月島
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月島 | |
---|---|
— 町丁 — | |
座標: 東経139度46分49.5秒北緯35.6626056度 東経139.780417度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 中央区 |
地域 | 月島地域 |
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[1] | |
- 計 | 15,958人 |
等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
郵便番号 | 104-0052[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 品川 |
月島(つきしま)は、東京都中央区の地名。現行行政地名は月島一丁目から月島四丁目。郵便番号104-0052[2]。
Contents
地理
中央区沿岸部、月島1号地にあたる。月島2・3号地は勝どき、月島4号地は晴海にあたり、現在は月島の町域外になる。埋立当時の月島は、富国強兵の国策に沿い重工業地帯とされ、鉄工所が多く造られた。工場、商店が多かったが、最近は高層マンションも増えてきている。面積は2.279km2[4]。
歴史
1892年(明治25年)の「東京湾澪浚(みおさらい)計画」に基づき、東京湾から浚渫した土砂を利用して埋め立てられた、月島1号地(現在の月島一丁目から月島四丁目まで)として完成した。
地名の由来
近隣の「築地」などと同様に当初は「築島」と名付けられ、やがてそれが月島に変えられたという説が国語辞書に記載されている[5]。それとは別に、東京湾内にあった月の岬という月見の名所から名付けられた[6]という説も存在する。
沿革
- 1892年(明治25年) 月島1号地完成
- 1940年(昭和15年)東京万博のメイン会場となる予定であったが、戦争のため万博自体が中止された。
- 1988年(昭和63年)6月8日 営団(→東京メトロ)有楽町線月島駅開業。
- 2000年(平成12年)12月12日 東京都営大江戸線月島駅開業。乗換駅となる。
産物
もんじゃが有名であり、お好み焼きも販売されている。月島において戦前からあった定番の(紅ショウガ、桜エビ、切りイカ)の具を入れて食べるお好み焼きから変わり種のお好み焼きが開発されていった。
清澄通りから2本隅田川よりにある商店街(月島西仲通り商店街:別名「もんじゃストリート」)には70軒以上のお好み焼き屋が軒を連ねている。また、この通りの二番街と三番街を繋ぐ交差点に、東京に現存する交番で最も古い建物があったが、2007年3月31日をもって、この「西仲通交番」は役目を終え、翌4月1日から建物はそのままで「西仲通地域安全センター」に移行した。
世帯数と人口
2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
月島一丁目 | 2,387世帯 | 4,801人 |
月島二丁目 | 1,602世帯 | 2,953人 |
月島三丁目 | 2,919世帯 | 4,547人 |
月島四丁目 | 2,131世帯 | 3,657人 |
計 | 9,039世帯 | 15,958人 |
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
月島一丁目 | 1〜2番 3番1〜2号、14号、16号 6〜14番 15番3号、7号 17番1〜3号、5号 17番6号(一部)、11号(一部) 17番12号 18〜19番 20番1〜2号、4号 20番5号(一部)、9号(一部) 20番10号 23番2〜4号 24番 |
中央区立佃島小学校 | 中央区立佃中学校 |
その他 | 中央区立月島第一小学校 | ||
月島二丁目 | 1番 10〜14番 | ||
その他 | 中央区立月島第三小学校 | 中央区立晴海中学校 | |
月島三丁目 | 全域 | 中央区立月島第一小学校 | 中央区立佃中学校 |
月島四丁目 | 2番1号(一部) 3番1~3号、5~7号 3番17号(一部) 3番18〜19号 4~7番 18〜19番 |
中央区立月島第三小学校 | 中央区立晴海中学校 |
その他 | 中央区立月島第一小学校 | 中央区立佃中学校 |
交通
同町出身の有名人
- 吉本隆明 - 評論家
- 笠井潔 - 作家
- 岡野加穂留 - 政治学者・元明治大学学長
- 車田正美 - 漫画家
- 生田與克 - 実業家
- 高緑成治 - ベーシスト(エレファントカシマシ)
- おたけ - タレント(ジャングルポケット)
同町を舞台・背景とした作品
- エッセイ
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- 『月島物語』(四方田犬彦)
- 『佃島月島游記 都会の島の物語』(岸川真)