシャルカードゲームとなっていて<ref name="card-mission">{{Cite web |date=2012-04-26 |url=http://morningmanga.com/news/1780 |title=『宇宙兄弟』がGREEのソーシャルカードゲームになりました。宇宙飛行士候補生になって目指せミッションクリア! |work=モーニング公式サイト |publisher=講談社 |accessdate=2013-08-14}}</ref>、キャラクターカードは全100種類以上<ref name="card-mission" />。<br />
<br />
== リアル脱出ゲーム ==<br />
[[2012年]]3月~4月にかけて[[SCRAP]]主催の[[リアル脱出ゲーム]]とのコラボレーションで『'''宇宙兄弟×リアル脱出ゲーム〜月面基地からの脱出〜'''』として[[ライブハウス]]ツアー形式で全国の[[Zepp]]を巡回してきた。[[2014年]]4月に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[サンフランシスコ]]で開催され、2014年[[6月]]に[[シンガポール]]で開催された。参加者は月面基地でミッション中の宇宙飛行士となり、ミッション中に酸素ボンベの残量が著しく低下するという事態の中で1時間後に酸素ボンベの量が空になってしまい様々な謎を解きながら、1時間以内に月面基地から脱出することがクリア条件。[[2017年]]に『'''宇宙兄弟×リアル脱出ゲーム〜月面基地からの脱出〜'''』の続編である『'''宇宙兄弟×リアル脱出ゲーム〜宇宙飛行士選抜試験〜'''』がリアル脱出ゲーム10周年記念プロジェクトの一環として開催されることが決定した。参加者はネット上に指示された謎を駆使して各々のペースで受験し、ネット上の試験で合格した場合に限り東京・池袋にある常設店舗'''アジトオブスクラップ池袋'''と大阪・恵美須町にある常設店舗'''アジトオブスクラップ大阪ナゾビル'''にて様々な謎を駆使して1時間以内に受験し宇宙飛行士の資格を得ることがクリア条件<ref group="注">在阪局制作のアニメとのコラボレーションはこれが初となる。</ref><ref group="注">モーニング作品とのコラボレーションはこれが初となる。</ref>。<br />
<br />
== CM・タイアップ商品 ==<br />
*[[花王]]『[[花王製品一覧#衛生用品・温熱用品|めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 気分ほぐしてシャキ]]』(2014年5月) - テレビCMにアニメを起用<ref>[http://www.kao.co.jp/megurhythm/eye/uchukyodai/ 花王 めぐりズム×宇宙兄弟コラボキャンペーン]</ref>。また商品パッケージに南波兄弟のイラストが描かれている(数量限定)。 <br />
<br />
== その他 ==<br />
; 宇宙兄弟宣言<br />
: 共にロケットの発射場がある[[鹿児島県]]の[[肝付町]]と[[南種子町]]が、両町の友好と交流を深め、日本の宇宙開発を支援する体制を共同しようと、[[平成25年]][[7月3日]]に「'''宇宙兄弟宣言'''」を行った。この宣言は本作に由来しており、南波兄弟が困難を乗り越えながら共に宇宙飛行士として宇宙に行くことを目指す姿を、両町が共に宇宙の町づくりとその発展を目指す姿にとらえ、「宇宙兄弟宣言」と命名した。なお、この調印式に際して、小山宙哉も激励のメッセージを寄せている。<br />
<br />
;ALSの研究資金援助<br />
:[[ALS]]の研究資金援助として登場人物の伊東せりかにちなんだ「せりか基金」を設立した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/science/20171004-OYT1T50057.html 「宇宙兄弟」がつなぐ縁、ALS研究に資金援助]</ref>。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group=注}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[コンステレーション計画]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://koyamachuya.cork.mu/comics/#uchukyodai 小山宙哉オフィシャルサイト (第一話が試し読み可能) ]<br />
* [https://www.facebook.com/chuyakoyama 小山宙哉オフィシャルFacebook ]<br />
* [https://plus.google.com/+chuyakoyama 小山宙哉オフィシャルGoogle+]<br />
* [http://morning.moae.jp/lineup/31 モーニング 『宇宙兄弟』](サイト限定企画漫画等もあり)<br />
* {{Twitter|uchu_kyodai}}<br />
* {{Facebook|212570345447248}}<br />
* [http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/ TVアニメ『宇宙兄弟』読売テレビ]<br />
* [http://wwws.warnerbros.co.jp/uchukyodai-movie/ アニメ映画『宇宙兄弟#0』公式サイト]<br />
* {{Twitter|animeuchukyodai|アニメ宇宙兄弟}}<br />
* {{Facebook|uchukyodaimovie|宇宙兄弟#0}}<br />
* {{Facebook|spacebrothers|映画『宇宙兄弟』}}<br />
* [http://iss.jaxa.jp/astro/select2008/ 国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集] - 2008年に行われたJAXAの宇宙飛行士募集時の情報<br />
* {{Allcinema title|340850|宇宙兄弟}}<br />
* {{Kinejun title|49489|宇宙兄弟}}<br />
* {{IMDb title|1872220|宇宙兄弟}}<br />
* [http://www.mangazenkan.com/special/53.html 『宇宙兄弟』小山宙哉インタビュー 漫画全巻ドットコム]<br />
* [http://kimotsuki-town.jp/1405.htm 肝付町 - 宇宙兄弟都市]<br />
<br />
{{前後番組<br />
|放送局=[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]<br />
|放送枠=[[読売テレビ制作日曜朝7時枠のアニメ|日曜7:00 - 7:30枠]]<br />
|番組名=宇宙兄弟(1 - 51話)<br />【ここまで[[日本テレビネットワーク協議会|NNS系列局]][[同時ネット]]】<br />
|前番組=[[べるぜバブ]]<br />
|次番組=[[遠くへ行きたい (テレビ番組)|遠くへ行きたい]]<br />【30分繰り上げてから移動】<br />【ここからローカル枠】<br />
|2放送局=[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]<br />
|2放送枠=日曜7:00 - 7:30枠<br />
|2番組名=宇宙兄弟(1 - 51話)<br />【ここまで読売テレビ制作】<br />【ここまでNNS系列局同時ネット】<br />
|2前番組=べるぜバブ<br />
|2次番組=[[所さんの目がテン!]]<br />【土曜17:00 - 17:30枠から移動】<br />【ここから日本テレビ制作】<br />【ここからローカル枠】<br />
|3放送局=読売テレビ<!--「系列」の付加や「読売テレビ・日本テレビ系列」としないで下さい。『news every.』の記事にあわせ、NNNニュースとしては前半、ローカルニュースとしては後半と分けられており、「系列」が外されているためです。--><br />
|3放送枠=[[読売テレビ制作土曜夕方5時30分枠のアニメ|土曜17:30 - 18:00枠]]<br />
|3番組名=宇宙兄弟(52話 - 99話)<br />【ここから読売テレビ制作】<br />【ここからNNS系列局同時ネット([[テレビ大分]]を除く)】<br />
|3前番組=[[News every.|news every.サタデー]]<br />【30分繰り上げて継続】<br />【ここまで日本テレビ制作】<br />
|3次番組=[[金田一少年の事件簿 (アニメ)|金田一少年の事件簿R(第1期)]]<br />【次作のみ「黄金のミステリーアワー」枠】<br />
|4放送局=日本テレビ<br />
|4放送枠=土曜17:30 - 18:00枠<br />
|4番組名=宇宙兄弟(52話 - 99話)<br />【ここから読売テレビ制作】<br />【ここからNNS系列局同時ネット(テレビ大分を除く)】<br />
|4前番組=news every.サタデー<br />【30分繰り上げて継続】<br />【ここまで日本テレビ制作】<br />
|4次番組=金田一少年の事件簿R(第1期)<br />【次作のみ「黄金のミステリーアワー」枠】}}<br />
<!--キー局制作番組ではない場合、制作局とキー局の前後番組テンプレを併記することは認められています--><br />
<br />
{{モーニング連載中}}<br />
{{小学館漫画賞一般向け部門}}<br />
{{講談社漫画賞一般部門}}<br />
{{オリコン週間コミックチャート第1位 2014年|2014年10月6日付}}<br />
{{オリコン週間コミックチャート第1位 2017年|2017年12月4日付}}<br />
{{A-1 Pictures}}<br />
{{渡辺歩監督作品}}<br />
{{読売テレビ制作日曜700・土曜1730枠のアニメ}}<br />
{{リダイレクトの所属カテゴリ<br />
|collapse=<br />
|header=<br />
|redirect1= 宇宙兄弟#0<br />
|1-1= 2014年のアニメ映画<br />
|1-2= 日本のテレビアニメの劇場版<br />
|1-3= 読売テレビ製作のアニメ映画<br />
|1-4= 日本テレビ製作のアニメ映画<br />
|1-5= アニプレックスのアニメ映画<br />
|1-6= SMEJのアニメ映画<br />
|1-7= 電通のアニメ作品<br />
|1-8= ワーナーブラザースジャパンのアニメ映画<br />
|1-9=SFアニメ映画}}<br />
<br />
{{Manga-stub}}<br />
{{DEFAULTSORT:うちゆうきようたい}}<br />
<br />
[[Category:宇宙兄弟|*]]<br />
[[Category:漫画作品 う|ちゆうきようたい]]<br />
[[Category:モーニングの漫画作品]]<br />
[[Category:宇宙飛行士を題材とした作品]]<br />
[[Category:2012年のテレビアニメ]]<br />
[[Category:アニメ作品 う|ちゆうきようたい]]<br />
[[Category:読売テレビのアニメ]]<br />
[[Category:A-1 Pictures]]<br />
[[Category:アニプレックスのアニメ作品]]<br />
[[Category:モーニングKCのアニメ作品]]<br />
<!--主役の南波兄弟について付加-->[[Category:宇宙を舞台としたアニメ作品]]<br />
[[Category:SFアニメ]]<br />
[[Category:テレビアニメ連動データ放送]]<br />
[[Category:2012年の映画]]<br />
[[Category:日本のドラマ映画]]<br />
[[Category:東宝製作の映画作品]]<br />
[[Category:TOKYO FM製作の映画]]<br />
[[Category:漫画を原作とする映画作品]]<br />
[[Category:地球の重力圏を舞台とした作品]]<br />
[[Category:継続中の作品]]</div>
180.0.226.191
ハクション大魔王
2018-07-08T10:13:24Z
<p>180.0.226.191: /* 魔法使い */</p>
<hr />
<div>{{独自研究|date=mar 2015}}<br />
{{Infobox animanga/Header<br />
|タイトル= ハクション大魔王<br />
|画像= The Genie Family logo.png<br />
|サイズ= 240px<br />
|説明= <br />
|ジャンル= [[ギャグアニメ]]<br />
}}<br />
{{Infobox animanga/TVAnime<br />
|タイトル= <br />
|原作= [[吉田竜夫]]<br />
|総監督=笹川ひろし<br />
|監督= [[笹川ひろし]]<br />
|シリーズ構成= <br />
|脚本= 陳野修、[[山崎晴哉]]、[[伊東恒久]]、[[滝三郎]]<br />
|キャラクターデザイン= <br />
|メカニックデザイン= <br />
|音楽= 若月明人<br />
|アニメーション制作= [[タツノコプロ]]<br />
|製作= [[吉田竜夫]]<br/>タツノコプロ<br />
|放送局= [[フジテレビジョン|フジテレビ]]<br />
|放送開始= [[1969年]][[10月5日]]<br />
|放送終了= [[1970年]][[9月27日]]<br />
|話数= 全104話(放送回は全52回)<br />
|その他= <br />
}}<br />
{{Infobox animanga/Footer<br />
|ウィキプロジェクト= [[プロジェクト:アニメ|アニメ]]<br />
|ウィキポータル= [[Portal:アニメ|アニメ]]<br />
}}<br />
『'''ハクション大魔王'''』(ハクションだいまおう、英語表記:''The Genie Family'')は、[[タツノコプロ]]によるギャグ[[テレビアニメ]]およびその主人公。[[1969年]][[10月5日]]から[[1970年]][[9月27日]]まで、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系で全52回放送された。1回あたり2話放映されたので、話数は全104話。基本的に1話完結だが、まれにAパートとBパートの話がリンクすることもあった。<br />
<br />
[[漫画化]]されて、タツノコプロによる漫画版が『[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たのしい幼稚園]]』、『[[週刊ぼくらマガジン]]』で連載された(当初はオープニングにクレジットされていなかったが、オープニングが変更されてからクレジットが入った)。「吉田竜夫とタツノコプロ」と[[内山まもる]]、案・[[天馬正人]]と絵・内山まもる、案・天馬正人と絵・[[太田じろう]]により作成された。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[タイムボカンシリーズ]]と並んでタツノコプロを代表するギャグアニメ。懐かしいテレビアニメを扱う番組では最終回が感動的だとして取り上げられることもある。放送終了後も何度か再放送され、キャラクターグッズやテレビCMなどのイメージキャラクターになり、番組を離れて独立したキャラクターとして現在でも息の長い人気を誇っている。<br />
<br />
平均[[視聴率]]は13.5%、最高視聴率は第23話の19.1%(タツノコプロが所有する資料による)<ref>[https://web.archive.org/web/20070428231414/http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/Legacy/200701.html タツノコ世界遺産 タツノコ作品と視聴率]([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>。<br />
<br />
フジテレビの日曜18:00 - 18:30枠のアニメ枠の元祖といえる作品(同枠での前番組はアメリカアニメの『[[スーパープレジデント]]』である)。本作品の放映開始から[[1983年]][[3月]]まで13年半もの長期間にわたり、この時間帯はタツノコプロ制作のアニメが独占した。同時期には[[東映アニメーション|東映動画]]の『[[魔法使いサリー]]』『[[ひみつのアッコちゃん]]』が人気だったことから、ギャグの魔法ものをということで企画が持ち上がり、総監督の[[笹川ひろし]]が[[くしゃみ]]をした人物にヒントを得て、『[[アラビアンナイト]]』に登場する『[[アラジンと魔法のランプ]]』をベースにアイデアをまとめた。<br />
<br />
お人好しで憎めない主人公のハクション大魔王の声を演じた[[大平透]]は、『[[おらぁグズラだど]]』でギャグの才能を買っていた笹川の推薦によりキャスティングしたもの。大平は本作品終了後もフジテレビ日曜18:00アニメ枠に放映された全てのタツノコアニメにレギュラー出演し、[[スピンオフ]]作品でもハクション大魔王役で出演している。<br />
<br />
作中では当時のイベントや流行の[[日本万国博覧会|大阪万博]]や[[野球拳]]、海外旅行、宇宙飛行、サラリーマンの悲哀など、時事を扱った内容も多く盛り込まれている。最終回で魔王たちは「100年の眠り」につくこととなった。ただし[[1999年]][[12月31日]]に[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]で放送された特番『[[超える!テレビ]]』内の『世紀末伝説ワンダフルタツノコランド』において、[[三悪 (タイムボカンシリーズ)|ドロンボー一味]](『[[ヤッターマン]]』)がタイムマシンで未来から“魔法の壷”を商売目的で持ち帰っている。<br />
<br />
[[1998年]]に、ビジュアルサイエンス研究所でタツノコプロOBである[[澤井幸次]]が監督した3Dのフル[[コンピュータグラフィックス|CG]]アニメ「ハクション大魔王“史上最大魔王の戦い…?の話」が制作。アクビを主人公にしたスピンオフ作品も2回制作されており、[[2002年]]には[[キッズステーション]]と[[MBSテレビ|毎日放送]]にて『[[よばれてとびでて!アクビちゃん]]』、[[2006年]]には[[全国独立放送協議会|独立UHF局]]とキッズステーションにてショートアニメ『[[アクビガール]]』がそれぞれ放映された。2006年7月には「タツノコ ファミリーミュージカル」と称して[[ミュージカル]]『帰ってきた! ハクション大魔王』も公演された。2008年1月14日から放送されたリメイク版『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]]』においてもたびたびゲスト出演している。2009年に「マンガショップシリーズ290 ハクション大魔王(完全版)」として漫画単行本が発売された。1969年に講談社のぼくらマガジンで連載された内容が収録されている。<br />
<br />
2012年12月31日に[[テレビ朝日]]系列で放送された[[年越し番組|年越し特番]]『[[お願い!ランキング]]』年またぎSP(21:00 - [[2013年]][[1月1日]]1:30)では、前述のドロンボー一味を始め、『[[アルプスの少女ハイジ (アニメ)|アルプスの少女ハイジ]]』のハイジ、『[[北斗の拳 (テレビアニメ)|北斗の拳]]』の[[ケンシロウ]]、『[[機動戦士ガンダム]]』の[[アムロ・レイ]]らと共に、懐かしアニメキャラクターの一人として登場。「サッカーロンドンオリンピック最終予選『[[シリア]]×[[日本]]』」(2012年2月5日)のシーンで日本が負けた時には、「オロロン、オロロン…」と、泣き声を披露した。<br />
<br />
『WONDERFUL GENIE FAMILY』というタイトルで[[アメリカ合衆国|アメリカ]]でも放映された。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
ある日、小学生のカンちゃんこと与田山かんいちは部屋の押し入れに屋根裏部屋を発見した。ホコリをかぶっていた壺の前でクシャミをすると、その壺の中から何とも奇妙な魔法使い“ハクション大魔王"が飛び出して来た。この大魔王、クシャミをすると壺の中から呼び出され、相手がもう一度クシャミをするまで壺には帰れない。しかも、呼び出した者(ご主人様)の願い事をかなえなければならないのだ。早速カンちゃんは願い事を叶えさせようとするのだが、大魔王の魔法はまったく役立たずで、なにをやっても失敗ばかり。さらにあくびをすれば、大魔王の娘でお転婆なアクビもツボから飛び出して、ご主人様の言うことも聞かずにイタズラ放題。ドジな大魔王とやんちゃなアクビが、街中で大騒動を巻き起こす。<br />
<br />
シリーズ前半では、カンちゃんは大魔王・アクビ親子の存在を両親に隠していたが、後半では両親に受け入れられ家族同然となる。同級生には早くからバレていた(と言っても、魔法の世界が壷の中にあることは、しばらくカンちゃん以外のクラスメートらは知らなかった)が、デブ山先生にはしばらくの間、大魔王を「叔父さんで魔術師」と言っていた(これも途中で受け入れられた)。また、この頃から大魔王が魔法をかける際、それまでの両腕を振りかざすスタイルに代わりマジックハンドを使うようになっていた。<br />
<br />
本編中のエピソードの大半は多少の哀感はありつつもギャグに徹していたが、最終回は一転してシリアスとなった。大々魔王(魔王の父親、アクビの祖父)の命令で「つぼの掟」により100年間魔法の壷に封印されることになり、大魔王とアクビは号泣しながらカンちゃんにこのことを話す(最初、大魔王は正直に話せなかった)。真夜中にカンちゃんをはじめレギュラー登場人物や一部のゲストキャラクターも含めて総出で大魔王とアクビが再び魔法の壷に戻ることを阻止しようとしてさまざまな対策をするが、壷からの催眠音波と目からビームフラッシュ、月の光などでくしゃみとあくびをして、大魔王とアクビはカンちゃんに別れを告げて親子共々壷に戻り、魔法の壷は空を飛び去っていった。<br />
<br />
==キャラクター==<br />
<br />
===魔法使い===<br />
基本的にハクション大魔王はくしゃみ、アクビはあくびで呼び出されないと出てこないが、話によっては最初から登場していることもあった。<br />
; ハクション大魔王<br />
: [[声優|声]]:[[大平透]]<br />
: カンちゃんが発見した壷から現れた。壷の近くでくしゃみをした人をご主人とし言うことを何でも聞く。再び主人がくしゃみをすると壷の中に戻る(主人以外の人間がくしゃみをしても壷に戻ることはできない)。[[ブルドッグ]]のブル公と[[算数]]が苦手で、数字を見ると[[蕁麻疹]]が出る。そのため痒みを抑えるため当初は魔法でお[[風呂]]を作って入っていたが、カンちゃんが背中掻き機を作って大魔王にプレゼントしてからは、それで背中を掻いている。背中掻き機は最終回で金田くんにプレゼントされたものもあるが、こちらは使う機会はなかった。<br />
: [[ハンバーグ]]が大好物で、大量のハンバーグをあっという間に平らげる([[#ハクション大魔王の好物|後述も参照]])。語尾に「〜でごじゃる」、「〜でごじゃりまするよ」と話す。その風貌は顔は洋梨型でたらこ唇、髪の毛はなくつるっぱげ(普段は帽子を被っている。また、ごく初期の頃は数本ながら髪の毛がある描写もあった)。もみあげとつながった顎髭を生やしている。体はいわゆる[[関取]]体型(一度[[大相撲]]で優勝したこともある)で貫禄があるが、カナヅチで全く泳ぐことができない(しかし、周囲を水浸しにするような魔法を何度かかけており、その場合はいかだに見立てた空飛ぶ絨毯の上にいることが多い)。魔王編オープニング/エンディングなどでもわかるように[[でべそ]]。途中から衣装のデザインが若干簡素化(帽子、襟巻きなど<ref>具体的にはマイナーチェンジ後のデザインとOPのデザインは共通で、襟巻きと帽子の紐&花が削除され、帽子の彩色が上部が腹巻と同じ配色の紺黄螺旋から緑ベタに、下部が緑ベタから白になり、宝玉の色も黄色から赤に変わっている。</ref>)された。ブル公によく尻を噛み付かれるため、ズボンには常にツギハギがある(尻と両膝)。下着は赤いふんどしを愛用している。泣く時は「オロロ〜ン」と滝のように涙を流す。<br />
: 壷の中以外では与田山家の屋根裏で生活し(最初、カンちゃんに頼まれて宮殿風の隠し部屋にしようとしたが止めた)、普段は「魔王」や「魔王さん」と呼ばれている(ブル公だけは「ハクちゃん」と呼ぶ)。第27回Aパート「マジックハンドの話」によると年齢は300歳。第19回での大々魔王のセリフによると壷の中(魔法の世界)では落ちこぼれらしく、階級も一番下らしい。しかし、外の世界の人間を連れてきて大魔王の活躍ぶりを証明できたら階級を上げてやると言われ、カンちゃんらを連れて行って証明させようとした。アクビに唆されて、無理難題を押しつけてばかりのカンちゃんに復讐しようとしたこともある(第26回Bパート)。<br />
: 初めは前述のように腕を回して魔法をかけていたが、マジックハンド登場後はマジックハンドを使用している。がま口の財布のようなものから魔法道具を取り出すこともある。この道具が思いもよらぬ大騒動になることもしばしばあった。<br />
; [[アクビ (キャラクター)|アクビ]]<br />
: 声:[[貴家堂子]]<br />
: 1話の初めからいるわけではなく、第2回Aパートで突然初登場した大魔王の娘。大魔王のことを「おとたま」と呼ぶ(母親若しくはそれに類する人物は「おかたま」)。一人称は「アクビちゃん」。体型は二頭身と小柄で、髪型は[[ポニーテール]]にしている。両耳に大きなイヤリングをつけている。おてんばでいたずら好きだが気が強く怒らせると怖い。<br />
: 魔法は上手にこなすことが多く、特に変身魔法が得意で昆虫や鳥などの小動物に変身することが多い。魔法をかける時には[[タンバリン]]を叩く(初登場時はタンバリンは使わず手を叩いていた)。大好物はコロッケである。一度父である大魔王と魔法対決をして勝利したこともあるが、鏡が大の苦手で鏡を見るとそれまでかかっていた魔法が全て解ける。本人の言によれば鏡を見ると全身の血が凍るらしい。鏡面状のものほぼ全般がダメらしく、第45回では外が鏡張りの万博のパビリオンでもそうなった。ただし、第48回Aパートで見られるように川の水面などを鏡のように覗き込むのは平気なようである。<br />
: 壷の中よりも表の世界が好きで、呼び出されると「遊びましょう」とご主人を困らせる。カンちゃんがゆりこや他の女性に熱を上げているのを見て焼きもちを焼くなど、密かにカンちゃんに思いを寄せている節がある。やきもちの矛先が父親の大魔王に向くこともある。「ボーイフレンドが欲しい」「宝石が欲しい」と言ったりするなど普通の人間の女の子のようにキャラクター設定をされている。よその子に間違えられたこともある(第29回Bパート)。年齢不詳(誕生パーティーをする描写ではおびただしい数の蝋燭を立てられた)。<br />
; シャックリ先生<br />
: 声:[[京田尚子]]<br />
: シャックリに関しては初期設定では大魔王の妻だったらしく、後に発売された一部の書籍には大魔王の妻として紹介されていることもある。大魔王、アクビ、シャックリが一緒に描かれた画も存在する。<br />
: しかし本編では設定が変わっているようで、特に説明はないが、後述のエピソードで「アクビ母親の顔を知らない」などの描写がある。実際に第46回Aパート「魔王の花よめさんやーいの話」では、片親しかいないアクビを不憫に思った与田山家の人々が、魔王を再婚させようと見合いさせたことがあった。<br />
: 本編でのシャックリは、第15回Bパート「みんなひっこめツボの中の話」で魔法の国の料理の先生として登場したが、一度きりのゲストキャラクターであり、特に大魔王の妻という描写はなかった。しかし後年のフレッツスクウェアでの配信時や、一部のトリビアなどでは「大魔王の奥さんとされる…」、またはレギュラー登場していたかのような紹介のされ方をしている。<br />
; 大々魔王<br />
: 声:[[永井一郎]]<br />
: ハクション大魔王の父親。もっとも、作中での大魔王から大々魔王への(あるいは逆の)呼びかけなどからは、いわゆる上司と部下の関係とも言える(第19回など)。後に大魔王が使うことになるマジックハンドのような杖を持っている。<br />
: 『よばれてとびでてアクビちゃん』でも同名キャラクターが登場しているが、こちらは大魔王の単なる上司のように描かれていて、独身という設定。<br />
; 大魔王のおかたま(ババア)<br />
: 大魔王の母親。<br />
;他の魔法使い<br />
:*スーパーセールスマン<br />
:*魔女マヌーバ<br />
:*魔法の国の大臣<br />
:*魔法テストの試験官<br />
<br />
===与田山家===<br />
まめのき町にある芝生の庭付き一戸建て。魔法や騒動でたびたび全壊する。全壊までしなくても、カンちゃんが屋根から床下まで落っこちたり(第26回Bパート)、大魔王とカンちゃんが玄関を破壊した(第48回Aパート)ようなこともある。カンちゃんの部屋の押入の天井から入れる屋根裏に大魔王の部屋がある(部屋とはいっても基本はガラクタ置き場で大魔王のベッドがあるだけ。しかし相当に広い空間であるらしいことが窺える)。屋根裏に収まらない仕掛けをする時は屋根の上で行うことがある。なお、与太山家では皆スリッパを履いている。<br />
; カンちゃん(与田山かんいち)<br />
: 声:[[加藤みどり]]<br />
: 勉強嫌い(特に算数が苦手)な小学2年生の男の子。犬のブル公やガキ大将のゲジゴンらにいじめられ、好きな女の子もいるがいい所を見せられずおちこぼれに近いが、優しい面もある。<br />
: 大魔王やアクビは主に彼によって呼ばれる。大魔王と出会って以来、大魔王を呼び出すためにコショウやコヨリを持っている。大魔王に頼んで1日だけ魔法を使えるようになり(本当に魔法が使えるようになったわけではなく、大魔王とアクビのいたずらだった)、その際は「ゲップ小魔王」と名乗った。しばしばアクビの怒りを買い、蜂やハエたたきに変身したアクビに顔じゅうを刺されたり、百叩きの刑にされたり、果ては「明日新聞の話」(第42回Bパート)で頭に飛行機が落ちてくると予言され死の恐怖を味わわされたりと散々な目にあっている。大魔王にも(アクビが唆したとはいえ)復讐されたことがある。前方宙返りができる。最終回の終盤では「魔王ー!!」と月の彼方に絶叫した。<br />
: オレンジ色の団子っ鼻でそばかすがあり、でべそ。第26回まではサブタイトルコール時のくしゃみも担当。第1回と第2回以降ではくしゃみのパターンが少し異なる。多くの場合、青地で壺模様があしらわれたTシャツを着ている(カンちゃんの部屋の敷物も壺の模様)。また、赤い野球帽もトレードマークの一つで、自宅などの部屋の中でもかぶっていることがある。<br />
; パパ(与田山与太郎)<br />
: 声:[[田の中勇]]<br />
: 「ABC・KK」という会社に勤める平凡なサラリーマン。チョビひげを生やしており、家では青いガウンを着ている。時々出かけるゴルフが趣味。兵役経験があり、当時の隊長は大魔王と瓜二つ。第45回Aパートの本人の言葉によれば、昔は陸上部の選手だったという。気弱な面もあるが、鷹揚な面もある。最終回の終盤では「カンちゃんも魔王に甘えずにたくましくなるだろう…」とつぶやいた。<br />
; ママ<br />
: 声:[[麻生みつ子]]<br />
: 専業主婦。たびたび大魔王や魔法に驚き、泡を吹いてひっくり返る。大魔王のことを「魔王さん」と呼ぶ。山奥の田舎に住む意地が悪い父親がおり、大魔王をコキ使われた。一家の中では常識人の役回り。<br />
<br />
=== 友人・クラスメート ===<br />
; ゲジゴン<br />
: 声:立壁和也(のちの[[たてかべ和也]])<br />
: ガキ大将。[[シャツ]]に[[袴]]にゲタという特異な姿で、さらに鉄鍋をカバン代わりに提げている。[[関西弁]]を話し、カンちゃんを「カン公」と呼ぶ。<br />
: ゲジゴン一家を名乗り、子分には「サボテンのトゲ」と「ブタマンのハゲ」がいる。第19回で魔法の世界の財宝を盗み出そうとし、大魔王の忠告を無視してくしゃみをしたために子分共々石にされたこともあった。一人称は「わて」・「わい」もしくは「わし」。<br />
; ユリ子<br />
: 声:[[松島みのり]]<br />
: カンちゃん憧れの才色兼備の心優しい女の子。ペスという名の犬を飼っている。機転も利く。だいたいピンクのワンピースで出てくる。<br />
; 金田(金田ありまろ)<br />
: 声:[[麻生みつ子]]<br />
: 大金持ちのおぼっちゃま。豪邸に住み、運転手つきの[[ロールスロイス]]で送り迎えされている。バイオリンを習っているが下手くそ。アクビに好意を寄せ(主に金にものを言わせて)、仲良くなりかけたが、カンちゃんと大魔王に邪魔をされその仲を引き裂かれた。口が尖っており、垂れ目。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
; デブ山先生<br />
: カンちゃんの担任で太目の女性教師。<br />
; ブル公<br />
: 声:相模武(のちの[[相模太郎 (2代目)]])<br />
: 金有家で飼われているオスのブルドッグ。図太く、ふてぶてしいが意外にも繊細な一面もある。大魔王とカンちゃんの天敵とも呼べる存在で、憎まれ役。大魔王の尻に噛み付き、ちぎり取った布をコレクションしている。そのコレクションには大魔王の他にカンちゃん、ゆりこ、ゲジゴン、アクビのがある。<br />
: 普段は大魔王やカンちゃんと敵対することが多いが、まれに手を組むこともある。たまに人間の言葉をしゃべり(第1話など)、二足歩行をしたり、前足を人間の手のように使ったり、果てはスパイ活動まがいのことをする(爪でテープに記録された音声を再生して読み取ったこともある)。頭が切れ、大魔王との騙し合いや駆け引きに勝つことも多い。最終回では、噛み付いた時の布キレを大魔王に返しママが縫い付けるが、大魔王が壷に戻るのを食い止めようと結局噛み付く。脇役だが登場回数は多くメインを張ることもしばしば。大魔王を「ハクちゃん」などと呼ぶ。<br />
; それからおじさん<br />
: 声:[[愛川欽也]]<br />
: 「マジックハンドの話」(第27回Aパート)で初登場。<br />
: サブタイトルに登場しタイトルコールの後に「ハックション、オオオオ!」と合いの手を入れる謎のキャラクター。その後はCM前の[[アイキャッチ]]や場面転換の際に頻繁に登場するようになる。サブタイトル以外では黒い背景にその話の内容に合わせた白い線画で登場する。「それからどうしたの」「それからそれから、え?コマーシャルですって?」などのセリフをしゃべったり、くしゃみをしたりする。番組後期では劇中の内容やキャラクターとからむ演出も見られるようになる。唯一色の付いた赤い帽子が特徴。最終回の終盤では、視聴者の余韻を冷まさないために一切登場しなかった。右手に傘を持っていることが多い。<br />
<br />
== ハクション大魔王の好物 ==<br />
{{出典の明記|section=1|date=2014年7月}}<br />
大魔王の好物は、当初の設定では[[コロッケ]]だったものが、アフレコの段階でハンバーグに変更になった。この理由には以下の説がある。<br />
<br />
*当時の子供の好物に合わせた。<br />
*番組のスポンサーが「[[マルシンハンバーグ]]」の[[マルシンフーズ]]だったため。<br />
*色指定が濃くなってしまったから。<br />
<br />
笹川は「コロッケと思ってみれば見えなくもない」とコメントし、色指定のミスが原因ではないとしている。初期の調理シーンではハンバーグは衣をつけてから油で揚げているが、途中からは鉄板で焼く表現に変わっている。<br />
<br />
タツノコプロの公式ツイッターでは「ハクション大魔王大好物ハンバーグ。ところが作画の際にコロッケを想定していたため画面上では油で揚げているシーンが作られていた。しかし、レシピ本「空想お料理読本」に、「ハクション大魔王」のハンバーグが紹介。油で揚げるハンバーグの作り方も掲載されている」とツイートしている。<br />
<br />
2012年7月29日放送の[[TBSラジオ]]「[[爆笑問題の日曜サンデー]]」特集「タツノコプロ50周年」における大平透の証言によれば最初のアフレコ時、台本ではコロッケとなっていたが、「今時コロッケは無いだろう。今の子供はハンバーグだ。」とその場でハンバーグに変更したという。<br />
<br />
== アイテム ==<br />
; 魔法の壺<br />
: 与田山家の屋根裏にあった赤い壺。人の顔らしき模様がついている(大魔王編のオープニング/エンディングなどで顔が動く描写もなされる)。実は大魔王やアクビらが住む世界が中にある魔法の壺。大魔王やアクビが登場する時には音楽に合わせてクルクルと回転することが多い。基本的に与田山家に置いてあるが、しばしばカンちゃんが持ち出している。第45回ではパパの発案から万博の会場に持っていった。第19回では壷の中の魔法の世界も紹介された。第2回Bパートなどのように人手に渡ったことも何度かあるが、結局はカンちゃんの手元に返ってくる。最終回で大魔王とアクビを収めた後、与田山家の天窓から月の彼方へ飛んで行く。<br />
; ハンバーグ<br />
: 前述のように大魔王の大好物。<br />
; マジックハンド<br />
: 第27回Aパート「マジックハンドの話」から登場した、大魔王が魔法をかけるために使う道具。大々魔王も似たような杖を持っている。<br />
; タンバリン<br />
: アクビが魔法をかけるために使う道具。鼓面があるタイプで、それを叩いて魔法をかける。ただし、初登場時は持っていなかった。<br />
; 空飛ぶ絨毯<br />
: 文字通り、空を飛ぶために使うことが多い大魔王の道具。いかだの代わりやブル公を簀巻きにする際などにも使われた。耐久性に難があるらしく、ちょくちょく破れたりする。<br />
; 隠れ蓑<br />
: 大魔王が身を隠すために使う。身に着けると透明になれる。隠れ「蓑」と呼ばれているが、見た目はマントに近い。<br />
; がま口<br />
: 大魔王が肩からかけている。ここから魔法に使うアイテムを出していた。<br />
; おたま<br />
: シャックリ先生が魔法をかけるために使う道具。<br />
; 古ベッド<br />
: 屋根裏の大魔王の部屋にある古いベッド。大魔王やカンちゃんが使う。<br />
; コショウ/コヨリ<br />
: 大魔王を呼び出したい時にくしゃみをするために、カンちゃんが持ち歩くもの。しかし、大魔王が最初から登場していたりする場合もあるので、毎回使うわけではない。<br />
; 背中掻き機<br />
: 算数の宿題などで数字を見ると[[蕁麻疹]]が出る大魔王を見かねてカンちゃんが作ってプレゼントしたもの。シートに座り、ペダルを漕ぎながら前方にあるレバーを引いて背中を掻く仕組み。最終回で金田くんからもプレゼントされたが、大魔王がそちらを使う機会はなかった。 <br />
<br />
== 掛け声・呪文 ==<br />
; 大魔王やアクビが壷から飛び出してきたときの掛け声<br />
:「'''呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン'''」(大魔王)<br />
:「'''出まして来ましてアクビちゃ〜ん'''」(アクビ)<br />
: 大魔王はほぼ統一している(場合によっては言い回しが異なることもある)が、アクビに関してはこの他に「かわいこちゃんのアクビちゃんですよ!」、「ミス魔法ナンバー1のアクビちゃんのおでましよ!」など色々バリエーションがある。<br />
; 壺の中へ戻る際の決めゼリフ<br />
:「'''ハイチャラバーイ'''」(大魔王)<br />
: アクビには特に決め台詞は無いが、「イヤーン!」と言って壺の中に戻ることが多い。大魔王が[[淀川長治]]の決めフレーズ「さよなら、さよなら、さよなら」を、手振りを交えて言ったこともある。あまりにも頻繁に壷の中と外の世界を行き来すると疲れて壷の中に帰れなくなる(「ヤセ馬がんばれの話」など)。<br />
; 呪文<br />
: 「'''アラビン・ドビン・ハゲチャビン'''」(大魔王)<br />
: 両腕を大きく回しながら唱える。「ハゲチャビン」の部分はその時々によって多少変える場合がある。マジックハンドを使うようになってからは、マジックハンドの手の部分が「の」の字を書くように回して呪文を唱える。なお、回によって連続して魔法をかけるなど頻度が高くなった場合、途中から異なる言い回し(「ホケチョラビンチョ」、「ホゲチョラビンチョラ」など)になることがある。<br />
: 「'''アラピン・カラピン・スカピーン'''」(アクビ)<br />
: ほとんどの場合、タンバリンを叩きながら唱える。呪文は時々何も言わなかったり、スカピーンが「スカンピーン」になったり、「ハーイ!」や「それー!」で済ます(主に魔法を連発する場合など)こともある。<br />
; その他<br />
: 「'''ダメなのね〜ダメなのよ〜'''」(大魔王)<br />
: 大魔王が嫌いな算数や数字などを見た時に言う。元ネタは漫才師[[ストレートコンビ]]の[[橋達也]]のギャグ。<br />
: 「'''あのねみなしゃん、わしゃかなわんよ'''」(大魔王)<br />
: 第18回まで、話のラストに大魔王が言う。元ネタは戦前の喜劇俳優の[[高勢実乗]]のギャグ「あのねおっさん、わしゃかなわんよ」で、当初はこれと同じだったが、第5回Bパート「ゲジゴン番長の話」より「おっさん」が「みなしゃん」に代わった(ただし時によって「おっさん」になる時もある)。大半は大魔王が言うが、第15回Aパート「プレゼント大作戦の話」ではカンちゃんが「あのねみなしゃん」と言おうとすると、大魔王が「おっと!それは私が言うんですよ」と止めてから、改めて大魔王が言った。しかし第16回Bパート「いたずら大作戦の話」では、ハンバーグ漬けにうんざりしたカンちゃんが「わしゃかなわんよ!」と言った。<br />
: 「'''なんとかしてくださ〜い!'''」(大魔王)<br />
: 話のラストに大魔王が言うセリフの一つ。<br />
: 「'''えんやとっと'''」(大魔王)<br />
: 掛け声とは少々趣が違うが、大魔王は時間と労力のかかる作業を続ける時に、時にぼやきなどを交えながら「えんやとっと」を連呼する。<br />
: 「'''スカンタコメラホゲチョメラ'''」(大魔王)<br />
: 大魔王が痛い目をみた時のオチに「スカンタコメラホゲチョメラ」(痛い目に遭った原因となる人物名などを織り込んだパターンなど、いくつかのバリエーションがある)などと言う場合があった。前述の「あのねみなしゃん、わしゃかなわんよ」や「なんとかしてくださ〜い!」に取って代わるラストのセリフとして、主に後期になって頻出するようになる。<br />
: 「'''それからどうした'''」(それからおじさん)<br />
: 第27回以降、場面転換時にそれからおじさんが「チャララン」のジングルの後に言う。「それからそれから」や「それからどったの」のバリエーションもある。また、言った直後に大魔王やカンちゃんなどが「『それからどうした』って…」と反論するシーンもある。そして話のラストはアイキャッチとして、「それからそれから…何? コマーシャル? どうぞ」と言ってからCMへ行く。ただし、最終回はCM前のアイキャッチが挿入されなかった。背景はそれからおじさんがその回の話に関係のあるような動作をしている。<br />
<br />
==主題歌==<br />
;「[[ハクション大魔王の歌]]」([[日本コロムビア|コロムビア・レコード]])<br />
:[[作詞]] - [[丘灯至夫]] / [[作曲]] - [[市川昭介]] / 歌 - [[しまざき由理|嶋崎由理]] / コーラス - [[堀江美都子]]、山尾百合子、大江由貴子<br />
:オープニングでは歌唱者は嶋崎のみ表記。<br />
;「アクビ娘の歌」(コロムビア・レコード)<br />
:作詞 - 丘灯至夫 / 作曲 - [[和田香苗]] / 歌 - 堀江美都子、ザ・モンジュ<br />
:[[1988年]]に[[小泉今日子]]がアルバム「ナツメロ」でカバーしている。<br />
:オープニングでは歌唱者は堀江のみ表記。横に括弧書きで12才・[[横浜市]]の表記も付された。<br />
<br />
1969年(昭和44年)放送分の第1回から第13回までは「ハクション大魔王の歌」がオープニングテーマで「アクビ娘」がエンディングテーマ。1970年(昭和45年)放送分の第14回以降は「アクビ娘」がオープニングテーマで「ハクション大魔王の歌」がエンディングテーマとなる。共に入替の際に若干の映像の変更がなされた。オープニングでのタイトルは、大魔王編は最初のくしゃみのあとに、アクビ編は1番と2番の間に出された。歌詞の多くの漢字には[[ルビ]]が振ってある。<br />
<br />
DVD化作品では「ハクション大魔王の歌」のオープニング映像は、[[クレジットタイトル|ノンクレジット]]映像に1番の歌詞とスタッフ表記が[[スーパーインポーズ (映像編集)|スーパーインポーズ]]形式で表示され、曲終了後の無音部分が少し長めに取ってある。末尾にカラー放送のマークも表示されていた。ただし、これらの表示には制作局の「[[フジテレビジョン|フジテレビ]]」がないなど本放送時のフィルム焼込のクレジットとは異なっている。「アクビ娘」のオープニング映像では冒頭に曲紹介があり、スタッフ、歌詞ともフィルム焼込となっている。「カラー」表示はない。<br />
<br />
エンディング映像は前期・後期ともノンクレジット映像である。本放送時のエンディング映像では歌詞、声の出演やスタッフのクレジットがフィルム焼込で表示されていた。<br />
<br />
オープニング、エンディング映像は放送局により途中でカット(または編集)することもあった。<br />
<br />
==各話リスト==<br />
サブタイトルは「○○の話」で統一されているが、稀に「の話」の「の」が無いのもある。なおサブタイトルが「の話」で締めるのは、本作が唯一。<br />
{| class="wikitable" style="font-size:small;"<br />
!回数!!放送日!!サブタイトル(上段:Aパート、下段:Bパート)!!脚本!!演出!!備考<br />
|-<br />
|rowspan="2"|1||rowspan="2"|'''1969年'''<br />10月5日||出ました大魔王の話||陣野修||rowspan="4"|[[笹川ひろし]]||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|モーレツブル公の話||[[山崎晴哉]]<br />
|-<br />
|rowspan="2"|2||rowspan="2"|10月12日||算数はかなわんよの話||陣野修||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ご主人は大ドロボーの話||山崎晴哉<br />
|-<br />
|rowspan="2"|3||rowspan="2"|10月19日||ニャンともヒゲエ話||滝三郎||rowspan="2"|原征太郎||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|お手伝いさんは泣けてくるの話||山崎晴哉<br />
|-<br />
|rowspan="2"|4||rowspan="2"|10月26日||天才は泣けてくるの話||滝三郎||rowspan="3"|[[西牧秀夫]]||rowspan="2"|再放送の際に欠番となった事例がある(後述)<br />
|-<br />
|ハクションくずやの話||[[伊東恒久]]<br />
|-<br />
|rowspan="2"|5||rowspan="2"|11月2日||ズッコケ手品師の話||山崎晴哉||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ゲジゴン番長の話||川内勉||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|6||rowspan="2"|11月9日||カンちゃんモテモテないの話||rowspan="2"|山崎晴哉||rowspan="3"|西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|オモチャ大魔王の話<br />
|-<br />
|rowspan="2"|7||rowspan="2"|11月16日||大魔王は二人でごじゃるの話||西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
<br />
|-<br />
|ハクション大作戦の話||山崎晴哉||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|8||rowspan="2"|11月23日||番長大戦争の話||rowspan="2"|陣野修||西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|モーレツ大魔王の話||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|9||rowspan="2"|11月30日||ハ・ハ・ハンと泣けてくるの話||野田恵||rowspan="2"|西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|パパごのみの壷の話||山崎晴哉<br />
|-<br />
|rowspan="2"|10||rowspan="2"|12月7日||ブル公は大病の話||rowspan="2"|陣野修||原征太郎||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ご主人はカワイ子ちゃんの話||rowspan="2"|西牧秀夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|11||rowspan="2"|12月14日||魚つりはかなわんよの話||川内勉||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|迷い子のペスやーいの話||野田恵||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|12||rowspan="2"|12月21日||ハクション剣士の話||山崎晴哉||[[案納正美]]||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|とめてくれるなご主人さまの話||陣野修||rowspan="3"|原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|13||rowspan="2"|12月28日||ご主人は30人の話||rowspan="2"|山崎晴哉||rowspan="2"|再放送の際に欠番となった事例がある(後述)<br />
|-<br />
|大モテジャングル王様の話<br />
|-<br />
|rowspan="2"|14||rowspan="2"|'''1970年'''<br />1月4日||モーレツババアの話||滝三郎||案納正美||rowspan="2"|オープニング、エンディング曲映像差し替え<br />
|-<br />
|かっとばせダイマオーズの話||山崎晴哉||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|15||rowspan="2"|1月11日||プレゼント大合戦の話||rowspan="2"|陣野修||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|みんなひっこめツボの中の話||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|16||rowspan="2"|1月18日||テストはケンカの始まりの話||伊東恒久||西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|いたずら大作戦の話||滝三郎||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|17||rowspan="2"|1月25日||アクビアツアツの話||山崎晴哉||西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|アラビン子守歌の話||野田恵||笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|18||rowspan="2"|2月1日||大もてクイズ旅行の話||伊東恒久||rowspan="2"|案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ハッケヨイ大魔王の話||滝三郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|19||rowspan="2"|2月8日||魔法の国よこんにちわの話||rowspan="2"|陣野修||西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|算数怪獣さようならの話||原征太郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|20||rowspan="2"|2月15日||ジュータンヒコーキの話||rowspan="3"|山崎晴哉||笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ごめんね仔ブタちゃんの話||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|21||rowspan="2"|2月22日||アクビシンデレラの話||rowspan="2"|西牧秀夫||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|パパさんしごくでごじゃるの話||陣野修<br />
|-<br />
|rowspan="2"|22||rowspan="2"|3月1日||ハンバーグ大安売りの話||平谷寿敏||rowspan="2"|原征太郎||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ハクションサーカスの話||[[鈴木良武]]<br />
|-<br />
|rowspan="2"|23||rowspan="2"|3月8日||ハクション一座の話||平谷寿敏||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ハクションガードマンの話||rowspan="2"|陣野修||西牧秀夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|24||rowspan="2"|3月15日||ワンワンコンテストの話||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|月征服かなわんよの話||rowspan="2"|由起圭||笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|25||rowspan="2"|3月22日||テレビスターでごじゃるよの話||原征太郎||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|プロレスラーでごじゃるよの話||平谷寿敏||西牧秀夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|26||rowspan="2"|3月29日||ブル公追い出し作戦の話||野田恵||rowspan="4"|笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|アクビモーレツ作戦の話||rowspan="2"|陣野修<br />
|-<br />
|rowspan="2"|27||rowspan="2"|4月5日||マジックハンドの話||rowspan="2"|サブタイトルデザイン変更。<br/>それからおじさんが初登場。<br />
|-<br />
|壷はだれのものの話||平谷寿敏<br />
|-<br />
|rowspan="2"|28||rowspan="2"|4月12日||アクビはカガミに弱いの話||陣野修||[[高橋資祐]]||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ブル公の結婚式の話||滝三郎||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|29||rowspan="2"|4月19日||ヤセ馬がんばれの話||村林信一||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|アクビはだれの子の話||伊東恒久||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|30||rowspan="2"|4月26日||ブル公コテンパンの話||山崎晴哉||笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ブルブル空中戦の話||平谷寿敏||高橋資祐<br />
|-<br />
|rowspan="2"|31||rowspan="2"|5月3日||雪男は文明人の話||由起圭||笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|おばけ屋敷の3悪人の話||伊東恒久||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|32||rowspan="2"|5月10日||カンちゃんサンマとフグ魔王の話||平谷寿敏||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|追い出せガリベン先生の話||村林信一||笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|33||rowspan="2"|5月17日||弱虫仮面売りますの話||伊東恒久||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|大魔王はコケッコーの話||山崎晴哉||rowspan="3"|笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|34||rowspan="2"|5月24日||アラビン号南極へ行くの話||平谷寿敏||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|メタメタ魔法テストの話||滝三郎<br />
|-<br />
|rowspan="2"|35||rowspan="2"|5月31日||西部のガンマンでごじゃるの話||[[城山昇]]||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ひみつ好きな王子さまの話||伊東恒久||rowspan="2"|案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|36||rowspan="2"|6月7日||ブルも歩けば宝にあたるの話||城山昇||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ロボット大魔王の話||[[吉田喜昭]]||高橋資祐<br />
|-<br />
|rowspan="2"|37||rowspan="2"|6月14日||ランプ大魔人アーラーの話||平谷寿敏||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ハクションカメラ作戦の話||吉田喜昭||高橋資祐<br />
|-<br />
|rowspan="2"|38||rowspan="2"|6月21日||魔法対忍法の話||伊東恒久||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ブル公が一番恐いものの話||桜井京介||rowspan="2"|笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|39||rowspan="2"|6月28日||ブクブクカナヅチ作戦の話||城山昇||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|大海賊でごじゃるよの話||桜井京介||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|40||rowspan="2"|7月5日||大魔王は大先生の話||吉田喜昭||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|空とぶローラースケートの話||伊東紀子||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|41||rowspan="2"|7月12日||尻尾の生えたカンちゃんの話||桜井京介||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|アカムラサキブルーアゲハの話||山崎晴哉||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|42||rowspan="2"|7月19日||アクビ女王陛下の話||吉田喜昭||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|明日(あした)新聞の話||滝三郎||笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|43||rowspan="2"|7月26日||魔法ファッションショーの話||伊東恒久||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|モーれつ闘牛士でごじゃるの話||rowspan="2"|伊東紀子||笹川ひろし<br />
|-<br />
|rowspan="2"|44||rowspan="2"|8月2日||ためろや貯めろの話||rowspan="2"|案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|魔法の壷をとり返せの話||山崎晴哉<br />
|-<br />
|rowspan="2"|45||rowspan="2"|8月9日||世界の皆さん今日わの話||rowspan="2"|平谷寿敏||rowspan="2"|笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|ハクション魔法パビリオンの話<br />
|-<br />
|rowspan="2"|46||rowspan="2"|8月16日||魔王の花よめさんやーいの話||滝三郎||rowspan="2"|高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|正直魔王と忠犬ブル公の話||平田稔<br />
|-<br />
|rowspan="2"|47||rowspan="2"|8月23日||ま夏の空に雪が降るの話||平谷寿敏||rowspan="2"|笹川ひろし||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|魔女マヌーバの話||伊東恒久<br />
|-<br />
|rowspan="2"|48||rowspan="2"|8月30日||ハッピー・バースディーアクビちゃんの話||伊東紀子||高橋唯貴雄||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|魔法のメガネでごじゃるの話||桜井京介||案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|49||rowspan="2"|9月6日||ゲップ小魔王の話||rowspan="2"|滝三郎||高橋資祐||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|すきすき赤ちゃんの話||rowspan="2"|案納正美<br />
|-<br />
|rowspan="2"|50||rowspan="2"|9月13日||コオロギかんちゃんの話||平谷寿敏||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|モシモシ…ご主人の話||rowspan="2"|桜井京介||高橋資祐<br />
|-<br />
|rowspan="2"|51||rowspan="2"|9月20日||アベコベ親子の話||案納正美||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|となりの人はダーレ?!の話||平田稔||高橋資祐<br />
|-<br />
|rowspan="2"|52||rowspan="2"|9月27日||魔王は町のナンバー1(ワン)の話||rowspan="2"|桜井京介||高橋唯貴雄||rowspan="2"|<br />
|-<br />
|さよなら大魔王の話||高橋資祐<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
サブタイトルデザインの変遷は次の通り。<br />
*第26回までは絨毯をバックに、壺からの煙からサブタイトルが出た所で、(大魔王)「○○」(カンちゃん)「の話。ハックション!」と読み上げる。<br />
*第27回以降は上にサブタイトル、下に「それからおじさん」が映されたブラックバック画面を出し、(大魔王)「○○」(カンちゃん)「の話」と読み上げた所で、「おじさん」が「ハックション!!オオーッ!」とくしゃみをする。<br />
*なお例外として、第4回Aパート「天才は泣けてくるの話」では、(カンちゃん)「天才は泣けてくる」(大魔王)「の話」(カンちゃん)「ハックション!」と、ラストのくしゃみ以外は通常とは逆に読み上げ、また第46回Bパート「正直魔王と忠犬ブル公の話」では、「忠犬ブル公」のみブル公が読み上げた。<br />
<br />
==スタッフ==<br />
末尾の◎印は、DVDソフトのオープニング映像のクレジットに表示。<br />
*原作・制作:[[吉田竜夫]]◎<br />
*企画:[[鳥海尽三]]◎<br />
*[[プロデューサー]]:[[吉田健二]]<br />
*総監督:[[笹川ひろし]]◎<br />
*制作担当:永井昌嗣<br />
*作画監督:山本繁、[[二宮常雄]]、白川忠志、[[須田正己]]、[[西城隆詞]]、水村十司、[[高橋資祐]]、他<br />
*美術設定:古原一輪<br />
*美術監督:[[中村光毅]]<br />
*録音プロデューサー:[[本田保則]]<br />
*[[音響監督|録音ディレクター]]:[[水本完]]<br />
*音響効果:[[フィズサウンドクリエイション|イシダ・サウンドプロ]]<br />
*音響制作:[[オムニバスプロモーション|オムニバス・プロ]](ただし音響制作とはクレジットされず、録音ディレクターの下に表示)<br />
*録音スタジオ:[[読売広告社|読広スタジオ]]<br />
*録音:棚岡元、石川武人<br />
*撮影:池田仁男<br />
*編集:中溝哲生<br />
*音楽:若月明人◎、[[市川昭介]]◎(主題歌作曲者として)<br />
*現像:[[IMAGICA|東洋現像所]]<br />
*制作:[[タツノコプロ]]◎(吉田竜夫の名を冠して紹介される)<br />
<br />
==宣伝・CMへの起用==<br />
*1989年、[[神戸製鋼所]]がリクルート用のテレビCMで、『[[巨人の星]]』の[[伴宙太]]や『[[ムーミン]]』の[[スナフキン]]とともに往年の人気キャラクターという形で、アクビを起用した。どのキャラクターも神戸製鋼での仕事について彼らなりの観点で語るものだったが、アクビの場合は研究について「うふふふふ、オトたまの魔法より役に立ちますよ」と仕事のやりがいをアピールするというものだった。[[新日本製鐵]]なども同時期にリクルート用のテレビCMを打ち出しており、一般への認知が低い製鉄業界がテレビCMを流したことで話題になる。なお神戸製鋼は、翌年同じ『巨人の星』の[[花形満]]や『[[サイボーグ009]]』のギルモア博士を登場させた同系統のCMを作っている(BGMなど、新シリーズとしての差し替え版として)。<br />
*[[1999年]]11月に[[ダイハツ・ネイキッド]]のCMとして起用されていた。<br />
* 2004年4月に[[たちばな出版]]の「ハクション大魔王・クシャミキャンペーン」で、「袋入りコショー」「ビン入りコショー」のキャラクターに起用された<ref>[http://www.tachibana-inc.co.jp/campaign/kushami/kushami.html たちばな出版キャンペーン]、2014年5月21日閲覧。</ref>。<br />
*旧田辺製薬(現:[[田辺三菱製薬]])の風邪薬「新ノバポンGO」(ジーオー)のCMにも登場した。後にこのCMのナレーションは魔王役の大平が独自で演じた。<br />
**大平は当時、旧田辺製薬のCM契約タレントだった。<br />
*[[三菱電機]]の[[空気清浄機]]のイメージキャラクターに大魔王が起用されている。<br />
*アクビとともに[[サノフィ・アベンティス]]の[[アレルギー性疾患]]治療剤「[[フェキソフェナジン|アレグラ]]」の[[2000年]]発売時よりイメージキャラクター。<br />
**同剤の効能は[[アレルギー性鼻炎]]、[[蕁麻疹]]など(「クシャミ」と「カイカイ」に効く)であり同種同効品に比し眠気の[[副作用]]が少ない(「アクビ」が出ない)。<br />
*[[日本振興銀行]](現在は[[イオン銀行]]に統合)のイメージキャラクターに起用された。<br />
*関東で展開している[[ハンバーグ大魔王]]([[コロワイド]]系)のイメージキャラクターに起用されている。本編ではハンバーグを揚げている。<br />
*[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)では、2012年度より「[[タツノコプロ|タツノコオールスターズ]]」を起用した「さわやかマナーキャンペーン」を実施している。同年4〜5月度のキャンペーンとして、大魔王が「うるさいでごじゃるよ!」と、車内で騒ぐアクビとかんちゃんをたしなめる内容の、マナー啓発ポスターとアニメーションCMを、同社の各駅構内で掲示・公開している。<br />
<br />
==関連作品==<br />
*『世紀末伝説ワンダフルタツノコランド 円盤星人UBO』 - メインキャラクターとして出演。<br />
*『[[タイムボカン王道復古]] タツノッコン王国で同窓会だコロン』<br />
*『ハクション大魔王“史上最大魔王の戦い…?の話』 - 3DCGアニメ<br />
*『[[よばれてとびでて!アクビちゃん]]』<br />
*『[[アクビガール]]』<br />
*『タツノコ ファミリーミュージカル 帰ってきた! ハクション大魔王』<br />
*『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]](2作目)』 - 数回ゲスト出演している。<br />
*『[[タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES]]』 - 対戦格闘アクション。[[Wii]]版でハクション大魔王がプレイヤーキャラクターとして登場する。<br />
*『[[Peeping Life]] -手塚プロ・タツノコプロワンダーランド- 』 - 『Peeping Life』と[[手塚プロ]]&[[タツノコプロ]]とのコラボレーションアニメ。<br />
*『[[おはようハクション大魔王]]』 - 『[[ZIP!]]』とのコラボレーションアニメ。<br />
*『[[キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲]]』 - 魔法の壺が家具として登場、説明文も「みているとクシャミがしたくなる」。<br />
<br />
==再放送==<br />
本放送終了後、昭和40年代後半から昭和60年代にかけて各地の多くの放送局にて再放送が行われていたが、近年でも以下の局で再放送が行われた。<br />
<br />
*北海道では、[[TXN|テレビ東京系列]]の[[テレビ北海道]](TVh)の「[[おはようまんが]]」枠で月 - 金曜の8:00から“再放送”扱いで放送されていた。その後同枠は2015年4月に廃枠されたが、2016年8月から同年11月までは、同局の「[[7チャンあにめ]]」枠でも火 - 金曜の17:25に再放送された。<br />
*福岡地方では、[[All-nippon News Network|テレビ朝日系列]]の[[九州朝日放送]]で土曜10:00から放送されていたが再放送扱いではなかった、[[ステーションブレイク]]のときなどには予告も放送していた(2002年ごろ)。<br />
*[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]では[[2007年]]より何度か再放送されている。いずれの放映も第13回(Bパートは大魔王とカンちゃんがアフリカで酋長と出会う話)は抜かされた<ref>ただし2017年7月31日放送分の内容前半は第4話Bパート、後半は第13話Bパートが放送されている。また、この放送回より、劇場の緞帳様の青地の背景(下1/6は黒のグラデーション付き)に「本作品はオリジナリティーを尊重して放送いたします。ご了承下さい。」の注意書きが本編前に挿入される。</ref>。<br />
**[[2007年]][[10月1日]] - [[12月10日]]に平日8:30から放送された。なお、このときは放映順が一部変更されていた。<br />
**[[2008年]][[1月21日]] - [[3月27日]]に月 - 木曜15:30、続いて[[3月31日]] - [[4月25日]]に月 - 金曜16:30、飛んで[[5月9日]]金曜15:30より再放送を実施した。<br />
**2008年10月1日 - [[12月19日]]に平日16:30から再放送された。<br />
**2009年10月30日 - 2010年10月29日に毎週金曜18:30から再放送された。<br />
**2012年8月21日に「タツノコ名作アニメ総選挙」の一環として第1回のみ18:30から再放送された[http://s.mxtv.jp/tatsunoko_anime/]。<!-- 結果は4位。 --><br />
**2017年7月3日 - 10月17日にTOKYO MX2にて平日16:00から再放送された。なお、7月8日放送分の第4話Bパートは後述のテレビ大阪2016年放送版と同じ放送順になる形で第13話Aパートに、さらに前述の通り同月31日放送分の第13話Aパートが第4話Bパートに差し替えられている(この放送分のみテレビ大阪版との差異となる)。また、前述の青緞帳注意書き画面も本編開始直前に挿入されるようになる。<br />
*[[群馬テレビ]]では毎週火曜19:00から再放送中。<br />
*[[とちぎテレビ]]にて[[2008年]][[6月2日]]の19:30より放送開始。こちらは第13回の双方が放送された。関東では[[ネプリーグ]]の裏であり、これは[[U字工事]]がたびたびネタにしている。なお同年10月からは、同じタツノコ作品『[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)|ヤッターマン]](第2作)』の裏ともなった。<br />
*[[千葉テレビ放送|チバテレビ]]では毎週土曜17:30から再放送していたが、後に毎週日曜12:00からに変更され、[[2009年]][[9月27日]]放送終了。<br />
*[[サンテレビジョン|サンテレビ]]では月 - 木曜7:30から再放送された(2009年[[3月11日]] - [[6月9日]]。第13回は未放送)。<br />
*静岡地方、[[テレビ静岡]]では毎週水曜の深夜枠にて2010年8月より再放送されたが第31回で終了。<br />
*[[関西テレビ放送|関西テレビ]]では[[2011年]][[8月17日]](深夜[[8月16日]])に関西テレビのウェブサイトで見事に第1位に選ばれ、最終話([[2012年]][[8月7日]])まで再放送された。第4回・第13回は未放送。<br />
*2011年4月2日から2012年3月3日まで、土曜日の朝7時にテレビ愛知で再放送した。この時、オープニングとエンディングのテロップがモザイク処理されていた。<br />
*1992年11月ころには、ドイツ国内でも『Bob, der Flaschengeist』のタイトルで、[[RTLテレビジョン]]で放送されていた(ドイツ語吹き替え)。<br />
*[[KBS京都]]では2012年[[8月28日]]から毎週月 - 金曜07:30から[[アニメでおはよっ!]]にて最終話(2012年[[11月5日]])まで再放送された。第4回・第13回は未放送。<br />
*[[カートゥーンネットワーク]]ではHDリマスター版(ハイビジョン放送チャンネルのみHD放送)が現在放送されている。いずれも第13回は未放送。<br />
**[[2012年]][[7月2日]]から2012年[[8月3日]]まで第1回から第26回まで放送された。第26回放送後、2012年[[8月6日]]から2012年[[12月14日]]まで第1回から繰り返し放送していた。<br />
**2012年[[12月17日]]から[[2013年]][[2月27日]]まで第1回から最終回(第52回)まで放送された。最終回放送後、2013年[[2月28日]]から[[2014年]][[7月15日]]まで、第1回から繰り返し放送していた。<br />
*[[テレビ大阪]]では2016年[[10月10日]]より月 - 木曜17:37からHDリマスター版で放送されている。1話完結のため、18分枠で放送されるがエンディングは都合上省かれた。10月19日は欠番であった第4回のAパート「天才は泣けてくるの話」を放送。20日はEPGでは第4回のBパート「ハクションくずやの話」となっていたが、実際には欠番である第13回のAパート「ご主人は30人の話」が放送された。第4回・第13回それぞれのBパートは未放送のままとなっている。<br />
<br />
== DVD ==<br />
:DVDボックスが東芝エンタテインメント(現:株式会社[[ショウゲート]])より2005年2月25日に発売された(生産終了)。<br />
:[[メディアファクトリー]](現:[[KADOKAWA]]レーベル)より、8回16話分のセレクションDVDも発売されていたことがある。<br />
<br />
==パチンコ・パチスロ==<br />
;パチンコ<br />
*CRハクション大魔王(2000年、[[サミー]])<br />
*CRハクション大魔王2(2004年、サミー)<br />
*CRハクション大魔王3 アクビ娘(2009年、サミー)<br />
*ぱちんこCRハクション大魔王(2015年、サミー)<br />
*CRハクション大魔王(2017年、七匠)<br />
;パチスロ<br />
*ハクション大魔王S(2002年、サミー)<br />
*出ましたハクション大魔王(2005年、サミー)<br />
<br />
== ドラマ ==<br />
{{基礎情報 テレビ番組<br />
|番組名=秋のスペシャルドラマ<br />ハクション大魔王<br />
|ジャンル=[[テレビアニメ]]の実写化<br />
|放送期間=[[2013年]][[11月17日]]<br />
|放送時間=日曜19:00 - 20:54<br />
|放送分=114<br />
|放送回数=1<br />
|放送枠=<br />
|放送国={{JPN}}<br />
|制作局=[[フジテレビジョン|フジテレビ]]<br />[[東宝映画 (企業)|東宝映画]]<br />
|脚本=[[阿相クミコ]]<br />
|企画 = [[水野綾子]](編成企画)<br />
|製作総指揮 = 不明<br />
|監督 = 不明<br />
|演出=[[西浦正記]]([[フジクリエイティブコーポレーション|FCC]])<br />
|原作 = タツノコプロ『ハクション大魔王』<br />
|プロデューサー=[[神戸明]](東宝映画)<br />
|出演者=[[村上信五]]<br />[[渡邉このみ]]<br />[[馬渕誉]]<br />
|音声 = <br />
|字幕 = あり<br />
|データ放送 = なし<br />
|OPテーマ = 村上信五「[[ハクション大魔王の歌]]」<br />
|EDテーマ = 村上信五「ハクション大魔王の歌」<br />
|挿入歌 = なし<br />
|時代設定 = 現代<br />
|外部リンク = http://www.fujitv.co.jp/hakusyon/<br />
|外部リンク名 = ハクション大魔王<br />
|特記事項 = <br />
}}<br />
[[2013年]][[11月17日]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列にて放送。放送時間は日曜19:00 - 20:54([[日本標準時|JST]])。主演は村上信五<ref>{{cite web|author =産経ニュース|url =http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131116/ent13111613000009-n1.htm|title =関ジャニ・村上が「ハクション大魔王」に! 名作アニメ、初の実写版|date=2013-11-16|accessdate=2013-11-18}}</ref>。視聴率は8.6%。<br />
<br />
時代設定がオリジナルよりも製作時の現代に合わせて変更・追加点が存在する。<br />
<br />
放送終了後も主演の村上が出演する「[[月曜から夜ふかし]]」([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)や「[[関ジャニ∞クロニクル]]」(フジテレビ系)等でネタにされることが多い。<br />
<br />
;アニメ版とドラマ版の相違点<br />
*ゲジゴンの話し方がアニメ版では関西弁だったのに対し、ドラマ版では[[タメ口]]の標準語に変更され、さらに一人称も「ワイ」または「わて」もしくは「わし」から「オレ様」に変更されている。<br />
*ブタマンのハゲの髪型がアニメ版では[[河童|カッパ]]の頭に似た[[ハゲ|禿げ頭]]だったのに対し、ドラマ版では普通に髪の毛が生えており、常に帽子を被っている。<br />
*カンちゃんの担任がアニメ版ではデブ山先生だったのに対し、ドラマ版ではドラマ版オリジナルキャラクターの花園先生に変更されている。<br />
<br />
=== キャスト ===<br />
* ハクション大魔王、小茂茶太郎 - [[村上信五]]([[関ジャニ∞]]・二役)<br />
* アクビ - [[渡邉このみ]](幼少期:[[咲音]]) <br />
* カンちゃん(与田山カン一)〈7〉 - [[馬渕誉]]<br />
* パパ(与田山与太郎)〈45〉 - [[温水洋一]]<br />
* ママ(与田山花子)〈36〉 - [[白石美帆]]<br />
* 先生(花園美咲) - [[小沢真珠]]<br />
* ユリ子パパ - [[葛山信吾]]<br />
* ユリ子ママ - [[なつみ]]<br />
* ゲジゴン母 - [[山村紅葉]]<br />
* 金田ママ - [[白鳥久美子]]([[たんぽぽ (お笑いコンビ)|たんぽぽ]])<br />
* ユリ子 - [[庵原涼香]]<br />
* ゲジゴン - [[長与航己]]<br />
* サボテンのトゲ - [[横山陽紀]]<br />
* ブタマンのハゲ - [[下出倫輝]]<br />
* 金田 - [[春原雅之]]<br />
* 先代の社長(小茂茶太郎の父) - [[神保悟志]]<br />
* その他<!--主に役名テロップなし--> - <!--ユリ子の姉 - (上部に復帰する場合は出典要)-->[[木村真那月]]、[[須田琉雅]]、[[鈴木もも]]、[[須田瑛斗]]、[[平田敦子]]、[[今野杏南]]、[[加世幸市]]、[[児玉頼信]] <br />
<br />
=== スタッフ ===<br />
* 原作 - タツノコプロ『ハクション大魔王』<br />
* 脚本 - [[阿相クミコ]]<br />
* 演出 - [[西浦正記]]([[フジクリエイティブコーポレーション|FCC]])<br />
* 主題歌 - 村上信五「ハクション大魔王の歌」<br />
* 主題歌協力 - 義川正巳<br />
* OP画コンテ・演出 - [[ワタナベシンイチ]]<br />
* OP制作 - 吉田昇一(タツノコプロ)<br />
* 音楽協力 - [[信澤宣明]]、SUI、[[木村秀彬]]<br />
* 音楽プロデューサー - 池田貴博([[ミラクル・バス]])<br />
* 演出補 - 八十島美也子<br />
* 特殊メイク - [[江川悦子]]([[メイクアップディメンションズ]])<br />
* 特殊造型 - 若菜淳夫<br />
* ビジュアルエフェクト - 泉谷修([[日本エフェクトセンター]])<br />
* アクションコーディネーター - 吉田浩之<br />
* フードコーディネート - はらゆうこ<br />
* ドッグトレーナー - 山口健夫<br />
* 技術協力 - [[ビデオスタッフ]]、[[ブル (テレビ技術会社)|ブル]]<br />
* 照明協力 - [[ザ・ホライズン]]<br />
* 美術協力 - [[テレビ朝日クリエイト]]<br />
* 選曲・音響効果 - [[スポット (企業)|スポット]]<br />
* 撮影協力 - [[青梅市]]、青梅市教育委員会、青梅市観光協会、日野映像支援隊 <br />
* 編成企画 - [[水野綾子]]<br />
* プロデュース - [[神戸明]](東宝映画)<br />
* プロデュース補 - 堀江愛佳<br />
* 制作 - フジテレビ<br />
* 制作著作 - [[東宝映画 (企業)|東宝映画]]<br />
<br />
=== 放送日程 ===<br />
{| class="wikitable" style="text-align:center;"<br />
|-<br />
!放送日!!サブタイトル<br />
|-<br />
|rowspan="3"|2013年11月17日||出ました! 大魔王の話<br />
|-<br />
|大魔王のそっくりさんの話<br />
|-<br />
|子供の城で大合戦!の話<br />
|-<br />
|}<br />
サブタイトルデザインと読み上げは、アニメ版第26回までと同じパターン。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
*[https://web.archive.org/web/20080113150013/http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/Database/Hac/Hac.html タツノコプロ 作品データベース ハクション大魔王(アーカイブ)]<br />
*[https://web.archive.org/web/20090327045131/http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/legacy/200406.html タツノコプロ タツノコ世界遺産 登録ナンバー001「ハクション大魔王企画書編」(アーカイブ)]<br />
*[http://www.mxtv.co.jp/hakushon/ TOKYO MX内公式HP]<br />
*[http://www.fujitv.co.jp/hakusyon/ 秋のスペシャルドラマ ハクション大魔王]<br />
<br />
{{前後番組|<br />
放送局=[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系|<br />
放送枠=[[フジテレビ系列日曜夕方6時台枠のアニメ|日曜18:00枠]]<br />【当番組より[[タツノコプロ]]制作アニメ】|<br />
番組名=ハクション大魔王|<br />
前番組=[[スーパープレジデント]]<br />(1969.7 - 9)<br />【海外作品】|<br />
次番組=[[いなかっぺ大将]]<br />(1970.10 - 1972.9)|<br />
}}<br />
{{笹川ひろし監督作品}}<br />
{{ハクション大魔王}}<br />
{{村上信五}}<br />
{{DEFAULTSORT:はくしよんたいまおう}}<br />
[[Category:ハクション大魔王|*]]<br />
[[Category:アニメ作品 は|くしよんたいまおう]]<br />
[[Category:1969年のテレビアニメ]]<br />
[[Category:フジテレビ系アニメ]]<br />
[[Category:タツノコプロ]]<br />
[[Category:ギャグアニメ]]<br />
[[Category:アニメの登場人物]]<br />
[[Category:漫画作品 は|くしよんたいまおう]]<br />
[[Category:週刊ぼくらマガジン]]<br />
[[Category:たのしい幼稚園]]<br />
[[Category:漫画の登場人物]]<br />
[[Category:2013年のテレビドラマ]]<br />
[[Category:フジテレビのスペシャルドラマ]]<br />
[[Category:アニメを原作とする作品]]<br />
[[Category:村上信五]]</div>
180.0.226.191
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