塩江温泉

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塩江温泉(しおのえおんせん)は、香川県高松市塩江町安原上東(旧国讃岐国)にある温泉。古くから讃岐の奥座敷として知られる。

泉質

  • 単純硫化水素泉

温泉街

渓谷沿いに10軒ほどのホテル旅館が並び、小ぢんまりとした温泉街を形成。しかし、とりわけ温泉資源に乏しい讃岐においては、歴史、規模ともに随一である。戦前は華やかな歓楽街(宝塚歌劇団のような少女歌劇団もあった)も見られ、塩江温泉鉄道で高松市街(当時の仏生山町)と結ばれていた。現在は前述の通り保養、湯治向けの閑静な温泉街を形成している。

日帰り入浴施設は1軒、「行基の湯」が存在していたが、2017年2月1日より休館している。ただし、温泉街や外れの地域にある宿泊旅館でも日帰り入浴のために温泉施設を開放しているところがいくつか存在している。

名所・施設

歴史

歴史は古く、天平年間に遡る。開湯伝説によれば行基が開湯したと伝えられる。空海も修行し、湯治を万人に勧めたといわれる。なお、古くは潮江と記されており、江は井(泉のこと)の転訛とみられ、塩気のある泉から塩江となったといわれる。

日露戦争ののちには傷病兵の療養にも使われた。

2002年(平成14年)3月29日、塩江温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。

アクセス

関連項目

外部リンク