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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=150.61.31.72&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-13T02:08:53Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 システムインテグレーター 2018-09-19T01:12:45Z <p>150.61.31.72: /* 情報産業 */</p> <hr /> <div>{{Otheruses|情報通信企業|埼玉県の企業|システムインテグレータ (企業)}}<br /> {{参照方法|date=2008年7月}}<br /> &#039;&#039;&#039;システムインテグレーター&#039;&#039;&#039;({{lang-en-short|Systems Integrator}})は、個別のサブシステムを集めて1つにまとめ上げ、それぞれの機能が正しく働くように完成させる[[システムインテグレーション]]事業を行なう企業のことである。<br /> <br /> == 軍需産業 ==<br /> 欧米の[[軍事産業]]において、システムインテグレーターを名乗る企業がある。代表的なシステムインテグレーターに、米[[ボーイング]]社や米[[ロッキード・マーティン]]社、米[[ジェネラル・ダイナミクス]]社、英[[BAEシステムズ]]社、蘭[[エアバス・グループ|EADS]]社、仏[[タレス・グループ]]等がある&lt;ref&gt;野木恵一著 軍事研究 2007年9月号 『グローバル軍需産業の世界戦略』 p.28-p.39&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[兵器]]を製造する[[軍需産業]]の分野では、古くは[[帆船]]に[[蒸気機関]]を搭載し、[[トラクター]]に[[大砲|砲]]や[[機関銃]]を備えた[[砲塔]]を搭載するシステムインテグレーターの黎明期を経て、[[第二次世界大戦]]以後の冷戦期に、[[大陸間弾道ミサイル|大陸間弾道弾]]や軍事衛星、[[レーダー]]誘導[[ミサイル]]等の高度な制御が求められる兵器の登場によって、本格的なサブシステムの統合能力が求められるようになった。<br /> <br /> == 情報産業 ==<br /> 日本の[[情報産業]]における&#039;&#039;&#039;システムインテグレーター&#039;&#039;&#039;(SI)とは、情報システムの構築において、[[IT戦略]]の立案から[[ソフトウェア設計|設計]]、[[ソフトウェア開発|開発]]、[[システム運用|運用]]・[[ソフトウェア保守|保守]]・[[システム管理|管理]]までを一括請負する情報通信企業である。[[ソリューションプロバイダ]]もほぼ同じ意味である。SIに「~する人」という接尾辞「-er」を付けた &#039;&#039;&#039;SIer&#039;&#039;&#039;(エスアイアー、エスアイヤー)は[[和製英語]]である。&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = ミッキー・グレース<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20061127/254858/<br /> | title = こんなにある!英語圏では通じない“和製英語”<br /> | date= 2006-11-27<br /> | publisher = IT Pro<br /> | accessdate = 2009年10月25日<br /> }}&lt;/ref&gt;。日本のシステムインテグレーターを英語で説明する場合は、&#039;&#039;&#039;ITサービス会社&#039;&#039;&#039;(information technology services company)と説明した方が分かりやすい。&lt;!--例えばNTTデータは「It offers a broad range of IT services including consulting, systems integration and IT outsourcing.」&lt;ref&gt;[http://www.nttdata.co.jp/en/media/2008/080100.html NTT Data acquires 72.9% of Cirquent from BMW]&lt;/ref&gt;のように説明される。--&gt;日本の代表的なSI企業は[[NTTデータ]]、[[日本IBM]]、[[日立製作所]]、[[富士通]]、[[日本電気]] 等である。<br /> <br /> === 概説 ===<br /> 情報システムにおける元々のシステム・インテグレーターは、複数のベンダから汎用の[[パッケージソフトウェア]]やハードウェアなどの完成品を購入して、1つのシステムとして矛盾なく、効果が出るように組み立て、統合する事業に特化した企業のことを言う&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = internet.com<br /> | url = http://www.webopedia.com/TERM/S/systems_integrator.html<br /> | title = webopedia<br /> | accessdate = 2009年10月25日<br /> }}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 佐藤治夫<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091002/338262/<br /> | title = 第30回 「システム・インテグレーション」の誤訳が不幸の始まり<br /> | date=2009-10-05<br /> | publisher = IT Pro<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;。あえて説明すれば[[水平分業]]的である。[[付加価値再販業者]]を名乗ることもある。<br /> <br /> 日本におけるシステムインテグレーターは[[アウトソーシング]]の一環として流行った業態である。システム開発を、システムのオーナーとなる会社(クライアント)から一括請負して、完成までの責任を負う主契約の相手(プライム)になる。プライムは個々の作業を副契約の会社(サブコントラクター、サブコン)に発注する&lt;ref name=&quot;jidai&quot;&gt;最相 力『システムインテグレーターの時代』&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 日本において、システムインテグレーターはパッケージソフトウェアや[[SaaS]]の販売、[[アプリケーションサービスプロバイダ]]などを行う場合もあるが、[[カスタムメイド]]の[[受託開発]]が圧倒的に多い&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 社団法人 情報サービス産業協会<br /> | date= 2007年<br /> | url = http://www.jisa.or.jp/statistics/download/jittai_chart2006.pdf<br /> | title = 特サビ実態調査 グラフ・表<br /> | format= PDF<br /> | accessdate = 2008年11月4日<br /> }}&lt;/ref&gt;。つまり下請け([[協力会社]])を組み合わせて1から作るのが、日本のシステムインテグレーターである。あえて説明すれば[[垂直統合 (ビジネス用語)|垂直統合]]的である。<br /> <br /> システムインテグレーターの隆盛は、日本特有の現象である。<br /> <br /> == システムインテグレーターの分類 ==<br /> 日本の情報産業のシステムインテグレーターは以下のように分類されることがある&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = マイコミ<br /> | url = http://mycom-agent.jp/it/column/002.html<br /> | title = 第2回 “ITの花形” SIerをもっと深く知る|ITエンジニア講座<br /> | accessdate = 2009年10月25日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === メーカー系 ===<br /> [[コンピューター]]の[[ハードウェア]]を製造するコンピュータメーカーから派生した企業。世界初の[[メインフレーム]](汎用コンピュータ)開発に成功した[[IBM]]とそれに対抗する日本の[[三大コンピューターグループ]]など、1960年代の黎明期からハードウェアを製造していたメーカーが多い。メーカー系システムインテグレーターは、上記のメーカーからソフトウェアを作る部門が独立した会社またはそのメーカー傘下に入った会社である。メーカー製品と組み合わせたソリューションの提案に強みがある。一般的に親会社から開発案件を受注して開発を行うことが多い。[[ITゼネコン]]を構成する会社であり、システム構築のプロジェクトにおいて商流の上位に位置する傾向が高い。<br /> <br /> ;日立系<br /> :[[日立製作所]]、[[日立ソリューションズ]]、[[日立システムズ]]<br /> ;NEC系<br /> :[[日本電気]]、[[NECソリューションイノベータ]]、[[NECネクサソリューションズ]]、[[NECネッツエスアイ]]<br /> ;富士通系<br /> :[[富士通]]、[[富士通マーケティング]]、[[富士通エフサス]]、[[富士通エフ・アイ・ピー]]<br /> ;東芝系<br /> :[[東芝]]、[[東芝デジタルソリューションズ]]、[[東芝情報システム]]<br /> ;三菱電機系<br /> :[[三菱電機]]、[[三菱電機インフォメーションシステムズ]]<br /> ;IBM系<br /> :[[日本アイ・ビー・エム]]<br /> <br /> === ユーザー系 ===<br /> {{Main|ユーザー系}}<br /> [[金融]]や[[商社]]等の情報システムを利用する側の企業がシステムインテグレーション事業を目的に設立した企業。主にグループ企業の案件を受注してシステム構築を行う。グループ企業の案件への依存度が低く、他の顧客の案件を積極的に受注する企業もある。<br /> <br /> (例)[[野村総合研究所]]、[[新日鉄住金ソリューションズ]]、[[NTTコムウェア]]、[[伊藤忠テクノソリューションズ]]、[[日本総合研究所 (株式会社)|日本総合研究所]]、[[SCSK]]など。<br /> {{See also|情報子会社問題}}<br /> <br /> === 独立系 ===<br /> {{Main|ISV}}<br /> 親会社を持たない、資本的に独立した会社。独立系の会社の子会社もこちらに分類される。メーカーや他のSIerからの[[下請け]]業務を行うこともある。<br /> <br /> (例)[[NTTデータ]]、[[TCSホールディングス|TCSグループ]]([[東京コンピュータサービス]])、TISインテックグループ([[TIS (企業)|TIS]]・[[インテック]]、旧[[ITホールディングス]]傘下)、[[大塚商会]]、[[トランスコスモス]]、[[富士ソフト]]、[[内田洋行]]、[[JBCCホールディングス]]、[[DTS (情報システム)|DTS]]、[[オービック]]、[[CAC Holdings|シーエーシー]]、[[NSD (企業)|NSD]]など。<br /> <br /> === その他 ===<br /> [[コンサルティング|ITコンサルティングファーム]]はシステムインテグレーターには含まれないが、コンサル系と分類される場合もある。<br /> <br /> == システムインテグレーターの問題点 ==<br /> <br /> === 歴史 ===<br /> システムインテグレーターが登場する以前は、クライアントの情報システム部門が主導してシステム開発を指揮していた。1990年代、これを外部のシステムインテグレーターに[[アウトソーシング]]する流れが起きた&lt;ref name=&quot;jidai&quot; /&gt;。<br /> <br /> 第1に都市銀行の[[勘定系システム|第三次オンライン・システム]]などシステムが巨大化・高度化した。経済性や技術面、標準化、社会的なシステムの構築などの面から、個々の企業には手におえなくなってきた。第2に企業内の情報システム部門は収益を上げる製造営業部門から離れた間接部門であり、[[バブル景気|バブル]]後の不況によって経費削減が迫られた。第3に米国で[[アウトソーシング]]が流行していた。特に[[1989年]]の[[コダック]]と[[IBM]]のアウトソーシング契約は「コダック・エフェクト」として話題になった。このような、情報システムの業務を社外の専門会社に一括委託するアウトソーシングが日本国内でも多くの企業で合理的であると判断され、外部委託と共に無用となった情報システム部門の子会社化や売却も多数行なわれた。政府も[[SI・SO制度]]を作り後押しした。<br /> <br /> しかしシステムインテグレーターの隆盛は、日本特有の現象である。実は米国のユーザー企業は独自のシステムを開発する場合は、システムを内製する傾向が強い。情報システム部門がエンジニアを抱えて、社内でシステム開発から運用までを行なう&lt;ref&gt;[http://kamawada.com/~masanori/blog/2007/09/post_249.html IT業界構造 - 親子丼的ビジネス奮闘記(4)]&lt;/ref&gt;、インハウス開発である。コダックのような一括請負のフル・アウトソーシングは特例的なもので、システム等管理運営受託が多い&lt;ref name=&quot;siefu&quot; /&gt;。<br /> <br /> これに対して、日本のユーザー企業はクライアントとしてシステム開発を外注・丸投げする傾向が強い。特に政府調達においては丸投げは顕著で、一部のシステムインテグレーターが[[ITゼネコン]]化する弊害が出ている&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 岸本周平<br /> | url = http://www.rieti.go.jp/jp/events/03020501/pdf/kishimoto_p.pdf<br /> | title = 政府調達制度とITシステム“IT ゼネコン”を育てたのは誰か<br /> | date = 2003-2-5<br /> | format = PDF<br /> | publisher = 経済産業研究所<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;。また民間でも、情報システム部門の弱体化による企画力や発注能力の低下が問題になっている&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 田口潤<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20010904/1/<br /> | title = 放置していいのか,情報システム部門の“弱体化”<br /> | date= 2001-9-5<br /> | publisher = IT Pro<br /> | accessdate = 2009年10月25日<br /> }}&lt;/ref&gt;。2009年4月1日から強制適用される[[工事進行基準]]&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 島田優子<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080606/306796/<br /> | title = IT業界に激震走る!<br /> | date= 2008-6-30<br /> | publisher = IT Pro<br /> | accessdate = 2009年10月25日<br /> }}&lt;/ref&gt;や政府調達制度の改革により、過度の丸投げを抑制しようという動きが進んでいる。<br /> <br /> === 受託開発 ===<br /> 日本のユーザー企業は、その企業専用に特化したカスタムメイドのソフトウェアの開発をIT企業に発注する傾向が強い。汎用のパッケージソフトを導入する場合でも、カスタマイズ比率が高い。よって日本のIT企業のビジネスモデルは、ユーザー企業の自前主義に対応して、受託開発が中心になっている&lt;ref name=&quot;tyukan&quot;&gt;{{cite web<br /> | author = IT化の進展と我が国産業の競争力強化に関する研究会<br /> | url = http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g70702c01j.pdf<br /> | title = 中間とりまとめ(案) 我が国産業の強さを活かすIT投資の在り方<br /> | date = 2007年<br /> | format = PDF<br /> | publisher = 経済産業省<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;。受託開発におけるIT企業の役割は、ユーザー企業の提示する要件に基づいて、仕様書を作成しプログラムを記述し、[[情報システム]]を構築する事である。これを行うのが[[システムエンジニア]]である。<br /> <br /> 受託開発は収益性が低い。八尋俊英は「情報サービス業の市場規模と比べて、日本のIT企業は収益性が低い。欧米のIT企業だけでなく、インドのIT企業にも負けている。その原因は受託中心と多重下請けである&lt;ref name=&quot;siefu&quot;&gt;{{cite web<br /> | author = 八尋俊英<br /> | url = http://www.ipa.go.jp/about/news/event/ipax2008/pdf/IPAX2008_OSC1_yahiro.pdf<br /> | title = 2008年度の政府の情報関連施策について<br /> | date=2008-5-27<br /> | format= PDF<br /> | publisher = 経済産業省<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;」と主張している。受託開発によって作成されたソフトウェアは、外販されることが少ない。また、知的財産権がユーザー企業に帰属する契約となっていることが多く、IT企業は過去の成果物を再利用して、生産性を上げる事が出来ない&lt;ref name = &quot;tyukan&quot;/&gt;。受託開発を担うシステムインテグレーターの隆盛は、日本の国際競争力を下げている&lt;ref name=&quot;siefu&quot; /&gt;。<br /> <br /> 法令の遵守が徹底されていない。受託開発は[[労働集約型産業|労働集約]]的で、多重型の受注構造が取られている。それに伴い、技術者の手配に際して[[偽装請負#IT業界における偽装請負|偽装請負]]が常態化している。この他にも「[[下請代金支払遅延等防止法|下請法]]違反」「制限を超えた残業、サービス残業の常態化」「裁量労働制の間違った適用」「スキルシートの違法な提示」を問題視する意見がある&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 落合和雄<br /> | url = http://it.nikkei.co.jp/business/column/ochi_comp.aspx?n=MMIT03000016102006<br /> | title = 第11回 処罰されて悔やんでも遅い・IT企業に依然はびこる違反行為の数々<br /> | date=2006-10-16<br /> | publisher = NIKKEI NET<br /> | accessdate = 2009年10月20日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 受託開発はユーザーの指示通りに作るだけなので、差別化が図り辛い。外販もされず地味である&lt;ref name = &quot;tyukan&quot;/&gt;。海外と比較しても、立場の弱さが顕著であり&lt;ref&gt;[http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro/hansoku/pdf/nos201208_1.pdf ここがヘンだよ日本のシステム開発]&lt;/ref&gt;、多重型の受注構造の原因となり、労働条件も悪い。受託開発を担うシステムインテグレーターの隆盛は、若者の[[IT業界離れ]]の一因になっている&lt;ref name=&quot;siefu&quot; /&gt;。<br /> <br /> === 長期的な収益性の低下 ===<br /> インドのIT企業にも劣る収益性の低さは、短期的なものではない。業界全体の売上高は伸びているにも関わらず、営業利益率は1998年度をピークとして下降し続けている&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = 藤井英彦<br /> | url = http://www.jri.co.jp/JRR/2006/01/pdf/rp-ser.pdf<br /> | title = 新たなフェーズを迎える情報サービス産業<br /> | date = 2006年<br /> | format = PDF<br /> | publisher = 日本総研<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 情報処理に対して理解の乏しいユーザに過剰に不安感を煽り、不要なシステムを提案する。書籍やWeb情報媒体との連携によって業界ぐるみで儲けていた時代もあったが、このまま収益性が下がり続けると「あと20年以内に上場企業全体としては営業利益率がゼロ」になるという意見すらある&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = ITPro<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090714/333786/<br /> | title = IT業界に3度目の危機、“中年症候群”から抜け出せるか<br /> | date = 2009-7-15<br /> | accessdate = 2009年10月19日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 参考 ==<br /> === 国内売り上げ ===<br /> 2017年度の日本のITサービス会社(インフラ構築と機器販売を含む)の売上高トップ10(上場企業のみ)は下記の通りである&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = IT Pro<br /> | url = http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/072300183/072300001/?rt=nocnt<br /> | title = ITサービス企業業績ランキング<br /> | date=2015-8-3<br /> | accessdate = 2016年3月5日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> {| class=&quot;wikitable&quot;<br /> ! 順位 !! 会社名 !! 分類<br /> !売上高(百万円)<br /> |-<br /> ! 1<br /> | [[NTTデータ]] || ユーザー系<br /> |2,117,167<br /> |-<br /> ! 2<br /> | [[キャノンマーケティングジャパン|大塚商会]] || 独立系<br /> |632,189<br /> |-<br /> ! 3<br /> | キャノンマーケティングジャパン || メーカー系<br /> |691,166<br /> |-<br /> ! 4<br /> | [[野村総合研究所]] || ユーザー系<br /> |471,488<br /> |-<br /> ! 5<br /> | [[伊藤忠テクノソリューションズ]] || ユーザー系<br /> |429,625<br /> |-<br /> ! 6<br /> | [[TIS (企業)|TIS]] || 独立系<br /> |405,648<br /> |-<br /> ! 7<br /> | [[SCSK]] || ユーザー系<br /> |336,654<br /> |-<br /> ! 8<br /> | [[日本ユニシス]] || メーカー系<br /> |286,977<br /> |-<br /> ! 9<br /> |[[NECネッツエスアイ]]|| メーカー系<br /> |267,939<br /> |-<br /> ! 10<br /> | [[新日鉄住金ソリューションズ]] || ユーザー系<br /> |244,215<br /> |}<br /> <br /> === 世界のITサービス会社 ===<br /> 2015年度の世界のITサービス会社(インフラ構築と機器販売を含む)の売上高トップ10(上場企業のみ)は下記の通りである&lt;ref&gt;{{cite web<br /> | author = Statista<br /> | url = http://www.statista.com/statistics/479308/it-services-provider-revenue-ranking/<br /> | title = Information technology companies ranked by global IT services revenue in 2015 (in billion U.S. dollars)*<br /> | date=2016-8-3<br /> | accessdate = 2016年8月5日<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> {| class=&quot;wikitable&quot;<br /> ! 順位 !! 会社名 !! 国<br /> |-<br /> ! 1<br /> | [[IBM]] || アメリカ<br /> |-<br /> ! 2<br /> | [[アクセンチュア]] || アイルランド<br /> |-<br /> ! 3<br /> | [[DXCテクノロジー]] || アメリカ<br /> |-<br /> ! 4<br /> | [[富士通]] || 日本<br /> |-<br /> ! 5<br /> | [[SAP]] || ドイツ<br /> |-<br /> ! 6<br /> | [[オラクル]] || アメリカ<br /> |-<br /> ! 7<br /> | [[タタ・コンサルタンシー・サービシズ]] || インド<br /> |-<br /> ! 8<br /> | [[キャップジェミニ]] || フランス<br /> |-<br /> ! 9<br /> | [[NTTデータ]] || 日本<br /> |-<br /> ! 10<br /> | [[:en:Cognizant|Cognizant]] || アメリカ<br /> |}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{reflist}}<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> * 白井和夫・宮野ナナ 『SI業界知りたいことがスグわかる!!』 こう書房、2005年。 ISBN 4769608594<br /> * 最相手 力『システムインテグレーターの時代』(1991年、コンピュータ・エージ社) ISBN 978-4875661078<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Wiktionary|システムインテグレーター}}<br /> * [[経済産業省登録システムインテグレータ]]<br /> * [[日本の企業一覧 (情報・通信)]]<br /> * [[SI・SO制度]]<br /> * [[軍産複合体]]<br /> * [[システムインテグレーション]]<br /> * [[ネットワークインテグレーター]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> <br /> <br /> {{Computer-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:しすてむいんてくれえたあ}}<br /> [[Category:情報通信業|*しすてむいんてくれえたあ]]<br /> [[Category:日本のシステムインテグレータ|*]]<br /> [[Category:コンサルティングに関する職業]]</div> 150.61.31.72 堀切駅 2018-09-12T06:16:33Z <p>150.61.31.72: </p> <hr /> <div>{{otheruses||かつて同名を称し、富山県の富山地方鉄道に存在した駅|新港東口駅}}<br /> {{駅情報<br /> |社色 = #0f6cc3<br /> |文字色 =<br /> |駅名 = 堀切駅<br /> |画像 = Horikiri station - west exit - march16-2014.jpg<br /> |画像説明 = 西口駅舎(2014年3月)<br /> |よみがな = ほりきり<br /> |ローマ字= Horikiri<br /> |電報略号 = ホリ<br /> |駅番号 = {{駅番号sq|#0f6cc3|TS 07}}<br /> |所属事業者 = [[東武鉄道]]<br /> |所在地 = [[東京都]][[足立区]][[千住|千住曙町]]34-1<br /> |緯度度 = 35 |緯度分 = 44 |緯度秒 = 34.6<br /> |経度度 = 139 |経度分 = 49 |経度秒 = 3.9<br /> |開業年月日 = [[1902年]]([[明治]]35年)[[4月1日]]<br /> |駅構造 = [[地上駅]]<br /> |ホーム = 2面2線<br /> |廃止年月日 =<br /> |乗降人員 = 4,406<br /> |統計年度 = 2017年&lt;!--リンク不要--&gt;<br /> |所属路線 = {{color|#0f6cc3|■}}[[東武伊勢崎線|伊勢崎線]](東武スカイツリーライン)<br /> |前の駅 = TS 06 [[鐘ヶ淵駅|鐘ヶ淵]]<br /> |駅間A = 1.1<br /> |駅間B = 0.7<br /> |次の駅 = [[牛田駅 (東京都)|牛田]] TS 08<br /> |キロ程 = 5.3<br /> |起点駅 = [[浅草駅|浅草]]<br /> |備考 = [[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]] <br /> }}<br /> {|{{Railway line header}}<br /> {{UKrail-header2|&lt;br /&gt;堀切駅&lt;br /&gt;配線図|#0f6cc3}}<br /> {{BS-table|配線}}<br /> {{BS-colspan}}<br /> ↑[[牛田駅 (東京都)|牛田]]<br /> {{BS2text|1|2||||}}<br /> {{BS2|STRg|STRf|||||}}<br /> {{BS2|STR+BSr|STR+BSl|||}}<br /> {{BS2|STR+BSr|STR+BSl|||}}<br /> {{BS2|STRg|STRf|||||}}<br /> {{BS-colspan}}<br /> ↓[[鐘ヶ淵駅]]<br /> |}<br /> |}<br /> {{Vertical images list<br /> |幅 = 240px<br /> |1 = Horikiri station - east exit - march16-2014.jpg<br /> |2 = 東口(2014年3月)<br /> |3 =Tobu-isesaki-line-Horikiri-station-platform.jpg<br /> |4 = ホーム(2009年4月)<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;堀切駅&#039;&#039;&#039;(ほりきりえき)は、[[東京都]][[足立区]][[千住|千住曙町]]34-1にある、[[東武鉄道]][[東武伊勢崎線|伊勢崎線]]の[[鉄道駅|駅]]である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号は&#039;&#039;&#039;TS 07&#039;&#039;&#039;。<br /> <br /> == 年表 ==<br /> * [[1902年]]([[明治]]35年)[[4月1日]] - 開業。現在よりやや東側の旧線上にあった。<br /> * [[1905年]](明治38年)[[7月15日]] - 休止。<br /> * [[1908年]](明治41年)[[4月4日]] - 廃止。<br /> * [[1924年]]([[大正]]13年)[[10月1日]] - [[荒川 (関東)#荒川放水路|荒川放水路]]掘削に伴う伊勢崎線のルート変更([[1923年]](大正12年)[[7月1日]])に伴い、新線上の現在地に移転再開。<br /> * [[2012年]](平成24年)<br /> ** [[3月17日]] - &#039;&#039;&#039;TS 07&#039;&#039;&#039;の[[駅ナンバリング]]を導入。<br /> ** [[9月27日]] - 発車メロディを導入。<br /> <br /> == 駅構造 ==<br /> [[相対式ホーム]]2面2線を有する[[地上駅]]。10両編成分の[[有効長]]を持つホームは曲線上にあり、車内アナウンスでは「列車との間が広く開いている箇所がある」との注意がなされる。<br /> <br /> 駅構内はカーブしており、通過列車は制限75km/hの速度制限を受ける。<br /> <br /> 上下線で改札は別となっており、各ホーム間の移動は改札外部の[[跨線橋]]を経由する必要がある。この跨線橋部分に[[エスカレーター]]・[[エレベーター]]は設置されていない。<br /> <br /> 駅のすぐ南側に旧[[綾瀬川]]の隅田水門がある。<br /> <br /> === のりば ===<br /> &lt;!-- 下表の行先表記は、2012年8月時点のホームの案内標識の記載に合わせております(新越谷記載あり) --&gt;<br /> {|class=&quot;wikitable&quot;<br /> !番線!!路線!!方向!!行先<br /> |-<br /> !1<br /> |rowspan=&quot;2&quot;|[[File:Tobu Skytree Line (TS) symbol.svg|15px|TS]] 東武スカイツリーライン<br /> |style=&quot;text-align:center&quot;|下り<br /> |[[北千住駅|北千住]]・[[新越谷駅|新越谷]]・[[東武動物公園駅|東武動物公園]]・&lt;br /&gt;{{small|[[File:Tobu Isesaki Line (TI) symbol.svg|15px|TI]] 伊勢崎線}} [[久喜駅|久喜]]・{{small|[[File:Tobu Nikko Line (TN) symbol.svg|15px|TN]] [[東武日光線|日光線]]}} [[南栗橋駅|南栗橋]]方面<br /> |-<br /> !2<br /> |style=&quot;text-align:center&quot;|上り<br /> |[[曳舟駅|曳舟]]・[[とうきょうスカイツリー駅|とうきょうスカイツリー]]・[[浅草駅|浅草]]方面<br /> |}<br /> * 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。<br /> <br /> == 利用状況 ==<br /> [[2017年]]度の1日平均[[乗降人員]]は&#039;&#039;&#039;4,406人&#039;&#039;&#039;である&lt;ref&gt;[http://www.tobu.co.jp/corporation/rail/station_info/ 東武鉄道 駅情報(乗降人員)]&lt;/ref&gt;。東京23区内に所在する伊勢崎線の駅では最も少ない値だが、2005年度以降は毎年増加しており、2008年度に3,000人を上回った。<br /> <br /> 近年の1日平均乗降・[[乗降人員#乗車人員|乗車人員]]推移は下表の通りである。<br /> &lt;!--東京都統計年鑑を出典にしている数値については、元データが1,000人単位で掲載されているため、*1000/365 (or 366) で計算してあります--&gt;<br /> {|class=&quot;wikitable&quot; style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |+年度別1日平均乗降・乗車人員<br /> !年度<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗降人員&lt;ref&gt;[http://www.train-media.net/report/index.html 各種報告書] - 関東交通広告協議会&lt;/ref&gt;<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗車人員&lt;ref&gt;[http://www.city.adachi.tokyo.jp/kuse/ku/aramashi/toke-suji.html 数字で見る足立] - 足立区&lt;/ref&gt;<br /> !出典<br /> |-<br /> |1974年(昭和49年)<br /> | ||1,164<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1974/tn74qyti0510u.htm 昭和49年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1975年(昭和50年)<br /> | ||1,259<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1975/tn75qyti0510u.htm 昭和50年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1976年(昭和51年)<br /> | ||1,304<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1976/tn76qyti0510u.htm 昭和51年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1977年(昭和52年)<br /> | ||1,332<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1977/tn77qyti0510u.htm 昭和52年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1978年(昭和53年)<br /> | ||1,300<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1978/tn78qyti0510u.htm 昭和53年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1979年(昭和54年)<br /> | ||1,369<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1979/tn79qyti0510u.htm 昭和54年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1980年(昭和55年)<br /> | ||1,445<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1980/tn80qyti0510u.htm 昭和55年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1981年(昭和56年)<br /> | ||1,516<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1981/tn81qyti0510u.htm 昭和56年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1982年(昭和57年)<br /> | ||1,501<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1982/tn82qyti0510u.htm 昭和57年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1983年(昭和58年)<br /> | ||1,539<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1983/tn83qyti0510u.htm 昭和58年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1984年(昭和59年)<br /> | ||1,640<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1984/tn84qyti0510u.htm 昭和59年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1985年(昭和60年)<br /> | ||1,675<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1985/tn85qyti0510u.htm 昭和60年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1986年(昭和61年)<br /> | ||1,730<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1986/tn86qyti0510u.htm 昭和61年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1987年(昭和62年)<br /> | ||1,722<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1987/tn87qyti0510u.htm 昭和62年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1988年(昭和63年)<br /> | ||1,784<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1988/tn88qyti0510u.htm 昭和63年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1989年(平成元年)<br /> | ||1,806<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1989/tn89qyti0510u.htm 平成元年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1990年(平成{{0}}2年)<br /> | ||1,837<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1990/tn90qyti0510u.htm 平成2年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1991年(平成{{0}}3年)<br /> | ||1,664<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1991/tn91qyti0510u.htm 平成3年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1992年(平成{{0}}4年)<br /> | ||1,326<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1992/TOBB510U.HTM 平成4年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1993年(平成{{0}}5年)<br /> | ||1,277<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1993/TOBB510U.HTM 平成5年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1994年(平成{{0}}6年)<br /> | ||1,278<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1994/TOBB510U.HTM 平成6年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1995年(平成{{0}}7年)<br /> | ||1,284<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1995/TOBB510U.HTM 平成7年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1996年(平成{{0}}8年)<br /> | ||1,251<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1996/TOBB510U.HTM 平成8年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1997年(平成{{0}}9年)<br /> | ||1,291<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1997/TOBB510U.HTM 平成9年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1998年(平成10年)<br /> |2,747||1,394<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;{{PDFlink|[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1998/TOBB510K.PDF 平成10年]}}&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |1999年(平成11年)<br /> |2,763||1,403<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;{{PDFlink|[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/1999/TOBB510K.PDF 平成11年]}}&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2000年(平成12年)<br /> |2,746||1,400<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2000/00qyti0510u.htm 平成12年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2001年(平成13年)<br /> |2,682||1,391<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2001/01qyti0510u.htm 平成13年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2002年(平成14年)<br /> |2,585||1,334<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2002/tn02qyti0510u.htm 平成14年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2003年(平成15年)<br /> |2,590||1,330<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2003/tn03qyti0510u.htm 平成15年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2004年(平成16年)<br /> |2,584||1,326<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2004/tn04qyti0510u.htm 平成16年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2005年(平成17年)<br /> |2,441||1,242<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2005/tn05qyti0510u.htm 平成17年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2006年(平成18年)<br /> |2,719||1,378<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2006/tn06qyti0510u.htm 平成18年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2007年(平成19年)<br /> |2,876||1,457<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2007/tn07qyti0510u.htm 平成19年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2008年(平成20年)<br /> |3,161||1,601<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2008/tn08qyti0510u.htm 平成20年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2009年(平成21年)<br /> |3,377||1,703<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2009/tn09q3i004.htm 平成21年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2010年(平成22年)<br /> |3,722||1,879<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2010/tn10q3i004.htm 平成22年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2011年(平成23年)<br /> |3,760||1,888<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2011/tn11q3i004.htm 平成23年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2012年(平成24年)<br /> |3,831||1,915<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2012/tn12q3i004.htm 平成24年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2013年(平成25年)<br /> |3,956||1,976<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2013/tn13q3i004.htm 平成25年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2014年(平成26年)<br /> |3,991||1,993<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2014/tn14q3i004.htm 平成26年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2015年(平成27年)<br /> |4,202||2,095<br /> |&lt;ref group=&quot;*&quot;&gt;[http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/2015/tn15q3i004.htm 平成27年]&lt;/ref&gt;<br /> |-<br /> |2016年(平成28年)<br /> |4,278||<br /> |<br /> |-<br /> |2017年(平成29年)<br /> |4,406|| <br /> |<br /> |}<br /> <br /> == 駅周辺 ==<br /> [[ファイル:TokyoFutureUniversity.jpg|thumb|東京未来大学]]<br /> [[ファイル:Adachi-second J.H.S.jpg|thumb|旧・足立区立第二中学校]]<br /> {{See also|千住|柳原 (足立区)|堀切 (葛飾区)|墨田|堤通}}<br /> 駅名の「[[堀切 (葛飾区)|堀切]]」は、[[荒川 (関東)#荒川放水路|荒川放水路]]と[[綾瀬川]]を挟んだ対岸の[[葛飾区]]側の地名である。かつては地続きであったが、荒川放水路の掘削に伴い分断された。葛飾区堀切にある[[京成本線]]の[[堀切菖蒲園駅]]は、徒歩で20分程離れている。<br /> <br /> [[テレビドラマ]]『[[3年B組金八先生]]』([[TBSテレビ|TBS]]) などの[[桜中学シリーズ]]や『[[親子ゲーム]]』(TBS)、『[[パパと呼ばないで]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]])、[[映画]]『[[東京物語]]』『[[の・ようなもの]]』の[[ロケーション撮影|ロケ地]]でもある。<br /> * 荒川放水路<br /> * [[堀切橋]]<br /> * [[隅田川]]<br /> * 柳原病院<br /> * 足立共済病院<br /> * [[首都高速6号向島線]]<br /> * [[堀切ジャンクション]]<br /> * [[クラシエホールディングス|カネボウ]]本店<br /> * [[東京未来大学]] - 廃校になった[[足立区立第二中学校]]を使用。<br /> <br /> == 隣の駅 ==<br /> ; [[File:Tōbu Tetsudō Logo.svg|32px]] 東武鉄道<br /> : [[File:Tobu Skytree Line (TS) symbol.svg|15px|TS]] 東武スカイツリーライン<br /> :: {{Color|#cc0066|■}}急行・{{Color|#009900|■}}準急<br /> :::; 通過<br /> :: {{Color|#ff99cc|■}}区間急行・{{Color|#66cc66|■}}区間準急・{{Color|#999999|■}}普通<br /> ::: [[鐘ヶ淵駅]] (TS 06) - &#039;&#039;&#039;堀切駅 (TS 07)&#039;&#039;&#039; - [[牛田駅 (東京都)|牛田駅]] (TS 08)<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 出典 ==<br /> ; 東京都統計年鑑<br /> {{Reflist|group=&quot;*&quot;|20em}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{commonscat}}<br /> * [[日本の鉄道駅一覧]]<br /> * [[堀切菖蒲園駅]]<br /> * [[柳井満]] - 堀切駅界隈の荒川堤防を舞台にしたテレビドラマの[[プロデューサー]]<br /> ** [[桜中学シリーズ]]<br /> *** [[3年B組金八先生]]<br /> ** [[親子ゲーム]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.tobu.co.jp/station/info/1108.html 東武鉄道 堀切駅]<br /> <br /> {{東武伊勢崎線|mode=1}}<br /> {{DEFAULTSORT:ほりきり}}<br /> <br /> [[Category:足立区の鉄道駅]]<br /> [[Category:日本の鉄道駅 ほ|りきり]]<br /> [[Category:東武鉄道の鉄道駅]]<br /> [[Category:千住]]<br /> [[Category:1902年開業の鉄道駅]]</div> 150.61.31.72 投資銀行 2018-09-11T05:01:55Z <p>150.61.31.72: /* 米国の投資銀行 */ typo</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;投資銀行&#039;&#039;&#039;(とうしぎんこう、英:investment bank)とは、主に大口顧客を対象として株式・社債等の引受業務、M&amp;Aの仲介業務等に付随する[[コンサルティング]]業務を行う銀行の形態である&lt;ref name = &quot;investment bank business32&quot;&gt;{{cite book|和書|author=野澤澄人|title=図解入門ビジネス最新投資銀行の基本と仕組みがよーくわかる本|year=2008|page=32}}&lt;/ref&gt;。支配的なものを[[バルジ・ブラケット]]という。<br /> <br /> [[ヘッジファンド]]にバックオフィス機能を提供して、[[世界金融危機]]までに極端なレバレッジをかけた。<br /> <br /> == 概説 ==<br /> 投資銀行は米国で独特の証券会社の形態として発達した業態である&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot;&gt;{{cite book|和書|author=野澤澄人|title=図解入門ビジネス最新投資銀行の基本と仕組みがよーくわかる本|year=2008|page=13}}&lt;/ref&gt;。19世紀以来、欧米の資本主義経済は約10年の周期で恐慌が起きる景気循環が発生していた&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot; /&gt;。19世紀後半、[[南北戦争]]が終結すると米国経済は加速度的に発展し、資本家の企業買収による事業の独占が進んだ&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot; /&gt;。1850年には[[リーマン・ブラザーズ]]、1869年には[[ゴールドマン・サックス]]が創立されている&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot; /&gt;。[[ジョージ・ピーボディ]]系または[[ロスチャイルド]]系の投資銀行に加え、[[クーン・ローブ]]やスペヤー商会([[:en:Speyer family|Speyer &amp; Co.]])も台頭した&lt;ref name=gaisai&gt;森杲 「大戦間におけるアメリカの資本市場と投資銀行」 経済学研究 13(1), 91-196, 1963年8月&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 欧州ではスイス系の[[UBS]]や[[クレディ・スイス]]、フランス系の[[BNPパリバ]]、イギリス系の[[バークレイズ]]、ドイツ系の[[ドイツ銀行]]などが有名。これらは今でも同一の会社で商業銀行業務と証券業務の双方の営業活動を展開しており、&#039;&#039;&#039;ユニバーサルバンク&#039;&#039;&#039;と呼ばれる。投資銀行が利益の大部分を占めている金融機関が増えてきている([[グループ・ブリュッセル・ランバート|GBL]]など)。<br /> <br /> [[1907年恐慌]]で活躍した[[JPモルガン]]もユニバーサルバンクであった。<br /> <br /> この未分化で支配的な投資銀行は1929年の[[世界恐慌]]によって注目を浴びた&lt;ref name = &quot;investment bank business16&quot;&gt;{{cite book|和書|author=野澤澄人|title=図解入門ビジネス最新投資銀行の基本と仕組みがよーくわかる本|year=2008|page=16}}&lt;/ref&gt;&lt;ref name=gaisai /&gt;。その後、米国政府は企業の利益独占と金融政策・経済政策の失敗が恐慌を招くとして、銀行業務と証券業務の分離([[グラス・スティーガル法]])や州を越えた銀行業務の制限(マクファーデン法)などの方針を打ち出した&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot; /&gt;。その結果、[[機関投資家]]による産業資金の供給や合併の仲介について&lt;ref name=gaisai /&gt;、より専門性の強い投資銀行という形態の証券会社が必要とされた&lt;ref name = &quot;investment bank business13&quot; /&gt;。このような投資銀行は、預金を資金として引受け比較的短期の貸し付け(商業金融)を行う一般の[[商業銀行]]とは区別される&lt;ref name = &quot;investment bank business32&quot; /&gt;。第二次世界大戦が終わると米国では独占禁止法による規制が強くなり、業種の異なる企業間での買収や経営統合の動き([[コングロマリット]])が活発化した&lt;ref name = &quot;investment bank business16&quot; /&gt;。<br /> <br /> == 米国の投資銀行 ==<br /> 投資銀行 (investment bank) という法律用語を作ったのはアメリカ政府である。金融機関のうち株式の株式市場での直接取引免許を有する金融機関のみを投資銀行と定義した。アメリカでは[[1933年]]に成立したグラス・スティーガル法により商業銀行と投資銀行を一つの法人が兼業することが完全に禁止された([[銀行#銀証分離|銀証分離]])。<br /> <br /> たとえば[[モルガン・スタンレー]]という投資銀行は、グラス・スティーガル法成立時に商業銀行となったJPモルガンと袂を分かって成立している&lt;ref name=gaisai /&gt;。しかしながら、[[1980年代]]以降グラス・スティーガル法の銀証分離規定も骨抜きになり、[[バンク・オブ・アメリカ]]やJPモルガンが証券子会社を設立することにより投資銀行業務に進出するなど抜け道がある。しかし、銀証分離規定の完全な撤廃も幾度も議論になっているが未だに正式な可決はされていない。<br /> <br /> 投資銀行は基本的に株式証券を通して顧客の資金調達等を支援、財務戦略を助言する[[投資顧問会社]]が本業である。通常自らポジションを取って投融資を行うことはなかった。しかし、銀行系証券会社が顧客企業の企業買収時に銀行融資により買収資金を供与することにより[[M&amp;A]]でのシェアを高めるにつれ、旧来の投資銀行も競争戦略上自らポジションを取って買収資金を供与する事例が1980年代とみに増加し、投資銀行と商業銀行の境界が薄れてきている。<br /> <br /> 2007年からの世界金融危機により、アメリカの五大投資銀行の勢力図は大きく変わった。<br /> <br /> == ファンド資本主義 ==<br /> 1990年代、アメリカの投資銀行は[[ヘッジファンド]]にバックオフィス機能を提供するプライムブローカー業務を活発化させた&lt;ref group=注釈&gt;この目的を示唆する記事。奥村皓一 「シティ-制覇を狙う欧州大銀行の買収戦略--英国の名門投資銀行が次々と標的に(欧州金融界)」 世界週報 76(27), p12-15, 1995-07-25&lt;/ref&gt;。ヘッジファンドの活動に必要な、資金決済の管理、帳簿管理、記録の代行、取引の執行、決済サービス、資金・証券貸付サービスを提供したのである。投資銀行は、ヘッジファンドにリバース・レポ(売戻し条件付買入取引)やマージン・ローンで資金を提供し、ヘッジファンドからの預かり資産を担保にレポ(買戻し条件付売却取引)で資金を調達していた。指数運用を主軸とする[[機関投資家]]からも&lt;ref group=注釈&gt;年金基金、保険会社、[[ミューチュアル・ファンド]]、大学基金など。これらは2000年代にファンド・オブ・ヘッジファンズを通じて間接的にヘッジファンド投資を拡大した。&lt;/ref&gt;、[[カストディアン]]を通じて有償で証券を借りていた。プライムブローカー業務は、ヘッジファンドの[[レバレッジ]]拡大を可能とし、[[証券化#MBSと信用創造|OTD金融]]を支える上で重要な役割を果した。そしてこれが2000年代の投資銀行の重要な収益源となっていた。2005年に世界全体であげた88億ドルの利益に、ヘッジファンド関係の収益は投資銀行部門全体の約25%に達していたのである&lt;ref group=注釈&gt;決済・カストディアン業務から12億ドル、取引の執行・決済サービスから34億ドル、マージン・ローンおよびセキュリティ・レンディングから42億ドル、さらにヘッジファンドとのトレーディングで170億ドル&lt;/ref&gt;。&lt;ref name=souzou&gt;柴田徳太郎 『世界経済危機とその後の世界』 日本経済評論社 2016年 124-126頁&lt;/ref&gt;<br /> <br /> 住宅価格の下落しだした2006年下半期に、投資銀行は業容を縮小させた&lt;ref group=注釈&gt;近年の決算を見ると投資銀行部門の収益は、投資銀行全体の収益に占める割合は低い。ゴールドマン・サックスの[[2006年]][[11月]]決算では純利益の15%、モルガン・スタンレーの2006年11月決算では同14%を占めるにすぎない。いずれの会社もトレーディング部門の収益貢献度が非常に高い。このため、トレーディング部門の社員は収益貢献度の低い投資銀行部門を卑下する傾向があり、近年の経営陣もトレーディング部門の出身者が昇進する傾向が見られる。&lt;/ref&gt;。[[世界金融危機]]の前兆であった。2007年末、投資銀行、および[[金融持株会社]]傘下の証券会社10行のプライムブローカー業務を通じたリスクエクスポージャは3兆2673億ドルに及んでいた&lt;ref name=souzou /&gt;。10行のTierⅠ自己資本は合計4232億ドルだったので、この業務だけでレバレッジ7.7倍も記録していた&lt;ref name=souzou /&gt;。<br /> <br /> == カナダの投資銀行 ==<br /> カナダにおいては投資銀行業務と商業銀行業務を統合し、総合的なサービスを提供する金融機関が多く、[[カナダ五大銀行]]が市場の大部分を占めていると言える([[スコシアバンク]]、[[モントリオール銀行]]、[[CIBC]]など)。資産残高でカナダ最大のRBCグループの場合、商業銀行業務を行う[[カナダロイヤル銀行]]の他に、[http://profile.rbcwealthmanagement.com/chris.kwok RBCウェルス・マネジメント]、[https://www.rbccm.com/japan/jp/cid-244468.html RBCキャピタル・マーケッツ]などが各々対象顧客別に投資銀行業を含む総合的なサービスを展開している。ムーディーズ・インベスター・サービスによるとRBCは世界最強の投資銀行トップ15位に入り、市場独占度、収益率などにおいて高い評価を得ている&lt;ref name=&quot;rbc&quot;&gt;[http://business.financialpost.com/2014/05/15/rbc-ranks-among-worlds-strongest-investment-banks-moodys/ RBC ranks among world’s strongest investment banks: Moody’s]&lt;/ref&gt;。これらのほかには、[[:en:TD Canada Trust|TD Canada Trust]]が有名。<br /> <br /> 2014年までの約20年間に、[[カナダロイヤル銀行]]、TD Canada Trust、Bank of Nova Scotiaが企業融資により大きく収益を伸ばしており、資産残高で比較すると実際はカナダ三大銀行になりつつある&lt;ref name=&quot;Big5 Canada Banks Now Big3 as Assets Diverge&quot;&gt;[http://www.bloomberg.com/news/2014-07-14/big-5-canada-banks-now-big-3-as-assets-diverge.html Big 5 Canada Banks Now Big 3 as Assets Diverge]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 日本の投資銀行 ==<br /> 日本では[[野村ホールディングス|野村證券]]、[[大和証券グループ本社|大和證券]]、[[日興シティホールディングス|日興證券]]などが主に投資銀行業務を担っていたが、それらの企業は[[メリルリンチ]]のように個人向け有価証券売買の仲買業務の割合が大きかった&lt;ref group=注釈&gt;ここにいう個人向け有価証券において、昭和30年代から[[投資信託]]が大量に販売されていた。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> しかし、東京[[オフショア市場]]の開設や規制緩和に伴って&lt;ref group=注釈&gt;日本でもアメリカのグラス・スティーガル法と同様に[[証券取引法]]第65条が銀証分離を規定していた。しかし、アメリカと同様に緩和され、銀行子会社の証券業務参入が認められた。それから、みずほFGや[[三菱UFJフィナンシャル・グループ|MUFG]]などの[[都市銀行]]を母体とする金融持株会社が出現し、商業銀行と投資銀行を傘下に置いている。&lt;/ref&gt;、大和証券と[[住友銀行]]が合弁で大和証券SMBC(三井住友フィナンシャルグループと大和証券の合弁解消により、現在は大和証券に吸収)を設立したり、当時の日興證券とトラベラーズグループ(後にシティコープと統合して[[シティグループ・ジャパン・ホールディングス]])の合弁で同じく日興ソロモンスミスバーニー証券(現在は[[シティグループ証券]]と[[SMBC日興証券]]の投資銀行本部に分割)を設立するなどホールセール専業の本格的投資銀行が出現した。[[1990年代]]以降ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーのような米系投資銀行が、高度な金融技術を武器に複雑な[[合併 (企業)|合併]]案件や巨額の資金調達の財務アドバイザーに指名されるようになった。<br /> <br /> また、[[2000年]]に当時[[みずほフィナンシャルグループ]]傘下だった[[第一勧業銀行]]、[[富士銀行]]、[[日本興業銀行]]のそれぞれの証券子会社が合併した&lt;ref group=注釈&gt;[[2002年]]に3行は[[会社分割|分割]]・[[合併 (企業)|合併]]し、[[みずほ銀行]]と[[みずほコーポレート銀行]]&lt;/ref&gt;。この(旧)[[みずほ証券]]が法人に特化した営業を行った&lt;ref group=注釈&gt;現在は、[[新光証券]]に吸収合併されたことに伴い、新光証券が[[みずほ証券]]に改称され、リテールを含めた総合証券となっている。&lt;/ref&gt;。[[2005年]]に三菱証券と[[UFJつばさ証券]]が合併した三菱UFJ証券(現・[[三菱UFJ証券ホールディングス]]、事業は[[三菱UFJモルガン・スタンレー証券]]が継承)や独立系の証券会社である[[東海東京証券]]が投資銀行ビジネスを拡大・注力するなど、日本でも狭義の投資銀行という業態が活躍する。<br /> <br /> [[2006年]]、証券取引法とその他の金融商品に関する法律を合わせて抜本改正された[[金融商品取引法]]([[投資サービス法]]も内包)が可決された。これにより、銀証分離規定が廃止され、銀行による証券業務参入と証券会社による銀行業務参入が自由化された。そして、欧州型のユニバーサルバンクへの道が開かれることになり、国内メガバンクも[[ドイツ銀行]]グループや[[UBS]]のような世界的な金融グループへの発展が現実味を増している。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> ===注釈===<br /> {{Reflist|group=注釈}}<br /> ===出典===<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[投資ファンド]]<br /> * [[ベンチャーキャピタル]]<br /> <br /> == 主な投資銀行 ==<br /> &#039;&#039;[[:Category:投資銀行]]を参照。&#039;&#039;<br /> {{col|<br /> * [[野村證券]]<br /> * [[大和証券]]<br /> * [[SMBC日興証券]]<br /> * [[みずほ銀行]]<br /> * [[みずほ証券]]<br /> * [[モルガン・スタンレーMUFG証券|モルガン・スタンレーMUFG]]<br /> |<br /> * [[三田証券]]<br /> * [[極東証券]]<br /> * [[東海東京証券]]<br /> * [[新生銀行]]<br /> * [[ゴールドマン・サックス]]<br /> * [[シティグループ]]<br /> |<br /> * [[メリル・リンチ]]<br /> * [[クレディスイス]]<br /> * [[バークレイズ]]<br /> * [[ドイツ銀行]]<br /> * [[UBS]]<br /> * [[BNPパリバ]]<br /> |<br /> * [[JPモルガン]]<br /> * [[クレディ・アグリコル]]<br /> * [[ソシエテ・ジェネラル]]<br /> * [[欧州投資銀行]]<br /> * [[ジェフリーズ]]<br /> * [[RBCウェルス・マネジメント|RBCキャピタルマーケッツ]]<br /> }}<br /> {{DEFAULTSORT:とうしきんこう}}<br /> [[Category:投資銀行|*]]</div> 150.61.31.72 JALラウンジ 2018-07-13T07:12:21Z <p>150.61.31.72: /* サービス */ typo</p> <hr /> <div>{{Pathnav|日本航空|frame=1}}<br /> &#039;&#039;&#039;JALラウンジ&#039;&#039;&#039; (ジャルラウンジ、{{Lang-en-short|JAL Lounge}}) は、[[日本航空]] (JAL) が運営する[[空港ラウンジ|ラウンジ]](特別待合室)である。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> JAL が設置するラウンジは、国際線搭乗者用と国内線搭乗者用がある。<br /> * 国際線搭乗者向けに&#039;&#039;&#039;JALファーストクラスラウンジ&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;サクララウンジ&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;JALラウンジ&#039;&#039;&#039;がある&lt;ref name=&quot;lounge4international&quot;&gt;{{Cite web|url=http://www.jal.co.jp/inter/lounge/index.html|language=日本語|title=ラウンジサービス|publisher=日本航空|accessdate=2013-12-22}} - 国際線&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> * 国内線搭乗者向けに&#039;&#039;&#039;ダイヤモンドプレミアラウンジ&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;サクララウンジ&#039;&#039;&#039;がある&lt;ref name=&quot;lounge4domestic&quot;&gt;{{Cite web|url=http://www.jal.co.jp/dom/lounge/index.html|language=日本語|title=ラウンジサービス|publisher=日本航空|accessdate=2013-12-22}} - 国内線&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> これらは高品質な[[インテリア]]と余裕のある空間に加え、[[無料]]でさまざまな[[サービス]]が提供される。<br /> <br /> 利用基準は[[JALマイレージバンク]] (JMB) の会員ステイタス、または、搭乗クラスによって決められている&lt;ref name=&quot;use_international&quot;&gt;{{Cite web|url=http://www.jal.co.jp/inter/lounge/member/class.html|language=日本語|title=搭乗クラス別ご利用基準(ラウンジサービス)|publisher=日本航空|accessdate=2013-12-22}} - 国際線ラウンジサービスの搭乗クラス別利用基準&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;use_domestic&quot;&gt;{{Cite web|url=http://www.jal.co.jp/dom/lounge/member/index.html|language=日本語|title=ご利用基準(ラウンジサービス)|publisher=日本航空|accessdate=2013-12-22}} - 国内線ラウンジサービスの搭乗クラス別利用基準&lt;/ref&gt;。<br /> また、JALが所属する[[航空連合]]「[[ワンワールド]]」の上級会員ステータスを所持していて利用基準に合致した場合でも利用できる。<br /> <br /> ただし、羽田空港の国内線サクララウンジに限ってはこの利用基準に合致しない者でも別途[[価格|料金]]を支払えば利用できる。&lt;!--JMPダイヤモンド(JML)・JGCプレミア (JGP)・JMBサファイア(JMG)・JMBクリスタル (JMX)・JALグローバルクラブ (JGC)--&gt;なお、エコノミークラス利用者でも特定便を利用する場合は無料で利用可能な場合がある。2017年10月現在は羽田発ロンドン行きJL041便限定で、5階のサクララウンジを一部のサービスを除いて利用出来る&lt;ref&gt;[http://www.jal.co.jp/inter/route/hndlhr/popup_lounge.html 羽田発ロンドン行きJL041便限定ラウンジサービスについて] - 日本航空 (2017年10月30日閲覧)&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == サービス ==<br /> サクララウンジでは、ソファ席とテーブル席が用意されるほか、[[ファクス]]・[[複写機|コピー機]]・[[無線LAN]]・[[シャワー室]]・[[分煙|喫煙室]]・[[便所|トイレ]]などが準備されたコーナーがあり、[[無料]]で[[ソフトドリンク]]・[[アルコール]]類([[ビール]]を中心とするが、[[福岡空港]]では[[焼酎]]が用意されたり[[那覇空港]]では[[泡盛]]が用意されたりするなど、地方によって異なる。)・[[肴|つまみ]]・[[新聞]](当日の地元紙や英語もしくは地元の言語の新聞を中心とした[[朝刊]]・[[夕刊]])・[[雑誌]]・[[機内誌]]「[[SKYWARD]]」が提供される。他には、「こどもラウンジ」・「レディースラウンジ」もある。<br /> <br /> また、空港によっては、[[マッサージ]]室や[[更衣室]]が設置されていたり、[[無料]]で[[軽食]]も準備されている。国際線のサクララウンジでは、軽食を摂れるように、[[パン]]・[[寿司]]・[[おにぎり]]や「[[うどんですかい]]」などが供されていることもあるが、各空港のサクララウンジごとに提供されるサービスが異なる。[[東京国際空港]]・[[成田国際空港]]の国際線で供される「JAL特製オリジナルビーフ[[カレーライス|カレー]]」は名物となっている。<br /> <br /> JALファーストクラスラウンジ・ダイヤモンドプレミアラウンジでは、サクララウンジのサービスに加え、専用のカウンター・手荷物[[クローク]]・[[セキュリティゲート|保安検査場]]が用意されている。ラウンジの[[受付システム|レセプション]]で航空券のステータスプリントを確認した後、ラウンジ内の保安検査場で[[空港警備|セキュリティチェック]]が行われる。チェック項目は通常の保安検査場と同一だが、搭乗客への扱いはより丁重に行われる。<br /> <br /> ラウンジ設備はサクララウンジとほぼ同等だが、サクララウンジには無い[[マッサージチェア]]が準備され、パン・おにぎり・スープ等の無料サービスがある。[[使い捨て]]の[[コースター (食器)|コースター]]・[[ナプキン]]・[[おしぼり]]が専用の仕様である。また、最大の特徴として、繁忙時間帯でもサクララウンジで発生するような満席にはならない。<br /> <br /> なお、サクララウンジと同様に、&#039;&#039;&#039;JMBダイヤモンド&#039;&#039;&#039; (JML)・&#039;&#039;&#039;JGCプレミア&#039;&#039;&#039; (JGP) については本人以外に同伴者1人も利用可能だが、搭乗する機材の[[ファーストクラス]]席利用はファーストクラスの搭乗券を持つ本人のみとなる。また、ここでは、JALファーストクラスラウンジ・ダイヤモンドプレミアラウンジクーポン以外のラウンジクーポンを使用できない。<br /> <br /> JALファーストクラスラウンジ・ダイヤモンドプレミアラウンジ・サクララウンジはハブ空港にのみ設置されている。それ以外の空港にはJALラウンジや他社との共有ラウンジ([[青森空港]]・[[中部国際空港]]・[[岡山空港]]・[[宮崎空港]]など)が設置されている。利用基準はJALラウンジ等でも基本的に共通である。<br /> <br /> == ラウンジ設置空港 ==<br /> 日本航空 (JAL) の航空路線が設定されている空港を抜粋し、同社の運営ラウンジを記載する。他の空港では[[ワンワールド]]加盟航空会社との共用ラウンジなどが提供される。<br /> * [[日本]]国内の空港にある国際線のサクララウンジの場合には、チェックイン時に搭乗券に入室できるラウンジ名がプリントされる。<br /> * [[外国]]の空港にある国際線のサクララウンジの場合には、チェックイン時にラウンジの入室カードが手渡されることが多い。<br /> <br /> === 国際線 ===<br /> [[ファイル:Narita-sakura-lounge.jpg|thumb|[[成田国際空港]]国際線のサクララウンジ]]<br /> [[ファイル:JAL Sakura Lounge HND Intl.JPG|thumb|[[東京国際空港]]国際線のサクララウンジ]]<br /> * [[成田国際空港]] <br /> ** JALファーストクラスラウンジ - 本館(3F,4F)、サテライト<br /> ** サクララウンジ - 本館(3F,4F)、サテライト<br /> ** JAL LOUNGE with American Airlines&lt;ref&gt;提携航空会社であるアメリカン航空のラウンジ「アドミラルズクラブ」内で、JAL独自のサービスを実施している。&lt;/ref&gt;<br /> * [[東京国際空港]] <br /> ** JALファーストクラスラウンジ<br /> ** サクララウンジ - 本館、スカイビュー<br /> * [[中部国際空港]] サクララウンジ<br /> * [[関西国際空港]] サクララウンジwing<br /> * [[ホノルル国際空港]] サクララウンジ<br /> * [[サンフランシスコ国際空港]] サクララウンジ<br /> * [[フランクフルト空港]] <br /> ** JALファーストクラスラウンジ<br /> ** サクララウンジ<br /> * [[台湾桃園国際空港]] JAL桃園空港ラウンジ<br /> * [[スワンナプーム国際空港]] サクララウンジ<br /> * [[ニノイ・アキノ国際空港]] サクララウンジ<br /> <br /> === 国内線 ===<br /> [[ファイル:Diamond Premiere Lounge of Tokyo International Airport Domestic06s3.jpg|thumb|[[東京国際空港]]国内線のダイヤモンド・プレミアラウンジ]]<br /> [[ファイル:120714 SAKURA Lounge of Osaka International Airport01s5.jpg|thumb|[[大阪国際空港]]のサクララウンジ]]<br /> * [[新千歳空港]]<br /> ** ダイヤモンドプレミアラウンジ&lt;ref name=&quot;jal150904&quot;&gt;{{cite press release|url=https://www.jal.co.jp/info/dom/150904.html|title=新千歳空港 JALの国内線ラウンジのリニューアル工事実施について|publisher=日本航空|accessdate=2015-11-09}}&lt;/ref&gt;<br /> ** サクララウンジ<br /> * [[仙台空港]] サクララウンジ - 32席<br /> * [[成田国際空港]] サクララウンジ - 102席<br /> * [[東京国際空港]]<br /> ** ダイヤモンドプレミアラウンジ - 南ウイング:117席、北ウイング:186席<br /> ** サクララウンジ - 南ウイング:350席、北ウイング:392席<br /> * [[小松飛行場]] サクララウンジ - 55席<br /> * [[大阪国際空港]]<br /> ** ダイヤモンドプレミアラウンジ - 112席<br /> ** サクララウンジ - 175席<br /> * [[関西国際空港]] サクララウンジ - 52席<br /> * [[広島空港]] サクララウンジ - 41席<br /> * [[松山空港]] サクララウンジ - 24席<br /> * [[福岡空港]]<br /> ** ダイヤモンドプレミアラウンジ<br /> ** サクララウンジ<br /> * [[鹿児島空港]] サクララウンジ - 39席<br /> * [[熊本空港]] サクララウンジ - 32席<br /> * [[那覇空港]] <br /> ** ダイヤモンドプレミアラウンジ<br /> ** サクララウンジ - 85席&lt;ref&gt;{{Cite press release |date=2017-02-17 |url=http://press.jal.co.jp/ja/release/201702/004165.html |title=那覇空港国内線サクララウンジ リニューアルオープン |publisher=[[日本航空]] |accessdate=2017-02-18}}&lt;/ref&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Commonscat|JAL Lounges|JALラウンジ}}<br /> <br /> * [[空港ラウンジ]] - [[航空会社および空港ラウンジの一覧]]<br /> * [[JALカード]]・[[JALマイレージバンク]] (JMB)<br /> * [[JAL ICサービス]]<br /> * [[航空連合]]<br /> ** [[ワンワールド]]・[[スターアライアンス]]<br /> * [[マイレージサービス]]<br /> ** [[ファーストクラス]]・[[ビジネスクラス]]・[[エコノミークラス]]<br /> <br /> == 出典 ==<br /> &lt;references/&gt;<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.jal.com/index.html JAPAN AIRLINES Worldwide Sites]<br /> ** [https://www.jal.co.jp/index.html JAL-航空券 予約・空席照会・運賃案内-]<br /> <br /> {{JALグループ}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:しやるらうんし}}<br /> <br /> [[Category:日本航空]]<br /> [[Category:空港ラウンジ]]</div> 150.61.31.72 倒語 2018-07-11T02:11:02Z <p>150.61.31.72: /* 関連項目 */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2012年8月}}<br /> &#039;&#039;&#039;倒語&#039;&#039;&#039;(とうご)とは、[[言葉]]を逆の順序で読む[[言語現象]]。&#039;&#039;&#039;逆読み&#039;&#039;&#039;、または&#039;&#039;&#039;逆さ読み&#039;&#039;&#039;とも言う。「てぶくろ」→「ろくぶて」など。<br /> <br /> ==概要==<br /> 逆さ読みを行うことによって、何らかの強調を行おうとする[[言語活動]]は、[[言語]]や[[時代]]を問わず幅広く見られる。逆さ読みした[[語]]の[[語用論|語用]]は、多岐にわたるが、一般的には[[隠語]]のような正式な用法とはみなされない状況で使用されることが多い。<br /> <br /> [[日本語]]においては、江戸時代に流行したことが有名である。(例:「キセル」→「セルキ」)このうち、たとえば「しだらない」→「だらしない」などのいくつかの言葉は、逆さ読みをした形の語が、正式な語として定着した。「たね」と「ネタ」のように意味が分化し[[二重語]]化した例もある。<br /> <br /> [[英語]]においてはリバース・スペリング(逆さ書き、&#039;&#039;reverse-spelling&#039;&#039;)と呼ばれる。&quot;[[エビアン|Evian]]&quot;と&quot;[[ナイーブ|Naive]]&quot;、&quot;[[レッドラム|Redrum]]&quot;と&quot;[[殺人|Murder]]&quot;、&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[ゴルフ|Golf]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[鞭打ち|Flog]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[神|God]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[イヌ|Dog&#039;]]&lt;nowiki&gt;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[潮汐|Tide]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[編集|Edit]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[ロドス島|Rodos]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[ソドー島|Sodor]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[コウモリ|Bat]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[LSD (薬物)|Tab]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[東京都区部|Tokyo]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[おいこっと|Oykot]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[ネコ|Cat]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[戦略空軍 (アメリカ軍)|TAC]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[ラット|Rat]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[乾留液|Tar]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[赤穂市|Ako]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[オカ川|Oka]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[商工会議所|BoT]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[株式公開買付け|TOB]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;、&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[職業|Job]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;と&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;[[日本銀行|BOJ]]&lt;nowiki&gt;&#039;&#039;&lt;/nowiki&gt;などの例がある。<br /> <br /> 日本における「倒語」という表現の大変古い用例に、[[日本書紀]]巻三「能以諷歌倒語、掃蕩妖氣。倒語之用、始起乎茲。」がある。この「倒語」は「サカシマゴト」と読むのが通例で、神話上日本で初めての「倒語」の例とされるが、意味は必ずしも逆さ読みとは限らず、わざと逆のことを言う呪いとか、なんらかの暗語・暗号のようなものとも考えられている(もっとも当時の感覚では、逆にしただけでも十分に一種の暗号であったとも考えられる)。<br /> <br /> ==構造==<br /> 逆さ読みは、一般に、[[音素]]を逆順に読んだもの([[録音]]して逆に再生すると元の言葉に近く聞こえる)とは異なり、その言語の[[文字]]体系、[[音韻]]構造や[[音節]]の影響を受ける。日本語は1文字≒1音節(正確には1[[モーラ]])であるため違いが表れる言語のひとつで、たとえば「赤坂」/akasaka/ のように文字ではなく音素の逆転となる語について、同類だが別の言葉遊びとして認知されているほどである。<br /> <br /> このため、「キセル」/kiseru/ の音素を逆順に読むと /uresik/ だが、日本語話者は通常、「セルキ」/seruki/ を「キセル」の逆順とする。[[音素文字]]を用いる言語でも、音素と文字が正確に対応しない等が原因で、逆さ書きは音素の逆順読みと同じにはならないことが多い。<br /> <br /> また漢字を併用する日本語の言葉遊びとしては、「[[象印マホービン|象印]]」・「印象」といったものもある&lt;ref&gt;[http://cybozushiki.cybozu.co.jp/?p=13960 ハッカーの遺言状──竹内郁雄の徒然苔第2回:「學問」のすすめ]&lt;/ref&gt;。[[回文]]から派生した言葉遊びとして、逆さにすると別の意味が通る文になるものをsemordnilapというが(詳細は[[回文]]の記事を参照)、倒語のうち互いに倒語になるようなペアは、それだとも言える。<br /> <br /> ==近年の逆さ読み==<br /> ===ジャズ業界===<br /> [[アメリカ軍|米軍]][[キャンプ]]などを[[営業]]で回る[[ジャズ]][[バンド (音楽)|バンド]]のバンドマンにおいて、逆さ読みが流行した。この言語現象を、[[ズージャ語]]と呼ぶ。<br /> <br /> 例えば、「C調」(しーちょう)という言葉は、「調子いい」と[[ハ長調]] (C調) をかけて、軽く調子のいい事を吹聴する人物を指したものである。<br /> <br /> これ以外の言葉でも逆さ読みが広まり、「トーシロ」([[アマチュア|素人]] = [[一般人]])に悟られないようにするために重宝された。「ワーカー ノ レーナガ ニ ズンタッタ」と言うのがあるが、これの原型は「川の流れに佇んだ」である。<br /> <br /> ===他業界への広まり===<br /> 一時は下火となっていたが、[[1980年代]]後半から[[ハガキ職人]]上がりの[[放送作家]]が急増し、これを面白がり、用いるようになる。特に[[とんねるず]]が、自身の[[番組]]や[[公演|ライブ]]で頻繁に取り入れていたことから、[[ギャグ]]の手段として再び注目を浴びるようになった。以前は「ポンギ」といわれていた[[六本木]]が、「ギロッポン」へと変わったのもこの頃である{{要出典|date=2012年8月}}。<br /> <br /> 逆さ読みをさらにひっくりかえした、[[木梨憲武]]の「スーシーデモ、ターベーニ、イーコーカー」(寿司でも食べに行こうか)は秀作として知られる{{要出典|date=2012年8月}}。これは、[[オールナイト・ニッポン]]{{いつ|post-text=の|date=2012年8月}}において、前日木梨と競馬に行った[[石橋貴明]]が、そこのレストランでの話をする際、倒語に不慣れだった彼が[[スープ]]を飲む際、「プースーを飲む」と言いたかったところ、倒語にせず「スープーを飲む」と言ってしまい、倒語に長けていた木梨がすかさず「スープーじゃないよ、プースーだよ(爆笑)。それだったら何でもいいじゃん(笑)。スーシーデモ、ターベーニ、イーコーカーでも、何でも出来るじゃん(爆笑)」とツッコんだ事に端を発している。そこから、翌週早速ハガキ職人が『[[北の国から]]』で[[中嶋朋子]]とキスシーンを演じた[[緒形直人]]に嫉妬して彼をなじる際、「俺にも、キースー、さーせーろー」と前述の石橋の失敗をまね、更に木梨がそれを発展させて、ハガキ職人の間で熱狂的に支持されることとなった。<br /> <br /> しかし、発展し過ぎて、ネタを創作することより、単に長文を長読みするある種の[[詩吟]]のような傾向に陥ってしまったため、数週間後、木梨と放送作家の[[吉野晃章]]との協議によって終止符がうたれた。しかし「スーシーデモ…」の画期的な発想は業界人に高く評価され{{要出典|date=2012年8月}}、バカバカしい事を好む[[シブがき隊]]の[[薬丸裕英]]や[[中山秀征]]、[[研ナオコ]]等の芸能人に愛用され、今日でもスタンダードなギャグとして受け継がれている。<br /> <br /> この時代のものは、面白さを増す目的で{{要出典|date=2012年8月}}、[[語尾]]を伸ばす([[長音符|音引き]]を入れる)傾向があった。<br /> <br /> ===実例===<br /> もともと[[隠語]]ゆえ、品性に欠けるものが多く、場所柄を配慮して用いる注意が必要である。また、語尾を伸ばすのは近年の傾向である。<br /> <br /> * ロイク = [[ネグロイド|黒人]] / 黒色<br /> * ナオン = 女<br /> * チャンカー = 母ちゃん / [[嫁]]<br /> * チャンネー = 姉ちゃん<br /> * チャンバー = 婆ちゃん<br /> <br /> * ザギン = [[銀座]]<br /> * オカジュー = [[自由が丘]]<br /> * ノガミ = [[上野]]<br /> &lt;!--倒語じゃない。省略形であろう。<br /> ** ジュク = [[新宿]]<br /> ** ブクロ = [[池袋]]<br /> ** ジョージ = [[吉祥寺]] これらは入れ替えるとリズムが悪くなるため、一部を省略した形が定着した。<br /> --&gt;<br /> * ワイハ = [[ハワイ]]<br /> <br /> * ジャーマネ = [[マネージャー]]<br /> * シータク = [[タクシー]]<br /> * クーイ = 行く<br /> <br /> * ミーノ = [[酒|飲み]]<br /> * ダータ = タダ(只)<br /> * ラーハ = 腹<br /> * リーヘ = 減る<br /> * シーメ = [[飯]]<br /> * ベルター = 食べる<br /> * マイウー = うまい<br /> * チョイモー = もうちょい<br /> * シーホー = 欲しい<br /> * ルーネー = 寝る<br /> <br /> * クリソツ = そっくり<br /> * クリビツ = びっくり<br /> * テンギョー = 仰天<br /> * イタオドロ = 驚いた<br /> * ルナドッホ = なるほど<br /> <br /> * ゲーハー / GH = [[禿]]<br /> * ビーチ = ちび<br /> * ポコチン = [[男性器|ちんぽこ]]<br /> * コーマン = [[女性器|おまんこ]]<br /> * パイオツ = [[乳房|おっぱい]]<br /> * カイデー = でかい<br /> * チャイチ- = 小さい<br /> * ビーチク = [[乳首]]<br /> * シーアー= [[脚]]<br /> * ガイナー = 長い<br /> * ソイホ / ソイホー = 細い<br /> * トイフ / トイフー = 太い<br /> * エーケー = [[毛]]<br /> * チータ = 立つ / [[勃起|勃つ]]<br /> <br /> * オイニー = [[におい]]<br /> * サイクー = くさい<br /> * エーヘー = [[屁]]<br /> * ソーク / ソークー = [[糞]]<br /> * メーナ / メーナー = なめる([[山下洋輔]]の[[草野球]]チームの名前である「ソークメナーズ」は「糞なめ」の意)<br /> * パイイツ = いっぱい<br /> * パツキン = 金髪<br /> <br /> * グラサン = [[サングラス]]<br /> * マーヒー = [[暇]]<br /> <br /> * パツラ = ラッパ (トランペット)<br /> * ボントロ = トロンボーン<br /> * ヤノピ = ピアノ (「ア」が「ヤ」と訛る)<br /> * ドンバ = バンド<br /> * ラーギャ = ギャラ<br /> <br /> ==関連項目==<br /> * [[回文]]<br /> * [[音韻論]]<br /> * [[業界用語#芸能・音楽・放送・写真・報道|業界用語]]<br /> * [[たいこめ]]<br /> * [[隠語]]<br /> * [[ズージャ語]]<br /> * [[語音転換]]<br /> * [[音位転換]]<br /> * [[ディオレッツァ (小惑星)]] - 初めて見つかった[[逆行小惑星]]であることから、&quot;asteroid&quot;のリバース・スペリングである&quot;dioretsa&quot;という名前になった。<br /> * [[北海道コンサドーレ札幌]] - チーム名の「コンサドーレ」が「[[どさんこ|道産子]]」の倒語に由来。<br /> * [[レバンガ北海道]] - チーム名の「レバンガ」が「頑張れ」の倒語に由来。<br /> * [[あけぼの (列車)]] - 長岡廻り時代に互いに倒語となる[[高崎駅|高崎]]と[[象潟駅|象潟]]が共に停車駅だった。<br /> * [[大津市|大津]]・[[宇土市|宇土]] - 前者の訓令式スペル(Otu)と後者(Uto)がリバーススペリングとなる。<br /> * [[南瀬高駅]] - 駅名の倒語が「片瀬みなみ」という人名になる。<br /> * [[名探偵コナン (アニメ) のエピソード一覧]] - 「揺れる警視庁!1200万人の人質」の回における2発目の爆弾の所在地(帝丹高校)のヒントの一つが探偵(detective)のリバーススペリング。<br /> <br /> ==注==<br /> &lt;references/&gt;<br /> <br /> ==外部リンク==<br /> <br /> {{日本語}}<br /> {{Language-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:とうこ}}<br /> [[Category:語]]<br /> [[Category:言葉遊び]]<br /> [[Category:スラング]]<br /> [[Category:侮蔑]]</div> 150.61.31.72 三菱鉛筆 2018-06-15T07:33:43Z <p>150.61.31.72: /* 外部リンク */</p> <hr /> <div>{{基礎情報 会社<br /> |社名=三菱鉛筆株式会社<br /> |英文社名=MITSUBISHI PENCIL CO., LTD.<br /> |ロゴ=[[File:Mitsubishi logo.svg|100px]]<br /> |画像=[[ファイル:mitsubishipenil.jpg|250px]] <br /> |画像説明=本社<br /> |種類= [[株式会社 (日本)|株式会社]]<br /> |機関設計=[[監査役会設置会社]]<br /> |市場情報= {{上場情報 | 東証1部 | 7976 | 1962年9月 | }}<br /> |略称=菱鉛筆<br /> |国籍= {{JPN}}<br /> |本社郵便番号=140-8537<br /> |本社所在地= [[東京都]][[品川区]][[大井 (品川区)|大井]]一丁目28番1号<br /> | 本社緯度度 = |本社緯度分 = |本社緯度秒 = |本社N(北緯)及びS(南緯) = <br /> | 本社経度度 = |本社経度分 = |本社経度秒 = |本社E(東経)及びW(西経) = <br /> | 本社地図国コード =<br /> |本店郵便番号=<br /> |本店所在地=<br /> | 本店緯度度 = |本店緯度分 = |本店緯度秒 = |本店N(北緯)及びS(南緯) = <br /> | 本店経度度 = |本店経度分 = |本店経度秒 = |本店E(東経)及びW(西経) = <br /> | 本店地図国コード =<br /> |設立= [[1925年]]([[大正]]14年)[[4月17日]]<br /> |業種=3800<br /> |統一金融機関コード=<br /> |SWIFTコード=<br /> |事業内容=鉛筆、シャープペンシル、シャープ替芯、油性・水性ボールペン、油性・水性サインペン等の筆記具、乾電池、OA用紙、ファイル等のOA関連商品、またシャープナー、セロハンテープ、筆入れ、消しゴム、修正用品等の机上用品、並びに化粧品、印章関連商品、精密機械器具、炭素材製品その他の製造及び仕入販売<br /> |代表者= [[数原英一郎]]([[代表取締役]]社長)<br /> |資本金=44億97百万円<br /> |発行済株式総数=<br /> |売上高=連結:647億16百万円&lt;br /&gt;単体:521億69百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月]]期)<br /> |営業利益=連結:98億65百万円&lt;br /&gt;単体:60億98百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月]]期)<br /> |経常利益=連結:99億53百万円&lt;br /&gt;単体:71億12百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月]]期)<br /> |純利益=連結:61億90百万円&lt;br /&gt;単体:51億15百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月]]期)<br /> |純資産=連結:797億37百万円&lt;br /&gt;単体:606億1百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月31日]]現在)<br /> |総資産=連結:1,051億2百万円&lt;br /&gt;単体:818億21百万円&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月31日]]現在)<br /> |従業員数=連結:3,427名&lt;br /&gt;単体:563名&lt;br /&gt;([[2016年]][[12月31日]]現在)<br /> |支店舗数=<br /> |決算期=12月31日<br /> |会計監査人=<br /> |所有者=<br /> |主要株主=<br /> 株式会社[[横浜銀行]] 4.65%&lt;br /&gt;株式会社[[みずほ銀行]] 4.19%&lt;br /&gt;BBH FOR MATTHEWS ASIA DIVIDEND FUND 4.08%&lt;br /&gt;JPMC OPPENHEIMER JASDEC LENDING ACCOUNT 4.05%&lt;br /&gt;株式会社[[三井住友銀行]] 3.94%&lt;br /&gt;[[三井住友信託銀行]]株式会社 3.88%&lt;br /&gt;三菱鉛筆取引先持株会 3.70%&lt;br /&gt;[[大同生命保険]]株式会社 3.64%&lt;br /&gt;[[あいおいニッセイ同和損害保険]]株式会社 2.96%&lt;br /&gt;[[三井住友海上火災保険]]株式会社 2.96%<br /> |主要部門=<br /> |主要子会社= 株式会社[[ホビーラホビーレ]] 100.0%&lt;br /&gt;[[ユニ工業]]株式会社 100.0%&lt;br /&gt;[[山形三菱鉛筆精工]]株式会社 100.0%&lt;br /&gt;株式会社[[永江印祥堂]] 100.0%&lt;br /&gt;[[ユニポリマー]]株式会社 100.0%&lt;br /&gt;[[三菱鉛筆東京販売]]株式会社 93.6%&lt;br /&gt;[[三菱鉛筆関西販売]]株式会社 100.0%&lt;br /&gt;[[三菱鉛筆九州販売]]株式会社 71.9%&lt;br /&gt;[[菱友トレーディング]]株式会社 100.0%&lt;br /&gt;MITSUBISHI PENCIL KOREA SALES CO., LTD. 50.0%&lt;br /&gt;三菱鉛筆商務(香港)有限公司 100.0%&lt;br /&gt;台湾三菱鉛筆股份有限公司 50.0%&lt;br /&gt;MITSUBISHI PENCIL CO.U.K.LTD. 100.0%&lt;br /&gt;MITSUBISHI PENCIL VIETNAM CO., LTD. 100.0%&lt;br /&gt;上海新華菱文具制造有限公司 100.0%&lt;br /&gt;深圳新華菱文具制造有限公司 100.0%&lt;br /&gt;<br /> |関係する人物=[[近藤賢二]](元・眞崎大和鉛筆社長、次女が嫁いだ高島家を通じて[[岩崎家]]と姻戚関係で結ばれる)&lt;br /&gt;[[数原三郎]](元社長、近藤家及び岩崎家と間接的な姻戚関係がある)&lt;br /&gt;[[数原洋二]](元社長、三郎の次男で英一郎の父)<br /> |外部リンク=http://www.mpuni.co.jp/<br /> |特記事項=<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;三菱鉛筆株式会社&#039;&#039;&#039;(みつびしえんぴつ)は、[[日本]]の[[文房具]]製造者である。[[鉛筆]]、[[シャープペンシル]]、[[ボールペン]]、[[サインペン]]などを製造・販売する。<br /> <br /> 類似する名称・コーポレートマークの[[三菱グループ]]とは無関係の企業である&lt;ref name=&quot;pen&quot;&gt;[http://www.mpuni.co.jp/company/ci.html 商標とブランド] - 三菱鉛筆&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;mitgroup&quot;&gt;[https://www.mitsubishi.com/j/group/about.html 三菱グループについて] - 三菱グループ&lt;/ref&gt;(詳細は[[#三菱の名称及びスリーダイヤ]]を参照)。<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> [[1887年]](明治20年)に、[[眞崎仁六]]が「眞崎鉛筆製造所」(まさきえんぴつせいぞうじょ)を[[東京市]]四谷区内藤新宿1(現在の[[新宿区]][[四谷]])にて創業。その後、[[1918年]](大正7年)に[[横浜市]][[神奈川町]](現在の横浜市[[神奈川区]])に色鉛筆製造元である「大和鉛筆」が誕生し、両者が合併して「眞崎大和鉛筆」とした。<br /> <br /> [[1901年]](明治34年)に、国産初の量産型[[鉛筆]]3種類(『局用鉛筆』)を、当時の[[逓信省]](後の[[郵政省]]、現:[[総務省]]・[[日本郵政]]・[[NTTグループ]])への納品に成功。これを記念して、[[1903年]](明治36年)に、「3種」や創業者の家紋「三鱗(みつうろこ)」などを表す意味で、赤い三つのひし形を模した「三菱」をロゴマークとして商標登録した(登録番号18865)。なお、[[三菱財閥]]が商標登録を行ったのは[[1914年]](大正3年)のことである。<br /> <br /> [[1952年]](昭和27年)には、正式に社名を「三菱鉛筆」と変更し、現在に至る。<br /> <br /> [[1985年]](昭和60年)には、これまでに培った開発力やノウハウを活かし、化粧品事業として株式会社ユニコスモを設立し、ペンタイプの[[化粧品]]を開発・販売、[[OEM]]を行なっている。<br /> <br /> == 三菱の名称及びスリーダイヤ ==<br /> {{Main2|スリーダイヤについての詳細は[[スリーダイヤ]]}}<br /> <br /> 「三菱」の名称とスリーダイヤは、1901年に逓信省への『局用鉛筆』が納品されたことに際して、1903年に商標として登録されたものである&lt;ref name=&quot;pen&quot;/&gt;。これは三菱財閥(現在の三菱グループ)よりも10年早く登録されている&lt;ref name=&quot;pen&quot;/&gt;。<br /> <br /> 三菱鉛筆は旧[[三菱財閥]]系列に属する[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]]、[[三菱商事]]、[[三菱重工]]などの三菱グループとは資本・人材関係が一切ない。眞崎大和鉛筆(三菱鉛筆の前身)の社長を輩出した、近藤家及び三菱鉛筆の現オーナー一族となっている数原家と三菱財閥の[[岩崎家]]には、間接的[[結婚|婚姻]]関係があるが、それ以上は発展していない。([[岩崎家#岩崎家と三菱鉛筆関係者との間の親族・姻戚関係|岩崎家と三菱鉛筆関係者との間の親族・姻戚関係]]を参照)また、本来の創業一族・眞崎家は、岩崎家との姻戚関係もない。<br /> <br /> 三菱グループの多くの企業と同様に、社名として「三菱」を冠した「三菱**」を名乗るほか、三菱グループと類似するスリーダイヤをコーポレートマークとしているため、三菱グループと間違われることがある。[[戦後]]の[[財閥解体]]では、[[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]ですら、[[三菱財閥]]の系列と勘違いし、商標の使用禁止を迫ったのに対し、当時の経営陣が財閥とは関係ない旨を再三反論し、GHQを退けた。その際「商標が『非財閥』であることを社告で公告し、製品にも明記する」という条件が付けられたため、当時の製品には、「NON財閥」「非財閥」と財閥三菱とは関わりない旨が記載されていた&lt;ref&gt;{{Cite |和書 |author = 社史編纂室 編 |title = 時代を書きすすむ三菱鉛筆100年 |date = 1986 |publisher = 三菱鉛筆 |pages = 111-112 |id={{全国書誌番号|87046058}} |ref = harv }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 現在は[[ローマ字]]表記する際、三菱鉛筆では[[ハイフン]]を入れてMITSU-BISHIとした商品&lt;ref&gt;[http://www.mpuni.co.jp/products/pencils/black/office/general/9800.html 事務用鉛筆9800] -三菱鉛筆商品案内&lt;/ref&gt;と中にハイフンを入れない商品&lt;ref&gt;[http://www.mpuni.co.jp/products/pencils/black/mark_sheet/mark_sheet/mark_sheet.html マークシート鉛筆] - 三菱鉛筆商品案内&lt;/ref&gt;とが存在している。<br /> <br /> == ブランド ==<br /> 1958年にロングセラーとなる高級鉛筆「uni(ユニ)」を発売する。この名称・ロゴは製品デザインに関わった[[秋岡芳夫]]らによるものであり&lt;ref name=&quot;NTTComware2005&quot;&gt;[https://www.nttcom.co.jp/comzine/no023/long_seller/ ニッポン・ロングセラー考 三菱鉛筆ユニ], &#039;&#039;COMZINE&#039;&#039;, 2005年4月号, NTTコムウェア.&lt;/ref&gt;、現在では企業全体のブランドマークとしても使われている。語源は英語の&#039;unique&#039;(ユニーク、唯一の)にちなむ&lt;ref name=&quot;pen&quot;/&gt;&lt;ref&gt;[http://www.mpuni.co.jp/museum/history/ uniの歴史], 三菱鉛筆, 2015年4月15日閲覧.&lt;/ref&gt;。ボールペン製品では「uni-ball(ユニボール)」の名称も使われる。<br /> <br /> 日本の鉛筆製造元として[[トンボ鉛筆]]と共に知られる大手であるが、2014年時点では同社売上の約半数をボールペン製品が占め&lt;ref name=&quot;zaimu&quot;&gt;[http://www.mpuni.co.jp/ir/profit.html 財務データ 2014年], 三菱鉛筆.&lt;/ref&gt;、ボールペン製造元としても[[パイロットコーポレーション|パイロット]]、[[ゼブラ (文具メーカー)|ゼブラ]]と肩を並べる&lt;ref&gt;鈴木良英, [http://toyokeizai.net/articles/-/13954 ニッポンの筆記具、「逆風下」で稼ぐ秘訣], &#039;&#039;東洋経済&#039;&#039;, 2013年5月14日, 東洋経済新報社.&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.asean.or.jp/ja/trade/lookfor/top/market/200603.html ASEAN輸出業者のためのマーケティングガイド 2006年3月<家具・ギフト用品>], 日本アセアンセンター.&lt;/ref&gt;。海外市場では北米で支持があり&lt;ref&gt;青山直篤, 琴寄辰男, [http://globe.asahi.com/feature/111120/02_2.html 文具 消えない理由 Part2 広がる世界市場 日本の高機能品、どこまで通用], &#039;&#039;朝日新聞GLOBE&#039;&#039;, 2011年11月20日, 朝日新聞.&lt;/ref&gt;、2010年代には海外売上が同社売上の4割強を占める&lt;ref name=&quot;zaimu&quot; /&gt;&lt;ref&gt;三浦愛美, [http://president.jp/articles/-/10820 ペーパーレス時代になぜ三菱鉛筆は最高益か], &#039;&#039;プレジデント&#039;&#039;, 2012年6月18日号.&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 主な製品 ==<br /> === 鉛筆 ===<br /> [[File:三菱鉛筆.jpg|thumb|三菱鉛筆の主要製品]]<br /> [[ファイル:MITSUBISHI PENCIL uni-Popular HB n.JPG|thumb|uni-Popular 頭部の塗りこみあり]]<br /> ; uni(ユニ)<br /> : [[1958年]](昭和33年)発売。製図からデッサンにまで使用できる品質を目指して生み出され、日本での高級鉛筆の先駆けとなった商品。1ダースセットには、プラスチックケース入り(消しゴム付き)と紙ケース入りの2種がある。マークシート仕様もある。発売当初は4H - 4Bの[[鉛筆#硬度|硬度]]のみで、現在では9H - 6Bの17硬度が発売されている。<br /> ; uni-Popular(uni-p)<br /> : 1959年(昭和34年)発売の廉価版uni。Super WritingとSuper Drawingの2種類。頭部を塗り込んでいるものといないものがある。1975[[1975年|年]](昭和50年)、uni★star(ユニスター)の発売にあわせて生産中止。<br /> ; Hi-uni(ハイユニ)<br /> : [[1966年]](昭和41年)発売、uniの上位版。[[日本工業規格|JIS]]で定められた9H - 6B全ての硬度を揃え、「世界最高品質」を目指して開発された。uniで培われた微粒子技術を発展させ、粒度配合の工夫によって更に滑らかかつ摩耗の少ない書き味を実現している&lt;ref&gt;{{産業技術史資料データベース|113711620014|鉛筆 ハイユニ 硬度:9H,8H,7H,5H,4H、3H、2H、H,F,HB,B,2B,3B,4B、5B,6B}}&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;NTTComware2005&quot; /&gt;。軸塗装も回数を増した最高級仕様であり、軸の筆記しない端には、樹脂のスペーサーが組み込まれている。現行モデルでは、ここに黄色のポイントが彫り込み塗装されている。発売初期は、このポイントは白色だった。2008年に10H 及び 7B - 10Bが追加され、全22硬度の世界一の硬度幅&lt;ref&gt;三菱鉛筆の2008年5月時点の調査による。&lt;/ref&gt;を持った鉛筆ブランドとなった。単品販売、1ダースセット(硬質ケース入り、紙ケース入りの二種)の他、全22硬度がセットとなった「ハイユニ アートセット」が発売されている。<br /> ; GOLD uni<br /> : 1974年(昭和49年)10月に発売。ハイユニの芯を使用してハイユニとユニの間に位置する製品として3種類(エンジ、ブラック、ホワイト)を発売した。1977年(昭和52年)生産中止。<br /> ; uni★star(ユニスター)<br /> : [[1975年]](昭和50年)発売。uniより安価な商品だが、uniに近い書き味が特徴。1ダースセットはプラスチックケース入りと紙ケース入りがある。<br /> ; No.5500-50<br /> : 販売当時は製図用。暗緑色の軸。<br /> ; No.2800<br /> : 黒軸の普通鉛筆。<br /> ; No.8800<br /> : 贈答用の刻銘鉛筆の素材となっていた若草色の鉛筆。<br /> ; No.9000<br /> : [[1950年]](昭和25年)発売。No.9800と並ぶロングセラー鉛筆。<br /> ; No.9800<br /> : [[1946年]](昭和21年)発売。[[トンボ鉛筆]]のNo.8900と共に、世界的なベストセラーで国産鉛筆のスタンダードである。 <br /> ; No.9800EW<br /> :木材の端材などのそのままでは使えない材料を使える部分だけ切り出し、ジョイント工法でつなげて普通の長さとしたもの。無塗装(刻印のデザインはNo.9800と同じだが色は緑)で芯はNo.9800と同じ。同じ製法で作られたものに&#039;&#039;&#039;No.9852EW&#039;&#039;&#039;(消しゴム付き)、&#039;&#039;&#039;No.2351EW&#039;&#039;&#039;(朱)、&#039;&#039;&#039;No.2667EW&#039;&#039;&#039;(朱藍)がある。<br /> ; 筆鉛筆(硬筆書写用鉛筆・10B芯)<br /> :群馬県・埼玉県で限定発売されている。<br /> <br /> === 消しゴム付き鉛筆 ===<br /> ; No.3680<br /> :円軸で、えんじ色の鉛筆。廃番。<br /> ; No.9850<br /> :六角軸で、えんじ色の鉛筆。<br /> ; No.9852<br /> :六角軸で、橙色の事務用鉛筆。<br /> ; No.9852EW<br /> :前述<br /> ; COPYRITE-2000<br /> :銀軸の複写機用鉛筆。廃番。<br /> === 色鉛筆 ===<br /> ; ユニカラー<br /> : [[1971年]](昭和46年)発売&lt;ref&gt;{{産業技術史資料データベース|113711620016|色鉛筆 ユニカラー 12色、36色、60色}}&lt;/ref&gt;。透明感と鮮やかな発色性を特徴とする美術向け[[色鉛筆]]。当初は全60色で、[[1989年]](平成元年)に全72色、[[1991年]]に全100色に拡充。[[2009年]](平成21年)にユニ50周年記念の240色セットを限定販売。<br /> ; ユニ ウォーターカラー<br /> : [[1991年]](平成3年)発売。水溶性の美術向け[[水彩色鉛筆]]。全60色。<br /> ; ユニ アーテレーズカラー<br /> : [[1993年]](平成5年)発売。消しゴムで消せるデザイン・美術向け色鉛筆。全36色。<br /> ; ユニ カラードペンシル <ペリシア><br /> : [[2006年]](平成18年)発売。オイルベースで軟らかく濃密な発色を特徴とする美術向け色鉛筆。全36色。<br /> ; ポンキーペンシル<br /> : [[2011年]](平成23年)発売。学童向け紙巻き全芯色鉛筆。ポスカやペリシアの技術を応用。不透明調で、着色紙やガラスなどの非吸収面にも鮮やかに描画できる。全13色。<br /> ; No.880<br /> : 普及品の中硬質色鉛筆。芯径3.0mm。全36色(金銀あり)。同一品質の芯を使った製品に&#039;&#039;&#039;No.850&#039;&#039;&#039;(黄箱)、&#039;&#039;&#039;No.101&#039;&#039;&#039;(孔雀箱)、&#039;&#039;&#039;No.512&#039;&#039;&#039;(1本2色の両頭タイプ)、ほか朱・藍鉛筆がある。No.850は[[1943年]]以前に発売&lt;ref&gt;{{産業技術史資料データベース|113711620015|色鉛筆 No.850 12色}}&lt;/ref&gt;。<br /> ; No.888<br /> : [[2015年]](平成27年)発売。「大人の[[塗り絵]]」向けに芯の色を調整した中硬質色鉛筆。芯径3.0〜4.0mm。全36色。<br /> ; No.890<br /> : 学童向けに芯を軟らかく調整した中硬質色鉛筆。芯径3.5mm。全24色(金銀あり)。<br /> ; No.2451/No.2453<br /> : 消しゴムで消せる赤・青鉛筆。<br /> ; No.7500(ポリカラー)<br /> : スタンダード品の中硬質色鉛筆。芯径3.5mm。全36色(金銀なし)。<br /> ; No.7600/No.7610([[ダーマトグラフ]])<br /> : 紙巻き軟質色鉛筆。ガラスなどの非吸収面にも描画できる。No.7610は水で清掃できる水性タイプ。芯径4.4mm。全12色。<br /> ; No.7700<br /> : グラフなどに適する硬質色鉛筆。芯径2.6mm。全12色。[[2015年]](平成27年)「赤」以外の生産を年内で終了するという告知が流れたが、日本アニメーター・演出協会が「日本の商業アニメーション業界にとって非常に大きな問題と認識しています。」とホームページ上で緊急声明を発表。これを受けて「橙色、黄緑、水色」の生産も当面の間、継続することが発表された。<br /> <br /> ===シャープペンシル替芯===<br /> ;ハイピッチ<br /> ;uni100<br /> ;boxyLEAD<br /> ;uniXL(uni200)<br /> ;uniXX<br /> ;uniG.R.C.T<br /> ;uniG.R.C.T.Ⅱ<br /> ;uniG.R.C.T.Ⅲ<br /> ;uniECOWRITER<br /> ;HI-uni<br /> ;uniSHU<br /> ;[[ナノダイヤ|ユニ ナノダイヤ]]<br /> ;クルトガ専用芯<br /> ;ナノダイヤFOR TEXT BOOK<br /> <br /> ===カラーシャープ替芯===<br /> ;uni isu<br /> ;unicolor<br /> <br /> === 一般筆記用シャープペンシル===<br /> ; uni SHIFT(シフト)<br /> : 製図用シャープペンシルで、商品の名のとあり、軸をひねって、先端を出したり、収納したりする。グリップは、[[アルミ]][[ローレット]]製。芯径は、0,3~0,9の5種類と豊富。<br /> ; [[クルトガ]]<br /> : [[2008年]](平成20年)発売。シャープ芯が紙に触れるたびに、シャープメカについているギアが回転して芯を回るようにした、シャープペンシル。片減りなどが起きず、常に細い字を書ける。2008年5月14日の[[テレビ東京]]、[[ワールドビジネスサテライト]]のコーナー「トレンドたまご」で紹介された。ターゲットは、学生や製図者と公式サイトで語っている。ラバーグリップ付や製図用、さらにディズニーなどのキャラクターを取り入れたモデルも多数存在。<br /> <br /> === 製図用シャープペンシル ===<br /> 過去には多くの製図用シャープを発売したが、現在は撤退しつつある。<br /> xには芯径のコンマ以下が入る。<br /> 【例】(0.3mmの場合)M3-552、M3-351など。<br /> ;Mx-351<br /> プラスチックグリップ。廃番。300円。<br /> ;Mx-552<br /> ローレットグリップ。現行品。<br /> ウチダドローイングシャープの名でも売られている。500円。<br /> ;Mx-1051<br /> グリップがリング状に掘られたローレットのものと、横線にプリントされたようなものの二種類ある。構造はプロスタッフの系統。1000円。<br /> ;Mx-1052<br /> 黒塗装されたローレットグリップにOリングがついている。廃番。1000円。<br /> ;Hi-uni SHARP<br /> 全モデル箱付きの高級製図用シリーズ。ペン先の多角度に芯径が書かれているのが特徴的。デザインはほぼ統一されている。キャップが付属。<br /> *Hi-unix-2050<br /> アルミ軸のシャーペン。軸色は黒、銀。<br /> *Hi-unix-3050<br /> 上軸がカーボンのシャーペン。軸色は灰、紺、赤。<br /> *Mx-3051FF<br /> アルミ軸で、FFマチックが搭載されている。軸色は黒、銀、青。<br /> *Hi-unix-5050<br /> 上軸がカーボンで、FFマチックが搭載されている。軸色は黒。<br /> ;ハイピッチホルダー<br /> ;PRO STAFF<br /> 0.5は銀黒、0.3は黒黄。アルミ軸。グリップは縦のざっくりとしたストライプにOリング。<br /> <br /> === その他の筆記具 ===<br /> ; パワータンク<br /> : [[2001年]](平成13年)発売。加圧式の油性ボールペン。上向き筆記や濡れた紙面、氷点下など従来のボールペンが苦手とする状況でも筆記できる。<br /> ; [[ジェットストリーム (ボールペン)|ジェットストリーム]]<br /> : [[2006年]](平成18年)発売。低粘度油性ボールペン。滑らかな書き味のインクでヒット商品となり、2014年時点では年間約1億本販売されている&lt;ref&gt;{{Cite web|url=http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153321|title=油性でもサラッ 年間売上1億本「ジェットストリーム」秘話|work=日刊ゲンダイDIGITAL|publisher=日刊ゲンダイ|date=2014-09-13|accessdate=2017-02-16}}&lt;/ref&gt;。<br /> ; [[シグノ]]<br /> : [[1994年]](平成6年)発売。ゲルインクボールペン。1997年の「シグノノック式」でゲルインクボールペンとして世界初のノック式を実現、2005年の「シグノビット」で世界最小の0.18mm径ボールを実現、2015年の「シグノ307」で{{仮リンク|セルロースナノファイバー|en|Nanocellulose}}素材を世界で初めて実用化している。<br /> ; ピュアモルト<br /> : [[2000年]](平成12年)発売。[[樽#ウイスキー|ウイスキー樽]]に使用された[[ホワイトオーク]]材をボディに採用した高級筆記具シリーズ。油性/加圧式油性/ゲルインクのボールペン、シャープペンシル、[[芯ホルダー]]、多機能ペン、ネーム印のモデルがある。<br /> ; [[ユニ アルファゲル]]<br /> : [[2003年]](平成15年)発売。グリップに衝撃吸収素材[[αGEL]]を採用したシリーズ。シャープペンシル、油性ボールペン、多機能ペンのモデルがある。『クルトガ』や『ジェットストリーム』シリーズにも同グリップ搭載モデルがある。<br /> ; [[スタイルフィット (筆記具)|スタイルフィット]]<br /> : [[2009年]](平成21年)発売。様々なデザインの本体と様々な種類のリフィルを組み合わせて使用できるカスタマイズペン。<br /> ; [[ポスカ]]<br /> : [[1983年]](昭和58年)発売。不透明調の水性顔料インクマーカー。水性で裏移りしにくく溶剤の悪臭がない。ガラスやプラスチックにも筆記でき耐水性を持つ。<br /> ; プロッキー<br /> : [[1986年]](昭和61年)発売。透明調の水性顔料インクマーカー。ポスカと同程度の性能を持つ。一部商品は両端にペン先を有し、インクの詰め替えが出来る。<br /> ; [[故郷の木持ち]]<br /> : 地域限定ボールペン、シャープペンシルのシリーズ。軸素材に各県産の木材を使用している。<br /> ; BOXY<br /> : [[1975年]](昭和50年)に発売された文房具シリーズ。[[ジーンズ]]地やグレー系などシンプルなデザインで統一した若者向けのシリーズとして人気を博した&lt;ref&gt;{{Cite web|url=http://www.mpuni.co.jp/news/pressrelease/detail/20130326145838.html|title=BOXY ステーショナリーシリーズ 限定復刻版|publisher=三菱鉛筆|date=2006-03-14|accessdate=2017-02-16}}&lt;/ref&gt;。[[2006年]](平成18年)に限定復刻。<br /> <br /> この他にも、[[芯ホルダー]]など、数々の文具品を製造している。<br /> <br /> == スポンサー番組(いずれも過去) ==<br /> {{節スタブ}}<br /> ; テレビ<br /> * [[どっちの料理ショー]] ([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]])<br /> * [[フジテレビジョン|フジテレビ]]火曜21時枠<br /> ** [[市子と令子]](第1シリーズ) - 第2シリーズは別社提供。<br /> ** [[なかよし (テレビドラマ)|なかよし]]<br /> ** [[良縁奇縁]]<br /> * [[サタ☆スマ]] (フジテレビ)<br /> * [[ドンキーコング (アニメ)|ドンキーコング]] ([[テレビ東京]]系)<br /> * [[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ]] (テレビ東京系)<br /> * [[ロックマンエグゼ (アニメ)|ロックマンエグゼ]](第1期) (テレビ東京系)<br /> * [[まんが世界昔ばなし]]([[TBSテレビ|TBS]]系) - 一時期。<br /> * [[リアルタイム]]([[毎日放送|MBS]]系)<br /> * [[独占!スポーツ情報]](日本テレビ)<br /> * [[地獄先生ぬ~べ~]]([[テレビ朝日]])<br /> * [[突撃HOTスタジオ!]](TBSテレビ)<br /> * [[加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ]](TBSテレビ)<br /> ; ラジオ<br /> * [[オールナイトニッポン]]([[ニッポン放送]])<br /> <br /> == CM出演者 ==<br /> * [[北島三郎]]<br /> * [[堺正章]]<br /> * [[内山田洋とクール・ファイブ]]([[前川清]]メイン)<br /> * [[浅野ゆう子]]<br /> * [[タモリ]]<br /> * [[間寛平]]<br /> * [[ナインティナイン]]<br /> * [[松岡修造]]<br /> * [[郷ひろみ]]<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[ミツウロコ]] - 創業者田中家の家紋が、眞崎家と同じ「三鱗」(みつうろこ)だったことから命名。<br /> * [[αGEL]] - uni α-gelに採用されている[[シリコーン]][[ゲル]]のブランド。製造メーカーは株式会社[[タイカ]]。<br /> * [[F-104 (戦闘機)]] - 細い胴体に極端に小さな主翼という形状、また生産を担当したのが[[三菱重工業]]だったことから、[[航空自衛隊]]の現場では「三菱鉛筆」の愛称もある。<br /> * [[トンボ鉛筆]]<br /> *[[妙高コーポレーション]](旧商号「三菱文具」) - 文具量販店の経営や文具関連の商社としての事業を行う会社。事業形態や旧社名から同社あるいは[[三菱グループ]]の系列と誤解されるが、&#039;&#039;&#039;その両方とも直接のグループ関係が無い&#039;&#039;&#039;。<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> {{Commonscat|Mitsubishi Pencil Company}}<br /> * [https://www.mpuni.co.jp/ 三菱鉛筆株式会社 公式サイト] {{ja icon}}<br /> <br /> {{デフォルトソート:みつひしえんひつ}}<br /> [[Category:三菱鉛筆|*]]<br /> [[category:日本の事務用品メーカー]]<br /> [[Category:品川区の企業]]<br /> [[Category:東証一部上場企業]]<br /> [[Category:1962年上場の企業]]<br /> [[Category:老舗企業 (明治創業)]]<br /> [[Category:大井 (品川区)]]<br /> [[Category:1925年設立の企業]]</div> 150.61.31.72 三菱サイダー 2018-06-15T07:31:16Z <p>150.61.31.72: /* 外部リンク */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2012年6月}}<br /> {{infobox 飲料<br /> | name = 三菱サイダー<br /> | image = <br /> | type = [[炭酸飲料]]<br /> | abv = <br /> | proof = <br /> | manufacturer = <br /> | distributor = [[弘乳舎]]<br /> | origin = {{JPN}}<br /> | introduced = [[1972年]]<br /> | discontinued = <br /> | colour = 無色透明<br /> | flavour = <br /> | variants = <br /> | related = <br /> | website =<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;三菱サイダー&#039;&#039;&#039;(みつびしサイダー)とは[[熊本県]][[熊本市]][[北区 (熊本市)|北区]]の[[弘乳舎]]が販売していた[[サイダー]]である。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> 熊本のいわゆる[[地サイダー]]である。三菱サイダーは「三菱」という[[商標]]と[[スリーダイヤ]]の[[ロゴタイプ|ロゴ]]を用いるが、[[三菱グループ]](旧[[三菱財閥]])とは関係がない。[[1919年]]([[大正]]8年)に[[日本の商標制度#商標の登録と用語|商標登録]]を行っており、[[三菱鉛筆]]と同じように、三菱グループ以外でスリーダイヤを使用する権利を有している。そのためウェブの説明には「三菱の商標とスリーダイヤモンドのロゴマークは大正8年に商標登録された古い商品です。[[大企業]]・三菱グループとは関係ありません」とあった。<br /> <br /> 上記の通り長い歴史を有していたが、[[2017年]]([[平成]]29年)[[5月31日]]をもって終売となった&lt;ref&gt;[http://konyusha.co.jp/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E7%B5%82%E4%BA%86%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/ 三菱サイダー販売終了のお知らせ] 弘乳舎、2017年5月31日(2017年6月7日閲覧)。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 主な販売場所 ==<br /> 販売地域は[[熊本県]]と[[鹿児島県]][[宮崎県]]の一部が主であったが、[[福岡県]]・[[佐賀県]]・[[大分県]]などの[[北部九州]]地区や、[[山口県]]の一部でも販売されていた。<br /> <br /> [[首都圏 (日本)|首都圏]]([[関東地方]])では、[[東京都|東京]]・[[銀座]]にある熊本県の[[アンテナショップ]]「銀座熊本館」で販売されていたほか、[[催事]]形式で、ごくまれに、[[千葉駅]]で販売されていた。<br /> <br /> [[近畿地方]](主に[[京阪神]])では、[[スーパー玉出]]や[[サンディ (チェーンストア)|サンディ]]などで特売の際に販売されることがある。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://konyusha.co.jp/ 弘乳舎公式ホームページ]<br /> * [http://www.kumamotokan.or.jp/index.php 銀座熊本館ホームページ]<br /> <br /> {{Food-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:みつひしさいたあ}}<br /> [[Category:市販清涼飲料水]]<br /> [[Category:熊本県の食文化]]</div> 150.61.31.72
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