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忖度

忖度(そんたく)

本来は「他人の心中をおしはかること」。

その意味は善悪のいずれのニュアンスも含まない。しかしこの言葉は、権力者による言外の私利的意向に自主的に従う場面で登場する。2017年の政界ではこの意味の忖度(そんたく)が注目された。森友学園への国有地売却について、安倍晋三首相による口利きの有無が問われた問題で、財務官僚が首相へ忖度を働かせた(自主的に値下げした)可能性が指摘された。

この話題を目にして忖度という言葉に初めて触れた人も少なくなかったようだ。

また、マスコミから日常会話に至るまでのあらゆる場面で忖度の登場機会が増えた。「テレビ局は芸能事務所に忖度している?」「上司の顔色をうかがい忖度した」などの文章や発言を見聞きするようになったのだ。