アカプルコ (カクテル)

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アカプルコは、基本的にはラムをベースとするカクテルであり、ショートドリンクに分類される。正式名称は、アカプルコ・カクテルだが、通常、アカプルコと省略するので、本稿では、以降、アカプルコと記述する。カクテル名のアカプルコは、南シエラマドレ山脈の麓の海岸にある都市の名称なので、シティカクテル(都市の名称を冠しているカクテルのこと)の1種でもある。

標準的なレシピ

作り方

ラム、コアントロー(または、ホワイト・キュラソー)、レモンジュース、砂糖、卵白をシェークして、大型のカクテル・グラス(容量90ml以上)に注げば完成である[1]。なお、レモンジュースは、その場でレモンを絞ったものを使用するのがベストであるが、市販のジュースを用いても良い。

備考

  • ミントの葉を飾ることもある。
  • 大型のカクテル・グラスは、ソーサー型のシャンパン・グラス(容量120ml程度)で代用することがある。
  • アカプルコには、ラムと共に同量のテキーラも用いるレシピも存在する。


別レシピ

テキーラ

以下のようにテキーラをベースとするレシピも存在する[2]

別レシピ
作り方
氷と全ての材料をシェークして、大型のカクテル・グラスに注ぐ。

ウイスキー

1970年代にサントリーウイスキー麦茶で割ったものをアカプルコと名付けてテレビCMを展開した[3]


関連項目

主な参考文献

  • 稲 保幸 『カクテル・レシピ1000』 日東書院 2005年7月10日発行 ISBN 4-528-01412-2

出典

  1. 『カクテル事典』 学研パブリッシング、2014年。ISBN 9784058003206。
  2. 斎藤都斗武、佐藤淳 『カクテルの図鑑』 マイナビ出版、2013年。ISBN 9784839946234。
  3. 海野弘 『風俗の神話学: 挑発としての都市』 思潮社、1983年。