岩菅山

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岩菅山(いわすげやま、いわすごやま)は、長野県下高井郡山ノ内町にあるである。標高2,295m。日本二百名山の一つ。昔は岩巣護山と綴っていた事から「いわすごやま」とも呼ばれている。

概要

横手山などとともに志賀高原を構成する山の一つである。安山岩で構成されており、西の雑魚川と東の魚野川に挟まれて西側は緩やかな樹林帯、東側は急な崖となって魚野川に落ちている。

北東の方角の峰つづきに、岩菅山より高い裏岩菅山(2,341m)があり、志賀高原の最高峰になっている。裏岩菅山の北東にはさらに標高2,100 - 2,200m圏の稜線が、烏帽子岳(2,230m)付近まで4kmほども続いており、この長大な頂上稜線が岩菅山の一つの特徴となっている。

頂上から北東に向かう前述の尾根は、烏帽子岳を経て長野県下水内郡栄村、秘境として知られる秋山郷切明温泉に向けて落ち込んでおり、この尾根をたどるルートは志賀高原側のコースに比べて格段に山深い健脚向きのコースとなっている。

主な登山ルート

  • 東館山 - 寺小屋峰 - 岩菅山
  • 一ノ瀬 - 岩菅山

近隣の山

関連項目

外部リンク