ソーシャル・マーケティング

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ソーシャル・マーケティング(social marketing)

次のような二重の意味で用いられる。一つは,マーケティング活動の評価基準を,利潤極大化や市場占有率の拡大などの経済的利益に加えて,公害の解消,消費者福祉や地域福祉の向上などの社会的利益にも求めようとする志向。もう一つは,マーケティング・マネジメント論で開発されてきたさまざまな技法を,従来の営利企業だけでなく政府,病院,学校などの非営利機関にも適用しようとする志向。企業の社会的影響力の増大や 1960年代後半のコンシューマリズムの高まりを契機として生まれた考え方であり,企業と社会のかかわりを社会的責任の視点からとらえる上で重要なコンセプトとなっている。日本企業の中でも,多国籍化やグローバル化が進むにつれ,あらためて注目され,評価され始めている。



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