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http:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&feedformat=atom&user=218.231.76.66 miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-06-28T19:05:40Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 カレーライス 2018-08-03T17:26:40Z <p>218.231.76.66: /* 食べ方 */</p> <hr /> <div>{{Pathnav|カレー|frame=1}}<br /> {{Redirect|ライスカレー|同名のテレビドラマ|ライスカレー (テレビドラマ)}}<br /> [[ファイル:Beef curry rice 003.jpg|350px|サムネイル|日本における典型的な家庭のカレーライス]]<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;カレーライス&#039;&#039;&#039;は、[[カレー]]を[[飯#種類|米飯]]にかけて食べる料理。<br /> <br /> [[インド料理]]を元に[[イギリス]]で生まれ&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;&gt;[http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2150/curry/profile/profile2.html カレーライス誕生秘話] - [[横須賀市]] 2018年4月12日&lt;/ref&gt;、[[日本]]で独自に変化した料理である&lt;ref name=&quot;maff&quot;/&gt;。<br /> イギリスでは「{{lang-en-gb|curry and rice}}(カリーアンドライス)」の他「{{lang-en-gb|Curried rice}}(カリードライス)」とも呼ばれる。[[日本語]]では省略して「&#039;&#039;&#039;カレー&#039;&#039;&#039;」と呼ばれることが多く&lt;ref&gt;一般的に「今夜はカレー!」など。ご当地カレーも単にカレー。&lt;/ref&gt;、[[ラーメン]]と並んで『[[日本人]]の[[国民食]]』と呼ばれるほど人気がある料理である&lt;ref name=&quot;curry rice research&quot;&gt;{{cite web|title = 『カレーライス』に関するアンケート|publisher = ネットリサーチ ディムスドライブ|url = http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/081014/|accessdate=2008-10-16}}&lt;/ref&gt;。 小中学校の[[給食]]メニューの人気アンケートでもつねに上位に挙げられている&lt;ref&gt;{{Cite web<br /> |date=2009-08-24<br /> |url=http://www.mee.co.jp/kaisyaan/press/prs090824.html<br /> |title=好きだったメニューは、「カレー」と「あげパン」 思い出の〝学校給食″アンケート<br /> |publisher=[[三菱電機エンジニアリング]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2011-06-05<br /> }}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{Cite web<br /> |date=2007-03-09<br /> |url=http://gourmet.oricon.co.jp/42790/?news_id=42790<br /> |title=思い出の給食メニュー、あげぱんVSソフト麺<br /> |work=oriconグルメ<br /> |publisher=[[オリコン]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2011-06-05<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[インド]]のカレーより[[とろみ]]が強くなっているのは、[[イギリス海軍]]のメニューに採用されたとき、船の揺れに対応するためだったという説がある&lt;ref&gt;『満天青空レストラン』日本テレビ、2010年6月20日放送&lt;/ref&gt;。また、ソースを重視する[[フランス料理]]の手法を取り入れたからという説もあり&lt;ref&gt;宮崎正勝『知っておきたい「食」の日本史』p211・角川ソフィア文庫。&lt;/ref&gt;、イギリスの[[クロス・アンド・ブラックウェル]]社により生産された[[カレー粉]]が[[フランス]]に渡り、[[フランス料理]]のカリー・オ・リ({{lang-fr|curry au riz}}、すなわちカレーライス)の名の西洋料理になった&lt;ref name=&quot;kosuge&quot;&gt;[[小菅桂子]]『にっぽん洋食物語』新潮社1983年 pp.28-30&lt;/ref&gt;ともいわれている。&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;/&gt;<br /> <br /> == 日本における歴史 ==<br /> === 調理・内食 ===<br /> 日本で初めて「カレー」という料理の名を紹介したとされる書物は[[福沢諭吉]]の「増訂華英通語」(1860年、[[万延]]元年)で、「Curry コルリ」という表記がある&lt;ref name=&quot;小菅-78&quot;&gt;『カレーライスの誕生』小菅桂子、p78。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> カレーライスの調理法を初めて記載したのは、[[1872年]](明治5年)出版の『西洋料理指南』(敬学堂主人&lt;ref&gt;敬学堂主人、『西洋料理指南』下p30、1872年、東京、東京書林雁金屋 [{{NDLDC|849074/31}}]&lt;/ref&gt;)である。食材として「[[ネギ]]・[[ショウガ]]・[[ニンニク]]・[[バター]]・[[エビ]]・[[鯛|タイ]]・[[カキ (貝)|カキ]]・[[ニワトリ|鶏]]・[[アカガエル]]・[[小麦粉]]・[[カレー粉]]」を挙げている&lt;ref&gt;[http://kiifc.kikkoman.co.jp/tenji/tenji10/youshoku03.html 『西洋料理通』と『西洋料理指南』を読む] - [[キッコーマン]]国際食文化研究センター&lt;/ref&gt;。同書はインドの[[チャツネ]]も掲載しているが、カレーとは結び付けられていない[{{NDLDC|849074/32}}]。また、同じ年に出た『西洋料理通』([[仮名垣魯文]])は、「[[牛肉]]・[[鶏肉]]・ネギ・[[リンゴ]]・小麦粉・[[ユズ]]・カレー粉」を挙げている。<br /> <br /> 小菅桂子は、材料に[[食用ガエル|蛙]]肉が入っているところから、フランス料理の要素が取り入れられた可能性を指摘している&lt;ref name=&quot;kosuge&quot; /&gt;。しかし蛙肉を使ったレシピはあまり普及せず、ネギ(長ネギ)も大正時代にはほぼ[[タマネギ]]に置き替わった&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;whats&quot;/&gt;([[#作り方と食べ方|後述]])。現在、カレーの具として普及している&lt;!--の「三種の神器」と呼ばれている&lt;ref name=&quot;小菅-78&quot;/&gt;--&gt;[[ジャガイモ]]・[[ニンジン]]・タマネギは、明治のはじめにはまだ珍しい「西洋野菜」であったが、開拓地の[[北海道]]を中心に徐々に生産が広がった&lt;ref name=&quot;maff&quot;/&gt;。国産の安価なカレー粉が登場したこともあいまって&lt;ref name=&quot;maff&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;Q&amp;A-2&quot;/&gt;、大正時代の頃に現在の日本のカレーライスの原型が完成したと考えられる&lt;ref name=&quot;maff&quot;&gt;[http://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_menu/curry/01.html カレーはどこから来たの?] - [[農林水産省]]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 1905年(明治38年)、[[大阪]][[道修町]]の薬種問屋の主人2代目今村弥兵衛が国産初のカレー「蜂カレー」&lt;ref&gt;「[[ハチ食品]]」の前身。当時は大和屋。&lt;/ref&gt;を発売した&lt;ref&gt;「最初の紹介者は福沢諭吉」日本経済新聞2015年9月7日朝刊&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 1906年(明治39年)、東京・神田の「一貫堂」から、初めての即席カレーといわれる「カレーライスのたね」が発売された。その内容は不明だが、肉やカレー粉の固形化されたものであり熱湯を注げばカレーとなるものとされる&lt;ref&gt;[http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5619?page=4 JBPRESS 食の研究所 これほど日本人がカレー好きなのにはワケがある] 澁川 祐子 2011.03.28&lt;/ref&gt;。さらに1914年(大正3年)には、東京・日本橋の「岡本商店」から「ロンドン土産即席カレー」という即席商品が発売されている&lt;ref&gt;[https://latte.la/column/21118286 Latte/Column 日本の国民食「カレー」誕生秘話!レトルト発売はいつ?当時のレシピも紹介 すぎはらめあり]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[1926年]](大正15年)&lt;!-- [http://housefoods.jp/data/curryhouse/know/world/j_history03.html 大阪ハウス食品のHPにより大正15年] --&gt;に[[ハウス食品|大阪ハウス食品]]が、カレー粉・小麦粉・油脂・旨味成分などを固形化した「インスタント・[[カレールウ]]」を「ホームカレー粉」の商品名で発売した。[[1945年]](昭和20年)11月、[[オリエンタル (食品メーカー)|オリエンタル]]が、カレーが家庭料理に普及しつつある事に着目し、当時、カレーと言えば、炒めた小麦粉にカレー粉を混ぜるなど大変手間が掛かる事から、「その手間を省き、調理を簡単に出来れば売れる」と考え、事前に炒めた小麦粉とカレー粉を混ぜた粉末状のインスタントカレーであるオリエンタル即席カレーを完成させた。日本の一般家庭の食卓にスプーンが無いので、オリエンタル即席カレーの景品としてスプーンを付け洋食のスプーンを一般家庭に広めた。<br /> <br /> 固形製品は、[[1954年]](昭和29年)に[[エスビー食品]]が初めて発売した。[[昭和]]30年代から[[テレビ]]による[[コマーシャルメッセージ|CM]]を主とした各製造販売会社の販売合戦が起こり、「即席カレー」の生産と消費が急増した&lt;ref name=&quot;hat&quot;&gt;『カレーライスの謎』水野仁輔、p62-72。&lt;/ref&gt;。[[1960年]](昭和35年)[[江崎グリコ]]が板チョコの生産技術を生かし、ブロックごとに割って量を加減できるワンタッチカレーを発売。現在の日本の家庭では、「インスタント・カレールウ」を使って調理する事が多い。<br /> <br /> === 外食 ===<br /> 明治時代初期においてカレーライスは、限られたレストランで食することが可能な高額の[[ハイカラ]]料理だった&lt;ref name=&quot;Q&amp;A-2&quot;/&gt;。[[鹿鳴館時代]]に[[神田 (千代田区)|神田]]の「丸久」という店では九銭だったという(同店ではコーヒーが一銭五厘だった)。<br /> <br /> [[1903年]](明治36年)、[[道修町]]の薬種問屋「今村弥兵衛」(現・[[ハチ食品]])から即席カレー粉が発売され、近隣の店に使用された&lt;ref name=&quot;kikkoman-youshoku04&quot;&gt;[http://kiifc.kikkoman.co.jp/tenji/tenji10/youshoku04.html カレーライスが国民食になるまで] - キッコーマン国際食文化研究センター&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 明治時代後期頃までは[[西洋料理]]店がカレーライスの主な媒介的存在となっていたが、明治時代末期より[[食堂]]のメニューにライスカレー・[[カレーうどん]]・[[蕎麦#南蛮蕎麦|カレーそば]]が出るようになってから次第に大衆化されていった&lt;ref name=&quot;whats&quot;&gt;[http://www.curry.or.jp/whats/index.html カレーとは?] - 全日本カレー工業協同組合&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[1910年]](明治43年)、大阪・[[難波]]新地に、西洋料理店・「自由軒」が開業した。[[1940年]](昭和15年)、[[織田作之助]]が小説『[[夫婦善哉 (小説)|夫婦善哉]]』でこの店の「混ぜカレー」(または「名物カレー」)&lt;ref&gt;傍系の「せんば自由軒」は「インデアンカレー」と呼んでいるが、「自由軒」側は同店を「無関係」として扱っている。「[http://www.jiyuken.co.jp/history/real.html 本物の自由軒]」を参照。&lt;/ref&gt;を紹介して有名になった&lt;!--(普通のカレーも「別カレー」という名前でメニューに存在する)--&gt;。当時の店主が「ご飯は冷めても{{#tag:ref|原因として「当時はご飯を保温できる機械がなく、お客様に熱々のカレーをお出しすることができませんでした」との説明があった。|group=&quot;注&quot;}}、熱いカレーと混ぜることで、熱々のカレーになる」「どっちみちご飯とカレーを混ぜるのやったら、はじめから混ぜといて、熱々をたべていただくのがよろし‥」との考えから&lt;ref name=&quot;jiyuken-able&quot;&gt;http://www.jiyuken.co.jp/curry/able.html&lt;/ref&gt;、カレーソースとライスをあらかじめ混ぜる提供方法にし、中心に生卵を載せて出される&lt;ref name=&quot;kikkoman-youshoku04&quot;/&gt;。[[ウスターソース]]をたっぷり掛けて食べることが勧められている。<br /> <br /> [[大正時代]]後期([[関東大震災]]後)には、東京庶民が気軽に利用してきた外食店の[[蕎麦]]屋が、[[蕎麦#南蛮蕎麦|カレー南蛮]]や[[カレー丼]]のような和洋折衷料理を出すようになり、また和・洋・中となんでも扱う大衆レストランでも、比較的安価な[[洋食]]として、人気メニューとなった&lt;ref name=&quot;Q&amp;A-2&quot;&gt;[http://www.sbcurry.com/qa/number_2.html カレーQ&amp;A:日本人の家庭にカレーが本格的に広まったのはいつごろでしょうか?] - S&amp;Bカレー.com(エスビー食品)&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[1927年]](昭和2年)、東京の「[[新宿]][[中村屋]]」が喫茶部を開業し、「純インド式カリ・ライス」を80銭(当時の大衆食堂のカレーライスの10倍の値段)で出した。日本で初めての本格的な「インドカレー」で&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;インド独立運動家として知られていた[[ラース・ビハーリー・ボース]]がレシピを考案したもので、当時「恋と革命の味」と宣伝された。&lt;/ref&gt;、高値にもかかわらず1日300食を売り上げたという&lt;ref&gt;小野員裕・他『横浜カレーミュージアムの究極カレーを作る!』p.99 [[宝島社]]、2001年7月。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[1929年]](昭和4年)、大阪・[[梅田]]に開業した[[阪急百貨店]][[食堂|大食堂]]のライスカレー(20銭)は、比較的低価格で本格的なカレーが味わえるということで人気を集めた。また、ライスカレーを食べる余裕のない客が白飯のみを注文し、卓上の[[ウスターソース|ソース]]をかけて洋風な気分だけを楽しむ「[[ソーライス|ソーライ]]」(ソースライスの略)という食べ方も流行した。&lt;!--うめだ阪急のカレーライスは、同百貨店が[[2004年]]に改築工事のため大食堂を閉鎖するまで、名物メニューとして続いた。--&gt;<br /> <br /> 日本におけるインド人による初の本格的なインド料理店は、[[1949年]](昭和24年)に[[A.M.ナイル]]が東京銀座で開店した「[[ナイルレストラン]]」である。続いて[[1954年]](昭和29年)に[[ジャヤ・ムールティ]]が東京[[阿佐ヶ谷]]に「[[アジャンタ_インド料理店|アジャンタ]]」を開店している。A.M.ナイルの息子[[G. M. ナイル]]はナイルレストランを引き継ぎ、そのキャラクターが買われて芸能人としてもメディアで活躍した。<br /> <br /> 一方「欧風カレー」は、[[1973年]](昭和48年)創業のカレー専門店「ボンディ」の創業者である村田紘一によって名付けられた物である。和風のもっちりとした米飯にフィットするルウを追究し、ブイヨンなどの欧風だしの研究を重ねていた日本において、村田はフランスで学んだデミグラスソースを中心においたカレーを研究し、現在より40年前に初めて“欧風カレー”の名を他店に先駆けてメニューに加えた。そして、彼の名づけた「欧風カレー」は我が国の料理界を席捲した&lt;ref&gt;[http://news.livedoor.com/article/detail/10248958/ livedoorNEWS]欧風カレーには日本人の憧れの味が詰まっている 水野仁輔&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 年表 ===<br /> * [[1860年]]([[万延]]元年)[[福沢諭吉]]が「増訂華英通語」でカレー(コルリ)を紹介。<br /> * [[1863年|1864年]]([[文久]]4年)、[[江戸幕府]]の[[横浜鎖港談判使節団]]の岩松太郎が、船中でアラビア人が食事する様子を見て「飯の上へトウガラシ細味に致し、芋のどろどろのような物を掛け、これを手にてまぜ手にて食す。至って汚き人物の者なり」と日誌に記している。<br /> * [[1872年]]([[明治]]5年)、[[開拓使|北海道開拓使]]東京事務所で[[ホーレス・ケプロン]]用の食事にライスカレー(当時の表記はタイスカリイ)が提供された。また、同年にカレーライスの[[レシピ]]を記した本『西洋料理指南』([[敬学堂主人]])、『西洋料理通』([[仮名垣魯文]])が出版された。<br /> * [[1873年]](明治6年)、[[大日本帝国陸軍]]の[[陸軍幼年学校|幼年学校]]生徒隊食堂の昼食メニューに、ライスカレーが加えられる&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;/&gt;。<br /> * [[1876年]](明治9年)、当時、[[札幌農学校]]の教頭として来日していた[[ウィリアム・スミス・クラーク]]が、「生徒は米飯を食すべからず、但し&#039;&#039;&#039;らいすかれい&#039;&#039;&#039;はこの限りにあらず」という寮規則を定める。<br /> * [[1877年]](明治10年)、東京の「[[風月堂|米津凮月堂]]」が、初めて日本でライスカレーをメニューに載せる。<br /> * [[1889年]](明治22年)、[[旧居留地#神戸|神戸居留地]]にある[[オリエンタルホテル]]のカレーライスを[[ラドヤード・キップリング]]が新聞「The Pioneer.」誌上で絶賛する&lt;ref&gt;[http://www.oldphotosjapan.com/ja/photos/558/oriental-hotel-jp OLD PHOTOS of JAPAN オリエンタルホテル 1910年代の神戸]&lt;/ref&gt;。<br /> * [[1903年]](明治36年)、大阪の「今村弥」(現[[ハチ食品]])が、初めて日本でカレー粉を製造販売。<br /> * [[1906年]](明治39年)、東京・[[神田 (千代田区)|神田]]の「一貫堂」が、初の即席カレールウ「カレーライスのタネ」を発売。<br /> * [[1908年]](明治41年)、[[大日本帝国海軍]]が配布した『[[海軍割烹術参考書]]』に、「カレイライス」の[[レシピ]]が載る。[[海軍カレー]]の起こり。<br /> * [[1910年]](明治43年)、大日本帝国陸軍が配布した『[[軍隊調理法|軍隊料理法]]』に、「カレー、ライス」のレシピが載る&lt;ref&gt;[{{NDLDC|849015}}][[陸軍省]][[副官]][[山田隆一]]&lt;span&gt;、通牒、 『軍隊料理法』明治43年、117頁。(&lt;/span&gt;[[近代デジタルライブラリー]]&lt;span&gt; ID.000000486561&lt;/span&gt;)&lt;/ref&gt;。<br /> * [[1924年]]([[大正]]13年)、東京・神田の簡易食堂「須田町食堂」(現在の[[聚楽]])が、初めて廉価(8銭)でカレーライスをメニューに載せる。当時の大卒初任給70円、日雇労働者日当1円63銭。<br /> * [[1926年]](大正15年)&lt;!-- [http://housefoods.jp/data/curryhouse/know/world/j_history03.html ハウス食品のHPにより大正15年] --&gt;、「浦上商店」(現:ハウス食品)が、カレールウ「即席ホームカレー」を発売。翌年、商品名を「即席ハウスカレー」に変更。<br /> * [[1927年]]([[昭和]]2年)、東京の「新宿中村屋」「[[資生堂|資生堂パーラー]]」が、高級カレーライス(80銭、50銭)をメニューに載せる。<br /> * [[1929年]](昭和4年)、大阪・[[梅田]]の「[[阪急百貨店]]」の大食堂が、廉価(25銭)でライスカレーを販売。<br /> * [[1930年]](昭和5年)、[[山崎峯次郎]](エスビー食品の創業者)が、「ヒドリ印カレー粉」を発売。&lt;!--重要なのか?--&gt;<br /> * [[1931年]](昭和6年)、「C&amp;Bカレー事件」発生。イギリスの[[クロス・アンド・ブラックウェル]] (C&amp;B) 社のカレー粉は、品質がよいとされていたが値段が高く、偽造したC&B社の缶に中身を国産品に詰め替えたり、本物のC&B社の缶に増量材を入れた安価な偽物が出回った。これは日英間の国際問題にまで発展し、偽造グループが逮捕された。しかし国産品のカレー粉に中身を入れ替えた偽物でも、コピー度が高かった為に本家C&B社の物と味に変わりが無く気がつく人が殆ど無かった為、これを機に国産のカレー粉が一気に普及した。<br /> * [[1932年]](昭和7年)、東京・[[田端 (東京都北区)|田端]]の山田商会が、即席カレールーを発売し製法特許を申請。<br /> * [[1935年]](昭和10年)、[[雲仙観光ホテル]]が創業と同時にカレーライスをメニューに載せる&lt;ref&gt;[http://www.o-miyage.jp/unzen/products/detail.php?product_id=29 雲仙観光ホテル - オリジナルビーフカレー -Beef Curry]&lt;/ref&gt;。&lt;!--重要なのか?--&gt;<br /> * [[1935年]](昭和10年)、東京・[[大塚]]や[[足立]]など多数の店が「(南蛮)カレー粉」を発売。当時は、きそば屋の南蛮カレーが主流であったため。<br /> * [[1936年]](昭和11年)、「東京都ソース・カレー製造業協会」を結成。<br /> * [[1941年]](昭和16年) - [[1945年]](昭和20年)、[[第二次世界大戦]]([[太平洋戦争]])による食料統制のため、軍用以外のカレー粉製造・販売が禁止された。<br /> * [[1945年]](昭和20年)11月、オリエンタル (食品メーカー)が、事前に炒めた小麦粉とカレー粉を混ぜた粉末状のインスタントカレーであるオリエンタル即席カレーを完成させた。<br /> * [[1946年]](昭和21年)、終戦によりカレー粉の製造・販売が再開された。<br /> * [[1949年]](昭和24年)、浦上商店がカレールウ「即席ハウスカレー」の製造を再開。<br /> * [[1951年]](昭和26年)、熾烈なカレー販売競争に敗れて、「関西カレー工業協同組合」と「中部カレー工業協同組合」が解散。&lt;!--重要なのか?--&gt;<br /> * [[1954年]](昭和29年)、エスビー食品が即席カレールウ分野に進出。<br /> * [[1955年]](昭和30年)、カレーメーカーは宣伝カーを使用して主婦へカレーのレシピを教えたり、肉屋店頭における試食販売を行う事によって、一般家庭への普及に努める。&lt;!--重要なのか?--&gt;<br /> * [[1960年]](昭和35年)、ハウス食品工業株式会社(旧浦上商店)がカレールウ「ハウス印度カレー」を発売。以後、インスタントカレールウの主流は固形タイプになる。江崎グリコが板チョコの生産技術を生かし、ブロックごとに割って量を加減できるワンタッチカレーを発売。同年、ラジオの[[民間放送]]に次いでテレビCM合戦が激化し、学校給食のメニューであったカレーが一般家庭で作られるようになる。その結果カレーの生産と消費が急激に増加する&lt;ref name=&quot;hat&quot;/&gt;。<br /> * [[1963年]](昭和38年)、ハウス食品工業が「子供も大人も一緒に美味しく食べられるカレー」をコンセプトにした、甘口(後に、辛口と中辛も発売された)のカレールウ「[[バーモントカレー]]」を発売。<br /> * [[1969年]](昭和44年)、大塚食品、初のレトルトカレー「[[ボンカレー]]」を発売。<br /> * [[1978年]](昭和53年)、「カレーハウスCoCo壱番屋」1号店オープン&lt;ref&gt;[http://www.ichibanya.co.jp/comp/info/history/index.html 壱番屋 会社情報 沿革]&lt;/ref&gt;。<br /> * [[1982年]](昭和57年)、全国学校栄養士協議会が[[1月22日]]を「カレーの日」と決め、全国の小中学校で一斉に「カレー給食」を出す。以後この日が、「カレーの日」とされている。<br /> * [[2013年]](平成25年)、「[[壱番屋|カレーハウスCoCo壱番屋]]」が「[[世界]]で最も大きいカレー[[レストラン]]の[[チェーン店]]」として、[[ギネス世界記録]]に認定される&lt;ref&gt;[http://ryutsuu.biz/store/f012104.html 壱番屋/世界最大のカレーチェーンでギネス記録認定|流通ニュース 店舗経営戦略|2013年01月21日]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 作り方と食べ方 ==<br /> <br /> === 作り方と材料 ===<br /> カレーライスが家庭料理として普及しはじめた大正時代は、小麦粉とカレー粉をバター等で炒めてカレールウを作り、これを鰹だしなどで伸ばしてカレーソースを作っていた&lt;ref&gt;小泉和子「ちゃぶ台の昭和」p.28。&lt;/ref&gt;。現在は湯で溶かすだけでカレーソースが作れるインスタント・カレールウ製品が普及している。カレーソースはターメリック([[ウコン]])に由来する「黄」が本来の色であるが、時代を下るとともに色が濃くなる傾向が指摘されている&lt;ref&gt;井上岳久『カレーの雑学』p124「カレーの流行は味よりも見た目にあった」&lt;/ref&gt;。その理由として、黒くて激辛の「カシミールカレー」で有名な東京上野のカレー店[[デリー (カレー店)|デリー]]&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;[[小野員裕]]はその黒さについて「神秘的に見せるためのパフォーマンスかな」と述べている(『最後の贅沢 週末はカレー日和』講談社α文庫、p147-158)。&lt;/ref&gt;や、[[フォン・ド・ヴォー]]や[[グレイビーソース]]を使う「欧風」カレー店の影響が考えられる。現在は着色料として[[キャラメル|カラメル]]・[[イカ墨]]・[[ゴマ|黒ゴマ]]・[[ココア]]などが積極的に利用されている。白色、緑色、青色を売りにするカレーも登場している。<br /> <br /> [[日本放送協会|NHK]]の番組が、プロが用いる隠し味トップ3として、1位[[オイスターソース]]、2位ココア、3位[[生クリーム]]と伝えたことがある&lt;ref&gt;[http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/life/20120822.html 明日からデキる!生活向上委員会「夏に食べたい!カレーの極意」] NHK 2012年9月14日 閲覧。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 旧[[日本軍]](陸海軍)から全国に広まったカレーの味は辛さを抑えた薄味のものが一般的で、塩分や辛味は[[ウスターソース]]などを加えることで各自の好みに調整するスタイルであった。[[1980年代]]に[[辛味|激辛]]ブームが起こったことで、日本のカレーの味は大きく変わったといわれている&lt;ref&gt;[https://028a1206181421.wordpress.com/2012/11/03/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E8%BE%9E%E6%9B%B8%E3%81%AB%E3%82%82%E8%BC%89%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%82%AD%E3%80%8D/ 食の歴史その47~アメリカの辞書にも載っている「テリヤキ」]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ;具<br /> 日本のカレーの具には[[ジャガイモ]]{{#tag:ref|一部では、ジャガイモ入りのカレーライスに抵抗感を持つ者や否定派も存在する&lt;ref&gt;[http://getnews.jp/archives/100245 カレーに「じゃがいも」は必要か!? ネットユーザーが大激論] - [[ガジェット通信]] 2011年2月20日&lt;br/&gt;[http://getnews.jp/archives/100793 カレーに「ジャガイモ」は必要ですか? 大規模2000人アンケート] - ガジェット通信 2011年2月24日&lt;/ref&gt;。|group=&quot;注&quot;}}・[[ニンジン]]・[[タマネギ]]&lt;ref name=&quot;小菅-78&quot;/&gt;が使われて&lt;!--おり、カレーライスの具の三種の神器と呼ばれて--&gt;いる。これらが定着したのは明治時代の終わり頃である&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;&gt;[http://housefoods.jp/data/curryhouse/know/world/j_history02.html カレーの日本史 明治時代] - ハウス食品&lt;/ref&gt;。タマネギが使われ始めたのは明治20年以降であり&lt;ref name=&quot;whats&quot;/&gt;、それ以前はタマネギの代わりに[[ネギ|長葱]]が使われていた&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;/&gt;。野菜は具材として煮込む以外にも、素揚げや蒸かすなどした[[温野菜]]として添える場合もある。[[グリーンピース]]を飾りとして散らす事は、昭和時代によく行なわれていたスタイルである。<br /> <br /> 日本でカレーの具によく使われる肉は、[[豚肉]]・[[牛肉]]・[[鶏肉]]である&lt;ref name=&quot;ameba&quot;&gt;[http://news.ameba.jp/20120314-820/ 家でカレーに使う肉ランキング(調査期間:2012年1月25日 - 同年2月8日)] - 日刊アメーバニュース 2012年3月14日&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;do&quot;&gt;[http://www.dohouse.co.jp/news/research/p20100128/ 「いまどきのカレーに関するアンケート」調査結果発表(調査期間:2010年1月13日 - 同年1月15日)] - ドゥ・ハウス 2010年1月28日&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;garbagenews&quot;&gt;[http://www.garbagenews.net/archives/1235740.html カレーのお肉は「西牛東豚」] - Garbagenews.com 2010年1月30日&lt;/ref&gt;。NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施した2012年調査では『1位:豚肉、2位:牛肉、3位:鶏肉、4位:野菜のみ、5位:シーフード』&lt;ref name=&quot;ameba&quot;/&gt;であり、ドゥハウスの2010年アンケートでも『豚肉42%、牛肉35%、鶏肉25%の割合順で好まれる』&lt;ref name=&quot;do&quot;/&gt;という結果が発表されている。地域・年齢・性別による違いがあり&lt;ref name=&quot;house200612&quot;&gt;{{Cite web|url=http://housefoods.jp/data/curryhouse/know/column/column01.html|title=あなたはどっち?牛肉派?豚肉派?|work=カレーこんな話あんな話|publisher=[[ハウス食品]]|accessdate=2012-06-02}}&lt;/ref&gt;、50歳以上(とくに男性)は牛肉を好む傾向があるという&lt;ref name=&quot;garbagenews&quot;/&gt;。&lt;!--単なる消費量 、[[西日本]]は牛肉の消費量が多いが、昨今は豚肉の消費量の割合が増えている&lt;ref name=&quot;ameba&quot; /&gt;--&gt;&lt;!--「具体的な数値や主張に対する出典が全くない情報原」による記述を除去--&gt;。[[1960年代]]の高度経済成長以降、肉の塊をたっぷり入れたカレーライスも珍しくなくなっている。<br /> <br /> これ以外にも様々な具を使用したカレーがある([[#バリエーション|バリエーション]]および[[#ご当地カレー|ご当地カレー]]を参照)。<br /> <br /> ;ライス<br /> 日本においては伝統的な嗜好から[[ジャポニカ種]]米が用いられるのが一般的だが、インドや東南アジア、ヨーロッパなどでは粘り気がなくパラパラとした食感の[[インディカ種|インディカ米]]が専ら使用される。日本では[[1993年米騒動]]の際に、[[タイ王国|タイ]]からインディカ米が緊急輸入され、日本米との風味の違いにより忌避する国民が多かったが、やがて南国風のカレーと相性が良いことが知られるようになった。[[香り米]]の一種として知られるジャスミンライスや、[[サフラン]]で香り付けしたインディカ米を使うアジア料理店も増え、今では国民にも支持層は広がってきている。<br /> <br /> ;付け合せ<br /> 日本のカレーにおける付け合せは、[[福神漬]]や[[ラッキョウ]]漬けを使用する事が一般的である。店によっては[[紅しょうが]]、[[ピクルス]]、[[レーズン]]、[[種実類|ナッツ]]、あるいは[[チャツネ]]や[[タマネギ|オニオンスライス]]、[[アチャール]]などを添えることもある。&lt;!--具としてではなく、茹でジャガイモを添える例もある。--&gt;最初に福神漬を添えることを考案したのは、[[日本郵船]]のヨーロッパ航路船でコックを務めていた「タキサダ・サダイチ」とされている。また、それらの付け合せ以外に、[[サラダ]]をカレーの副食として食べることも多い。飲み物は辛さを和らげる[[牛乳]]や[[ラッシー]]など、あるいは[[水]]が添えられる。<br /> <br /> ;派生メニュー <br /> * &#039;&#039;&#039;[[カツカレー]]&#039;&#039;&#039; - [[カツレツ]]をトッピングしたカレーライス。ポーク、チキン、ビーフなどのバリエーションがある。<br /> * &#039;&#039;&#039;[[カレー丼]]&#039;&#039;&#039; - 和風出汁にカレー粉と片栗粉を混ぜてカレー味の餡を作り、米飯に掛けた料理。似た料理に[[蕎麦#南蛮蕎麦|カレー南蛮]](カレー蕎麦)がある。<br /> * &#039;&#039;&#039;[[ドライカレー]]&#039;&#039;&#039; - カレー風味の[[チャーハン|炒飯]]。または挽肉を使った汁気の少ないカレーソースを米飯に乗せたもの。<br /> * &#039;&#039;&#039;カレーピラフ&#039;&#039;&#039; - カレー風味の[[炊き込みご飯]]。インドにも[[プラオ]]や[[ビリヤニ]]と呼ばれる同種の料理がある。<br /> * &#039;&#039;&#039;[[スープカレー]]&#039;&#039;&#039; - スープ状のサラサラしたカレーで、札幌のスープカレーが有名。<br /> * &#039;&#039;&#039;カレーシチュー&#039;&#039;&#039; - 学校給食において出されるカレー。[[#学校給食]]節を参照。<br /> * &#039;&#039;&#039;あいがけカレー&#039;&#039;&#039; - 米飯にカレーと[[ハヤシライス|ハヤシ]]ソース、あるいはカレーと[[牛丼]]の具という風に、カレーとそれ以外のソース(具や汁)を掛けたもの。[[神代カレー|あいがけ神代カレー]]など。<br /> * &#039;&#039;&#039;石焼きカレー&#039;&#039;&#039; - 石焼き[[ビビンバ|ピビンパ]]のように、石鍋で焼いた米飯にカレーをかけたもの。<br /> * &#039;&#039;&#039;[[マーボーカレー]]&#039;&#039;&#039; - [[麻婆豆腐]]とカレーを混ぜたソースを米飯に乗せたもの。レトルト食品が販売されている。<br /> &lt;!--混ぜただけで同じ * &#039;&#039;&#039;混ぜカレー&#039;&#039;&#039; - あらかじめカレーソースとご飯を混ぜたもの。上に載せた生卵を絡めて食べる。--&gt;<br /> &lt;!-- チキンカレー マトンカレー ビーフカレー などなど 種類ではない<br /> * &#039;&#039;&#039;シーフードカレー&#039;&#039;&#039; - 主に[[エビ|海老]]、[[ホタテガイ|帆立]]、[[イカ]](リング状にしたもの)などの魚介類を入れたカレー。<br /> --&gt;<br /> <br /> &lt;gallery&gt;<br /> File:Tonkatsu Curry.jpg|カツカレー<br /> File:Soup curry and rice by oberheim.jpg|スープカレー<br /> ファイル:ドライカレー(挽肉タイプ).jpg|ドライカレー(挽肉タイプ)<br /> ファイル:ドライカレー(炒飯タイプ).jpg|ドライカレー(カレーチャーハン)<br /> File:Jindai curry rice.JPG|あいがけカレー<br /> ファイル:Mabo curry Housefoods.jpg|マーボーカレー<br /> &lt;!--ファイル:kare-donn.jpg|カレー丼--&gt;<br /> &lt;/gallery&gt;<br /> <br /> === 食べ方 ===<br /> 日本ではカレーが米飯の上部且つ横に既にかかっている状態とソースボート(Sauce boat)、グレイビーボート(Gravy boat)、と呼ばれる金属の容器にカレーが分けられた状態のどちらかで出されることが多い。後者の場合ソースボートの容器からカレーを米飯にかけるなどして食す。容器の名称は日本では「ソースポット」「グレイビーポット」という表記も見られる。<br /> <br /> カレーライスを食する際、スプーンに米飯とカレーを乗せるのみで混ぜない食べ方と、あらかじめカレーと米飯を混ぜる食べ方がある。インドなど南アジア諸国では混ぜて食べるのが作法であり、また日本でもカレー粉を用いて作る「黄色いカレー」の時代には[[ウスターソース]]をかけた上でよく混ぜる食べ方がスタンダードであったが、近年の日本では前者が多数派であるとされ、混ぜた上での食べ方を「汚い」と断ずることで、しばしば後者との対立が引き起こされる。<br /> <br /> 生卵を割り入れたり、ソース以外にも[[醤油]]や[[マヨネーズ]]などの[[調味料]]をかけて食べる向きもあり、食べ方は多岐に渡る&lt;ref name=&quot;j20100314&quot;&gt;[http://www.j-cast.com/2010/03/14061806.html?p=all 「カレーの正しい食べ方」混ぜる?混ぜない?「永遠の議論」] - [[J-CAST]] 2010年3月14日&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;kasapu&quot;&gt;2012年3月6日放送『[[火曜サプライズ]]』[http://www.ntv.co.jp/kasapu/oa/seikaku/index.html カレーライスの食べ方でアナタの性格がわかる!]&lt;/ref&gt;{{#tag:ref|ここから、食べ方が話題になったり議論が発生したり&lt;ref name=&quot;j20100314&quot;/&gt;、性格判断の要素に用いられたりする&lt;ref name=&quot;kasapu&quot;/&gt;。|group=&quot;注&quot;}}。<br /> <br /> [[黒部ダム]]、[[八ツ場ダム]]などの近くにある観光施設では、トンネル工事の従事者が飯に汁をかけることを嫌った([[茶漬け#茶漬けにまつわる雑学]]を参照)ことから、カレーを米飯にかけず、スプーンに乗せた米飯をカレーに浸して食べるよう[[テーブルマナー]]として要請する場合がある。<br /> <br /> 一晩寝かせたカレーはうまい、との説が巷間に広まっており、家庭において残り物のカレーを鍋ごと常温で放置する例が見られる。確かに具材の旨みがカレーソースに溶け出すことや、日本人の苦手な刺激臭が和らぐことなどの効果は認められる。だがその一方で、常温で急速に繁殖し、100度の高温でも活性化したままである[[ウェルシュ菌]]の増殖を促進することになる。調理済みの状態で1日以上経過すると、[[食中毒]]が発生する可能性が高い。さらに、インドカレーの大きな特徴であるスパイスの香りの大部分が揮発してしまうため、調理後はなるべく早く食し、残ったものも小分けして冷蔵庫で保管すべきである&lt;ref&gt;[http://menzine.jp/trivia/curryzatugaku7735/ カレーを食べる時の話のタネに!カレーについてのあれこれ] MEN-ZINE&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 日本における展開 ==<br /> <br /> === 北海道大学 ===<br /> [[1876年]](明治9年)、[[札幌農学校]](のちの[[北海道大学]])に教頭として着任した[[ウィリアム・スミス・クラーク|クラーク博士]]は、ライスカレーという言葉を考案した人物として伝えられているが、開拓史の公文書『明治五年 開拓使公文録 八』(1872年)で「タイスカレイ(ライスカレー)」という言葉がすでに使われている。またクラークは寮での米食を禁止し、ライスカレーのみを例外としたといわれているが&lt;ref&gt;『[[恵迪寮]]史』(1933年)など&lt;/ref&gt;、吉田よし子(『カレーなる物語』)の調べによると、その記録は北海道大学に現存していない。発見されたカレーライスに関するもっとも古い資料は、[[1877年]](明治10年)[[9月]]のカレー粉の納入記録と[[1881年]](明治14年)の寮食メニュー&lt;ref&gt;{{Cite web|url=http://www.hokudai.ac.jp/bureau/q/faq.html#9|title=3. クラーク博士とカレーライスについて|accessdate=2013-10-13|date=2011-11|work=Q.クラーク博士について FAQ よくある質問と回答 北海道大学|publisher=国立大学法人北海道大学}}&lt;/ref&gt;であった。当時の日本では、ニンジン、ジャガイモ、タマネギといった西洋野菜がほとんど普及していない状況であった。北海道の気候は、ケプロンやクラーク博士出身の米国[[マサチューセッツ州]]とよく似ており、彼の地の西洋野菜の栽培技術を学ぶに最もふさわしい土地であった。札幌農学校には次々と多様なアメリカ産野菜の栽培品種が持ち込まれ、数々の成果を収めた。北海道はこれを機に大規模な西洋野菜の作付を行い、欧米野菜の大衆化に貢献した。日本のカレーライス普及には、[[ホーレス・ケプロン]]のほうがより貢献しているという説もある&lt;ref&gt;『丁髷とらいすかれい』金田尚丸&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 軍隊・自衛隊 ===<br /> [[File:Curry and rice at JMSDF Uraga (MST-463).jpg|thumb|right|250px|海自掃海母艦「うらが」の給食&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;『[[海軍割烹術参考書]]』の該当箇所が、ランチョンマットの左半分に印刷されているのが見て取れる。&lt;/ref&gt;]]<br /> {{see also|海軍カレー}}<br /> 明治時代最初期の1873年(明治6年)には、早くも日本陸軍において[[将校]]生徒を養成する[[陸軍幼年学校]]において、土曜日の昼食に「ライスカレー」が導入されている&lt;ref name=&quot;house-meiji&quot;/&gt;。<br /> <br /> 1908年(明治41年)、イギリス海軍を模範とする日本海軍においてイギリス式のカレーが採用された&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;maruha&quot;&gt;[http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/hit/hit03000.html ヒットの秘密!:よこすか海軍ドライカレー] - [[マルハニチロ食品]]&lt;/ref&gt;。また1910年(明治43年)には日本陸軍においても陸軍将兵全般が日常の軍隊生活で食す「兵食」として「カレー、ライス(カレー汁掛飯)」が採用された。[[徴兵]]期間を終えて除隊した兵士達が、軍隊生活で慣れ親しんだカレーを郷里の家庭などで作ったことも、カレーライスが広まることに大きく寄与した&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;maruha&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;welmaga&quot;&gt;[http://www.welmaga.com/ 『Welfare Magazine ウェルフェアマガジン』] 2004年冬号&lt;/ref&gt;。レシピにおいて、『[[海軍割烹術参考書]]』&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;「初メ米ヲ洗ヒ置キ牛肉(鶏肉)玉葱、人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ如ク細ク切リ別ニ「フライパン」ニ「ヘッド」ヲ布キ麥粉ヲ入レ狐色位ニ煎リ「カレイ粉」ヲ入レ「スープ」ニテ薄トロノ如ク溶シ之レニ前ニ切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ入レ(馬鈴薯ハ人参玉葱ノ殆ンド煮エタルヲ入ル可シ)弱火ニ掛け煮込ミ置キ先ノ米ヲ「スープ」ニテ炊キ之ヲ皿ニ盛リ前ノ煮込ミシモノニ塩ニテ味ヲ付ケ飯ニ掛ケテ供卓ス此時漬物類即チ「チャツネ」ヲ付ケテ出スモノトス」。&lt;/ref&gt;によると、海軍の「カレイライス」は[[ヘット]]で狐色に煎った小麦粉にカレー粉を加え「[[スープストック|スープ]]ニテ薄トロノ如ク」溶くと書かれているのに対し&lt;ref&gt;『海軍割烹術参考書』&lt;/ref&gt;、陸軍の「カレー、ライス」(『軍隊料理法(明治43年)』&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;p117「其の九 カレー、ライス(カレー汁掛飯) 鍋に少量のヘットまたはラードを入れ、その中にできるだけ細かに刻みたるタマネギとカレー粉とを適宜に入れてよく焚き、これにメリケン粉と賽の目形に切りたる肉とを混ぜ、湯をつぎ塩を加え、またわずかの酢を入れ、1時間ほど煮るなり。これを飯に注けて用いるなり。飯はなるべく硬めに炊くを可とす。(注意)カレーの中に金物を長く浸け置くときは毒あり。またこの料理は毎日用いるはよろしからず。1週間に1,2度を適度とす」。原文縦書き。平仮名、新字体等に変更、句読点を補った。原文は下記出典を参照。&lt;/ref&gt;)には出汁についての記載はない。『軍隊料理法』をもとに昭和期に改訂された『[[軍隊調理法]](昭和12年)』では、第2章調理法24項のカレー汁の備考に「ア、温き御飯を皿に盛りて其の上よりかくればライスカレーとなる」との記述があり、カレーを汁物として記載している。<br /> <br /> 日本海軍では土曜の昼食はカレーライスと決められていた&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;welmaga&quot;/&gt;。これは[[海上自衛隊]]にも引き継がれ&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;welmaga&quot;/&gt;、[[交代勤務]]となる長期航海中に曜日の感覚を取り戻すためだと言われている&lt;ref&gt;{{Twitter status|miyagipco|370743148667883521}}&lt;/ref&gt;。週休2日制となってからは金曜日に変更されているがすべての部署でカレーライスを食べ&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;welmaga&quot;/&gt;、行事の際に来賓に振舞ったり、公式サイトなどを通じて一般へのレシピ公開を行ったり、かつて軍港のあった町の名前を冠した「海軍カレー」が[[レトルト食品]]や[[缶詰]]製品を発売している。<br /> <br /> [[陸上自衛隊]]でも各部隊ごとに独自のレシピ&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;カレーのスープに豚骨や鶏ガラ・各種野菜等をベースにした出汁を使用し、駐屯地栄養士による材料や調理法の指定以外に実際に調理を行う糧食班の責任者によるアレンジがあり、その調理法や味の決め手はそれぞれ担当者により異なる。同じ材料であるはずが調理責任者が替わることで味が大きく変化する場合も存在している。&lt;/ref&gt;によるカレーがあり&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;主に地域の特性を生かした材料等を活用しており、その代表としては旭川第2師団の「北鎮(大雪)カレー」等が存在する。&lt;/ref&gt;、催事などでは一般の見学者に振舞われている&lt;ref group=&quot;注&quot;&gt;旭川駐屯地の北鎮カレーは通常金曜日に提供されているが、防衛省の高官等が来隊する際に来隊日に合わせて提供される事もある他に、地元関係者が来隊する際にも振る舞われることがある。関係者以外でも味わえるようベル食品によるレトルトカレーとして再現され、旭川駐屯地内厚生センターや北鎮記念館などで購入することができる他に、ベル食品のサイトでも購入できる&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[第二次世界大戦]]後、[[アメリカ空軍]]に倣いながらも旧陸海軍航空部隊([[陸軍飛行戦隊|陸軍航空部隊]]・[[日本海軍航空隊|海軍航空部隊]])の元将兵らによって創設された[[航空自衛隊]]にも同様のカレーがあり、[[基地]]の食堂毎にアレンジしたカレーがある。<br /> <br /> === 学校給食 ===<br /> [[戦後|第二次世界大戦後]]には、[[学校給食]]のメニューにもカレーライスが全国的に採用されるようになった。カレーライスが学校給食のメニューに登場したきっかけは、食糧事情の悪かった終戦直後の[[1948年]](昭和23年)、[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]中では日本の友好国だったインドから大量にスパイスの提供を受けたこと&lt;ref&gt;{{Cite web<br /> |date=2011-06-04<br /> |url=http://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/contents/nextweek/0336/<br /> |title=第379回「カレー」 みんな大好き!カレーは昭和の大ごちそう<br /> |work=[[食彩の王国]]<br /> |publisher=[[テレビ朝日]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2011-06-08<br /> }}&lt;/ref&gt;、[[エスビー食品]]創業者の山崎峯次郎などカレー業界関係者が需要拡大のため尽力した&lt;ref name=&quot;maboroshi&quot;&gt;{{Cite web<br /> |author=串間努<br /> |date=2003-02-28<br /> |url=http://www.maboroshi-ch.com/old/sun/sch_05.htm<br /> |title=給食のカレーシチューの謎<br /> |work=まぼろし第二小学校<br /> |pages=5<br /> |publisher=まぼろしチャンネル<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2011-06-08<br /> }}&lt;/ref&gt;ことなどが関係している。ただし米飯給食が開始された1976年以前にはカレーライスとしてではなく、&#039;&#039;&#039;カレーシチュー&#039;&#039;&#039;{{#tag:ref|カレーシチューは、シチューを食したいイギリス人の船乗りが航海中に長持ちしない[[牛乳]]のかわりに日持ちのする香辛料(カレーパウダー)を使って、シチューと同様の食材で作った料理が由来とされる&lt;ref name=&quot;yokosuka-tanzyou&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;maruha&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;welmaga&quot;/&gt;。|group=&quot;注&quot;}}として[[ソフトスパゲッティー式麺|ソフト麺]]や[[コッペパン]]との組み合わせで出されることが多かった。カレーシチューはカレーと比較すると特に初期においては[[粘度]]が低い点&lt;ref&gt;{{Cite web<br /> |author=阿部裕吉<br /> |url=http://www.ruralnet.or.jp/ouen/topics/topics_02.html<br /> |title=米飯給食は、十年後の食卓を変える<br /> |work=食と農の応援団<br /> |publisher=[[農山漁村文化協会]]<br /> |language=日本語<br /> |accessdate=2011-06-08<br /> }}&lt;/ref&gt;、[[シチュー|クリームシチュー]]同様[[牛乳]]や[[脱脂粉乳]]など乳成分が大量に使用され白みがかっている点が特徴となっている。粘度が低かった理由としては[[コッペパン]]やソフト麺との親和性が高かったこと、原材料の不足により濃度を薄くせざるを得なかったことなどが理由であるとされている&lt;ref name=&quot;maboroshi&quot; /&gt;。[[昭和35年]]頃、[[ラジオ]]の[[民間放送]]に次いで[[テレビCM]]合戦が激化し、学校給食のメニューであったカレーが一般家庭で多く作られるようになった&lt;ref name=&quot;hat&quot;/&gt;。<br /> <br /> === カレーライスとライスカレー ===<br /> [[File:140322 Unzen Kanko Hotel Unzen Nagasaki pref Japan17s.jpg|thumb|right|200px|ソースボートでの提供]]<br /> カレーライスは、「&#039;&#039;&#039;ライスカレー&#039;&#039;&#039;」と呼ばれる事もある。2つはどう違うのか、また「カレーライス」との名称が主流となっていった理由については諸説があり定かではない。<br /> * 両者は元来異なるものを指すとみる説<br /> ** 米飯とカレーソースが別々に、あるいは横長の深皿で左右に寄せて出されるハイカライメージのものがカレーライス、ご飯の上にカレーをかけた大衆的なものがライスカレー&lt;ref name=&quot;sbqa&quot; /&gt;。<br /> ** 和風の[[出汁|だし]]を用いたものがライスカレー、洋風のスープを用いたものがカレーライス。<br /> ** 黄色みの強いものがライスカレー、茶色っぽいものがカレーライス。<br /> ** とろみの強いものがライスカレー、さらっとしたものがカレーライス(逆の意見もある)。<br /> ** 「ライスが多けりゃライスカレー、カレーが多けりゃカレーライス」(「[[ククレカレー]]」発売当時テレビで流されていたCMのコピー)。<br /> * 両者はもとより同じものを指すとみる説<br /> ** [[コメ]]を主食とする日本人の感覚から「ライス」を強調する意味で前に出したものである&lt;ref name=&quot;chigainowakarujiten_p179&quot;&gt;『これは役立つ!違いのわかる事典』 p.179 PHP研究所 1997年(諸説ある中の一説として紹介)&lt;/ref&gt;。<br /> 歴史的に見ると、イギリス人から「カリードライス({{lang-en|Curried rice}})」として紹介され、明治後期から[[大正時代]]にかけ新聞や雑誌では「ライスカレー」と呼ばれる事が多かった&lt;ref name=&quot;sbqa&quot;&gt;[http://www.sbcurry.com/qa/culture_2.html カレーQ&amp;A:ライスカレーと、カレーライスとどちらの言い方が正しいのですか?] - S&amp;Bカレー.com([[エスビー食品]])&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;chigainowakarujiten_p179&quot;/&gt;。1872年、[[北海道開拓使]]の公文書で「タイスカリイ」(ライスカレー)という語が、[[樺太]]の医師・三田村多仲の日誌『三田村多仲日誌』1875年1月3日付けの記録で「カレーライス」という語が使われており、日本では当初から2つの言葉が使われていたことが分かっている。<br /> <br /> 戦前の軍隊の場合、陸軍において明治期編纂(明治43年制定)の『軍隊料理法』では「カレー、ライス」と、昭和期編纂の『軍隊調理法』では「ライスカレー(「備考 イ、温き御飯を皿に盛りて其の上よりかくればライスカレーとなる。」)、海軍において『海軍割烹術参考書』では「カレイライス」と称されていた。昭和期の一般市民の間では出身者が圧倒的に多い陸軍式の「ライスカレー」という名称が優勢であった。同じ[[デパート]]の中で、別の食堂がライスカレーとカレーライスをメニューに載せていた例も存在した。『[[阪急百貨店]]二十五年史』によれば、[[1959年]](昭和34年)のメニューにおいて、大食堂のライスカレーが70円、グリルではカレーライスが100円で供されている&lt;!--出典があるのならば内容の違いを明確に--&gt;。<br /> <br /> 敗戦後の高度経済成長期を迎えると共にカレーライスという呼び名が台頭してきた。高度成長期の昭和30年代以降に家庭用の固形ルウが市販されるようになった頃から、広告宣伝やマスコミなどの影響により「カレーライス」という名称が浸透していったと推定される。時期的には1964年[[前東京オリンピック|東京オリンピック]]開催の前辺りから「カレーライス」呼称が優勢になったとされる&lt;ref name=&quot;sbqa&quot;/&gt;&lt;ref name=&quot;chigainowakarujiten_p179&quot;/&gt;。<br /> <br /> テレビドラマ『[[ライスカレー (テレビドラマ)|ライスカレー]]』では、「ライスカレー」について初回の冒頭部分で定義が語られているが、これはあくまでドラマ内でのものである(詳細は[[ライスカレー (テレビドラマ)#逸話]]を参照)。<br /> <br /> === インスタントカレー ===<br /> 国民食とも言えるカレーライスは、さまざまな方式でインスタント食品化され人気を得ている。<br /> *インスタント・[[カレールウ]]<br /> :総務省の家計調査([[平成]]20 - 22年平均)によると、カレールウの年間消費金額は新潟市で1800円程、年間消費量は佐賀市の2100g程となっている。&lt;!--イギリスカレー以外も伝わっている [[明治|明治時代]]にイギリスから伝来した「[[洋食]]」の一つであり、単に&#039;&#039;&#039;カレー&#039;&#039;&#039;とも呼ぶ&lt;ref&gt;銀座に始まり銀座に終わるカレー三昧「銀座でカレーを食べよう」&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;S&amp;B「みんなでおいしくカレーを食べよう」&lt;/ref&gt;。--&gt;[[2004年]](平成16年)度の「カレールウ」の国内出荷額は約676億円で、各社の[[市場占有率|シェア]]はハウス食品約61%、エスビー食品約28%、[[江崎グリコ]]約10%と推計されており([[日本経済新聞社]])、ほぼ大手3社による[[寡占]]市場となっている。固形タイプ以外にも、フレーク状のものや顆粒状の製品もある。<br /> <br /> * [[レトルトカレー]]<br /> :調理されたカレーをパッケージした製品で&lt;ref&gt;[http://www.retortfood.jp/about/index.html 日本缶詰協会]&lt;/ref&gt;、日本で広く消費される商品であり&lt;ref&gt;[http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/081014/ 『カレーライス』に関するアンケート] レトルトパウチのカレーを35.4%の人が使用しており、1人暮らしでは52.8%&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;space&quot;&gt;[https://www.shop-house.com/spacecurry/ スペースカレー] レトルトカレーの品名は「カレー」&lt;/ref&gt;、宇宙食としても採用されている&lt;ref name=&quot;space&quot; /&gt;。[[2011年]]の[[東日本大震災]]を機に非常食としても広く認知されるようになり、[[2017年]]にはカレールウの購入額をも上回った&lt;ref&gt;[https://mainichi.jp/articles/20180202/k00/00m/020/055000c カレー レトルト市場がルーを上回る 高齢世帯増など背景] – 毎日新聞2018年2月1日付記事 2018年6月2日閲覧&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 他にも[[缶詰]]の製品や[[フリーズドライ]](凍結乾燥)による携帯用カレーなどが支持されている。<br /> <br /> === 外食 ===<br /> カレーライスは外食店の定番メニューともなっている。[[京王電鉄]]沿線では 、[[JR]]における立ち食い蕎麦店の位置をカレーライス専門店の[[レストラン京王|カレーショップC&amp;C]]が占めているほどである。チェーン店は、[[壱番屋|カレーハウスCoCo壱番屋]]や[[カレーの王様]]など多数あり、[[ゴーゴーシステム|ゴーゴーカレー]]などは[[松井秀喜]]選手との関係で海外でニュースになることもある。 [[2013年]](平成25年)には、「カレーハウスCoCo壱番屋」が「世界で最も大きいカレーレストランのチェーン店」としてギネス世界記録に認定されている&lt;ref&gt;[http://ryutsuu.biz/store/f012104.html 壱番屋/世界最大のカレーチェーンでギネス記録認定|流通ニュース 店舗経営戦略|2013年01月21日]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 日本各地のカレーライス ==<br /> {{出典の明記|section=1|date=2016年9月}}<br /> === ご当地カレー ===<br /> [[ファイル:Minakami arch dam curry rice.jpg|thumb|みなかみダムカレー([[アーチ式ダム]]版&lt;ref&gt;[http://www.minakamionsen.com/damcurry.htm みなかみダムカレー] - 水上温泉旅館協同組合&lt;/ref&gt;)]]<br /> [[1990年代]]後半頃から[[町おこし]]を目的として、日本の各地方の特産物を使用したカレーが続々と発売されており、それらは「ご当地カレー」と呼ぶ。地方のカレー店(ホテルなど)のカレーもこれに含む。<br /> <br /> カレーは地元をアピールする為の食材を利用しやすく、地名を入れて名づけた製品が多い。インターネットの発達によりパッケージや調理例の写真が簡単に広く宣伝をする事が出来るので、このような町おこしの材料として開発されるご当地カレーは日本各地に見られる&lt;ref&gt;[http://www.j-gourmet.jp/library/curry/currypanf.pdf 全国ご当地カレーコレクション]&lt;/ref&gt;。[[昭和時代]]初期頃には、地元で豊富に存在した食材([[北海道]] - [[タコ]]、[[福島県]] - [[ウバガイ|ホッキ貝]]、[[熊本県]] - [[馬肉]]など)を利用したカレーが、地方によって食べられていた&lt;ref name=&quot;maff&quot;/&gt;が、新たに作り上げた名物が多い。<br /> <br /> * えぞ鹿カレー(北海道)<br /> * [[富良野オムカレー]](北海道[[富良野市]])<br /> * オホーツク流氷カリー(北海道[[北見市]])<br /> * [[スープカレー|札幌スープカレー]](北海道[[札幌市]])<br /> * ほたてカレー([[青森県]])<br /> * サクランボカレー([[山形県]])<br /> * あいがけ[[神代カレー]]([[秋田県]][[仙北市]])<br /> * 牛タンカレー<br /> * ツェッペリンカレー([[茨城県]][[土浦市]])<br /> * [[みなかみダムカレー]]([[群馬県]][[みなかみ町]])<br /> * サバカレー([[千葉県]])<br /> * [[白樺派のカレー]](千葉県[[我孫子市]])<br /> * 北本トマトカレー([[埼玉県]][[北本市]])<br /> * よこすか海軍カレー([[神奈川県]][[横須賀市]])<br /> * 桃カレー、ブドウカレー([[山梨県]])<br /> * リンゴカレー([[長野県]]) <br /> * [[黒部ダムカレー]]([[長野県]][[大町市]])<br /> * [[おもろカレー]]([[静岡県]][[磐田市]])<br /> * [[奥美濃カレー]]([[岐阜県]][[郡上市]])<br /> * 飛騨牛カレー<br /> * 名古屋コーチンチキンカレー([[愛知県]])<br /> * 桑名カレー([[三重県]])<br /> * [[三重大学|三重大]]カレー(三重県)<br /> * 松阪牛カレー(三重県) <br /> * 梨カレー([[新潟県]]・[[鳥取県]])<br /> * [[氷見カレー]]([[富山県]][[氷見市]])<br /> * [[金沢カレー]]([[石川県]][[金沢市]])<br /> * 越前イカカレー<br /> * 総長カレー([[京都市]])<br /> * 黒米カレー([[奈良県]][[奈良市]]、[[大和郡山市]]、[[橿原市]]、[[桜井市]]、[[生駒市]]、[[平群町]]、[[三郷町]]、[[明日香村]])<br /> * 水軍カレー([[愛媛県]][[松山市]])<br /> * カキカレー([[広島県]])<br /> * 呉海軍カレー([[広島県]])<br /> * 博多とんこつカレー([[福岡県]])<br /> * [[焼きカレー]](福岡県[[北九州市]][[門司区]])<br /> * [[豊後きのこカレー]]([[大分県]])<br /> * ゴーヤーカレー([[沖縄県]]) <br /> * SPAMカレー(沖縄県)<br /> <br /> === 沖縄県 ===<br /> [[File:Katsu curry of izakaya edomae Uruma city, Okinawa.jpg|thumb|300px|沖縄県のカレーライス]]<br /> 戦後27年間[[アメリカ合衆国による沖縄統治|米軍統治下]]にあった[[沖縄県]]では、日本本土とは異なり戦前のレシピに基づくカレー粉から作るルーを使用した「黄色いカレー」が今も現役である。調理法は作りおきではなく、注文が入ってから野菜と肉を炒め、そこにブイヨンを加えて少しだけ煮込み、小麦粉とカレー粉を炒って作ったルーを溶かし入れるというスタイルが多い。また定番の野菜として、たまねぎ、にんじん、じゃがいもの他に[[ピーマン]]が入るのが大きな特徴である。<br /> <br /> === 行事 ===<br /> [[日比谷公園]]にある[[松本楼]]が「10円カレーチャリティ」と銘打って、毎年9月25日に[[チャリティー]]として10円のカレーライスを供している。[[1971年]](昭和46年)[[11月19日]]、いわゆる「日比谷暴動闘争」で[[中核派]]の投げた[[火炎瓶]]を受け全焼したが、これを[[1973年]](昭和48年)[[9月25日]]に再建した事に対する記念行事である。<br /> <br /> == 各国のカレーライス ==<br /> {{出典の明記|section=1|date=2016年9月}}<br /> === インド・パキスタン ===<br /> [[イギリス領インド帝国]]は、[[第二次世界大戦]]後の[[1947年]]に[[インド]]と[[パキスタン]]に[[インド・パキスタン分離独立|分かれて独立]]した。インドには[[菜食主義者]]が多く、[[豆]]などの[[野菜]]を使ったカレーが主流である。またインドに多い[[ヒンドゥー教]]では[[牛肉]]が、パキスタンに多い[[イスラム教徒]]の間では[[豚肉]]が禁忌とされるため、[[鶏肉]]・[[羊肉]]・[[ヤギ|山羊肉]]が主に使用される。使用するスパイスは多岐を極め、一般家庭でも我が国では入手困難なものまでを独自に配合する。&lt;!-- 日本式のカレーを見たインド人は非常に驚くという。 --&gt;<br /> <br /> === イギリス ===<br /> [[File:Curry and rice (1956651352).jpg|thumb|200px|イギリスのカリーアンドライス]]<br /> 日本にカレーライスを伝えた[[イギリス]]には、日本のカレーライスの原型といえる「カリーアンドライス」(curry and rice)がいまでも存在する。[[パブ]](大衆酒場)、[[クラブハウス]](ゴルフ場)、[[学生食堂]]などで気軽に食べられる庶民性は日本のカレーライスと共通し、冷凍食品もスーパーマーケットで売られている&lt;ref&gt;[http://housefoods.jp/data/curryhouse/know/world/travel/uk.html カレー世界紀行・ハウス食品 ]&lt;/ref&gt;。もともとポピュラーな家庭料理であったが、現在は家で作られることは少ない。その理由として、元植民地だった[[インド]]・[[パキスタン]]・[[バングラデシュ]]から来た移民たちによって、本格的な[[インド料理]]を出す店が数多く生まれたことが挙げられる。<br /> <br /> === 中国 ===<br /> 「咖哩」(カーリー)もしくは「珈竰」(発音同じ)と表記される。[[中華料理]]の咖哩飯は、カレー味の[[中華丼]]と考えれば理解しやすい。[[中華人民共和国|中国]]ではホテルのレストランなどで洋風、インド風のカレーが提供されるほか、日本料理レストランや[[日式]]拉面店(日本式ラーメンの店)では日本のカレーが出される。日本風のカレーライスは一般の中国人にはあまりなじみのない料理だったが、[[CoCo壱番屋]]などの進出により徐々に広まりつつある。<br /> <br /> === 香港 ===<br /> [[File:HK Sheung Wan Hillier Street lunch food curry potato beef July-2012.JPG|thumb|200px|香港のカレーライス]]<br /> イギリスの統治を長く受けていた[[香港]]では、[[茶餐廳]]と呼ばれる喫茶レストランにカレーライスを出す店が少なくない。その場合、日本のものよりもとろみが少ない、[[ココナッツ]]の風味を加えた品を出す店が多く、カレーと白飯が別容器で出ることもよく見られる。また、香港ではたびたび日本食ブームが発生しており、日本式のカレーライスも広がっている。一方でインドなど南アジア系の住民が多いため、本場の味を継承する店舗も多々見られる。<br /> <br /> === 台湾 ===<br /> [[台湾]]には[[日本統治時代の台湾|日本統治時代]]にカレーライスが持ち込まれ、「[[日式]]咖哩飯」(リーシーカーリーファン)という名前でいまでも屋台や食堂などで気軽に食べることができる。片栗粉でとろみをつけた、具の少ない日本統治時代のカレーライスに近いものである。近年は日本の大手チェーンのカレー店が進出しており、日本のカレールーも浸透してきた。<br /> <br /> === 韓国 ===<br /> [[ファイル:Korean curry rice.jpg|サムネイル|韓国のカレーライス]]<br /> [[大韓民国|韓国]]でも日本統治時代に伝えられた食べ物であるカレーライスを食べる。「カレバップ({{lang|ko|카레밥}}、カレー飯)」とも呼ぶ。韓国のカレーは、汁気が多く、甘口である。カレーそのものは日本の黄色味が強い合成カレールーがベースであり、子供向けのカレーにそっくりである。平成以降の韓国国内においては、日本の大手チェーン店が出店し人気となっている&lt;ref&gt;[http://www.toyo-keizai.co.jp/news/essay/2011/post_4607.php カレーライスも苦労しました] - [[東洋経済日報]] 2011年10月7日&lt;/ref&gt;。米飯とカレーをよくかき混ぜて食べる。付け合せは[[キムチ]]やタクァン(近年では朝鮮式にタンムジと命名)([[沢庵漬け]])であり、外食店では日本スタイルの味噌汁やかつおだしのスープが付くことも多い。日本にカレーライスの類似料理でハヤシライスがあるように、韓国にはカレバップに並ぶ料理としてチャジャンバップ([[チャジャンミョン|チャジャン]]飯)がある。[[レトルト食品]]もカレーソースとチャジャンソースの比重がほぼ同等である。<br /> <br /> === 北朝鮮 ===<br /> [[北朝鮮]]にもカレーライスは伝わっており、韓国と同じく日本からの帰国事業によって帰国した日本生活経験者によって持ち込まれた。現在では家庭料理としても定着している。平壌のデパートでは日本製のカレールウが販売されている。<br /> <br /> === ハワイ ===<br /> 明治初期から日本人[[移民]]の多い[[ハワイ]]では、日本料理店だけでなく、大衆レストランや伝統的な[[ハワイ料理]]店のメニューにもカレーライスが載っていることが多い。日本の明治・大正期的な黄色いカレーが主流であるが、近年はカレーハウスCoCo壱番屋の進出や、[[タイ王国|タイ]]や[[ベトナム]]などからの移民の増加により、さまざまなバリエーションのカレーが食べられるようになっている。<br /> <br /> == 作品 ==<br /> === 楽曲 ===<br /> &lt;!-- 曲名&amp;gt;アーティストで五十音順 --&gt;<br /> * おかあさんのカレー([[全力投球ワンダーフォー]])<br /> * 踊れ!モーニングカレー([[モーニング娘。]])<br /> * カレーだヒッホッホ(石川健二)<br /> * カレーでおはよう([[OverTheDogs]])<br /> * カレーとタンゴ([[若原一郎]]&amp;[[若原瞳|瞳]])<br /> * カレーの歌([[くるり]])<br /> * カレーのちライス([[放課後ティータイム]])<br /> * カレーライス([[遠藤賢司]])<br /> * カレーライス([[KAB.]])<br /> * カレーライス([[KAN]])<br /> * カレーライス([[松たか子]])<br /> * カレーライスにゃかなわない([[真島昌利]])<br /> * [[カレーライスの女]]([[ソニン (タレント)|ソニン]])<br /> * カレーライス feat.IWASA (garblepoor!)([[ダースレイダー]])<br /> * [[恋の400Mカレー]]([[ジャニーズ関連企画ユニット#GOタリモ&amp;ミニカレー|GOタリモ&amp;ミニカレー]])<br /> * 今夜はカレー([[はじめにきよし]])<br /> * [[シングル文庫#涙のカレーライス|涙のカレーライス]]([[山本正之]])<br /> * ナンバーワン・カレー([[怒髪天]])<br /> * 日本印度化計画([[筋肉少女帯]])<br /> * バイバイカレーライス(川本真琴)<br /> * 魔法のカレー([[西山小雨]])<br /> <br /> === 漫画 ===<br /> * [[包丁人味平]](原作:[[牛次郎]]、作画:[[ビッグ錠]])<br /> * [[華麗なる食卓]]([[ふなつ一輝]]、監修:[[森枝卓士]])<br /> * [[カレーバカ]]([[中沢啓治]])<br /> * [[カレーの王子さま (漫画)|カレーの王子さま]]([[川原泉]])<br /> * [[カレーの王女さま]]([[仏さんじょ]])<br /> <br /> === 絵本 ===<br /> * [[カレーライスはこわいぞ]](作:[[角野栄子]]、絵:[[佐々木洋子]])<br /> * [[トッチくんのカレーようび]](文:[[まどころひさこ]]、絵:[[やまもとまつこ]])<br /> <br /> === 小説 ===<br /> * カレー大将7番勝負(作:[[神保史郎]]、絵:[[荘司としお]])<br /> * [[カレーライフ]]([[竹内真]])<br /> * こまったさんのカレーライス(作:[[寺村輝夫]]、絵:[[岡本颯子]])<br /> <br /> === ドラマ ===<br /> * [[自由死刑#テレビドラマ|あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜]]<br /> * [[スーパー戦隊シリーズ]] - 第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のキレンジャー/大岩大太の大好物として有名。以降の作品でも登場人物の好物であったり、カレーを提供している飲食店が歴代戦隊の拠点として設定されていたりすることがある。<br /> * [[ライスカレー (テレビドラマ)|ライスカレー]]<br /> <br /> === 映画 ===<br /> * カレーライス(1962年、[[東映]]、主演:[[江原真二郎]])<br /> * [[野獣刑事]](1982年) - 作中では「ライスカレー」と呼称する。<br /> <br /> === 舞台 ===<br /> * ライスカレー(1998年、主演:[[ルー大柴]])<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> <br /> === 注釈 ===<br /> {{Reflist|group=注}}<br /> <br /> === 出典 ===<br /> {{Reflist|2}}<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> * [[森枝卓士]]『カレーライスと日本人』 [[講談社]](講談社新書)、1989年7月。ISBN 4061489372<br /> * [[金田尚丸]]『丁髷とらいすかれい—誰も知らなかったにっぽんカレー物語』 遊タイム出版、1994年8月。ISBN 978-4795244757<br /> * [[井上宏生]]<br /> ** 『面白雑学カレーライス物語』 [[双葉社]]、1996年7月。ISBN 4575710792<br /> ** 『日本人はカレーライスがなぜ好きなのか』 [[平凡社]]、2000年11月。ISBN 4582850669<br /> * 遠藤哲夫<br /> ** 『ぶっかけめしの悦楽』[[筑摩書房]]、1999年10月。ISBN 978-4946515378<br /> ** (同文庫版)『汁かけめし快食學』(ちくま文庫)、筑摩書房、2004年7月。ISBN 978-4480039781<br /> * 浜内千波、竹内冨貴子(共著)『カレー大全科 カレーの魅力再発見 含まれる香辛料の驚くべき多彩な効用』[[グラフ社]]、2000年8月。ISBN 4766205820<br /> * [[小菅桂子]]『カレーライスの誕生』(講談社選書メチエ243)講談社、2002年6月。ISBN 406258243-0<br /> * [[黒沢薫]]([[ゴスペラーズ]])<br /> ** 『ぽんカレー』 [[角川書店]]、2005年10月。ISBN 4048839411<br /> ** 『ぽんカレーGOLD』 角川書店、2007年7月。ISBN 4827530602<br /> * [[嵐山光三郎]]監修『 カレーライス』 [[リブリオ出版]]、2006年4月。ISBN 4860572483<br /> : (執筆者:[[吉行淳之介]]、[[井上靖]]、[[大佛次郎]]、[[永井龍男]]、秋岡伸彦、[[阿川弘之]]、[[池波正太郎]]、丸元淑生、[[内舘牧子]]、[[久世光彦]]、[[増田れい子]]、[[清水幾太郎]]、[[荻昌弘]]、[[安西水丸]]、[[五木寛之]]、野呂邦暢、手塚宗求、神吉拓郎、[[色川武大]]、[[東海林さだお]]、[[吉本隆明]])<br /> * 井上岳久『カレーの雑学』[[日東書院本社]]、2007年1月。ISBN 978-4528014299<br /> * 水野仁輔『カレーライスの謎‐なぜ日本中の食卓が虜になったのか』(角川SSC新書 40) [[角川・エス・エス・コミュニケーションズ]]、2008年5月。ISBN 978-4827550405<br /> * 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会編『カレーブック 本格的カレーライスからデザートまで』生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、1993年10月。ISBN 441503652X<br /> * 全日本カレーライス学会編『カレーライス うまさと刺激にこだわる雑学』[[勁文社]]、1994年5月。ISBN 4766919645<br /> * 『彷書月刊』第16巻第11号/通巻第182号(特集=カレー三昧)[[弘隆社]]、2000年10月<br /> * とことんカレー研究会編『カレーの雑学王 このネタはちょっと激辛いぜ! どこから読んでも面白い!』[[青春出版社]]、2001年6月。ISBN 4413091981<br /> * 別冊宝島編集部([[小野員裕]]、村山久美子、安田桃)『横浜カレーミュージアムの究極カレーを作る!』[[宝島社]]、2001年7月。ISBN 4796623175<br /> * 柴田書店(編さん) 『カレーのすべて‐プロの味、プロのテクニック 世界のレシピ109種』柴田書店、2007年8月。ISBN 4388060224<br /> * 『[[dancyu]]』(特集/「明るく元気にカレーライス」)[[プレジデント社]]、2004年8月<br /> * 『dancyu』(特集/「「カレー」命」)プレジデント社、2006年7月<br /> * 『dancyu』(特集/「カレーの歩き方」)プレジデント社、2007年7月<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Commonscat|Curry rice from Japan}}<br /> {{Commonscat|Curry meals from Japan|日本のカレー}}<br /> * [[横濱カレーミュージアム]] - かつて営業していた[[フードテーマパーク]]。運営&lt;!--期間2001年1月26日〜--&gt;は2007年3月31日終了。<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.curry.or.jp/index.html 全日本カレー工業協同組合]<br /> * [http://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/entry/jousetsu129.php 国立国会図書館 第129回常設展示 暮らしを変えた新製品 〜身近なモノがデビューした頃 製品番号:1カレーライス]:[[国立国会図書館]]<br /> {{米料理}}<br /> {{B-1グランプリ}}<br /> {{日本のファーストフードチェーン店}}<br /> {{DEFAULTSORT:かれえらいす}}<br /> [[Category:カレー]]<br /> [[Category:日本のカレー]]<br /> [[Category:洋食]]<br /> [[Category:日本の米料理]]<br /> [[Category:大日本帝国海軍]]<br /> [[Category:海上自衛隊]]</div> 218.231.76.66
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