紋章学

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紋章学(もんしょうがく、: Heraldry

紋章の起源,構成,図柄,色彩などを研究し,中世社会文化史を解明する学問。中世の騎士社会においては王侯騎士が用いる紋章を弁別し,文書伝達や儀式の先導をつとめるヘラルド (紋章官) が紋章に関する専門知識をもっていた。 14世紀以後法律家や聖職者によって紋章の学問的研究が始められ,ドイツ,フランスで盛んになった。 17世紀の神学者 P.シュペーナーは紋章の歴史的考察と分類によって近代紋章学の基礎を確立,18世紀初頭にベルリン貴族学校,次いでライプチヒ大学に紋章講座が設けられた。日本では沼田頼輔の『日本紋章学』が有名。



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