鉄道省

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鉄道省(てつどうしょう、旧字体: 鐵道省

運輸行政を所管した中央官庁。 1920年に鉄道院が昇格,拡充されてできた。初代大臣は元田肇。国有鉄道の管理をはじめ,陸上運送業や私鉄事業の監督権を握っていた。最初官房のほか監督,運輸,建設,工務,工作,経理の6局から成り立っていたが,電車などの普及に伴い電気局 (1921) ,国際観光局 (30) が,準戦時体制に入ってからは鉄道調査部 (37) ,需品局 (41) が設けられた。しかし,第2次世界大戦中,官房以外はすべて廃止され (42) ,新たに総務,要員,監理,業務,施設,資材の6局となった。 43年 11月の官制 (昭和 18年勅令 829号) により逓信省その他の運輸関係部門と併合されて運輸通信省となったが,45年5月には再び分離し運輸省として改組された。 2001年1月,中央省庁再編に伴い国土交通省鉄道局となった。



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