2-クロロエタノール

提供: miniwiki
移動先:案内検索


2-クロロエタノール(2-Chloroethanol)はグリセリンと同じくかすかにエーテルに似た甘い臭いを持つ無色液体の化学物質である。2-クロロエタノールは水と均一に混和する。

別名として2-クロロ-1-エタノール、2-モノクロロエタノール、2-ヒドロキシエチルクロリド、β-クロロエタノール、β-ヒドロキシエチルクロリド、クロロエタノール、δ-クロロエタノール、エチルクロロヒドリン、エチレンクロロヒドリン、グリコールクロロヒドリンあるいはグリコールモノクロロヒドリンとも呼ばれる。

2-クロロエタノールは強い毒性を持ち、濃い蒸気を吸引すると死に至ることがある。また、2-クロロエタノールは皮膚より吸収され、中枢神経循環器腎臓あるいは肝臓に障害を引き起こす。2-クロロエタノールは肺や目に対して刺激性が強い。そして、引火や爆発の恐れがある。毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている[1]。法律上の名称は「エチレンクロルヒドリン」。

2-クロロエタノールはエチレン次亜塩素酸とから製造される。

2-クロロエタノールはおもに酸化エチレンの製造に利用され、他にも染料医薬品殺菌剤可塑剤の合成原料として利用される。あるいはチオジグリコールの製造にも利用される。酢酸セルロースエチルセルロース、繊維のプリント染料、脱蝋、ロジンの精製、リグニンの抽出、ドライクリーニング等の溶媒としても利用される。

2-クロロエタノールの流通量は少量である。それは容易に製造できるため、購入したり貯蔵するよりは需要に応じて製造される。

註・出典

外部リンク