不知火美術館

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宇城市不知火美術館(うきししらぬひびじゅつかん)は、熊本県宇城市に所在する美術館[1]

歴史

1999年7月に合併前の不知火町が不知火町立美術館として開館。同町が合併により宇城市となったため、美術館名称も「宇城市不知火美術館」が正式となった。 美術館と図書館の複合施設である宇城市の不知火文化プラザ内にある[2]。遊歩道が整備された同敷地内には、体育館や公民館、室内プールもあり、多くの市民が集う。

「ブラジルのピカソ」と称えられた日系ブラジル人の画家マナブ間部、日系2世で戦前にアメリカで活躍し日本の絵画界に新風を吹き込んだ野田英夫、「日記シリーズ」で国際的に知られる版画家で東京芸術大学名誉教授野田哲也[3] 、かつてニューヨーク・タイムズに「世界写真家の5人男」の1人として選ばれた写真家河野浅八ら、宇城市にゆかりのある芸術家の作品などを中心に収蔵・展示している。

建物の設計は北川原温と伊藤建築事務所。ロマンの火「不知火」をイメージして斬新にデザインされ、くまもと景観賞奨励賞、第17回日本図書館協会建築賞など各賞を受賞している。くまもとアートポリスに参加している。

基本情報

  • 開館時間 - 平日 10:00~18:00 土日祝日 10:00~17:00
  • 休館日 - 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)・年末年始(12/28~1/4)
    • 臨時休館や、展示変えの際には休館となる場合もあるので、要確認。
  • 入館料 - 年4回の企画展は、一般300円、大高校生200円、中学生以下無料。それ以外の展示はすべて無料。また各種減免制度あり。
  • 駐車場 - 約30台、身障者用2台(無料)

出典

  1. 「不知火町に美術館完成」『熊本日日新聞』1999年6月12日朝刊
  2. 「マナブ・間部氏らの偉業 後世に」『熊本日日新聞』1999年7月19日朝刊
  3. 芸大教員アーカイヴ(名誉教授)”. . 東京芸術大学.2013-12-14閲覧.

参考資料

  • 「『日記シリーズ』の版画家 野田哲也さん 不知火美術館で熊本初の回顧展」『熊本日日新聞』、2005年5月13日朝刊

外部リンク


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