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利用者の投稿記録
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バルタン星人
2018-09-03T14:49:39Z
<p>218.221.44.185: /* バラエティー番組でのバルタン星人 */</p>
<hr />
<div>{{Pathnav|ウルトラマンの登場怪獣|frame=1}}<br />
'''バルタン星人'''(バルタンせいじん)は、[[円谷プロダクション]]が[[日本]]で制作した[[特撮]][[テレビ番組]]シリーズ「[[ウルトラシリーズ]]」に登場する架空の[[宇宙人|宇宙人(異星人)]]。別名は'''宇宙忍者'''。英字表記は''ALIEN BALTAN''{{Sfn|白書|1982|pp=50-51、173}}{{Sfn|画報 上巻|2002|pp=34、40、46、110}}または''VALTAN''<ref name="白書189">{{Harvnb|白書|1982|p=189|loc=「ウルトラマン80 怪獣リスト」}}</ref>{{Sfn|ベストブック|1993|pp=73、96、122}}。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
『[[ウルトラマン]]』第2話「侵略者を撃て」にて初登場。<br />
<br />
[[セミ]]に似た顔、[[ザリガニ]]を思わせる大きな[[はさみ|ハサミ]]状の両手を持ち、高度な知能を備えた[[直立二足歩行]]の異星人である。両手は厚さ20センチメートルの鉄板を切断できるという。[[マッハ数|マッハ]]5で飛行するほか、[[瞬間移動]]能力も有しており、分身するかのように移動できる。眼は5,000個の眼細胞から構成される[[複眼]]となっており、1万メートル先の小さな物体も視認できる<ref name="takeuchi3">円谷プロダクション:監修 [[竹内博]]:構成・解説『ウルトラ怪獣大事典3』入門百科シリーズ157 [[小学館]] [[1985年]] ISBN 4-09-220157-5{{要ページ番号|date=2016-03-27}}</ref>。その反面、どの個体も接近戦が苦手な描写が存在する。一般に「'''フォッフォッフォッフォッフォッ'''{{refnest|group="注"|『大人のウルトラ怪獣大図鑑』では、「フォッオフォッオフォッオ」と表記されている{{Sfn|怪獣大図鑑|2012|p=36}}。}}」と表記される独特の音声<ref name="怪獣列伝20" />{{refnest|group="注"|[[1963年]]製作の東宝映画『[[マタンゴ]]』に登場するマタンゴの声を流用{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=259}}<ref>{{Cite book|和書|date=2014-04-27|title=オール東宝怪獣大図鑑|publisher =[[洋泉社]]|series=洋泉社MOOK 別冊映画秘宝||pages=79 - 80|isbn=978-4-8003-0362-2}}</ref>。}}を発するが、『ウルトラマン』第2話の監督と脚本を担当した[[飯島敏宏]]によれば、その際に腕を上げて手を揺らすのは、「腕を下げていると爪が重くて大変だったから、休むために生まれたシーン。腕を上にあげて立てていると楽だった」そうである<ref name="interview02">[http://www.nhk.or.jp/ultraman50/interview/interview02.html 監督・脚本 飯島敏宏氏 インタビュー] - 祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭 NHK</ref>。<br />
<br />
地球を訪れる最初の目的は侵略ではなく、故障した宇宙船の修理のため。自分たちの故郷であるバルタン星が発狂した科学者の行った核実験で壊滅したため、たまたま宇宙船で旅行中だった20億3,000万人のバルタン星人が故郷を失い[[難民]]となった。身体を[[バクテリア]]大にまで縮小して放浪の旅を続けていたバルタン星人たちは、やがて発見した地球で宇宙船を修理しようと飛来した際に現地を気に入り、ハヤタ隊員の提言を無視して地球侵略を開始する。科特隊隊員との初めての会話では、地球人が持つ生命の概念はバルタン星人にとって理解できないものである様子が描写されている。<br />
<br />
『ウルトラマン』第16話への再登場以降、数多くの[[ウルトラシリーズ]]に登場し、ウルトラ戦士の最大の[[ライバル]]として幅広い層から認知され、人気を博している。下記の漫画やゲーム、ライブステージなど映像以外の作品にもたびたび登場するうえ、バラエティ番組へのゲスト出演など、ウルトラシリーズ以外のメディアでも活躍している。前述したように元は故郷を失った放浪者であり、『ウルトラマン』とは[[パラレルワールド|別世界]]に位置する近年の作品(『[[ウルトラマンコスモス]]』や『[[ウルトラマンマックス]]』)では、人類に友好的に接する下記の個体(チャイルドやタイニーなど)も登場している。<br />
<br />
2016年現在のテレビシリーズでは最後の登場作品である『マックス』では、キャッチコピーで「最強! 最速!」と謳われたウルトラマンマックスを簡単に倒し、再戦も終始優勢であった。しかし、[[平成]]時代の『[[ウルトラマンパワード]]』や『[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]』などにも登場してキャラクターが拡がりすぎた結果、[[昭和]]ウルトラシリーズとのつながりがある『[[ウルトラマンメビウス]]』や『[[ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟#製作エピソード|ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟]]』での登場が見送られたこともある。<br />
<br />
単独で取り上げられる機会も多く、[[2009年]]11月にはバルタン星人を特集した書籍『バルタン星人 〜不滅のダークヒーロー〜』 (ISBN 978-4-7747-5305-8) が発売された。同書によれば笑い声は当時の[[時代劇]]の悪役から考えられ、宇宙忍者という別名は後から付けられたとされている。頭の部分がかなりの重さで、アトラクション中に落ちるというアクシデントがあったという。<br />
<br />
飯島は、バルタン星人は今よりも科学や経済が発達した人類の未来の姿を映した[[反面教師]]と位置づけており、悪役として描かれた後発のバルタン星人については認めていないと発言している<ref name = "max飯島">{{Harvnb|マックス!マックス!マックス!|2006|pp=54-55|loc=「監督!監督!監督! [[飯島敏宏]]」}}</ref>。<br />
<br />
=== 名前の由来 ===<br />
命名は飯島による。名称は[[バルカン半島]]に由来するという説と、設定作業当時の人気歌手[[シルヴィ・ヴァルタン]]から取ったという説があるが、飯島のコラム「今明かされるバルタン出生の秘密」<ref>コミック『科特隊奮戦記』朝日ソノラマ・平成5年11月30日第1刷発行{{要ページ番号|date=2016-03-27}}</ref>によれば、正しいのは前者。「母星が兵器開発競争によって滅んだため、移住先を求めて地球にやってきた」という設定を、[[ヨーロッパ]]の火薬庫といわれて紛争の絶えなかったバルカン半島に重ねているとされる<ref name = "max飯島" />。しかし、[[2012年]][[7月24日]]に[[WOWOW]]で放送された『[[ザ・プライムショー]]』では後者の説が採用され、飯島自身は実際にはヴァルタンのファンではなかったが<ref name = "max飯島" />、「(名付け親である)飯島がヴァルタンの大ファンであったため」という理由にしたと語っている。また、同番組とは別に「世界怪物怪獣大全集」<ref>キネマ旬報社、1967年、ISBN 4-87376-191-3</ref><ref name= fukkoku/>では後者について言及しており、その由来はヴァルタンが出演する[[レナウン]]のCMであると当時円谷プロで企画室長を務めていた[[金城哲夫]]が述べているが、復刻版<ref name="fukkoku">復刻版「キネマ旬報復刻シリーズ:大伴昌司コレクション」、1996年、ISBN 4-87376-191-3、p77</ref>ではこの点について、事実と異なるとしている。[[2016年]][[2月19日]]の[[日本経済新聞]]の「文化」面に掲載された飯島のコラム「ウルトラマン誕生 大作戦」では、バルタン星人の名前はバルカン半島に由来するが、宣伝部の案でヴァルタンから名付けたことに決めたので、両説とも間違いではない、としている。<br />
<br />
=== デザイン・造型 ===<br />
* デザイン:[[成田亨]]<ref name="narita">{{Harvnb|成田亨|2014|pp=70-71}}</ref><br />
* 造型:佐藤保{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|pp=54-55、268-271}}<br />
** 初代バルタン星人の造形担当は[[佐々木明 (造形家)|佐々木明]]というのが1980年代から定説とされていたが、佐々木自身がこれを否定している{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=55}}。<br />
<br />
撮影に使用された[[着ぐるみ]]は、『[[ウルトラQ]]』第16話「[[ガラモン (ウルトラ怪獣)|ガラモン]]の逆襲」に登場した[[ウルトラQの登場怪獣#宇宙怪人 セミ人間|セミ人間]]を改造したもの{{Sfn|白書|1982|p=104}}{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|pp=55、259、268 - 271}}{{refnest|group="注"|飯島は、セミ人間の頭と[[ケムール人]]のスーツの改造と証言している<ref name = "max飯島" />。}}。セミ人間は回転しながら発光する両眼が印象的だったが、バルタン星人では発光する両眼を回転させ、さらに左右に動かせるよう[[機電系|機電]]担当の[[倉方茂雄]]が改良を施した<ref>[[てれびくん]]2005年6月号増刊 円谷プロオフィシャルマガジン『ウルトラマンDNA Vol.3』([[小学館]])「モノクロームの彼方に 〜ウルトラQの色を求めて」より{{要ページ番号|date=2016-03-27}}。</ref>。<br />
<br />
「セミ人間に角とハサミをつけてくれ」という飯島の注文で、[[成田亨]]によってデザイン画が描かれた<ref name="zenchousa">{{Harvnb|全調査報告|2012|pp=33-35|loc=「CASE FILE2 侵略者を撃て」}}</ref><ref name="narita" />。額にあるVの字状のものは、デザイン画ではもっと細く鋭く尖った形状であった。<br />
<br />
「侵略者を撃て」で特技監督を務めた的場徹は、「バルタン星人をセミ人間(ウルトラQ)に似せてつくったのも私のアイディアです。あのセミとハサミをくっつけるというのは自分でもなかなかよかったと思っています」と述べている<ref>「写真集 特技監督 円谷英二」増補改訂版(朝日ソノラマ):(P282)『「ウルトラQ」と円谷さん』</ref>。<br />
<br />
飯島はデザインコンセプトについて、当時は宇宙に生物がいるかどうか不明であったためにとりあえず昆虫型とし、ハサミは川で大量に繁殖していた[[アメリカザリガニ]]からイメージしたものとしている<ref name = "max飯島" />。<br />
<br />
手がハサミ状のためじゃんけんでチョキしか出せないが、2013年に各地のデパート等で開催された円谷プロ50周年記念イベントでは、着ぐるみのバルタン星人に勝利すると景品がもらえる「バルタン星人とジャンケン大会」が行われた<ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1303/13/news047.html バルタン星人とジャンケン大会、大丸松坂屋百貨店が開催 なんか勝てそうな気がする](ねとらぼ、2013年3月13日)</ref>。<br />
<br />
== 『ウルトラマン』に登場するバルタン星人 ==<br />
本編に先立って1966年7月9日に[[杉並公会堂]]で開催されたイベント「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」(放映は翌10日)にも登場している。<br />
<br />
=== 初代 ===<br />
『[[ウルトラマン]]』第2話「侵略者を撃て」([[1966年]]7月24日放送)に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 50メートル<ref name="maxd">{{Cite web |url=https://hicbc.com/tv/max/contents/kaiju/20060211/20060211_2.htm |title=hicbc.com:最強!最速!!ウルトラマンマックス 怪獣図鑑 |publisher=[[中部日本放送|CBC]] |accessdate=2017-01-22}}</ref><ref name="白書50">{{Harvnb|白書|1982|pp=50-51|loc=「ウルトラマン 怪獣リスト」}}</ref><ref name="怪獣大全集12">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=12}}</ref><ref name="BESTBOOK73">{{Harvnb|ベストブック|1993|p=73}}</ref><ref name="画報34">{{Harvnb|画報 上巻|2002|p=34}}</ref><ref name="怪獣列伝20">{{Harvnb|怪獣列伝|2008|pp=20-23|loc=「多彩な超能力を駆使する知的異星人 宇宙忍者バルタン星人」}}</ref><ref name="zenchousa"/><ref name="全怪獣13">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=13}}</ref><ref name="読本209">{{Harvnb|ウルトラマン研究読本|2013|pp=209-237|loc=「ウルトラマン怪獣・宇宙人大図鑑」}}</ref>{{refnest|group="注"|name="BESTBOOK"|『ウルトラマン ベストブック』では、等身大時を「身長:2メートル、体重:100キログラム」と記述している<ref name="BESTBOOK73" />。}}<br />
* 体重:0 - 1万5,000トン<ref name="maxd" /><ref name="takeuchi3"></ref><ref name="白書50" /><ref name="怪獣大全集12" /><ref name="BESTBOOK73" /><ref name="画報34" /><ref name="怪獣列伝20" /><ref name="zenchousa"/><ref name="全怪獣13" /><ref name="読本209" /><ref group="注" name="BESTBOOK" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="白書50" /><ref name="怪獣大全集12" /><ref name="BESTBOOK73" /><ref name="画報34" /><ref name="全怪獣13" /><ref name="読本209" /><br />
<br />
故郷のバルタン星を「狂った科学者」による[[核実験]]により失い、たまたま宇宙旅行中だったことから難を逃れた20億3千万人の仲間と共に、宇宙船で放浪していた異星人。「宇宙忍者」という異名どおり、多彩かつ特異な能力を持っている種族である。[[火星]]にある架空の物質「[[スペシウム]]」を弱点としている。宇宙船内部ではほとんどの乗員が地球のバクテリアサイズで眠っており、科特隊と接触することになる1名のみが、人間大のサイズで活動している。地球には宇宙船の修理と欠乏した予備パーツの調達のために偶然立ち寄っただけであるが、自分たちの居住できる環境と判明したため、移住を強行しようとする。<br />
<br />
武器は両手のハサミから出す、'''赤色凍結光線'''<ref name="白書50" /><ref name="画報34" /><ref name="zenchousa"/><ref name="全怪獣13" />{{refnest|group="注"|『ウルトラマン大辞典』では'''硬直光線'''と記述している<ref name="大辞典">{{Harvnb|大辞典|2001|pp=262-263}}</ref>。}}と'''白色破壊光弾'''<ref name="zenchousa"/><ref name="全怪獣13" />{{refnest|group="注"|単に'''破壊光弾'''とも記述される<ref name="読本209" />。資料によっては'''白色破壊光線'''<ref name="白書50" /><ref name="怪獣列伝20" />{{Sfn|怪獣大図鑑|2012|p=36}}、'''破壊光線'''<ref name="画報34" />とも記述している。}}。足の内部には、物体を腐らせる液体が入った袋が存在する(設定のみ)。また、防御能力として数多の分身を作ることが可能。その他、地球人に乗り移り、その脳髄を借りて会話するという能力も持つ。<br />
<br />
手始めに科学センター<ref group="注">[[ロケーション撮影|ロケ地]]となったのは、[[東京都水道局]]の[[長沢浄水場]]。</ref>に侵入し、人間を硬直・仮死状態にする赤色凍結光線で職員を仮死状態にして占拠する。この時点では地球の言語を理解できなかったため、同じく仮死状態にした[[ウルトラマン#隊員|アラシ]]の体に乗り移ってイデやハヤタと会話し、自分たちの事情を説明した後に地球への移住について交渉した。前述のように最初の攻撃では人間を殺害しておらず、ハヤタから「地球の法律や文化を守るなら移住も不可能ではない」と言われた際には、即座に[[敬語#丁寧語|丁寧語]]で話すなど、当初は地球人を尊重し共存する姿勢も見せていたが、バルタン星人の人口の多さを聞いたイデが難色を示した上に、苦手がある火星への移住をハヤタから提案されたことで交渉を一方的に打ち切り、移住の強行を宣言。正体を現して巨大化し、侵略破壊活動に移行した。防衛軍の核ミサイル「はげたか」により倒れるも、すぐに[[セミ]]が[[脱皮]]するかのように起き上がり、復活する。その後、[[コンビナート]]を破壊しながらウルトラマンと空中戦を繰り広げ、左のハサミをへし折られるながらも、右のハサミから破壊光弾を発射して反撃するが、最後はスペシウムが含まれた[[ウルトラマン#ウルトラマンの能力|スペシウム光線]]を浴び、炎上して墜落する。<br />
<br />
他のミクロ化したバルタン星人の乗っていた母船は、上空に潜んでいたところをウルトラマンに発見され、宇宙まで運び出された後にスペシウム光線で爆破された。これにより約20億人以上のバルタン星人が死亡するが、これで彼らが全滅したわけではなく、後述のようにわずかな生き残りが復讐と地球侵略への執念を抱き続けることとなる。<br />
<br />
* スーツアクター:佐藤武志<ref name="BESTBOOK73" /><ref name="zenchousa"/>{{Sfn|円谷プロ画報|2013|p=196}}{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=55}}<br />
* 戦闘中にハサミが破損するのは、撮影現場で本当にハサミが破損したため、割れるシーンをフォローとして追加撮影したためである。造型を担当した佐藤保は、当初のハサミは[[発泡スチロール|カポック]]の削り出しを[[繊維強化プラスチック|FRP]]でコーティングしたものであったが、後にFRPのみで造り直したと証言している{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|pp=268-271|loc=「インタビュー 佐藤保」}}。<br />
* 「単に強い異星の人間」という後続エピソードでの扱いとは違い、深夜に無人のビルの闇に潜む怪物という怪奇色の強い扱いだった(前作『[[ウルトラQ]]』の影響が強い)。また、「生命」の意味を理解できないなど人類とは根本的に異質な存在であることが徐々に明かされ、クライマックスでは「街中で撃たれた核ミサイル2発を受けてもたやすく復活する」といった、地球人の力ではどうにもできない存在であることが明示される。<br />
* 地球人側が謎の宇宙人による科学センター占拠に対して科特隊のムラマツキャップや防衛軍の幹部らによって会議を開くシーンでは、相手の正体が未だ判明していないにもかかわらず、黒板には「バルタン星人対策会議」と書かれている。<br />
* 映画『[[ウルトラマン怪獣大決戦]]』では、[[聖徳記念絵画館]]前に降り立って格闘戦を繰り広げる新撮シーンが追加されている(スーツアクターは[[二家本辰己]])が、初代の着ぐるみはこの時点で現存していなかったため、形状の異なるものが分身体を含めて2体、新規に造型されている。これは後に『[[ウルトラマン80]]』の五代目や六代目(後述)に改造される。<br />
* 白色破壊光弾は、『[[大怪獣バトル]]』では「白色破壊光線」、『[[ウルトラファイト]]』では「バルタンファイヤー」とも表記されている。<br />
* [[楳図かずお]]の漫画版では、仲間を作る際に地球人が身体を乗っ取られてバルタン星人化する様子が描かれている。<br />
* [[幻冬舎]]の書籍『21世紀ウルトラマン宣言』では、セミに近い昆虫から進化した知的生命体とされている。「バルタンの木」という植物を食べて生活していたが、肉食を覚えると残虐で好戦的な種族に変化し、腕もより確実に獲物を狩れるよう、現在のハサミ状へ進化した。また、アリやハチのようにフェロモンを用いる社会となっており、個体の感情がないはずなのに持つことになるウルトラマンへの復讐心も、そのためだと明かされている。<br />
* 円盤は『ウルトラQ』のセミ人間の宇宙船を流用したもの<ref name="zenchousa"/>。その後、[[メフィラス星人]]の円盤(第33話)に再度流用された<ref name="zenchousa108">{{Harvnb|全調査報告|2012|pp=108-111|loc=「CASE FILE33 禁じられた言葉」}}</ref>。<br />
<br />
=== 二代目 ===<br />
『[[ウルトラマン]]』第16話「科特隊宇宙へ」(1966年10月30日放送)に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 50メートル<ref name="白書50" /><ref name="怪獣大全集15">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=15}}</ref><ref name="BESTBOOK96">{{Harvnb|ベストブック|1993|p=96}}</ref><ref name="画報40">{{Harvnb|画報 上巻|2002|p=40}}</ref><ref name="怪獣列伝66">{{Harvnb|怪獣列伝|2008|pp=66-67|loc=「スペルゲン反射光でパワーアップ 宇宙忍者バルタン星人(二代目)」}}</ref><ref name="zenchousa66">{{Harvnb|全調査報告|2012|pp=66-67|loc=「CASE FILE16 科特隊宇宙へ」}}</ref><ref name="全怪獣15">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=15}}</ref><ref name="読本209" /><br />
* 体重:0 - 1万5,000トン<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="白書50" /><ref name="怪獣大全集15" /><ref name="BESTBOOK96" /><ref name="画報40" /><ref name="怪獣列伝66" /><ref name="全怪獣15" /><ref name="読本209" /><br />
* 出身地:R惑星<ref name="白書50" /><ref name="怪獣大全集15" /><ref name="BESTBOOK96" /><ref name="画報40" /><ref name="読本209" />{{refnest|group="注"|『円谷プロ全怪獣図鑑』ではバルタン星としている<ref name="全怪獣15" />。}}<br />
<br />
先にウルトラマンによって壊滅的な被害を受けたが、何とか生き延びた一部のバルタン星人たちはR惑星に逃れていた。新たな故郷を見つけたものの、地球侵略とウルトラマンへの復讐の機会をうかがっていた者たちは、地球で毛利博士による人類初の有人[[金星]]探検が行われようとしていることを知ると、ロケットで旅立った彼を捕らえて乗り移る。バルタン星人たちは科特隊とウルトラマンをおびき寄せた隙に大挙して地球を制圧しようと襲いかかるが、新兵器・マルス133を開発した科特隊とテレポーテーションを使用したウルトラマンにより、その計画は失敗に終わる。<br />
<br />
当話においても、特徴として無数のミニバルタンに分身することが可能であることが描写されている。また、胸部にスペルゲン反射光<ref name="白書50" /><ref name="BESTBOOK96" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報40" /><ref name="怪獣列伝66" /><ref name="全怪獣15" /><ref name="読本209" />{{refnest|group="注"|『ウルトラ怪獣大全集』では'''スペルゲン反射鏡'''と記述している<ref name="怪獣大全集15" />。『ウルトラマン大辞典』では、スペルゲン反射光を反射板で跳ね返されたスペシウム光線を指す語としている{{Sfn|大辞典|2001|p=185}}。}}を装備し、弱点のスペシウム光線を跳ね返すことが可能になった。さらには光波バリヤー<ref name="怪獣大全集15" /><ref name="BESTBOOK96" /><ref name="画報40" /><ref name="怪獣列伝66" /><ref name="zenchousa66"/>を張り巡らせることが可能になり、これによって八つ裂き光輪を防ぐ。武器はハサミから発せられる重力嵐<ref name="白書50" /><ref name="BESTBOOK96" /><ref name="画報40" /><ref name="怪獣列伝66" /><ref name="zenchousa66"/>。その他、分身が手から破壊光弾を発射する。<br />
<br />
R惑星におけるウルトラマンとの1回目の対戦では、飛行中に放たれたスペシウム光線をスペルゲン反射光で反射して浴びせ、墜落させる。そこに重力嵐を浴びせ、動きを止めたウルトラマンに襲いかかろうと飛翔したところに八つ裂き光輪を受け、縦真っ二つにされる。地球では等身大の分身が群れを成して襲いかかるが、迎撃に出たイデが小型ビートルのフロントグラス越しにマルス133で狙撃し、多数が撃墜される。R惑星からテレポーテーションで地球に戻ったウルトラマンに対し、分身状態から合体して巨大化した2回目の対戦では、光波バリヤーにより一度は八つ裂き光輪を防ぐが、ウルトラアイスポットにより光波バリヤーを無効化された後、同じく飛翔したところを八つ裂き光輪で縦真っ二つにされ、寸断された半身はそれぞれスペシウム光線で爆破される。<br />
<br />
* 声:[[西田昭市]]<ref name="BESTBOOK96" /><ref name="zenchousa66"/><br />
* スーツアクター:飛鋪正直<ref name="BESTBOOK96" /><ref name="zenchousa66"/>{{Sfn|円谷プロ画報|2013|p=196}}{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=157}}<br />
* 初代の着ぐるみが劣化により撮影に使用できなくなったため<ref>コスミック出版『バルタン星人不滅のダークヒーロー』23頁</ref>、[[佐々木明 (造形家)|佐々木明]]によって新たに着ぐるみが作られた。頭部やハサミの形状が鋭角的になり、初代よりも[[成田亨]]のデザイン画に近くなった。色彩は全体的に茶色で、顔のT字ラインとハサミが銀色。目玉の回転が初代と逆である{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=157}}。目玉部分はカラータイマーと同口径の押し型が使用されており、目の内側にエポキシ接着剤を1滴ずつ垂らして凹凸を作っている{{Sfn|大ウルトラマン図鑑|1996|p=132}}。<br />
* バルタン群の[[ミニチュア]]は、当時市販されていた[[マルサン商店]]製の[[ポリ塩化ビニル|ソフビ]]人形に塗装したもの<ref name="zenchousa66"/>。<br />
* ミニバルタンが[[コンビナート|石油コンビナート]]を破壊するシーンは、第13話で[[ペスター]]が製油所を破壊するシーンの流用<ref group="注">そのため、ペスターの吐く火炎が映るシーンがある。</ref>。<br />
* 『ウルトラファイト』の「バルタン真っ二つ」では、スペルゲン反射鏡がミラーに、重力嵐が怪光線によるガスに変更されており、目から放つ光線も光波バリアーには通じず、本編と違い正面からではなく頭上目がけてウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)を放つことで、バルタン星人に光波バリアーを張らせることなく勝利を収められたとなっている。<br />
* [[一峰大二]]の漫画版『ウルトラマン』では、ウルトラマンをおびき寄せた際に地球のビル街を砂に変える。ウルトラマンとの対決では、反射鏡に跳ね返されないようジャンプで飛び越したウルトラマンに、着地前に逆さまの姿勢でスペシウム光線を背中に放たれて倒される。<br />
* バルタン星人に乗っ取られた毛利博士の安否は劇中では不明だが、[[井上英沖]]の漫画版<ref group="注">[[2009年]]に出版された『バルタン星人 〜不滅のダークヒーロー〜』(コスミック出版、2009年、ISBN 9784774753058)に再録された。</ref>では乗っ取られた際に死亡したことが語られ、上記の一峰の漫画版ではバルタン星人が分離したために無事であるとされている。<br />
* [[金城哲夫]]による小説『[[小説 ウルトラマン|怪獣絵物語ウルトラマン]]』では、作戦決行前に[[メフィラス星人]]や他の宇宙人たちとともにウルトラマンを倒すための作戦会議に参加しており、その中での第二作戦として地球とウルトラマンへの攻撃を担当したことになっている。<br />
* 『ウルトラマンベストブック』(竹書房、1993年、ISBN 9784884752118)のコラムでは、[[ゼットン]]のバリアー能力はこのバルタン星人が使用した光波バリヤーを移植されたと記述されている。<br />
* [[テレビマガジン]]版『[[ウルトラマンメビウス#ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス|ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス]]』ではR惑星が登場し、[[ザラブ星人]]や[[マグマ星人]]などの宇宙人軍団がウルトラ兄弟と対決していた(バルタン星人は未登場)。<br />
<br />
=== 三代目 ===<br />
『[[ウルトラマン]]』第33話「禁じられた言葉」に登場。<br />
* 身長:50メートル<ref name="白書50" /><ref name="画報46">{{Harvnb|画報 上巻|2002|p=46}}</ref><ref name="怪獣列伝129">{{Harvnb|怪獣列伝|2008|p=129|loc=「新たな変身術を披露 宇宙忍者バルタン星人(三代目)」}}</ref><ref name="読本209" /><br />
* 体重:1万5,000トン<ref name="白書50" /><ref name="画報46" /><ref name="怪獣列伝129" /><ref name="読本209" /><br />
* 出身地:R惑星<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="白書50" /><ref name="画報46" /><ref name="読本209" /><br />
<br />
地球人に対し、自分の力を誇示せんとした[[メフィラス星人]]の手により、威嚇の目的で東京・[[丸の内]]のビル街に出現した。特に暴れ回ることはなく、すぐに消え去っている。<br />
<br />
* 着ぐるみは2代目のリペイント<ref name="zenchousa108"/>。<br />
* スーツアクター:渡辺白洋児<ref>講談社「テレビマガジンヒーローグラフィックライブラリー/ウルトラマン」より。</ref><ref name="zenchousa108"/>{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=191}}<br />
* 体色は黒と銀を基調に、頬に青い模様があり、頭部が金色になっている。また、目から口吻が白くなっている。<br />
* 資料によっては実態のない投影像であった可能性を記述している{{Sfn|ベストブック|1993|p=121}}<ref name="大辞典" /><ref name="画報46" />。<br />
* 『ウルトラ怪獣列伝』では、[[ウルトラマンの登場怪獣#巨大フジ隊員|巨大フジ隊員]]が姿を消した直後に出現したことから、巨大フジ隊員はバルタン星人の変身であったものと推測している<ref name="怪獣列伝129" />。<br />
* 未映像化に終わった『ジャイアント作戦』にも登場が予定されていた{{Sfn|画報 上巻|2002|p=84|loc=「好敵手・バルタン星人」}}。<br />
<br />
== 『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』に登場するバルタン星人 ==<br />
映画『[[ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦]]』に登場。草原に怪獣軍団とともに出現し、[[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]と格闘を始める。<br />
*{{要出典範囲|着ぐるみは1967年(昭和42年)頃から存在する、一説には初代改造とされるアトラクション用スーツ。後に『ウルトラファイト』のバルタンに使われるが、この撮影時には同作品登場時に欠損する口部分は存在した。また、画面的にも前身になっている。|date=2016-10-02}}<br />
<br />
== 『ウルトラファイト』に登場するバルタン ==<br />
特撮テレビ番組『[[ウルトラファイト]]』の新撮部分に登場。本作では宇宙人も怪獣扱いするため、'''バルタン'''と呼ばれている<ref name="怪獣大全集31">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=31}}</ref>{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=45}}{{refnest|group="注"|『ウルトラ怪獣大全集』では、バルタン星人の仲間としている<ref name="怪獣大全集31" />。}}。<br />
*身長:40メートル<ref name="怪獣大全集31" /><br />
*体重:2万トン<ref name="怪獣大全集31" /><br />
戦闘の際には初代同様、分身の術で相手を幻惑するうえ、飛行能力も持っている。相手を待ち構えて背後から攻撃したり、味方と思わせて不意打ちを喰らわせるなど、卑怯な戦法を得意とする。しかし弱いわけではなく、第75話では[[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]を相手に引き分け、第103話では[[イカルス星人|イカルス]]に勝利するなど、確かな実力も兼ね備えている。一度はセブンの「地獄の三角斬り」で両腕と頭を切断されて敗れ去るが、その後は何事もなかったかのように再登場している。<br />
<br />
第195話「激闘!三里の浜」では、ハサミ状ではなく'''人間と同じ形状の手で角材を持っている'''バルタンが、[[エレキング]]、[[ウルトラマンの登場怪獣#光熱怪獣 キーラ|キーラー]]、イカルス、[[ウー (ウルトラ怪獣)|ウー]]とともにセブンに挑むが、返り討ちに遭う。<br />
<br />
第196話「怪獣死体置場」では、円谷プロの着ぐるみ倉庫に頭部が逆さに吊られているのが確認できる。ウーと[[ゴモラ (ウルトラ怪獣)|ゴモラ]]の戦闘中、バルタンの鳴き声が流れる。<br />
<br />
*着ぐるみはアトラクションショー用であり、『ウルトラマン大全集』などには「2体造られた」や、「後に1体がバルタン星人Jrに改造された」とも記述されている{{要出典|date=2016-10-02}}。丸みを帯びたハサミが特徴。従来のバルタン星人と違い、目が回転せず、点灯のみのアクションとなっている{{Sfn|画報 上巻|2002|p=84|loc=「好敵手・バルタン星人」}}。<br />
*2014年に発売された「[[ガシャポン]] HG外伝 ウルトラファイト」では、上記の'''角材を持ったバルタン'''がシークレット扱い(レアアソート)で商品化されている。<br />
<br />
== 『レッドマン』に登場するバルタン星人 ==<br />
特撮テレビ番組『[[レッドマン]]』第13話、第16話に、どちらも[[ジラース]]と共に登場。「フォッフォッフォッ」という声は発していない。<br />
<br />
第13話では最初は[[ジラース]]と戦うが、レッドマンが現れたのを見て停戦し、ジラースとともにレッドマンと戦う。挟み撃ちにして追い詰めるも、体当たりを仕掛けたところをレッドマンに避けられ、ジラースと同士討ちとなって敗れる。<br />
<br />
第16話では最初からジラースと協力して再びレッドマンと戦うが、ジラースになんらかの合図と思われる行動を行った後、戦闘中にジラースを放置して逃亡する。ジラースが倒された後、レッドマンが再びバルタン星人を追跡するというシーンで登場シーンが終わり、その後に登場することはなかった。戦闘ではレッドマンの攻撃で倒れたジラースを助け起こすなど、優しさを見せている。<br />
*レッドマンと戦う怪獣・宇宙人の中で生死不明なのは、バルタン星人だけである。<br />
*着ぐるみは『ウルトラファイト』で使用されたものと同一<ref>{{Cite book|和書 |others = 監修 金田益実|date = 1998-05-30|title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集 |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=120 |isbn = 4-257-03533-1 }}</ref>。<br />
<br />
== 『帰ってきたウルトラマン』に登場するバルタン星人Jr. ==<br />
『[[帰ってきたウルトラマン]]』第41話「バルタン星人Jrの復讐」に登場。<br />
*身長:ミクロ - 45メートル<ref name="白書173">{{Harvnb|白書|1982|p=173|loc=「帰ってきたウルトラマン 怪獣リスト」}}</ref><ref name="怪獣大全集39">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=39}}</ref><ref name="全怪獣53">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=53}}</ref><ref name="taizenR">{{Harvnb|キャラクター大全 帰マン|2015|pp=98-99|loc=「EPISODE-41 バルタン星人Jrの復讐」}}</ref><br />
*体重:0- 3万トン<ref name="白書173" /><ref name="怪獣大全集39" /><ref name="全怪獣53" /><ref name="taizenR" /><br />
*出身地:バルタン星<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="白書173" /><ref name="怪獣大全集39" /><ref name="全怪獣53" /><ref name="taizenR" /><br />
<br />
ウルトラマンに倒された初代バルタン星人の息子で、父の復讐のために地球に襲来。地球に襲来したバルタン族としては'''四代目'''に当たる。色彩は黒を基調に、所々に金や銀が散りばめられている。若い個体だけあってハサミも先代に比べて小さく、上半分と下半分にそれぞれ黒いライン模様が見られる。笑い声も「フォッフォッフォッ」という鳴き声は発さず、普通の高笑いになっている。建設中のビルを改造した[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#ロボット怪獣 ビルガモ|ビルガモ]]を操り、MAT隊員らをビルガモの体内に監禁して人質にとる。ビルガモが倒されると巨大化してウルトラマンの目の前に現れ、「勝負はまだ一回の表だ」と復讐を示唆する台詞を残して飛び去るが、背後からスペシウム光線を浴びせられ、白い十字光を発して消滅。生死は不明<ref name="taizenR" />。<br />
<br />
ウルトラマンとは直接戦闘しないが、設定では300以上の超能力を身につけているとされ<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="taizenR" />、ハサミから-140度の冷凍弾、反重力光線、ミサイル弾を発射する<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="taizenR" />。<br />
* 声:[[阪脩]](ノンクレジット){{Sfn|円谷プロ画報|2013|p=231}}<ref name="taizenR" /><br />
* スーツアクター:[[遠矢孝信]]<ref name="taizenR" /><br />
*デザイン:[[井口昭彦]]<ref name="taizenR" /><br />
*オープニングでは'''バルタン星人ジュニア'''とクレジットされている。『ウルトラマン大辞典』ではこれに準じている{{Sfn|大辞典|2001|p=263}}。<br />
* 旧作人気怪獣を再登場させる『帰ってきたウルトラマン』の「延長にあたっての強化案」の一環として登場した{{Sfn|白書|1982|p=84}}。<br />
*着ぐるみは『[[ウルトラファイト]]』に登場したバルタン(アトラクション用を転用)から型取りして新規造型されたものである。<br />
*[[内山まもる]]による漫画版はこの回の後日談的内容になっており、ウルトラマンと直接戦ってスペシウム光線を浴び姿を消した後も暗躍、郷秀樹が少年を撥ねたように見せかけて罪を擦りつけるという、テレビ本編における[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#宇宙参謀 ズール星人|ズール星人]]の役割を担う。作戦が失敗した後は再びウルトラマンと戦うも、投げ飛ばされたところにスペシウム光線を受けて爆破され、今度こそ完全に倒された。<br />
*ファミコンソフト『ウルトラマン倶楽部3』では'''バルタンジュニア'''と表記されている。<br />
<br />
== 『ザ☆ウルトラマン』に登場するバルタン星人 ==<br />
『[[ザ☆ウルトラマン]]』第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 90メートル<ref name="怪獣大全集106">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=106}}</ref><ref name="白書2">{{Harvnb|白書2|1987|p=214|loc=「ザ☆ウルトラマン 怪獣リスト」}}</ref><ref name="大辞典" /><ref name="画報下20">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=20}}</ref><ref name="全怪獣168">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=168}}</ref><br />
* 体重:0 - 5万4,000トン<ref name="怪獣大全集106" /><ref name="白書2" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報下20" /><ref name="全怪獣168" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="takeuchi3"></ref><ref name="怪獣大全集106" /><ref name="白書2" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報下20" /><ref name="全怪獣168" /><br />
<br />
地球征服に邪魔なウルトラマンジョーニアス=ヒカリ超一郎を倒すべく作戦を決行。人間に変身する能力を持つ。怪獣[[ザ☆ウルトラマンの登場怪獣#モンスター怪獣 ミコノス|ミコノス]]を出現させ、誘き寄せたヒカリを変身させ、ジョーニアスと戦わせてその戦闘を撮影したフィルムを[[テレビ局]]に「ウルトラマンの秘密」を目玉にして売り込み、間接的にヒカリを洋館へ誘き寄せる。洋館の罠でヒカリを殺害しようとするが、罠のために奪った電力の行き先からその場所を科学警備隊に暴かれて計画は失敗、巨大化する。マッハ7の飛行能力や、巨大なハサミから発射する'''S電光'''<ref name="怪獣大全集106" /><ref name="白書2" /><ref name="大辞典" /><ref name="画報下20" /><ref name="全怪獣168" />(人間を停止させたり、物体を破壊したりする)や、ハサミによる締め付けなどを駆使し、ジョーニアスの活動限界を待つという戦略で苦しめるが、最後はプラニウム光線に敗れた。<br />
<br />
声は、バルタン星人の声として定着している笑い声のSE(効果音)ではなく、等身大の時に台詞で「フォッフォッフォッ」と笑うが、巨大化時は「ホアーッ」といった異様な叫び声を発する。<br />
* 声:[[寺島幹夫]]<br />
* {{要出典範囲|『ザ☆ウルトラマン』最初の侵略宇宙人であり、全話中で唯一自ら巨大化した宇宙人である。|date=2016年9月}}<br />
* {{独自研究範囲|アニメ作品ならではの細身のスタイルで、両足もハサミであるのが特徴。|date=2016年9月}}<br />
* 書籍{{Full|date=2016年9月}}によっては上記のJrを○代目扱いせず、こちらの『ザ☆マン』版バルタン星人を四代目としてあつかうものもある。<br />
<br />
== 『ウルトラマン80』に登場するバルタン星人 ==<br />
=== 五代目 ===<br />
『[[ウルトラマン80]]』第37話「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 50メートル<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集90">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=90}}</ref><ref name="画報下45">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=45}}</ref><ref name="全怪獣187">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=187}}</ref><br />
* 体重:0 - 1万5千トン<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集90" /><ref name="画報下45" /><ref name="全怪獣187" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集90" /><ref name="画報下45" /><ref name="全怪獣187" /><br />
<br />
体色はグレーで、[[吻|口吻]]の形状が[[ブタ|豚]]の鼻のような独特なものとなっている。<br />
<br />
圧倒的な科学力と技術力を誇り、自分たちを優秀な種族だと思っている。そのため、異星人や宇宙生物を自分たちより劣ると見なして葉巻型の宇宙船に収容しては、下等生物としてバルタン星の宇宙動物園へ送り込んでいる。恨み重なるウルトラ戦士の1人であるウルトラマン80のことも、下等動物としてバルタン星の動物園に収容するべく作戦を開始する。UGMの豆記者に落選した少年・森田政夫に変身してUGM基地に潜入し、戦闘機シルバーガル内で矢的隊員と2人きりになったところで正体を現して捕らえようとするが、2人きりになったのは矢的の計略で彼に脱出されたため、彼の[[パラシュート]]のベルトを切断して殺害しようと計画する。しかし、80に変身されて自らも巨大化する。戦闘力は高く、ハサミからの火炎弾'''バルタンファイヤー'''<ref name="画報下45" />や格闘、瞬間移動、透明化、さらに宇宙船との連携攻撃などを駆使して地上や空中で激しい戦いを繰り広げるものの、透明化を見破られたうえにスペースマミーが宇宙船迎撃に出動したため、形勢は逆転する。最後は80にウルトラスウィングで宇宙船へ激突させられ、爆死する。<br />
<br />
* 声:[[水鳥鐵夫|水鳥鉄夫]]<br />
* スーツアクター:佐藤友弘<br />
* 着ぐるみは映画『[[ウルトラマン怪獣大決戦]]』の新撮シーンに登場したものの改造であり、のちに戦闘シーンに台詞が追加されて『[[ウルトラマン物語]]』に流用された。<br />
* 新たなバルタン星の設定は劇中ではすでに存在しないはずの「バルタン星」の名を出したため、放送から相当後に関連書籍で設定されたものであり、公式設定であるかは不明。[[銀河系]]に新たなバルタン星を建造したとする書籍がある<ref name="takeuchi3"></ref>一方、二代目の時に移住・開拓したR惑星をそのままバルタン星と呼称するようになったと記載した書籍も存在している<ref>『ウルトラマンAGE』Vol.1([[辰巳出版]]){{要ページ番号|date=2016年9月}}など。</ref>。<br />
* 80や[[ウルトラの父]]、[[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]とも戦っているスナップが現存している{{要出典|date=2016年12月}}。<br />
<br />
=== 六代目 ===<br />
『[[ウルトラマン80]]』第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 50メートル<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集92">{{Harvnb|ウルトラ怪獣大全集|1984|p=92}}</ref><ref name="画報下44">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=44}}</ref><ref name="全怪獣188">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=188}}</ref><br />
* 体重:0 - 1万5千トン<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集92" /><ref name="画報下44" /><ref name="全怪獣188" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="白書189" /><ref name="怪獣大全集92" /><ref name="画報下44" /><ref name="全怪獣188" /><br />
『ウルトラマン80』では2回目の登場。宇宙に造り上げた新バルタン星から、またしても地球征服にやってきた限りなきチャレンジ魂の持ち主。姿形は五代目のものとまったく同じであるが、破壊による制圧を目指した従来の個体とは異なり、当話では謀略による地球人の自壊を目指した侵略手法を採用した。山野正也という少年にフリスビーを用いさせて写真を撮らせ、それをUFOの写真と思い込ませたうえで彼の母に変身し、山野には偽のUFO写真を子供たちに配るように指示する。それを元に争いを起こさせ、最終的には子供同士の喧嘩から大人同士、果ては地球上の世界戦争にまで発展させて人類の自滅を企む<ref group="注">その際、「国と国どうしの喧嘩」のイメージを浮かべながら「ミサイル発射」、「手裏剣、シュシュ」と効果音をつけながら喋る。この時のイメージ映像は『[[ウルトラセブン]]』の[[ゴース星人]]が地底ミサイルで地上を攻撃するシーン(大元は映画『[[世界大戦争]]』の世界破壊シーン)からの流用。</ref>。<br />
<br />
初代や二代目など初期作品の個体は地球上の言語や価値観をまったく理解していなかったが、この個体は饒舌さに磨きがかかっており、「'''お釈迦様でもご存知あるめえ!'''」など、現代の日本人ですら日常話さないような[[江戸時代]]の[[町人]]言葉までよく話すようになっている。<br />
<br />
[[児童]]層の{{読み仮名|擾乱|じょうらん}}を狙った初期計画実行のため、自分の顔を模した小型UFOに乗って子供たちの前に飛来し、ハサミから出した白い光線状の袋で捕らえた際に矢的隊員の銃撃でUFOを破壊され、彼の前で子供を光線に包んで人質に取り、巨大化してあらかた破壊活動を行った末、矢的が変身したウルトラマン80との直接対決となる。戦闘力は高く、五代目と同様に瞬間移動や格闘術に長けており、さらにハサミから80のサクシウム光線と互角の光線「エクシードフラッシャー」や、五代目も使用した火炎弾「バルタンファイヤー」を放つなど、もっぱら武力による攻撃に転じて80を苦戦させるが、最後は80が[[ウルトラマン#キャラクターとしてのウルトラマン|初代ウルトラマン]]から学んだウルトラスラッシュを受けて倒され<ref group="注">この際のイメージ映像には、ウルトラマンが二代目を八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)で倒したシーンが流用されている。</ref>、子供たちも無事救出される。<br />
<br />
この個体は怪獣頻出期の終盤に出現した異星人でもあり、これを最後に『ウルトラマン』から続くバルタン星人の地球侵略もしばらくは鳴りを潜めることとなった。<br />
<br />
* 声:[[西村知道]]<br />
* スーツアクター:佐藤友弘(巨大時)、奈良光一(等身大時)<br />
* 着ぐるみは五代目と同様に『[[ウルトラマン怪獣大決戦]]』のものの改造だが、体色がやや異なり初代同様に目玉などが動くものが等身大時、五代目の流用を巨大化時にと2体が使い分けられている。なお、等身大の時はハサミが上下左右逆に取り付けられている。<br />
<br />
== 『アンドロメロス』に登場するバルタン星人 ==<br />
=== メカバルタン ===<br />
特撮テレビ番組『[[アンドロメロス]]』に登場。<br />
* 別名:ファイティングベム<br />
* 身長:50メートル<ref name="画報下201">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=201}}</ref><ref name="円谷全怪獣192">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=192}}</ref><br />
* 体重:2万2500トン<ref name="画報下201" /><ref name="円谷全怪獣192" /><br />
* 出身地:グア星<ref name="円谷全怪獣192" /><br />
<br />
体の一部をサイボーグ改造されてファイティングベムとなったバルタン星人。グア軍団の一員として登場。改造されたハサミと機械式の鉤爪(メカ爪)が武器で、主にハサミと鉤爪で相手を締めつけたり斬りつける攻撃で戦う。バルタン特有の両腕を上げて笑う仕草は見せるが、改造されてグア軍団の支配下に置かれているのか言葉は一切話さず、「ビョゥンビョゥン」という機械的な音声を発する。<br />
<br />
ジュダの部下となっており、一度やられてもジュダの超能力で即座に復活することが可能。その際には同じ攻撃は通じなくなる。相棒のファイティングベム・ザビデンと共にアンドロ超戦士達を苦しめるが、アンドロフロルのバリヤーで跳ね返された怪獣戦艦の攻撃を喰らい、ザビデンやグア兵共々絶命。味方の攻撃でやられたことを哀れんだフロルの提案により、遺体は丁重に葬られ、墓が作られた。<br />
* 雑誌『ウルトラマンAGE』では、ウルトラマンに倒された初代バルタン星人を、『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』では、地球で初代アンドロメロスに倒された個体のバルタン星人(下記のグラビア版より)を改造して蘇らせたともされている。<br />
* [[1990年代]]に[[小学館]]より発売された絵本のストーリーでは、他のバルタン星人やビルガモ数機を率いて地球侵略を開始、ビルガモを倒した[[ウルトラマンタロウ]]を追い詰めるが、駆けつけたウルトラ兄弟に部下もろとも撃退される。<br />
* [[ウルトラ怪獣シリーズ]]がウルトラ怪獣500シリーズに移行するまで、『アンドロメロス』に登場するキャラクターで唯一ソフビ人形の生産が持続されていた。<br />
* 『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』にも登場。初めてゲーム作品に登場した『アンドロメロス』のキャラクターとなった。<br />
* 改造された両腕での攻撃は、『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』では「アイアンクローラッシュ」と表記されている。<br />
<br />
=== グラビア版 ===<br />
グラビア版の『[[ウルトラ超伝説]]』では、最初は生身のバルタン(姿は80登場時のもの)がメロスと対決し、のちにジュダが復活した改造怪獣を率いてきた際、メカ改造された姿となって登場する(この時は改造バルタン星人と呼ばれている)。<br />
<br />
漫画版『ウルトラ超伝説』では第一、第三部に登場。こちらでは初代と同タイプの個体が改造され、言葉も話すようになっている。<br />
<br />
屋外で[[エースキラー (ウルトラ怪獣)|エースキラー]]と共にポーズを決めている写真が存在する。<ref>KKベストセラーズ発行『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』92頁。</ref><br />
<br />
== 『ウルトラマンパワード』に登場するバルタン星人 ==<br />
=== パワードバルタン星人 ===<br />
『[[ウルトラマンパワード]]』第1話「銀色の追跡者」([[アメリカ合衆国|米国]]版サブタイトル:ON A MISSION FROM M78)、第13話「さらば!ウルトラマン」に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 65メートル<ref name="大辞典" /><ref name="画報下67">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=67}}</ref><ref name="円谷全怪獣217">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=217}}</ref><br />
* 体重:0 - 2万3千トン<ref name="大辞典" /><ref name="画報下67" /><ref name="円谷全怪獣217" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="画報下67" /><ref name="円谷全怪獣217" />{{refnest|group="注"|『ウルトラマン大辞典』では「宇宙」と記述している<ref name="大辞典" />。}}<br />
* 飛行速度:マッハ27(地球大気圏内){{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}<br />
<br />
これまでに多くの惑星を滅ぼしてきた凶悪な宇宙人で、ウルトラマンパワードに追われて、地球の衛星軌道上に全長8kmの大型母艦<ref name="画報下67" />で飛来。地球へは先遣隊として3体が降り立ち、その後、[[ロサンゼルス]]の倉庫街で侵略の準備を行う。デザインが鋭角的なものに変更されており、体色は青。エドランド隊長たちの攻撃により、[[バズーカ|バズーカ砲]]で倒されたかに見えたが、その後すぐに復活。変幻分身能力{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}によって幻惑のような撹乱を行う。設定では、周囲の時間波を遅くすることで、超高速移動を可能とする{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}。パワードとの戦闘時に羽を展開して飛翔し、空中戦を展開。嘴状の口から毒ガスを噴射するなどして苦しめるが、放った赤い光球を反射され撃墜されるが直後に復活する。ハサミから反重力波{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}<ref name="画報下67" />を発射し猛攻をかけるが、耐えきったパワードのメガスペシウム光線を浴び、緑色の閃光を残して消滅。<br />
<br />
第13話では同タイプの個体がサイコバルタン星人(後述)の護衛のため、共に宇宙船で地球に飛来したが、最後は宇宙船ごと爆破された。<br />
<br />
* 2人のスーツアクターによって演じ分けられていた{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}。<br />
* デザインは[[前田真宏 (アニメ監督)|前田真宏]]<ref name = "語れ">{{cite book |和書 | date = 2014-04-23| title = 語れ!ウルトラ怪獣【永久保存版】| publisher = [[KKベストセラーズ]]| series = ベストムックシリーズ44 | pages=91-101 |chapter = ウルトラマンパワード20周年記念特集 パワード怪獣完全図鑑| isbn = 978-4-584-20544-0}}</ref>。デザインにあたっては、二代目バルタン星人や成田亨の個人作品「メバ」を意識している<ref name = "語れ" />。前田は一番気に入っている怪獣に挙げているが、初代をデザインした成田からは怒られたという<ref name = "語れ" />。結晶化した外骨格のイメージで描かれ、昆虫としての側面を強調したデザインとなった{{Sfn|新大全集|1994|p=114}}。<br />
* 繭のデザインは[[樋口真嗣]]<ref name = "語れ" />。製作もされ、撮影も行われていたが、本編では未使用となった{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}。<br />
* 企画段階では「バルタニアン」という名称候補があった{{Sfn|新大全集|1994|p=53}}。<br />
* 赤い光球は『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』では「赤色破壊光線」、当時の児童向け書籍や編集ビデオでは「バイオビーム」と表記{{Sfn|新大全集|1994|pp=18-19}}。ハサミからの衝撃波は『大怪獣バトル』にて「フラッシュ念動波」と命名されている。<br />
* 当時の[[講談社]]等から出版された児童向け書籍などに、『[[ウルトラマン80]]』の後を受けて「'''七代目'''」と表記されたこともあった{{Full|date=2016年11月}}。<br />
* メカバルタン同様、[[ウルトラ怪獣シリーズ]]がウルトラ怪獣500シリーズに移行するまでパワード怪獣で唯一ソフビ人形の生産が続けられていた。<br />
* パワード怪獣で唯一『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』にも登場している。<br />
<br />
=== サイコバルタン星人 ===<br />
『[[ウルトラマンパワード]]』第13話「さらば!ウルトラマン」(米国版サブタイトル:THE FINAL SHOWDOWN?)に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 75メートル<ref name="大辞典142">{{Harvnb|大辞典|2001|p=142}}</ref><ref name="画報下69">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=69}}</ref><ref name="円谷全怪獣219">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=219}}</ref><br />
* 体重:0 - 2万6千トン<ref name="大辞典142" /><ref name="画報下69" /><ref name="円谷全怪獣219" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="大辞典142" /><ref name="画報下69" /><ref name="円谷全怪獣219" /><br />
<br />
バルタン星人のリーダー格<ref name="画報下69" /><ref name="円谷全怪獣219" />。通常のバルタン星人と比べ頭脳が異常発達しており、頭骨から露出している。巨大な頭は通常のバルタン星人より念動力が強いと言われており、ここから放つ精神波'''サイコウェーブ'''<ref name="大辞典142" /><ref name="画報下69" />{{Sfn|新大全集|1994|p=48}}によって部下のバルタンや怪獣を操っている。先遣隊がパワードに敗れたのち一時後退するが、密かに情報収集を続け、最後に[[ドラコ#『ウルトラマンパワード』に登場するドラコ|ドラコ]]を派遣。ウルトラマンパワードの戦闘データと光線の情報を[[ゼットン#『ウルトラマンパワード』に登場するゼットン|ゼットン]]に与え、地球へ送りこんだ。パワードがゼットンと相撃ちになって倒れた後、全長1.6キロメートルに達する巨大な宇宙船で地球に飛来。W.I.N.R.のスカイハンターと対決するが、パワードの仲間と思われる2体の赤い玉(M78星雲人)がスカイハンターに加勢、ビームで攻撃されて宇宙船ごと爆破された。<br />
<br />
劇中では常に宇宙船内にて策を巡らせるが、NGシーンでは部下と思われる他のバルタン星人と共に地球へ降り立ち、パワードの死体を確認するシーンが存在した<ref name="大辞典142" />。竹書房『ウルトラマン画報下巻』の欄外に記されている各エピソードの台詞の中に、「「命、わからない。命とは何か?」(バルタン星人 パワード/13話)」とあり<ref name="画報下69" />、未使用のシーンでW.I.N.R.と交信したことが示唆されている。<br />
<br />
* {{要出典範囲|上記のパワードバルタン星人と同様に、当時は『80』までのシリーズの後を受けて「'''八代目'''」とカウントされたこともあった。|date=2016年11月}}<br />
* 着ぐるみはパワードバルタン星人の改造<ref name = "語れ" />。<br />
* 企画段階では「ネオ・バルタン」という名称候補があった{{Sfn|新大全集|1994|p=53}}。<br />
* [[ウルトラ怪獣シリーズ]]のソフビ人形では背中の羽を開いていたが、劇中では一度も開いていない。<br />
* ゲーム『[[ザ・グレイトバトルVI]]』では[[シャドームーン]]と[[トールギス]]とサイコバルタンが合体し'''合体三将軍'''となる。3体の技(ゲーム中の技)を使用できる。詳しくは[[ザ・グレイトバトルVI#敵キャラ]]を参照。<br />
<br />
== 『ウルトラスーパーファイト』に登場するバルタン星人 ==<br />
ビデオ『[[ウルトラスーパーファイト]]』第1話「ウルトラマン大ピンチ!!」に登場。<br />
<br />
突如姿を現し、街を攻撃。そこへウルトラマンが登場して対決になる。ハサミからの攻撃で苦しめるが、最後はウルトラアタック光線を喰らい倒れた。<br />
<br />
== 『ウルトラマン プラネタリウム特別編』に登場するバルタン星人 ==<br />
プラネタリウム映像作品『[[ウルトラマン (プラネタリウム特別編)]]』に登場。<br />
<br />
ブラックホール怪獣[[ブラキウム]]を操り、ウルトラマン、[[ウルトラマンネオス]]、[[ウルトラマンネオス#ウルトラセブン21|ウルトラセブン21]]と対決する。<br />
<br />
== 『ウルトラマンコスモス』に登場するバルタン星人 ==<br />
=== バルタン星人 ベーシカルバージョン ===<br />
映画『[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]』に登場。<br />
* 身長:50メートル<ref name="劇コスモス超全集20">{{Harvnb|劇場版コスモス超全集|2001|pp=20-21|loc=「宇宙忍者バルタン星人(ベーシカルバージョン)」}}</ref><ref name="画報下176">{{Harvnb|画報 下巻|2003|p=176}}</ref><ref name="TVMAGAコスモス">{{Harvnb|テレビマガジン特別編集コスモス|2003|p=11|loc=「1420MHz」}}</ref><ref name="コスモス超全集">{{Harvnb|コスモス超全集|2003|pp=62-63|loc=「宇宙人・宇宙怪獣」}}</ref><ref name="コスモスism">{{Harvnb|コスモスイズム|2003|pp=108-110|loc=「コスモス怪獣大百科」}}</ref><ref name="円谷全怪獣303">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=303}}</ref><br />
* 体重:3万5千トン<ref name="劇コスモス超全集20" /><ref name="画報下176" /><ref name="TVMAGAコスモス" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="コスモスism" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="画報下176" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
<br />
故郷の星を失い、地球へ来襲した宇宙生命体。この来襲が[[ウルトラマンコスモス]]が地球圏に来るきっかけになる。世界各国が発する宇宙へのコンタクトを地球への招待だと解釈し、地球を子供達のための安住の地にしようと考える。荒廃した母星の一部を切り取って居住できるように改造して内部には刃物状の罠も仕掛けた宇宙船'''廃月'''で地球へ飛来し、コスモスとの空中戦を繰り広げる。その後、遺跡公園に眠る怪獣[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT#登場怪獣|呑龍]]を復活させる。呑龍がシャークスの攻撃を受け倒れた際に呑龍の体から飛び出し、シャークスの戦闘機を撃墜する。その後は廃月へ戻るが、シャークスの襲撃を受け、部隊を全滅させたあと都市上空に飛来する。SRCの作戦により、子守唄で眠るが、その隙に再度シャークスが攻撃を仕掛けたことに怒り、地球の占領を決意。コスモスと激闘になる。武器は冷凍効果を持つ'''ドライクロー光線'''<ref name="劇コスモス超全集20" /><ref name="コスモス超全集" />や敵の光線を無効化する'''エクスプラウド'''<ref name="劇コスモス超全集20" /><ref name="コスモス超全集" />など、ハサミから発射する様々なタイプの光線。ほかにも下半身の[[鰭]]を翼のように広げ、足の形状も変化させての飛翔や、分身や脱皮など多彩な能力を持つ。最後はコスモスの力の前に自ら命を絶った。戦闘時には下記のネオバルタンに変身する。<br />
* 声:[[郷里大輔]]、[[堀之紀]]<br />
* スーツアクター:村田鉄信<br />
* 『THE FIRST CONTACT』の監督は、『ウルトラマン』第2話を手がけた[[飯島敏宏]]が務めており、プロデューサーの[[鈴木清 (映画監督)|鈴木清]]からの要望により、バルタン星人が登場することとなった{{Sfn|劇場版コスモス超全集|2001|pp=44-45|loc=「鈴木清プロデューサーインタビュー」}}。<br />
* デザインは丸山浩による<ref name="TVMAGAコスモス" />。飯島からの要望により「誰が観てもバルタン星人とひと目で分かる」ことが目指された<ref name="劇コスモス超全集46">{{Harvnb|劇場版コスモス超全集|2001|pp=46-47|loc=「DESIGN OF ALIEN BALTAN」}}</ref>。飛行形態は、足を尖らせることで昆虫的なイメージをより強調している<ref name="劇コスモス超全集46" />。<br />
* 『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』では、「廃月」に仕掛けられている刃物状の罠は「クロートラップ」と表記されている。<br />
<br />
==== ネオバルタン ====<br />
映画『[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]』に登場。英字表記は''NEO BALTAN''<ref name="劇コスモス超全集22">{{Harvnb|劇場版コスモス超全集|2001|pp=22-23|loc=「ネオバルタン」}}</ref><ref name="画報下176" />。<br />
* 身長:51メートル<ref name="劇コスモス超全集22" /><ref name="画報下176" /><ref name="TVMAGAコスモス" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="コスモスism" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
* 体重:4万5千トン<ref name="劇コスモス超全集22" /><ref name="画報下176" /><ref name="TVMAGAコスモス" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="コスモスism" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="画報下176" /><ref name="円谷全怪獣303" />{{refnest|group="注"|『ウルトラマンコスモス超全集』では出現地を「東京郊外」と記述している<ref name="コスモス超全集" />。}}<br />
上記のバルタン星人ベーシカルバージョンの戦闘形態。[[甲冑]]をまとった黒騎士のような禍々しい姿となり、両腕にはバルタン星人に共通する巨大なハサミを持たず、剣や鋼槍、[[鉤爪]]などを装備する。この両腕から剣型の光線'''バッドナイフ'''<ref name="劇コスモス超全集22" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="円谷全怪獣303" />や光の[[鞭]]'''バンドルコード'''<ref name="劇コスモス超全集22" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="円谷全怪獣303" />などを放つほか、肩の突起を無数の棘に変えて放つ技'''バンプスプレー'''<ref name="劇コスモス超全集22" /><ref name="コスモス超全集" />も持つ。変身前と同様に分身も可能。これらの能力を駆使してコスモス・コロナモードと互角の戦いを繰り広げるが、最終的にはブレージング・ウェーブを受け、敗北を理解した後に自爆。死後、コスモスに元の姿に戻され、その亡骸はチャイルドバルタンたちによって廃月へと運ばれた。<br />
* スーツアクター:村田鉄信<br />
* デザインは丸山浩による<ref name="TVMAGAコスモス" />。<br />
<br />
=== チャイルドバルタン ===<br />
映画『[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]』『[[ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET]]』『[[ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE]]』に登場。英字表記は''CHILD BALTAN''<ref name="画報下176" />。<br />
* 身長:120センチメートル<ref name="劇コスモス超全集24">{{Harvnb|劇場版コスモス超全集|2001|p=24|loc=「チャイルドバルタン」}}</ref><ref name="画報下176" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="コスモスism" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
* 体重:15キログラム<ref name="劇コスモス超全集24" /><ref name="画報下176" /><ref name="コスモス超全集" /><ref name="コスモスism" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
* 出身地:バルタン星<ref name="画報下176" /><ref name="円谷全怪獣303" /><br />
<br />
上記のバルタン星人ベーシカルバージョンの子供である。武力による地球の占領を快く思っていない。このうち、'''シルビィ'''という名の個体が春野ムサシの友達であるマリに乗り移り、傷ついたコスモスを呼び出そうとするが、前述の理由からできなかった。さらに、ムサシの言葉に心を打たれ、輝石をムサシに返し、自身は廃月へと戻る。シルビィはマリと友達([[メル友]])になり、後の劇場版2作品にも登場する。<br />
<br />
* 声(シルビィ):[[最上莉奈]](『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』及び『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』)<br />
* デザインは丸山浩による<ref name="TVMAGAコスモス" />。造形物は制作されず、CGのみで表現された{{Sfn|劇場版コスモス超全集|2001|p=62|loc=「VISUAL EFFECT OF ULTRAMAN COSMOS」}}。<br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
[[小学館]]の『てれコロコミック』夏休み増刊号に掲載された[[かとうひろし]]による読切漫画は劇場版第1作の前日談的な内容となっており、劇場版に登場したバルタン星人の同族が登場。頭部の形状がよりクワガタムシに近くなっている。宇宙のとある惑星を襲撃し、コスモスと激突。[[皆既日食]]によってエネルギーを消耗したコスモスを殺そうとするが、コロナモードにチェンジしたコスモスに吹き飛ばされて絶命。だが、死に際に仲間の宇宙船が地球を目指していることをコスモスに告げ、コスモスは地球へと向かう。<br />
<br />
同じく『てれコロコミック』冬休み増刊号に掲載された[[犬木栄治]]の読切漫画では、劇場版第1作に登場したバルタン星人の能力を統合防衛軍が分析して建造した最新兵器'''ロボバルタン'''が登場。ファイターモード(戦闘機形態)であるスターバルタンに変形する機能を持ち、主な武装は60ミリ機関砲及び空対地短距離ミサイル、右手のハサミを変形させたハイパードリル、胸の高熱版から発する光線(名称及び詳細は不明)。ムサシの高校時代の同級生である真壁竜馬が搭乗するが、初陣で[[ウルトラマンコスモスの登場怪獣#カオスバグ|カオスバグ]]を倒した際にカオスヘッダーに憑依され、防衛軍第3基地にて覚醒し、真壁を乗せたまま暴走する。最終的には真壁はウルトラマンコスモスによって救助され、ロボバルタンは破壊される。<br />
<br />
== 『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』に登場するバルタン星人 ==<br />
映画『[[新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE]]』に登場。<br />
<br />
初代タイプの他、二代目、メカバルタン、ベーシカル、ネオバルタン、チャイルドバルタンが[[ウルトラマンキング]]の誕生パーティーに参加。ウルトラ戦士や怪獣達と共にキングを祝福する。怪獣ダンサーの'''バルタン・ビッグツイスター'''も登場し、ダンスを披露した。<br />
<br />
== 『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場するバルタン星人 ==<br />
特撮テレビ番組『[[ウルトラマンボーイのウルころ]]』第90話「侵略作戦どっちにするの?」に登場。<br />
<br />
[[マグマ星人]]と地球侵略の密談をし、地球侵略は頭を使った作戦でいくべきと勧めるが、マグマ星人は力押しで攻めるべきだと反論したために殴り合いを始め、共に気絶。しばらくして気を取り戻し、マグマ星人と和解するが、そこに[[ウルトラマンA]]が登場。先の殴り合いで体力を相当消耗していたために全く太刀打ちできず、マグマ星人共々倒された。<br />
<br />
ほか、第25話「ウィークポイント!」では[[ザラブ星人]]がウルトラマンAとの対決中にバルタン星人の姿に変身する。第36話「心も体も大きくね! 」ではウルトラマンボーイの妄想の中に現れ、大きくなったボーイの足下で笑うが、踏まれそうになって慌てて逃げている。<br />
<br />
ボーイからもウルトラ戦士のライバル宇宙人として知られており、第88話「侵略者を撃て!UGM」では[[ウルトラマンダイナ]]から「俺も一回ぐらいは戦ってみたかった」と言われる。第213話「失敗は成功のもと!?」ではライバルの初代ウルトラマンからも「何度やられても諦めないあのチャレンジ魂は見上げたものだ」と評されている。<br />
<br />
* 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、第25話のザラブ星人が変身したものを'''変身バルタン星人'''と記載している{{Sfn|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=309}}。<br />
<br />
== 『ウルトラマンノア』に登場するバルタン星人 ==<br />
『テレビマガジン』、『[[てれびくん]]』での『[[ウルトラマンノア]]』の雑誌連載「バトルオブドリームNOA」に登場。<br />
<br />
;『テレビマガジン』版<br />
:[[ULTRA N PROJECT#ダークザギ|ダークザギ]]の部下として怪獣墓場から怪獣達を復活させ、暴れさせる。[[ウルトラマン]]、[[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]、[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]と協力したウルトラマンノアと怪獣墓場で対決。しかし怪獣軍団は次々に倒され、自身もノアのグラビティノアで他の怪獣ともども倒された。<br />
;『てれびくん』版<br />
:軍団で全宇宙征服計画を開始。宇宙をパトロール中のウルトラマンに襲い掛かるが、現れたウルトラマンノアによって全滅させられた。アトラクション用の初代が数体のほか、ウルトラファイト版や五代目・六代目、メカバルタンの姿も確認できる。<br />
<br />
== 『ウルトラマンマックス』に登場するバルタン星人 ==<br />
=== タイニーバルタン ===<br />
『[[ウルトラマンマックス]]』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば!バルタン星人」 に登場。英字表記は''TINY BALTAN''<ref name="TVMAGA84">{{Harvnb|ネクサス&マックス|2006|p=84}}</ref><ref name="FCMAX37">{{Harvnb|マックス!マックス!マックス!|2006|p=37|loc=「怪獣!怪獣!怪獣!大画報」}}</ref>。<br />
* 別名:子供の超科学星人<br />
* 身長:ミクロ - 1.5メートル<ref name="maxt">{{Cite web |url=https://hicbc.com/tv/max/contents/kaiju/20060211/20060211_1.htm |title=hicbc.com:最強!最速!!ウルトラマンマックス 怪獣図鑑 |publisher=[[中部日本放送|CBC]] |accessdate=2017-01-22}}</ref><br />
* 体重:0.1グラム - 55キログラム<ref name="maxt" /><br />
* 出身地:銀河系外惑星バルタン{{Sfn|PASマックス|2006|p=57|loc=「第3章 怪獣大事典 ケルス/タイニーバルタン」}}<ref name="FCMAX37" /><ref name="円谷全怪獣329">{{Harvnb|円谷プロ全怪獣図鑑|2013|p=329}}</ref><br />
ダークバルタンによる地球襲撃を伝えるためにやってくるバルタンの中の穏健派。一人称は「僕」であるが、バルタン星では女の子ということになっており、人間の少女に変身し、両手で[[ピースサイン|Vサイン]]をして「マルルー<ref name="TVMAGA84" />」と唱えることで、[[箒]]に跨って空を飛ぶなど、バルタンの超科学力による様々な、ほとんど魔法にしか見えない不思議な現象を引き起こすことができる。地球人の勉少年の協力も得てダークバルタンの地球侵略を止めるべく奮闘。最終的にダークを改心させることに成功し、共にバルタン星へと帰った。<br />
<br />
* 人間体・声:[[半田杏]][http://anzu.me/]<br />
* スーツアクター:高津房代<ref name="TVMAGA84" /><br />
* デザインは[[丸山浩 (デザイナー)|丸山浩]]<ref name = "FCMAX37" />。<br />
* 『[[ウルトラマン列伝]]』にて「ようこそ!地球へ」が再放送された際には、[[ウルトラマンゼロ]]と共に冒頭と本編終了後に登場している。<br />
<br />
=== ダークバルタン ===<br />
『[[ウルトラマンマックス]]』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。英字表記は''DARK BALTAN''<ref name="TVMAGA84" /><ref name="FCMAX37" />。<br />
* 別名:超科学星人<br />
* 身長:ミクロ - 51メートル(超巨大化で357メートルになることも可能)<ref name="maxd" /><br />
* 体重:0.1グラム - 3万9千トン(超巨大化で27万3千トンになることも可能)<ref name="maxd" /><br />
* 出身地:銀河系外惑星バルタン{{Sfn|PASマックス|2006|pp=58-59|loc=「第3章 怪獣大事典 ダークバルタン」}}<ref name="FCMAX37" /><ref name="円谷全怪獣329" /><br />
地球人を「地球を汚し尽くしたら次は月や火星を我が物にしようとする宇宙の侵略者」として敵視するバルタンの中の過激派で、初代バルタン星人とほぼ同じ姿をしている。<br />
<br />
反重力による攻撃を得意とし、ハサミからの熱線<ref name="FCMAX37" />や反重力砲<ref name="FCMAX37" />を始めとして、超巨大化能力やクローンによる無数の分身、四散した身体の回復などウルトラマンマックスを上回る能力を発揮。ギャラクシーカノンすら胸のスペルゲン反射光で跳ね返し、超巨大化能力を使ってマックスを何度も踏み潰す。本人曰く、「バルタンの科学はウルトラの星の科学を超える」とのこと。バルタン星人は、元々は地球人と同じ姿をしていたが、度重なる核戦争によって今の姿に進化したと言われている。バルタン星の科学には相当なまでの自信を持っているようで、自分の能力を自慢する。<br />
<br />
一度は超巨大化でエネルギーを消耗した上、拘束光線で身動きの執れなくなったマックスを倒し、復活したマックスとの戦いも終始優勢となるが、タイニーバルタンがバルタン星から持ち帰った古代バルタンの[[銅鐸]]状の古代遺物の音色を聴いて戦意を喪失。平和を愛する心を取り戻し、ダテ博士が開発した新兵器「メタモルフォーザー」によって人間と同じ姿に戻された後、タイニーと共にバルタン星へ帰還する。<br />
* 人間体・声:[[尾崎右宗]]<br />
* スーツアクター:[[下川真矢]]<br />
* 頭部の電飾は初代のスーツのものを再現したもの<ref name = "max開米">{{Harvnb|マックス!マックス!マックス!|2006|p=73|loc=「マックス怪獣造型の秘密 開米プロダクション」}}</ref>。電源の位置のみ頭部から背中に変更している<ref name = "max開米" />。<br />
* 分身したバルタン星人が空を埋め尽くす様は、飯島が40年間温めていたイメージであった<ref name = "FCMAX37" />。当初制作された[[コンピュータグラフィックス|CG]]ではバルタン星人は10体程度であったが、飯島の指示により大幅に増やされた<ref name = "max飯島" />。<br />
* シリーズで初めてウルトラ戦士に勝利したバルタン星人であり、その数々の超能力も合わせて、書籍類では'''最強のバルタン星人'''として紹介されることもある<ref>『大怪獣バトルウルトラファンブック』([[小学館]])、『バルタン星人 〜不滅のダークヒーロー〜』など{{要ページ番号|date=2017年1月}}。</ref>。<br />
* 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』ではハサミからの光線は「ヒートブラスター」、超巨大化した状態での踏み潰し攻撃は「ギガンティックプレス」と表記されている。<br />
<br />
== 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するバルタン星人 ==<br />
映画『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場。<br />
<br />
かつてウルトラ戦士に倒されたバルタン星人が、[[ウルトラマンベリアル]]のギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から蘇ったもの{{Sfn|ウルトラ銀河伝説超全集|2009|p=56}}。外見は初代[[ウルトラマン]]と戦った初代バルタン星人に似ている。ベリアルが操る怪獣軍団の一体として他の怪獣軍団と共にウルトラ戦士やレイモンの怪獣達と戦う。[[ゼットン]]や[[アントラー (ウルトラ怪獣)|アントラー]]、[[ウルトラマンの登場怪獣#海獣 ゲスラ|キングゲスラ]]などと共に初代ウルトラマンと激突するが、最期はベリアルのギガバトルナイザーによる攻撃の巻き添えになって爆散した。<br />
<br />
回想シーンでも「ベリアルの乱」においてベリアルが操る怪獣軍団の1体として登場し、他の怪獣と共に光の国を襲う描写がある。<br />
<br />
また、百体怪獣[[ウルトラマンベリアル#百体怪獣 ベリュドラ|ベリュドラ]]の左角を構成する怪獣の1体として初代バルタン星人、右腕を構成する怪獣の1体として2代目バルタン星人の姿がそれぞれ位置している{{Sfn|ウルトラ銀河伝説超全集|2009|pp=78、81|loc=「百体怪獣ベリュドラ完全攻略」}}。<br />
* {{要出典範囲|着ぐるみは『ウルトラマンマックス』のダークバルタンの流用。|date=2016年12月}}<br />
* 雑誌連載版<br />
**『[[てれびくん]]』で連載された漫画版でも、ベリアル軍団の一体として登場している。<br />
**『てれびくん』2009年12月号付録のメガサイズポスターでは、ウルトラマンメビウスと戦っている。<br />
<br />
== 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するバルタン星人(SDI) ==<br />
映画『[[ウルトラマンギンガ#第2弾|ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!]]』に登場。<br />
<br />
渡会健太がウルトライブシミュレーション内でライブしたもの。オリジナルと同様に分身や赤色凍結光線、白色破壊光弾などの技を使う。久野千草がライブした[[テレスドン#『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するテレスドン(SDI)|テレスドン(SDI)]]や石動美鈴がライブした[[モチロン#『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するモチロン(SDI)|モチロン(SDI)]]と戦う。テレスドンに対しては豊富な能力で圧勝するも、モチロンには腕がハサミである点を突かれ、ジャンケンで敗北する。<br />
<br />
== 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するバルタン星人 ==<br />
データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア]]』に登場。<br />
<br />
=== バルタンバトラー・バレル ===<br />
ラッシュハンターズに所属するバルタン星人のハンターで、「命知らずの宇宙忍者」の異名を持つ。容姿は通常のバルタン星人よりかなり機械的で、右手のハサミには剣が内蔵されているほか、左手は鉤爪状の5本指になっている。母星が爆発した際ただ一人生き延びた過去を持っており、口数は少ない。その異名通り自身の危険を顧みない戦い方をするが、これは失った同胞の後を追おうとしているためではないかと[[ガッツ星人#ガッツガンナー・ガルム|ガルム]]に推測されており実際にその考えを持っていた。<br />
<br />
[[エレキング#『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するエレキング|エレキング]]のハンティング直後休憩中に遭遇した[[アントラー (ウルトラ怪獣)#『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するアントラー|アントラー]]に引き寄せられた際に死を覚悟したが、ガルムの「ハンターの仕事は獲物を狩り生きて戻ることだ!」という一言で生きることを決意しアントラーの磁力を逆手に取り逆転の一手を作り出す。以降は生きることを信条としアーマーの力の引き出し方に悩むマグナに対し自身がガルムから受けた上記の言葉で励ましたり[[ベロクロン]]の爆発で吹っ飛ばされたマグナを支え「もう目の前で仲間が死ぬのは見たくないんでな」と発言している。<br />
<br />
主な技は破壊光線のエネルギーを右手の剣に集めて敵を切り裂く「白色破壊斬」を武器とする他、冷凍光線のエネルギーを使用する「赤色冷凍斬」、腰の装甲を分離し[[手裏剣]]として組み合わせ敵に飛ばす「サイクロンソーサー」、全力で使えば怪獣さえ包囲し動きを止めてしまう程の数の分身を作り出せる分身能力「ディフェンスブランチ」等多彩な能力を持つ。「SUPER-EARTHGOMORA Hunting」からは新兵器として「サンダーブーメラン」を使用しており、サイクロンソーサーと合わせて放つ「ツインサイクロンソーサー」という新たな技も習得した。また、マグナに対し軽口を言うなど仲間を信用する面も見せている。<br />
<br />
* 声:[[平川大輔]]<br />
* 着ぐるみも制作されており、ゲーム製作発表に合わせ公開された。<br />
<br />
== 『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』に登場するバルタン星人 ==<br />
映画『[[ウルトラマンX#映画|劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』に登場。<br />
* 身長:ミクロ - 50メートル<ref name="X">{{Cite web |url=http://m-78.jp/x/character/ |title=ヒーロー&怪獣 ウルトラマンX(エックス)公式サイト |accessdate=2017-03-09}}</ref><ref name="X超全集67">{{Harvnb|X超全集|2016|p=67|loc=「映画怪獣大図鑑」}}</ref><br />
* 体重:0 - 1万5千トン<ref name="X" /><ref name="X超全集67" /><br />
<br />
[[ウルトラマンメビウスの登場怪獣#ファントン星人グルマン|ファントン星人グルマン]]の記憶に眠る、はじまりの巨人・ウルトラマンの伝説を語る際のイメージシーンに登場。得意の分身能力などを駆使してウルトラマンと激戦を繰り広げる。<br />
<br />
* スーツは2体のみで、1体はアトラクション用のもの<ref name="XBD">{{Harvnb|劇場版X|2016|loc=「CHARACTER FILE」}}</ref>。合成で多数存在しているように見せている<ref name="XBD" />。<br />
<br />
== 漫画のウルトラシリーズに登場するバルタン星人 ==<br />
=== ザ・ウルトラマン ===<br />
[[内山まもる]] 『[[ザ・ウルトラマン (漫画)|ザ・ウルトラマン]]』「友情は永遠に…」に登場。<br />
<br />
;エルフ<br />
:元々はM78星雲人であり、[[ウルトラマンタロウ|タロウ]]の幼馴染みでもあったが浪人となり、バルタン星人の王子を助けたことから王に気に入られ、'''キングバルタン'''を名乗る。地球侵略作戦を考案、当人は「冷たいウルトラの連中より、可哀そうなバルタン達を助けてやるんだ」と言う。タロウの決死の説得を受け翻意するが、そのためにバルタンから裏切り者と見なされることになる。バルタン達が自分の計画を流用してウルトラの星を侵略しようとするのを阻止するため、彼らの中枢コンピュータをタロウから即席で伝授されたウルトラダイナマイトで破壊する。ただし、肉体再生の技術までは学んでいる余裕がなく、このために命を落とすことになる。<br />
;キングバルタン<br />
:上記のエルフの項も参照。頭部は通常のバルタン星人と変わらないが、中心部に触角が1本ついている。左手が[[メトロン星人]]の手と類似、右手は[[鎌]]のようになっている。左手から強力な熱球を放ち、その威力は地面に大穴を開けるほど。その表皮は簡単に脱ぎ捨てることができるため、スーツに近いものと考えられる。<br />
;レッドバルタン<br />
:バルタン軍の斬り込み隊長として名高い。左手は通常のバルタン星人と変わらないが、右手がパイプ状になっており、そこからバルタンパワー熱線を出す。タロウのストリウム光線で倒される。<br />
;ブルーバルタン<br />
:キングバルタンことエルフに付き従い、地球侵略計画を推し進めるが、エルフの変心に至って自らキングバルタンを名乗る。フォルムは普通のバルタン星人と変わらない。<br />
<br />
=== かがやけ ウルトラの星 ===<br />
[[内山まもる]]『かがやけ ウルトラの星』に登場。<br />
<br />
怪獣軍団の一員として登場し、[[北海道]]侵略隊長として怪獣達を暴れさせる。後に他の怪獣と合流してウルトラ兄弟と戦い、ウルトラマンエースを倒すが、その直後に[[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]のアイスラッガーを受けて倒される。<br />
<br />
=== ウルトラ戦士 銀河大戦争 ===<br />
『ウルトラ戦士 銀河大戦争』に登場。<br />
;バンドラ<br />
:バルタン軍団の帝王。ウルトラの星を侵略する為に[[エースキラー (ウルトラ怪獣)|エースキラー]]戦隊と結託してウルトラ商船隊を襲う。救助に駆けつけたウルトラ兄弟を母船(テレビシリーズの五代目が使用したもの)に誘い込み、ゾフィーをブラックホールに追いやる事に成功。その後、光の国に総攻撃をかける。部下が巻き込まれるのも構わずウルトラ兄弟を攻撃するなど、基本的に勝つためには手段を選ばない。圧倒的な戦力で光の国を追い詰めるも、突如現れたアンドロメロス(後に生きていたゾフィーと判明)に軍団をほとんど倒され、自身は撤退しようとしたところをアンドロポイントで艦ごと撃墜される。<br />
<br />
=== ウルトラ兄弟物語 ===<br />
[[かたおか徹治]] 『[[ウルトラ兄弟物語]]』に登場。<br />
<br />
ウルトラ族とスペースサタンキング一党が交戦している中、第三勢力として登場。スペースサタン軍と手を結ぶものの、傷付き捕らえたウルトラ族を戦闘サイボーグに改造するという方針を巡り協力体制は破綻する。<br />
*この作品にもキングバルタンが登場するが、内山版のキングバルタンとの関連は不明。<br />
<br />
=== 決戦!ウルトラ兄弟 ===<br />
[[居村眞二]]『[[決戦!ウルトラ兄弟]]』「魔のブレスレット作戦」に登場。<br />
<br />
外見は初代バルタン星人と同じであるが、右腕が機械式の鉤爪(メカ爪)になっている(以前、新マン〈ウルトラマンジャック〉にやられたらしい)。新マンが[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#古代怪獣 キングザウルス三世|キングザウルス三世]]を倒した隙にウルトラブレスレットを偽物とすり替える。そして新マンとの直接対決にて、その偽ブレスレットで攻撃する(バルタンはこれをD作戦と名付ける)。しかし、救援に駆けつけた[[ウルトラマン|初代ウルトラマン]]によって偽ブレスレットは破壊され、バルタンも初代マンと新マンのダブルスペシウム光線で倒される。<br />
<br />
=== ウルトラマン80宇宙大戦争 ===<br />
居村眞二『[[ウルトラマン80]]宇宙大戦争』に登場。<br />
<br />
;ユタ<br />
:[[ウルトラマン80]]の幼馴染み。バルタン星人が大軍団で宇宙および地球侵略を開始したことを80に伝えるため、地球に向かう。地球で80と再会し共に戦うが、敵の円盤が放った殺人光線から80をかばって命を落とす。亡骸は80によって宇宙に運ばれるが、その後バルタン軍によって密かに回収され、総統の影武者として洗脳された状態で復活(バルタン星人の頭部を模したマスクと、強化服を着けている)、ウルトラの国の第三星区ウルトラベースを占拠してウルトラ兄弟や80を攻撃する。ウルトラベースの自爆のショックで洗脳装置だったマスクが取れて正気に戻るが、洗脳が解けると作動する時限爆弾を仕掛けられており、逃げようとするバルタンの母艦に特攻して散る。<br />
;バルタン星人総統<br />
:全宇宙を支配下に収めるべく総攻撃を開始したバルタン大軍団の総統。マントを着けている以外は初代バルタン星人と同じ外見をしている。軍団の攻撃で死亡したユタの亡骸を回収し、洗脳して自身の影武者として復活させ、ウルトラの国を攻撃する。これにより一度はウルトラ兄弟の殺害にも成功するが、[[ウルトラの父]]によって復活した彼らの反撃により、作戦は失敗。母艦で逃げようとするが、洗脳が解けたユタの特攻によって艦ごと滅び去る。<br />
*この他、バルタン星人二代目、バルタン星人Jr.、バルタン星人五代目、ウルトラファイト版バルタン、そして戦闘員として初代バルタンのベースでもあるセミ人間が登場する。<br />
<br />
=== ウルトラ超伝説 ===<br />
居村眞二『[[ウルトラ超伝説]]』に登場。<br />
<br />
宇宙の巨悪達の配下として様々なストーリーに登場する。初登場ではウルトラ族への恨みを晴らすべくグアによって[[蛹]]の状態から目覚める。[[ベムスター]]型のロボットと共に新マン(ウルトラマンジャック)を襲い、その後グアに強化改造されてメカバルタンとなり、アンドロ超戦士と戦う。<br />
<br />
「アンドロ超戦士・II」ではイドの部下としてメカバルタンの他に二代目が登場するほか、上記の「[[ウルトラマン80]]宇宙大戦争」と同じく[[ウルトラQの登場怪獣#宇宙怪人 セミ人間|セミ人間]]が戦闘員として登場。<br />
<br />
「すすめタロウ」では初代タイプがジュダの部下として、[[ウルトラマンタロウ]]の偽者に変身してウルトラの国に潜入。セミ人間も戦闘員として引き続き登場するほか、五代目も姿を見せる。<br />
<br />
=== ウルトラ怪獣かっとび!ランド ===<br />
『[[ウルトラ怪獣かっとび!ランド]]』に登場。<br />
<br />
クラスメートとして登場。[[レッドキング]]の子分ポジションだが時には逆らう。<br />
<br />
=== ウルトラマン超闘士激伝 ===<br />
原作:[[三条陸|瑳川竜]]、作画:[[栗原仁]]『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』に登場。<br />
<br />
メフィラス大魔王配下の鋼魔四天王の一人である闘士バルタン星人として登場。重火器が装備された装鉄鋼を身に着け、分身のPSYバルタンなどを駆使してウルトラ戦士達を苦しめるが、グレートの捨て身の必殺技によって敗北。後に他の四天王と共に新たな装鉄鋼を身に着けて登場し、二大魔神と戦うウルトラ戦士達に協力する。<br />
<br />
他にも同族として、ロボット怪獣軍団を操るバルタン星人Jrや、パワードの弟子の一人であるパワードバルタン星人が登場。<br />
<br />
=== ウルトラ忍法帖 ===<br />
『ウルトラ忍法帖』に登場。<br />
<br />
悪の組織「朧党」の忍獣「罵流丹」として登場。また息子に罵流丹Jrもいる。<br />
<br />
=== ウルトラマンSTORY 0 ===<br />
[[真船一雄]]『[[ウルトラマンSTORY 0]]』に登場。<br />
<br />
光の国が打ち上げたプラズマ太陽に細工をし生物の進化を歪めた元凶。暴走したプラズマスパークによって得た力で銀河の支配を企み、多くの改造怪獣などでウルトラ戦士を苦しめる。細身の手足や[[翅]]など、かなり[[昆虫]]に近いスタイルになっている。<br />
<br />
該当項目の一節「[[ウルトラマンSTORY 0#怪獣・宇宙人|怪獣・宇宙人]]」を参照のこと。<br />
<br />
=== ウルトラマン THE FIRST ===<br />
[[高田裕三]]『[[ウルトラマン THE FIRST]]』に登場。<br />
<br />
役割は『[[ウルトラマン]]』本編と同じであるが、バルタン星が滅びた理由が核実験ではなく戦争ということになっており、他にもフジ隊員に乗り移ったり、地球人側のミサイル「はげたか」が使用未遂で終わったり、宇宙船がウルトラマンに爆破されるのではなく自爆するなど、一部の展開が原作と異なっている。さらに、作品を通しての黒幕的な存在となっており、一度ウルトラマンに敗れた後も、続発する怪獣事件の裏で暗躍して復讐のチャンスを伺い、終盤では[[ゼットン]]を使ってウルトラマン抹殺を企む。[[ブルトン (ウルトラ怪獣)|ブルトン]]を調達して[[ジャミラ (ウルトラ怪獣)|ジャミラ]]を変異させたのも彼らである。<br />
<br />
初代タイプと二代目タイプが登場するが、ただ一人しかいない初代タイプはさながらバルタン軍団のリーダーのように描かれており、作品終盤では自らスペルゲン反射光も装備してウルトラマン相手に地球戦のリベンジを挑んでいる。二代目タイプは、終盤で大量に(数十人)登場するが、最後は八つ裂き光輪の乱射によって全滅する。<br />
<br />
該当項目の一節「[[ウルトラマン THE FIRST#怪獣|怪獣]]」も参照。<br />
<br />
=== 大怪獣バトル ULTRA MONSTERS ウルトラモンスターズ戦記 ===<br />
[[てしろぎたかし]]『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS ウルトラモンスターズ戦記』に登場。<br />
<br />
ストーリーの主人公。この作品のときの名前はカゲマル。最強の怪獣を決める大怪獣バトルに参加するため、バルタン星からやってきた。溺れていたガラモン一族の一人であるガラポンを助け、二人で行動を始めてバトルコロシアムに来る。そこにいたボスゴモラと対決し、苦戦しつつも何とか勝利。子分達に裏切られて倒されそうになった彼を助けて仲間に加え、チームを結成する。その後、[[メフィラス星人]]率いるチャンピオンチームが挑戦してくるが、最後は分身攻撃からの白色破壊光線で彼らを倒す。ガラポン曰く、「バトルの事以外はからっきし」で、料理の腕が壊滅的。<br />
<br />
== ライブステージに登場するバルタン星人 ==<br />
=== ウルトラマンスーパーステージ ===<br />
;皇帝デスバルタン<br />
:バルタン星を武力で支配する皇帝。究極生命体バルラを復活させ、地球侵略を企む。剣のように鋭く尖ったハサミで、相手を刺し貫く。ウルトラ戦士7人([[ウルトラマン]]、[[ウルトラセブン (キャラクター)|セブン]]、[[帰ってきたウルトラマン|ジャック]]、[[ウルトラマンA|A]]、[[ウルトラマンタロウ|タロウ]]、[[ウルトラマンネオス|ネオス]])をまとめて相手にする実力の持ち主。最後はウルトラマンのスペシウム光線に敗れるが、死の直前に自らが[[生贄]]となってバルラを復活させる。<br />
:*声:[[ささきいさお]]<br />
:*他のウルトラマン関連のアトラクションでもバルタン星人が軍団で登場する際、その親玉として登場することが多い。<br />
;ドクターバルタン<br />
:<br />
;バルル<br />
:<br />
;バルルの母<br />
:<br />
<br />
=== ウルトラマンライブステージ ===<br />
恨み重なるウルトラ戦士を倒すべく、邪神獣ゲスグロウを復活させて宇宙支配を企む[[メフィラス星人]]に協力する。作戦が成功すれば、報酬として一族が安心して暮らせる星を[[wikt:貰|貰う]]ことを約束されていた。初代タイプが3体登場するも、[[ウルトラマン]]と[[ウルトラマンタロウ]]に倒される。<br />
<br />
=== ウルトラマンプレミアステージ ===<br />
{{See also|ウルトラマンプレミアステージ}}<br />
[[エンペラ星人]]復活を企む暗黒四天王が率いる宇宙人軍団の一員として登場。GUYSの前に現れ得意の分身で翻弄するが、駆けつけたウルトラマンとセブンに倒される。<br />
<br />
=== ウルトラマンフェスティバル ===<br />
==== ウルトラマンフェスティバル'95 ====<br />
パワードバルタン星人が登場。ウルトラマンパワードと戦うが、実はウルトラマングレートとパワードを罠にはめる為の囮であり、2人を魔界空間に幽閉してしまう。セブン21の活躍によってグレートとパワードが救出されると、2人の合体技「ウルトラプラズマスパーク」の前に巨大ヤプール共々敗れ去る。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2005 ====<br />
第一部に登場。地球侵略のための調査隊が派遣され、暗躍する。書いた怪獣の絵を実体化させるダダ少年の能力に目を付け、彼を唆して怪獣達を復活・暴れさせる。最終的には自身の姿をたくさん書かせて複数体で現れるが、改心したダダ少年や会場の呼びかけで現れたウルトラ戦士達に全て撃破される。切り札として、ジェロニモンに蘇らせておいたゼットンを放つがそれも倒され、最後に生き残った瀕死の一体も、自分達が調査隊に過ぎないと宣戦布告した直後にマックスのマクシウムソードで切り裂かれて爆死し、野望は完全に潰える。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2008 ====<br />
『[[ウルトラマン]]』に登場する3代目同様、メフィラス星人の部下として第一部に登場。よくザラブ星人とコンビを組んでいる。前半では80、セブン、ヒカリと対決して、その後逃亡。後半では[[バキシム]]、ザラブ星人と共にセブンと対決するが、初代マンとゾフィーの登場で逆転され、セブンのエメリウム光線によって倒される。<br />
*今回は、初代ではなく2代目として登場している。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2010 ====<br />
第一部に登場。フック星人が発明したミニミニ光線銃のデモンストレーションにてゴース星人と戦う。試合中に光線銃で子供になったゴース星人をハサミで叩いて泣かせ、たやすく勝利する。フック星人の紹介によれば「趣味は大怪獣バトルのカード集め。夢は地球征服だが、実際に戦うのは怪獣任せの一般的草食系宇宙人」らしい。<br />
<br />
またウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーで他の怪獣と共に蘇り、暴れに向かう個体もシルエットのみで登場している。<br />
<br />
第二部では、メカバルタンがウルトラミュージアムの展示品として登場している。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2011 ====<br />
第一部では、1966年においてギギの強化改造によりパワーアップした'''メタリック・バルタン星人'''<ref group="注">名前の表記はライブステージDVDのエンドクレジットからで、宇宙忍者の異名も付けられている。劇中では単に'''メタリックバルタン'''と呼ばれる。</ref>が登場。その名の通り全身が強固なメタリックカラーの装甲でコーティングされており、並みの攻撃ではびくともしない硬さを誇る。笑い声は通常のバルタンより、くぐもったものとなっている。ウルトラマンゼロを追い詰めるが、ゼロと会場の呼びかけで復活した初代ウルトラマンには敵わず、ギギもろともスペシウム光線で倒される。<br />
<br />
第二部ではメフィラス星人の部下として登場。メフィラスが宇宙でウルトラマンと戦っている間に、地球に襲来してゼロと戦う。自身が「宇宙忍者」である事を自慢しつつ得意の分身能力で5体程に分身してゼロを苦しめ、「45年間待ち望んだウルトラ戦士に勝利する時が遂に来た」と勝ち誇るが、地球に駆けつけたウルトラマンの助言を受けたゼロによって分身を破られて形勢が逆転、最後はゼロとウルトラマンに敗れ去る。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2015 ====<br />
第一部に登場。XIOの仮想空間で働く友好的な宇宙人。ダークメフィストに操られウルトラマンXに襲い掛かるが、ウルトラマンギンガのギンガコンフォートによって浄化された。最終決戦ではウルトラ戦士達の応援に駆けつける。<br />
<br />
==== ウルトラマンフェスティバル2016 ====<br />
第一部に登場。50年の時を経て再び地球侵略を目論む。<br />
;サイバーメカバルタン<br />
:バルタン星人によって作られた戦闘ロボット。姿はバルタンバトラー・バレルと酷似しており、右手にドリルを装備している。最後はウルトラマンギンガのギンガクロスシュートで倒された。<br />
;ゼットンバルタン星人<br />
:バルタン星人とゼットンのフュージョン怪獣。第一部ではバルタン星人がゼットンの能力を取り込むことで変貌する。ウルトラ戦士と戦うものの、ウルトラマンとウルトラマンオーブのダブルスペシウム光線の前に敗れ、元の姿に戻ってもなお戦おうとするが、タイニーバルタンに止められた。第二部では、宇宙恐魔人ゼットが最後の切り札として、最後のゼットンにバルタン星人の大群を合体させて出現させるも、最後はオーブのスペリオン光線で倒された。<br />
<br />
=== お正月だよウルトラマン全員集合 ===<br />
[[ウルトラマンレオの登場怪獣#怪獣人 プレッシャー|プレッシャー]]と共にギガバトルナイザーを盗み、宇宙の支配を企む。プレッシャーが持っていた記憶を奪う水晶玉でギガバトルナイザーを盗むことに成功し、「これで宇宙は我々のもの」と喜ぶが、プレッシャーに「俺だけのもの」と言い返され、食って掛かろうとする。しかし、自分もプレッシャーの水晶玉で侵略の記憶を奪われ、「自分の星に帰ると言っていたではないか」とごまかされてそのまま自分の星に帰ってしまう。<br />
<br />
=== 円谷ジャングル『ウルトラヒーローショー』 ===<br />
[[円谷ジャングル]]主催のウルトラヒーローショーにも悪役として度々登場する。<br />
<br />
2011年10月30日に行われたショー『口は災いの元』では[[ハロウィン]]の時期の地球に襲来。『[[ウルトラマンサーガ]]』で登場するバット星人の尖兵となっており、試作品としてゼットンを貸し与えられている。ハロウィンに因んで変装して暗躍しようと考え、たまたま見つけたノーバをハロウィンの変装と勘違いして衣装を奪おうとするが、変装ではないと知っていじめていたところをウルトラマンゼロやミラーナイトに阻まれる。二人に自分がバット星人の尖兵であることを明かし、ゼットンを使って捕えた[[ウルトラの母]]を人質にゼロ達を追い詰めるが、ウルトラの母を「ばばあ」呼ばわりしたために彼女の怒りを買い<ref group="注">その際のウルトラの母には、ゼロやミラーナイト、ゼットンでさえも後ずさりする様子を見せる。</ref>、その隙をついたノーバの奮闘や観客の声援でゼロたちにエネルギーが戻り形勢が逆転。最期はウルトラの母と、彼女の力でノーバが変身したパンプキンマンに叩きのめされ、ウルトラの母のマザー破壊光線で倒される。<br />
<br />
== ゲーム作品に登場するバルタン星人 ==<br />
=== ウルトラマン(1991年版ゲーム) ===<br />
{{See also|ウルトラマン (1991年版ゲーム)}}<br />
STAGE6で対決。[[ウルトラマン怪獣大決戦]]と異なり、デザインは初代を極力踏襲。分身は攻撃を受けると消える。<br />
<br />
アーケード版には二代目も登場。止めは八つ裂き光輪。<br />
<br />
=== ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ ===<br />
{{See also|ウルトラマン Fighting Evolution}}<br />
怪獣・宇宙人の中では唯一、全作品に登場している。分身などを活かした素早い戦い方が得意。以下では主にストーリーモードでの活躍について述べる。<br />
;ウルトラマン Fighting Evolution2<br />
:オリジナルストーリー「大地球侵略作戦」では[[ヤプール人]]の誘いで[[ダダ (ウルトラ怪獣)|ダダ]]や[[マグマ星人]]と結託し、怪獣軍団を結成。ウルトラ兄弟がヤプールに捕らえられた隙に他の怪獣とともに世界各地を攻撃する。バルタンは水没都市のタワーを襲おうとしたところをウルトラセブンに阻止され対決となる。<br />
;ウルトラマン Fighting Evolution3<br />
:オリジナルストーリー「世界10拠点同時侵略指令」では世界各地に怪獣達を送り込んで暴れさせる。怪獣達をあらかた倒すと科特隊基地にバルタンが直接現れて対決となる。<br />
;ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth<br />
:メフィラス星人の部下となっており、[[ジェロニモン]]が復活させた怪獣を改造・強化を施した改造怪獣にして送り込む。円盤の中で行動するが、ウルトラセブンに追跡された末に円盤を破壊され、夜の街にてセブンと対決する。よく見ると目に当たる部分が回転している。<br />
;[[ウルトラマン Fighting Evolution 0]]<br />
:ウルトラ兄弟の一人が、[[ヒッポリト星人]]の罠に[[wikt:嵌|嵌り]]、必殺技を奪われた状態で、大量に現れたバルタンと戦うことになる。隠しストーリーではヤプールの力により、覚醒した状態のバルタンと対決する。<br />
<br />
=== コンパチヒーローシリーズ ===<br />
{{See also|コンパチヒーローシリーズ}}<br />
;[[SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦]]<br />
:第1話の中ボスとして登場。ヒーローたちを待ち構えている。倒すと更生し、オプションキャラとして戦ってくれるようになる。<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス]]<br />
:セブンたちの前に立ち塞がるテロリストとして登場。ホシノ少年に成り済ましてムラマツキャップ率いる科特隊を食中毒にさせたうえにホシノ少年を人質にするなど、卑劣な行動を取っている。配下にザラブ星人がいるものの、[[南光太郎]]には「セミ野郎」と呼ばれていた。その後はセブンたちを待ち伏せるかのように次々と苦しめるが、駆けつけたハヤタたちによってピンチに追い込まれる。だが、「最後の一人になろうともお前達を倒す!」と言い残して姿を消した。ラストダンジョンには、分身体となるバルタン星人Jr.が出没している。<br />
;[[ザ・グレイトバトルIV]]<br />
:各ステージに雑魚キャラクターとして登場。ステージ2では、モニターに映し出されたヒーローたちにバルタン星人を次々と送り込ませる。<br />
;[[ザ・グレイトバトルVI]]<br />
:サタンダークネスの尖兵にパワードバルタン星人が登場。二代目のように重力嵐で攻撃する者もいる。<br />
:三将軍の1人がサイコバルタン星人。宙に浮く球体の中から、念力でサイコボールを飛ばして攻撃する。攻撃を受け続けると巨大な[[ウルトラマンG#伝説宇宙怪獣 シラリー(シイラギ)|シラリー]]を操る。三将軍(他は[[トールギス]]と[[シャドームーン]])の全敗後にバイオモンスター合体三将軍に取り込まれる。氷に閉ざされた東京で再戦し、氷塊を降らせてさらに飛ばす。<br />
;[[グレイトバトル フルブラスト]]<br />
:[[エンペラ星人]]率いる怪獣軍団の戦闘員(最下級)として[[バキシム]]やインペライザーと共に登場する。<br />
<br />
=== PDウルトラマンバトルコレクション64 ===<br />
{{See also|PDウルトラマンバトルコレクション64}}<br />
「バルタン星人」、「バルタン星人Jr」(『帰ってきたウルトラマン』のバルタン星人Jrとは違う今作オリジナルのバルタン)、「バルタン星人III」(これもゲームオリジナル)の3体が登場。白色破壊光線や分身攻撃など原作同様の技も使用でき、「バルタン星人III」はあんこく光線というオリジナル技も使用できる。ウルトラマン以外のキャラクターで唯一、声(「フォッフォッフォッ」)が収録されている。<br />
<br />
=== スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望 ===<br />
{{See also|スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望}}<br />
シナリオ終盤のフリーシナリオにて条件次第で現れる隠しマップ「丹張市」を拠点として大量に現れ、地球侵略を目論む。ボスは全く特殊攻撃を受け付けない巨大な「スーパーバルタン」という名で登場。しかし、一人の研究者の助言の下、ハヤタ・ダン・郷の3人の協力技によって装甲を破られ、撃退される。<br />
<br />
=== 大怪獣バトル ULTRA MONSTERS ===<br />
{{See also|大怪獣バトル ULTRA MONSTERS}}<br />
:第1弾より初代が参戦し、その後もパワードバルタン星人、メカバルタン、ベーシカルバージョン、ダークバルタンと、続々参戦している。<br />
:ステータスは分身能力に優れるだけあってスピードが高く、全てのバルタンの中で最もスピードが高い。更にスピードゲージがバルタン一族専用のものとなっており、スピード勝負で有利に戦える。その反面、ディフェンスとパワーが低く打たれ弱い。また、スペシウム光線を苦手とするだけあってNEO以降は光属性攻撃に非常に弱くなってしまっている。バルタン一族専用のスピードゲージと、光属性攻撃に非常に弱い事は他の一族にも引き継がれている。<br />
:必殺技は劇中使用する「白色破壊光線」、「赤色凍結光線」の他、2体に分身して攻撃を仕掛ける「分身攻撃」という必殺技がある。NEO第2弾より新必殺技として、2体に分身してから白色破壊光線を放つ「分身白色破壊光線」が、NEO-GL第1弾からはダークバルタンとのタッグ必殺技「グラビティトラップ」が追加された。<br />
<br />
==== ハイブリッド強化ベム アンドロ・ザ・キラーメカバルタン ====<br />
*身長:55メートル<br />
*体重:4万2000トン<br />
<br />
『RR』でのオリジナルキャラクターとして初登場するメカバルタンの強化バージョン。アンドロメロスらアンドロ超戦士に恨みを抱くメカバルタンが自らの体に強化改造を施した姿で、全身の筋肉をバイオ改造した他、体の各部にもメカニック改造を行っており、パワーや機敏性、武装がより強力なものになっている。ゲーム参戦予定だったが、参戦する事もなくゲーム自体の稼働が終了した。<br />
<br />
*元は児童誌による「メカバルタン強化改造コンテスト」のグランプリ作品である。<br />
<br />
== ウルトラシリーズ以外に登場するバルタン星人 ==<br />
=== 『チビラくん』に登場するバルタン星人 ===<br />
特撮テレビ番組『[[チビラくん]]』第74話に登場。<br />
<br />
チビラくんの住むカイジュウ町の住人として[[エレキング]]、[[イカルス星人]]、[[ウー (ウルトラ怪獣)|ウー]]と共に登場する。<br />
<br />
=== 『有言実行三姉妹シュシュトリアン』に登場するバルタン星人 ===<br />
[[東映]]の特撮テレビ番組『[[有言実行三姉妹シュシュトリアン]]』第40話「ウルトラマンに逢いたい」に登場。<br />
<br />
倉庫に眠っていた着ぐるみが実体化して巨大化した(等身大も可)。同じく着ぐるみから実体化した[[ガラモン (ウルトラ怪獣)|ガラモン]]、[[ゴモラ (ウルトラ怪獣)|ゴモラ]]、[[ダダ (ウルトラ怪獣)|ダダ]]、[[エレキング]]を操って地球を征服しようと企むが、シュシュトリアンに阻まれる。戦いの末に巨大化するが、怪獣おじさんが変身したウルトラマンと、ウルトラマンの力によって巨大化したシュシュトリアンと戦い、敗北。最期はウルトラマンによって、他の怪獣達と共に宇宙へと運ばれていく。<br />
<br />
バルタン本来のモチーフは蝉であるが、今作では[[ロブスター]]を食べようとするシュシュトリアン姉妹を「仲間を食べようとした」と言って妬む。<br />
<br />
=== メバ ===<br />
1967年に[[成田亨]]が「バルタン星人をメカニックなイメージで」という発想のもとにデザインしたキャラクター<ref>『成田亨画集・ウルトラ怪獣デザイン編』(朝日ソノラマ・1983年) p.98</ref>{{Sfn|成田亨|2014|pp=110-111}}。名前は「'''メ'''カニック・'''バ'''ルタン」の略称で、昆虫的要素は薄く金属質のシャープなボディのデザインで、両手はハサミ状ではない独自の形状のものであった。雑誌『[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]』Vol.15、16にイラストが掲載されたが、映像作品に登場する機会はなかった。<br />
*漫画『ウルトラマン超闘士列伝』の闘士バルタン星人の装鉄鋼のデザインに部分的にメバのモチーフが盛り込まれている。<br />
<br />
== 過去の映像を流用しての登場 ==<br />
いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。<br />
;『[[ウルトラマンタロウ]]』第40話<br />
:回想シーンの35大怪獣・宇宙人の一体として登場。オープニングの肩書きが「バルタン星人」ではなく「宇宙忍者バルタン」となっており、ナレーションの解説では初代だが、映像は二代目となっている。<br />
;映画『[[実相寺昭雄監督作品ウルトラマン]]』<br />
:二代目が怪獣供養の回想シーンで登場している。<br />
;映画『[[ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団]]』<br />
:初代と二代目が登場。[[ゾフィー (ウルトラシリーズ)|ゾフィー]]に初代の暴れるシーンと、二代目とウルトラマンの対決が紹介される。二代目の声は[[広瀬正志]]が担当。<br />
;映画『[[ウルトラマン物語]]』<br />
:五代目が宇宙の帝王ジュダの配下として80に挑んだ。断末魔に「ジュダ様」と叫び、ウルトラ戦士達がジュダの復活を知るきっかけとなる。<br />
;映画『[[甦れ!ウルトラマン]]』<br />
:怪獣総進撃を予期したハヤタのイメージ映像に三代目が登場。<br />
;映画『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』<br />
:冒頭でコスモスとベーシカルバルタンの戦いが映る。<br />
<br />
== その他 ==<br />
* バルタン星人を表した「(V)o¥o(V)」の[[顔文字]]が、[[Microsoft IME]]の話し言葉顔文字辞書などに登録されている。<br />
* 1966年7月1日から同年7月3日まで、大阪タワー完成イベントに[[カネゴン]]・マグラーと共に登場している{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|pp=68 - 69}}。<br />
* サークロラマの映画『[[ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦]]』では[[快獣ブースカ#快獣|ブースカ]]と[[快獣ブースカ#快獣|チャメゴン]]の前に[[ウー (ウルトラ怪獣)|ウー]]や[[ウルトラセブンの登場怪獣#宇宙スパイ プロテ星人|プロテ星人]]と共に現れた後、ウルトラセブンと草原で戦う新撮シーンがある。<br />
* 『ウルトラマン』の後期オープニングの監督表記では、片方のハサミが大きいバルタン星人のシルエットが用いられた。このシルエットは、OVA『ウルトラマン超闘士激伝』のオープニングにもパロディとして登場する。<br />
* 『[[ウルトラマン物語]]』に登場するグランドキングの左腕の鋏の装甲は、バルタン星人のものだと言われている<ref>『語れ!ウルトラ怪獣』([[KKベストセラーズ]]・2014年) p.24</ref>。<br />
* 1984年に円谷プロのアイドル、花井その子のデビュー曲「コズミックラブ」のプロモーションのためにバルタン星人、[[レッドキング]]、[[ピグモン]]の3体も一緒に踊る{{Sfn|円谷プロ画報|2013|p=192}}。着ぐるみはこのための新規造型物であり、デザインは初代がベースとなっているが、耳は二代目のように発光する。<br />
* 1990年代初頭、バンダイからウルトラマンとバルタン星人を模った釣りルアーが2体セットで販売された。箱裏の説明文には「バルタン星人はザリガニに似た容姿で魚どもを刺激し食いつく事この上ない」と記述されている。<br />
* テレビドラマ『[[ウルトラマンになりたかった男]]』では、劇中で製作される映画『オールウルトラマンVS怪獣軍団』にて怪獣軍団の1体として登場し、ウルトラ戦士たちと戦う。<br />
* 『[[平成ウルトラセブン#ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦|ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦]]』では、[[ウルトラ警備隊]]の過去のデータファイルとしてバルタン星人がモニターに写るシーンがある(写真は『ウルトラマン怪獣大決戦』のもの)。<br />
* 『[[ウルトラマンM730 ウルトラマンランド]]』では、エイリアンファイブのドラム担当「ピートバルタン」が登場する。また、同番組の元である人形劇『ウルトラP』では、悪役としてしばしば登場する。<br />
* [[2000年]]に[[郵政省]]が発行した[[特殊切手]]「20世紀デザイン切手」シリーズ第13集では、ウルトラマンと共に「番組開始当時から人気の怪獣」として90円[[切手]]になった<ref>[http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/design_stamp/2000/13.html 「20世紀デザイン切手」シリーズ第13集・・・「ひょっこりひょうたん島」から・・・・の発行]</ref>。怪獣が日本の切手となったのは、同シリーズの[[ゴジラ]]に続き2回目である。<br />
* 2000年に[[二期会]]公演で行われた[[実相寺昭雄]]の演出による[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]の[[オペラ]]『[[魔笛]]』では、笛の音に誘われて動物たちが登場するシーンで[[ピグモン]]や[[カネゴン]]などのウルトラ怪獣と共にバルタン星人も出演する。<br />
* [[バンダイビジュアル]]が製作したオリジナルのDVD使用事項の注意では、[[カネゴン]]・[[ダダ (ウルトラ怪獣)|ダダ]]・[[ザラブ星人]]とともにDVDを汚したり、落書きしたりと乱暴に扱ってウルトラマンに注意される。<br />
* [[笹本祐一]]の[[SF小説]]『[[妖精作戦]]』シリーズ第2巻「ハレーション・ゴースト」では、現実世界に実体化した「夢」の1つとしてバルタン星人が登場。[[下町]]でウルトラマンと戦っている。<br />
* [[飛火野耀|真行寺のぞみ]]の[[ライトノベル]]『血まみれ学園とショートケーキ・プリンセス』では、バルタン星人が敵の1体として登場し、ウルトラマン(本物ではなく人形が等身大サイズになったもの)と戦う。<br />
* 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の主題歌「[[星のように…]]」のプロモーション映像では、[[ベムスター]]や[[アーストロン]]と共にイメージ映像で登場している。<br />
* プロバスケットボール[[bjリーグ]]と円谷プロダクションのコラボ企画として開催された、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」では、候補としてノミネートされた後に[[秋田ノーザンハピネッツ]]からドラフト指名された。<br />
* 『[[ウルトラゾーン (テレビ番組)|ウルトラゾーン]]』では、最終回のアイキャッチに登場。怪獣特捜隊の指令室でタカダ・リホ隊員と寛ぎ、雑誌を読む姿が描かれている{{Sfn|ウルトラゾーン完全ガイド|2012|p=104|loc=「ウルトラゾーンアイキャッチコレクション8」}}。<br />
* 2012年7月24日に放送された『[[ザ・プライムショー]]』では、ライバル関係である[[ウルトラマン]]とともにゲストとして仲良く共演していた。<br />
* 『ウルトラマン“ブログ”列伝』で紹介される際は、『[[ジョジョの奇妙な冒険]] [[戦闘潮流]]』に登場するルドル・フォン・シュトロハイム風の紹介がされるのが恒例となっている<ref>[http://blog.m-78.jp/2012/11/05/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2%E5%87%BA%E6%92%83%EF%BC%81%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%98%9F%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%B6%85%E7%A7%91%E5%AD%A6%EF%BC%81/ ビルガモ出撃!バルタン星人の超科学!][http://blog.m-78.jp/2013/04/08/%E3%80%8C%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AF%E3%82%A1%E3%82%A1%E3%82%A1%EF%BC%81%E3%80%8D/ 「バルタン星の科学はァァァ!」]</ref>。<br />
* 2013年2月7日に行われた六本木[[ビルボードライブ]]での歌手[[シルヴィ・ヴァルタン]]のコンサートで、アンコールにバルタン星人が出演した<ref><br />
[http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/9999 シルヴィ・バルタンとバルタン星人が初対面]。</ref>。<br />
* 『[[仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z|ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!]]』では、出しっぱなし布団の謎(仮面ライダーアクセル編)に(目元に線が入るなどぼかされてはいるが)登場している。<br />
* 『[[ウルトラ怪獣擬人化計画|ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP]]』にて擬人化されている。<br />
* 川崎市川崎駅前で営業されている居酒屋「[[怪獣酒場]]」は、バルタン星人のバルタン店長が店長というコンセプトとなっている。<br />
* 2014年に開催された『ウルトラマンビクトリーウルトランスアイデアコンテスト』では、バルタン星人をモチーフとした'''バルタンセンジュカノン'''がてれびくん賞を受賞し、[[ウルトラマンフェスティバル|ウルトラマンフェスティバル2014]]のライブステージに[[ウルトラマンギンガS#ウルトラマンビクトリー|ウルトラマンビクトリー]]のウルトランスとして登場した<ref>{{Cite book|和書|title =[[ウルトラマンギンガS]]超全集 |series=てれびくんデラックス 愛蔵版 |date = 2015-02-03 |publisher = 小学館 |page=66|chapter=ギンガも大活躍!!ウルトライベント2013-2015|isbn = 978-4-09-105148-6}}</ref>。<br />
=== SD作品でのバルタン星人 ===<br />
* OVA『[[ウルトラマングラフィティ おいでよ!ウルトラの国]]』にはモタモタモーターズ第一販売部部長として登場。バル夫はその息子である。<br />
* 『[[ウルトラマンキッズ]]』関連の作品では、バルという名前で登場。テレビアニメ版『[[ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年]]』ではレギュラー扱いであり、ガッツン([[ガッツ星人]])を子分にしている。<br />
* 1996年公開の映画『[[ウルトラマンカンパニー]]』にはウルトラマンカンパニーの社員バルタ君として登場する。<br />
<br />
=== 未発表作品でのバルタン星人 ===<br />
* 完全新作で製作を予定していた『ウルトラマン ジャイアント作戦』に登場が予定されていた{{Sfn|白書|1982|p=108|loc=幻の劇場用ウルトラマン ジャイアント作戦}}。本作で披露するはずだった能力はバルタン星人(二代目)のものに流用されている。<br />
* 『[[ウルトラセブン]]』の未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では他の宇宙人と手を組んで宇宙連合軍を結成し、冒頭でセブンを襲いダンに絶対安静の重傷を負わせ、この時は逃げる。怪獣を東京に出現させた後に再びセブンと戦い、倒されるというシナリオが予定されていた。「フィギュア王」に掲載された『ゴードの巻』でも宇宙連合軍のリーダー格として登場し、最後はセブンに倒される。これ以前に『セブン』企画時の初期段階でもバルタン星人の登場は検討されている。<br />
* 『[[ウルトラマンG]]』の続編企画はパルタン星人の襲来が発端になる予定であった(「[[ウルトラマンG#続編企画]]」参照)。<br />
* 1993年に『ウルトラマン』の25年後を舞台とした映画『ウルトラマン/バルタン星人大逆襲』の製作が予定されていたが、中止されている<ref name = "max飯島" />。千束北男([[飯島敏宏]])により執筆された脚本は飯島敏宏著『バルタンの星のもとに』([[風塵社]])に収録されている。内容の一部は『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』や『ウルトラマンマックス』第33話・第34話に反映されている<ref>『テレビマガジン特別編集ウルトラマンコスモス』(講談社)P. 105.</ref><ref name = "max飯島" />。<br />
<br />
=== バラエティー番組でのバルタン星人 ===<br />
ウルトラ怪獣の代表としてバラエティ番組にもたびたび登場する。<br />
<br />
* 『[[タケちゃんマン]]』には一度ザリガニが巨大化した設定で登場する。<br />
* 『[[5夜連続シリーズ スーパーTV]]』の「[[人気怪獣大パレード]]」(1984年3月26日 - 3月30日放送)では、番組の合間のアニメ寸劇に登場。声優は[[三遊亭小遊三]]。{{Sfn|円谷プロ画報|2013|p=192}}<br />
* 1987年秋の『[[風雲!たけし城]]スペシャル』ではたけし軍の一員として出演。ジブラルタル海峡ではスタート時に砲撃で受け取らなければならない金のボールをすでに右手に持っているという反則技をやってのけた。<br />
* [[1990年]]1月9日放送の『[[加トちゃんケンちゃん光子ちゃん]]笑いころげておもしろ家族!』にゲスト出演した。<br />
* [[1990年]]の紅白歌合戦では[[チェッカーズ]]が歌う「ウルトラマンの歌」をバックに[[レッドキング]]、[[エレキング]]と共にウルトラマン、ウルトラセブンと戦う。 <br />
* 2007年1月28日放送の『[[行列のできる法律相談所]]』で、ウルトラマン、セブン、メビウスと共に出演。[[島田紳助]]によると「裏番組が強力だから視聴率アップのため来てもらった」とのことで、 番組中では流されたVTRをウルトラ兄弟3人と共に見ながら爆笑している様子が見られた。<br />
* [[2008年]]9月15日放送の『[[関口宏の東京フレンドパークII]]』では、ゲストが同時期公開の『[[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]』に出演の[[長野博]]、[[五十嵐隼士]]、[[吉本多香美]]だったこともあり、[[ホンジャマカ]]の[[恵俊彰]]が最終種目ハイパーホッケーでバルタン星人の着ぐるみで登場し、メビウスとティガに倒される。<br />
* [[2009年]]11月 - 12月にかけては『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』の宣伝を兼ねて様々な番組に出演した。<br />
** 11月15日放送の「[[オレたち!クイズMAN]]」ではウルトラマン、セブン、ジャック、タロウ、ゼロと共に登場。<br />
** 12月5日放送の、『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』では他の怪獣達と共にオーディションを受ける役柄で出演、怪獣達の元締めを務めた。[[岡村隆史]]扮する[[プレッシャー星人]]に対しては、当初は快く思わずハサミをぶつけるなど嫌がらせをしていたが、最後に全員で『[[スリラー (曲)|スリラー]]』(『ウルトラー』と動きをアレンジ)を踊った頃にはすっかり打ち解けた。またウルトラ戦士が審査に来た際は非常に驚いていたが、審査員のセブンに対して見事なステップを披露した。これを見た[[加藤浩次]]からは「バルタンかっこいい」と評価された。<br />
** 12月7日放送の『世界まる見え!テレビ特捜部』の冒頭部分にはメトロン星人、ゼロ、セブンと共に登場。<br />
* 2011年1月9日放送の「題名のない音楽会」では指揮をしている音楽家を赤色凍結光線で固まらせ演奏を止めた後、ウルトラマンと戦う。スペシウム光線で成敗され、謝罪して改心する。<br />
* [[2011年]][[4月19日]]放送の『[[ピラメキーノ]]』番組内企画『キャラ・1 GP』で、ピラメキパンダと[[プロレス]]で対決。ピラメキパンダを[[アキレス腱固め]]や[[瞬間移動]]で苦しめるも、[[ウルトラマンゼロ]]の乱入でゼロの放つ[[スペシウム光線]]<ref group="注">実際にはワイドゼロショットの構えだが番組内ではスペシウム光線と誤ってテロップされている</ref>で敗北する。<br />
* [[2013年]][[3月1日]]ニコニコ生放送公式ゲーム番組『高橋名人と椿姫彩菜のゲッチャ!』にて、[[PlayStation Portable|PSP]]用ゲームソフト『[[ウルトラマン オールスタークロニクル]]』([[バンダイナムコゲームス]])の紹介で登場<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=SM-qVz5vH44 2013年3月1日『高橋名人と椿姫彩菜のゲッチャ!』(ニコニコ生放送公式ゲーム番組)]</ref>。<br />
<br />
=== CMでのバルタン星人 ===<br />
* 1980年代中期の[[東芝]][[ビデオデッキ]]「[[VIEWSTAR]]」のCMでは、ウルトラマンと共に登場。ハサミから火花を出しながら戦う。スロー再生や「逆転再生」(巻き戻し機能)の説明では、八つ裂き光輪で真っ二つにされるシーンが用いられている。<br />
* 1991年に、バンタンデザイン研究所のCMに出演。バルタンとバンタンの響きが似ている事からの起用である。<br />
* 2009年の[[本田技研工業|HONDA]]「[[ホンダ・ステップワゴン|ステップワゴン スパーダ]]」のCMでは、スパーダを恐れて他の怪獣と共に道を空ける役で出演している。<br />
* マイポケットとウルトラマンのコラボ企画『地球のデータを救え! ウルトラマイポケット』第4話「怪奇!思い出が消えちゃった!編」(2013年12月18日公開)に登場。ある女性の家に現れたバルタン星人は思い出のアルバムを盗み燃やすが、ウルトラマンのスペシウム光線で倒される。<br />
* 2014年3月の[[JR博多シティ]]リニューアルCM「集合編」には、[[ウルトラの母]]、[[ダダ (ウルトラ怪獣)|ダダ]]、[[ピグモン]]と共に登場。ピンクの[[スラックス]]とハイヒールを履いている<ref>[http://www.jrhakatacity.com/201402ultra/ AMU 3.1 ULTRA RENEWAL|JR博多シティ アミュプラザ博多] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140222170354/http://www.jrhakatacity.com/201402ultra/ |date=2014年2月22日 }}</ref>。<br />
<br />
=== 類似キャラクター ===<br />
* 『[[ウルトラマンタロウ]]』に登場した[[テンペラー星人]]は、それまでの敵宇宙人を合わせたデザインだが、頭部や口吻の形状、鋏状の手など特にバルタン星人を意識した部分が多い。『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』以降ではスマートにリファインされたデザインのテンペラー星人が登場するが、デザインを担当した[[酉澤安施]]は「バルタン星人がモチーフと聞いたので少しバルタンに戻していった」と語っている<ref>書籍『ウルトラマンメビウス ARCHIVE DOCUMENT』より。</ref>。<br />
* 『[[ウルトラマンレオ]]』に登場した[[ウルトラマンレオの登場怪獣#分身宇宙人 フリップ星人|フリップ星人]]はバルタン星人と酷似した笑い声を発するが、これはバルタン星人の鳴き声をアレンジ、早回ししたためである。青白い光学合成による分身やテレポーテーションを得意としている点も共通しており、ビデオソフト『[[ウルトラ怪獣大百科]]』では親戚関係も噂されている。<br />
* 『[[ウルトラマンネオス]]』の[[ウルトラマンネオス#脳魂宇宙人 ザム星人|ザム星人]]のデザインソースはバルタン星人とゼットンであり、鋏状の両手などにバルタン星人の意匠が見られる。またビデオ版のザム星人は「故郷を失って放浪する宇宙人」と設定されている。<br />
* 『[[ウルトラマンX#映画|劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』に登場する閻魔獣ザイゴーグの眼はバルタン星人をモチーフとしている<ref>「劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン 11大見どころチェック!!」『[[劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』パンフレット 2016年3月3日発行 編集:[[小学館]]「[[てれびくん]]編集部」 編集・発行:[[松竹]]株式会社事業部<!--ページ数表記なし--></ref>{{Sfn|劇場版X|2016|loc=「ART WORKS」}}。<br />
* 『[[ジャンボーグA]]』第45話に登場した怪獣キングビートルのデザインソースもバルタン星人とゼットンとみられ、雑誌『[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]』のバルタン星人の特集にも取り上げられた。顔などに初代バルタン星人のイメージがあり、デザインした[[米谷佳晃]]によると、『ジャンボーグA』においては意図的に過去のキャラクターのデザイン面でのリメイクを行っていたとのこと。<br />
* 『[[突撃!ヒューマン!!]]』に登場する怪獣ザリゾン<ref>『成田亨 画集ウルトラ怪獣編』P99の解説より</ref>(デザインは成田亨)も、全体のシルエットにバルタン星人との共通点を多く残しており、キングビートル同様に『宇宙船』誌上でバルタン星人の特集で取り上げられている。また、成田自身によりバルタン星人とメバとザリゾンの3体が並ぶ絵も描かれている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group=注}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist|2}}<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
* [[ファンタスティックコレクション]]([[朝日ソノラマ]])<br />
** {{Cite book|和書 |date = 1982-12-31 |title = 不滅のヒーローウルトラマン白書 |series = ファンタスティック・コレクション・スペシャル |publisher = 朝日ソノラマ |edition = 初版 |id = 雑誌コード:67897-80 |ref = {{SfnRef|白書|1982}} }}<br />
*** {{Cite book|和書 |date = 1987-03-01 |title = 不滅のヒーロー ウルトラマン白書 |series = [[宇宙船 (雑誌) |宇宙船]]別冊 |publisher = 朝日ソノラマ |edition = 第2版 |id = 雑誌コード:01844-03 |ref = {{SfnRef|白書2|1987}} }}<br />
** {{Cite book|和書 |editor = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]編集部 編 |others = [[円谷プロダクション]] 監修 |date = 2006-10-30 |title = [[ウルトラマンマックス]] マックス!マックス!マックス!怪獣大画報 |series = ファンタスティックコレクション |publisher = 朝日ソノラマ |isbn = 4257037350 |ref = {{SfnRef|マックス!マックス!マックス!|2006}} }}<br />
* [[てれびくん]]デラックス愛蔵版([[小学館]])<br />
** {{cite book |和書 | date = 1984-09-10 | title = ウルトラ怪獣大全集 | publisher = 小学館 | series = てれびくんデラックス愛蔵版 | isbn = 4-09-101411-9 | ref={{SfnRef|ウルトラ怪獣大全集|1984}} }}<br />
** {{Cite book|和書 | title = 劇場版ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT[[超全集]] | publisher = 小学館 | series = てれびくんデラックス愛蔵版| date = 2001-10-01 | isbn = 4-09-101480-1 | ref = {{SfnRef|劇場版コスモス超全集|2001}} }}<br />
** {{Cite book|和書 | title = ウルトラマンコスモス超全集 | publisher = 小学館 | series = てれびくんデラックス愛蔵版| date = 2003-09-20 | isbn = 4-09-101492-5 | ref = {{SfnRef|コスモス超全集|2003}} }}<br />
** {{Cite book|和書 | title = [[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]超全集 | publisher = 小学館 | series = てれびくんデラックス愛蔵版| date = 2009-12-23 | isbn = 978-4-09-105129-5 | ref = {{SfnRef|ウルトラ銀河伝説超全集|2009}}}}<br />
** {{Cite book|和書|others=構成・間宮尚彦 執筆・大石真司|title =[[ウルトラマンX]]超全集 |series=てれびくんデラックス 愛蔵版 |date = 2016-03-16 |publisher = 小学館 |isbn = 978-4-09-105153-0 |ref={{SfnRef|X超全集|2016}} }}<br />
* {{cite book |和書 | date = 1993-09-05 | title = ウルトラマン ベストブック | publisher = [[竹書房]] | isbn = 4-88475-211-2 | ref={{SfnRef|ベストブック|1993}} }}<br />
* {{Cite book|和書|others = 監修:円谷プロダクション|date = 1994-10-01|title =テレビマガジン特別編集 新・ウルトラマン大全集|publisher = 講談社|isbn = 4-06-178418-8|ref = {{SfnRef|新大全集|1994}}}}<br />
* {{Cite book|和書|author = ヤマダ・マサミ|year = 1996|title = 大ウルトラマン図鑑|publisher = ホビージャパン|isbn = 978-4894251090|ref = {{SfnRef|大ウルトラマン図鑑|1996}}}}<br />
* {{cite book |和書 | date = 2001-12-21 |others=監修 円谷プロダクション | title = ウルトラマン大辞典 | publisher = [[中経出版]] | isbn = 4-8061-1556-8 | ref={{SfnRef|大辞典|2001}} }}<br />
* 画報シリーズ(竹書房)<br />
** {{Cite book|和書 |editor=竹書房/ブレインナビ編 | title = ウルトラマン画報 <small>光の戦士三十五年の歩み</small> | publisher = 竹書房 | volume = 上巻 | date = 2002-10-04 | isbn = 978-4-8124-0888-9 | ref = {{SfnRef|画報 上巻|2002}} }}<br />
** {{Cite book|和書 |editor=竹書房/ブレインナビ編 | title = ウルトラマン画報 <small>光の戦士三十五年の歩み</small> | publisher = 竹書房 | volume = 下巻 | date = 2003-05-09 | isbn = 4-8124-0999-3 | ref = {{SfnRef|画報 下巻|2003}} }}<br />
** {{Cite book|和書 | title = 円谷プロ画報 | publisher = 竹書房 | volume = 第1巻 | date = 2013 | isbn = 978-4-8124-9491-2 | ref = {{SfnRef|円谷プロ画報|2013}} }}<br />
* [[テレビマガジン]]特別編集([[講談社]])<br />
** {{Cite book|和書 |others = 構成・執筆・編集 岩畠寿明・鈴木洋一 |date = 2003-09-08 |title = テレビマガジン特別編集 ウルトラマンコスモス |publisher = 講談社 |isbn = 4061784293 |ref = {{SfnRef|テレビマガジン特別編集コスモス|2003}} }}<br />
** {{Cite book|和書 |date = 2006-09-26 |title = [[ウルトラマンネクサス]]&ウルトラマンマックス |series=テレビマガジン特別編集 |publisher=講談社 |isbn=4061784331 |ref={{SfnRef|ネクサス&マックス|2006}} }}<br />
* {{Cite book|和書 | title = ウルトラマンAGEスペシャル ウルトラマンコスモスイズム | publisher = [[辰巳出版]] | series = タツミムック | date = 2003-10-10 | isbn = 4-88641-928-3 | ref = {{SfnRef|コスモスイズム|2003}} }}<br />
* {{Cite book |和書 |date=2006-07-07 |title=ウルトラマンマックス |series=パーフェクト・アーカイブ・シリーズ6 |publisher=竹書房 |isbn=4-8124-2802-5 |ref = {{SfnRef|PASマックス|2006}}}}<br />
* {{cite book |和書 |editor=ブレインナビ編著 | date = 2008-08-18 | title = ウルトラ怪獣列伝 ウルトラマン・ウルトラセブン編 | publisher = [[PHP研究所]] |series=[[PHP文庫]]| isbn = 978-4-569-67071-3 | ref={{SfnRef|怪獣列伝|2008}} }}<br />
* {{Cite book|和書|others=監修 [[円谷プロダクション]]|title =[[ウルトラゾーン (テレビ番組)|ウルトラゾーン]]オフィシャル完全ガイド |date = 2012-08-11 |publisher = [[扶桑社]] |isbn = 978-4-594-06640-6 |ref={{SfnRef|ウルトラゾーン完全ガイド|2012}} }}<br />
* {{Cite book|和書 |date = 2012-09-26 |title = 大人のウルトラ怪獣大図鑑 |publisher = [[マガジンハウス]] |isbn = 978-4-8387-8770-8 |ref = {{SfnRef|怪獣大図鑑|2012}}}}<br />
* キャラクター大全([[講談社]])<br />
** {{cite book |和書 |editor=講談社 編 | date = 2012-12-20 | title = ウルトラマン 全調査報告 | publisher = [[講談社]] | series = キャラクター大全 | isbn = 978-4-06-218128-0 | ref={{SfnRef|全調査報告|2012}} }}<br />
** {{cite book |和書 |editor = 講談社 編 |title = キャラクター大全 帰ってきたウルトラマン パーフェクトファイル |publisher = 講談社 |series=キャラクター大全 |date = 2015-10-15 |isbn = 978-4-06-219562-1 |ref={{SfnRef|キャラクター大全 帰マン|2015}} }}<br />
* {{Cite book|和書|author = 大石真司 |coauthors = 江口水基・島崎淳・間宮尚彦 |date = 2013-03-11 |title = 円谷プロ全怪獣図鑑 |publisher = 小学館 |isbn = 9784096820742 |ref = {{SfnRef|円谷プロ全怪獣図鑑|2013}} }}<br />
* {{cite book |和書 | date = 2013| title = 別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本| publisher = [[洋泉社]]| series = 洋泉社MOOK| isbn = 978-4-8003-0262-5| ref={{SfnRef|ウルトラマン研究読本|2013}}}}<br />
* {{Cite book|和書 |author=成田亨|authorlink=成田亨|date = 2014-07-19 |title = 成田亨作品集 |publisher = 羽鳥書店 |isbn = 978-4-904702-46-8 |ref=harv}}<br />
* {{wikicite|ref={{SfnRef|劇場版X|2016}}|reference=Blu-ray『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン Blu-ray メモリアル BOX』([[バンダイビジュアル]] BCXS-1125)封入 SPECIAL NOTES(構成・執筆:[[ガイガン山崎]]、島崎淳)}}<!--ページ数表記なし--><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
*[[ウルトラ怪獣一覧]]<br />
**[[ウルトラマンの登場怪獣]]<br />
**[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣]]<br />
**[[ザ☆ウルトラマンの登場怪獣]]<br />
**[[ウルトラマン80の登場怪獣]]<br />
**[[ウルトラマンコスモスの登場怪獣]]<br />
**[[ウルトラマンマックスの登場怪獣]]<br />
<br />
{{ウルトラ怪獣}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:はるたんせいしん}}<br />
[[Category:ウルトラ怪獣]]<br />
[[Category:ウルトラマンの登場怪獣]]<br />
[[Category:架空の忍者]]</div>
218.221.44.185
コボちゃん
2018-07-19T13:05:43Z
<p>218.221.44.185: </p>
<hr />
<div>{{出典の明記|date=2018年5月9日 (水) 04:50 (UTC)}}<br />
{{Infobox animanga/Header|タイトル=コボちゃん|画像=|サイズ=|説明=|ジャンル=[[4コマ]][[ファミリー]]}}<br />
{{Infobox animanga/Manga<br />
|タイトル=コボちゃん<br />
|作者=[[植田まさし]]<br />
|作画=<br />
|出版社=[[読売新聞東京本社]]<br />[[読売新聞大阪本社]]<br />[[読売新聞西部本社]]<br />
|他出版社=[[蒼鷹社]]単行本『コボちゃん』<br>[[芳文社]]単行本『新コボちゃん』<br />
|掲載誌=[[読売新聞]][[朝刊]]<br />
|レーベル=[[まんがタイムコミックス]](『新コボちゃん』)<br />
|発売日=<br />
|開始号=[[1982年]][[4月1日]]<br />
|終了号=<br />
|開始日=<br />
|終了日=<br />
|発表期間=<br />
|巻数=蒼鷹社版全60巻、芳文社版既刊37巻<br />
|話数=12877話([[2018年]][[7月19日]]時点)<br />
|その他=<br />
|インターネット=<br />
}}<br />
{{Infobox animanga/TVAnime|タイトル=|原作=植田まさし|総監督=鳥居宥之(「夢いっぱい!!」まで)<br>[[森田浩光]](テレビシリーズ以降)|監督=|シリーズディレクター=|シリーズ構成=城山昇|脚本=城山昇、外池省二<br>武上純希、高屋敷英夫<br>ほか|キャラクターデザイン=|メカニックデザイン=|音楽=[[冬木透]]、中島彰、神林早人|製作=[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]、[[宣弘社]]、エイケン|インターネット=|放送局=読売テレビ・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]|放送開始=[[1992年]][[10月19日]]|放送終了=[[1994年]][[3月21日]]|話数=全63話 + sp4回|その他=|アニメーション制作=[[エイケン (企業)|エイケン]]}}<br />
{{Infobox animanga/Footer}}<br />
『'''コボちゃん'''』は、[[植田まさし]]による[[日本]]の[[4コマ漫画]]作品、およびこれを原作とした[[アニメ]]作品。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[読売新聞]](朝刊)では、[[秋好馨]]の『[[轟先生]]』が[[1973年]]に終了して以降、4コマ漫画のない時期が続いていた。その後、1977年10月1日に「都内版」で4コマ漫画が復活し、12月31日まで『オーイ都民くん』([[はざまえいじ]])、1978年1月1日 - 12月31日まで『東京パンチ』([[富永一朗]])を経て、[[1979年]][[1月1日]]に連載が開始された[[福地泡介]]の『[[OH!!ミスター]]』が8月1日以降「都内版」から社会面に移動。全国の読売新聞(朝刊)で4コマ漫画が復活したが、わずか1年(社会面移動後5カ月)で連載が打ち切りとなり、[[1980年]]1月1日から[[1982年]][[3月29日]]までは[[秋竜山]]の『[[あっぱれサン]]』が連載されていた。その『あっぱれサン』の後継作品として『コボちゃん』の連載が開始された。『[[フリテンくん]]』や『[[かりあげクン]]』で4コマブームの火付け役となった植田まさしの初の新聞掲載漫画作品として、1982年[[4月1日]]から連載が開始された。[[2004年]][[12月1日]]から、日本の[[全国紙]]の4コマ漫画としては初めてカラー化された<ref group="注">[[読売新聞中部支社|中部支社]]版はモノクロ掲載のままであったが、[[2008年]][[3月31日]]から[[愛知県]][[清須市]]に建設された新工場が稼動したことにより、ようやくカラー掲載になった。なお、[[読売新聞衛星版|衛星版]]はモノクロ掲載のままである。また、一部地域は、[[輪転印刷機|輪転機]]の関係上、稀にモノクロで掲載される回もある。<!--年に1回程度、理由は不明。--></ref><ref group="注">実質的に全国紙の4コマ漫画で初めてカラー化されたのは、[[朝日新聞]]朝刊に連載されていた『[[フジ三太郎]]』([[サトウサンペイ]]作)の最終回([[1991年]][[9月30日]]付に掲載)であった。</ref>。なお、コミックスではモノクロのままである。[[2010年]][[6月14日]]に連載1万回を達成した。なお、読売新聞での4コマ漫画の長期連載は[[鈴木義司]]の『[[サンワリ君]]』(夕刊連載)の全1万1240回を抜き、[[2014年]]現在では最長記録となっている。[[2017年]]4月1日に連載35周年を迎えた。本編以外では新聞休刊日や選挙での配達遅延などを告知する折り込み広告に、お辞儀しているコボちゃんが掲載されたことがある。<br />
<br />
[[蒼鷹社]]から単行本が第60巻まで発売されており、現在は[[芳文社]]が単行本の新規発行を承継し、第37巻まで発行されている(蒼鷹社版は現在Yahoo!ブックスでネット配信されている他、不定期で[[コンビニコミック]]版も刊行されている)。アメリカでも『''Kobo,the li'l Rascal''』というタイトルで翻訳出版され、人気を博した。その際、一部のコマが反転されている。<br />
<br />
原則として登場人物は年を取らないが、結婚や新たな登場人物の登場が描かれたりする他、2010年は実穂の誕生を境に登場人物が年を取るなどの変更が行われた。また、[[2011年]][[4月6日]]掲載分よりコボの設定が幼稚園児から小学生に変更された(2010年[[12月12日]]掲載文でその件がある)。<br />
<br />
[[1992年]]から[[1994年]]まで、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]で[[アニメ]]化(制作:[[エイケン (企業)|エイケン]])もされた(全63回)。<br />
<br />
現在、植田の作品の中で唯一、セリフに[[振り仮名|ふりがな]]がついている(初期には振られていなかった)。セリフでの登場人物の氏名表記にはカタカナが多く用いられる。<br />
<br />
2010年[[4月16日]]に、原作を扱った絵本が発売された([[芳文社]]刊)。詳細は[[コボちゃん「絵本」#コボちゃん「絵本」|後述]]。<br />
<br />
植田自身は「コボちゃん」を「"コ"ボちゃん」ではなく「コ"ボちゃん"」と発音する<ref>テレビ朝日系「ショナイの話」2013年2月26日。</ref>。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
=== 田畑家周辺 ===<br />
田畑家の下の名前は劇中ではほとんどカタカナ表記されているため、漢字表記されるのは稀である。東京都に住んでいる<ref>読売新聞 2014年12月27日朝刊</ref>。<br />
;田畑小穂(たばた こぼ)<br />
:[[声優|声]] - [[大谷育江]]<br />
:この漫画の主人公。みどり小学校3年生。耕二と早苗の息子で刈り上げ頭と何かを被せたようなヘアースタイルがトレードマーク。ごく平凡な子供であるが、時々子供とは思えないようなませた考えや言動をすることがある。明るく元気な性格で、チャンバラごっこ、西部劇ごっこなどをよくやる。将来は耕二と同じ会社に勤めるつもりでいる。頭頂部の2本の毛を切られた際に、さくらんぼの枝を代用したことがある。誕生日は[[5月27日]]<ref>読売新聞1985年5月27日朝刊</ref>。<br />
:シゲルとは親友にあたり、共に行動することが多い。アニメ最終回では絶交宣言をしてしまったが、最後は仲直りして関係を取り戻した。「約束のマジックディ」ではお互いを呼び捨てにしており、シゲルに老人ホームへの近道を教えてもらっている。<br />
:連載開始から長らくたんぽぽ幼稚園に通う5歳の幼稚園児という設定だったが、実穂の誕生と成長に合わせてコボも成長しており、小学校3年生程度まで加齢していくことが作者から明かされている。[[2011年]][[4月6日]]掲載分でみどり小学校に入学し、それから小学2年になり、2013年度から小学3年に進級した。<br />
:名前の由来は、作者自身が子供の頃に呼ばれていた「こぼちゃん」(末っ子・小さい子供という意味)より<ref><br />
[http://contents.oricon.co.jp/news/ranking/71592/full/?from_todaysnews 『コボちゃん』作者・植田まさし氏、第2子誕生に初めて言及「連載1万回目で生まれる」ORICON STYLE]</ref>。<br />
;田畑実穂(たばた みほ)<br />
:連載1万回を迎えた[[2010年]][[6月14日]]掲載分に誕生した小穂の妹で耕二と早苗の娘。同年[[4月27日]]付の読売新聞朝刊および同社ホームページで名前の募集が行われた結果、応募第2位だった実穂(みほ、同音異字含む)<ref group="注">第1位はみのり(実、実里、実りほか)、第3位にはこむぎ(小麦)と続いていた。</ref>に決まり誕生翌々日の[[6月16日]]掲載分で発表された。[[2011年]]6月14日掲載分で1歳の誕生日を迎えた。作者によると「おませになる3歳ぐらいまでは成長させたい」とのことであり、これに伴い他の登場人物も同様に年齢を動かす<ref>読売新聞2010年12月15日付朝刊「気になる!」参照。</ref>とのことで、2013年度に小穂の進級から計算すると3歳となり加齢が止まった。<br />
;田畑早苗(たばた さなえ)<br />
:声 - [[松井菜桜子]]<br />
:コボの母親で、[[専業主婦]]。パートなどはしていない様子。コボに数や言葉の勉強をことあるごとに実施している[[教育ママ]]。子供を甘やかさず、しつけも厳しくしている一方で、自身は独身気分が抜けていないところがある。家事全般をこなすが、おっちょこちょいなところもあり、失敗をしては子供っぽい方法でごまかそうとする。料理はうまいが、しょっちゅう鍋や魚を焦がす。夫や息子の嘘には極めて敏感。デパートなどにお出掛けしたり、お菓子を隠そうとする時のコボとのやりとりが多い。29歳→33歳。[[2009年]][[10月14日]]掲載分にて、第2子の妊娠を告白し、[[2010年]][[6月14日]]掲載分にて女児を出産。早苗の妊娠は後日、[[朝日新聞]]の「青鉛筆」でも取り上げられた。<br />
;田畑耕二(たばた こうじ)<br />
:声 - [[二又一成]]<br />
:コボの父親で、[[サラリーマン]]。会社では係長(蒼鷹社の23巻で昇進)だが部下にあしらわれることも多く「名ばかり係長」だと嘆いていた。岩夫の一世代下の父親像として、威厳も性格も少々軽めに設定されている。一家で早苗の両親と同居しているため、入り婿ではないが、少々肩身が狭い。平日は毎晩のように泥酔して帰ることが多い。<br />
:休日もゴルフや競馬をやることが多い。それ以外にもパチンコやスキーが趣味。また、熱狂的なサッカーファンで特に日本代表の動向には一喜一憂する。<br />
:自動車免許を取得しているが、車を持っていない。出身は[[秋田県]]の県南地域([[横手市]]、[[湯沢市]]、[[由利本荘市]]など)と推測され、アニメ版でもコボを連れて一度里帰りをしていた。雨男。33歳→37歳。猫舌。<br />
;山川岩夫(やまかわ いわお)<br />
:声 - [[宮内幸平]](1990年スペシャルアニメ~1994年スペシャルアニメまで)→[[稲垣隆史]](1998年スペシャルアニメ)<br />
:早苗の父親であり、小穂の祖父。つまりミネの夫。竹男の伯父。職はなく年金暮らしの様子だが、背広姿な時が多い。<br />
:趣味は囲碁や釣り、盆栽と多彩で、そのため遊び友達、茶飲み友達も多い。<br />
:かなりの孫煩悩で、老人らしからぬ奇抜な行動を取ることもある。性格は頑固で、家事はほとんど手伝わず(ただし、家事をいつもしている早苗とミネが眠ってしまったときは、耕二と竹男と3人で夕食の準備をしたこともある)、一度座ってしまうと動こうとしない。亭主関白的・女性差別的な行動・言動もしょっちゅうだが、ミネ・早苗の2人に逆襲されて負けることもしばしば。連載当初は普段着が和服であることが多かったが、現在は洋服が多い。言葉遣いや性格などが変化しており、時代の移り変わりを最も反映しているキャラクターである。60歳→64歳。出身はテレビアニメ版では[[香川県]]となっているが、原作では[[東京]]育ちであることをほのめかしている。また、小穂や遊びに来た小穂の友達と一緒に遊んでくれたりするという、いわゆる子供が好きだということである。小穂から口臭を指摘された後、練習の末に口を閉じたまま鼻でしゃべるという特技を身に付けた。家族一の鍋奉行で、いつも鍋の時は鍋奉行であるが、ときどき早苗とミネのリクエストでトマト鍋の時は、鍋奉行はやっていない<ref group="注">最近{{いつ|date=2016年12月}}は、普通の鍋の際もあまりしていない(ミネの発言より)。</ref>。<br />
;山川ミネ(やまかわ ミネ)<br />
:声 - [[上村典子]]<br />
:早苗の母親であり、小穂の祖母。つまり岩夫の妻。専業主婦のベテラン。田畑家で唯一の眼鏡愛用者。家事に追われる日々のため、無趣味で地味な性格だが、たまに突拍子もないものに挑戦しては周囲を驚かせている。夫に対する不満は多く、しょっちゅう喧嘩をしているが、仲が悪いわけではなく、むしろ良好。カエルやネズミ、ゴキブリなどが苦手で、現れた際は奇声を上げたり、無意識に[[竹馬]]に乗れたこともある。口癖は、「歳をとると○○なのよ」。最近{{いつ|date=2016年12月}}では、[[花粉症]]にかかりやすいが、以前、花粉症(と猫アレルギー)を患う友人が来訪した時、ミネには花粉症の症状は出ていなかった(なお、[[2000年]]のスギ花粉飛散期頃には花粉症になっていた)。出かける時は厚化粧をしていることが多く、それがネタになることも珍しくない。52歳→56歳。<br />
;大森竹男(おおもり たけお)<br />
:声 - [[茶風林]]<br />
:蒼鷹社の単行本第12巻([[1986年]][[3月18日]]付の読売新聞朝刊)から登場。早苗のいとこで、岩夫の妹の息子。作中で紹介される時は「岩夫の甥」と言われる。[[四国]]出身。食欲旺盛な巨体の持ち主で、体力測定の話では肺活量が「高級外国車並み」と自慢していた。趣味は登山、特技は柔道(3段)。学生時代はラグビーにも打ち込み、今でもクラブチームの試合に狩り出されることがある。中学校で社会科の教諭をしており<ref group="注">話によって、学級の担任でもあることもある。</ref>、生徒の間で人気は高いが、隙が多いためにいたずらの的となっている。<br />
:体格に似合わず小心者だが、正義感は強く、強盗を捕まえたり人命救助をしている<ref group="注">一時、ひったくりを捕まえようとして気合を入れたが、ひったくり犯に倒されて、落ち込んだこともある。</ref>。同僚の花田咲子に想いを寄せていて、[[2005年]][[1月30日]]付の読売新聞朝刊にてプロポーズ、受け入れられてめでたく結婚。現在は咲子と花田家に住んでいる。<br />
:初期は田畑家に居候して、よく[[コーヒーサイフォン|サイフォン]]で[[コーヒー]]を沸かして飲んでいた。また、岩夫などに対して気を遣っている様子が見られ、晩飯の前にラーメンを食べて腹を満たしてから晩飯を摂ることもあった([[1986年]][[12月6日]]付掲載分より。蒼鷹社 第14巻 p.37)<ref group="注">これは、帰宅途中の耕二が発見した。</ref>。26歳→30歳。<br />
:なお、この結婚話は連載8000回を迎えた日(2004年[[10月27日]]付)に読売新聞が植田に対してインタビューを行った際、植田はそれとなく読者に予告していた。<br />
;大森咲子(おおもり さきこ)<br />
:声 - [[伊倉一恵]](1990年スペシャルアニメ)→[[遠藤みやこ]]{{要出典|date=2018年5月}}(レギュラー版)<br />
:竹男の妻で、体育教師。旧姓:花田。竹男とは同僚だったが、結婚のため職場を田畑家の近くに変えた。竹男とはわりと前から両想いに近い関係だった。<br />
;ポチ<br />
:田畑家の飼い犬。雑種のオス。小穂より年上(6歳→10歳)のため小穂だけにはお手をしないなど立場が上だと思っている。ただし、幼い実穂には優しく、お手もするため、小穂から顰蹙をかっている。ペット扱いされることを極端に嫌がる。小穂と2人で散歩することが多いが岩夫に一番懐いている模様。[[予防接種]]が苦手。動物ゆえに、人間とは会話しないが、ミーなど、動物同士の場合は普通に会話している(その中では、コボちゃんを「コボ」と呼び捨てにしていることも)。また、ほかの犬よりも貫禄がある。母犬は詳細不明だがかなり離れた田舎にいるらしい。<br />
;ミー<br />
:田畑家の飼い猫。メス。ポチと同じく6歳→10歳だがポチより先に山川家に来ているためお姉さん扱いされている。一家のしぐさをよく観察している。メスなので、女らしい話し方をすることが多い。元々捨て猫で、自分を拾ったミネに一番懐いている。オス猫にもてるらしいが、[[不妊手術|出産・育児経験はない]]模様。ネズミを捕まえた時は一家を震え上がらせている。時々、塀の上からポチと会話をすることがある。近所では別な名前で呼ばれることもあり、合計7種類の名前があることが判明した。小穂にちょっかいを出され、引っ掻きまわしたこともある。<br />
:2007年[[11月18日]]及び2008年[[6月13日]]・2009年[[9月24日]]・2010年[[11月1日]]・2016年5月21日・2017年5月15日・2018年1月3日付の読売新聞朝刊では、名前が「ミーコ」となっている。<br />
;チビ<br />
:アニメ『コボちゃんスペシャル夢がいっぱい!!』にのみ登場。小穂が拾ってきた子犬。小穂が1週間ほど世話をしていたが、ポチやミーとうまく行かず、再度捨てた。後に竹男の学校の生徒に引き取られた。<br />
;ピョンスケ(助)<br />
:田畑家の庭に棲みついている大きなカエル。カエル嫌いのミネなどは見ると悲鳴を上げるが、小穂は名前まで付けてペット扱いしている。時々のっそり出てくる。ポチと会話することも。<br />
<br />
=== コボの友達 ===<br />
;野原サトシ(のはら サトシ)<br />
:声 - [[矢島晶子]]→[[水原リン]](代役)→[[南杏子]](レギュラー版まで)→不詳(1994年スペシャルアニメ) → [[浅野るり]](1998年スペシャルアニメ)<br />
:幼稚園、小学校のコボクラスメイト。穏やかな性格で、なかなか聡明な少年。両サイドを刈り上げている髪形。小穂と2人だけで遊んでいることも多かったが、最近{{いつ|date=2016年12月}}ではシゲル、アキラの方が出番が多い。アニメ後半では親友の位置をシゲルと代わって出番が減った。<br />
;森シゲル(もり シゲル)<br />
:声 - 伊倉一恵→[[鉄炮塚葉子]](1994年スペシャルアニメ)→[[日向ひまわり|神田ひまわり]](1998年スペシャルアニメ)<br />
:幼稚園、小学校のコボのクラスメイト。茶髪で天然パーマだが、アニメ版では黒髪で、額から髪が生えていたり、容姿がやや異なっている。優しい性格で、少し洒落た子。情報通で、いつも珍しい物や体験で小穂たちに話題を提供している。原作の幼稚園時代においては、彼と小穂が2人だけで遊んでいることは少なかったが、アニメ版と原作の小学校時代では親友同士の関係で、非常に仲のよい設定となった。そのためフトシやアキラにコボ共々馬鹿にされることが増えた。アニメ最終回のタイトルは「コボとシゲルの絶交宣言!」であった。「コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ」ではやや言葉使いや性格が変化しており、コボのことも「コボ」と呼び捨てにしていた。<br />
;小池アキラ(こいけ アキラ)<br />
:声 - [[氷上恭子]]→[[小桜エツコ]](レギュラー版第2話のみ代役、1994年スペシャルアニメ)→[[近藤玲子 (声優)|近藤玲子]] (1998年スペシャルアニメ)<br />
:幼稚園、小学校のコボのクラスメイトで、腕白小僧。コボとはライバル関係で、ことあるごとに張り合っているが、悪戯や悪ふざけをする時はよくコンビを組んでいる。長身のおじいちゃんは岩夫の幼馴染だが、別のおじいちゃんも登場している。小穂たちからは「アキラくん」と呼ばれている。原作初期では「ノボルくん」と呼ばれていた。また、ごく初期では「シゲルくん」と呼ばれていた。アニメ版では、ハナコをめぐって対立することもあり、フトシが登場してからはフトシの子分となっている描写が多い。小学生になってからはコボのことを「田畑」と呼び捨てにしていることが多い。<br />
;大山フトシ(おおやま フトシ)<br />
:声 - [[坂本千夏]](レギュラー版まで)→神田ひまわり(1994年スペシャルアニメ)<br />
:アニメオリジナルキャラクター。第44話から登場するコボのクラスメイトでガキ大将。アキラと一緒になって悪事をすることが多く、コボやシゲルやサトシと対立することが多い。アニメ後半でハナコに思いを寄せる描写も描かれている。「約束のマジックディ」には登場していない。<br />
;谷沢ヒロコ(たにざわ ヒロコ)<br />
:声 - [[芳野日向子|金丸日向子]](レギュラー版まで) →[[あきやまるな|秋山るな]](1994年スペシャルアニメ)→ [[岩井由希子]](1998年スペシャルアニメ)<br />
:コボのクラスメイト。リボンをつけた女の子。小穂と一緒によくおままごとをする。アニメ版では、小穂に好意を寄せているような描写もあった。勝ち気な性格で、コボ曰く、「性格がきつい」。口癖は、「なんか文句あんの?」や「あたしじゃ不満なの?」など。<br />
;和泉ハナコ(いずみ ハナコ)<br />
:声 - [[白鳥由里]]→[[川田妙子]](1994年スペシャルアニメ)→[[榎本充希子]](1998年スペシャルアニメ)<br />
:小穂の憧れの女の子。他の登場人物と違い、目が一点ではなく星の描かれた黒い瞳になっている。<br />
;キヨエちゃん<br />
:おさげの女の子。<br />
;水の江ケンジ(みずのえ ケンジ)<br />
:声 - 矢島晶子、南杏子(13話のみ代役)→[[隠岐めぐみ]](1994年スペシャルアニメ)→[[渡邊美香 (女優)|渡辺美香]] (1998年スペシャルアニメ)<br />
:眼鏡をかけた男の子。父親の職業が[[医師]]のため、家はとてもお金持ち。家に大きなプールがあるが、遊ぶコボたちと一緒に小さなビニールプールに入った時は楽しくて泣いていたり、夏休みに海外旅行に行ったと自慢めいたことを言いながら、「ボクもこっちにいたかったー」とうなだれるなど、「お金持ち」の生活よりコボたちと一緒に遊ぶ生活の方がいいらしい。コボが小学校に進学してからは登場していなかったが、2018年5月11日付で久々に登場しグリーンスネークと[[グリーンイグアナ]]と[[カメレオン科|カメレオン]]を飼育している様子が描かれていた。<br />
;吉福健一(よしふく けんいち)<br />
:「コボちゃんスペシャル 祭りがいっぱい!」に登場。コボの幼稚園のクラスメイトで、コボは健一から本を借りていたのだが、返却しようとした日に急遽、父の転勤の都合で幼稚園を欠席。コボが借りていた本は健一の誕生日プレゼントだった。コボは必ず本を返すために健一を街中探し回り公園で健一と出会い、無事本を返すことができた。<br />
<br />
=== 耕二の職場 ===<br />
;並木<br />
:声 - 石田彰<br />
:耕二の部下の男性。眼鏡をかけている。<br />
;落合<br />
:声 - [[チョー (俳優)|長島雄一]]<br />
:耕二の部下で、天然パーマの男性。眼鏡をかけている。<br />
;姫野<br />
:声 - 遠藤みやこ<br />
:耕二の部下の女性。美人で、他の社員たちからも好意を寄せられている。<br />
;白川<br />
:声 - 氷上恭子<br />
:耕二の部下の女性。<br />
;平野課長<br />
:声 - 大山高男<br />
:耕二の上司で、オネェ口調で話す。耕二たちの営業課をまとめている。<br />
;部長<br />
:耕二の直接の上司で、壮年の男性。眼鏡をかけている。<br />
;社長<br />
:耕二の勤務先「[[青空]]商事」の社長。眼鏡をかけ、白いヒゲを生やしている。[[自伝|自叙伝]]の『わが半生記』を[[自費出版]]したことがある。<br />
=== その他の人々 ===<br />
;林先生<br />
:小穂のクラスの女性[[小学校教諭|担任]]。32歳独身(未婚)。2011年[[4月7日]]掲載分より登場。フルネームは林あかね。性格はかなり厳格。<br />
;吉田先生<br />
:声 - [[江森浩子]](1990年・1991年スペシャルアニメ)、[[松岡ミユキ]](1994年スペシャルアニメ) → [[佐々木優子]](レギュラー版、1998年スペシャルアニメ)<br />
:幼稚園時代の小穂のクラスの女性[[幼稚園教諭|担任]]。未婚。眼鏡着用。アニメにて一時期幼稚園を退職するという噂が園児たちに広まったことがあったが、吉田先生が「同窓会に行くのをやめる」と言ったのをコボが幼稚園を退職すると勘違いし広まったというオチであった。<br />
;ヨシノ先生<br />
:初期作(第3巻)に登場した幼稚園に勤務する女の先生。結婚により幼稚園を退職した。早苗は報告をしなかったコボを叱りつけるが、サトシが早苗に「コボが将来結婚したい相手であったから」とコボを擁護する場面がある。<br />
;大芝(おおしば)<br />
:声 - [[大山高男]]<br />
:岩夫の友人。角刈りのごま塩頭に眼鏡がトレードマーク。岩夫とは「俺、お前」の関係であり、[[囲碁]]や[[将棋]]のライバル。その勝敗を巡って喧嘩をすることもしばしば。理容店を経営している。<br />
;マモル<br />
:声 - [[野沢雅子]]<br />
:小穂の家の近所に住む小学生の少年。原作では名前は明かされていないが、アニメではマモルという名前で登場した。連載初期から中期には頻繁に登場した。スポーツ刈りが特徴。小穂に[[ザリガニ]]を分けてくれたり、様々な知識を教えてくれたりする。ウソは言わないが、小穂達はまだ幼稚園なので、教わった知識を勘違いすることもしばしば。ある時期から彼に代わって秘密結社と称して空き地に秘密基地を作った小学生2人組が登場し、「小穂たちよりも年長の子供」の役割を担うようになった。<br />
;ツルタ、カメヤマ<br />
:声 - [[石田彰]]、[[宮本充]](代役)(ツルタ)、[[真殿光昭]](カメヤマ)<br />
:竹男の教え子。教え子で名前が出ているのは彼ら2人だけである。ツルタは天然パーマで、カメヤマは丸坊主。常にコンビを組んで担任である竹男をよく茶化す。2人とも授業中の態度が悪いことが多く、成績も悪い模様。<br />
;校長・教頭<br />
:竹男の勤務先である中学校の校長と教頭。教頭がツルタとカメヤマの買い食いを注意しようとしたところ、竹男が教頭に飲みの誘いをしたことにより、注意できなかったことがある。<br />
;秋子<br />
:声 - [[さとうあい]]<br />
:水の江の家の家政婦。短気な性格で、水の江以外の他人の子(コボやシゲル)をも叱りつけることが多く、水の江の教育を邪魔する者は誰であろうと許さない。アニメ後半では逃げるコボ、シゲル、水の江を追い回すことが多かった。<br />
;シゲルの父<br />
:声 - [[星野充昭]]<br />
:シゲルの父親。眼鏡をかけている。北海道で単身赴任だったが仕事の都合で名古屋に単身赴任のまま移った。<br />
;シゲルの母<br />
:声 - 金丸日向子<br />
:シゲルの母親。息子のシゲルと同じ天然パーマ。<br />
;アキラの母<br />
:声 - さとうあい<br />
:アキラの母親。非常に金持ち気取りで語尾に「ザマス」とつけることが多い。フランスの土産物などをよく自慢している。<br />
;水の江の母<br />
:水の江の母親。眼鏡をかけていて息子と同じく点目が描かれていない。<br />
;水の江の父<br />
:水の江の父親。職業は医師らしい。とある遊園地の[[株主]]。眼鏡をかけていて点目が描かれていない。容姿は竹男と類似している。<br />
;ヒロコの母<br />
:声 - [[紗ゆり]]→佐々木優子<br />
:ヒロコの母親。ヒロコが成長した姿は母親そっくり。<br />
;ヒロコの父<br />
:ヒロコの父親。[[プラモデル]]が趣味。<br />
;ハナコの母<br />
:ハナコの母親。娘と同じく色白で美人。<br />
;蕗田<br />
:声 - [[槐柳二]]<br />
:アニメオリジナルキャラクター。コボと同じくらいの歳の孫がいる。東京に出稼ぎに来た際にコボと仲良くなり、節分の鬼の代わりにナマハゲの役をすることになる。パパと同じ秋田生まれ。夏に帰省旅行した際も偶然再会し、田畑家を案内する。コボちゃんスペシャル祭りがいっぱい!にも登場。<br />
:<br />
<br />
== アニメ版 ==<br />
現在まで、以下の通りテレビアニメ化されている。いずれも[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]製作・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系]]全国ネットで放送された。TVシリーズは1993年からOPに[[中央児童福祉審議会]]推薦番組というテロップが追加された。本編は全てモノラル放送だが、一部主題歌はステレオ放送だった。<br />
<br />
* コボちゃんスペシャル 秋がいっぱい!!([[1990年]][[9月15日]]・[[広島テレビ放送]]は、[[宮島競艇場|宮島競艇]]中継のため後日遅れネット)<br />
* コボちゃんスペシャル 夢いっぱい!!([[1991年]]9月15日)<br />
* コボちゃん(TVシリーズ)(1992年[[10月19日]] - [[1994年]][[3月21日]])<br />
* コボちゃんのクリスマススペシャル コボなぞ大冒険([[1993年]][[12月20日]])<br />
* コボちゃんスペシャル 祭りがいっぱい!(1994年9月15日)<br />
* コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ(読売テレビ開局40周年記念、[[1998年]]9月15日)<br />
<br />
* 終了後、読売テレビ月曜19:30枠はバラエティー番組『[[即席!明るい改造計画]]』を後番組として放送。これに伴い日本テレビ制作の『[[きまぐれオレンジ☆ロード]]』以来7年間続いた月曜19:30枠のアニメ枠は一時中断、そして読売テレビ制作の『[[黄金バット]]』(土曜19:00枠)以来27年間続いた日本テレビ19時台のアニメ枠は姿を消した。しかし、『改造計画』は半年で終了し、後番組の『[[魔法騎士レイアース]]』より19時台のアニメ放送が再開され、『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』がこの枠でロングランとなった。<br />
* 1998年9月15日放送の『コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ』では、番組放送中に『[[宮城県沖地震#1998年宮城県南部地震|宮城県南部地震]]』が発生し、NNN地震速報が流れた。<br />
<br />
=== 備考 ===<br />
* 本編アニメの他に、AパートとBパートの間に原作をそのままアニメ化したミニコーナー「ショートタイム」、[[アイキャッチ]]のタイミングに合わせて「コボなぞ」という[[なぞなぞ]]のコーナーがあり、「コボなぞ」の単行本も2巻発売された。原作掲載誌である読売新聞にてテレビ放送翌日にあたる火曜日の朝刊に解答が掲載されていて毎月第1週は懸賞クイズが出題されていた。<br />
* 主題歌とエンディングテーマは頻繁に変更された。アニメの内容に沿ったほのぼのとした曲がほとんどであったが、[[真心ブラザーズ]]や[[大槻ケンヂ]]が主題歌を歌っていた時期もあった。<br />
* 田畑家以外はキャストの役名がクレジットされないことが多かったが、テレビアニメ版のキャストには[[石田彰]]・[[氷上恭子]]・[[小桜エツコ|小桜エツ子]]・[[星野充昭]]・[[大山高男]]などが出演していた。<br />
* TVシリーズはVHSソフトで発売されたり再放送されたことがある。DVDは2018年5月25日にBOX1、2018年6月29日にBOX2がベストフィールドから発売された。[[東映ビデオ]]から発売されたDVD『エイケンTVアニメ主題歌大全集』には、TVシリーズのオープニング・エンディングが収録されている。<br />
* テレビアニメ放映当初は[[小学館]]の『[[小学館の学年別学習雑誌|小学二年生]]』にも4コマ作品の一部が掲載された時期もあった。<br />
* 2013年7月9日より[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]で再放送されているが、「コボなぞ」はカットされている。<br />
* 2014年2月20日より[[テレビ大阪]]で再放送されていたが次回予告はカットされ、製作クレジットも加工された。<br />
* 2015年6月29日より12月28日まで(第25話)[[千葉テレビ放送]]で再放送されており、かつての日本テレビ系列での放送と同じ時間帯である、月曜19:30 - 20:00に放送されていた。アニメ枠の編成の都合上一旦休止し、2016年3月14日(第26話)より、月曜17:30 - 18:00に放送再開。<br />
* 「コボちゃんスペシャル 祭りがいっぱい!」「コボちゃんスペシャル 約束のマジックディ」では、コボの友達の声優が全て変更となっている。<br />
<br />
=== スタッフ ===<br />
*はTVシリーズ以降のスタッフ<br />
<br />
* 原作 - [[植田まさし]]<br />
* 製作 - [[村田英憲]]<br />
* 企画 - [[西野正夫]](よみうりテレビ)、[[小林利雄]](宣弘社)(「夢いっぱい!!」まで)<br />
* 監修 - 小林利雄(宣弘社)*<br />
* プロデューサー - [[諏訪道彦]](よみうりテレビ)、伊藤忠幸(宣弘社)*、小野辰雄<br />
* キャラクター設定 - 柳瀬譲二<br />
* 美術監督 - 遠藤守俊(1998年版は宮前光春)<br />
* 撮影監督 - 玉川芳行、大貫昌男(ティ・ニシムラ)<br />
* 音楽 - [[冬木透]]、中島彰→神林早人<br />
* 音響監督 - 壺井正(グロービジョン)<br />
* 広報 - 仁賀木三恵(よみうりテレビ)、鷺巣政安<br />
* 制作担当 - 藤井正和、小野勤、種藤長臣→羽生田貴志(メルヘン社)、沖本信幸→山口秀憲(エイケン)<br />
* 総監督 - 鳥居宥之→森田浩光*<br />
* シリーズ構成 - [[城山昇]]<br />
* 文芸担当 - 三上牧子<br />
* 美術補佐 - 井置敦([[スタジオじゃっく]])<br />
* 色指定 - 遠藤礼子、久保田光俊、大津多美子、渡辺芙美子、原田幸子<br />
* 撮影 - 久保村正樹、高橋勇夫、勝又雄一、世良隆光、細谷知代、眞木朱深(以上、ティ・ニシムラ)<br />
* 選曲 - [[合田豊]]<br />
* 調整 - 飯塚秀保<br />
* 効果 - 柏原満([[東京演劇音響研究所|T.E.O]])→[[加藤昭二]]([[アニメサウンドプロダクション|アニメサウンド]])*<br />
* 録音スタジオ - [[グロービジョン]]スタジオ<br />
* 編集 - 田中修、井上和夫、佐多忠仁<br />
* タイトル - [[マキ・プロ]]<br />
* 現像 - [[IMAGICA]]<br />
* アニメーションコーディネーター - 森田浩光(「夢いっぱい!!」まで)<br />
* 演出助手 - 志村錠児<br />
* アニメーション制作協力 - メルヘン社<br />
* 制作 - [[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]、[[宣弘社]]*、[[エイケン (企業)|エイケン]]<br />
<br />
=== 主題歌・挿入歌 ===<br />
==== オープニング ====<br />
#「正しいパーティー」(『秋がいっぱい!!』)<br />
#*作詞 - [[進藤京子]] / 作曲 - [[鈴木キサブロー]] / 編曲 - [[井上日徳]] / 歌 - [[酒井法子]]<br />
#「ニッポン!チャ!チャ!チャ!」<ref group="注">インターネット配信を含む再放送版ではミネが登場するシーンで歌詞テロップが抜けているというミスがある。</ref>(第1話(1992年10月19日)- 第10話(1992年12月21日)、『祭りがいっぱい!』、『約束のマジックディ』)<br />
#*作詞 - [[平出よしかつ]] / 作曲 - マリオ&[[ピエール・ニグロ]] / 編曲 - [[岩崎元是]] / 歌 - [[こんぺいとう (アイドルユニット)|こんぺいとう]]<br />
#「恋してZOO」(第11話(1993年1月11日)- 第20話(1993年3月15日)、『約束のマジックディ』挿入歌)<br />
#*作詞 - 平出よしかつ / 作曲 - 岩崎元是 / 編曲 - [[船山基紀]] / 歌 - [[胡桃沢ひろ子]]<br />
#「花のランランパワー」(第21話(1993年4月12日)- 第31話(1993年6月28日))<br />
#*作詞・作曲 - [[倉持陽一]] / 編曲 - [[桜井秀俊]] / 歌 - [[真心ブラザーズ]]<br />
#「コボちゃんグルー」(第32話(1993年7月5日)- 第42話(1993年9月20日))<br />
#*作詞・作曲 - [[大槻ケンヂ]] / 編曲 - [[佐久間正英]] / 歌 - [[筋肉少女帯|おーつきけんじとエマニエル5]]<ref group="注">事実上、筋肉少女帯の別名義(メンバーが同一)。</ref>、[[大谷育江]]<br />
#「ガンバレ男の子」(第43話(1993年10月18日)- 第63話(1994年3月21日)、『祭りがいっぱい!』エンディング、『約束のマジックディ』エンディング)<br />
#*作詞 - [[雄鹿美子]] / 作曲 - [[前田克樹]] / 編曲 - [[藤原いくろう]] / 歌 - 大谷育江<br />
<br />
==== エンディング ====<br />
#「空が笑ってる」(『秋がいっぱい!!』)<br />
#*作詞 - [[さかたかずこ]] / 作曲・編曲 - [[見良津健雄]] / 歌 - [[大橋亜紀]]<br />
#「夢のおかず」(第1話(1992年10月19日)- 第20話(1993年3月15日)、『夢いっぱい!!』オープニング)<br />
#*作詞 - [[荒木とよひさ]] / 作曲 - [[三木たかし]] / 編曲 - [[矢野立美]] / 歌 - [[チェリッシュ (歌手グループ)|チェリッシュ]]<br />
#「白いスニーカー」(第21話(1993年4月12日)- 第42話(1993年9月20日)、『夢いっぱい!!』エンディング)<br />
#*作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 三木たかし / 編曲 - 矢野立美 / 歌 - チェリッシュ<br />
#「明日も会える」(第43話(1993年10月18日)- 第63話(1994年3月21日))<br />
#*作詞 - [[青木久美子]] / 作曲 - 岸正之 / 編曲 - 吉川忠英 / 歌 - [[平井菜水]]<br />
<br />
==== 挿入歌 ====<br />
*「Suki Suki 大好き!」<br />
**作詞 - 平出よしかつ / 作曲 - [[高橋ひろ]] / 編曲 - 岩崎元是 / 歌 - こんぺいとう<br />
<br />
=== 各話リスト ===<br />
{| class=wikitable style="font-size:small"<br />
!回!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!放送日<br />
|-<br />
|rowspan="2"|1||3世代のニューファミリー||rowspan="6"|[[城山昇]]||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||rowspan="3"|柳瀬譲二||rowspan="2"|'''[[1992年]]'''<br />[[10月19日]]<br />
|-<br />
|パパ、カゲうすいね||colspan="2" style="text-align:center"|野間吐晶<br />
|-<br />
|rowspan="2"|2||松茸ご飯とオムライス||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||rowspan="2"|[[10月26日]]<br />
|-<br />
|わが家のへそくり鍋||野間吐晶||小林孝志||rowspan="2"|吉崎誠<br />
|-<br />
|rowspan="2"|3||セリフ忘れて発表会||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||rowspan="2"|[[11月2日]]<br />
|-<br />
|不器用な家族たち||礼木幾夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|4||行き場のないひろい物||外池省二||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|[[小華和ためお]]||小山善孝||rowspan="2"|[[11月9日]]<br />
|-<br />
|夢盗り物語||rowspan="3"|城山昇||吉崎誠<br />
|-<br />
|rowspan="2"|5||いまどきの子供事情||野間吐晶||山崎友正||川口幸治||rowspan="2"|[[11月16日]]<br />
|-<br />
|おすもうコボちゃん||[[やすみ哲夫]]||colspan="2" style="text-align:center"|よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|6||会社のパパはカッコイー||[[高屋敷英夫]]||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||本木久年||rowspan="2"|[[11月23日]]<br />
|-<br />
|カゼなんかブッ飛ばせ||rowspan="5"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|鳥居宥之||吉崎誠<br />
|-<br />
|rowspan="2"|7||岩夫とミネの夫婦善哉||[[ながきふさひろ|永樹凡人]]||rowspan="2"|[[志村錠児]]||[[高橋信也]]||rowspan="2"|[[11月30日]]<br />
|-<br />
|コボも木から落ちる||森田浩光||青嶋克己<br />
|-<br />
|rowspan="2"|8||竹男先生も走る12月||鳥居宥之||colspan="2" style="text-align:center"|本木久年||rowspan="2"|[[12月7日]]<br />
|-<br />
|お留守番てんまつ記||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|9||義理義理のお見合い||[[金春智子]]||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||青嶋克己||rowspan="2"|[[12月14日]]<br />
|-<br />
|火の用心パレード||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|[[新田義方]]||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|10||飲めや歌えや忘年会||城山昇||野間吐晶||小林孝志||柳瀬譲二||rowspan="2"|[[12月21日]]<br />
|-<br />
|ツイてない日曜日||[[武上純希]]||colspan="2" style="text-align:center"|小林孝志||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|11||ああ、カレーなる日々||城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|新田義方||柳瀬譲二||rowspan="2"|'''[[1993年]]'''<br />[[1月11日]]<br />
|-<br />
|バーゲンに挑む男たち||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||礼木幾夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|12||意地っぱり凧合戦||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||古佐小吉重||rowspan="2"|[[1月18日]]<br />
|-<br />
|思い出はそのままに||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|13||僕達のスノーガーデン||rowspan="4"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||古宇田文男||rowspan="2"|[[1月25日]]<br />
|-<br />
|岩夫のワカサギ釣り||永樹凡人||山崎友正||古佐小吉重<br />
|-<br />
|rowspan="2"|14||人間関係乾燥注意報||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||高橋信也||rowspan="2"|[[2月1日]]<br />
|-<br />
|福は内、鬼も内||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||rowspan="2"|柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|15||受験生4泊5日||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|小林孝志||rowspan="2"|[[2月8日]]<br />
|-<br />
|久々デートはコボいらず||外池省二||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||rowspan="2"|青嶋克己<br />
|-<br />
|rowspan="2"|16||竹男さんの幸福な1日||rowspan="8"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|小林孝志||rowspan="2"|[[2月15日]]<br />
|-<br />
|親まね、コボまね||野間吐晶||山崎友正||高橋信也<br />
|-<br />
|rowspan="2"|17||ウグイス捜して街歩き||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||吉崎誠||rowspan="2"|[[2月22日]]<br />
|-<br />
|転勤ばなしが花ざかり||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|新田義方||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|18||ひなまつりの忘れもの||川口幸治||rowspan="2"|[[3月1日]]<br />
|-<br />
|赤ちゃん台風が来た!||森田浩光||山崎友正||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|19||春風のいたずら||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||rowspan="2"|吉崎誠||rowspan="2"|[[3月8日]]<br />
|-<br />
|杉の木からの贈り物||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一<br />
|-<br />
|rowspan="2"|20||あぶないホワイトデー||高屋敷英夫||小山善孝||rowspan="2"|[[3月15日]]<br />
|-<br />
|嘘つきは苦労の始まり||rowspan="2"|武上純希||野舘誠一||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|21||花見だ団子だ人ゴミだ||鳥居宥之||rowspan="2"|[[4月12日]]<br />
|-<br />
|たけのこ取物語||城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||rowspan="2"|古宇田文男<br />
|-<br />
|rowspan="2"|22||頭ひねって大発明||外池省二||colspan="2" style="text-align:center"|[[牛草健]]||rowspan="2"|[[4月19日]]<br />
|-<br />
|大阪商談に愛妻弁当||rowspan="2"|武上純希||永樹凡人||山崎友正||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|23||たくましい黄金週間||colspan="2" style="text-align:center"|新田義方||高橋信也||rowspan="2"|[[4月26日]]<br />
|-<br />
|天下御免だ子供の日||rowspan="2"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||兵頭敬<br />
|-<br />
|rowspan="2"|24||母をたずねてポチがゆく||colspan="2" style="text-align:center"|山崎友正||rowspan="2"|柳瀬譲二||rowspan="2"|[[5月10日]]<br />
|-<br />
|はばたけマイバード!||高屋敷英夫||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|小林孝志<br />
|-<br />
|rowspan="2"|25||ボクの瞳はポッカポカ||城山昇||青嶋克己||rowspan="2"|[[5月17日]]<br />
|-<br />
|深夜の連続破壊事件||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|26||初ガツオ包丁さばき||rowspan="3"|城山昇||永樹凡人||rowspan="2"|志村錠児||吉崎誠||rowspan="2"|[[5月24日]]<br />
|-<br />
|献血すればコワくない||やすみ哲夫||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|27||大人扱い、子供扱い||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||柳瀬譲二||rowspan="2"|[[5月31日]]<br />
|-<br />
|ボク幼稚園やめるッ!||rowspan="2"|高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||三浦清継<br />
|-<br />
|rowspan="2"|28||恐怖の歯医者攻防戦||野間吐晶||志村錠児||rowspan="2"|礼木幾夫||rowspan="2"|[[6月7日]]<br />
|-<br />
|青空市場で衣がえ||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一<br />
|-<br />
|rowspan="2"|29||時計にサヨナラ!||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|小林孝志||高橋信也||rowspan="2"|[[6月14日]]<br />
|-<br />
|元来そそっかしい面々||rowspan="2"|城山昇||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||礼木幾夫<br />
|-<br />
|rowspan="2"|30||父の日に接待ゴルフ||高橋信也||rowspan="2"|[[6月21日]]<br />
|-<br />
|大森竹男の災難||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||青嶋克己<br />
|-<br />
|rowspan="2"|31||梅雨前線イロイロあり||rowspan="2"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||高橋信也||rowspan="2"|[[6月28日]]<br />
|-<br />
|汚れたってドロ遊び||永樹凡人||colspan="2" style="text-align:center"|よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|32||難問ズラリ性教育||外池省二||colspan="2" style="text-align:center"|わだへいさく||川口幸治||rowspan="2"|[[7月5日]]<br />
|-<br />
|なぜパパは社長じゃないの||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||青嶋克己<br />
|-<br />
|rowspan="2"|33||ママのパート体験記||rowspan="2"|金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|新田義方||古宇田文男||rowspan="2"|[[7月12日]]<br />
|-<br />
|一度は見たい天の川||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||高橋信也<br />
|-<br />
|rowspan="2"|34||中学校でキモダメシ||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||青嶋克己||rowspan="2"|[[7月26日]]<br />
|-<br />
|幸せの大玉スイカ||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|新田義方||古宇田文男<br />
|-<br />
|rowspan="2"|35||ウマの日にウナギ||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||松崎はじめ||rowspan="2"|[[8月2日]]<br />
|-<br />
|パパの不思議ワールド||rowspan="2"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|36||パンツいっぱいのセミ||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||柳瀬譲二||rowspan="2"|[[8月9日]]<br />
|-<br />
|避暑地での出来事||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|小林孝志||古宇田文男<br />
|-<br />
|rowspan="2"|37||お国自慢だ高校野球||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||よしだとしき||rowspan="2"|[[8月16日]]<br />
|-<br />
|プリンで夫婦ゲンカ||rowspan="4"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|新田義方||兵頭敬<br />
|-<br />
|38||パパのふるさと||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||柳瀬譲二||[[8月23日]]<br />
|-<br />
|rowspan="2"|39||夏やせしない人たち||永樹凡人||colspan="2" style="text-align:center"|本木久年||rowspan="2"|[[8月30日]]<br />
|-<br />
|おいしい一日一善||colspan="2" style="text-align:center"|牛草健||よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|40||男たちのアイデア料理||武上純希||永樹凡人||山崎友正||礼木幾夫||rowspan="2"|[[9月6日]]<br />
|-<br />
|防災ピクニック||高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|小華和ためお||古佐小吉重<br />
|-<br />
|rowspan="2"|41||口は災いのもと||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||三浦清継||rowspan="2"|[[9月13日]]<br />
|-<br />
|ムーンナイトセレナーデ||城山昇||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|42||徹夜で台風対策||高屋敷英夫||青嶋克己||rowspan="2"|[[9月20日]]<br />
|-<br />
|ZOOッと大好き||武上純希||colspan="2" rowspan="3" style="text-align:center"|小華和ためお||古宇田文男<br />
|-<br />
|rowspan="2"|43||ジュースとオシッコ||高屋敷英夫||川口幸治||rowspan="2"|[[10月18日]]<br />
|-<br />
|仕切り屋ヒロコの泣き技||城山昇||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|44||テストをねらえ!||金春智子||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||柳瀬譲二||rowspan="2"|[[10月25日]]<br />
|-<br />
|ガキ大将フトシの右腕||城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||rowspan="2"|本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|45||園児3人ひかり号||高屋敷英夫||わだへいさく||小林孝志||rowspan="2"|[[11月1日]]<br />
|-<br />
|やきもきゲートボール||rowspan="2"|金春智子||永樹凡人||志村錠児||よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|46||テレビ取材が来るぞ||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||三浦清継||rowspan="2"|[[11月8日]]<br />
|-<br />
|我輩はポチである||外池省二||rowspan="2"|永樹凡人||rowspan="2"|志村錠児||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|47||おすもうコボちゃん2||武上純希||岡田敏靖||rowspan="2"|[[11月15日]]<br />
|-<br />
|やっと手にしたTVゲーム||外池省二||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|48||おぼっちゃまのカップ麺||rowspan="2"|高屋敷英夫||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||rowspan="2"|本木久年||rowspan="2"|[[11月22日]]<br />
|-<br />
|火花散らす五角関係||わだへいさく||小林孝志<br />
|-<br />
|rowspan="2"|49||恐怖のWハンバーグ||城山昇||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||よしだとしき||rowspan="2"|[[11月29日]]<br />
|-<br />
|親の期待が重すぎる||武上純希||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|50||ピーマンは絶対キライ!||rowspan="2"|城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||岡田敏靖||rowspan="2"|[[12月6日]]<br />
|-<br />
|ピカピカおしゃれキッズ||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|51||ボクのお家は1ボックス||中弘子||[[香川豊]]||牛草健||rowspan="2"|川口幸治||rowspan="2"|[[12月13日]]<br />
|-<br />
|コボのサンタクリスマス||rowspan="2"|武上純希||永樹凡人||志村錠児<br />
|-<br />
|52||コボなぞ大冒険||香川豊||小林孝志||柳瀬譲二||[[12月20日]]<br />
|-<br />
|rowspan="2"|53||一寸先はハッピー||城山昇||[[芹川有吾]]||棚橋一徳||本木久年||rowspan="2"|'''[[1994年]]'''<br />[[1月10日]]<br />
|-<br />
|大見栄きったハワイ旅行||高屋敷英夫||colspan="2" rowspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||三浦清継<br />
|-<br />
|rowspan="2"|54||宝探してここ掘れワン||外池省二||明日葉輝||rowspan="2"|[[1月17日]]<br />
|-<br />
|飛べない天使||武上純希||わだへいさく||小林孝志||本木久年<br />
|-<br />
|rowspan="2"|55||英会話道はつらい||高屋敷英夫||小華和ためお||志村錠児||よしだとしき||rowspan="2"|[[1月24日]]<br />
|-<br />
|勇者コボ・ハナコ姫を救え||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|牛草健||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|56||O・Kレストランの決闘||[[朝倉千筆]]||colspan="2" style="text-align:center"|若林常夫||rowspan="2"|本木久年||rowspan="2"|[[1月31日]]<br />
|-<br />
|都会のジャングル||rowspan="2"|高屋敷英夫||rowspan="2"|わだへいさく||rowspan="2"|小林孝志<br />
|-<br />
|rowspan="2"|57||再び受験生上京す||岡田誠司||rowspan="2"|[[2月7日]]<br />
|-<br />
|ペンダントを取り返せ!||城山昇||竜崎一||山崎友正||青嶋克己<br />
|-<br />
|rowspan="2"|58||富士山の見える家||武上純希||芹川有吾||石川康夫||本木久年||rowspan="2"|[[2月14日]]<br />
|-<br />
|コボ探偵がんばる!||朝倉千筆||永樹凡人||志村錠児||よしだとしき<br />
|-<br />
|rowspan="2"|59||家族トレードゲーム||平野美枝||川越淳||rowspan="2"|山崎友正||本木久年||rowspan="2"|[[2月21日]]<br />
|-<br />
|パパ、早く帰ってよ||城山昇||錦見慶||明日葉輝<br />
|-<br />
|rowspan="2"|60||ザ・ミステリーワールド||平野美枝||colspan="2" style="text-align:center"|棚橋一徳||朝倉隆||rowspan="2"|[[2月28日]]<br />
|-<br />
|パパの神技シュート||武上純希||colspan="2" style="text-align:center"|山田章夫||川口幸治<br />
|-<br />
|rowspan="2"|61||補助輪をはずせ!||城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|笠山葉一||青嶋克己||rowspan="2"|[[3月7日]]<br />
|-<br />
|コボのハチャメチャ看病||平野美枝||芹川有吾||志村錠児||柳瀬譲二<br />
|-<br />
|rowspan="2"|62||幼稚園でミスコンテスト||城山昇||colspan="2" style="text-align:center"|森田浩光||川口幸治||rowspan="2"|[[3月14日]]<br />
|-<br />
|おぼっちゃまの誕生日||rowspan="2"|高屋敷英夫||香川豊||山崎友正||rowspan="2"|本木久年<br />
|-<br />
|63||コボとシゲルの絶交宣言!||colspan="2" style="text-align:center"|山田章夫||[[3月21日]]<br />
|}<br />
<br />
=== 教育映画 ===<br />
上記テレビアニメの他、コボちゃんの「[[教育映画]]」のアニメも1992年に制作された。タイトルは『小さないのち コボちゃんの交通安全』。製作会社・各種スタッフはテレビアニメ版と同一で、交通安全をテーマとした14分の短編となっている。<br />
<br />
==== 内容 ====<br />
{{不十分なあらすじ|section=1|date=2016年12月}}<br />
コボちゃんは友達のサトシくんと、親に内緒で[[オタマジャクシ]]を取りに行った帰り道、喜び勇んでうっかり道路に飛びだして、そこに[[トラック]]が…。[[運転手]]さんに教わった急な飛び出しの危ないことや、[[酒屋]]さんから[[交差点]]の渡り方を習って今日あったことを反省する。<br />
<br />
== コボちゃん「絵本」 ==<br />
連載1万回を記念して、[[芳文社]]から発売。植田が監修を務めた。全カラー印刷、全32ページ。2010年4月16日発売。<br />
<br />
== その他 ==<br />
;漫画<br />
* [[1993年]]のコボちゃん第4000回の掲載日には同じく読売新聞夕刊連載(当時)の[[鈴木義司]]『[[サンワリ君]]』も同日に第8000回を達成し、夕刊に植田と鈴木の合作一コマ漫画が書かれた。当時は[[Jリーグ]]が発足して話題となっており、サンワリ君がキックでパスしたボールをコボちゃんがヘディングするという[[サッカー]]の構図の絵であった。<br />
* [[2004年]]に[[鈴木義司]]が死去しサンワリ君が終了した際には、植田の筆により「さようなら!サンワリ君」と題し、鞄を持って旅立つサンワリ君をコボちゃん一家が寂しそうに見送るという構図の追悼イラストが寄せられた。<br />
* 2011年4月6日の読売新聞朝刊で小学校入学を記念し『[[あたしンち]]』とのコラボレーション漫画『コボちゃンち』が掲載された<ref>[http://natalie.mu/comic/news/47424 祝・コボちゃん小学校入学!あたしンちファミリーとご対面] ([[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]])2011年4月6日</ref>。<br />
* テレビアニメ化前の[[1983年]]に、読売新聞のCMイメージキャラクターとしてアニメ化したコボちゃんが登場している。<br />
* 本作のコマ同士を合成したり、イラストを差し替えるなどして別の作品を作成する「コボコラ」(コボちゃん+[[コラージュ]]の意)と呼ばれる画像がインターネット上で公開されている。これらの作品は原作では決して見られない[[下ネタ]]や[[ブラックユーモア]]、[[メタフィクション]]、シュールをオチとした作品が多い。<br />
;銅像<br />
* [[東京都]][[新宿区]][[神楽坂]]六丁目の神楽坂商店街([[早稲田通り]]沿い、パークリュクス神楽坂前)に、田畑小穂(コボちゃん)の[[銅像]]が建設され、その除幕式が[[2015年]][[8月16日]]、作者の植田まさし臨席のもとで行われた。植田作品のキャラクターが銅像になるのはコボちゃんが初めてとなる。銅像は神楽坂商店街振興組合が都と新宿区の補助を受け、彫刻家の山田朝彦によって制作された。神楽坂は植田が長年住んでいる街で、植田は除幕式の挨拶の中で「由緒ある神楽坂に自分のキャラクターの銅像が置かれるなんて夢のような話。愛着もわいて私のふるさとのような気持ちです」と語った<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/20150817-OYT1T50035.html 神楽坂に「コボちゃん」像…作者の植田さん地元] 読売新聞 2015年8月17日閲覧。</ref>。2015年現在のコボちゃんは小学3年生の設定だが、銅像は連載開始から[[2010年]]までの幼稚園時代のものを基としている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group="注"}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://www.yomiuri.co.jp/ YOMIURI ONLINE(読売新聞)]<br />
<br />
{{前後番組<br />
|放送局=[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作・[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]<br />
|放送枠=[[読売テレビ制作月曜夜7時30分枠のアニメ|月曜19:30枠]]<br />
|番組名=コボちゃん<br />(1992年10月19日 - 1994年3月21日)<br />※本作までアニメ枠<br />
|前番組=[[YAWARA!]]<br />(1989年10月16日 - 1992年9月21日)<br />
|次番組=[[即席!明るい改造計画]]<br />(1994年4月11日 - 1994年9月12日)<br />
}}<br />
<br />
{{植田まさし}}<br />
{{読売新聞グループ本社}}<br />
{{読売新聞連載漫画}}<br />
{{読売テレビ月曜7時台のアニメ}}<br />
<br />
{{Manga-stub}}<br />
{{Anime-stub}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:こほちやん}}<br />
[[Category:植田まさし]]<br />
[[Category:漫画作品 こ|ほちやん]]<br />
[[Category:4コマ漫画]]<br />
[[Category:読売新聞に連載された漫画]]<br />
[[Category:芳文社]]<br />
[[Category:アニメ作品 こ|ほちやん]]<br />
[[Category:1990年のテレビアニメ]]<br />
[[Category:1992年のテレビアニメ]]<br />
[[Category:読売テレビのアニメ]]<br />
[[Category:日本テレビ系アニメ]]<br />
[[Category:エイケン作品]]<br />
[[Category:宣弘社]]<br />
[[Category:4コマ漫画原作アニメ]]<br />
[[Category:ギャグアニメ]]<br />
[[Category:継続中の作品]]</div>
218.221.44.185
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