Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297 Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660 Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127 Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133 Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-14T18:36:03Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
広島駅
2018-08-02T15:48:11Z
<p>125.200.254.216: /* 再開発事業 */</p>
<hr />
<div><!-- JRと広電でテンプレートを分けたのは、JRの駅名が「広島」なのに対し、広電は「広島駅」という形で電停名に「駅」も含まれ、相互に駅名が異なるためです ---><br />
{{駅情報<br />
|社色 = <br />
|文字色 = <br />
|駅名 = 広島駅<br />
|画像 = HiroshimaStation 2008 01.JPG<br />
|pxl =<br />
|画像説明 = 南口<br />
|よみがな = ひろしま<br />
|ローマ字 = Hiroshima<br />
|所属事業者= [[西日本旅客鉄道]]（JR西日本・[[#JR西日本_2|駅詳細]]）<br />[[広島電鉄]]（[[#広島電鉄_2|駅詳細]]）<br />
|所在地 = [[広島市]][[南区 (広島市)|南区]]松原町<br />
|備考 = <br />
}}<br />
'''広島駅'''（ひろしまえき）は、[[広島県]][[広島市]][[南区 (広島市)|南区]]松原町にある[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）・[[広島電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]。<br />
<br />
広島電鉄は「駅」も正式電停名に入り、'''広島駅電停'''（ひろしまえきでんてい）となる。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[中国・四国地方]]最大の都市で広島県の県庁所在地でもある広島市の中心駅。[[東海道・山陽新幹線]]の全営業列車が停車し、また[[在来線]]についても[[広島シティネットワーク]]の中枢となる[[ターミナル駅]]で中国・四国地方では大きさが二番目の駅でもある。乗車人員数は中国・四国地方で第1位、JR西日本管内では[[大阪環状線]]の[[鶴橋駅]]に次いで第7位<ref group="統計" name="data2014-p84">{{cite report|url=http://www.westjr.co.jp/company/action/issue/data/|title=データで見るJR西日本|year=2014|page=84|publisher=西日本旅客鉄道}}</ref>、また運輸取扱収入では[[大阪駅]]に次いで第2位である<ref group="統計" name="data2014-p84"/>。[[事務管理コード|事務管コード]]は▲800613を使用している<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年４月20日現行』。</ref>。<br />
<br />
[[紙屋町・八丁堀]]といった広島市中心部からは少し離れた位置にあるため、[[路面電車]]・[[バス (交通機関)|バス]]に乗り換える必要があるが、近年は駅前再開発事業が進展し[[2009年]]には[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]が徒歩圏内に開場するなど新都心機能が拡充している<ref group="広報">{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/toshikei/toshika/tvision/pdf/04-3.pdf|title=広島都心ビジョン4-3地域特性別の取り組みの方針【別図3】新都心成長点（広島駅周辺地区）における回遊性向上のための取組イメージ|author=広島市|format=PDF|date=2011-03|accessdate=2012-05-30}}</ref>。<br />
<br />
[[駅ビル]]として、地上7階・地下1階建ての商業施設[[ひろしま駅ビル ASSE|ASSE]]がある。<br />
<br />
=== 乗り入れ路線 ===<br />
JR西日本の広島駅は、[[山陽新幹線]]と以下に挙げる在来線各線の接続駅となっている。<br />
<br />
* [[山陽本線]] -- 在来線における当駅の[[日本の鉄道駅#所属線|所属線]]<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年</ref>。当駅より東は[[西条駅 (広島県)|西条駅]]・[[三原駅]]方面、西は[[宮島口駅]]・[[岩国駅]]方面の列車が発着。<br />
* [[芸備線]] -- 当駅が終点であり、[[狩留家駅]]・[[三次駅]]方面へ通じている。<br />
<br />
正式な線路名称上の乗り入れ路線は以上の2路線であるが、山陽本線の駅から分岐する以下の2路線の列車も当駅に乗り入れている。<br />
<br />
* [[呉線]] -- [[海田市駅]]が線路名称上の終点であり、瀬戸内海沿いの[[呉駅]]・[[広駅]]方面へ通じている。海田市駅に発着する全列車が当駅まで直通する。当駅より西の山陽本線宮島口・岩国方面および可部線に乗り入れる列車も存在する。<br />
* [[可部線]] -- [[横川駅 (広島県)|横川駅]]を線路名称上の起点とし、広島市内の[[あき亀山駅]]まで通じている。全列車が当駅まで直通する。当駅より東の山陽本線西条方面および呉線に乗り入れる列車も存在する。<br />
<br />
すなわち当駅からは合計5方面の在来線列車が発着している。また、[[特定都区市内]]制度における「広島市内」の駅であり、運賃計算の中心駅となる。在来線は[[ICOCA]]の岡山・広島エリアに含まれている。<br />
<br />
広島電鉄の広島駅電停は[[広島電鉄本線]]の起点となっており、「'''M1'''」の[[駅ナンバリング|駅番号]]が付されている<ref group="広報">{{Cite web |url=http://www.hiroden.co.jp/train/rosenguide/honsen.htm |title=路線・電停ガイド - 本線 |accessdate=2015-11-06 |publisher=広島電鉄 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20151121022214/http://www.hiroden.co.jp/train/rosenguide/honsen.htm |archivedate=2015年11月21日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。運転系統上は1号線・2号線・5号線・6号線が乗り入れる。<br />
<br />
== 駅の立地と歴史 ==<br />
=== 駅の立地 ===<br />
{{Vertical_images_list<br />
|寄せ=<br />
|幅= 300px<br />
|枠幅= <br />
|1=Hiroshima city map 1880.jpg<br />
|2=[[1880年]]の[[広島市|廣島市]]の地図。<br />
|3=Hiroshima map circa 1930.PNG<br />
|4=[[1930年]]頃（[[昭和]]初頭）の廣島市の地図。<br />
|5=Hiroshima City Map 1945.jpg<br />
|6=1945年アメリカ軍作成の広島市地図。<br />
|7=Hiroshima Sta South Exit Area.jpg<br />
|8=1988年の広島駅南周辺。{{国土航空写真}}。<br />
}}<br />
広島駅は[[南区 (広島市)|南区]]松原町にある。新幹線口（北口）側は隣接する二葉通りを境に[[東区 (広島市)|東区]]になる。<br />
<br />
北側には側近に二葉山が有り、南側には側近に[[猿猴川]]（[[太田川]]水系）が流れ、比較的駅周辺の平地部分が長細い形になっている。また、開業時点では[[牛田村]]・[[矢賀村]]などが独立した村だったので、[[広島市]]の北側に位置していた。開業当時の地図を参照すると、府中村（現在の[[府中町]]）を通過後は、その当時の広島市内を抜ける線路のルートを取っている。また太田川水系手前に位置し、開業当時広島市の中心だった[[中区 (広島市)|中区]][[中島町 (広島市)|中島町]]から離れ、現在の中心部である中区[[紙屋町・八丁堀]]からも離れた位置にある。市中心部とのアクセスは、[[1912年]]（大正元年）に広島電気軌道（現在の[[広島電鉄]]）駅前と御幸橋間の路線が出来たことで結ばれた。<br />
<br />
[[2015年]]（平成27年）[[3月14日]]に[[新白島駅]]が開業するまで<ref name="asahi2015315">{{Cite news <br />
| title = 新白島駅が開業 JRとアストラムライン結ぶ<br />
| newspaper = [[朝日新聞]]<br />
| date = 2015-03-15<br />
| author = 杢田光<br />
| publisher = 朝日新聞社<br />
| page = 朝刊 広島版<br />
}}</ref>、中区には山陽鉄道・国鉄時代を含めJRの駅が存在しなかった<ref>[http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20150314/4909031.html 広島市に新白島駅開業] - NHK 2015年3月14日 {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150316130639/http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20150314/4909031.html |date=2015年3月16日 }}</ref>。広島駅を通過した後は当時の[[広島城]]の外堀（現在の[[城北通り]]あたり）を回避した白島地区を通っている。<br />
<br />
江戸時代は[[西国街道]]（山陽道）が近くを通り、街道沿いの愛宕（現在の「東区愛宕町」）には宿場町があり、他の国の人は広島城下に宿泊することが出来なかったので、宿泊することが出来る一番近い宿場町だった。現在でも地名として残り、愛宕踏切で街道と山陽線が交差している。駅の北側には、[[1890年]]（明治23年）に開設された東練兵場が広がり[[第二次世界大戦]]終戦まで存在した。東練兵場が出来る前までは田畑が広がっていた{{Refnest|group="補足"|{{要出典範囲|date=2017年6月|西にある[[広島城]]外堀に存在した練兵場に対して、東と付けられた}}。}}。<br />
<br />
また、江戸時代からある[[猿猴橋]]から[[広島東照宮]]まで、桜並木（現在の松原町あたりは松並木で途中から桜並木に変わる）があり天明年間（[[1795年]]頃）の地図にも記載があり<ref>新修広島市史 第五巻の地図「天明年間の広島城下絵図」参考</ref>、第二次世界大戦終戦まで存在していた。<br />
<br />
その他、現在も残る広島城主と縁のある広島東照宮・[[尾長天満宮]]・[[国前寺]]などが近くにある。<br />
<br />
駅の開業は[[1894年]]（明治27年）6月で、開業時点では[[山陽鉄道]]の終点だった。その当時の地図では広島駅通過後、[[京橋川]]の近くまで線路が延びていた{{Refnest|group="補足"|その地図には宇品線及び帝国議会仮議院が存在することより9月以降と推定できる<ref>新修広島市史 第五巻の地図「明治27年 広島市街地図」参</ref>}}。翌月には[[日清戦争]]が開戦し、国家的な要望で開業が急がれた。前記したとおり、市の中心部から離れた位置にあり、その理由について街道沿いの住民が鉄道を敬遠したのか、用地の買収が困難だったかどうかは不明である<ref>新修 広島市史 第三巻 P.433</ref>。ただ、軍部の意向によりルート変更してはいけないとする強い意向があったのは事実である<ref>中国新聞 夕刊1972年7月26日 P.6</ref>。同様の理由で山陽鉄道では例外的な急勾配区間[[瀬野八]]も誕生している{{Refnest|group="補足"|{{要出典範囲|date=2017年6月|別案として現在の芸備線沿いを走る緩勾配案も存在していた}}。}}{{Refnest|group="補足"|さらに別案として、[[熊野町]]を経由する案も存在していた<ref> 『広島駅七十年のあゆみ』4ページ</ref>}}。開業時には、前年に宇品港（現在の[[広島港]]）が開業し、兵隊が集合することが出来る広い土地（練兵場）が近くにあった事より、兵士出兵の最前線として重要な駅だった。さらに広島駅と宇品港を結ぶ[[宇品線]]が同年8月に開業している（詳細は該当記事参照）。<br />
<br />
広島駅の南口側は、第二次世界大戦後には[[闇市]]が広がっていた。その闇市は、愛友市場（荒神市場）や、現在は[[エールエール]]A館がある地にあった[[1952年]]（昭和27年）に開業した「廣島百貨店」などに吸収された。またスーパーマーケットの[[イズミ]]や、[[ヨンドシーホールディングス]]（[[アスティ (企業)|アスティ]]・[[フジ (チェーンストア)|フジ]]）も、その闇市での屋台をルーツに持っている。[[1969年]]（昭和44年）には、これまで貨物駅を兼ねていた広島駅を分離する形で、東広島駅（現在の[[広島貨物ターミナル駅]]）が開業した。山陽新幹線開業直前には「ホテルニューヒロデン」が開業した。「廣島百貨店」は1990年代まで営業していたが、広島商圏での市場占有率は低下。エールエールA館の建設で消滅したが、現在も引き続き営業している店舗も存在する。[[1999年]] (平成11年) には、エールエールA館に[[福屋広島駅前店]]が開業。広島駅の[[民衆駅]]化で設置された広島ステーションホテルが[[1999年]]に閉鎖されたが、[[2004年]]（平成16年）にJR系のホテル[[ヴィアイン|HOTELヴィアイン広島]]が開業した。[[2013年]] (平成25年) からはB・Cブロックの再開発も着手され、愛友市場もその歴史に幕を下ろした。その後[[2016年]] (平成28年) 8月にBブロックにシティタワー広島・BIG FRONTひろしまが完成し、同年12月にCブロックにグランクロスタワー広島・EKI CITY広島が完成した。<br />
<br />
::''[[#再開発事業]]、「[[エールエール]]」も参照''<br />
<br />
[[2009年]]（平成21年）には、東広島駅（現在の広島貨物ターミナル駅）貨物ヤード跡地に[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]が開設。現在、商業施設の建設計画が進められている。<br />
<br />
現在の新幹線口側は、開業当初は駅舎はなかった。代わりに東練兵場の正面に凱旋門が存在していた<ref>『山陽鉄道物語』グラビア8,9ページ</ref>。第二次世界大戦後の[[1947年]]（昭和22年）に初めての駅舎が作られた。当時の駅舎は、木造平屋の小規模な物で北口と呼ばれた。[[1975年]]（昭和50年）の[[山陽新幹線]]開業で現在の駅舎に建て替えられ、北口または新幹線口と呼ばれる様になった。<br />
<br />
=== 駅舎の歴史 ===<br />
{{ external media<br />
| topic = [[アメリカ国立公文書記録管理局]]が所有する米軍撮影写真。<br />
| align = <br />
| width = 300px<br />
| image1 = [http://www.japanairraids.org/wp-content/uploads/2010/09/Hiroshima-aerial-A3414.jpg Hiroshima aerial A3414] [[比治山]]方面から撮影。左上に駅舎が見える。<br />
}}<br />
開業当時の広島駅は南口のみの木造の簡易的な駅で、利用者の増加に伴い後年に木造の本格的な駅舎で建て替えられた。[[1922年]]（大正11年）に先代の鉄筋コンクリートの駅になった。先代駅舎の当初の設計者は[[渡辺節]]で、当時の[[京都駅]]を模した形状だった。後に久能にかわった。駅舎の建て面積は9,800m<sup>2</sup>、延べ床面積は26,400m<sup>2</sup>だったが、構造が頑強だったために拡張は困難だった。また、広島駅を模した形で、後年[[岡山駅]]の建て替えも行われた。原爆投下前の[[1941年]]（昭和16年）に正面玄関寄せ前に2階を張り出させる形で駅舎の拡張が行われた<ref>『広島駅七十年のあゆみ』6ページ</ref>。<br />
<br />
[[広島市への原子爆弾投下]]での直接の爆風、さらには延焼による火災で駅舎は大破した<ref>『広島駅七十年のあゆみ』24・25ページ</ref>。戦後は、貨車を駅長室代わりに業務を再開<ref>『広島駅七十年のあゆみ』30ページ</ref>。[[1945年]]（昭和20年）末までには、雨をしのげるレベルでの仮復旧を行った<ref>『広島駅七十年のあゆみ』31ページ</ref>。[[1948年]]（昭和23年）の[[昭和天皇]]の[[行幸]]時には、通路の化粧直しが計画されたが間に合わず、紅白の幕で対応<ref>『広島駅七十年のあゆみ』31ページ</ref>。[[1949年]]（昭和24年）より本格的な復旧が行われた。同年7月までに駅舎正面に張出の出札室を整備された<ref>『広島駅七十年のあゆみ』34ページ</ref>。駅舎正面の駅名の表記は「廣島驛」(1946年2月設置)、「廣島駅」(1949年出札室増築)、「広島駅」(1952年頃)と変化した。「廣」の字体は活字とは一部異なる。「廣島駅」「広島駅」が混在していた時期もある<ref>高見彰彦「明治～戦後 駅名標こぼれ話 第1回」『レイルNo.104』エリエイ 2017年</ref>。<br />
<br />
現在の民衆駅は、[[1964年]]（昭和39年）5月22日に起工式を行い<ref>『広島駅七十年のあゆみ』43ページ</ref>、[[1965年]]（昭和40年）12月に完成した。建築時点で、全国で39番目に設置される民衆駅でかつ、[[東京駅]]八重洲口・[[博多駅]]・[[新宿駅]]・[[天王寺駅]]・[[池袋駅]]に次ぐ規模の駅舎になった<ref>『広島駅七十年のあゆみ』44ページ</ref>。<br />
<br />
<gallery widths="200px" heights="200px"><br />
Hiroshima Station in Taisho and Pre-war Showa eras.JPG|大正時代の先代駅舎<br />
HiroshimaStationOct1945.jpg|原爆被災後（1945年10月）の駅舎内（撮影：菊池俊吉）<br />
131780 RAILWAY STATION COMPLETELY REBUILT ONE YEAR AFTER THE ATOM BOMB WAS DROPPED.JPG|1946年<br />
Hiroshima Station 1955.jpg|1950年代<br />
</gallery><br />
<br />
=== 年表 ===<br />
==== JR西日本 ====<br />
* [[1894年]]（[[明治]]27年）<br />
** [[6月10日]] - [[山陽鉄道]]が[[糸崎駅]]から延伸し、その終着駅として開業。[[鉄道駅#一般駅|一般駅]]。<br />
** [[8月21日]] - 陸軍省の委託で山陽鉄道が広島駅 - [[宇品駅]]間に軍用線を敷設（後の[[宇品線]]）。<br />
* [[1897年]]（明治30年）<br />
** [[5月1日]] - 山陽鉄道が陸軍省から広島駅 - 宇品駅間を借入れて同区間の一般営業を開始。<br />
** [[9月25日]] - 山陽鉄道線が[[徳山駅]]まで延伸し、途中駅となる。<br />
* [[1901年]]（明治34年）[[9月1日]] - 山陽鉄道線の広島駅 - 宇品駅間が営業休止。 <br />
* [[1902年]]（明治35年）[[12月29日]] - 山陽鉄道線の広島駅 - 宇品駅間が営業再開。<br />
* [[1906年]]（明治39年）[[12月1日]] - 山陽鉄道の[[鉄道国有法|国有化]]により[[日本国有鉄道|国有鉄道]]の駅となる。<br />
* [[1909年]]（明治42年）[[10月12日]] - [[鉄道路線の名称|線路名称]]制定。[[山陽本線]]の所属となる。ただし、広島駅 - 宇品駅間は宇品線となる。<br />
* [[1920年]]（[[大正]]9年）[[7月15日]] - 芸備鉄道線（現在の[[芸備線]]）が貨物線として乗り入れ。<br />
* [[1926年]]（大正15年）[[1月21日]] - 芸備鉄道広島駅が旅客営業開始。<br />
* [[1937年]]（昭和12年）[[7月1日]] - 芸備鉄道国有化され、国有鉄道芸備線となる。<br />
* [[1945年]]（[[昭和]]20年）[[8月6日]] - [[広島市への原子爆弾投下|原爆投下]]により鉄骨鉄筋構造の本屋駅舎が大破。<br />
<!--駅建物復旧時期について、ご存知の方は加筆してください。--><br />
* [[1947年]]（昭和22年） - 北口（現新幹線口）開設。<br />
* [[1965年]]（昭和40年）<br />
** [[9月24日]] - [[みどりの窓口]]営業開始。<br />
** [[12月]] - 現駅舎落成（当時は広島民衆駅と呼ばれていた）。<br />
* [[1969年]]（昭和44年）[[3月1日]] - 貨物の取り扱い業務を新設の東広島駅（現在の[[広島貨物ターミナル駅]]）に移管し廃止（[[鉄道駅#旅客駅|旅客駅]]となる）。<br />
* [[1972年]]（昭和47年）[[4月1日]] - 宇品線が廃止。<br />
* [[1974年]]（昭和49年） - 旧跨線橋（2014年まで使用）および旅客地下道が延伸し同日開通<ref>広島駅の歴史展（写真展）より</ref>。<br />
* [[1975年]]（昭和50年）[[3月10日]] - [[山陽新幹線]]が[[岡山駅]] - [[博多駅]]間開業により乗り入れ。駅北口を新幹線口に名称変更。<br />
* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）の駅となる。<br />
* [[1999年]]（[[平成]]11年）[[4月8日]] - 南口を全面改装。駅ビルテナントが「[[ひろしま駅ビル ASSE|ASSE]]」に名称変更。<br />
* [[2005年]]（平成17年）[[2月27日]] - 広島駅新幹線改札口に[[自動改札機]]を導入。<br />
* [[2007年]]（平成19年）<br />
** [[4月14日]] - 広島駅北口改札口にIC乗車券に対応した自動改札機を導入。以後、4月末までに広島駅の全ての改札口へ設置。<br />
** 9月1日 - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる。<br />
* [[2009年]]（平成21年）<br />
** [[5月14日]] - 財務省中国財務局、広島県、広島市、西日本旅客鉄道株式会社、独立行政法人都市再生機構で「二葉の里地区の整備に関する基本協定」を締結。広島駅自由通路、新幹線口ペデストリアンデッキ及び新幹線口広場の一体的な整備も含まれている<ref group="広報">{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1241768692711/index.html|title=二葉の里地区及び広島駅自由通路等の整備について|publisher=広島市|accessdate=2014-06-07}}</ref>。<br />
** [[11月28日]] - 1階南口と地下改札口にIC専用改札機を設置。<br />
* [[2012年]]（平成24年）<br />
** [[5月]] - 広島駅改良工事（橋上化・自由通路・商業施設拡張）起工。在来線ホームの列車停止位置などが西条寄りに変更。これにより、岩国寄りのホームなどが工事の為利用客は立ち入り禁止となる。<br />
** [[7月]] - 新幹線改札口と新幹線ホームの列車案内LED表示機をフルカラータイプに更新。同時期に[[新神戸駅]]でも同型に更新された。<br />
* [[2014年]]（平成26年）<br />
** [[3月]] - 広島駅改良工事（新幹線口[[ペデストリアンデッキ]]新設）起工<ref group="広報">{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1397178816504/index.html|title=広島駅新幹線口ペデストリアンデッキの工事が本格化します|publisher=広島市|accessdate=2014-06-07}}</ref>。同時に新幹線口広場内の配置も変更される。<br />
** [[6月12日]] - 広島駅改良工事（新幹線口ペデストリアンデッキ新設）に伴う新幹線口バス乗降場配置変更<ref group="広報">{{cite web|url=http://www.bus-kyo.or.jp/pickup/pickup-1213.html|title=広島駅新幹線口ペデストリアンデッキ等整備に伴うバス乗降場の変更のお知らせ|publisher=広島県バス協会|accessdate=2014-06-07}}</ref>。<br />
** [[9月2日]] - 広島市が「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」を決定し公表<ref group="広報" name="city0902">{{cite press release|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1285563671308/index.html|title=広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針の決定について|date=2014-09-02|publisher=広島市}}</ref>（詳細後述）。<br />
** [[10月20日]] - 「JR広島駅の跨線橋の切り替えにあわせた記念企画」<ref group="広報" name="JRW141017">{{cite press release|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/10/page_6314.html|title=JR広島駅の跨線橋（こせんきょう）の切り替えにあわせた記念企画の実施について|date=2014-10-17|publisher=西日本旅客鉄道}}</ref>による「広島駅の歴史展（写真展）」を跨線橋で開始した。使用最終日まで展示。<br />
** [[10月29日]] - 4日後の広島駅の新跨線橋の使用開始に伴い、南口のみどりの窓口と総合案内所、新幹線口の案内所が移設。<br />
** [[11月1日]] - 「JR広島駅の跨線橋の切り替えにあわせた記念企画」<ref group="広報" name="JRW141017"/>による記念台紙付き入場券を当日1000枚限定販売。跨線橋使用最終日。南口出口改札を入口改札の隣に移設。1番ホーム地下階段の西側を先行使用再開。<br />
** [[11月2日]] - 広島駅の新しい跨線橋（南北の改札口をつなぐ連絡コンコース）の使用を開始<ref name="asahi2014113">{{Cite news <br />
| title = JR広島駅の新連絡通路、利用開始<br />
| newspaper = [[朝日新聞]]<br />
| date = 2014-11-03<br />
| author = <br />
| publisher = 朝日新聞社<br />
| page = 朝刊 広島版<br />
}}</ref>。新しい跨線橋内にはコンビニ、飲食店が開業<ref name="asahi201496">{{Cite news <br />
| title = 11月2日から新通路利用可 JR広島駅<br />
| newspaper = [[朝日新聞]]<br />
| date = 2014-09-06<br />
| author = 太田康夫<br />
| publisher = 朝日新聞社<br />
| page = 朝刊 広島版<br />
}}</ref>。旧跨線橋の解体後、中央改札口・自由通路などを整備する<ref name="asahi201496"/><ref group="広報" name="jrw140905">{{cite press release|url=http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6128.html|title=JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の使用開始について|date=2014-09-05|publisher=西日本旅客鉄道}}</ref>。在来線ホームの列車停止位置などが岩国寄りに変更された。西条寄りのホームなどが工事の為、利用客は立ち入り禁止となる。同様に地下通路の西側を使用開始と同時に東側を工事用に封鎖し、ASSEの3階改札口も西側に移設する予定。<br />
* [[2015年]]（平成27年）[[5月22日]] - JR広島駅ビル内の「新幹線名店街」が新装開業<ref name="asahi2015522">{{Cite news <br />
| title = 新幹線名店街が新装オープン きょう、JR広島駅<br />
| newspaper = [[朝日新聞]]<br />
| date = 2015-05-22<br />
| author = 木村和規<br />
| publisher = 朝日新聞社<br />
| page = 朝刊 広島版<br />
}}</ref>。<br />
* [[2016年]]（平成28年）[[3月9日]] - 新幹線ホームに[[発車メロディ]]を導入。曲は[[ゴダイゴ]]の「[[銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)|銀河鉄道999]]」<ref group="広報">[http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/02/page_8265.html 山陽新幹線 主要5駅の「発車予告音」に「銀河鉄道999」の音色を導入します～3月9日以降、新神戸・岡山・広島・小倉・博多の5駅で使用開始～]</ref>。<br />
* [[2017年]]（平成29年）<br />
**[[5月28日]] - 自由通路および橋上駅舎の一部運用開始<ref name="asahi2017529">{{Cite news <br />
| title = 広島の歩み紹介、壁画がお出迎え 広島駅2階通路開通<br />
| newspaper = [[朝日新聞]]<br />
| date = 2017-05-29<br />
| author = 宮川純一<br />
| publisher = 朝日新聞社<br />
| page = 朝刊 広島版<br />
}}</ref>。それに伴い、新幹線口・南口の改札を廃止<ref name="日本経済新聞20170527">[http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16922860W7A520C1LC0000/ ＪＲ広島駅の「新玄関」28日稼働 在来線の中央改札 ] - 日本経済新聞 2017年5月27日</ref><ref name="読売新聞20170527">[http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20170526-OYTNT50278.html ＪＲ広島駅自由通路 あす開通] - 読売新聞 2017年5月27日</ref>。<br />
** [[9月10日]] - 在来線で[[駅自動放送]]を更新。<br />
** [[10月29日]] - 南北自由通路および橋上駅舎が全面完成。同時に「ekie（エキエ）第１期」が開業。<br />
<br />
* 2018年（平成30年） <br />
** 3月29日 - 「ekie（エキエ）第２期」が開業。<br />
<br />
==== 広島電鉄 ====<br />
<br />
* [[1912年]]（[[大正]]元年）[[11月23日]] - '''広島駅前'''電停として開業。<br />
* [[1920年]]（大正9年）ごろ - '''本駅前'''電停に改称。<br />
* [[1945年]]（昭和20年）<br />
** 8月6日 - [[広島市への原子爆弾投下|原爆]]により休止<ref name="HIRODEN10070_431">『広島電鉄開業100年・創立70年史』431ページ</ref>。<br />
** 10月11日 - 本線の全線運行再開に伴い、営業再開<ref name="HIRODEN10070_124">『広島電鉄開業100年・創立70年史』124ページ</ref>。<br />
** 12月 - 本線が複線での運行を再開<ref name="HIRODEN10070_124">『広島電鉄開業100年・創立70年史』124ページ</ref>。<br />
* [[1960年]]（昭和35年）[[3月30日]] - '''広島駅前'''電停に改称。<br />
* [[1971年]]（昭和46年）[[5月6日]] - 旧7号線「広島駅 - （[[八丁堀停留場|八丁堀]]） - （[[十日市町停留場|十日市町]]） - [[横川駅 (広島県)|横川]]」を廃止。<br />
* [[1987年]]（昭和62年） - 皆実線経由宇品行（5号線）の乗り場を新設、着発線が2線から3線となる。（翌年に上屋完成）<br />
* [[2001年]]（平成13年）[[11月1日]] - '''広島駅'''電停に改称。<br />
* [[2008年]]（平成20年）[[11月25日]] - 発車メロディを導入。<br />
<br />
== 駅構造 ==<br />
=== JR西日本 ===<br />
<!-- ラインカラー表示は跨線橋の発車標及びJR西日本の公式発表に合わせています。 ---><br />
{{駅情報<br />
|社色 = #0072bc<br />
|文字色 = <br />
|駅名 = JR 広島駅<br />
|画像 = 広島駅北口 2018年1月.jpg<br />
|pxl = <br />
|画像説明 = 新幹線口<br />
|よみがな = ひろしま<br />
|ローマ字 = Hiroshima<br />
|電報略号 = ヒロ<br />
|所属事業者= [[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）<br />
|所在地 = [[広島市]][[南区 (広島市)|南区]]松原町2-37<br />
|座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|34|23|51.9|N|132|28|31.7|E|region:JP}}<br />
|開業年月日= <span style="white-space:nowrap;">[[1894年]]（[[明治]]27年）[[6月10日]]</span><br />
|廃止年月日= <br />
|駅構造 = [[高架駅]]（新幹線）<br />[[地上駅]]（[[橋上駅]]）（在来線）<br />
|ホーム = 2面4線（新幹線）<br />4面8線（在来線）<br />
|乗車人員 = 74,592<br />
|乗降人員 = <br />
|統計年度 = 2016年<br />
|乗入路線数= 5<br />
|所属路線1 = [[山陽新幹線]]<br />
|前の駅1 = [[東広島駅|東広島]]<br />
|駅間A1 = 31.8<br />
|駅間B1 = 41.4<br />
|次の駅1 = [[新岩国駅|新岩国]]<br />
|駅番号1 =<br />
|キロ程1 = 341.6km（[[新大阪駅|新大阪]]起点）<br />[[東京駅|東京]]から894.2<br />
|起点駅1 = <br />
|所属路線2 = '''{{JR西路線記号|H|G}} {{JR西路線記号|H|R}}''' [[山陽本線]]<br />（'''{{JR西路線記号|H|Y}}''' [[呉線]]・'''{{JR西路線記号|H|B}}''' [[可部線]]直通含む）<br />
|前の駅2 = *[[天神川駅|天神川]]<br />
|駅間A2 = 2.3<br />
|駅間B2 = 1.7<br />
|次の駅2 = [[新白島駅|新白島]]<br />
|駅番号2 =<br />
|キロ程2 = 304.7km（[[神戸駅 (兵庫県)|神戸]]起点）<br />[[三原駅|三原]]から[[呉線]]経由で93.4<br />
|起点駅2 = <br />
|所属路線3 = '''{{JR西路線記号|H|P}}''' [[芸備線]]<br />
|前の駅3 = ◄*[[矢賀駅|矢賀]] (2.2km)<br />
|駅間A3 = <br />
|駅間B3 = <br />
|隣の駅3 = self<br />
|駅番号3 =<br />
|キロ程3 = 159.1km（[[備中神代駅|備中神代]]起点）<br />[[三次駅|三次]]から68.8<br />
|起点駅3 = <br />
|乗換 =<br />
|備考 = [[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]（[[日本の鉄道駅#管理駅|管理駅]]）<br />[[みどりの窓口]] 有<br />[[ファイル:JR area HIRO.png|15px|広]] [[特定都区市内|広島市内]]駅（中心駅）<br />
|備考全幅 = * 天神川・矢賀 - 当駅の間に[[広島貨物ターミナル駅]]有り（当駅から1.6km先）。<br />
}}<br />
[[単式ホーム|単式]]・[[島式ホーム|島式]]4面8線の[[地上駅|地上]]ホームを持つ在来線の北側に島式2面4線の[[高架駅|高架]]ホームを有する山陽新幹線が並ぶ。<br />
<br />
駅の南側に「南口」、北側に「新幹線口」がある。また[[1975年]]の山陽新幹線開業までは北側出入口がそのまま「北口」と呼ばれていたため、今日でも地元住民の会話や新聞の見出し、不動産広告で「北口」の名称が使われることもあり、新幹線口近くの[[広島銀行]]の支店名も「広島駅北口支店」のままである。新幹線専用の改札は新幹線口（北側）にのみ設置されているため、駅南側から新幹線を利用する場合には2階もしくは地下にある自由通路を利用して新幹線口に抜けることとなる。<br />
<br />
南口・新幹線口ともにJR西日本系列のホテルが整備され、南口は[[ヴィアイン|HOTELヴィアイン広島]]が、新幹線口は[[ホテルグランヴィア広島]]がある。<br />
<br />
また、駅長が配置された[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]であり、[[日本の鉄道駅#管理駅|管理駅]]として山陽本線の[[天神川駅]]、芸備線の[[西三次駅]] - [[矢賀駅]]間各駅を管轄している。駅スタンプは「原爆ドームと平和記念公園への玄関駅」。<br />
<br />
==== ホーム ====<br />
在来線は1番のりばが単式、それ以外が島式である。8番のりばは9番のりばの東端を切り欠いた[[切欠きホーム]]となっており、7・8・9番ホームは同じ面にある。6番線はホームのない[[停車場#側線|中線]]で、[[機関車]]の付替や列車の入換などのために使われることがある。9番線は当駅ホーム西端から先に、途中7番線や山陽本線上り線からの渡り線を計3箇所合流しつつ西側（横川方面）に伸び、山陽新幹線の高架と交差する手前あたりで第3種車止めが設置され行き止まりとなっている。かつてこの線路からは、後述する旧10番線の荷物の取り扱いホームなど在来線ホーム北側に位置していた線路群が分岐しており、9番線に到着する客車列車の機関車入れ替えの他に、それらの線路群の引き上げ線としての役割も持っていた。<br />
<br />
構造上は、山陽本線上り（呉線直通を含む）は3・4・5・7番線、山陽本線下り（可部線直通を含む）は1・2・3・4番線から出発可能であり、芸備線は7・8・9番線から出発可能である。現在では山陽本線下りが1番のりば、山陽本線上りが5番のりば、呉線が3・7番のりば、可部線は4番のりば、芸備線は9番のりばから発車する場合が多く、これらのホームの一部の駅名標は2015年3月から本格導入されたラインカラーを用いたものに置き換えられている。8番のりばから出発する列車はごくわずか（朝夕を問わず[[回送]]列車が到着する際に使用されることが多い）で、2番のりばも早朝や夕方の一部の山陽本線下りや可部線、及び快速電車が発着するほかは貨物列車が通過する程度。大半は当駅終着後、[[広島運転所]]に回送する列車の降車用として使用される。貨物列車などの通過列車は基本的に、上りが4・5番のりば、下りが2番のりばを使用する。芸備線の列車は現在は8・9番のりばのみを使用しているが、かつては[[急行列車]]や[[客車]]列車を中心に7番のりばも使用していた。<br />
<br />
折り返し専用の発着[[信号機]]は山陽本線（岩国方面）と可部線は4番のりば、山陽本線（西条方面）と呉線は3番のりばのみに設置されており、到着後に回送せず同方面に折り返す列車は、すべて上述ののりばに停車する。<br />
<br />
新幹線ホームは、16両編成対応（ホーム長410m）の[[島式ホーム]]2面4線を有する高架ホームである<ref>国鉄新幹線建設局 『山陽新幹線岡山博多間工事誌』 社団法人日本鉄道施設協会、pp.404 - 405、1977年</ref>。なお、現在の11・14番のりばのそれぞれ外側に1面1線ずつホーム・線路を増設して4面6線まで拡張可能な構造としている<ref>国鉄新幹線建設局 『山陽新幹線岡山博多間工事誌』 社団法人日本鉄道施設協会、p.407、1977年</ref>。JR化当初まで、上り新大阪・東京方面の一部の列車が12番のりばを使用して折り返していた。その名残で、JR[[時刻表]]巻頭の当駅構内図には、現在も「12番：東海道・山陽新幹線 下り・'''上り'''」と記載されている（2010年2月号より）。新幹線ホームには転落防止用の柵が取り付けられている。新幹線列車発車時には[[銀河鉄道999]]のメロディーが流れる。<br />
<!-- ラインカラー・方面の表示は跨線橋の発車標に合わせています。 ---><br />
{| rules="rows" class="wikitable"<br />
! nowrap="nowrap" |のりば<!-- 事業者側による呼称 --->!!路線!!方向!!行先!!備考<br />
|-<br />
! rowspan=2|1・2<br />
| '''{{JR西路線記号|H|R}}''' 山陽本線<br />
| style="text-align:center"|下り<br />
| [[宮島口駅|宮島口]]・[[岩国駅|岩国]]方面<br />
| 1番乗り場は普通列車のみ発着<br />2番乗り場は原則シティライナーが発着<br />
|-<br />
| '''{{JR西路線記号|H|B}}''' 可部線<br />
| rowspan="3" style="text-align:center"|-<br />
| [[緑井駅|緑井]]・[[あき亀山駅|あき亀山]]方面<br />
| 日中時間帯以外<br />
|-<br />
! rowspan="4"|3・4<br />
| '''{{JR西路線記号|H|Y}}''' 呉線<br />
| [[呉駅|呉]]・[[広駅|広]]方面<br />
| 原則3番乗り場<br />日中時間帯は主に安芸路ライナーが使用<br />
|-<br />
| '''{{JR西路線記号|H|B}}''' 可部線<br />
| 緑井・あき亀山方面<br />
| 原則4番乗り場<br />
|-<br />
| '''{{JR西路線記号|H|R}}''' 山陽本線<br />
| style="text-align:center"|下り<br />
| 宮島口・岩国方面<br />
| 平日朝とシティライナーのみ<br />
|-<br />
| rowspan="2" | '''{{JR西路線記号|H|G}}''' 山陽本線<br />
| rowspan="2" style="text-align:center"|上り<br />
| rowspan="2"| [[西条駅 (広島県)|西条]]・[[三原駅|三原]]方面<br />
| 夜間のみ<br />
|-<br />
! rowspan="2"|5・7<br />
| 原則5番乗り場<br />
|-<br />
| '''{{JR西路線記号|H|Y}}''' 呉線<br />
| rowspan="2" style="text-align:center"|-<br />
| 呉・広方面<br />
| 原則7番乗り場<br />
|-<br />
!8・9<br />
| '''{{JR西路線記号|H|P}}''' 芸備線<br />
| [[下深川駅|下深川]]・[[三次駅|三次]]方面<br />
| 8番乗り場から発車は朝1便のみ、8番のりばは到着が主<br />
|-<br />
! nowrap="nowrap" |11・12<br />
| rowspan="2"|[[File:Shinkansen jrw.svg|17px|■]] 山陽新幹線<br />
| style="text-align:center"|下り<br />
| [[博多駅|博多]]・[[鹿児島中央駅|鹿児島中央]]方面<br />
|<br />
|-<br />
! nowrap="nowrap" |13・14<br />
| style="text-align:center"|上り<br />
| [[新大阪駅|新大阪]]・[[東京駅|東京]]方面<br />
| 13番のりばは当駅始発ののぞみが使用<br />
|}<br />
<br />
当駅では東海道型に似た詳細放送が採用されている。2017年9月10日にシステム更新が行われた。CTC連動型で接近時と到着時・発車時に行われるほか停車中にも案内放送が流れる。接近時には放送の後に後述の4つのメロディが各ホームで流れる。<br />
*2017年9月のシステム更新までは島式ホームである2番～9番乗り場では2つのホームで同じスピーカーでの放送となっているため重複する場合は接近放送や発車放送が優先的に行われていたが、システム更新後は各乗り場の案内が被っても並行して行われるようになる。<br />
* 到着時には駅名連呼（2回）と新幹線口案内と乗換案内が行われる。快速列車の場合は停車駅も案内される。システム更新後は乗換案内には乗換列車の発車時刻も放送するようになる。<br />
* 英語による案内放送は行われていない。この放送よりも後の[[2003年]]に広島支社管内主要駅（[[三原駅]]・[[西条駅 (広島県)|西条駅]]・[[海田市駅]]・[[天神川駅]]・[[新白島駅]]・[[横川駅 (広島県)|横川駅]]・[[五日市駅]]・[[宮島口駅]]・[[岩国駅]]・[[新山口駅]]・[[厚狭駅]]・[[新下関駅]]）で導入された新詳細型放送では英語放送を導入している。<br />
* 2015年3月上旬に山陽本線の案内が「山陽本線〇〇方面」から「山陽線〇〇方面」に言い回しが変更された。<br />
* 接近放送の基本は「まもなく、(のりば番号)番のりばに、(路線名)線、(経由駅)方面、(行先)ゆき、(列車名、ない場合は省略)、(種別)電車が、(両数)両で、到着します。足元の黄色い点字ブロックの内側までお下がりください。」である。気動車や客車列車が到着する場合は「電車」ではなく「列車」と案内される。これはシステム更新後も基本的な内容変更は行われないが接近2～5分前に乗車位置の案内と遅延発生時は遅延時分の案内を行うようになる。<br />
* かつて、芸備線急行や山陽線寝台特急があった時期は、「芸備線、備後落合ゆき、ちどり、急行列車が」「山陽本線、西条方面、東京ゆき、あさかぜ、特急列車が」などと案内されていた。<br />
* [[2004年]]（平成16年）[[3月13日]]に[[天神川駅]]が、[[2015年]]（平成27年）[[3月14日]]に[[新白島駅]]が開業したため、山陽本線の駅は両隣駅がJR発足後に開業した駅となった。<br />
* 広島駅では次の接近メロディが使用されている。<br />
**[[ファイル:JR広島駅 高架道路から撮影.jpg|サムネイル|295x295ピクセル|2015年3月12日に撮影された写真には、ホーム上に国鉄時代に製造された115系や103系が並んでいるが、現在はこれらの車両に代わる新型車両として227系が導入されつつある。]]1番・5番乗り場メロディ「[[姫神|砂の鏡]]」…現在では広島駅のみだが2012年のJR西日本新標準接近放送導入前までは呉線下りや[[大町駅 (広島県)|大町駅]]下り、[[新広駅]]上り、[[前空駅]]（アレンジ）などでも採用。<br />
** 2・7番乗り場メロディ（曲名不明）…当駅のほか広島支社管内山陽本線本郷以西各駅下り（下関方）や呉線各駅下り（海田市方）、可部線各駅下り（可部方）でも採用。山口県内ではアレンジ版を使用。広島地区新詳細型放送採用駅（西条・五日市・宮島口・岩国など）では改良版が採用。<br />
** 3・8番乗り場メロディ（曲名不明）…当駅のみ使用。新標準接近放送導入前までは大町駅上りや呉線上り（広・三原方）で採用。<br />
** 4・9番乗り場メロディ（曲名不明）…当駅のほか広島支社管内山陽本線本郷以西各駅上り（三原方）と呉線上り（広・三原方）、可部線各駅上り（横川方）でも採用。山口県内（2012年以前は前空駅でも）ではアレンジ版を使用。2・7番乗り場メロディ同様広島地区新詳細型放送採用駅では改良版が採用。<br />
<br />
[[File:広島駅0番ホーム跡.jpg|195x195px|thumb|広島駅にかつて有った宇品線用0番ホームの痕跡（2014年3月）]]<br />
かつては、1番線ホーム東寄りの向かい側を切り欠いた頭端式ホームがあり、「0番ホーム」として[[宇品線]]専用ホームとして使用されていたが、同線廃止に伴い廃止となった。現在は埋め立てられ、駐車場になっていたが後に駐車場は廃止になり、立ち入りできなくなっているが、ホームのコンクリート面と白線が残されている。<br />
[[File:広島駅2番ホーム西側閉鎖ホーム.jpg|192x192px|thumb|2番ホーム西側の閉鎖中切欠ホーム<br />（2014年11月）]]<br />
また、2番ホームの西側先端にも切欠ホームが存在するが、現在はフェンスで囲われており使用されていない。<br />
<br />
9番線ホームの北西側には、[[チッキ|荷物]]取扱専用の「10番ホーム」が存在し、[[カートレイン]]の[[自動車]]積み降ろしなどが行われていたが、[[荷物列車]]の廃止と新幹線口駅舎の周辺整備に伴い撤去された。小規模の待避線や引き込み線を有する扇型のホームで、当初より跨線橋や地下通路は接続されず、各種案内表示も取り付けられていなかった。このため駅改札口から入ることはできず、利用する場合は、広島駅西側高架道路下、新幹線駅舎と在来線線路の間にあった専用出入口を使用していた。<br />
<br />
なお、新幹線開業前の優等列車の号車案内が在来線ホームにいくつか残っている。<br />
<br />
<gallery><br />
File:広島駅３号ホーム 東側.jpg|thumb|4・5番乗り場。コンコース階段東側<br />（2017年9月）<br />
File:広島駅駅名標 山陽Rライン新白島駅開業反映版.jpg|1番乗り場の駅名標は宮島口方面のラインカラーの赤（R）。<br />
File:広島駅駅名標 山陽Gライン新白島駅開業反映版.jpg|新白島駅開業後の広島駅山陽Gライン駅名標]]|5番乗り場の駅名標は西条方面のラインカラーの緑（G）。<br />
File:広島駅新幹線ホーム 12番乗り場から.JPG |新幹線ホーム<br />（2012年10月）<br />
</gallery><br />
<br />
==== 南口駅舎 ====<br />
[[ファイル:広島駅南口裏側01.JPG|thumb|208x208px|right|現在の南口の建物が出来た当初の壁が残っている]]<br />
南口駅舎は地下1階・地上7階建てコンクリート造で、1階の東側の区画と1階以外のフロアを[[ひろしま駅ビル ASSE|ASSE]]が占める。建物そのものは[[1965年]]12月に落成し、「ひろしま駅ビル」と称していたが、[[1999年]]4月にASSEとしてリニューアルした。ただしこのときの改装範囲は駅正面の外観と駅ビルの商業施設ブロックおよび[[コンコース]]内の改装のみで、駅舎裏側は完成当初の姿を残している。[[2006年]]12月にはASSEが再び改装された。<br />
<br />
改札口は、地下1階の「地下道南改札」、跨線橋正面でASSEの3階に直結する「ASSE改札」の2箇所。いずれもICOCA対応の自動改札である。2009年3月には[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]の開業に合わせ、かつて存在した「南口改札」で自動改札機の増設も行われた。<br />
[[みどりの窓口]]は駅舎内にはなく、2階の自由通路上に設置されている。<br />
Tis（[[日本旅行]]）は1階コンコースにあり、東西に[[現金自動預け払い機|ATM]]コーナー（[[広島銀行]]・[[もみじ銀行]]・[[広島信用金庫]]・[[イオン銀行]]）を置く。駅舎内テナントは[[ICOCA電子マネー]]対応。<br />
<br />
==== 新幹線口駅舎 ====<br />
地上3階建てコンクリート造[[駅舎#高架駅|高架駅舎]]で[[1975年]]3月に落成した。駅舎内には中国SC開発の運営する商業施設「広島新幹線名店街」が併設されている。<br />
<br />
改札口は在来線用として1階の「地下道北改札」、新幹線用として2階の「新幹線改札」があり、新幹線と在来線間の乗換用に「のりかえ改札」も別の箇所に有する。<br />
[[みどりの窓口]]は駅舎内(新幹線乗り換え改札を除く)にはなく、2階の自由通路上に設置されたものを利用することとなる。<br />
<br />
[[ペデストリアンデッキ]]設置に向けて駅舎が増築中である。詳細は[[#改良工事|改良工事項目]]を参照。<br />
<br />
==== 橋上駅舎 ====<br />
南口と新幹線口の間の線路上空に橋上駅舎（後述）が建設され、[[2014年]][[11月2日]]に、改札内の連絡跨線橋部分までが完成。連絡跨線橋内にはコンビニ、飲食店が有る。通路幅は従来通りの10メートルだが、天井までは6.7メートルあり天井近くの窓からの採光で日中は照明不要になっている<ref>{{cite web|url=http://www.sankei.com/region/news/141102/rgn1411020071-n1.html|title=広島駅に新跨線橋完成 自由通路も２９年度には|publisher=産経新聞|date=2014-11-02|accessdate=2014-11-03}}</ref>。[[2017年]][[5月28日]]、自由通路が暫定開業し、南口1階の「南口改札」、北口2階の「北口改札」を閉鎖。新たに「中央改札」を設け、分散していた、券売機、[[みどりの窓口]]も集約された。詳細は[[#改良工事|改良工事項目]]を参照。<br />
<br />
新跨線橋完成時には中央改札になる2・3番ホーム階段と4・5番ホーム階段間の広場には[[マツダ]]が新型車を展示していた。以前は新幹線口駅舎で展示してあったものである。この車両は入れ替えの度に新幹線口階段に板を置いてスロープを設置し、手動式[[ウインチ]]で階段上のスロープを引き上げて移動させているという<ref group="広報">{{Cite web|url=http://blog.mazda.com/archive/20130221_01.html|title=階段をのぼるアテンザ？！駅に展示された新型アテンザの秘密。|work=[[マツダ]]公式ブログ|date=2013-02-21|accessdate=2014-11-07}}</ref>。<br />
<br />
<gallery><br />
File:広島駅南口エントランス 2017年南北自由通路開通後.jpg|広島駅南口エントランス<br />（2017年5月）<br />
File:広島駅南北自由通路 2018年1月.jpg|広島駅南北自由通路<br/>（2018年1月）<br />
File:広島駅中央口.jpg|中央改札口 <br />（2017年5月）<br />
ファイル:広島駅新跨線橋供用時地下道南改札.jpg|南口地下1F 地下道南改札<br />（2014年11月）<br />
File:ASSE新改札口.JPG|ASSE改札<br />（2014年11月）<br />
File:広島駅跨線橋 2017年6月 跨線橋内商業スペース全面開業後.jpg|跨線橋とその発車標（中央改札口供用後）<br />（2017年6月）<br />
File:広島駅新幹線改札 自由通路開通後.jpg|自由通路開通後に改装された新幹線改札口（2017年9月）<br />
広島駅乗換改札 2018年1月.jpg|跨線橋と直結するJR線と新幹線との乗り換え改札<br />（2018年1月）<br />
File:Electric Signage of Hiroshima Station 3.jpg|乗り換え改札前には発車標を模した案内表示がある<br />（2017年10月）<br />
File:広島駅南口改札口 2016年2月.jpg|2017年5月で閉鎖された南口改札<br />（2016年2月）<br />
</gallery><br />
<br />
=== 広島電鉄 ===<br />
{{駅情報<br />
|社色 = #009944<br />
|文字色 = <br />
|駅名 = 広島電鉄 広島駅電停<br />
|画像 = HiroshimaStation03.JPG<br />
|pxl = <br />
|画像説明 = 広電広島駅（2007年10月）<br />
|よみがな = ひろしまえき<br />
|ローマ字 = Hiroshima Station<br />
|電報略号 = <br />
|所属事業者= [[広島電鉄]]<br />
|所在地 = [[広島市]][[南区 (広島市)|南区]]松原町<br />
|座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|34|23|46.6|N|132|28|31.4|E|region:JP}}<br />
|開業年月日= <span style="white-space:nowrap;">[[1912年]]（[[大正]]元年）[[11月23日]]</span><br />
|廃止年月日= <br />
|駅構造 = [[地上駅]]<br />
|ホーム = <br />
|乗車人員 = <br />
|乗降人員 = <br />
|統計年度 = <br />
|乗入路線数= <br />
|所属路線 = [[広島電鉄本線|本線]]<br />
|前の駅 = <br />
|駅間A = <br />
|駅間B = 0.2<br />
|次の駅 = [[猿猴橋町停留場|猿猴橋町]] M2<br />
|駅番号 = {{駅番号C|#00a85f|M1}}<br />
|キロ程 = 0.0<br />
|起点駅 = 広島駅<br />
|乗換 =<br />
|備考 =<br />
}}<br />
広島電鉄本線の広島駅電停はJR広島駅南口の東側、[[城北通り]]・大洲通り（[[広島県道37号広島三次線|県道広島三次線]]）に並行した場所にあり、変則[[頭端式ホーム|頭端式]]4面3線のホームを持つ。旅客への案内ではホーム番号は用いられていない。<!--ただし、乗務員や駅員への業務連絡などで使用される番号は存在し、JRの駅に最も遠い側が1番線となっている--><br />
<br />
乗車ホームは南口駅舎に近い最も北側の1面を使う。東寄りを0・1・2・6号線（八丁堀・紙屋町方面）のりばとし、西寄りを5号線（比治山線）専用のりばとしている<ref group="広報">[http://www.hiroden.co.jp/en/m-hiroshimasta.html hiroshimastation - 広島電鉄]</ref>。0・1・2・6号線のりば前には、案内所（[[広島電鉄]]広島駅定期券窓口）や、自動両替機、[[PASPY]]チャージ機が設置されており、多客時には係員が乗車ホームに出て案内をする。降車ホーム3面は、折り返し5号線となる便がもっともJR広島駅寄りを使うほかは到着順で使い分ける。<br />
<br />
6時から21時までの間、「入口」ドアから降りるときは降車ホームで電停整理員が可搬式のカードリーダー付き[[運賃箱]]を使い、運賃収受・集札業務を行う。（その他の時間帯では出口ドアからのみの降車で、他の電停と同様に車内の運賃箱で支払う。）また、係員による乗車方法等のマイク案内や、自動放送、発車メロディを流している。<br />
<br />
{| style="border-collapse: collapse;"<br />
|-<br />
|+ style="font-weight: bold; text-align: left;"|運行系統<br />
|-<br />
! rowspan="4" style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine1.png|30px|1号線]][[ファイル:Hiroden Line 2.png|30px|2号線]][[ファイル:HirodenLine6.png|30px|6号線]]のりば<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine0.png|30px|0号線]]<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|（[[紙屋町東停留場|紙屋町東]]経由）[[日赤病院前停留場|日赤病院前]]ゆき・[[広電本社前停留場|広電前]]ゆき<br />
|-<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine1.png|30px|1号線]]<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|（紙屋町東経由）[[広島港停留場|広島港（宇品）]]ゆき<br />
|-<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:Hiroden Line 2.png|30px|2号線]]<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[広電宮島口駅|広電宮島口]]ゆき・[[広電西広島駅|広電西広島（己斐）]]ゆき<br />
|-<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine6.png|30px|6号線]]<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[江波停留場|江波]]ゆき<br />
|-<br />
<br />
! style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine5.png|30px|5号線]]のりば<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[ファイル:HirodenLine5.png|30px|5号線]]<br />
| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"|[[比治山下停留場|比治山下]]経由広島港（宇品）ゆき・[[宇品二丁目停留場|宇品二丁目]]ゆき・[[皆実町六丁目停留場|皆実町六丁目]]ゆき<br />
|}<br />
<br />
<gallery><br />
File:広島駅電停乗車ホーム.JPG|乗車ホーム（1・2・6号線のりば）<br />（2012年10月）<br />
File:広島駅電停降車ホーム.JPG|降車ホーム<br />（2012年10月）<br />
</gallery><br />
<br />
== 改良工事 ==<br />
=== JR駅橋上駅化 ===<br />
今までは、通路のみの古い地下道しか無かったJR駅の南北自由通路の整備が計画されており、それに合わせ改札口などの駅機能を在来線線路をまたぐ人工地盤上に移し、駅と自由通路と店舗を一体で橋上駅舎として整備する広島駅の[[橋上駅]]化工事が進行中である。自由通路東側に隣接する店舗エリアには約4千平方メートルの商業スペースを新設する。線路上のフロア面積は、[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]最大となる。商業スペースの拡大は、新幹線口駅舎の増築も合わせて最大で約1万平方メートルとなる見通しで衣料品や飲食などの専門店を誘致する予定。運営はJR西日本の子会社、[[中国SC開発]]が行う。<br />
<br />
橋上駅舎の南口と新幹線口との連絡跨線橋の部分が先行完成し、[[2014年]][[11月2日]]に使用が開始された<ref group="広報" name="jrw140905"/>。この新しい跨線橋の東側で引き続き工事を行う。[[2017年]][[5月28日]]、南北自由通路が完成時より、半分程度の幅で暫定開業。先行開業した跨線橋と接続され、2・3番のりばと4・5番のりばの間に当たる場所に、改札「中央口」を新設し、北口寄りに「[[みどりの窓口]]」「きっぷうりば」を設置した。これにより、南口1階にあった「南口改札」「みどりの窓口」と北口2階の「北口2F改札」同1階の「みどりの窓口」と改札口ごとにそれぞれ設置されていた「きっぷうりば」が集約される形で廃止された。「中央口」の正面には、タッチパネル式の案内板が4面設置されており、時刻表や構内図、運行情報、観光情報などを調べられる。2017年10月29日に橋上駅舎と自由通路並びに橋上部分の商業エリアに「ekie（エキエ）」が開業<ref group="広報" name="city0902"/>。<br />
<br />
=== 新幹線口ペデストリアンデッキ ===<br />
新幹線口も自由通路整備に合わせて[[ペデストリアンデッキ]]を新設し、既存の「アクティブインターシティ広島」ペデストリアンデッキとも接続する。2016年10月14日に完成した<ref group="広報">{{cite web|url=http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1458815653320/index.html|title=広島駅新幹線口ペデストリアンデッキを供用開始します<br />
<br />
|publisher=広島市|accessdate=2017-06-17}}</ref>。また同時に新幹線口広場はバス・タクシー乗降場やマイカー乗降場など全体のレイアウトが変更され、2017年10月1日に供用を開始した。<br />
<br />
=== 新幹線口駅舎リニューアル ===<br />
新幹線口の3階建て駅舎の1階と2階を広場側に増築して商業スペース拡大を行う。それに伴い、従来の駅舎内も壁面や天井の美装化が行われ、柱にはデジタルサイネージが設置された。また、自由通路建設と平行する形で階段・エスカレーターも新しく設置され、これまで使用されていた階段・エスカレーターが撤去された。1階部分の大半と2階の東側部分は商業スペースとなり、商業施設「ekie」として開業する。駅舎の大規模改修は1975年の[[山陽新幹線]]の開通以来初めてである。2018年上期完成予定。<br />
<br />
=== 南口駅ビルASSE建て替え ===<br />
{{See also|広島電鉄#新線・延伸計画|駅前大橋 (広島市)#駅前大橋線|ひろしま駅ビル ASSE#建て替え問題}}<br />
広島市が[[2014年]][[9月2日]]に公表した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」<ref group="広報" name="city0902"/>では、橋上駅化完了後に平成30年代半ばの完成を目指して、広島電鉄本線を[[稲荷町電停]]から[[駅前大橋 (広島市)|駅前大橋]]を通るルートに変更した上でASSE駅ビルに高架で乗り入れる路線変更と同時に、駅ビル内に電停（広島駅電停）を設置する為に建て替えと駅南口広場の再整備を行う計画がされている。<br />
<br />
=== 新幹線コンコースリニューアル ===<br />
1975年の山陽新幹線開通以来から改修が行われず老朽化が進んだとして、約2年かけて、新幹線口駅舎と同様に天井、床、壁面、柱の美装化が行われる。これ以外にも、待合室を1ヶ所から3ヶ所に増設し座席数も1.5倍となる。また、全体の空調化、[[Wi-Fi]]が使用できるモバイルコーナーの設置、キッズスペースの設置も行われ、利便性を高めるとしている。2019年度末完成予定。<ref name="日本経済新聞20171111">[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2336540010112017LC0000/ ＪＲ西日本広島支社、広島駅の新幹線コンコースをリニューアル ] - 日本経済新聞 2017年11月11日 </ref><br />
<br />
== 利用状況 ==<br />
; JR西日本<br />
* 以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:right;"<br />
|-<br />
! rowspan="1" |年度<br />
! rowspan="1" |1日平均<br />乗車人員||1日平均<br />降車人員<br />
|-<br />
|[[1947年]]（昭和22年）<br />
|35,362<ref group="統計" name="yoran_1949">『広島市勢要覧（1949年版）』 101ページ</ref><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1948年]]（昭和23年）<br />
|36,781<ref group="統計" name="yoran_1949"/><ref group="統計" name="yoran_1951">『広島市勢要覧（1951年版）』 135ページ</ref><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1949年]]（昭和24年）<br />
|31,469<ref group="統計" name="yoran_1949"/><ref group="統計" name="yoran_1951"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1950年]]（昭和25年）<br />
|29,402<ref group="統計" name="yoran_1951"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1951年]]（昭和26年）<br />
|27,631<ref group="統計" name="yoran_1951"/><br />
|24,513<ref group="統計" name="yoran_1951"/><br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:right;"<br />
|-<br />
!年度<br />
!1日平均<br />乗車人員||年度毎<br />乗客数||年度毎<br />降車数||年度毎<br />発送貨物(t)||年度毎<br />到着貨物(t)<br />
|-<br />
|[[1952年]]（昭和27年）<br />
|27,379.7<br />
|9,993,604<ref group="統計" name="yoran_1952">『広島市勢要覧（1952年版）』 177ページ</ref><ref group="統計" name="yoran_1953">『広島市勢要覧（1953年版）』 191ページ</ref><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1953年]]（昭和28年）<br />
|23,947.6<br />
|8,740,872<ref group="統計" name="yoran_1953"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1954年]]（昭和29年）<br />
|24,090.3<br />
|8,792,949<ref group="統計" name="yoran_1959">『広島市勢要覧（1959年版）』 55ページ</ref><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1955年]]（昭和30年）<br />
|25,497.0<br />
|9,331,895<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1956年]]（昭和31年）<br />
|25,407.0<br />
|9,273,561<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|-<br />
|[[1957年]]（昭和32年）<br />
|25,693.3<br />
|9,378,065<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|270,911<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|588,313<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|-<br />
|[[1958年]]（昭和33年）<br />
|25,796.1||9,415,575<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|style="text-align:center;"|-<br />
|239,019<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|583,364<ref group="統計" name="yoran_1959"/><br />
|-<br />
|[[1959年]]（昭和34年）<br />
|25,297.5||9,258,888<ref group="統計" name="yoran_1964_72">『広島市勢要覧（1964年版）』 72ページ</ref>||9,058,238<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||264,985<ref group="統計" name="yoran_1964_73">『広島市勢要覧（1964年版）』 73ページ</ref>||631,205<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/><br />
|-<br />
|[[1960年]]（昭和35年）<br />
|25,918.2||9,460,144<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||9,229,792<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||274,940<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/>||702,868<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/><br />
|-<br />
|[[1961年]]（昭和36年）<br />
|25,563.8||9,330,779<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||9,228,369<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||271,329<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/>||735,128<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/><br />
|-<br />
|[[1962年]]（昭和37年）<br />
|27,717.4||10,116,852<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||10,074,752<ref group="統計" name="yoran_1964_72"/>||304,680<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/>||737,622<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/><br />
|}<br />
1952年から1962年の1日平均乗車人員は、年度毎乗客数を365（閏年が関係する1955・1959年は366）で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:right;"<br />
|-<br />
!年度<br />
!1日平均<br />乗車人員||年度毎<br />総数||定期券<br />総数||普通券<br />総数||年度毎<br />発送貨物(t)||年度毎<br />到着貨物(t)<br />
|-<br />
|[[1963年]]（昭和38年）<br />
|29,893.4||21,881,998<ref group="統計" name="yoran_1968_94">『広島市勢要覧（1968年版）』 94ページ</ref>||13,737,800<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/>||8,144,198<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/>||303,561<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/>||782,492<ref group="統計" name="yoran_1964_73"/><br />
|-<br />
|[[1964年]]（昭和39年）<br />
|30,569.1||22,315,449<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99">『広島市勢要覧（1969年版）』 99ページ</ref>||13,734,810<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||6,580,639<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||369,227<ref group="統計" name="yoran_1968_95">『広島市勢要覧（1968年版）』 95ページ</ref>||713,945<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/><br />
|-<br />
|[[1965年]]（昭和40年）<br />
|32,397.0||23,649,821<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||14,313,036<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||9,336,785<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||281,935<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/>||481,346<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/><br />
|-<br />
|[[1966年]]（昭和41年）<br />
|32,921.3||24,032,523<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||14,235,906<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||9,796,617<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||309,068<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/>||519,993<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/><br />
|-<br />
|[[1967年]]（昭和42年）<br />
|34,495.1||25,250,381<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||14,948,816<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||10,301,565<ref group="統計" name="yoran_1968_94"/><ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||374,397<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/>||713,875<ref group="統計" name="yoran_1968_95"/><br />
|-<br />
|[[1968年]]（昭和43年）<br />
|32,088.4||23,424,522<ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||12,245,572<ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||11,178,950<ref group="統計" name="yoran_1969_99"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1969年]]（昭和44年）<br />
|31,220.4||22,790,862<ref group="統計" name="yoran_1974_255">『広島市勢要覧（1974年版）』 255ページ</ref>||11,224,216<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||11,566,646<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1970年]]（昭和45年）<br />
|33,121.3||24,178,534<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||11,210,494<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||12,968,040<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1971年]]（昭和46年）<br />
|35,772.3||26,185,291<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||11,828,442<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||14,356,849<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1972年]]（昭和47年）<br />
|40,193.7||29,341,412<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||13,245,748<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||16,095,664<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1973年]]（昭和48年）<br />
|43,755.5||31,941,549<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||14,126,638<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||17,814,911<ref group="統計" name="yoran_1974_255"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1974年]]（昭和49年）<br />
|46,925.6||34,255,337<ref group="統計" name="tokei_1979_125">『広島市統計書（1979年版）』 125ページ</ref>||14,817,076<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/>||19,438,261<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1975年]]（昭和50年）<br />
|54,793.1||40,108,572<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143">『広島市統計書（1980年版）』 143ページ</ref>||15,076,082<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||25,032,490<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1976年]]（昭和51年）<br />
|55,843<ref group="統計" name="tokei_1981_160">『広島市統計書（1981年版）』 160ページ</ref><!--下記式で計算した場合「55,055.1」-->||40,190,587<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||16,002,096<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||24,188,491<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1977年]]（昭和52年）<br />
|53,996<ref group="統計" name="tokei_1981_160"/><!--下記式で計算した場合「53,626.2」-->||39,147,101<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||16,005,384<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||23,141,717<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|-<br />
|[[1978年]]（昭和53年）<br />
|54,413<ref group="統計" name="tokei_1981_160"/><!--下記式で計算した場合「53,514.5」-->||39,065,598<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||16,146,398<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||22,919,200<ref group="統計" name="tokei_1979_125"/><ref group="統計" name="tokei_1980_143"/>||style="text-align:center;"|廃止||style="text-align:center;"|廃止<br />
|}<br />
1963年から1975年の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365（閏年が関係する1963・1967・1971・1975年は366）で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。1981年に発行された広島市統計書から算出方法が変わっているため、1977年以降は1日平均乗車人員の値が発表されている。<br />
<br />
{| class="wikitable" style="text-align:right;"<br />
|-<br />
! rowspan="1" |年度<br />
! rowspan="1" |1日平均<br />乗車人員<br />
|-<br />
|[[1979年]]（昭和54年）<br />
|54,413<ref group="統計" name="tokei_1981_160"/><br />
|-<br />
|[[1980年]]（昭和55年）<br />
|55,457<ref group="統計" name="tokei_1981_160"/><ref group="統計" name="tokei_1985_110">『広島市統計書（1985年版）』 110ページ</ref><br />
|-<br />
|[[1981年]]（昭和56年）<br />
|55,975<ref group="統計" name="tokei_1985_110"/><br />
|-<br />
|[[1982年]]（昭和57年）<br />
|55,949<ref group="統計" name="tokei_1985_110"/><br />
|-<br />
|[[1983年]]（昭和58年）<br />
|56,782<ref group="統計" name="tokei_1985_110"/><br />
|-<br />
|[[1984年]]（昭和59年）<br />
|58,885<ref group="統計" name="tokei_1985_110"/><br />
|-<br />
|[[1985年]]（昭和60年）<br />
|60,407<ref group="統計" name="tokei_1990_108">『広島市統計書（1990年版）』 108ページ</ref><br />
|-<br />
|[[1986年]]（昭和61年）<br />
|61,262<ref group="統計" name="tokei_1990_108"/><br />
|-<br />
|[[1987年]]（昭和62年）<br />
|56,421<ref group="統計" name="tokei_1990_108"/><br />
|-<br />
|[[1988年]]（昭和63年）<br />
|58,035<ref group="統計" name="tokei_1990_108"/><br />
|-<br />
|[[1989年]]（平成元年）<br />
|67,896<ref group="統計" name="tokei_1990_108"/><br />
|-<br />
|[[1990年]]（平成{{0}}2年）<br />
|72,267<ref group="統計" name="tokei_1995_122">『広島市統計書（1995年版）』 122ページ</ref><br />
|-<br />
|[[1991年]]（平成{{0}}3年）<br />
|75,013<ref group="統計" name="tokei_1995_122"/><br />
|-<br />
|[[1992年]]（平成{{0}}4年）<br />
|76,540<ref group="統計" name="tokei_1995_122"/><br />
|-<br />
|[[1993年]]（平成{{0}}5年）<br />
|77,742<ref group="統計" name="tokei_1995_122"/><br />
|-<br />
|[[1994年]]（平成{{0}}6年）<br />
|75,564<ref group="統計" name="tokei_1995_122"/><br />
|-<br />
|[[1995年]]（平成{{0}}7年）<br />
|75,578<ref group="統計" name="tokei_1997_111">『広島市統計書（1997年版）』 111ページ</ref><br />
|-<br />
|[[1996年]]（平成{{0}}8年）<br />
|75,532<ref group="統計" name="tokei_1997_111"/><br />
|-<br />
|[[1997年]]（平成{{0}}9年）<br />
|73,208<ref group="統計" name="tokei_1999_111">『広島市統計書（1999年版）』 111ページ</ref><br />
|-<br />
|[[1998年]]（平成10年）<br />
|70,785<ref group="統計" name="tokei_1999_111"/><br />
|-<br />
|[[1999年]]（平成11年）<br />
|72,560<ref group="統計" name="tokei_2001_109">『広島市統計書（2001年版）』 109ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2000年]]（平成12年）<br />
|71,444<ref group="統計" name="tokei_2001_109"/><br />
|-<br />
|[[2001年]]（平成13年）<br />
|70,980<ref group="統計" name="tokei_2003_109">『広島市統計書（2003年版）』 109ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2002年]]（平成14年）<br />
|69,557<ref group="統計" name="tokei_2003_109"/><br />
|-<br />
|[[2003年]]（平成15年）<br />
|70,072<ref group="統計" name="tokei_2005_109">『広島市統計書（2005年版）』 109ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2004年]]（平成16年）<br />
|69,781<ref group="統計" name="tokei_2005_109"/><br />
|-<br />
|[[2005年]]（平成17年）<br />
|69,796<ref group="統計" name="tokei_2007_105">『広島市統計書（2007年版）』 105ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2006年]]（平成18年）<br />
|70,162<ref group="統計" name="tokei_2007_105"/><br />
|-<br />
|[[2007年]]（平成19年）<br />
|70,574<ref group="統計" name="tokei_2009_91">『広島市統計書（2009年版）』 91ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2008年]]（平成20年）<br />
|70,656<ref group="統計" name="tokei_2009_91"/><br />
|-<br />
|[[2009年]]（平成21年）<br />
|69,840<ref group="統計" name="tokei_2011_91">『広島市統計書（2011年版）』 91ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2010年]]（平成22年）<br />
|69,327<ref group="統計" name="tokei_2011_91"/><br />
|-<br />
|[[2011年]]（平成23年）<br />
||70,384<ref group="統計" name="tokei_2013_91">『広島市統計書（2013年版）』 91ページ</ref><br />
|-<br />
|[[2012年]]（平成24年）<br />
||71,510<ref group="統計" name="tokei_2013_91"/><br />
|-<br />
|[[2013年]]（平成25年）<br />
||72,928<br />
|-<br />
|[[2014年]]（平成26年）<br />
||72,040<br />
|-<br />
|[[2015年]]（平成27年）<br />
||73,218<ref group="統計" name=":0">[https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/ データで見るJR西日本]</ref><br />
|-<br />
|[[2016年]]（平成28年）<br />
|74,592<ref name=":0" group="統計" /><br />
|}<br />
<br />
'''乗車数グラフ'''<br />
[[ファイル:Hiroshima sta graph.jpg|500px]]<br />
<br />
<br />
; 広島電鉄<br />
* 平成11年度、1日平均のJRとの乗換客数は約35,000人である<ref>[[鉄道ピクトリアル]] 2000年7月号 【特集】 路面電車&#12316;LRT p.35</ref>。<br />
<br />
== 駅周辺 ==<br />
{{出典の明記|date=2017年6月}}<br />
南口側には、再開発ビルの[[エールエール]]A館（[[福屋広島駅前店]]）、[[シティタワー広島]]（BIG FRONTひろしま、[[ビックカメラ]]広島駅前店）、[[グランクロスタワー広島]]（EKI CITY広島、[[エディオン]]）、[[ウインズ広島]]（[[日本中央競馬会|JRA]][[場外勝馬投票券発売所|場外馬券売場]]）、 [[フタバ図書]]GIGA広島駅前店（かつては、[[イズミ]]広島駅前店が入居していた。）、 広島フルフォーカスビル（かつては、[[ダイエー]]広島駅前店が入居していた。）などがある。駅の西側は[[広島東郵便局]]を過ぎると[[河合塾]]や[[東進衛星予備校]]、さらに地元広島に拠点を置く[[田中学習会]]、[[鴎州塾]]、[[長井ゼミ]]といった予備校が乱立する一方、再開発が手付かずのまま昔ながらの街並みも残る一角も見られる。この付近には[[代々木ゼミナール]]も校舎を構えていたが2014年の大量閉鎖の際に撤退している。<br />
<br />
駅の約1km東には[[広島東洋カープ]]の本拠地である[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]がある。球場周辺には会員制倉庫型ストアの[[コストコ]]とスポーツクラブがあり、建設中のゲストハウス型の結婚式場やカープの屋内練習場やマンションと共にボールパークタウンを構成する予定である。<br />
<br />
新幹線口側は、西にJR系のホテル[[ホテルグランヴィア広島]]（開業当時は「広島ターミナルホテル」）が[[1987年]]（昭和62年）からあり、東には再開発ビル[[アクティブインターシティ広島]]の一つとして、[[シェラトンホテル広島]]が[[2011年]]（平成23年）に開業した。道路を挟んだ北側にもアクティブインターシティ広島のマンション・商業棟が[[2010年]]（平成22年）に開業している。<br />
<br />
かつてあったJR関連の施設は後述の施設を除いて多くが解体された。2015年現在、再開発計画が進められ、整地された土地が広がっている。その跡地に[[広島高速5号線]][[広島駅北口出入口]]（仮称）、がんセンター、マンションなどの建設予定があり、多くが売却済となっている。地区内には[[南区 (広島市)|南区]]京橋町から移転してきたスーパーマーケット[[イズミ]]の本社ビルがあり、1階には「ゆめマート」二葉の里店が入居している。<br />
<br />
その他、新幹線口側には、[[東区 (広島市)|広島市東区]]役所、 [[にしき堂]]光町本店、[[駿台予備学校]]、[[公共職業安定所#職安|ハローワーク]]広島東、[[広島県瀬戸内高等学校]]、[[広島桜が丘高等学校]]、[[広島朝鮮初中高級学校]]などがある。<br />
<br />
宿泊施設は前述したJR系（「[[ホテルグランヴィア広島]]」・「[[ヴィアイン|HOTELヴィアイン広島]]」）や「ホテルニューヒロデン」・「[[シェラトンホテル広島]]」以外に、「アークホテル広島」・「ホテルJALシティ広島」・「[[ホテルセンチュリー21広島]]」・「[[広島グランドインテリジェントホテル]]」などのシティホテル。またビジネスホテルや旅館などが多く立地している。<br />
<br />
<br />
'''商業施設'''<br />
<gallery><br />
ファイル:福屋広島駅前店01.jpg|エールエールA館<br />(広島駅南口再開発事業Aブロック)<br />
ファイル:BIG FRONT HIROSHIMA 20160911.JPG|シティタワー広島・BIG FRONTひろしま<br />(広島駅南口再開発事業Bブロック)<br />
ファイル:EKICITY HIROSHIMA 20160911.JPG|グランクロスタワー広島・EKI CITY広島<br />(広島駅南口再開発事業Cブロック)<br />
ファイル:ACTIVE-INTER CITY HIROSHIMA-02.JPG|アクティブインターシティ広島 マンション・商業棟<br />
ファイル:フタバ図書GIGA広島駅前店.JPG|フタバ図書GIGA広島駅前店<br />
ファイル:IZUMI headquarters 20140127.JPG|イズミ本社・ゆめマート二葉の里<br />
ファイル:にしき堂本店01.jpg|にしき堂光町本店<br />
</gallery><br />
<br />
'''娯楽施設'''<br />
<gallery><br />
ファイル:MAZDA Zoom-Zoom Stadium Hiroshima facade（2014）.jpg|MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島<br />
ファイル:ウインズ広島01.JPG|ウインズ広島<br />
ファイル:広島フルフォーカスビル01.JPG|広島フルフォーカスビル<br />
</gallery><br />
<br />
'''公共・教育施設'''<br />
<gallery><br />
ファイル:Higashi Ward Office in Hiroshima City.jpg|広島市東区役所<br />
ファイル:広島東公共職業安定所01.JPG|広島東公共職業安定所<br />
ファイル:Setouchi_High_School.JPG|広島県瀬戸内高等学校<br />
ファイル:Sakuragaoka high school.JPG|広島桜が丘高等学校<br />
ファイル:Hiroshima corean school.JPG|広島朝鮮初中高級学校<br />
</gallery><br />
<br />
'''宿泊施設'''<br />
<gallery><br />
ファイル:ホテルグランヴィア広島01.jpg|ホテルグランヴィア広島<br />
ファイル:HOTELヴィアイン広島.JPG|HOTELヴィアイン広島<br />
ファイル:ACTIVE-INTER CITY HIROSHIMA-01.JPG|シェラトンホテル広島<br />
ファイル:Hotel New hiroden.JPG|ホテルニューヒロデン<br />
ファイル:Hotel Century 21 Hiroshima.JPG|ホテルセンチュリー21広島 <br />
ファイル:Hiroshima Grand intelligent Hotel.JPG|広島グランドインテリジェントホテル<br />
ファイル:Hotel JAL CITY Hiroshima.JPG|ホテルJALシティ広島<br />
ファイル:Hiroshima Ark Hotel.JPG|アークホテル広島<br />
</gallery><br />
=== 再開発事業 ===<br />
; 広島駅南口<br />
:{{main|広島駅南口再開発計画}}<br />
: 近年、周辺の[[再開発]]事業が活発化しており、駅前通り西側のAブロック（松原町）、駅前通り東側のBブロック（松原町・猿猴橋町）、広電北側（東側）のCブロック（猿猴橋町・荒神町）に分けて事業が検討されてきた。<br />
: <br />
:Aブロック<br />
:1999年にはその先陣を切る形で、Aブロックに再開発ビル（[[エールエール]]A館）が完成。地元百貨店の[[福屋]]が入店している。<br />
: <br />
: Bブロック<br />
:過去に[[西武百貨店]]の出店や[[JALホテルズ]]を中心とした再開発ビルが計画されていたが断念。<br />
:その後[[住友不動産]]を事業再構築パートナーとして計画を練り直し地上54階建ての住宅棟と12階建ての商業棟を2012年度に着工すると発表。<br />
:2011年3月に[[ビックカメラ]]と保留床(店舗部分の一部)の取得に関する覚書を締結したことにより、計画は大きく前進。<br />
:2012年10月に権利変換計画が認可、11月から既存建物の解体工事が始まった。2013年3月からは建築工事に着手し、2016年8月に完成。<br />
:中四国で最も高い52階建てタワーマンションとホテルや商業施設が入居するビルである。<br />
: <br />
: Cブロック<br />
:広島駅前Cブロック市街地再開発準備組合が開発業者を[[森ビル]]の子会社で再開発事業などを手掛ける森ビル都市企画に選んだと発表。<br />
:46階建て高層マンションと11階建ての商業棟を建設し、総事業費は約270億円。当初は2012年度着工予定であったが、Bブロック同様に計画の進展が見られなかった。<br />
:しかし2012年3月に再開発準備組合が組合設立を市へ認可申請、8月に認可され組合が発足した。商業棟には[[エディオン]]蔦屋家電とゼクシスが出店。2016年12月に完成。<br />
: <br />
:広島東郵便局建て替え<br />
:２０階くらいのオフィスビルに建て替える構想を発表。<br />
: <br />
; 広島駅新幹線口<br />
: 2008年3月に駅東側の若草町地区の再開発に着手、[[大和システム]]が設立した[[特別目的会社]]「広島若草都市開発合同会社」が2010年4月に完成。<br />
:名称は「アクティブインターシティ広島」で地上21階建ての[[シェラトンホテル]]広島、オフィス棟、地上9階建てのテラス住宅棟、地上33階建てのタワー住宅棟が建設された。<br />
:テラス住宅棟には[[マックスバリュ]]エクスプレス広島駅北口店・[[広島銀行]]広島駅北口支店をはじめ、飲食店や医療機関が入居している。<br />
: <br />
: 駅北に位置する二葉の里[[国有地]]についても、2011年1月より土地区画整理事業が着工。<br />
:2012年3月に区画整理の保留地を株式会社泉不動産が取得、地場大手のスーパー[[イズミ]]本社ビルが移転を発表。2013年度に完成し、1階にはスーパーマーケット「ゆめマート」も併設されている。<br />
: <br />
:さらに[[JR広島病院|広島鉄道病院]]が現在地の東隣にある社有地への移転新築を発表。この社有地は二葉の里土地区画整理事業の4街区でもあり、2016年1月に開院した（2016年4月に医療法人化しJR広島病院に改称）。<br />
: <br />
:2013年6月には二葉の里土地区画整理事業1～3街区に関する一般競争入札が行われ、1街区をマンション開発の日本アイコム、2街区を大型家具店を展開する[[イケア]]、3街区を広島県歯科医師会がそれぞれ落札した。<br />
:[[イケア]]の開業は2015年以降の予定で、2014年春に開業予定の立川店に続く2か所目の都市型店舗とするとしている。<br />
:今回の一般競争入札された街区には、1街区内に広島県広島東警察署が2018年度に移転予定、3街区内に県高精度放射線治療センター・地域医療センターが2015年度完成予定となっている。<br />
:2014年5月に残りの5街区の入札が行われ、結果[[大和ハウス工業]]、[[広島テレビ放送]]、[[エネルギア・コミュニケーションズ]]の3社共同で62億3千円で落札。<br />
:5街区は3社がそれぞれ3棟を建設することとなり、<br />
:オフィス、商業機能やホテル・高速バス乗り場を持つ『'''複合棟'''』を大和ハウス、<br />
:テレビ放送機能とホールを備えた『'''メディア棟'''』を広島テレビ（現本社がある中区中町からの移転）、<br />
:<strong>『データ通信棟</strong>』をエネルギア・コミュニケーションズが所有する。<br />
:データ通信棟は2016年12月に稼働開始。メディア棟は2018年3月に竣工。複合棟は2019年春の竣工予定。<br />
: <br />
:これにより2019年までにはすべての街区の開発が終わる予定である。<br />
: <br />
:ＪＲ西日本広島支社が、移転を発表。<br />
:跡地には、高層オフィスビルが予想されている。<br />
: <br />
:ＪＲ中国バス本社が、移転を発表。<br />
:跡地には、ヴィアイン広島が移転することが予想される。<br />
: <br />
:広島駅新幹線口から近くに[[インターチェンジ]]が設置される[[広島高速5号線]]も工事中である。<br />
: <br />
<br />
=== 広島駅に関連するJR関連の施設 ===<br />
新幹線口側には旧国鉄時代より、国鉄従業員の為の団地や国鉄バスの車両基地などが以前は多く存在した。現在でもJR関連の施設は[[西日本旅客鉄道広島支社]]（JR広島支社）や[[JR広島病院]]、[[中国ジェイアールバス]]本社、[[広成建設]]などがある。<br />
<br />
南口側は、旧・広島中央郵便局（現在の [[広島東郵便局]]）があり、かつてはこの郵便局が広島地区最大の集配局だった。郵便局と駅のホームをつなぐ地下道が現在も残っていて、鉄道による郵便運送が行われていた時は使われていた。<br />
<br />
その他駅周辺から離れる物の広島駅に関連した施設で、元々[[広島貨物ターミナル駅]]は広島駅の貨物部門を分割した物。[[広島運転所]]・広島機関区蟹屋派出が[[天神川駅]]の近くに。[[広島新幹線運転所]]・[[広島車両所]]・広島駅弁当本社が[[矢賀駅]]の近くにある。このように、広島駅は運行上とても大切な駅である。<br />
<br />
<gallery><br />
ファイル:West Japan Railway Company Hiroshima 20141129-1.JPG|西日本旅客鉄道広島支社<br />
ファイル:Medical Corporation JR Hiroshima Hospital 20160601.JPG|JR広島病院<br />
ファイル:Chugoku-jrbus.JPG|中国ジェイアールバス本社<br />
ファイル:KOSEI KENSETSU.JPG|広成建設<br />
ファイル:広島東郵便局.JPG|広島東郵便局<br />
ファイル:JR西日本広島運転所01.jpg|広島運転所<br />
ファイル:広島新幹線運転所02.jpg|広島新幹線運転所<br />
ファイル:JR貨物広島機関区02.jpg|広島機関区<br />
ファイル:HIROSHIMA EKIBENTO 1.JPG|広島駅弁当本社 <br />
</gallery><br />
<br />
== 駅弁 ==<br />
[[広島駅弁当]]（ひろしま駅弁）が製造。主な駅弁は下記の通り<ref>{{Cite journal |和書 |author= |title= |year=2017 |publisher=[[交通新聞社]] |journal=JR時刻表 |issue=2017年3月号 |number= |page=258}}</ref>。<br />
* 山のおべんとう<br />
* ふく寿司<br />
* もみじ弁当<br />
* 清盛 瀬戸の彩り弁当<br />
* 牛 万年煮弁当<br />
* 六穀豚ミルフィーユカツレツ弁当<br />
* 広島旅弁当<br />
* 瀬戸内の海老と鯛そぼろ弁当<br />
* 夫婦あなごめし<br />
* 炙り鯖寿司<br />
* しゃもじかきめし<br />
* かき飯<br />
<br />
== バス路線 ==<br />
{{See|広島駅のバスのりば}}<br />
<br />
== 隣の駅 ==<br />
<!--在来線の場合、快速列車・普通列車の一部の列車は種別変更の上で相互に乗り入れる事があるため、'''その種別で運行されるもの'''のみを記す。隣の駅記述方針は[[Wikipedia:ウィキプロジェクト 鉄道#隣の駅の記述の仕方]]をご覧下さい。新幹線は停車駅パターンが複雑なため「こだま」停車駅のみ記述することになっています。この件のご意見は[[Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 鉄道]]までどうぞ。 --><br />
<br />
; 西日本旅客鉄道<br />
: [[File:Shinkansen jrw.svg|17px|■]] 山陽新幹線<br />
::: [[東広島駅]] - '''広島駅''' - [[新岩国駅]]<br />
: '''{{JR西路線記号|H|G}} {{JR西路線記号|H|R}}''' 山陽本線<br />
:: {{Color|#f60|■}}快速「シティライナー」（土休日のみ運転。上りは当駅までの運転)<br />
::: [[海田市駅]] → '''広島駅''' - [[五日市駅]]<br />
:: {{color|#f60|■}}快速「[[通勤ライナー (列車)|通勤ライナー]]」下り（到着列車のみ。当駅から先は普通として運転）<br />
::: 海田市駅 → '''広島駅''' （→ 山陽本線 岩国方面）<br />
:: {{color|#f60|■}}快速「通勤ライナー」上り（到着列車のみ。すべて当駅止）<br />
::: '''広島駅''' ← [[新白島駅]]<br />
:: {{color|#999|■}}普通<br />
::: [[天神川駅]] - '''広島駅''' - 新白島駅<br />
: '''{{JR西路線記号|H|Y}}''' 呉線（海田市駅までは山陽本線）<br />
:: {{color|#f60|■}}快速「通勤ライナー」（到着列車のみ。山陽本線直通の場合、山陽本線内普通または快速「シティライナー」として運転）<br />
::: [[矢野駅]] → '''広島駅'''<br />
:: {{color|#f60|■}}快速「[[安芸路ライナー]]」（山陽本線直通の場合、山陽本線内普通として運転）<br />
::: [[海田市駅]] - '''広島駅'''<br />
:: {{color|#999|■}}普通<br />
::: 天神川駅 - '''広島駅'''<br />
: '''{{JR西路線記号|H|B}}''' 可部線（[[横川駅 (広島県)|横川駅]]までは山陽本線。線内は全列車普通列車として運転）<br />
::: '''広島駅''' - 新白島駅<br />
: '''{{JR西路線記号|H|P}}''' 芸備線<br />
:: {{color|#f60|■}}快速「みよしライナー」・{{color|#999|■}}普通<br />
::: [[矢賀駅]] - '''広島駅'''<br />
:* 山陽本線天神川駅・芸備線矢賀駅と当駅の間に、[[貨物駅]]の[[広島貨物ターミナル駅]]があり、書類上では同駅で両線は分岐する（線路名称上、広島貨物ターミナル駅 - 当駅は山陽本線・芸備線の二重戸籍扱い）。ただし実際には、芸備線から広島貨物ターミナル駅への出入りはできない。<br />
:* 快速列車が当駅を境に快速運転区間外に乗り入れる場合は、その区間は普通列車としての運行となる（例として、西条 - 広島間快速の「通勤ライナー」は、当駅から岩国方が普通列車としての運転区間となる）。<br />
: <!-- バグ回避のための行 --><br />
; 広島電鉄<br />
: {{color|#00a85f|■}}本線<br />
::: '''広島駅電停 (M1)''' - [[猿猴橋町停留場|猿猴橋町電停]] (M2)<br />
<br />
=== かつて存在した路線 ===<br />
; 日本国有鉄道<br />
: [[宇品線]]（廃止時点）<br />
::: '''広島駅''' - （大須口信号場） - [[南段原駅]]<br />
; 広島電鉄<br />
: 広島電鉄7号線<br />
::: '''広島駅''' - （紙屋町） - （十日市町） - [[横川駅 (広島県)|横川]]（廃止時点）<br />
:::: 1971年に廃止となったが、2003年に「[[広電本社前駅|広電本社前]] - （紙屋町） - [[横川駅 (広島県)|横川駅]]」にルートを変更し、復活した。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 補足 ===<br />
{{reflist|group="補足"}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{reflist|2}}<br />
==== 広報資料・プレスリリースなど一次資料 ====<br />
{{Reflist|group="広報"|2}}<br />
==== 統計資料 ====<br />
{{Reflist|group="統計"|2}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[日本の鉄道駅一覧]]<br />
* [[広島シティネットワーク]]<br />
<br />
== 参考書籍 ==<br />
* 新修広島市史第一巻（広島市編集）<br />
* 新修広島市史第二巻（広島市編集）<br />
* 新修広島市史第三巻（広島市編集）<br />
* 新修広島市史第四巻（広島市編集）<br />
* 新修広島市史第五巻（広島市編集）<br />
* 新修広島市史第五巻の地図（広島市編集）<br />
* 広島駅七十年のあゆみ（広島駅）<br />
* 長船友則『山陽鉄道物語』 [[JTBパブリッシング]]〈JTBキャンブックス〉 ISBN 978-4-533-07028-0<br />
* 各 広島市統計書<br />
* 各 広島市勢要覧<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
{{Commons|Category:Hiroshima Station}}<br />
* {{外部リンク/JR西日本駅|0800613|広島|広島県}}<br />
* [http://www.asse.co.jp/index.html ひろしま駅ビル アッセ]<br />
* [http://www.jrwd.co.jp/tenant/data_b/hiroshima_nishi.html JR広島駅西NKビル]（[http://www.jrwd.co.jp/index.html ジェイアール西日本不動産開発]より）<br />
<br />
{{鉄道路線ヘッダー}}<br />
{{山陽新幹線}}<br />
{{山陽本線 (広島地区)|mode=2}}<br />
{{呉線}}<br />
{{可部線}}<br />
{{芸備線|mode=1}}<br />
{{宇品線}}<br />
{{広島電鉄本線}}<br />
{{鉄道路線フッター}}<br />
<br />
{{デフォルトソート:ひろしま}}<br />
[[Category:山陽新幹線]]<br />
[[Category:広島市南区の鉄道駅]]<br />
[[Category:日本の鉄道駅 ひ|ろしま]]<br />
[[Category:西日本旅客鉄道の鉄道駅]]<br />
[[Category:日本国有鉄道の鉄道駅]]<br />
[[Category:広島電鉄の鉄道駅]]<br />
[[Category:芸備鉄道|ひろしまえき]]<br />
[[Category:山陽鉄道|ひろしまえき]]<br />
[[Category:1894年開業の鉄道駅]]<br />
[[Category:1912年開業の鉄道駅]]</div>
125.200.254.216
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