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ネットいじめ

ネットいじめサイバーいじめ: Cyber-bullying

 インターネット上の掲示板などを利用して誹謗(ひぼう)、中傷などを行うこと。サイバーリンチ、ネットリンチともいう。具体的には、携帯電話やスマートフォン、パソコンなどを使ったメール、ブログ、プロフとよばれる自己紹介サイト(プロフィールサイト)、匿名の掲示板、LINEなどのコミュニケーション用アプリケーション、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、学校裏サイトなどを利用し、特定の人物を中傷する情報を書き込み、また個人情報や写真、動画などを本人に無許可で公開する。こうした行為自体は「晒(さら)す」とよばれる。

 従来のいじめは、いじめる者といじめられる者が明らかで、肉体的な力関係が影響することも多く、いじめの現場が発見される機会もあった。しかし、ネットいじめは仮名のハンドルネームを使った匿名の状態で行われるケースが多い。また、相手と対面する必要がないため罪悪感や同情心が生まれにくく、不特定多数による陰湿な行為に発展しやすい側面がある。だれかをおとしめようとして投稿されたメッセージや写真などは、インターネットを介することで瞬時に拡散し、事態の収束をむずかしくしている。また、ネット上でのやりとりは、学校や家庭で明確に管理しにくいという問題もある。

 国は2008年(平成20)6月、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(青少年ネット規制法。平成20年法律第79号)を定め、18歳未満の青少年が有害情報を掲載するサイトへアクセスできない仕組み(フィルタリングサービス)の提供を携帯電話事業者などに義務づけた。さらに、2013年6月には、「いじめ防止対策推進法」(いじめ防止法。平成25年法律第71号)が成立、公布された。いじめ防止法では、インターネット上での中傷をいじめとして初めて定義し、実態の把握と監視を強化するため、学校に相談窓口を整備して、ネットいじめがあった際に被害者側へも適切な情報提供を行うことを義務づけている。




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