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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-07T18:59:58Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
大気汚染防止法
2018-02-20T13:04:27Z
<p>121.103.174.163: /* 内容 */</p>
<hr />
<div>{{日本の法令|<br />
題名=大気汚染防止法|<br />
通称=大防法|<br />
番号=昭和43年6月10日法律第97号|<br />
効力=現行法|<br />
種類=[[環境法]]|<br />
内容=大気汚染の防止など|<br />
関連=[[環境法]]|<br />
リンク= [http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%91%e5%8b%43%89%98%90%f5%96%68%8e%7e%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S43HO097&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 総務省法令データ提供システム]<br />
|}}<br />
<br />
'''大気汚染防止法'''(たいきおせんぼうしほう、昭和43年6月10日法律第97号)は、大気汚染の防止に関する[[法律]]である。<br />
<br />
== 目的 ==<br />
「工場及び事業場における事業活動並びに建築物の解体等に伴う[[ばい煙]]、[[揮発性有機化合物]]及び[[粉じん]]の排出等を規制し、有害大気汚染物質対策の実施を推進し、並びに自動車[[排出ガス]]に係る許容限度を定めること等により、大気の汚染に関し、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに大気の汚染に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の[[損害賠償]]の責任について定めることにより、[[被害者]]の保護を図ることを目的とする。」(第1条)<br />
<br />
==制定の背景==<br />
[[1962年]](昭和37年)に制定の「[[ばい煙]]の排出の規制等に関する法律(ばい煙規制法)」が、日本で最初の[[大気汚染]]防止に関する法律である。ばい煙規制法は、[[石炭]]の燃焼による[[煤塵]]([[ばいじん]])の[[規制]]には、効果を発揮した。しかし、規制によって社会における主要な使用燃料が石炭から[[石油]]に移行すると、[[硫黄酸化物]]の排出量が増え、対応しきれなくなってきた。また、[[自動車排出ガス]]の規制が含まれていなかったことも大きな問題であった。そこで、[[1968年]](昭和43年)に[[ばい煙規制法]]を根本的に見直し、制定されたのが、'''大気汚染防止法'''である。<br />
<br />
しかし、この大気汚染防止法においても[[大気汚染]]の改善は見られず、深刻な[[公害問題]]に発展した。<br />
<br />
そこで、[[1970年]](昭和45年)にいわゆる[[公害国会]]と呼ばれる第64回[[国会 (日本)|国会]]において、公害問題の早急な改善と汚染の防止を徹底するため、公害関係法令の抜本的整備が行われた。この時の'''大気汚染防止法'''の大幅な改正が、現在の原型である。この改正での主な特徴は、都道府県による[[上乗せ規制]]を設けられるようになったこと、違反に対して[[刑罰|直罰]]を科せるようになったこと、排出規制が地域限定を廃止して全国に拡大したこと、などがあげられる。特に、[[地方自治体]]の権限を強化したことは、国の制度の整備に先駆けて地方自治体が行っていた公害対策に効果的な役割を果たすこととなった。<br />
<br />
[[1972年]](昭和47年)には、[[水質汚濁防止法]]とともに、[[無過失責任]]にもとづく損害賠償の規定が導入された。<br />
<br />
[[1989年]](平成元年)には、粉じんのうち[[石綿]]他の人の健康に係る被害を生ずるおそれのある物質を特定粉じんとし、これに伴い、特定粉じんを発生する施設を特定粉じん発生施設とした上で、特定粉じんの規制措置を設けた。(規制は[[1989年]]から施行。)<br />
<br />
[[1996年]](平成8年)には、吹付け[[石綿]]が使用された建築物の解体等の作業を特定粉じん排出等作業に指定し、これに係る規制措置を設けたほか、有害大気汚染物質に係る対策、指定物質排出施設に係る規制措置、自動車排出ガスに係る許容限度の設定対象となる自動車に[[原動機付自転車]]を追加などを行うとともに、法の目的に、1)建築物の解体等に伴う粉じんの排出等を規制すること、及び2)有害大気汚染物質対策の実施を推進すること、を追加した。(特定粉じん排出等作業に関する規制は[[1997年]]から施行。)<br />
<br />
[[2004年]](平成16年)には、[[浮遊粒子状物質]](SPM)及び[[光化学オキシダント]]による大気汚染の防止を図るため、[[揮発性有機化合物]](VOC)を規制するための改正が行われた(規制は[[2006年]](平成18年)から施行)。<br />
<br />
[[2006年]](平成18年)には、[[石綿]]の飛散等による人の健康又は生活環境に係る被害を防止するため、従前から規制対象だった[[石綿]]を飛散させる原因となる建築材料が使用された建築物の解体等に加え、[[石綿]]を飛散させる原因となる建築材料しようされた工作物の解体等の作業についても特定粉じん排出等作業の規制対象とする改正が行われた。<br />
<br />
[[2010年]](平成22年)には、一部の事業者において、「ばい煙量等」の測定結果の記録の改ざん等の事案が相次ぐとともに、排出基準の継続的な不適合事案も発覚したことを受け、都道府県知事が発動する[[ばい煙]]排出者に対する改善命令等の要件から被害要件(人の健康又は生活環境に係る被害を生ずると認めること)を撤廃するとともに、事業者の責務に関する規定の創設、罰則の強化に関する改正が行われた。(事業者の責務に関する規定は[[2010年]](平成22年)、その他は[[2011年]](平成23年)から施行)。<br />
<br />
[[2013年]](平成25年)には、建築物等に[[石綿]]が使用されているかどうかを事前に十分調査せず、[[石綿]]の飛散防止措置をとらなかったため、解体作業等において[[石綿]]が飛散したと推測される事例が生じていることや、工事の発注者が[[石綿]]の飛散防止措置の必要性を十分に認識せず、工事施工者に対し施工を求めること等により、工事施工者において十分な対応が採られないこと等が問題となっている点などを踏まえ、特定粉じん排出等作業の実施の届出義務者を特定工事を施工しようとする者から特定工事の発注者(又は自ら施工する者)に変更するとともに、解体等工事に係る調査及び説明等、発注者の配慮として工事費用への配慮の明確化などに関する改正が行われた。([[2014年]](平成26年)から施行)。<br />
<br />
[[2015年]](平成27年)にも、[[水銀]]等の排出規制に関する改正が行われた。<br />
<br />
== 内容 ==<br />
'''大気汚染防止法'''では、[[ばい煙]]、[[揮発性有機化合物]]、[[粉じん]]、[[有害大気汚染物質]]、[[排出ガス|自動車排出ガス]]の5種類を規制している。従って前記以外の熱機関、例えば[[ガスヒートポンプ]]については無規制である。<br />
<br />
*ばい煙の定義<br />
**物の燃焼等に伴い発生する[[硫黄酸化物]]<br />
**燃焼・電気の使用に伴い発生するばいじん(煤塵)(いわゆるスス)<br />
**燃焼・合成・分解に伴い発生する有害物質([[カドミウム]]及びその化合物、[[塩素]]及び[[塩化水素]]、[[フッ素]]、[[フッ化水素]]及び[[フッ化ケイ素]]、[[鉛]]及びその化合物、[[窒素酸化物]])<br />
<br />
*揮発性有機化合物の定義<br />
**大気中に排出され、又は飛散した時に気体である有機化合物(政令で定める物質([[メタン]]、[[クロロジフルオロメタン]]、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロエタン、3,3-ジクロロ-1,1,1,2,2-ペンタフルオロプロパン、1,3-ジクロロ-1,1,2,2,3-ペンタフルオロプロパン、1,1,1,2,3,4,4,5,5,5-デカフルオロペンタン)を除く)<br />
<br />
*粉じんの定義<br />
**物の破砕、選別その他の機械的処理又は堆積に伴い発生し、又は飛散する物質。このうち、[[石綿]]その他の人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質で政令で定めるものを「特定粉じん」といい、「一般粉じん」とは、特定粉じん以外の粉じんをいう。 <br />
<br />
*有害大気汚染物質<br />
**継続的に摂取される場合には人々の健康を損なうおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの<br />
<br />
*自動車排出ガスの定義<br />
**[[自動車]]及び[[原動機付自転車]]の運行に伴い発生する[[一酸化炭素]]、[[炭化水素]]、[[鉛]]化合物、[[窒素酸化物]]、[[粒子状物質]]<br />
<br />
<br />
*特定物質(健康若しくは生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるもの。)<br />
**[[アンモニア]] - [[フッ化水素]] - [[シアン化水素]] - [[一酸化炭素]] - [[ホルムアルデヒド]] - [[メタノール]] - [[硫化水素]] - [[燐化水素]] - [[塩化水素]] - [[二酸化窒素]] - [[アクロレイン]] - [[二酸化硫黄]] - [[塩素]] - [[二硫化炭素]] - [[ベンゼン]] - [[ピリジン]] - [[フェノール]] - [[硫酸]]([[三酸化硫黄]]を含む。)- [[フッ化ケイ素]] - [[ホスゲン]] - [[二酸化セレン]] - [[クロルスルホン酸]] - [[黄燐]] - [[三塩化燐]] - [[臭素]] - [[ニッケルカルボニル]] - [[五塩化燐]] - [[メルカプタン]]<br />
<br />
== 有害大気汚染物質 ==<br />
大気汚染防止法において「有害大気汚染物質」は、「継続的に摂取される場合には人の健康を損なうおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの」(第2条第13項)と低濃度長期間暴露における有害性(長期毒性)に着目して定められている。<br />
<br />
1996年の改正で追加された内容であり、モニタリング、公表、指定物質の排出抑制基準などが規定されている。<br />
<br />
[[中央環境審議会]]の「今後の有害大気汚染物質対策のあり方について(第二次答申)」(平成8年10月18日)において、有害大気汚染物質に該当する可能性のある物質として全234物質が提示され、その後「今後の有害大気汚染物質対策のあり方について(第九次答申)」(平成22年10月18日)において有害大気汚染物質に該当する可能性のある物質の見直しが行われ248物質が提示された。また、その中で健康リスクがある程度高いと考えられ、特に優先的に対策に取り組むべき物質(優先取組物質)として23物質が選定された。<br />
;優先取組物質<br />
:*[[アクリロニトリル]]、[[アセトアルデヒド]]、[[塩化ビニルモノマー]]、[[塩化メチル]]、[[クロム]]及び三価クロム化合物、[[六価クロム]]化合物、[[クロロホルム]]、[[酸化エチレン]]、[[1,2-ジクロロエタン]]、[[ジクロロメタン]]、[[水銀]]及びその化合物、[[ダイオキシン類]]、[[テトラクロロエチレン]]、[[トリクロロエチレン]]、[[トルエン]]、[[ニッケル]]化合物、[[ヒ素]]及びその化合物、[[1,3-ブタジエン]]、[[ベリリウム]]及びその化合物、[[ベンゼン]]、[[ベンゾピレン|ベンゾ[a]ピレン]]、[[ホルムアルデヒド]]、[[マンガン]]及びその化合物<br />
<br />
指定物質は、改正法附則第9項において「有害大気汚染物質のうち人の健康に係る被害を防止するためその排出又は飛散を早急に抑制しなければならないもの」として、排出抑制基準が定められるものであり、現在以下の3物質<ref>制度制定当初、指定物質には[[ダイオキシン類]]が含まれていたが、[[ダイオキシン類対策特別措置法]]の制定に伴い、平成13年1月に指定物質から除外された。</ref>が指定されている。なお、これらの3物質については[[環境基準]]が設定されている。<br />
;指定物質<br />
:*[[ベンゼン]]、[[トリクロロエチレン]]、[[テトラクロロエチレン]]<br />
<br />
== 構成 ==<br />
*第1章 総則(第1条・第2条) <br />
*第2章 ばい煙の排出の規制等(第3条~第17条の2) <br />
*第2章の2 揮発性有機化合物の排出の規制等(第17条の3~第17条の15) <br />
*第2章の3 粉じんに関する規制(第18条~第18条の20) <br />
*第2章の4 有害大気汚染物質対策の推進(第18条の21~第18条の25) <br />
*第3章 自動車排出ガスに係る許容限度等(第19条~第21条の2) <br />
*第4章 大気の汚染の状況の監視等(第22条~第24条) <br />
*第4章の2 損害賠償(第25条~第25条の6) <br />
*第5章 雑則(第26条~第32条) <br />
*第6章 罰則(第33条~第37条) <br />
*附則<br />
<br />
== 所轄官庁 ==<br />
*[[環境省]]<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{reflist}}<br />
<br />
{{Env-stub}}<br />
{{law-stub}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:たいきおせんほうしほう}}<br />
[[Category:日本の法律]]<br />
[[Category:日本の大気汚染関連法規|*]]<br />
[[Category:日本の化学物質関連法規]]<br />
[[Category:環境マネジメント]]<br />
[[Category:1968年の法]]</div>
121.103.174.163
カブ
2018-02-18T08:35:31Z
<p>121.103.174.163: /* 概要 */ 有毒部位ではないことを補足</p>
<hr />
<div>{{Otheruses|野菜}}<br />
{{redirect|かぶら|鏑(かぶら)|鏑矢#鏑}}<br />
{{redirect|カブラ|西洋野菜|ルタバガ}}<br />
{{生物分類表<br />
|名称 = カブ<br />
|色 = lightgreen<br />
|画像= [[ファイル:Kabu.Japan.JPG|250px]]<br />
|画像キャプション = [[八百屋]]で販売のカブ<br />
|門階級なし = [[被子植物]] {{Sname||Angiosperms}}<br />
|綱階級なし = [[真正双子葉類]] {{Sname||Eudicots}}<br />
|下綱階級なし = [[バラ類]] {{Sname||Rosids}}<br />
|目 = [[アブラナ目]] {{Sname||Brassicales}}<br />
|科 = [[アブラナ科]] [[w:Brassicaceae|Brassicaceae]]<br />
|属 = [[アブラナ属]] ''[[w:Brassica|Brassica]]''<br />
|種 = [[ブラッシカ・ラパ|ラパ]] ''rapa''<br />
|変種 = '''カブ'''(ヨーロッパ系) var. ''rapa''<br />
'''カブ'''(アジア系) var. ''glabra''<br />
|学名 = <br />
''Brassica rapa'' L. var. ''rapa''<br />
''Brassica rapa'' L. var. ''glabra''<br />
|和名 = 蕪、蕪菁<br />
|英名 = [[:en:Turnip|Turnip]]<br />
}}<br />
[[ファイル:Brassica rapa turnip.jpg|thumb|250px|ドイツのカブ]]<br />
{{栄養価 | name=カブ、生| water =91.87 g| kcal =28| kJ =117| protein =0.9 g| fat =0.1 g| carbs =6.43 g| fiber =1.8 g| sugars =3.8 g| calcium_mg =30| iron_mg =0.3| magnesium_mg =11| phosphorus_mg =27| potassium_mg =191| sodium_mg =67| zinc_mg =0.27| manganese_mg =0.134| selenium_μg =0.7| vitC_mg =21| thiamin_mg =0.04| riboflavin_mg =0.03| niacin_mg =0.4| pantothenic_mg =0.2| vitB6_mg=0.09| folate_ug =15| choline_mg =11.1| vitB12_ug =0| vitA_ug =0| betacarotene_ug =0| lutein_ug =0| vitE_mg =0.03| vitD_iu =0| vitK_ug =0.1| satfat =0.011 g| monofat =0.006 g| polyfat =0.053 g| right=1 | source_usda=1 }}<br />
'''カブ'''(蕪)は[[アブラナ科]][[アブラナ属]]の[[越年草]]。代表的な[[野菜]]([[根菜]]類)の一つで、別名は'''カブラ'''、'''カブナ'''、'''カブラナ'''、'''スズナ'''(鈴菜、菘)、'''ホウサイ'''(豊菜)、'''ダイトウナ'''(大頭菜)<ref>『これは重宝漢字に強くなる本』光文書院昭和54年6月15日発行622頁<br />
</ref>、など数多い。<br />
<br />
「カブ」の語源は諸説あり、頭を意味する「かぶり」、根を意味する「株」、またはカブラの[[女房言葉]]である「オカブ」からとされている。<br />
<br />
[[江戸時代]]は漢語で蕪菁(ブセイ、wujing)、蔓菁(マンセイ、manjing)、扁蘿蔔(ヘンラフク、bianluobo)などと呼ばれていた。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
カブは世界中で栽培されているが、分類上は[[アフガニスタン]]原産のアジア系と、[[中近東]]から[[地中海]]沿岸原産のヨーロッパ系との2変種に分かれる。原産地についてはヨーロッパもしくは中央アジア起源の一元説や二元説がある<ref name="yaoya" >八百屋塾2011「[http://www.shoukumi.or.jp/htdocs/yj/2011/111218/yj_111218_01.htm 第9回 講演「かぶ」(株)武蔵野種苗園 林信一氏]」東京都青果物商業協同組合、2011年12月18日、2015年6月8日閲覧</ref>。<br />
<br />
歴史は古く、[[中国]]では[[詩経]]に記載され、ヨーロッパ系も[[古代ギリシャ]]の史料にみられる。ただし、ヨーロッパで広く普及したのは16世紀からで、[[飼料]]用途が多かった。<br />
[[東ヨーロッパ]]など寒冷な地では冬場の貴重な食料源や[[救荒植物]]として活用された<ref name="yaoya" />。<br />
<br />
日本では、[[古事記]]の「[[吉備]]の菘菜(あおな)」がカブのことと見られるほか、[[日本書紀]]に[[持統天皇]]が栽培を推奨したと記されている。[[京野菜]]など西日本で見られる中国伝来のアジア系とともに、東日本でヨーロッパ系([[ノザワナ|野沢菜]]など関連する変種も含む)が在来種として確認され、[[シベリア]]経由と見られている。<br />
<br />
肥大した球形の根を可食部として利用するが、この部分は[[発生学]]上[[胚軸]]と呼ばれる部位で、本当の根はその下に伸びたひげ状の部位に相当し、通常は食用とせずに切り捨てる人が多いが、毒があるわけではない。漬物用(日野菜)や薬味用(遠野蕪)などではこの胚軸が大根のように長く伸びる。一方で[[ノザワナ|野沢菜]]はここがほとんど肥大しない。<br />
胚軸及び根は多くの場合[[白]]色だが、[[赤]]色で'''赤蕪'''と呼ばれるものもあり、東日本に多いとされる一方、「黄河紅丸」など、最近中国から導入された品種もある。<br />
<br />
根の部分の栄養素は[[ダイコン]]とほぼ同じである。葉にはカロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれている。アブラナ科に共通する苦味や辛味はあるが、カブはなかでも甘味が強く、寒い時期ほど甘味は強まる<ref name="shun" />。<br />
<br />
== 別種 ==<br />
根が太る特徴的な姿から、同様または類似の形態をもつ野菜などが「カブ」の名を冠することがある。<br />
<br />
* [[ハツカダイコン]](赤カブ):[[ダイコン]]の変種<br />
* [[テーブルビート|食用ビート]](血カブ):[[アカザ科]]で[[テンサイ]]の変種<br />
* [[コールラビ]](カブカンラン、カブタマナ):よく似ているが茎が太り、[[ヤセイカンラン]]の変種([[キャベツ]]に近縁)<br />
* [[ルタバガ]](スウェーデンカブ、カブハボタン、仙台カブ、スウィード):[[セイヨウアブラナ]]の変種<br />
* [[ノザワナ|野沢菜]](カブナ):別変種であるほか、アジア系の天王寺カブの子孫と言い伝えられていたが、実際にはヨーロッパ系カブに近い<br />
<br />
== 生産 ==<br />
主要産地は[[千葉県]]で3割を占める。これに次ぐ[[埼玉県]]、[[青森県]]で全国生産量の約半分を占め、ほぼ全てが小カブである。<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
! 年度 !! 作付面積(ha) !! 収穫量(千t)<br />
|-<br />
| 2004年(平成16年) || 5 710 || 167.8<br />
|-<br />
| 2005年(平成17年) || 5 470 || 153.2<br />
|-<br />
| 2006年(平成18年) || 5 390 || 150.7<br />
|-<br />
| 2007年(平成19年) || 5 360 || 159.3<br />
|-<br />
| 2008年(平成20年) || 5 280 || 159.1<br />
|-<br />
| 2009年(平成21年) || 5 240 || 155.0<br />
|-<br />
| 2010年(平成22年) || 4 990 || 144.6<br />
|-<br />
| 2011年(平成23年) || 4 910 || 139.4 (速報値)<br />
|}<br />
: 政府統計 野菜生産出荷統計[http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/index.html] より<br />
<br />
=== 品種 ===<br />
量は少ないながらも約80品種が生産され、多様な品種が存在した[[伝統野菜]]の代表例でもある。<br />
<br />
* [[金町]]小かぶ(かなまちこかぶ):最も生産量が多い代表品種。通年栽培可能で、根は白く柔らかいのが特徴<br />
* [[聖護院かぶ]](しょうごいんかぶ):日本最大とされ、京都名物[[千枚漬け]]の材料。大きいものは重さ5kg<br />
* [[天王寺蕪|天王寺かぶ]](てんのうじかぶ):西日本で利用される代表的な中型種<br />
* 大野紅かぶ(おおのべにかぶ):[[北海道]]で江戸期から栽培されてきた、アジア系カブ<br />
* [[温海かぶ]](あつみかぶ):かのかぶとも。[[山形県]][[鶴岡市]]温海地区の特産で、[[焼畑農業|焼畑栽培]]が特徴の赤カブ<br />
* [[日野菜]]かぶ(ひのなかぶ):[[滋賀県]]特産で、ダイコンのように細長く、首が赤い。漬物にされる<br />
* 金沢青かぶ(かなざわあおかぶ):[[石川県]]の伝統野菜。中型の緑色かぶ群に属する。郷土料理の[[かぶら寿司]]に利用されるが、栽培が難しく近年は改良種に取って代わられている<ref>吉秋 斎、安達 直人、山辺 守『根こぶ病抵抗性青カブF1品種「加賀姫青」の育成』{{NAID|40005666878}}</ref>。<br />
* [[今市かぶ]](いまいちかぶ):[[奈良県]]の在来の早生小カブ。絹肌で、根も葉も柔らかく旨みに富み、特に葉の風味が極良で、葉カブとして利用される場合も多い。<br />
* [[片平あかね (大和野菜)|片平あかね]](かたひらあかね):大和伝統野菜。奈良県山辺郡山添村片平で古くから作られてきた、細いダイコンのような形をして葉脈から根の先までが赤いカブ。<br />
<br />
日本国内で生産される欧米種としては、ゴールデンボール、パープルトップなどがある<ref name="shun">講談社編『旬の食材:秋・冬の野菜』、講談社、2004年、p.45.</ref>。<br />
品種を東西(ヨーロッパ系とアジア系)に分ける線は[[関ケ原町|関ヶ原]]付近に引くことが出来、農事関係者は「かぶらライン」と呼んでいる([[中尾佐助]]による命名)。<br />
<br />
利用目的に合わせて品種改良が行われた結果多くの野菜(タイプ)が生まれた。[[ハクサイ]]・[[チンゲンサイ]]・[[コマツナ]]・[[ツケナ]]類は全てカブの仲間であり広義のカブ菜類に含まれる。従って相互の交配が容易である。<br />
<br />
== 利用 ==<br />
[[File:Miso soup of japanese turnip (kabu) 2014.jpg|thumb|カブの味噌汁]]<br />
特徴的な、大きな球形となる根を食用とするほか、茎や葉などの地上部も青菜類と同様に利用される。<br />
固いため、生食より煮物や[[味噌汁]]・[[シチュー]]の具材として利用が多いが一部では蕎麦の薬味として大根おろしの様に利用される。加熱すると一転して非常に柔らかくなるため、ダイコンのようにじっくり煮込む料理には向かない。<br />
[[日本料理]]では[[風呂吹き]]にも利用される<ref name=kojien>[[広辞苑]]第5版</ref><ref name="shiki_fuyu">『四季日本の料理 冬』講談社 ISBN 4-06-267454-8</ref>。<br />
また、[[浅漬け]]、[[糠漬け]]、[[千枚漬け]](聖護院かぶら)、[[すぐき|酸茎]]などの[[漬物]]に加工される。<br />
* 麹漬:[[かぶら寿司|かぶら寿し]]<br />
* 酢漬け:大かぶの千枚漬け<br />
<br />
日本のカブは味がよく、[[明治|明治期]]に西洋から導入された品種は不評で、根付かなかった。また、そもそも飼料用が中心で食用ではなかったとされる。<br />
<br />
種子は油分を豊富に含み、かつては[[アブラナ]]と並ぶ油用植物だったが、現代では利用されていない。<br />
<br />
== 文化 ==<br />
かぶな、すずなはともに[[冬]]の[[季語]]で、その白さを降雪に関連づけた詩歌が見られる。<br />
カブの葉は'''スズナ'''(鈴菜、または菘。根の形を鈴に見立てた)として、[[七草#春の七種|春の七草]]にも数えられていて、現代でも葉が付いた状態で販売されている事が多い。<br />
<br />
古代中国でも、春には苗、夏には心、秋には茎、冬には根をそれぞれ食する[[蔬菜]]として重要だった。<br />
また、中国の軍師として知られる[[諸葛亮]]が行軍の先々でカブをつくらせて兵糧の一助とした逸話にちなみ、カブのことを「諸葛菜(しょかつさい)」と呼称することがある。地味に乏しい土地でもよくとれるため、貧しい農民たちは随分助けられ、感謝の意を込めたものだという。<br />
<br />
[[ロシア]]では『[[おおきなかぶ]]』のように民話の題材になるほど馴染みのある野菜である<ref name="yaoya" />。<br />
一方、カブがあまり好まれないフランスでは、[[大根役者]]に相当する「カブ役者」という言い回しがある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{Wikispecies|Brassica rapa|''Brassica rapa''}}<br />
{{Commonscat|Brassica rapa subsp. rapa|''Brassica rapa'' subsp. ''rapa''}}<br />
* [[七草]]<br />
* [[なにわ野菜]]<br />
* [[精進料理]]<br />
* [[おおきなかぶ]]<br />
* [[ノーフォーク農法]]<br />
* [[天王寺蕪]]<br />
* [[菜売]]<br />
* [[ハツカダイコン]]<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* {{Cite book|和書<br />
|author = [[板木利隆]]ほか<br />
|title = 校庭の作物<br />
|year = 1994<br />
|publisher = [[全国農村教育協会]]<br />
|series = 野外観察ハンドブック<br />
|isbn = 4-88137-054-5<br />
|pages = 92頁<br />
}}<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://www.agri.pref.hokkaido.jp/nouseibu/soma/index/kabu.htm 相馬博士の作物百科 カブ]<br />
* [http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/cruciferae/kabu/kabu.htm カブ](植物雑学事典)<br />
* [http://kusabanaph.web.fc2.com/sakuin/NH02_ka/N_210250_kabu.html カブ(蕪)](草花写真館)<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:かふ}}<br />
[[Category:アブラナ属]]<br />
[[Category:根菜]]<br />
[[Category:冬の季語]]<br />
[[Category:伝統野菜]]</div>
121.103.174.163
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