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ローザンヌ学派

Lausanne school

レオン・ワルラスによって創始され,後継者ウィルフレド・パレートによって体系づけられた経済学の一学派。ミクロ経済学の基礎を確立した。2人ともスイスのローザンヌ大学で教壇に立ったのでこの名がある。

ローザンヌ学派のパラダイムは一般均衡理論であり,消費者は効用最大化行動により財の需要を決定し,生産者は利潤最大化行動により財の供給を決定し,各財の市場では市場間で相互に依存しながら財の需給が均衡するように価格が決定されるという完全競争市場の価格メカニズムを解明した。またパレート最適という厚生基準を導入して価格メカニズムの効率性を指摘した。この考え方と方法はその後の代表的経済学者クヌート・ウィクセルジョーゼフ・A.シュンペータージョン・R.ヒックスによって継承,発展拡充され,近代経済理論の共通の基盤となった。