武家名目抄

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ぶけみょうもくしょう

鎌倉時代以後の武家に関する職掌,制度,衣服などを解説した書。 381冊。塙保己一 (はなわほきいち) 編。

江戸幕府の命により編纂。職名,呼称,居処,衣服,公事,文書,歳時,儀式,弓箭,甲冑,刀剣,旗幟,輿馬,術芸,軍陣,雑の 16部に大別。塙保己一の死の直前,総目録と凡例とが幕府に献上され,保己一死後は,中山信名 (1787~1836) が松岡辰方を助手として編纂を継続。彼らの死後,編纂は中絶。万延1 (1860) 年以降和学講談所員によって再開され,まもなく完成。