実用聖書注解

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実用聖書注解』(じつようせいしょちゅうかい)は、日本の福音派による全1巻の、聖書全巻の聖書注解書新聖書注解の全面改訂を志したもの。福音派を代表する神学者宇田進らが編集員を務め、企画から、執筆、編集、そして、1995年の出版まで5年の歳月をかけた福音派の聖書注解書である。新改訳聖書が第3版になったのに伴い、2008年には改訂版にあたる『新実用聖書注解』が刊行された。

特色

  • テキストは新改訳聖書第2版(『新実用聖書注解』では第3版)が使われているが、ヘブル語ギリシア語の原典や、新共同訳聖書などの聖書翻訳を参照している。
  • プロテスタント福音主義の諸教会に所属する当時の有力な神学者、聖書学者の教職者が多数執筆している。
  • できる限り、最近の聖書学研究の成果を取り入れている。

執筆者

参考文献

  • 『実用聖書注解』いのちのことば社、1995年
  • 『新実用聖書注解』いのちのことば社、2008年