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2024-06-15T11:04:28Z
利用者の投稿記録
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みなとまつり
2018-07-28T10:41:18Z
<p>180.221.122.239: /* 近畿・中国 */</p>
<hr />
<div>'''みなとまつり'''は、日本各地の沿岸地域で行われる祭事、行事、イベントなどの名称・呼称・愛称として、よく用いられている言葉である。<br>漢字表記は統一されておらず、「みなと祭り」、「みなと祭」、「港祭り」、「港祭」、「港まつり」といった書き方があり、また、全部ひらがなで「みなとまつり」とする表記もある。<br />
<br />
== 各地の「みなとまつり」 ==<br />
=== 北海道 ===<br />
* とまこまい港まつり/苫小牧港祭り/みなと祭り - [[北海道]][[苫小牧市]]で8月に行われるイベント。<br />
* 函館港まつり - [[北海道]][[函館市]]で毎年[[8月1日]] - [[8月5日|5日]]に開催される、踊りパレード・花火大会を中心とした行事。[[1935年]]、[[函館大火]]からの復興祈願と開港77周年を記念して初回開催。2014年現在パレードでは[[いか踊り]]などが踊られている。<br />
<br />
=== 東北 ===<br />
* [[土崎神明社祭の曳山行事|土崎みなと祭り]]/[[土崎神明社祭の曳山行事|土崎神明社例祭]]/みなと祭り/港祭り/[[土崎神明社祭の曳山行事|土崎港曳山まつり]]/[[土崎港|土崎]]の祭り - [[秋田市]]で毎年[[7月20日]] - [[7月21日|21日]]に行われる、伝統的な夏祭り。「[[土崎神明社祭の曳山行事]]」として[[重要無形民俗文化財]]に指定。<br />
* [[塩竈みなと祭]] - [[宮城県]][[塩竈市]]で毎年7月に実施される夏祭り。日本三大船祭りの一つとされる。<br />
* [[気仙沼みなとまつり]] - 宮城県[[気仙沼市]]で毎年8月上旬に行われる祭り。<br />
* [[女川みなと祭り]] - 宮城県[[女川町]]で7月最終土日に行われる行事。<br />
<Gallery><br />
ファイル:Tsuchizakimatsuri.jpg|[[土崎神明社祭の曳山行事|土崎みなと祭り]](秋田)<br />
ファイル:Hōō Maru for the Shiogama Minato Festival.jpg|[[塩竈みなと祭]](宮城)<br />
</Gallery><br />
<br />
=== 関東 ===<br />
* みなと祭国際花火大会、[[横浜開港記念みなと祭 国際仮装行列|みなと祭国際仮装行列]] - [[横浜市]]で行われるイベント。<br />
* 川崎みなと祭り - [[神奈川県]][[川崎市]][[川崎区]][[東扇島]]にある[[川崎マリエン]]で定期的に開催されるイベント。<br />
<br />
=== 中部 ===<br />
* [[七尾港まつり]] - [[石川県]][[七尾市]]で[[7月19日]] - [[7月20日|20日]]に行なわれる祭り。<br />
* 清水みなと祭り - [[静岡市]]で8月上旬に行われるイベント。<br />
* [[海の日名古屋みなと祭]](り)花火大会/名古屋港祭り - [[名古屋市]]で7月に行われるイベント。<br />
* 港祭 (尾鷲) - [[三重県]][[尾鷲市]]で毎年8月に行われる行事。<br />
* [[鳥羽港#鳥羽みなとまつり|鳥羽みなとまつり]] - 三重県[[鳥羽市]]で毎年7月第4金曜日に行われる祭り。<br />
<br />
=== 近畿・中国 ===<br />
* [[Kobe Love Port・みなとまつり]] - [[神戸市]]で2002年から毎年夏に開催されているイベント<br />
* [[和歌山港まつり花火大会]] - [[和歌山市]]で毎年[[7月20日]]に開催される花火大会。<br />
* [[みなと祭 (境港)]] - [[鳥取県]][[境港市]]で7月に行われる祭り。<br />
* 呉みなと祭 - [[広島県]][[呉市]]で毎年[[4月28日]]または[[4月29日|29日]]に行われる行事。<br />
* 尾道みなと祭/おのみちみなとまつり - 広島県[[尾道市]]で4月下旬に行われる祭り。<br />
<br />
=== 四国 ===<br />
* 風の港まつり - [[香川県]][[東かがわ市]][[引田港]]。<br />
* たくま港まつり - 香川県[[三豊市]][[詫間港]]。<br />
* 観音寺みなと祭り - 香川県[[観音寺市]]で7月下旬-8月上旬に行われる行事。<br />
* [[小松島港まつり]] - [[徳島県]][[小松島市]]で7月後半に行われる、[[阿波踊り]]と花火を中心とした祭り。<br />
* 浅川港まつり - 徳島県海部郡[[海陽町]]浅川<br />
* 宍喰港まつり - 徳島県海部郡海陽町宍喰<br />
* [[松山港まつり]] - [[愛媛県]][[松山市]]で毎年7月下旬か8月上旬に行われる、花火をメインイベントとした行事。<br />
* [[みなと祭り・天神祭り花火大会]] - 愛媛県[[四国中央市]]三島(旧[[伊予三島市]])で毎年[[7月23日]] - [[7月25日|25日]]の3日間行われる夏祭り。<br />
* 下灘みなと祭り - 愛媛県[[伊予市]]で行われるイベント。<br />
* 八幡浜みなと祭 - 愛媛県[[八幡浜市]]で行われる行事。<br />
* 高知港まつり - [[高知県]][[高知市]]<br />
* 宇佐港まつり - 高知県[[土佐市]]宇佐<br />
* 香南市みなこい港まつり - 高知県[[香南市]]<br />
* 奈半利町港まつり - 高知県[[安芸郡 (高知県)|安芸郡]][[奈半利町]]<br />
<Gallery><br />
ファイル:松山港まつり花火写真2010.JPG|松山港まつり(愛媛)<br />
</Gallery><br />
<br />
=== 九州 ===<br />
* [[博多どんたく|博多どんたく港まつり/港祭り]](旧称:松囃子どんたく港祭り) - [[博多どんたく]]に同じ。[[福岡市]]で毎年[[5月3日]] - [[5月4日|4日]]に開催される、伝統的な祭り。[[博多松囃子]]は、[[選択無形民俗文化財]]に選択。<br />
* 門司みなと祭り - [[福岡県]][[北九州市]][[門司区]]で毎年5月に行われる行事。<br />
* ながさきみなとまつり/みなと祭(り) - [[長崎市]]で7月下旬の土・日に開催される、ペーロン選手権を中心とした行事。<br />
* 勝本港祭り - [[長崎県]][[壱岐市]]で毎年[[10月15日]]に行われる祭り。<br />
* 厳原港まつり(いづはらみなとまつり) - 長崎県[[対馬市]]の[[厳原港]]で毎年8月の第1土日曜日に行われる祭り。1964年に「厳原港まつり」として始められ、1980年に朝鮮通信使行列が加わった。1988~2012年は「厳原港まつり対馬アリラン祭」という名称になっていたが、2012年に[[対馬仏像盗難事件]]が起こったため、2013年に朝鮮通信使行列を中止し祭名から「アリラン」を削除した<ref>[http://megalodon.jp/2013-0520-1951-02/www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2013/05/20091251010403.shtml 日韓行事を見つめ直す機会] [[長崎新聞]]、2013年5月20日</ref>。<br />
* [[細島みなと祭]] - [[宮崎県]][[日向市]]で行われる行事。<br />
<Gallery><br />
ファイル:Dontaku02.jpg|博多どんたく(福岡)<br />
</Gallery><br />
=== 脚注 ===<br />
{{Reflist}}<br />
{{デフォルトソート:みなとまつり}}<br />
[[Category:日本の祭り]]</div>
180.221.122.239
叡山電鉄
2018-07-01T09:48:22Z
<p>180.221.122.239: 修正</p>
<hr />
<div>{{Redirect|えいでん|日本の家電量販店チェーン|エイデン}}<br />
{{参照方法|date=2011年9月}}<!--特に「概要」「運賃」セクションについて。--><br />
{{基礎情報 会社<br />
|社名 = 叡山電鉄株式会社<br />
|英文社名 = Eizan Electric Railway Co., Ltd.<br />
|ロゴ = [[ファイル:Keihan railway logo.svg|200px]]<br />
|画像 = [[ファイル:Eiden 900 Series 01.jpg|280px]]<br />
|画像説明 = 900系電車「きらら」<br />
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]<br />
|市場情報 = <br />
|略称 = 叡山電車、叡電<br />
|国籍 = {{JPN}}<br />
|本社郵便番号 = 606-8007<br />
|本社所在地 = [[京都府]][[京都市]][[左京区]]山端壱町田町8番地の80<br />
|本店郵便番号 = 606-8007<br />
|本店所在地 = 京都府京都市左京区山端壱町田町14番地の1<br />
|設立 = 1985年(昭和60年)7月6日<br />
|業種 = 陸運業<br />
|統一金融機関コード = <br />
|SWIFTコード = <br />
|事業内容 = 旅客鉄道事業 他<br />
|代表者 = 取締役社長 松下 靖 <br />
|資本金 = 2億5,000万円<br />
|発行済株式総数 = 5,000株<br />
|売上高 = <br />
|営業利益 = <br />
|経常利益 = <br />
|純利益 = <br />
|純資産 = <br />
|総資産 = <br />
|従業員数 = <br />
|支店舗数 = <br />
|決算期 = <br />
|所有者 = <br />
|主要株主 = [[京阪ホールディングス]](株) 100%<br />
|主要部門 = <br />
|主要子会社 = <br />
|関係する人物 = <br />
|外部リンク = https://eizandensha.co.jp<br />
|特記事項 = <br />
}}<br />
'''叡山電鉄株式会社'''(えいざんでんてつ、''{{Lang-en-short|Eizan Electric Railway Co., Ltd.}}'')は、[[京都府]][[京都市]][[左京区]]の[[出町柳駅]]から八瀬・鞍馬への路線を運営する[[鉄道事業者|鉄道会社]]。通称「'''叡山電車'''」。略称は「'''叡電'''」(えいでん)<ref group="注" name="ryakushou" />。本社は京都市左京区山端壱町田町8番地の80(修学院駅に隣接)、本店は京都市左京区山端壱町田町14番地の1。<br />
<br />
[[1985年]]に[[京福電気鉄道]](京福)の完全子会社として設立されたが、[[1991年]]11月に[[京阪電気鉄道]](京阪、現・[[京阪ホールディングス]])が[[株主|筆頭株主]]となったのち、[[2002年]]3月からは同社の完全子会社となっている(後述)。<br />
<br />
[[全国登山鉄道‰会]]に加盟している。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[叡山電鉄叡山本線|叡山本線]]・[[叡山電鉄鞍馬線|鞍馬線]]の2路線を運営し、[[比叡山]]・[[鞍馬]]方面への観光客輸送、周辺住民輸送を担っている。<br />
<br />
これらの路線は、かつて[[京都電燈]]および[[鞍馬電気鉄道]]により運営され、電力事業の戦時統制による再編後は京福が運営していた。1960年代からのモータリゼーションにより[[1964年]]から乗客数が減少に転じていたが、[[1978年]]9月の[[京都市電]]全廃により他の鉄道路線からの連絡が絶たれたことで沿線から京都市内中心部を直結する[[路線バス]]に乗客が流れ、叡山本線、鞍馬線の利用客は一気に減少した。特に叡山本線は年間5億円以上の赤字を出し、京福全体、ひいては京福を配下にもつ京阪グループの経営を圧迫する事態となった<ref name="KSp253"/>。<br />
<br />
叡山本線・鞍馬線の赤字を京福本体が負担し金利負担を低減すること、人件費の削減を目指して[[1985年]]7月に京福全額出資、全社員が京福から出向する形で叡山電鉄株式会社が設立された<ref name="KSp253"/><ref name="KSp254"/>。<br />
<br />
分離以前から電鉄側でも集客に努めており、各種イベントの開催や、京福に残った[[森のゆうえんち|八瀬遊園]]<ref group="注">子会社の「比叡産業」に経営委託。</ref> の次々の改装のほか、特にこの時期においてさえも出町柳 - 宝ケ池間で日中毎時8本運転とし「待たずに乗れる」を印象付けていたことは特筆に値する。それでも乗客数は会社設立時の1985年でそれまでのピークであった1964年の4割にまで落ち込み、なお減少傾向であった。<br />
<br />
[[1989年]][[10月5日]]に[[京阪鴨東線]]が開業して叡山本線と出町柳で連絡することで叡山電鉄の旅客数は倍増、収入も2.5倍となったが、この状態でも収支はようやく黒字になる程度で、19億4千万円に達していた累積損失の解消のめどは立たず、京福傘下での経営再建は不可能と判断された<ref name="KSp254"/>。京阪からの特別融資を低利で受けることなどを目的に[[1991年]]10月に株式の60%を京阪に売却、併せて人件費削減のため従業員全員が叡山電鉄に移籍した<ref name="KSp254"/><ref name="KSp255"/>。その後[[2002年]]3月に京阪電鉄が残りの全株式を取得し、叡山電鉄は京阪の100%子会社となった。<br />
<br />
いったん増加した利用客も[[1997年]]に[[京都市営地下鉄烏丸線]]が[[国際会館駅]]まで延長され、その後同駅を中心にバス路線網も再整備されたため、左京区岩倉地域の住民が市中心部へ向かう場合などの利用がそちらに移転することになった結果、利用者が減少しつつある。<br />
<br />
これに対して1997年にパノラミック電車「[[叡山電鉄900系電車|きらら]]」を登場させ、各種[[イベント]]を開催するなど積極的な利用者確保を行なうと共に、[[2004年]]には原則として全列車の[[ワンマン運転|ワンマン]]化を行うなどの経費削減策も講じている。[[2005年]]は、[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[義経 (NHK大河ドラマ)|義経]]』のために鞍馬方面の[[観光]]が[[流行|ブーム]]になり、近年にない賑わいを見せた。<br />
<br />
京都市建設局により、並行して走る[[鞍馬街道]]([[京都府道38号京都広河原美山線]])のバイパス建設や拡幅整備が計画されており<ref>{{cite web|url=http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000012793.html|title=主要府道京都広河原美山線二ノ瀬バイパスの整備|publisher=京都市|accessdate=2014-09-18}}</ref>、完成すると鞍馬方面への大型観光バス等の通行が容易となることから、その将来は必ずしも安泰ではない。<br />
<br />
略称の「叡電」は現在の叡山本線が京都電燈の'''叡山電鉄部'''であったことに由来し、京福となったあとも叡山本線・鞍馬線の総称として一般に使われていた。分社によって、略称が文字通り会社名の省略形となった{{#tag:ref|家電量販店の[[エディオン]]の前身の一つで、[[愛知県]][[名古屋市]]に本社を置いていた「[[エイデン|株式会社エイデン]]」は旧社名の「栄電社」が由来であり叡山電鉄とは全く無関係である。<!--全国的にはTVCMなどで旧栄電社が「エイデン」として知られ、同社との関係を記述する必要があるが、本文に記するほどではない -->|group="注"|name="ryakushou"}}。<br />
<br />
分社当時、京福が京阪の子会社<ref group="注">京福の発行済株式の約40%を京阪が保有している。</ref> であったものの、車両技術面では[[阪神電気鉄道]]から[[阪神801形電車|831形]]を譲り受けて[[京福電気鉄道デナ500形電車|デナ500形]]として導入したことがあったことや、阪神の関連会社であった[[武庫川車両工業]](現在は廃業)での車両製造の経緯などから阪神色が強いなど、独特の京福(叡電)色を有していた。1989年の京阪鴨東線開業あたりから、サービス面で徐々に京阪色も出てきていた<ref group="注">自動券売機の路線図が京阪様式になる、制帽がいわゆる「京阪[[ケピ帽|ドゴール帽]]」になるなど。</ref> が、2002年に京福が[[京福電気鉄道越前本線列車衝突事故|越前本線列車衝突事故]]による経営悪化のため所有株をすべて京阪に売却し同社の完全子会社となって以降、京福色から京阪色の色合いが多岐にわたって濃くなってきている<ref group="注">駅、車内の広告や告知、案内放送のほか、車両への部品再利用等が行われている<!-- 車両のみだけでない -->。</ref>。ロゴマークは2008年以降、京阪と同じ「'''KEIHAN'''」で、下に「叡山電車」の文字が入ったものである。<br />
<br />
[[PiTaPa]]・[[ICOCA]]・[[Suica]]・[[PASMO]]などの[[ICカード]]式乗車券へは2016年3月16日より対応を開始している<ref name="eizandensha20160225">[https://eizandensha.co.jp/news/6606/ 叡山電車では、2016年3月16日(水)にICカードシステムを導入いたします] - 叡山電鉄、2016年2月25日</ref><ref name="response20160225">[http://response.jp/article/2016/02/25/270452.html 叡山電鉄、ICカード導入は3月16日…PiTaPa割引やICOCA連絡定期も] - レスポンス、2016年2月25日</ref>。なお、ICカード導入を前に2016年1月31日をもって磁気式の[[スルッとKANSAI]]カードへの対応を終了、出町柳駅を除き[[自動改札機]]は撤去され、車内料金箱は磁気式カードリーダーの代わりにICカードリーダー搭載型に交換(フリーパス類は引き続き呈示で対応、出町柳駅設置の自動改札機は2・3dayチケットに現在も対応している<ref group="注">スルッとKANSAI2・3dayチケットに付属されている「ご利用エリアマップ」には「出町柳駅以外の駅では呈示でご利用できます。」と記載。</ref>)<ref name="eizandensha20151210">{{PDFlink|[https://eizandensha.co.jp/wp/wp-content/uploads/news_20151210.pdf ICカードシステム導入に伴う無人駅におけるご乗車方法の変更について]}} - 叡山電鉄、2015年12月10日</ref>。でカードに印字される符号は'''EZ'''であった。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
* [[1985年]]([[昭和]]60年)[[7月6日]] - 京福の全額出資、[[資本金]]1億円で会社設立<ref name="KSp253"/>。<br />
* [[1986年]](昭和61年)[[4月1日]] - 京福から叡山本線・鞍馬線を譲り受け営業を開始<ref name="KSp254"/>。<br />
* [[1991年]]([[平成]]3年)[[11月29日]] - 資本金を2億5000万円に増資。なお、増資分(出資比率60%)は京福によりすべて引き受けののち、京阪にすべて有償譲渡された。<!--形式上増資が先--><br />
* [[1997年]](平成9年)[[10月4日]] - パノラミック電車「きらら」の運転を開始。<br />
* [[2002年]](平成14年)[[3月29日]] - 京福が保有する株式の全てを京阪に有償譲渡し、同社の完全子会社となる。<br />
* [[2004年]](平成16年)[[3月1日]] - 全線で[[スルッとKANSAI]]カードの利用に対応。<br />
* [[2008年]](平成20年)[[10月19日]] - [[駅ナンバリング]]が全駅に導入。<br />
* [[2016年]](平成28年)<br />
** 1月31日 - この日限りで全線でのスルッとKANSAIカードの利用対応を終了<ref name="eizandensha20151210" />。<br />
** 3月16日 - 全線で[[PiTaPa]]などの[[交通系ICカード全国相互利用サービス|全国相互利用対応交通系ICカード]]の利用に対応開始<ref name="eizandensha20160225" /><ref name="response20160225" />。<br />
* [[2018年]](平成30年)[[3月21日]] - 観光用車両「ひえい」運転開始<ref name="mynavi20180321" />。<br />
<br />
== 路線 ==<br />
[[ファイル:RandenEidenMap.svg|thumb|right|250px|路線図]]<br />
全線が京都府京都市左京区内にある。各路線の詳細については以下の項目を参照。<br />
<br />
* {{Color|green|■}}[[叡山電鉄叡山本線|叡山本線]] 出町柳 - 八瀬比叡山口 5.6&nbsp;km<br />
** [[日本の鉄道ラインカラー一覧|ラインカラー]]は[[比叡山]]の森から緑<br />
** [[八瀬比叡山口駅]]からは[[京福電気鉄道|京福]]の[[京福電気鉄道鋼索線|ケーブルカー]]・[[索道|ロープウェイ]]で比叡山の山頂まで行ける。<br />
* {{Color|red|■}}[[叡山電鉄鞍馬線|鞍馬線]] 宝ケ池 - 鞍馬 8.8&nbsp;km<br />
** ラインカラーは[[貴船]]・[[鞍馬山|鞍馬]]の[[紅葉]]から赤<br />
** [[鞍馬駅]]近くの[[鞍馬寺]]には非常に小規模ながら[[鞍馬山鋼索鉄道|鞍馬ケーブルカー]](運営主体は鞍馬寺)が走っている。<br />
<br />
多客時は臨時ダイヤで運転されることがあり、特に毎年[[10月22日]]に行われる[[鞍馬の火祭]]においては事実上唯一の交通機関となり、ほぼすべての車両をフル稼働させるぐらいの運転となるが、それでもピーク時には鞍馬線[[二軒茶屋駅]]以北が単線で線路容量に制約がある関係もあって長蛇の列(乗車までに数時間の待ち時間)となる。<br />
<br />
また、[[2004年]]1月からは全路線で一部列車を除いて終日[[ワンマン運転]]を行っている。<br />
<br />
2007年秋からラインカラーにちなんだ[[駅名標]]を一部の駅に設置している。駅名標にはその色の元になったシンボルマークもあしらわれている。また、[[ローマ字]]に加えて[[朝鮮語|韓国語]]と[[中国語]]の表記もある。新型駅名板の設置開始当初は出町柳・三宅八幡・岩倉・京都精華大前・市原・二ノ瀬・鞍馬の各駅には旧型駅名板しか設置されていなかったが、現在は新型駅名板が各駅に少なくとも1箇所は設置されている。2008年10月19日には[[駅ナンバリング]]も導入され、新型駅名標および一部の旧型駅名標にも駅番号の表示が行われている。また同時に[[ユニバーサルデザイン]]の[[ピクトグラム]]も導入され、[[京阪本線|京阪線]]の案内表示に準拠したものが使われている。<br />
<br />
2011年春から車内自動放送に英語案内が追加された(以前は出町柳駅のみ)。<br />
<br />
{{double image aside|center|叡電八瀬比叡山口駅名標.JPG|250|叡電貴船口駅駅名標.JPG|250|ラインカラー・駅番号導入後の叡山本線の駅名標|ラインカラー・駅番号導入後の鞍馬線の駅名標}}<br />
<br />
== 輸送・収支実績 ==<br />
{| class="wikitable" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" style="font-size:90%; text-align:center; width:70%;"<br />
|-<br />
!年度<br />
!旅客輸送人員(千人)<br />
!一日1Km平均通過人員(人)<br />
!鉄道業営業収入(千円)<br />
!鉄道業営業費(千円)<br />
|-<br />
|1979||5,262||||||<br />
|-<br />
|1982||4,316||3,584||||<br />
|-<br />
|1983||||||||<br />
|-<br />
|1984||3,737||3,171||||<br />
|-<br />
|1985||3,705||3,215||||<br />
|-<br />
|1986||3,630||3,279||524,658||946,090<br />
|-<br />
|1987||3,543||3,178||516,890||997,812<br />
|-<br />
|1988||3,455||3,170||494,171||1,002,312<br />
|-<br />
|1989||4,956||4,608||734,315||1,073,031<br />
|-<br />
|1990||7,004||6,409||989,969||1,171,568<br />
|-<br />
|1991||7,563||6,911||1,074,716||1,127,400<br />
|-<br />
|1992||7,733||6,914||1,168,419||1,158,689<br />
|-<br />
|1993||7,949||7,164||1,219,468||1,207,436<br />
|-<br />
|1994||8,352||7,516||1,298,267||1,307,598<br />
|-<br />
|1995||8,009||7,061||1,399,292||1,400,921<br />
|-<br />
|1996||8,014||7,240||1,411,421||1,356,568<br />
|-<br />
|1997||7,118||6,439||1,300,635||1,295,087<br />
|-<br />
|1998||6,592||5,989||1,254,477||1,357,276<br />
|-<br />
|1999||6,380||5,729||1,199,972||1,183,760<br />
|-<br />
|2000||6,418||5,884||1,189,538||1,141,913<br />
|-<br />
|2001||6,282||5,781||1,168,337||1,113,863<br />
|-<br />
|2002||6,069||5,602||1,121,297||1,083,391<br />
|-<br />
|2003||6,000||5,493||1,123,098||1,097,681<br />
|-<br />
|2004||6,210||5,532||1,134,113||1,087,553<br />
|-<br />
|}<br />
*民鉄主要統計『年鑑世界の鉄道』1983年『年鑑日本の鉄道』1985年、1987年-2007年<br />
<br />
== 車両 ==<br />
京福では三つの路線群で異なる独特の形式称号が存在したが、その叡山線を継承した叡電では伝統的に「デナ」「デオ」「デト」が使われている。営業用車のカタカナの2文字目は「ナ」が中型(なかがた)、「オ」が大型の略称である。[[1995年]]のデナ21形廃車により「デナ」は形式消滅している。事業用車の2文字目は[[日本国有鉄道|国鉄]]の貨車に準じていて、京福時代には「デワ」も存在した。なお、[[2009年]]のデオ600形全廃により、叡電からは旧京福時代以前からの旅客営業車両は消滅した。旧車両の代替として、デオ710形が登場してからは、デオ710形、デオ720形、デオ730形をまとめて700系とする表記がよく見られるようになった。そのことは、叡山電車公式サイトの車両紹介ページでも700系(けい)デオ710形(がた)、800系デオ800形、900系デオ900形と案内されているとおりである。叡電の車両は現在でも「デオ」といえども、車体長16mクラスの現在の日本においては小型に属する車体である。また開業当時からデナ21形の製造当初とデナ500形を除き、すべて当線区での新造(実質車体新成含む)車両となっており、現存営業用車両は後述のような統一性がある。ただし車両塗装に関しては、デオ700系列の旧塗装消滅後は、ほぼ各車両(編成)ごとに異なるという、他の鉄道会社にない特徴がある。<br />
<br />
勾配区間での安全性やメンテナンス面から、すべて[[動力車|電動車]]かつすべての軸が駆動軸であり、[[電気車の速度制御#抵抗制御|抵抗制御]]と[[発電ブレーキ]]の組み合わせによる制御、[[カルダン駆動]]となっている。車体においては無人駅での乗車券収集の便から車端に客用ドアが存在し(2両固定編成の800系、900系では連結面側は少し内側に寄っている)、乗務員室ドアが引戸となっているのも特徴である。<br />
<br />
過去の経緯より現存すべての車両が、かつて存在した阪神系の武庫川車両工業製造となっているが、部品などでは京阪から譲渡され、再利用しているものも多い<ref group="注">京福時代の京津線[[集電装置|パンタグラフ]]化で捻出された[[集電装置|ポール]]先端のスライダーシューのほか、現有車両でも京津線260形の制御機、500形の床下機器、京阪線の2200系冷房化以前の菱形パンタグラフ、1800系や1900系の台車、などが再利用されている。</ref>。前述のとおり叡電は京阪の完全子会社であることから、2008年から各車両に京阪グループの新しい[[ロゴタイプ|CIロゴ]]が車両側面の上部(運転席側)に貼り付けられている。<br />
<br />
2015年に叡山本線の開業から90周年を迎え、同年9月27日の開業90周年記念式典に合わせて開業当時の車両[[京都電燈デナ1形電車|デナ1形]]を模して700系731号車を改装した「ノスタルジック731」が運行されている<ref>[http://response.jp/article/2015/09/24/260640.html 叡山電鉄、開業時の電車模した「ノスタルジック731」運行…9月27日から] - レスポンス、</ref>。<br />
<br />
2018年3月21日には700系732号車を改装した観光用車両「[[叡山電鉄700系電車#観光用車両への改造|ひえい]]」が叡山本線で運行を開始した<ref name="mynavi20180321">[https://news.mynavi.jp/article/20180321-hiei/ 叡山電鉄「ひえい」700系リニューアル"楕円"観光用車両デビュー!] - マイナビニュース、2018年3月21日</ref>。<br />
<br />
=== 現存車両 ===<br />
<!--新製、譲渡時の社名としてあります--><br />
営業用<br />
*[[叡山電鉄700系電車|700系]](732が「ひえい」)<br />
*[[叡山電鉄800系電車|800系]]<br />
*[[叡山電鉄900系電車|900系]](きらら)<br />
事業用<br />
*[[京福電気鉄道モト1000形電車|デト1000形]](電動貨車)<br />
<br />
<gallery><br />
ファイル:Eiden 711 20061022.JPG|700系<br />
ファイル:Hiei at Shugakuin 20180321 02.jpg|700系732号(ひえい)<br />
ファイル:Eiden815.jpg|800系<br />
ファイル:Eiden 900 Series 01.jpg|900系(きらら)<br />
</gallery><br />
<br />
=== 過去の車両 ===<br />
<!--新製、譲渡時の社名としてあります--><br />
営業用<br />
*[[京都電燈デナ1形電車|デナ1形]]<br />
*[[京都電燈デナ11形電車|デナ11形]]<br />
*[[京都電燈デナ21形電車|デナ21形]]<br />
*[[京福電気鉄道デオ200形電車|デオ200形]]<br />
*[[京福電気鉄道デオ300形電車|デオ300形]]<br />
*[[京福電気鉄道デナ500形電車|デナ500形]]<br />
*[[京福電気鉄道デオ600形電車|デオ600形]]<br />
事業用<br />
*[[京都電燈デワ101形電車|デワ101形]](電動貨車)<br />
<br />
=== 車両数の変遷 ===<br />
{| class="wikitable" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" style="font-size:90%; text-align:center; width:90%;"<br />
|-<br />
!年<br />
!デナ21形<br />
!デオ200形<br />
!デオ300形<br />
!デナ500形<br />
!デオ600形<br />
!700系<br />
!800系<br />
!900系<br />
!計(冷房車)<br />
|-<br />
|1982||8||4||2||2||6||||||||22<br />
|-<br />
|1983||8||4||2||2||6||||||||22<br />
|-<br />
|1984-<br>1987||8||4||2||||6||||||||20<br />
|-<br />
|1988||6||2||2||||6||4||||||20(4)<br />
|-<br />
|1989||6||||||||6||8||||||20(8)<br />
|-<br />
|1990||6||||||||6||8||||||20(8)<br />
|-<br />
|1991||6||||||||6||8||2||||22(10)<br />
|-<br />
|1992||6||||||||6||8||2||||22(10)<br />
|-<br />
|1993||6||||||||6||8||4||||24(12)<br />
|-<br />
|1994||2||||||||6||8||8||||24(16)<br />
|-<br />
|1995||2||||||||6||8||8||||24(16)<br />
|-<br />
|1996||||||||||6||8||10||||24(18)<br />
|-<br />
|1997||||||||||6||8||10||||24(18)<br />
|-<br />
|1998||||||||||4||8||10||2||24(20)<br />
|-<br />
|1999-<br>2009||||||||||2||8||10||4||24(22)<br />
|-<br />
|2010||||||||||||8||10||4||22(22)<br />
|-<br />
|2011||||||||||||8||10||4||22(22)<br />
|-<br />
|}<br />
*事業用車除く<br />
*1982・83年は1月1日現在、84年以降は4月1日現在<br />
*『私鉄車両編成表』各年版、ジェー・アール・アール<br />
<br />
== 運賃 ==<br />
叡山本線、鞍馬線を通じて、普通運賃は[[運賃制度#区間制|区間制]]、定期運賃は[[運賃制度#距離制|対キロ制]]となっている。普通運賃の場合、[[修学院駅]]・[[岩倉駅 (京都府)|岩倉駅]]・[[二軒茶屋駅]]・[[二ノ瀬駅]]に区界があり、この駅を越えて乗車すると区数が1つ増え運賃が変わる。また、[[鞍馬駅]]方面から[[宝ケ池駅]]で乗り換えて[[八瀬比叡山口駅]]方面に乗り換えた場合や、その反対の場合も区数が1つ増える。このため、たとえば[[出町柳駅]]から修学院駅まで乗車した場合は2.9キロメートル乗車しても1区で済むが、[[八幡前駅 (京都府)|八幡前駅]]から[[三宅八幡駅]]まで乗車した場合は、1.5キロの乗車で2区となる。回数券については普通の大人・小人用(普通運賃の10倍で11回)のほかに学生割引回数乗車券(大人用のみ・同15回)、敬老割引回数乗車券(同20回)が設定されている。<br />
<br />
'''普通運賃'''(2014年4月1日改定)<ref>{{PDFlink|[https://eizandensha.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014newfare.pdf 平成26年4月1日(火)からの旅客運賃のお知らせ]}} - 叡山電鉄、2014年3月11日</ref><br />
*1区 - 210円(小児110円)<br />
*2区 - 260円(小児130円)<br />
*3区 - 330円(小児170円)<br />
*4区 - 380円(小児190円)<br />
*5区 - 420円(小児210円)<br />
<br />
京阪との初乗り区間相互間(元田中 - 修学院と京阪・神宮丸太町 - 祇園四条)に大人20円・小人10円の割引が設定されている。事前に自動券売機での連絡乗車券購入が必要で、叡山電鉄側からの場合、自動券売機稼動時間以外は出町柳駅改札で発売される。<br />
<br />
出町柳駅では駅員が常駐し、[[自動改札機]]・[[自動券売機]]も常に稼動しており、駅構内に入場する際には入場券大人210円が必要である。鞍馬駅では始発・終電近くで無人となるほかは駅員が駐在している。他の駅では常に駅員(出札・集改札要員)が駐在している駅はない。なお、[[貴船口駅]]や八瀬比叡山口駅では観光客が多い時期の日中に駅員が駐在するほか、紅葉の時期には岩倉駅に駅員が駐在するなど、臨時に駅員が配置される場合もある。その他、平日朝のラッシュ時には茶山駅・一乗寺駅・修学院駅・岩倉駅・木野駅・京都精華大前駅・二軒茶屋駅では時間を限って駅員が出張してくる日がある。学生の休日には平日であっても駅員が出張しない駅もある。<br />
<br />
乗車時は有人駅では自動券売機で切符を購入する。無人駅では原則として駅での改札はなく、乗車時に電車の乗車口に設置された発行器から乗車駅証明書を取る。無人駅でも時間を限って自動券売機がある駅もあり、そのような駅で予め切符を購入した場合は、そのまま乗車すればよい。自動改札機は出町柳駅にのみ設置されている。<br />
<br />
下車時に有人駅では改札口で現金を払うか、自動改札機に切符を通す。無人駅では運転席横の[[運賃箱]]に乗車駅証明書と現金または切符を投入する。乗車駅証明書には乗車駅を示すパターンが印刷されており、下車駅では自動的に運賃額を運賃箱に表示させることができる。定期券は運転士に提示する。<br />
<br />
無人駅での乗車口は後ドア、降車口は前ドアとなっている。3ドア車両の中ドアと2両編成の場合の後の車両のドアは有人扱いの駅を除き締切である。運賃箱やICカード読取機、乗車駅証明書発行器は進行方向左側のドア横のみに設置されている。<br />
<br />
出町柳駅・鞍馬駅の窓口及び修学院駅の定期券売場では、1000円(小児500円)で全線が1日乗り放題になる「1日乗車券 えぇきっぷ」を発売している。提示するだけで沿線社寺や観光施設で拝観料・入場料の割り引きを受けたり、粗品の進呈を受けたり、沿線の飲食店・土産物店で特典を受けることができる。前述の通り、スルッとKANSAIカードへの対応を終了し、車内の運賃箱がカードリーダーのない(代わりにICカード読取機が設置)ものに交換されたため、磁気カードから紙の乗車券に変更された。磁気カード時代は通用日は自動改札機または車内のカードリーダーを通すことによって、裏面に印刷され決定していた。無人駅での乗車時には最初の乗車時以外カードリーダーに通す必要はないが、無人駅での下車時には必ずカードリーダーに通す必要があった。<br />
<br />
親会社の京阪側では叡電と連携した企画乗車券<ref>[http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ おトクなチケットのご案内] - 京阪電気鉄道</ref> を発売しており、叡電側では京阪と連携した企画乗車券を発売していなかったが、2014年3月1日から2015年3月1日まで叡電側でも京阪と連携した企画乗車券「ひらパーGo!Go!チケット(叡山電車版)」を発売している<ref>[https://eizandensha.co.jp/guide/ticket/good-value-eiden/ お得な乗車券] - 叡山電鉄(2014年9月4日閲覧)</ref>。<br />
<br />
== インターネットによる情報発信 ==<br />
2010年9月末ごろから、自社アカウントによる[[Twitter]]の発信を開始した。また、同年の第6回[[えいでんまつり]]では、イベントトレインの運転台からの映像を[[Ustream]]を活用し生中継したほか、イベントの模様をTwitterで逐次発信した。さらに、自社アカウントによる[[YouTube]]のチャンネルも運営している。<br />
<br />
== 漫画・アニメとのコラボレーション ==<br />
{{Notice|「[[まんがタイムきらら]]」系統における、[[WP:CITE|Wikipedia:出典を明記する]]に従った作品毎の出典の脚注は作品数と共に過多になるため、鉄道事業者における記事における{{tl|特筆性}}のために、各作品に明記して下さい。([[Wikipedia:雑多な内容を箇条書きした節を避ける]])}}<br />
叡電沿線各所が舞台モデルとなった[[アニメ]]『[[けいおん!]]』の原作誌「[[まんがタイムきらら]]」と[[叡山電鉄900系電車|900系電車の愛称「きらら」]]との一致から、[[芳文社]]と提携した「きらら×きららプロジェクト」を2011年より開始し、それ以後、定期的に「まんがタイムきらら」およびその姉妹誌、出版元の芳文社作品とのコラボレーションが行われている<ref name="toyokeizai/167714">{{Cite web|author=森口 誠之|work=東洋経済オンライン|date=2017年04月16日|url=http://toyokeizai.net/articles/-/167714|title=アニメ「聖地」で魅力PR、京阪と叡電の挑戦 きっかけは「けいおん!」巡礼者だった|publisher=[[東洋経済新報社]]|accessdate=2017-04-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170416062801/http://toyokeizai.net/articles/-/167714|archivedate=2017年4月16日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。<br />
<br />
2011年9月1日から2012年2月19日まで運行された、『けいおん!』にちなんだ「えいでん!×けいおん!トレイン」では、[[ラティテュード|Google Latitude]]を活用して当該車両の運行位置情報をウェブサイトに常時アップデートし、さらに出町柳駅で楽器型[[記念乗車券]]を限定発売し、わずか3時間弱で6000冊が即日完売したことが話題となった<ref>{{Cite news |author= |date=2011年6月12日 |url=http://gigazine.net/news/20110612_kon_eiden/ |title=叡山電鉄「けいおん!!×えいでん!! 楽器型特別乗車券 2011年初夏」限定6000枚争奪戦フォトレポート |publisher=OSA |newspaper=[[GIGAZINE]] |accessdate=2015-01-22 |archiveurl=https://archive.is/20141005105211/http://gigazine.net/news/20110612_kon_eiden/ |archivedate=2014年10月5日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref><ref name="toyokeizai/167714"/>。<br />
<br />
<!--本来は出典の脚注を明記すべきですが、脚注過剰による特筆性のために冒頭注意の通りに各作品にお願いします。--><br />
その後、これまでに『[[城下町のダンデライオン]]<ref group="注">実施当時は「きららミラク」で連載。休刊後に当誌へ移籍。</ref>』『[[三者三葉]]』(まんがタイムきらら)、『[[ひだまりスケッチ]]』『[[NEW GAME!]]』『[[ブレンド・S]]』([[まんがタイムきららキャラット]])、『[[きんいろモザイク]]』『[[ご注文はうさぎですか?]]』『[[ステラのまほう]]』([[まんがタイムきららMAX]])、『[[ハナヤマタ]]』『[[ゆるキャン△]]』([[まんがタイムきららフォワード]])、『[[幸腹グラフィティ]]』([[まんがタイムきららミラク]])、『[[劇場版 魔法少女まどか☆マギカ]]』『[[わかば*ガール]]<ref group="注">連載は「きらら」系統以外であるが、「まんがタイムKRコミックス」レーベルで単行本化され、アニメ化は「きららMAX」誌上で発表された。</ref>』とのコラボレーションが行われている。またコラボレーションを実施していない作品についても、駅構内にポスターを掲示している場合がある。<br />
<br />
このほか、京都を舞台とした2013年のアニメ作品『[[有頂天家族]]』にデナ21形をモデルとした「偽叡山電車」が登場することから2014年の[[京都国際マンガ・アニメフェア]](京まふ)の連携イベントとして鞍馬駅に展示のデナ21形に「偽叡山電車」の装飾を施すなど行っており、2017年にも5月4日からアニメ第二期の『有頂天家族2』でのコラボ企画で切符販売・新ラッピング列車・偽叡山電車・叡電有頂天家族コラボフェスタが実施された<ref>{{Cite press release |title=5月4日より「有頂天家族2×叡山電車」コラボ企画が始まります |publisher=叡山電鉄 |date=2017-04-14 |url=https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2017/04/news_20170414.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2017-04-18 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170417112120/http://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2017/04/news_20170414.pdf |archivedate=2017年4月17日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref><ref>{{Cite web|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2017年4月17日 |url=http://railf.jp/news/2017/04/17/172000.html |title=「有頂天家族2×叡山電車」コラボ企画きっぷを発売 |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017年4月18日}}</ref>。<br />
<br />
また、2015年のアニメ作品『[[神様はじめました|神様はじめました◎]]』では物語後半で鞍馬を中心に京都が舞台となっていることから、コラボ企画としてラッピング車両の運行や記念乗車券の販売が行われた<ref>{{Cite press release |title=TVアニメ『神様はじめました◎』コラボ企画 ラッピング車両の運行及び1日乗車券の発売について |publisher=叡山電鉄 |date=2015-02-05 |url=https://eizandensha.co.jp/contents/4860/ |language=日本語 |accessdate=2016-08-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150318223353/https://eizandensha.co.jp/contents/4860/ |archivedate=2015年3月18日}}</ref>。2016年には、原作者の[[助野嘉昭]]が[[京都精華大学]]出身という縁から、京まふの連携イベントとして『[[双星の陰陽師]]』とのコラボレーションが実施された<ref>{{Cite press release|url=https://eizandensha.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2017/03/news_20160912.pdf|title=アニメ「双星の陰陽師」×叡山電車 コラボ企画について|format=PDF|publisher=叡山電鉄|date=2016-09-12|accessdate=2016-9-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170418043913/https://eizandensha.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2017/03/news_20160912.pdf|archivedate=2017年4月18日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref><ref>{{Cite web|work=railf.jp(鉄道ニュース) |date=2016-09-18 |url=http://railf.jp/news/2016/09/18/201500.html |title=叡山電鉄デオ721に「双星の陰陽師」ラッピング |publisher=交友社 |accessdate=2016-10-11}}</ref>。<br />
<br />
同業他社の中では、[[西武鉄道]]も同じように町おこしの一環として様々な[[西武鉄道#漫画・アニメ・ゲームとのコラボレーション|漫画・アニメ・ゲームとのコラボレーション]]を実施している。また、親会社の京阪電気鉄道も[[京阪電気鉄道#タイアップ・コラボレーション作品|同じような企画]]を行うことがある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
=== 注釈 ===<br />
{{Reflist|group=注}}<br />
=== 出典 ===<br />
{{Reflist|2|refs=<br />
<ref name="KSp253">[[#KS|田中ほか1999 p253]]</ref><br />
<ref name="KSp254">[[#KS|田中ほか1999 p254]]</ref><br />
<ref name="KSp255">[[#KS|田中ほか1999 p255]]</ref><br />
}}<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
*『叡山電鉄(会雑誌 no25)』 1992年 京都大学鉄道研究会<br />
* {{Cite book ja-jp<br />
|author = 田中真人、宇田正、西藤二郎<br />
|year = 1998<br />
|title = 京都 滋賀 鉄道の歴史<br />
|publisher = 京都新聞社<br />
|ref = KS<br />
}}<br />
*『叡山電車形式集』 1998年 レイルロード<br />
*『企業情報・改革』有価証券報告書 京福電気鉄道株式会社<!--注:叡山電鉄自体は報告を発表する義務のある会社ではない--><br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[叡電さぶれ]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
{{Commonscat|Eizan Electric Railway}}<br />
*[https://eizandensha.co.jp/ 叡山電車] - 叡山電鉄(公式サイト)<br />
*{{Twitter|eizandensha}}<br />
*[http://www.youtube.com/user/eizandensha?feature=mhee eizandensha さんのチャンネル] - [[YouTube]]<br />
<br />
{{京阪グループ}}<br />
{{スルッとKANSAI}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:えいさんてんてつ}}<br />
[[Category:日本の鉄道事業者]]<br />
[[Category:叡山電鉄|*]]<br />
[[Category:左京区の企業]]<br />
[[Category:左京区の交通]]<br />
[[Category:京阪グループ]]<br />
[[Category:田中 (京都市)]]<!--本社所在地--><br />
[[Category:1985年設立の企業]]</div>
180.221.122.239
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46