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新日鐵住金小倉製鐵所

ファイル:Sumitomo Metal Industries Kokura Aerial Photograph 2009.jpg
新日鐵住金小倉製鐵所の空中写真。2009年撮影の5枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

新日鐵住金小倉製鐵所(しんにってつすみきんこくらせいてつしょ)は、福岡県北九州市にある新日鐵住金製鉄所銑鋼一貫製鉄所)。

2014年4月1日に同社八幡製鐵所と統合したため、現在は「新日鐵住金八幡製鐵所・小倉地区」となっている。

概要

高炉から棒鋼線材などの圧延鋼材を作る専門の工場である。

1916年に竣工した東京製綱株式会社小倉製鋼所をルーツとし、1918年に浅野総一郎が買収し株式会社浅野小倉製鋼所となったのち、戦後は住友金属工業(住金)に買収され、九州で唯一の拠点となった。しかし住金が経営不振から再建を目指す過程で、地域分社され再度独立企業となった。ところが、親会社となった住金が2012年10月に同じ北九州市発祥の新日本製鐵と合併するにあたり、住金自体が法人としては消え去ることになり、再び住金が分社化した小倉製鉄所を本体に吸収した。

沿革

  • 1916年 (大正7年) 9月19日 - 東京製綱株式会社小倉製鋼所が一部竣工、平炉1基稼働を開始
  • 1918年大正9年)10月21日 - 東京製綱臨時株主総会開催、小倉製鋼所を浅野総一郎に譲渡することを決議
  • 1918年大正9年)12月7日 - 浅野総一郎により株式会社浅野小倉製鋼所が設立される。
  • 1936年 (昭和11年) - 小倉製鋼株式会社に社名変更。
  • 1944年 (昭和19年) - 親会社との合併により浅野重工業株式会社に社名変更。
  • 1945年昭和20年) - 終戦による財閥解体と再編で小倉製鋼株式会社に社名変更。
  • 1953年(昭和28年)7月15日 - 小倉製鋼が住友金属工業(住金)と合併し、同社小倉製鉄所が発足。なお、住金はこの合併により、高炉技術を獲得した(当時、同社は高炉を所有していなかった)。
  • 2000年平成12年)4月1日 - 産業再生法を適用し、住金から株式会社住友金属小倉として再分離・発足。
  • 2002年(平成14年) - 新高炉火入れ。
  • 2012年(平成24年)元日 - 再度、住金に吸収され、同社の小倉製鉄所に戻る。これにより、再分離で取り外された正面玄関の看板が僅か9か月限定ながら復活した[1]
  • 2012年(平成24年)10月1日 - 新日鐵住金の工場となる。
  • 2014年(平成26年)4月 - 八幡製鐵所と統合し、八幡製鐵所・小倉地区となる[2]

主な製品

  • 棒鋼
    • 太丸鋼 - 鍛造品、フランジ、ギヤ
    • 異形棒鋼 - 土木・建設用鉄筋
    • 太角鋼 - 一般構造材、トラック用部品
    • 角鋼 - 自動車部品、建設機械部品
    • 平鋼 - 板ばね、自動車部品
    • 丸鋼 - 自動車部品、建設機械部品
  • 線材 - 冷間鍛造部品、磨棒鋼
    • 中間加工線材 - 自動車部品、建設機械部品
    • バーインコイル - 冷間鍛造品部品、磨棒鋼
    • PC鋼棒 - コンクリート製品の補強

関係会社

関連項目

脚注


外部リンク


座標: 東経130度52分34.7秒北緯33.891222度 東経130.876306度33.891222; 130.876306