志村無線電機

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志村無線電機株式会社(しむらむせんでんき)は東京都千代田区にある電子部品の卸売販売会社。

概要

志村義雄によって、1930年に東京市浅草区永住(現・台東区元浅草)にラジオ・無線機の卸売商・志村商会が設立されたのが始まり。1938年足立区千住緑町に製造部門・志村無線工業所を設立。1943年には志村無線通信機株式会社に改組。

戦争で事業所が焼かれたため、終戦後の1945年神田区神田五軒町(現・千代田区外神田6丁目)の地に志村無線通信機を再建。翌年に現社名になる。

再建当初は千代田区神田末広町(現・千代田区外神田5丁目)近辺に店を構えていた。1956年に現在地に移転。1962年に現本社屋に改築。

1990年代中頃までは一般家電・雑貨の小売も行っていたが、現在では電気部品の卸売に特化している。

現在、本社屋1階には携帯ショップ「テルルモバイルNeo秋葉原店」が、地下1階および1~3階に喫茶店「CAFE MOCO」が入居している。

沿革

  • 1930年(昭和5年)2月 - 東京市浅草区永住125番地に志村商会が創業。
  • 1938年(昭和13年)11月 - 東京都足立区千住緑町2番地に志村無線工業所を設立。
  • 1942年(昭和17年)9月 - ラジオ受信機統制組合、電気機械統制会に加入。
  • 1943年(昭和18年)11月 - 軍需増大のため、志村無線工業所を志村無線通信機株式会社と改組。
  • 1945年(昭和20年)3月 - 戦禍のため、両事業所焼失。
  • 1945年(昭和20年)11月 - 東京都千代田区神田五軒町8番地に志村無線通信機株式会社を再建。
  • 1946年(昭和21年)3月 - 志村無線電機株式会社と社名を変更。
  • 1956年(昭和31年)2月 - 東京都千代田区外神田の現在地に移転。
  • 1962年(昭和37年)1月 - 本社屋を新築竣工。
  • 1965年(昭和40年)5月 - 資本金1千万に増資。
  • 1975年(昭和50年)4月 - 社主 志村義雄『藍綬褒章』受章。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 社主 志村義雄『勲五等双光旭日章』受章。
  • 1992年(平成4年)5月 - シムラムセン(家電品販売 外商)、シムラパーツセンター(電子部品販売)に分割。
  • 1995年(平成7年)7月 - コーヒーショップ『CAFE MOCO』を開店。
  • 1996年(平成8年)6月 - 本社屋1階にIDOプラザ秋葉原中央通り店を開店。
  • 1999年(平成11年)3月 - 社主 志村義雄が死去。
  • 2000年(平成12年)3月 - ホームページ開設・取扱い商品をインターネット上で通信販売を始める。
  • 2005年(平成17年)6月 - auショップ秋葉原中央通り店が閉店。
  • 2005年(平成17年)9月 - 本社屋1階にボーズ・ショーケースストア秋葉原店が開店。
  • 2011年(平成23年)7月 - ボーズ・ショーケースストア秋葉原店が閉店。
  • 2011年(平成23年)8月 - 本社屋1階にテルルモバイルNeo秋葉原店が開店。

外部リンク