ウィリアム・ブラウンカー

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第2代ブラウンカー子爵ウィリアム・ブラウンカー: William Brouncker, 2nd Viscount Brouncker、1620年頃 - 1684年4月5日)はイングランド人数学者医師王立協会フェロー(FRS)。ブランカーとも。

生涯

1647年、オックスフォード大学M.D.を取得。1660年からグレシャム大学の教授となった。王立協会創設に関わり、初代会長を務めた[1]キャサリン・オブ・ブラガンザに仕え、後に Saint Catherine's Hospital という病院の院長となった。

業績

放物線サイクロイドの長さの計算、双曲線求積などを主に行い、その中で必要に迫られ自然対数を無限級数で近似した。イングランドで初めて一般化された連分数に興味を持ち、ジョン・ウォリスの業績を踏まえて、円周率の一般化された連分数形式をもたらした。

ブラウンカーの公式

この式は、πの一般化された連分数形式である。

[math]\frac4{\pi}= 1+1^2 / (2+3^2 / (2+5^2 / (2+7^2 / (2+9^2 / (2+11^2 / (2+13^2 / (2+15^2 / (2+17^2 / (2+\cdots[/math]

出典

  1. Brouncker; William (c 1620 - 1684); 2nd Viscount Brouncker” (英語). Past Fellows. The Royal Society. . 2012年5月20日閲覧.

外部リンク

先代:
-
王立協会会長
初代: 1662-1677
次代:
ジョセフ・ウィリアムソン
先代:
ウィリアム・ブラウンカー
ブラウンカー子爵
第2代: 1645–1684
次代:
ヘンリー・ブラウンカー