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ダイダリオーン

ダイダリオーン古希: Δαιδαλίων, Daidaliōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してダイダリオンとも表記される。明けの明星ヘオースポロスの子で、ケーユクスと兄弟。娘キオネーの父。剛勇を誇る好戦的な人物だったとされる。

オウィディウスによると、娘のキオネーはヘルメースアポローンに愛されて、両神の子アウトリュコスピラムモーンを生んだが、傲慢だったのでアルテミスに射殺された。

ダイダリオーンはこの死を嘆き、娘の火葬の炎の中に自分も飛び込もうとした。しかし人々に止められると、彼はパルナッソス山の山頂に登り、断崖から飛び降りた。アポローンは彼を哀れに思い、ダイダリオーンをハイタカに変えた。このためハイタカの一族は、ダイダリオーンが人間だったころの荒々しい性格を引き継いで、攻撃的なになったのだという[1]ヒュギーヌスも同様の話を伝えている[2]

系図

テンプレート:ヘオースポロスの系図

脚注

  1. オウィディウス『変身物語』11巻。
  2. ヒュギーヌス、200話。

参考文献