川田恵子

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川田 恵子(かわた けいこ 1958年8月29日 - 2013年11月16日)は、関西を中心に活動していた女性タレント・シンガーソングライター。かつては大阪テレビタレントビューロー(TTB)に所属していた。

愛称は「キャンディ(キャンディー)」「お恵(けい)さん」。

人物・略歴

大阪市旭区赤川出身。身長153cm。武庫川女子短期大学英文科を卒業。珠算2段と暗算4段の資格を有していた。

1979年に『とべとべヤングABC』(ABCラジオ、通称「とべヤン」)のオーディションに合格したことを機に、同番組のアシスタントとしてデビュー。その後は、1986年10月から1989年3月まで、ABCラジオの『おはようパーソナリティ道上洋三です』で5代目のアシスタントを担当。以降も、同局を中心に、多数のラジオ番組でパーソナリティやアシスタントとして出演した。

「とべヤン」のアシスタント時代の1979年に、同番組の企画でシングル曲「最後のフレーム」をリリース(「キャンディ」名義。ふたつのさくらンボ「ディスコ・ヤンリク」との両A面)。同番組と次枠番組『ABCヤングリクエスト』で人気を博した。2008年にアシスタントを務めた『浦川泰幸のとっておき情報』(ABCラジオのインフォマーシャル番組)では、京都の話題を扱うたびに、「祇園恵子(ぎおん けいこ)」というキャラクターを披露。「へぇ、ぎ・お・ん けいこで ございます」という挨拶とともに、芸妓言葉を真似ながら情報を紹介していた。

2013年7月6日からは、ABCラジオの深夜番組『もうすぐ夜明けABC』において、土曜深夜(日曜早朝)放送分のパーソナリティを1人で務めていた。しかし、持病の長期療養を理由に、同年9月7日放送分で降板した。『もうすぐ夜明けABC』降板から約2ヶ月後の2013年11月16日に脊髄神経膠腫で死去。55歳没。同月17日未明に放送された同番組で、川田の後任パーソナリティ・松葉沙矢佳が川田の訃報を伝えた。また、同日にABCラジオが開催したイベント「ABCラジオまつり」では、会場の万博記念公園に急遽祭壇が設けられた[1]

過去の出演番組

以下の番組は、いずれもABCラジオで放送。

上記の番組以外にも、不定期で同局の生ワイド番組へ登場。2012年には、全国高等学校野球選手権大会中継で予定の全試合が中止になった日に、生放送の予備番組『サマースペシャル 川田恵子の夏の名曲時間旅行』でパーソナリティを務めた。

脚注

  1. 本日のABCラジオまつりより(キャッシュ) Twitpic 2013年11月17日、2013年11月18日閲覧