長崎鉄道事業部
長崎鉄道事業部(ながさきてつどうじぎょうぶ)とは、長崎県長崎市の長崎駅構内にある九州旅客鉄道(JR九州)の事業部の一つであり、長崎支社の管轄。
Contents
管轄路線
※管轄境界駅については、長崎鉄道事業部が管理を担当する停車場を記載している。
- 長崎本線 肥前大浦駅(土井崎信号場) - 長崎駅間、喜々津駅 - 長与駅 - 浦上駅間。ただし、肥前大浦駅は本社鉄道事業本部佐賀鉄道部の管轄。境界については、肥前大浦駅 - 小長井駅間にある土井崎信号場までが長崎鉄道事業部の管轄。
- 佐世保線 全線、但し肥前山口駅は本社佐賀鉄道部の管轄
- 大村線 全線
歴史
- 1999年6月1日 - 長崎鉄道事業部発足[1]に伴い長崎運転所より改組される。
- 2005年3月1日 - 寝台特急「さくら」廃止、特急形車両の配置運用がなくなる。
- 2011年4月1日 - 検修部門を長崎車両センターに分離。
- 2013年 - 組織改正により、佐世保鉄道事業部を統合。
- 2014年3月13日 - 九州新幹線西九州ルート開業に伴う高架事業により、長崎車両センターを早岐駅構内に移転し、佐世保車両センターとして運用開始。
- 2014年3月15日 - 組織改正により、長崎運輸センターと長崎車掌センターを統合の上長崎乗務センターと改める。
車両基地
長崎車両センター
長崎鉄道事業部長崎車両センター | |
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 九州旅客鉄道 |
帰属組織 | 長崎支社 |
所属略号 | 崎サキ |
配置両数 | |
電車 | 24両 |
気動車 | 43両 |
合計 | 67両 |
備考 | 2014年3月廃止時点のデータ |
長崎鉄道事業部長崎車両センター(ながさきてつどうじぎょうぶながさきしゃりょうセンター)は、かつて長崎県長崎市に存在した九州旅客鉄道(JR九州)長崎支社長崎鉄道事業部管轄の車両基地である。長崎駅に隣接している。
平成26年3月15日に九州新幹線西九州ルート開業に伴う高架事業により、車両基地を佐世保車両センターに移転した [2]が、車両の留置や洗浄などは当分の間当センターでも実施される。
所在地
長崎県長崎市尾上町1-89
- 最寄駅は長崎駅
所属車両の車体に記される略号
「崎サキ」:長崎支社を意味する「崎」と、長崎の電報略号「サキ」から構成される。かつての鉄道省時代は門司鉄道局、国鉄時代は門司鉄道管理局の管轄であったことから門司の「門」をとり「門サキ」と標記されていた。
過去の所属車両
- 817系電車(VN編成)
- 佐世保車両センターへ移管
- キハ66系気動車
- 佐世保車両センターへ移管
- キハ200系気動車
- 佐世保車両センターへ移管
- キハ47形気動車
- 他地区へ転属
- キハ31形気動車
- 他地区へ転属
- キハ58系+キハ65形気動車
- 他地区へ転属または廃車
- キハ183系気動車
- 14系客車
佐世保車両センター
長崎鉄道事業部佐世保車両センター | |
---|---|
基本情報 | |
鉄道事業者 | 九州旅客鉄道 |
帰属組織 | 長崎支社 |
所属略号 | 崎サキ |
配置両数 | |
電車 | 24両 |
気動車 | 42両 |
合計 | 66両 |
備考 | 2018年4月現在のデータ |
長崎鉄道事業部佐世保車両センター(ながさきてつどうじぎょうぶさせぼしゃりょうセンター)は、長崎県佐世保市にある九州旅客鉄道(JR九州)長崎支社長崎鉄道事業部管轄の車両基地である。早岐駅に隣接している。
前述のとおり、2014年3月15日に長崎車両センターから基地機能が移管された(配置車両の車体に記される略号も変更されず、旧・長崎車両センターの表記のまま使用している)。
所在地
長崎県佐世保市早岐1丁目
- 最寄駅は早岐駅
所属車両
以下は、2018年4月1日現在の所属車両である[3][4]。なお、当センターの配置車両は全車がワンマン運転に対応している(また、キハ66系気動車は全車機関換装されている)。
- 817系電車(VN編成)
- キハ66系気動車
- キハ200系気動車
- キハ200形0番台・1000番台の2両編成2本、キハ200形550番台・1550番台の2両編成2本、キハ220形4両(1100番台1両、200番台3両)、計12両が所属している。
- かつてはキハ200 5+1005が所属していたが、キハ220 208・209との入れ替えにより大分へ転属した。2015年3月にはキハ200 13+1013がキハ220 207との入れ替えにより大分へ転属した。現在もキハ220 207は赤色塗装のまま運用に入っている。
- 運用区間はキハ66系・キハ200系ともに、佐世保線(佐世保駅 - 早岐駅)・大村線・長崎本線(諫早駅 - 長崎駅)で運用されている。
- キハ220形はキハ200形に連結され、3両編成で運転されている。
乗務員区所
長崎乗務センター
長崎鉄道事業部長崎乗務センター(ながさきてつどうじぎょうむセンター)は、長崎県長崎市の長崎本線長崎駅付近にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎支社長崎鉄道事業部管轄の運転士・車掌の乗務員基地である。
運転士乗務範囲
- 長崎本線(全線)
- 大村線(全線)
車掌乗務範囲
- 鹿児島本線(博多駅 - 鳥栖駅)
- 長崎本線(全線)
- 佐世保線(全線)
- 大村線(全線)
佐世保運輸センター
長崎鉄道事業部佐世保運輸センター(ながさきてつどうじぎょうぶさせぼうんゆセンター)は、長崎県佐世保市の早岐駅構内にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎支社長崎鉄道事業部管轄の乗務員基地である。
乗務範囲
- 鹿児島本線(博多駅 - 鳥栖駅間、優等列車に限る)
- 長崎本線(鳥栖駅 - 肥前山口駅間)(諫早駅 - 長崎駅間)
- 佐世保線(全線)
- 大村線(全線)
設備管理区所
- 長崎工務センター
- 諫早工務センター
- 佐世保工務センター