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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&feedformat=atom&user=240B%3A251%3A1060%3A5D00%3AA530%3A74E4%3AA548%3A3CA9
miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-26T16:32:37Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
SM (性風俗)
2018-09-21T16:06:50Z
<p>240B:251:1060:5D00:A530:74E4:A548:3CA9: /* SMを扱った文学作品・映像作品など */</p>
<hr />
<div>{{Redirect|サドマゾ|R指定のシングル|サドマゾ (R指定の曲)}}<br />
{{性的}}<br />
{{暴力的}}<br />
'''SM'''とは、[[サディズム]](加虐嗜好)および[[マゾヒズム]](被虐嗜好)的な[[性的嗜好]]に基づいて行われる倒錯的プレイ全般、ないし同プレイを含む文化様式([[サブカルチャー]])群の総称である。'''加虐被虐性愛'''(かぎゃくひぎゃくせいあい)とも言う。<br />
<br />
「SM」は、加虐嗜好の「サディズム」({{lang|en|sadism}}) と被虐嗜好の「マゾヒズム」 ({{lang|en|masochism}}) を組み合わせた'''サドマゾキズム''' ({{lang|en|'''s'''ado'''m'''asochism}}) の略語。加虐嗜好者のことを「サディスト」({{lang|en|sadist}}) あるいは単に「S」、被虐嗜好者のことを「マゾヒスト」({{lang|en|masochist}}) あるいは単に「M」という。<br />
<br />
[[ファイル:Flogging demo folsom 2004.jpg|right|thumb|250px|SMプレイ]]<br />
[[Image:Maîtresse Françoise.jpg|right|200px|[[ミストレス]]]]<br />
[[画像:S&M Dungeon 4 by David Shankbone.jpg|thumb|240px|[[フェムドム]]]]<br />
[[Image:Model in vertical hogtie.jpg|right|thumb|200px|[[緊縛]]]]<br />
[[File:Michael Zichy - Liebe.jpg|thumb|250px|[[顔面騎乗]]]]<br />
[[File:ChastityBelt penis tube 2.jpeg|thumb|[[射精管理]]に使用される男性用[[貞操帯]]の内側]]<br />
<br />
== 語源 ==<br />
「サディズム」は、この嗜虐性行為にのめり込んで何度も暴行容疑で投獄されながら、獄中で自身の体験やファンタジーを描写した数々の長編小説を書きつづけ、最期には狂人扱いされてしまった[[フランス革命|大革命]]時代(18世紀末から19世紀初頭)の[[フランス]]貴族[[マルキ・ド・サド]](サド侯爵)の名に由来する。『[[ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え|悪徳の栄え]]』や『[[ソドム百二十日]]』などは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて、SMを表舞台に引き出すことにつながった。<br />
<br />
「マゾヒズム」の方は、精神的肉体的な苦痛に快楽を感じ、情婦との間に自らが彼女の奴隷となりその願望と命令のすべて実現することを誓った契約書まで交わして、やはりそうした自らの体験をもとにした『毛皮を着たヴィーナス』などの小説を発表した19世紀中頃のオーストリアの作家[[ザッヘル・マゾッホ]]の名に由来する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[精神医学]]面での「性的サディズム」などでは、[[性的興奮]]を得るために一方的に何かを[[虐待]]するという性格異常を発揮し、一方の「性的マゾヒズム」では辱めを受けたり自らの肉体を損傷する([[自傷行為]])ことで性的興奮を得るとされる。ただこれらは、[[性的倒錯]](パラフィリア)と呼ばれる[[精神障害]]である。<br />
<br />
[[ボンデージ]]などといった[[ファッション]]スタイルも見られる。日本では「[[緊縛]]」と呼ばれる縄で縛り付ける行為も見られ、この緊縛にも「[[緊縛師]]」と呼ばれる専門家が存在する。「[[ソフトSM]]」と呼ばれる行為では「手を(軽く)縛る」や「目隠しをする」といったプレイも見られる。<br />
<br />
なお性的サディズムの傾向は[[ドメスティックバイオレンス]](DV:配偶者からの[[暴力]])という状況も発生させうるが、いわゆる性風俗におけるSMでは双方同意のうえで「叩いたり、叩かれたり」といった行為が行われ、また深刻な負傷を発生させないよう抑制された暴力または工夫された擬似的暴力であるといった相違がある。その一方で、「ハードSM」と呼ばれるものでは「[[鞭打ち]]」や「[[ろうそくプレイ|ロウソク責め]]」、[[性器ピアス]]を取り付けるなどのプレイの分野もある。<br />
<br />
SMは原則としては[[性的ロールプレイ]]のうち、支配者と被支配者に役割を分けて行われる性行為に分類され、ロールプレイのスタイルにより本稿で扱われるS&Mのほかに'''[[ボンデージ|B&D]]'''(拘束と支配 '''B'''ondage & '''D'''ominance、又は訓練 '''D'''iscipline)や、'''D&S'''(支配と服従 '''D'''ominance & '''S'''ubmission)などに細別されるが、どのプレイスタイルにおいても本稿におけるSの立場の人間は'''トップ'''、Mの立場の人間は'''ボトム'''として総称される<ref>[http://www.st.rim.or.jp/~tku/asbfaq/a.html 1. B&D、 S&M、 D&S、 「トップ(S)」、 「ボトム(M)」とはどういう意味なのでしょうか? - alt.sex.bondage FAQ リスト]</ref>。<br />
<br />
== 行為 ==<br />
SMは主人の役割を演じる者(トップ)と奴隷の役割を演じる者(ボトム)に分かれて、'''互いの合意のもとに'''行う性行為である。<br />
<br />
=== セーフワード ===<br />
あくまでもSMはトップとボトムの間に信頼関係を前提としているロールプレイである。ボトムはプレイ中にトップの気分を高揚させる目的で「痛い」「やめて」などの悲鳴を発することが多い。しかしプレイ中、ボトムに心身の異常が発生した場合には中断の意思をトップに伝える必要がある。生命に関わる事故を未然に防ぐ為、'''セーフワード'''と呼ばれる合言葉をプレイ前に設定しておくことが推奨されている<ref name="safe">[http://www.st.rim.or.jp/~tku/asbfaq/c.html セーフワードとは? - alt.sex.bondage FAQ リスト]</ref>。<br />
<br />
また、セーフワードは稀にトップがボトムに対して用いるケースもある。責めに対するボトムの異常な反応に対してどう対処してよいかわからない場合や、プレイが長時間に及び責める体力や気力が尽きた場合などにトップ側からプレイを中断する目的でも使用される<ref name="safe"/>。<br />
<br />
セーフワードは欧米圏では「Yellow」と「Red」の二つの単語が用いられる事が多く、前者は「少しきついので責めを弱くしてほしいが、プレイは続行してもよい」、後者は「異常事態なので直ちに中断してほしい」という意味で解釈される。また、世界的な共通事項として「セーフワード」という単語を叫ぶ事は、それ自体がセーフワードとしての効力を有するとされる。セーフワードはトップとボトムの合意事項でどのような単語を定めてもよいため、プレイ中の誤認を防ぐ目的で、その時のプレイ内容とは何ら関係のない単語を設定することも行われる<ref name="safe"/>。<br />
<br />
プレイ内容により、[[猿轡]]を用いるなどしてボトム側が言語能力を制限されている場合には、首を横に何度も振る、[[タップアウト]]する、[[SOS]]等の規則的な叫びを何度も発するなどの方法が用いられる場合があり、拘束具や緊縛プレイなどで身体的な[[ジェスチャー]]が困難な場合には、予めボトムの手に[[ハンカチ]]などを握らせておき、ボトムの手からハンカチが落ちた場合には何らかの異常事態が発生したと判断する方法もある。どのような方法を用いる場合でも、トップがボトムの'''セーフワードを認知した場合には、直ちに全てのプレイを中断する事'''、ボトムがトップのセーフワードを認知した場合にはプレイの中断を果断なく受け入れる事が、SMにおける最低限のルールであり、これを承知しないパートナーとはプレイを行う事は望ましくないとされている<ref name="safe"/>。<br />
<br />
セーフワードはSMにおける最後の安全装置の役割を果たす為、それを設定することによりプレイがつまらなくなるかもしれないという懸念がある一方で、パートナー同士の互いの限界を見極める鍵となる要素にもなる為、パートナー同士がより高度なプレイに発展する為には、ボトムがセーフワードを使うまで容赦なく責めを強化してもよいと解釈しうる場合もある。また、パートナー同士が極めて高い信頼関係と深い経験を有する場合には、敢えてセーフワードを設定せずプレイに及ぶエッジプレイと呼ばれるスタイルを敢行する場合もある<ref name="safe"/>。<br />
<br />
== SMを扱った作品を書く作家 ==<br />
海外の作家では[[マルキ・ド・サド]]が小説作品(『[[ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え|悪徳の栄え]]』、『[[ソドム百二十日]]』など)を発表し、またSM行為を実践し[[投獄]]されている。<br />
<br />
日本においては、推理小説家の[[江戸川乱歩]]はいくつかの作品中でSMを描いた。名探偵・[[明智小五郎]]の初登場作である『[[D坂の殺人事件]]』にもSMプレイについての記述がある。また[[谷崎潤一郎]]も『少年』などの作でSMを描いている。『[[痴人の愛]]』『[[瘋癲老人日記]]』等もマゾヒズム性の作品である。谷崎は、夫人にあてた手紙などにも本人のマゾヒズムの傾向がある。[[沼正三]]の「[[家畜人ヤプー]]」もある。またSMの大御所的[[官能小説家]]としては『[[花と蛇]]』の作者の[[団鬼六]]がいる。また[[画家]]の[[伊藤晴雨]]は数多くの責め絵と呼ばれる[[春画]]を残した。<br />
<br />
また、これらの性行為の延長ないしプレイとしてのSMを描く文学とは別に、冒険小説や教養小説において登場人物が不条理な危機に陥ったりする局面に、サディズム、マゾヒズムの要素を指摘する論考が[[中島梓]]らによって行われている。<br />
<br />
== SMを扱った文学作品・映像作品など ==<br />
当初は[[小説]]作品が多い。ただ[[SM小説]]の多くは[[アンダーグラウンド (文化)|アンダーグラウンド]](アングラ)作品であり、変名や偽名を用いて発表されることが多く作者不詳のものも多い。その中で有名な古典は『[[O嬢の物語]]』である。<br />
<br />
日本では「[[奇譚クラブ]]」、「[[風俗奇譚]]」(後に「[[SMファンタジア]]」に改名)、「[[あまとりあ]]」、「[[SMキング]]」などのSM専門誌があり、多くの作品が発表されてきた。前述の団鬼六の『花と蛇』シリーズ、『[[家畜人ヤプー]]』などの他、[[千草忠夫]]、[[由紀かほる]]、[[綺羅光]]などが挙げられる。<br />
<br />
[[映画]]では[[日活ロマンポルノ]]の1シリーズに[[団鬼六]]作品の映画化(『[[花と蛇]]』シリーズなど)があり、[[谷ナオミ]]などSM映画専門の女優([[SMの女王]])が生まれた。SMものというジャンル分けもされている。[[アダルトビデオ]]では80年代に発売された[[菊池エリ]]の『[[シスターL]]』シリーズや[[黒木香]]の『SMっぽいの好き』もある。<br />
<br />
[[アダルトゲーム]]ではSM専門ソフトハウスと自称した[[PIL]]の『[[SEEK ~地下室の牝奴隷達~|SEEK]]』が調教シミュレーションゲームである。<br />
<br />
アダルトコミックではSMに用いられるアイテムが小道具となることから、多くの作品がSM的な要素を取り入れている。著名な漫画家で言えば『家畜人ヤプー』のコミカライズを石ノ森章太郎([[シュガー佐藤 (漫画家)|シュガー佐藤]])、[[江川達也]]が行っている。<br />
<br />
お笑い番組での[[コント]]・[[漫才]]や[[ギャグ漫画]]・[[ギャグアニメ]]のモチーフとしてもSMが使われる。ハイヒール、鞭、ロウソクなどがステレオタイプなイメージとして視覚的にキャッチーであるため、多用されている。<br />
<br />
== SMの行為をサービスとして提供する性風俗店 ==<br />
金銭対価を得て客のSMに関する要求に応じる性風俗店([[SMクラブ]])が存在する。SMの[[専門雑誌]]にはSMクラブが紹介されている。<br />
<br />
== SMの問題点 ==<br />
SMの行為は結果として相手を傷付けるという事から、その行為自体から暴行罪或いは傷害罪が適用される恐れがある。また、相手から要求されたものであれ、その要求に従って過度な行為に及んだ場合、相手を殺してしまいかねないということにも繋がり、最終的に相手を死なせた場合は殺人罪が適用される。<br />
<br />
[[オーストリア]]で、売春の男性客に依頼された「SM行為」をした結果、男性が死亡した事件が2015年に発生しており、依頼に応じた女性に有罪判決が下った。この女性には執行猶予付きの禁錮2年が言い渡されている<ref>[https://www.bengo4.com/internet/n_5156/依頼された「SM行為」の結果、男性客が死亡… 頼まれてやったのに犯罪になるの? (弁護士ドットコム 2016年09月29日)]]</ref>。<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
<br />
;性風俗産業としての業態<br />
{{colbegin|2}}<br />
*[[SMクラブ]]、[[SMバー]]<br />
*[[SM嬢]]、[[緊縛師]]<br />
{{colend}}<br />
<br />
;SM文化用語<br />
{{colbegin|2}}<br />
*[[BDSM]]、[[CMNF]]、[[CFNM]]<br />
*[[ミストレス]]、[[フェムドム]]、[[ウィッピング]]<br />
{{colend}}<br />
<br />
;プレイとしての内容<br />
{{colbegin|2}}<br />
*[[奴隷市場 (性風俗)]]<br />
*[[金蹴りプレイ]]、[[放置プレイ]]、[[羞恥プレイ]]<br />
*[[木馬責め]]、[[逆さ吊り]]、[[ろうそくプレイ]]<br />
*[[射精管理]]([[貞操帯#男性用貞操帯|貞操帯]])<br />
*[[調教]]、[[緊縛]]、[[性的ロールプレイ]]<br />
*[[ヒューマン・アニマル・ロールプレイ]]<br />
*[[パイズリ]]、[[足コキ]]、[[顔面騎乗]]<br />
*[[デフェクチオ]]<br />
{{colend}}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{性}}<br />
<br />
{{Porn-stub}}<br />
{{Sex-stub}}<br />
{{Psych-stub}}<br />
{{Socsci-stub}}<br />
<br />
{{デフォルトソート:えすえむ}}<br />
[[Category:BDSM|*えすえむ]]<br />
[[Category:性風俗|*えすえむ]]<br />
[[Category:性行為|*えすえむ]]<br />
[[Category:ポルノグラフィ]]<br />
[[Category:性風俗産業]]<br />
[[Category:略語]]<br />
[[Category:萌え属性]]<br />
[[Category:人間関係]]</div>
240B:251:1060:5D00:A530:74E4:A548:3CA9
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