林稔幸

提供: miniwiki
移動先:案内検索


林 稔幸(はやし としゆき、1979年12月21日 - )は、茨城県出身の社会人野球選手(外野手)右投右打。

人物・来歴

土浦日大高から東都立正大学に進学したが、いずれも全国レベルの大会(甲子園や大学選手権)への出場経験はない。大学時代は、レギュラーは獲得したが当時チームは東都大学リーグにおいて二部に低迷していた頃だった(入学した1998年秋に1部最下位となり入替戦で破れ2部降格。次の1部昇格は林の卒業後)。しかし、4年春にシーズン9本塁打を記録し注目された。

大学卒業後、2002年社会人野球富士重工業に入団。持ち味である長打力を買われ、1年目から主軸を任された。翌2003年第74回都市対抗野球大会では予選から打棒が爆発し、本大会でもチームを8強まで導いた。また2005年第76回都市対抗野球大会では住友金属鹿島の補強選手として、これまたチームを8強に導く活躍を見せた。しかし、8強止まりであったことなどから、表彰からは漏れた。

2006年第77回都市対抗野球大会では内野のエラーをきっかけにチームは1回戦敗退を喫してしまうが、秋の第33回社会人野球日本選手権大会では打率.474と高打率を残し、チームを15年ぶり2度目の優勝に導いた。同大会では大会優秀選手(外野手)に選ばれるほか、打撃賞を受賞した。また、この活躍が認められ、同年の社会人ベストナイン外野手部門を初受賞した。

社会人選手としていよいよ円熟期に入る年齢となり、富士重工業不動の4番として期待を一手に背負って立つ存在である。

日本代表キャリア

主な表彰・タイトル