構造デザイン賞
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日本構造デザイン賞は、優れた構造デザイン・建築構造設計を行った構造家に贈られる賞。
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概要
松井源吾賞を継承し、松井源吾の妻が引き継ぎ、2006年から発足した表彰システムで、日本建築構造技術者協会が主催するJSCA賞とともに、日本で開催される建築構造分野の代表的な顕彰である。第3回（2008年）からは「松井源吾特別賞」が設けられ、構造家としての活動が社会的、文化的功労の観点から顕著な個人に対し顕彰している。
歴代受賞作品・受賞者
| 受賞回 | 賞 | 受賞者 | 受賞作品 | 建築設計 |
|---|---|---|---|---|
| 第10回（2015年） | 作品賞 | 柴田育秀 | Ribbon Chapel | 中村拓志 |
| 桝田洋子 | 行橋の住宅（JUUL House） | 末廣香織 + 末廣宣子 | ||
| 松井源吾特別賞 | 石井一夫 | 膜構造デザインの材料・設計法に関する永年の業績 | ||
| 第9回（2014年） | 作品賞 | 早部安弘 | 高崎市総合保健センター・高崎市立中央図書館 | 大成建設 |
| 森部康司 | 熊本県立球磨工業高等学校管理棟 | 高橋晶子 + 高橋寛 | ||
| 松井源吾特別賞 | 内田祥哉 | 構造部材の形態による建築デザインへの貢献 | ||
| 高橋てい一 | 構造との融合が図られた一連の建築デザイン | |||
| 第8回（2013年） | 作品賞 | 満田衛資 | 春日丘高等学校創立100周年記念会館 | 井下仁史 |
| 村上博昭 | 國學院大學3号館 | 日建設計 | ||
| 松井源吾特別賞 | 大森博司 | 構造形態創生法の開発とその構造デザインへの貢献 | ||
| 第7回（2012年） | 作品賞 | 向野聡彦 | ホキ美術館 | 日建設計 |
| 山田憲明 | 東北大学大学院環境科学研究科エコラボ | ササキ設計 | ||
| 松井源吾特別賞 | 小堀徹 | さいたまスーパーアリーナやモード学園スパイラルタワーズ等の一連の大規模建築の構造デザイン | ||
| 第6回（2011年） | 作品賞 | 大野博史 | Ring Around a Tree (ふじようちえん増築) | 手塚貴晴 + 手塚由比 |
| 鈴木啓 | えんぱーく（塩尻市市民交流センター) | 柳澤潤 | ||
| 松井源吾特別賞 | 和田章 | 耐震工学の理論・研究から構造デザインの発展への貢献 | ||
| 第5回（2010年） | 作品賞 | アラン・バーデン | 熊本駅東口駅前広場上屋 | 西沢立衛 |
| キース・ヘリング美術館 | 北川原温 | |||
| 真下慶治記念美術館 | 高宮眞介 | |||
| 江尻憲泰 | さまざまな構造的アプローチによる作品群 | 隈研吾 | ||
| 松井源吾特別賞 | 飯島俊比古 | アルミニウム建築構造の普及・発展への貢献 | ||
| 第4回（2009年） | 作品賞 | 佐藤淳 | 芦北町地域資源活用総合交流促進施設 | 高橋晶子 + 高橋寛 |
| 篠崎洋三 | 代々木ゼミナール本部校代ゼミタワー | 大成建設 | ||
| 松井源吾特別賞 | 山辺豊彦 | 地域材活用による一連の構造設計と実験活動 | ||
| 第3回（2008年） | 作品賞 | 阿蘇有士 | 日向市駅舎 | 内藤廣 |
| 小西泰孝 | 神奈川工科大学KAIT工房 | 石上純也 | ||
| 松井源吾特別賞 | 細澤治 | しもきた克雪ドームならびに一連のドーム建築物における構造設計 | ||
| 第2回（2007年） | 作品賞 | 斉藤利昭 | 東京建設コンサルタント新本社ビル | 清水建設 |
| 橋本和重 | レイカズン本社ビル | 照井信三 | ||
| 清貞信一 | 一連の鋼板による建築 | 遠藤秀平 | ||
| 第1回（2006年） | 作品賞 | 竹内徹 | 東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット | 安田幸一 |
| 徐光 | aLuminum-House | 山下保博 | ||
| J.シュライヒ | 軽量構造の発展に対する顕著な貢献 | |||
関連項目
参考文献
- 日本構造デザイン賞とは 日本構造家倶楽部