伊東市

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伊東市(いとうし)

城ヶ崎海岸.静岡県伊東市.jpg

静岡県東部,伊豆半島東海岸にある市。 1947年市制。 1955年宇佐見,対馬の2村を編入。

北部の宇佐美地区は安山岩類が浸食された標高約 500mの山地,南部は先原の溶岩台地と天城火山東部の地域を含む。中心市街地は沖積地に発達。江戸初期に猪戸,松原,和田の3湯が発見され,末期に初めて温泉街ができた (伊東温泉 )

大正末期から昭和初期にかけて熱海-下田間のバス開通,38年伊東線の開通で飛躍的に発展。 1961年伊豆急行が下田まで延長され,奥伊豆への観光基地となった。

伊東港は近海漁業の中心地。付近の山腹にはミカン園が多い。大室山,一碧湖,城ヶ崎などの景勝地や源頼朝が伊東祐親の娘八重姫と忍んで会ったといわれる音無神社,熱帯魚のすむ浄ノ池,日本最初の洋式帆船を建造した三浦按針 (ウィリアム・アダムズ ) の碑などがある。

葛見神社の大クス,八幡野八幡宮および来宮神社の社叢はともに天然記念物。

市域の一部は富士箱根伊豆国立公園に属する。国道135号線が通じる。

面積 124.1km2。人口 6万8345(2015)。

脚注

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