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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=119.243.164.178&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-10T22:26:07Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 座席 2018-09-19T02:19:35Z <p>119.243.164.178: /* 関連項目 */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2011年5月}}<br /> &#039;&#039;&#039;座席&#039;&#039;&#039;(ざせき)とは、座るための場所およびその場所に付帯する器具のこと。通常、座席は一人の人間に対して提供されたものを指す。座席はシート&lt;ref&gt;[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/93211/m2u/シート/ 「シート【seat】」(Goo辞書:デジタル大辞泉)]&lt;/ref&gt;としても表記され、シーター&lt;ref&gt;[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/93116/m2u/シーター/ 「シーター」(Goo辞書:デジタル大辞泉)]&lt;/ref&gt;などの言葉でも表現される。<br /> <br /> == 概念 ==<br /> [[ファイル:Bippy1.jpg|thumb|[[パーソナルスペース]]]]<br /> [[ファイル:THSR train 13.jpg|thumb|テーブルの裏に車内案内図]]<br /> [[ファイル:JRW series285 &#039;Nobinobi Seat&#039; (Upper section).JPG|thumb|[[ノビノビ座席]](上段)]]<br /> [[ファイル:JRW series285 &#039;Nobinobi Seat&#039; (Lower berth).JPG|thumb|ノビノビ座席(下段)]]<br /> [[ファイル:Keihan 3505 inside collapsible spare seat.jpg|thumb|補助シート]]<br /> 基本的には座ることを目的とするため、一般的には[[椅子]]・[[ベンチ]]等が使用されるが、「[[枡席]](ますせき)」や「[[絨毯|カーペット]]シート」など、必ずしもそういった器具を付帯しない場合もある。後者の場合、その区画に対して定めた定員に割り振る形で座席としたり、[[畳]]や板張りなど直接ないしは覆いがない場合は[[座布団]]などの覆うもので指定・指示された区画を座席としたりする。[[公共交通機関]]においては[[旅客船|客船]]における「カーペット船室」や[[寝台列車]]・[[夜行列車]]における[[コンパートメント席|個室]][[寝台車 (鉄道)|寝台]]等が挙げられる。また、後者に含まれるものとして、「立ち席」・「立ち見席」もある。これらも安全性を考慮した上で個々に配分されている。<br /> <br /> 一般には、[[劇場]]や[[映画館]]、[[鉄道車両]]や[[バス (交通機関)|バス]]では[[観客]]や乗客に対して設けられている椅子等を指すことが多い。鉄道・[[航空機]]等の場合、[[座席指定券|座席指定料金]]を払うことで確実に座席を確保することができる。また、座席指定された[[コンサートホール]]などでは鑑賞するのに良い座席ほどチケット料金が高く設定されることが多い。<br /> <br /> 基本的には椅子の場合、一人に対し1脚のそれが与えられるが、[[ベンチ|長椅子]]のように多人数のそれを按分するものは1脚に対して2人以上が割り当てられる。<br /> <br /> このうち、主に二人掛けの椅子に対して&#039;&#039;&#039;ロマンスシート&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;ペアシート&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;アベックシート&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;カップルシート&#039;&#039;&#039;と称することがある。また、そのような予約を行う事例も存在する。チケット類の発行に際しては、通例1人毎のそれに比べて優良な場合には[[特別席]]として割高に設定し、一人毎のそれと同等の場合には割安に設定する場合もある。<br /> <br /> ただし、いわゆる二人以上の[[団体]]について[[食堂]]等で按分する際に用いる場合もあり、混雑時には二人掛け座席でありながら、一人毎で座らせる[[#相席|相席]]となる場合も、ままあり得る。<br /> <br /> === 相席 ===<br /> &#039;&#039;&#039;相席&#039;&#039;&#039;(あいせき)とは、主に二人以上を[[定員]]とする&#039;&#039;&#039;座席&#039;&#039;&#039;に違う個人・団体を使用させることである。<br /> <br /> 一般的には、個人であれば一人用の座席を割り当て、二人以上の団体ではそれに見合う座席を供することが多く、またそうすることがサービス上望ましい。しかし、[[鉄道車両の座席]]配置で二人以上の定員を持つクロスシート(とりわけ「ボックスシート」と称される固定式クロスシート)や食堂などの[[テーブル (家具)|テーブル]]席を共用する場合が生じる。この場合には先に利用している者に対して後から利用する者ないしは従業員などが許可を求めることがマナーとして求められ、先に利用している者が断ることも可能である。しかし、このような利用は混雑が激しい時期である場合がほとんどであり、かつ、食堂などでは従業員が座席の把握を行っており、例えば四人掛けのテーブル席を一人で使用している所に1 - 2名の客を勧めるなど先客に対して失礼がないように配慮するのが通例である。<br /> <br /> ただし、座席指定席で1名で座席指定券を発行した場合、たいてい相席となることが多い。このため、2人・4人などの定員の座席で、その定員分で発券したがその席種が余剰となった場合などで当日までにばら売りを行う場合には値下げなどを行う事例もある。<br /> <br /> == シートピッチ ==<br /> 座席の間隔を&#039;&#039;&#039;シートピッチ&#039;&#039;&#039;という。これは、座席を「供された椅子」だけではなく、その通路ないしは椅子の肘掛けを含めた空間を物理的に供する部分の容積、つまり椅子の上の空間だけではなく、その前後左右の座るために係わる空間も含めて&#039;&#039;&#039;座席&#039;&#039;&#039;とみなすのであるが、このうち、椅子の中心間の前後間隔を指す用語として用いる。<br /> <br /> この用語は、鉄道車両やバス、[[自動車]]、航空機など[[交通機関]]の内、主な座席が座ることが目的となっているもので用いられる。これは、他者との接触を行う可能性があるためで、例えば鉄道車両の座席配分で向かい合わせの座席配置を意味する「[[鉄道車両の座席#ボックスシート|ボックスシート]]」の場合では、最低でも膝があたらない程度に空間を配分しないと乗車時の乗り心地は、いかに最高級の椅子を用いても悪くなる。また前座席下空間や背もたれ厚みなど座席構造の違いによって、シートピッチが同一でも乗員の足元や膝周りの広さなどの快適性は大きく異なる場合がある。なお、これには[[建築計画学#建築計画上の概念|パーソナルスペース]]の問題も関連する。また、バスなどの[[操縦席|運転席]]側を前にして着席する座席配分では[[リクライニングシート]]の緩衝部分としても用いられる。<br /> <br /> === 座席間隔一覧 ===<br /> 参考までに、日本の鉄道車両や航空機における一般的なシートピッチは、下記の通りである。<br /> <br /> ==== 鉄道車両 ====<br /> &#039;&#039;&#039;[[新幹線]]・[[在来線]][[特急形車両|特急用車両]]&#039;&#039;&#039;<br /> *[[グリーン車]]:1,160[[ミリメートル|mm]]が一般的な寸法であるが、[[グランクラス]]は1,300mmである。<br /> *[[普通車_(鉄道車両)|普通車]]:910 - 1,040mm。ただし、製造年度や用途による格差が大きい。<br /> *なお、私鉄有料特急は、会社により多少の格差はあるが1,000mm前後が一般的である。<br /> <br /> 私鉄における料金不要特急などの車両も含む&#039;&#039;&#039;[[普通列車]]用車両&#039;&#039;&#039;<br /> *グリーン車:970mm…1990年代以降に新造されている在来線特急車両の普通車のシートピッチとほぼ同じである。<br /> *普通車<br /> **転換クロスシート:900 - 910mm<br /> *:例外としては以下のものもある。<br /> *:*[[JR東海313系電車]]は、875mmと間隔を詰めながら構造上の工夫で他の車両と同等の乗り心地を確保している。<br /> *:*[[京急2100形電車]]は850mmであるが、進行方向に固定して使用するため間隔を詰めている。なお転換部分は乗客が向かい合わせにすることはできない。<br /> **固定クロスシート:1,490mm<br /> *:永らく急行・長距離用のボックスシートの1区画(4名分)あたりの標準的な寸法であったが、1990年代以降は地域や用途のニーズに応じた車両が製作されているため、寸法はまちまちとなっている。なお、1970年代前半までに落成した3扉[[近郊形車両|近郊形電車]]のボックスシートはこれより狭く、1,420mmが標準であった。ちなみにヨーロッパ各国のコンパートメント車両は二等車が1,700mm程度、一等車が2,100mm程度となっている。<br /> <br /> ==== 航空機 ====<br /> {{main|{{仮リンク|航空機の座席|en|Airline seat}}}}<br /> 航空機におけるシートピッチは鉄道車両のそれより間隔が狭く、これが[[エコノミークラス症候群]]を起こす原因の一つとなっている。なお、航空機用のシートは[[国土交通省]][[航空局]]が課す一定の安全基準を満たさなければならず、素材は耐火性そして耐圧性となっている。<br /> <br /> 一般に[[エコノミークラス]]は33[[インチ]](830mm)程度、[[ビジネスクラス]]で45インチ(1,140mm)程度とされるが、国際線用の機材では1,250 - 1,500mmに設定されているものが多い。[[ファーストクラス]]だとより広くなり、63インチ(1,600mm)に設定されている機種もある。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> &lt;references /&gt;<br /> == 関連項目 ==<br /> * [[鉄道車両の座席]]<br /> * [[日本のバスの座席]]<br /> * [[リクライニングシート]]<br /> * [[バケットシート]]<br /> * [[観客席]]<br /> * [[CRS (航空)]] - [[航空機]]などの座席を[[予約]]するための[[コンピュータシステム]]<br /> <br /> {{自動車部品}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:させき}}<br /> [[Category:椅子]]<br /> [[Category:器具]]<br /> [[Category:インテリア]]<br /> <br /> [[de:Möbel#Sitzmöbel]]</div> 119.243.164.178 2018-09-19T00:48:56Z <p>119.243.164.178: /* 歴史 */</p> <hr /> <div>{{Otheruses|武器|漢字の部首|刀部|オートバイ|スズキ・カタナ}}<br /> {{redirect|真剣|マインドスポーツにおける賭博|真剣師}}<br /> [[画像:MuseeMarine-sabreOfficer-p1000451.jpg|thumb|19世紀 フランス海軍将校が使用していた刀]]<br /> [[画像:Flag of Saudi Arabia.svg|thumb|刀「ラハイヤン」とアラビア語の信仰告白「アラーの他に神はなし。ムハンマドはアラーの使徒である」が描かれた[[サウジアラビアの国旗]]]]<br /> &#039;&#039;&#039;刀&#039;&#039;&#039;(かたな)は[[武器]]([[刀剣]])の一種であり、[[剣]]の内でもとくに片側にしか[[刃]]のない物を指し、切断力を増す為に反りのついた構造のものが多い。反りのついていないものは特に&#039;&#039;&#039;[[直刀]]&#039;&#039;&#039;と称する。[[日本語]]としては「かた・な」と分解できてそれぞれ片、刃をあらわす。[[日本]]の刀に関する詳細は[[日本刀]]の項を参照。<br /> <br /> == 機能 ==<br /> 刀は目標物を断ち切るための[[道具]]であるが、[[武器]]として造られた物は刺突も可能な先端を持つことが多い。<br /> さらに刺突の効果を増すために、刀の先端部分、鋩(きっさき)から刀身の半分以上を両刃にした造り(擬似刃)を有するものも存在し、日本でも[[小烏丸]]のような鋒両刃(きっさきもろは)造りの刀が見られる。小烏丸は初期のものだが、後世にもこの造りをした刀は稀ながら見られる。<br /> だが、「突き」には刀身(剣身)が真っ直ぐである方が適するため、突きに徹すると「斬る」には向かなくなる。効率よく物を斬る為には反りが深く、刃渡りが長いほうが向いているのに対して、突くためには反りが無く刃渡りが短いほうが向いている。例えば突くための武器である[[槍]]は、(穂先部分が)長いとされる「大身槍」の基準が1尺(30センチ)である。<br /> <br /> 刀は、西洋の直剣に比べ鋭利であること、[[日本刀]]あるいは[[シャムシール]]などが一見細身に思えることから、より繊細な武器と見られることもあるが、実際には構造的に、切れ味を度外視するのでなければ刃先角との関係で剣身を厚くするのは限度があるため、両刃剣は強度を得るには身幅を広げる必要がある。刀の身幅が細いのは、その程度でも実用に耐える強度を確保できるからである。近代まで刀と剣の両方が並行して存在した中国圏では、刀は重く打撃力重視、剣は軽量で早さ重視と位置づけられてきた。<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> [[青銅]]や[[鉄]]などの強靱な[[金属]]素材の[[精製]]、加工技術の発達により、[[ナイフ]]や[[鉈]]のような道具から長い刀身を持つ剣が生まれ、更なる金属加工技術の進歩により刃の薄い刀が造られるようになった(ただし刀より、可能な限り左右対称にしなければまっすぐにならない剣の方が制作が難しいともいわれる)。<br /> <br /> 一部において中国から伝わった直刀を基に作成が始まったと言われるが、日本でも紀元前から青銅製・鉄製の直刀が作られており、これらは製法からして異なるもので日本刀の基とはいえない。[[日本]]においては[[平安時代]]の頃から独特の反りをつけた「[[太刀]]」と呼ばれる刀が製作されはじめ、武人の一般的な武器となりこの時代以後の刀を日本刀という。また、[[アジア]]諸国では、[[11世紀]]から[[13世紀]]頃にかけて、馬上での斬り合いに適した[[ペルシャ]]の[[シャムシール]]や[[インド]]の[[タルワール]]のような反りのついた刀が生まれている。<br /> <br /> [[中国]]においては、[[後漢]]([[25年|西暦25]] - [[220年]])頃からそれまで主流だった剣に変わり直刀が用いられるようになる。これは騎馬民族である[[匈奴]]との騎乗戦闘が増え、すれ違いざまに刀剣を振るうことが多くなってきたため、従来の剣ではこのような使い方は向いておらず折れやすかったためである。以降武器としては刀が主流になっていくが格式は剣に劣った。<br /> <br /> [[エジプト]]では紀元前二千年紀から緩やかに湾曲した内側に刃を持つ、内刃の[[ケペシュ]]と呼ばれる武器が使われていた。[[紀元前7世紀]]頃からは[[カルタゴ]]などのフェニキア人が、[[鎌]]のように湾曲する弧を描いた内刃を持つハルペー(ハルパー)と呼ばれる武器を使いだした。<br /> <br /> 西ヨーロッパでは肉切り包丁や剣鉈をそのまま長大化したような[[ファルシオン]]やハンガー、グロスメッサーと呼ばれる直刀が用いられた。これらの直刀は従来の剣と比べ安価で使いやすかったため、民衆からの徴募を主体とする下級兵士や一部の騎士に使用されただけでなく、鉈や斧のような日用品としても用いられた。しかし、格式は低く正式な刀剣であるとは見なさない場合も多かった。[[16世紀]]頃[[銃]]によって重い鎧が廃れた事で、騎兵隊の身につけた[[サーベル]]など、刀が見直される事となった。刀に対応する言葉もなく、全てソードとして分類される。<br /> <br /> ==主な刀の種類==<br /> [[日本]]において[[両刃]]・[[片刃]]という意味は[[刃物]]の[[刃先]]を作るときの形状を指し、片面の[[テーパー]](斜めに落とす形状)で刃先を造った刃物を片刃といい、両面からの[[テーパー]]で刃先を造った刃物を両刃といい、刀身の両方に刃がある刃物を諸刃というが、本項の両刃・片刃は[[刀身]]に刃(は)と[[背]]([[峰]]ともいう)を持つ物を片刃とし、刀身の両方に刃が付いた主に線対称な形状を持つ物を両刃としている。<br /> <br /> *[[カットラス]]<br /> *[[ククリ]]<br /> *[[コラ (刀)]]<br /> *[[サーベル]]<br /> *[[シャムシール]]([[シミター]])<br /> *[[ショーテル]]<br /> *[[タルワール]]<br /> *[[マカイラ]]({{lang-el|μάχαιρα}})<br /> *[[ウルミ]]<br /> *[[オッタ]]<br /> *[[ヤタガン]]<br /> *[[ナイフ]]<br /> *蛮刀<br /> <br /> 中国<br /> *{{lang|zh-CN|[[青龍偃月刀]]}}<br /> *{{lang|zh-CN|[[柳葉刀]]}}([[大刀 (中国の武器)|大刀]]の青龍刀と間違えられやすい)<br /> *{{lang|zh-CN|[[斬馬刀]]}}<br /> *{{lang|zh-CN|[[九環刀]]}}<br /> *{{lang|zh-CN|[[苗刀]]}}(びょうとう)([[倭刀]]の一種)<br /> *{{lang|zh-CN|[[匕首]]}}<br /> <br /> 日本<br /> *[[野太刀]]<br /> *[[大太刀]]<br /> *[[小太刀]]<br /> *[[長巻]]<br /> *[[短刀]]([[刺刀]])<br /> *[[打刀]]<br /> *[[脇差]]<br /> *[[懐剣]]<br /> *[[軍刀]]<br /> <br /> ===直刀===<br /> *[[忍刀]]<br /> *[[カスターネ]]([[スリランカ]]の刀)<br /> *[[カンピラン]]<br /> *[[スクラマサクス]]<br /> *[[スティレット]]<br /> *[[ピヌティ]]<br /> *[[ファルシオン]]<br /> *[[フィランギ]]([[インド]]、[[マラーター]]の使用した刀)<br /> <br /> ===曲刀===<br /> *[[ハルパー]]<br /> *[[ケペシュ]]<br /> <br /> ===片刃===<br /> *[[環刀]]<br /> *[[雁翅刀]]<br /> *[[鬼頭刀]]<br /> *[[象鼻刀]]<br /> *[[鷹頭刀]]<br /> *[[龍形刀]]<br /> *[[太極刀]]<br /> *[[戒刀]]<br /> *[[胡蝶刀]]<br /> *[[南刀]]<br /> <br /> ===両刃===<br /> *[[鈴羊麟角刀]]<br /> *[[侠家単剣刀]]<br /> *[[三尖両刃刀]]<br /> <br /> ===逆刃===<br /> *[[九鈎刀]]<br /> ==脚注==<br /> {{reflist}}<br /> ==参考文献==<br /> *マーティン・J・ドアティ著、日暮雅通 監訳『[図説] 中世ヨーロッパ 武器・防具・戦術百科』原書房、ISBN 978-4-562-04590-7<br /> *篠田耕一『武器と防具 中国編』新紀元社<br /> *長田龍太『俗・中世ヨーロッパの武術』新紀元社、ISBN 978-4-7753-1167-7<br /> *市川定春『武器事典』新紀元社<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Wiktionary|刀}}<br /> * [[日本刀]]<br /> * [[木刀]]<br /> * [[竹刀]]<br /> * [[太刀]]<br /> * [[大刀]]<br /> * [[直刀]]<br /> * [[刀工]]<br /> * [[刀狩り]]<br /> * [[武士|刀差し]]<br /> * [[剣]]<br /> * [[剣術]]<br /> * [[剣道]]<br /> * [[一刀流]]<br /> * [[二刀流]]<br /> * [[リアル斬鉄剣]]<br /> * [[白兵戦]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.touken.or.jp/index.html 財団法人日本美術刀剣保存協会]<br /> &lt;!--www.geocities.jp/kanetoyo2666の通販の宣伝に注意!--&gt;<br /> <br /> {{weapon-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:かたな}}<br /> [[Category:刀剣]]<br /> &lt;!--[[Category:刃物]]--&gt;</div> 119.243.164.178 そろばん 2018-08-14T07:22:41Z <p>119.243.164.178: /* 概説 */</p> <hr /> <div>{{Otheruseslist|珠を移動させて計算する道具|小惑星|そろばん (小惑星)|和算において算木とともに用いる算盤(さんばん)|算盤}}<br /> [[ファイル:Ono City Tradition Industrial Hall05s4272.jpg|thumb|280px|そろばん]]<br /> &#039;&#039;&#039;そろばん&#039;&#039;&#039;(漢字表記:&#039;&#039;&#039;算盤&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;十露盤&#039;&#039;&#039;など)とは[[計算]]補助用具の一種で、串(細い棒)で刺した珠(たま)を移動させ、その位置で[[数]]を表現し、計算の助けとするもの。<br /> <br /> 日本では珠を用いた計算補助用具(西洋式には「[[アバカス|abacus]]」と呼ぶもの)全般を指す場合にも、「&#039;&#039;&#039;そろばん(ソロバン)&#039;&#039;&#039;」の語が使われることがあるが、本項では[[東アジア]]式のそろばんと日本式のそろばん(英語で[[:en:soroban|soroban]] 又は Japanese abacus)の双方を解説し、特に日本式のそろばんについて詳説する。<br /> <br /> == 概説 ==<br /> そろばんとは、物体に状態で数を記憶させるため、串で刺した珠の位置などで[[数]]を表現し、計算の助けとする道具である。ひとつ串(ひと筋の串)が数の「&#039;&#039;&#039;ひと[[桁]]&#039;&#039;&#039;」に対応しており、珠を指で上下に移動させることで各数字の表現や変更を行う。主として、&#039;&#039;&#039;[[加法|加]]・[[減法|減]]・[[乗法|乗]]・[[除法|除]]&#039;&#039;&#039;などの計算が行える。<br /> <br /> 算術における計算は、使用する方便物により、何も使用しない暗算、紙や筆記具を使用する筆算、そろばんを使用する[[珠算]](しゅざん)がある&lt;ref name=&quot;shintei43&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=43 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。計算法は器械的・客観的であるほど迅速かつ正確に計算することができる&lt;ref name=&quot;shintei45&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=45 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 珠算は整数や小数を扱う場合には比較的桁数が多くても敏速かつ正確に計算できる長所がある&lt;ref name=&quot;shintei49&quot; /&gt;。また、[[算術#四則演算|四則計算]]の主要部分などは簡易な[[九九#足し算と引き算の九九|加減法九九]]の適用によって計算することができる&lt;ref&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=46 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> そろばんは計算で紙を浪費することがないため、紙が高価で貴重な時代は重宝された。<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> === 起源 ===<br /> [[Image:Science museum 030.jpg|thumb|300px|上が中国で古くから使われた算盤で、各桁に、五玉が2個ずつある。また1の珠も5個ずつある。下は、現代日本のそろばん]]<br /> 起源については諸説あるが、[[アステカ]]起源説、、[[アラブ]]起源説、[[バビロニア]]起源説、[[中国]]起源説などがある。<br /> <br /> [[メソポタミア]]などでは砂の絵に線を引き、そこに石を置いて計算を行っていた「&#039;&#039;&#039;砂そろばん&#039;&#039;&#039;」の痕跡がある。同様のものはギリシャなどにも残るが、ギリシャ時代には砂だけでなくテーブルの上などにも置いていた。このテーブルを「&#039;&#039;&#039;[[アバクス]] (&#039;&#039;abacus&#039;&#039;)&#039;&#039;&#039;」と言う。ローマ時代に持ち運びができるように小さな板に溝を作りその溝に珠を置く溝そろばんが発明された。この溝そろばんが中東を経て中国に伝わり現在の原型となったとも言われている。現存する最古のそろばんは[[1846年]]にギリシアの[[サラミス島]]で発見された「&#039;&#039;&#039;サラミスのそろばん&#039;&#039;&#039;」と呼ばれるもので、[[紀元前300年代|紀元前300年]]頃のものである。<br /> <br /> === 中国での発展 ===<br /> 中国では[[紀元前]]の頃から&#039;&#039;&#039;紐の結び目を使った計算方式&#039;&#039;&#039;や、&#039;&#039;&#039;算木を使用した[[籌算]](ちゅうざん)&#039;&#039;&#039;と呼ばれる独自の計算方式があった。これらは紐や竹の棒や木の棒で計算していたものであり、桁を次々に増やせる利点はあるが珠の形ではない。珠の形になったのは[[2世紀]]ごろの事と考えられ、『&#039;&#039;&#039;[[数術記遺]]&#039;&#039;&#039;』と言う2世紀ごろの書籍に「珠算」の言葉がある。なお[[三国志]]の武将、[[関羽]]がそろばんの生みの親とする伝説があるが三国時代より前から中国と中東・ローマには交易の痕跡があるため関羽が発明したと言うのは伝説以上のものではない。ただし中国では良く知られている伝説であり、[[関帝廟]]の壁や柱には絵や彫り物のそろばんが描かれている。<br /> <br /> [[1000年]]ごろには[[アステカ]]にもそろばん状のものが存在していた。珠にとうもろこしの芯が使われ、紐に通していたと考えられている。<br /> <br /> === 日本への伝来 ===<br /> [[ファイル:Soroban.jpg|thumb|300px|昭和以降に日本で一般的になったタイプのそろばん。五珠が1つ、一の珠も4つある。]]<br /> 日本語の「そろばん」は「算盤」の中国読み「スワンパン」が変化したものだといわれている。中国から日本に伝わったのがいつ頃か詳しいことは分かっていないが、少なくとも15世紀初頭には使用されていた&lt;ref name=&quot;shintei2&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=2 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。『日本風土記』([[1570年代]])には「そおはん」と言う表現でそろばんのことが記されており、その頃には日本に既に伝来していたことがうかがえる。なお使用できる状態でと言う限定ではあるが、現存する日本最古のそろばんは[[前田利家]]所有のもので[[尊経閣文庫]]に保存されている。近年は、[[黒田藩]]家臣[[久野重勝]]の家に伝来した秀吉拝領の[[四兵衛重勝拝領算盤]]というそろばんの方が古いという&lt;ref&gt;{{Cite news|url=http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140726/20140726038.html|title=「幻のそろばん」由来判明 秀吉が家臣に授ける|newspaper=大阪日日新聞|accessdate=2014-08-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140729010224/http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140726/20140726038.html|archivedate=2014年7月29日|deadlinkdate=2018年3月}}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{Cite news|url=http://sankei.jp.msn.com/life/news/140802/trd14080221000020-n1.htm|title=日本最古のそろばん、大阪で発見 16世紀末、秀吉から官兵衛側近への褒美|newspaper=産経新聞|accessdate=2014-08-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140802154849/http://sankei.jp.msn.com/life/news/140802/trd14080221000020-n1.htm|archivedate=2014年8月2日|deadlinkdate=2018年3月}}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> なお、[[室町時代]]の「[[文安]]元年」([[1444年]])の墨書銘の残るそろばんが現存し、[[前田利家]]のそろばんに匹敵する古さとの見方がなされている&lt;ref name=&quot;shintei2&quot; /&gt;&lt;ref&gt;<br /> {{Cite web<br /> |date=2011-12-03<br /> |url=http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20111203000065<br /> |title=最古?そろばん、京へ 三重の男性が市に寄託(京都新聞)<br /> |publisher=[[京都新聞]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2012-12-04 | archivedate=2013-05-01 |archiveurl=http://archive.is/www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20111203000065<br /> }}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;<br /> {{Cite web<br /> |date=2012-03-12<br /> |url=http://soroban88.seesaa.net/article/257173474.html<br /> |title=「吉見家旧蔵・文安算盤」について<br /> |accessdate=2012-12-04<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> そろばんが民衆に広まったのは[[豊臣秀吉]]に仕えた[[毛利重能]]が[[明]]に留学したのち、京都で開塾し、そろばんを教授するようになってからである&lt;ref name=&quot;shintei2&quot; /&gt;。毛利重能は後の[[関孝和]]に連なる[[和算]]の始祖となっている。<br /> <br /> [[File:Sharp-abacus-japan.jpg|thumb|1979年に発売された、そろばんと電卓を組み合わせた[[シャープ]]のソロカル(EL-8048)]]<br /> [[File:Yoshida Soroban.jpg|thumb|塵劫記の、そろばん使用法を解説している頁]]<br /> <br /> 江戸時代には「&#039;&#039;&#039;読み書きそろばん&#039;&#039;&#039;」といわれ[[寺子屋]]や私塾などで実用的な算術が教えられていた&lt;ref&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=9 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[1872年]](明治5年)の学制で小学校の算術は「&#039;&#039;&#039;洋法ヲ用フ&#039;&#039;&#039;」とされ、そろばんは小学校の算術から追放された&lt;ref name=&quot;shintei12&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=12 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。この急変には社会の実情に合わないとの声があり混乱が見られたため、明治6年文部省布達第37号の補則で珠算も併用する趣旨であるとの通達が出された&lt;ref name=&quot;shintei12&quot; /&gt;。結局、この補則も[[1874年]](明治7年)には廃止されたため、そろばんは小学校では教えられなくなった&lt;ref name=&quot;shintei12&quot; /&gt;。しかし珠算の価値が再認識され、明治14年文部省令で筆算または珠算のいずれかを選択するか併用できるとする法令が発布された&lt;ref name=&quot;shintei12&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=12 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。明治33年の小学校令施行規則では筆算を本体とし、土地の状況により珠算を併用することとされた&lt;ref name=&quot;shintei12&quot; /&gt;。<br /> <br /> 日本では[[昭和]]中期くらいまでは、[[銀行]]の事務職や[[経理]]の職に就くにはそろばんによる計算(珠算)を標準以上にこなせることが採用されるための必須条件だった。小学生や中学生が珠算塾に通った他、珠算の協会の主催による珠算検定を受験し「○級」(4級~1級など)を習得し、就職時に履歴書に書いた。珠算塾ではしばしば、そろばんを使った珠算だけではなく、[[暗算]]の講座も開かれており、そろばんを指で動かせるようになると、それを応用して習得でき、就職のために暗算検定の「級」も習得する人が多かった。なお、この時代、手動式[[アナログ]]計算器としては[[計算尺]]があり、理系の人間はそちらも使いこなした。<br /> <br /> === 電卓やコンピュータの登場===<br /> 競技において[[計算機|計算機械]]より速く計算した、という記録もいくつか存在している。1946年11月11日&lt;ref&gt;「12日」としている資料もある。&lt;/ref&gt;、アーニー・パイル劇場(接収中の[[東京宝塚劇場]])にて、『[[星条旗新聞|スターズ・アンド・ストライプス]]』紙の後援で[[逓信省]]一番のそろばんの達人であった貯金課の松崎喜義&lt;ref&gt;英文資料のkiyoshiから推測したためか「清」としている資料もあるが、おそらく同一人によると思われる書誌の著者情報があるので、「喜義」が正しいと思われる{{Harv|荒木|松崎|1953}}。&lt;/ref&gt;と、最新の電動[[機械式計算機]]を使うアメリカ陸軍所属でGHQの20th Finance Disbursing SectionのThomas Nathan Wood二等兵との間で計算勝負が行われ、4対1でそろばんが勝利を収めている&lt;ref&gt;luis fernandes &#039;&#039;[http://www.ee.ryerson.ca/~elf/abacus/abacus-contest.html The Abacus vs. the Electric Calculator: Excerpted from the book, &quot;The Japanese Abacus, Its Use and Theory&quot;], by Takashi Kojima, Charles E. Tuttle Company Inc. 1954, reprint 1987. ISBN 0-8048-0278-5. &#039;&#039;{{Harv|Kojima|Tuttle|1954}}&lt;/ref&gt;{{Sfn|バークレー|1957|p=27}}&lt;ref&gt;『計算機屋かく戦えり』カシオの節(ハードカバー版 {{Harvnb|遠藤}} p. 392 )&lt;/ref&gt;{{Sfn|ドクターアキヤマ |2013|pp=68-69}}。[[カシオ計算機]]の樫尾俊雄はこれを報じる新聞を前に「算盤は神経。されど計算機は技術なり」とメモした&lt;ref&gt;『計算機屋かく戦えり』カシオの節(ハードカバー版 {{Harvnb|遠藤}} p. 392 )&lt;/ref&gt;(勝負を見ていた、とする説もある&lt;ref&gt;{{Cite journal|和書|url=https://www.icom.co.jp/beacon/electronics/001451.html |journal=エレクトロニクス立国の源流を探る |issue=38 |title=日本のエレクトロニクスを支えた技術 「電卓」第11回 |publisher=[[アイコム]]}}&lt;/ref&gt;)。[[物理学者]]の[[リチャード・ファインマン]]は自伝{{Harv|R・P・ファインマン|1986|pages=10-14}}の中で、自身がそろばんの達人と計算のスピードを競い合ったエピソードを紹介した。<br /> <br /> === 教育分野での再評価 ===<br /> [[教育]]においては、[[十進法]]の概念を理解させるための格好の教材とされることもある。[[文部科学省]](旧・[[文部省]])が改定してきた小学校学習指導要領の算数の履修項目から、そろばんが外されたことはない。<br /> <br /> ひとつの特長として、一定以上そろばん(珠算)の能力がある場合、特別な訓練を経なくてもその場にそろばんがなくても計算できるようになることが挙げられる。これを珠算式暗算という。一般にある程度習熟すれば、加減算においては電卓より早く計算ができる。実際、暗算の名人と呼ばれる者の多くは、計算のとき頭の中でそろばんをイメージして計算を行っている。なお、「そろばんを習う」と言っても珠算式暗算も習っていることもしばしばある。<br /> <br /> [[1955年]]より全国の高校生がそろばん技能を競う「全国高校珠算競技大会」(通称、そろばん甲子園)が、[[阪神大震災]]があった[[1995年]]を除いて毎年行われてきたが、競技人口の減少に伴い[[2009年]]8月19日の第55回大会で廃止となった。[[1980年代]]後半から[[1990年代]]前半のピーク時には約90校から600人前後が参加したが、2009年の参加は59校300人となっていた。<br /> <br /> [[1960年]]から[[1990年代|90年代]]半ばにかけて、[[NHKラジオ第2放送]]では「[[そろばん教室]]」という珠算教育の番組も放送された。<br /> <br /> そろばんに対する再評価にもかかわらず、そろばんの市場は縮小している。しかし、[[2000年代]]半ばより再びそろばんが見直されてきており、そろばん塾の塾生は再び増加傾向にある&lt;ref&gt;<br /> {{Cite web<br /> |date=2010-05-31<br /> |url=http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=25879<br /> |title=「脳力アップ」そろばん復活 : はつらつ健康指南 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)<br /> |publisher=[[読売新聞]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2010-07-11<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[2000年]]、eラーニングの「インターネットそろばん学校」が開発され、そろばん初のWEB学習が可能となった。<br /> <br /> 日本国外では、ハンガリーで[[1990年代]]に日系女性がそろばんを普及し始めてから、1割程の小学校で授業に採用されている&lt;ref&gt;[http://www.osaka-abacus.or.jp/readings/2013/07/20-3.html 『そろばん立ち話』ハンガリー見聞記 西川 善彰 常務理事] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160422000925/http://www.osaka-abacus.or.jp/readings/2013/07/20-3.html |date=2016年4月22日 }}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://imatore.com/数学大国ハンガリーを支えているそろばん/ 数学大国ハンガリーを支えているのは『そろばん』日本との意外な共通点とは?]&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://mirai-anshin.jp/article/0205074.html 知られざる親日国シリーズ・ハンガリー]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 構成 ==<br /> そろばんは、&#039;&#039;&#039;珠&#039;&#039;&#039;(たま)、&#039;&#039;&#039;枠&#039;&#039;&#039;(わく)、&#039;&#039;&#039;芯&#039;&#039;&#039;(軸ともいう)を組み合わせて作られる。<br /> <br /> 珠は[[カバノキ属|カバ]]や[[ツゲ]](まれに[[ソヨゴ]]、[[イスノキ]]、[[ウメ]]など)、枠は[[黒檀]]、芯は[[煤竹]](すすたけ)のものが一般的であるが、時代が経るにつれ、原材料が入手しにくくなってきているため、廉価なものでは[[積層材]]が使われることもある。現代でもほとんどの製造工程が手作業で行われており、枠に製造者の銘が入っているものも多い。枠は上下左右の枠、&#039;&#039;&#039;梁&#039;&#039;&#039;(はり)または中棧(なかざん)といわれる横板、裏軸や裏板からなる。それぞれの芯(軸)には珠が通され、梁を挟んで外側の枠によって固定されている。1つの芯(軸)の梁の上下の珠の数は形式により異なる。<br /> <br /> 枠の左側を&#039;&#039;&#039;上(かみ)&#039;&#039;&#039;、右側を&#039;&#039;&#039;下(しも)&#039;&#039;&#039;という。珠を上下に滑らせることで計算が行われ、梁と接している珠の数が盤面に置かれている数字(布数)を表す。<br /> <br /> 近年では付加機能としてボタン1つでご破算(珠払い)ができるワンタッチそろばんなども存在し&lt;ref&gt;[[トモエ算盤]][http://www.soroban.com/japanese/shopping/?ca2=1]、雲州堂[http://www.unshudo.co.jp/products/index.html]など各社から販売されている。&lt;/ref&gt;、各種競技会や検定試験で使用可能である。<br /> <br /> === 珠の数 ===<br /> 芯(軸)ごとの珠の数は顆という単位を用いる&lt;ref name=&quot;shintei26&quot; /&gt;。例えば天(梁の上側)に1つの珠、地(梁の下側)に4つの珠を配置したそろばんであれば天1顆、地4顆の形式となる&lt;ref name=&quot;shintei26&quot; /&gt;。天の1珠は0または5を表すため&#039;&#039;&#039;五珠&#039;&#039;&#039;(ごだま)、地の4珠は0から4までを表すため&#039;&#039;&#039;一珠&#039;&#039;&#039;(いちだま)という。<br /> <br /> 枠が大きく珠の形状が丸い中国の算盤(さんばん)では天2顆・地5顆のそろばんが用いられていた。このそろばんは普通の置き方で五珠で0、5または10、一珠で0から5まで、1桁では0から15まで表せる。さらに上の五珠を半分下ろし、下の五珠を完全に下ろすという特殊な置き方(「懸珠」と呼ばれる)は15を表すので、1桁で最高20まで置けることになる。現代の中国で算盤がいまだに用いられることがあるのは、[[尺貫法]]が民間に根強く残っているからである。中国で発達した尺貫法では[[度量衡]]の重さの単位で1[[斤]]が16[[両]]と定められていたため、[[十六進法|十六進数]]の計算をする必要があったのである。<br /> <br /> 日本では十六進数の計算は必要ではなかったが、江戸時代の乗算や除算の方法では、一時的に1桁に10以上溜まる場合もあったので、江戸時代まではこの五珠2つの形式が多く使われていた。明治時代になって、不要な五珠を1つ減らした天1顆・地5顆の五つ珠(いつつだま、1桁に10までの数が置ける)の形が普及したが、地5顆の形は長く続いた。江戸時代中期には[[乳井貢]]などから四つ珠利用の提案があったが定着はしなかった。時代が下り、榊原孫太郎などの教育研究者の啓蒙運動により四つ珠そろばんが次第に認知されるようになる。<br /> <br /> 日本では昭和10年代に珠算教育に用いる児童用そろばんの標準型を天(梁の上側)に1つの珠、地(梁の下側)に4つの珠(天1顆、地4顆の形式)と定めた&lt;ref name=&quot;shintei26&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=26 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 天1顆、地4顆の形式には次のような利点がある。<br /> * 1桁で0から9までの数を表すことから筆用数字の記数法と一致し、暗算や筆算とも連携が良い&lt;ref name=&quot;shintei28&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=28 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> * 珠の数が少なく数の認識が容易である&lt;ref name=&quot;shintei28&quot; /&gt;。<br /> * 珠の数が多いと誤謬がおきる確率が高くなる&lt;ref name=&quot;shintei28&quot; /&gt;。<br /> * 地5顆とすると同一の数に幾通りも表現があるため合理的でなく煩瑣である&lt;ref name=&quot;shintei28&quot; /&gt;。<br /> * 地5顆とすると計算上都合の良い場合があるが、そのような場合は極めて限定的である&lt;ref name=&quot;shintei28&quot; /&gt;。<br /> <br /> 国際的に[[メートル法]]が使用されるようになり、中国でも天1顆・地4顆の四つ珠のそろばんが普及してきている。<br /> <br /> 珠の構成については特殊で変則的なものもある。10行の芯に10個の珠が並ぶ100珠そろばん(百玉計数器)は100個の珠が数そのものを表すというもので視覚的に数字と算数を理解するのに向いておりもっぱら低年齢層向けの教育補助具として用いられている。また、通常のそろばんの五珠の部分のみ(0と1のみ)とした2進法のそろばんもある&lt;ref&gt;[http://www.unshudo.co.jp/story/etc/2008/10/003.html そろばん四方山話] 雲州堂 2014年1月6日閲覧&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 珠の形 ===<br /> 日本では[[江戸時代]]にそろばんが広まっていくうち枠の大きさが手の大きさに合わせて小さめに珠の形状がすばやく計算しやすいよう円錐を2つ合わせた菱形のような形に変化していった。<br /> <br /> === 桁の数 ===<br /> 珠を通す芯(軸)の数が&#039;&#039;&#039;桁&#039;&#039;&#039;(けた)となり奇数が一般的である。桁数は13桁、17桁、21桁、23桁、27桁、35桁のものが多い&lt;ref name=&quot;shintei27&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=27 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。一番多く作られているのは23桁のものである。桁数は多くなると持ち運びに不便である&lt;ref name=&quot;shintei27&quot; /&gt;。反面、桁数が少なすぎると乗法や除法の計算に不便である&lt;ref name=&quot;shintei27&quot; /&gt;。<br /> <br /> 梁には真ん中を基準として、左右の端まで一定の桁ごとに&#039;&#039;&#039;定位点&#039;&#039;&#039;が打たれている。標準的なそろばんでは定位点は4桁ごとに打たれている&lt;ref name=&quot;shintei26&quot; /&gt;。<br /> <br /> なお、実用に用いられたそろばんには、桁ごとに梁に&#039;&#039;&#039;金額(千、百、十、円、十、銭、厘)&#039;&#039;&#039;や&#039;&#039;&#039;体積(石、斗、升、合、勺)&#039;&#039;&#039;を記したものもある&lt;ref&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=29 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 計算法 ==<br /> {{Main|珠算}}<br /> 以下は天(梁の上側)に1つの珠、地(梁の下側)に4つの珠を配置した天1顆、地4顆の形式のそろばんの計算法。<br /> <br /> === 布数法 ===<br /> 布数法とは数を表現するための珠の置き方である。天(梁の上側)にある1つの珠を五珠、地(梁の下側)にある4つの珠を一珠という。<br /> <br /> {| cellspacing=&quot;10&quot; style=&quot;text-align:center&quot;<br /> |[[画像:Soroban 0 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 1 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 2 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 3 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 4 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 5 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 6 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 7 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 8 cc.svg|20px]]||[[画像:Soroban 9 cc.svg|20px]]<br /> |-<br /> |0||1||2||3||4||5||6||7||8||9<br /> |}<br /> <br /> 一般的に一の位は枠上の定位点の付いた桁(軸の位置)に置くのが一般的で左に向かって十進法で位取りを行う。<br /> <br /> === 加法及び減法 ===<br /> ==== 加法 ====<br /> (例)&#039;&#039;&#039;1937+284&#039;&#039;&#039;<br /> {| style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |{{そろばん|1937}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|2137}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|2217}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|2221}}<br /> |<br /> |-<br /> |1937<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+200&lt;/nowiki&gt;<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+80&lt;/nowiki&gt;<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+4&lt;/nowiki&gt;<br /> |=&#039;&#039;&#039;2221&#039;&#039;&#039;<br /> |}<br /> <br /> ==== 減法 ====<br /> (例)&#039;&#039;&#039;1756-957&#039;&#039;&#039;<br /> {| style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |{{そろばん|1756}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|6|5|8|0|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|806}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|799}}<br /> |<br /> |-<br /> |1756<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;-900&lt;/nowiki&gt;<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;-50&lt;/nowiki&gt;<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;-7&lt;/nowiki&gt;<br /> |=&#039;&#039;&#039;799&#039;&#039;&#039;<br /> |}<br /> <br /> === 乗法及び除法 ===<br /> 乗算・除算の場合は、乗数・除数を被乗数・被除数の左側に置くことが多いが、計算中は乗数・除数を全く操作しないので、乗数・除数については、紙に書いてある数字や印刷してある数字を使う方法もある。また、そろばんの用語では、被乗数・被除数を&#039;&#039;&#039;実&#039;&#039;&#039;(じつ)、乗数・除数を&#039;&#039;&#039;法&#039;&#039;&#039;(ほう)という。<br /> <br /> ==== 乗法 ====<br /> そろばんの乗法には実(被乗数)の尾桁から計算する&#039;&#039;&#039;留頭乗法&#039;&#039;&#039;と実(被乗数)の首桁から計算する&#039;&#039;&#039;破頭乗法&#039;&#039;&#039;がある&lt;ref name=&quot;shintei49&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=49 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。また、それぞれ法(乗数)の首位数から計算を始める&#039;&#039;&#039;頭乗法&#039;&#039;&#039;と法(乗数)の尾位数から計算を始める&#039;&#039;&#039;尾乗法&#039;&#039;&#039;がある&lt;ref name=&quot;shintei49&quot; /&gt;。<br /> <br /> 以上の組み合わせにより主な乗法として留頭尾乗法、留頭頭乗法、破頭頭乗法、破頭尾乗法の四種がある&lt;ref name=&quot;shintei49&quot; /&gt;。<br /> <br /> 一般には留頭頭乗法の欠点を克服するため部分積を置く位置を改良した方法が用いられる&lt;ref name=&quot;shintei54&quot; /&gt;。以下に示すのは&#039;&#039;&#039;新頭乗法&#039;&#039;&#039;と呼ばれる現在一般的な方法である。<br /> <br /> (例)&#039;&#039;&#039;32×97&#039;&#039;&#039;<br /> {| style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |{{そろばん/直接入力|2|3|-1=0|-2=0|-3=0|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|0|3|-1=0|-2=0|-3=0|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|0|3|-1=1|-2=8|-3=0|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|0|3|-1=1|-2=9|-3=4|}}<br /> |-<br /> |32<br /> |<br /> |2を消して<br /> |<br /> |2×90<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+2×7&lt;/nowiki&gt;<br /> |-<br /> |<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|0|0|-1=1|-2=9|-3=4|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|2|0|-1=8|-2=9|-3=4|}}<br /> |→<br /> |{{そろばん/直接入力|3|0|-1=1|-2=0|-3=4|}}<br /> |<br /> |-<br /> |<br /> |<br /> |3を消して<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+30×90&lt;/nowiki&gt;<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;+30×7&lt;/nowiki&gt;<br /> |=&#039;&#039;&#039;3104&#039;&#039;&#039;<br /> |}<br /> <br /> ==== 除法 ====<br /> そろばんの除法は種類が多くはなく、[[割り算九九]]を用いる&#039;&#039;&#039;帰除法&#039;&#039;&#039;と[[掛け算九九]]を用いる&#039;&#039;&#039;商除法&#039;&#039;&#039;がある&lt;ref name=&quot;shintei54&quot;&gt;{{Cite book |和書 |author=二階源市|title=新定珠算教授ノ実際 |page=54 |publisher=培風館 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 以下に示すのが現在一般的な商除法である。<br /> <br /> (例)&#039;&#039;&#039;1416÷59&#039;&#039;&#039;<br /> {| style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |{{そろばん/直接入力|6|1|4|1|0}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|21416}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|20416}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|20236}}<br /> |-<br /> |1416<br /> |<br /> |2を置いて<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;20×50&lt;/nowiki&gt;を引く<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;20×9&lt;/nowiki&gt;を引く<br /> |-<br /> |<br /> |→<br /> |{{そろばん|24236}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|24036}}<br /> |→<br /> |{{そろばん|24000}}<br /> |<br /> |-<br /> |<br /> |<br /> |4を置いて<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;4×50&lt;/nowiki&gt;を引く<br /> |<br /> |&lt;nowiki&gt;4×9&lt;/nowiki&gt;を引く<br /> |=&#039;&#039;&#039;24&#039;&#039;&#039;<br /> |}<br /> <br /> === 開法 ===<br /> [[冪根|開法]]の計算は、次を参照。<br /> * [[開平法#珠算による開平法|開平]]<br /> * [[開立法#珠算による開立法|開立]]<br /> <br /> == 生産 ==<br /> [[ファイル:Osumi Soroban 1949 1029.jpg|thumb|1949年頃のそろばん工場。「大隅そろばん」として知られたが現存しない([[鹿児島県]][[高山町 (鹿児島県)|高山町]]、現在の[[肝付町]])]]<br /> 日本国内では[[島根県]][[奥出雲町]]と[[兵庫県]][[小野市]]が二大産地である。奥出雲町のそろばんは&#039;&#039;&#039;雲州そろばん&#039;&#039;&#039;として、小野市のそろばんは&#039;&#039;&#039;[[播州そろばん]]&#039;&#039;&#039;として知られる。ともに[[伝統工芸品]]の指定を受けている。指定を機に奥出雲町で1990年開設された「雲州そろばん伝統産業会館」には、国内外の様々なそろばんが展示されている&lt;ref&gt;[https://www.okuizumogokochi.jp/340 雲州そろばん伝統産業会館](奥出雲観光文化協会公式サイト「奥出雲ごこち」)&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 珠の素材となる木材には[[カバノキ]]や[[ツゲ]]が用いられる&lt;ref&gt;[http://www.soroban.com/japanese/process/ そろばんのできるまで] トモエ算盤 2014年1月6日閲覧&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 伝統工芸品の一環として作られる高級そろばんもある。<br /> <br /> == 文化 ==<br /> *日程は地域により異なるが「はじき初め」を行う地域がある。<br /> *[[8月8日]]はパチパチとそろばんの珠をはじく音に通じるため「そろばんの日」となっている。<br /> *[[アーサー・C・クラーク]]のSF短編『彗星の中へ』{{Harv|アーサー・C・クラーク|1985}}はコンピューターの故障により軌道計算の出来なくなった宇宙船にたまたま日本人が乗り合わせており、乗員にそろばんを教えて総出で計算を行い危機を脱出するというストーリー。[[宮崎駿]]『[[天空の城ラピュタ]]』においても「東洋の計算器」として飛行船の航路計算を行う描写がある(現実では専用の計算尺が使われる)。<br /> *本来そろばんは計算のための道具であるが、構造上、振ると音がするため[[シェイカー (楽器)|シェイカー]]のような使い方をすることがある。<br /> **[[ボードビリアン]]の[[トニー谷]]は芸の一つとして使った。<br /> **「そろばん踊り」は[[福岡県]][[久留米市]]の[[夏祭り]]の踊り、またその唄。特産の[[久留米絣]]にちなみ機織(はたおり)の音に見立ててそろばんを振ったり、珠を手で擦って音を出しながら踊る。<br /> *そろばんをモチーフに上段の「五」と全部の「九」を組み合わせて「合格」を表す合格祈願グッズが販売されている。これは天1珠を下ろした位置で軸に接着、地4珠を相互に接着し必ず4つ一緒にしか動けないようにしたもので、その結果、表現できるのは「五」か「九」だけにし、「五か九」を「ごかく」から「合格」と読ませる。毎年受験の時期には「合格そろばん」として人気の商品である。<br /> <br /> == その他 ==<br /> *[[通話表#和文通話表|和文通話表]]では、「[[そ]]」を送る際に「&#039;&#039;&#039;そろばんのソ&#039;&#039;&#039;」という。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist|2}}<br /> ==参考文献==<br /> {{Refbegin|2}}<br /> *{{Cite book |和書 |last=荒木 |first=初藏 |last2=松崎 |first2=喜義 |authorlink=荒木初藏 |authorlink2=松崎喜義 |year=1953 |title=そろばんの基礎手引 |publisher=通信教育振興会 |id={{全国書誌番号|20832132}} |ref=harv }}<br /> *{{Cite book |first=Takashi |last=Kojima |first2=Charles E. |last2=Tuttle |year=1954 |title=The Japanese Abacus, Its Use and Theory |publisher=Company Inc. |language=英語 |oclc=523165 |isbn=0-8048-0278-5 |ref=harv }}<br /> *{{Cite book |和書 |last=バークレー |year=1957 |authorlink=:en:Edmund Berkeley |translator=[[高橋秀俊]] |title=人工頭脳 |series=現代科学叢書 ; 第44 |publisher=みすず書房 |id={{全国書誌番号|57000106}} |ref=harv }}<br /> *{{Cite book|和書 |author=アーサー・C・クラーク |authorlink=アーサー・C・クラーク |translator=斎藤伯好 |chapter=彗星の中へ |title=10の世界の物語 |origyear=1962 |publisher=早川書房 |series=ハヤカワ文庫, SF617 |ncid=BN07322430 |isbn=415-010617-7 |year=1985 |ref=harv}}<br /> *{{Cite book |和書 |last=遠藤 |first=諭 |year= |title=計算機屋かく戦えり |edition=ハードカバー版 |publisher=アスキー |ref=harv }}<br /> *{{Cite book |和書 |author=R・P・ファインマン |year=1986|translator=[[大貫昌子]] |title=[[ご冗談でしょう、ファインマンさん]] |publisher=岩波書店 |ncid=BN00231075}}<br /> *{{Cite book |和書 |author=ドクターアキヤマ |year=2013 |title=愛しの昭和の計算道具 |publisher=東海大学出版会 |isbn=978-4486-03747-7 |ref=harv }}<br /> {{Refend}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{columns-list|2|<br /> *[[小野市伝統産業会館|算盤博物館]]<br /> *[[暗算]]<br /> *[[毛利重能]]<br /> *[[前田利家]]<br /> *[[計算機]]<br /> *[[電卓]]<br /> *[[計算尺]]<br /> *[[アナログ]]<br /> *[[デジタル]]<br /> *[[乳井貢]]<br /> *[[菱形]]<br /> *[[アーガイル柄]](そろばん柄)<br /> *[[トニー谷]]<br /> *[[太鼓の達人]] (このゲームの収録曲「十露盤2000」という曲は、名前通り十露盤がモチーフとなっている。)<br /> }}<br /> <br /> == 外部リンク==<br /> {{Commonscat|Soroban}}<br /> {{Refbegin|2}}<br /> *[https://web.archive.org/web/20070822164059/http://www.soroban.or.jp/index.html 全国珠算教育連盟]<br /> *[http://www.shuzan.jp/index.html 日本珠算連盟]<br /> *[http://shuzan-gakko.com/index.html 全国珠算学校連盟]<br /> *[http://www.rs.kagu.sut.ac.jp/~infoserv/museum/si/soroban.html そろばん](東京理科大学)<br /> *{{Kotobank|2=ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典}}<br /> *{{Kotobank|2=日本大百科全書(ニッポニカ)}}<br /> <br /> {{Refend}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:そろはん}}<br /> [[Category:算数]]<br /> [[Category:計算用具]]<br /> [[Category:デジタル技術]]<br /> [[Category:コンピュータ史]]<br /> [[Category:数学に関する記事]]<br /> [[Category:音具]]</div> 119.243.164.178 電車特定区間 2018-07-30T02:16:05Z <p>119.243.164.178: /* その他 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;電車特定区間&#039;&#039;&#039;(でんしゃとくていくかん)とは、 [[JR]]の[[旅客営業規則]]第78条に規定する区間である。東京附近及び大阪附近の[[幹線]]区間のうち利用者が特に多い線区・区間について、この区間内の駅を相互発着する場合、普通旅客[[運賃]]の計算において幹線区間よりも割安な対キロ賃率を適用するものと規定されている。国鉄時代は&#039;&#039;&#039;[[国電]]区間&#039;&#039;&#039;とも呼ばれていた。車両面では概ね[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]が走行するエリアである(一部例外あり)。<br /> <br /> なお電車特定区間の中心部の区間は、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[東京山手線内]]および、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[大阪環状線#大阪環状線の呼称|大阪環状線内]]([[関西本線]][[天王寺駅]] - [[JR難波駅]]間・[[桜島線]]を含む)として別に指定され、それぞれの区間内各駅の相互発着については、さらに安い賃率が設定されている。<br /> <br /> [[日本国有鉄道|旧国鉄]]が[[1984年]]4月の営業規則改訂時に設定し、[[国鉄分割民営化]]以降はJR東日本・JR西日本が設定範囲を決定しているが、新路線([[東北本線]]・[[京葉線]]の一部区間、[[JR東西線]]・[[おおさか東線]])開業に伴う指定追加以外は基本的には変更がない&lt;ref&gt;『国鉄監修 交通公社時刻表 1985年3月号』によれば、当時は「11km以上の電車特定区間の運賃」は設定されておらず、運賃区分は1~3kmが120円、4~10kmが140円の2種のみで、「11km以上の乗車には幹線運賃を適用する」とある。いっぽうで「東京山手線内・大阪環状線内の運賃」については、1~20kmまで記載されており、1~10kmについては当時の電車特定区間の運賃と同額であった。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 適用線区・区間 ==<br /> 以下の記述は、正式線路名称による。<br /> === 東京付近 ===<br /> * 東日本旅客鉄道(JR東日本)<br /> ** [[東海道本線]]:東京駅 - 大船駅間(うち東京駅 - 品川駅間は山手線内)、品川駅 - (大崎駅 -)新川崎駅 - 鶴見駅間(横須賀線)<br /> ** [[南武線]]:全線全駅<br /> ** [[鶴見線]]:全線全駅<br /> ** [[武蔵野線]]:全線全駅<br /> ** [[横浜線]]:全線全駅<br /> ** [[根岸線]]:全線全駅<br /> ** [[横須賀線]]:全線全駅<br /> ** [[中央本線]]:神田駅 - 代々木駅間(山手線内)、新宿駅 - 高尾駅間<br /> ** [[青梅線]]:全線全駅<br /> ** [[五日市線]]:全線全駅<br /> ** [[東北本線]]:東京駅 - 大宮駅間(うち東京駅 - 田端駅間は山手線内)、日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅間([[宇都宮線]]・[[高崎線]])、赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間([[埼京線]])<br /> ** [[東北新幹線]]:東京駅 - 大宮駅間(うち東京駅 - 上野駅間は山手線内)<br /> ** [[山手線]]:全線全駅(山手線内)<br /> ** [[赤羽線]](埼京線):全線全駅<br /> ** [[常磐線]]:日暮里駅 - 取手駅間<br /> ** [[総武本線]]:東京駅 - 千葉駅間、錦糸町駅 - 御茶ノ水駅間(うち秋葉原駅 - 御茶ノ水駅間は山手線内)([[中央・総武緩行線|総武緩行線]])<br /> ** [[京葉線]]:東京駅 - 千葉みなと駅間、市川塩浜駅 - 西船橋駅 - 南船橋駅間(武蔵野線)<br /> * [[東海旅客鉄道]](JR東海)<br /> ** [[東海道新幹線]]:東京駅 - 品川駅間(山手線内)<br /> <br /> === 大阪付近 ===<br /> * 西日本旅客鉄道(JR西日本)<br /> ** [[東海道本線]]([[JR京都線]]、[[JR神戸線]]):京都駅 - 神戸駅間<br /> ** [[大阪環状線]]:全線全駅(大阪環状線内)<br /> ** [[桜島線]](JRゆめ咲線):全線全駅(大阪環状線内)<br /> ** [[JR東西線]]:全線全駅<br /> ** [[山陽本線]](JR神戸線):神戸駅 - 西明石駅間<br /> ** [[山陽新幹線]]:新大阪駅 - 西明石駅間<br /> ** [[関西本線]]([[大和路線]]):奈良駅 - JR難波駅間(うち、天王寺駅 - JR難波駅間は大阪環状線内)<br /> ** [[片町線]](学研都市線):長尾駅 - 京橋駅間<br /> ** [[阪和線]]:全線全駅<br /> **[[羽衣線]]:全線全駅<br /> ** [[おおさか東線]]:全線全駅<br /> * [[東海旅客鉄道]](JR東海)<br /> ** 東海道新幹線:京都駅 - 新大阪駅間<br /> <br /> == 運賃 ==<br /> 東京付近の電車特定区間のIC運賃と大阪付近の電車特定区間の普通旅客運賃とJR東日本の幹線のIC運賃を記す(電車特定区間内で最短経路の設定がある140kmまで)。小児は大人の半額に対して普通旅客運賃は10円未満を切り捨て、JR東日本のIC運賃は1円未満を切り捨てる。2014年4月1日改定。<br /> <br /> * 営業キロは、1km未満を切り上げる。<br /> * 11km以上の区間の賃率は、電車特定区間が15円30銭、山手線内・大阪環状線内が13円25銭である。なお、11km以上300km以下の本州3社の[[幹線]]は16円20銭である。<br /> * JR東日本のIC運賃は、税抜き運賃+消費税額の1円未満を切り捨てる。<br /> * 普通旅客運賃は、税抜き運賃+消費税額の10円未満について東京附近の電車特定区間は切り上げ、それ以外は四捨五入する。<br /> *()内は東京山手線内・大阪環状線内の運賃(10km以下は他線と同じ)。<br /> <br /> {| class=&quot;wikitable&quot; rules=&quot;all&quot; cellspacing=&quot;0&quot; style=&quot;text-align:center; border:1&quot;<br /> !営業キロ!!東京附近!!大阪附近!!幹線<br /> |-<br /> |初乗り3km||133||120||144<br /> |-<br /> |4 - 6||154||160||185<br /> |-<br /> |7 - 10||165||180||195<br /> |-<br /> |11 - 15||216(194)||220(190)||237<br /> |-<br /> |16 - 20||302(259)||300(260)||324<br /> |-<br /> |21 - 25||388(334)||390(330)||410<br /> |-<br /> |26 - 30||464||460||496<br /> |-<br /> |31 - 35||550||550||583<br /> |-<br /> |36 - 40||637||640||669<br /> |-<br /> |41 - 45||712||710||756<br /> |-<br /> |46 - 50||799||800||842<br /> |-<br /> |51 - 60||918||920||972<br /> |-<br /> |61 - 70||1,080||1,080||1,144<br /> |-<br /> |71 - 80||1,242||1,240||1,317<br /> |-<br /> |81 - 90||1,414||1,410||1,490<br /> |-<br /> |91 - 100||1,576||1,580||1,663<br /> |-<br /> |101 - 120||1,836||1,840||1,944<br /> |-<br /> |121 - 140||2,160||2,160||2,268<br /> |}<br /> <br /> これ以上の距離については市販の[[時刻表]]を参照のこと。<br /> <br /> ==その他==<br /> * [[青春18きっぷ]]を使用する場合、1回分の効力は当日限り(24時を過ぎて最初に停車する駅まで)であるが、電車特定区間内については同日付けの[[終電]]まで有効である&lt;!--&lt;ref&gt;その他の区間でも夜行列車の縮小に伴い事実上終電まで利用可能&lt;/ref&gt; ←都心近郊では0時を跨いで運行する列車も多いので明らかに誤解--&gt;。<br /> * 関東では現在でも近距離電車([[通勤形車両 (鉄道)|通勤形]]使用)・[[中距離電車|中距離列車]]([[近郊形車両|近郊形]]使用)の区分がほぼ明確であるが、近距離電車運転区間である[[蘇我駅]]が含まれていない(京葉線は、1つ手前の[[千葉みなと駅]]まで)。その一方、中距離列車しか運転されない横須賀線&lt;ref&gt;沿線に高級住宅地や軍事基地がある関係で使用される車両はグリーン車付きの近郊形車両であったが、国鉄時代には山手線などとともに国電案内図に国電として掲載されていた。&lt;/ref&gt;は全線が含まれる。<br /> * 関西では2016年から[[阪和線]]で近郊形([[JR西日本225系電車|225系5100番台]])による通勤形([[国鉄103系電車|103系]]・[[国鉄205系電車|205系]])の置き換えが実施され、2018年3月17日のダイヤ改正で線内を走る普通・快速列車が全て近郊形車両に統一された。前述の横須賀線と同様、電車特定区間ながら近郊形車両しか運行されない路線となった。<br /> * [[2004年]]8月、[[上田清司]][[埼玉県]]知事が、[[東京都]]・[[神奈川県]]・[[千葉県]]に比べ埼玉県内の電車特定区間の範囲が狭いことを不満として、JR東日本に改善を申し入れている。これに同行した吉田弘埼玉県議は、宇都宮線については常磐線同様[[茨城県]]に入って最初の[[古河駅]]まで、高崎線については[[籠原駅]]までを電車特定区間とするよう主張している&lt;ref&gt;「[http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/gaiyou/h1806/1806n030.html JR東日本の運賃格差について]」 - 埼玉県ホームページ&lt;/ref&gt;。<br /> ** なお、電車特定区間の末端駅である大船駅・高尾駅・武蔵五日市駅・取手駅・千葉駅・千葉みなと駅とも山手線から約40km&lt;ref&gt;それぞれの駅の山手線からの距離は大船駅39.7km・高尾駅42.8km・武蔵五日市駅45.2km・取手駅37.4km・千葉駅38.7km・千葉みなと駅39.0kmである。&lt;/ref&gt;で(取手駅に至っては前述の通り千葉県を越えて茨城県の駅である)、奥多摩駅・久里浜駅は山手線から約65kmであるのに対し、電車特定区間の埼玉県の末端である大宮駅は、池袋駅・田端駅から約23kmである。<br /> * [[2009年]][[4月1日]]からの、JR東日本の全面[[禁煙]]の実施区間は、概ね電車特定区間と一致する。千葉駅・千葉みなと駅 - 蘇我駅間が全面禁煙区間に含まれる一方、横須賀線東逗子駅以遠と青梅線・五日市線・南武支線・鶴見線は含まれていない。ただし、同年10月1日以降、全面禁煙のエリアは拡大されている。<br /> * 関西地区では[[関西本線]]([[大和路線]])の[[奈良駅]] - [[加茂駅 (京都府)|加茂駅]]間と[[片町線]](学研都市線)の[[木津駅 (兵庫県)|木津駅]] - [[長尾駅 (大阪府)|長尾駅]]間が電化されるまで(前者[[1988年]][[3月]]、後者[[1989年]][[3月]]に電化)の間、[[気動車|ディーゼルカー]]が走っていたことの名残りから電車特定区間には入っていない。<br /> * JRの[[周遊きっぷ]](発売終了)のうち「東京ゾーン」のフリーエリアは、東京の電車特定区間にほぼ相当した(新幹線を除き、全区間含まれている)。なお、フリーエリアは他に[[千葉みなと駅]] - ([[京葉線]]) - [[蘇我駅]] - ([[外房線]]) - [[千葉駅]] - ([[総武本線]]) - [[佐倉駅]] - ([[成田線]]) - [[成田駅]] - [[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]と、[[八高線]][[八王子駅]] - [[拝島駅]]間、[[東京臨海高速鉄道]][[東京臨海高速鉄道りんかい線|りんかい線]]・[[東京モノレール]][[東京モノレール羽田空港線|羽田線]]の全区間を含む。<br /> * JRの郊外地域から東京エリアまでの往復の運賃・特急券と、このエリアのフリーきっぷがセットになった「○○[[東京フリーきっぷ]]」(○○には対象となる地域名や特急・新幹線の愛称等が入る)という[[特別企画乗車券]]もある(一部、フリーエリアが[[電車大環状線]]に限られるものもある)。逆に、首都圏発のみが設定されている[[ふるさと行きの乗車券]]の2010年版では、発駅が電車特定区間内の各駅となっていた。<br /> * JR西日本の京阪神地区では、[[福知山線]](JR宝塚線)は電化後も電車特定区間には組み込まれなかったため幹線運賃が適用されるが、競合他社線並行区間である[[大阪駅]]・[[北新地駅]] - [[宝塚駅]]間の利用に限り[[運賃#特定区間運賃|特定区間運賃]]が適用される。但し、同区間内には含まれない駅から発着する場合は、幹線運賃が適用される。<br /> * 関東では南武支線や鶴見線など、圏内の利用者がさほど多くない路線でも全線が電車特定区間に含まれるが、関西では[[関西空港線]](逆に、加算運賃が適用されている)と[[和田岬線]](山陽本線の支線)が含まれない。<br /> * JR東日本では、2016年現在電車特定区間を示す略称として、一般的には死語化した『[[E電]]』を引き続き用いており、同社のプレスリリース等でも「電車特定区間(E電区間)」といった表記が見られる&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdf 首都圏エリアへ 「駅ナンバリング」を導入します] - JR東日本・2016年4月6日&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==脚注==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> ==関連項目==<br /> *[[国電]]・[[E電]]<br /> *[[アーバンネットワーク]]<br /> *[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]<br /> *[[電車線・列車線]]<br /> *[[大都市近郊区間 (JR)|大都市近郊区間]]<br /> *[[特定都区市内]]<br /> *[[列車特定区間]]<br /> *[[経路特定区間]]<br /> *[[電車大環状線]]<br /> <br /> {{Rail-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:てんしやとくていくかん}}<br /> [[Category:鉄道運賃と切符]]</div> 119.243.164.178 蔵入地 2018-07-29T00:54:13Z <p>119.243.164.178: /* 戦国時代 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;蔵入地&#039;&#039;&#039;(くらいりち)は、戦国時代から江戸時代における領地区分の一つである。[[大名]]もしくは[[武家政権|政権]]、[[幕府]]の直轄地のことである。[[所領]]のうち、家臣へ与える[[知行地]]に対するもの。蔵入地には、[[代官]]を派遣して直接支配を行い、[[年貢]]・[[諸役]]などの徴収にあたった。<br /> <br /> ==概要==<br /> ===戦国時代===<br /> 戦国時代における蔵入地は、[[戦国大名]]が自己の[[所領]]のうち、家臣へ与える[[知行地]]に対して[[代官]]を派遣して直接支配を行って[[年貢]]・[[諸役]]などの徴収にあたった直轄地を指す。[[豊臣政権]]([[太閤蔵入地]])・[[江戸幕府]]([[天領]])及びその[[諸藩]]にも引き継がれていった。<br /> <br /> 戦国大名の蔵入地は[[朝廷]]や[[室町幕府]]においても用いられた&#039;&#039;&#039;[[御料所]]&#039;&#039;&#039;(ごりょうしょ)とも呼ばれ、主に本拠地の周辺部や新規に獲得した占領地に設定される事が多かった。蔵入地からの収入は大名家の財政を運営するための財源となった他、[[兵糧米]]や下級家臣への[[禄|禄米]]に充てる財源としても重要な役割を果たした。また、[[米穀]]や特産物、[[鉱山]]、[[山林]]などの確保や交通。商品流通の要地を抑える役割も果たした。[[織田信長]]が[[足利義昭]]からの[[管領]]就任要請を断って代わりに[[大津市|大津]]・[[草津市|草津]]・[[堺市|堺]]の支配権を得て、ここを蔵入地化したのは有名な話である。<br /> <br /> ===豊臣時代===<br /> [[豊臣政権]]の蔵入地は&#039;&#039;&#039;太閤蔵入地&#039;&#039;&#039;(たいこうくらいれち)とも呼ばれ、[[織田政権]]が残した蔵入地を継承しつつも全国平定の過程で更に拡充を続けた。また、諸大名の不祥事などを口実に領内の要地を没収して蔵入地に編入する事も行われた。[[慶長]]3年([[1598年]])の統計によれば、全国1860万石のうち198万石が蔵入地とされており、最盛期で[[畿内]]及び[[北九州地区|北九州]]を中心に220万石を越えていた(蔵入地の減少は直臣などを大名に取り立てたりすることで生じる)。代官には秀吉直臣上がりの大名や吏僚をはじめ、豪商や僧侶、服属した大名やその家臣を任命するケースが多かった。大名が代官の場合は「大名預地型」、吏僚や僧侶・豪商などの非大名が代官の場合には「吏僚代官型」と呼ばれている。[[豊臣家]]の私的な所領と言うよりも、豊臣政権が持つ国有地の意味合いが強く、[[関ヶ原の戦い]]で勝利し政権の主導権を握った徳川家康により、多くの太閤蔵入地は東軍についた諸大名へ豊臣政権からの[[恩賞]]として分配された。<br /> <br /> ===江戸時代===<br /> {{main|天領}}<br /> 江戸幕府の蔵入地は、[[明治]]以後には天皇直轄地に編入されたことから&#039;&#039;&#039;[[天領]]&#039;&#039;&#039;(てんりょう)とも呼ばれ、[[徳川家康]]が豊臣政権によって[[関東地方]]に移封されたときに設定した約100万石を元にしている。その後、[[関ヶ原の戦い]]以後の大名の改易などによって次々と直轄化を推進した。更に[[検地]]励行や[[新田開発]]もその拡大に拍車をかけた。[[享保]]年間には全国約3000万石のうち、750万石が蔵入地であった(ただし、[[旗本]][[知行所]]300万石も含めているため、実質は450万石程度と推定されている)。江戸幕府蔵入地および一部の旗本知行所には幕府から[[奉行]]・代官が送られて支配を行った。<br /> <br /> 同義語には天領の他、&#039;&#039;&#039;支配所&#039;&#039;&#039;や&#039;&#039;&#039;公儀料&#039;&#039;&#039;などがある。<br /> <br /> なお、諸藩においても自己の財政運営のために同様の蔵入地を設置していた。<br /> <br /> {{豊臣政権}}<br /> {{Japanese-history-stub|くらいりち}}<br /> <br /> {{デフォルトソート:くらいりち}}<br /> [[Category:織豊政権の政策制度]]<br /> [[Category:日本の土地制度史]]</div> 119.243.164.178 大塩平八郎 2018-07-29T00:53:46Z <p>119.243.164.178: /* 飢饉対策 */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2016年3月}}<br /> {{基礎情報 武士<br /> | 氏名 = 大塩平八郎<br /> | 画像 = Oshio Heihachiro.jpg<br /> | 画像サイズ = 250px<br /> | 画像説明 = 大塩平八郎像([[菊池容斎]]作、[[大阪城]]天守閣蔵)<br /> | 時代 = <br /> | 生誕 = [[寛政]]5年[[1月22日 (旧暦)|1月22日]]([[1793年]][[3月4日]])<br /> | 死没 = [[天保]]8年[[3月27日 (旧暦)|3月27日]]([[1837年]][[5月1日]])<br /> | 改名 = <br /> | 別名 = 正高、後素&lt;br/&gt;[[仮名 (通称)|通称]]:平八郎&lt;br/&gt;号:中斎<br /> | 諡号 = <br /> | 神号 = <br /> | 戒名 = <br /> | 霊名 = <br /> | 墓所 = <br /> | 官位 = <br /> | 幕府 = [[江戸幕府]]:大坂町奉行組与力<br /> | 主君 = <br /> | 藩 = <br /> | 氏族 = <br /> | 父母 = 父:[[大塩敬高|大塩平八郎敬高]]<br /> | 兄弟 = <br /> | 妻 = 妾:ゆう / ひろ(茶屋大黒屋和市の娘)<br /> | 子 = 養子:&#039;&#039;&#039;[[大塩格之助|格之助]]&#039;&#039;&#039;<br /> | 特記事項 = <br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;大塩 平八郎&#039;&#039;&#039;(おおしお へいはちろう)は、[[江戸時代]]後期の[[儒学者]]、[[大坂町奉行]]組[[与力]]。[[大塩平八郎の乱]]を起こした。<br /> <br /> [[仮名 (通称)|通称]]は平八郎、[[諱]]は正高、のち後素(こうそ)。[[字]]は子起。号は中斎。[[家紋]]は揚羽。大塩家は代々、大坂東町奉行組与力であり、平八郎は初代の[[大塩成一|大塩六兵衛成一]]から数えて8代目にあたる。[[大阪|大坂]][[天満]]の生まれ。かつては平八郎が養子で[[阿波国]]の生まれとする説も存在したが、乱に関する幕府評定所の吟味書の記述などから、養子である可能性は否定されている。平八郎の実の祖父・政之丞が阿波国[[脇町]]の出身で、与力大塩氏に養子に入ったことから、この祖父と混同されたと考えられる。<br /> <br /> == 生涯 ==<br /> === 大坂町奉行組与力 ===<br /> 奉行所時代は、狷介ながら汚職を嫌う正義漢として不正を次々と暴いた。特に、組違いの同僚である[[大坂町奉行|西町奉行]]与力・弓削新左衛門の汚職事件では内部告発を行い、その辣腕ぶりは市民の尊敬を集めた。腐敗した奉行所内では大塩を憎む者も少なからずいたが、上司の東町奉行・[[高井実徳]]の応援があればこそ活躍できた。この一件と、[[隠れキリシタン#潜伏キリシタン|切支丹]]摘発、[[破戒]]僧の摘発を大塩自ら三大功績として扱っている。切支丹の摘発は[[京都町奉行]]所との連携で行われ、また腐敗役人糾弾と破戒僧摘発は京都町奉行所や[[奈良奉行]]所、[[堺奉行]]所など上方の諸役所にも波及し、上方の腐敗は一旦は一掃された。<br /> <br /> === 陽明学者 ===<br /> [[文政]]13年([[1830年]])の高井の転勤とともに与力を辞し、養子の大塩格之助に跡目を譲った。学問は[[陽明学]]をほぼ独学で学び、[[知行合一]]、[[致良知]]、[[万物一体の仁]]を信じて隠居後は学業に専念し、与力在任時に自宅に開いていた私塾・洗心洞で子弟を指導した。江戸の陽明学者・[[佐藤一斎]]とは面会したことはないが、頻繁に書簡を交わした。大塩の存命時は[[寛政異学の禁]]の影響が続いており、[[朱子学]]がもてはやされたため、もともと狷介人である大塩は朱子学者からの不毛な論戦に時間を取られることを避けて、来客にはほとんど面会せず、送られてきた書簡への返信もしなかった。<br /> <br /> === 飢饉対策 ===<br /> [[天保の大飢饉]]は、全国的には[[天保]]4年(1833年)秋から同5年(1834年)夏にかけてと天保7年(1836年)秋から同8年(1837年)夏にかけてが特にひどかった。<br /> <br /> 前者の際には、大坂西町奉行の[[矢部定謙]]が大塩を顧問のごとく遇し、また矢部の配下に[[内山彦次郎]]のような経済の専門家が揃っていたため、無事切り抜けた。<br /> <br /> しかし後者の際には、矢部は勘定奉行に栄転しており、大坂東町奉行の[[跡部良弼]]は幕府への機嫌取りのために大坂から江戸へ強制的に廻米し、また豪商が米を買い占めたため米価が高騰した。大坂の民衆が飢餓に喘いでいることに心を痛め、跡部に対して、蔵米(幕府が年貢として収納し、保管する換金前の米)を民に与えることや、豪商に買い占めを止めさせるなど、米価安定のためのさまざまな献策を行った。しかし全く聞き入れられなかったため、豪商・[[鴻池善右衛門#9代 幸実|鴻池幸実]]に対して「貧困に苦しむ者たちに米を買い与えるため、自分と門人の[[禄|禄米]]を担保に1万両を貸してほしい」と持ちかけたという。幸実が跡部に相談した結果「断れ」と命令されたため、これも実現しなかったとされる。内山彦次郎は、跡部の指揮の下で江戸強制回米の実務を主導した。跡部は江戸への回米を徹底するため、京から5[[升]]1[[斗]]程度の米を買いに下る者をさえ召し捕えるほどであったため、京の都は餓死者で溢れた。自ずと流民は大坂に流れ込み、大坂市中の治安は悪化した。儒学は孝と忠を重んじるが、儒者たる大塩が認めた『檄文』からは、大塩が朝廷への忠を念頭に、主君たる幕府への諫言を行う意図が明らかに読み取れる。このスタンスは、陽明学徒の主たる特徴である。<br /> <br /> === 乱とその後 ===<br /> 蜂起の前年の天保7年([[1836年]])秋、米価高などの影響で同年8月に[[甲斐国]]で発生した「[[天保騒動]](郡内騒動)」、[[三河国]][[挙母藩]]の「加茂一揆」などの大騒動が各地で発生し、[[東北地方|奥羽地方]]で10万人の死者が出る中、大塩は9月にはすでに、飢饉に伴って生じるであろう[[打ちこわし]]の鎮圧のためと称して、与力同心の門人に砲術を中心とする軍事訓練を開始していた。<br /> <br /> 跡部良弼に対する献策が却下された後、天保8年([[1837年]])2月に入って、蔵書を処分するなどして私財をなげうった救済活動を行うが、もはや武装蜂起によって奉行らを討ち、豪商を焼き討ちして灸をすえる以外に根本的解決は望めないと考え、天保8年2月19日(1837年[[3月25日]])に門人、民衆と共に蜂起する(&#039;&#039;&#039;[[大塩平八郎の乱]]&#039;&#039;&#039;)。しかし、同心の門人数人の密告によって事前に大坂町奉行所の知るところとなったこともあって、蜂起当日に鎮圧された。<br /> <br /> 大塩は戦場から離れた後、跡部の暗殺を志してか、[[淀川]]に船を浮かべて日が暮れるまで大坂東町奉行所の様子を伺った。その後、[[四ツ橋]]のあたりで長刀を川に投げ捨て、[[河内国]]を経て[[大和国]]に逃亡した。数日後、再び大坂に舞い戻って[[下船場]]の[[靱]]油掛町の商家美吉屋五郎兵衛宅の裏庭の隠居宅に潜伏した。1か月余りの後、美吉屋の女中がいつも2人分の食事が余分にあるのを不審に思い、大坂城代([[下総国]][[古河藩]]主)[[土井利位]]の摂津平野郷[[陣屋]]に密告したことで幕府方に発覚し、役人に囲まれる中、養子の格之助と共に短刀と火薬を用いて自決した。享年45。<br /> <br /> == 人物・逸話 ==<br /> *「友人になりたいと思った相手に対して、なんらかの邪心を抱いているならば、親しくすべきではない」との言葉から、極めて厳格な人間性が伺われる。<br /> * 非常に短気で、[[頼山陽]]からは「小陽明」とその学識ぶりを称賛される一方で、「君に祈る。刀を善(ぬぐ)い、時に之を蔵せよ」とその直情的な性格を忠告された。また、大坂西町奉行・[[矢部定謙]]宅に招かれて食事中に幕政の腐敗に怒ったあまり、本来なら歯が立たないほどの硬い魚([[カナガシラ]])の頭を噛み砕いてしまったことがある。<br /> * [[近藤重蔵]]が大坂[[御弓奉行]]を勤めていた時に会ったことがあり、互いに「畳の上では死ねない人」という印象を抱いた。<br /> * 講義は厳格そのもので、門人たちは緊張のあまり大塩の目が見られなかったという。<br /> * ストイックな生活を送り、夕方には就寝、午前2時に起床と天体観測、[[潔斎]]と武芸の後朝食、午前5時には門弟を集めて講義、その後出勤というサイクルであった。<br /> * 自他共に厳しく、神経の張り詰めた生活を送り、10日余りも眠ることが出来なかった時があったという。<br /> <br /> === 生存説 ===<br /> 大塩平八郎の乱が鎮圧され、1か月後に潜伏先を探り当てられて大塩が養子格之助とともに自害した際、火薬を用いて燃え盛る小屋で短刀を用いて自決し、死体が焼けるようにしたために、小屋から引き出された父子の遺体は本人と識別できない状態になっていた。このため「大塩はまだ生きており、国内あるいは海外に逃亡した」という風説が天下の各地で流れた。また、大塩を騙って打ちこわしを予告した捨て文によって、身の危険を案じた大坂町奉行が市中巡察を中止したり、また同年に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[モリソン号]]が日本沿岸に侵入していたことと絡めて「大塩と黒船が江戸を襲撃する」という説も流れた。これらに加え、大塩一党の遺体の磔刑をすぐに行わなかったことが噂に拍車をかけた。<br /> <br /> 幕府の吟味は、乱の関係者が数百人に上ることに加え、未曾有の大事件であったため、大坂町奉行所と江戸の評定所の2段階の吟味となり、1年以上の長期にわたることとなった。事件の大きさからすれば吟味が遅延したとはいえないが、天下の注目を集めただけに、町人出身の京の老儒[[猪飼敬所]]のように、なかなか仕置が定まらないことに不審を持つ者も多かった。<br /> <br /> 仕置は翌年に言い渡され、大塩以下、主だった者たちの磔が大坂南郊の飛田刑場において行われた。竹上万太郎を除き、塩漬けにされて人相も明らかでない遺体が十数体磔にされるという異様な風景で、さらに生存説に拍車をかけることとなってしまった。ただし、大塩の友人で乱鎮圧の立役者となった坂本鉉之助は、市中引き回しとなった大塩の遺体を見た知人の話として、確かに大塩の面影があったと[[松浦清|松浦静山]]に述べている。<br /> <br /> == 追悼碑・墓 ==<br /> 大塩父子の終焉地近傍の[[大阪市]][[西区 (大阪市)|西区]]靱本町1丁目18番12号([[天理教]]飾大分教会の敷地内)に、追悼碑がある。碑文にもある通り、終焉地である油掛町の美吉屋の跡は、この碑がある道路の一本北の道に北面していた。<br /> <br /> 平八郎と格之助の墓は大阪市[[北区 (大阪市)|北区]]の[[成正寺 (大阪市)|成正寺]]にある。[[大阪大空襲|戦災]]で破損した墓を[[1957年]]に復元したものであり、まだ新しい。<br /> &lt;gallery&gt;<br /> 画像:大塩平八郎終焉の地碑.JPG|大塩終焉地の碑([[大阪市]][[西区 (大阪市)|西区]])<br /> File:Jyoshoji (Kita, Osaka) oshio.jpg|平八郎と格之助の墓<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> <br /> == 著書 ==<br /> いずれも乱の直後に大坂町奉行所によって[[禁書]]とされ、売買を固く禁じられた。現在の出版状況については「[[#関連文献|関連文献]]」節を参照。<br /> *『洗心洞箚記』<br /> *: 大塩の代表作。読書録の形式で陽明学を説いた書。<br /> *: [[長州藩]]の[[吉田松陰]]はこの著作を「取りて観ることを可となす」と評価し、また[[薩摩藩]]の[[西郷隆盛]]も禁書となったこの著作を所蔵していた。<br /> *『儒門空虚聚語』<br /> *: 仏教特有の概念とされてきた「[[空 (仏教)|空]]」「虚」が仏教伝来以前の儒教の聖賢の経書に現れていることを実例を挙げて証明した書。陽明学は「知行合一」で実践を重んじることから、朱子学派や仏教徒などから禅の影響が強いと批判されがちであった。<br /> * 『増補孝経彙注』<br /> *:『[[孝経]]』についての先賢の注釈をまとめた書。大塩は儒教の概念の根本は親への孝であると説いた。<br /> *『古本大学刮目』<br /> *: [[朱子学]]提唱者の[[朱熹]]は経書である『[[大学 (書物)|大学]]』の字句を自説に従うよう修正してしまい、朱子学の興隆とともに修正後の『(新本)大学』が広く出回るようになってしまったため、本来の形の『古本大学』に陽明学者として注釈を加えた著作。出版のための準備が進行していたが、乱により禁書となった。明治維新後、門人の田結荘千里によって出版された。<br /> *: この著作の序文は頼山陽に依頼したが、間もなく他界したために頓挫し、のち[[佐藤一斎]]に依頼して断られる。また、[[津藩]]儒の[[斉藤拙堂]]に依頼し、原稿が寄せられたものの、拙堂は朱子学者の立場で書いたため、著作の意義が損なわれるとして大塩は採用しなかった。序文は最終的には、大塩本人が天保3年6月に書いた自序のみが掲載された。<br /> &lt;!--以下、雑多な内容が箇条書きされているためコメントアウト、関係者等は[[大塩平八郎の乱]]の項目に書くべき内容ではないか?<br /> ==家族==<br /> *大塩ゆう<br /> **平八郎の妾。曽根崎新地の茶屋大黒屋和市の娘。ただし平八郎に正妻はおらず、ゆうが実質的な正妻であった。平八郎に嫁ぐにあたり、高弟の橋本忠兵衛の義妹となる。乱当時は大塩や橋本の画策で、[[中山寺 (宝塚市)|中山寺]]参詣のため、みね、いく、弓太郎とともに摂津国伊丹町の紙屋幸五郎宅に退避していた。乱後、ゆうとみねに自決を勧めに来た橋本忠兵衛をも一行に加えて逃亡。京で京都町奉行所の役人に捕らえられた。幕府の吟味書によれば、ゆうやみねたちは、乱については事前に何も知らされていなかったという。翌年に牢死。判決は「存命ならば遠島」とされた。<br /> *大塩格之助<br /> **平八郎の養子。東組与力で大塩家の西隣に屋敷を構えた西田家の出身。平八郎の門弟として初読から洗心洞で学んだ。乱では先鋒、本隊、殿軍の三隊のうち先鋒を指揮した。乱後、最後まで大塩に付き従い、大塩とともに自決した。乱当時には平八郎に代わって与力大塩家の当主であったことから、幕府からは平八郎とともに乱の首謀者として糾弾され、遺体を磔刑とされた。<br /> *大塩みね<br /> **格之助の妾。橋本忠兵衛の長女。弓太郎の実母。乱当時は大塩や橋本の画策で、[[中山寺 (宝塚市)|中山寺]]参詣を口実に摂津国伊丹町の紙屋幸五郎宅に退避していた。乱後はゆうや橋本忠兵衛らと逃亡。京で捕縛され、大坂町奉行所に身柄を引き渡された直後に死亡した。吟味前に死亡したため、仕置は申し渡されていない。<br /> *今川弓太郎<br /> **みねの長男。乱当時はゆうやいくとともに摂津国伊丹町の紙屋幸五郎宅に退避していた。乱後の幕府の仕置書では、平八郎とみねの不義密通の子とされた。大塩氏は今川氏の支流であり、乱で用いた大筒の砲台には乱の首謀者たちの名に並んで「今川弓太郎」の名が平八郎によって書かれていたため、乱後の幕府の仕置書では、大塩でなく今川の苗字が用いられた。仕置は「首謀者の実子につき大坂永牢」とされた。<br /> *宮脇いく<br /> **平八郎の年下の叔父宮脇志摩の次女。大塩家に引き取られて養育された。乱当時はゆうやいくとともに摂津国伊丹町の紙屋幸五郎宅に退避していた。ゆうやみねらとともに逃亡し、京で捕縛されたが、大塩家への縁組は奉行所に届けられておらず、宮脇志摩の実娘として裁かれた。仕置では姉や妹と同様「構い無し」とされた。<br /> *宮脇志摩<br /> **平八郎の実の祖父政之丞と、政之丞の後妻の清との間に生まれた叔父。平八郎の4歳下。摂津国島下郡吹田村の牛頭天王社の神職宮脇家の婿養子となる。一統に加盟するも、密告によって企てが露見し蜂起が早まったため、村人を糾合して進軍したときには大坂の町は煙が多くて進めず、本隊と合流できなかった。その後、大塩捜索のための役人の訪問を自分の捕縛のためと誤解した志摩は切腹したが死に切れず、錯乱状態となり、身重の妻の理加を突き倒して昏倒させ、姑を切り殺して逃亡した。翌日、死んで溜池に浮かんでいるところを発見された。仕置では塩漬け死体を磔とされた。いくを含む三人の娘は構い無しとされたが、身重の妻が志摩の死後に産んだ末子を含め、三人の息子は他の磔刑に処せられた者たちの男児と同様、一定の年齢に達した段階で遠島とされた。<br /> *大塩政之丞<br /> **平八郎の実父方の実祖父、宮脇志摩の実父。平八郎の両親は幼少時に他界したため、父親代わりとして平八郎を育てた。政之丞は阿波藩[[蜂須賀氏]]筆頭家老稲田氏の家臣の出自で、稲田氏が治める阿波国脇町で出生した。のち、大坂の与力大塩家に養子として入り、大坂東町奉行組与力として出仕した。文政元年、大塩が26歳の時に死去。<br /> *大塩清<br /> **政之丞の後妻、平八郎の養祖母、宮脇志摩の実母。乱時には既に他界。平八郎は政之丞の先妻の孫のため、血縁関係はない。大塩邸の隣家の東組与力西田家の出身。早くに両親を失った平八郎の母親代わりとなった。平八郎は儒学でも孝の概念を重要視したが、実の両親や実の祖父政之丞よりも清に対する孝心が篤かったらしく、平八郎が建てた墓碑の中で清のものが飛びぬけて大きい。清の他界の直後、清の実家西田家から格之助が養子として入った。<br /> *大塩平八郎敬高<br /> **乱の首謀者大塩平八郎後素の実父。寛政11年5月11日、後素が7歳のとき、後素の実父である敬高は死去した。この年の9月20日、後素の実母である敬高の妻(俗名不詳、大坂東町奉行組与力大西駒蔵の娘)が後を追った。このため、祖父母が後素の両親代わりをつとめた。<br /> *大西駒蔵<br /> **平八郎後素の外祖父、後素の実母及び大西与五郎の姉弟の実父。長く与力として諸御用調役に就き、東町奉行所の最古参格であった。文政11年、大塩が36歳の時に死去。<br /> *大塩波右衛門正勝<br /> **大塩家の初代波右衛門義勝の嫡流である大塩宗家の当主、[[御三家]][[尾張藩]]徳川氏の家臣(知行200石)。大塩平八郎は隠居直後の文政13年に尾張宗家を訪問し、念願の「徳川家康公直々に賜った弓」の拝謁を果たした。この旅では、友人の[[頼山陽]]から『送大塩子起適尾張序』を贈られている。尾張宗家では歓迎を受け、平八郎は弓蔵などの修繕費用を出した。<br /> <br /> ==上役==<br /> *[[高井実徳]]<br /> **大塩が切支丹や破戒僧の摘発、奸吏糾弾などの功績を挙げた際に上役の大坂東町奉行として指揮した。高井が病気による退任願いを受理された時、大塩もまた38才という若さで隠居した。のち旗本の役職である[[御三卿]][[田安家]][[家老]]に抜擢された。乱時には既に他界。<br /> *[[内藤矩佳]]<br /> **高井の相役として長く大坂西町奉行を勤めた。高井実徳の就任当初には、大塩は組違いの奉行である内藤の方を支持していたらしい逸話がある。かつては御用金を納めるほど羽振りがよかった大坂の町人が零落して家が潰れそうになったところ、大塩は大坂東町奉行就任直後の高井でなく内藤に掛け合い、忠孝の道を説いてこの町人を没落から救った。大塩は内藤が継母に孝行を尽くしていることを称えた後、商人が御用金に応じるのは、公儀と主従関係に準じた関係を結び、いざというときに公儀に商人自身の零落を防いでもらうためだとし、この商人を救わねば誰も御用金に応じなくなり、公儀の資金繰りが悪化するとした。そして、大塩の自説である「忠心は親への孝心が元になる」という論理で、内藤こそがこの商人の零落を救い得る人物だと説き伏せたものである。のち公事方勘定奉行に栄転し、大塩の乱の吟味を評定所の構成員として担当することになった。<br /> *[[新見正路]]<br /> **大塩隠居の前後に大坂西町奉行であった。大塩の支援もあって大川浚えを成功させ、西ノ丸御側御用取次見習に栄転した。学問に造詣が深く、蔵書家としても知られる。文政13年、大塩は頼山陽の『日本外史』を新見に譲渡すべく気安く山陽にかけあったために、一時的に大塩と山陽との関係がこじれた。書籍渉猟や大川浚えの費用確保のため、大塩や瀬田藤四郎の仲介で鴻池から1000両の調達金を確保したことで恩義を感じ、後々も大塩らに目をかけた。その一例として、大塩が昌平黌儒者の古賀侗庵らと論争をした際には、大塩に江戸出府時の寄宿先として自邸の提供を申し出たことが挙げられる。<br /> *[[太田資始]]<br /> **遠江国掛川藩主。大阪城代在任時に大塩と交流があったらしく、京都所司代に移っていた天保4年には大塩から著作『洗心洞箚記』を献呈された。乱発生時には西ノ丸老中であった。のち老中となり、天保の改革では穏健派として水野忠邦と対立した。<br /> *[[矢部定謙]]<br /> **大塩の隠居後に大坂西町奉行に就き、大塩を顧問として遇した。天保4年の飢饉では米価引き下げに活躍し、名奉行としての名声を得た。乱の前年に勝手方勘定奉行に栄転したが、この年の飢饉で米価引き下げが上手くいかなかったことを大塩は誤解したらしく、大塩が乱の直前に老中宛で送った建議書では奸物として糾弾された。乱後は、親しい友人である江川英龍が建議書を入手したことから大塩の建議書の内容をわきまえていたのはほぼ確実であるにもかかわらず、老中の水野忠邦などに対立して徹底して大塩擁護に回った。そのためか、勘定奉行として職務上目立った失態がないにもかかわらず[[西ノ丸留守居]]に左遷された。<br /> *[[跡部良弼]]<br /> **乱発生時の大坂東町奉行。老中水野忠邦の実弟。先任の相役であった矢部定謙からは引継ぎの際に、有能ながら気難しい与力隠居である大塩の扱いに注意するよう忠告されたが聞く耳を持たず、飢饉に際して大塩の献言を一切受け付けずに京大坂を大混乱に陥れたことが乱の発生に繋がったとされる。幕府評定所からの褒賞からは外れたものの、乱発生の責任は一切問われず、天保の改革時はおろか実兄水野忠邦の失脚以後も顕職を歴任した。<br /> *[[堀利堅]]<br /> **乱発生時の大坂西町奉行。幕府儒官の林大学頭述斎の娘婿。乱の発生は大坂への着任の直後で、乱の発生日は新任奉行の恒例行事である市中巡見の予定であった。<br /> *[[土井利位]]<br /> **下総国古河藩主。乱発生時の大坂城代。大坂城防備の中心として幕府勢を指揮した。乱後には大塩父子の潜伏場所を突き止め、家老の[[鷹見泉石]]が捕り手を指揮した。のち京都所司代を経て老中に就任し、天保の改革では水野忠邦と対立した。<br /> *[[遠藤胤統]]<br /> **近江国三上藩主、定府大名。乱発生時の大坂玉造口定番。坂本鉉之助や本多為助らの上役。乱の折には相役の京橋口定番が大坂に未着任であったため兼任していた。大坂町奉行所に坂本や本多らを増援に出し、乱鎮圧に繋げた。のち若年寄に栄転。<br /> *[[大久保忠真]]<br /> **相模国小田原藩主。乱発生時の老中首座、勝手掛老中。清廉で老練な老中として、後に天保の改革の担い手となる多くの逸材を抜擢した。しかし、政敵である水野忠邦や[[脇坂安董]]らの妨害によって改革は遅々として進まず、乱直後に病死した。大塩が乱の直前に老中宛に送った建議書では、京都所司代在任時に不正無尽を行ったとして糾弾されている。<br /> *[[水野忠邦]]<br /> **遠江国浜松藩主。乱発生時の勝手掛老中。跡部良弼の実兄。但馬国出石藩の御家騒動である[[仙石騒動]]を担当老中として上手く裁定したとして、担当[[寺社奉行]]であった脇坂安董とともに将軍[[徳川家斉]]に目をかけられていたため、乱発生時には実権は大久保忠真でなく水野が握っていたとも言われる。大塩が乱の直前に老中宛に送った建議書では、京都所司代在任時に不正無尽を行ったとして糾弾している。<br /> <br /> ==同僚==<br /> *瀬田藤四郎<br /> **大坂東町奉行組与力。済之助の養父。瀬田家の屋敷は大塩邸と裏手で接していた。大塩とは特に懇意の同僚であったが、乱の数年前に[[中風]]で半身不随となっていた。乱に用いる大筒を知人から借り受けるために手紙を書くなど、乱に積極的に加担した。乱後、養子瀬田済之助の妻子とともに親類の茨田郡次を頼って大和国に潜伏したが捕縛され、まもなく獄死した。吟味前に死亡したらしく、幕府評定所の仕置には名前がない。<br /> *弓削新左衛門<br /> **大坂西町奉行組与力。手下の八尾屋新蔵などを使って大坂城代などの不正無尽を手配するなどして取り入り、汚職の限りを尽くした。弓削は大坂西町奉行の内藤矩佳が栄転のために江戸に出府することから見送りのために大坂を離れ、その隙に、大塩によって手下たちを捕縛された。そうとも知らずに大坂に帰還した弓削は、親戚たちによって詰め腹を切らされたという。弓削家は取り潰しを免れたが3000両が没収され、大塩の指揮の下、貧民に施された。<br /> *大西与五郎<br /> **大塩平八郎の実母方の叔父。大坂東町奉行組与力。乱に誘われたが不参加。叔父甥の関係ながら大塩とは5歳しか離れておらず、しかも与五郎は嫡子ではなく兄の死によって出仕したことで奉行所への出仕も平八郎の方が早かったため、大塩に日常的に侮られていたのが原因とされる。乱発生時の朝、奉行の跡部良弼から「大塩を説得せよ、不首尾なら刺し違えて死ね」と命じられたが、既に大塩勢は蜂起していて説得は不可能であったため、西宮に逃亡した。仕置では、大塩の企てを事前に聞かされていたにもかかわらず単なる大言壮語と解釈して取り合わず、奉行所に訴え出ずにいたことを咎められて、三宅島に遠島に処された。<br /> *西田青太夫<br /> **大坂東町奉行組与力。格之助の兄。西田家の屋敷は大塩家の西隣であった。乱には加担しなかった。当時の大坂の医師による見聞録『浮世の有様』によれば、大塩父子の自殺の直後に奉行の跡部良弼から謹慎を命ぜられた。ただし跡部は、西田が大塩勢と距離を置いていたと見ていたらしく「すぐに謹慎は解けるから早まったことをせぬように」との言葉をかけたと記されている。<br /> *[[内山彦次郎]]<br /> **大坂西町奉行組与力。経済や財政の実務家として高い能力を持ち、名奉行の矢部定謙を度々唸らせるほどであり、天保4-5年度には飢饉対策の実務を主導的に行った。しかし、乱の直前には手柄にはやって跡部良弼の命に盲従し、天下の米価高騰の原因となる江戸強制廻米の実務を主導したため、大塩から敵視された。乱発生時には大坂を離れて備前岡山で囲い米取締りの指導をしていたために難を逃れた。大塩父子の自殺の際、配下の同心たちや大坂城代の軍勢とともに包囲網に加わった。後に[[新選組]]の[[芹沢鴨]]らが大坂で力士と騒動を起こした際には担当与力となり、新撰組の恫喝に屈しなかったため、米価高騰の一件に対する天誅との理由で暗殺された。<br /> *朝岡助之丞<br /> **大坂東町奉行組与力。江戸強制廻米の実務では内山彦次郎とともにことに当たった。朝岡邸は大塩邸から道を挟んだ向かいにあり、市中巡見の折には奉行の跡部と堀が朝岡邸に立ち寄って休憩する予定であったため、大塩はそこに大筒や棒火矢などで攻撃して両奉行を暗殺し、奉行所が大混乱に陥っている最中に大坂市中や近隣農村の豪商豪農中の奸物を懲らす計画であった。<br /> <br /> ==師匠・交友==<br /> *[[篠崎三島]]<br /> **儒学者、徂徠学者。大坂の私塾梅花社塾の主人。[[篠崎小竹]]の養父。[[頼春水]]や[[尾藤二洲]]、[[片山北海]]らと交友した。大塩の初読の師として知られ、三島の葬儀で大塩は「饅頭印紙五十」及び「菓子一袋」を供えた。<br /> *柴田勘兵衛<br /> **大坂玉造口定番与力。大塩の佐分利流槍術の師。大塩は与力として摂津国西宮町の勤番として出た折、姫路の宝蔵院流師範と試合をしてよい成績をおさめた。これを柴田に手紙で報告したところ、柴田が他流試合を厳しく叱ったため、大塩が平謝りに謝った手紙が今に伝わっている。乱では柴田は同僚の坂本鉉之助や本多為助らと同様に大坂東町奉行所に派遣され、大塩らと対峙した。しかし、跡部良弼が強引に無用の長物である百目筒を柴田に持たせたため、柴田は乱の鎮圧に貢献できなかった。<br /> *[[頼山陽]]<br /> **大塩との交友を通じて、いくつかの漢詩を残している。乱の5年前に死去。[[広島藩]]を脱藩して主君や父の朱子学者[[頼春水]]に背き、また漢詩の師匠[[菅茶山]]のもとを出奔するなどしたため、詩文の名声とは裏腹に存命時には不忠不孝の代名詞のように評された。そのためか乱の後には、山陽は生前に大塩と乱について共謀していたと噂された。<br /> *[[篠崎小竹]]<br /> **頼山陽の親友。大坂の私塾梅花社塾を養父[[篠崎三島]]から受け継いだ儒者。三島は大塩の初読の師であり、小竹も大塩と親しく交流した。小竹の養父三島と、山陽の父頼春水は友人関係にあった。<br /> *[[林述斎]]<br /> **幕府儒官、大学頭。大塩は現役与力の頃に林家が大坂表で不正無尽を企てていることを知り、門弟の富農たちと諮って一千両の調達金を貸与した。大塩は隠居後に一度江戸に出て対面し、幕政の粛正に関して大いに和するところがあったらしく、乱の直前に老中に宛てた幕政改革の建議書では宛先を述斎にして、改革の確実な履行を監督してもらえるよう希望していた。<br /> *[[佐藤一斎]]<br /> **[[天保]]年間頃には大塩とともに数少ない陽明学者。しかし狷介な大塩は一斎との直接の面談を避け、書簡で交流した。大塩と交流していた時期は林述斎の私塾塾長であった。その立場から、表向きは朱子学を教え、これはという人物に陽明学を教えるという指導法を取り、「陽朱陰王(表では朱熹の学問を教え、蔭では王陽明の学問を説く)」と呼ばれた。<br /> *[[近藤重蔵]]<br /> **蝦夷地の探検家。書物奉行から大阪弓奉行に左遷された際に大塩と交流した。生きたすっぽんを土産に大塩の元を訪れ、大塩にさばかせて胆力を試したという逸話がある。重蔵の息子[[近藤富蔵]]は大塩の仲介で佐分利流槍術の柴田勘兵衛に入門した。江戸帰府後、富蔵が起こした殺人事件で監督責任を問われて大名預かりとなり、そのまま死去した。富蔵は八丈島に流された。<br /> *[[岡田半江]]<br /> **絵師、[[岡田米山人]]の子。大塩の旧友であるとともに、頼山陽とも親しく、山陽が天保3年の秋に死去した時には半江は第一に大塩にその報を知らせた。乱で天満橋北詰にあった隠宅は延焼し、父米山人の遺品の多くを失ったと推測されている。京の[[猪飼敬所]]が伊勢国の平松楽斎に送った手紙によれば、乱への連座を疑われて入牢したという。これがきっかけで住吉に移住し、「住吉真景図巻」などの作品を残した。<br /> *[[大蔵永常]]<br /> **[[豊後国]]日田出身の農学者。大坂で出版活動をしていた頃に大塩と交流した。永常の妻は大塩の紹介によって知り合った。幕府の勘定方役人主導による伊豆諸島開拓計画で、大蔵が大塩を推薦しようとした消息を伝える書簡が今に伝わっている。<br /> *[[猪飼敬所]]<br /> **京の[[折衷学]]派の老儒者。猪飼は頼山陽と懇意であったが、山陽が存命中には大塩と猪飼の交流はなかった。その後、[[津藩]]士の内に幾人かの共通の知友ができた縁で交流が始まった。しかし、猪飼には誤字脱字を見れば朱で修正せねば気が済まない点竄癖があり、過去にも人から借りた貴重書に朱を加えたために貸し手から受け取りを拒絶されるというような問題を起こしていた。大塩も自著を頼みもしないのに添削されたことに腹を立て、公刊書で逆に猪飼を批判するという挙に出て関係が悪化した。<br /> *[[間重新]]<br /> **天文学者、蘭学者。号は確斎。[[間重富]]の子。シーボルト事件の[[高橋景保]]は[[高橋至時]]の息子で、互いに父親の代からの盟友。父の跡を継いで、大坂在住のまま幕府天文方御用を勤め、天体観測の第一人者と目された。大塩は[[易学]]に基づき、天体観測によって天意を読み取る試みを続けており、天体観測技術を重新から学んだ。また、大塩の公刊書のいくつかの蔵板主となった。佐藤一斎は若い頃の大坂遊学時に父の間重富を頼って屋敷に寄宿していたために親しく、平八郎と佐藤一斎の仲を取り持った。乱の直後にも、佐藤に大坂の混乱状況を知らせる書簡を出している。乱の翌年、いまだ幕府評定所で大塩らの処罰が定まらない時期に病死した。<br /> *坂本鉉之助<br /> **大坂玉造口定番与力。砲術家[[坂本天山]]の実子で、本家に当たる大坂の坂本家の養子となった。当人も実父の薫陶で砲術に長け、狙撃により乱の鎮圧の立役者となり、功績第一として旗本に取り立てられ、禄米を現米八十石(禄米二百俵あるいは知行二百石相当。禄米は大坂表の御家人では江戸の俵単位とは異なり、現米での石数表示が多い)から二百俵とほぼ据え置きのまま、大坂鉄砲方に就任した(ただし役料は別に七人扶持)。回顧録の『咬菜秘記』で大塩との交流や乱について詳しく記録している。<br /> *本多為助<br /> **大坂玉造口定番与力。乱の鎮圧では坂本鉉之助をよく援護し、大坂定番与力としては異例の譜代御家人に取り立てられた。水戸藩士[[藤田東湖]]の『浪華騒擾記事』は東湖の友人の剣士[[斎藤弥九郎]]の大坂での内偵調査の結果をまとめ、主君[[徳川斉昭]]に上呈したものだが、その内容の大部分は斉藤が本多から聞き取りをした話で占められている。<br /> *[[足代弘訓]]<br /> **伊勢外宮権禰宜、御師。本居派の国学者。大塩が伊勢の内宮外宮の文庫に著書などの書物を奉納する際には仲介の労をとった。交流が始まった頃には既に天保の飢饉の只中で、平八郎に飢饉対策を繰り返し尋ねている。<br /> *[[岡本花亭]]<br /> **江戸の勘定方役人。文化度の朝鮮通信使聘礼に参加して、その才は遠く清国にまで響いた秀才であったが、老中[[水野忠成]]に[[貨幣改鋳]]について諫言したために疎まれ、長く左遷されていた。大塩は与力隠居後の天保4年、いまだ面識のない花亭に著書『洗心洞箚記』を贈って花亭を感激させた。花亭は共通の友人である足代弘訓に、大塩の役人としての能力と清廉さ、そして学識を称え、江戸の勘定方への出仕を望む手紙を出している。<br /> *[[斉藤拙堂]]<br /> **伊勢国津藩士。昌平黌で[[古賀精里]]に学んだ朱子学者。大塩から『古本大学刮目』の序文を求められて寄稿した。[[山田三川]]の『想古録』には、嵐の中の船上でも動じない大塩の胆力についての逸話を拙堂が語ったものが収録されている。<br /> *[[平松楽斎]]<br /> **伊勢国津藩士。儒者。津[[藩校]]有造館の設立に尽力した。[[松浦武四郎]]の儒学の師。大塩とは特に親しく交流し、大塩の養子格之助とみねの祝言の知らせを受けると、新婦に贈物をするほどであった。<br /> *武藤休右衛門<br /> **大坂西町奉行新見正路の老臣。在地代官として新見家知行地の近江国小中村に住していたが、新見が大坂に赴任するのを期に勝手向きの総支配を任された。新見の書籍渉猟や大川浚えの資金を調えるために大塩及び瀬田藤四郎を頼り、その縁で懇意になった。新見家では大塩と瀬田の世話で鴻池から一千両を借りたが、乱の際には既に返済を終えていた。<br /> *[[桑原幾太郎]]<br /> **御三家水戸藩士、[[藤田東湖]]の妹婿。東湖らと[[徳川斉昭]]の藩主擁立に尽力して腹心となった。大塩が佐藤一斎を介して斉昭に著書を上呈したことがきっかけで、水戸藩京都藩邸にいた桑原は大塩と接触し、交流した。<br /> <br /> ==門弟==<br /> ===高弟===<br /> *宇津木静区<br /> **[[彦根藩]]家老宇津木泰交の同父異母弟、同じく幕末時の家老[[岡本黄石]]の同父同母兄。洗心洞に寄宿し陽明学を学んだが、挙兵には否定的であったため、乱の当日の早朝に大井正一郎によって斬殺された。<br /> *湯川民太郎<br /> **斎藤拙堂の門人として[[朱子学]]を学んでいたが、[[足代弘訓]]の紹介で大塩に入門し、宇津木静区と交代で洗心洞塾の塾長を勤めた。乱の直前に脱出し、宇津木を救出しようとして果たせず、母の実家紀伊国新宮近郊に逃亡した。その経緯は岡本黄石に向けて書いた『周章録』に詳しく記している。乱後は江戸[[昌平黌]]で再び朱子学を学び、後に、父が医師として仕えた紀州藩附家老新宮水野家に出仕し、水野家の学校で督学を勤めた。<br /> *松本乾知<br /> **松浦誠之や但馬守約と同じく大坂で開業する医師の息子。乱以前に流行り病で死去した。大塩は将来を嘱望しており、その死を深く歎き悲しんだ。実弟の隣太夫はいまだ元服前の少年ながら乱に参加した。<br /> *松浦誠之<br /> **松本乾知や但馬守約と同じく大坂で開業する医師の息子。乱後の大坂町奉行所の吟味書によれば、松浦誠之は大塩に檄文を見せられて乱への参加をそれとなく勧められたが、内容の過激さのために本気とは思えず、取り合わなかったという。乱後捕縛され、大塩の企てを届け出なかったことを咎められて長く入牢し、牢死した。<br /> *但馬守約<br /> **のち[[田結荘千里]]を名乗る。松本乾知や松浦誠之と同じく大坂で開業する医師の息子。乱後の大坂町奉行所の吟味書によれば、松浦が大塩に乱への参加をそれとなく勧められたが取り合わなかったためか、大塩は松浦と親しい但馬守約には話を持ちかけさえしなかった。乱後、松浦と同じく捕縛されたが、大塩の企てを知らなかったものと認められ、九死に一生を得て出牢した。のち砲術家となり、更に幕末から明治にかけて実業家として活躍した。<br /> *林良斎<br /> **讃岐国[[多度津藩]]家老隠居。藩は藩士の他家との交流を厳しく制限していて、林良斎は大坂の大塩と一、二度行き来した以外は主に文通により交流していたため、乱については蚊帳の外だった。乱後には、但馬国の[[池田草庵]]や京の[[春日潜庵]]、安芸国の[[吉村秋陽]]らと主に文通によって交流し、陽明学の興隆に努めた。<br /> ===武士・神職===<br /> *瀬田済之助<br /> **大坂東町奉行組与力。東組与力寺西家の出身で、同組与力瀬田藤四郎の養子となり、与力となった。乱では本隊及び総軍の将大塩平八郎、先鋒の将大塩格之助とともに、殿軍を指揮した。乱の当日未明には小泉淵次郎とともに奉行所に泊番で、密告者により乱を察知した奉行の手勢に追われるが、逃げ切って大塩邸の仲間に事が露見したことを知らせた。乱の後には大塩父子らと行動をともにしたが、途中ではぐれ、村人に追い詰められて信貴山麓で縊死した。遺骸塩漬けの上、磔刑。<br /> *小泉淵次郎<br /> **大坂東町奉行組与力。[[大和郡山藩]]士青木氏の出身で、東組与力小泉氏の養子となり、与力となった。一統に加盟。乱の当日未明には瀬田済之助とともに奉行所に泊番で、密告者により乱を察知した奉行の手勢により斬殺された。遺骸塩漬けの上、磔刑。<br /> *大井正一郎<br /> **大坂玉造口定番与力大井伝次兵衛の嫡男。父の同僚である坂本鉉之助や本多為助の紹介で洗心洞に入門。特に為助は正一郎の槍術の師匠であったが、伝次兵衛の頼みで正一郎に説教をしたところ、その晩には意趣返しで為助の屋敷の瓦をすべて打ち砕くほどの乱暴者であった。蜂起の朝、大塩の高弟宇津木静区を斬殺した。乱では先鋒に入り大塩格之助の指揮を受けた。乱後は能登国にまで逃亡したが、金に困り京に舞い戻ったところを捕縛され、江戸で大名預かりとなり、病死した。遺骸塩漬けの上、磔刑。乱後、親から事前に勘当されていたこととされ、無宿正一郎として裁かれた。<br /> *竹上万太郎<br /> **大坂弓奉行組同心。大塩の最古参の門人の一人で、乱の血判にも加盟し、乱の当日に火縄銃を持参して大塩邸に駆けつけたが、計画が奉行所側に発覚したことが分かり口実を作って逃亡した。磔刑に処せられた十数人の中で、唯一生きながらに刑に処された。<br /> *渡辺良左衛門<br /> **大坂東町奉行組同心。乱に参加。敗残後、大塩父子に従った最後の一人。河内国五条宮で大塩の介錯により切腹した。遺骸塩漬けの上、磔刑。<br /> *庄司義左衛門<br /> **大坂東町奉行組同心。乱に参加。乱戦時に大筒の操作を誤って右手と両目を負傷し、逃亡時に大塩一行とはぐれ、大和国で捕縛された。牢死し、遺骸塩漬けの上、磔刑。<br /> *近藤梶五郎<br /> **大坂東町奉行組同心。乱に参加。奉行所勢により壊乱させられた後、大塩一行と合流できず、幾日か経って自宅の焼け跡で切腹して果てた。遺骸塩漬けの上、磔刑。<br /> *平山助次郎<br /> **大坂東町奉行組同心。奉行所や町人の不正を監視する町目付の役に就いていたため、一統に加盟するも離反。奉行跡部良弼の命で、乱の前日に矢部定謙に知らせるため江戸に出立。大名預かりとなり、乱の翌年、評定所による吟味がなされる中、監視役の目を盗んで短刀で自殺した。裁定では「磔刑のところ、密訴により、譜代取立ての上小普請入り」とされた。平山には嫡子がおり、譜代御家人となった平山家を継いだ。<br /> *吉見九郎右衛門<br /> **大坂東町奉行組同心。一統に加盟するも離反。九郎右衛門は密訴状で「大塩平八郎は息子格之助の許婚みねとの不義密通で今川弓太郎を産ませた」とし、「平八郎は『弓太郎のために奮起する』と九郎右衛門に語った」とも記している。これが幕府評定所の仕置書における「平八郎とみねの不義密通」の糾弾につながった。裁定では「磔刑のところ、密訴により、譜代取立ての上小普請入り」とされた。<br /> *吉見英太郎<br /> **吉見九郎右衛門の息子。洗心洞に寄宿。蜂起に合わせて配布する予定の檄文を河合八十次郎と共に版木から刷った。九郎右衛門の指示で密かに配布予定の檄文を一枚盗み、八十次郎と共に乱の当日未明に洗心洞を脱走し、実家に戻る。九郎右衛門の密訴状とあわせて大坂西町奉行所に訴え、その功で褒賞を受けた。後に父の吉見九郎右衛門とともに江戸に出、後に跡目を継いで譜代御家人となった。<br /> *河合郷左衛門<br /> **大坂東町奉行組同心見習。一統に加盟するも、乱以前に出奔。最後まで行方不明。<br /> *河合八十次郎<br /> **河合郷左衛門の息子。洗心洞に寄宿。吉見英太郎とともに洗心洞を脱走、大坂西町奉行所に訴え、その功で褒賞を受けた。乱参加者の与力同心の家は全て取り潰しになったため、その穴埋めのためもあって、八十次郎は祖父が当主をつとめる河合家本家とは別に、河合家の分家当主として出仕した。吉見英太郎との待遇の違いは、河合家の場合には郷左衛門が役所に訴え出ずに出奔したためである。<br /> *安田図書<br /> **伊勢外宮御師。乱の前年の天保7年に足代弘訓の紹介により洗心洞に入門。しかし、既に大塩は砲術の鍛錬等に時間を割かれて洗心洞の面倒を見る暇はなくなっていた。乱への参加も持ちかけられなかったが、寄宿していたために大井正一郎による宇津木静区暗殺では見張り役として関与させられ、そのまま否応なく乱に従軍することになった。大塩が大筒を操作する隙を見て逃げ出したが、すぐに大坂町奉行所に捕縛され、江戸送りで大名預かりとなり、そのまま病死した。仕置では「存命ならば中追放」とされた。<br /> <br /> ===農民・町人===<br /> *橋本忠兵衛<br /> **摂津国東成郡般若寺村庄屋。ゆうの義兄、みねの実父。最古参格の門人。[[ホオズキ]]栽培を広く手がけて財を成した。乱に参加して敗走した後、大塩家のゆうとみねに自殺を勧めるよう大塩に言いつけられたが果たせず、ともに逃亡して京で捕縛された。牢死し、遺骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *白井孝右衛門<br /> **河内国守口町の質商古手屋の隠居。乱に参加。乱の翌日に伏見で捕縛され牢死し、遺骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。平八郎がしばしば出講した孝右衛門の隠居部屋を含む屋敷は、白井家が取り潰しになっても守口町の者たちが金を出し合って維持し、遠島とされた息子が明治維新によって帰還した際に引き渡された。隠居部屋は後には大塩書院と呼ばれ、子孫によって近年まで保存されていた。<br /> *茨田郡次<br /> **河内国門真三番村の富農。東組与力瀬田家の遠縁。乱に参加。中風で半身不随の瀬田藤四郎や、乱に参加した瀬田済之助の妻子らが頼ってきたため、彼らを大和国の知人宅に送り出したあと領主の役所に自首し、牢死した。骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *深尾才次郎<br /> **河内国尊延寺村の富農。村人を引き連れて大塩の軍勢に合流する手筈になっていたが、密告によって蜂起が半日早まったために果たせなかった。のち大和国初瀬で大井正一郎と偶然出会い、ともに能登国に逃亡した。手持ちの金が尽きて大井を京の知人宅に送ったが、領主加賀藩の役人の捜索が厳しく自殺した。骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *柏岡源右衛門<br /> **摂津国東成郡般若寺村年寄。乱の当日、橋本忠兵衛が庄屋をつとめる般若寺村の村民たちを引き連れて大塩勢に合流した。乱後、同門の高橋九右衛門とともに[[高野山]]にあった旦那寺を頼って逃亡したが、乱の報が山上にも届き、金銭を渡されて追われた。般若寺村は大坂城代役知に含まれていたため、領主である大坂城代土井氏の摂津国平野郷陣屋に自首した。牢死し、骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *柏岡伝七<br /> **摂津国東成郡般若寺村百姓代。檄文の配布を任されたが、乱の当日朝、離反者の発生で浮き足立った雰囲気の大塩邸を出て一人になったところで後悔し、自宅で思い悩んでいるところを捕縛された。牢死し、骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *高橋九右衛門<br /> **河内国門真三番村の富農。乱に参加し、壊乱後は柏岡源右衛門とともに高野山に逃亡した。下山させられた後、門真三番村もまた般若寺村と同じく大坂城代役知に含まれていたため、源右衛門とは事前に立ち分かれて平野郷陣屋に自首した。牢死し、骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *木村司馬之助<br /> **摂津国東成郡猪飼野村の富農。木村氏本家当主とともに大塩の門人となったが、本家は乱には及び腰で、軍資金の寄附のみ行った。司馬之助は乱に参加し、のち捕縛されて牢死した。骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。吟味では司馬之助は木村本家の乱への関与を隠し通したため、本家には累が及ばなかった。司馬之助の男子は縁座により遠島となったが、本家はこの男子に目をかけて世話をした。<br /> *横山文哉<br /> **摂津国東成郡森小路村の医師。姑(妻の母)は横山の世話で大塩邸で長く針子をつとめていた。乱に参加し、捕縛されて牢死した。遺骸は塩漬けにされ、磔刑とされた。<br /> *西村履三郎<br /> **河内志紀郡弓削村の富農。乱に参加した後、姉の夫の伝手を頼り、伊勢国や陸奥国仙台の黄檗宗寺院を訪れた後、江戸に入って病死した。幕府が磔刑相当とした大塩以下20人の中で、唯一天命を全うした男である。幕府役人の追及が及んだ時には既に埋葬されて死体が腐乱していたため塩漬けにできず、磔刑相当ながら墳墓破壊に処せられた。<br /> *柴屋長太夫<br /> **摂津国兵庫西出町の町人。兵庫から大坂天満の洗心洞まで通って受講した。大塩の蔵書の多くは長太夫が支弁した。乱の直前に大塩に呼ばれたが参加は要請されず、資金供出を求められて否応なく応じた。判決では、「科料十貫文のところ数日入牢につき宥免」とされた。<br /> *額田善右衛門<br /> **摂津国伊丹町の馬借。大塩が伊丹の酒造家たちに招かれて出講した折、額田は隠れて盗み聞きしているところを大塩に見つかり、特別に末席での受講を許されるようになった。乱では檄文の配布を任されたが、乱の当日朝、離反者の発生で浮き足立った雰囲気の大塩邸を出て、一人になったところで後悔し、自殺した。<br /> *美吉屋五郎兵衛<br /> **大坂油掛町の染物商。大塩の祖父政之丞の遠縁。大塩から正直さを愛され、乱の蜂起で大塩一統が掲げた旗は五郎兵衛が全て染めた。乱の数日後、大坂町奉行所の取り調べにより五郎兵衛が町預かりとなったが、その当日に逃亡していた大塩父子が現れたため、店の裏手にある隠宅にかくまった。五郎兵衛は妻とともに江戸に呼ばれて評定所の吟味を受けたが、夫婦ともに病死した。<br /> <br /> ==その他の関係者==<br /> *[[徳川家斉]]<br /> **乱発生時の将軍。乱は天保の飢饉の結果として発生したが、[[御側御用取次]]たちは正直に飢饉の様相を家斉に伝えれば加増等の褒賞を返上せねばならなくなるため、飢饉をはじめ天下に起こる諸問題をごく些細なことのごとく報告していた。このため、飢饉の最中、乱発生の年に多額の出費を要する将軍代替わりが行われるという異常事態になった。大塩の乱の家斉への報告については、御側御用取次が同じように隠そうとしたとも、あるいは老中水野忠邦が実弟跡部良弼をかばって隠そうとするのを御側御用取次が連座責任を恐れて伝えたとも言われる。大塩がその蜂起の意思表明として各地に配った檄文は、西ノ丸への隠居直前に御側御用取次を通じて呈されたことが[[松浦静山]]の『甲子夜話』に書かれている。<br /> *[[徳川斉昭]]<br /> **[[御三家]][[水戸藩]]主。水戸藩では斉昭と[[戸田忠太夫]]、[[藤田東湖]]ら主従の活躍で、幕府や諸藩に先駆けて藩政改革を実施していたことから、大塩は畏敬の念を抱いた。大塩は水戸藩に招かれて儒学を講じていた佐藤一斎に依頼して斉昭に著書を献呈したことで、水戸藩との関係ができた。天保の飢饉では水戸藩も困窮し、水戸藩では一斎を介して大塩に水戸藩への廻米を周旋してくれるよう頼んだという。第一便は届いたが乱が発生したため、後便は乱に流用されたのではないかとの噂が流れたという。<br /> *[[鷹見泉石]]<br /> **下総国古河藩家老、蘭学者。主君の土井利位が大坂城代に就いたため、補佐役として大坂に赴任。乱の一月余り後、古河藩の飛地陣屋がある摂津国平野郷から大塩父子潜伏の情報が入り、鷹見は城代屋敷にあって捕縛の軍勢を指揮した。その動向及び内山彦次郎との確執については『鷹見泉石日記』に記されている。なお、この日記では、蘭学仲間である間重新とともに乱の当日から幾日かの分が執筆者本人によって切り取られ破棄されている。これは、大塩への同情か、あるいは水野忠邦の実弟である跡部良弼への批判が書かれていたためと推測される。<br /> *[[松浦静山]]<br /> **肥前国平戸藩主隠居。随筆『甲子夜話』の著者。『甲子夜話三篇』で大塩の乱について盛んに情報収集した結果がまとめられている。静山自身は朱子学を奉じており、民を救うために乱を起こした陽明学者大塩平八郎の行動を是としなかった。静山は、乱鎮圧の立役者坂本鉉之助の実父で砲術家の[[坂本天山]]を平戸に招いていたことがあり、天山は鉉之助を同行していた。鉉之助はその恩義に報いるため、論功行賞で旗本に取り立てられた際の御目見のための江戸出府で、恩人の静山と面談した。<br /> *[[江川英龍]]<br /> **天領伊豆国韮山代官。大塩が老中宛飛脚便で送った建議書は、大坂町奉行所の手配により届け先に送られる以前に差し戻しとなった。この荷が帰路に江川の支配地内で盗難に遭ったことから偶然入手、建議書全文を代官所役人総出で密かに書き写した。建議書では徳川斉昭及び大学頭林述斎の監視のもとで幕政改革を進めて欲しいという内容であったため、江川は友人の御三家水戸藩士藤田東湖を通じて斉昭に写しを呈しようとしたが、乱の共謀を疑われることを嫌った水戸藩の側では一旦拒絶した。大塩父子の自殺後に斉昭は東湖を通じて建議書写しの入手を催促するが、幕閣では老中首座の大久保忠真が死に、水野忠邦の権力が増大していたため、機を逸したとして江川は拒否した。<br /> *[[斎藤弥九郎]]<br /> **剣士。江川英龍や藤田東湖とは[[岡田吉利|岡田十松]]の道場「撃剣館」の同門。乱当時は韮山代官所の江戸役所で手代として働いており、江川の指図で大坂に密偵として入り、江戸ではつかみ難い大坂表の情報を持ち帰った。大坂町奉行の跡部良弼は自らの不始末で乱を起こしてしまったため、処罰を恐れて情報を秘匿し、江戸表には公式には跡部に都合のいいように捻じ曲げられた情報しか入ってこず、根拠の薄弱な噂ばかりが飛び交って、誰もが疑心暗鬼に陥っていた。<br /> *[[藤田東湖]]<br /> **御三家水戸藩士。藩主徳川斉昭の腹心。乱後、江川英龍から大塩の建議書の写しの提供を持ちかけられたが、江川がその内容も見せずに答えを求めたため、後難を恐れて拒絶した。しかし、主君徳川斉昭は乱に強い興味を持っており、友人の斎藤弥九郎に大坂の情勢を詳しく聞いて『浪華騒擾記事』をまとめ、斉昭に呈した。<br /> *[[渡辺崋山]]<br /> **三河国田原藩士。蘭学者。儒学を佐藤一斎や[[松崎慊堂]]に学んだ。大塩との交流の有無は不明。[[蛮社の獄]]では崋山が大塩の手紙が公儀に発見されなかったことを安堵する文章を残しているが、これは殖産興業の技術者として招聘していた大蔵永常から譲渡された手紙である可能性がある。<br /> *[[古賀侗庵]]<br /> **幕府昌平黌儒者、朱子学者。[[古賀精里]]の三男、[[古賀穀堂]]の弟。大塩の友人の中では精里門下の篠崎小竹や斉藤拙堂らと親しく、乱の3年前の天保5年、彼らの伝手で、手紙によって大塩に接触を試みた。しかし大塩は、幕政改革が進まぬ原因の一端は昌平黌にあると思い定めていて、攻撃的、侮蔑的な返信を送ったために話がこじれた。更に大塩は自説をまとめた小冊子を送り、老中への回覧を願ったため、幕閣では大塩を江戸に召喚して釈明させようという動きにまで発展した(従来は、このやりとりに関する手紙が幕府への再仕官の働きかけにまつわるものと誤解されていた)。この動きの中で新見正路は大塩を支援する側に回り、佐藤一斎は朱子学派と陽明学派の対立を嫌い、逆に火消しに奔走した。<br /> *[[山田三川]]<br /> **伊勢国津藩士の出で、乱発生時には江戸で遊学していた。『三川雑記』では江戸でも大塩びいきの噂が飛び交っていることを書きとめ、また『想古録』では大塩の人柄について伝え聞いた人物評を収録している。<br /> *[[川路聖謨]]<br /> **乱当時は[[勘定吟味役]]。矢部定謙や岡本花亭、江川英龍、[[羽倉簡堂]]、藤田東湖らと親しかった。乱発生の第一報が江戸に届いた際は林述斎から伝え聞き「大塩は陽明学派の儒者だから乱など起こすはずがない。たとえ実際に起こしたとしても、狂人の所業だから大したことはない」と感想を述べた。いよいよ乱の発生が確かで、跡部良弼は殺されたとの噂が江戸に流れてくると、跡部の実兄の老中水野忠邦に対して「大塩は浪人であり、白昼に自宅を焼いて蜂起した以上は大したことはできないはずだ」と言って水野を安心させた。この経緯は川路の『遊芸園随筆』に記されている。なお川路は、[[仙石騒動]]で寺社奉行吟味物調役として実務を担当したことが出世のきっかけとなり、担当老中であった水野や担当寺社奉行であった[[脇坂安董]]とは懇意であった。その一方で大久保忠真とも懇意で、病床にある大久保に大塩の乱の報が伝わって心労を増やさないようにとの配慮から、大久保の家臣たちに口留めの働きかけもしている。川路のこの働きかけは間に合わず、既に大久保の耳に入っていた。<br /> --&gt;<br /> == 関連書籍 ==<br /> === 大塩の著作(明治以降出版) ===<br /> 大塩の主著の概略は「[[#著書|著書]]」節を参照。<br /> *『洗心洞詩文』船井政太郎刊(1879年)<br /> *戴聖・[[王守仁]]著、大塩編『古本大学旁註』鉄華書院(1896年)<br /> *『通俗洗心洞箚記』内外出版協会(1913年)<br /> *『大塩中斎先生天保救民告文』大塩中斉先生九十年記念会(1926年)<br /> *[[山田準]]訳『洗心洞箚記』岩波文庫(1940年)<br /> *『[[日本の名著]]27 大塩中斎』中央公論社(1978年)、新版・中公バックス<br /> *『日本教育思想大系11 大塩中斎』日本図書センター(1979年)<br /> *『[[日本思想大系]]46 佐藤一斎・大塩中斎』岩波書店(1980年)<br /> * [[吉田公平]]訳『洗心洞箚記―大塩平八郎の読書ノート』たちばな出版〈上下〉(1998年)<br /> <br /> === 学術雑誌 ===<br /> *『大塩研究』大塩事件研究会<br /> *: 年数回発行。<br /> <br /> === 研究書 ===<br /> * 森田康夫『大塩平八郎と陽明学』 日本史研究叢刊:和泉書院 <br /> * 相蘇一弘『大塩平八郎書簡の研究』清文堂出版<br /> *: 発見された大塩の書簡全てを網羅し、個別に読み下し及び詳細な解説を付す。現在までで最も詳細かつ正確な年表が収載。<br /> * 大塩事件研究会編『大塩平八郎の総合研究』和泉書院<br /> *: 大塩個人の事績や乱、周辺人物、時代背景などに関する論文12編を収載。<br /> <br /> === 伝記 ===<br /> * [[幸田成友]]『大塩平八郎』中公文庫、「著作集」中央公論社<br /> *: 現在に至るまで大塩平八郎研究の基礎となる著作。<br /> * 叢書・日本の思想家38『大塩中斎・佐久間象山』(1981年)<br /> * [[宮城公子]]『大塩平八郎』朝日選書、増補版ぺりかん社<br /> <br /> == 大塩平八郎を題材とした作品 ==<br /> === 小説 ===<br /> * [[森鴎外]]『大塩平八郎』<br /> * [[阿部牧郎]]『大坂炎上 大塩平八郎「洗心洞」異聞』徳間文庫ほか<br /> * [[菊池道人]]『大塩平八郎起つ』廣済堂出版<br /> * [[渡辺一雄 (作家)|渡辺一雄]]『「乱」大塩平八郎』廣済堂出版<br /> * [[長尾剛]]『大塩平八郎構造改革に玉砕した男』ベストセラーズ<br /> これら以外にも多数の小説がある。<br /> <br /> === 漫画 ===<br /> * [[ながいのりあき]]作画『[[その時歴史が動いた (漫画)|その時歴史が動いた コミック版]] 改革者編』ホーム社<br /> * [[みなもと太郎]]『[[風雲児たち]]』第14巻 リイド社<br /> * [[伊賀まき]]原作、[[伊賀和洋]]作画『大塩平八郎』 小池書院<br /> * [[八潮路つとむ]]脚本、[[西崎泰正]]作画『檄 大塩平八郎の道』上・下  リイド社<br /> <br /> === 浪曲 ===<br /> *浪曲師[[真山隼人]] 『ああ大塩平八郎』 (山下辰三・作、西脇功・音楽)<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> *[[大塩平八郎の乱]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> {{Commonscat|Ōshio Heihachirō}}<br /> *[[森鴎外]]作{{青空文庫|000129|2298|新字旧仮名|大塩平八郎}}<br /> <br /> {{Normdaten}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:おおしお へいはちろう}}<br /> [[Category:江戸幕府幕臣]]<br /> [[Category:江戸時代の儒学者]]<br /> [[Category:陽明学者]]<br /> [[Category:19世紀の学者]]<br /> [[Category:革命家]]<br /> [[Category:今川氏]]<br /> [[Category:摂津国の人物]]<br /> [[Category:自殺した人物]]<br /> [[Category:1793年生]]<br /> [[Category:1837年没]]</div> 119.243.164.178 電車線・列車線 2018-07-21T03:03:05Z <p>119.243.164.178: /* 東日本旅客鉄道 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;電車線&#039;&#039;&#039;(でんしゃせん)・&#039;&#039;&#039;列車線&#039;&#039;&#039;(れっしゃせん)とは、[[日本国有鉄道]](国鉄)と[[JR]]路線の[[複々線]]区間における線路区分の名称である。<br /> <br /> * &#039;&#039;&#039;電車線&#039;&#039;&#039; - 主に近距離の[[快速列車|快速]]や[[各駅停車]]の系統(&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;)が走行する線路<br /> * &#039;&#039;&#039;列車線&#039;&#039;&#039; - 主に長距離の[[特別急行列車|特急]]や[[急行列車|急行]]、中距離の快速・[[普通列車]]、[[貨物列車]]などの系統(&#039;&#039;&#039;[[列車]]&#039;&#039;&#039;)が走行する線路<br /> <br /> == 経緯 ==<br /> かつての国鉄では、[[東京]]と[[大阪]]周辺の近距離列車は[[鉄道の電化|電化区間]]のみを走行していたため&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;で運転されていた。それに対し、長距離[[旅客列車]]は&#039;&#039;&#039;[[客車]]&#039;&#039;&#039;を、貨物列車は距離に関係なく&#039;&#039;&#039;[[貨車]]&#039;&#039;&#039;を用い、それぞれ[[蒸気機関車]]ないし[[電気機関車]]が牽引するかたちで運転されていた。結果として、複々線区間において各系統が走行する線路が電車線、列車線と呼称されるようになった。<br /> <br /> 現在、「電車線・列車線」という呼称は、[[JR]]において、主に[[運転指令所|運行管理者の指令]]や[[ダイヤグラム|ダイヤ]]作成担当者の列車設定時など、運転業務で使用されている。JR以外の[[私鉄]]では、複々線区間は「電車線・列車線」ではなく、「[[緩行線]]・[[急行線]]」と分類する場合が多い。<br /> <br /> JRでも、近年では主要路線の電化が進み、運行距離を問わず電車で運転されているため、旅客案内上はこのような区別はほとんどされない。僅かに残る例として、[[東京圏輸送管理システム|ATOS]]の案内(いわゆるかつての[[国電]]・[[E電]]区間)では、近距離電車に対しては「電車がまいります」など「電車」と案内し、それ以外では「列車」と案内している。<br /> <br /> [[千葉駅]]では、[[1974年]]に同駅に乗り入れる路線が全線電化され、[[1987年]]に国鉄が民営化された後も、戦前からの「電車区間」である[[中央・総武緩行線]]専用ホームの1・2番線案内板には主要な行先の他に「(電車)」との表示が残っていた。<br /> <br /> 以下、[[鉄道車両]]としての「[[電車]]」と、列車系統([[運行系統|運転系統]])における「電車」の違いに留意されたい。<br /> <br /> == 運行形態 ==<br /> ほとんどの路線では、[[各駅停車]]が電車線、速達列車が列車線を走行する[[緩急分離]]の運行形態となっている。<br /> <br /> ただし、電車線・列車線という区分は列車系統による分類であり、本質的には緩急分離ではない。一例を挙げると、[[東海道本線]]の列車線である[[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]と電車線である[[京浜東北線]]がある。京浜東北線には各駅停車を基準に速達種別の快速が、東海道線も普通列車を基準に快速アクティーがそれぞれ設定されているが、それらの間に相関があるわけではない。[[新橋駅]]には列車線である東海道線列車が停車するが、電車線である京浜東北線[[京浜東北線#快速運転|快速電車は通過]]する。この場合、使われている車両は両線共に電車である。<br /> <br /> これに対して緩急分離複々線の場合は、緩行線を走行する各駅停車に対し、急行線を走行する快速列車が各駅停車の速達種別として設定されている。<br /> <br /> === 列車種別の呼称 ===<br /> ==== 電車の「各駅停車」と列車の「普通」 ====<br /> 運行区間の全駅に停車する列車に対して、電車線では「各駅停車」、列車線では「普通」([[普通列車]])または「快速」と案内される。これは、電車線が原則全ての駅に[[プラットホーム|ホーム]]が設置されているのに対し、列車線は一部駅のみにホームが設置されているため、事実上、快速運転となるためである。<br /> <br /> ==== 「快速“電車”」と「快速“列車”」 ====<br /> 線区によっては、電車線でも[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形]]電車を使用した「快速(&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;)」が運転されている。一例として、東海道本線では電車線の京浜東北線において「快速」が設定されている。列車線の東海道本線でも、「[[東海道線 (JR東日本)#快速「アクティー」|快速アクティー]]」や、一部の[[常磐快速線#快速電車|常磐線「快速(&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;)」]]・「普通(&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;)」(「&#039;&#039;&#039;快速&#039;&#039;&#039;」と案内される)・「[[特別快速#常磐線|特別快速(&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;)]]」が運行され、快速電車と快速列車が混在している状況である。<br /> <br /> かつての常磐快速線や中央線快速では、「快速(電車)」より「普通(列車)」のほうが停車駅が少ないという逆転現象が見られた。<br /> <br /> ==== 関西地区の場合 ====<br /> 国鉄時代には電車線に「急行」と称して、現在の「快速」に相当する速達列車が運行されていた。「[[急行列車#急行電車(急電)|急行&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;]]」、略して「急電」と呼ばれ、料金を徴収する「[[急行列車|急行&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;]]」とは異なるサービスであった。<br /> [[阪和線]]には特急料金不要の「[[特別急行列車#特急電車|特急&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;]]」も設定されていた。<br /> <br /> しかし、[[153系電車]]が急行列車に投入されるようになると、紛らわしいことから、1958年10月のダイヤ改正で阪和線や京阪神地区の「急行(電車)」が「快速(電車)」に改称された。これに伴い、京阪神地区では中距離の「普通(列車)」と近距離の「急行(電車)」が統合され、快速運転区間は「快速」、各駅に停車する区間は「普通」と案内されるようになった。<br /> <br /> ただし、[[JR西日本221系電車|221系]]登場以前には「快速」・「普通」ともに種別が表示できず行先のみを表示していた。221系以降に製造された車両では、快速運転区間は「快速」(黒地にオレンジ)、各駅停車区間は「普通」(黒地に白)と表示されている。<br /> &lt;!--<br /> <br /> ==== 私鉄の場合 ====<br /> * [[東武鉄道]]([[東武東上線|東上線]]を除く)<br /> : かつては「急行&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;」とは別に料金不要の「急行&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;」を運行していたが、のちに「快速」と名を変えて「急行」と「準急」&lt;ref&gt;[[東武伊勢崎線|伊勢崎線]]の「準急」とは、「準急行&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;」の意味である。&lt;/ref&gt;の間に位置された。これも電車・列車の区別の名残であるが、2006年3月18日のダイヤ改正で急行は「特急」に格上げされるとともに、新たに料金不要の「急行」が快速とは別に設定された([[急行列車#私鉄の急行列車|こちら]]を参照)。<br /> <br /> * [[小田急電鉄]]<br /> : JR[[御殿場線]]直通の[[小田急ロマンスカー|ロマンスカー]]「[[あさぎり (列車)|あさぎり]]」は、もともと「急行&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;」(小田急内では「連絡急行」)として料金不要の「急行&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;」とは別に運行されていたものであったが、1991年3月16日のダイヤ改正で「特急」に格上げされた。<br /> <br /> * [[京成電鉄]]<br /> : 料金徴収の「[[特別急行列車#私鉄の特別急行列車|特急&#039;&#039;&#039;列車&#039;&#039;&#039;]]」と料金不要の「[[特別急行列車#料金不要の「特急」|特急&#039;&#039;&#039;電車&#039;&#039;&#039;]]」が混在する形となっているが、同社では「特急」とは後者を指し、前者については「[[スカイライナー]]」(列車種別扱い)&lt;ref&gt;ただし、[[成田国際空港|成田空港]]開港以前は「特急」名義で運行されていた(「[[スカイライナー#AE形電車登場以降]]」を参照)。&lt;/ref&gt;などと呼ぶことで区別している。<br /> ※電車線と列車線の話題かどうか<br /> --&gt;<br /> <br /> &lt;!--<br /> ===車両上の区分===<br /> この区分法における近距離電車のことを、私鉄も含めた全般的には「近郊電車」と称するが、国鉄・JRの車両形式カテゴリでは通常、電車線を走行する近距離電車は4扉車の[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]を指し、3扉車の[[近郊形車両|近郊形電車]]は列車線の客車列車置換え用である。<br /> <br /> もともと客車普通列車置換え用には「長距離用電車」として[[国鉄80系電車|80系電車]]や[[国鉄153系電車|153系電車]]のような形態の車両を投入していたが、[[首都圏 (日本)|首都圏]]や[[京阪神]]地区での利用客の大幅増により、クローズデッキ2扉車では対応しきれなくなり、3扉車の[[国鉄70系電車|70系電車]]や[[国鉄113系電車#111系|111系電車]]を順次投入していった。153系電車が「急行形」と呼ばれるようになったのはこの後で、それまでは「中・長距離向け汎用」であった。<br /> <br /> 一般的に、通勤形電車には収容力のある[[鉄道車両の座席#ロングシート(縦座席)|ロングシート]]、近郊形電車は[[鉄道車両の座席#セミクロスシート|セミクロスシート]]が装備されている。[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]では、[[JR東日本E231系電車|E231系電車]]で初めて通勤形と近郊形の形式上の区別を廃止し&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_8/Tech-no.8-11-17.pdf JR東日本の通勤電車の開発経緯]}} - 東日本旅客鉄道&lt;/ref&gt;、[[一般形車両 (鉄道)|一般形電車]]として形式を統一したが(同時にドア数も4扉に統一)&lt;ref&gt;イカロス出版『E231/E233 Hyper Detail』p.108&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;交友社『鉄道ファン』No.539 p.36&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.403 p.72&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.492 p.33&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.517 p.46&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.547 p.22&lt;/ref&gt;、通勤タイプと近郊タイプとでは装備や仕様が異なっている。<br /> <br /> ※電車線と列車線を基準にして車両区分があるわけではない<br /> --&gt;<br /> <br /> == 電車線と列車線で複々線を構成している路線 ==<br /> === 東日本旅客鉄道 ===<br /> ; [[東海道本線]]:[[東京駅]] - [[横浜駅]]・[[大船駅]]間<br /> : [[京浜東北線]]がこの区間の電車線である。列車線は[[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]または[[東海道本線]]と呼ばれる。東京駅 - [[品川駅]]間では東海道本線の電車線の扱いである[[山手線]]も並走し、東京駅 - 品川駅間では[[横須賀・総武快速線|東京トンネル]]と称される地下新線、[[鶴見駅]] - 大船駅間は旧[[貨物線]]上を走行する[[横須賀線]]も並走しており、横浜駅 - [[戸塚駅]]間は東海道線が速達列車、横須賀線が各駅停車となっている。&lt;ref&gt;なお、横須賀線は品川駅 - 鶴見駅間は東海道本線支線([[品鶴線]])[[武蔵小杉駅]]経由で運転される&lt;/ref&gt;。[[東神奈川駅]] - 横浜駅間の電車線には、[[横浜線]]直通電車も乗り入れる。<br /> ; [[東北本線]]:東京駅 - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]間<br /> : 京浜東北線がこの区間の電車線である。列車線は行先毎に[[上野東京ライン]](&lt;ref&gt;後述の宇都宮・高崎線内または[[上野駅]]発着で&lt;/ref&gt;東京駅から東海道本線列車線へ)・[[宇都宮線]](&lt;ref name=&quot;UT-dep&quot;&gt;東海道本線列車線または東京駅・上野駅発着で&lt;/ref&gt;大宮駅から東北本線[[宇都宮駅]]方面へ)・[[高崎線]](&lt;ref name=&quot;UT-dep&quot; /&gt;大宮駅から東北本線支線である高崎線へ)・[[常磐線]](&lt;ref&gt;東海道本線列車線品川駅または上野駅発着で&lt;/ref&gt;上野駅で分岐し、[[日暮里駅]]から東北本線支線である常磐線へ&lt;ref&gt;2015年3月14日に開業した上野東京ラインには、いわゆる「通勤形電車」である[[JR東日本E231系電車|E231系電車通勤タイプ]]で運用される[[常磐快速線|常磐線]]の快速電車も品川駅まで乗り入れる&lt;/ref&gt;)と呼ばれている。電車線は[[上中里駅]]を経由し、列車線は[[尾久駅]]を経由する。このほかに東京駅 - [[田端駅]]間は東北本線の電車線の扱いである山手線、東京駅‐神田駅間が東北本線の電車線扱いである[[中央本線]]([[中央線快速]])&lt;ref&gt;中央本線電車線並走区間は、中央線、山手・京浜東北線複々線、列車線(上野東京ライン)の4複線&lt;/ref&gt;、また先述の常磐線が上野駅 - 日暮里駅間で使用する複線も並走する。また、上野駅‐尾久駅間は上野駅の発着ホーム階ごとにそれぞれ専用の複線が存在する&lt;ref&gt;上野駅‐日暮里駅間は、山手・京浜東北線複々線、列車線複々線(宇都宮・高崎線)、常磐線の合計5複線&lt;/ref&gt;。また、田端駅 - [[赤羽駅]] - 大宮駅間は貨物線が敷設されており、[[王子駅]] - 赤羽駅 - 大宮駅間は3複線となっている。[[湘南新宿ライン]]は貨物線上を走行する。なお、赤羽駅‐大宮駅間は[[浦和駅]]経由の先述3複線に加え、別線として[[武蔵浦和駅]]経由の電車線があり、こちらは[[埼京線]]と呼ばれている。<br /> &lt;!--中央線・総武線は緩急分離複々線であり、系統分離ではない<br /> ; [[総武本線]]:[[錦糸町駅]] - [[千葉駅]]間<br /> : [[中央・総武緩行線]]がこの区間の電車線である。列車線は[[総武快速線]]と呼ばれる。また、総武快速線には[[貨物列車]]が走行する。電車線は、錦糸町駅から総武線支線を経て、御茶ノ水駅から中央線へ直通する(日中のみ、早朝深夜は御茶ノ水駅で折り返す)。列車線は、快速列車のほか特急列車が走行し、千葉駅から総武本線や外房線を経て成田線、鹿島線、内房線へ直通し、また、錦糸町駅から総武本線を経て東京駅から横須賀線へ直通する。<br /> ; [[中央本線]]:[[御茶ノ水駅]] - [[三鷹駅]]間<br /> : 総武本線同様、中央・総武緩行線がこの区間の電車線である。列車線は[[中央線快速|中央快速線]](正式には中央急行線と呼ぶ)と呼ばれる。また、中央快速線には[[貨物列車]]が走行する。電車線は、御茶ノ水駅から総武線へ直通する(日中のみ、早朝深夜は中央快速線を経て東京駅へ乗り入れる)。列車線は、快速列車のほか特急列車が走行し、快速列車は[[大月駅]]・[[富士急行線]][[河口湖駅]]まで、特急列車は[[甲府駅]]・[[松本駅]]まで直通する。また、新宿(ホームは中央線ホーム)から電車線を経由し総武快速線を経て、[[あずさ (列車)|あずさ]]、土休日には、[[わかしお (列車)|新宿わかしお]]・[[さざなみ (列車)|新宿さざなみ]]、平日には、[[ホームライナー千葉]]が乗り入れる。<br /> --&gt;<br /> <br /> === 西日本旅客鉄道 ===<br /> ; [[東海道本線]]・[[山陽本線]]([[琵琶湖線]]・[[JR京都線]]・[[JR神戸線]]):[[草津駅 (滋賀県)|草津駅]] - [[西明石駅]]間<br /> : [[新長田駅]] - 西明石駅間は線路別複々線で緩急分離を行っており、電車線(南側)は快速・[[京阪神緩行線|普通電車]]が使用し、列車線(北側)は特急や貨物列車のほか[[新快速#京阪神地区|新快速]]が使用する。朝夕時間帯には、列車線にホームのない舞子駅・垂水駅・須磨駅を通過する快速電車も走行する。[[日本の鉄道信号#閉塞信号機|閉塞信号機]]に添装されている[[鉄道標識|番線表示標]]にも違いがあり、電車線は「電○閉」(電車線第○閉塞)・列車線は「列○閉」と書かれており、[[鉄道標識#信号喚呼位置標|信号喚呼位置標]]には電車線用は白い縁取りがある(列車線は標準のものを使用)。「新快速」は「&#039;&#039;&#039;関西急電&#039;&#039;&#039;」を発祥とする「電車」であるが、並行私鉄との競争から「関西急電」時代より、貫通幌の装備&lt;ref&gt;一般に電車は編成を貫通していなかった。これが一般化するのは[[桜木町事故|桜木町電車火災]]の後。&lt;/ref&gt;や本格的2等車の連結など「列車」に準じる装備がなされていた。<br /> : 草津駅 - [[兵庫駅]]間も複々線であるが、こちらは[[複々線#方向別複々線|方向別複々線]](兵庫駅 - 新長田駅間で線路が入れ替わる)となっている。線路の外側(外側線)は列車線の列車が走行し、内側(内側線)は電車線の電車が走行する。ただし、朝夕時間帯は、快速電車が外側線(高槻駅 - 兵庫駅間)を走行するダイヤを組んでいる。また、草津駅 - [[京都駅]]間では、朝ラッシュ時以外は新快速も内側線を走行する。信号機は内外揃えて設置しており、左側(外側線用)は「外○閉」・右側(内側線用)は「内○閉」と書かれており、内側線用の信号喚呼位置標は、内外で閉塞信号機の番号が異なる場合のみ白い縁取りがある(なお外側線は標準)。[[福知山線|JR宝塚線]]の列車は、JR京都線直通の普通電車が内側線、大阪駅発着の列車が外側線を走行し、大阪駅発着の普通は、外側線に面するホームに柵があり、乗降できないようになっている塚本駅は通過する。<br /> : [[1986年]][[10月31日]]までは、ラッシュ時以外の「電車」はすべて電車線を走行し、「列車」が走る列車線とははっきり区別されていた。翌日のダイヤ改正で新快速は「列車線」を走るように分離され、電車線のダイヤの余裕を使って各駅停車の増発が行われた。&lt;!--国鉄時代の草津駅 - 京都駅間の外側・内側線の扱いについて、お分かりの方は教えてください。--&gt;<br /> : 西明石駅まで複々線が延長された当初は、鷹取駅・須磨駅など列車線にホームがない駅に停車する列車に限り、機関車牽引の客車による長距離普通列車でも兵庫駅から電車線を走行する例があった。<br /> <br /> == 特異な例 ==<br /> ; [[常磐線]]:[[綾瀬駅]] - [[取手駅]]間<br /> : 常磐線では、線路は緩急分離だが、種別は系統分離も含むという特異な存在である。<br /> : 常磐線は、1971年(昭和46年)に綾瀬駅 - [[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]間で緩急分離複々線化を実施した(1982年〈昭和57年〉11月15日に取手駅まで延伸)が、取手駅より先、土浦・水戸方面に乗り入れる普通列車も快速線を走行して従来通り上野駅発着での運転が継続された(この当時、快速電車よりも停車駅が少なかった)。<br /> : これは、[[気象庁地磁気観測所|柿岡地磁気観測所]]への影響を最小限に抑える目的で、首都圏60 km圏内([[日暮里駅]]からは約40 km強の地点)で交直切替が行われるという同線独特の事情が絡んでいる。これにより近距離電車が土浦・水戸方面に乗り入れられず、また水戸・土浦方面から都心方面まで利用する乗客が多い点などもあり、同じ緩急分離の[[中央本線]]・[[総武本線]]のように[[電車特定区間]]を境に系統を分離しにくい傾向にある。<br /> : また、[[常磐緩行線|緩行線]]がJR線のみでは都心にアクセスできないため、電車種別である「快速電車」は中・長距離列車とともに[[常磐快速線|快速線]]を通るという形態であり、常磐快速線では線内の輸送力の約2/5弱を普通列車に依存しており、旅客案内上は取手駅以外では両者をほぼ区別していない。このため、乗客もほとんど区別せずに利用している状態にあり、中・長距離利用客からの不満の声がある一方、近距離利用客も普通列車を利用せざるを得ない状況にある上、分かりにくさもあった。<br /> : [[2004年]](平成16年)には、春・秋の2段階に分けて、この矛盾を是正するための種別・停車駅の統一が行われた。まず3月13日には、常磐線快速と普通列車の停車駅の統一([[三河島駅]]・[[南千住駅]]に停車)が行われた。そして10月16日に、[[土浦駅|土浦]]・[[水戸駅|水戸]]方面へ向かう「普通列車」は上野駅 - 取手駅間では「快速」を名乗るようになった。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連記事 ==<br /> * [[急行線]]<br /> * [[貨物線]]<br /> * [[複々線]]<br /> * [[中距離電車]]<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:てんしやせんれつしやせん}}<br /> [[Category:鉄道線路]]<br /> [[Category:鉄道運転業務]]</div> 119.243.164.178 急行線 2018-07-21T02:48:46Z <p>119.243.164.178: /* 小田急電鉄 */</p> <hr /> <div>[[ファイル:Jre chuoline dualline asagaya.jpg|250px|thumb|right|JR東日本中央線の場合は線路別(同じ方向の急行線電車と緩行線電車)]]<br /> [[ファイル:Keihan Electric Railway 012.JPG|250px|thumb|right|京阪本線の場合は外側2線が緩行線]]<br /> &#039;&#039;&#039;急行線&#039;&#039;&#039;(きゅうこうせん)とは、[[鉄道]]の[[複々線]]区間で、主に[[速達列車]]が走る[[線路 (鉄道)|線路]]を指す呼称である。その路線を運行する列車自体を指す場合もある。これに対して、主に[[各駅停車]]が走行する線路は&#039;&#039;&#039;緩行線&#039;&#039;&#039;(かんこうせん)という。<br /> <br /> == 急行線・緩行線敷設路線 ==<br /> === 東日本旅客鉄道(JR東日本) ===<br /> ;[[中央本線|中央線]]([[中央線快速|中央急行線]]、[[中央・総武緩行線]])<br /> :*[[御茶ノ水駅]] - [[三鷹駅]]間(ただし平日は[[中野駅 (東京都)|中野駅]] - 三鷹駅間において快速も各駅に停車)<br /> :*三鷹駅 - [[立川駅]]間(計画中)<br /> ;[[総武本線|総武線]]([[横須賀・総武快速線|総武快速線]]、中央・総武緩行線)<br /> :*[[両国駅]](快速線に駅はなく、実質的には[[錦糸町駅]]) - [[千葉駅]]間<br /> ;[[常磐線]]([[常磐快速線]]、[[常磐緩行線]])<br /> :*[[綾瀬駅]](快速線に駅はなく、実質的には[[北千住駅]]) - [[取手駅]]間<br /> <br /> [[JR]]では「快速線」(かいそくせん)、または「[[電車線・列車線|列車線]]」と呼ぶ場合が多い。<br /> <br /> {{要出典範囲|総武本線と常磐線の急行線はそれぞれ「総武快速線」、「常磐快速線」が正式名称である。一方、中央本線の正式名称は「[[中央線快速|中央急行線]]」である。|date=2016年6月}}<br /> <br /> === 東京急行電鉄 ===<br /> ;[[東急田園都市線|田園都市線]]<br /> :*[[二子玉川駅]] - [[溝の口駅]]間<br /> <br /> === 小田急電鉄 ===<br /> ;[[小田急小田原線|小田原線]]<br /> :*[[代々木上原駅]] - [[向ヶ丘遊園駅]]間(但し、[[登戸駅]] - 向ヶ丘遊園駅間は上りのみだが、[[川崎市]]内の[[区画整理]]に伴う用地所得が進み次第、同区間も複々線となる。)<br /> <br /> === 東武鉄道 ===<br /> ;[[東武伊勢崎線|伊勢崎線(東武スカイツリーライン)]]<br /> :*[[北千住駅]] - [[北越谷駅]]間<br /> &lt;!--;[[東武東上本線|東上線]]<br /> :*[[和光市駅]] - [[志木駅]]間<br /> :**但し、緩行線・急行線共にホームを設けていることから、緩急分離ではないと考えられる場合もある。<br /> --&gt;<br /> <br /> === 西武鉄道 ===<br /> ;[[西武池袋線|池袋線]]<br /> :*[[練馬駅]] - [[石神井公園駅]]間<br /> <br /> === 京阪電気鉄道 ===<br /> ;[[京阪本線]]<br /> :*[[京橋駅 (大阪府)|京橋駅]] - [[萱島駅]]間<br /> <br /> === 南海電気鉄道 ===<br /> ;[[南海本線]]<br /> :*[[岸里玉出駅]] - [[住ノ江駅]]間<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[複々線]]<br /> * [[電車線・列車線]]<br /> * [[貨物線]]<br /> * [[通勤五方面作戦]]<br /> <br /> {{rail-stub}}<br /> {{デフォルトソート:きゆうこうせん}}<br /> [[Category:鉄道線路]]</div> 119.243.164.178 印旛日本医大駅 2018-07-21T02:10:41Z <p>119.243.164.178: /* 成田スカイアクセス線の開業 */</p> <hr /> <div>{{複数の問題<br /> |ソートキー = 駅いんはにほんいたい<br /> |出典の明記 = 2015年2月27日 (金) 05:16 (UTC)<br /> |独自研究 = 2015年2月27日 (金) 05:16 (UTC)}}<br /> {{駅情報<br /> |社色 = #1111cc<br /> |文字色 =<br /> |駅名 = 印旛日本医大駅<br /> |画像 = Hokuso-inba-nihon-idai-station.jpg<br /> |pxl = 240px<br /> |画像説明 = 駅舎(2007年5月5日)<br /> |よみがな = いんばにほんいだい<br /> |ローマ字 = Imba Nihon-idai<br /> |副駅名 = 松虫姫<br /> |電報略号 =<br /> |開業年月日 = [[2000年]]([[平成]]12年)[[7月22日]]&lt;ref name=&quot;youran&quot;&gt;国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成18年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、pp.93-94&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;nissyoku-2000-6-30-3A&quot;&gt;“ランドローム・ジャパン「日医大駅前店」がワインで新たな試み”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年6月30日)&lt;/ref&gt;<br /> |廃止年月日 =<br /> |所在地 = [[千葉県]][[印西市]][[若萩]]一丁目1<br /> |座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|35|47|15.3|N|140|12|12|E|region:JP-12_type:railwaystation|display=inline,title}}<br /> |駅構造 = [[地上駅]]([[橋上駅]])<br /> |ホーム = 1面2線<br /> |所属事業者 = [[北総鉄道]]([[千葉ニュータウン鉄道]])&lt;br /&gt; [[京成電鉄]]<br /> |乗入路線数 = 2<br /> |所属路線1 = {{color|#00bdf2|■}}[[北総鉄道北総線|北総線]] **<br /> |隣の駅1 = <br /> |前の駅1 = HS13 [[印西牧の原駅|印西牧の原]]<br /> |駅間A1 = 3.8<br /> |駅間B1 =<br /> |次の駅1 =<br /> |駅番号1 = {{駅番号c|#00bdf2|HS14}}<br /> |キロ程1 = 32.3<br /> |起点駅1 = [[京成高砂駅|京成高砂]]<br /> |所属路線2 = {{Nowrap|{{color|#ff8620|■}}[[京成成田空港線|成田空港線&lt;br /&gt;(成田スカイアクセス線)]] **}}<br /> |前の駅2 = [[千葉ニュータウン中央駅|千葉ニュータウン中央]]<br /> |駅間A2 = 8.5<br /> |駅間B2 = 8.4<br /> |次の駅2 = [[成田湯川駅|成田湯川]] KS43 <br /> |駅番号2 = &lt;!--京成線の駅番号については「ノート:京成成田空港線#北総区間の駅ナンバリングについて」をご覧ください。--&gt;<br /> |キロ程2 = 32.3<br /> |起点駅2 = 京成高砂<br /> |乗車人員 =<br /> |乗降人員 = 5,367*<br /> |統計年度 = 2016年<br /> |備考 = 共同使用駅(北総の管轄駅)&lt;br /&gt;[[成田高速鉄道アクセス]]との境界駅<br /> |備考全幅 = * 北総と京成の合計値&lt;br /&gt;** 京成高砂 - 当駅間は両線の共用区間<br /> }}<br /> {|{{Railway line header}}<br /> {{UKrail-header2|&lt;br /&gt;印旛日本医大駅&lt;br /&gt;配線図|#1111cc}}<br /> {{BS-table|配線}}<br /> {{BS-colspan}}<br /> ↑[[印西牧の原駅]]<br /> {{BS4text|1|||2|||}}<br /> {{BS2|STRg|STRf|||}}<br /> {{BS2|ABZgl|ABZg+r|||}}<br /> {{BS3|BS2+l|BS2c14|BS2+r||}}<br /> {{BS3|STR+BSl|BS|STR+BSr|||}}<br /> {{BS3|STR+BSl|BS|STR+BSr|||}}<br /> {{BS3|STR+BSl|BS|STR+BSr|||}}<br /> {{BS4|STR~L|STR~R|O2=BS2+r|STR~L|O3=BS2+l|STR~R|||||}}<br /> {{BS4|STR~L|KRWgl+l|O2=STR~R|KRWgr+r|O3=STR~L|STR~R|||||}}<br /> {{BS4|STR~L|STR|O2=STR~R|STR|O3=STR~L|STR~R|||||}}<br /> {{BS4|STR~L|STR|O2=STR~R|STR|O3=STR~L|STR~R|||||}}<br /> {{BS4|STR~L|ENDEe|O2=STR~R|ENDEe|O3=STR~L|STR~R|||||}}<br /> {{BS3|STRg||STRf|||||}}<br /> {{BS-colspan}}<br /> ↓[[成田湯川駅]]&lt;br /&gt;<br /> 出典:『鉄道ジャーナル』&lt;br /&gt;2010年10月号より<br /> |}<br /> |}<br /> {{Vertical images list<br /> |幅 = 180px<br /> |枠幅 = 180px<br /> |1 = Hokuso-inba-nihon-idai-platform.jpg<br /> |2 = ホーム。右手に停車しているのは直通先の京浜急行電鉄新1000形。(2007年5月)<br /> |3 = Inbanihonidairo-tari.jpg<br /> |4 = 駅前ロータリーより(2008年8月)<br /> |5 = Inbanihonidaikaisatsu.jpg<br /> |6 = 改札口。かなり高いドーム状である。(2008年8月)<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;印旛日本医大駅&#039;&#039;&#039;(いんばにほんいだいえき)は、[[千葉県]][[印西市]][[若萩]]一丁目にある[[北総鉄道]]・[[京成電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> [[千葉ニュータウン]]の最東部に位置する。<br /> <br /> 北総鉄道の[[北総鉄道北総線|北総線]]と、京成電鉄の[[京成成田空港線|成田空港線]](成田スカイアクセス線)が乗り入れているが、両線は当駅から[[京成高砂駅]]まで施設を共用し、成田スカイアクセス線列車として[[スカイライナー]](当駅は通過)とアクセス特急が、北総線列車として特急・急行・普通がそれぞれ運行され、実用上は同一の路線のような形で運用されている。<br /> <br /> ただし当駅を含む区間においては、北総・京成とも線路を保有しない[[鉄道事業者#第二種鉄道事業|第二種鉄道事業者]]となっており、[[線路 (鉄道)|線路]]を保有している[[鉄道事業者#第三種鉄道事業|第三種鉄道事業者]]は、[[印西牧の原駅|印西牧の原]]方が[[千葉ニュータウン鉄道]]、[[成田湯川駅|成田湯川]]方(当駅構内のぞく)は[[成田高速鉄道アクセス]]である。また、成田高速鉄道アクセスが保有する区間には北総線列車は乗り入れないため、北総線としては当駅が終点となる。よって、成田湯川方へは成田スカイアクセス線列車のみが乗り入れる。<br /> <br /> 北総鉄道と京成電鉄の共同使用駅であるが、北総鉄道が駅業務を担当する。[[駅ナンバリング|駅番号]]は北総鉄道に対してのみ付与されており、&#039;&#039;&#039;HS14&#039;&#039;&#039;である&lt;ref&gt;京成時刻表Vol.25 2010年7月9日&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 千葉ニュータウンの計画当初、[[都営地下鉄新宿線]]の延伸線として[[本八幡駅]]から当駅まで[[千葉県営鉄道]]北千葉線の建設が計画されていた。<br /> <br /> [[2001年]](平成13年)2月にリリースされた[[SUPER BELL&quot;Z]]の[[シングル]]、「MOTO(e)R MAN Vol.3 仙台編&amp;[[京浜急行電鉄|京浜急行]]」に収録されている「MOTOR MAN 京浜急行VVVF」において、当駅名が[[歌詞]]の中に登場する。なお歌の舞台は、[[三崎口駅|三崎口]]発着があるロングラン列車乗り入れ先の[[京急本線]]{{Refnest|group=&quot;注釈&quot;|使用車両は[[京急2100形電車|2100形]]で、[[快速特急|快特]]として[[三崎口駅]]-[[品川駅]]間を運行。なお、厳密には三崎口駅-[[堀ノ内駅]]間は[[京急久里浜線|久里浜線]]で、堀ノ内駅-品川駅間が本線である。}}である。<br /> <br /> == 駅名について ==<br /> 駅名に「&#039;&#039;&#039;印旛日本医大&#039;&#039;&#039;」とあるが、[[日本医科大学]]のキャンパスがあるのではなく{{Refnest|group=&quot;注釈&quot;|同大学のキャンパスは[[東京都]]のみであり、千葉県には存在しない([[日本医科大学#施設|こちら]]も参照)。}}、[[大学病院|付属病院]]である「[[日本医科大学千葉北総病院]]」があることからこの名がある。なお、学校としては[[日本医科大学看護専門学校]]が所在する。<br /> <br /> また、当初の計画では近隣の地名に由来して「印旛松虫」とされていたこともあり、副駅名として「&#039;&#039;&#039;([[不破内親王|松虫姫]])&#039;&#039;&#039;(まつむしひめ){{Refnest|group=&quot;注釈&quot;|[[奈良時代]]に病の完治のためにこの地にやってきた[[不破内親王]]の別名。}}」とカッコ書きで付与されている。<br /> <br /> == 年表 ==<br /> * [[2000年]]([[平成]]12年)[[7月22日]] - 開業&lt;ref name=&quot;youran&quot; /&gt;&lt;ref name=&quot;nissyoku-2000-6-30-3A&quot; /&gt;。当時は[[印旛郡]][[印旛村]]所在。<br /> * [[2004年]]([[平成]]16年)[[7月1日]] - [[都市基盤整備公団]](都市公団)の[[独立行政法人]][[都市再生機構]](愛称:UR都市機構)への移行に伴い、駅舎などの構造物の所有が千葉ニュータウン鉄道に継承される。<br /> * [[2010年]](平成22年)<br /> ** [[3月23日]] - 印旛村の印西市への編入により、所在地が印西市となる。<br /> ** [[7月17日]] - 京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の開業に伴い、京成電鉄との共同使用駅となる&lt;ref name=&quot;chibanippo2010718&quot;&gt;{{Cite news <br /> |last =<br /> |first =<br /> |coauthors =<br /> |title = 新型ライナー、成田空港到着 スカイアクセス開業<br /> |newspaper = [[千葉日報]]<br /> |location =<br /> |pages =<br /> |language =<br /> |publisher = 千葉日報社<br /> |date = 2010-07-18<br /> |url =<br /> |accessdate =<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 駅構造 ==<br /> [[切土|掘割]]内に位置し、[[島式ホーム]]1面2線を有する[[地上駅]]で、[[橋上駅|橋上駅舎]]を有している。日本の鉄道駅としては珍しく駅舎に展望台があるが、通常一般公開はされていない。展望台へ続く階段は改札内のコンコースにあり、その横には待合スペースが設置されている。独特の外観から「[[関東の駅百選]]」に選ばれている。<br /> <br /> [[2008年]]([[平成]]20年)[[4月15日]]には成田空港方面延伸に伴う線路切替工事が行われ、同日から当駅を発車する列車はすべて1番線を使用し、2番線は当分の間到着専用となった。<br /> <br /> [[2010年]](平成22年)[[7月17日]]のダイヤ改正における[[京成成田空港線]](成田スカイアクセス線)の開業に伴い、2番線は成田空港方面ホームとなった。これに伴い、[[発車標]]は改札内コンコースとホームに各2基が設置された。<br /> [[画像:Keikyu-N1000 Inba-NI.jpg|thumb|180px|right|京急新1000形三崎口行が停車中(2006年12月)]]<br /> <br /> === のりば ===&lt;!-- 表記は駅の案内サインに準拠している --&gt;<br /> {|class=&quot;wikitable&quot;<br /> !nowrap|番線&lt;!-- 事業者側による呼称 --&gt;!!路線!!nowrap|方向!!行先<br /> |-<br /> !1<br /> |nowrap|[[File:Number prefix Hokusō.PNG|15px|HS]] 北総線&lt;br /&gt;[[File:Number prefix SkyAccess.PNG|15px|KS]] 成田スカイアクセス線<br /> |style=&quot;text-align:center&quot;|上り<br /> |[[千葉ニュータウン中央駅|千葉ニュータウン中央]]・[[新鎌ヶ谷駅|新鎌ヶ谷]]・[[東松戸駅|東松戸]]・[[京成高砂駅|高砂]]・&lt;br /&gt;[[日本橋駅 (東京都)|日本橋]]・[[西馬込駅|西馬込]]・[[File:Pictograms-nps-airport.svg|16px]] [[羽田空港国内線ターミナル駅|羽田空港]]・[[横浜駅|横浜]]方面<br /> |-<br /> !2<br /> |nowrap|[[File:Number prefix SkyAccess.PNG|15px|KS]] 成田スカイアクセス線<br /> |style=&quot;text-align:center&quot;|下り<br /> |[[成田湯川駅|成田湯川]]・[[File:Pictograms-nps-airport.svg|16px]] [[成田空港駅|成田空港]]方面<br /> |}<br /> <br /> == 利用状況 ==<br /> * &#039;&#039;&#039;北総鉄道&#039;&#039;&#039; - 2016年度の1日平均乗降人員は&#039;&#039;&#039;4,161人&#039;&#039;&#039;である&lt;ref&gt;[https://www.keisei-agency.co.jp/transit_media/top.html 2018年度版 KEISEI MEDIA GUIDE - 京成エージェンシー]&lt;/ref&gt;。<br /> * &#039;&#039;&#039;京成電鉄&#039;&#039;&#039; - 2016年度の1日平均乗降人員は&#039;&#039;&#039;1,206人&#039;&#039;&#039;である。京成線内の駅としては69駅中第68位で、[[京成本線]]にある[[大佐倉駅]]に次いで2番目に少ない。ただし、これはアクセス特急のみの乗降人員である&lt;ref&gt;[http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/people.htm 駅別乗降人員(平成28年度1日平均)]、京成電鉄&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 開業以降の一日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。<br /> {|class=&quot;wikitable&quot; style=&quot;text-align:right&quot;<br /> |+年度別一日平均乗降・乗車人員&lt;ref&gt;一日平均乗車人員は[http://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukeidata/nenkan/ 千葉県統計年鑑]による。&lt;/ref&gt;<br /> !rowspan=&quot;2&quot;|年度<br /> !colspan=&quot;2&quot;|北総鉄道<br /> !colspan=&quot;2&quot;|京成電鉄<br /> |-<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗降人員<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗車人員<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗降人員&lt;ref&gt;[http://www.train-media.net/report/index.html 各種報告書] - 関東交通広告協議会&lt;/ref&gt;<br /> !1日平均&lt;br /&gt;乗車人員<br /> |-<br /> |2000年(平成12年)<br /> |1,457<br /> |<br /> |rowspan=10 colspan=2 style=&quot;text-align:center&quot;|未開業<br /> |-<br /> |2001年(平成13年)<br /> |<br /> |886<br /> |-<br /> |2002年(平成14年)<br /> |<br /> |972<br /> |-<br /> |2003年(平成15年)<br /> |<br /> |1,060<br /> |-<br /> |2004年(平成16年)<br /> |<br /> |1,077<br /> |-<br /> |2005年(平成17年)<br /> |<br /> |1,120<br /> |-<br /> |2006年(平成18年)<br /> |2,545<br /> |1,225<br /> |-<br /> |2007年(平成19年)<br /> |<br /> |1,399<br /> |-<br /> |2008年(平成20年)<br /> |3,263<br /> |1,582<br /> |-<br /> |2009年(平成21年)<br /> |<br /> |1,666<br /> |-<br /> |2010年(平成22年)<br /> |3,848<br /> |1,904<br /> |<br /> |429<br /> |-<br /> |2011年(平成23年)<br /> |4,273<br /> |2,135<br /> |941<br /> |463<br /> |-<br /> |2012年(平成24年)<br /> |4,552<br /> |2,273<br /> |1,015<br /> |504<br /> |-<br /> |2013年(平成25年)<br /> |<br /> |1,960<br /> |1,099<br /> |547<br /> |-<br /> |2014年(平成26年)<br /> |3,950<br /> |1,975<br /> |1,134<br /> |566<br /> |-<br /> |2015年(平成27年)<br /> |4,083<br /> |2,041<br /> |1,170 <br /> |583<br /> |-<br /> |2016年(平成28年)<br /> |4,161<br /> | <br /> |1,206 <br /> |<br /> |}<br /> <br /> == 駅周辺 ==<br /> 駅周辺は千葉ニュータウン「いには野」(ローマ字表記は「&#039;&#039;Iniwano&#039;&#039;」)地区として[[マンション]]や住宅が造成されているが、造成地区域を外れると自然が残る。<br /> <br /> 朝夕以外は駅前は閑散としている。また、周辺の商業施設も[[ロードサイド店舗]]が中心となっており、通勤・通学以外で鉄道を利用する人は少ないものの、乗降人員は増加傾向にある。<br /> <br /> 当駅に平行する国道464号の平行高規格道路として、[[北千葉道路]]が建設されている。<br /> <br /> === 行政・公共施設 ===<br /> * [[印西警察署]]日本医大駅前駐在所<br /> * [[日本医科大学千葉北総病院]]<br /> * [[印旛医科器械歴史資料館]]<br /> * 印西市役所 印旛支所<br /> <br /> === 主な商業施設 ===<br /> * いには野VARIO<br /> * [[ナリタヤ]]<br /> * [[マツモトキヨシ]]<br /> <br /> === 学校 ===<br /> * 印西市立印旛中学校<br /> * 印西市立いには野小学校<br /> * [[日本医科大学看護専門学校]]<br /> * [[順天堂大学]] さくらキャンパス<br /> <br /> === 観光名所 ===<br /> * 松虫姫公園<br /> * [[松虫寺]]<br /> * 栄福寺薬師堂<br /> <br /> == バス路線 ==<br /> {|class=&quot;wikitable&quot;<br /> !のりば!!系統!!主要経由地!!行先!!運行会社!!備考<br /> |-<br /> |rowspan=&quot;8&quot;|印旛日本医大駅||rowspan=&quot;2&quot;|六合路線||[[日本医科大学千葉北総病院|日本医大]]・郵便局前・本埜支所前||[[小林駅 (千葉県)|JR小林駅]]||rowspan=&quot;5&quot;|印西市||rowspan=&quot;2&quot;|なの花交通が受託<br /> |-<br /> |日本医大・郵便局前・白翠園前||[[京成佐倉駅]]<br /> |-<br /> |印旛学園線||日本医大・郵便局前・[[順天堂大学]]||[[京成酒々井駅]]||[[ちばグリーンバス]]が受託<br /> |-<br /> |rowspan=&quot;2&quot;|宗像路線||日本医大・蒲刈・大廻新田||[[京成臼井駅]]||rowspan=&quot;2&quot;|[[大成交通]]が受託<br /> |-<br /> |||大成交通前<br /> |-<br /> |rowspan=&quot;2&quot;|印旛支所ルート||荻原公園・竜腹寺東・[[印西牧の原駅]]入口||rowspan=&quot;2&quot;|印旛支所||rowspan=&quot;2&quot;|[[印西市ふれあいバス]]||<br /> |-<br /> |日本医大千葉北総病院||<br /> |-<br /> |深夜急行バス||[[京成成田駅]]||成田空港||[[成田空港交通]]||乗車も可能<br /> |}<br /> * 1時間に3本(8時台は6本)[[日本医科大学千葉北総病院]]行きの無料バスが走っている。<br /> * 駅前のロータリーから発着する。<br /> * 京成佐倉駅行は1時間当たり2 - 3本程度が設定されているが、他の路線の運行本数は少ない。<br /> * [[平和交通 (千葉県)|平和交通]]が深夜急行バスを[[銀座駅]]から運行している。降車のみ。<br /> * [[成田空港交通]]が毎日深夜急行バスを[[新橋駅]]・[[東京駅]]・[[西船橋駅]]から発車するバスを運行している。深夜2時以降の到着。当駅から京成成田駅、成田空港までも乗車可能。<br /> <br /> == 成田スカイアクセス線の開業 ==<br /> 当駅から成田空港駅までのルート(以下:新線区間)である成田スカイアクセスが、[[成田高速鉄道アクセス]]によって建設され、[[2010年]](平成22年)3月までに完工した。同年[[3月25日]]から新線区間において試運転を行い、[[7月17日]]に開業した。<br /> <br /> 開業後、[[京成AE形電車 (2代)|AE形]]「[[スカイライナー]]」は新線区間で最高速度160km/h運転、北総線との共用区間である当駅 - [[京成高砂駅]]間は最高速度130km/h運転を実施し、[[日暮里駅]] - [[空港第2ビル駅]]間を最速36分で運行する。<br /> <br /> 当駅から成田空港駅までの新線区間は[[京成成田空港線]](「スカイライナー」および「[[京成成田空港線#アクセス特急|アクセス特急]]」)のみが運行され、北総線は従来通り当駅で高砂方面に折り返される。<br /> <br /> これに関連し、[[2007年]](平成19年)末には東側(成田空港方)の内側2線に[[引き上げ線|折り返し線]]が設置された。この2線には乗務員に発車(入換)承認を合図する発車ベル装置が取り付けられており、折り返し列車は入換信号の開通の後、この発車(入換)承認合図のベルの鳴動を確認して上り本線へと進入することができる。発車承認合図の発車ベル装置が取り付けられているのは、この他にも成田空港線の[[根古屋信号場 (京成)|根古屋信号場]]が存在する。<br /> &lt;gallery&gt;<br /> Iinbanihonidai station.JPG|駅東側にある折り返し線(2010年5月)<br /> Iinbanihonidai station hyouji.JPG|駅下り線東側にある列車の最高速度表示(2010年5月)<br /> Iinbanihonidai station signal.JPG|駅下り線東側にある出発信号機。ここから[[京成AE形電車 (2代)|「スカイライナー」]]は最高速度160km/hで走行するため、6灯表示となっている(2010年5月)。<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> <br /> == 隣の駅 ==<br /> ; [[File:Hokuso railway logo.png|40px|link=北総鉄道]] 北総鉄道・[[File:Keisei Logo.svg|33px]] 京成電鉄<br /> : [[File:Number prefix Hokusō.PNG|15px|HS]] 北総線・[[File:Number prefix SkyAccess.PNG|15px|KS]] 成田スカイアクセス線(成田空港線)<br /> :: {{Color|#ef7a00|■}}アクセス特急<br /> ::: [[千葉ニュータウン中央駅]] (HS12) - &#039;&#039;&#039;印旛日本医大駅 (HS14)&#039;&#039;&#039; - [[成田湯川駅]] (KS43)<br /> :: {{Color|#e8334a|■}}特急・{{Color|#006cb8|■}}急行・{{Color|#595757|■}}普通<br /> ::: [[印西牧の原駅]] (HS13) - &#039;&#039;&#039;印旛日本医大駅 (HS14)&#039;&#039;&#039;<br /> <br /> ※特急と普通は当駅発着。急行は当駅着のみの下りのみ運転。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> <br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|group=&quot;注釈&quot;}}<br /> <br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{commonscat|Imba Nihon-Idai Station}}<br /> * [[日本の鉄道駅一覧]]<br /> * [[北千葉道路]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [https://www.hokuso-railway.co.jp/railway/station/imbanihonidai.html 印旛日本医大駅]<br /> <br /> {{北総鉄道}}<br /> {{京成成田空港線}}<br /> {{関東の駅百選}}<br /> {{DEFAULTSORT:いんはにほんいたい}}<br /> <br /> [[Category:千葉県の鉄道駅]]<br /> [[Category:日本の鉄道駅 い|んはにほんいたい]]<br /> [[Category:北総鉄道の鉄道駅]]<br /> [[Category:千葉ニュータウン鉄道|いんはにほんいたいえき]]<br /> [[Category:京成電鉄の鉄道駅]]<br /> [[Category:2000年開業の鉄道駅]]<br /> [[Category:千葉ニュータウン|いんはにほんいたいえき]]<br /> [[Category:日本医科大学]]<br /> [[Category:印西市の建築物|いんはにほんいたいえき]]</div> 119.243.164.178 割烹 2018-07-17T16:31:47Z <p>119.243.164.178: </p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;割烹&#039;&#039;&#039;(かっぽう)は、肉を割(さ)き、烹(に)るの意味で、[[日本料理]]の[[調理]]。またはその[[料理]]を提供する[[飲食店]]のことを指す。&lt;ref name=kojien&gt;[[広辞苑]]第5版&lt;/ref&gt;<br /> <br /> == 概要 ==<br /> * 食品を割き、煮炊きすること。調理、または料理すること。「割」は包丁で切ること、「烹」は火を使う調理法&lt;ref&gt;[http://www.ajinomoto.com/jp/activity/shokuiku/library/japanesefood/index.html 味の素KK 日本料理の歴史]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> :(例)割烹講習会、割烹着&lt;!-- 洋風割烹は(2)・(3)・(4)の西洋風のものを意味すると考えるほうが妥当 --&gt;<br /> <br /> * 主に、[[会席料理]]、[[懐石料理]]、[[精進料理]]といった料理に対する呼称として使われる。[[江戸料理]]に対して、[[上方]]の料理を「割烹」と呼んだことから、江戸後期になって、主に高級料理が割烹と呼ばれるようになった。それらをはじめ比較的高級な和食を提供する料理店をいう&lt;ref&gt;天保年間に喜多川守貞が著した[[守貞謾稿|「守貞謾稿(もりさだまんこう)」]]の「料理茶屋」の項に、「料理茶屋。割烹店をいう。料理というのは万事を計り整えるのをいう。今俗にはただ食類を製するの名とする。」との記述がある。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> * カウンター割烹、寿司割烹、料亭割烹<br /> <br /> [[File:魚治.jpg|thumb|『畿内見物 大阪之巻』 金尾文淵堂 1912.7巻頭の絵図に「魚治」が描かれている。]]<br /> * 上記のうち、特に客の好みに応じて即席に作った出来立ての高級な和食を、カウンター席やテーブル席などで気軽に食べさせる料理店。即席割烹。板前割烹。カウンター割烹。 <br /> <br /> :これは、明治時代後期頃から大阪で流行した飲食スタイル&lt;ref&gt;「夜の京阪」(金港堂書籍出版、[[1903年|1903]](明治36)年出版)のp251-252に「美味いので通って居るが、店の形式の異なったのは御堂筋の魚治(うをじ)で、一組二組の客の上がれる小座敷もあるが、表は腰を掛けて飲食する事になって居る、立派な料理屋でも出すまいと思うやうな代物を使って、寧ろ自慢で喰わせるのだ、只の腰掛けだと思って飛び込んだものはその料理の佳いのにも驚くだろうが、亦勘定の不廉(たかい)にも一驚を喫するであろう、」との記述がある「魚治」のほか、「みどり」「入船」などがいわゆる割烹店の走りとして有名になっていた。<br /> &lt;/ref&gt;で、当時は、腰掛けの即席料理店&lt;ref&gt;「三府及近郊名所名物案内」(発行:日本名所案内社、発行年[[1918年|1918]](大正7)年)p96「ことわざに、今日の着倒れ、大阪の食倒れとて、大阪の人は食道楽の人が多い、随分料理もなかなかおいしくておます、名ある料理店は、北区、中ノ島大阪ホテル、(中略)、即席料理は、灘万、南吉、緑、入船、東、槌田、魚治、日柄喜」とある。&lt;/ref&gt;と呼ばれていた。それまでの宴席料理と違い、自分の好みに応じて、板前が目の前で即座に調理した出来立ての高級料理を気軽な椅子席で食べられることから、大正・昭和初期に大阪で大流行&lt;ref&gt;郷土研究誌「上方」第24号【[[1932年]](昭和7年)12月発行】掲載の「浪花舌行脚」(蘆田止水:著)に、「この頃大流行の即席料理腰掛料理の元祖は法善寺あたりに昔からあったわけだが、歌舞伎座裏の「喜久の家」ができてから断然流行を見せた」との記載がある。&lt;/ref&gt;となり、全国に広がっていった。<br /> <br /> * この意味での「割烹」は、以下の点において「[[料亭]]」と区別される。<br /> {| class=&quot;wikitable&quot; style=&quot;text-align:center&quot;<br /> |-<br /> ! 割烹 !! 料亭<br /> |-<br /> | カウンター席やテーブル席などが中心 || 座敷中心<br /> |-<br /> | その場で客の注文に応じて作られるアラカルト中心 || あらかじめ設定されたコース中心<br /> |-<br /> | 専門の接客係はいない || 専門の接客係(仲居等)がいる<br /> |-<br /> | 芸妓を呼べない || 芸妓を呼べる<br /> |}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br />  <br /> ==関連項目==<br /> {{commonscat|Kappo}}<br /> *[[割烹着]](かっぽうぎ)<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:かつほう}}<br /> [[Category:日本の食文化]]<br /> [[Category:飲食店]]<br /> [[Category:日本の文化]]<br /> [[Category:サービス業]]<br /> {{food-stub}}</div> 119.243.164.178 成形木炭 2018-06-29T06:09:54Z <p>119.243.164.178: </p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2017年7月22日 (土) 22:21 (UTC)}}<br /> [[file:Ogatan(JapaneseBriquetteCharcoal).jpg|thumb|オガ炭]]<br /> [[file:Japanese_RoundStove_Charcoal.JPG|thumb|着火剤が塗布され簡単に着火できるヤシ殻の成形木炭]]<br /> [[File:BurningOgatan(JapaneseBriquetteCharcoal).theora.ogv|thumb|成形木炭は構造上、爆跳がほとんど起きない]]<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;成形木炭&#039;&#039;&#039;(せいけいもくたん、{{Lang-en-short|[[:en:Briquette|Briquette]], Extruded charcoal}})には大別して二種類に分けられる。<br /> *原料の[[オガクズ]]などを、製品の形へ加圧成形(成形薪に)してから、炭化させたもの<br /> *炭を粉砕後、炭の粉へ粘着剤を添加して製品の形に成形したもの<br /> <br /> 前者は製材時に発生するオガクズを成形薪の[[オガライト]]に成形した上で、さらに加熱炭化させた[[オガ炭]]などがあり、後者はヤシ殻を炭化させたあと粉砕し成形したヤシガラ炭や、[[木炭]]の粉や屑を[[フノリ]]などで固めた[[炭団]]などがある。近年流通している卓上コンロやミニ七輪用の、小型サイズの成形炭は、小さな製品サイズのまま窯で炭化させ形崩れなく均一に出荷させるのは難しいため、炭の粉を成形して製造されたものも多い。成形木炭は「成形炭」と省略されて呼ばれることも多く、また[[中国語]]では成形木炭は「原子炭」または「機製炭」(机制炭)と呼ばれる。<br /> <br /> == 成形木炭の性質 ==<br /> {{宣伝|date=2017年7月22日 (土) 22:21 (UTC)|section=1}}<br /> グレードごとの形状と品質が均一で、比較的安価であり、燃焼臭や煙も目立たず、繊維質が粉砕されていることから燃焼時に爆跳(炭がはぜること)の危険性がほとんど無い。<br /> <br /> オガ炭の場合はこれに加えて、火持ちは良く長時間高温燃焼し、備長炭に似た性質でもある為、商品名称に「オガ備長炭」「備長炭(オガ炭)」といった感じで併記している場合も多い。<br /> <br /> 原料として使用している木材は冷帯から熱帯産まで千差万別で、日本産であっても国内木材の大鋸屑というわけではなくアメリカ産などの外材である場合もある。<br /> <br /> == 成形木炭の用途 ==<br /> {{宣伝|date=2017年7月22日 (土) 22:21 (UTC)|section=1}}<br /> === 燃料===<br /> オガ炭は、火熾し難い性質ながら、形状が均一で価格が比較的安価であることと、燃焼時の爆跳や煙臭が少なく、長時間(3〜5時間)安定した高火力が得られることから、焼き鳥・焼き肉など炭焼き料理が中心の飲食店で業務用として多用されている。ヤシガラ炭は高火力だが比較的燃焼時間が短いためキャンプ・レジャー用途が多い。<br /> <br /> == 色々な成形木炭 ==<br /> [[file:Ogatan_solid.JPG|thumb|穴のないタイプのオガ炭]]<br /> [[File:Japanese_HighCaloTan.JPG|thumb|ハイカロ炭]]<br /> [[file:Charcoal_Briquette.JPG|thumb|欧米のチャコールブリケット]]<br /> ;[[オガ炭]]<br /> :オガライトを炭化させた木炭。多くの場合、竹輪状の形をしている。木炭に似せ中空でない製品もある。六角形でインドネシア産のものは「太陽炭」という商品名で販売されている場合もある。炭化の工程は[[白炭]]に似ており、硬く焼き締められ、木炭としての性質も似ているが白炭とは違い、構造上、爆跳は起こらない。炭素以外の可燃成分が少ないことから燃焼臭は少ない反面、白炭同様に火熾ししづらい。一般での知名度が低いことから練炭と思われている場合も多い。爆跳が起こらず、比較的安価で品質も均一なことから、炭火焼の飲食店で多く使われている。<br /> ;ヤシガラ炭<br /> :原料のヤシ殻は非常に硬く繊維質であるため、原料の段階での成形は困難である。そのためヤシ殻はそのまま炭化させた後、粉砕し[[タピオカ|タピオカ澱粉]]などの粘着剤で固め成形され、成形後は乾燥炉や天日干しなどの乾燥工程を経て製品として出荷される&lt;ref&gt;[http://www.b-info.jp/kyoshin/index.cfm?id=17733 ヤシガラ炭のできるまで]&lt;/ref&gt;。「スターシェイプ」「ラウンドストーブ」といった商品名で販売されている。オガ炭のような外見にヤシガラの粉炭をタピオカ澱粉などで棒状に固めたものは、そのまま「オガ炭」という名称で日本向けにも出荷されている場合もある。燃え始めに独特の臭気があるが、火がまわれば臭いは収まる。<br /> ;ハイカロ炭<br /> :[[シナネン]]などで扱っている。コーヒー豆の搾りかすを、小さな円柱状に成形し木炭化したもの。黒炭であることから熾火になるまでは若干の燃焼臭がある。比較的簡単に着火でき、[[バーベキュー]][[パーティー]]などで便利である。品質が均一なので[[火鉢]]や[[七輪]]、卓上用のミニ七輪、[[ダッチオーブン]]にも向く。7,500Kcal/kgという強い燃焼力から紫松窯や七輪陶芸の焼成用燃料としても向く。燃え始めにコーヒーが焦げたような臭気があるが、火がまわれば臭いは収まる。<br /> ;チャコールブリケット({{Lang-en-short|[[:en:Briquette|Charcoal Briquette]]}})<br /> :欧米のバーベキューでは、日本の[[豆炭]]によく似た形状のチャコールブリケットが使われているが、日本の豆炭と違い(特に北米では家庭での石炭の使用が多くの地域で禁じられていることもあって)、成分が木炭である場合が多い。日本では「[[パール金属|キャプテンスタッグ]] 豆炭」は、豆炭と称しているが、木炭紛で作られている。<br /> ;[[炭団]]<br /> :木炭の粉や小さめの紛炭を[[フノリ]]など結着剤となるものと、場合によっては土などを混ぜて拳大に丸く固めた炭。木炭のような強い熱量は無いが、長時間燃え続ける。江戸期の下町庶民の主な燃料源であり、高度成長期までは全国各地に炭団製造所があった。<br /> ;半練製カイロ灰<br /> :江戸時代の元禄期初期からある[[懐炉#灰式カイロ|灰式カイロ]]の燃料。木炭末に保温力の強いナスの茎などの灰を混ぜたもの(懐炉灰)。<br /> <br /> ==燃焼ガス==<br /> 木炭は、練炭とは異なり硫黄や鉱物臭はしないものの、同様に一酸化炭素など有害な燃焼ガスを多量に発生するので、室内での七輪や、囲炉裏など、煙突を伴わない屋内燃焼器具の使用は、とくに換気に気を付けなければならない&lt;ref&gt;[http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080904_2.html 「いろり座卓使用時の一酸化炭素中毒に注意!」国民生活センター]&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.touinshoku.or.jp/news/new23-6.html 東京都飲食業生活衛生同業組合「炭火焼飲食店における一酸化炭素中毒事故の防止について」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110324134818/http://www.touinshoku.or.jp/news/new23-6.html |date=2011年3月24日 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==脚注==<br /> &lt;references /&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[木炭]]<br /> * [[オガライト]]<br /> * [[オガ炭]]<br /> * [[炭団]]<br /> * [[火鉢]]<br /> * [[七輪]]<br /> * [[炬燵]]<br /> * [[懐炉#灰式カイロ|灰式カイロ]]<br /> * [[火起こし]] - 着火道具<br /> * [[練炭]]<br /> * [[豆炭]]<br /> <br /> {{Commonscat|Briquettes}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:せいけいもくたん}}<br /> [[Category:炭]]<br /> [[Category:木]]</div> 119.243.164.178 うきは市 2018-06-22T00:39:59Z <p>119.243.164.178: </p> <hr /> <div>{{日本の市<br /> |画像 = Chikugo-Yoshii11s5s3200.jpg<br /> |画像の説明 = 筑後吉井(鏡田屋敷)<br /> |自治体名=うきは市<br /> |都道府県=福岡県<br /> |支庁=<br /> |コード=40225-7<br /> |隣接自治体=[[久留米市]]、[[朝倉市]]、[[八女市]]&lt;br/&gt;[[大分県]][[日田市]]<br /> |木=[[カキノキ|柿の木]]<br /> |花=[[ヒガンバナ|彼岸花]]<br /> |シンボル名=市の鳥<br /> |鳥など=[[カワセミ]]<br /> |郵便番号=839-1393<br /> |所在地=うきは市吉井町新治316番地&lt;br /&gt;&lt;small&gt;{{ウィキ座標度分秒|33|20|50.3|N|130|45|17.8|E|region:JP-40|display=inline,title}}&lt;/small&gt;&lt;br/&gt;[[ファイル:Ukiha City Hall.JPG|center|250px|うきは市役所]]<br /> |外部リンク=[http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/ うきは市公式サイト]<br /> |位置画像={{基礎自治体位置図|40|225}}<br /> |特記事項=市役所のデータは吉井庁舎のもの<br /> }}<br /> &#039;&#039;&#039;うきは市&#039;&#039;&#039;(うきはし)は、[[福岡県]]の南東部に位置する[[市]]である。<br /> <br /> == 地理 ==<br /> 福岡県の南部、[[筑後地方]]に位置しており、[[大分県]]の[[日田市]]と隣接する。[[筑後川]]を挟んで[[朝倉市]]と接し、西は[[久留米市]][[田主丸町]]、南は[[八女市]]星野村と隣接する。市内を[[久大本線]]と[[国道210号]]が東西に横断する。<br /> <br /> 経済的には久留米市、朝倉市との関係が強く、両市への通勤通学人口が多い。また、県を越えた大分県の日田市との経済的結びつきもある。久留米市への通勤率は13.6%となっている(平成22年国勢調査)。<br /> <br /> 森林セラピー基地認定。<br /> <br /> === 隣接する自治体 ===<br /> ; 福岡県<br /> * [[久留米市]]<br /> * [[朝倉市]]<br /> * [[八女市]]<br /> ; 大分県<br /> * [[日田市]]<br /> <br /> === 地名 ===<br /> 従来の大字の前に旧町名を冠する。<br /> ;吉井町<br /> *(町制当初の吉井町の区域は、従来から大字が設置されておらず、うきは市市制後も吉井町の後に番地を続ける。)<br /> *生葉(旧江南村)<br /> *江南(旧江南村)<br /> *新治(旧江南村)<br /> *八和田(旧江南村)<br /> *清瀬(旧千年村)<br /> *桜井(旧千年村)<br /> *橘田(旧千年村)<br /> *千年(旧千年村)<br /> *徳丸(旧千年村)<br /> *福永(旧千年村)<br /> *宮田(旧千年村)<br /> *若宮(旧千年村)<br /> *富永(旧福富村)<br /> *福益(旧福富村)<br /> *屋部(旧福富村)<br /> *鷹取(旧船越村)<br /> *長栖(旧船越村)<br /> ;浮羽町<br /> *朝田(旧御幸村)<br /> *浮羽(旧御幸村)<br /> *流川(旧御幸村)<br /> *西隈上(旧御幸村)<br /> *東隈上(旧御幸村)<br /> *高見(旧大石村)<br /> *古川(旧大石村)<br /> *三春(旧山春村)<br /> *山北(旧山春村)<br /> *妹川(旧姫治村)<br /> *小塩(旧姫治村)<br /> *田篭(旧姫治村)<br /> *新川(旧姫治村)<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> [[的邑]](いくはのむら)→ [[生葉郡]] → [[浮羽郡]] → &#039;&#039;&#039;うきは市&#039;&#039;&#039; と変遷してきた。<br /> === 近現代 ===<br /> * [[1889年]][[4月1日]] - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。<br /> ** [[生葉郡]][[吉井町 (福岡県)|吉井町]]・千年村・江南村・福富村・浮羽村・姫治村・大石村・山春村・椿子村<br /> ** [[竹野郡 (福岡県)|竹野郡]]船越村<br /> * [[1896年]][[3月29日]] - [[郡制]]施行により、上記各町村はすべて[[浮羽郡]]に属する。<br /> * [[1929年]][[4月1日]] - 浮羽村と椿子村が新設合併し、御幸村が発足。<br /> * [[1951年]][[1月1日]] - 御幸村が町制施行。御幸町となる。<br /> * [[1951年]][[4月1日]] - 御幸町が姫治村・大石村・山春村を編入し、同時に[[浮羽町]]と改称。<br /> * [[1955年]][[1月1日]] - 吉井町・千年村・江南村・福富村・船越村の一部が新設合併し、吉井町が発足(船越村の他の地域は[[田主丸町]]へ)。<br /> * [[1996年]][[2月26日]] - 浮羽郡吉井町が浮羽郡田主丸町と境界変更。<br /> * [[2001年]][[3月12日]] - 浮羽郡吉井町が[[朝倉郡]][[朝倉町]]及び浮羽郡田主丸町と境界変更。<br /> * [[2003年]][[2月14日]] - 浮羽郡吉井町及び浮羽郡[[浮羽町]]が境界変更。<br /> * [[2005年]][[3月20日]] - [[吉井町 (福岡県)|吉井町]]、[[浮羽町]]が合併し市制施行。&#039;&#039;&#039;うきは市&#039;&#039;&#039;が発足。<br /> * [[2016年]][[7月3日]] - 市長選挙を実施。改正[[公職選挙法]]により[[18歳選挙権]]が実施された初の選挙。同法は[[第24回参議院議員通常選挙]](2016年6月22日公示、2016年7月10日投票)の公示直前に施行された際に、本市長選挙の告示は参院選の公示より遅い2016年6月26日であり、[[期日前投票制度]]や[[不在者投票制度]]によって参院選については公示日翌日の6月23日から投票できたが、投票日自体は市長選が参院選より1週間早い2016年7月3日であったため、改正公職選挙法施行後初の選挙となった。18・19歳の投票率は38.38%(全体の投票率は56.1%)で、現職の高木典雄が再選された&lt;ref&gt;<br /> {{cite news <br /> |title= 18・19歳の投票率38.38% 福岡・うきは市長選<br /> |newspaper= 朝日新聞<br /> |date= 2016-07-04<br /> |url= http://www.asahi.com/articles/ASJ745JB6J74TGPB00X.html<br /> |accessdate= 2016/07/24}}&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;nikkei&quot;&gt;<br /> {{cite news <br /> |title= 全国初「18歳選挙」、投票率38.38% 福岡・うきは市長選<br /> |newspaper= 日本経済新聞(ソースは共同通信)<br /> |date= 2016-07-04<br /> |url= http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS04H3U_U6A700C1000000/<br /> |accessdate= 2016/07/09}}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 歴代市長 ===<br /> {| class=&quot;wikitable&quot;<br /> |-<br /> !代!!氏名!!就任年月日!!退任年月日<br /> |-<br /> |style=&quot;text-align:right;&quot;|1||rowspan=2|怡土康男||2005年4月24日||<br /> |-<br /> |style=&quot;text-align:right;&quot;|2||||2012年5月25日<br /> |-<br /> |style=&quot;text-align:right;&quot;|3||rowspan=2|髙木典雄||2012年7月15日||<br /> |-<br /> |style=&quot;text-align:right;&quot;|4||||<br /> |-<br /> |}<br /> <br /> == 行政 ==<br /> === 市長 ===<br /> * [[高木典雄]](2期目)<br /> * 任期:2020年7月14日<br /> <br /> === 市議会 ===<br /> * 定数:14人<br /> * 任期:2022年4月30日<br /> <br /> === 市役所 ===<br /> * 吉井庁舎:<br /> ** 【1階】市民生活課(人権・同和対策室)、農林振興課(農業委員会事務局)、税務課、徴収対策室、会計課<br /> ** 【2階】総務課(選挙管理委員会事務局)、企画財政課(公共経営戦略室)、市民協働推進課(男女共同参画推進室)、住環境建設課、水資源対策室<br /> ** 【3階】議会事務局、監査委員事務局<br /> ** 【西別館】保健課、福祉事務所、福岡県介護保険広域連合うきは・大刀洗支部<br /> * うきは市民センター:<br /> ** 【1階】生涯学習課(図書館)<br /> ** 【2階】浮羽市民課、うきはブランド推進課<br /> * うきは市生涯学習センター:<br /> ** 学校教育課、生涯学習課(社会教育係、文化財保護係、スポーツ文化振興係)<br /> <br /> === 消防 ===<br /> *[[久留米広域市町村圏事務組合|久留米広域消防本部]]<br /> **浮羽消防署浮羽出張所<br /> <br /> === 警察 ===<br /> * [[うきは警察署]](旧吉井警察署)<br /> <br /> == 産業 ==<br /> * 主な農産物:[[果物]]([[ブドウ]]、[[イチゴ]]、[[ナシ]]、[[カキノキ|カキ]]、[[モモ]])<br /> <br /> === 企業 ===<br /> * [[筑水キャニコム]]<br /> * [[ユニスター]]<br /> * [[日本精工|日本精工九州]]<br /> * [[鳥越製粉]]<br /> * [[にじ農業協同組合]]<br /> <br /> == 友好都市 ==<br /> === 国内 ===<br /> * {{Flagicon|JPN}}[[枝幸町]]([[北海道]])(2009年10月31日調印)<br /> <br /> == 地域 ==<br /> === 人口 ===<br /> {{人口統計|code=40225|name=うきは市}}<br /> === 教育 ===<br /> ==== 高等学校 ====<br /> * [[福岡県立浮羽究真館高等学校]]<br /> * [[福岡県立浮羽高等学校]](閉校)<br /> * [[福岡県立浮羽東高等学校]](閉校)<br /> <br /> ==== 中学校 ====<br /> ; 市立<br /> * 吉井中学校<br /> * 浮羽中学校<br /> <br /> ==== 小学校 ====<br /> ; 市立<br /> * 小塩小学校<br /> * 妹川小学校<br /> * 山春小学校<br /> * 大石小学校<br /> * 御幸小学校<br /> * 姫治小学校<br /> * 千年小学校<br /> * 吉井小学校<br /> * 福富小学校<br /> * 江南小学校<br /> <br /> == 交通 ==<br /> * 最寄り空港は[[福岡空港]]。<br /> <br /> === 鉄道路線 ===<br /> * [[九州旅客鉄道]](JR九州)<br /> ** [[久大本線]]:&#039;&#039;&#039;[[筑後吉井駅]]&#039;&#039;&#039; - [[うきは駅]] - [[筑後大石駅]]<br /> 市名と同じうきは駅があるが、中心駅は筑後吉井駅である。うきは駅は1990年まで、筑後千足駅という名前だった。<br /> <br /> === バス路線 ===<br /> [[ファイル:KamisuginoMaetsue.JPG|200px|thumb|&lt;center&gt;浮羽町内線の終点]]<br /> 市内を走るバス路線の拠点は、旧吉井町地区が[[西鉄バス久留米・吉井支社|西鉄吉井営業所]]、旧浮羽町地区が[[浮羽発着所]]である。<br /> <br /> * [[西鉄バス久留米]]) - いずれも[[西鉄バス久留米・吉井支社|吉井支社]](吉井町板橋)が運行。<br /> ** 浮羽発着所 - 吉井営業所 - 久留米市(国道210号経由)<br /> ** [[杷木発着所]](朝倉市) - 浮羽発着所 - 田篭地区 - 日田市前津江村(県道52号・106号経由)<br /> * [[うきはバス]] - 市が旧浮羽町にて[[道路運送法]]第78条・第79条に定める自家用有償旅客運送(白ナンバー路線バス)として運行する路線バス。うきは市民センターを拠点に循環する。[[平日]]のみ運行。<br /> ** 大石線<br /> ** 山春線<br /> <br /> かつては[[日田バス]]が浮羽発着所を経由して久留米市と日田市の日田バスセンター・高塚を結ぶ路線を運行していたが、浮羽発着所 - 日田バスセンター・高塚間の運行に短縮されたのち、2014年5月21日に廃止された。また、浮羽発着所(一部[[朝倉市]]の[[杷木発着所]])から小塩地区(県道105号経由)・妹川地区(県道52号線経由)を結ぶ2路線が存在したが、2014年9月30日の運行を以て廃止された。&lt;ref&gt;[http://jik.nishitetsu.jp/oshirase?id=904 [ダイヤ改正&lt;nowiki&gt;]&lt;/nowiki&gt;10/01 西鉄バス久留米 杷木浮羽支線 (西鉄バス)]&lt;/ref&gt;<br /> <br /> === 乗合タクシー ===<br /> * 小塩・妹川予約型乗合タクシー<br /> ** 西鉄バス久留米の小塩・妹川地区への路線廃止に伴い、2014年10月1日運行開始。&lt;ref&gt;[http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/life/pub/detail.aspx?c_id=35&amp;id=530 小塩・妹川地区路線バス廃止に伴う「予約制乗合タクシー」10月1日開始]&lt;/ref&gt;朝田タクシーが受諾運行する。<br /> <br /> === 道路 ===<br /> ; 高速道路<br /> * 市内にはなし。[[大分自動車道]][[杷木インターチェンジ]]・[[朝倉インターチェンジ (福岡県)|朝倉インターチェンジ]]が最も近い。<br /> <br /> ; 一般国道<br /> * [[国道210号]]<br /> <br /> ; 主要地方道<br /> * [[福岡県道52号八女香春線]]<br /> * [[福岡県道80号甘木朝倉田主丸線]]<br /> * [[福岡県道81号久留米浮羽線]]<br /> <br /> ; [[道の駅]]<br /> * [[道の駅うきは|うきは]]<br /> <br /> == 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 ==<br /> &lt;!--[[ファイル:Chikugo-Yoshii11s5s3200.jpg|thumb|220px|&lt;center&gt;筑後吉井(鏡田屋敷)]]--&gt;<br /> * [[筑後吉井]]地区 - [[重要伝統的建造物群保存地区]]<br /> ** [[居蔵の館]]、[[鏡田屋敷]]、[[東光寺 (うきは市)|東光寺]]<br /> *[[発心城]] 県史跡<br /> * [[金子文夫資料展示館]] - 吉井の河童伝説に関する展示など。<br /> * [[菊竹六皷]]記念館<br /> * [[吉井温泉 (福岡県)|吉井温泉]]、[[筑後川温泉]]([[国民保養温泉地]])<br /> * 調音の滝公園<br /> * [[筑後川温泉花火大会]] 7月28日<br /> * [[流川の桜並木]]:約1500m続く桜の通り抜け<br /> * [[一の瀬焼]] 焼き物<br /> * [[筑後吉井のおひなさまめぐり]]2月10日~4月3日<br /> * [[吉井しらかべ楽市楽座・蔵しっく通り名物お宝の市]]<br /> * [[屋部地蔵公園]] 108のわらべ地蔵と300本の梅の庭園<br /> * 浮羽おくんち [[賀茂神社 (うきは市)]]<br /> <br /> == 古墳・史跡 ==<br /> [[File:Niikawa_Tagomori.jpg|thumb|220px|平川家住宅]]<br /> [[File:Tsuzura-tanada, Ukiha 01.jpg|thumb|220px|つづら]]<br /> * [[筑紫文字#重定古墳|重定古墳]] 6世紀後半の前方後円墳。<br /> * [[日岡古墳]]と[[月岡古墳]] 6世紀前半の古墳時代後期の装飾古墳<br /> * [[長岩城 (筑後国)|長岩城]] 筑後の豪族問註所就氏の居城<br /> * [[平川家住宅]] - 国の[[重要文化財]]<br /> * [[大石堰]] 1674年<br /> * [[袋野水道]] <br /> <br /> === 百選 ===<br /> * 日本[[棚田]]百選:つづら<br /> * [[名水百選]]:[[清水湧水]]<br /> * [[水源の森百選]]:[[巨瀬川#滝のある水源の森|滝のある水源の森]]<br /> <br /> === うきは市をモデルにした漫画・ドラマ ===<br /> ; 『[[大字・字・ばさら駐在所]]』<br /> : 1980年から1983年の在住経験による漫画家[[うえやまとち]]の作品。<br /> ; 『[[うきは〜少年たちの夏〜]]』<br /> : 2002年に放送された福岡発地域ドラマ(単発ドラマ)脚本は[[森下直]]。<br /> ; 『[[神霊狩/GHOST HOUND]]』<br /> : 2007年に放送された[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]20周年記念として制作された[[テレビアニメ]]。うきは市とは明言されていないが、浮羽郡人会21のクレジットがあり、方言は浮羽町特有の言葉である。アニメに出てくるダムは[[合所ダム]]に、山頂への長い階段を登った所に有る神社は浮羽稲荷神社に似ている。柳川市とダムのある近隣の場所を見つけてきて架空の町を作り上げた作品だと、インタビューで語っている。<br /> <br /> == うきは市出身の有名人 ==<br /> === 歴史 ===<br /> * [[篠原泰之進]](1828 - 1911) - [[新撰組]]諸士調役兼監察方及び柔術師範 ※生葉郡高見村<br /> * [[河北倫明]](美術評論家:1914 - 1995)※浮羽町出身<br /> * [[菊竹六皷]](ジャーナリスト:1880 - 1937)※吉井町出身<br /> * [[玉井忠田]](医者:1808~1877)※浮羽町出身 [[久留米藩|久留米(くるめ)藩]]の侍医となり、藩校医学館で教えた。著作に「傷寒論柯則(しょうかんろんかそく)」<br /> <br /> === 政治家・芸能・その他 ===<br /> * [[生野初子]](女優)※吉井町出身<br /> * [[泉信也]](政治家)※吉井町出身<br /> * [[竹葉山真邦]](力士)※浮羽町出身<br /> * [[鳥越俊太郎]](ジャーナリスト)※吉井町出身<br /> * [[後藤理沙]](女優)※吉井町出身<br /> * [[穂高ゆう]](宝塚歌劇団78期生、1998年退団、モデル・ヴォーカリスト)※吉井町出身<br /> * [[笑福亭風喬]](落語家)※浮羽町出身<br /> * [[村田英雄]](演歌歌手:1929- 2002)※吉井町にて出生、後現唐津市へ<br /> * [[三浦広光]](総合格闘家、プロボクサー)※浮羽町出身<br /> * [[ゴールデンボンバー_(バンド)#樽美酒 研二|樽美酒研二]](歌手)[[ゴールデンボンバー (バンド)|ゴールデンボンバー]]メンバー ドラム ※吉井町出身<br /> * [[上杉あずさ]](ローカルタレント、スポーツライター)※浮羽町出身<br /> * [[佐藤達夫 (法制官僚)|佐藤達夫]](法制官僚:1904 - 1974)※浮羽町出身。日本の[[内閣法制局|法制]][[官僚]]。[[内閣法制局長官|法制局長官]]、[[人事院]]総裁。戦後の日本国憲法作成の中心として関わる<br /> <br /> === うきは市にゆかりのある人 ===<br /> * [[エリソン・オニヅカ]] (宇宙飛行士) - 祖父母の故郷として1983年に訪問<br /> * [[うえやまとち]] (漫画家) - 旧浮羽町に一時期在住し、[[漫画]]の創作活動を行っていた<br /> <br /> == 市外局番 ==<br /> * 0943(田主丸MA。全域)<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> &lt;references /&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[ひらがな・カタカナ地名#ひらがな・カタカナ市町村名一覧]]<br /> * [[生葉郡]]<br /> * [[浮羽郡]]<br /> * [[浮羽町]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> {{commonscat|Ukiha, Fukuoka}}<br /> * [http://www.city.ukiha.fukuoka.jp/ うきは市公式サイト]<br /> * [http://welcome-ukiha.jp/ うきうきうきは(うきは市観光体験ホームページ)]<br /> * [http://www.michinoeki-ukiha.com/ 道の駅うきは]<br /> * [http://www.ukiha-library.jp/ うきは市立図書館]<br /> * [http://www.konamisportsandlife.co.jp/trust/ukiha/index.html うきは市立総合体育館「うきはアリーナ」]<br /> * [http://ukiha-sho.com/ うきは市商工会]<br /> * [http://www.ukiha-shakyo.or.jp/ うきは市社会福祉協議会]<br /> * [http://www.snk.or.jp/cda/mame/ みのう豆本]<br /> <br /> {{福岡県の自治体}}<br /> <br /> {{デフォルトソート:うきはし}}<br /> [[Category:福岡県の市町村]]<br /> [[Category:うきは市|*]]</div> 119.243.164.178 国鉄・JRの車両形式の一覧 2018-06-17T09:40:59Z <p>119.243.164.178: /* 特急形 */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2013年1月3日 (木) 17:10 (UTC)}}<br /> {{加筆|貨車について、一覧にない形式が多過ぎますので加筆をお願いします。|date=2016年4月}}<br /> &#039;&#039;&#039;国鉄・JRの車両形式の一覧&#039;&#039;&#039;(こくてつ・JRのしゃりょうけいしきのいちらん)<br /> <br /> == 蒸気機関車 ==<br /> {{See also|蒸気機関車|国産の国鉄蒸気機関車}}<br /> 日本語版に記事があるものを車軸配列ごとに区分し、形式の数字の若い順に記す。原則として1909年の車両形式称号規程および1928年の車両形式称号規程によるが、一部これによらないものがある。<br /> <br /> === タンク機関車 ===<br /> ==== B形(動軸2軸) ====<br /> 軸配置0-4-0(B)<br /> *[[国鉄1形蒸気機関車]](旧鉄道作業局無形式無番号)<br /> *[[国鉄5形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ハ形)<br /> *[[国鉄10形蒸気機関車]](旧九州鉄道形式4ほか)<br /> *[[国鉄40形蒸気機関車]](旧大湯鉄道1, 2)<br /> *[[国鉄45形蒸気機関車]](旧九州鉄道形式1)<br /> *[[国鉄50形蒸気機関車]](旧大湯鉄道3, 4)<br /> *[[国鉄60形蒸気機関車]](旧山陽鉄道形式29)<br /> *[[国鉄70形蒸気機関車]](旧新宮鉄道4)<br /> *[[国鉄ア3形蒸気機関車]](旧阿波鉄道3形)<br /> *[[国鉄ア4形蒸気機関車]](旧阿波鉄道4形)<br /> *[[国鉄ア7形蒸気機関車]](旧阿波鉄道7形)<br /> *[[国鉄B20形蒸気機関車]]<br /> 軸配置0-4-2(B1)<br /> *[[国鉄5形蒸気機関車]](0-4-0形タンク機関車の従輪追設改造)<br /> 軸配置2-4-0(1B)<br /> *[[国鉄A3形蒸気機関車]](鉄道作業局形式)<br /> *[[国鉄90形蒸気機関車]](旧南武鉄道3形)<br /> *[[国鉄100形蒸気機関車]](旧参宮鉄道形式2)<br /> *[[国鉄105形蒸気機関車]](旧秋田鉄道4・1)<br /> *[[国鉄110形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A2形。10号機関車)<br /> *[[国鉄115形蒸気機関車]](旧秋田鉄道4・2。国鉄170形の再買収機)<br /> *[[国鉄120形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A4形)<br /> *[[国鉄130形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A4形)<br /> *[[国鉄140形蒸気機関車]](旧日本鉄道SS2/3形)<br /> *[[国鉄150形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A1形。1号機関車)<br /> *[[国鉄160形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A6形、A7形)<br /> *[[国鉄170形蒸気機関車]](旧西成鉄道1,3)<br /> *[[国鉄180形蒸気機関車]](旧徳島鉄道丙1形)<br /> *[[国鉄190形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A5形)<br /> 軸配置2-4-2(1B1)<br /> *[[国鉄200形蒸気機関車]](旧山陽鉄道21形←播但鉄道)<br /> *[[国鉄205形蒸気機関車]](旧宇部鉄道100形)<br /> *[[国鉄210形蒸気機関車]](旧徳島鉄道甲1形)<br /> *[[国鉄220形蒸気機関車]](旧関西鉄道駒月形←大阪鉄道)<br /> *[[国鉄225形蒸気機関車]](旧中国鉄道5)<br /> *[[国鉄230形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A10形、北越鉄道G形、北海道鉄道B1形)<br /> *[[国鉄280形蒸気機関車]](旧北九州鉄道形式2。1937年国有化)<br /> *[[国鉄400形蒸気機関車]](旧房総鉄道形式1、形式4←日本鉄道W2/4形←鉄道局形式J)<br /> *[[国鉄450形蒸気機関車]](旧関西鉄道友鶴形←紀和鉄道/アメリカ製のA8系)<br /> *[[国鉄480形蒸気機関車]](旧房総鉄道形式6/ドイツ製のA8系)<br /> *[[国鉄490形蒸気機関車]](旧中国鉄道1/ナスミス・ウィルソン社製のA8系)<br /> *[[国鉄500形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A8形、京都鉄道形式2、房総鉄道形式2、山陽鉄道形式2、関西鉄道池月形、成田鉄道5 - 7/ダブス社製)<br /> *[[国鉄600形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A8形、日本鉄道W2/4形、九州鉄道形式67、甲武鉄道K1形、総武鉄道形式1、参宮鉄道形式1、関西鉄道池月形、尾西鉄道形式丙、成田鉄道1~4/ナスミス・ウィルソン社製)<br /> *[[国鉄700形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A8形、九州鉄道形式67、山陽鉄道形式1、関西鉄道池月形/バルカン・ファウンドリー社製)<br /> *[[国鉄800形蒸気機関車]](旧参宮鉄道形式1/汽車製造製のA8系)<br /> *[[国鉄810形蒸気機関車]](旧芸備鉄道6←東武鉄道)<br /> *[[国鉄850形蒸気機関車]](旧山陽鉄道形式9/自社兵庫工場製のA8系)<br /> *[[国鉄860形蒸気機関車]](旧鉄道作業局A9形)<br /> *[[国鉄870形蒸気機関車]](旧関西鉄道磨墨形/A8系の拡大版)<br /> *[[国鉄900形蒸気機関車]](旧日本鉄道S2/4形)<br /> *[[国鉄950形蒸気機関車]](旧山陽鉄道形式41、北越鉄道形式E、5050形改造)<br /> 軸配置4-4-2(2B1)<br /> *[[国鉄5300形蒸気機関車#960形|国鉄960形蒸気機関車]](5300形改造)<br /> *[[国鉄6200形蒸気機関車#1000形|国鉄1000形蒸気機関車(2代)]](6350形改造)<br /> *[[国鉄6200形蒸気機関車#1070形|国鉄1070形蒸気機関車]](6200形、6270形改造)<br /> *[[国鉄6200形蒸気機関車#1150形|国鉄1150形蒸気機関車(2代)]](6300形改造)<br /> *[[国鉄5500形蒸気機関車#B10形|国鉄B10形蒸気機関車]](5500形改造)<br /> 軸配置4-4-4(2B2)<br /> *[[国鉄1060形蒸気機関車 (2代)]](6120形改造)<br /> <br /> ==== C形(動軸3軸) ====<br /> 軸配置0-6-0(C)<br /> *[[国鉄1000形蒸気機関車]](旧関西鉄道17形)<br /> *[[国鉄1010形蒸気機関車]](旧山陽鉄道11形、九州鉄道95形)<br /> *[[国鉄1020形蒸気機関車]](旧山陽鉄道15形)<br /> *[[国鉄1025形蒸気機関車]](旧中越鉄道甲4形)<br /> *[[国鉄1030形蒸気機関車]](旧中越鉄道甲2形)<br /> *[[国鉄1040形蒸気機関車]](旧日本鉄道O3/3形。大宮工場製の1100系)<br /> *[[国鉄1045形蒸気機関車]](旧長州鉄道A1形)<br /> *[[国鉄1050形蒸気機関車]](旧中越鉄道甲1形。国鉄1100形の準同型機)<br /> *[[国鉄1055形蒸気機関車]](旧長州鉄道B1形)<br /> *[[国鉄1060形蒸気機関車 (初代)]](旧鉄道作業局B3形。シャープ・スチュアート製)<br /> *[[国鉄1100形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B3形・B4形、日本鉄道W3/3形、北越鉄道1,2、京都鉄道形式3、北海道炭礦鉄道形式ニ。ナスミス・ウィルソン製)<br /> *[[国鉄1120形蒸気機関車]](旧南武鉄道1形)<br /> *[[国鉄1150形蒸気機関車 (初代)]](旧西成鉄道2, 4、旧徳島鉄道4、旧北海道官設鉄道10。ダブス製の1100系)<br /> *[[国鉄1170形蒸気機関車]](旧北海道鉄道A2形。1200系)<br /> *[[国鉄1180形蒸気機関車]](旧関西鉄道隼形、北海道鉄道A1形)<br /> *[[国鉄1190形蒸気機関車]](旧鶴見臨港鉄道300形)<br /> *[[国鉄1195形蒸気機関車]](旧南武鉄道7形)<br /> *[[国鉄1200形蒸気機関車]](旧山陽鉄道30形、七尾鉄道甲1形、総武鉄道2形)<br /> *[[国鉄1210形蒸気機関車]](旧秋田鉄道6・11。国鉄1150形(初代)の再買収機)<br /> *[[国鉄1215形蒸気機関車]](旧横荘鉄道4形)<br /> *[[国鉄1220形蒸気機関車]](旧中国鉄道2 - 4。国鉄1100形の同型機)<br /> *[[国鉄1225形蒸気機関車]](旧白棚鉄道3)<br /> *[[国鉄1230形蒸気機関車]](旧山陽鉄道31形。国鉄1200形のダブス製の同型機。)<br /> *[[国鉄1235形蒸気機関車]](旧新宮鉄道1,2。旧国鉄1010形の再買収機)<br /> *[[国鉄1240形蒸気機関車]](旧新宮鉄道4)<br /> *[[国鉄1245形蒸気機関車]](旧新宮鉄道5)<br /> *[[国鉄1250形蒸気機関車]](旧新宮鉄道6。川崎造船所製の1200系)<br /> *[[国鉄1255形蒸気機関車]](旧新宮鉄道7)<br /> *[[国鉄1260形蒸気機関車]](旧簸上鉄道5形)<br /> *[[国鉄1265形蒸気機関車]](旧佐久鉄道11形。川崎造船所製の1200系)<br /> *[[国鉄1270形蒸気機関車]](旧七尾鉄道4)<br /> *[[国鉄1275形蒸気機関車]](旧新潟臨港開発A形)<br /> *[[国鉄1280形蒸気機関車]](旧豊川鉄道機1形。国鉄1100形の同型機)<br /> *[[国鉄1285形蒸気機関車]](旧小倉鉄道3形)<br /> *[[国鉄1290形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B1形、日本鉄道M3/3形。善光号機関車)<br /> *[[国鉄1295形蒸気機関車]](旧足尾鉄道1)<br /> *[[国鉄1300形蒸気機関車]](旧総武鉄道14)<br /> *[[国鉄1310形蒸気機関車]](北海道鉄道(2代)3, 4)<br /> *[[国鉄1320形蒸気機関車]](旧九州鉄道90形、166形)<br /> *[[国鉄1325形蒸気機関車]](旧西日本鉄道8形)<br /> *[[国鉄1340形蒸気機関車]](旧信濃鉄道6形)<br /> *[[国鉄1345形蒸気機関車]](旧信濃鉄道7形)<br /> *[[国鉄1350形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A1形)<br /> *[[国鉄1355形蒸気機関車]](旧相模鉄道1 - 4)<br /> *[[国鉄1360形蒸気機関車]](旧芸備鉄道A形)<br /> *[[国鉄1370形蒸気機関車]](旧関西鉄道鵯形)<br /> *[[国鉄1400形蒸気機関車]](旧九州鉄道15形、阪鶴鉄道A2形)<br /> *[[国鉄1430形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ヲ形、博多湾鉄道1 - 3)<br /> *[[国鉄1440形蒸気機関車]](旧九州鉄道15形)<br /> *[[国鉄1480形蒸気機関車]](旧関西鉄道88形「千早」)<br /> *[[国鉄1500形蒸気機関車]](旧九州鉄道186形)<br /> *[[国鉄1530形蒸気機関車]](旧九州鉄道25形)<br /> *[[国鉄1550形蒸気機関車]](旧甲武鉄道K4形)<br /> *[[国鉄1630形蒸気機関車]](旧越後鉄道1形)<br /> *[[国鉄1650形蒸気機関車]](旧陸奥鉄道1, 2。旧国鉄1010形の再買収機)<br /> *[[国鉄1670形蒸気機関車]](旧越後鉄道6, 7。旧国鉄1100形の再買収機)<br /> *[[国鉄1680形蒸気機関車]](旧水戸鉄道(2代)A2形。旧国鉄1100形の再買収機)<br /> *[[国鉄1690形蒸気機関車]](旧水戸鉄道(2代)A1形)<br /> *[[国鉄1700形蒸気機関車]](旧陸奥鉄道A形)<br /> *[[国鉄1710形蒸気機関車]](旧水戸鉄道(2代)21, 22。旧国鉄1230形の再買収機)<br /> *[[国鉄1720形蒸気機関車]](旧越後鉄道18, 19)<br /> *[[国鉄1730形蒸気機関車]](旧陸奥鉄道3。1200系)<br /> *[[国鉄1740形蒸気機関車]](旧越後鉄道16, 17)<br /> *[[国鉄1745形蒸気機関車]](旧中国鉄道5形)<br /> *[[国鉄1750形蒸気機関車]](旧陸奥鉄道B形)<br /> *[[国鉄1760形蒸気機関車]](旧越後鉄道20)<br /> *[[国鉄1765形蒸気機関車]](旧鶴見臨港鉄道303)<br /> *[[国鉄1770形蒸気機関車]](旧鶴見臨港鉄道304)<br /> *[[国鉄1800形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B2形、北越鉄道形式B)<br /> *[[国鉄1850形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B2形、日本鉄道D3/3形、北海道鉄道A3形)<br /> *[[国鉄1900形蒸気機関車]](旧日本鉄道P3/3形、岩越鉄道形式甲)<br /> *[[国鉄1940形蒸気機関車]](旧北越鉄道形式C)<br /> *[[国鉄1960形蒸気機関車]](旧日本鉄道N3/3形)<br /> *[[国鉄1980形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道リ形)<br /> *[[国鉄2000形蒸気機関車]](旧岩越鉄道甲2形)<br /> *[[国鉄2060形蒸気機関車]](旧甲武鉄道K5形)<br /> *[[国鉄2040形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A6形)<br /> *[[国鉄2080形蒸気機関車]](旧北越鉄道F形)<br /> *[[国鉄ア2形蒸気機関車]](旧阿波鉄道2形)<br /> *[[国鉄ア5形蒸気機関車]](旧阿波鉄道5形)<br /> *[[国鉄ア6形蒸気機関車]](旧阿波鉄道6形)<br /> 軸配置0-6-2(C1)<br /> *[[国鉄1370形蒸気機関車]](旧小倉鉄道1形)<br /> *[[国鉄2090形蒸気機関車]](旧西日本鉄道3)<br /> *[[国鉄2100形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B6形、日本鉄道D3/4形、関西鉄道雷形)<br /> *[[国鉄2120形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B6形、日本鉄道NB3/4形、北海道鉄道E1形)<br /> *[[国鉄2400形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B6形、芸備鉄道1~3)<br /> *[[国鉄2500形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B6形、関西鉄道雷形)<br /> *[[国鉄2700形蒸気機関車|国鉄2700形蒸気機関車(初代)]](旧北越鉄道D形)<br /> 軸配置0-6-4(C2)<br /> *[[国鉄2700形蒸気機関車 (2代)|国鉄2700形蒸気機関車(2代)]](2500形改造)<br /> 軸配置2-6-0(1C)<br /> *[[国鉄2800形蒸気機関車]](旧関西鉄道98形「三笠」←奈良鉄道)<br /> *[[国鉄2820形蒸気機関車]](旧九州鉄道102形)<br /> *[[国鉄2850形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A5形、尾西鉄道乙形)<br /> 軸配置2-6-2(1C1)<br /> *[[国鉄2900形蒸気機関車]](2120形、2500形改造)<br /> *[[国鉄2920形蒸気機関車]](旧芸備鉄道E形、F形、G形)<br /> *[[国鉄2930形蒸気機関車]](旧小野田鉄道101, 102)<br /> *[[国鉄2940形蒸気機関車]](旧樺太庁鉄道3100形)<br /> *[[国鉄2950形蒸気機関車]](旧飯山鉄道11 - 16)<br /> *[[国鉄3000形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道D2形)<br /> *[[国鉄3005形蒸気機関車]](旧樺太庁鉄道1形)<br /> *[[国鉄3010形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道D1形)<br /> *[[国鉄3015形蒸気機関車]](旧南武鉄道11)<br /> *[[国鉄3020形蒸気機関車]](旧甲武鉄道K3形)<br /> *[[国鉄3025形蒸気機関車]](旧北海道鉄道(2代)1)<br /> *[[国鉄3030形蒸気機関車]](旧関西鉄道93形「春日」)<br /> *[[国鉄3035形蒸気機関車]](旧南武鉄道6)<br /> *[[国鉄2700形蒸気機関車|国鉄3040形蒸気機関車(初代)]](2700形(初代)改造)<br /> *[[国鉄3040形蒸気機関車|国鉄3040形蒸気機関車(2代)]](旧簸上鉄道2)<br /> *[[国鉄3045形蒸気機関車]](旧北海道鉄道(2代)5, 6)<br /> *[[国鉄3050形蒸気機関車]](旧参宮鉄道3形)<br /> *[[国鉄3060形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道チ形)<br /> *[[国鉄3070形蒸気機関車]](旧足尾鉄道2 - 7)<br /> *[[国鉄3080形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B5形)<br /> *[[国鉄3085形蒸気機関車]](旧小倉鉄道6形)<br /> *[[国鉄3100形蒸気機関車]](旧九州鉄道228形)<br /> *[[国鉄3150形蒸気機関車]](旧鉄道作業局B7形)<br /> *[[国鉄3165形蒸気機関車]](旧中国鉄道6形)<br /> *[[国鉄3170形蒸気機関車]](旧日本鉄道H3/5形)<br /> *[[国鉄3200形蒸気機関車]](旧日本鉄道P3/5形)<br /> *[[国鉄3240形蒸気機関車]](旧日本鉄道HS3/5形。2シリンダ複式)<br /> *[[国鉄3250形蒸気機関車]](旧日本鉄道B3/5形←両毛鉄道)<br /> *[[国鉄3255形蒸気機関車]](旧南武鉄道2)<br /> *[[国鉄3300形蒸気機関車]](旧山陽鉄道6形・23形、九州鉄道73形・167形)<br /> *[[国鉄3350形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A7形)<br /> *[[国鉄3360形蒸気機関車]](旧山陽鉄道32形。ヴォークレイン複式)<br /> *[[国鉄3380形蒸気機関車]](旧山陽鉄道28形。ヴォークレイン複式)<br /> *[[国鉄3390形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ル形)<br /> *[[国鉄3400形蒸気機関車]](旧九州鉄道174形、山陽鉄道24形、横浜鉄道A形)<br /> *[[国鉄3420形蒸気機関車]](旧北九州鉄道5形)<br /> *[[国鉄3425形蒸気機関車]](旧胆振縦貫鉄道3)<br /> *[[国鉄3450形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A3形)<br /> *[[国鉄3455形蒸気機関車]](旧宇部鉄道300形)<br /> *[[国鉄3500形蒸気機関車]](2500形改造。ヴォークレイン複式)<br /> *[[国鉄C12形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C13形蒸気機関車]](旧芸備鉄道E形、F形が短期間称した。)<br /> 軸配置2-6-4(1C2)<br /> *[[国鉄3700形蒸気機関車]](旧山陽鉄道35形。ヴォークレイン複式)<br /> *[[国鉄C10形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C11形蒸気機関車]]<br /> 軸配置4-6-2(2C1)<br /> *[[国鉄3800形蒸気機関車]](旧日本鉄道Db3/6形)<br /> <br /> ==== アプト式 ====<br /> 軸配置0-6-0(C)<br /> *[[国鉄3900形蒸気機関車]](旧鉄道作業局C1形)<br /> 軸配置2-6-0(1C)<br /> *[[国鉄3920形蒸気機関車]](旧鉄道作業局C2形)<br /> 軸配置2-6-2(1C1)<br /> *[[国鉄3950形蒸気機関車]](旧鉄道作業局C3形)<br /> *[[国鉄3980形蒸気機関車]](旧鉄道作業局C3形)<br /> <br /> ==== D形(動軸4軸)====<br /> 軸配置0-8-0(D)<br /> *[[国鉄4000形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ワ形)<br /> *[[国鉄4030形蒸気機関車]](旧九州鉄道92形)<br /> <br /> ==== E形(動軸5軸) ====<br /> 軸配置0-10-0(E)<br /> *[[国鉄4100形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄4110形蒸気機関車]]<br /> 軸配置2-10-4(1E2)<br /> *[[国鉄E10形蒸気機関車]]<br /> <br /> ==== マレー式 ====<br /> 軸配置0-4-4-0(BB)<br /> *[[国鉄4500形蒸気機関車]](旧日本鉄道Ma2/2+2/2形)<br /> *[[国鉄4510形蒸気機関車]](旧北海道鉄道D1形)<br /> <br /> === テンダー機関車 ===<br /> ==== B形(動軸2軸) ====<br /> 軸配置0-4-2(B1)<br /> *[[国鉄5000形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D1形)<br /> 軸配置2-4-2(1B1)<br /> *[[国鉄5050形蒸気機関車]](旧山陽鉄道形式50)<br /> *[[国鉄5060形蒸気機関車]](旧山陽鉄道形式8)<br /> 軸配置4-4-0(2B)<br /> *[[国鉄5100形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D2形)<br /> *[[国鉄5130形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D4形)<br /> *[[国鉄5160形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D11形)<br /> *[[国鉄5200形蒸気機関車]](旧山陽鉄道26形←京都鉄道4形)<br /> *[[国鉄5230形蒸気機関車]](旧日本鉄道Dbt2/4形)<br /> *[[国鉄5270形蒸気機関車]](旧日本鉄道Obt2/4形)<br /> *[[国鉄5300形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D5形、日本鉄道Pbt2/4形、山陽鉄道3形)<br /> *[[国鉄5400形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D5形、山陽鉄道4形)<br /> *[[国鉄5450形蒸気機関車]](旧関西鉄道飛龍形)<br /> *[[国鉄5480形蒸気機関車]](旧山陽鉄道18形)<br /> *[[国鉄5490形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D3形)<br /> *[[国鉄5500形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D6形、日本鉄道Pbt2/4形、総武鉄道16~21)<br /> *[[国鉄5600形蒸気機関車]](旧日本鉄道Pbt2/4形)<br /> *[[国鉄5625形蒸気機関車]](旧樺太庁鉄道40~45←鉄道院5600形)<br /> *[[国鉄5630形蒸気機関車]](旧日本鉄道Nbt2/4形)<br /> *[[国鉄5650形蒸気機関車]](旧日本鉄道SSbt2/4形)<br /> *[[国鉄5680形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D7形)<br /> *[[国鉄5700形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D10形、九州鉄道55形・116形、北海道炭礦鉄道ヌ形・ヨ形)<br /> *[[国鉄5800形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ヨ形)<br /> *[[国鉄5830形蒸気機関車]](旧日本鉄道Dbt2/4形)<br /> *[[国鉄5860形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A4形)<br /> *[[国鉄5900形蒸気機関車]](旧山陽鉄道12形)<br /> *[[国鉄5950形蒸気機関車]](旧山陽鉄道13形)<br /> *[[国鉄6000形蒸気機関車]](旧関西鉄道追風形)<br /> *[[国鉄6050形蒸気機関車]](旧山陽鉄道33形)<br /> *[[国鉄6100形蒸気機関車]](旧山陽鉄道17形・25形・34形)<br /> *[[国鉄6120形蒸気機関車]](旧山陽鉄道16形)<br /> *[[国鉄6150形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D8形)<br /> *[[国鉄6200形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D9形)<br /> *[[国鉄6250形蒸気機関車]](旧鉄道院6200形、過熱式)<br /> *[[国鉄6270形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D9形)<br /> *[[国鉄6300形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D9形)<br /> *[[国鉄6350形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D9形)<br /> *[[国鉄6400形蒸気機関車]](旧鉄道作業局D12形)<br /> *[[国鉄6500形蒸気機関車]](旧関西鉄道早風形。ヴォークレイン複式)<br /> *[[国鉄6700形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄6750形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄6760形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄B50形蒸気機関車]](6700形過熱式改造)<br /> 軸配置4-4-2(2B1)<br /> *[[国鉄6600形蒸気機関車]](旧日本鉄道Bbt2/5形)<br /> <br /> ==== C形(動軸3軸) ====<br /> 軸配置0-6-0(C)<br /> *[[国鉄7000形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道C1形←釧路鉄道)<br /> *[[国鉄7010形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E1形)<br /> *[[国鉄7030形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E1形)<br /> 軸配置0-6-2(C1)<br /> *[[国鉄7050形蒸気機関車]](旧日本鉄道Dt3/4形)<br /> *[[国鉄7080形蒸気機関車]](旧日本鉄道Pt3/4形)<br /> 軸配置2-6-0(1C)<br /> *[[国鉄7100形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B2形、旧北海道炭礦鉄道イ形。「義経」「弁慶」「しづか」など)<br /> *[[国鉄7150形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ト形。「大勝」)<br /> *[[国鉄7170形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ロ形)<br /> *[[国鉄7200形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道ホ形、北海道鉄道(2代)7~9)<br /> *[[国鉄7270形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B3形、B8形)<br /> *[[国鉄7300形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B5形)<br /> *[[国鉄7350形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B4形)<br /> *[[国鉄7400形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B1形)<br /> *[[国鉄7450形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E2形)<br /> *[[国鉄7500形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B6形)<br /> *[[国鉄7550形蒸気機関車]](旧北海道官設鉄道B7形)<br /> *[[国鉄7600形蒸気機関車]](旧日本鉄道W3/4形)<br /> *[[国鉄7650形蒸気機関車]](旧関西鉄道鬼鹿毛形)<br /> *[[国鉄7700形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E4形、北海道鉄道(初代)C1形)<br /> *[[国鉄7720形蒸気機関車]](旧樺太庁鉄道60形)<br /> *[[国鉄7750形蒸気機関車]](旧日本鉄道N3/4形)<br /> *[[国鉄7800形蒸気機関車]](旧北海道鉄道(初代)C2形)<br /> *[[国鉄7850形蒸気機関車]](旧関西鉄道電光形)<br /> *[[国鉄7900形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E5形)<br /> *[[国鉄7950形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E6形)<br /> *[[国鉄8000形蒸気機関車]](旧九州鉄道77形)<br /> *[[国鉄8050形蒸気機関車]](旧九州鉄道79形)<br /> *[[国鉄8100形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E7形)<br /> *[[国鉄8150形蒸気機関車]](旧鉄道作業局E3形)<br /> *[[国鉄8200形蒸気機関車 (初代)]](旧九州鉄道46形)<br /> *[[国鉄8250形蒸気機関車]](旧山陽鉄道22形)<br /> *[[国鉄8300形蒸気機関車]](旧阪鶴鉄道A8形)<br /> *[[国鉄8350形蒸気機関車]](旧山陽鉄道7形)<br /> *[[国鉄8360形蒸気機関車]](旧中国鉄道4形)<br /> *[[国鉄8380形蒸気機関車]](旧山陽鉄道20形)<br /> *[[国鉄8400形蒸気機関車]](旧山陽鉄道14形)<br /> *[[国鉄8450形蒸気機関車]](旧山陽鉄道5形)<br /> *[[国鉄8500形蒸気機関車]](旧山陽鉄道27形)<br /> *[[国鉄8550形蒸気機関車|国鉄8500形蒸気機関車(2代)]](8550形の過熱式改造機)<br /> *[[国鉄8550形蒸気機関車]](旧九州鉄道154形、樺太庁鉄道8550形)<br /> *[[国鉄8620形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C50形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C56形蒸気機関車]]<br /> 軸配置2-6-2(1C1)<br /> *[[国鉄C58形蒸気機関車]]<br /> *([[国鉄C63形蒸気機関車]]) 計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.80 - P.81&lt;/ref&gt;<br /> 軸配置4-6-0(2C)<br /> *[[国鉄8700形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄8800形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄8850形蒸気機関車]]<br /> 軸配置4-6-2(2C1)<br /> *[[国鉄8900形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C51形蒸気機関車]](旧形式18900)<br /> *[[国鉄C52形蒸気機関車]](旧形式8200)<br /> *[[国鉄C53形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C54形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C55形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C57形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄C59形蒸気機関車]]<br /> 軸配置4-6-4(2C2)<br /> *[[国鉄C60形蒸気機関車]](C59形改造)<br /> *[[国鉄C61形蒸気機関車]](D51形改造)<br /> *[[国鉄C62形蒸気機関車]](D52形改造)<br /> <br /> ==== D形(動軸4軸) ====<br /> 軸配置2-8-0(1D)<br /> *[[国鉄9000形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道形式ヘ)<br /> *[[国鉄9030形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道形式カ)<br /> *[[国鉄9040形蒸気機関車]](9000形を1912年に改形式)<br /> *[[国鉄9050形蒸気機関車]](旧北海道炭礦鉄道が発注。100~125)<br /> *[[国鉄9150形蒸気機関車]](旧鉄道作業局F1形)<br /> *[[国鉄9200形蒸気機関車]](旧鉄道作業局F2形)<br /> *[[国鉄9300形蒸気機関車]](旧日本鉄道Bt4/5形)<br /> *[[国鉄9400形蒸気機関車]](旧日本鉄道Rt4/5形)<br /> *[[国鉄9500形蒸気機関車]](旧九州鉄道128形)<br /> *[[国鉄9550形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄9580形蒸気機関車]](初代9600形)<br /> *[[国鉄9600形蒸気機関車]]<br /> 軸配置2-8-2(1D1)<br /> *[[国鉄9700形蒸気機関車]](旧日本鉄道Bt4/6形)<br /> *[[国鉄D50形蒸気機関車]](旧形式9900)<br /> *[[国鉄D51形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄D52形蒸気機関車]]<br /> 軸配置2-8-4(1D2)<br /> *[[国鉄D60形蒸気機関車]](D50形改造)<br /> *[[国鉄D61形蒸気機関車]](D51形改造)<br /> *[[国鉄D62形蒸気機関車]](D52形改造)<br /> <br /> ==== マレー式 ====<br /> 軸配置0-4-4-0(B+B)<br /> *[[国鉄4600形蒸気機関車]](→9020形)<br /> 軸配置2-4-4-0(1B+B)<br /> *[[国鉄9020形蒸気機関車]](←4600形)<br /> 軸配置0-6-6-0(C+C)<br /> *[[国鉄9750形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄9800形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄9850形蒸気機関車]]<br /> <br /> === 特殊狭軌線用機関車 ===<br /> 軌間762mm(2ft6in)の蒸気機関車群<br /> <br /> 車軸配置 0-4-0(B)<br /> *[[国鉄ケ90形蒸気機関車]](旧東濃鉄道A形)<br /> *[[国鉄ケ92形蒸気機関車]](旧岩手軽便鉄道11)<br /> *[[国鉄ケ93形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道1, 2, 4)<br /> *[[国鉄ケ96形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道3)<br /> *[[国鉄ケ97形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道11, 12)<br /> *[[国鉄ケ99形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道15)<br /> *[[国鉄ケ100形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ110形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ120形蒸気機関車]](旧魚沼鉄道3, 4)<br /> *[[国鉄ケ130形蒸気機関車]](旧両備鉄道1)<br /> *[[国鉄ケ140形蒸気機関車]](旧愛媛鉄道5)<br /> *[[国鉄ケ145形蒸気機関車 (2代)]](旧大隅鉄道1形)<br /> 車軸配置 0-4-2(B1)<br /> *[[国鉄ケ145形蒸気機関車 (初代)]](旧千葉県営鉄道3形)<br /> *[[国鉄ケ700形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道5, 6)<br /> *[[国鉄ケ702形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道20)<br /> *[[国鉄ケ703形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道21)<br /> 車軸配置 2-4-2(1B1)<br /> *[[国鉄ケ800形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道7 - 10)<br /> 車軸配置 0-6-0(C)<br /> *[[国鉄ケ150形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ158形蒸気機関車]](旧千葉県営鉄道4形)<br /> *[[国鉄ケ160形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ170形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ190形蒸気機関車]](旧仙北軽便鉄道S.K.T.形)<br /> *[[国鉄ケ200形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ210形蒸気機関車]]<br /> *[[国鉄ケ215形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道14)<br /> *[[国鉄ケ216形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道16)<br /> *[[国鉄ケ217形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道17)<br /> *[[国鉄ケ218形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道18, 19)<br /> *[[国鉄ケ220形蒸気機関車]](旧宇和島鉄道1 - 3, 5, 6)<br /> *[[国鉄ケ230形蒸気機関車]](旧宇和島鉄道4)<br /> *[[国鉄ケ231形蒸気機関車]](旧岩手軽便鉄道1 - 6)<br /> *[[国鉄ケ237形蒸気機関車]](旧岩手軽便鉄道7, 8)<br /> *[[国鉄ケ239形蒸気機関車]](旧岩手軽便鉄道9)<br /> *[[国鉄ケ240形蒸気機関車]](旧両備鉄道10)<br /> *[[国鉄ケ250形蒸気機関車]](旧愛媛鉄道1 - 3)<br /> *[[国鉄ケ260形蒸気機関車]](旧愛媛鉄道4)<br /> *[[国鉄ケ270形蒸気機関車]](旧大隅鉄道3形)<br /> *[[国鉄ケ280形蒸気機関車]](旧大隅鉄道4形)<br /> *[[国鉄ケ290形蒸気機関車]](旧宮崎軽便鉄道1, 2)<br /> 車軸配置 0-6-2(C1)<br /> *[[国鉄ケ600形蒸気機関車]](旧佐世保鉄道13)<br /> 車軸配置 0-6-0(C)テンダー<br /> *[[国鉄ケ500形蒸気機関車]](旧苫小牧軽便鉄道1 - 5)<br /> *[[国鉄ケ510形蒸気機関車]](旧日高拓殖鉄道1 - 3)<br /> <br /> == 電気機関車 ==<br /> {{See also|電気機関車}}<br /> <br /> === 蓄電池機関車 ===<br /> *[[国鉄AB10形電気機関車]](→EB10形)<br /> *([[国鉄AB90形電気機関車]])計画のみ&lt;ref name=&quot;AB90 &quot;&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.96&lt;/ref&gt;<br /> *([[国鉄EB90形電気機関車]])計画のみ&lt;ref name=&quot;AB90 &quot;/&gt;<br /> <br /> === 直流用電気機関車 ===<br /> *[[国鉄EB10形電気機関車]](AB10形改造)<br /> *[[国鉄EC40形電気機関車]](←10000形。アプト式)<br /> *[[国鉄ED10形電気機関車]](←1000形(初代))<br /> *[[国鉄ED11形電気機関車]](←1010形)<br /> *[[国鉄ED12形電気機関車]](←1020形)<br /> *[[国鉄ED13形電気機関車]](←1030形)<br /> *[[国鉄ED14形電気機関車]](←1060形)<br /> *[[国鉄ED15形電気機関車]](←1070形)<br /> *[[国鉄ED16形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED17形電気機関車]](ED13形、ED18形、ED50形、ED51形、ED52形改造)<br /> *[[国鉄ED18形電気機関車]](ED17形、ED52形改造)<br /> *[[国鉄ED19形電気機関車]](ED53形改造)<br /> *[[富士身延鉄道200形電気機関車|国鉄ED20形電気機関車]](旧富士身延鉄道200形)<br /> *[[富士身延鉄道210形電気機関車|国鉄ED21形電気機関車]](旧富士身延鉄道210形)<br /> *[[信濃鉄道1形電気機関車|国鉄ED22形電気機関車]](旧信濃鉄道1 - 3)<br /> *[[国鉄ED23形電気機関車]](ED56形改造)<br /> *[[国鉄ED24形電気機関車]](ED57形改造)<br /> *[[宇部電気鉄道デキ11形電気機関車|国鉄ED25形電気機関車 (初代)]](旧宇部鉄道デキ11。600V用)<br /> *[[富岩鉄道ロコ2形電気機関車|国鉄ED26形電気機関車 (初代)]](旧富山地方鉄道ロコ2。600V用)<br /> *[[宮城電気鉄道キ1形電気機関車|国鉄ED27形電気機関車 (初代)]](旧宮城電気鉄道ED27形)<br /> *[[豊川鉄道電機50形電気機関車|国鉄ED28形電気機関車 (初代)]](旧豊川鉄道デキ51、鳳来寺鉄道デキ50)<br /> *[[豊川鉄道デキ52形電気機関車|国鉄ED29形電気機関車 (初代)]](旧豊川鉄道デキ52)<br /> *[[国鉄ED30形電気機関車 (初代)]]→ED25形(2代)(旧豊川鉄道デキ54)<br /> *[[伊那電気鉄道デキ1形電気機関車|国鉄ED31形電気機関車]](旧伊那電気鉄道デキ1形。1200V用)<br /> *[[伊那電気鉄道デキ10形電気機関車|国鉄ED32形電気機関車]](旧伊那電気鉄道デキ10。1200V用)<br /> *[[伊那電気鉄道デキ20形電気機関車|国鉄ED33形電気機関車]]→ED26形(2代)(旧伊那電気鉄道デキ20形。1200V用)<br /> *[[南武鉄道1001形電気機関車|国鉄ED34形電気機関車]]→ED27形(2代)(旧南武鉄道1000形)<br /> *[[宮城電気鉄道ED35形電気機関車|国鉄ED35形電気機関車]]→ED28形(2代)(旧宮城電気鉄道ED35形)<br /> *[[青梅鉄道1号形電気機関車|国鉄ED36形電気機関車]](旧青梅電気鉄道1010形)<br /> *[[国鉄ED37形電気機関車]]→ED29形(2代)(旧奥多摩電気鉄道デキ1021)<br /> *[[阪和電気鉄道ロコ1000形電気機関車|国鉄ED38形電気機関車]](旧南海鉄道ロコ1000形)<br /> *[[国鉄ED40形電気機関車]](←10020形。アプト式)<br /> *[[国鉄ED41形電気機関車]](←10040形。アプト式)<br /> *[[国鉄ED42形電気機関車]](アプト式)<br /> *[[国鉄ED50形電気機関車]](←1040形)<br /> *[[国鉄ED51形電気機関車]](←6000形(新))<br /> *[[国鉄ED52形電気機関車]](←6000形(旧))<br /> *[[国鉄ED53形電気機関車]](←6010形)<br /> *[[国鉄ED54形電気機関車]](←7000形)<br /> *([[国鉄ED55形電気機関車]]) 計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.84&lt;/ref&gt;<br /> *[[国鉄ED56形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED57形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED60形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED61形電気機関車]](→ED62形)<br /> *[[国鉄ED62形電気機関車]](←ED61形)<br /> *([[国鉄ED95形電気機関車|国鉄ED63形電気機関車]]) 計画のみ&lt;ref name=&quot;ED95&quot;&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.94-P.95&lt;/ref&gt;<br /> *([[国鉄ED95形電気機関車]]) 計画のみ&lt;ref name=&quot;ED95&quot;/&gt;<br /> *[[国鉄EF10形電気機関車]](一部関門トンネル用)<br /> *[[国鉄EF11形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF12形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF13形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF14形電気機関車]](EF54形改造)<br /> *[[国鉄EF15形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF16形電気機関車]](EF15形改造)<br /> *[[国鉄EF18形電気機関車]](←EF58形の設計変更。3両のみ)<br /> *[[国鉄EF50形電気機関車]](←8000形)<br /> *[[国鉄EF51形電気機関車]](←8010形)<br /> *[[国鉄EF52形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF53形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF54形電気機関車]](←EF52形の一部)<br /> *[[国鉄EF55形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF56形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF57形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF58形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF59形電気機関車]](EF53形、EF56形改造大山峠(通称瀬野八)専用補機)<br /> *[[国鉄EF60形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF61形電気機関車]](一部大山峠(通称瀬野八)補機用にEF60形を改造)<br /> *[[国鉄EF62形電気機関車]](碓氷峠用本務機。1997年度廃車)<br /> *[[国鉄EF63形電気機関車]](碓氷峠専用補機。1997年度廃車)<br /> *[[国鉄EF64形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF65形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF66形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF67形電気機関車]](EF60形、EF65形改造大山峠(通称瀬野八)専用補機)<br /> *[[国鉄EF90形電気機関車]](→EF66形)<br /> *[[JR貨物EF200形電気機関車]]<br /> *[[JR貨物EF210形電気機関車]](一部大山峠(通称瀬野八)専用補機)<br /> *[[国鉄EH10形電気機関車]]<br /> *([[国鉄EH50形電気機関車]]) 計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.92 - P.93&lt;/ref&gt;<br /> *[[JR貨物EH200形電気機関車]]<br /> <br /> === 特殊狭軌線用電気機関車 ===<br /> *[[両備鉄道11号形電気機関車|国鉄ケED10形電気機関車]](旧両備鉄道11 - 16)<br /> <br /> === 交流用電気機関車 ===<br /> *[[国鉄ED44形電気機関車]](→ED90形)<br /> *[[国鉄ED45形電気機関車]](→ED91形)<br /> *[[国鉄ED70形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED71形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED72形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED73形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED74形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED75形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED76形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED77形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED78形電気機関車]]<br /> *[[国鉄ED79形電気機関車]](津軽海峡線(青函トンネル)専用)<br /> *[[国鉄ED90形電気機関車]](←ED44形)<br /> *[[国鉄ED91形電気機関車]](←ED45形)<br /> *[[国鉄ED93形電気機関車]](→ED77形)<br /> *[[国鉄ED94形電気機関車]](→ED78形)<br /> *[[国鉄EF70形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF71形電気機関車]]<br /> *[[JR貨物EH800形電気機関車]](北海道新幹線開業後の青函トンネル通過列車用)<br /> <br /> === 交流直流両用電気機関車 ===<br /> *[[国鉄ED30形電気機関車 (2代)|国鉄ED30形電気機関車(2代)]]<br /> *[[国鉄ED46形電気機関車]](→ED92形)<br /> *[[国鉄EF30形電気機関車]](関門トンネル専用)<br /> *[[国鉄EF80形電気機関車]]<br /> *[[国鉄EF81形電気機関車]](一部関門トンネル用)<br /> *[[JR貨物ED500形電気機関車]](日立製の試作車を試験のため入籍。廃形式)<br /> *[[JR貨物EF500形電気機関車]](廃形式)<br /> *[[JR貨物EF510形電気機関車]](一部JR東日本車)<br /> *[[JR貨物EH500形電気機関車]]<br /> <br /> == 内燃機関車 ==<br /> {{See also|ディーゼル機関車}}<br /> <br /> === 在来線用ディーゼル機関車 ===<br /> ==== 液体式 ====<br /> *[[国鉄DB10形ディーゼル機関車]]<br /> *[[JR北海道DBR600形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DC10形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD11形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD13形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD14形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DD15形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DD16形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD17形ディーゼル機関車]](除雪用・→DD19)<br /> *[[JR東日本DD18形ディーゼル機関車]](←DD51+DE15ラッセル部を標準軌化。除雪用)<br /> *[[JR東日本DD19形ディーゼル機関車]](←DD17を標準軌化。除雪用)<br /> *[[国鉄DD20形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD21形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DD51形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD53形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DD54形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD91形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD93形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DE10形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DE11形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DE15形ディーゼル機関車]](除雪用)<br /> *[[国鉄DE50形ディーゼル機関車]]<br /> *([[国鉄DF51形ディーゼル機関車]])計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.108 - p.109&lt;/ref&gt;<br /> <br /> ==== 電気式 ====<br /> *[[国鉄DC11形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD10形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD12形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD41形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD50形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DD41形ディーゼル機関車|国鉄DD90形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DF40形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DF50形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DF90形ディーゼル機関車]]<br /> *[[国鉄DF40形ディーゼル機関車|国鉄DF91形ディーゼル機関車(2代)]]<br /> *[[JR貨物DF200形ディーゼル機関車]](一部JR九州車)<br /> *[[JR貨物DD200形ディーゼル機関車]]&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/2017-06-15-02.pdf 新型ディーゼル機関車の製作について]}} - 日本貨物鉄道 2017年6月15日&lt;/ref&gt;<br /> <br /> === ハイブリッド機関車 ===<br /> *[[JR貨物HD300形ハイブリッド機関車]](入換用)<br /> <br /> === 新幹線用ディーゼル機関車 ===<br /> *[[新幹線911形ディーゼル機関車]]<br /> *[[新幹線912形ディーゼル機関車]]<br /> <br /> === 特殊狭軌線用ガソリン機関車 ===<br /> *[[国鉄ケDB10形ガソリン機関車]](旧宮崎県営軌道1)<br /> *[[国鉄ケDB11形ガソリン機関車]](旧宮崎県営軌道2)<br /> <br /> ==電車==<br /> ===旧形電車===<br /> ====1928年改番以前の系列====<br /> *[[国鉄デハ6250形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6260形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6280形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6285形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6300形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6310系電車]]<br /> *[[国鉄デハ6340系電車]]<br /> *[[国鉄デハ33400系電車]]<br /> *[[国鉄デハ33500系電車]]<br /> *[[国鉄デハ43200系電車]]<br /> *[[国鉄デハ63100系電車]]<br /> *[[国鉄デハ73200系電車]]<br /> <br /> ====1928年改番以前の形式====<br /> *[[国鉄ホデ1形電車]]<br /> *[[国鉄ニデ950形電車]]<br /> *[[国鉄デ960形電車]]<br /> *[[国鉄デ963形電車]]<br /> *[[国鉄デ989形電車]]<br /> *[[国鉄ホデ6100形電車]]/[[国鉄ナデ6100形電車]]<br /> *[[国鉄ホデ6110形電車]]/[[国鉄ナデ6110形電車]]<br /> *[[国鉄デロハ6130形電車]]<br /> *[[国鉄ナデ6145形電車]]<br /> *[[国鉄クロハ6190形電車]]/[[国鉄サロハ6190形電車]]/[[国鉄サハ6190形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6250形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6260形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6280形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6285形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6300形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6310形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6340形電車]]<br /> *[[国鉄デハ6380形電車]]<br /> *[[国鉄ナトデ6400形電車]]/[[国鉄クハ6400形電車]]/[[国鉄サハ6400形電車]]<br /> *[[国鉄クハ6410形電車]]/[[国鉄サハ6410形電車]]<br /> *[[国鉄クハ6420形電車]]<br /> *[[国鉄クハ6430形電車]]<br /> *[[国鉄デハユニ6450形電車]]/[[国鉄デハニ6450形電車]]/[[国鉄デニ6450形電車]]<br /> *[[国鉄ホニデ6460形電車]]/[[国鉄ナニデ6460形電車]]/[[国鉄デハニ6460形電車]]<br /> *[[国鉄ナニデ6465形電車]]/[[国鉄デハニ6465形電車]]<br /> *[[国鉄デハニ6470形電車]]<br /> *[[国鉄クケン23100形電車]]<br /> *[[国鉄デハ23400形電車]]<br /> *[[国鉄デハ23450形電車]]<br /> *[[国鉄デハ23500形電車]]/[[国鉄クハ23500形電車]]<br /> *[[国鉄クハ23600形電車]]/[[国鉄サハ23600形電車]]<br /> *[[国鉄デハニ23850形電車]]<br /> *[[国鉄デヤ33100形電車]]<br /> *[[国鉄サロ33200形電車]]<br /> *[[国鉄サロ33250形電車]]<br /> *([[国鉄デケン33300形電車]]) 計画のみ<br /> *[[国鉄デハ33400形電車]]<br /> *[[国鉄デハ33500形電車]]<br /> *[[国鉄サハ33550形電車]]<br /> *[[国鉄サハ33700形電車]]<br /> *[[国鉄サハ33750形電車]]<br /> *[[国鉄デユニ33850形電車]]<br /> *[[国鉄サロ43100形電車]]<br /> *[[国鉄デハ43200形電車]]<br /> *[[国鉄サハ43550形電車]]<br /> *[[国鉄デハユニ43850形電車]]<br /> *[[国鉄デハ63100形電車]]<br /> *[[国鉄サロ73100形電車]]<br /> *[[国鉄デハ73200形電車]]<br /> *[[国鉄サハ73500形電車]]<br /> <br /> ====1928年改番以降の系列====<br /> *[[国鉄30系電車]] 1926年に登場した17m級3扉ロングシート二重屋根車両のグループ。国有鉄道初の鋼製電車<br /> *[[国鉄31系電車]] 1929年に登場した17m級3扉ロングシート丸屋根車両のグループ<br /> *[[国鉄32系電車]] 1930年に登場した横須賀線用2扉車のグループ<br /> *[[国鉄33系電車]] 1932年に登場した17m級3扉ロングシート車両のグループ。40系の17m版<br /> *[[国鉄40系電車]] 1932年に登場した20m級3扉ロングシート車両のグループ<br /> *[[国鉄42系電車]] 1933年に登場した20m級2扉クロスシート車両のグループ<br /> *[[国鉄50系電車]] 1934年に登場した木製電車の鋼体化改造車。17m級3扉ロングシート<br /> *[[国鉄51系電車]] 1935年に登場した20m級3扉クロスシート車両のグループ<br /> *[[国鉄52系電車]] 1935年に登場した大阪地区の急行電車用車両のグループ。2扉クロスシート<br /> *[[国鉄62系電車 (初代)|国鉄62系電車]] 1943年に登場した身延線用鋼体化改造車。17m級2扉クロスシート<br /> *[[国鉄63系電車]] 戦時設計の通勤車。20m・4ドア通勤形式の確立<br /> *[[国鉄70系電車]] 横須賀線・京阪神緩行線・中央線・阪和線など。3ドアセミクロスシート<br /> *[[国鉄72系電車]](73系とも呼ばれる)63系電車の改善改番系列<br /> *[[国鉄80系電車]] 元祖「[[湘南電車]]」<br /> *[[買収国電|私鉄買収車]]<br /> **[[甲武鉄道の電車]]<br /> **[[広浜鉄道の電車]]<br /> **[[信濃鉄道の電車]]<br /> **[[富士身延鉄道の電車]]<br /> **[[宇部鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄クハ11形電車]]・[[国鉄モハ21形電車]]・[[国鉄モハニ31形電車]]・[[国鉄モハ31形電車]]<br /> **:[[国鉄デハ1形電車]]・[[国鉄デハニ101形電車]]・[[国鉄デハ201形電車]]・[[国鉄デハニ301形電車]]・[[国鉄デハニ350形電車]]<br /> **[[富岩鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄ボ1形電車]]・[[国鉄セミボ20形電車]]<br /> **[[鶴見臨港鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄モハ30形電車]]・[[国鉄モハ110形電車]]・[[国鉄モハ130形電車]]・[[国鉄モハ140形電車]]・[[国鉄サハ210形電車]]・[[国鉄サハ220形電車]]・[[国鉄サハ250形電車]]・[[国鉄サハ260形電車]]・[[国鉄モハ310形電車]]・[[国鉄モハ330形電車]]・[[国鉄クハ350形電車]]・[[国鉄サハ360形電車]]<br /> **[[豊川鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄サハ1形電車]]・[[国鉄モハ10形電車]]・[[国鉄モハ20形電車]]・[[国鉄モハ30形電車]]・[[国鉄クハ60形電車]]・[[国鉄モハ80形電車]]・[[国鉄クハ100形電車]]<br /> **[[鳳来寺鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄モハ10形電車]]・[[国鉄モハ20形電車]]<br /> **[[三信鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄デニ201形電車]]・[[国鉄デ301形電車]]<br /> **[[伊那電気鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄デ100形電車]]・[[国鉄デ110形電車]]・[[国鉄デ120形電車]]・[[国鉄デ200形電車]]<br /> **:[[国鉄サ100形電車]]・[[国鉄サ110形電車]]・[[国鉄サ200形電車]]・[[国鉄サ210形電車]]・[[国鉄サ220形電車]]・[[国鉄サ310形電車]]・[[国鉄サ400形電車]]<br /> **[[南武鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄モハ100形電車]]・[[国鉄モハ150形電車]]・[[国鉄サハ200形電車]]・[[国鉄クハ210形電車]]・[[国鉄クハ250形電車]]・[[国鉄モハ500形電車]]<br /> **[[青梅電気鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄クハ1形電車]]・[[国鉄クハ4形電車]]・[[国鉄サハ10形電車]]・[[国鉄モハ100形電車]]・[[国鉄モハ500形電車]]・[[国鉄クハ700形電車]]・[[国鉄モハ1000形電車]]<br /> **[[阪和電気鉄道の車両]]<br /> **:[[国鉄モヨ100形電車]]・[[国鉄モタ300形電車]]・[[国鉄クタ500形電車]]・[[国鉄クタ600形電車]]・[[国鉄クテ700形電車]]・[[国鉄クタ750形電車]]・[[国鉄モカ2000形電車]]・[[国鉄モタ3000形電車]]・[[国鉄クタ7000形電車]]<br /> **[[宮城電気鉄道の電車]]<br /> **:[[国鉄モハニ101形電車]]・[[国鉄モハニ201形電車]]・[[国鉄モハ220形電車]]・[[国鉄クハ301形電車]]・[[国鉄クハ401形電車]]・[[国鉄モハ501形電車]]・[[国鉄モハ601形電車]]・[[国鉄クハニ701形電車]]・[[国鉄モハ801形電車]]・[[国鉄モハ810形電車]]・[[国鉄モハ901形電車]]<br /> <br /> ====1928年改番以降の形式====<br /> *[[国鉄モハ1形電車]]<br /> *[[国鉄モユニ2形電車]]<br /> *[[国鉄モニ3形電車]]<br /> *[[国鉄モヤ4形電車]] 木製配給車<br /> *[[国鉄クヤ5形電車]] 木製配給車<br /> *[[国鉄サハ6形電車]]<br /> *[[国鉄クハ6形電車]] 600V用木製制御車<br /> *[[国鉄クヤ7形電車]] 鋼製配給車。貨車改造<br /> *[[国鉄モハ10形電車]]<br /> *[[国鉄モヤ11形電車]] 木製教習車、配給車<br /> *[[国鉄モハ11形電車]]/[[国鉄モハ11形電車|国鉄クモハ11形電車]]<br /> *[[国鉄モユニ12形電車]]<br /> *[[国鉄モハ12形電車]]/[[国鉄モハ12形電車|国鉄クモハ12形電車]]<br /> *[[国鉄モニ13形電車]]/[[国鉄モニ13形電車|国鉄クモニ13形電車]]<br /> *[[国鉄モニ14形電車]]<br /> *[[国鉄モハ14形電車]]/[[国鉄モハ14形電車|国鉄クモハ14形電車]]<br /> *[[国鉄クハ15形電車]]<br /> *[[国鉄31系電車|国鉄サロ15形電車]]/[[国鉄31系電車|国鉄サハ15形電車]]<br /> *[[国鉄クヤ16形電車]] 車両性能試験車<br /> *[[国鉄クハ16形電車]]/[[国鉄50系電車|国鉄クロハ16形電車]]<br /> *[[国鉄サロ17形電車]] 中幅木製二等付随車<br /> *[[国鉄クハ17形電車]] 広幅木製三等制御車<br /> *[[国鉄サハ17形電車]]<br /> *[[国鉄サロ18形電車]] 広幅木製二等付随車<br /> *[[国鉄クハ18形電車]]<br /> *[[国鉄サハ19形電車]] 狭幅木製三等付随車<br /> *[[国鉄クハニ19形電車]]<br /> *[[国鉄モハ20形電車]]<br /> *[[国鉄クモハ20形電車]]<br /> *[[国鉄モハユニ21形電車]] 信濃鉄道買収車<br /> *[[国鉄クモエ21形電車]] 救援車<br /> *[[国鉄クモヤ22形電車]] コンテナ輸送試験車、牽引車<br /> *[[国鉄クモル23形電車]] 配給車(両運転台)<br /> *[[国鉄クモル24形電車]] 配給車(片運転台)<br /> *[[国鉄サハ25形電車]] 中幅木製三等付随車<br /> *[[国鉄クハ25形電車]]<br /> *[[国鉄サハ26形電車]] 広幅木製三等付随車<br /> *[[国鉄サロハ27形電車]] 中幅二等三等合造付随車<br /> *[[国鉄サニ27形電車]]<br /> *[[国鉄クハニ28形電車]]<br /> *[[国鉄サル28形電車]] 配給車<br /> *[[国鉄クエ28形電車]] 救援車<br /> *[[国鉄クハ29形電車]] 信濃鉄道買収車<br /> *[[国鉄クル29形電車]]<br /> *[[国鉄モハ30形電車]]<br /> *[[国鉄モハ31形電車]]/[[国鉄クモハ31形電車]]<br /> *[[国鉄モハ32形電車]]/[[国鉄クモハ32形電車]]<br /> *[[国鉄モハ33形電車]]<br /> *[[国鉄モハ34形電車]]<br /> *[[国鉄サロ35形電車]]<br /> *[[国鉄サハ36形電車]]<br /> *[[国鉄サロ37形電車]]<br /> *[[国鉄クハ38形電車]]<br /> *[[国鉄サハ39形電車]]<br /> *[[国鉄モハ40形電車]]/[[国鉄クモハ40形電車]]<br /> *[[国鉄モハ41形電車]]/[[国鉄クモハ41形電車]]<br /> *[[国鉄モハ42形電車]]/[[国鉄クモハ42形電車]]<br /> *[[国鉄モハ43形電車]]/[[国鉄クモハ43形電車]]<br /> *[[国鉄モハユニ44形電車]]/[[国鉄クモハユニ44形電車]]<br /> *[[国鉄サロ45形電車]]/[[国鉄サハ45形電車]]<br /> *[[国鉄サロハ46形電車]]<br /> *[[国鉄サロ46形電車]]<br /> *[[国鉄クハ47形電車]]<br /> *[[国鉄サハ48形電車]]<br /> *[[国鉄クロ49形電車]]/[[国鉄クロハ49形電車]]/[[国鉄サロハ49形電車]]<br /> *[[国鉄モハ50形電車]]<br /> *[[国鉄クモハ50形電車]]<br /> *[[国鉄モハ51形電車]]/[[国鉄クモハ51形電車]]<br /> *[[国鉄モハ52形電車]]/[[国鉄クモハ52形電車]]<br /> *[[国鉄モニ53形電車]]<br /> *[[国鉄モハ53形電車]]/[[国鉄クモハ53形電車]]<br /> *[[国鉄モハ54形電車]]/[[国鉄クモハ54形電車]]<br /> *[[国鉄クハ55形電車]]/[[国鉄クロハ55形電車]]<br /> *[[国鉄サロハ56形電車]]<br /> *[[国鉄クハユニ56形電車]]<br /> *[[国鉄サハ57形電車]]<br /> *[[国鉄クハ58形電車]]<br /> *[[国鉄サハ58形電車]]<br /> *[[国鉄クロハ59形電車]]<br /> *[[国鉄モハ60形電車]]/[[国鉄クモハ60形電車]]<br /> *[[国鉄モハユニ61形電車]]<br /> *[[国鉄モハ61形電車]]/[[国鉄クモハ61形電車]]<br /> *[[国鉄モハ62形電車]]<br /> *[[国鉄モハ63形電車]]<br /> *[[国鉄モハ64形電車]]<br /> *[[国鉄クモハユニ64形電車]]<br /> *[[国鉄クハ65形電車]]<br /> *[[国鉄サロハ66形電車]]<br /> *[[国鉄クハ66形電車]]<br /> *[[国鉄クハニ67形電車]]<br /> *[[国鉄クハ68形電車]]<br /> *[[国鉄クロハ69形電車]]<br /> *[[国鉄70系電車|国鉄モハ70形電車]]<br /> *[[国鉄モハ71形電車]]<br /> *[[国鉄モハ72形電車]]<br /> *[[国鉄モハ73形電車]]/[[国鉄クモハ73形電車]]<br /> *[[国鉄クモユニ74形電車]]<br /> *[[国鉄クモハユ74形電車]]/[[国鉄クモハ74形電車]]<br /> *[[国鉄サハ75形電車]]<br /> *[[国鉄サロ75形電車]]/[[国鉄クハ75形電車]]<br /> *[[国鉄クハ76形電車]]<br /> *[[国鉄クハ77形電車]]<br /> *[[国鉄サハ78形電車]]<br /> *[[国鉄クハ79形電車]]<br /> *[[国鉄80系電車|国鉄モハ80形電車]]<br /> *[[国鉄モユニ81形電車]]/[[国鉄クモユニ81形電車]]<br /> *[[国鉄クモユニ82形電車]]<br /> *[[国鉄クモニ83形電車]]<br /> *[[JR西日本クモハ84形電車]] クモニ83形からの改造車<br /> *[[国鉄クハ85形電車]]<br /> *[[国鉄サロ85形電車]]/[[国鉄サハ85形電車]]<br /> *[[国鉄クハ86形電車]]<br /> *[[国鉄サハ87形電車]]<br /> *[[国鉄モハ90形電車]] 広浜鉄道買収車<br /> *[[国鉄クモヤ90形電車]]<br /> *[[国鉄モハ91形電車]] 広浜鉄道買収車<br /> *[[国鉄クモヤ91形電車]]<br /> *[[国鉄モハニ92形電車]] 広浜鉄道買収車<br /> *[[国鉄クモヤ92形電車]] 教習車<br /> *[[国鉄モハ93形電車]] 富士身延鉄道買収車<br /> *[[国鉄クモヤ93形電車]] 架線試験車。狭軌鉄道における最高速度記録を持つ。<br /> *[[国鉄クハユニ95形電車]] 富士身延鉄道買収車<br /> *[[国鉄クハニ96形電車]] 富士身延鉄道買収車<br /> *[[国鉄クヤ99形電車]] 車両性能試験車<br /> *[[国鉄モハ1100形電車]] 旧モハ20形<br /> *[[国鉄モハ1200形電車]] 旧モハ93形<br /> *[[国鉄モハ1300形電車]] 旧宇部鉄道モハ21形<br /> *[[国鉄モハ1310形電車]]/[[国鉄クモハ1310形電車]] 旧宇部鉄道モハ31形<br /> *[[国鉄モハ1500形電車]] 旧鶴見臨港鉄道モハ110形<br /> *[[国鉄モハ1510形電車]]/[[国鉄クモハ1510形電車]] 旧鶴見臨港鉄道モハ130形<br /> *[[国鉄モハ1520形電車]]/[[国鉄クモハ1520形電車]] 旧鶴見臨港鉄道モハ330形<br /> *[[国鉄モハ1600形電車]] 旧豊川鉄道モハ20形<br /> *[[国鉄モハ1610形電車]] 旧豊川鉄道モハ30形<br /> *[[国鉄モハ1620形電車]] 旧豊川鉄道モハ80形<br /> *[[国鉄モハ1700形電車]]/[[国鉄クモハ1700形電車]] 旧鳳来寺鉄道モハ20形<br /> *[[国鉄モハ1900形電車]] 旧伊那電気鉄道デハ100形<br /> *[[国鉄モハ1910形電車]] 旧伊那電気鉄道デハ110形<br /> *[[国鉄モハ1920形電車]] 旧伊那電気鉄道デハ120形<br /> *[[国鉄モハ2000形電車]]/[[国鉄クモハ2000形電車]] 旧南武鉄道モハ150形<br /> *[[国鉄クモハ2010形電車]] クモハ2000形のうち、片運転台車を1959年に改番したもの<br /> *[[国鉄モハ2020形電車]]/[[国鉄クモハ2020形電車]] 旧南武鉄道モハ500形<br /> *[[国鉄モハ2200形電車]]/[[国鉄クモハ2200形電車]] → クモハ20形50番台(旧南海モヨ100形)<br /> *[[国鉄モハ2210形電車]]/[[国鉄クモハ2210形電車]] → クモハ20形0番台(旧南海モタ300形)<br /> *[[国鉄モハ2250形電車]]/[[国鉄クモハ2250形電車]] → クモハ20形100番台(旧南海モタ3000形)<br /> *[[国鉄モハ2310形電車]] 旧宮城電気鉄道モハ601形<br /> *[[国鉄モハ2320形電車]]/[[国鉄クモハ2320形電車]] 旧宮城電気鉄道モハ801形、810形<br /> *[[国鉄クモハ2340形電車]] クモハ2320形のうち、片運転台車を1959年に改番したもの<br /> *[[国鉄モハ2400形電車]] 旧モハ1形<br /> *[[国鉄モハユニ3100形電車]] 旧モハユニ21形<br /> *[[国鉄モニ3200形電車]] 旧南海モカ2000形<br /> *[[国鉄モユニ3400形電車]] 旧モユニ12形<br /> *[[国鉄モニ3410形電車]]/[[国鉄クモニ3410形電車]] 旧モニ13形<br /> *[[国鉄モニ3420形電車]] 旧モニ12形<br /> *[[国鉄モヤ4000形電車]]/[[国鉄クモヤ4000形電車]] 旧モヤ11形(教習車)<br /> *[[国鉄モル4100形電車]]/[[国鉄クモル4100形電車]] 旧モヤ11形(配給車)<br /> *[[国鉄サハ4300形電車]]<br /> *[[国鉄クモエ4300形電車]] 救援車代用のクモニ3410形を1959年に改番したもの<br /> *[[国鉄モル4500形電車]] → クモル24形<br /> *[[国鉄モル4511形電車]] → クモル24形<br /> *[[国鉄モヤ4600形電車]] → クモヤ92形<br /> *[[国鉄モヤ4700形電車]] → クモヤ93形<br /> *[[国鉄クハ5100形電車]] 旧クハ29形<br /> *[[国鉄クハ5110形電車]] モハ1100形電装解除<br /> *[[国鉄クハ5300形電車]] 旧宇部鉄道クハ11形<br /> *[[国鉄クハ5310形電車]] 旧宇部鉄道クハ350形<br /> *[[国鉄クハ5500形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クモハ210形。1959年12月、クハ5530形、5550形を統合<br /> *[[国鉄クハ5510形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クハ220形<br /> *[[国鉄クハ5520形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クハ260形<br /> *[[国鉄クハ5530形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クハ350形<br /> *[[国鉄クハ5540形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クモハ110形<br /> *[[国鉄クハ5550形電車]] 旧鶴見臨港鉄道クハ250形<br /> *[[国鉄クハ5600形電車]] 旧豊川鉄道クハ60形<br /> *[[国鉄クハ5610形電車]] 旧豊川鉄道クハ100形<br /> *[[国鉄クハ5800形電車]] 旧三信鉄道デ(クデハ)300形<br /> *[[国鉄クハ5900形電車]] 旧伊那電気鉄道クハ(サハニフ)400形<br /> *[[国鉄クハ5910形電車]] 旧伊那電気鉄道デハ(クデハ)100形<br /> *[[国鉄クハ5920形電車]] 旧伊那電気鉄道デハ(クデハ)110形<br /> *[[国鉄クハ6000形電車]] 旧南武鉄道モハ(クモハ)100形<br /> *[[国鉄クハ6010形電車]] 旧南武鉄道クハ250形<br /> *[[国鉄クハ6020形電車]] 旧南武鉄道モハ(クモハ)500形<br /> *[[国鉄クハ6100形電車]] 旧青梅電気鉄道モハ(クモハ)100形<br /> *[[国鉄クハ6110形電車]] 旧青梅電気鉄道クハ700形<br /> *[[国鉄クハ6200形電車]] → クハ25形50番台(旧南海クヨ500形)<br /> *[[国鉄クハ6210形電車]] → クハ25形200番台(旧南海クタ600形)<br /> *[[国鉄クハ6220形電車]] → クハ25形0番台(旧南海クテ700形)<br /> *[[国鉄クハ6230形電車]] → クハ25形0番台(旧南海クタ750形)<br /> *[[国鉄クハ6240形電車]] → クハ25形100番台(旧南海クタ3000形)<br /> *[[国鉄クハ6250形電車]] → クハ25形100番台(旧南海クタ7000形)<br /> *[[国鉄クハ6300形電車]] 旧宮城電気鉄道モハ(クモハ)220形<br /> *[[国鉄クハ6310形電車]] 旧宮城電気鉄道クハ401形<br /> *[[国鉄クハ6320形電車]] 旧宮城電気鉄道モハ(クモハ)501形<br /> *[[国鉄クハ6330形電車]] 旧宮城電気鉄道モハ(クモハ)601形<br /> *[[国鉄クハ6340形電車]] モハ2320形改造<br /> *[[国鉄サハ6400形電車]] 気動付随車改造<br /> *[[国鉄クハユニ7100形電車]] モハユニ3100形電装解除<br /> *[[国鉄クハニ7200形電車]] 旧クハユニ95形<br /> *[[国鉄クハニ7210形電車]] 旧クハニ96形<br /> *[[国鉄クハニ7300形電車]] 旧宮城電気鉄道モハニ(クモハニ)101形、クハニ220形<br /> *[[国鉄クハニ7310形電車]] 旧宮城電気鉄道クハニ701形<br /> *[[国鉄サハニ7900形電車]] 旧伊那電気鉄道サハニフ400形<br /> *[[国鉄クヤ9000形電車]] 旧クハ15形(職用車)<br /> *[[国鉄クヤ9010形電車]] 旧クヤ16形(試験車)<br /> *[[国鉄クヤ9020形電車]] → クヤ99形<br /> *[[国鉄クエ9100形電車]] 旧クハ6形(救援車)<br /> *[[国鉄クエ9110形電車]] 旧クハ15形(救援車)<br /> *[[国鉄クエ9120形電車]] 旧クハ17形(救援車)のち信濃鉄道買収車に振替え<br /> *[[国鉄クエ9130形電車]] クハ5520形改造救援車<br /> *[[国鉄クエ9140形電車]] モハ1500形改造救援車<br /> *[[国鉄クエ9160形電車]] クハ5310形改造救援車<br /> *[[国鉄クル9200形電車]] 旧クヤ5形(配給車)<br /> *[[国鉄クル9210形電車]] 旧クヤ7形(配給車)<br /> *[[国鉄サエ9300形電車]] 旧サハ19形(救援車)<br /> *[[国鉄サエ9310形電車]] 旧サハ25形(救援車)<br /> *[[国鉄サエ9320形電車]] 旧伊那電気鉄道サハユニフ100形。1959年12月、サエ9330形を統合<br /> *[[国鉄サエ9330形電車]] 旧伊那電気鉄道サハユニフ110形<br /> *[[国鉄サル9400形電車]] → サル28形(旧ヤサハ36形)<br /> *[[国鉄クエ9400形電車]] 雑形鋼製車改造の片運転台形救援車<br /> *[[国鉄クエ9420形電車]] 雑形鋼製車改造の両運転台形救援車<br /> *[[国鉄クル9500形電車]] → クル29形<br /> *[[国鉄72系電車#クモヤ440形|国鉄クモヤ440形電車]]<br /> *[[国鉄72系電車#クモヤ441形|国鉄クモヤ441形電車]]<br /> *[[伊那電気鉄道の電車#サ400形|国鉄クヤ490形電車→国鉄クハ490形電車]]<br /> *[[国鉄72系電車#クモヤ491形→クモハ491形|国鉄クモヤ491形電車→国鉄クモハ491形電車]]<br /> *[[国鉄51系電車#クモハ51形を交直流試験車493系に改造|国鉄493系電車(クモヤ492形・クモヤ493形)]]<br /> *[[鉄道総研クヤ497形電車]]<br /> *[[国鉄31系電車#交流試験車への改造|国鉄クモヤ790形電車/国鉄クモヤ791形電車]]<br /> *[[国鉄72系電車#クモヤ740|国鉄クモヤ792形電車→国鉄クモヤ740形電車]]<br /> <br /> === 新性能電車 ===<br /> ==== 1959年改番以前の系列(形式) ====<br /> *[[国鉄181系電車#151系|国鉄20系電車]](→151系)<br /> *:モハ20形・モハシ21形・サロ25形・クハ26形<br /> *[[国鉄157系電車|国鉄22系電車]](→157系、実際には当初から157系として落成し以下の形式番号は使用されなかった。)<br /> *:モハ22形・モハ23形・サロ27形・サハ28形<br /> *[[国鉄155系・159系電車#155系|国鉄82系電車]](→155系)<br /> *:モハ82形・サハ88形・クハ89形<br /> *[[国鉄101系電車|国鉄90系電車]](→101系)<br /> *:モハ90形・サハ98形<br /> *[[国鉄153系電車|国鉄91系電車]](→153系)<br /> *:モハ91形・サロ95形・クハ96形・サハ97形<br /> *国鉄クモヤ94形電車(→[[国鉄791系電車|791系]])<br /> <br /> ==== 一般形 ====<br /> JR東日本ではE231系で初めて通勤形と近郊形の形式上の区別を廃止し&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_8/Tech-no.8-11-17.pdf JR東日本の通勤電車の開発経緯]}} - 東日本旅客鉄道&lt;/ref&gt;、普通列車用電車は一般形に形式・区分を統一している&lt;ref&gt;イカロス出版『E231/E233 Hyper Detail』p.108&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;交友社『鉄道ファン』No.539 p.36&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.403 p.72&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.492 p.33&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.517 p.46&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.547 p.22&lt;/ref&gt;。一方、他のJR各社は線区や列車の実情に合わせて通勤形と近郊形の区分を明確にしているが、JR西日本の125系は例外的に一般形に区分されている{{refnest|group=&quot;注&quot;|こちらは小浜線や加古川線の電化と一般形気動車の置き換え用であったことから例外的にローカル線用の標準タイプとして一般形に区分され、JR東日本の事例とは意味合いが異なる。}}。<br /> *[[JR西日本125系電車]] 223系ベースの電化ローカル線向け標準車両(ワンマン 単行)&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P119&quot;&gt;[http://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/ データで見るJR西日本] p.123&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハ125形<br /> *[[JR東日本E129系電車]] E233系ベースの新潟地区用電車&lt;ref name=&quot;JREASTPRESS 20130702&quot;&gt;[http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130703.pdf 通勤形車両の新造計画について] 東日本旅客鉄道 2013年7月2日&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハE129形・モハE129形・クモハE128形・モハE128形<br /> *[[JR東日本E231系電車]] JR東日本の軽量・低コスト汎用・標準車両&lt;ref&gt;イカロス出版『E231/E233 Hyper Detail』p.108&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE231形・モハE230形・クハE231形・クハE230形・サロE231形・サロE230形・サハE231形・サハE230形<br /> *[[JR東日本E233系電車]] 主要機器を二重化・電動車比率を高くした新型車。2006年末より営業運転を開始&lt;ref&gt;ネコ・パブリッシング「レイル・マガジン」No.282 p.50:JR東日本運輸車両部(車両開発)在来線車両グループの畑弘敏が「一般形直流電車」と記載。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.492 p. 38:JR東日本運輸車両部の菊池隆寛が「E233系一般形直流電車」と記載。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;ただし{{PDFlink|[https://www.jreast.co.jp/youran/pdf/jre_youran_group_p27_29.pdf JR東日本会社要覧2012-2013]}}では&#039;&#039;&#039;通勤形電車&#039;&#039;&#039;・&#039;&#039;&#039;近郊形電車&#039;&#039;&#039;と記載。&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE233形・モハE232形・クハE233形・クハE232形・サハE233形・サロE232形・サロE233形<br /> *[[JR東日本E235系電車]] JR東日本の山手線用電車&lt;ref&gt;交友社『鉄道ファン』No.651 p.92&lt;/ref&gt;<br /> *[[JR東日本EV-E301系電車]] JR東日本の蓄電池駆動電車。愛称は「ACCUM」(アキュム)。<br /> *:EV-E301形・EV-E300形<br /> *[[JR東日本E331系電車]] ダイレクトドライブ電動機や、連接車体を採用した次世代形一般車両&lt;ref&gt;ネコ・パブリッシング『Rail Magazine』No.274 p.68&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE331形・モハE232形・クハE331形・クハE330形・サハE331形・サハE330形<br /> *[[JR東日本E531系電車]] E231系ベースの常磐線中距離列車用電車&lt;ref&gt;{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2003_2/20031205.pdf 常磐線中距離電車に新型車両を導入!E531系交直流電車]}}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;ただし{{PDFlink|[https://www.jreast.co.jp/youran/pdf/jre_youran_group_p27_29.pdf JR東日本会社要覧2012-2013]}}では&#039;&#039;&#039;近郊形電車&#039;&#039;&#039;と記載。&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE531形・モハE530形・クハE531形・クハE530形・サロE531形・サロE530形・サハE531形・サハE530形<br /> *[[JR東日本E721系電車]] JR東日本の交流専用一般形電車&lt;ref&gt;ネコ・パブリッシング『Rail Magazine』No.282 P60&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.khi.co.jp/rs/product/detail/jre721.html JR東日本E721系一般形交流電車|JR東日本殿向|川崎重工 車両カンパニー]&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハE721形・クハE720形<br /> <br /> ==== 通勤形 ====<br /> *[[国鉄101系電車]] 国鉄新性能電車のさきがけ<br /> *:クモハ101形・クモハ100形・モハ101形・モハ100形・クハ101形・クハ100形・サハ101形・サハ100形<br /> *[[国鉄103系電車]] 大量増備の標準型通勤車両<br /> *:クモハ103形・クモハ102形・モハ103形・モハ102形・クハ103形・サハ103形・サハ102形・モヤ102形<br /> *[[国鉄105系電車]] ローカル線向け1M車<br /> *:クモハ105形・モハ105形・クハ105形・クハ104形・サハ105形<br /> *[[国鉄201系電車]] 国鉄初の電機子チョッパ制御を採用した、元祖「省エネ電車」<br /> *:クモハ200形・モハ201形・モハ200形・クハ201形・クハ200形・サハ201形<br /> *[[国鉄203系電車]] 201系の営団地下鉄(現・東京メトロ)千代田線乗り入れ仕様。アルミ車体<br /> *:モハ203形・モハ202形・クハ203形・クハ202形・サハ203形<br /> *[[国鉄205系電車]] 国鉄初の量産型ステンレス製車両にして、界磁添加励磁制御採用車<br /> *:・モハ205形・モハ204形・クハ205形・クハ204形・サハ205形・サハ204形・クモハ205形・クモハ204形<br /> *[[国鉄207系電車]] 国鉄初の営業用VVVF制御電車。試作編成(900番台)1本のみの存在<br /> *:モハ207形・モハ206形・クハ207形・クハ206形・サハ207形<br /> *[[国鉄301系電車]] 103系の営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線乗り入れ仕様。アルミ車体<br /> *:クモハ300形・モハ301形・モハ300形・クハ301形・サハ301形<br /> *[[JR東日本107系電車]] 165系の部品を流用した北関東地区のローカル線用。2両編成&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/107.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 107系]&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハ107形・クハ106形<br /> *[[JR東日本E127系電車]] JR東日本のローカル線向け通勤形電車&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/e127.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 E127系]&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハE127形・クハE126形<br /> *[[JR西日本207系電車]] JR西日本の4ドア通勤車両。国鉄~JRの通勤車両初のワイドボディ車&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;&gt;[http://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/ データで見るJR西日本] p.120&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハ207形・モハ207形・モハ206形・クハ207形・クハ206形・サハ207形<br /> *[[JR東日本209系電車]] JR東日本の軽量・低コスト通勤車両のさきがけ &lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/209.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 209系]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ209形・モハ208形・クハ209形・クハ208形・サハ209形・サハ208形・モヤ209形・モヤ208形・クヤ209形・クヤ208形・サヤ209形<br /> *[[JR九州303系電車]] JR九州の福岡市営地下鉄乗り入れ用通勤車両<br /> *:モハ303形・モハ302形・クハ303形・クハ302形<br /> *[[JR九州305系電車]] JR九州の筑肥線用通勤車両&lt;ref&gt;[http://www13.jrkyushu.co.jp/NewsReleaseWeb.nsf/a1ed4d49de57a3b049257acc00537891/c90d2fe29aa67f5e49257d260039d6cf/$FILE/%E5%B9%B3%E6%88%9027%E5%B9%B4%E5%88%9D%E3%80%81%E7%AD%91%E8%82%A5%E7%B7%9A%E3%81%AB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E5%BF%AB%E9%81%A9%E6%80%A7%E3%83%BB%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%80%A7%E8%83%BD%E3%82%92%E8%BF%BD%E6%B1%82%E3%81%97%E3%81%9F%E6%96%B0%E5%9E%8B%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%82%92%E6%8A%95%E5%85%A5%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99?OpenDocument 平成27年初、筑肥線にバリアフリー・快適性・環境性能を追求した新型車両を投入します] - 九州旅客鉄道、2014年7月31日。&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;chikuhi2014&quot;&gt;[http://www13.jrkyushu.co.jp/NewsReleaseWeb.nsf/Search/E867C26B516AF65D49257C71003FA85F?OpenDocument 平成26年春 筑肥線ダイヤ改正] - 九州旅客鉄道、2014年1月31日。&lt;/ref&gt;。<br /> *:モハ305形・モハ304形・クハ305形・クハ304形<br /> *[[JR西日本321系電車]] 2005年12月から投入されているJR西日本の4ドア通勤車両。207系の後継車&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:クモハ321形・クモハ320形・モハ321形・モハ320形・サハ321形<br /> *[[JR西日本323系電車]] 225系・227系ベースの大阪環状線用3ドア通勤車両<br /> *:クモハ323形・クモハ322形・モハ323形・モハ322形<br /> *[[JR東日本E501系電車]] JR東日本の交直両用通勤形電車&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/e501.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 701系]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE501形・モハE500形・クハE501形・クハE500形・サハE501形・サハE500形<br /> *[[JR東日本701系電車]] JR東日本のローカル線向け交流通勤形電車&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/701.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 701系]&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハ701形・モハ701形・クハ700形・サハ701形・サハ700形<br /> *[[JR北海道731系電車]] JR北海道の交流専用通勤形電車<br /> *:モハ731形・クハ731形<br /> *[[JR北海道733系電車]] JR北海道の交流専用通勤形電車&lt;ref&gt;泉弘之「JR北海道 733系通勤形交流電車」、『鉄道ジャーナル』第548号、鉄道ジャーナル社、2012年6月、 P78&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;泉弘之「733系通勤形交流電車」、『鉄道ファン』第614号、交友社、2012年6月、 P64&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ733形・クハ733形<br /> *[[JR北海道735系電車]] JR北海道の交流専用通勤形電車&lt;ref&gt;{{cite press release|title=新型通勤電車の開発について|publisher=北海道旅客鉄道|date=2010-03-10|format=PDF|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/100310-1.pdf|accessdate=2010-06-04}}&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ735形・クハ735形<br /> <br /> ==== 近郊形 ====<br /> *[[国鉄113系電車#111系|国鉄111系電車]] 初の直流近郊形電車<br /> *:モハ111形・モハ110形・クハ111形・サロ111形<br /> *[[国鉄113系電車]] 近郊形電車の標準型(暖地・平地用)<br /> *:モハ113形・モハ112形・クハ111形・サロ110形・サロ111形・サロ112形・サロ113形・サロ124形・サロ125形・サハ111形・モヤ113形・クモハ113形・クモハ112形・クハ113形・クハ112形<br /> *[[国鉄115系電車]] 近郊形電車の標準型(寒冷地・山岳地用)<br /> *:クモハ115形・モハ115形・モハ114形・クハ115形・サハ115形・クモハ114形・クモヤ115形・クモヤ114形・モヤ115形・モヤ114形<br /> *[[国鉄117系電車]] 関西地区の3代目新快速用電車。2扉転換クロスシート車(一部中京地区用)<br /> *:モハ117形・モハ116形・クハ117形・クハ116形<br /> *[[国鉄119系電車]] 飯田線用の1M電車<br /> *:クモハ119形・クハ118形<br /> *[[国鉄121系電車]] 四国地区のローカル用。ステンレス車体の2両編成<br /> *:クモハ121形・クハ120形<br /> *[[国鉄123系電車]] 荷物電車などから改造したローカル線用・1両で運転可能<br /> *:クモハ123形<br /> *[[国鉄211系電車]] 205系と同じシステムを採用した&lt;!--ステンレス製 クモロ211・モロ210形はステンレスではないのでコメントアウトしておきます--&gt;関東・中京地区用近郊形電車(一部JR西日本ジョイフルトレイン用)<br /> *:クモハ211形・モハ211形・モハ210形・クハ211形・クハ210形・クモロ211形・モロ210形・サロ210形・サロ211形・サロ212形・サロ213形・サハ211形<br /> *[[国鉄213系電車]] 国鉄最後の新製電車。211系を1M式にした2扉転換クロスシート車。初代マリンライナー用電車(一部中京地区用)<br /> *:クモハ213形・クモロ213形・クロ212形・クハ212形・サハ213形・クヤ212形・サヤ213形<br /> *[[国鉄415系電車#401系|国鉄401系電車]] 近郊形電車のさきがけ。交直流両用。常磐線(50Hz)用<br /> *:モハ401形・モハ400形・クハ401形<br /> *[[国鉄415系電車#403系|国鉄403系電車]] 401系の出力増強型<br /> *:モハ403形・モハ402形・クハ401形<br /> *[[国鉄413系・717系電車|国鉄413系電車]] 交直流急行形電車の車体更新車。北陸本線用<br /> *:クモハ413形・モハ412形・クハ412形<br /> *[[国鉄415系電車#415系|国鉄415系電車]] 403系と423系を統合した50/60Hz両対応車(一部113系からの交直流化改造車)<br /> *:モハ415形・モハ414形・クハ411形・サハ411形・クハ415形・クモハ415形<br /> *[[国鉄417系電車]] 地方幹線向け近郊形電車<br /> *:クモハ417形・モハ416形・クハ416形<br /> *[[国鉄419系・715系電車#419系|国鉄419系電車]] 余剰583系を改造した北陸地区向け近郊形電車<br /> *:クモハ419形・モハ418形・クハ419形・クハ418形<br /> *[[国鉄415系電車#421系|国鉄421系電車]] 近郊形電車のさきがけ。交直流両用。九州地区(60Hz)用<br /> *:モハ421形・モハ420形・クハ421形・サヤ420形<br /> *[[国鉄415系電車#423系|国鉄423系電車]] 421系の出力増強型<br /> *:モハ423形・モハ422形・クハ421形<br /> *[[国鉄711系電車]] 北海道地区の交流専用近郊形電車<br /> *:クモハ711形・モハ711形・クハ711形<br /> *[[国鉄713系電車]] 九州地区用の地方幹線向け交流専用近郊形電車<br /> *:クモハ713形・クハ712形<br /> *[[国鉄419系・715系電車#715系0番台|国鉄715系電車]] 余剰581・583系を改造した九州・仙台地区向け交流専用近郊形電車<br /> *:モハ715形・モハ714形・クハ715形・クハ714形<br /> *[[国鉄413系・717系電車|国鉄717系電車]] 交直流急行形電車の車体更新車。交流専用<br /> *:クモハ717形・クモハ716形・モハ716形・クハ716形<br /> *[[JR東日本215系電車]] JR東日本の東海道線ライナー用2階建て電車<br /> *:クモハ215形・モハ214形・サロ215形・サロ214形・サハ215形・サハ214形<br /> *[[JR東日本E217系電車]] JR東日本の横須賀線・総武快速線用電車&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/e217.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 E217系]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE217形・モハE216形・クハE217形・クハE216形・サロE217形・サロE216形・サハE217形<br /> *[[JR西日本221系電車]] JR西日本初新製の4代目新快速・大和路快速用電車&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:クモハ221形・モハ221形・サハ221形・クハ221形・モハ220形・サハ220形・クモハ220形・クハ220形<br /> *[[JR西日本223系電車]] JR西日本の初代関空(・紀州路)快速・5代目新快速・2代目マリンライナー・初代おおさか東線直通快速・2代目丹波路快速・ローカル線用電車(一部ワンマン、一部試験用)&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:クモハ223形・モハ223形・モハ222形・クハ222形・サハ223形・クモヤ223形<br /> *[[JR西日本225系電車]] JR西日本の6代目新快速・2代目関空(・紀州路)快速用電車。2012年3月より福知山線(JR宝塚線)でも運用開始&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:クモハ225形・クモハ224形・モハ225形・モハ224形<br /> *[[JR西日本227系電車]] 225系ベースの広島地区用電車&lt;ref&gt;[https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/06/page_5790.html 227系近郊形直流電車の概要について] - 西日本旅客鉄道&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/06/page_5792.html 6月定例社長会見] - 西日本旅客鉄道&lt;/ref&gt;。愛称は「Red Wing」。後に奈良・和歌山地区用も登場予定<br /> *:クモハ227形・クモハ226形・モハ226形.<br /> *[[JR東海311系電車]] JR東海のステンレス近郊形車両<br /> *:クモハ311形・モハ310形・クハ310形・サハ311形<br /> *[[JR東海313系電車]] JR東海のステンレス汎用車両<br /> *:クモハ313形・モハ313形・クハ312形・サハ313形<br /> *[[JR西日本521系電車]] 223系、683系ベースの北陸地区向け交直流両用近郊形電車(ワンマン)&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:クモハ521形・クハ520形<br /> *[[JR東日本719系電車]] JR東日本の交流専用近郊形電車&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/719.html JR東日本:車両図鑑&gt;在来線 719系]&lt;/ref&gt;<br /> *:クモハ719形・クハ718形<br /> *[[JR北海道721系電車]] JR北海道の交流専用近郊形電車<br /> *:クモハ721形・モハ721形・モハ720形、クハ721形、サハ721形<br /> *[[JR九州811系電車]] JR九州の交流専用近郊形電車<br /> *:クモハ810形・モハ811形・クハ810形・サハ811形<br /> *[[JR九州813系電車]] JR九州の交流専用近郊形電車<br /> *:クモハ813形・モハ813形・クハ813形・クハ812形・サハ813形<br /> *[[JR九州815系電車]] JR九州の交流専用近郊形電車(ワンマン ロングシート)<br /> *:クモハ815形・クハ814形<br /> *[[JR九州817系電車]] JR九州の交流専用近郊形電車(ワンマン 一部ロングシート)<br /> *:クモハ817形・モハ817形・クハ817形・クハ816形<br /> *[[JR九州BEC819系電車]] JR九州の蓄電池駆動電車。愛称は「DENCHA」。<br /> *:クモハBEC819形・クハBEC818形<br /> *[[JR四国5000系電車]] 223系・E217系ベースの近郊形電車(2代目マリンライナー用)<br /> *:5000形(Mc)・5100形(Thsc&#039;)・5200形(T)<br /> *[[JR四国6000系電車]] JR四国の近郊形電車<br /> *:6000形(Mc)・6100形(Tc&#039;)・6200形(T)<br /> *[[JR四国7000系電車]] JR四国の近郊形電車(ワンマン 単行)<br /> *:7000形(cMc)・7100形(Tc&#039;)<br /> *[[JR四国7200系電車]] 121系を改造した近郊形電車<br /> *:7200形(Mc)・7300形(Tc&#039;)<br /> <br /> ==== 準急形・急行形 ====<br /> *[[国鉄153系電車]] 国鉄80系電車の後継車両<br /> *:モハ153形・モハ152形・クハ153形・サロ153形・サロ152形・サロ163形・サハ153形・サハシ153形・クヤ153形<br /> *[[国鉄155系・159系電車#155系|国鉄155系電車]] 修学旅行専用電車<br /> *:モハ155形・モハ154形・クハ155形・サハ155形<br /> *[[国鉄157系電車]] 日光行きの特別準急用電車。クロ157-1は貴賓車<br /> *:クモハ157形・モハ156形・サロ157形・サハ157形・クロ157形<br /> *[[国鉄155系・159系電車#159系|国鉄159系電車]] 修学旅行専用電車<br /> *:モハ159形・モハ158形・クハ159形・サハ159形<br /> *[[国鉄165系電車#163系|国鉄163系電車]] 153系の出力増強系列(平地用)の予定だったがグリーン車(サロ163)のみ製造<br /> *:サロ163形<br /> *[[国鉄165系電車#165系|国鉄165系電車]] 153系の出力増強系列(山岳地用)<br /> *:クモハ165形・モハ165形・モハ164形・クハ165形・クハ164形・サロ165形・サハ165形・サハ164形・サハシ165形・クヤ165形<br /> *[[国鉄165系電車#167系|国鉄167系電車]] 修学旅行専用電車<br /> *:モハ167形・モハ166形・クハ167形<br /> *[[国鉄165系電車#169系|国鉄169系電車]] 165系の碓氷峠協調運転対応車両<br /> *:クモハ169形・モハ168形・クハ169形・サロ169形・サハシ169形<br /> *[[国鉄457系電車#451系|国鉄451系電車]] 交直両用の急行車両(50Hz)<br /> *:クモハ451形・モハ450形・クハ451形・サロ451形・サハ451形・サハシ451形<br /> *[[国鉄457系電車#453系|国鉄453系電車]] 451系の出力増強型<br /> *:クモハ453形・モハ452形・クハ451形・サロ451形・サハ451形・サハシ451形<br /> *[[国鉄457系電車#455系|国鉄455系電車]] 交直両用の急行車両・山岳地用(50Hz)<br /> *:クモハ455形・モハ454形・クロハ455形・クハ455形・サロ455形・サハ455形・サハシ455形・クヤ455形<br /> *[[国鉄457系電車#457系|国鉄457系電車]] 交直両用の急行車両・山岳地用(50/60Hz)<br /> *:クモハ457形・モハ456形・クロハ455形・クハ455形・サロ455形・サハ455形・サハシ455形<br /> *[[国鉄457系電車#471系|国鉄471系電車]] 交直両用の急行車両(60Hz)<br /> *:クモハ471形・モハ470形・クハ451形・サロ451形・サハ451形・サハシ451形<br /> *[[国鉄457系電車#473系|国鉄473系電車]] 471系の出力増強型<br /> *:クモハ473形・モハ472形・クハ451形・サロ451形・サハ451形・サハシ451形<br /> *[[国鉄457系電車#475系|国鉄475系電車]] 交直両用の急行車両・山岳地用(60Hz)<br /> *:クモハ475形・モハ474形・モハ475形・クハ455形・サロ455形・サハ455形・サハシ455形<br /> <br /> ==== 特急形 ====<br /> *[[国鉄181系電車#151系|国鉄151系電車]] 「こだま」用。初の特急電車<br /> *:モロ151形・モロ150形・モハ151形・モハ150形・モハシ150形・クロ151形・クロ150形・クハ151形・サロ151形・サロ150形・サハ150形・サシ151形<br /> *[[国鉄181系電車#161系|国鉄161系電車]] 151系の山岳地向け<br /> *:モロ161形・モロ160形・モハ161形・モハ160形・クハ161形・サシ161形<br /> *[[国鉄181系電車#181系|国鉄181系電車]] 151系の山岳地向け出力増強型(一部151系・161系からの改造車)<br /> *:モロ181形・モロ180形・モハ181形・モハ180形・モハシ180形・クロ181形・クロハ181形・クハ181形・クハ180形・サロ181形・サロ180形・サハ180形・サハ181形・サシ181形<br /> *[[国鉄183系電車#183系|国鉄183系電車]] 房総地区の特急用として登場。後に中央東線・上越線でも使用。一部485系からの直流化改造車もあり、丹波・丹後地区ではこれが主流。<br /> *:モハ183形・モハ182形・クハ183形・サロ183形・クハ182形・クモハ183形・クロ183形・クロハ183形<br /> *[[国鉄185系電車]] 踊り子・ライナー・新特急・新幹線リレー号など多目的優等車両。初の脱・国鉄特急色の特急電車<br /> *:モハ185形・モハ184形・クハ185形・サロ185形・サハ185形<br /> *([[国鉄183系電車#国鉄187系特急用直流電車開発計画|国鉄187系電車]]) 計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.187 - P.188&lt;/ref&gt;<br /> *[[国鉄183系電車#189系|国鉄189系電車]] 183系の碓氷峠協調運転対応車両<br /> *:モハ189形・モハ188形・クハ189形・サロ189形・クハ188形<br /> *[[国鉄381系電車]] 初の振り子車両<br /> *:モハ381形・モハ380形・クハ381形・サロ381形・クモハ381形・クロ381形・クロ380形・サハ381形<br /> *[[国鉄485系電車#481系|国鉄481系電車]] 北陸・九州地区用の交直両用特急電車(60Hz)<br /> *:モハ481形・モハ480形・クハ481形・サロ481形・サハ481形・サシ481形<br /> *[[国鉄485系電車#483系|国鉄483系電車]] 東北地区用の交直両用特急電車(50Hz)<br /> *:モハ483形・モハ482形・クロ481形・クハ481形・サロ481形・サハ481形・サシ481形<br /> *[[国鉄485系電車#485系|国鉄485系電車]] 交直両用特急電車の標準型(50/60Hz)<br /> *:・モハ485形・モハ484形・クハ481形・サロ481形・サハ481形・サシ481形・クハ480形・クモハ485形・クロ481形・クロ480形・クモロ485形・モロ485形・モロ484形・クロ485形・クロ484形・サロ485形・モヤ484形<br /> *[[国鉄485系電車#489系|国鉄489系電車]] 485系の碓氷峠協調運転対応車両<br /> *:モハ489形・モハ488形・クハ489形・サロ489形・サハ489形・サシ489形<br /> *[[国鉄583系電車#581系|国鉄581系電車]] ヨン・サン・トオに登場した世界初の画期的な寝台・昼行兼用特急電車(60Hz)<br /> *:モハネ581形・モハネ580形・クハネ581形・サロ581形・サハネ581形・サシ581形<br /> *[[国鉄583系電車#583系|国鉄583系電車]] 581系の50/60Hz用<br /> *:モハネ583形・モハネ582形・クハネ583形・クハネ581形・サロ581形・サハネ581形・サシ581形・サロネ581形<br /> *[[国鉄781系電車]] 北海道地区用交流特急電車<br /> *:クモハ781形・モハ781形・クハ780形・サハ780形<br /> *[[JR東日本E001形電車]] 「[[TRAIN SUITE 四季島]]」用寝台専用特急電車。<br /> *[[JR東日本251系電車]] JR東日本の「スーパービュー踊り子」用車両&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/251.html JR東日本:車両図鑑&gt;特急・寝台特急 251系 スーパービュー踊り子]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ251形・モハ250形・クロ250形・クハ251形・サロ251形・サハ251形<br /> *[[JR東日本253系電車]] JR東日本の「成田エクスプレス」専用特急電車。<br /> *:クモハ252形・モハ253形・モハ252形・クロ253形・サハ253形・クロハ253形<br /> *[[JR東日本255系電車]] JR東日本の房総特急専用車「房総ビューエクスプレス」&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/255.html JR東日本:車両図鑑&gt;特急・寝台特急 255系 しおさい・わかしお・さざなみ]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ255形・モハ254形・クハ255形・クハ254形・サロ255形・サハ255形・サハ254形<br /> *[[JR東日本E257系電車]] JR東日本の中央東線「あずさ」・「かいじ」用車両。183系の後継車両。後に房総特急用も登場<br /> *:クモハE257形・モハE257形・モハE256形・クハE257形・クハE256形・サロハE257形・サハE257形<br /> *[[JR東日本E259系電車]] JR東日本の「成田エクスプレス」用車両。253系の後継車両。<br /> *:モハE258形・モハE259形・クロE259形・クハE258形<br /> *[[JR西日本281系電車]] JR西日本の関西空港アクセス特急「はるか」用車両&lt;ref&gt;[http://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/ データで見るJR西日本] p.121&lt;/ref&gt;<br /> *:モハ281形・クロ280形・クハ281形・サハ281形・クモハ281形・クハ280形<br /> *[[JR西日本283系電車]] JR西日本の紀勢本線特急「オーシャンアロー」用振り子式電車<br /> *:モハ283形・クロ283形・クロ282形・クハ283形・クハ282形・サハ283形<br /> *[[JR西日本285系電車]] JR西日本・JR東海共同開発の新世代寝台専用特急電車「サンライズエクスプレス」(一部JR東海車)&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P118&quot;/&gt;<br /> *:モハネ285形・クハネ285形・サロハネ285形・サハネ285形<br /> *[[JR西日本287系電車]] JR西日本の福知山線・山陰本線用電車で特急「こうのとり」・「きのさき」・「まいづる」・「はしだて」用。後に紀勢本線特急「くろしお」用も登場<br /> *:クモハ287形・モハ287形・クモハ286形・モハ286形・クモロハ286形<br /> *[[JR西日本289系電車]] 余剰683系を改造した直流特急電車<br /> *:クモハ289形・モハ289形・サハ289形・サハ288形・クハ288形・クロ288形・クロハ288形<br /> *[[JR東日本E351系電車]] JR東日本の中央東線用振り子式特急電車。「スーパーあずさ」用&lt;ref&gt;[http://www.jreast.co.jp/train/local/e351.html JR東日本:車両図鑑&gt;特急・寝台特急 E351系 スーパーあずさ]&lt;/ref&gt;<br /> *:モハE351形・モハE350形・クハE351形・クハE350形・サロE351形・サハE351形<br /> *[[JR東日本E353系電車]] JR東日本の中央東線用特急電車。「スーパーあずさ」用<br /> *[[JR東海371系電車]] JR東海の御殿場線・小田急線相互直通特急「あさぎり」用車両<br /> *:クモハ371形・モハ371形・モハ370形・サロハ371形<br /> *[[JR東海373系電車]] JR東海のローカル特急から快速など多目的優等車両<br /> *:クモハ373形・クハ372形・サハ373形<br /> *[[JR東海383系電車]] JR東海の第2世代振り子式車両。中央西線「ワイドビューしなの」用<br /> *:クモハ383形・モハ383形・クロ383形・クハ383形・サハ383形<br /> *[[JR東日本651系電車]] JR東日本の常磐線特急電車。「スーパーひたち」・「フレッシュひたち」用<br /> *:モハ651形・モハ650形・クハ651形・クハ650形・サロ651形<br /> *[[JR東日本E653系電車]] JR東日本の常磐線特急電車。「フレッシュひたち」用<br /> *:モハE653形・モハE652形・クハE653形・クハE652形・サハE653形<br /> *[[JR東日本E655系電車]] JR東日本のお召し電車兼用ジョイフルトレイン。E655形が新「御料車」<br /> *:モロE655形・クモロE654形・モロE654形・クロE654形・E655形<br /> *[[JR東日本E657系電車]] JR東日本の常磐線特急電車<br /> *:モハE657形・モハE656形・クハE657形・クハE656形・サロE657形・サハE657形<br /> *[[JR西日本681系電車]] JR西日本の北陸線用特急電車。最高速度160km/h対応。「サンダーバード」・「はくたか」用(一部北越急行車)<br /> *:クモハ681形・モハ681形・クロ681形・クハ681形・クハ680形・サハ681形・サハ680形<br /> *[[JR西日本683系電車]] JR西日本の北陸線用特急電車。「サンダーバード」・「しらさぎ」・「はくたか」用(一部北越急行車)<br /> *:クモハ683形・モハ683形・クロ683形・クロ682形・クハ683形・クハ682形・サハ683形・サハ682形<br /> *[[JR東日本E751系電車]] JR東日本の交流専用特急電車。当初は「スーパーはつかり」用、後に「つがる」用<br /> *:モハE751形・モハE750形・クロハE750形・クハE751形<br /> *[[JR九州783系電車]] JR九州の特急電車「ハイパーサルーン」<br /> *:クモハ783形・モハ783形・クロ782形・クロハ782形・クハ783形・サハ783形<br /> *[[JR北海道785系電車]] JR北海道の特急電車。JRグループ特急電車初のVVVFインバータ制御車。「スーパーカムイ」・「すずらん」・「快速エアポート」用<br /> *:クモハ785形・モハ785形・モハ784形・クハ785形・クハ784形・サハ784形<br /> *[[JR九州787系電車]] JR九州の特急電車。「つばめ」・「有明」用<br /> *:クモロ787形・クモハ786形・モハ787形・モハ786形・サハ787形・サハシ787形・クロハ786形・クハ787形<br /> *[[JR北海道789系電車]] JR北海道の津軽海峡線用特急電車。「スーパー白鳥」用。後に道央特急「スーパーカムイ」・「快速エアポート」用も登場<br /> *:モハ789形・モハ788形・クロハ789形・クハ789形・サハ788形・サハ789形<br /> *[[JR九州883系電車]] JR九州の振り子式特急電車「ソニック」<br /> *:クモハ883形・モハ883形・クロハ882形・サハ883形<br /> *[[JR九州885系電車]] JR九州の振り子式特急電車。「かもめ」・「ソニック」用<br /> *:クモハ885形・モハ885形・クロハ884形・サハ885形<br /> *[[JR四国8000系電車]] JR四国の振り子式特急電車。「しおかぜ」・「いしづち」用<br /> *:8000形(Thsc)・8100形(M)・8150形(M)・8200形(Mc)・8300形(T)・8400形(Tc&#039;)・8500形(Tc&#039;)<br /> *[[JR四国8600系電車]] JR四国の特急電車。&lt;ref&gt;[http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-11-25/01.htm 特急形直流電車の新製について] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20131204095429/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-11-25/01.htm |date=2013年12月4日 }} - 四国旅客鉄道プレスリリース 2013年11月25日付&lt;/ref&gt;<br /> *:8600形(Mc)・8750形(Tc)<br /> <br /> ==== 非旅客用・試験用・事業用 ====<br /> *国鉄141系電車<br /> *:[[国鉄クモユ141形電車|クモユ141形]]<br /> *[[国鉄143系電車]]<br /> *:クモユ143形・クモユニ143形・クモニ143形・クモヤ143形<br /> *[[国鉄145系電車]]<br /> *:クモヤ145形・クモル145形・クル144形<br /> *[[国鉄145系電車#クモユニ147形|国鉄147系電車]]<br /> *:クモユニ147形<br /> *[[国鉄191系電車]]<br /> *:クモヤ191形・クモヤ190形<br /> *[[国鉄193系電車]]<br /> *:クモヤ193形・クモヤ192形<br /> *[[国鉄443系電車]]<br /> *:クモヤ443形・クモヤ442形<br /> *[[国鉄51系電車#クモハ51形を交直流試験車493系に改造|国鉄493系電車]]<br /> *:クモヤ493形・クモヤ492形<br /> *[[国鉄495系電車]]<br /> *:クモヤ495形・クモヤ494形<br /> *[[国鉄591系電車]]<br /> *:クモハ591形・クモハ590形<br /> *[[国鉄791系電車]]<br /> *:クモヤ791形<br /> *([[国鉄793系電車]])計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.172 - P.174&lt;/ref&gt;<br /> *[[JR東日本E491系電車]] East i-E<br /> *:クモヤE491形・モヤE490形・クヤE490形<br /> *[[JR東日本クモヤ743形電車]]<br /> *:クモヤ743形<br /> *[[JR東日本E991系電車 (初代)|JR東日本E991系電車(初代)]] TRY-Z<br /> *:クモヤE991形・クモヤE990形・サヤE991形<br /> *[[JR東日本E993系電車]] ACトレイン<br /> *:モハE993形・モハE992形・クハE993形・クハE992形・サハE993形<br /> *[[JR東日本E995系電車]] NEトレイン<br /> *:クモヤE995形<br /> *[[JR東日本電車形(E991系)研修用機械|JR東日本E991系電車(2代)]] JR東日本の訓練用車両。無車籍であるため厳密には鉄道車両ではない<br /> *:モハE991形・モハE990形・クハE991形・クハE990形<br /> *[[JR西日本223系電車#鉄道総研R291形試験電車|鉄道総研R291系電車]] 223系・E231系ベースの燃料電池試験車両。無車籍であるため厳密には鉄道車両ではない<br /> *:クヤR291形・クモヤR290形<br /> *[[軌間可変電車]] フリーゲージトレイン。無車籍で厳密には鉄道車両ではない<br /> <br /> ===貨物電車===<br /> *[[JR貨物M250系電車]] JR貨物の「スーパーレール・カーゴ」宅配コンテナ専用貨物電車<br /> *:Mc251形・M250形・T261形・T260形<br /> <br /> ===新幹線電車===<br /> ====営業用====<br /> *[[新幹線0系電車]] 最初の新幹線車両<br /> *:15形・16形・21形・22形・25形・26形・27形・35形・36形・37形<br /> *[[新幹線100系電車]] 2階建て車を2・4両連結した新幹線車両<br /> *:116形・121形・122形・123形・124形・125形・126形・148形・149形・168形・178形・179形<br /> *[[新幹線200系電車]] 東北・上越新幹線開業向け新幹線車両<br /> *:215形・221形・222形・225形・226形・237形・248形・249形<br /> *[[新幹線300系電車]] 初代「のぞみ」JR東海・西日本の東海道・山陽新幹線用<br /> *:315形・316形・319形・322形・323形・325形・326形・328形・329形<br /> *[[新幹線400系電車]] JR東日本の山形新幹線用新在直通ミニ新幹線車両<br /> *:411形・422形・425形・426形・429形<br /> *[[新幹線500系電車]] JR西日本の300km/h運転「のぞみ」用<br /> *:515形・516形・518形・521形・522形・525形・526形・527形・528形<br /> *[[新幹線700系電車]] JR東海・西日本の現在の標準車両<br /> *:717形・718形・719形・723形・724形・725形・726形・727形<br /> *[[新幹線N700系電車]] JR東海・西日本・九州の次世代(第5世代)新幹線車両。新幹線初の車体傾斜式車両(S・R編成除く)<br /> *:766形・775形・776形・777形・781形・782形・783形・784形・785形・786形・787形・788形<br /> *[[新幹線800系電車]] JR九州の九州新幹線開業用車両<br /> *:821形・822形・826形・827形<br /> *[[新幹線E1系電車]] JR東日本の2階建て車両<br /> *:E145形・E146形・E148形・E153形・E154形・E155形・E156形・E158形・E159形<br /> *[[新幹線E2系電車]] JR東日本の現在の標準車両<br /> *:E215形・E223形・E224形・E225形・E226形<br /> *[[新幹線E3系電車]] JR東日本の秋田新幹線・山形新幹線用新在直通ミニ新幹線の現在の標準車両<br /> *:E311形・E322形・E325形・E326形・E328形・E329形<br /> *[[新幹線E4系電車]] JR東日本の第2世代の2階建て車両<br /> *:E444形・E446形・E453形・E455形・E456形・E458形・E459形<br /> *[[新幹線E5系・H5系電車|新幹線E5系電車]] JR東日本の第3世代の車両<br /> *:E514形・E515形・E523形・E525形・E526形<br /> *[[新幹線E5系・H5系電車|新幹線H5系電車]] JR北海道の北海道・東北新幹線用車両<br /> *:H514形・H515形・H523形・H525形・H526形<br /> *[[新幹線E6系電車]] JR東日本の次世代の秋田新幹線直通車両<br /> *:E611形・E621形・E625形・E627形・E628形・E629形<br /> *[[新幹線E7系・W7系電車|新幹線E7系電車]] JR東日本の北陸新幹線用車両<br /> *:E714形・E715形・E723形・E725形・E726形<br /> *[[新幹線E7系・W7系電車|新幹線W7系電車]] JR西日本の北陸新幹線用車両<br /> *:W714形・W715形・W723形・W725形・W726形<br /> <br /> ====事業用・試験用====<br /> *[[新幹線1000形電車]] 新幹線試作電車<br /> *[[ドクターイエロー#922形0番台|新幹線922形電車]] ドクターイエロー(一部921形組込)<br /> *[[ドクターイエロー#923形0番台|新幹線923形電車]] 新ドクターイエロー<br /> *[[ドクターイエロー#925形0番台|新幹線925形電車]] 東北・上越新幹線用ドクターイエロー(921形組込)<br /> *[[ドクターイエロー#E926形|新幹線E926形電車]] East i<br /> *[[ドクターイエロー#941形(電気試験車→救援車)|新幹線941形電車]]<br /> *[[新幹線951形電車]]<br /> *[[新幹線952形・953形電車]] STAR21<br /> *[[新幹線955形電車]] 300X<br /> *[[新幹線E954形電車]] FASTECH360S<br /> *[[新幹線E955形電車]] FASTECH360Z<br /> *[[新幹線961形電車]]<br /> *[[新幹線962形電車]](→925形ドクターイエロー)<br /> *[[新幹線500系電車900番台|新幹線500系電車]] WIN350(900番台)<br /> <br /> ==気動車==<br /> === 機械式気動車 ===<br /> *[[国鉄キハニ5000形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ40000形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ01系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ04形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ07形気動車]]<br /> <br /> === 電気式気動車 ===<br /> *[[国鉄キハニ36450形気動車]]<br /> **[[国鉄キクハ16800形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ43000形気動車]]<br /> *[[日本の電気式気動車#国鉄キハ44000形|国鉄キハ44000系気動車]]<br /> <br /> === ハイブリッド式気動車 ===<br /> ==== 特急形 ====<br /> * [[JR西日本87系気動車]] 「[[TWILIGHT EXPRESS 瑞風]]」専用寝台気動車<br /> * ([[JR北海道の車両形式#開発中止された車両|JR北海道キハ285系気動車]]) JR北海道の次世代振り子式特急気動車として落成したが、営業運転に就く事無く廃車解体&lt;ref&gt;{{Cite news|author= |date=2017年3月3日|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0374633.html|title=開発費25億円の夢、鉄くずに JR北海道、新型特急試作車を解体|publisher=[[北海道新聞社]]|newspaper=[[北海道新聞]](どうしんウェブ)|accessdate=2017-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170303021120/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0374633.html|archivedate=2017年3月3日}}&lt;/ref&gt;{{refnest|group=&quot;注&quot;|JR北海道の相次ぐ事故と不祥事及び、北海道新幹線の開業準備の計画、安全性に伴い開発を中止し、運用実績のある既存の[[JR北海道キハ261系気動車|キハ261系]]の増備を継続してJR北海道管内の気動車特急をキハ261系に統一することにより、車種統一によるランニングコストの低減を図る方針に転換されたため&lt;ref&gt;{{Cite press release|format=PDF|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140910-1.pdf|title=新型特急車両の開発中止について|publisher=[[北海道旅客鉄道]]|date=2014-09-10|accessdate=2017-04-29}}&lt;/ref&gt;<br /> &lt;ref&gt;{{Cite news |author= |date=2016年4月26日|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0263551.html|title=新型特急285系 未使用で廃車へ 開発に25億円 JR北海道|publisher=[[北海道新聞社]]|newspaper=[[北海道新聞]](どうしんウェブ)|accessdate=2017-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160426113813/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0263551.html|archivedate=2016-04-26}}&lt;/ref&gt;。}}<br /> <br /> ==== 一般形 ====<br /> *[[JR東日本キハE200形気動車]] JR東日本の小海線用気動車。世界初の「ハイブリッド車両」<br /> *[[JR東日本HB-E210系気動車]] JR東日本の仙石線・東北本線接続用ハイブリッド気動車&lt;ref name=&quot;JREASTPRESS 20130702&quot;/&gt;<br /> *[[JR東日本HB-E300系気動車]] JR東日本の観光用ハイブリッド気動車<br /> <br /> === 液体式気動車 ===<br /> ==== 一般形 ====<br /> 特急形・急行形以外の[[普通列車]]用気動車は&#039;&#039;&#039;一般形&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;通勤形&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;近郊形&#039;&#039;&#039;と呼ばれるが、国鉄時代には制式な分類がなかったため、どの形式がどの分類に属するか文献により相違がみられる。そのため当項目では通勤形や近郊形も含む総称として一般形の名称を使用する&lt;ref&gt;この分類はJTBパブリッシング 石井幸孝『キハ47物語』 p36‐p37などで使用されているものである。&lt;/ref&gt;。<br /> *[[国鉄キハ44500形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ08系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ10系気動車]]<br /> *[[JR東海キハ11形気動車]] [[NDC (鉄道車両)|NDCシリーズ]]を基にしたJR東海のローカル線用軽快気動車(一部東海交通事業車)<br /> *[[国鉄キハ20系気動車]]<br /> *[[JR東海キハ25形気動車]] 313系ベースのJR東海の気動車<br /> *[[国鉄キハ31形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ32形気動車]]<br /> *[[JR西日本キハ33形気動車]] JR西日本のローカル線用気動車(客車からの改造)<br /> *[[国鉄12系客車#キサハ34形|JR西日本キサハ34形気動車]] JR西日本の中間増結用気動車(客車からの改造)<br /> *[[国鉄キハ35系気動車]](一部和田岬線用に改造)<br /> *[[国鉄キハ37形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ38形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|国鉄キハ40系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ45系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ54形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ66系気動車]]<br /> *[[JR東海キハ75形気動車]] JR東海の快速用気動車<br /> *[[JR東日本キハ100系気動車]] JR東日本のローカル線用気動車(車体長16~17m)<br /> *[[JR東日本キハ110系気動車]] JR東日本のローカル線用気動車(車体長20m)<br /> *[[JR東日本キハE120形気動車]] JR東日本新潟地区の非電化区間用気動車(環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> *[[JR西日本キハ120形気動車]] NDCシリーズを基にしたJR西日本のローカル線用軽快気動車&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P119&quot;/&gt;<br /> *[[JR西日本キハ126系気動車|JR西日本キハ121系気動車]] JR西日本の山陰地区用気動車(単行)<br /> *[[JR西日本キハ127系気動車|JR西日本キハ122系気動車]] JR西日本の姫新線用気動車(単行・環境負荷軽減エンジン搭載)&lt;ref name=&quot;JRWESTDATA P119&quot;/&gt;<br /> *[[JR九州キハ125形気動車]] NDCシリーズを基にしたJR九州のローカル線用軽快気動車<br /> *[[JR西日本キハ126系気動車]] JR西日本の山陰地区用気動車<br /> *[[JR西日本キハ127系気動車]] JR西日本の姫新線用気動車(環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> *[[JR東日本キハE130系気動車]] JR東日本の水郡線用気動車(一部単行・環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> *[[JR北海道キハ130形気動車]] NDCシリーズを基にしたJR北海道の日高線用軽快気動車<br /> *[[JR北海道キハ141系気動車]] JR北海道の札沼(学園都市)線用気動車(客車からの改造)<br /> *[[JR北海道キハ150形気動車]] JR北海道のローカル線用気動車<br /> *[[JR北海道キハ160形気動車]] JR北海道の日高線用気動車<br /> *[[JR九州キハ200系気動車]] JR九州の快速用気動車<br /> *[[JR北海道キハ201系気動車]] JR北海道の電車との協調運転対応気動車<br /> *[[JR四国1000形気動車]] JR四国のローカル線用気動車<br /> *[[JR四国1500形気動車]] JR四国のローカル線用気動車(環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> <br /> ==== 準急形・急行形 ====<br /> *[[国鉄キハ55系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ58系気動車]]<br /> **[[国鉄キハ56系気動車]] キハ58系の北海道用耐寒耐雪構造形<br /> **[[国鉄キハ57系気動車]] キハ58系の信越本線(碓氷峠通過)用<br /> *[[国鉄キハ60系気動車]]<br /> *[[国鉄キハ65形気動車]]<br /> *[[国鉄キハ90系気動車|国鉄キハ91系気動車]]<br /> <br /> ==== 特急形 ====<br /> * [[JR九州キハ71系気動車]] キハ58系・キハ65形を改造したJR九州の特急気動車「ゆふいんの森」(I世)用<br /> * [[JR九州キハ72系気動車]] JR九州の特急気動車「ゆふいんの森」(III世)用<br /> * [[国鉄キハ80系気動車]]<br /> ** 国鉄キハ81系気動車 初の気動車特急<br /> ** 国鉄キハ82系気動車 キハ81系の改良型。先頭車貫通化<br /> ** [[ジョイフルトレイン#過去のジョイフルトレイン|国鉄キハ83・84形気動車]] キハ82系を改造したJR北海道のジョイフルトレイン「[[フラノエクスプレス]]」用<br /> * [[JR東海キハ85系気動車]] JR東海の特急気動車「ワイドビューひだ」・「ワイドビュー南紀」用<br /> * [[国鉄キハ181系気動車]] 山岳線区用の出力増強型<br /> * [[国鉄キハ183系気動車]] 北海道地区の特急用(一部JR九州のジョイフルトレイン用→「ゆふいんの森」(II世)用)<br /> * [[国鉄キハ185系気動車]] 四国地区の特急用(一部JR九州に譲渡)<br /> * [[JR西日本キハ187系気動車]] JR西日本の振り子式特急気動車「スーパーおき」・「スーパーまつかぜ」・「スーパーいなば」用<br /> * [[JR西日本キハ189系気動車]] JR西日本の特急気動車「はまかぜ」用(環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> * [[JR北海道キハ261系気動車]] JR北海道の車体傾斜式特急気動車「スーパー宗谷」・「スーパーとかち」用<br /> * [[JR北海道キハ281系気動車]] JR北海道の振り子式特急気動車「スーパー北斗」用<br /> * [[JR北海道キハ283系気動車]] JR北海道の振り子式特急気動車「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」・「スーパー北斗」用<br /> * [[JR四国2000系気動車]] JR四国の振り子式特急気動車「南風」・「しまんと」・「うずしお」等(一部土佐くろしお鉄道車)<br /> * [[JR四国2600系気動車]] JR四国の車体傾斜式特急気動車<br /> <br /> ===試験用・事業用===<br /> *[[国鉄キワ90形気動車]]<br /> *[[国鉄キヤ90形気動車]] キワ90形改造の電化工事用職用車<br /> *[[国鉄キヤ91形気動車]] キハ07形改造の電化工事用職用車<br /> *[[国鉄キヤ92形気動車]] キハ07形改造の架線検測試験車<br /> *[[JR東海キヤ95系気動車]] ドクター東海<br /> *[[JR東海キヤ97系気動車|JR東海キヤ97系気動車・JR東日本キヤE195系気動車]] 定尺レール(25m)、およびロングレール(200m)運搬用気動車<br /> *[[JR西日本キヤ141系気動車]] ドクターWEST{{refnest|group=&quot;注&quot;|当初は非公式愛称であり、JR西日本では愛称は特にないとしていた[http://www.sankei.com/west/news/140916/wst1409160042-n1.html]が、2016年8月の[[京都鉄道博物館]]での期間限定展示の際にJR西日本側が「ドクターWEST」の呼称を使うようになった[https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/08/page_9049.html]}}<br /> *[[JR西日本キヤ143形気動車]] 除雪用車両(環境負荷軽減エンジン搭載)<br /> *[[国鉄キヤ191系気動車]]<br /> *[[JR東日本キヤE193系気動車]] East i-D<br /> *[[国鉄キハ391系気動車]] ガスタービン搭載の試験車両<br /> *[[JR東日本キヤE991形気動車]] NEトレイン。後に燃料電池ハイブリッド車両に改造された<br /> <br /> ===蒸気動車===<br /> *[[国鉄キハ6400形蒸気動車]]<br /> <br /> ===私鉄買収車===<br /> *[[買収気動車|私鉄買収車]](買収され国鉄に編入された私鉄から引き継いだ雑多な気動車群)<br /> <br /> ==客車==<br /> ===国有化以前の客車(雑形客車)===<br /> *[[官設鉄道の客車]]<br /> *[[北海道炭礦鉄道の客車]]<br /> *[[日本鉄道の客車]]<br /> *[[関西鉄道の客車]]<br /> *[[山陽鉄道の客車]]<br /> *[[九州鉄道の客車]]<br /> *[[九州鉄道ブリル客車]]<br /> <br /> === 旧型客車 ===<br /> 10系以前の客車には急行形や一般形に分類される車種を種別ごとに分類していない{{refnest|group=&quot;注&quot;|10系以前の客車は三等車についてはその大部分がデッキ付きのボックスシートで製造され、実質的に普通列車用として製造された戦災復旧車と鋼体化改造車の三等車を除いて新車の投入は優等列車(特に急行列車)が優先され、後継車の増備や置き換えにつれて捻出した客車は普通列車にも使用されるようになっている。国鉄の現場などでは「一般形客車」「在来形客車」「旧型客車」という表現を便宜的・慣例的に使ったことがあるが、旧型客車が製造された時点での規程ではこの区分は存在しないため、正式な呼称ではないが&lt;ref&gt;JTBバブリッシング [[岡田誠一 (鉄道研究家)|岡田誠一]]『国鉄鋼製客車Ⅰ』 p.239&lt;/ref&gt;、便宜上、旧型客車と表現する。}}。<br /> *[[鉄道院基本形客車]]<br /> *[[国鉄22000系客車]] 大正時代の木造客車の代表で国鉄で最後の木造客車<br /> *[[国鉄28400系客車]] 特急用で全て木造で3軸ボギー台車を履く<br /> <br /> *[[国鉄オハ31系客車]]<br /> *[[国鉄スハ32系客車]]<br /> *[[国鉄オハ35系客車]]<br /> *[[国鉄70系客車]]<br /> *[[国鉄60系客車]]<br /> *[[国鉄スハ43系客車]]<br /> *([[国鉄マイテ30形客車]])計画のみ&lt;ref&gt;[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』P.124 - P.125&lt;/ref&gt;<br /> *[[国鉄10系客車]]<br /> *[[九州産業鉄道オハフ1形客車|国鉄オハフ36形客車]]<br /> *[[国鉄オハ30形客車]]<br /> *[[国鉄マロネ40形客車]]<br /> *[[国鉄マシ35形客車]]<br /> <br /> ===新系列客車===<br /> ==== 一般形 ====<br /> *[[国鉄50系客車]] 普通列車用の一般形客車。通称「レッドトレイン」<br /> *[[JR西日本35系客車]]「SLやまぐち号」専用客車<br /> <br /> ==== 急行形 ====<br /> *[[国鉄12系客車]] 分散電源方式の急行用客車<br /> <br /> ==== 特急形 ====<br /> *[[国鉄14系客車]] 分散電源方式の特急形昼行および寝台客車<br /> *[[国鉄20系客車]] 初の集中電源方式の特急形寝台客車。元祖「ブルートレイン」<br /> *[[国鉄24系客車]] [[北陸トンネル火災事故]]を機に製造された集中電源方式の特急形寝台客車<br /> *[[JR東日本E26系客車]] 「カシオペア」専用客車<br /> *[[JR九州77系客車]] 「ななつ星in九州」専用客車<br /> <br /> === 非旅客用・試験用・事業用 ===<br /> *[[皇室用客車]]<br /> **[[皇室用客車#御料車|御料車]]、[[皇室用客車#供奉車|供奉車]]、[[皇室用客車#霊柩車|霊柩車]]、[[賢所乗御車]]<br /> *[[国鉄ホエ7000形客車]]<br /> *[[国鉄ナヤ6630形客車]]<br /> **[[国鉄ナエ7200形客車]]<br /> *[[国鉄ホヤ6690形客車]]<br /> *[[国鉄ホヤ6720形客車]]<br /> *[[国鉄ホヤ6740形客車]]<br /> *[[国鉄ホヤ6760形客車]]<br /> **[[国鉄ホル7500形客車]]<br /> *[[国鉄ナル7700形客車]]<br /> *[[国鉄ナル9950形・オル9970形客車]]<br /> *[[国鉄ナエ9900形・オエ9920形客車]]<br /> *[[国鉄ナエ27000形客車]]<br /> *[[国鉄2100形蒸気機関車#マヌ34形暖房車|国鉄マヌ34形客車]]<br /> *[[国鉄マヤ34形客車]] 軌道検測車。通称「マヤ検」<br /> *[[JR北海道マヤ35形客車]]<br /> *[[国鉄マニ30形客車]]<br /> *[[国鉄マニ36形客車|国鉄マニ35形・マニ36形・マニ37形客車]]<br /> *[[国鉄スニ40形客車|国鉄スニ40形・スニ41形・スユ44形客車]]<br /> *[[国鉄マニ44形客車]]<br /> *[[国鉄オヤ31形客車]] 車両限界測定車。通称「オイラン車」<br /> <br /> === その他 ===<br /> *[[JR北海道ナハ29000形客車]]<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車#関連形式|JR北海道ハテ8000形客車]]<br /> *[[トロッコファミリー号|JR東海オハフ17形客車]]<br /> *[[オリエント急行#オリエント急行&#039;88|オリエント急行用客車]] 1988年にイベント運行された<br /> <br /> == 貨車 ==<br /> {{See also|貨車|国鉄貨車の車両形式}}<br /> 下記の一覧は1928年(昭和3年)に行われた称号規定変更後の形式をまとめたものである。<br /> {{節スタブ|一覧にない形式について加筆お願いします。}}<br /> <br /> === 営業用 ===<br /> ==== ウ:豚積車 ====<br /> *[[国鉄ウ1形貨車|ウ1]]<br /> *[[国鉄ウ100形貨車|ウ100]]<br /> *[[国鉄ウ200形貨車|ウ200]]<br /> *[[国鉄ウ300形貨車|ウ300]]<br /> *[[国鉄ウ500形貨車|ウ500]]<br /> <br /> ==== カ:家畜車 ====<br /> *[[国鉄カ1形貨車|カ1]]<br /> *[[国鉄カ500形貨車|カ500]]<br /> *[[国鉄カ1000形貨車|カ1000]]<br /> *[[国鉄カ1500形貨車|カ1500]]<br /> *[[国鉄カ2000形貨車|カ2000]]<br /> *[[国鉄カ3000形貨車|カ3000]]<br /> *[[国鉄カム1形貨車|カム1]]<br /> <br /> ==== ク:車運車 ====<br /> *[[国鉄シワ115形貨車|ク50]](←シワ100←シワ115)<br /> *[[国鉄ク300形貨車|ク300]]<br /> *[[国鉄ク5000形貨車|ク5000]]<br /> *ク9000<br /> *ク9100<br /> *[[国鉄クム1形貨車|クム1]]<br /> *[[国鉄シム1000形貨車|クム1000]](←シム1000)<br /> *[[国鉄シム2000形貨車|クム2000]](←シム2000)<br /> *[[国鉄シム3000形貨車|クム3000]](←シム3000)<br /> *[[JR貨物クム1000系貨車|クム1000・クム1001]]<br /> *[[国鉄クム80000形貨車|クム80000]]<br /> *[[JR貨物クサ1000形貨車|クサ1000]]<br /> *[[国鉄クサ9000形貨車|クサ9000]](カンガルー方式輸送試作車。)<br /> *[[JR貨物クキ900形貨車|クキ900]](タンクローリーピギーバック輸送試作車。1989年度登場。2001年度消滅)<br /> *[[JR貨物クキ1000形貨車|クキ1000]]<br /> <br /> ==== コ:コンテナ車 ====<br /> *[[国鉄コム1形貨車|コム1]](15t積。10ftコンテナ2個積載。北海道の支線用にトム150000を改造。)<br /> *[[国鉄コラ1形貨車|コラ1]](19t積。10ftコンテナ3個積載)<br /> *[[国鉄コキ1000形貨車#コサ900形|コサ900]](21t積。国際海上コンテナ用試作車。)<br /> *[[JR貨物コキ70形貨車|コキ70]](大型コンテナ、大型トラック積載用低床試作車。1990年度登場。2002年度消滅)<br /> *[[JR貨物コキ71形貨車|コキ71]](39.2t積。カーラック輸送用低床車。1995年度登場。1997年鉄道友の会[[ローレル賞]]受賞)<br /> *[[JR貨物コキ72形貨車|コキ72]](48t積。20ft・40ftコンテナ積載対応低床車。1996年度登場)<br /> *[[JR貨物コキ100系貨車|コキ100系]]<br /> **コキ100・コキ101(40.5t積。12ftコンテナ5個積載。1987年度(コキ101は1988年)登場。4両ユニット)<br /> **コキ102・コキ103(40.5t積。12ftコンテナ5個積載。コキ100系の改良型。4両ユニット。1989年度登場)<br /> **コキ104(40.5t積。12ftコンテナ5個積載。コキ100系の単車タイプ。1989年度登場)<br /> **コキ105(40.5t積。12ftコンテナ5個積載。コキ100系の2両ユニットタイプ。1990年度登場)<br /> **コキ106(ISO規格40ftコンテナ積載対応。1997年度登場)<br /> **コキ107(2006年度登場)<br /> **コキ110(40.7t積。15ftコンテナ4個積載対応。2001年度登場)<br /> *[[JR貨物コキ200形貨車|コキ200]](48t積。20ft/40ftコンテナ積載用。2000年度登場)<br /> *[[国鉄コキ1000形貨車|コキ1000]](国際海上コンテナ用。20ftコンテナ2個積載。1968年度登場)<br /> *[[国鉄コキ5500形貨車|コキ5500系]]<br /> **コキ5000(←チキ5000。28t積。10ftコンテナ5個積載→12ftコンテナ4個積載)<br /> **コキ5500(←チキ5500〈初代)。28t積。10ftコンテナ5個積載→12ftコンテナ4個積載。コキとしての新造車あり)<br /> *[[国鉄コキ9000形貨車|コキ9000]](←チキ9000。25t積。フレキシバン方式コンテナ2個積載)<br /> *[[国鉄コキ1000形貨車#コキ9100形|コキ9100]](41t積。国際海上コンテナ用試作車。)<br /> *[[国鉄コキ50000形貨車#コキ9200形|コキ9200]](37t積。フレートライナー輸送用試作車。)<br /> *[[国鉄コキ1000形貨車#コキ9300形|コキ9300]](61t積。国際海上コンテナ及び10ftコンテナ用試作車。)<br /> *[[国鉄コキ10000形貨車|コキ10000系]]<br /> **コキ10000(28t積。10ftコンテナ5個積載→12ftコンテナ4個積載。1994年度消滅)<br /> **コキフ10000(緩急車。10ftコンテナ4個積載→12ftコンテナ3個積載。1995年度消滅)<br /> **コキ19000(28t積。12ftコンテナ4個積載。初の5t/10tコンテナ兼用車。1994年度消滅)<br /> *[[国鉄コキ50000形貨車|コキ50000系]]<br /> **コキ50000(37t積。12ftコンテナ5個積載)<br /> **コキフ50000(緩急車。12ftコンテナ4個積載。1994年度消滅)<br /> *[[国鉄コキ60000形貨車|コキ60000]](12ftコンテナ5個積み。コキ5500改造。1998年度消滅)<br /> <br /> ==== シ:大物車 ====<br /> *[[国鉄シ1形貨車|シ1]]<br /> *[[国鉄シ10形貨車|シ10]]<br /> *[[国鉄シ1形貨車|シ200]]<br /> *[[国鉄シム1形貨車|シム1]]<br /> *[[鶴見臨港鉄道シム110形貨車|シム20]](←鶴見臨港鉄道シム110形)<br /> *[[国鉄シム1形貨車|シム200]]<br /> *[[国鉄シサ1形貨車|シサ1]]<br /> *[[国鉄シサ10形貨車|シサ10]]<br /> *[[国鉄シキ1形貨車 (初代)|シキ1(初代)]]<br /> *[[国鉄シキ1形貨車 (2代)|シキ1(2代)]]<br /> *[[国鉄シキ5形貨車|シキ5]]<br /> *[[国鉄シキ15形貨車|シキ15]]<br /> *[[国鉄シキ20形貨車|シキ20]]<br /> *[[国鉄シキ25形貨車|シキ25]]<br /> *[[国鉄シキ30形貨車|シキ30]]<br /> *[[国鉄シキ35形貨車|シキ35]]<br /> *[[国鉄シキ40形貨車|シキ40]]<br /> *[[国鉄シキ60形貨車|シキ60]]<br /> *[[国鉄シキ70形貨車|シキ70]]<br /> *[[国鉄シキ80形貨車|シキ80]]<br /> *[[国鉄シキ90形貨車|シキ90]]<br /> *[[国鉄シキ100形貨車|シキ100]](80t積。1994年度消滅)<br /> *[[鶴見臨港鉄道シキ100形貨車|シキ110]](←鶴見臨港鉄道シキ100形)<br /> *[[国鉄シキ115形貨車|シキ115]]<br /> *[[国鉄シキ120形貨車|シキ120]]<br /> *[[国鉄シキ140形貨車|シキ140]]<br /> *[[国鉄シキ170形貨車|シキ170]]<br /> *[[国鉄シキ180形貨車 (初代)|シキ180(初代)]]<br /> *[[国鉄シキ180形貨車 (2代)|シキ180(2代)]](80t積)<br /> *[[国鉄シキ195形貨車|シキ195]]<br /> *[[国鉄シキ200形貨車|シキ200]]<br /> *[[国鉄シキ280形貨車|シキ280]]<br /> *[[国鉄シキ290形貨車|シキ290]]<br /> *[[国鉄シキ300形貨車|シキ300]]<br /> *[[国鉄シキ310形貨車|シキ310]]<br /> *[[国鉄シキ370形貨車|シキ370]]<br /> *[[国鉄シキ400形貨車|シキ400]]<br /> *[[国鉄シキ500形貨車|シキ500]](100t積。1993年度消滅)<br /> *[[国鉄シキ550形貨車|シキ550]](50t積)<br /> *[[国鉄シキ600形貨車|シキ600]](240t積)<br /> *[[国鉄シキ610形貨車|シキ610]]<br /> *[[国鉄シキ670形貨車|シキ670]]<br /> *[[国鉄シキ700形貨車|シキ700]]<br /> *[[国鉄シキ800形貨車|シキ800]]<br /> *[[国鉄シキ850形貨車|シキ850]]<br /> *[[国鉄シキ1000形貨車|シキ1000]](55t積。元[[私有貨車]]だったものを[[日本貨物鉄道]](JR貨物)が買い取った)<br /> <br /> ==== ス:鉄側有蓋車 ====<br /> *[[国鉄スム1形貨車|スム1]]<br /> *[[国鉄ワム3500形貨車|スム4500]]<br /> <br /> ==== セ:石炭車 ====<br /> *[[国鉄セフ1形貨車|セフ1]](緩急車)<br /> *[[国鉄セム1形貨車|セム1]]<br /> *[[国鉄セムフ1形貨車|セムフ1]](緩急車)<br /> *[[国鉄セラ1形貨車|セラ1]]<br /> *[[国鉄セキ1000形貨車|セキ1000]]<br /> *[[国鉄セキ3000形貨車|セキ3000]](1993年度消滅)<br /> *[[国鉄セキ6000形貨車|セキ6000]](1998年度消滅)<br /> *[[国鉄セキ8000形貨車|セキ8000]](1998年度消滅)<br /> <br /> ==== タ:タンク車 ====<br /> 専用種別が標記されていない車両はガソリン専用車である。<br /> * [[国鉄タ1形貨車|タ1]](7t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ300形貨車|タ300]](6.16t -6.25t積。液化[[エチレン]]専用車)<br /> * [[国鉄タ400形貨車|タ400]](9t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ500形貨車|タ500]](10t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ520形貨車|タ520]](5t積。液化[[アンモニア]]専用車)<br /> * [[国鉄タ550形貨車|タ550]](10t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タ580形貨車|タ580]](10t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タ600形貨車|タ600]](9t - 10t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ900形貨車|タ900]](10t積。)<br /> * [[国鉄タ1000形貨車|タ1000]](11t - 12t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ1100形貨車|タ1100]](10t積。[[牛乳]]専用車)<br /> * [[国鉄タ1150形貨車|タ1150]](10t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タ1200形貨車|タ1200]](12t積。)<br /> * [[国鉄タ1300形貨車|タ1300]](10t積。[[硫酸|濃硫酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タ1370形貨車|タ1370]](12t積。[[硫酸|希硫酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タ1400形貨車|タ1400]](13t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タ1450形貨車|タ1450]](13t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タ1500形貨車|タ1500]](12t積。[[二硫化炭素]]専用車)<br /> * [[国鉄タ1530形貨車|タ1530]](8t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タ1600形貨車|タ1600]](10t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タム4800形貨車#タ1650形|タ1650]](10t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タ1700形貨車|タ1700]](12t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タ1750形貨車|タ1750]](13t積。[[塩酸]]及び[[アミノ酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ2500形貨車 (初代)#タ1800形|タ1800]](13t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タ1850形貨車|タ1850]](13t積。塩酸及びアミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タ1900形貨車|タ1900]](13t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タ2000形貨車|タ2000]](10t積。[[アルコール]]専用車)<br /> * [[国鉄タ2100形貨車|タ2100]](13t積。[[硝酸|希硝酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タ2200形貨車|タ2200]](12t積。[[水酸化ナトリウム|カセイソーダ液]]専用車)<br /> * [[国鉄タ2300形貨車|タ2300]](12t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タ2350形貨車|タ2350]](12t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タ2400形貨車|タ2400]](10t積。[[クレオソート]]専用車)<br /> * [[国鉄タ2600形貨車|タ2600]](11t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タ2800形貨車|タ2800]](12t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タ2900形貨車|タ2900]](8t積。[[メタノール]]専用車)<br /> * [[国鉄タ3000形貨車 (初代)|タ3000(初代)]](10t積。苦汁専用車)<br /> * [[国鉄タ3000形貨車 (2代)|タ3000(2代)]](8t積。フタル酸ジオクチル専用車)<br /> * [[国鉄タ3050形貨車|タ3050]](10t積。ホルマリン専用車)<br /> * [[国鉄タム100形貨車 (2代)#タ3100形|タ3100]](11t積。酢酸及び無水酢酸専用車)<br /> * [[国鉄タ3200形貨車|タ3200]](13t積。塩酸専用車)<br /> * [[国鉄タ3300形貨車|タ3300]](12t積。ユーロイド専用車)<br /> * [[国鉄タ3400形貨車|タ3400]](10t積。メチルビニルエーテル専用車)<br /> * [[国鉄タ3500形貨車|タ3500]](11t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タム100形貨車 (2代)#タ3600形|タ3600]](9t積。酢酸エチル専用車)<br /> * [[国鉄タキ8750形貨車#タ3700形|タ3700]](11t積。クラフトパルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タム3050形貨車#タ3800形|タ3800]](11t積。アクリルニトリル専用車)<br /> * [[国鉄タ3900形貨車|タ3900]](10t積。)<br /> * [[国鉄タキ19500形貨車#タ4000形|タ4000]](10t積。スチレンモノマー専用車)<br /> * [[国鉄タ4100形貨車|タ4100]](10t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タ4200形貨車|タ4200]](10t積。[[リン酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タ10900形貨車|タ10900]](10t積。)<br /> * [[国鉄タ11000形貨車|タ11000]](12t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タ13300形貨車|タ13300]](12t積。ユーロイド専用車)<br /> <br /> * [[国鉄タム40形貨車|タム40]](14t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム80形貨車|タム80]](14t積。クレオソート専用車)<br /> * [[国鉄タム100形貨車 (初代)|タム100(初代)]](15t積。[[石油|石油類]]専用車)<br /> * [[国鉄タム100形貨車 (2代)|タム100(2代)]](15→14t積。[[硝酸|濃硝酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タム200形貨車|タム200]](15t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タム300形貨車|タム300]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム400形貨車|タム400]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム500形貨車|タム500]](15t積)<br /> * [[国鉄タム600形貨車|タム600]](15t積。植物油専用車)<br /> * [[国鉄タム700形貨車|タム700]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム800形貨車|タム800]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム900形貨車|タム900]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム1700形貨車|タム1700]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム1750形貨車|タム1750]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム1800形貨車|タム1800]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム1850形貨車|タム1850]](15t積。[[塩化スルホン酸|クロルスルホン酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タム1900形貨車|タム1900]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム2000形貨車|タム2000]](15t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タム2100形貨車|タム2100]](15t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タム2300形貨車|タム2300]](15t積。液化塩素専用車)<br /> * [[国鉄タム2400形貨車|タム2400]](15t積。酢酸及び無水酢酸専用車)<br /> * [[国鉄タム3000形貨車|タム3000]](15t積。)<br /> * [[国鉄タム3050形貨車|タム3050]](15t積。ホルマリン専用車)<br /> * [[国鉄タム3100形貨車|タム3100]](15t積。苦汁専用車)<br /> * [[国鉄タム3200形貨車|タム3200]](15t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タム3250形貨車|タム3250]](15t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タム3400形貨車|タム3400]](15t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タム3450形貨車|タム3450]](15t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タム3500形貨車|タム3500]](15t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム3700形貨車|タム3700]](15t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タム3800形貨車|タム3800]](15t積。酢酸エチル専用車)<br /> * [[国鉄タム3850形貨車|タム3850]](15t積。酢酸エチル専用車)<br /> * [[国鉄タム3900形貨車|タム3900]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム4000形貨車|タム4000]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム4500形貨車|タム4500]](15t積。ソフトピッチ専用車)<br /> * [[国鉄タム4600形貨車|タム4600]](15t積。トリオール専用車)<br /> * [[国鉄タム4700形貨車|タム4700]](15t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タム4800形貨車|タム4800]](15t積。S酸肥液専用車)<br /> * [[国鉄タム4900形貨車|タム4900]](15t積。亜硫酸パルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タム5000形貨車|タム5000]](15t積。塩酸及びアミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タム5100形貨車|タム5100]](15t積。塩酸専用車)<br /> * [[国鉄タム5200形貨車|タム5200]](15t積。ジメチルアミン専用車)<br /> * [[国鉄タム5300形貨車|タム5300]](15t積。トルオール専用車)<br /> * [[国鉄タム5400形貨車|タム5400]](16t積。トリクレン専用車)<br /> * [[国鉄タム5500形貨車|タム5500]](16t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タム5600形貨車|タム5600]](16t積。四塩化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タム5700形貨車|タム5700]](16t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム5800形貨車|タム5800]](15t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タム5850形貨車|タム5850]](15t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タム5900形貨車|タム5900]](14t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タム6900形貨車|タム6900]](15t積。アクリルニトリル専用車)<br /> * [[国鉄タム7000形貨車|タム7000]](15t積。プロピレングリコール専用車)<br /> * [[国鉄タム7100形貨車|タム7100]](15t積。液化プロパン専用車)<br /> * [[国鉄タム7200形貨車|タム7200]](15t積。液化プロパン専用車)<br /> * [[国鉄タム7300形貨車|タム7300]](15t積。液化プロパン専用車)<br /> * [[国鉄タム7400形貨車|タム7400]](16t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム7500形貨車|タム7500]](15t積。アニリン専用車)<br /> * [[国鉄タム7550形貨車|タム7550]](15t積。アニリン専用車)<br /> * [[国鉄タム7600形貨車|タム7600]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム7700形貨車|タム7700]](15t積。塩化メチレン専用車)<br /> * [[国鉄タム7800形貨車|タム7800]](15t積。フタル酸ジオクチル専用車)<br /> * [[国鉄タム7900形貨車|タム7900]](16t積。フタルメタアクリレート専用車)<br /> * [[国鉄タム8000形貨車|タム8000]](15t積。過酸化水素専用車)<br /> * [[国鉄タム8100形貨車|タム8100]](15t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タム8200形貨車|タム8200]](15t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タム8300形貨車|タム8300]](15t積。液体サイズ剤専用車)<br /> * [[国鉄タム8400形貨車|タム8400]](15t積。アセトアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タム8500形貨車|タム8500]](15t積。液化塩素専用車)<br /> * [[国鉄タム8600形貨車|タム8600]](15t積。トリクロールエチレン専用車)<br /> * [[国鉄タム8700形貨車|タム8700]](15t積。塩化パラフィン専用車)<br /> * [[国鉄タム8800形貨車|タム8800]](15t積。アセトンシアンヒドリン専用車)<br /> * [[国鉄タム8900形貨車|タム8900]](15t積。尿素樹脂接着剤専用車)<br /> * [[国鉄タム9000形貨車|タム9000]](15t積。LPガス専用車)<br /> * [[国鉄タム9100形貨車|タム9100]](15t積。潤滑油添加剤専用車)<br /> * [[国鉄タム9200形貨車|タム9200]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム9300形貨車|タム9300]](16t積。[[ポリ塩化ビニル|液化塩化ビニル]]専用車)<br /> * [[国鉄タム9400形貨車|タム9400]](15t積。塩酸専用車)<br /> * [[国鉄タム9500形貨車|タム9500]](15t積。塩化パラフィン専用車)<br /> * [[国鉄タム9600形貨車|タム9600]](16t積。[[天然ガス|液化天然ガス]] (LNG) 専用車)<br /> * [[国鉄タム9800形貨車|タム9800]](15t積。アミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タム20080形貨車|タム20080]](15t積。クレオソート専用車)<br /> * [[国鉄タム20400形貨車|タム20400]](15t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タム20500形貨車|タム20500]](15t積)<br /> * [[国鉄タム20800形貨車|タム20800]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム20900形貨車|タム20900]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム22000形貨車|タム22000]](15t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タム23250形貨車|タム23250]](15t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タム23700形貨車|タム23700]](15t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タム23900形貨車|タム23900]](15t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タム24000形貨車|タム24000]](15t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タム25000形貨車|タム25000]](15t積。塩酸専用車)<br /> <br /> * [[国鉄タラ1形貨車|タラ1]](19t積)<br /> * [[国鉄タラ100形貨車|タラ100]](19t積)<br /> * [[国鉄タラ200形貨車|タラ200]](17t積。[[重油]]専用車)<br /> * [[国鉄タラ300形貨車|タラ300]](18t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タラ350形貨車|タラ350]](18t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タラ400形貨車|タラ400]](17t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タラ420形貨車|タラ420]](17t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タラ500形貨車|タラ500]](17t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ2500形貨車 (2代)#タラ600形|タラ600]](18t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タラ700形貨車|タラ700]](19t積。サラシ液専用車)<br /> <br /> * [[国鉄タサ1形貨車|タサ1]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ400形貨車|タサ400]](20t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ500形貨車|タサ500]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ600形貨車|タサ600]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ700形貨車|タサ700]](20t積。)<br /> * [[国鉄タサ1000形貨車|タサ1000]](20t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タサ1050形貨車|タサ1050]](20t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タサ1100形貨車|タサ1100]](20t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タサ1200形貨車|タサ1200]](20t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ2500形貨車 (2代)#タサ1300形|タサ1300]](20t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タサ1400形貨車|タサ1400]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ1600形貨車|タサ1600]](24t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ1700形貨車|タサ1700]](20t積)<br /> * [[国鉄タサ1900形貨車|タサ1900]](24t積)<br /> * [[国鉄タサ2000形貨車 (初代)|タサ2000(初代)]](24t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ2100形貨車|タサ2100]](20t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ2200形貨車|タサ2200]](20t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タサ2300形貨車|タサ2300]](20t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タサ2400形貨車|タサ2400]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ2500形貨車|タサ2500]](20t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ2600形貨車|タサ2600]](20t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ3000形貨車|タサ3000]](20t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タサ3200形貨車|タサ3200]](20t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タサ3300形貨車|タサ3300]](20t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ3400形貨車|タサ3400]](20t積。石炭酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ3500形貨車|タサ3500]](22t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タサ3600形貨車|タサ3600]](22t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ3700形貨車|タサ3700]](20t積。オルソキシレン専用車)<br /> * [[国鉄タサ3800形貨車|タサ3800]](20t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タサ4000形貨車|タサ4000]](20t積。液化塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タサ4100形貨車|タサ4100]](20t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タサ4300形貨車|タサ4300]](20t積。酢酸エチル専用車)<br /> * [[国鉄タサ4400形貨車|タサ4400]](24t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タサ4500形貨車|タサ4500]](20t積。酢酸ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タサ4600形貨車|タサ4600]](20t積。アクリルニトリル専用車)<br /> * [[国鉄タサ4900形貨車|タサ4900]](23t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タサ5000形貨車|タサ5000]](20t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タサ5100形貨車|タサ5100]](20t積。ホルマリン漬け専用車)<br /> * [[国鉄タサ5200形貨車|タサ5200]](20t積。酢酸専用車)<br /> * [[国鉄タサ5300形貨車|タサ5300]](20t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タサ5400形貨車|タサ5400]](20t積。液化プロパン専用車)<br /> * [[国鉄タサ5500形貨車|タサ5500]](20t積。液化プロピレン専用車)<br /> * [[国鉄タサ5600形貨車|タサ5600]](20t積。過酸化水素専用車)<br /> * [[国鉄タサ5700形貨車|タサ5700]](20t積。LPガス専用車)<br /> * [[国鉄タサ5800形貨車|タサ5800]](20t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タキ30200形貨車#タサ5900形|タサ5900]](20t積。液化モノメチルアミン専用車)<br /> * [[国鉄タキ8000形貨車#タサ6000形|タサ6000]](22t積。プロピオンアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タム7700形貨車#タサ6100形|タサ6100]](20t積。塩化メチレン専用車)<br /> * [[国鉄タサ6500形貨車|タサ6500]](20t積。LPガス専用車)<br /> <br /> * [[国鉄タキ1形貨車|タキ1]](28t積。)<br /> * [[国鉄タキ10形貨車|タキ10]](25t積)<br /> * [[国鉄タキ50形貨車|タキ50]](30t積)<br /> * [[国鉄タキ100形貨車|タキ100]](30t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ150形貨車|タキ150]](25t積。コールタール専用車)<br /> * [[国鉄タキ200形貨車 (初代)|タキ200(初代)]](25t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ200形貨車 (2代)|タキ200(2代)]](30t積。トリクロールエチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ250形貨車|タキ250]](30t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タキ300形貨車|タキ300]](30t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ400形貨車|タキ400]](30t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ450形貨車|タキ450]](28t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ500形貨車|タキ500]](28t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ600形貨車|タキ600]](30t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ650形貨車|タキ650]](35t積。プロピレンダイクロライド専用車)<br /> * [[国鉄タキ700形貨車|タキ700]](25t積。)<br /> * [[国鉄タキ750形貨車|タキ750]](30t積。プロピオン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ800形貨車|タキ800]](30t積。スチレンモノマー専用車)<br /> * [[国鉄タキ850形貨車|タキ850]](25t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ900形貨車|タキ900]](28t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ950形貨車|タキ950]](35t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ1000形貨車|タキ1000]](25t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ1100形貨車|タキ1100]](28t積)<br /> * [[国鉄タキ1150形貨車|タキ1150]](30t積。過酸化水素専用車)<br /> * [[国鉄タキ1200形貨車 (初代)|タキ1200(初代)]](30t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ1200形貨車 (2代)|タキ1200(2代)]](30t積。[[三酸化硫黄|無水硫酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ1250形貨車|タキ1250]](30t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ1400形貨車|タキ1400]](30t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ1450形貨車|タキ1450]](25t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ1500形貨車|タキ1500]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ1600形貨車 (初代)|タキ1600(初代)]](40t積。[[糖蜜]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ1600形貨車 (2代)|タキ1600(2代)]](35t積。クレオソート専用車)<br /> * [[国鉄タキ1650形貨車|タキ1650]](30t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ1700形貨車|タキ1700]](30t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ1800形貨車|タキ1800]](30t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ1900形貨車|タキ1900]](40t積。[[セメント]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ2000形貨車|タキ2000]](30t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ2050形貨車|タキ2050]](25t積。ブチルアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ2100形貨車|タキ2100]](30t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ2200形貨車|タキ2200]](→ホキ1形(初代)→ホキ3500形:30t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ2500形貨車 (初代)|タキ2500(初代)]](25t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ2500形貨車 (2代)|タキ2500(2代)]](25t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ2550形貨車|タキ2550]](25t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ2600形貨車|タキ2600]](30t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ2700形貨車|タキ2700]](30t積。クレオソート専用車)<br /> * [[国鉄タキ2800形貨車|タキ2800]](30t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ3000形貨車|タキ3000]](30t積)<br /> * [[国鉄タキ3500形貨車|タキ3500]](30t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ3600形貨車|タキ3600]](30t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タキ3650形貨車|タキ3650]](35t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ3700形貨車|タキ3700]](30t積。[[酢酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ3800形貨車|タキ3800]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ3850形貨車|タキ3850]](30t積。尿素樹脂接着剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ3900形貨車|タキ3900]](30t積。石炭酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ4000形貨車|タキ4000]](35t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ4100形貨車 (初代)|タキ4100(初代)]](35t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ4100形貨車 (2代)|タキ4100(2代)]](25t積。液化アンモニア専用車)<br /> * [[国鉄タキ4200形貨車|タキ4200]](35t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ4600形貨車|タキ4600]](34t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ4650形貨車|タキ4650]](35t積。尿素樹脂接着剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ4700形貨車|タキ4700]](30t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ4750形貨車|タキ4750]](35t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ4800形貨車|タキ4800]](30t積。S酸肥液専用車)<br /> * [[国鉄タキ4850形貨車|タキ4850]](30t積。TDI専用車)<br /> * [[国鉄タキ4900形貨車|タキ4900]](30t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ4950形貨車|タキ4950]](27t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ5000形貨車|タキ5000]](30t積。塩酸及びアミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ5050形貨車|タキ5050]](35t積。塩酸及びアミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ5100形貨車|タキ5100]](30t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ5150形貨車|タキ5150]](33t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ5200形貨車|タキ5200]](30t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タキ5300形貨車|タキ5300]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ5350形貨車|タキ5350]](30t積。ユーロイド専用車)<br /> * [[国鉄タキ5400形貨車|タキ5400]](25t積。液化[[塩素]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ5450形貨車|タキ5450]](25t積。液化塩素専用車)<br /> * [[国鉄タキ5500形貨車|タキ5500]](30t積。シクロヘキサン専用車)<br /> * [[国鉄タキ5550形貨車|タキ5550]](25t積。シクロヘキサン専用車)<br /> * [[国鉄タキ5600形貨車|タキ5600]](30t積。シクロヘキサノン専用車)<br /> * [[国鉄タキ5650形貨車|タキ5650]](30t積。シクロヘキシルアミン専用車)<br /> * [[国鉄タキ5700形貨車|タキ5700]](35t積。塩素酸石灰液専用車)<br /> * [[国鉄タキ5750形貨車|タキ5750]](35t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ5800形貨車|タキ5800]](25t積。液化塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ5850形貨車|タキ5850]](25t積。液化塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ5900形貨車|タキ5900]](35t積。クロルスルホン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ6000形貨車 (初代)|タキ6000(初代)]](30t積。四塩化チタン専用車)<br /> * [[国鉄タキ6000形貨車 (2代)|タキ6000(2代)]](30t積。液体肥料専用車)<br /> * [[国鉄タキ6050形貨車|タキ6050]](35t積。液体硫酸アルミニウム専用車)<br /> * [[国鉄タキ6100形貨車|タキ6100]](30t積。四塩化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ11000形貨車#タキ6150形|タキ6150]](30t積。[[パラフィン]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ6200形貨車|タキ6200]](30t積。甲種硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ6250形貨車|タキ6250]](35t積。無水硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ6300形貨車|タキ6300]](35t積。ケイ酸ソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ6350形貨車|タキ6350]](25t積。ペーストサイズ剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ6400形貨車|タキ6400]](35t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ6450形貨車|タキ6450]](35t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ6500形貨車|タキ6500]](30t積。アセトン専用車)<br /> * [[国鉄タキ6550形貨車|タキ6550]](30t積。塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ6600形貨車|タキ6600]](30t積。エチレングリコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ6650形貨車|タキ6650]](30t積。コンクリート混和剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ6700形貨車|タキ6700]](25t積。塩酸及びアミノ酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ6800形貨車|タキ6800]](30t積。塩化メチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ6810形貨車|タキ6810]](33t積。クロロホルム専用車)<br /> * [[国鉄タキ6850形貨車|タキ6850]](30t積。アセトアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ6900形貨車|タキ6900]](30t積。[[アクリロニトリル]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ6950形貨車|タキ6950]](35t積。コンクリート混和剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ7000形貨車|タキ7000]](35t積。四塩化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ7050形貨車|タキ7050]](35t積。四塩化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ7100形貨車 (初代)|タキ7100(初代)]](25t積。カセイソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ7100形貨車 (2代)|タキ7100(2代)]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ7100形貨車 (3代)|タキ7100(3代)]](30t積。[[メチルメタアクリレート]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ7150形貨車|タキ7150]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ7200形貨車|タキ7200]](30t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ7250形貨車|タキ7250]](35t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ7300形貨車 (初代)|タキ7300(初代)]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ7300形貨車 (2代)|タキ7300(2代)]](35t積。濃硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ7400形貨車|タキ7400]](35t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ7450形貨車|タキ7450]](30t積。濃硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ7500形貨車|タキ7500]](30→28t積。[[硝酸|濃硝酸]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ7600形貨車|タキ7600]](25t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ7650形貨車|タキ7650]](25t積。過酸化水素専用車)<br /> * [[国鉄タキ7700形貨車|タキ7700]](30t積。酢酸エチル専用車)<br /> * [[国鉄タキ7750形貨車|タキ7750]](35t積。カセイソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ7800形貨車|タキ7800]](30t積。オクタノール専用車)<br /> * [[国鉄タキ7850形貨車|タキ7850]](35t積。塩化カルシウム液専用車)<br /> * [[国鉄タキ7900形貨車|タキ7900]](25t積。ラテックス専用車)<br /> * [[国鉄タキ7950形貨車|タキ7950]](35t積。メタノール専用車)<br /> * [[国鉄タキ8000形貨車|タキ8000]](30t積。ホルマリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ8050形貨車|タキ8050]](27t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ8100形貨車|タキ8100]](30t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ8150形貨車|タキ8150]](35t積。カセイソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ8200形貨車|タキ8200]](35t積。甲種硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ16700形貨車#タキ8250形|タキ8250]](25t積。グリオキザール専用車)<br /> * [[国鉄タキ8300形貨車|タキ8300]](30t積。ラテックス専用車)<br /> * [[国鉄タキ8350形貨車|タキ8350]](30t積。ラテックス専用車)<br /> * [[国鉄タキ8400形貨車|タキ8400]](40t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ8450形貨車|タキ8450]](40t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ8500形貨車|タキ8500]](30t積。バラアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ18100形貨車#タキ8550形|タキ8550]](30t積。PPG専用車)<br /> * [[国鉄タキ8600形貨車|タキ8600]](30t積。アニリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ8650形貨車|タキ8650]](30t積。潤滑油添加剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ8700形貨車|タキ8700]](30t積。酢酸ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ8750形貨車|タキ8750]](25t積。クラフトパルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タキ8800形貨車|タキ8800]](30t積。魚油専用車)<br /> * [[国鉄タキ8850形貨車|タキ8850]](35t積。ラテックス専用車)<br /> * [[国鉄タキ8900形貨車|タキ8900]](30t積。アスファルト専用車)<br /> * [[国鉄タキ18100形貨車#タキ8950形|タキ8950]](35t積。PPG専用車)<br /> * [[国鉄タキ9000形貨車|タキ9000]](35t積。クロロホルム専用車)<br /> * [[国鉄タキ9050形貨車|タキ9050]](30t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ9100形貨車|タキ9100]](30t積。ケイ酸ソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ9150形貨車|タキ9150]](30t積。ケイ酸ソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ9200形貨車|タキ9200]](45t積。[[アスファルト]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ9250形貨車|タキ9250]](30t積。アセトアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ9300形貨車|タキ9300]](30t積。亜硫酸パルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タキ9350形貨車|タキ9350]](28t積。亜硫酸パルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タキ20600形貨車#タキ9400形|タキ9400]](30t積。脂肪酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ9450形貨車|タキ9450]](30t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ9500形貨車|タキ9500]](30t積。トリオール専用車)<br /> * [[国鉄タキ9550形貨車|タキ9550]](35t積。)<br /> * [[国鉄タキ9600形貨車|タキ9600]](30t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ9650形貨車|タキ9650]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ9700形貨車|タキ9700]](35t積。ホルマリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ9750形貨車|タキ9750]](35t積)<br /> * [[国鉄タキ9800形貨車|タキ9800]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ9900形貨車|タキ9900]](35t積)<br /> * [[国鉄タキ10000形貨車|タキ10000]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ10100形貨車|タキ10100]](35t積。二硫化炭素専用車)<br /> * [[国鉄タキ10150形貨車|タキ10150]](30t積。液化塩素ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ10200形貨車|タキ10200]](40t積。)<br /> * [[国鉄タキ10250形貨車|タキ10250]](35t積。シクロヘキサン専用車)<br /> * [[国鉄タキ10300形貨車|タキ10300]](30t積。ブチルアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ10350形貨車|タキ10350]](31t積。オクタノール専用車)<br /> * [[国鉄タキ10400形貨車|タキ10400]](30t積。アセトアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ10450形貨車|タキ10450]](35→32t積。濃硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ10500形貨車|タキ10500]](40t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ10550形貨車|タキ10550]](45t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ10600形貨車|タキ10600]](35t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ10700形貨車|タキ10700]](35t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ10800形貨車|タキ10800]](30t積。クロトンアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ10850形貨車|タキ10850]](35t積。ニトロシル硫酸溶液専用車)<br /> * [[国鉄タキ10900形貨車|タキ10900]](35t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タキ10950形貨車|タキ10950]](28t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ11000形貨車|タキ11000]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ11200形貨車|タキ11200]](35t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ11300形貨車|タキ11300]](35t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ11350形貨車|タキ11350]](31t積。生石灰専用車)<br /> * [[国鉄タキ11450形貨車|タキ11300]](35t積。メタリルクロライド専用車)<br /> * [[国鉄タキ11500形貨車|タキ11500]](40t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ11600形貨車|タキ11600]](35t積。プロピレングリコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ11650形貨車|タキ11650]](35t積。メタクレゾール酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ11700形貨車|タキ11700]](45t積。アスファルト専用車)<br /> * [[国鉄タキ11750形貨車|タキ11750]](35t積。クラフトパルプ廃液専用車)<br /> * [[国鉄タキ11800形貨車|タキ11800]](35t積。潤滑油添加剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ11850形貨車|タキ11850]](37t積。塩化第二鉄液専用車)<br /> * [[国鉄タキ12000形貨車|タキ12000]](35t積。糖蜜専用車)<br /> * [[国鉄タキ12050形貨車|タキ12050]](38t積。希硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ12200形貨車|タキ12200]](40t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ12300形貨車|タキ12300]](30t積。塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ12400形貨車|タキ12400]](30t積。塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ12500形貨車|タキ12500]](31t積。塩酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ18100形貨車#タキ13600形|タキ13600]](30t積。PPG専用車)<br /> * [[国鉄タキ13700形貨車|タキ13700]](35t積。アルコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ13800形貨車|タキ13800]](28t積。酒類専用車)<br /> * [[国鉄タキ14300形貨車|タキ14300]](35t積。ノルマルパラフィン専用車)<br /> * [[国鉄タキ14400形貨車|タキ14400]](35t積。ベンゾール専用車)<br /> * [[国鉄タキ14500形貨車|タキ14500]](35t積。ジメチルホルムアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ14600形貨車|タキ14600]](35t積。魚油専用車)<br /> * [[国鉄タキ14700形貨車|タキ14700]](30t積。液化酸化エチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ14800形貨車|タキ14800]](35t積。カプロラクタム専用車)<br /> * [[国鉄タキ14900形貨車|タキ14900]](39t積。ホルマリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ15600形貨車|タキ15600]](40t積。[[亜鉛|亜鉛焼鉱]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ15700形貨車|タキ15700]](35t積。メチルメタアクリレート専用車)<br /> * [[国鉄タキ15800形貨車|タキ15800]](35t積。エチレングリコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ15900形貨車|タキ15900]](35t積。液体硫酸アルミニウム専用車)<br /> * [[国鉄タキ16100形貨車|タキ16100]](35t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ16200形貨車|タキ16200]](35t積。酢酸ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ16300形貨車|タキ16300]](35t積。プロピオン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ16500形貨車|タキ16500]](27t積。プロピレンオキサイド専用車)<br /> * [[国鉄タキ16600形貨車|タキ16600]](35t積。エチレングリコール専用車)<br /> * [[国鉄タキ16700形貨車|タキ16700]](35t積。グリオキザール専用車)<br /> * [[国鉄タキ17000形貨車|タキ17000]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ17400形貨車|タキ17400]](37t積。リン酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ17500形貨車|タキ17500]](35t積。カプロラクタム専用車)<br /> * [[国鉄タキ17600形貨車|タキ17600]](30t積。金属ナトリウム専用車)<br /> * [[国鉄タキ17800形貨車|タキ17800]](30t積。パラフィン専用車)<br /> * [[国鉄タキ17900形貨車|タキ17900]](35t積。アルミナ専用車)<br /> * [[国鉄タキ18000形貨車|タキ18000]](39t積。白土液専用車)<br /> * [[国鉄タキ18100形貨車|タキ18100]](35t積。PPG液専用車)<br /> * [[国鉄タキ18200形貨車|タキ18200]](33t積。亜硫酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ18300形貨車|タキ18300]](35t積。液体ポリ塩化アルミニウム専用車)<br /> * [[国鉄タキ18400形貨車|タキ18400]](30t積。ポリブテン専用車)<br /> * [[国鉄タキ18500形貨車|タキ18500]](30t積。サラシ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ18600形貨車|タキ18600]](25t積。液化[[アンモニア]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ18700形貨車|タキ18700]](35t積。酢酸及び無水酢酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ18800形貨車|タキ18800]](25t積。液化クロルメチル専用車)<br /> * [[国鉄タキ18810形貨車|タキ18810]](31t積。アクリルアマイド液専用車)<br /> * [[国鉄タキ18900形貨車|タキ18900]](30t積。アニリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ19000形貨車|タキ19000]](40t積。セメント専用車)<br /> * [[国鉄タキ19500形貨車|タキ19500]](35t積。スチレンモノマー専用車)<br /> * [[国鉄タキ19550形貨車|タキ19550]](25t積。液化イソブチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ19600形貨車|タキ19600]](35t積。TDI専用車)<br /> * [[国鉄タキ19700形貨車|タキ19700]](35t積。希硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ20000形貨車|タキ20000]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ20100形貨車|タキ20100]](35t積。亜鉛酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ20300形貨車|タキ20300]](35t積。ペーストサイズ剤専用車)<br /> * [[国鉄タキ20350形貨車|タキ20350]](35t積。ブチルアルデヒド専用車)<br /> * [[国鉄タキ20400形貨車|タキ20400]](32t積。塩化ビニル専用車)<br /> * [[国鉄タキ20500形貨車|タキ20500]](35t積。石炭酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ20600形貨車|タキ20600]](35t積。脂肪酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ20700形貨車|タキ20700]](35t積。パークロールエチレン及びトリクロールエチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ20600形貨車#タキ20800形|タキ20800]](35t積。加硫促進剤水溶液専用車)<br /> * [[国鉄タキ21000形貨車|タキ21000]](39t積。ドロマイト専用車)<br /> * [[国鉄タキ21200形貨車|タキ21200]](35t積。アンモニア水専用車)<br /> * [[国鉄タキ21300形貨車|タキ21300]](35t積。塩素酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ21350形貨車|タキ21350]](35t積。塩素酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ21600形貨車|タキ21600]](35t積。塩素酸ソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ21700形貨車|タキ21700]](35t積。オルソジクロルベンゼン専用車)<br /> * [[国鉄タキ21800形貨車|タキ21800]](35t積。トリクロロエタン専用車)<br /> * [[国鉄タキ22700形貨車|タキ22700]](35t積。カセイソーダ専用車)<br /> * [[国鉄タキ22800形貨車|タキ22800]](35t積。過酸化水素専用車)<br /> * [[国鉄タキ22900形貨車|タキ22900]](35t積。青化ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ23500形貨車|タキ23500]](37t積。オルソジクロルベンゼン専用車)<br /> * [[国鉄タキ23600形貨車|タキ23600]](35t積。液体硫黄専用車)<br /> * [[国鉄タキ23650形貨車|タキ23650]](34t積。液体硫黄専用車)<br /> * [[国鉄タキ23700形貨車|タキ23700]](30t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ23800形貨車|タキ23800]](35t積。ラテックス専用車)<br /> * [[国鉄タキ23900形貨車|タキ23900]](40t積。カオリン液専用車)<br /> * [[国鉄タキ23950形貨車|タキ23950]](30t積。白土専用車)<br /> * [[国鉄タキ24100形貨車|タキ24100]](35t積。軽質ナフサ専用車)<br /> * [[国鉄タキ24300形貨車|タキ24300]](35t積。テレフタル酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ24400形貨車|タキ24400]](35t積。アクリルアマイド専用車)<br /> * [[国鉄タキ24500形貨車|タキ24500]](35t積。亜塩素酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ24600形貨車|タキ24600]](35t積。塩化メチレン専用車)<br /> * [[国鉄タキ24700形貨車|タキ24700]](25t積。小麦粉専用車)<br /> * [[国鉄タキ24800形貨車|タキ24800]](35t積。硫化ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ24900形貨車|タキ24900]](35t積。醤油専用車)<br /> * [[国鉄タキ25000形貨車|タキ25000]](25t積。[[液化石油ガス|LPガス]]専用車)<br /> * [[国鉄タキ25800形貨車|タキ25800]](35t積。アニリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ25900形貨車|タキ25900]](30t積。アクリルアマイド専用車)<br /> * [[国鉄タキ26000形貨車|タキ26000]](35t積。亜塩素酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ26100形貨車|タキ26100]](35t積。アミノカプロラクタム水溶液専用車)<br /> * [[国鉄タキ26200形貨車|タキ26200]](35t積。亜塩素酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ29000形貨車|タキ29000]](35t積。濃硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ29100形貨車|タキ29100]](35t積。濃硝酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ29300形貨車|タキ29300]](39t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ30000形貨車|タキ30000]](30t積。)<br /> * [[国鉄タキ30100形貨車|タキ30100]](35t積。重クロム酸ソーダ液専用車)<br /> * [[国鉄タキ30200形貨車|タキ30200]](25t積。液化モノメチルアミン専用車)<br /> * [[国鉄タキ35000形貨車|タキ35000]](35t積)<br /> * [[国鉄タキ38000形貨車|タキ38000]](36t積)<br /> * [[国鉄タキ40000形貨車|タキ40000]](40t積)<br /> * [[国鉄タキ42100形貨車|タキ42100]](35t積。オルソクロルアニリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ42150形貨車|タキ42150]](30t積。メタクレゾール酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ42250形貨車|タキ42250]](32t積。ナフタリン専用車)<br /> * [[国鉄タキ42300形貨車|タキ42300]](35t積。硫酸ヒドロキシルアミン水溶液専用車)<br /> * [[国鉄タキ42350形貨車|タキ42350]](30t積。ペンタン専用車)<br /> * [[国鉄タキ42750形貨車|タキ42750]](32t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ43000形貨車|タキ43000]](43,44t積)<br /> * [[国鉄タキ44000形貨車|タキ44000]](43t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ45000形貨車|タキ45000]](35t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ46000形貨車|タキ46000]](38t積。濃硫酸専用車)<br /> * [[国鉄タキ50000形貨車|タキ50000]](50t積)<br /> * [[国鉄タキ55000形貨車|タキ55000]](50t積。石油類専用車)<br /> * [[国鉄タキ64000形貨車|タキ64000]](64t積)<br /> <br /> * [[JR貨物タキ1000形貨車|タキ1000(JR貨物)]](45t積)<br /> * [[JR貨物タキ1100形貨車|タキ1100(JR貨物)]](37t積。フライアッシュ及び炭酸カルシウム専用車)<br /> * [[JR貨物タキ1200形貨車|タキ1200(JR貨物)]](40.3t積。亜鉛焼鉱専用車)<br /> <br /> ==== チ:長物車 ====<br /> *[[国鉄チ1形貨車 (初代)|チ1(初代)]](10t積。汎用)<br /> *[[国鉄レム1形貨車|チ1(2代)]](10t積。汎用)<br /> *[[国鉄チ500形貨車|チ500]]([[戦時形]]3軸車[[国鉄トキ900形貨車|トキ900形]]を改造)<br /> *[[国鉄チ1000形貨車|チ1000]](10t積。汎用)<br /> *[[JR北海道チ50000形貨車|チ50000]](北海道新幹線工事用ロングレール輸送車)<br /> *[[国鉄チラ1形貨車 (初代)|チラ1(初代)]](汎用)<br /> *[[国鉄コラ1形貨車|チラ1(2代)]](→コラ1)<br /> *[[JR北海道チラ50000形貨車|チラ50000]](北海道新幹線工事用ロングレール輸送車)<br /> *[[国鉄チサ100形貨車|チサ100]](北海道向けの3軸車)<br /> *[[国鉄チサ1600形貨車|チサ1600]](戦時形3軸車トキ900形を改造)<br /> *[[国鉄クラ9000形貨車|チサ9000]](←クラ9000形。20t積。大型トラック積載用低床車)<br /> *[[国鉄トキ15000形貨車#長物車|チキ100(国鉄)]](35t積。ラワン材輸送用)<br /> *[[JR貨物チキ100形貨車|チキ100(JR貨物)]](スライドバンボディシステム(SVS)試作車。2000年度消滅)<br /> *[[国鉄チキ300形貨車|チキ300]](25t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ1500形貨車|チキ800]](25t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ900形貨車|チキ900(国鉄)]](40t積。汎用)<br /> *[[JR貨物チキ100形貨車|チキ900(JR貨物)]](27t積。スライドバンボディシステム(SVS)試作車。2000年度消滅)<br /> *[[国鉄チキ1000形貨車|チキ1000(国鉄)]](35t積。汎用)<br /> *[[JR貨物チキ1000形貨車|チキ1000(JR貨物)]](41t積。MDI積コンテナ輸送用)<br /> *[[国鉄チキ1500形貨車|チキ1500]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ1500形貨車|チキ2500]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ3000形貨車|チキ2600]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ2700形貨車|チキ2700]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ3000形貨車|チキ3000]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ3000形貨車|チキ4000]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄トキ15000形貨車#長物車|チキ4500]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ4700形貨車|チキ4700]](35t積。鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄コキ5500形貨車|チキ5000(初代)]](→コキ5000)<br /> *[[国鉄トキ15000形貨車#長物車|チキ5000(2代)]](35t積。海上コンテナ輸送対応)<br /> *[[国鉄チキ5200形貨車|チキ5200]](35t積。レール輸送用)<br /> *[[国鉄コキ5500形貨車|チキ5500(初代)]](→コキ5500)<br /> *[[国鉄チキ5500形貨車 (2代)|チキ5500(2代)]](37t積。レール輸送用)<br /> *[[JR貨物チキ5500形貨車|チキ5500(JRF)]](37t積。レール輸送用)<br /> *[[国鉄チキ6000形貨車|チキ6000]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ7000形貨車|チキ7000]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄チキ80000形貨車|チキ80000]](40t積。生石灰積コンテナ輸送用)<br /> <br /> ==== ツ:通風車 ====<br /> *[[国鉄ツ1形貨車|ツ1]]<br /> *[[国鉄ツ100形貨車|ツ100]]<br /> *[[国鉄ツ400形貨車|ツ400]]<br /> *[[国鉄ツ700形貨車|ツ700]]<br /> *[[国鉄ツ1000形貨車|ツ1000]]<br /> *[[国鉄ツ1300形貨車|ツ1300]]<br /> *[[国鉄ツ1400形貨車|ツ1400]]<br /> *[[国鉄ツ2000形貨車|ツ2000]]<br /> *[[国鉄ツ2500形貨車|ツ2500]]<br /> *[[国鉄ツ4000形貨車|ツ4000]]<br /> *[[国鉄ツム1形貨車|ツム1]]<br /> *[[国鉄ツム1000形貨車|ツム1000]]<br /> <br /> ==== テ:鉄製有蓋車 ====<br /> *[[国鉄テ1形貨車|テ1]]<br /> *[[国鉄テ600形貨車|テ600]]<br /> *[[国鉄テ900形貨車|テ900]]<br /> *[[国鉄テ1000形貨車|テ1000]]<br /> *[[国鉄テ1200形貨車|テ1200]]<br /> *[[国鉄テム100形貨車|テム100]]<br /> *[[国鉄テム300形貨車|テム300]]<br /> *[[国鉄テラ1形貨車|テラ1]]<br /> *[[国鉄テキ1形貨車 (初代)|テキ1(初代)]]<br /> *[[国鉄テキ1形貨車 (2代)|テキ1(2代)]] - 私有貨車<br /> *[[国鉄テキ200形貨車|テキ200]] - 私有貨車<br /> <br /> ==== ト:無蓋車 ====<br /> *[[国鉄ト1形貨車 (初代)|ト1]](初代)<br /> *[[国鉄ト20000形貨車|ト1]](2代。10t積。汎用)<br /> *[[国鉄ト20000形貨車|ト20000]](10t積。汎用)<br /> *[[国鉄トフ1形貨車|トフ1]](緩急車)<br /> *[[国鉄ト21600形貨車|トフ250]](緩急車)<br /> *[[国鉄ト21600形貨車|トフ300]](緩急車)<br /> *[[国鉄ト21600形貨車|トム1]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄トム4500形貨車|トム4500]](15t積。汎用。台湾向け貨車を購入)<br /> *[[国鉄ト24000形貨車|トム5000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄ト24000形貨車|トム16000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄トム25000形貨車|トム25000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄トム50000形貨車|トム50000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄トム60000形貨車|トム60000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ6000形貨車#トムフ1形|トムフ1]](15t積。汎用。緩急車)<br /> *[[国鉄トラ1形貨車|トラ1]](17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ90形貨車|トラ90]](15t積。有蓋兼用試作車)<br /> *[[国鉄トラ3500形貨車|トラ3500]](17t積。汎用。樺太庁鉄道編入車)<br /> *[[国鉄トラ4000形貨車|トラ4000]](17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ5000形貨車|トラ5000]](17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ6000形貨車|トラ6000]](17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ16000形貨車|トラ16000]](17t積。汎用。65km/h車)<br /> *[[国鉄トラ20000形貨車|トラ20000]](15/17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ23000形貨車|トラ23000]](15/17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ25000形貨車|トラ25000]](15/17t積。有蓋車代用可能&lt;sup&gt;ワ&lt;/sup&gt;トラ)<br /> *[[国鉄トラ30000形貨車|トラ30000]](17t積。汎用)<br /> *[[国鉄トラ35000形貨車|トラ35000]](15/17t積。汎用&lt;sup&gt;コ&lt;/sup&gt;トラ)<br /> *[[国鉄トラ40000形貨車|トラ40000]](15/17t積。汎用&lt;sup&gt;コ&lt;/sup&gt;トラ)<br /> *[[国鉄トラ43500形貨車|トラ43500]](17t積。鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トラ43600形貨車|トラ43600]](17t積。鋼管輸送用)<br /> *[[国鉄トラ45000形貨車|トラ45000]](15/17t積。汎用&lt;sup&gt;コ&lt;/sup&gt;トラ。[[トロッコ列車]]用改造車あり)<br /> *[[国鉄トラ55000形貨車|トラ55000]](15/18t積。汎用&lt;sup&gt;ス&lt;/sup&gt;トラ)<br /> *[[国鉄トラ70000形貨車|トラ70000]](17t積。汎用。トロッコ列車用改造車あり)<br /> *[[国鉄トラ90000形貨車|トラ90000]](木材チップ輸送用&lt;sup&gt;コ&lt;/sup&gt;トラ。トロッコ列車用改造車あり)<br /> *[[国鉄トラ190000形貨車|トラ190000]](木材チップ輸送用&lt;sup&gt;コ&lt;/sup&gt;トラ。65km/h車)<br /> *[[国鉄ト21600形貨車|トサ1形]](初代。24t積。汎用)<br /> *[[国鉄トキ1形貨車|トキ1]](25t積。汎用)<br /> *[[国鉄トキ10形貨車|トキ10]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄トキ900形貨車|トキ900]](30t積。汎用。[[戦時形]]3軸車)<br /> *[[国鉄トキ1000形貨車|トキ1000]](42t積。冷延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ9000形貨車|トキ9000]](43t積。冷延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ15000形貨車|トキ15000]](35t積。汎用)<br /> *[[国鉄トキ21000形貨車|トキ21000]](33t積。鉄鋼輸送用)<br /> *[[国鉄トキ21100形貨車|トキ21100]](35t積。熱延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ21200形貨車|トキ21200]](33t積。熱延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ21300形貨車|トキ21300]](35t積。アルミシートスラブ輸送用)<br /> *[[国鉄トキ21400形貨車|トキ21400]](34t積。熱延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ21500形貨車|トキ21500]](33t積。冷延コイル鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ22000形貨車|トキ22000]](大型板ガラス輸送用)<br /> *[[国鉄トキ23000形貨車|トキ23000]](35t積。厚鋼板輸送用)<br /> *[[国鉄トキ23600形貨車|トキ23600]](亜鉛泥鉱輸送用)<br /> *[[国鉄トキ23800形貨車|トキ23800]](35t積。原木輸送用)<br /> *[[国鉄トキ23900形貨車|トキ23900]](36t積。亜鉛塊輸送用。1995年度消滅)<br /> *[[国鉄トキ25000形貨車|トキ25000]](36t積。汎用)<br /> *[[JR貨物トキ25000形貨車|トキ25000(JR貨物)]](40t積[[亜鉛精鉱]]専用・[[私有貨車]])<br /> *[[国鉄トキ66000形貨車|トキ66000]](28t積。汎用。トラ6000形の戦時増トン改造車)<br /> *[[国鉄トキ80000形貨車|トキ80000]](40t積。大板ガラス専用・私有貨車)<br /> <br /> ==== ナ:活魚車 ====<br /> * [[活魚車|ナ1]]<br /> * [[活魚車|ナ10]]<br /> <br /> ==== パ:家禽車 ====<br /> * [[国鉄パ1形貨車|パ1]]<br /> * [[国鉄パ100形貨車|パ100]]<br /> <br /> ==== ホ:ホッパ車 ====<br /> * [[国鉄ホラ1形貨車|ホラ1]](17t積。[[セメント]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホラ100形貨車|ホラ100]](17t積)<br /> * [[国鉄ホサ8100形貨車|ホサ8100]](20t積。[[石炭]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ600形貨車|ホサフ1]](20t積)<br /> * [[国鉄ホキ3500形貨車|ホキ1 (初代)]](30t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ1形貨車 (2代)|ホキ1 (2代)]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ100形貨車|ホキ100]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ150形貨車|ホキ150]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ6500形貨車|ホキ190]](25t積。[[カーバイド]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ200形貨車|ホキ200]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ6000形貨車|ホキ250]](30t積。カーバイド専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ300形貨車|ホキ300]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ350形貨車|ホキ350]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ400形貨車|ホキ400]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ500形貨車|ホキ500]](50t積)<br /> * [[国鉄ホキ600形貨車|ホキ600]](25t積)<br /> * [[国鉄ホキ650形貨車|ホキ650]](25t積)<br /> * [[国鉄ホキ700形貨車|ホキ700]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ800形貨車|ホキ800]](30t積)<br /> * [[JR貨物ホキ1000形貨車|ホキ1000(JR貨物)]](35t積。フライアッシュ及び炭酸カルシウム専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ1400形貨車|ホキ1400]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ1800形貨車|ホキ1800]](30t積。[[鉱石]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6500形貨車|ホキ1900 (初代)]](25t積。カーバイド専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄セキ3000形貨車|ホキ1900 (2代)]](30t→20t積)<br /> * [[国鉄ホキ2000形貨車|ホキ2000]](65t積)<br /> * [[国鉄ホキ2100形貨車|ホキ2100]](35t積)<br /> * [[国鉄ホキ2200形貨車|ホキ2200]](30t積)<br /> * [[国鉄ホキ2500形貨車|ホキ2500]](35t積)<br /> * [[国鉄ホキ2800形貨車|ホキ2800]](35t積)<br /> * [[国鉄ホキ2900形貨車|ホキ2900]](50t積)<br /> * [[国鉄ホキ3000形貨車|ホキ3000]](35t積。[[酸化アルミニウム|アルミナ]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ3100形貨車|ホキ3100]](35t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ3500形貨車|ホキ3500]](30t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ3000形貨車|ホキ4050]](35t積。アルミナ専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ3500形貨車|ホキ4100 (初代)]](35t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ3100形貨車|ホキ4100 (2代)]](35t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ4200形貨車|ホキ4200]](30t積。[[石灰石]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ4900形貨車|ホキ4300]](30t積。ソーダ灰専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ4700形貨車|ホキ4400]](30t積。[[酸化カルシウム|生石灰]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ4700形貨車|ホキ4700]](30t積。生石灰専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ4900形貨車|ホキ4900]](30t積。ソーダ灰専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5100形貨車|ホキ5000]](30t積。リン酸ソーダ専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5100形貨車|ホキ5100]](30t積。リン酸ソーダ専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5600形貨車|ホキ5200 (初代)]](35t積。カーバイト専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5200形貨車 (2代)|ホキ5200 (2代)]](30t積。鉱石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5300形貨車|ホキ5300]](30t積。焼結鉱専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5400形貨車|ホキ5400]](30t積。[[ドロマイト]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5500形貨車|ホキ5500]](50t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5600形貨車|ホキ5600]](35t積。カーバイト専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5700形貨車|ホキ5700]](40t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5100形貨車|ホキ5800]](30t積。[[ポリ塩化ビニル|塩化ビニル]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ5900形貨車|ホキ5900]](34t積。カーバイト専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6000形貨車|ホキ6000]](30t積。カーバイト専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6000形貨車|ホキ6100]](30t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6300形貨車|ホキ6300]](35t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6500形貨車|ホキ6500]](25t積。カーバイト専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6600形貨車|ホキ6600]](25t積。[[麦芽]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6700形貨車|ホキ6700]](35t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6800形貨車|ホキ6800]](35t積。[[クリンカー|セメントクリンカ]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ6900形貨車|ホキ6900]](25t積。[[カーボンブラック]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ7000形貨車|ホキ7000]](30t積。生石灰専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ7200形貨車|ホキ7200]](30t積。石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ7300形貨車|ホキ7300]](30t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ7500形貨車|ホキ7500]](40t積。セメント専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ10000形貨車|ホキ7600]](32、33t積。セメント及び石炭専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ8000形貨車|ホキ8000]](30t積。石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホサ8100形貨車|ホキ8100]](38t積。石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ8300形貨車|ホキ8300]](35t積。[[トウモロコシ]]及び[[モロコシ|コウリャン]]専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ8500形貨車|ホキ8500]](35t積。石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ8800形貨車|ホキ8800]](35t積。生石灰専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ9300形貨車|ホキ9300]](35t積。コークス粉専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ9500形貨車|ホキ9500]](35t積。砕石→石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ9800形貨車|ホキ9800]](35t積。麦芽専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ10000形貨車|ホキ10000]](35t積。石炭、石灰石専用車・私有貨車)<br /> * [[国鉄ホキ34200形貨車|ホキ34200]](28t積。石灰石専用車・私有貨車)<br /> <br /> ==== ポ:陶器車 ====<br /> * [[国鉄ポ1形貨車|ポ1]]<br /> * [[国鉄ポ50形貨車|ポ50]]<br /> * [[国鉄ポ100形貨車|ポ100]](10t積)<br /> * [[国鉄ポ300形貨車|ポ300]](10t積)<br /> * [[国鉄ワム90000形貨車#ポム1形|ポム1]](15t積)<br /> * [[国鉄ポム200形貨車|ポム200]](15t積)<br /> <br /> ==== ミ:水運車(水槽車) ====<br /> * [[国鉄ミ1形貨車|ミ1]]<br /> * [[国鉄ミ10形貨車|ミ10]]<br /> * [[国鉄フミ30形貨車|フミ30]]<br /> * [[国鉄ミ150形貨車|ミ150]]<br /> * [[国鉄ミ160形貨車|ミ160]]<br /> * [[国鉄ミ170形貨車|ミ170]]<br /> * [[国鉄ミ200形貨車|ミ200]]<br /> * [[国鉄ミ230形貨車|ミ230]]<br /> * [[国鉄ミ240形貨車|ミ240]]<br /> * [[国鉄ミ250形貨車|ミ250]]<br /> * [[国鉄ミ300形貨車|ミ300]]<br /> * [[国鉄ミ350形貨車|ミ350]]<br /> * [[国鉄ミ500形貨車|ミ500]]<br /> * [[国鉄ミ600形貨車|ミ600]]<br /> * [[国鉄9700形蒸気機関車|ミム1]]<br /> * [[国鉄8300形蒸気機関車|ミム30]]<br /> * [[国鉄ミム100形貨車|ミム100]]<br /> * [[国鉄ミラ10形貨車|ミラ10]]<br /> * [[国鉄6600形蒸気機関車|ミキ1]]<br /> * [[国鉄ミキ10形貨車|ミキ10]]<br /> * [[国鉄ミキ20形貨車|ミキ20]]<br /> <br /> ==== リ:土運車 ====<br /> * リ1<br /> * リ390<br /> * リ400<br /> * リ1900<br /> * リ2000<br /> * [[国鉄リ2500形貨車|リ2500]]<br /> * リム1<br /> * [[国鉄リム300形貨車|リム300]]<br /> <br /> ==== レ:冷蔵車 ====<br /> *[[国鉄レ1形貨車|レ1]] ← レソ200、レソ210、レソ220<br /> *[[国鉄レ90形貨車|レ90]]<br /> *[[国鉄レ200形貨車|レ200]] ← レソ25230<br /> *[[国鉄レ350形貨車|レ350]] ← レソ25280<br /> *[[国鉄レ900形貨車|レ900]] ← レソ25080<br /> *[[国鉄レ1000形貨車|レ1000]] ← レソ25550<br /> *[[国鉄レ1300形貨車|レ1300]] ← レソ25630<br /> *[[国鉄レ2300形貨車|レ2200]]<br /> *[[国鉄レ2300形貨車|レ2300]] ← レソ26400<br /> *[[国鉄レ2500形貨車|レ2500]]<br /> *[[国鉄レ2900形貨車|レ2900]] ← レソ26500<br /> *[[国鉄レ5000形貨車|レ5000]]<br /> *[[国鉄レ6000形貨車|レ6000]]<br /> *[[国鉄レ7000形貨車|レ7000]]<br /> *[[国鉄レ7000形貨車|レ9000]]<br /> *[[国鉄レ12000形貨車|レ10000]]<br /> *[[国鉄レ12000形貨車|レ12000]]<br /> *[[国鉄レ6000形貨車|レ16000]]<br /> *[[国鉄レム1形貨車|レム1]](有蓋車兼用)<br /> *[[国鉄レム400形貨車|レム400]](有蓋車兼用)<br /> *[[国鉄レム5000形貨車|レム5000]]<br /> *[[国鉄レム5000形貨車|レム9000]]<br /> *[[国鉄レサ1形貨車|レサ1]]<br /> *[[国鉄レキ1形貨車|レサ900]]<br /> *[[国鉄レサ5000形貨車|レサ5000]]<br /> *[[国鉄レサ10000系貨車|レサ10000]]<br /> **レムフ10000(緩急車)<br /> **レサ10000<br /> *[[国鉄レキ1形貨車|レキ1]]<br /> <br /> ==== ワ:有蓋車 ====<br /> *[[国鉄ワ1形貨車|ワ1]]<br /> *[[JR貨物ワ100形貨車|ワ100]](デュアルモードトレーラー(DMT)システム試作車。1992年度登場。2002年度消滅)<br /> *[[国鉄ワ10000形貨車|ワ10000]]<br /> *[[国鉄ワ12000形貨車|ワ12000]]<br /> *[[国鉄ワ17000形貨車|ワ17000]]<br /> *[[国鉄ワ17000形貨車|ワ20000]]<br /> *[[国鉄ワ17000形貨車|ワ21000]]<br /> *[[国鉄ワ17000形貨車|ワ21100]]<br /> *[[国鉄ワ22000形貨車|ワ22000]]<br /> *[[国鉄サハ19形電車#ワ50000形・ワフ20000形|ワ50000]](小口急行貨物用貨車。電車であるサハ6形、サハ19形の改造)<br /> *[[国鉄サハ19形電車#ワ50000形・ワフ20000形|ワフ20000]](ワ50000形と同系の緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ21000形貨車|ワフ21000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ22000形貨車|ワフ22000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ25000形貨車|ワフ25000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ28000形貨車|ワフ28000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ29000形貨車|ワフ29000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ29500形貨車|ワフ29500]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワフ35000形貨車|ワフ35000]](緩急車)<br /> *[[国鉄ワム1形貨車|ワム1]]<br /> *[[国鉄レム400形貨車|ワム400]]<br /> *[[国鉄ワム50000形貨車#ワム1900形|ワム1900]](15t積。戦時型・台湾向けの転用)<br /> *[[国鉄ワム23000形貨車#ワム2000形|ワム2000]](15t積。ワム23000の短軸型)<br /> *[[国鉄ワム3500形貨車|ワム3500]](15t積。木製車)<br /> *[[国鉄ワム20000形貨車|ワム20000]](15t積。鋼製車)<br /> *[[国鉄ワム21000形貨車|ワム21000]](15t積。鋼製車)<br /> *[[国鉄ワム23000形貨車|ワム23000]](15t積。鋼製標準車)<br /> *[[国鉄ワム49000形貨車|ワム49000]](15t積。有蓋・無蓋兼用試作車。屋根板積み重ね方式)<br /> *[[国鉄ワム49000形貨車|ワム49100]](15t積。有蓋・無蓋兼用試作車。屋根板立掛け式)<br /> *[[国鉄ワム49000形貨車|ワム49200]](15t積。有蓋・無蓋兼用試作車。屋根スライド式)<br /> *[[国鉄ワム50000形貨車|ワム50000]](15t積。戦時型)<br /> *[[国鉄ワム60000形貨車|ワム60000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄ワム70000形貨車|ワム70000]](15t積。汎用)<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車 (初代)|ワム80000 I]](15t積。パレット輸送用試作車。後のワム89000 I)<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車|ワム80000 II]](15t積。パレット輸送用)<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車#関連形式|ワム89000]](15t積。パレット輸送用試作車。初代・2代あり)<br /> *[[国鉄ワム90000形貨車|ワム90000]](15t積。ワム23000の[[二軸車 (鉄道)|2段リンク]]改造車、新造車、ワム50000の更新車、トキ900の改造車の4種)<br /> *[[国鉄ワム50000形貨車#ワム150000形|ワム150000]](15t積。ワム50000の形式変更車)<br /> *[[国鉄ワラ1形貨車|ワラ1]](17t積汎用)<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車#関連形式|ワサ1]](17t/23t積。3軸車。パレット輸送用/汎用)<br /> *[[国鉄ワキ1形貨車|ワキ1]]<br /> **ワムフ1(小口急行貨物用緩急車。室内灯と貫通扉付き)<br /> **ワキ1(小口急行貨物用貨車。室内灯と貫通扉付き)<br /> *[[国鉄ワキ700形貨車|ワキ700]](魚雷輸送用の海軍所有の私有貨車だったが、後に国鉄が購入した)<br /> *[[国鉄ワキ1000形貨車|ワキ1000]]<br /> **ワムフ100(小口急行貨物用緩急車。室内灯と貫通扉付き)<br /> **ワキ1000(小口急行貨物用貨車。室内灯と貫通扉付き)<br /> *[[国鉄ワキ5000形貨車|ワキ5000]](30t積。パレット輸送用)<br /> *[[国鉄スニ40形客車#派生形式|ワキ8000]]<br /> **ワサフ8000(客貨両用の緩急車)<br /> **ワキ8000(客貨両用車)<br /> *[[国鉄ワキ9000形貨車|ワキ9000]](30t積。鉄鋼コイル輸送用。1995年度消滅)<br /> *[[国鉄ワキ10000形貨車|ワキ10000]](30t積、高速貨物輸送対応)<br /> *[[国鉄ワキ50000形貨車|ワキ50000]](30t積。ワキ10000改造車。1995年度消滅)<br /> <br /> === 事業用 ===<br /> ==== エ:救援車 ====<br /> *[[国鉄エ1形貨車|エ1]](ワム1形改造)<br /> *[[国鉄エ500形貨車|エ500]](ワム3500形改造)<br /> *[[国鉄エ700形貨車|エ700]](ヤ300形(客車)改番)<br /> *[[国鉄エ740形貨車|エ740]](ヤ100形(客車)改番)<br /> *[[国鉄エ770形貨車|エ770]](ヤ150形(客車)改番)<br /> *[[国鉄エ790形貨車|エ790]](ヤ190形(客車)改番)<br /> *[[国鉄エ810形貨車|エ810]](ヤ5010形(客車)改番)<br /> <br /> ==== キ:雪かき車(除雪車) ====<br /> *[[国鉄キ1形貨車|キ1]](木製単線用ラッセル式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ100形貨車|キ100]](鋼製単線用ラッセル式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ200形貨車|キ200]](複線用ラッセル式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ550形貨車 (2代)|キ550]](複線用ラッセル式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ600形貨車|キ600]](ロータリー式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ620形貨車|キ620]](ロータリー式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ700形貨車|キ700]](広幅雪かき車)<br /> *[[国鉄キ800形貨車|キ800]](かき寄せ雪かき車)<br /> *[[国鉄キ900形貨車|キ900]](かき寄せ雪かき車)<br /> *[[国鉄キ950形貨車|キ950・キ950甲]](ローダー式雪かき車)<br /> *[[国鉄キ1500形貨車|キ1500]](木製複線用ラッセル式雪かき車)<br /> <br /> ==== ケ:検重車 ====<br /> *[[国鉄ケ1形貨車|ケ1]](旧コ1形)<br /> *[[国鉄ケ10形貨車|ケ10]](コキ5500形改造)<br /> <br /> ==== コ:衡重車 ====<br /> 1966年、記号「コ」をコンテナ車に譲るため、名称を&#039;&#039;&#039;検重車&#039;&#039;&#039;に変更のうえ記号を「ケ」に変更。<br /> *[[国鉄ケ1形貨車|コ1]](→ケ1形)<br /> *[[国鉄コ10形貨車|コ10]](橋梁耐重検査用車)<br /> <br /> ==== サ:工作車 ====<br /> *[[国鉄サ1形貨車|サ1]](ワム1形改造)<br /> *[[国鉄サ100形貨車|サ100]](ワム3500形改造)<br /> *[[国鉄サ200形貨車|サ200]](ヤ520形(客車)改番)<br /> *[[国鉄サ220形貨車|サ220]](ヤ500形、ヤ510形(客車)改番)<br /> *[[国鉄サ230形貨車|サ230]](ヤ500形、ヤ510形(客車)改番)<br /> <br /> ==== ソ:操重車 ====<br /> *[[国鉄ソ1形貨車|ソ1]](橋桁架設用。旧形式オソ10)<br /> *[[国鉄ソ20形貨車|ソ20]](事故救援用・大型)<br /> *[[国鉄ソ30形貨車|ソ30]](事故救援用・大型)<br /> *[[国鉄ソ50形貨車|ソ50]](レール積降用。トキ900形改造)<br /> *[[国鉄ソ60形貨車|ソ60]](レール積降用)<br /> *[[国鉄ソ80形貨車|ソ80]](事故救援用・大型)<br /> *[[国鉄ソ100形貨車|ソ100]](事故救援用・小型)<br /> *[[国鉄ソ150形貨車|ソ150]](事故救援用・中型)<br /> *[[国鉄ソ160形貨車|ソ160]](事故救援用・中型)<br /> *[[国鉄ソ200形貨車|ソ200]](橋桁架設用)<br /> *[[国鉄ソ300形貨車|ソ300]](橋桁架設用)<br /> <br /> ==== ヒ:控車 ====<br /> *[[国鉄ヒ1形貨車|ヒ1]](旧ヒ1000形)<br /> *[[国鉄ヒ100形貨車|ヒ100]](旧ヒ1050形)<br /> *[[国鉄ヒ150形貨車|ヒ150]](旧ヒ1100形)<br /> *[[国鉄ヒ180形貨車|ヒ180]](旧ヒ1150形)<br /> *[[国鉄ヒ200形貨車|ヒ200]](ハフ3323形改造)<br /> *[[国鉄ヒ300形貨車|ヒ300]](航送用。1993年度消滅)<br /> *[[国鉄ヒ400形貨車|ヒ400]](1979年度消滅)<br /> *[[国鉄ヒ500形貨車|ヒ500]](航送用。1988年度消滅)<br /> *[[国鉄ヒ600形貨車|ヒ600]](構内入換用。2002年度消滅)<br /> <br /> ==== ピ:歯車車 ====<br /> 横軽(碓氷峠)用の歯車付き緩急車。1932年廃止。<br /> *[[国鉄ピ1形貨車|ピ1]](旧ピフ140形、ピフ146形)<br /> *[[国鉄ピ30形貨車|ピ30]](旧ピフ151形)<br /> <br /> ==== ヤ:職用車 ====<br /> *[[国鉄ヤ1形貨車|ヤ1]](ブレーキ試験車、車両運動試験車、軌道試験車、構造物試験車。旧ヤ400形客車。ワム23000形改造)<br /> *[[国鉄クム1形貨車#ヤ50形|ヤ50]](バラスト交換工事用電源車)<br /> *[[国鉄ワム80000形貨車#関連形式|ヤ80・ヤ81・ヤ82]](走行特性試験車。新製、ワサ1形改造、ワム80000形改造)<br /> *[[国鉄ワム50000形貨車#ヤ90形|ヤ90]](積付試験車。ワム50000形改造)<br /> *[[国鉄ヤ100形貨車|ヤ100・ヤ110・ヤ150]](バラスト交換工事用職用車)<br /> *[[国鉄ヤ200形貨車|ヤ200]](脱線試験車。ワキ1000形改造)<br /> *[[国鉄ヤ210形貨車|ヤ210]](軌道検測試験車)<br /> *[[国鉄ヤ230形貨車|ヤ230]](レール探傷車)<br /> *[[国鉄ヤ250形貨車|ヤ250]](リニアモーター敷設車。クサ9000形、コキ9200形改造)<br /> *[[国鉄ヤ300形貨車|ヤ300・ヤ310・ヤ320・ヤ330]](ロングレール輸送車。チキ800形、トキ15000形改造)<br /> *[[国鉄ヤ350形貨車|ヤ350]](ロングレール輸送車。チキ4000形改造)<br /> *[[国鉄ヤ360形貨車|ヤ360・ヤ370・ヤ380]]・[[国鉄ヤ390形貨車|ヤ390]]・[[国鉄ヤ395形貨車|ヤ395]](電化工事用職用車。トキ15000形、キヤ90形、キヤ91形改造)<br /> *[[国鉄ヤ400形貨車|ヤ400]](信号機器輸送用職用車。ワム60000形改造)<br /> *[[国鉄ヤ450形貨車|ヤ450]](電化工事用職用車)<br /> *[[国鉄ヤ500形貨車|ヤ500]](除草薬散布用職用車。ミム100形改造)<br /> *[[国鉄ヤ550形貨車|ヤ550]](除草薬散布用職用車。トキ25000形改造)<br /> <br /> ==== ヨ:車掌車 ====<br /> *[[国鉄ヨ1形貨車|ヨ1]](旧ヨフ6000)<br /> *[[国鉄ヨ1形貨車|ヨ1500]](旧ヨフ7000)<br /> *[[国鉄ヨ2000形貨車|ヨ2000]]<br /> *[[国鉄ヨ2500形貨車|ヨ2500]]<br /> *[[国鉄ヨ3500形貨車|ヨ3500]]<br /> *[[国鉄ヨ5000形貨車|ヨ5000]]<br /> *[[国鉄ヨ6000形貨車|ヨ6000]]<br /> *[[国鉄ヨ7000形貨車|ヨ7000]](→ヌ1000形客車)<br /> *[[国鉄ヨ8000形貨車|ヨ8000]]<br /> *[[国鉄ヨ9000形貨車|ヨ9000]]<br /> <br /> === 新幹線用 ===<br /> すべて[[事業用車|事業用]]である。<br /> *[[国鉄ホキ800形貨車#派生形式|931形]](ホッパ車)<br /> *[[新幹線932形貨車|932形]](軌きょう敷設車)<br /> *[[国鉄トキ15000形貨車#事業用車|933形]](レール研削車)<br /> *[[新幹線934形貨車|934形]](分岐器運搬車)<br /> *[[国鉄ワキ1000形貨車#改造|935形]](保守用車の救援車・工事用貨車の緩急車)<br /> *[[新幹線936形貨車|936形]](積雪対応の散水タンク車)<br /> *[[国鉄ホキ300形貨車#新幹線937形|937形]](自動散布ホッパ車)<br /> *[[新幹線938形貨車|938形]](道床交換車)<br /> *[[新幹線939形貨車|939形]](ロングレール輸送更換車(ロングレール輸送車・工事用宿泊車))<br /> *[[新幹線942形貨車|942形]](救援貨車)<br /> <br /> ==脚注==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|group=&quot;注&quot;}}<br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist|2}}<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> *[[JTBパブリッシング]] 石井幸孝・小野田滋・寺田貞夫・福原俊一・齋藤晃・杉田肇・星晃・沢柳健一・岡田誠一・高木宏之 『JTBキャンブックス 幻の国鉄車両』<br /> * 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3<br /> * 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[国鉄の車両形式]]<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:こくてつJRのしやりようけいしきのいちらん}}<br /> [[Category:鉄道関連一覧|*]]<br /> [[Category:略語の一覧]]<br /> [[Category:日本国有鉄道の車両|*]]<br /> [[Category:JRの鉄道車両|*]]</div> 119.243.164.178 ジャンクション (鉄道) 2018-06-15T01:35:38Z <p>119.243.164.178: </p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2012年10月}}<br /> [[ファイル:Baranowicze WIG 1934.jpg|thumb|[[ポーランド]]・[[バラーナヴィチ]]のジャンクション (1934年)]]<br /> [[ファイル:Cardiff Queen Street - view north - 02.jpg|thumb|right|[[ウェールズ]]・[[カーディフ]]にある{{仮リンク|複線分岐|en|double junction}}]] <br /> &#039;&#039;&#039;ジャンクション&#039;&#039;&#039;({{lang-en-short|junction}})とは、[[鉄道]]において、2本以上の鉄道路線が合流または分岐する場所である。これは[[分岐器]]および[[信号保安|信号]]による2路線(同じ軌間)の線路の物理接続を意味する&lt;ref&gt;{{cite book| title=Railway Junction Diagrams | first=John | last=Airey | edition=reprint | publisher=[[BiblioBazaar]] | year=2010 | isbn=9781145129566 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==概要==<br /> 単純なケースとして、線路が1本か2本の2路線が1カ所のジャンクションで合流するという場合を考える場合、列車が一方の路線から他方の路線へ転線できるようにするにはかなり単純な線路配置ですむ。新しい路線が加わった後に列車をどちらの方向へも運行可能にする際は、[[デルタ線]]のようなより複雑な分岐施設が必要とされる。後者の場合においては、[[方角]]や全体的な土地の名前を利用するなどして、この三角形の3カ所の分岐点にそれぞれ違う名前をつけることが可能である。<br /> <br /> 分岐点にあるかその付近にある[[鉄道駅|駅]]を{{仮リンク|分岐駅|en|junction station}}と呼ぶ。しばしば、&lt;!--同一の列車が--&gt;分割して複数の目的地へ行くために、列車がそのような駅で編成・分割される。[[貨物列車]]においては、[[操車場 (鉄道)|操車場]]が同様の目的で使用されている。<br /> <br /> 世界初の鉄道分岐点は、1831年に[[イングランド]]{{仮リンク|ニュートン・ル・ウィロウズ|en|Newton-le-Willows}}付近にあり2路線が合流していた{{仮リンク|アールズタウン駅|label=ニュートン・ジャンクション|en|Earlestown railway station}}(現在はアールズタウン駅)である{{要出典|date=2012年10月}}。<br /> <br /> ==ジャンクションの能力を向上させる手段==<br /> {{unreferenced section|date=October 2012}}<br /> 分岐点の存在は、鉄道路線線自体の列車の増発のネックにもなる。これは列車密度が増加するほど顕著になる。分岐点のネックはは信号の量の改善や高速度に対応したポイントの設置、[[平面交差]]の[[立体交差]]化によって改善する事が可能になる。立体交差化は改良の工事費用が大きく、トンネルや橋、都心部などでは改良が困難なこともあるが、改良後の効果は新路線の建設よりも大きくなることも多い。<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[:en:Rail terminology|鉄道用語]](英語版Wikipediaの記事)<br /> * [[連動装置]]<br /> * [[鉄道の町]]<br /> * [[枇杷島分岐点]]([[名古屋鉄道]])<br /> * [[デルタ線]]<br /> * {{仮リンク|複線分岐|en|double junction}}<br /> * [[ジャンクション (道路)]]<br /> <br /> ==脚注==<br /> {{Commons category|Rail junctions}}<br /> {{reflist}}<br /> <br /> {{Railway track layouts}}<br /> {{デフォルトソート:しやんくしよん}}<br /> [[Category:1831年の鉄道]]<br /> [[Category:線形 (路線)]]</div> 119.243.164.178 アジアの地理 2018-06-07T02:46:42Z <p>119.243.164.178: /* 国と地域の一覧 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;アジア&#039;&#039;&#039;({{lang-en-short|Asia}})は[[ユーラシア]]の東部と中部であり、この地域にはおよそ50カ国が存在する。この地域の面積は[[大陸]]のほかに島嶼部も含めるとおよそ49,694,700km&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;である。[[アジア]]は[[スエズ地峡]]([[エジプト]])で[[アフリカ]]と接し、[[ウラル山脈]]付近を境界に[[ヨーロッパ]]と接する。<br /> <br /> == アジアの定義と境界 ==<br /> [[画像:Asia-map.png|right|thumb|280px|アジアの国々]]<br /> [[中世]][[ヨーロッパ人]]はアジアがヨーロッパとは別の独立した大陸であると考えていた。ヨーロッパ人が抱いた[[旧世界]]の3大陸という概念の起源は、[[古代]][[中近東]]に遡ることができる。アジアとアフリカはスエズ地峡と[[紅海]]を境に区分される。アジアとヨーロッパの境界は、[[ダーダネルス海峡]]、[[マルマラ海]]、[[ボスポラス海峡]]、[[黒海]]、[[コーカサス山脈]]、[[カスピ海]]、[[ウラル川]]からその水源地帯、ウラル山脈から[[ロシア]]・カラ近郊の[[カラ海]]であると考えられてきた。しかしアジアとアフリカの研究が進むとこの定義はやや時代遅れとなり、ことにアジアは[[現代]]の[[地球科学]]に基づく分類を適用すると[[南アジア]]や[[東アジア]]など複数の亜大陸に細分化しうる。<br /> <br /> [[地質学者]]や地球科学系の[[地理学者]]はもはやアジアとヨーロッパを別個の大陸とみなしてはいない。地質学的陸地([[自然地理学]])と[[プレートテクトニクス|テクトニックプレート]]([[地質学]])のそれぞれの視点からこのアジアとヨーロッパという概念を定義することができる。前者の視点では、ヨーロッパはユーラシアまたはアフリカ=ユーラシア大陸の西側に突き出した半島である。後者の視点では、ヨーロッパとアジアは[[ユーラシアプレート]]の一部であり、そこから[[アラビアプレート]]や[[インドプレート]]は除外する。<br /> <br /> [[人文地理学]]においては2つの考え方が存在する。そのひとつは歴史上長く続いた分類に従ってヨーロッパとアジアを別の大陸として扱い、アジアを[[東アジア]]([[オリエント]]または[[東洋]])、[[南アジア]]([[英領インド]])、[[中東]]([[アラビア]]と[[ペルシア]])に分類して研究する。別の学派では『大陸』(continent)という語をヨーロッパに適用して地理学用語として扱い、『地域』(region)という語をアジアの地理を記述する際に用いる。言語学的観点では『大陸』(continent)という語が意味するのはそれ自体が独立した広大な陸地(周囲をぐるりと海に囲まれた広大な陸地)であるため、混乱を避ける目的で『大陸』から『地域』への言い換えが徐々に一般化している。<br /> <br /> 『Asian』(アジア人)や『Asia』(アジア)という語をめぐる解釈で[[ヨーロッパ語|ヨーロッパ諸言語]]には混乱が生じている。その理由はこのカテゴリー内の事物の均一性が担保されていないからで、具体的には『Asian』という語を『Asia』という語で定義される地域のすべての人間を対象にせずAsiaの『特定の地域』出身の人間集団という意味で使うことが多いからである。たとえば[[アメリカ英語]]でAsianといえば東アジア出身者の意味だが、[[イギリス英語]]でAsianといえば南アジア出身者を指すので混乱が生じる(が、ここから類推すると、[[フランス語]]のアジア人とは[[インドシナ]]出身者を指すのだろうか?また[[重商主義]]時代にアジアと交渉がなかった各国の[[言語]]では『アジア人』が誰を指すのかは調べる価値があろう)。ときには『アジア』が何であるのかはっきりしない場合さえある。定義の仕方によっては[[トルコ]]や中東、ロシアが除外されることもある。この語はまた[[アジア太平洋]]一帯をさすこともあり、この場合は中東・ロシアは除外されて[[オーストララシア]]または[[オセアニア]]に分類されるとみられる[[太平洋]]の島嶼が含まれる。アジアはインド亜大陸・アラビア亜大陸・[[シベリア]]の[[北アメリカプレート]]の一部をも含む。また『アジア』という概念が大多数のアジア人とは無縁の地域で形成されたものであることは当のアジアではあまり関心を呼ばないらしい。<br /> <br /> 詳細は[[:en:Transcontinental nation#Countries in both Asia and Europe]]を参照。<br /> <br /> 関連項目<br /> * [[:en:Copenhagen criteria#Geographic_criteria for the definition of Europe]]<br /> * [[:en:Orientalism]]<br /> <br /> == 地理的特徴 ==<br /> この大陸の平均[[海抜]]は950mであり、世界で最も高い。[[高原]]と[[山岳]]地帯がアジアを南東=北西方向に横断し&lt;!--(原文では南西=北西だが、間違いでは?)--&gt;、[[チベット高原]]で陸地は最も高く盛り上がりここから世界最高峰群が連なる[[ヒマラヤ山脈]]が立ち上がる。北西には[[平野]]が広がり、南には地理学的には異質である[[アラビア半島]]、インド亜大陸、[[マレー半島]]が横たわる。大陸の南東にはたくさんの[[島]]が散在する。<br /> <br /> == 島嶼 ==<br /> 大陸本土のほかにアジアにはたくさんの島があり、その中には[[面積]]では世界最大級の[[ボルネオ島]]や[[スマトラ島]]、また大人口を抱える[[ジャワ島]]や[[日本]]の[[本州]]がある。<br /> <br /> そのほか有名な島としては、[[インドネシア]]の[[バリ島]]・[[マドゥラ島]]・[[スラウェシ島]]、日本の[[北海道]]・[[四国]]・[[九州]]・[[沖縄本島|沖縄島]]、[[インド]]の[[アンダマン諸島]]・[[ニコバル諸島]]、[[フィリピン]]の[[ルソン島]]・[[ビサヤ諸島]]・[[ミンダナオ島]]、[[タイ王国|タイ]]の[[パンガン島]]・[[サムイ島]]のほか、[[スリランカ島]]、[[シンガポール|シンガポール島]]、[[モルディブ諸島]]、[[香港島]]、[[樺太島|サハリン島]]がある。<br /> <br /> アジア諸国のうち、インドネシア・[[ブルネイ]]・[[東チモール]]・[[シンガポール]]・日本・フィリピン・[[台湾]]・[[スリランカ]]・[[モルジブ]]・[[キプロス]]は大陸に領土を持たない島嶼国家である。<br /> <br /> アジアの島については、[[アジアの島一覧]]を参照。<br /> <br /> == アジアの極点 ==<br /> * 最北地点&amp;mdash;ロシアの[[セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島]]、[[コムソモレツ島]]の[[北極岬]](北緯81度13分)<br /> * 最南地点&amp;mdash;インドネシアの[[パマナ島]] &lt;ref name=&quot;MONK_7&quot;&gt;{{cite book |last=Monk, |first=K.A. |coauthors=Fretes, Y., Reksodiharjo-Lilley, G. |title=The Ecology of Nusa Tenggara and Maluku |publisher=Periplus Editions Ltd. |date=1996 |page=page 7|location=Hong Kong |id=ISBN 962-593-076-0}}&lt;/ref&gt;&lt;sup&gt;1&lt;/sup&gt;<br /> * 最西地点&amp;mdash;トルコの[[ババ岬]](東経26度4分)&lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;<br /> * 最東地点&amp;mdash;ロシアの[[ダイオミード諸島|大ダイオミード島]](西経169度0分)&lt;sup&gt;3&lt;/sup&gt;<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;&#039;&#039;アジア大陸の極点&#039;&#039;&#039;&#039;&#039;<br /> * 最北地点:ロシアの[[チェリュスキン岬]](北緯77度43分)<br /> * 最南地点:マレーシアの[[タンジュン・ピアイ|ピアイ岬]](北緯1度15分)<br /> * 最西地点:トルコのババ岬(東経26度4分)<br /> * 最東地点:ロシアの[[デジニョフ岬]](東岬)(西経169度40分)<br /> : &lt;sup&gt;1&lt;/sup&gt;[[ココス (キーリング) 諸島]]をアジアとすると、[[:en:South Island (Cocos Islands)|South Island]]が最南(南緯12度4分)。<br /> : &lt;sup&gt;2&lt;/sup&gt;[[エーゲ海]]や[[地中海]]のトルコ領の島をヨーロッパとみなす。<br /> : &lt;sup&gt;3&lt;/sup&gt;[[国際日付変更線|日付変更線]]による。<br /> <br /> == 地理的区分 ==<br /> [[画像:Asia satellite orthographic.jpg|thumb|280px|衛星写真でみるアジア]]<br /> すでに述べたようにアジアはユーラシアの一地域である。これ以下の分類については[[北ユーラシア]]と[[中央ユーラシア]]を参照。<br /> アジア数カ国の領土はアジア以外の地域にもまたがる。アジアとヨーロッパ、アジアとアフリカ、アジアとオセアニアにまたがる国については[[:en:Bicontinental country]]を参照。<br /> これまでアジアは次の各地域に小分類されてきた。<br /> * [[中央アジア]]<br /> * [[東アジア]]<br /> * [[極東]]<br /> * [[北アジア]]<br /> * [[南アジア]](またはインド亜大陸)<br /> * [[東南アジア]]<br /> * [[西南アジア]](または中東、あるいは[[西アジア]])<br /> <br /> === 中央アジア ===<br /> この語の使用についてはまだ十分な合意が成立していない。通常中央アジアに含まれるのは次の各国である。<br /> * 中央アジアの共和国&lt;!--★[[CIS|中央アジアの共和国]]:このLinkは不適切--&gt;群。具体的には、[[カザフスタン]]([[:en:Bicontinental country#Countries in both Asia and Europe|ヨーロッパ側の一部領土]]を除く)、[[ウズベキスタン]]、[[タジキスタン]]、[[トルクメニスタン]]、[[キルギスタン]]。<br /> * [[アフガニスタン]]、[[モンゴル]]、[[イラン]]、および[[中華人民共和国]]の西部を含むこともある。<br /> * 旧[[ソビエト連邦]]の[[コーカサス]]地方の諸国。<br /> 中央アジアは目下[[地政学]]的に注目されているが、その理由は1)[[石油パイプライン]]をめぐる[[国際紛争]]、2)[[ナゴルノカラバフ]]問題、3)[[チェチェン]]問題、4)[[アメリカ軍]]・[[イギリス軍]]のアフガニスタン駐留問題である。<br /> <br /> === 東アジア ===<br /> この地域に含まれるのは以下の諸国である。<br /> * [[日本]]。<br /> * [[中華民国]]([[台湾]])<br /> * [[朝鮮半島]]の[[大韓民国]]と[[朝鮮民主主義人民共和国]]。<br /> * [[中華人民共和国]]、ただし東部のみの場合もある。<br /> <br /> [[モンゴル]]と[[ベトナム]]を含むこともある。<br /> <br /> 場合によっては[[東南アジア]]を含むこともある。<br /> <br /> === 北アジア ===<br /> 地理学者がこの語を用いることはめったにないが、[[シベリア]]と呼ばれるロシア共和国のアジア側の地域を指す。[[カザフスタン]]や[[モンゴル]]などの北部を含むこともある。ときには政治的な意味合いではなく『北ユーラシア』という呼び方で旧ソビエト連邦全域を指すことがある。<br /> <br /> === 南アジア ===<br /> 南アジアはインド亜大陸をも指す。ここに属するのは次のとおり。<br /> * インド連邦の[[ヒマラヤ諸州]]、[[パキスタン]]、[[ネパール]]、[[ブータン]]、[[バングラデシュ]]。<br /> * [[インド洋]]上国の[[スリランカ]]、[[モルジブ]]。およびインド領[[アンダマン諸島]]、[[ニコバル諸島]]、[[ラクシャディープ諸島]]。<br /> * [[インド半島]]([[デカン高原]]とも)。<br /> * [[国際連合|国連]]では[[イラン]]もここに分類する。<br /> * [[アフガニスタン]]を含むこともある。<br /> <br /> === 東南アジア ===<br /> この地域には[[マレー半島]]、[[インドシナ]]諸国、[[インド洋]]上の島嶼、[[太平洋]]上の島嶼が含まれるが、具体的には以下のとおり。<br /> * 東南アジアの大陸側には、[[ミャンマー]]、[[タイ王国|タイ]]、[[ラオス]]、[[カンボジア]]、[[ベトナム]]。<br /> * 東南アジアの海洋国としては、[[マレーシア]]、[[ブルネイ]]、[[フィリピン]]、[[シンガポール]]、[[インドネシア]](インドネシアの一部諸島は[[:en:Bicontinental country#Countries in both Asia and Oceania|オセアニア側のメラネシア地方にまたがる]])。[[東チモール]](これもメラネシアの一部)を含むこともある。<br /> <br /> マレーシアは[[南シナ海]]により東西に分断され、大陸と島に領土がまたがる。<br /> <br /> === 西南アジア(または中東、あるいは西アジア) ===<br /> 欧米では中東という呼び方をすることが多い。ただし中東という場合は解釈の仕方により[[北アフリカ]]の数カ国を含むことがある。西南アジアに含まれるのは次のとおり。<br /> <br /> * [[:en:Bicontinental country#Countries in both Asia and Europe|トルコのアジア側]]である[[アナトリア]]([[小アジア]])地方。<br /> * 地中海に浮かぶ[[キプロス]]。<br /> * [[レバント]]または近東、具体的には[[シリア]]、[[イスラエル]]、[[ヨルダン]]、[[レバノン]]、[[イラク]]、[[:en:Bicontinental country#Countries in both Asia and Africa|アジア側の]] [[エジプト]]([[スエズ地峡]]より東)。<br /> * [[アラビア半島]]の、[[サウジアラビア]]、[[アラブ首長国連邦]]、[[バーレーン]]、[[カタール]]、[[オマーン]]、[[イエメン]]、[[クウェート]]。<br /> * [[カフカース|コーカサス]]地方(ヨーロッパとアジアにまたがる)、別名[[ザカフカジエ|ザカフカス]](トランスコーカシア)、異論はあるがここにはロシアの一部のほか[[グルジア]]、[[アルメニア]]、[[アゼルバイジャン]]の一部もしくは全域が入る。<br /> <br /> {{仮リンク|湾岸諸国|en|Gulf States}}も参照。<br /> <br /> === 国と地域の一覧 ===<br /> &lt;!--{{editnote | NOTE: The countries in this table are categorised according to the scheme for geographic subregions used by the United Nations etc., and data included are per sources in cross-referenced articles. Where they differ, provisos are clearly indicated. If you have arguments or evidence to the contrary, please provide them on the talk page and await until the consensus supports making proposed edits. Thank you!抄訳:表中の事項は国連の分類に準拠しており、異論のある場合はすぐに変更せずノート上で問題提起し合意形成を待たれたし、よろしく。とのことですがいいですか?--&gt;<br /> <br /> {| border=&quot;1&quot; cellpadding=&quot;4&quot; cellspacing=&quot;0&quot; style=&quot;border:1px solid #aaa; border-collapse:collapse&quot;<br /> |- bgcolor=&quot;#ECECEC&quot;<br /> ! 名称および&lt;br/&gt;[[国旗]]<br /> ! [[:en:List of countries by area|面積]]&lt;br/&gt;(km²)<br /> ! [[:en:List of countries by population|人口]]&lt;br/&gt;([[2002年]][[7月1日]]現在推定)<br /> ! [[:en:List of countries by population density|人口密度]]&lt;br/&gt;(per km²)<br /> ! [[首都]]<br /> |-<br /> | colspan=5 style=&quot;background:#eee;&quot; | &#039;&#039;&#039;[[東アジア]]:&#039;&#039;&#039;<br /> |-<br /> | {{flagicon|China}} [[中華人民共和国|中国]]&lt;!--&lt;ref&gt;&amp;nbsp;&amp;nbsp;The current [[state]] is formally known as the [[People&#039;s Republic of China]] (PRC), which is subsumed by the [[China|titular entity and civilisation]]公式の[[国名]]は中華人民共和国であり、名目的な政体と市民社会とを包摂している。&lt;br/&gt;&lt;/ref&gt;--&gt;<br /> | align=&quot;right&quot; | 9,584,492<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,284,303,705<br /> | align=&quot;right&quot; | 134.0<br /> | [[北京市|北京]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Hong Kong}} [[香港]](中国)&lt;ref name=&quot;spplaace china&quot;&gt;[[香港]]と[[マカオ]]は中華人民共和国の[[特別行政区]]である。&lt;/ref&gt;<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,092<br /> | align=&quot;right&quot; | 7,303,334<br /> | align=&quot;right&quot; | 6,688.0<br /> | —<br /> |-<br /> | {{flagicon|Japan}} [[日本]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 377,835<br /> | align=&quot;right&quot; | 126,974,628<br /> | align=&quot;right&quot; | 336.1<br /> | [[東京]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Macau}} [[マカオ]](中国)&lt;ref name=&quot;spplaace china&quot;/&gt;<br /> | align=&quot;right&quot; | 25<br /> | align=&quot;right&quot; | 461,833<br /> | align=&quot;right&quot; | 18,473.3<br /> | —<br /> |-<br /> | {{flagicon|Mongolia}} [[モンゴル]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,565,000<br /> | align=&quot;right&quot; | 2,694,432<br /> | align=&quot;right&quot; | 1.7<br /> | [[ウランバートル]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|North Korea}} [[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 120,540<br /> | align=&quot;right&quot; | 22,224,195<br /> | align=&quot;right&quot; | 184.4<br /> | [[ピョンヤン]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|South Korea}} [[韓国]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 98,480<br /> | align=&quot;right&quot; | 48,324,000<br /> | align=&quot;right&quot; | 490.7<br /> | [[ソウル特別市|ソウル]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Taiwan}} [[中華民国]]([[台湾]])<br /> | align=&quot;right&quot; | 35,980<br /> | align=&quot;right&quot; | 22,548,009<br /> | align=&quot;right&quot; | 626.7<br /> | [[台北]]<br /> |-<br /> <br /> | colspan=5 style=&quot;background:#eee;&quot; | &#039;&#039;&#039;[[東南アジア]]:&#039;&#039;&#039;<br /> |-<br /> | {{flagicon|Brunei}} [[ブルネイ]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 5,770<br /> | align=&quot;right&quot; | 350,898<br /> | align=&quot;right&quot; | 60.8<br /> | [[バンダルスリブガワン]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Cambodia}} [[カンボジア]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 181,040<br /> | align=&quot;right&quot; | 12,775,324<br /> | align=&quot;right&quot; | 70.6<br /> | [[プノンペン]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Indonesia}} [[インドネシア]]&lt;ref name=&quot;Timor Is&quot;&gt;[[インドネシア]]と[[東ティモール]]は東南アジア(国連の地域分類による)と[[オセアニア]]にまたがる国家とみられる。&lt;/ref&gt;<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,919,440<br /> | align=&quot;right&quot; | 231,328,092<br /> | align=&quot;right&quot; | 120.5<br /> | [[ジャカルタ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Laos}} [[ラオス]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 236,800<br /> | align=&quot;right&quot; | 5,777,180<br /> | align=&quot;right&quot; | 24.4<br /> | [[ビエンチャン]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Malaysia}} [[マレーシア]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 329,750<br /> | align=&quot;right&quot; | 22,662,365<br /> | align=&quot;right&quot; | 68.7<br /> | [[クアラルンプール]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Myanmar}} [[ミャンマー]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 678,500<br /> | align=&quot;right&quot; | 42,238,224<br /> | align=&quot;right&quot; | 62.3<br /> | [[ヤンゴン]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Philippines}} [[フィリピン]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 300,000<br /> | align=&quot;right&quot; | 84,525,639<br /> | align=&quot;right&quot; | 281.8<br /> | [[マニラ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Singapore}} [[シンガポール]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 693<br /> | align=&quot;right&quot; | 4,452,732<br /> | align=&quot;right&quot; | 6,425.3<br /> | [[シンガポール]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Thailand}} [[タイ王国|タイ]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 514,000<br /> | align=&quot;right&quot; | 62,354,402<br /> | align=&quot;right&quot; | 121.3<br /> | [[バンコク]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|East Timor}} [[東ティモール]]&lt;ref name=&quot;Timor Is&quot;/&gt;<br /> | align=&quot;right&quot; | 15,007<br /> | align=&quot;right&quot; | 952,618<br /> | align=&quot;right&quot; | 63.5<br /> | [[ディリ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Vietnam}} [[ベトナム]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 329,560<br /> | align=&quot;right&quot; | 81,098,416<br /> | align=&quot;right&quot; | 246.1<br /> | [[ハノイ]]<br /> |-<br /> | colspan=5 style=&quot;background:#eee;&quot; | &#039;&#039;&#039;[[南アジア]]:&#039;&#039;&#039;<br /> |-<br /> | {{flagicon|Bangladesh}} [[バングラデシュ]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 144,000<br /> | align=&quot;right&quot; | 133,376,684<br /> | align=&quot;right&quot; | 926.2<br /> | [[ダッカ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|India}} [[インド]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 3,064,898<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,045,845,226<br /> | align=&quot;right&quot; | 341.2<br /> | [[ニューデリー]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Maldives}} [[モルジブ]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 300<br /> | align=&quot;right&quot; | 320,165<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,067.2<br /> | [[マレ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Nepal}} [[ネパール]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 140,800<br /> | align=&quot;right&quot; | 25,873,917<br /> | align=&quot;right&quot; | 183.8<br /> | [[カトマンズ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Pakistan}} [[パキスタン]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 803,940<br /> | align=&quot;right&quot; | 147,663,429<br /> | align=&quot;right&quot; | 183.7<br /> | [[イスラマバード]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Sri Lanka}} [[スリランカ]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 65,610<br /> | align=&quot;right&quot; | 19,576,783<br /> | align=&quot;right&quot; | 298.4<br /> | [[コロンボ]]<br /> |-<br /> | {{flagicon|Iran}} [[イラン]]<br /> | align=&quot;right&quot; | 1,648,195 km<br /> | align=&quot;right&quot; | 70,472,846<br /> | align=&quot;right&quot; | 42<br /> | [[テヘラン]]<br /> |}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> &lt;references /&gt;<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[:en:Cartography of Asia]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * Soil Maps of Asia [https://web.archive.org/web/20081013083603/http://eusoils.jrc.it/esdb_archive/EuDASM/Asia/indexes/map.htm European Digital Archive on the Soil Maps of the world](アジアの土壌地図:英語)<br /> * http://www.lib.utexas.edu/maps/asia.html(テキサス大学アジア地図:英語)<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:あしあのちり}}<br /> [[Category:アジアの地理|*]]<br /> &lt;!--en:Geography of Asia; 14:38, 15 November 2007 edition--&gt;</div> 119.243.164.178 ゆべし 2018-05-16T02:56:18Z <p>119.243.164.178: /* 珍味のゆべし */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;ゆべし&#039;&#039;&#039;(柚餅子)とは、[[ユズ|柚子]]ないし[[クルミ]]を用いた[[食品#加工食品|加工食品]]あるいは[[和菓子]]の一種。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> 源平の時代に生まれたとも伝えられる。菓子というよりも保存食・携帯食に近いものだったとされ、時代とともに現在のような菓子へ変化したといわれている。現在では[[珍味]]に分類されるものと、[[和菓子]]の一種(蒸し菓子や餅菓子など)に分類されるもの、その他のものに分けられる。また江戸時代には、徳川家にも献じるなどの献上品として扱われることもあった。<br /> <br /> 全国各地で様々な形状・味のゆべしが存在している。製造法も異なり、千差万別である。中には、各地のゆべしを食べ歩く事を趣味とする通もいる。<br /> <br /> == 珍味のゆべし ==<br /> [[File:Yubesi08120531.jpg|right|thumb|200px|珍味のゆべし(長野県天龍村)]]<br /> 柚子の実の上部を切り取った後、中身をくり抜き、この中に[[味噌]]、[[サンショウ|山椒]]、[[クルミ|胡桃]]などを詰めて、切り取った上部で蓋をする。そして、これに[[藁]]等を巻いて日陰で1か月から半年ほど乾燥させる。食べる際には藁を外して適宜に切り分け酒の肴やご飯の副食物として用いる。<br /> <br /> 古来からある料理で、江戸時代の料理書『[[料理物語]]』には酒肴としてゆべしの製法が記されている。現在でも[[静岡県]][[浜松市]]等の山間部、[[和歌山県]][[田辺市]][[龍神村]]、[[愛媛県]][[松山市]]や[[奈良県]][[十津川村]]、[[長野県]][[天龍村]]、[[岐阜県]][[恵那市]]、[[島根県]][[益田市]]などで製造されている。<br /> <br /> == 和菓子のゆべし ==<br /> === くるみゆべし ===<br /> [[File:Sendai kurumi yubeshi.jpg|right|thumb|200px|くるみゆべし]]<br /> [[東北地方|東北]]・[[北関東]]近辺のゆべしは、主に[[西日本]]で主流とされる柚子の菓子ではなくクルミの餅菓子となっている。柚子の産地から距離があり材料として使われにくかったため、材料として入手しやすかった[[クルミ]]を入れる。[[江戸時代]]以前、クルミは貴重な蛋白源と脂肪分だった。<br /> <br /> 味付けは[[醤油]]などがメインで[[砂糖]]や[[黒砂糖]]の甘みにより甘いものになっている。<br /> <br /> 主に3種類に分類される。<br /> * 棒型・四角型<br /> : 東北から北関東にかけて棒状の「くるみゆべし」や「胡麻ゆべし」を切ったものが食される。<br /> * 三角型<br /> : [[餡]]をゆべし生地で包んだ、三角の[[饅頭]]型ものが広く知られている。福島県で単に「ゆべし」と言うと、こちらを指す場合が多い。<br /> * 小判型<br /> : 三角型同様に福島県内で見られる形状で波打った円形状のゆべしにクルミなどが乗せてある。<br /> * その他<br /> : 例外として、福島県奥会津地方では20×5cmほどのかまぼこ型にさい箸などで二本の筋を整形し、山椒の皮の粉末の入った餅菓子である。<br /> : 製法としては[[きりせんしょ]]と同じで、もち米粉に砂糖と山椒の実の皮の粉末を混ぜ、練ったものを蒸して作る。岩手方面のきりせんしょからの派生、名称の混交と思われる。<br /> <br /> === 丸柚餅子 ===<br /> [[File:Yubeshi.jpg|thumb|200px|丸柚餅子(石川県輪島市)]]<br /> 柚子の実の上部を切り取り、そこから中身をくり抜いて柚釜を作り、そこに柚子皮、餅米粉、砂糖などを混ぜたものを入れて蒸したもの。<br /> <br /> === 備中のゆべし ===<br /> [[岡山県]]の旧[[備中国]]は柚子の産地であったため、[[高梁市]]と[[矢掛町]]で江戸時代から地元産の柚子を用いたゆべしが製造されている。<br /> <br /> 岡山県のゆべしは形状が様々なのが特徴である。高梁のゆべしには薄い平板状のもの、薄い棒状・紐状のものを結んである形のもの、サイコロ状のもの、また上述の丸ゆべしなどがあり、矢掛のゆべしには羊羹を用いて丸ゆべしに類似した形状のもののほか、紐状のものを結んだ形のもの、上述の竹皮ゆべし(棒ゆべし)や丸ゆべしなどがある。<br /> ==== 高梁のゆべし ====<br /> 柚子、もち米粉、[[水飴]]、砂糖などを用いて製造され、餅のように柔らかくモチモチとした食感である。表面には砂糖がまぶしてあり、薄黄色・白っぽい色をしている。[[土産菓子]]としてだけでなく、地元では[[健康食品]]としても親しまれている。<br /> <br /> かつて[[松山城 (備中国)|備中松山城]]下に居住した[[小堀政一|小堀遠州]]が考案したとされる。現在も県内産、特に高梁市内産の柚子が使用される。<br /> <br /> 派生として味噌風味の「味噌ゆべし」などもある。また、同地には「ゆねり(柚練)」という柚子製品も存在する&lt;ref&gt;太田健一 『図説 新見・高梁・真庭の歴史』 郷土出版社、2009年。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==== 矢掛のゆべし ====<br /> 柚子のヘタ付近を切り、中をくりぬき、その中に柚子風味の[[羊羹]]を練り込んで蒸した独自のもので、丸ゆべしに類似している。<br /> <br /> 羊羹の代わりに餡などを入れる等、現代風にアレンジした派生品も存在する。他にも高梁風のゆべしや味噌ゆべしなども製造されている。<br /> <br /> 江戸時代から名物として知られ、矢掛は[[山陽道]]の中でも大きい宿場町だったため、銘菓として[[参勤交代]]の大名達にも好まれ、同地に宿泊した[[天璋院]](篤姫)も好み大量に食した(竹皮ゆべし)という旨が、岡山県立博物館で発見された宿帳記録に記載されていた。他にも作家の[[武者小路実篤]]も好んだ(丸ゆべし)という。<br /> <br /> 矢掛は高梁に比べると規模の小さな町であり、以前は多くのゆべし製造菓子店が存在していたが現在は数店舗のみの営業である。<br /> <br /> しかしながら、様々な形のゆべしがあり、独自のゆべし文化が根付いている&lt;ref&gt;犬飼亀三郎 「矢掛名物ゆべし考」 『高梁川』第4号、高梁川流域連盟、1956年。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 棒ゆべし(竹皮ゆべし) ===<br /> 柚子の皮を刻んだものともち米粉、上新粉、白味噌、[[醤油]]、砂糖などを混ぜて蒸し、[[竹]]の皮に包んだもの。棒ゆべしの代表的な産地には[[愛媛県]][[西条市]]がある。<br /> <br /> == その他のゆべし ==<br /> === 香り付けとしてのゆべし ===<br /> [[求肥]]や[[羊羹]]に柚子の香りをつけたものを「ゆべし」と称する場合もある。<br /> <br /> === 保存食のゆべし ===<br /> 柚子の皮を調味料と一緒にじっくり煮詰めたもので、伝統的な[[郷土料理]]&lt;ref&gt;[http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2012052900090/ 徳島県の農業支援センター(ゆべし)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20131004213352/http://www.pref.tokushima.jp/shien/docs/2012052900090/ |date=2013年10月4日 }} 2013年10月2日 閲覧&lt;/ref&gt;。調味料は、[[醤油]]や[[胡椒]]、[[砂糖]]や[[塩]]など味によって様々である。[[ご飯]]や[[お茶漬け]]のおかずとして食べたりする。<br /> <br /> 主な特産地は[[徳島県]]や[[長崎県]][[壱岐市]]など<br /> <br /> === 薬味のゆべし ===<br /> 長崎県の[[壱岐島|壱岐]]では、柚子の皮だけを煮たものをゆべしと呼び、[[薬味]]として用いる。<br /> <br /> 一般的な家伝壱岐ゆべしの製法は、まず柚子の皮を薄く剥き、粉砕する。醤油を加え極弱火で加熱し1時間煮て、[[コンブ|昆布]]の出汁と砂糖(柚子の皮2kgに対し[[三温糖]]10kgと[[中双糖|ザラメ]]1〜2kg)を加えさらに2時間煮る。仕上げに[[調味料]]を入れて30分ほど煮て完成する。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[ユズ]]<br /> * [[ロクム]]<br /> <br /> {{Food-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:ゆへし}}<br /> [[Category:餅菓子]]<br /> [[Category:東北地方の菓子]]<br /> [[Category:中部地方の菓子]]<br /> [[Category:中国地方の菓子]]<br /> [[Category:四国地方の菓子]]<br /> [[Category:近畿地方の食文化]]<br /> [[Category:福島県の菓子]]<br /> [[Category:石川県の菓子]]<br /> [[Category:長野県の食文化]]<br /> [[Category:岐阜県の食文化]]<br /> [[Category:奈良県の食文化]]<br /> [[Category:岡山県の菓子]]<br /> [[Category:徳島県の菓子]]<br /> [[Category:愛媛県の菓子]]<br /> [[Category:長崎県の菓子]]<br /> [[Category:果物料理]]</div> 119.243.164.178 律令制 2018-05-13T05:54:07Z <p>119.243.164.178: /* 唐 */</p> <hr /> <div>{{出典の明記|date=2015年5月2日 (土) 05:55 (UTC)}}<br /> &#039;&#039;&#039;律令制&#039;&#039;&#039;(りつりょうせい)は、[[律令]]に基づく制度のこと。主に古代[[東アジア]]で見られた[[中央集権]]的な統治制度であるといわれることもあるが、唐制に倣った体系的法典を編纂・施行したことが実証されるのは日本だけである&lt;ref name=&quot;furuta&quot;&gt;山内昌之・古田博司[http://www.jkcf.or.jp/history_arch/second/4-02j.pdf 「近代日本における東アジア共通文化論の軌跡]&lt;/ref&gt;。日本では律令制または&#039;&#039;&#039;律令体制&#039;&#039;&#039;や&#039;&#039;&#039;律令国家&#039;&#039;&#039;と呼ばれるが、中国にはこのような呼称は存在しない&lt;ref name=&quot;kikuchi&quot;&gt;菊池秀明[http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf 「日中の政治・社会構造の比較」]p8 (日中歴史共同研究報告書 p153)&lt;/ref&gt;。中国において「律令」という言葉は[[秦]]から[[明]]まで長期にわたって使われており、その間にその内容や位置づけは大きな変遷をみている。そのため、日本の律令制の直接的モデルとなった[[隋]]や[[唐]]の国家体制をもって「律令制」と定義することは、中国の律令の変遷の実情を無視することとなり、また秦から明までのおよそ1800年間(律のみ存在した[[清]]も加えれば2100年間)の制度を一括りにすることにはあまり意味がないとする考えもある&lt;ref name=&quot;hirose&quot;&gt;廣瀬薫雄『秦漢律令研究』[[2010年]]、[[汲古書院]]、第一部第一章「律令史の時代區分について」&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 律令制の特徴 ==<br /> === 基本理念 ===<br /> 律令制とは、古代中国から理想とされてきた&#039;&#039;&#039;[[王土王民思想|王土王民]]&#039;&#039;&#039;(王土王臣とも)、すなわち「土地と人民は王の支配に服属する」という理念を具現化しようとする体制であった。また、王土王民の理念は、「王だけが君臨し、王の前では誰もが平等である」とする&#039;&#039;&#039;一君万民&#039;&#039;&#039;思想と表裏一体の関係をなしていた。<br /> <br /> 一方で、中国における官僚制度は、法による統治と徳による支配を基本理念とするため、古代中国には律令制という言葉はなく、王土王民という思想も存在していない。これらは西洋の官僚制に習い、明治になって生まれた解釈だとすれば合理的で、歴史の事実であるかのように扱うのは間違いであることにも留意されたい。<br /> <br /> 律令制では、王土王民および一君万民の理念のもと、人民([[百姓]])に対し一律平等に耕作地を支給し、その代償として、[[税|租税]]・[[労役]]・[[兵役]]が同じく一律平等に課せられていた。さらに、こうした統一的な支配を遺漏なく実施するために、高度に体系的な法令、すなわち&#039;&#039;&#039;[[律令]]&#039;&#039;&#039;と[[格式]]が編纂され、律令格式に基づいた非常に精緻な[[官僚]]機構が構築されていた。この官僚機構は、王土王民理念による人民統治を実現するための必要な権力装置であった。<br /> <br /> === 基本制度 ===<br /> 律令制は、各時代・各王朝ごとに異なる部分もあったが、王土王民と一君万民の理念を背景として、概して次の4つの制度が統治の根幹となっていた。<br /> <br /> 日本でも、大化の改新の終わりごろから律令国家になっていった。<br /> <br /> ; 一律的に耕作地を班給する土地制度<br /> : 中国では[[均田制]]、日本では[[班田収授法|班田収授制]](班田制)として施行された。王土王民思想を最も反映していたのがこの土地制度である。王が自らの支配する土地を、自らが支配する人民([[百姓]])へ直接(中間支配者である[[豪族]]を介さずに)班給するというものであり、儒教的な理想を多分に含んでいた。中国では、土地の班給よりも租税の確保が重視されていたが、日本では土地の班給が重視されていた。<br /> <br /> ; 個人を課税対象とする体系的な租税制度<br /> : 中国や日本では[[租庸調]]制として施行された。人民は耕作地班給の代償として納税義務を負った。土地の班給が人民一人一人に対して行われたので、課税も個人に対してなされた。これは、律令国家による人民支配が非常に徹底していたことを物語っている。また、課税は恣意性の介入を排除して、誰に対しても同じように一律に行われた。<br /> <br /> ; 一律的に兵役が課せられる軍事制度<br /> : 中国では[[府兵制]]、日本では[[軍団 (古代日本)|軍団制]]として施行された。耕作地班給の代償として[[兵役]]の義務を負ったのである。ただし、唐代の[[江南|江南地方]]では兵役がほぼ免除されていたり、日本では東国([[関東地方|関東]])ばかりが[[防人]]の兵役義務を負っていたなど、必ずしも一律的に兵役が課されていないという実態があった。<br /> <br /> ; 人民を把握するための地方行政制度<br /> : 中国では[[郷里制]]、日本では[[令制国|国]][[郡]][[里]]制を採用した。支配を貫徹するために、末端の近くまで官僚が体系的に配置されていた。この制度の下で、班給・課税・徴兵の台帳となる[[戸籍 (古代)|戸籍]]・[[計帳]]の作成が可能となった。逆に言えば、戸籍・計帳の作成によって、上記の三制度の実施が可能となったのである。<br /> <br /> 以上の4制度を漏れなく実施するために、律令国家は、非常に精緻な律令法典と、それに基づいた高度に体系化された官僚制を必要とした。<br /> <br /> ; 律令法典<br /> : 社会規範を規定する[[刑法]]的な&#039;&#039;&#039;律&#039;&#039;&#039;と社会制度を規定する[[行政法]]的な&#039;&#039;&#039;令&#039;&#039;&#039;が中心的な位置を占め、律令の不足を補う改正法としての&#039;&#039;&#039;格&#039;&#039;&#039;および律令と格の施行細則としての性格を持つ&#039;&#039;&#039;式&#039;&#039;&#039;が一つの法体系、即ち律令法典を構成していた。律令法典は、法を統治の基礎に置く[[法家]]の思想を背景としていた。<br /> <br /> ; 官僚制<br /> : [[天子]]の意思命令を確実に具現化するため、各官庁と官僚の責任と任務を明確に区分し、精密に規定された階級に従って、命令を実行に移していく官僚制が、高度な体系の下に構築された。各官庁内では、任務や責任の重さによって、官吏を四段階に区分することを原則としていた。これを[[四等官]]制という。また、官僚を学力で登用する[[科挙]]と呼ばれる登用試験が発達する。日本では[[蔭位|蔭位の制]]という例外規定が設けられ、高位の[[貴族]]の子弟は自動的に官職が与えられたため、徹底はしなかったが、[[官人]]の登用試験としては存在した。日本において、庶民から[[進士]]に合格し下級官人となり最終的に貴族にまでなった人物として[[勇山文継]]が知られている。<br /> <br /> この他、中央と地方の情報伝達を遅滞なく行うための交通制度([[駅伝制]])なども、律令制を構成する制度として採用された。<br /> <br /> 上記のような国家体制を、総称して律令制という。中国史上では、[[隋]]から[[唐]]にかけての王朝で顕著であり、周辺の東アジア諸国では[[7世紀]]後期〜[[9世紀]]頃に、中国由来の制度として広く施行された。唐と同様の体系的法典を編纂・施行したことが実証されるのは日本だけである&lt;ref name=&quot;furuta&quot; /&gt;。律令を制定できるのは中国皇帝だけであり、中国から冊封を受けた国には許されないことだったが、日本は冊封を受けておらず独自に律令を制定した&lt;ref name=&quot;kikuchi&quot; /&gt;。中国でも周辺の東アジア諸国でも、[[10世紀]]以後、上記のような律令制は死滅もしくは形骸化したが、その後も法形態としての律令は、中国や日本や[[ベトナム]]などで存続し続けた。<br /> <br /> == 中国における律令 ==<br /> 律令制の祖形は、古く[[秦]]・[[前漢|漢]]期まで遡るともいわれているが、当時は単行の法令あるいは必要に応じてそれらを集成・整理したものに過ぎず、まとまった法典の形式は取っていなかったと考えられている。律令制は中国の[[魏晋南北朝時代]]において出現し、徐々に形成されていった。[[後漢]]末期から戦乱の時代が長く続き、中国の社会は混乱を極め、ほとんど崩壊に至っていた。こうした社会の再建のため、[[魏 (三国)|魏]]に続く諸王朝は、王土王民の理念による統治を指向するようになったのである。<br /> <br /> === 魏 ===<br /> 魏は、戦乱によって耕作者がいなくなった田地を人民に支給して軍糧を徴収する[[屯田制]]と、兵役義務を持つのは兵戸であり他の一般戸と区別する[[兵戸制]]を採用していた。また、税制としては、土地面積ごとに一定額の田租を賦課する定額田租と、戸ごとに物納を課する戸調を行っていた。これらの制度は、その後の諸王朝も継承してゆき、律令制の基礎を形成することとなった。[[曹叡|明帝]]の時代に[[魏新律]]が編纂されて初めて律の法典化が実施されたものの、令に関しては州郡令・尚書郡令・軍中令に分かれており法典としては不完全なものであった&lt;ref name=&quot;hirose&quot; /&gt;。<br /> <br /> === 西晋 ===<br /> 魏の次の[[西晋]]は、土地制度は[[占田・課田制]]を新たに布き、兵制・税制は前代の兵戸制・戸調制を概ね継承した。西晋の[[268年]]には[[泰始律令]]が制定され、これが最初の律令法典だとされている。<br /> <br /> === 北魏〜北朝 ===<br /> その後の[[五胡十六国時代]]を経て、中国北部を統一して北朝最初の王朝となった[[北魏]]は、律令制の形成に大きく貢献した。北魏はまず、人民を体系的に支配するために[[三長制]]という地方行政制度を実施した。これにより、租税の徴収や戸籍の作成を一律的に行うことができるようになった。第6代皇帝の[[孝文帝]]は、三長制の成果を前提として、[[均田制]]と[[均賦制]]を実施した。これは、一律に耕作地を支給し一律の基準で徴税を行うというもので、これにより律令制の基礎形成が完了したとされている。なお、均賦制は夫婦に対して課税することとしていたため、課税単位の中心が戸単位から夫婦単位へと移行した。北魏の次の[[西魏]]では、兵戸制に代わって[[府兵制]]という兵農一致を原則とする新たな兵制が生まれ、その次の[[北周]]は、[[儒教]]教典の[[周礼]]に基づいて[[三省六部]]の官制を整備し、[[租庸調]]と呼ばれる税制を開始した。その後の北朝の諸王朝もまた、これらの制度を継承した。律令制の形成は北朝を主舞台としていたのである。北朝はこれらの制度を背景に国力を増強していき、次第に南朝を圧迫していった。<br /> <br /> === 隋 ===<br /> [[589年]]、[[隋]]は約270年ぶりに中国統一を果たした。中国統一に先立つ[[581年]]に隋の[[楊堅|文帝]]は[[開皇律令]]を制定・施行しているが、非常に体系的な内容を有しており、これにより律令制が完成したとされている。律では、残虐な刑罰が廃止され、判りやすい内容へ簡素化されている。官制も整備され[[三省六部]]や[[御史台]]が置かれ、官僚の登用に当たっては、幅広く門戸を開く[[科挙]]を始めた。また均田制に於いて給付と課税の対象がそれまでの夫婦単位から男性個人単位(丁・中男)へと移行している。これは、統一が為されたことにより給付対象が大幅に増え、そのことから来る土地不足が原因と思われる。次の[[煬帝]]の代には、その改正である『大業律令』が頒布されたが、『開皇律令』と大差がなかった。<br /> <br /> ===唐 ===<br /> [[唐]]の創業者である[[李淵|高祖]]は、『開皇律令』に基づいて『武徳律令』を頒布した。その後も代々改正が加えられ、[[玄宗 (唐)|玄宗]]朝の[[開元]]25年([[737年]])に頒布された『[[開元二十五年律令]]』は、東アジア諸国でも踏襲された。但し、実情は律令の規定は現実社会とは乖離しつつあり、律令を補なう[[格式]]が重視されるようになった。よって、律令の本文は早くに散逸したが、律については[[李林甫]]らによる注釈書『[[唐律疏義]]』が残り、令については、[[1933年]]、日本の[[中国法制史]]学者である[[仁井田陞]]が、和漢の典籍より逸文を輯逸し、『[[唐令拾遺]]』を著している。<br /> <br /> 唐の律令制は、隋の律令制をほぼそのまま継承したものであった。律令制により国力の充実した唐は大帝国を築き上げ、東アジア諸国へ大きな影響を与えた。その結果、東アジアの各国とも国力整備のために、唐の律令制を受容・摂取するようになった。律令制を導入したのは、日本・[[新羅]]・[[渤海 (国)|渤海]]・[[吐谷渾]]・[[吐蕃王朝|吐蕃]]などが知られている。これらの中には、必ずしも律令を制定していない国もあるが、いずれも唐律令の諸制度を多かれ少なかれ採用している。<br /> <br /> 中国の律令制の最盛期は、唐初〜中期とされているが、必ずしも律令制が厳密に施行されていた訳ではなかった。例えば、隋以前に均田制は北朝のみで施行されており、南朝では実施されていなかったので、唐初期において均田制は、おそらく華北を中心に施行されたにとどまっただろうと考えられている。律令の枠内でも様々な名目で大土地所有が可能となっており、貴族層を中心に[[荘園]]が存在していたという事実もある。また、唐中期には「江南地方が裕福になったのは、この地方の百姓が府兵の負担を免除されているからだ」とする記録もあり、府兵制の実施が徹底していなかったことが判明している。<br /> <br /> === 崩壊 ===<br /> 唐中期までは律令制が統治機能を果たしていたが、[[8世紀]]中ごろの[[玄宗 (唐)|玄宗]]期になると律令制が徐々に崩壊し始める。まず府兵制が機能しなくなり、募兵を中心とする[[募兵制]]・[[節度使]]が導入された。均田制の根幹となる百姓への耕作地の支給は、次第に実施されなくなり、それに伴って租庸調制が立ち行かなくなったため[[780年]]に税制は[[両税制]]へと移行した。また、[[758年]]には困窮する国家財政の新たな財源として、塩と鉄の専売制が開始している。律令制を運営する官僚制度も大きく変容し、律令に規定のない[[令外の官]]が非常に多数生まれていた。こうした変化の背景には、地方の新興地主層による大土地所有や官僚進出の進展があった。これにより、社会が大きく変動し始めたため、従来の統治制度である律令制が機能不全に陥り、崩壊に進んでいった。唐後期になると、律令制と呼びうるものはほぼ消滅した。<br /> <br /> 律令は[[宋 (王朝)|宋]]においても編纂され、モンゴル系の[[元 (王朝)|元]]による中断を挟んで[[明]]でも行われた。しかし、次第に時の皇帝の[[勅]]や新たに編纂された[[会典]]の影響が大きくなると、律令の役割も縮小し、[[清]]では律のみが編纂されるようになった。<br /> <br /> == 日本の律令制 ==<br /> 日本の&#039;&#039;&#039;律令制&#039;&#039;&#039;は、中国の制度を参考にしながら、概して[[7世紀]]後期([[飛鳥時代]]後期)から[[10世紀]]頃まで実施された。そのうち、[[8世紀]]初頭から同中期・後期頃までが律令制の最盛期とされている。<br /> <br /> 『[[日本書紀]]』によれば[[推古天皇|推古]]11年12月5日([[604年]]1月11日)に始めて[[冠位十二階]]の制定などの国制改革が日本で行われ、官に12等があると『[[隋書]]』倭国伝に記されていることからも、身分秩序を再編成し、官僚制度の中に取り込む基礎を作るものであった&lt;ref&gt;井上光貞「冠位十二階とその史的意義」283頁。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[646年]]から[[孝徳天皇]]や[[天智天皇|中大兄皇子]]らが進めた政治改革、いわゆる[[大化の改新]]において、4つの施策方針が示された。それらは、中国律令制の強い影響を受けたものである。その内容は<br /> # [[豪族]]らの私有地を廃止すること<br /> # 中央による統一的な地方統治制度を創設すること<br /> # [[戸籍]]・[[計帳]]・[[班田収授法]]を制定すること<br /> #租税制度を再編成すること<br /> であった。[[20世紀]]中後期頃までは、大化の改新が日本の律令制導入の画期だったと理解されていたが、[[1967年]]12月、[[藤原京]]の北面外濠から「[[己亥]]年十月[[上総国|上捄国]][[安房郡|阿波評]]松里□」(己亥年は西暦[[699年]])と書かれた[[木簡]]が掘り出され郡評論争に決着が付けられたとともに、[[改新の詔]]の文書は『[[日本書紀]]』編纂に際し書き替えられたことが明白になり、大化の改新の諸政策は後世の潤色であることが判明、必ずしも律令制史上の画期とは見なされなくなってきた。例えば、改新の第一の方針は[[公地公民制]]を確立したものとして評価されてきたが、これは王土王民の理念を宣言したのみに過ぎず、改新時に公地公民制という制度は構築されなかったとする見解も有力となりつつある。大化の改新は『日本書紀』に描かれるほどの画期的な改革ではなく、その後、改革への動きは停滞したとする見解が広範な支持を集めているのである&lt;ref&gt;木下正史『藤原京』「藤原京出土の木簡が、郡評論争を決着させる」(中央公論新社、2003年 p64)&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;市大樹『飛鳥の木簡』「大化改新はあったのか」(中央公論新社、2012年 p49)&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 本格化 ===<br /> 律令制導入の動きが本格化したのは、660年代に入ってからである。[[660年]]の[[百済]]滅亡と、[[663年]]の百済復興戦争([[白村江の戦い]])での敗北により、[[唐]]・[[新羅]]との対立関係が決定的に悪化し、[[倭]]朝廷は深刻な国際的危機に直面した。そこで朝廷は、まず国防力の増強を図ることとした。危機感を共有した支配階級は団結融和へと向かい、当時の[[天智天皇]]は[[豪族]]を再編成するとともに、官僚制を急速で整備するなど、挙国的な国制改革を精力的に進めていった。その結果、大王(天皇)へ権力が集中することになった。この時期に編纂されたとされる[[近江令]]は、国制改革を進めていく個別法令群の総称だったと考えられている。天智天皇による国制改革は全国に及んでおり、&#039;&#039;&#039;[[令制国]]&#039;&#039;&#039;(律令国)と呼ばれる地方[[行政区画]]が形成されたのもこの時期である。こうして、地方での人民支配が次第に深化していき、670年頃になると地方支配の浸透を背景に、日本史上最初の[[戸籍]]とされる[[古代の戸籍制度|庚午年籍]]が作成された。戸籍は、律令制の諸制度を実施するために必要な要素であり、最初の戸籍がこの時期に作成されているという事実は、班田収授制が大化の改新時に始まったのではなく、天智天皇以後に始まったことの反映であるとする見解が有力となっている。<br /> <br /> === 飛鳥浄御原令 ===<br /> :{{main|飛鳥浄御原令}}<br /> 天智天皇の死後、[[壬申の乱]]を経て政権を奪取した[[天武天皇]]は、軍事を政治の最優先項目に置き、専制的な政治を推進していった。主要な政治ポストには従来の[[豪族]]ではなく諸[[皇子]]をあてて、その下で働く官僚たちの登用・考課・選叙など官人統制に関する法令を整備していった。こうした流れは、体系的な律令法典の制定へと帰着することになり、[[681年]]に天武天皇は律令制定を命ずる[[詔]]を発出した。天武天皇の生前に律令は完成しなかったが、[[689年]]の[[持統天皇]]の時代に令が完成・施行された。これが[[飛鳥浄御原令]]である。この令は、律令制の本格施行ではなく先駆的に施行したものと考えられている。令原文が現存していないので、詳細は判明していないが、戸籍を6年に1回作成すること(六年一造)、50戸を1里とする地方制度、班田収授に関する規定など、律令制の骨格がこの令により形成されたと考えられている。また、現在判明している範囲では浄御原令の官制などの制度は、[[南北朝時代 (中国)|南北朝時代]]や[[隋]]の中国の制度や百済・新羅などの朝鮮半島の制度が織り交ぜられたものと考えられ、令以上に体系性を必要とする律――すなわち「飛鳥浄御原律」が制定されなかった理由の1つと考えられている。また、この時期までに隋律あるいは唐律が日本に伝来された可能性は低く&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[平安時代]]の著作になるが、『[[日本国見在書目録]]』の中に隋令の存在は確認できる一方で、隋律の存在が確認できないため、隋律は日本には伝わらなかったとみられている。&lt;/ref&gt;、日本で律が編纂されるようになるには、唐との関係改善によって唐からの律法典が招来され、それを理解して日本の国情に合わせて改編できる人材の確保(唐留学生の帰国や唐人の来日)を待たねばならなかったと推定されている&lt;ref&gt;榎本淳一「〈東アジア世界〉における日本律令制」大津透 編『律令制研究入門』(名著刊行会、2011年)所収&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 大宝律令 ===<br /> その後の[[701年]]に、[[大宝律令]]が制定・施行された。大宝律令は、日本史上最初の本格的律令法典であり、これにより日本の律令制が確立することとなった。大宝律令の施行は、当時としても非常に画期的かつ歴史的な一大事業と受け止められており、律令施行とほぼ同時に、[[日本]]という国号と最初の制度的[[元号]]([[大宝 (日本)|大宝]])が正式に定められた。さらに、大宝律令の制定後まもなく、空前規模の都城である[[平城京]]が、9年の歳月で建設された。これらの事実は、律令施行があたかも一つの王朝の創始(または国家建設)に擬せられていたことを表している。律令編纂に中心的な役割を果たした[[藤原不比等]]は、その後、[[大納言]]・[[右大臣]]へ昇進し、政府の中枢において最大の権力者となり、藤原氏繁栄の基盤を作った。律令制定に伴って、正史[[日本書紀]]の編纂、[[風土記]]の撰上、[[度量衡]]の制定、[[銭|銭貨]]の鋳造などが行われた。これらは律令に直接の根拠を持つものではないが、いずれも律令制に不可欠な構成要素であった。<br /> <br /> 大宝律令は、[[唐]]の永徽律令(えいき-、651年制定)をもとに作られた。しかし、唐律令には、日本の社会情勢と適合しない箇所もあったため、多くの箇所で日本の国情に合わせた改変がなされている。大宝律令制定後も、日本の国情に適合させるよう律令の撰修が続けられ、その成果が[[養老律令]]としてまとめられ、[[757年]]に施行された。<br /> <br /> 日本の律令制の最盛期は、[[8世紀]]初頭から8世紀中期・後期頃までとされている。律令制が最も法令に則って実施されていたのが、この時期である。ただし、この最盛期において律令制がどの程度まで徹底して施行されていたかについては議論が分かれている。全国どこでも一律に律令通りの施政がなされることが律令制の理想ではあったが、それが貫徹されていたとは考えられていない。律令の規定がかなりの程度で徹底実施されていたとする説や、依然として慣習法による統治もなされていたとする説など、様々な意見が出されている。<br /> <br /> === 桓武天皇と律令制の終焉 ===<br /> 8世紀末頃になると、実効性が薄れて来た制度や、実際に運用されなくなった制度が見られるようになってきた。これら制度の放置は、律令政府に対して財政的かつ人的な負担として重くのしかかっていた。そのため、当時の[[桓武天皇]]はこうした制度を廃止し、別個の簡素かつ実効的な制度に置換するという大規模な行政改革を行った。この改革は、律令制の再興を意図したものだったが、これにより律令制は大きく変質することとなった。桓武天皇の時代には、[[長岡京]]・[[平安京]]への遷都や、対[[蝦夷]]戦争への積極的な遂行が実施された。これらは、従来とは異質の統治体制を築こうとするものであり、律令制の再編成とする見解が多数派だが、桓武天皇の時代期をもって、律令制の終焉とする論者もいる。また、桓武天皇による[[軍団]]の廃止は、財政的かつ人的な負担を減らすこととは逆に、治安を悪化させ、結果として[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]までおよそ7世紀の日本列島の混乱を招くことになった。<br /> <br /> === 格・式 ===<br /> その後、[[9世紀]]の前期から中期にかけて、律令制を再整備しようとする動きが活発となる。律令の修正法である格(きゃく)と律令格の施行細則である式(しき)が、大宝律令の施行以後、多く残されていたが、820年にそれらを集成した[[弘仁格式]]が編纂された。更に[[830年]]には、[[天長格式]]が撰修され、[[834年]]には令の官製逐条解説である『[[令義解]]』(りょうのぎげ)が施行された。これらは、律令制の実質を維持していこうとする意思の表れだった。しかし、律令制の弛緩、換言すれば別の統治体制への移行は、時代を追うたびに進展し、特に班田制の崩壊が著しかった。こうした状況下で、870年前後に[[貞観格式]]が編纂・頒布されるとともに、[[868年]]には、律令条文の多様な解釈を集成した私的律令解説本の『[[令集解]]』(りょうのしゅうげ)が[[惟宗直本]]により記された。<br /> <br /> [[10世紀]]には、最後の格式となる[[延喜式]]が編纂された。しかし、律令制はこの時期にほぼ実態を失ってしまう。多くの論者が、律令制は遅くとも10世紀末までに死滅したとしている。律令制に基づく律令国家から請負統治に依拠する[[王朝国家]](前期王朝国家)へ転換したとする見解が広範な支持を得ている。ただし、律令制の死滅は、[[律令]]もしくは[[律令法]]の死滅を必ずしも意味していないので、律令の名目上の完全な終焉時期も重要であるが、制度としての律令制が崩壊したことに注意する必要がある。[[11世紀]]以降も、律令の一部の条文は効力を保持していたからである。そして、[[後醍醐天皇]]の[[建武の新政]]のように、律令制への回帰を求める動きも少なからず何度も出現していた。しかしながら、律令制の根幹を成す王土王民思想や一君万民思想は武家政治の根幹を成す[[封建制|封建的君主制]]とは相容れない存在であり、建武の新政は謂わば時代遅れの政治体制であったことは否めなくなっていた。<br /> <br /> 律令の中には[[明治維新]]まで有効とされていたものもある。例として[[太政官]]制があり、[[1885年]]([[明治]]18年)に廃止されるまで続いた。<br /> <br /> === 制度 ===<br /> ==== 天皇 ====<br /> 現存する養老律令には、[[天皇]]を規定する条文がない(大宝律令も同様と考えられている)。この点から、天皇の地位は律令を超越したものとされている。ただし、天皇が発する命令やその手続きについては、律令に規定があり、天皇の行為は律令の制約を受けていた。更に唐制のように天皇が[[三省六部]]に相当する諸機関([[二官八省]])を直接統括しておらず、[[太政官]]が間に入る形となったために、太政官によってその権限が制約されていた。<br /> <br /> また、皇位を生前[[譲位]]した者は[[太上天皇]](上皇ともいう)と規定されていたが、これは中国律令にない独自の地位である。律令上、太上天皇を天皇と同等の地位と解釈することが通例とされており、実際には太上天皇が天皇よりも上位とされることも多かった。例えば、[[奈良時代]]の[[聖武天皇|聖武太上天皇]]は、実質的に[[孝謙天皇]]よりも上位者とされていたし、平安後期に始まる[[院政]]も同様である。<br /> * 詳しくは&#039;&#039;&#039;[[天皇]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[太上天皇]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> <br /> ==== 統治機構 ====<br /> 律令に定める統治機構は、[[祭祀]]を所管する[[神祇官]]と、政務一般を統括する[[太政官]]の二官に大きく分けられていた。中国律令では、祭祀所管庁が通常の官庁と同列に置かれていたが、日本律令は、神祇官を置くことで祭祀と政務を明確に分離した。太政官の下には、実際の行政を担当する八省が置かれ、更に各省の下に個々の事務を分掌する職・寮・司・所などの諸官庁が置かれた。この機構を総称して二官八省という。<br /> <br /> 太政官は、国政の意思決定を行う最も重要な機関であり、[[太政大臣]]・[[左大臣]]・[[右大臣]]・[[大納言]](後に[[中納言]]・[[参議]]が加わる)による議政官組織とそれを実務面で補佐する[[少納言]]・左右弁官局・外記局から構成されていた。<br /> <br /> 議政官は政務の重要な案件を審議し、最終的な裁可は天皇が行うとされていた。重要でない案件の場合は、議政官の審議のみとされた。このように議政官の任務は非常に重要であり、実質的に国政の意思決定を左右する組織であった。天皇が裁可、もしくは議政官が審議して決裁された案件は、[[弁官]]に回付され、弁官が太政官符を作成して実行に移された。弁官は国政中枢の実務を担っていたため、これも重要な[[官職]]と見られていた。また、天皇が案件を提起する場合は、天皇から[[中務省]]へ命じて[[詔書]]が作成され、中務省が起案した詔書の文案は、外記局で点検を受けて天皇または弁官へ回付されており、外記局も重要な部署と認識されていた。決裁された政策を実行するのが八省であり、左弁官と右弁官が四省ずつ担当していた。<br /> <br /> 以上に見る太政官の組織形態は、唐律令のそれを大きく改変したものである。唐律令では、国政の意思決定機構は、[[天子]]の命を受けて政策を企画立案する中書省、中書の立案を審議する門下省、門下省が同意した政策を実行する尚書省から構成されていた。このうち、中書省は天子とのつながりが強かったが、門下省は貴族層の意思を代表する機関であり、中書と門下の力が拮抗していた。日本と比較してみると、中書省が中務省、門下省が議政官、尚書省が左右弁官およびその下の八省に当たる、日本では太政官が門下・尚書の両省を兼ねて更に中書省である中務省を指揮するなど強力な権限を有し、とりわけ門下省に当たる議政官、即ち貴族層の役割が非常に大きかったことが判る。<br /> * 中央官制の詳細は&#039;&#039;&#039;[[日本の官制#律令制(大宝律令)以後|日本の官制]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> <br /> 地方統治は、中央に近い[[大和国]]・[[山城国]]・[[河内国]]・[[和泉国]]・[[摂津国]]の五国を[[畿内]]とし、その他を七つの道(どう)に区分した。これを[[五畿七道]]という。[[行政区画|行政単位]]としては、[[令制国|国]]・[[郡]]・[[郷#律令制の郷|里(郷)]]の三層に分けて、国には[[国司]]、郡には[[郡司]]、里には里長(郷長)を置いた。このうち、国司には中央から派遣されたが、郡司・里長はかつての在地首長である地域の豪族層が終身官として任命され、実質上自分の支配地域を行政単位として認められていた。これについては、日本の律令制が、律令に基づく国家による人民支配と並行して、在地首長による氏族制的な人民支配をも内包していたとする見解がある。<br /> <br /> 重要な地域には特別の機関が置かれた。首都である京域を管轄する左右京職、首都の外交窓口である難波を管轄する[[摂津国|摂津職]]、国家の外交窓口である西海道を管轄する[[大宰府]]である。<br /> <br /> 中央と地方の情報伝達を迅速・円滑に行うために[[駅伝制]]が実施され、この駅伝制の下で、中央と国内各地を結ぶ道路網が整備されていた。道路網は、幅員が広く長い直線区間を持つ古代日本のハイウェイであり、現代までその痕跡が残っている。<br /> * 地方官制の詳細は&#039;&#039;&#039;[[古代日本の地方官制#律令制下の地方官制|古代日本の地方官制]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> * 古代日本の道路網の詳細は、&#039;&#039;&#039;[[日本の古代道路]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> <br /> 以上の統治機構に属する官僚は、それぞれ官職と[[位階]]が与えられていた。官職とは官庁における役職で、押し並べて官庁内では役職が四階級、即ち長官(かみ)・次官(すけ)・判官(じょう)・主典(さかん)に区分されていた。これを[[四等官]]制という。また、[[位階]]とは官僚の序列を表す等級である。律令において、全ての[[官職]]は相当する[[位階]]が定められており、これを[[官位相当制]]という。例えば、弁官局の次官である[[弁官|左右中弁]]は[[正五位|正五位上]]と定められ、正五位上の者の中から左右中弁が選任されていたのである。位階のうち五位以上の者には[[位田]]・[[位封]]・[[位禄]]・[[位分資人]]が給与されるなど多くの特権が与えられており、特別の身分階層を形成していた。これを[[貴族]]という。<br /> * 詳しくは、&#039;&#039;&#039;[[官位]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[位階]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> <br /> ==== 人民統治 ====<br /> 日本の律令制においては、人民統治の基盤として、[[古代の戸籍制度|戸籍]](世帯=戸ごとに人民を詳細に記載登録したもの)と[[計帳]](調・庸の税を徴収するための台帳)が作成され、毎年更新されていた。<br /> <br /> ===== 班田収授制 =====<br /> 国は、戸籍を基にして、一定の資格を持つ者に対し一律に同じ面積の田を[[口分田]]として班給し、その者が死ねば口分田を収公していた。これを[[班田収授制]]や班田制という。律令では、口分田は公地ではなく私地と規定されていた(これにより従来の[[公地公民]]の概念は否定されつつある)。<br /> 口分田の他の田には、五位以上の者へ班給された[[位田]]、[[天皇]]から特別に与えられた[[賜田]]、特に功績を残した者に与えられた[[功田]]、[[官職]]に応じて班給された[[職田]]、仏教寺院の維持運営にあてられた[[寺田]]、[[神社]]の維持運営にあてられた[[神田]]、以上の班給の残りの[[乗田]]があった。また、宅地と園地も班給の対象とされたが、収公はされず、自由に売買できた。<br /> <br /> ===== 税制・租庸調 =====<br /> 田地の班給を受けた者は、原則として[[租庸調|田租]]を納税する義務を負ったが、中には納付義務が免除される田地もあった。田租の賦課対象となる田地を[[輸租田]]といい、田租が免除された田地を不輸租田というが、口分田・位田・賜田・功田・郡司への職田が輸租田とされ、郡司以外の職田・寺田・神田のみが不輸租とされた。<br /> * [[租]]は、割り当てられた口分田の収穫量のうち3%を稲束で納めた。[[国衙]]の正倉に蓄えられ、地方行政の財源となった。<br /> 当時、[[出挙]]という貸借制度があったが、国司や郡司は田租の稲を半ば強制的に[[百姓]]へ貸し付けて、利子の稲を得ていた。これは公出挙または正税と呼ばれ、田租と並んで地方の貴重な財源となった。<br /> <br /> 百姓は、田租以外にも調・庸などを負担する義務が課せられていた。<br /> <br /> * [[庸]]は、元来、都での労役に従事することだったが、その代替として布、米、塩などを中央へ納付する内容となっていた。<br /> * [[調 (律令制)|調]]は、男性に賦課された物納税であり、絹や布、塩、紙、染料、海草、油などの地域の特産品が納められた。調は中央の財源であり、直接、宮都に納付することとされていた。そのため、百姓の中から運搬する者(運脚という)が選ばれ、都まで運送していった。この時期に、初源的な運送業が発生していたとする見解もある。<br /> <br /> ===== 雑徭 =====<br /> * [[雑徭]]は、国司の命に従って、国内の土木工事や政府機関での雑用に従事する労役義務である。中国では雑徭とは別に[[差科]]と呼ばれる労役義務が存在しており、差科に対する雑徭の位置付けについては諸説がある。また、労役には[[仕丁]]と[[雇役]]と呼ばれるものもあった。(詳細はそれぞれの項目を参照のこと)<br /> <br /> ===== 兵役 =====<br /> 以上の租税負担のほか、百姓は兵役の義務も負っていた。律令制における軍事制度の基本は[[軍団 (古代日本)|軍団]]制だった。成年男性の中から徴兵され、3〜4郡ごとに置かれた軍団に兵士として配属された。軍団で訓練を受けた兵士は、中央たる畿内へ配転されて[[衛士]]として1年間、王城周辺の警備に当たった。また、関東の兵士は、北九州に[[防人]]として3年間配属され、沿岸防備などに従事した。<br /> <br /> * 班田制の詳細については、&#039;&#039;&#039;[[班田収授法]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> * 戸籍・計帳の詳細については、&#039;&#039;&#039;[[古代の戸籍制度]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> * 租・庸・調の詳細については、&#039;&#039;&#039;[[租庸調]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> * 軍事制度の詳細については、&#039;&#039;&#039;[[軍団 (古代日本)]]&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;[[防人]]&#039;&#039;&#039;の項を参照。<br /> <br /> ==== 身分制度 ====<br /> 日本の律令制における身分は、[[良民]]と[[賎民]]に大別される。良民は、高級官僚である[[貴族]]を初め、下級[[官人]]、一般の[[百姓]](公民と呼ばれることもあった)、雑色人(品部・雑戸という工芸技術を持つ半自由民)があった。賎民は[[五色の賎]]と言われ、[[陵戸]]([[天皇]]・[[皇族]]の陵墓を代々守る家系)、[[官戸]](諸官庁に属し公用に従事)、[[公奴婢]](官有の[[奴隷]])、[[家人]]([[貴族]]や有力者に属し雑用に従事)、[[私奴婢]](私有の奴隷)があった。<br /> <br /> 賎民のうち、公奴婢と私奴婢は売買の対象とされるなど、奴隷として位置づけられていた。このように、律令制下では奴隷制が存在していた。<br /> <br /> === 評価 ===<br /> {{出典の明記|date=2013年11月|section=1}} <br /> 律令制の確立を以って、古代日本の国家建設がひとまず完了したと考えられている。ただし、その国家建設は内発的なものではなく、唐を中心とする東アジアの国際関係の緊張を背景とする外発的な要因を主としていた。そのため、国家建設の基盤となった律令制も、中国から移入されたものであり、日本独自の改変も多々あるが、基本的には中国の制度を日本で再現しようとする試みであった。<br /> <br /> 日本の律令制については、天皇による独断的な政治体制とする見解と、畿内の貴族らによる貴族共和的な政治体制とする見解が対立していた。しかし、その後、天皇と貴族が相互に依存しながら運営して行く政治体制とする見解が出され、有力となっている。<br /> <br /> 日本の律令制社会は、戦前から戦後のある時期にかけて、奴隷が存在する点から[[奴隷制]]社会と目されていた。これは、人類の歴史を原始社会→奴隷制社会→[[農奴制]]社会→…と類型化したヨーロッパ的な発展史観、なかんずく[[カール・マルクス]]の[[唯物史観]]に準拠した考え方であった。特に、戦後の歴史学に強い影響を及ぼした唯物史観は、発展史観の度合いをさらに強め、古代アジアの社会はアジア的生産様式の中で総体的奴隷制度が行われたと考えていた。当時の日本史学界の大きなテーマは、日本の歴史をいかにヨーロッパ的史観へ当てはめていくか、というものであり、そうした観点から律令制への評価が行われていたのである。<br /> <br /> さらに、律令制に於ける人民統治の実態は単なる人民圧迫に基づいた搾取構造でしかなかった、という考えも存在している。実際、人民の負担が増加傾向にあるにもかかわらず、肝心の支配層、すなわち貴族階級は贅沢を続け政治から遠ざかっていくようになる、と教えられる時期も有った。[[摂関政治]]が軌道に乗り出した時期であった。だが、この見解も日本の律令制社会をヨーロッパ的な発展史観に当て嵌め、欧米列強がかつて行った植民地支配の実態と重ね合わせているだけで、本末転倒な見方とする意見が現在では多くなってきている。実際、[[墾田永年私財法]]は[[荘園 (日本)|荘園]]制を発生させ律令制を崩壊に追いやった元凶のように論じられていたが、実態は人民の生活保障のために執られた土地政策の一環で、律令を否定するどころか律令の法目的を補強するものであった事が判明している。また、防人制も人民負担の軽減から[[健児]]制に取って代わられ、農民徴用も九州地方出身者のみに限定している。<br /> <br /> 律令制社会の実態を観察すると、本質的な奴隷身分は奴婢などの賎民に限られており、社会全体に奴隷制が存在していなかったことが明らかになっている。このことから、「律令制=奴隷制」、「律令制=独裁制に基づく搾取制」という考えが否定されていき、代わって百姓を隷属農民として見る隷農制という概念が提示されるようになった。こうした例に見られるように、律令制に対する評価は、徐々にヨーロッパ的な視座ではなく、東アジア的な視座からの再評価が行われるようになっている。<br /> <br /> == 関連書籍 ==<br /> * 池田温 編 『日中律令制の諸相』 [[東方書店]] ISBN 4-497-20205-4<br /> * 大津透 『日唐律令制の財政構造』 [[岩波書店]] ISBN 4-00-024242-3<br /> * 武光誠 『律令制成立過程の研究』 [[雄山閣出版]] ISBN 4639015488<br /> * 笹山晴生 編 『日本律令制の展開』 [[吉川弘文館]] ISBN 4-642-02393-3<br /> * 利光三津夫 『律令制の研究』 慶應義塾大学法学研究会叢書 [[慶應義塾大学出版会]] ISBN 4766402499<br /> * 村井康彦 『律令制の虚実』[[講談社学術文庫]]1703 [[講談社]] ISBN 4-06-159703-5<br /> * 木下正史 『藤原京』 [[中央公論新社]]、2003年、ISBN 4-12-101681-5<br /> * 市大樹 『飛鳥の木簡』 中央公論新社、2012年、ISBN 978-4-12-102168-7<br /> <br /> == 脚注 == <br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> === 注釈 ===<br /> &lt;references group=&quot;注&quot;/&gt;<br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[賈充]]<br /> * [[律令]]<br /> * [[律令法]]<br /> * [[格式]]<br /> * [[大学寮]]<br /> * [[科挙]]<br /> * [[進士 (日本)]]<br /> * [[考試]]<br /> <br /> {{令制国一覧}}<br /> {{history-stub}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:りつりようせい}}<br /> [[Category:中国の制度史]]<br /> [[Category:日本の律令制|*]]<br /> [[Category:飛鳥時代]]<br /> [[Category:奈良時代]]</div> 119.243.164.178 フィリピン海プレート 2018-04-03T03:32:29Z <p>119.243.164.178: /* 形成史 */</p> <hr /> <div>[[File:Plates_tect2_ja.svg|thumb|right|400px|位置(左端にある赤い部分)]]<br /> [[File:Philippine Plate map-fr.png|thumb|right|300px|周辺の境界の種類と位置関係を示した拡大地図]]<br /> [[File:EQs 1900-2016 philippinesea tsum.png|thumb|300px|フィリピン海プレート周辺のM5.5以上の地震(1900-2016)]]<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;フィリピン海プレート&#039;&#039;&#039;(フィリピンかいプレート、{{lang-en-short|Philippne Sea Plate}})は、東は[[小笠原海溝]]や[[マリアナ海溝]]、北から西にかけては[[南海トラフ]]・[[琉球海溝]]・[[ルソン海溝]]・[[フィリピン海溝]]などに囲まれた海洋[[プレート]]である。<br /> <br /> [[太平洋]]の北西部をしめる[[フィリピン海]]が主な領域。[[伊豆諸島]]・[[小笠原諸島]]・[[マリアナ諸島]]・[[ヤップ島]]・[[パラオ]]と連なる島孤のほか、[[大東諸島]]、[[ルソン島]]の一部がこのプレート上にある。また、本州の中でも唯一[[伊豆半島]]だけがフィリピン海プレート上にある。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> フィリピン海プレートが[[ユーラシアプレート]]に沈み込む事で、[[海溝型地震]]である[[東海地震]]([[南関東]]~[[東海地方|東海]])、[[東南海地震]](東海~[[南紀]])、[[南海地震]](南紀~[[四国]])が起きる。[[1923年]]の[[関東大震災]]をもたらした大正[[関東地震]]も、フィリピン海プレートが[[北アメリカプレート]]に沈み込む運動に伴う地震である。東海地震は[[静岡県]]の沖合、関東地震は[[神奈川県]]・[[千葉県]]の沖合が震源域となりうる巨大地震であり、防災上の重要性が高い。また、関東地方の地下には北アメリカ、フィリピン海、太平洋の3つのプレートが存在しており、このように2重にプレート間地震のリスクのある地域は世界的にも少ない(他は[[カムチャツカ半島]]など)が、近傍の関東南西部~東海地方東部ではユーラシアプレート・フィリピン海プレート・北米プレートが重なっているため、実質的には4プレートの間に地震のリスクが存在することになる。日本の関東地方は世界有数の政治的・経済的な先進地域でもあるため、大規模地震が直下で起こった時の影響は計り知れない。<br /> <br /> 伊豆半島と本州との衝突(プレート同士の衝突)は現在も続いている。[[丹沢山地]]は、フィリピン海プレート([[伊豆半島]])の北アメリカプレートへの衝突付加に伴う隆起によって形成された地形であり、現在の衝突の現場が[[神縄断層]]である。その露頭が、[[静岡県]][[小山町]]付近などで見られる。伊豆付近では地殻の浮揚性が高く、北西-南東走向の[[横ずれ断層]]が発達している他、この割れ目に沿って形成されたと考えられる火山群([[伊豆東部火山群]])がある。[[箱根火山の形成史|箱根火山]]、[[富士山]]などはこの伊豆孤の衝突の影響を受けている。また、このプレートの変形の影響を受けて、伊豆東方沖から小田原付近に西相模湾断裂と呼ばれるプレートの断裂帯があるとする学説もあるが、異論もある。<br /> <br /> [[東京大学]]と[[防災科学技術研究所]]の研究グループは、2010年7月、フィリピン海プレートが、[[紀伊半島]]の西端から[[淡路島]]中部を通って[[鳥取市]]近辺へと至る地域の地下で、プレートが裂けている可能性が高いことを発表した。断裂の結果、[[近畿地方]]の下はプレートが深く沈み込み、支えのない状態になっている&lt;ref&gt;[[日本経済新聞]] 2010年7月9日&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=2130 日本地震学会ニュースレター VOL.22 No.5 表紙] 日本地震学会、2010年1月10日発行。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 形成史 ==<br /> 約5200万年前にフィリピン海プレートと[[太平洋プレート]]の[[収束型境界]]である[[伊豆・小笠原海溝|伊豆・小笠原・]][[マリアナ海溝]]が形成されたことによって誕生したプレート。現存する地表の大部分は誕生以後に形成されたマントルプルーム・背弧海盆運動による[[海洋性地殻]]で、[[島弧]]の他は[[白亜紀]]に形成された花東海盆や[[大東諸島|大東海嶺]]群がこの例外となっている。<br /> 約5000万年前にマントルプルーム運動によって[[西フィリピン海盆]]が形成を開始し、プレートが拡大し始めた。約4900万年前には[[ボニライト]]マグマの噴出を最初として太平洋プレートの沈み込みに伴う火成活動が開始した。約4500万年前には太平洋スラブが地下深部に到達し、島弧として[[九州・パラオ海嶺]]が形成、西フィリピン海盆が引き続き活動し拡大した。約3000万年前に新たに前弧側でリフトが形成され始め、四国-パレスベラ海盆・[[伊豆・小笠原・マリアナ島弧]]の形成が開始した。この背弧リフトの拡大約1500万年前に停止した。約2000万年前に太平洋プレートと接していたプレート北端が古琉球弧の海溝に沈み込み、ユーラシアプレートとの境界に変わった([[南海トラフ]]・[[琉球海溝]])。また、同時期に[[マニラ海溝]]の沈み込みが開始した。約600万年前からIBM弧では再びリフトの活動が再開し、[[マリアナトラフ]]が形成され、[[西マリアナ海嶺]]とマリアナ海嶺が分裂した。約500万年前に[[パラワン島]]弧のマニラ海溝への衝突や[[モルッカ海衝突帯]]の形成、[[フィリピン海溝]]の沈み込みが開始した。また、マニラ海溝では台湾地塊が衝突し、急激な隆起が開始した&lt;ref name=&quot;wu&quot;&gt;{{Cite journal |date= 2016 |url=http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/2016JB012923/full |doi=10.1002/2016JB012923 |title=Philippine Sea and East Asian plate tectonics since 52 Ma constrained by new subducted slab reconstruction methods |author=Wu et al. |accessdate=2017-12-28 |journal=Journal of Geophysical Research |volume=121 |issue=6 |pages=4670-4741}}&lt;/ref&gt;。プレート北端では1200万年前よりIBM島弧の[[北アメリカプレート]]への衝突が開始しており、約500万年前に[[丹沢山地|丹沢地塊]]、約100万年前に[[伊豆半島|伊豆地塊]]が衝突している&lt;ref&gt;{{Cite journal |date=2007 |url=http://www.mfri.pref.yamanashi.jp/fujikazan/original/P59-68.pdf |title=富士山の基盤:丹沢山地の地質 -衝突付加した古海洋性島弧- |format=PDF |author1=天野一男 |author2=松原典孝 |author3=田切美智雄 |accessdate=2017-12-28 |journal=富士火山 |volume= |issue= |pages=59-68}}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> これらの活動によってフィリピン海プレートは誕生時の5200万年前と比較すると、面積が拡大しつつ、90°時計回りに回転しながら北に移動した&lt;ref name=&quot;wu&quot;/&gt;。<br /> <br /> == 位置関係と地質 ==<br /> 東縁や南縁は[[伊豆・小笠原海溝]]や[[マリアナ海溝]]・[[ヤップ海溝]]であり、南東方向から年間3 - 4cmの速度で太平洋プレートが沈み込んでいる。この沈み込み運動により火山帯である[[マリアナ諸島]]や[[小笠原諸島]]、[[伊豆諸島]]が生じたと考えられており、現在も活発に活動している。この火山帯は伊豆半島まで続いていて、活発な火山活動により伊豆地塊は密度が低い(軽い)ため、伊豆半島はフィリピン海プレート上に乗ったまま沈み込めずに、[[丹沢山地]]や[[富士山]]([[フォッサマグナ]]、[[北アメリカプレート]])あるいは[[赤石山脈]]([[ユーラシアプレート]])に激しく衝突して地形を隆起させている。<br /> <br /> 伊豆半島付近だけは陸で衝突が起こっているが、その東側の[[相模湾]]・[[房総]]南方沖では[[相模トラフ]]を介して北アメリカプレートの下に沈み込んでいる。相模トラフの東端は太平洋プレートと重なり、世界的にも数少ないT-T-T型トリプルジャンクションとなっている&lt;ref&gt;「関東・伊豆小笠原」, 貝塚ほか, 東京大学出版会 (2000), p.6&lt;/ref&gt;。一方西側の[[駿河湾]]以西でも、[[駿河トラフ]]や[[南海トラフ]]を介してユーラシアプレートの下に沈み込んでいる。更に西側には[[琉球海溝]]があり、この付近ではフィリピン海プレートの沈み込みによって[[沖縄トラフ]]と呼ばれる[[背弧海盆]]が拡大しており、[[南西諸島]]を[[東シナ海]]の[[大陸棚]]から少しずつ引き離している。背弧海盆はマリアナ諸島の東側でも活動している。<br /> <br /> 琉球海溝の西端である[[台湾]]付近から[[ルソン島]]北西沖では、逆にユーラシアプレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むという複雑な構造となっている。台湾付近では沈み込むというよりも、ユーラシアプレートの上に乗り上げる形で激しく衝突し[[台湾山脈]]を形成している。台湾の南に続くルソン島北西沖では[[マニラ海溝]]を介してユーラシアプレートが西から沈み込んでいる。しかし、マニラ海溝は比較的短く、南に続く[[ズールー海溝]]・[[コタバト海溝]]、[[トランスフォーム断層]]である[[フィリピン断層系]]、フィリピン海プレートが東から沈み込む[[フィリピン海溝]]と、幅の広い変動帯に移行する。フィリピン海溝の南に続く[[モルッカ海]]付近では更に複雑な構造となり、モルッカ海衝突帯からモルッカ海プレートが[[ハルマヘラ島]]側と[[スラウェシ島]]側の両側に沈み込みんでいる。ハルマヘラ島付近から東西走向の左横ずれ断層を複数介して、[[ニューギニア海溝]]へ、そこから[[パラオ]]付近まで北に伸び[[発散型境界]]である[[アユトラフ]]、そしてヤップ海溝へと連なる。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> *[http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Izu/Izu6.html 伊豆半島をめぐる現在の地学的状況] [[小山真人]]、伊豆半島の火山―その生い立ち・現在・未来<br /> *[http://historical.seismology.jp/ishibashi/izu-collision/gist.html 「伊豆の衝突と神奈川県西部の地震・火山テクトニクス」講演要旨集] 石橋克彦<br /> *[http://geot.civil.metro-u.ac.jp/events/1999/taiwan/geology/geology.html 台湾の地質構造]<br /> *[http://www.keirinkan.com/kori/kori_earth/kori_earth_2/contents/ea-2/2-bu/2-2-2.htm 地学II 2-2-2 日本列島の歴史] 啓林館<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> &lt;!-- {{Commonscat|Philippine Sea Plate}} --&gt;<br /> * [[マリアナプレート]] - フィリピン海プレートに属する小プレート<br /> * [[日本列島]]<br /> * [[伊豆・小笠原海溝]]<br /> * [[伊豆・小笠原・マリアナ島弧]]<br /> * [[相模トラフ]]<br /> * [[駿河トラフ]]<br /> * [[南海トラフ]]<br /> * [[琉球海溝]]<br /> * [[フィリピン海溝]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www2s.biglobe.ne.jp/~OKA/minasegawa.htm 丹沢皆瀬川フィールドワーク(神奈川県立生命の星・地球博物館主催観察会)] - 神縄断層の写真と解説<br /> <br /> {{プレートテクトニクス}}<br /> {{日本の地質}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:ふいりひんかいふれと}}<br /> [[Category:プレート]]<br /> [[Category:太平洋の地質学]]<br /> [[Category:フィリピン海]]<br /> [[Category:フィリピンの地質学]]<br /> [[Category:フィリピンの自然史]]<br /> [[Category:日本の自然史]]<br /> [[Category:台湾の自然史]]</div> 119.243.164.178 カーナビゲーション 2018-04-03T03:23:47Z <p>119.243.164.178: /* かつて市販機を製造販売していたメーカー */</p> <hr /> <div>{{複数の問題|出典の明記=2015年4月|独自研究=2015年4月}}<br /> [[File:KyotoTaxiRide.jpg|thumb|right|250px|タクシーに搭載されたカーナビ(2004年7月16日)]]<br /> [[File:Colt-MMCS.jpg|thumb|right|250px|2DIN AV一体型カーナビゲーションシステムの例:三菱マルチエンタテインメントシステム(三菱コルトプラス)]]<br /> [[File:Strada.jpg|thumb|right|250px|AV一体型インダッシュカーナビゲーションシステムの例:Panasonic [[Strada]]]]<br /> &#039;&#039;&#039;カーナビゲーション&#039;&#039;&#039;({{lang-en|Automotive navigation system}})とは、電子的に[[自動車]]の走行時に現在位置や目的地への経路案内を行なう機能であり、また「カーナビゲーション・システム」と呼ばれる[[電子機器]]のことである。略して「カーナビ」と呼ばれることが多い。「ナビ」と略されることもあり、ナビという言葉自体がカーナビゲーションを表すようになってきている。本項では主に機器について記す。<br /> <br /> カーナビは、狭義には車載の固定式機器だけを指すが、広義にはカーナビから発展した携帯型ナビゲーション装置なども含まれており、本項目ではそれら各種を分類しながら以下で説明を行う&lt;ref name = &quot;スマートフォン・ナビに死角 パイオニア特許訴訟の余波&quot;/&gt;。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> カーナビは、自車の位置を知ることと、自車の位置を基に目的地への道案内をするのが主な機能である。通常はこれらを表示画面上の地図上の表示で行う。道案内は音声による指示を併用することが多い。<br /> <br /> 自車位置を知る仕組みとしては、[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]](全地球測位システム)衛星からの位置情報が基本であるが、GPSだけでは誤差があること、トンネルなどではGPSからの電波が受信できないことから、カーナビ内の[[加速度センサ]]と[[ジャイロスコープ|ジャイロ]]、[[タイヤ]]の回転に伴う[[車速信号]]などの情報による自立航法と併用することが多い。<br /> <br /> 経路案内は、詳細な道路情報を含んだ[[地図]]データを内蔵することにより、運転者に対して目的地までの進むべき道を示す。内蔵の地図は、多くがカラー化された[[液晶ディスプレイ]]上に表示され、加えて[[音声合成|合成音声]]による進路の案内が行える。製品によっては[[渋滞]]情報や空き[[駐車場]]情報の提供や、目標物の擬似[[立体]]表示などの付加的機能が備わっているものもある。<br /> <br /> 当初は自動車用の行き先案内を行う車載の固定式電子装置だけであったが、二輪車用も登場し、2005年からは採用されている技術の一般化や部品の低廉化、装置の小型化に伴って[[PND]]と呼ばれる車載用だけに限らない携帯可能な個人用ナビゲーション機器が現れている。その後、電子技術の向上に伴ってカーナビが提供する機能の多くが小型の電子部品で実現できるようになり、2009年からは専用機であったPNDから高機能な[[携帯電話]]や[[スマートフォン]]の1機能に含まれるようになっている&lt;ref name = &quot;スマートフォン・ナビに死角 パイオニア特許訴訟の余波&quot;&gt;{{cite news | author = 清水直茂 | url = http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20100107/179059/ | title = スマートフォン・ナビに死角 パイオニア特許訴訟の余波 | newspaper = 日経エレクトロニクス | publisher = [[日経BP]] | date = 2010-01-11 | accessdate = 2017-12-15 }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 分類 ==<br /> 従来からある車載固定形式のカーナビはオンダッシュ型、インダッシュ型、AV一体型があり、その後、登場したポータブル型やPNDでは車に固定もできるようになっている形式が一般的である。新たに登場したスマートフォンなどは、固定方式を含めて未知数の部分が多い。<br /> <br /> === オンダッシュ型 ===<br /> オンダッシュ型は[[ダッシュボード (自動車)|ダッシュボード]]の上に表示部を持つ形式であり、視認性が良い。<br /> [[輸入車]]をはじめとする一部車種では、カーオーディオ類を取り付けるための[[ISO 7736|DIN]]スペースが1段分しかなかったり、そもそもDIN規格ですらない場合もあり、インダッシュ型・AV一体型が取り付けられない車種や、2段DINスペースが確保されていてもインダッシュ型・AV一体型では視認性に難がある場合に用いられることが多い。特に助手席[[エアバッグ]]のない車種だと取り付けても前方視界を妨げる可能性は低い。<br /> 当初はカーナビゲーションのほとんどがオンダッシュ型であり、安価なため2DINスペースが存在する車種でも利用されてきたが、AV一体型タイプの普及、ポータブル型の性能向上によって衰退し、現在では輸入車などの取り付けに制限のある車種を考慮して一部メーカーが生産しているのみとなった。<br /> <br /> === インダッシュ型 ===<br /> モニターをカーオーディオなどを収めるための1DINスペースに取り付ける形式である。性能はオンダッシュ型と同等。純正および市販のカーオーディオと組み合わせて使う。オンダッシュ型でもそうだが一部の機種では標準でFMモジュレーターを内蔵しており純正カーオーディオでCD/DVDなどの音声をFM電波で出力できるものもある。未使用時・駐車時はモニターを格納できるので、[[車上荒らし]]に遭いにくいといわれていたが、オンダッシュ型に比べて高価であったために狙われることも少なくなかった。<br /> アンプ内蔵のHDD方式のAV一体型ナビゲーションも一部メーカーで発売されたがオンダッシュ型と同様に、AV一体型の普及により下火となっている。<br /> <br /> === AV一体型 ===<br /> [[File:Gathers VXH-072CV.jpg|thumb|right|250px|ギャザズ VXH-072CV&lt;br /&gt;2DINサイズ[[ハードディスクドライブ|HDD]]ナビ(クラリオン製)]]<br /> AV一体型はカーナビにカーオーディオとテレビ機能が一体化した形式であり、音声と画像の機能が連携しており操作も統一されている。通常は2DINタイプのオーディオスペースを占めるので、設置できる自動車に制限がある。操作はパネルのボタンだけでなく[[タッチパネル]]式やリモコンを備えるものもあり、[[音声認識]]機能を持つ製品もある。上級機種などでは1DIN+1DIN形式もあり、一方の1DINを他の場所に置くことで1DIN規格の自動車にも対応できる。また、近年は[[テスラ・モーターズ]]に代表されるようなスピードメーターやエアコンの制御画面と一体化して車内の情報処理を一括して担う機能をもたせたものが高級車標準搭載品を中心に増加している。他に、[[レクサス]]や[[BMW]]の[[iDrive]]などがある。<br /> <br /> 初期には、音楽用CDのドライブで地図データ用CD-ROMを読み込むために音楽を再生しながらカーナビ機能が使えない製品も存在したが、オプションの[[チェンジャーデッキ|CDチェンジャー]]を利用したり、機器内に2つのCD/DVDドライブを持つものや、HDDや[[SDメモリーカード|SDカード]]など、別の記録媒体との併用により、こういった問題は解消されている。上位製品では、DVDソフトの動画を後席のモニタで再生しながら、前席ではカーナビ表示が行えるものも存在する&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;AV一体型カーナビは、日本では転売目的の車上荒らしによる盗難被害が指摘されており、防犯対策が求められている。特に後付けタイプでは、窃取するため取り外す際に一体型であるがゆえに短時間で済むことも増加傾向に拍車をかけていると言われている。&lt;/ref&gt;&lt;!--大阪府警[http://www.police.pref.osaka.jp/05bouhan/gaitohanzai/06carnavi.html|カーナビの被害が急増]--&gt;。<br /> 当初は高価であったためにあまり普及しなかったが、価格の下落や機能を割り切った安価な2DINメモリーナビの登場、自動車の2DINスペース仕様の強化もあってオンダッシュ型・インダッシュ型を駆逐している。メリットは収納的に優れていて画面が大きいため操作がしやすく、車内設置に特化しているため車の走行データを受け取ることで精度が高い点がある。弱点としては、値段が高い点と、特に日本国外において盗難に合いやすい点と、搭載データの更新が非常に高額&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;特にHDDタイプはHDDの取り外しを販売店で依頼すると更に高額となる&lt;/ref&gt; で頻度が少ない機種が多いこと、などがあげられる。また、純正品と呼ばれる新車注文時に取り付けるタイプのものは車を買い換えたときに取り外せないことが、あげられる。<br /> <br /> 2011年には機能的には単なるモニター付きカーオーディオだが後述のスマートフォンを連携させるとカーナビゲーションとして利用できる機種もパイオニアなどから発売している。さらにパイオニアからは光学ドライブレス仕様も発売している。<br /> <br /> === ポータブル型 ===<br /> [[File:三洋電機_初代ポータブルナビゲーションシステム_ゴリラ.jpg|thumb|right|150px|三洋電機 初代ゴリラ]]<br /> ポータブル型はカーナビ本体をスタンドから自由に取り外せる形式である。多くの機種がオンダッシュ型のディスプレイ同様に[[ダッシュボード (自動車)|ダッシュボード]]上のスタンドにカーナビ本体を設置する。CD-ROMだけを搭載した廉価機から、DVDとHDDの2つのドライブを搭載した上位機まで多様である。家庭用テレビに接続できるタイプも多く、[[DVDビデオ]]再生可能機種は[[DVDプレーヤー]]としても利用できる&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;ポータブル型には、[[三洋電機]]の『ゴリラ』や[[Sony Mobile|ソニー]]の『nav-u』、[[クラリオン]]の『DrivTrax』、[[ナビタイムジャパン]]の『CAR NAVITIME』などがある。&lt;/ref&gt;&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[Sony Mobile|ソニー モバイル]]の&quot;nav-u&quot;では、スタンドを[[ゲル]]吸盤で固定する。&lt;/ref&gt;。着脱が簡単で携帯性に優れており自宅や出先でのバッテリー動作や、また二輪車での利用も考慮されている製品もある。現在ではCD、DVD、HDDモデルの旧来の機種は全て生産終了されPNDの生産に切り替わっている。<br /> <br /> オンダッシュ型・インダッシュ型・AV一体型(据置型)と比べて安価であったため、「今いる場所が分かる地図」として使用するライトユーザーや、複数台自動車を所有し載せ替えて使用するユーザー、普及以前の[[レンタカー]]会社、元々地理に明るいタクシードライバーやトラックドライバーが使用するケースが多かった。<br /> <br /> かつてはほとんどの機種がGPS情報だけで測位・案内を行っていたため、ビル街等の空が見渡せない場所での表示誤差が非常に大きく、トンネル内では案内を中断してしまうこともあり、据置型との価格差以上の性能差があるとされたが、GPS信号を処理するコンピュータの性能向上、自立航法ユニットの内蔵や車速信号の入力端子を設けるなどして自車位置表示性能を向上させた。また近年ではポータブル型では不可能であった3D描写やドライバー目線の表示もできるようになった。<br /> <br /> === オートバイ搭載用 ===<br /> 防水耐震匡体、直射日光下でも見やすい反射型液晶、ヘルメットに内蔵可能なワイヤレスイヤホン、手袋をしたままでも操作しやすいボタン等を装備した[[オートバイ]]搭載用の機種も市販されている。一部大型車種や[[スクーター]]ではメーカー純正オプションとしての装着も行われている。<br /> <br /> === PND ===<br /> {{main|PND}}<br /> [[PND]](Personal Navigation Device)と呼ばれる携帯が可能なナビゲーション用の装置が一定のシェアを獲得した時期があった。現在はスマートフォンの普及により独自の利点が少なくなり、シェアは縮小している。<br /> <br /> 当初はGPSによる位置情報を得る低価格な携帯機器として登場したが、詳細な地図データと[[加速度計|加速度センサ]]や[[ジャイロスコープ|ジャイロセンサ]]を搭載することで高精度なナビゲーションが可能になった。車輌固定型のカーナビとは異なり、タイヤの回転に伴う車速信号を得るようにはなっていないものが多い。一般的には、地図情報の記憶媒体には内蔵の[[フラッシュメモリー]]か[[メモリーカード]]を採用し、液晶画面を小型化することで片手で持てる大きさの、アンテナや電池まで含んだ一体型の本体形状である。5型 - 7型のモニタサイズが主流であるが、3.5型といった小さなものもある。低廉な価格で[[携帯情報端末|PDA]]のようにオーディオ再生やカメラ撮影と画像再生機能まで含むものが一般的になってきており、従来の車載型カーナビの市場を奪う存在になっているが、近年はスマートフォンの普及による新しいタイプの機種との[[市場競争]]が激しくなりつつある。メリットは、ある程度安価で持ち運びが自由な点にあり、デメリットとしては、表示画面が小さいものが多く、画面が大きいものは設置場所に制約を受けるケースが多いことがあげられる。<br /> <br /> [[レーダー探知機]]にPND機能を一体化させたものや、[[気圧計]]を組み込み、精度を向上させている機種もある。<br /> <br /> 欧米では以前から、[[防犯]]上の理由や日本ほど街路が入り組んでいないことから、PNDのような機器が販売されていたが、日本でも高機能を必要としない層への普及や、同時に使用しないセカンドカーやサードカーとの共用、[[オートバイ]]・[[自転車]]あるいは[[徒歩]]での利用などへの市場が拡大している。<br /> <br /> PNDを車載にする場合は、PND本体を直接[[ダッシュボード (自動車)|ダッシュボード]]へ粘着テープで固定する形式と、車載用の固定スタンドによって脱着可能な形式がある&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;車載電子機器は高温・低温・振動といった環境下での使用が求められるため、一般に高品質・高信頼性の部品が選ばれるが、車載可能なPNDのすべてがこういった過酷な環境を想定しているかは不明であり、購入と使用に際しては性能や機能とは別に機器の[[寿命]]や耐久性まで考慮することが求められる。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 携帯電話・スマートフォン ===<br /> [[携帯電話]]や[[PHS]]、スマートフォンにGPS受信機を搭載し、アプリケーション・ソフトや通信契約によってナビゲーション機能を提供するものもある。高機能な携帯電話を含む携帯情報端末が、ナビゲーション専用機であるPNDの市場を奪いつつある。通信機能を持つ情報携帯端末であれば、テレマティクスによる高度なナビゲーション機能が比較的容易に実現できるため、通信機能を持たない従来型のカーナビでは提供できなかったサービスが可能になると期待されている&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;スマートフォン用のプラットフォームで大きな位置を占める[[Google]]は、基本的に無料である[[Android]]の初期リリース時からPND相当機能&quot;Maps Navigation&quot;を含めて開発しており、2009年10月に発表されすでに登場しているAndroid 2.0では通信切断後も端末ローカル上で地図データを保持することでPNDとしての利便性を実用的なものとしている。スマートフォン上でのナビゲーション機能アプリによる更なる市場の拡大は、純技術的な意味での障害は予想されないが、日本のカーナビ・メーカーはカーナビゲーション・システムに関する特許を合計1万件ほど保有しており、実際に[[パイオニア]]社は特許侵害として携帯ナビ・サービスの提供やPND機器を販売している複数社を訴訟している。こういった訴訟において、車載でないPNDやスマートフォン上での同等の機能がどのように扱われるかにより、今後、非固定型のナビ・システムの展開が変わる可能性が高い。&lt;/ref&gt;&lt;ref name = &quot;スマートフォン・ナビに死角 パイオニア特許訴訟の余波&quot;/&gt;。<br /> <br /> メリットは、基本的に通信料のみで機能や地図データ更新自体は無料か極めて廉価で提供されている点が挙げられ、デメリットは専用品でないが故に現在地などの取得方法がGPSに限定されているため、精度が劣る点やスマートフォンの電池の消費が激しくなる点がある。<br /> <br /> [[NTTドコモ]]やパイオニアはそれらの欠点を克服すべく、地図情報をストレージに搭載したスマートフォンにあわせ、充電機能やジャイロセンサーを搭載したクレードルや、最新の地図情報、位置情報の共有などができる[[ドコモ ドライブネット]]というサービスを開始している。また、スマートフォン、一部のGPS内蔵タブレット端末では、[[Google マップ]]アプリにβ版のナビゲーション機能を搭載しており、音声ナビを含み無料で使用することができる。<br /> <br /> === モバイル端末接続型 ===<br /> スマートフォンを車に接続して、車のナビゲーションシステムからスマートフォンのナビアプリを操作できるようにするタイプである。世にリリースされたものでは、[[アップル (企業)|アップル]]の[[CarPlay]]や&lt;ref&gt;[http://japan.cnet.com/news/commentary/35044821/ アップル「CarPlay」を使ってみた--メルセデス・ベンツ搭載版の第一印象]&lt;/ref&gt;、[[Google|グーグル]]の[[Android Auto]]がある&lt;ref&gt;[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20140630_655674.html Android Autoは、アプリでクルマを止めない曲がらせない]&lt;/ref&gt;。車に搭載されたGPSや車速センサーなどにアクセスできるため、スマートフォン単体に比べて非常に精度の高いナビゲーションが可能になる。<br /> <br /> == 利用技術の種類 ==<br /> === 現在位置取得方法 ===<br /> * [[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]<br /> * 高精度化のための追加センサ(自立航法ユニット)<br /> ** [[加速度センサ]]<br /> ** [[ジャイロ]]<br /> ** 自動車の車速情報(主に[[スピードメーター]]用、[[オートマチックトランスミッション|AT]]ミッション制御用)<br /> ** 後退信号(自動車がバックする際に自車位置を後退させる)<br /> これらを複合して測位・地図表示する事を&#039;&#039;&#039;ハイブリッド測位&#039;&#039;&#039;と称する。<br /> <br /> === 地図情報の保管場所 ===<br /> *DVD<br /> *HDD<br /> *SSD<br /> *SDメモリーカード<br /> *リモートサーバー(無線回線前提)<br /> <br /> === 渋滞情報の取得方法 ===<br /> *[[道路交通情報通信システム|VICS]]<br /> *会員登録した自動車の走行状態を、携帯電話やスマートフォンに搭載されているBluetoothや無線LAN(Wi-Fi)、外付けの通信ユニットなどから[[サーバ]]に集約して、各車に提供([[フローティングカーデータ]])<br /> **実用例<br /> ***[[インターナビ]]([[本田技研工業|ホンダ]])<br /> ***[[G-BOOK]]([[トヨタ自動車|トヨタ]]・[[ダイハツ工業|ダイハツ]]・[[スバル]]・[[マツダ]])<br /> ***[[G-BOOK|T-Connect]]([[トヨタ自動車|トヨタ]])<br /> ***[[カーウイングス]]([[日産自動車|日産]])<br /> ***[[スマートループ]]([[パイオニア]]・[[三菱電機]]・[[JVCケンウッド]])<br /> ***[[ドコモ ドライブネット]]([[NTTドコモ]]) 当面はタクシーの走行データを利用<br /> ***Future Link([[デンソーテン]])<br /> <br /> === その他情報 ===<br /> *[[DSRC#ITSスポットサービス|ETC2.0]]([[DSRC]])&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;過去にはスポット通信サービス・DSRCスポットサービス・ITSスポットサービスなどと呼ばれていた。&lt;/ref&gt;<br /> *[[DSSS]](Driving Safety Support Systems)<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> [[アメリカ合衆国|アメリカ]]で[[モータリゼーション]]が開花しはじめる20世紀初頭、道路標識やルート表示の整備不足から道に迷うドライバーが続出した。そんな中、[[1906年]]に「自動車カルテ」と呼ばれる測位装置が登場した。この装置は、車輪の回転に連動してロール状の地図を巻き上げる仕組みとなっており、20世紀前半まで改良を重ねながら同様の装置がつぎつぎに開発された&lt;ref name=&quot;Hara&quot;&gt;原克『暮らしのテクノロジー:20世紀ポピュラー・サイエンスの神話』 大修館書店 2007年 ISBN 9784469213102 pp.246-255,270-289.&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> スクロール式自動地図は、自立航法のみを用いて自車の現在位置を割り出していたため、走行開始後一定の地点で走行する方角の微調整を要した。また、車輪の回転を検出して移動距離の情報とするため、[[フェリー|カーフェリー]]乗船時などには実際の移動を全く反映せず、上陸時に再設定の必要があった。<br /> <br /> [[1970年代]]に民生品の小型[[コンピュータ]]が普及するようになると、入力した起点・終点の位置と時間によって現在位置を推測する車載用の測位装置が開発されるようになった&lt;ref name=&quot;Hara&quot;/&gt;。初期のものは付属の地図帳が必要だったが、[[1980年代]]にはコンパスや運動センサーによって補正し、ディスプレイに地図を表示できる機種、音声によるナビゲートを行う機種などが現れた&lt;ref name=&quot;Hara&quot;/&gt;。推測航法システムは誤差が大きく、[[1993年]]の[[ナブスター全地球位置把握システム]]の完成によって役割を終えた。<br /> <br /> [[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]の電波航法だけに頼る方式では、当時の[[アメリカ軍]]の軍事上の理由から、民間用では位置情報の誤差が100m程度までしか提供されず運用の保障もされていなかったことや、[[トンネル]]等の電波が届かない所では、そもそも利用できないなど問題があった。但しGPS方式では、船や列車での移動時も[[GPS衛星]]の電波が届く所であれば、位置情報は得られることになる。<br /> <br /> 民生用のカーナビ製品は日本での普及が最初であった&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;世界で初めて民生用カーナビを販売したのは、日本の[[本田技研工業]]である。かつては全世界のカーナビ製品の8-9割は、日本のメーカーが製造していた。そしてその半数も日本国内で販売されており、海外でのカーナビ普及率は低かった。当時、日本は世界一のカーナビ大国であるといわれていた。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 民生用のカーナビが登場しはじめた頃には、GPSによる電波航法と自らのセンサー類に基づく自立航法が組み合わせられ、さらに[[CD-ROM]]に記録された道路地図情報を必要に応じて読み出し、自車走行経路の情報と照合する事で、正確に自車位置を特定する[[マップマッチング]]という方式も取られていた。<br /> <br /> その後、地図情報は記憶容量のより大きな[[DVD]]も採用されるようになり、[[アメリカ合衆国]]製GPS衛星の安定運用への配慮と高精度サービスの開放、車載用TV受像機やカーステレオセットなどとの一体化などもあって、本格的に普及していった。その後は「ディファレンシャルGPS」によって、位置精度をさらに高める工夫や、[[道路交通情報通信システム]] (VICS) による[[渋滞]]情報や規制情報といった[[交通情報]]まで得られる製品も一般的になっている。<br /> <br /> 近年{{いつ|date=2017年4月}}では、DVDに代わり[[ハードディスクドライブ|HDD]]や[[Flash SSD]]を搭載することにより、動作の高速化・記憶容量の拡大が図られた製品や、[[テレマティクス]]&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[携帯電話]]・[[PHS]]等の無線接続によって専用[[サーバー]]に各車が相互接続することでVICSとは別のより詳しい道路情報が得られる「テレマティクス」と呼ばれるサービスを、日本の自動車メーカー数社が提供しはじめた。&lt;/ref&gt; による通信機能で地図情報などを更新できる製品や、ワンセグTV受像機、[[デジタルオーディオプレーヤー]]、[[インターネット]]接続といったデジタル機器類と融合した製品も登場している。<br /> <br /> === 1980年代 ===<br /> * [[1981年]] [[本田技研工業|ホンダ]]が[[ジャイロ]]式カーナビ、「[[ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ]]」を発売。2代目[[ホンダ・アコード|アコード]]に搭載される&lt;ref&gt;[http://www.honda.co.jp/news/2015/c150325a.html?from=googleplus 「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」が第8回電気技術顕彰「でんきの礎(いしずえ)」を受賞] - 本田技研工業プレスリリースアーカイブ(2015年03月25日版 / 2015年12月1日閲覧)&lt;/ref&gt;。<br /> * [[1986年]] ナビゲーションシステム研究会(現:「ITナビゲーションシステム研究会」、通称「ナビ研」)発足。<br /> * [[1987年]] [[トヨタ自動車|トヨタ]]([[デンソー]]が開発)が[[CD-ROM]]の電子地図を搭載したモデルを発売。<br /> <br /> === 1990年代 ===<br /> * [[1990年]] [[マツダ]]が[[三菱電機]]と共同開発した[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]式カーナビを搭載した「[[マツダ・コスモ|ユーノス・コスモ]]」を発売<br /> * [[1991年]] [[パイオニア]]が市販モデルで世界で初めてGPS式カーナビを発売。人工衛星からの電波で誘導することから、「サテライト・クルージング・システム」と呼ばれた。<br /> * [[1992年]] [[アイシン・エィ・ダブリュ]]が世界初のボイスナビゲーションの開発に成功。初代[[トヨタ・セルシオ]]に搭載される。以後、[[アルパイン (企業)|アルパイン]]をはじめとする各カーナビメーカーに供給が開始され、音声案内は現在のカーナビのグローバル・スタンダード機能となる。<br /> * [[1993年]] [[ソニー]]がモニターまでワンパッケージ化した低価格機を発売。<br /> * [[1996年]] [[VICS]]サービスが開始。<br /> * [[1997年]] ホンダがナビゲーションシステムとインターネットを融合させた、第1世代の[[インターナビ]]サービスを発表。翌年アコード等からサービス提供を開始。<br /> * [[1997年]] パイオニアが[[DVD|DVD-ROM]]カーナビを発売。<br /> * [[1997年]]5月 株式会社衛星測位情報センターがFM放送電波に載せて送信するD-GPSサービスを開始。<br /> <br /> === 2000年代 ===<br /> * [[2000年]]5月 [[アメリカ合衆国国防総省]]が民間用GPS上のSA(セレクティブ・アベイラビリティ)信号を停止。これにより、GPSのみでの位置精度が、それまでの100m程度から10m程度へと飛躍的に向上した。 <br /> * [[2001年]] パイオニアがハードディスクドライブ内蔵カーナビを発売。音楽CDからリッピングできる「ミュージックサーバー」機能も搭載し、この後の高機能カーナビの方向性の指針となる。<br /> * [[2002年]] パイオニアが通信型カーナビを発売。<br /> * [[2002年]] [[日産自動車]]が[[テレマティクス]]「[[カーウイングス]]」を開始。<br /> * [[2003年]] ホンダがインターナビ搭載車両から収集した交通情報を共有することにより、通常のVICS道路交通情報通信システム情報未提供道路に対しても情報を提供するフローティングカーシステムを自動車メーカーとして世界で初めて実用化。<br /> * [[2005年]] [[KDDI]]、および[[沖縄セルラー電話]]が[[携帯電話]]上で利用できるカーナビシステム「[[EZ助手席ナビ]]」のサービスを開始(徒歩用のナビゲーションサービスは既に存在したが、本サービスより自動車の移動速度に対応可能に)。<br /> * [[2006年]] パナソニックが[[地上デジタルテレビジョン放送|地上デジタル放送]]チューナー標準装備モデルを発売。&lt;br /&gt;携帯ゲーム機([[PlayStation Portable]])用のGPSレシーバーおよび対応ソフト「[[MAPLUS ポータブルナビ]]」([[エディア]])発売。<br /> * [[2008年]]3月 株式会社衛星測位情報センターがD-GPSサービスを終了。<br /> <br /> === 2010年代 ===<br /> * [[2010年]]10月 [[Google]]が[[スマートフォン]]等の[[Android]]搭載機器にて動作する「Google マップナビ」のサービスを開始。&lt;ref&gt;http://googlejapan.blogspot.jp/2010/09/google_15.html&lt;/ref&gt;<br /> * [[2011年]]4月 [[NTTドコモ]]がAndroid搭載スマートフォンや3G通信機能搭載のカーナビで利用できるカーナビゲーションサービス「[[ドコモ ドライブネット]] powered by カロッツェリア」を開始。<br /> * 2011年9月 カー・コネクティビティー・コンソーシアムが{{仮リンク|MirrorLink|en|MirrorLink}}規格を発表。<br /> * [[2012年]]5月 パイオニアがスマートフォンと接続してスマートフォン内にある対応アプリを表示・操作できるディスプレイ搭載カーオーディオを発売。<br /> * 2012年7月 パイオニアが[[ヘッドアップディスプレイ|HUD]]対応カーナビを発売。<br /> * 2012年8月 トヨタがMirrorLink対応のディスプレイ搭載カーオーディオ「スマホナビ対応ディスプレイ(DAN-W62・パナソニック製)」を同社車種向けの純正オプションとして発売。<br /> * [[2013年]]11月 富士通テンが市販ナビ初のWi-Fi内蔵・MirrorLink対応カーナビを発売。<br /> * [[2014年]]3月 [[アップル (企業)|アップル]]がiPhoneとカーナビを統合した[[CarPlay]]を発表&lt;ref&gt;[http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/204/204533/ iPhoneとカーナビが統合 アップル“CarPlay”発表]&lt;/ref&gt;。<br /> * 2014年6月 [[Google|グーグル]]がAndroidとカーナビを統合した[[Android Auto]]を発表&lt;ref&gt;[http://jp.autoblog.com/2014/06/27/google-android-autos-unveiled-video/ 【ビデオ】グーグルが新車載システム「Android Auto」を発表! 年内に導入へ]&lt;/ref&gt;。<br /> * 2014年10月 パイオニアがCarPlay対応のディスプレイ搭載カーオーディオを発売。<br /> * 2014年11月 パナソニックが市販ナビ初の[[Blu-ray Disc|ブルーレイディスク]]再生対応カーナビを発売。<br /> * [[2015年]]2月 JVCケンウッドが[[ハイレゾリューションオーディオ|ハイレゾ音源]]再生対応カーナビを発売。<br /> * 2015年4月 VICSワイドサービス開始。<br /> * [[2016年]]6月 パナソニックがAndroid Auto対応カーナビを発売。<br /> * 2016年10月 JVCケンウッドがCarPlay・Android Auto対応カーナビを発売。<br /> * 2016年12月 富士通テンがドライブレコーダー内蔵のカーナビを発売。<br /> <br /> === 日本以外の歴史 ===<br /> 日本が世界一のカーナビ大国であるといわれていた当時は、海外での車輌の航法システムは、[[軍事]]用や[[救急車両]]のような[[緊急車両]]用が主流であり、[[民生用]]としては趣味品あるいは一部の技術的趣向者むけとしての位置づけが強かった。<br /> <br /> その後現れた簡易型のカーナビともいえるPNDは、[[タクシー]]業者をはじめ個人でも普及しており、インダッシュ型のAV機能などの付加価値付きカーナビはもっぱら高級車に限定して普及している状況である{{Refnest|group=&quot;注&quot;|[[BMW]]や[[レクサス]]の上位機種([[レクサス・GS]]等)には全モデル標準装備され、[[カーエアコン|エアコン]]やパワーシートの制御画面と一体化している&lt;ref&gt;http://lexus.jp/models/gs/comfort/navigation/display.html&lt;/ref&gt;。}}。<br /> <br /> 海外メーカーには、[[ガーミン]]や[[LGフィリップス]]、TOMTOM、[[モトローラ]]、[[IBM]]、[[フィリップス]]などがある。世界最大のメーカーである[[ガーミン]]の生産台数は、年間1000万台にものぼる。それに対する日本メーカーの生産台数は100万台以下であり、多機能化と高級化に傾注するあまり([[ガラパゴス化]]と高額化が進み)、国際市場を得る機会を逃してしまった。<br /> <br /> ただし、2010年現在のカーナビゲーション市場においては日本メーカーの生産台数は1割以下だが、日米欧における金額上のシェアは3割以上のため、ハイエンドに特化した戦略と見做すことも可能であり、日本メーカーの取り組みも一概に否定はできない&lt;ref&gt;富士キメラ総研_車載電装デバイス&コンポーネンツ Select 2012(上巻)&lt;/ref&gt; 事実、TOMTOMもインダッシュ型カーナビを作って[[クライスラー]]にOEM供給している。<br /> <br /> なお、今後の市場予測としては、インダッシュ型は今後も増加傾向が続くが、PNDはスマートフォンカーナビへの移行、及びインダッシュ型カーナビの価格低下により市場が縮小する、とみなす調査報告もある&lt;ref&gt;http://response.jp/article/2011/01/12/150268.html&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 欧米各国でも日本と同様に、[[住所]](英米で xxx street, フランスで rue de xxx, ドイツ圏でxxx Strasse(Straße), 北欧で xxx Vegen・xxxkatu など)を入力していって徐々に絞り込み検索が行われ、目的地を確定、そしてルートマップと音声案内機能でガイドすることは日本と変わらない。著名施設は大抵直接検索可能である。<br /> <br /> == カーナビ用地図 ==<br /> カーナビ用に用いられる[[電子地図]]の表示と案内のシステムは次の機能を持つのが一般的である。<br /> * 基本機能<br /> ** 地図画面の拡大・縮小(縮尺の変更)<br /> ** 画面[[スクロール]]<br /> * カーナビ機能<br /> ** 地名・[[電話番号]]等による該当箇所の検索<br /> ** 車両の移動に伴い、自車位置を画面中央に保持する自動スクロール機能<br /> ** 車両の前方方向を画面上方に表示する自動回転機能。北を画面上方とすることも選択可能<br /> ** 目標地点を指示するとそこまでの道路を表示する[[ルート検索]]機能。[[高速道路]]・[[有料道路]]を利用する・しないなどのモードを選択できる。ルートから外れた場合には音声などで知らせる。<br /> ** 音声案内機能。曲がるべき[[交差点]]などを音声で知らせる。<br /> <br /> 同じような地図データを見やすく表示しようと、メーカー各社が工夫している機能に次のようなものがある。<br /> * 上空位置に視点を置いて表示する[[鳥瞰図]]機能。「バードアイ・ビュー」とも呼ばれる<br /> * [[ランドマーク]]となる目立つ建物を擬似3次元で表したり実映像を表示する<br /> * 主要な交差点やインターチェンジ付近を擬似3次元で表したり実映像を表示する<br /> <br /> == 主なメーカー・ブランド ==<br /> === カーナビ本体 ===<br /> * [[パイオニア]]([[カロッツェリア (AV機器)|carrozzeria]])- [[サイバーナビ]]、[[楽ナビ]]<br /> * [[パナソニック]] - [[Strada]]、[[ゴリラ (カーナビゲーション)|GORILLA]]<br /> **パナソニックオートモーティブシステムズ社<br /> **[[三洋電機]]<br /> * [[三菱電機]] - [[ダイヤトーン|DIATONE]] SOUND.NAVI<br /> * [[デンソーテン]](旧・富士通テン) - [[ECLIPSE (ブランド)|ECLIPSE]]<br /> * [[クラリオン]]<br /> ** [[ザナヴィ・インフォマティクス]] - クラリオンの100%子会社→のちにクラリオンに吸収合併<br /> * [[JVCケンウッド]](旧・[[ケンウッド]]) - [[AVENUE]]、彩速ナビ<br /> * [[アルパイン (企業)|アルパイン]]<br /> * [[データウエスト]] - 近年まで東南アジアで数機種を展開していたが、2012年より国内向けモデルを発表。<br /> * [[ユピテル (企業)|ユピテル]]<br /> * [[イノベイティブ]]<br /> * [[A.I.D.]]<br /> * [[イーバランス]]<br /> * [[アイシン・エィ・ダブリュ]] - カーメーカー及びカーナビメーカーへのOEM供給のみ。世界シェアは約14%。<br /> * [[タナックス]] - バイク用ナビブランドLabradorを展開<br /> * [[アール・ダブリュー・シー]] - X-RIDEブランドで販売<br /> * [[ガーミン]]<br /> * [[ミラリード]]<br /> * [[エンプレイス]]<br /> <br /> === 地図ソフト・システム開発など ===<br /> * [[アップル (企業)|アップル]]<br /> * [[インクリメント・ピー]]<br /> * [[Google|グーグル]]<br /> * [[昭文社]]<br /> * [[ゼンリン]]<br /> * [[日立製作所]]<br /> * [[日本無線]]<br /> <br /> === 携帯端末向けアプリ ===<br /> * [[NTTドコモ]] - [[地図アプリ]]、[[ドコモ ドライブネット]]<br /> * [[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]]<br /> ** [[au (携帯電話)|au]] - [[EZ助手席ナビ]]<br /> * Google - [[Google マップ|Googleマップナビ]]<br /> * Apple - [[マップ (アップル)|マップ]]<br /> * [[Yahoo! JAPAN]] - [[Yahoo!カーナビ]]<br /> * インクリメント・ピー - [[MapFan]]<br /> * [[ナビタイムジャパン]] - カーナビタイム<br /> <br /> == かつて市販機を製造販売していたメーカー ==<br /> * [[住友電工]]<br /> * [[ナカミチ]]<br /> :住友電工製とナカミチ製は、機種によっては同じソフトウェア(CD)を使用することが出来る。ただしCDは、2000年を最後に更新されておらず、両社とも市販カーナビ市場から撤退したことにより更新の可能性は途絶えている。&lt;br /&gt;いずれも、ナビゲーション機能だけを搭載した製品を投入し、早い時期から画面の360度スクロール表示を実現し、[[VICS]]対応機器、[[ヘッドアップディスプレイ]]の拡張に対応していた。<br /> * [[デンソー]]<br /> :かつては『ナビラ(NAVIRA)』という名称で販売していた。2001年7月に発売の機種以降、アフターマーケット向けの新製品の発売はない。現在はケンウッドと技術・業務提携している。<br /> * [[マスプロ電工]]<br /> :『ナビゲーター』という名称で販売していた。現在はGPSアンテナをOEM供給している。<br /> * [[日本電気ホームエレクトロニクス]]<br /> :『GoGoNavi』という名称で販売していた。<br /> * [[カシオ計算機]]<br /> :NS400 1994年 - <br /> * [[東芝]]<br /> :NPA01(498,000円)を1992年に市場投入した後、5機種を発売したが、販売ルートを確立できなかったため、1995年に投入した機種を最後に市販市場から撤退した<br /> * [[シチズンホールディングス|シチズン]]<br /> * [[日立オートシステムズ]]<br /> * [[カルソニック]]<br /> * [[サンデン]]<br /> * [[セイコーエプソン]]<br /> * [[シャープ]]<br /> * [[ソニー]]([[Sony Mobile]]を参照) - nav-u<br /> :かつては[[ジョグダイヤル]]対応機種や、本体・モニター両方が1DINに収まるモデル(NVX-DV733/735/739)を発売するなど、パイオニアとともにカーナビの黎明期を歩み続けたメーカー。ナビ研にも加入していた。しかし2DIN AV一体型搭載機の投入をせず(ただしXYZシリーズなど、AV機能を内蔵した“ポータブルではない”モニタ一体型モデルで、DINサイズ対応アタッチメントは発売していた)、2006年に日本でのカーエレクトロニクス部門から一旦撤退した。2007年3月に簡易型カーナビを販売し再参入したが、2012年7月に生産終了を発表し、同年内にすべての生産を完了した&lt;ref&gt;[http://www.sony.jp/nav-u/info2/120727.html ポータブルナビゲーションシステム「ナブ・ユー」に関するお知らせ]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == その他 ==<br /> === 日本での道路交通法 ===<br /> 日本では、[[1999年]]11月から、[[道路交通法]]第百二十条第一項第十一号において、「自動車に持ち込まれた画像表示用装置を手で保持してこれに表示された画像を注視」する行為に罰則が設けられたが、カーナビは手に保持しない物のため、単純な注視は[[2004年]]11月以降の法改正後も依然罰則対象にはなっていない。しかしながらも、運転中のわき見による集中力の低下などを抑止するため、[[パーキングブレーキ]]に取り付けたセンサーや本体の車速センサーと連動させることによって走行中の一部の操作が制限されたり、テレビの映像が表示されなくなる(音声のみとなる)機種が存在する。<br /> 日本の企業は世界中でナビシステムを輸出しているが、日本で現在販売されているモデルだけにテレビ視聴用のチューナーが組み込まれている&lt;ref&gt;[http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324289404578444061682383442.html?mod=WSJ_hp_mostpop_read 走行中にテレビ 世界に類を見ない日本の自動車運転習慣]&lt;/ref&gt;。<br /> === サイクルナビゲーション ===<br /> {{節スタブ}}<br /> [[File:Portable navigation 01.jpg|thumb|自転車モードを備えたポータブル機]]<br /> [[自転車]]のカーナビゲーションである[[サイクルナビゲーション]]も発売されている。専用の機種や、自動車用のポータブルナビゲーションにサイクリング機能を付加したものもある。専用機種には日本国外メーカーのものが多かったが、2011年にはパイオニアも参入した&lt;ref&gt;{{cite news |language = | author = | url =http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111025_486229.html| title =パイオニアが自転車市場参入、サイクルナビゲーション販売へ| publisher =| date= 2011-10-25| accessdate =2011-10-25}}&lt;/ref&gt;。{{-}}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|2|group=&quot;注&quot;}}<br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist|2}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[高度道路交通システム]](ITS)<br /> * [[テレマティクス]]<br /> ** [[インターナビ]]<br /> ** [[G-BOOK]]<br /> ** [[カーウイングス]]<br /> * [[Windows Automotive]]<br /> * [[カーオーディオ]]<br /> * [[グローバル・ポジショニング・システムによる死]]<br /> <br /> &lt;!--<br /> == 外部リンク ==<br /> --&gt;<br /> {{自動車部品}}<br /> {{自動車}}<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:かあなひけしよん}}<br /> [[Category:GPS]]<br /> [[Category:情報機器]]<br /> [[Category:カー用品]]<br /> [[Category:地図]]<br /> [[Category:自動車電子技術]]</div> 119.243.164.178
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