青梅市

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青梅市(おうめし)

東京都西部,多摩川の上流域にある市。 1951年青梅町,調布村,霞村が合体して市制。 55年小曾木,成木,吉野,三田の4村を編入。中心市街地の青梅は,青梅街道沿いの宿駅および山地と平野の交易地として発達した典型的な谷口集落。江戸時代に本格的な機業地に成長。江戸への木材供給地として発達した青梅林業の歴史も古い。綿夜具の産地として有名。近年東部平地に精密,電子工業,家具などの工場も進出。 JR青梅線沿線が住宅化し,東京への通勤圏となった。市域の南西部に御岳山御嶽神社,御岳渓谷,吉野梅郷などの名所やレクリエーション地がある。一帯は秩父多摩甲斐国立公園に属する。市域南東部はアカマツ,雑木林におおわれ,植物の種類も多く,羽村草花丘陵都立自然公園に属する。青梅線沿線には境内の本堂,阿弥陀堂が重要文化財に指定されている塩船観音寺や玉堂美術館,吉川英治記念館,青梅鉄道公園などユニークな文化施設も多い。御嶽神社の宝物殿には国宝の赤糸威鎧,円文螺鈿鏡鞍や重要文化財が多数所蔵され,境内には天然記念物の神代ケヤキがある。毎年2月に行われる青梅マラソンは,1万人余の市民参加で有名。

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