ベツサイダ

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ベツサイダ(英語:Bethsaida)は新約聖書に登場する町の名前である。「漁師の家」という意味のアラム語を音訳した地名である。今日のイスラエル共和国の古跡エッ・テルであると言われる。

聖書

イエス・キリストの最初の弟子になった漁師アンデレペテロピリポの故郷であるガリラヤの町である。イエスは盲人を癒し、また、町の人々の不信仰に嘆いた。

古跡

ヨルダン川ガリラヤ湖(ゲネサレ湖)に流れ込む河口の東岸を北に1.5kmほど入った地点にあるエッ・テルがベツサイダであると言われる。高さ30mほどの小高い丘の上に残骸が残っている。

ヘロデ大王の子ピリポが再興して、皇帝アウグストゥスの娘ユリアにちなんで、ベツサイザ・ユリアスとよがれた町である。


参考文献

  • 『新聖書注解』いのちのことば社、1985年


座標: 東経35度37分52秒北緯32.910度 東経35.631度32.910; 35.631