城南予備校

提供: miniwiki
移動先:案内検索


城南予備校(じょうなんよびこう)は、株式会社城南進学研究社が運営する、神奈川県東京都を中心にした、関東地区の大学受験予備校

概要

経営は城南進学研究社が行う。「生徒第一主義」を基本理念とし、現在は「プロ講師」「教科アドバイザー」、そしてチューター(学習計画と進路指導を目的としたクラス担任)を前身とする「進学プロデューサー」が生徒一人一人に進路指導を行う「トリプル3システム」に特徴がある。

校舎は南関東を中心に全9校。川崎、横浜、町田、湘南藤沢、自由が丘、立川、吉祥寺、南浦和、柏に展開している。また、2002年度から個別指導コース(現 城南コベッツ)も展開しており、集合授業を行う10校舎のほかにも、個別指導専門教室を展開している。


1999年4月よりジャスダック市場に上場。

かつてはCMやポスターに若手モデルやアイドル(櫻井翔田中美保多部未華子工藤晴香小野健斗など)を起用していた。

事業内容

  • 城南予備校・城南コベッツ・城南ONE’S・くぼたのうけん・くぼたのうけんWEBスクール・城南ルミナ保育園・城南就活塾・城南AO推薦塾・城南医志塾を運営。
  • 予備校及び個別指導を含めた進学教室の経営
  • フランチャイズチェーンシステムによる予備校、進学教室の募集及び経営指導
  • 大学、高校及び中学受験用教材の企画、制作、販売
  • eラーニング教材の企画・製作・販売
  • 乳幼児を対象とした教室の運営
  • 乳幼児教育を対象とした認証保育所の運営
  • 乳幼児教育の教材、書籍の企画、制作、販売
  • 大学生を対象とした就職活動支援スクールの経営

高校部・高卒部

現役生および浪人生対象(一部校舎は現役のみ)。生徒全員につく社員の進学プロデューサー(前身はチューター)が学習計画のアドバイスや出願方法のサポートなどを行う。教科ごとに学力別クラスを編成し、大手予備校とは異なり各担当講師が指導方針を共有化した組織的な授業運営を行っている。また個別の教科指導を担当する教科アドバイザー(フェロー-城南予備校出身の大学生-が前身)が質問に対応する。以前は「受験カウンセリングという発想」がキャッチコピーであったが、過去には「本気なら城南予備校」「本番に強い論理的な思考力」をコピーとしており、2010年からは『現役合格保証』を売りにしている。 また進路指導には進研模試のデータを使用している。

城南コベッツ

城南進学研究社によって設立された個別指導コースの名称である。前身はCovez(コベッツ)。予備校内に併設している教室と個別指導専門教室が存在する。講師1人に生徒2人までの完全個別指導スタイルで小学生から高卒生を対象に指導をする。個別指導塾の中では、予備校が母体であるという点を生かし、大学受験に対する進路相談や学習計画の立案、FC事業も展開している。FCは小規模な教室が多く小学生、中学生が多い。城南コベッツでも城南予備校講師による大学受験対策映像授業を受けることができる。対して母体が大学予備校ということもあり小学生、中学生にための独自教材がほとんどなく、外部の出版社から購入している。また最もニーズがある公立高校の受験に対しては組織的に研究をしている様子はないがリセマムによると近年進学会、学研ホールディングスと資本提携したことから改善が期待できる。ただし現状組織として公立高校対策については同業他社と比較したとき貧弱といわざるをえない。そのため同じ城南コベッツでも教室によって実施されている内容は様々である。現在経営を存続しているFC教室は予備校に依存せず独自に公立高校対策を研究している。これからFCに参加する場合は自身がすでにノウハウを持っていないと厳しいといえるだろう。

こういった側面から近年新規展開を縮小し、内部の充実に力を入れている。

他社との提携

  • 映像授業の部門で河合塾マナビスのフランチャイズに加盟し、河合塾マナビスブランドの教室の開校。
  • ベネッセと提携して進研ゼミスクーリングコースを実施していた。

外部リンク