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釈奠

せきてん Shi-dian

孔子を中心にして祀る儀式。孔子とともに周公や弟子のうちのいわゆる「孔門の十哲」なども祀る。中国では民国の時代までこの儀式が主として春秋の2回行われた。同じく孔子を祀る儀式に釈菜 (せきさい) ,釈幣 (せきへい) といわれるものがあるが,釈奠が最も重視される。この儀式は日本にも移入され,奈良時代に行われたが,そののち絶え,江戸時代に復活した。現在も,東京お茶ノ水にある孔子廟 (湯島聖堂) で挙行されているが,供物には魚を用いたり (中国では本来は動物を犠牲とする) ,茶道による献茶式が伴ったりしていて,かなり日本的に変化している。また,佐賀県多久市の孔子廟でも行なっている。