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シリコンバレー

シリコンバレー.カリフォルニア州サンノゼ,アメリカ合衆国.jpg

シリコンバレー (Silicon Valley)

アメリカ合衆国,カリフォルニア州サンフランシスコ南東,サンフランシスコ湾南岸の渓谷地帯にある産業地域の通称。北はサンフランシスコ湾,西はサンタクルス山脈,東はディアブロ山脈に囲まれた地域で,古くは果樹園しかなかったが,20世紀中頃からスタンフォード大学の本拠地パロアルトを中心に,エレクトロニクスおよびコンピュータ関連企業,半導体メーカーなどのハイテク産業が集中的に進出し,世界の先端技術地域として脚光を浴びた。半導体の材料にシリコン(ケイ素)を用いることからこの名がついた。嚆矢となったのは,スタンフォード大学電気工学部教授のフレデリック・E.ターマン(1900~82)とされる。マサチューセッツ工科大学で博士号を取得し,1925年にスタンフォード大学に戻ったターマンは産学協同を目指し,学生に大学周辺での起業を奨励していた。そのさきがけとして 1939年,パロアルト近郊でヒューレット・パッカードが創業した。1951年,ターマンはスタンフォード・インダストリアルパーク(のちのスタンフォード・リサーチパーク。インダストリアルパーク)を創設し,企業や研究者を誘致した。1955年,インダストリアルパークにウィリアム・B.ショクリーがショクリー半導体研究所を設立し,1957年にロバート・ノイス,ゴードン・E.ムーアらがサンタクララ近郊でフェアチャイルドセミコンダクターを創設したのを機に,シリコンバレーは大きく飛躍を遂げた。1980年代に入って中心が半導体からパーソナル・コンピュータへと移り,さらに 1990年代にソフトウエアインターネットへと変化するなかで,スタンフォード大学の在学生によってサン・マイクロシステムズ(1982),ヤフー(1994),グーグル(1998)などの企業が設立された。1959年に 1万8000だった求人数は,1990年には約 27万になった。インドや中国からエンジニアが大量に流入し,サンタクララ郡の外国人居住者は 1975年からの 15年間で 2倍の 35万人に増えた。2000年にいわゆる ITバブル(バブル経済)が崩壊し,2005年までにシリコンバレーの株式公開企業数はピーク時の 3分の1となった。2008~09年のリーマン・ショック後はフェイスブックなどソーシャルネットワーク・サービス SNS関連企業が新たに台頭した。



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