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室蘭市

室蘭市(むろらんし)

北海道南西部,内浦湾湾口の東部にある市。胆振総合振興局所在地。1922年市制。地名はアイヌ語でモルエラン(ゆるやかな下り坂の意)に由来。慶長1(1596)年頃運上屋(運上)が設置され,入植が始まった。三方を丘陵に囲まれ,水深の深い天然の良港をもつため早くから開け,寛政8(1796)年イギリス人ウィリアム・R.ブロートンが海図作成のため来航した。19世紀末から夕張炭田の石炭積出港となり,1907年に大規模な製鉄所が設置され,急速に工業化した。造船,石油精製,セメントなどの大工場も立地し,1964年新産業都市に指定された。室蘭港は国際拠点港湾。郊外では畑作中心の農業や畜産も行なわれる。北西部の白鳥台には大規模な住宅地が造成されている。東蝦夷地南部藩陣屋跡は国の史跡に指定。JR室蘭本線,国道36号線,37号線,道央自動車道(北海道縦貫自動車道)が通り,青森,八戸,大洗などへの長距離フェリーの便がある。

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