天満駅

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上が内回り、左:桜ノ宮、右:大阪
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駅北側の通路(2006年4月撮影)

天満駅(てんまえき)は、大阪府大阪市北区錦町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線である。駅番号はJR-O10。駅シンボルフラワーは「梅の花」である。

概要

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扇町・天神橋筋六丁目両駅への方向を案内する掲示。直通先の「阪急」の表記も見られる(2018年7月撮影)

直営駅で、京橋駅の管理下にあるが、地区駅として駅長が配置されており、当駅は桜ノ宮駅を管理している。アーバンネットワークエリアに含まれており、IC乗車券「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能なICカードはICOCAの項を参照)。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。

天神橋筋商店街や天満市場の最寄り駅である。

接続する鉄道路線として、地下鉄堺筋線扇町駅(徒歩5分)のほか、阪急千里線地下鉄谷町線天神橋筋六丁目駅(天六駅、徒歩10分)も比較的近い。なお、後者については運賃の節約[1]や着席確保などの目的から当駅との相互間で乗り継ぐ利用実態が往々にしてあり、当駅寄りの改札口には地理案内も掲示されている。

歴史

現在の大阪環状線の東半分となる区間は、大阪鉄道 (初代) の本線(現在の関西本線)と官設鉄道東海道本線の間を結ぶために建設されたが、その玉造駅 - 梅田駅(現在の大阪駅)間開業時に、京橋駅と共に設置されたのが天満駅であった。駅名は、駅南方一帯の地名「天満」(大阪天満宮に由来)に因んだものである。

駅構造

単式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器絶対信号機がない停留所に分類される。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は1箇所のみ設置されている。

1933年の高架化より島式1面2線で現在の2番のりばにあたる部分しかホームはなかったが、1967年に現在の1番のりばが造られた。 有効長は、1番線は10両編成分だが、10両編成の1号車と10号車部分は柵で仕切られ、立ち入りできない。2番線は8両編成分である。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 O 大阪環状線 内回り 大阪西九条方面
2 外回り 京橋鶴橋方面

発車メロディ

「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から大阪出身のaikoの楽曲「花火」が発車メロディとして使用されている[3]大阪天満宮で夏に開かれる天神祭にちなんでいる。

利用状況

大阪府統計年鑑[4]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 24,507
1998年 23,858
1999年 23,629
2000年 23,982
2001年 23,721
2002年 23,304
2003年 23,298
2004年 23,983
2005年 22,917
2006年 22,922
2007年 22,823
2008年 22,899
2009年 22,463
2010年 22,339
2011年 22,890
2012年 23,332
2013年 23,826
2014年 24,106
2015年 24,716
2016年 25,478

駅周辺

カンテレ扇町スクエア
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正道会館 総本部

駅北側には天満市場があり、天満市場と天神橋筋商店街の間に商店が密集しており、駅周辺は大規模な商店街となっている。また、飲食店も数多く存在しており、庶民的な市場・盛り場となっている。

路線バス

天神橋五丁目停留所(大阪シティバス

廃止された路線

隣の駅

西日本旅客鉄道
O 大阪環状線
大和路快速・区間快速・関空快速・紀州路快速・快速・直通快速・普通
桜ノ宮駅 (JR-O09) - 天満駅 (JR-O10) - 大阪駅 (JR-O11)

脚注

  1. 当駅から阪急淡路方面へ向かう場合、天六まで徒歩で移動した場合扇町から天六までの地下鉄線の運賃分安価である
  2. 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(プレスリリース) - 西日本旅客鉄道(2003年8月30日付) ※インターネットアーカイブ
  3. 『大阪環状線改造プロジェクト』進行中 大阪環状線発車メロディ全駅曲目決定! - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2015年3月16日
  4. 大阪府統計年鑑 - 大阪府

関連項目

外部リンク

テンプレート:大阪環状線・桜島線